田中 0
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日比谷のみゆき座で「レイ」を観る。「レイ」はタイトルからわかるとおりレイチャールズの映画。私は、結構ミュージシャンの映画に弱い。例えば、「ラウンドミッドナイト」レスターヤングとバドパウエルの生活から発想を得た映画だがこの映画は観る度に涙が出てくる。そして「バード」チャーリーパーカーの映画だがこれもまた良い。そして、この「レイ」。彼が若い時からクインシージョーンズと知り合いだったとは知らなかったが、アフリカンアメリカンミュージシャンの物語ではお決まりのドラッグ中毒の話と子供の頃のトラウマによる心象風景が描かれる。それにしてもジェイミーフォックスがレイチャールズにそっくり。映画自体は期待が大きかった分、ちょっと。。。だったが、冷静に考えてみれば良い映画の部類だろうと思う。さて夕食。銀座小十に電話をしたら、やっぱり満席。当日じゃやっぱ無理か。人形町のきくやはなれに電話をすると出ない。土曜は営業しているはずなのに。。。そこで、先週の日曜に夜は営業していないと知らずに何度も電話した彩蕎庵 吉遊(新宿区新宿3-30-11 新宿高野第2ビルB1 03-3353-0205)に電話をすると、まだ空いているとのことだったので、新宿三丁目に場所を移す。1周年記念コース(4000円 ワンドリンク付き)を食す。豆腐、焼き味噌、焼きソラマメ、鯛の刺身、野菜の炊き合わせ、ふぐと野菜の天婦羅、和牛のたたき風サラダ、もりそば、そばアイスといった構成。料理は突出したものはないが、普通に美味しい。内装も落ち着いており、悪くないが、椅子の高さに比べてテーブルが低すぎるところが難点だと思った。ここのレストランの一番の問題はサービス。我々が入店した際にはもう満席状態だったので、サービスのおばさんが完全にいってしまっていた。さげる皿が目に入っても無視するし、さげる時にガチャガチャ音を立てたり、ガサツに置いたり、「何でこんなに忙しいのよ、いい加減にしてよ」と言いこそしないが、そんな態度になっており、居心地が非常に悪かった。他のスタッフのサービスは悪くないだけに残念。9時過ぎてお客が半分以上帰ったら、彼女も大分落ち着いてきて、露骨な態度もなくなってきたので、いつもこんな態度ではないようだ。そこそこ美味しくて、価格も手頃でなかなか良い店だけに、ある意味本当に残念な店。この店の印象は、店の混雑状態によって全く変わっているんじゃないかな。すいている時に入った人は良い店だと思うだろうし、混んでいる時に入った人は、この居心地の悪いサービスのために不快に思うことだろう。家に帰ったら、オステリアヴィンチェロの斉藤さんから留守電が入っていた。オステリアヴィンチェロは昨日が3周年だったので、徳谷トマトを贈っておいたのが届いたらしい。生産者番号52番の徳谷トマトは楽天でも買えるのだが(これも最高に近い味)、今のところ生産者番号7番の徳谷トマト(私はこれが日本一のトマトだと思う)は楽天では売り切れになっているので、かれこれ10年近いお付き合いのフルーツショップオザキにお願いして分けてもらい直接送っておいてもらったのだ。オステリアヴィンチェロの開店記念日には毎年生産者番号7番の徳谷トマトを必ず持参している。今年は持っていけるかどうかわからなかったので、店に直接送ってもらったのだが、新宿で食事をすることになるんなら、持参すればよかったとちょっと後悔。クリックお願い! 人気blogランキングクリックお願い! ホームページランキング
2005.02.12
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予定日まで10日をきり、いつ生まれてもおかしくない状況なので、レストランの事前予約はできない日が続いている。今日も生まれそうな気配が無かったので、急遽、行きたかった赤芳亭(渋谷区神宮前3-1-14 03-5474-6889)に予約を入れた。赤芳亭のご主人は招福楼出身で、この店を昨年9月にオープンする前は、乃木坂&銀座神谷の神谷さんが以前料理長をしていた赤坂のきくみの料理長だったそう。私が京都で一番好きな割烹 桜田のご主人桜田五十鈴さんも招福楼出身なので(こちらのご主人は桜田さんの下で働いていたそう)、招福楼の味(とりわけ椀物の味)は一番身体にあっている気がするのでこの店には行きたかったのだ。外苑前から歩いて10分弱、元民家を改造したというお店はなかなか風情がある。シンプルな内装で(壁は塗っておらず、壁紙であるが)、お庭の見える雪見障子になっており落ち着いている。今日は、12100円(税サ込み)をオーダー。そして料理。予想にたがわず旨い!椀物もよろしく、八寸は美しく、刺身の質、酢加減の良さ、ポン酢の旨さといいい全く間違いない。〆の筍の炊き込みご飯も筍の甘さがいかされて美味しいし、フルーツも上生菓子も旨い。そしてお抹茶までちゃんと供される。税サ込み12100円という表示にしている故、ちょっと高めに見えるが、出来上がりは料理1万円と掲げている店とほとんど変わらないので充分安いと思う。ここは、今年一番の当たりだった。ご主人が、玄関で正座をして送ってくださるだけでなく、外に出ては見えなくなるまで見送ってくださるところといい、京都の桜田か、神宮前の赤芳亭かっていう感じ。すぐにでもまた訪れたい。クリックお願い! 人気blogランキングクリックお願い! ホームページランキング
2005.02.11
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昼はパブサントリアン(世界貿易センタービルB1 03-3435-5375)で焼き鯖麦とろ定食(850円)。鯖は一度焼いてから保管して温めて出しているようで、すぐ出てきた。魚の質はイマイチだが、どんぶりいっぱいの麦とろで満足。味噌汁もまともだった。夜は、転職してきた新人の歓迎会で天地旬鮮 八吉 浜松町店(港区芝大門1-16-3 芝大門116ビル1F 03-3459-8813)を利用。個室が多いので使い勝手が良く、かつ安い。オーダーしたのは2800円 コース(税込2940円) だったよう。付出で珍味がちょっとずつ。豚トロとほうれん草のサラダ、お造り六種盛り、鯖の焼き魚、特製八吉鍋、地鶏の辛味噌漬朴葉焼き、最後の雑炊、ガトーショコラといった構成。+1500円の飲み放題だったのだが、刺身も量は少ないものの冷凍ではなく生だし思ったよりもまとも。全般的に料理はチェーン系居酒屋としてはかなりまともな部類。内装も高級っぽく仕上げており、トータルな意味で満足度は高かった。家に帰って気になっていた北朝鮮戦の結果をニュースで見る。何とか勝てたみたいで一安心。Jリーグを最近は全く見ていなかったので決勝ゴールを決めた大黒の存在をはじめてしったのだが、彼ってつぶやきしろうにそっくりだと思うのは私だけだろうか。最近バラエティー番組でも見かけてないと思ったら、知らないうちにサッカー選手にトラバーユしてたのかと思ってしまった。いずれにしろつぶやき、よくやった!クリックお願い! 人気blogランキングクリックお願い! ホームページランキング
2005.02.09
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六本木ヒルズでニコールキッドマンの「ステップフォードワイフ」を観る。ニコールキッドマンと言えば、NYで彼女が全裸になったことで有名な舞台ブルールームを観た時のことを思い出す。全裸シーンの時は劇場全体で「ウォー」という声がこだまするほど美しかった。芝居の後、当日は雪だったのだが、劇場の外で私たち夫婦を含めかなりの人が彼女が出てくるのを待っていたら、彼女は待っている人全員にサインしてくれるほどいい人で、完全にファンになってしまった。話を映画に戻そう。映画自体はまあまあの出来。ブラックコメディーといった雰囲気で、結構笑える。知らなかったが75年の映画のリメイクだそうだ。ブロンドのニコールキッドマンよりショートカットでバリバリに働いているニコールキッドマンの方が魅力的に見えるのは私だけだろうか。L'ATELIER de Joel Robuchon(港区六本木6六本木ヒルズ・ヒルサイド2F 03-5772-7500) で明日用のパンを購入。ビニール袋に入れられたので、他の荷物を一緒にしたかったので紙袋に入れてもらえないかと頼んだら「紙袋はケーキをお買い上げいただいた方用なので」とのお答え。相変わらず客を客とも思わないピザーラお届け流のマニュアル接客に辟易として店を出る。この店がオープンしたての頃一度食事をしたが、その時のソムリエの信じられない対応を思い出してまた腹が立ってきた。グラスの赤がボトルの最後で完全にアルコールが抜けていたので文句を言ったら、「今日開けたばかりなのでそんなことはない」と言い張り(6時の最初の入店でボトルの最後のワインが今日開けたばかりはなかろうと思ったが)、それじゃ飲んでみてくださいとグラスを差し出すと、捨て台詞のように「お客様がそこまでおっしゃるなら交換します」と言い放たれた。全く興醒めになり、何でこんな思いをしながら食事をしなければならないんだろうと思ったことを思い出す。オープンして2年近くになり、寒い中並んで待たせるような客を客とも思えない高飛車な営業方針もとらなくなったが、失礼な接客というDNAはそう簡単には変わらないようだ。夕食は龍吟(港区六本木7-17-24サイド六本木ビル1F 03-3423-8006)で。龍吟の山本料理長は青柳出身。青柳と言えば、銀座小十、かんだ、そしてこの龍吟と料理長クラスがこの1-2年の間に一斉に辞めて、青柳グループは大丈夫かと思っていたら六本木ヒルズの3店舗を9月末で一斉に閉店してしまったことが記憶に新しい。中華料理屋のような名前に、中華料理屋のような真っ赤なエントランス。カウンター6席に丸テーブル3卓。エントランスからメインダイニングへの廊下はなかなかの雰囲気だがテーブル席からの風景は思ったより殺風景。内装にもうちょっとアクセントがあったほうがいいと思うのは私だけだろうか。料理は15000円と20000円の2コース。我々は15000円のコースを選択。青柳系らしく、ワインリストが結構充実しているのだが、料理を食べてみるとワインに合うようなもので、悪く言えば、日本食の深みである苦味や渋みといった味の幅は感じられない。それはそうだ。ワインは魚介の内臓には合わない(例えばアワビの肝にワインを合わせると信じられないほどの生臭さが口中に広がる)ので、ワインとのマリアージュを前提にした日本食では、魚介の肝類は使えない。そうしたものが使えないということは日本食の楽しみを自ら制限していることに等しいことになる。とは言うもののここの料理は結構美味しい。刺身の質も高いし、あんきもと分葱のぬた和えや白子とウニの茶碗蒸し仕立てなどは絶品だった。椀物はちょっと好みとは異なっていたが、それ以外はかなり旨い。香の物も旨かったし、〆の大根飯も美味しく、余った分は折り詰めにしてくれた(赤坂菊乃井では折代をとられて仰天したがそんなことはなかった)。デザートも苺ぜんざいをはじめとする3種類で、極めて上質。深夜2時まで営業しているとの事なので(夜遅くにはアラカルトでご飯だけでもOKとの事)かなり使い勝手が良いと思う。加えて、サービススタッフのサービスもレベルが高い。予定日まで10日程度に迫った臨月の妻のお腹を見て、ひざ掛けや腰当を持ってきてくれたり、料理の説明もしっかりしており極めて好印象。当たりだった。
2005.02.05
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2週間ぶりに第三春美鮨(港区新橋1-17-7りそな銀行新橋支店裏 03-3501-4622)で昼食。びっくりしたことに長山さんが不在でお品書きが2月1日のまま。第二春美からのヘルプも入っているが、結構てんてこ舞いだった。早く元気になって戻ってきて欲しい。
2005.02.04
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今日は日帰り出張。初めての羽田空港第2ターミナル。店舗類をよく見てまわる時間が無かったが、多少はまともな店がありそうな雰囲気。軽い朝飯を食べようとANA FESTA 60番ゲートフードショップ(第2ビル - 2F中央 03-6428-4910)で天むす(220円)と味噌汁(160円)を購入。この天むす、塩加減といいご飯といいイマイチ。そしてこの味噌汁まずい。昼飯は山口宇部空港で。サンデーサンとあす花亭というレストランしかなく、あす花亭(宇部市沖宇部625-17山口宇部空港2F 0836-35-4777)を選択。あす花亭というのは山口を中心に展開している和食ファミレスらしい。カツ丼を選択。豚肉の質は淡白な輸入豚っぽいものであったが、揚げている油の質も思ったほど悪くは無かった。山口らしい料理って何なんだろうって思いながらカツ丼を食べた。昼からふぐ食うわけにはいかんしなあって感じ。
2005.02.02
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六本木ヒルズでオペラ座の怪人を観る。97年にNYCのブロードウェーでミュージカルは観たのだが、このミュージカル自体は結構好きな方だった(キャバレーが一番好きだったけど)。ストーリーは結構忘れているがアンドリューロイドウェーバーのメロディーはしっかり記憶に残っていた。映画にしたことで登場人物の背景等が描かれているが、基本的にはミュージカルに忠実で期待を裏切らないものだった。PCのメモリーを買いに銀座に場所を移し、夕食は和食にしようと考え、丸ビルの招福楼に電話をすると8時でオーダーストップとのお答え。いくつか銀座で日曜に開いている割烹に電話を入れるが9時近い時間だと店が見つからない。交詢社ビルの中なら大丈夫だろうと銀座神谷木挽庵(中央区銀座6-8-7交詢ビル4F 03-5537-7700)に電話をすると思ったとおりOK。交詢ビルは今日もガラガラだった。神谷は乃木坂の店に一度だけ行ったことがある。極めてオーソドックスな印象であまり料理自体は記憶に残っていないがこちらの店も同じような印象。一番安い8400円のコースを選択。椀物のグリーンピースのすり流しと蕎麦はなかなか美味しかったが、全般的にはこの素材でこの値段は高いと思う。例えば、銀座一興の5000円のコースの方が数段満足度は上だと思うが、これだけ贅沢なスペースでキッチンに5名以上のスタッフを抱えていてはこの価格でもかなり商売的にはキビシイだろうことが察せられる。ちなみに内装はなかなか趣味が良い。とりわけ、椅子の座り心地が非常に良いことは評価に値する。サービススタッフの対応はイマイチだ。それにしても交詢ビルの飲食店はガラガラだ。銀座で日曜の夜だからなのかどうかはわからないが、よっぽど家賃が高いのか4000円程度割高な値付けになっており、割高感を感じざるを得ない。三井不動産は飲食のテナントリーシング力が皆無というのが私の個人的な印象なのだが、このビルの飲食もこの価格をとれるような店ではない。1年後にはスラムになっているのではないかと心配である。
2005.01.30
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ここのところの課題であった唐招提寺展(1/12~3/6 at東京国立博物館平成館)にやっと行けた。鑑真和上像の吸い込まれるような自然な悟りの境地のような顔に感激。それに比べて東山魁夷の襖絵の自己主張の強すぎること。とりわけ海を描いた涛声という作品。センターに松の生えた岩が存在感を主張しすぎて、その襖の奥にある鑑真和上像を生かそうという意識が皆無だ。東山魁夷という人はかなり自己主張の強いわがままな人だったろうと思えるようなものだった。ちょっと遅めの昼飯を科学博物館の2Fのミュゼバサラで食べようかと思ったら入場料を払わないと食事も食べさせてもらえないと聞いて方向転換。上野駅のすぐ近くの東京文化会館2Fのフォレスティーユ精養軒 (台東区上野公園5-45東京文化会館2F 03-3821-9151)に入店。上野精養軒の料理はほとんど食べたことが無かったがこれが当たり。ハンバーグ(945円)とカツカレー(1313円)を選択。ハンバーグはふっくらとした出来で、ソースは赤ワインのきいたデミグラス。ハヤシライスもさぞかし美味しかろうと感じさせるソースだ。カツカレーもカツが旨い。カレーは日本風のつなぎたっぷりトロリ系だが美味しい。今まで利用しなかったことを後悔させるような安さと味だった。夕食は高校3年の時のクラス会ですき焼きの伊勢重(中央区日本橋小伝馬町14-9 03-3663-7843)で。この時期に大学1年の時からクラス会をやっている。中学から6年間一緒だった連中が多いので本当に時間が戻る感じ。私の出身高校は運動会を中心にまわっている男子校なので今年の幹事は高2係だったのだが、なかなかナイスな選択だった。料理6500円のコースだったが 、肉質は非常に良いし、個室もあるし、仲居さんもしっかりしている。12人の参加で酒を入れて1万円/1人。いつもの通り、悪徳弁護士にレシートを35%で買い取らせたので1人当たり6500円ですんだ。それにしても今年でもうみんな40歳だと思うと時の流れの速さを感じざるを得ない。特に今日の参加者の内3人は小学校5年の時から塾での知り合いだっただけに。。。小伝馬町界隈では2次会の場所がほとんど皆無。しょうがないので京町家(中央区日本橋小伝馬町12-5 03-3660-5444)というおばんさいとお酒の店に。もう腹いっぱいで食べられないので京漬物程度をオーダーしてあとはお酒のみ。豆乳バナナのカクテルとか際物とかもある。内装はなかなかおしゃれで個室っぽい造り。漬物はなかなか美味しかった。ドリンクは500円程度。なかなか使い勝手がよさそうな店だった。
2005.01.29
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昼飯は登里よし(港区浜松町2-4-1世界貿易センタービルB1F 03-3435-5423)へ。いつもの唐揚げでは芸が無いかと生姜焼きをオーダー(1000円)。玉葱と豚肉の生姜焼きはちょっと甘めの仕上がりで悪くは無いが、やっぱりこの店は唐揚げだと実感。昼飯を食べると急遽大阪へ出張。大阪でお客さんとミーティングの後、部下と喫茶店で2時間ほど粘りつつ今日の仕事を終える。携帯とパソコンのおかげでどこでも仕事が出来ると言うのはいいのか悪いのか。仕事が一段落したら夕飯を考えざるを得ない。大阪の割烹は京都の割烹と異なる旨い物屋っぽいメニューで結構好きで、日本橋の藤久や北新地のさか本とか気に入っている店もあるのだが、今日は日帰りなので帰りの新幹線で食べる夕食を調達すべく梅田阪急百貨店へ。京都伊勢丹の豊富な選択肢と比べると品揃えがイマイチ。京都で一度下車して弁当を買いに行こうかという誘惑と戦いながら、この限られた選択肢の中で店を選択。選んだのは明石大善あなご寿司(阪急百貨店地階 本店は明石市本町1-5-14 078-911-2853)を選択。焼きあなごにツメをぬった押し寿司と巻物。帰りの新幹線の中でペロリ。焼きあなごはサッパリ気味でなかなか美味しかった。あなごの弁当と言えば、広島の宮島口の「あなごめし うえの」のあなごめし弁当は本当に旨かったことを思い出す。あなごのあらで炊き込んだという炊込みご飯とあなごの絶妙なバランスが本当に良く弁当の傑作だと思う。あなごの弁当と言うとうえのの弁当が恋しくなる。
2005.01.28
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井筒監督のパッチギ!を新聞屋さんにもらったタダ券で 錦糸町で観る。喧嘩のシーンが多すぎて単調になっている気がするし、話が思ったよりも単純で、この作品が井筒監督の最高傑作ということは絶対にありえないが、個人的にはこういうストレートな青春映画は好きだ。最後には涙もの。井筒監督と虎ノ門で「こちとら自腹じゃ!」に出ていた楊原京子の熱演にびっくり。錦糸町で映画を観た後、タクシーを飛ばして向島はしもと(墨田区向島5-27-15 03-5608-4473)へ。最近ずーっとふぐが食べたくて(昨年末には急な病気で目の前のふぐが全部妹に行っていしまったし)、いろいろな人が薦める麻布十番の小やなぎにしようかと思ったのだが、妻の体調も考え家の近所のふぐ屋から探す。文芸春秋の東京いい店うまい店に取り上げられていた天然とらふぐを手頃な価格で食べられると言う向島はしもとにしようと決定。天然とらふぐのコースは10500円から。私は白子焼き入りのコースにしたので12600円だったが、これは安い。まずは、蛸の卵の醤油漬けで始まる。これが美味しい!!。そして煮凝りにふぐ刺し(私の好みよりちょっと薄いかな)。唐揚げ、白子焼き(小さめだけど旨いっー!!!)、ちり、雑炊、抹茶アイスクリームの流れ。雑炊は自分で作るのだが、スープを少なめにして汁がなくなるくらいぐつぐつ煮て、たっぷりのアサツキと塩で味を調整。火を止めて卵を一回し。めちゃうまに出来た(私、雑炊作りには自信があるんです)。カウンター4席、掘りごたつスタイルのテーブル3卓、2階には座敷もある模様。飾り気の無い内装であるが価格も手頃で、それほど混んでいる訳でなく、当日に電話しても大丈夫で使い勝手がよく良い店だった。香の物も美味しかったし良い店で大満足。
2005.01.23
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朝からわざわざ昔の教え子のやっている柏の歯医者へ。彼が中三の時から高三の時まで家庭教師をやっていたのだが、彼も今や35歳だと思うと時の流れを感じてしまう。昨年末に親知らずを抜いて、虫歯を処理し、今回の歯石&茶渋とりで終了。これでしばらく柏にも行かなくなるだろう。帰り道に上野のザ・ガーデンに寄って、升本の七福(777円 二種のおにぎりと、惣菜が入った弁当 鶏つくねの煮物等、そこそこ美味しかった。)、八百善の江戸の黒いなり(550円 黒糖の甘さが強いおいなりさん、私はこれよりも普通の方が良いと思った。ちょっと失敗。) 、すえひろ天むす(700円 これは旨い。ご飯も旨いし、天ぷらの塩加減といいバランス良し。)を購入。この天むすのファンになってしまった。 寒かったのでおでんが食べたくなり、夕食は透き通った出汁の大多福か醤油色の濃い丸太ごおしにしようかと迷ったが、丸太ごおしは9時半で店を閉めると言うので大多福(台東区千束1-6-2 03-3871-2521)へ。サラダやふぐの唐揚げ、白子といったつまみを食べて、おでんを一通りオーダー。そして〆には五目雑炊。大多福の良いところはつまみ類の充実しているところ。どの料理もみな一定レベルを超えていて美味しいし、民家風の店造りも歴史を感じさせて良い。丸太ごおしと比較すると価格は高めで、今日も二人で1万円弱かかったが寒くなると一度は行きたくなる。
2005.01.22
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昼は第三春美鮨(港区新橋1-17-7りそな銀行新橋支店裏 03-3501-4622)へ。ホタテも鯖も旨し。やっぱ寿司好きだわ。
2005.01.19
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仙台で有名な牛タン屋というと利久や太助が有名だがその二つが一緒になったような名前の利助(港区浜松町1-19-10 03-5473-7090)で牛タン焼き定食(1000円)にとろろ(200円)を追加して食べる。仙台で食べる牛タンと比べると薄いが東京の一般的な牛タンよりは充分厚く食べ応えがある。テールスープがかなり塩・コショーがきつめだったのと、とろろの味がイマイチだったこと以外は結構満足できた。仙台でも何店かで牛タンを食べたが、私が一番好きだったのは閣(仙台市青葉区一番町3-8-14鈴喜陶器店B1 022-268-7067)。ここの牛タンは柔らかく非常にジューシーだった(とは言ってもBSE騒ぎの前だったので今はどうかわからないが)。当時の閣の牛タンと比べると今日食べた利助の牛タンはかなり歯ごたえがある。ただこれはBSE前後の差かもしれない。そういえば半年くらい前(つまりBSE後)に仙台の太古福(仙台市若林区六丁の目中町25-57 022-288-5849)で食べた牛タンも(厚さはもっと厚かったが)こんな歯ごたえだったことを思い出す。仙台の牛タンはアメリカ産が基本であったのでBSE騒ぎ以降は牛タンの味が変わっているのは極めて自然なことであるが。
2005.01.17
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金比羅(港区浜松町2-1-1 03-3432-1047)でランチ。金比羅は名前から察せられる通り、讃岐うどんの店。何にしようかと迷いながら、生醤油うどん(683円)を選択。高松でうどんを食べる時は、うどんの旨さが一番わかる生醤油うどんに決めているのだが、東京ではあまり生醤油うどんを食べることがないので今日は選択。生醤油うどんの登場。大根おろしとアサツキ、すだちを冷たいうどんの上にのせて、生醤油を3回し。うどん自体も結構しっかりしたものなので、なかなかいけた。
2005.01.14
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浜松町界隈でのランチ探訪。気になっていた店は大行列だったので、その途中でたまたま見つけたクジラ居酒屋百壺(ひゃっこと読むらしい。港区浜松町2-6-7 03-5427-8880)へ。クジラなんて本当に久しぶりだ。小学校の頃給食で出てきたクジラの唐揚げは揚げ過ぎでかたくて大嫌いだったけれど、数年前に渋谷のくじら屋で食べたクジラ料理は、そんなにまずいものではなかった。百壺ではクジラカツ定食(1000円)を選択。このクジラカツ、油切れはイマイチなんだがクジラ自体は柔らかくてなかなか美味しい。へークジラってカツにしても結構いけるじゃんという印象。辛子醤油で食べさせるところも悪くないが、醤油の質をもっと上げてほしいと思うのは私だけか(安い醤油はアルコール臭が気になるのだ)。付け合せのナポリタンや、味噌汁もイマイチなんだが、クジラ自体が上質だったところは当たりだった。
2005.01.13
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昼は今年初めての第三春美鮨(港区新橋1-17-7りそな銀行新橋支店裏 03-3501-4622)。マグロのづけ旨し。第三春美のづけは一種独特のまったりとした食感。これが癖になる。この3連休で2005年ZAGAT TOKYO RESTAURANTSのレビューを書き終え発送する。それにしても今回のZAGATのレビュー用紙、全く事前調査がされていないようで、あまりに出来がひどい。10月15日締め切りと用紙には印刷されていながら封筒に1月14日に延長されましたとのプリント(延長も何も送ってきたのが12月末だし)は、まあしょうがないとしても、小山、カムシャングリッペ、グランカフェ新橋ミクニ、レザンジュと言った閉店した店もリストアップしているし、トレフミヤモトのように移転した店も昔の住所のままになっている。3年振りのサーベイ実施の割にはあまりにお粗末(2001年のサーベイをずっと使いまわしてきたこと自体信じられない)しかも2005年版のサーベイの締め切りが1月14日でいつ出版されるのかとつくづく思う。賃貸住宅ニュース、もうちょっとまじめに仕事してくれ。
2005.01.11
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ランチは貿易センタービルB1のエーデルワイス(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディングB1 03-3435-5468 )でハンバーグ&カキフライ(1200円)を食べる。付け合せの野菜が冷凍ものでファミレスよりもイマイチのレベル。はずしてしまった。夕食はお客さんに連れられ鮨後楽別館(千代田区麹町4-7麹町ロイヤルビル 03-3264-6234)で年初早々に残念会。サービススタッフにアジア系外国人が多いのにびっくり。お客さん曰く、本店はばか高いが、別館は手頃なのだそう。ネタのレベルは標準的なものだった。
2005.01.07
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新橋で昼飯を食べることになり、久しぶりに鳥助の焼き鳥が食べたくなり向かう。鳥助の焼き鳥は鳥料理屋が多い新橋でも肉質の面でもハイレベルの店だった。昔店のあった場所は再開発されており、すぐ近くに行列ができている店があった。看板をみると鳥助(港区西新橋1-10-8西新ビル 03-3591-3077)だ。念のため店の中を覗いてみると見慣れた主要メンバーの顔が。行列の最後尾に並ぶと10分程度で入店できた。以前の鳥助は20席程度だったのだが以前の店に比べて10席程度席数が増えていた。鳥助にはメニューは無い。座ると何も言わなければ5本の焼き鳥とスープ、ご飯、香の物が1000円で出てくる。以前と同じようにレバー追加(+200円)でオーダーする。鳥助はレバーと軟骨の歯ごたえがアクセントになっているつくねが特に旨い。肉質も以前と変わらず良いのだが、ただ焼き鳥が冷め気味だったのがちょっと残念だった。席数が増えた影響による恒常的なものではなく、たまたまの巡り会わせだったと願いたい。
2005.01.06
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昼食をとる時間がほとんどなくて、パブサントリアン(世界貿易センタービルB1 03-3435-5375)で一番早く出てきそうな麦飯カレー(850円)をオーダー。チャツネがいっぱい入っているような食べた瞬間は甘いのにどんどん辛くなってくるカレーだった。カレーほど人によって好みが異なる食べ物はないと思うのだが、このカレー私はあまり得意ではなかった。夕方5時過ぎに第三春美の長山さんから私の携帯に電話があり「7時過ぎにテレビ東京の「新春!初夢寿司祭りスペシャル・最強の一貫を探せ」に出るよ。」とのこと。家に帰ってHDDに録画したものをみてみるとやっぱり私が寒ブリを食べているシーンはカットされていた。残念!第三春美の紹介も寒ブリは1カットだけで、穴子が主になっていたし、長山さんはスタジオで穴子を嬉しそうに握っていた。みてたら鮨が無性に食いたくなった。
2005.01.04
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昼はお客さんと貿易センタービル38Fの離宮飯店でランチ。何だかすごーく混んでたためか、サービススタッフが全く気が利かない。料理はあっさりしていて良いのだが、今日はご飯がパサパサだった。夜は忘年会でうの花(港区芝大門2-3-7 03-5777-6707)。2800円のコース料理+1500円で2時間飲み放題。料理は平凡だったが、まあ食べられるレベル。掘りごたつっぽい造りになってるところは○。席数のわりにスタッフが少ないのでなかなかオーダーが通らないのが難点。
2004.12.28
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ご心配おかけしましたが、私はだいぶ復活しました。どの程度復活したか確かめようと、ランチはちょっと重めのものにトライ。丸の内辺りにいたので、はじめはディーン&デルーカにでも行こうかと思ったのだが、行列(しかも女性ばっかり)だったのでやめにして(それにしてもディーン&デルーカで食事ってのは違和感があるんだよね。ディーン&デルーカは食品、調理器具スーパー&デリのはずなのに。日本のディーン&デルーカはすかいらーくの横川さんがやっているからこうなっちゃうのかしら)、丸ビルへ。どこにしようかとすいている店を探していたら、オープン当初はいつも行列だったグリル満天星(千代田区丸の内2-4-1丸ビル5F 03-5288-7070)が日本橋に2店舗も出店した影響かガラガラだったので入店。オムライスとハンバーグのワンプレートミックス(2100円)をオーダー。個人的には満天星のデミグラスはちょっとくどいと思うので、ここのオムライスはそれほど好物ってわけでもないのだが、美味しい方ではある。それよりもハンバーグの方が美味しかった。肉自体にコクがあって(レバーとかを一部混ぜてコクを出しているのかと思ったら、合挽き肉だけなんだそうだ)美味しい。こういう重い料理を食べられるんだからほぼ復活だと思い、店を出る。昼に電話した時はだいぶ元気そうだった妻なのだが、会社から帰る際に電話をすると食欲は無いという。ヨーグルトが精一杯だというので、一人で近所で食事をとってから帰ることにする。昼の満天星で自信をつけた私は天婦羅みやこし(台東区三筋2-5-10 03-3864-7374)へ。宮腰さんの天婦羅は約2ヶ月ぶりだ。みやこしを見つけてからすっかり早乙女さんのみかわには行かなくなってしまった。仕入れも同じで値段が半額なのだから当たり前か。梅定食3675円をオーダーして〆を天茶にしてもらって満足。海老はもちろん、穴子、白魚うまかった。本当に安い。24時間スーパーによってヨーグルトを買って帰る。妻もヨーグルトを食べる程度にまでは復活。彼女は明日が仕事納めなのだが、何とか職場に行ける程度にはなった模様。復活といえば、東京レストランガイドが結局、昔のシステムに戻して復活した。以前よりは多少軽くなった気もする。こちらにもレビューの書き込みは継続するつもり。そうそう、ZAGAT東京のレビュー用紙が今頃になってやっと送られてきた。締め切りは1月14日だという。1月14日締め切りで2005年のZAGAT東京は一体いつ出版されるのだろうか?
2004.12.27
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赤坂に菊乃井が進出したのが今年の9月。それより前の段階で高島屋に惣菜と弁当の店を出したり(ちょっと味が濃いんだよな)して、本格的に東京進出を準備していたようだ。例えば、日本橋のゆかりなどは菊乃井での修業を売りにしていたり(ここも味にばらつきがあるんだよな)していることもあり充分勝算ありと見込んでの進出だったのだろう。私は京都の真葛ヶ原菊乃井には伺ったことが無く、露庵菊乃井に約2年前に一度伺ったのみだが、京都の割烹の中では極めてオーソドックスな印象で、どれも普通に美味しいのだが、飛びぬけたものがなく、京都では少なくとも決して5本の指には入らないという印象だった。さて10億かけて出店したという赤坂菊乃井(港区赤坂6-13-8 03-3568-6055)はどんなものだったか。まずはロケーション。入り口は老舗ラブホテルサボイの向かい。なかなかスリリングなロケーションである。軽い石段の小路を通るアプローチは気持ちを昂ぶらせてくれるのだが、店の中は結構シンプルな内装で、ちょっと拍子抜け。パーシャルには竹を使ったセンスのよい壁などもあるのだが、全体の構成は平凡な内装だと思う。アプローチにこれだけ凝っているのに。。。2つのカウンターと、座敷&テーブルの構成で40席弱。今日はたまたま村田さんが厨房に立っていらっしゃった。我々は2人用のテーブルに通される。一部のスタッフがインカムを使っているのがちょっと興醒め。聞くと、地下に大きな厨房があるそうで、そこと連絡を取っているのだそうだ。ちなみに地下の厨房の半分はこの赤坂菊乃井用、残りの半分は百貨店等に出店している惣菜&弁当店用の厨房になっているのだそうだ。予約の時に価格の話も何にもなかったが、我々は15750円のコースになっていたようだ。コース1本なら、少なくとも食べられないものを予約時に聞いておくのが本来の対応だと思うのだが、いかがなものだろうか。料理は付き出し、八寸(珍味系を中心としたもの。アンキモ旨し)、お造り2皿(1皿目は鯛とイナダ、2皿目は本マグロをタタキのように仕上げたもので辛味大根とポン酢で食べる。我々がNYCにいた際に鰹が手に入らず、マグロでタタキをよくつくっていたので懐かしい味だった。ポン酢が美味しい)、聖護院かぶらのシンジョ(ギンナンやグジが入っていて葛でとろみをつけた汁と混ぜて食べるのだが普通に美味しい)、鰆のほう葉焼き(焼き加減よろしく美味しい)、焼き蛤、蟹肉の蟹味噌和え、シメサバとすすみ、鴨鍋、そしてイクラご飯、デザートという構成。かなりのボリューム感である。イクラご飯のほとんどを折り詰めにしてもらって帰ることにした。そう言えば、露庵菊乃井でもウニご飯が美味しくて折り詰めにしてもらったっけ。どの料理も普通に美味しく万人受けする料理だが東京で飛び抜けているかと言われればそんなことはないと思う。出汁で言えば金田中庵の高橋料理長の椀物の方が美味しいと思うし、料理のプレゼンテーションで言えば招福楼の方が上だろう。残念ながら幸村や小室には伺っていないので何ともいえないが。とは言え、満腹感からくる満足感は充分味わえよう。
2004.12.23
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昼は第三春美鮨(港区新橋1-17-7りそな銀行新橋支店裏 03-3501-4622)。寒ブリ、たこの柔らか煮、うまし。夜は妻の職場のある十条へ。前回入ってすっかり気に入った十条の駅近くにある蕎縁まつ屋(北区上十条1-11-8 03-3908-3888)へ。前回と違うメニューをオーダーしたがはずれなし。二人でまずは牛もつ煮込み(500円)や茄子田楽(500円)、鴨葱(700円)、揚げ出し豆腐(450円)をオーダー。どれも美味しい。そして追加で温かい揚げもち蕎麦(780円)と天ころ(900円)をオーダー。蕎麦が上質なのでどちらも旨い。天ころと言っても名古屋近郊に住んだことのある人以外はどんなものかわからないのではないかと思う。私が名古屋に住んでいたのも10年以上前のことなので記憶が定かではないのだが、夏場になると冷たい「ころ」と名付けられた蕎麦やうどんがメニューに載ってきたのを覚えている。「ころ」は「香露」とか風情のある漢字があてられていたように覚えているのだが、冷たい蕎麦(あるいはうどん)がどんぶりのようなものでサーブされそばつゆより味が薄めのつゆをかけて食べるもの(あるいは冷たいつゆのかけそばあるいはかけうどん)が「ころ」。天婦羅がのった「ころ」が天ころだ。あまり寒い季節に食べるものではないが、メニューに天ころを見つけてオーダーせずにはいられなかった。この隠れた庶民派名店、蕎縁まつ屋は天婦羅も旨く、極細の蕎麦も旨いのだから天ころになって旨くないわけがない。それにしても天ころというメニューがなぜ十条の蕎麦屋にあるのか不思議だ。そういえば、昔、名古屋出身の同期の奴が東京の蕎麦屋で「天ころないか」と聞いたら「何ですか、それ?天婦羅コロッケですか?ありませんが」とか言われたとか言ってたことを思い出した。
2004.12.22
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角館の一行樹をマスヒロ氏がさかんに褒めていたので一度角館まで行こうかと話していながら、角館行って他に何するの?ってことになり結局行かずじまいだったら何と銀座進出。場所はレザンシュのあった場所だ。まずはレザンシュの話から。私がレザンシュに初めて行ったのはこの前の夏頃だったと思う。いい意味で歴史を感じさせる内装で、サービススタッフもしっかりしていたし、まだ若かったシェフはあの自殺したベルナルドロアゾーの元で働いたこともあると経歴に書かれていた。水の料理と言われたロアゾーの元で働いていたと言うわりには結構しっかりした味付けであったがなかなか美味しかったのを覚えている。それが、UFJ騒動の中で、旧三和銀行系であった東洋ホテルが8月末にモルガンスタンレーに売却され同時期に東洋ホテルのオペレーションだったレザンシュも幕を閉じた。話を元に戻そう。Ryo-ri Genten(中央区銀座4-6-1 03-3564-1511)は、バッグのブランドgentenを展開するクイッポがオーナーで1階はgentenのショップになっている。クイッポと一行樹を結びつけたのがマスヒロ氏とのことらしい。今日はそのマスヒロ氏が10数名の人たちと食事会をRyo-ri Gentenで開いていた。内装はレザンシュ時代の重厚なものではなく、gentenのブランドイメージと合わせたアースカラーと白を基調にしている。窓が大きく開放的な内装であり、これはこれで良い。料理は美しいのみでなく美味しいし、エルブリの影響を受けたようなプレゼンテーションなのだが、出汁等の基本がしっかりしており、巷に蔓延するなんちゃって創作料理とは明らかにレベルが違っている。私は1万円のコース、最近あまり食欲がないと言う妻は6000円のコースを事前にオーダーしていた(こういうオーダーはマスヒロ氏に怒られそうだが)。それぞれのコースにつき説明をすると、まず1万円のコースは、きりたんぽのテリーヌ(きりたんぽと糸コンニャク、青菜を出汁をベースにしたジュレで固めたもの。なかなか美味しい)、天婦羅・天つゆのヌーベ(天婦羅は衣軽めで上出来、天つゆをエルブリ流にムースにしたのは正解。天婦羅を食べる時って塩にするか天つゆにするか私はよく迷う。サクッとした感触を残したいけど、天つゆの味で食べたいという欲求の葛藤がおきるのだが、このムース状の天つゆはそうした天婦羅をサクッとしたままで天つゆの味で食べたいと言う私の欲求を満足させてくれる優れものだった)、ふかひれ茶碗蒸し(まあこれは良くあるもの。湯島の楽でよく出てくる。美味しいけど)、冬野菜のおひたし(冬野菜を数種類、それぞれジュレで固めて、色合い良く配置、センターにとうふのムース、まわりに出汁のジュレ。 これも美しく美味しい)、アマダイの酒蒸し(アマダイも脂が乗っており、だしも良好、オーソドックスな日本料理だが美味しく出来ている)、タラバガニの湯葉巻き揚げ(普通)、マガモのロースト(軽めの塩加減だが美味しく出来ている)、いぶりがっこのミルフィーユ(いぶりがっことパンとバターでミルフィーユ仕立てにしたものを極めて薄くスライスしてあるのだが、これはなかなかのもの)、キジハタと焼きおむすびの出汁茶漬け(山椒がピリッと効いており、出汁もよろしく美味しい)、デザートでは大葉のパウダー状のシャーベット。これが6000円のコースではふかひれ茶碗蒸し、タラバガニの湯葉巻き揚げ、いぶりがっこのミルフィーユがなくなり、冬野菜のおひたしの代わりにとうふのムース(とうふのムースをセンターにまわりに出汁のジュレ)、マガモのローストの代わりに短角牛いちぼのロースト、アマダイの酒蒸しの代わりに金目鯛の酒蒸しといった構成になっていた。全般的にポーションは少なく、食後感も腹八分目といった印象。料理は面白いだけでなく、しっかりとした基礎的な技術に則ったものであり美味しく、料理だけなら極めて満足なのだが、この料理に見合ったサービスがなされていないところがあまりに残念だ。結論から言おう。このレストランはサービススタッフを即座に変更すべきだ。こうしたレベルの高い料理をサービスするスタッフは本当にこの料理が好きな人であるべきだ。そうすることで、この料理は2段階くらい美味しく感じられるだろう。6品のコースと9品のコースを同じテーブルで食べるという変則的なオーダーをしたのは悪いが、食べるのが早い私に合わせて品数の少ないコースを選択した妻の料理まで次々と持ってくる必要がどうしてあるのか。彼女が6品目のお茶漬けが食べ終わっておらず、私はまだ、いぶりがっこのミルフィーユの段階でお茶漬けまでたどり着いていないにもかかわらず、彼女にデザートのシャーベットを持ってくる必要がどうしてあるのか。溶けるので戻してくれと言ったら持ち帰ってくれたが。サービスが思考停止の脳死状態になっているのか、厨房とのコミュニケーションが全くなされていないのかのどちらかなのだろう。皿のさげ方もガサツで、料理の説明もなおざりだ。何よりも問題なのは全く楽しそうではないことだ。レストランという場所は食事を楽しみにくる場所だ。その場所のホストであるサービスがつまらなそうにサービスしていてどうするというのだ。サービスの年齢はかなり高いのだが、それだけの年齢になってそれなりの経験を経てもこの状態では改善は期待できないだろう。繰り返しになるがこの料理に見合うサービススタッフを即座に採用すべきだ。このままではあまりにもったいないレストランになってしまう。サービススタッフにはJTに売却されたイタリアンレストランチェーン、レナウンミラノ出身のスタッフが多いと言う。さもありなんと思った。
2004.12.18
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昼はお客さんとサンシャインプリンスホテルの中の中華料理古稀殿で麻婆豆腐丼のランチ1100円を食す。いかにもプリンスらしく、標準的な味。杏仁豆腐はさっぱりしたもので上出来。夜は手打蕎麦与之助(台東区元浅草1-4-4 03-3842-6400)へ。大江戸線の新御徒町駅を出てすぐのところに突如蕎麦屋が出現したのを見つけて気になっていたのだが、今日は何とかラストオーダー前に間に合ったので妻と待ち合わせて入店。コンクリート打ちっぱなしのような内装でなかなかおしゃれ。玉子焼き(600円)は上出来。鴨の治部煮(1200円)は、加賀料理の治部煮のイメージに反して鴨と水菜のみだったが、鴨肉が柔らかく上出来に仕上がっていた。天婦羅盛り合わせ(1500円)は、衣軽めの割にはちょっと油切れが悪かった。笊蕎麦(650円)は、並木藪のような小さめの笊で供される。並木藪よりは量は多めだが、1枚では物足りないだろう。おかわりは500円だ。ちょっと青みがかったように見える蕎麦は神田まつやに近いような気がする。そばつゆもしっかりしており全般的には充分合格点のレベルだった。この周辺では蕎麦酒房てらさわ(台東区寿1-2-10 03-3844-1704)、蕎上人(台東区駒形2-7-3 03-3841-7856)、あさだ(台東区浅草橋2-29-11 03-3851-5412)とレベルが標準以上の蕎麦屋があるがどこも21時には閉まってしまう。並木藪そば(台東区雷門2-11-9 03-3841-1340)にいたっては19時半でクローズだ。そんな中、この与之助の22時クローズというのは貴重。家からも歩ける距離なので今後も利用することだろう。それにしても、11月12日の私のブログで書いた十条の駅近くにある蕎麦屋まつ屋(北区上十条1-11-8 03-3908-3888)のコストパフォーマンスの高さは他を圧倒していると改めて思った。蕎麦も天婦羅も全ての面かなりのレベルだし。讃岐うどんのすみた(北区中十条2-5-11 03-3905-0099)があるし、私的には麺類=十条って感じになっている。家に帰ってから、妻が買ってきてくれた神楽坂の甘味処 紀の善(新宿区神楽坂1-12 03-3269-2920)の豆かんと栗ババロアを食す。豆かんはさすがに浅草の梅むら(台東区浅草3-22-12 03-3873-6992)に比べると豆の味は数段落ちる(それにしても梅むらの豆かんはどうしてあんなにも美味しいのだろう)があんは赤福のようなタイプの上品な甘さで上出来。栗ババロアは栗の味がしっかりしており甘さ控えめでこれもまた旨し。神楽坂という花街での老舗だけのことはある。
2004.12.15
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芝大門更科布屋世界貿易センタービル店でかき揚げ丼セットを食す。生粉打ち蕎麦100%とかホームページに書いてあるんだけど、とてもそんな感じのしない香りの無いそばに油っこいかき揚げ丼。いやーはずしましたね。かき揚げ丼はほとんど残しました。夜は会社の忘年会で六本木ヒルズだったのだけど、ショバ代が高すぎたのか食べ物がほとんどない!妻の誕生日でもあるので早々に退散。エスティネーションでプリザーブドフラワーを買う。さて帰ろうと思ったが、腹が減ってしかたがないので弁当を買って帰ろうとひげちょう魯肉飯六本木ヒルズ店(港区六本木6丁目六本木ヒルズ内メトロハットB2F 03-5770-6577)で魯肉飯(380円)と鶏肉飯(380円)にそれぞれ煮玉子(120円)トッピングで購入。魯肉飯は弁当あるいは屋台飯の傑作だと思う。独特の味と深みが最高だ。一方、鶏肉飯はさっぱりとした味わい。どちらもレベルは高いがやっぱ魯肉飯かなあ。吉野家も変なチェーンを買う位なら、このチェーンを買収した方がよっぽど良いと思うのだが。魯肉飯は豚のほほ肉だし、鶏肉飯は文字通り鶏肉だからBSEは関係ないし。
2004.12.13
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浜松町周辺のランチ探訪、味芳斎(港区芝大門1-4-13 未公開)で昼食をとる。この店わずか20席程度の店で、扉はちゃんと閉まらないし、しかもヌードカレンダーが壁にいっぱい貼ってあって、会社の女の子と一緒に来たりしたらセクハラと訴えられてしまうような店だ。ところがここの料理は安くて旨い。レバーピーマン炒め(600円)はレバーも一度揚げた上で、にんにくや唐辛子とでマリネした上で同じく一度揚げた大切りのピーマンと炒めたようなもので、ちゃんと仕事がしてあり適度な辛さといいなんともいえない美味しさだ。ご飯がイマイチな米質なのだが、それでも余りある満足度だった。他の人が食べていた麻婆豆腐丼も旨そうだったし、近々また来ようと思いながら店を出た。芝パークホテルの近くに支店(港区芝大門1-10-1 03-3433-5971)があるようだ。夜はずーっと行きたかった十条の讃岐うどん屋すみた(北区中十条2-5-11 03-3905-0099)で夕食。十条にすみたありと言われたうどんの有名店。全てがリーズナブルで旨い。おでんは1個150円程度の価格帯だが、出汁の効いた汁のしみた大根や厚揚げ、玉子。色は濃い目で、浅草界隈で言うと丸太ごうし(台東区浅草2-32-11 03-3841-3192)というおでん屋のようなおでんで美味しい。天婦羅は薄い衣でサラッと揚げた感じの軽い仕上がりで、これも悪くない。うどんはしっかりとしたコシと喉越しの味わえるうどんで、茹で揚げのうどんの美しさが全てを語っている。冷かしわおろしぶっかけのかしわ(要は鶏の唐揚げ)の質も悪くなく、一気に食べられてしまう。今日は2人でおでん3個、野菜天婦羅、かき揚げ、おろしぶっかけ、冷かしわおろしぶっかけをオーダーして2700円。充分すぎるほどの満足感である。今日はめでたく二連勝だった。ところで、明日はアランデュカスとシャネルのコラボレーション、ベージュ東京での夕食だ。予約の確認の電話をいれるのが礼儀だろうと(確認したいこともあったので)電話するとずっとつながらない。一応高級店なんだからせめてリザベーション用の電話番号とそれ以外の電話番号を用意する位の投資をしてくれてもいいと思うのだが。朝からずっとつながらず、4時ごろやっと連絡が付いてこの時のやりとりが笑えた。「予約の時間より15分以上遅れる場合はお電話ください」とベージュ東京のスタッフが言うので「でも電話が全くつながらないじゃないですか。どうしたらいいんですか?リザベーション用以外のつながる電話番号を教えていただけるんですか?」と聞くと「その時は直接来てください」だと。このサービススタッフではちょっと期待できないんじゃないかと嫌な予感がするが…
2004.12.10
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第三春美鮨(港区新橋1-17-7 03-3501-4622)でランチ。寒ぶり旨し。土曜に行った花村、月曜の空花と、この1週間、寒ぶりばっかり食べている気がする。寒ぶりはこの1-2週間前に始まったばかりだそうなんだが。東京レストランガイドが12月6日でリニューアル完成と言っていたのだが、レビュー登録も出来ないし、以前よりずっと重くなっているし、データは抜けまくっていてレビューだけ載っているけどレストラン名がないとかとんでもない状態になっている。メモ代わりにもならない状態だけはせめて改善して欲しい。アマゾンでオーダーしていたZagat 2005 NYC RESTAURANTSが届いた。ニューヨークにいた頃は6月末に締め切りのサーベイを送って、10月末のZagatを楽しみにしていたものだ。ニューヨークを離れてだいぶ経つが、Top 50 Foodにランキングされている28点のレストラン7軒の内6軒 27点のレストラン22軒の内15軒 26点のレストラン21軒の内7軒は実際に食べたことのあるレストランだった。まだまだ捨てたもんじゃないかなと思ったりした。一方、東京のZagatは今年もサーベイの用紙が送られてこなかった。2002年を最後にサーベイさせずに2002年に集めたサーベイのままで2005年版も出版つもりなのだろうか。賃貸住宅ニュース社もやる気が無いなら版権を返上すべきじゃないか?
2004.12.09
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新宿での仕事の途中に板前心菊うら(新宿区西新宿7-16-3 03-5389-5581)でランチ。板前心御膳1500円を食べる。刺身の質も良く、煮物も丁寧に作られており上出来。ご飯が非常に美味しく炊かれていることが印象的だ。天婦羅はちょっと衣が多めなのが難点だが、例えば海老の揚がり加減などは良い加減になっており、全般的には高水準のレベルである。厨房の中で4人のスタッフが無駄なくテキパキ連携しあって動いており、こういう店に間違いはない。
2004.12.07
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行こうと思っていたお店が既に満席だったので、入ったのが海鮮問屋地魚屋(港区浜松町1-25-13浜松町NHビル1F 03-5401-0648)。入り口のところになぜかサンリオピューロランドの割引券が。調べたら、この居酒屋さんはサンリオの100%子会社サンウェイのオペレーションだった。私は鯛めし(1000円)に新じゃがの煮付け(200円)をつけたのだが、この鯛めしって所謂普通の鯛めしではなく鯛の刺身丼だった。まあ食べられないことは無いが、もう一度くることは無いだろうと言ったレベルの店だった。夜は空花(港区南青山2-13-10青山ラピュタアネックス7F 03-5770-6400)でお客さんと食事。この店は住所からもわかるとおりユニマットの経営だ。ユニマットと言えば、オーバッカナル等で有名かつ銃を5発打ち込まれたことで有名なオライアンを買収するなど、飲食店経営にも力を入れている。この空花は、12000円程度の個室専門懐石料理のお店だった。料理は不満の無い程度のレベルで、刺身も悪くないが、料理の質とくらべるとちょっと高いと言う印象ではあるが、その分内装のレベルは高く、特に窓から見える景色はすばらしい。その意味ではデートには最適な店かもしれない。これで、料理が価格相応の8000円程度であれば、トータルな意味で極めて推薦するに足る店だとは思う。
2004.12.06
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上野桜木にある小さな日本料理店花村(台東区上野桜木1-10-26 03-3828-9800)での夕食。辻留出身のご主人が鎌倉のお店を閉じて、上野桜木に移ってこられたのが2000年9月。はっきり言って全く商売っ気がなくて、例えば今まで夜7時から予約しようとして何度か断られ、満席なのかと勝手に思っていたら最近わかったのですが、8時には店をしめたいだけなようで、要は6時くらいまでに入店すればよいということでした(案内には8:30までと書いてあるのに…)夜は5000円のコースと8000円のコースなのですが、この5000円のコースのコストパフォーマンスの高さは特筆ものです。八寸の中にはちょっと濃い目の味付けのものもありますが、5000円程度のコースでこれだけのお造りをだす店を他に知りません。今日は上質の天然鰤。うまかー。椀物の蟹のすり流しも美味しいし、ボリュームもあり、極めて良心的な和食店と言えましょう。ご主人は寡黙ですが、白髪を青く染めていたりしてちょっとおしゃれです。女将さんは独特のノリで、例えば初めてこの店に予約を入れる際に5000円にしようか8000円にしようかと悩んでいると、「お連れの方はどなたですか」と聞かれ、「妻ですが」と答えると「それなら5000円で充分です」とのご回答。私の妻は「何で妻だと5000円で充分なんじゃー」と怒ってましたが、さっぱりしていると言うか、淡白な接客です。お茶は私の好きな一保堂のいり番茶。唯一の難点は(私の食べるスピードがはやいこともあるのでしょうが)料理の出てくるペースがはやいこと。食べはじめてから水菓子までで1時間以内には終了しています。そんな点を考慮しても充分満足できるお店だと思います。夜は仕入れの関係から(時間はやめの)事前予約が必須です。
2004.12.04
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またまた懲りずに浜松町周辺のランチスポット開拓。昨日お会いしたお客さんに薦められた、ヴァリオピント(港区浜松町2-11-7藤本ビル1F 03-5405-1565)でランチ。ファザードは居酒屋の看板が併設されていたりイマイチなのだが、内装はなかなか趣味が良い。ランチメニューは900円前後でサラダ、パスタ、パンがつく。私がオーダーしたのはトマトソース、モッツアレラ、バジルのパスタ。このパスタ熱々で美味しい。トマトソースもしっかりしている。わずか20席しかないところも良い。昼は客の95%が女性。夜は以前一緒に働いていて、今では上場企業の常務になられた方と食事。安芸路別館茶寮(港区西新橋1-9-5 2F 03-3501-1430)は、なかなかしゃれた内装で、半個室のような造りになっている割に、居酒屋のような価格。とりわけ、ごまがふってあるこいわしの刺身、かき鍋旨し。カキフライはちょっと揚げ過ぎの感あり。カワハギのうす造りはもうちょっと肝を増やしてほしかったが美味しい。また、たこの唐揚げはプリプリで美味しい。アナゴの一本揚げは衣がちょっと厚め。アナゴの蒲焼はなかなかの美味で、その下にある茄子もまた旨し。全般的に満足いく料理である。
2004.12.03
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浜松町のお店探索もだいぶなえてきて、登里よし(港区浜松町2-4-1世界貿易センタービルB1F 03-3435-5423)に再訪。前回食べたのと同じ磯辺揚げのような鶏の唐揚げをまた食べる。この味なんとも言えずやっぱり結構癖になっている。考えてみたら、以前はよく昼に鶏の唐揚げを食べていたんだと気付く。例えば、三島由紀夫が最期の晩餐を行ったと言う末げん(港区新橋2-15-7 03-3591-6214)の唐揚げ。この店はランチではかま定食というそぼろ親子丼が有名だが、この店ではかまよりもずっとこの唐揚げの方が旨いと思う。名古屋コーチンほど筋肉質ではないが、しっかりとした肉質に適度な柔らかさを兼ね備えた奥久慈地鶏のジューシーな唐揚げはまじで美味しかった。末げんより肉質は落ちるが、つる寿(港区虎ノ門1-5-3 03-3508-9450)では、たっぷりでジューシーな唐揚げが供されここもまたお薦め。
2004.12.02
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浜松町のランチ探索。つるべ(港区芝大門1-4-12 03-3431-0408)に行く。インターナショナルなスタッフでたどたどしい日本語がこだましている。牛カルビ定食を選択。肉質はイマイチ。麦飯にトロロは普通。出先から直帰して、楽(台東区池之端1-1-1 03-3836-0417)で3年ぶりの夕食。向かいがプリンセスIというラブホで妙に安っぽい看板の和食屋さん。豊富な酒と、充分美味しい料理(創作っぽいのはちょっと落ちるけど)。茶碗蒸しや蒸し物おいしい。刺身は価格相応のレベル。焼き魚は良し。〆は雑炊、甘味のコースは5000円。価格にしては上出来。この2年くらい文春のいい店うまい店にも紹介されて結構混んでいる。オールアバウトの伊藤さんがオマージュを紹介していた。http://allabout.co.jp/gourmet/eatout/closeup/CU20041201A/index.htm 伊藤さん、賛否両論(http://allabout.co.jp/gourmet/eatout/closeup/CU20041006A/index.htm)に続き、2回目の貸しですよ!ところで、アールアバウトやめちゃうんですか?ショックです。
2004.12.01
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昼飯をたべる時間的な余裕が無く、上野駅のガーデンで弁当でも買おうかと思っていたのだが、ガーデンは改札の外だった。。。JR東日本フードサービスの経営のほんのり屋上野店(上野駅入谷改札脇 03-5827-1140)でにぎり飯を買う。白米があまり美味しくない。はずしてしまった。
2004.11.29
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今日も浜松町で開拓。大門の駅の近くを歩いていると入り口のところに本陣房の名前が入ったペーパーが置いてある嘉一(港区浜松町2-1-16 SVAX浜松町2ビル1階 03-5777-1212)という蕎麦屋を見つける。新橋の本陣房は安定した味の蕎麦屋なのでその系列ならばと迷わず入る。本陣房といえば柚子きりなので、二色盛りをオーダー。もりは普通だが、やはり柚子きりは旨し。ここにはまた来ようと思った。夜に、某お取引先に接待していただいた店は鴨で有名な竹亭(港区赤坂2-13-13アープセンタービルB1 03-5562-0339)。鴨ささみワサビ和え、鴨砂肝生ハム風サラダをはじめ鴨料理が続くがどれも旨い。そして鴨しゃぶに〆の細麺の鴨ラーメンもいずれも全く文句無い。店の雰囲気も明るく、サービススタッフもテキパキしており非常に良い店だ。今日は二連勝でまっことハッピー。
2004.11.25
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相変わらずの浜松町ランチ探訪。大門の駅近くに見つけたとんかつぶらじる(港区浜松町2-1-16 03-3431-0120)と言うけったいな名前のレストラン。私にはトンカツとブラジルの組み合わせがどうしても理解できず、怖いもの見たさで入ってしまった(ちなみに高知にはエチオピア饅頭という饅頭がある。エチオピアに饅頭がある訳ないのだが、黒い饅頭だと言うだけの理由だそうだが、チビクロサンボが許されない今、その存在自体が許されない気がするのだが…)。なぜブラジルなのかはわからないが、メニューは洋食屋さんだった。日替わり定食(750円)はヒレカツとカキフライ。衣がちょっと厚めのカツであったが、金属製のプレートの上にキャベツの千切りと付け合せのナポリタンとともに供され、店の名前ほどキワモノではなく極めて懐かしいオーソドックスな味であった。夕食は近所の三代目魚熊(台東区蔵前3-20-5 03-3851-5914)。1938年から蔵前で二代続いた魚屋さんが,約1年半前に居酒屋さんに業態転換した店である(ちなみに店頭販売は無いものの引き続き二代目のおやじさんがお得意さん向けに魚を注文販売しており、お店でも刺身は二代目の担当となっている)。刺身は,安価とは言わないが価格に見合ったしっかりしたクオリティのものを出しているし、三代目の山田正幸さんは,まだ若いが、日本料理店でしっかりと修業をつんできたらしく、煮物、蒸し物、揚げ物もしっかりと基礎が出来ていることから、我が家では気に入ってよく使っており、また地元客を中心ににぎわっている。今日はふぐが食べたかったので、ジャコサラダ、がんもの煮付けをつまんだ後にふぐちり(2人前)を食べて雑炊にしてもらって一万円弱。オープン当初と比較すると煮物の味付けが多少濃い目になった気がしないでもないが美味しく、ふぐちりのふぐも天然ではないものの上質で雑炊は特に旨かった。今日は食べなかったが、出汁をひいてくれる茶漬けも美味しいし、美味しい魚を手軽に食べたい時にはお薦めの店である。最近は4500円~6500円のコース料理も始めたようだ。
2004.11.24
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多慶屋(http://www.rakuten.co.jp/takeya/)に行って、カンロ梅のど飴とロッテノータイムをまとめ買い。この手の商品まで30%引きの多慶屋に感謝。妻が今日も昼過ぎまで出勤のため昼飯をどうしようかと迷う。錦糸町で映画でも観ようということになり、浅草橋まで歩く途中に土佐海鮮料理酒小屋(台東区浅草橋1-18-9山上ビルB1 03-3863-6587)という店の看板を見つけ、吸い込まれるように入ったはいいが、考えたら夕飯はすし屋を予約していたことに気付く。もう後には引き帰せず、四国うどんとにぎり寿司のランチ(680円)をオーダー。うどんはカトキチの冷凍うどんだろう。それにしてもカトキチの冷凍うどんが発売されて以来飲食店のうどんのレベルが底上げされた。カトキチに感謝。にぎり寿司は若い感じのマグロの赤身2貫。思ったより悪くない魚だったので今度来る事があったら魚類を食べてみようと思う。隣のテーブルで頼んでいた天婦羅は衣たっぷりの田舎温泉旅館風の天婦羅で妙に懐かしかった。錦糸町に到着。「ハウルの動く城」も「いま会いに行きます」も立ち見、しょうがなくてハルベリーのキャットウーマンを観る。ハルベリーはスタイルがいいが、ストーリーは極めてありきたりな映画だった。夕飯は浅草のすし栄(台東区浅草1-34-4 03-3842-7989)へ。すし栄の柴田さんとは私が大学1年の時からからのお付き合い。基本的にはこのすし屋さんは浅草に遊びに来た観光客の方が松・竹・梅のにぎりなりちらしなりを食べて帰る店なのだが、そうしたお客さんにもちゃんとした本マグロをだす良心的な店である。利用する時は事前に予約を入れておくことをお薦めする。そうすることで特別につまみ類を用意してもらえる。つまみで出してもらったキンキの煮付けの美味しかったこと。今日はシャリ切れになってしまい急遽炊いたせいか、酢飯が落ち着かずちょっと甘めにあがってしまっていたが、本マグロの大トロとホタテ旨し、相変わらずここの穴子旨し。腹いっぱい握ってもらって動けなくなった。おやじさんは相変わらず身体の調子が良くないようでちょっと心配。おやじさんの握り加減、大きさともに好きだし、ずっと食べてきた寿司なので私にとっては所謂お袋の味ならぬ寿司に近いものがあるんで、結局寿司屋は第三春美とこの店になってしまっている。お勘定は人には言えないくらいお安くしてもらっていつもすみません。
2004.11.23
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どこか良い店ないかと相変わらず浜松町界隈のランチ探索。客引きに引かれて入った呑父(ドンパパと読むらしい。港区浜松町1-29-11 03-3431-7703)で牛筋丼をオーダー。でっかいどんぶりに牛筋の煮込みがのり、サイドに紅生姜、温泉卵と味噌汁とひじきの煮物に香の物で750円なのだが、この牛筋丼、しまりの無い味で半分以上残してしまった。こういうものを食べると吉野家の牛丼は完成された味だとつくづく思える。全く知らなかったがJRとミクニのコラボレーション、グランカフェ新橋ミクニが10月末でクローズしたそうだ(ここのフラワーアレンジメントはウィンザーホテル洞爺のフラワーアレンジメントをやっている花千代さんhttp://www.hanachiyo.com/がやってたはずなんだけど、フラワーアレンジメントを見る前に閉まってしまった)。フレンチのシェフの中には結婚はビジネスなどと言う人もいるそうだが、三國氏がそうとは言わないが、ある程度の年齢のフレンチシェフには、パトロンへの依存体質があるのではないか。私だったらあんなとても食えたものじゃないような弁当を(子会社を通じてであっても)平気な顔して売る食文化を理解しているとは到底思えないJRと組もうとは思わないが三國氏はそのあたりをどのように思っていたのか是非機会があったら教えて欲しい。
2004.11.22
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雨模様だったので浜松町の世界貿易センタービルの中を探索。カウンター割烹のような店造りの登里よし(港区浜松町2-4-1世界貿易センタービルB1F 03-3435-5423)に挑戦。ランチメニューで鶏カツとか刺身定食とか生姜焼き定食とか数種類あるのだが、ほとんどの客が鶏の唐揚げ定食を食べているので私も唐揚げ定食1000円を選択。どんぶりご飯と味噌汁と香の物(ちょっと使っている塩の質が低く塩辛さがきつい)そして千切りのキャベツの上に山盛りの唐揚げが出てくる。ただこれは唐揚げと言うより鶏の磯辺揚げみたいな感じ。でも美味しい。使っている鶏肉も価格の割には上質で非常にジューシーに仕上がっている。ちょっと癖になりそうな鶏の唐揚げだった。
2004.11.19
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またまた電車に乗って第三春美鮨(港区新橋1-17-7 03-3501-4622)でランチ。新イカ(墨烏賊の子供)旨し。新イカを追っかけている長山さんの店でも年明け頃には新イカは食べられなくなる。戻り鰹が良いのが入らずコハダに変更されたがこれも旨い。「今年は戻り鰹が全然だめ」と嘆く長山さんに「出始めはすごくよかったじゃない」と言うと、「そういう良いのにたまたまあたっただけだ」とのこと。2-3年前に鰹の当たり年があり、その年の鰹は初鰹の時から戻り鰹なみに脂が乗っていて戻り鰹の時はとんでもない脂の乗り方だった。季節だけでなく、年によっても魚の味は全くかわってしまうので鮨屋には週に一度は必ず行かなければと思ってしまう。
2004.11.18
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雨が降っていたので雨に濡れずにすむ所でランチをと思い入ったのがこの居酒屋ふらいぱん(港区浜松町モノレールビル1階 03-3436-3536)。結構繁盛していて食券を先に買ってくれと叫ぶサービススタッフの声がこだましている。何にしようかと思いながらも店の名前のついたふらいぱん定食を選択。豚バラと野菜炒めになぜかパスタが混ぜられていて熱い鉄板の上にのってサーブされる。これにどんぶり飯とコロッケと味噌汁と香の物が定食の中身。味噌汁はだしが効いてなくておいしくない。ご飯もまずく、コロッケも含め作り置きって感じのなまあたたかさ。ランチタイムの数をこなすには仕方が無いのかもしれないけどもう二度とこない心に決めて店を出た。夕食は昨日三越で買った大市のすっぽん炊込ごはんの素(1575円 1.5合用)で作った炊き込みご飯を食す。生姜をきかせて食べるすっぽんの炊込ご飯はやっぱり旨い。ランチのショックからちょっと復活。ちなみに我が家ではチキンストックの代わりに村上すっぽんスープで松茸リゾットも時々作ったりするのだがこれもまた旨い。
2004.11.15
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実は妻が妊娠7ヶ月のためマタニティーウェアになる服を買おうと三越本店へ。彼女が妊娠してからイッセイミヤケの服ばっかり買っている。Meもプリーツプリーズと同様に伸びるので大きなお腹でも安心して着れるし生まれた後でも使えるからと2着購入。ちょっと疲れて8階の京都フェアへ。お茶を飲もうと茶寮大原女家でくずぜんざいを。ぜんざいは美味しいが葛きりの食感がイマイチで、やっぱ鍵善良房に限ると思い京都に行きたいなあと思って歩いていたら、鍵善良房も出店していた。ショック!!!イノダコーヒーもあった。大ショック!!!!って感じだったのだがすっぽんで有名な大市のすっぽん炊き込みの素が買えたのでちょっと元気を取り戻し、さらには笹屋伊織の幻のどら焼き(京都でも月に3日しか売っていないそう)を買えて二重の喜び。このどら焼き、甘み控えめの上質の餡の周りをクレープのような生地で4-5重に巻いたものでそのまま食べてもなかなか美味しいが、電子レンジであたためたらこれはまっこと美味しいものであった。夕食は久しぶりに浅草の私のイチオシフレンチ オマージュ(台東区浅草4-43-4 03-3874-1552)にしようかと電話したら、何と満席で8:30以降でないと食べられないとのことで残念!オマージュとはオープン以来3年以上の付き合いだが、3800円の価格とは思えないクオリティーで荒井シェフのセンス溢れる料理は食べ慣れた人も満足できるといろんな人に薦めていたところ、最近山本マスヒロに紹介されてしまってとうとうウォークインできない店になってしまった。ちょっと寂しい。それじゃ立て直して久しぶりの丸ビルにでも行くかと東京駅へ。行ったことのない暗闇坂宮下(丸ビル36階 03-5220-3331)を選択。ダイニング系のような内装で、料理は8400円と12600円。12600円出すのなら、隣の招福楼で食べられるので迷わず8400円のコースを選択。全般的に素材は安めの物を使用しているが、ダイニング系と考えればおいしい方だと思う(但し割烹だと思うとちょっとレベルは低い方だと思う)。茶碗蒸しの上にかかった葛出汁もホタテの煮物の葛出汁ともにちょっと醤油が勝ちすぎて味が濃い目だった一方、炊き込みご飯は味が薄め。とはいえ、36階からの眺めは悪くないし、トータルな意味ではまあ満足できる範囲の店だと思う。噂だと青山店の内装がすばらしいらしい。高知の雲の上ホテルや分けとく山の設計を行った建築家隈研吾の作品とのことである。
2004.11.14
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ランチは第三春美鮨(港区新橋1-17-7りそな銀行新橋支店裏 03-3501-4622)。職場の同僚と2人だったので松・竹を一人前ずつ頼んで1貫ずつシェアしてもらう。カツオ、コハダ、煮ハマ旨し。長山さんは自費出版だった仕入れ覚書の増補版が11月の末にアシェット婦人画報社から出版になったと興奮気味。夜は妻の職場のある十条へ。十条では讃岐うどんのすみたが有名だが、すみたは9時ラストオーダーなので間に合わず、十条の駅近くにある蕎麦屋まつ屋(北区上十条1-11-8 03-3908-3888)へ。蕎麦屋とは思えぬダイニング系のようなちょっとおしゃれな内装に豊富なメニューとくれば料理に期待できないというのが一般的なので半信半疑でオーダー。1品当たり500円前後という安さで、今日は二人で水菜のシーザーズサラダ、揚げナス、出汁巻き玉子、天麩羅、蕎麦がき、せいろと鴨汁せいろ、焼酎1杯をオーダーしておなかいっぱいになってなんと価格は5220円。とりわけ天麩羅の揚げ加減がすばらしく、海老などは絶妙だった。料理は全て旨くて安い。肝心の蕎麦。せいろはナント500円という破格の安さで下町らしくボリュームもしっかりあって極細の薫り高い蕎麦が供される(しかも追加のそばは250円という安さだ)。そばつゆもしっかりしており、ここの1/3くらいの量で1000円とっているいわゆる高級店よりも上質の蕎麦をだしているのではないかと思う。鴨汁せいろは鴨肉が非常に丁寧に扱われており、柔らかくジューシーで、鴨つみれの旨さといいすばらしい。もちろん汁もいい。料理のレベルが非常に高いので割烹系の料理人が蕎麦好きではじめた店だと思ったら古くから十条にある蕎麦屋で若主人になってから店を改装し趣向をかえたのだという。隠れた名店だと思う。
2004.11.12
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オフィスが浜松町に引っ越してまだ2週間なもので昼飯は手探り状態が続いている。今日入ったのは釣り人料理いづ魚(港区浜松町1-25-6 03-3431-2714)。アサリの炊き込みご飯と焼き魚定食1100円を選択。厚めの鮭の焼き魚、アサリの炊き込みご飯ともに上出来。味噌汁も美味しい。ただオカラの煮付けがしょっぱかったのがマイナス。わずか20席程度の店のせいかあっという間に行列ができたところをみるとこの辺りでは有名なランチスポットだったのだろう。
2004.11.10
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97年4月に第三春美鮨(港区新橋1-17-7りそな銀行新橋支店裏 03-3501-4622)に出会ってからアメリカにいた2年間を除きほとんど毎週長山さんのお鮨を食べさせてもらっている。もちろんほとんどランチだけど。ランチは基本的に夜と同じネタゆえ極めてお得感がありネタの勉強には最適で、毎週通っているとネタで季節が感じられるようになる。びっくりしたことにサマースクールでの友人とばったり遭遇。以前私が薦めてから何度か来ているのだそう。今日は、カツオが食べたかったので竹2150円を選択。カツオもコハダも美味しかった。ここに来て鮨を食べるとほっとする。ちなみに趣味人の長山さんは器も焼き、メニューを毎日筆で書き、篆刻を彫り、箸袋には絵を描く。長山さんが自費出版した『江戸前鮨 仕入覚え書き』はネットで読めるようになっているがhttp://www.harumi-sushi.com/これをマスターしたらほとんどの鮨職人より魚に詳しくなれるだろう。私も六本木のブルギニオンの菊地シェフや浅草のオマージュの荒井シェフなど仲の良いフレンチシェフにプレゼントしたが非常に喜んでもらえた。夜は15000円程度にはなるがそれでも安いと思える満足感が経験できると私は思う。
2004.10.26
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すっかりご無沙汰してしまっていた金田中庵で久しぶりの夕食。料理長の高橋さんもお元気そうで安心安心。こちらのお出汁は私の身体との相性が極めてよく、本当にほっとします。からすみ、干子の椀物が美味しく(我が家の冷蔵庫で眠っている干子もたべなきゃ)、鱧松茸鍋、松茸ご飯、みんなみんな美味しかったです。やっぱ好きだわ金田中庵。相変わらず美しい若女将もいらっしゃいましたが、よっぱらいの若旦那はいませんでした。(ラッキー)
2004.10.23
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大人の食べ歩きの伊藤さんに紹介してもらった六雁。ここの内装すばらしい。6階なら個室、7階の半個室は日本建築の技術の結晶のような塗り壁。7階のセンターにある芸術品のようなテーブルの美しさ、そして器のすばらしさ。三ツ星レストランのようなサービススタッフの数(まだ料理の知識は足りませんが)の一生懸命で心地よいサービスです。料理長の榎園さんは大阪の吉兆出身。料理は12000円の野菜のコースを選択したのですが、遊び心ありの料理はなかなか面白い。とりわけのっぺい汁とデザートの美味しさ。そして大阪出身らしく串揚げもコースに入っているのですがこれも美味。今度は7階の半個室でゆっくりとした時間を過ごしてみたい。料理・グルメblogランキングを確認!料理・グルメホームページランキングを確認!
2004.10.22
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