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2008年03月10日
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テーマ: 鉄道(22171)
 雫石スキー場の索道(リフト等)を少し紹介します。

  これまでの記事はコチラ
雫石 初級おすすめゲレンデ
雫石 メンズダウンヒルコース
雫石 レディースダウンヒルコース
雫石 熊落とし

 「 索道 」とは、空中を渡したロープに搬器を吊り下げ、人員や荷物を輸送する交通手段で、日本においては「 鉄道事業法 」の管理下で運用されています(但し「鉄道事業」ではなく「索道事業」分類)。

 ひとくちに「索道」といっても、いろいろあります。 ロープウェイ ゴンドラ リフト 。これらも、更に、 普通索道 (扉が閉まる搬器で輸送:ロープウェイ、ゴンドラ)、 特殊索道 (外部に開放されたイス式搬器:リフト、ロープトゥなど)に分けられます。
 更に、 複線式 (搬器をを支持するロープと搬器を牽引するロープの2本による)と 単線式 (1本のロープに搬器を固定し、そのロープ自体が循環する)の分類、 交走式 (2台の搬器が同じタイミングで山頂と山麓とを行ったり来たりする)、 固定循環式 (いくつもの搬器を1本のロープに固定したまま循環させる)、 自動循環式 (固定循環式と基本は同じだが、停留場において放索、握索を行い、乗降時のみ別の動力で動き減速する)の分類などがあります。
 更に以前は、特殊索道は甲種(スキー場以外)、乙種(スキー場)、丙種(滑走式)という分類もありました。

 スキーリフトと言っても、奥が深いのです。「テツ」(鉄道ファンの総称)に残された最後の聖域…と表現する人もいるくらいです。
 索道について研究されているブログもあります→ 索道観察日記 (こぶさん:ココログへ移動します)

 さて、やっとこさ、雫石スキー場の索道紹介です。

 まずは、当スキー場一番の目玉路線「 雫石ロープウェー 」。
 東北地方でロープウェイを運用しているスキー場は、ここと、蔵王近辺に2ヶ所ほど、青森の八甲田だけです。
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この画像は第1回でも紹介済み

 雫石プリンスホテル脇の山麓駅と、初心者ゲレンデベースにある山頂駅(もち、本当の山頂ではない)との間930mを結んでおります。 乗車定員は101人 の複線交走式。いわゆる大型ロープウェイです。ちなみに、国内にはもっと大型の、しかも2階建ての搬器を運用しているロープウェイもあります。

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 こちら、山麓駅舎。チケットカウンター、土産品店、軽食コーナーが同居しています。

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 山麓駅舎の改札。
 最盛期にはここにズラリと行列が出来て、ピストン輸送をしても何十分待ち…でしたが、今は面影なし。
 この日は10分間隔の運転でした。
 ゴンドラ、リフトは搬器が出発する事に「ピンポーン」などというアラームが鳴りますが、ゴンドラの場合は出発時刻が決まっているので、「プルプルプルプル・・・」という「発車ベル」が15秒ほど鳴ります。鉄道の駅の発車ベルと同じ音色です。「発車メロディー」だったら面白いのに(笑)>お願い!西武鉄道さん(爆)
(雫石スキー場は西武グループ)

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 搬器の銘板(メーカーズプレート)であります。 昭和55年 武庫川車両 製。
 オープン時から使っているようです。

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 見づらいです。これはガラスの汚れが原因。
 下ってゆくもう一方の搬器が見えますね。午前の早い時間でしたので、下りに乗車する人は皆無でした。
 西武ライオンズの「レオカラー」ではないですね。

 支柱2本、3分ほどで到着いたします。これほど短いロープウェイも珍しいといいます。
 山麓、山頂のどちらに運転室があるのかは分かりませんでした。

星料金:「リフト・ゴンドラ・ロープウェイ」券には含まれています。
   別買いの場合:上り片道400円、下り片道200円。

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 こちらは、「 初級ロマンスリフト 」。初級お勧めゲレンデにあります。通常の固定循環式ペアリフト。路線延長644m。

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 こちらは、「 サンシャインリフト 」。初級おすすめよりも上部へ行くリフトです。固定循環式ペアリフトですが、スピード速め。路線延長981m。
 以前、同名の複線(この場合は、単線式のリフトが2路線平行しているという意味:鉄道でいう「複々線」)シングルリフト(サンシャインA・B線)がありました。

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 これが旧線ですね。ゴンドラより撮影。休止され、コースマップにも載っていませんが、搬器が取り付けられています。通常、オフシーズンには搬器を取り外しますので、取り付けられているということは、今期、動かすつもりがあったのかな?

つづいて、 第1ゴンドラ
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 サンシャインリフトおりばより撮影。かなりの急斜面を登ってきます。メンズダウンヒルコースに平行しています。単線自動循環式のゴンドラリフト。路線延長3531m。

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 搬器のメーカーズプレート。スイスの会社です。ゴンドラの場合、路線設備と搬器は別のメーカーが作っている場合が多いですね。

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 山頂駅。ふきっさらし。車庫は山麓駅にあります。「メンズダウンヒル」の記事も参照下さい。

つづいて、 第2ゴンドラ
同じく単線自動循環式。路線延長3227m。
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 山麓駅。レストラン併設。

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 山麓駅舎内。車庫併設。

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 ごみは、駅のくずかごに・・・。

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 たまご型のかわいいゴンドラ。室内は向かい合わせではなく、背合わせに座るようになっています。

星第1・第2ゴンドラ券を別買いする場合、上り片道1000円、下り片道500円。
(リフト・ゴンドラ・ロープウェイ券だとフリー)

 雫石高速(クワッド)、パラダイス、プリンス第1、プリンス第2の各線は、割愛します。

 最後に、廃線。
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 熊落としに向かう入口の、からまつ小屋(廃スキーハウス)の脇にあった廃リフト。シングルリフトですね。何と言う路線名かは分かりません。サンシャイン旧線と違って搬器の取り付けは行われていませんので、「廃」でしょう。

 大規模スキー場は、索道も興味津々なのでした。
 ほとんどのスキー場で昭和60年以降の2人以上乗りリフトに架け替わってしまいました。昭和40年代チックの、高圧鉄塔のミニチュア版のような支柱にぶら下がるシングルリフトにお目にかかりたいです。

索道にチューモクっ!
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地域情報「東北」



鉄道要覧(平成19年度)
「鉄道要覧」には、スキー場の索道も載っているらしい。





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最終更新日  2008年03月10日 14時56分11秒
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