いつまでも…二人で

いつまでも…二人で

2023.06.04
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テーマ: クルーズ(4)
カテゴリ: クルーズの思い出
先日の豪雨で日本各地で大きな被害が出ています
年々、被害が局地的になってきているように思います

被害が出られた地域の方々には、心よりお見舞い申し上げます





コロナの様々な規制も解けてきて、
世界各地のクルーズ船も、本格的に運行し始めました

日本にも、外国船が今まで通り来る予定で
沢山のコースが用意されてきました

夫の最後の願いは

もう一度だけ、クルーズに行きたかったな

だったので、いつか落ち着いたら
夫の写真を持って、一人でクルーズ船に乗ろうと思っています

でも、今年は近場の港町へ行くのが精一杯・・・


一度、外国航路のクルーズ船に乗っていた時
お年を召したアメリカ国籍のご婦人が、お一人でクルーズ船に乗っていらっしゃいました

クルーのお話では、もう、3年間も同じ船に乗って過ごされていました

ご主人と、クルーズ三昧の生活をされていたのですがご主人が亡くなられて
ご主人の遺言が、これからは一人でクルーズを続けて欲しいというものだったらしいです

確かにクルーズ船は、家族のようなものだと言われます
短い間ですが、飲食と楽しみを共有する運命共同体なので
すれ違うクルーたちは、必ず笑顔で話しかけてくれますし
船内の困りごとには、お部屋付きのルームアテンダントがきめ細やかにお世話してくださいます

家で一人で生活するのであれば、船なら寂しさは少ないかもしれません

一人暮らしになってしまったら、船で生活するのもいいかもね、なんて夫は悪戯っぽく微笑んでいました


もし、私が大金持ちだったとしても
私はやはり、地に足着いたこの家が良いよ・・・
何もなくても、思い出が詰まっていてなんだか落ち着くもの

私はそもそも泳げないし、船はどちらかと言えば怖いのです
でも、夫が大好きだったから、夫と一緒だったから

だから、楽しかったし とても良い思い出なのですよ


夫が一番好きだったのは、真夏のエーゲ海やアドリア海

最後の海外航路になったのは、5年前の地中海・エーゲ海・アドリア海のクルーズでした

今日のように、爽やかでキラキラした日差しを見ると思い出します・・・





エーゲ海に浮かぶサントリー二島
真っ青な空とエーゲブルーの海と白い建物・・・







街の中心には有名なアトランティスホテル







街から見下ろすと、私たちが乗っていた船が停泊していました
接岸できないので、テンダーボートに乗って小さな町の港へ上陸したのです







船に戻って、見晴らしの良いブッフェレストランでランチです
まずは、レモネードとサラダ・・・
外国船では、お昼の時間帯は無料でレモネードが用意されます








目をつむって思い出すと
潮の香りや、様々な国の言葉の響きやお料理の良い香りが
その場所にいるように思い出されます

その中で、夫の楽しそうな満足そうな表情が
一番輝いています

この瞬間が、写真と一緒に切り取られて
シャボン玉のように、キラキラ輝いて

はじけて、消えていく・・・



もう一度だけ


キラキラと輝く大海原を
二人で航行したかった・・・な





ラ・メール(海:意訳)


澄んだ入り江に沿って踊っている
金色の煌き

煌きを変る
雨の下


夏空に浮かぶ
白い羊
純粋な天使のような
青い海は羊飼い
いつまでも

見てごらん
岸辺の水溜りの
背の高い湿った葦を
見てごらん
白い鳥と
朽ち果てた家を


揺らしておくれ
澄んだ入り江に
愛の歌のように

揺らしておくれ
私の生きる心を




今日もご訪問をありがとうございました<m(__)m>



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最終更新日  2023.06.05 14:12:57
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