ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年07月25日
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前回 からの続きです。

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こちらはフリット。ズッキーニの他、鱧や万願寺があるのは京都らしいですね。食材の甘みを感じられます。
合わせたのは、新作アイテムの クロスドウィング・ケオケオ2012
アルネイス50%、トカイ・フリウラーノ30%、マルヴァジア・ブランカ20%というイタリアンなセパージュで、度数も12.5度程度と大人しいもの。
香りは、ライムやレモン、グレープフルーツといった柑橘に、生姜っぽさやオリエンタルハーブのニュアンス。味わいは、酸しっかりでミネラル感もあり、透明感のある質感と相まってシャープさを感じます。果実味もありますが、インパクトは酸に譲ります。
ブラインドで出されると、カリフォルニアとは当てられないのではないでしょうか。非常にエレガントなタイプで、面白いワインでした。夏場には100点でしょうね^^


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そして、メインは豚肉です。脂っ気を抑えた調理で暑い時期でもあっさり頂けました。
合わせたワインは、こちらもイタリア系品種を用いた新作、 クロスドウィング・ウラウラ2012 。ドルチェット35%、サンジョヴェーゼ35%、バルベーラ30%というセパージュになります。こちらも度数低目のエレガント系。
色は、濃いルビーといった感じで、赤さがあります。香りは、チェリーや赤ベリーに、赤い花やキノコ、それにスミレっぽさが加わりセパージュの特徴を感じます。味わいは渋みのインパクトが強め。そこに明るい酸や旨みが加わる感じで、果実味は控えめ。ボディはミディアムライト程度で、丸さ・柔らかさはありつつもクリアーな印象です。


このイタリア系セパージュ2種類、変わったネーミングですがどちらもハワイ語。ハワイでも販売されるそうですが、だからというわけではなく。ネーミングの理由は、オーナーの杉本さんが、ハワイ出身のウクレレ奏者であるジェイク・シマブクロ氏と親しい為。ジェイク氏は、イガイタカハのブランドにちなんだ「クロスドウィング」という曲を作られたそうで、なんとウクレレの弦2本のみ(クロスドということで)で演奏されるものなのだとか。
確かにこの2種類、暑い季節や場所に最適な爽やかさがあり、ハワイでジェイク氏のウクレレの局を聞きながら頂けば最高だろうなと思いますね^^

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〆にはケーキです。一口サイズで、品のある甘さの味わいです。最後にこう言ったものを頂けますとホッとしますね。

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今回のワインです。右から、ソーヴィニヨン・ブラン、ロゼ、ヴィオニエ、ケオケオ、ウラウラ。

ケオケオ、ウラウラと他の3種の作りの違いには驚きましたが、力強いスタイルになってもエレガント系のスタイルになっても、バランス感を感じるのは共通項といえるかもしれません。
今回はいただけませんでしたが、シャルドネやピノ・ノワールも有名なようです(ブリュワー・クリフトン等が手掛けているようです)し、他の銘柄もまた是非頂いてみたいところです。

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最終更新日  2014年07月29日 17時29分25秒
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