ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年10月03日
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カテゴリ: ポルトガルワイン
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今回は、涼しくなってきた夜に美味しいフルーティなポルトガルの赤です。
ポルカ・デ・ムルサ・ティント2011 。生産者はレアル・コンパーニャ・ヴェーリャ。ポートワインの産地であり、世界最古の原産地呼称制定地域でもあるドウロのワイナリーです。1756年創業という歴史ある作り手で、古くからポートワインの他、テーブルワインも手掛けて来ました。
価格は1080円程度ですが、楽天内には取り扱いは無し。

は紫感もまだあるガーネット系。透明度も低めです。

香り はブラックベリーやダークチェリー、それに少々のブルーベリーやプラムなど、色の濃いフルーツやスミレ、軽いポルチーニ的なキノコといったものが感じられました。また、時間と共に赤いベリーのコンポートや、それらのフレッシュフルーツ、さらに、遠くにトマトやバルサミコといったものも。

味わい は、開けて直ぐは南国らしい果実味を中心に、乳酸系の明るい酸や渋みが追いかけてくるといった感じ。ボディはミディアム程度で、ミネラル感もありクリアーな質感です。また、抜栓二日目になりますと、果実味がこなれて酸がより存在感を増します。ボディの印象も、よりしなやかに感じられたでしょうか。

食事とはなかなか意外な相性でした。
ハンバーグ(デミソース)や、牛肉の赤ワイン煮に合わせてみますと、やはり間違いない感じ。ソース的に肉の旨味を引き立てつつ、酸や渋みで後口をサッパリといった感じ。
ただ、よりよかったのがお寿司で、先ず酢飯との相性がよく、さらに、サーモンやブリとは、脂の旨味とワインの渋みや果実味が抜群。サーモンとは、香りの面でも良好です。また、面白いのがイクラの軍艦。およそ赤ワインとは合いそうにないものですが、臭みなど全く出ず、何やらフルーティな雰囲気さえ。

流石海洋国家ポルトガルのワインというべきか、生魚、さらには魚卵にさえ合ってしまいました。ドウロのワインはしっかりしており、香りや味わいは分かりやすいので、肉系やトマト系などと合わせてばかりでしたが、ちょっと相性の探究をしてみないといけませんね。

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最終更新日  2014年10月05日 01時11分50秒
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