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認知症の人の医療や介護で社会全体が負担しているコストは2014年に14兆5千億円に上ることが慶応大学医学部グループの推計で分かったそうです。認知症は西洋医学では治らないので、発症前や初期の段階での進行を阻む試みが始まり、認知症予備軍の「軽度認知障害(MCI)」のリスクを調べる血液検査も登場したそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に極めて有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと研究者は指摘されています。認知症で一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増 し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として「オレンジプラン)」を見直すことが決まりました。 2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているように戦後の日本人らしく自己責任意識が希薄です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、運動することは重要ですね。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。今年の厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、国民皆保険に甘えて世界一医療に依存する自己責任意識が乏しい日本人の一面です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向があるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。****************************【以下転載】****************************認知症の人の医療や介護で社会全体が負担しているコストは2014年に14兆5千億円に上ることが29日、慶応大学医学部グループの推計で分かった。60年には24兆3千億円に達する。国内での認知症の社会的コストの推計は初めてで、主任研究者の佐渡充洋・精神神経科助教は「患者や家族の生活の質向上のための政策立案の基礎データになる」と話している。推計は厚生労働省の科学研究費補助金を受けて実施。社会的コストの内訳は、(1)医療費1兆9千億円(入院約9703億円、外来約9412億円)(2)介護費6兆4千億円(在宅約3兆5281億円、施設約2兆9160億円)(3)家族などが無償で行う介護を金額に換算した「インフォーマルケアコスト」6兆2千億円――だった。国際アルツハイマー病協会は、全世界の認知症の患者は30年に7600万人、50年には1億3500万人になると推計。米英など先進国では増大する認知症の社会的コストを推計し、国を挙げて認知症対策に取り組んでいる。一方、日本では認知症の患者数が約462万人、予備軍は約400万人と推計(12年)されているが、社会的コストについての推計はなかった。佐渡助教は「今後は限られた資源をどう使えば患者・家族の生活の質を向上させられるかを検討する必要がある」と強調している。働き盛り離職 減らす必要 認知症の社会的コストは国内総生産(GDP)の約3%に相当する年間14兆5千億円――。慶応大学グループが国内で初めて認知症の社会的コストを推計した。認知症の人は現在、予備軍を含めて1000万人に達するとされる。政策立案の基礎データが明らかになった意義は大きい。社会的コストは、医療費や介護費などの直接的費用だけでなく、本人や家族が仕事を辞めたり、働く時間を短くしたりして被る「労働生産性の損失」など目に見えにくい費用を含めたのが特徴。社会保障給付費が一般会計の3割強の31.5兆円(2015年度)に達する現状では、医療や介護に費やされる財源には限りがあり、適切で効率的な使われ方が不可欠だ。一方、認知症患者の介護が家族だけに負わされては、家族の負担がかさむ。総務省の「就業構造基本調査」(12年)によると、働きながら介護している人は239万9千人で、女性は137万2千人(雇用者総数の5.5%)、男性102万7千人(同3.3%)。年齢階層別では男女とも55~59歳が最も多い。こうした中、家族の介護のために離職する「介護離職」が増えている。「財団法人21世紀職業財団」の報告書(11年3月)によると、02年10月~07年9月の5年間で介護・看護のために離職した人は56万8千人に上る。その8割が女性で、年齢別では、40~60代の働き盛り世代が約8割を占める。制度面での支援も強化されてきた。仕事と介護の両立を支えようと、介護休業制度(最大93日)、介護休暇制度(最大5日)が相次ぎ創設された。しかし、出産・育児関連の支援制度に比べ、認知度や取得率は低い。13年に公表された「社会保障制度改革国民会議報告書」は「今後要介護者が急増して親などの介護を理由として離職する人が大幅に増加する懸念がある」と指摘。「介護休業・休暇を周知・徹底するとともに、こうした制度を実際に利用できる職場環境の整備を積極的に支援していくことが必要」と提言している。(出典:日本経済新聞)
2015/05/31
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おはようございます。ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。金沢大学の研究で、緑茶の飲用習慣がある人は飲まない人に比べ、認知症や認知機能低下リスクが3分の1だった報告がありましたが、緑茶抽出物に含まれるエピガロカテキンガレート(EGCg)がアルツハイマー病の予防に効果がありそうなことがわかったそうです。私が飲むのは多い順に緑茶、コーヒー、紅茶ですが、カフェインが入っているので快眠のために午後からは避けています。私は茶よりも緑茶の新芽手摘葉から抽出してカフェインを取り除いたサプリメントも毎日愛用しています。茶の中では緑茶の健康効果が一番のようですが、花王ヘルシアの高濃度茶カテキンは有害報告があり、効能も限られた条件下なので効果は期待できないそうです。緑茶カテキンの主要成分は、・エピカテキン(EC) ・エピガロカテキン(EGC)・エピカテキンガレート(ECg)・エピガロカテキンガレート(EGCg)の4つがあり、エピガロカテキンガレート(EGCg)が一番強力と言われています。緑茶カテキンには多様な効能があり、・血圧上昇抑制作用・血中コレステロール調節作用・血糖値調節作用・抗酸化作用・紫外線肌老化抑制作用・美肌作用・老化抑制作用・代謝促進作用・抗癌作用・抗菌作用・抗アレルギー作用・C型慢性肝炎治療薬効果を高める・アディポネクチン分泌を促す・機能性胃腸症に有用・アルツハイマー病予防・認知症予防などがすでに言われていますが、放射線被曝対策にも優れています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。緑茶関連ブログ 新しい順緑茶が守る脳細胞 老人斑予防 カテキンが下げるリスク緑茶の健康効果 脂肪の燃焼を促しがん予防の効果も緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割緑茶カテキンの効用続々 コレステロールが低下 アルツハイマー予防も花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々 日米欧研究新茶で放射線を迎え撃つ 茶カテキンの抗酸化作用で防衛緑茶パワー(NHK)の健康情報をどのように受け止めるか緑茶カテキン 新型インフル対策に こまめに緑茶うがいインフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果緑茶やオリーブ油の抗酸化作用は保存期間の長さに伴って消失「お茶の用意をして。体にいいから」 コーヒー大国の米、お茶飲む国に緑茶1日5杯で危険低下 脳梗塞死亡で差緑茶:高血圧などに効果 掛川市立総合病院医療研究センターが発表緑茶に自己免疫疾患の予防効果****************************【以下転載】****************************緑茶からの抽出物と運動にアルツハイマー病の進行を遅らせる効果があるかもしれない。米国ミズーリ大学のトッド・シャハトマン氏らの研究グループが、アルツハイマー病の専門誌である、ジャーナル・オブ・アルツハイマーズ・ディジーズ誌において2015年5月5日に報告している。迷路と巣作りで検証米国国立衛生研究所(NIH)によると、アルツハイマー病にかかっている米国人は550万人に上る。アルツハイマー病の予防に役立つ食品の研究は重要になる。アルツハイマー病にかかっている人では、「アミロイドβ」と呼ばれる物質が蓄積して、脳内でアミロイド斑と呼ばれる異常が見られるのが特徴となっている。研究グループは、アルツハイマー病のネズミを使って、自主的な運動と緑茶抽出物である没食子酸(もっしょくしさん)エピガロカテキンが記憶機能に及ぼす効果を検証した。ネズミを迷路の中心に置いてゴールを探させて認知、記憶能力を調べた。次に、箱とさまざまな素材を使った巣作りをさせて、巣の形と使った素材量を基に評価を行った。認知、記憶力の改善に結果として、アルツハイマー病のネズミは形が悪く不安定な巣を作った。一方で、ネズミの飲み水に没食子酸エピガロカテキンを加え、ネズミを走らせたり回し車で運動させたりした。その後、再び迷路と巣作りの実験を行うと、没食子酸エピガロカテキンを取っていたネズミは認知機能と記憶力が大きく改善していた。巣作りへの関心は改善していた。動物実験の段階の検証ではあるものの、人間でも緑茶の抽出物と運動で脳の働きを改善させられる可能性もある。緑茶を飲む理由の一つに加えられるのかもしれない。(出典:Medエッジ)
2015/05/30
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細胞内に溜まる老廃物は、睡眠時に排出されるので、よい睡眠は重要です。この老廃物は加齢とともに増え、排出が間に合わずに「ゴミ屋敷」になっていくそうですが、効率よく排出する方法があり、私は取り入れいます。日本大学医学部の内山真教授が睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円!と発表しています。調査には睡眠障害が引き起こす健康被害の損失が含まれていないそうで、これを加えたらさらに巨大な損失になるものと思われます。 日本人は、主要国の中で最も睡眠時間が短く、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、先進国でガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」 ・日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は18年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、2年くらい前から23時には寝て5時くらいに起きる6時間に増やすよう心がけていますし、時々昼食後に30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠なのはiPhoneアプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・口呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気****************************【以下転載】****************************寝不足のときは、脳がぼーっとして働かないただけでなく、実際に頭がいつもより重いような気がしませんか。あれはあながち気のせいではないようです。というのは、私たちの脳内には日中、「あるモノ」がどんどん溜まっていってるからなんです。脳の「ゴミ」出しって誰の役目?長い間片づけをしないでいると部屋のなかにゴミが溜まっていくように、放っておくと脳のなかにも「ゴミ」が溜まることをご存知でしょうか?実は、私たちの脳内には、日中の活動を通して発生した老廃物が溜まっているそうなんです。そしてこの老廃物を毎晩きれいに片づけるのが睡眠の役割。睡眠中は脳の細胞が収縮するので、脳にスペースができると言われています。空間に余裕ができたおかげで、脳内にある脳脊髄液の流れがスムーズになり、溜まってしまった老廃物も脳脊髄液と一緒に排出されていくのです。ところが、きちんと睡眠をがとれていないと、このサイクルがうまく機能しません。当然、脳内にはどんどんゴミが溜まっていくことに……。ゴミが溜まるだけならいいのですが、ゴミであふれた脳は、作業スペースを奪われてしまい、働きが鈍くなってしまうのです。つまり、睡眠不足は、日中の仕事や勉強などの効率が低下を招くのです。睡眠不足がパフォーマンスに影響する睡眠不足がパフォーマンスを低下させるということを示すデータがあります。あるアンケート調査によると、睡眠をよくとった日の作業効率を100としたところ、睡眠がたっぷりととれていない日は平均55しか作業効率を発揮できないという結果が出たそうです。これは誰もがうなずく結果ではないでしょうか。睡眠時間が短いときは頭がボーッとしてしまって、仕事や勉強がはかどらない、誰にでもそんな経験ありますよね。他の実験でも、3時間以内の睡眠が何日も続くと、視覚的な作業でミスが増えることも証明されています。当然、このようなときに車の運転をするのは危険です。効率低下を解消する!睡眠中に脳はゴミを排出しているので、私たちのパフォーマンスが最も高いのはすべてのゴミが吐き出された状態、つまり「朝」ということになります。これが、いわゆる集中力を要する仕事や作業効率を重視する仕事は午前中にやってしまったほうがいいと言われる理由のひとつ。仕事においてとても重要な作業効率。それを上げるためにも「睡眠の重要性」を改めて理解しておくことが大切です。忙しすぎて睡眠時間が十分にとれていない方、仕事でミスを連発するなどの悩みをお持ちの方は、もしかしたら脳内にゴミが溜まっているのかもしれません。寝不足で何時間もかけて仕事をするよりも、短時間でも仮眠をとってパフォーマンスを上げたほうが、仕事の質もあがるし、結果的に作業が早く終わるかもしれませんね。(出典:ネムジム)
2015/05/29
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禁煙を開始した理由は、1位:自分の健康 61.9%2位:タバコ代 35.3%3位:周囲の人の健康 22.9%だそうで、他の先進国並みの1箱1000円位にすると他の先進国並みの喫煙率に下がるかも知れません。喫煙は何一つよいことはありませんが、悪いことは次々と見つかっています。記憶・言語・認知などの重要な思考プロセスを司っている大脳皮質を破壊することがわかったそうで、認知症にもなりやすいわけです。また、喫煙は免疫システム全体に重大な悪影響を及ぼし、免疫機能が低下するそうです。詳しく調べるとDNAのあちこちが切断されているので、まさに百害あって一利なしです。喫煙の影響はDNAを通じて子孫にまで及び、喫煙者の子孫は生まれつき免疫機能が低下して病気に罹りやすくなるわけです。 日本は在日欧米人から喫煙天国と馬鹿にされ、自宅でも喫煙出来ないカナダから移住しようかと半分本気の冗談がでるほどの禁煙後進国で、恥ずかしい限りです。タバコの最大の問題は他人を巻き込む受動喫煙で、ガン、心筋梗塞や脳卒中など年間7000人近くの日本人の死亡原因となっている他殺行為であり、禁煙後進国の日本も速やかな受動喫煙対策が望まれます。職場で禁煙・分煙を希望している人が81%、職場やレストランなどでの全面禁煙の義務化には62%が賛成するなど国民の受動喫煙防止の意識は高いのに国の禁煙政策は遅れに遅れている禁煙後進国です。喫煙は日本の死因危険因子の堂々と第1位にランクされ、最も社会的信用をも落としているそうです。そして喫煙は様々な病気の原因になっています。◆喫煙と関連する病気口腔(こうくう)咽頭がん、喉頭がん、食道がん、気道・気管支・肺がん、急性骨髄性白血病、胃がん、肝臓がん、膵臓(すいぞう)がん、腎臓・尿管がん、子宮がん、膀胱(ぼうこう)がん、大腸がん脳卒中、失明、記憶障害、認知症、白内障、加齢黄斑変性、妊娠中の喫煙による先天性口唇・口蓋裂(こうがいれつ)、歯周病、大動脈瘤(りゅう)、若年成人期からの腹部大動脈の硬化、冠動脈疾患、肺炎、動脈硬化性末梢動脈疾患、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患、結核、喘息(ぜんそく)、その他の呼吸器疾患、糖尿病、女性の生殖機能の低下(妊孕性=にんようせい、妊娠しやすさ=の低下など)、大腿骨近位部骨折、異所性妊娠(子宮外妊娠)、関節リウマチ、免疫機能への影響、健康状態全般の悪化◆受動喫煙と関連する病気子供:中耳の病気、呼吸器症状、肺機能の悪化、下部呼吸器疾患、SIDS大人:脳卒中、鼻の刺激症状、肺がん、冠動脈疾患、女性の生殖機能の低下(低出生体重)日本は現喫煙者率は24%と、21ヵ国中7番目に多い禁煙後進国で、女性10%に対し男性38%と、男女差が特に大きく、家庭内で非喫煙者である女性が受動喫煙により肺ガンになる危険があることが懸念され、非常に問題視されています。また、新たな脅威として話題のPM2.5よりも喫煙、受動喫煙の方がはるかに恐ろしいそうです。PM2.5や黄砂、放射線被曝リスクを懸念する喫煙者は、自身の喫煙の方がはるかに悪いと気づき、他殺行為になる人前での喫煙などはご遠慮いただきたいと強くお願いしたいです。さらに、20歳から70歳までの50年間タバコを吸い続けた場合、タバコ代とタバコを吸うことによって生じる諸費用(医療費やコーヒーなどの嗜好品費)の総額は、1600万円前後になるそうで、高額ですね。タバコも酒も女性の方が悪影響が強く出ますが、日本は若い女性の喫煙率が増えている異常国です。受動喫煙は全員が大きな迷惑ですが、最大の被害者は逃げられない胎児です。残念なことに最近の環境省の33,000人の妊婦を対象にした調査で、全体の5%が妊娠中も喫煙を続け、4%が飲酒しています。喫煙は24歳以下の妊婦では1割にもなるそうです。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)また、たばこ1本で寿命は14.4分短くなるという研究結果が発表されていますが、同様の研究発表で、アルコール依存症が20年早死にする研究結果もあり、合わせれば30年も早死にするので長生きはリスクだと感じている人には吉報かも知れません。・「長生きしたくない」老後不安の未婚者・「長生きは不安」9割 「長生きはリスク」7割 理由は経済と健康・「長生きは不安」8割超 若年男性日本の禁煙政策を牛歩以下にしている本音は、国民の今以上の長寿を望んでいないからでしょう。1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた1.健康を大切にしなかったこと 2.たばこをやめなかったこと と禁煙は第2位に出てきます。なるべくうまく卒煙したい人は、「禁煙セラピー 読むだけで絶対やめられる」という本をおすすめします。世界15ヵ国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラー、読むだけで90%の人がやめられるという話題の本であり、私の周りではこの本で7割が楽に卒煙しています。卒煙すると毎日毎日がとても快適になり、もっと早く卒煙すればよかったと感じると思います。****************************【以下転載】****************************路上喫煙の禁止、職場から喫煙所が撤去、飲食店には灰皿すらない。愛煙者の方は、文字通り煙たがられる時代になりつつあります。大好きだったタバコをやめて、禁煙を始めた方の理由についてご紹介いたします。3位、「自分の喫煙が周囲の人の健康に与える影響が気になったから」 22.9%理由の3位は、家族などの周囲の人の健康を考えてがランクイン。確かに奥さんが妊娠しているときや、子供が産まれたときなど、今まで以上に周囲の人の健康に気を使うようになります。「家族に気を使ってベランダで吸うようになったが、家の中に入る少しの煙も嫌がられるようになる。次第に家の中ではタバコが吸えず、雨の日も、雪の日も外で…」その結果、「こんなにがんばって吸わなくてもいいか」と思って禁煙を開始する人も多いのではないでしょうか。2位、「タバコ代を捻出しづらくなったから」 35.3%2位は家計や自分の財布に直結するタバコ代でした。増税によるタバコの値上げは過去に何度も起こってきました。2000年に1箱250円だった銘柄は、2015年現在1箱460円と10年で200円以上値上がりしています。永田町では1箱1000円にするという案が出る等、さらなる値上げが予想される昨今、家計や自分の財布への影響を考えて禁煙を開始する方も多いようです。1位、「自分自身の健康が気になったから」 61.9%堂々の1位は自分自身の健康でした。30代、40代と歳を重ねるにつれて、健康への意識が高まる方も増えてきます。一家を支える自分が病気になると、自分だけでなく家族にも迷惑を掛けてしまうかも。「自分の健康を守り、家族を守る!」そう誓って禁煙を始める方も少なくないのではないでしょうか。きっかけは遺伝子検査健康のためとはいえ、ある日突然禁煙を開始できるものではありません。「明日から始めよう」を毎日繰り返してしまう経験がある方も多いのではないでしょうか。禁煙を始めたいけれど始められていない人にオススメなのが、今雑誌やテレビで話題の遺伝子検査マイコードです。自宅で唾液をとって同意書と一緒に送るだけで、簡単に病気の発症リスクや体質の遺伝的傾向がわかるサービスです。実際にマイコードを受けた人の満足度を調査するために、DeNAライフサイエンスが2015年2月3日から10日に行ったアンケート調査では、驚くべきことが分かりました。10%以上が禁煙を開始!遺伝子検査マイコード実施前の健康意識が低い人のうち、なんと約65%が健康意識が高くなったと回答していました。健康意識が高くなった具体例としては、食事の栄養バランスに配慮するようになったと回答した人が約45%と最も多く、禁煙を始めた人も10%以上いたのです。健康意識が低かった人の65%が、検査結果を見ただけで、生活習慣を改善して病気を予防したい!と強く思うようになり、実際に行動が変わったというのだから驚きです。明日から禁煙を開始しようと思っているあなた、まずは遺伝子検査で自分の病気の発症リスクを知るところから始めませんか?(出典:Medエッジ)
2015/05/28
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1日20分、時速6~7kmの活発なウォーキングを毎日続ければ、早死する危険性を大きく下げられることが、欧州の33万人以上を対象とした調査で判明したそうです。「運動不足」は「肥満」に比べ、死亡につながる危険性が2倍も大きく、「運動不足は最大の危険因子です」と研究者は警笛を鳴らしています。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 日本は平均寿命こそ世界一ですが、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の健康度は主要34カ国中34位(2011年OECD調査)と最下位です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。・人生で今日が一番若い。・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)座って過ごす時間が長い人ほど病気、短命になりやすく、一日中座っていると、精神衛生的にも良くないことがわかり、学びは「座って」から「歩きながら」すると教育と健康で効果両立するなど運動のメリットが相次いで報告されています。 座ってばかりの運動不足な生活は、死亡リスクが肥満の2倍とか、座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなるなど、最近は座っていることに関する健康リスク報道がかなり目立ちます。2002年に「セデンタリー・デス・シンドローム」(座りすぎが死につながる症候群)という言葉が作られたほど、座っている時間が長いと生活習慣病や短命化を招くそうで、そのような生活習慣の場合は運動していてもリスクがあまり減らないとも言われ、「立って仕事ができるオフィスデスク」、「歩きながら仕事ができるウォーキングデスク」やスマートフォンをタイマーにして60分置きごとにストレッチしたり歩いたりすることが推奨されたりしています。またバランスボールを椅子代わりにするのもよさそうです。・人財の健康増進と企業業績向上を両立させる健康経営・脳を鍛えるには運動しかない・学力の土台は体力 ・1時間に2分歩くと座りっぱなしの悪影響が帳消しに・仕事で行き詰まったら走る・歩く リフレッシュ、アイデアが浮かぶ ・座って過ごす時間が長い人ほど病気になりやすく短命に!?・一日中座っていると、精神衛生的にも良くない ・学びは「座って」から「歩きながら」へ? 教育と健康で効果両立 ・運動不足は肥満よりも危険 死亡リスク2倍 ・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」 ・デスクワーク1時間で寿命が22分縮む!? 座りっぱなしが招く様々なトラブル・長時間座わると足の血管に悪影響 5分間のウォーキングで解消・1日に3時間立って過ごすとマラソンと同じくらい健康に良い ・長時間のデスクワークによる体の不調を軽くする7つの方法 ・仕事に詰まったら、やっぱり歩くのがベスト:研究結果 ・デスクワーク中心の人の運動不足を解消 運動は生産性も高める ・「座る時間」が1時間増えるだけで身体が不自由になるリスクが1.5倍に ・長時間座る高齢女性は死亡リスクが高い・座りっぱなしの生活は早く老ける!?・世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?・長時間座り続けることの弊害・オフィスで立って仕事をする時代がやってくる・座っている時間が長いと糖尿病 を招く・座りっぱなしの生活で高まる慢性疾患リスク・1日11時間以上座る人では死亡リスクが40%以上増大・長時間の座位姿勢は成人病リスク高める、スウェーデン研究心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。****************************【以下転載】****************************デスクワークに電車や車通勤、仕事をしていると“運動不足”になりがちです。特に働き盛りといわれる30~50代男性では各年代とも8割以上が運動不足を感じているそう。そろそろ健康も気になる年代ですが、忙しい働き盛りの男性はどんな運動をしているのでしょうか。今回は、読んだらちょっとやる気になるかもしれない!? 働き盛りの男性世代の運動不足事情についてご紹介します。■普段行っている運動は?ネットリサーチのDIMSDRIVEが5,776人に行った調査によると、男性が普段行っている運動は1位ウォーキング(34.3%)、2位ランニング・ジョギング(9.7%)、3位ゴルフ(9.6%)と、圧倒的にウォーキングがトップという結果でした。特に、年代が上がるにつれてウォーキングをしている人の割合は高くなり、70代男性では52.5%と半数を超えました。手軽に始められるウォーキングですが、皆さんは何のために行っているか理由を見ていきましょう。■ウォーキングに期待することウォーキングに期待することとしては、30~40代の男性は1位「足腰を鍛える」、2位「ダイエット」、3位「メタボ予防」のためでした。50代では2位と3位が入れ替わりましたが、皆さん期待していることは同じようですね。30~50代男性が望む「足腰の強化」は、男性力のアップにも効果があります。“テストステロン”は40代を過ぎると分泌量が低下しますが、関係が深い筋肉量を増やすことで男性力アップにも。仕事のやる気や前向きな気持ちにも影響するテストステロンは、働き盛りの男性にとってプラスになります。■ウォーキングをして良かった事アンケートでは「痩せた」「便秘解消」「ストレス解消」など、健康面でのメリットが多かったほか、「人との出会い」や「新しいお店の発見」など、日常が豊かになるメリットもあり、心身のリフレッシュになっている人も多いようです。もしかしたら、期待していること以外の副産物も多いかもしれませんね。■せっかく歩くならより効果的なウォーキング法で!「3倍痩せる!?血流がUPするウォーキングのやり方」でご紹介したのが“ジャンセンウォーキング”。背筋を伸ばし、胸を張り、大きく腕を振ること、両足の靴が数字の11になるように並行に揃え、両ひざが軽く擦れるようにまっすぐと両足を動かせばOK。このウォーキングは通常よりも約3倍ものカロリーを消費するのだとか。ダイエット、メタボ予防の目的ならぜひお薦めですよ。いかがでしたか? 「普段から歩くことを意識しているか」を年代別に見ても、年代が上がるにつれて割合は高くなり、男性30代では48.6%、40代55.4%、50代では63.2%の人が意識しているようです。年齢が上がるにつれて健康意識が高まりますが、やらないよりはやった方が、いつまでも若々しい姿でいられそうですよね。運動不足を感じるようなら少し意識をして、まずは一駅歩いてみることから始めてみてはいかがでしょうか。(出典:ニッカンケア)
2015/05/27
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2000年から始まった健康日本21から健康寿命の延伸が叫ばれています。また、健康格差は所得や教育と強い相関があると指摘されています。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること 健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療費を激減するのは簡単でしたが、国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていません。日本は平均寿命こそ世界一ですが、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の健康度は主要34カ国中34位(2011年OECD調査)と最下位です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。・ハーバード大学の研究によれば予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上するそうで、健康管理をすると6倍返しになる。・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減個人的には超健康マニアになって28年間で、歯科、怪我、検診以外には医療機関にかかった記憶がありません。また、私のクライアントもQOL(生活の質)が上がり、医療費は減っています。・病院がないほうが死亡率が下がる! 著効がある劇薬! 国民の健康状態をよくして医療費を減らす著効を見せるこんな最善・劇薬があります。 市民の病気予防意識が目覚めて、生活習慣を改善したことで実現したわけです。 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。 高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。1972年、コロンビアの首都ボゴタで、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、52日間の医療ストライキをしたら、死亡率が35%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻ってしまった。 1973年、イスラエル全土で、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、全国の死亡率が半減した。しかし、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻った。 (エルサレム埋葬協会) 1976年、アメリカのロスアンゼルスで、17の病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、手術が60%減り、死亡率が18%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻りました。現代医療の神は、死に神である。病院は、死の教会である。救急救命以外、9割の医療が、地上から消えれば、人類は健康に生きられる。病院はストを行えば良い。それも永遠に続けば、更に良い。これは、アメリカで、良心の医師と、未だに称えられる、故・ロバート・メンデルソン医師の言葉です。ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人なのです。・医師の半数が「常用薬あり」の病人・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存****************************【以下転載】****************************健康も寿命も、言ってしまえば「金次第」? そんなせちがらい「法則」を吹き飛ばす処方箋がある。所得や学歴による「健康格差」が明らかになってきている。それをあぶり出すのは「社会疫学」。健康に影響を与える社会的な決定要因を研究する学問で、2000年ごろに確立し、海外では行政や企業などで格差縮小に活用している。日本でも各大学の社会疫学研究者や医師が興味深い分析結果を出している。岩手大学の平井寛准教授らの分析では、所得別でみた男性の最下層の死亡リスクは、最富裕層の3.5倍、女性は2.48倍高い。経済的ゆとりの感覚も影響する。日本医科大学の海原純子特任教授らは、ゆとりがないとする男性(20~44歳)は「主観的健康不良感」を訴える割合が、ゆとりある男性の約4倍高いと日本人間ドック学会で発表している。厚生労働省が定める国民の健康目標「健康日本21」も13年に「健康格差の縮小」を追加した。今春には社会疫学者と各分野の専門家が分析結果などを健康づくりに活用できるよう「健康格差対策の7原則」を発表。全国30自治体と連携する試みも始めた。http://www.iken.org/project/sdh/pdf/15SDHpj_summary_ver1_1.pdf政策による取り組みを待つ間、自分自身で健康寿命を育む方法もある。「つながり」だ。『友だちの数で寿命はきまる』(マガジンハウス)の著者で予防医学研究者の石川善樹さん(34)は言う。「ひとりが本当に親しい関係を築けるのは6人と言われるが、家族以外で三つ以上のコミュニティーとつながれば、健康寿命が伸びる可能性があります」心の健康度アップも期待できる。千葉大学の近藤克則教授らが政令指定都市25区と25市町村を対象に趣味サークルへの参加率と自殺率の関連を分析したところ、3年間の自殺率の平均値は、集まりへの参加率が40%超の市区町村は40%未満の地域より明らかに低い。「従来の対策は『いのちの電話』だったが、趣味やスポーツへ誘導することが有効な策になる可能性もある」(近藤克則教授)だが会社べったりの中年世代、とくに男性が新たな人間関係を築くには高いハードルがある。つながるきっかけについて、前出の石川さんはこう勧める。「今はSNSでつながりやすく、ラッキーな時代です。小中学校時代などの友人関係を再構築するのもいい」(出典:AERA 2015年5月25日号)
2015/05/26
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日本大学医学部の内山真教授が、勤労者の不眠症など睡眠に関わる問題で日本経済に及ぼす損失は、年間で約3.5兆円に上ることを初めて明かにしました。内訳は、作業効率の低下が3兆665億円、欠勤731億円、遅刻810億円、早退75億円、交通事故2413億円、しめて3兆4693億円。調査には睡眠障害が引き起こす健康被害の損失が含まれていないそうで、これを加えたらさらに巨大な損失になるものと思われます。 日本人は、主要国の中で最も睡眠時間が短く、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、先進国でガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」 ・日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は18年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、2年くらい前から23時には寝て5時くらいに起きる6時間に増やすよう心がけていますし、時々昼食後に30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠なのはiPhoneアプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・口呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気睡眠 関連ブログ 新しい順睡眠調節機能を得て、良質な睡眠を手に入れよう ガン細胞をやっつけるNK細胞は睡眠不足の影響を受けやすい 睡眠時間が短くても健康的な人は一体どういう生活をしているのか? 日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは? テレビで扱いにくい「睡眠ネタ」 一人一人言うことが違う専門医 眠りすぎると体に悪い? 7つの気になる研究結果 睡眠リズムを診断するために体内時計を測る新たな方法とは? 半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ****************************【以下転載】****************************ゲームやネットに夢中になり、あっという間に深夜。あげくの果てにベッドに入っても寝付けない。リズムの崩れた生活で脳をいじめ、仕事や日常生活に支障をきたしていないだろうか。睡眠不足がもたらす、こんなセンセーショナルな調査がある。日本大学医学部の内山真教授(精神医学)が、勤労者の不眠症など睡眠に関わる問題が日本経済に及ぼす損失をはじきだした。調査は、大阪の化学企業の従業員3075人(有効回答)を対象に、睡眠や日中の眠気による作業効率の低下、交通事故などをアンケート。それをもとに賃金、交通事故の保険金など、公的データを合わせながら推計した。その結果、日本経済の損失は、年間で約3.5兆円に上ることを初めて明かにした。内訳は、作業効率の低下が3兆665億円、欠勤731億円、遅刻810億円、早退75億円、交通事故2413億円、しめて3兆4693億円。調査には睡眠障害が引き起こす健康被害の損失が含まれていないというから、これを加えたらさらに巨大な損失になるはずだ。 企業も「スリープマネジメント」に乗り出した 睡眠不足による経済損失がストレートに懸念される深夜バスや物流関係の会社のなかには、すでに睡眠障害に目を向けるところがある。東京ヤサカ観光バスでは、運輸業界で増加している睡眠不足が原因で起こる交通事故の削減に乗り出し、「睡眠セミナー」を開催。事故減少に向けての睡眠アンケート調査を実施したり、ドライバーと運転管理者がスマホや携帯を通して情報を共有したり、常に健康状態や生活習慣をチェックする「スリープマネジメント」に取り組んでいる。"眠れない脳"の行きつく先はうつ病? 睡眠不足の原因は、何も職業によるとは限らない。悩み事、深夜に及ぶパソコン操作、スマホやタブレット閲覧などさまざまだ。脳が"反乱"を起こす前にやめればよいのだが、のめり込んでしまいやすいのもこの手の趣味の特徴だ。ところで、本来眠るべき時間に、脳が"電脳ラッシュ"にさらされるとどうなるのか?「入眠時には副交感神経が優位になり、緊張を解いて心身を休息させる状態が始まります。しかし、ベッドに入ってからも携帯やスマホなどを操作していたらどうなるでしょう。画面の光や情報内容による刺激が交感神経を刺激して、脳を覚醒させて入眠を妨げます。また、夜中に何度も着信があるとそのたびに起きて睡眠が浅くなります。疲労が蓄積され、ストレスの行きつく先がうつ病ということにもなりかねません」こう警鐘を鳴らすのは北山クリニック(東京都西東京市)の北山徳行院長(精神科医)。対策は、ネットやゲームを早めに切り上げることのほか、「深夜にメールをしない、電話をかけない。例えば22時以降は電源を切り、メールチェックは朝起きてからにする。昔は夜9時過ぎの電話は控えなさいと言われたものですが、携帯やスマホにも同様のマナーがあっても良いはず」とアドバイスをする。ヒトの体は、地球の自転による24時間周期に合わせて、体温や血圧、ホルモンの分泌などの働きを変化させている。この生物に備わるサーカディアンリズム(概日リズム)の狂いが、肥満や生活習慣病、がんの発症などとも関係することが指摘されている。睡眠の質の担保はパフォーマンスの発揮にも影響する、ビジネスパーソンにとって不可欠なマネジメントだといえる。(出典:ヘルスプレス)
2015/05/25
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ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。糖尿病は増え続け、40歳以上では約3人に1人といわれている国民病の一つで、多くの合併症を引き起こします。さらに高齢になれば、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の両方のリスクが4.6倍にもなる怖い病気です。睡眠時間が同じでも、夜更かしの人は早起きの人より糖尿病、サルコペニアなどの疾患を発症しやすいことが新たにわかったそうです。・1997年1,370万人・2002年1,620万人(5年で250万人増加!成人6.3人に1人)・2007年2,210万人(成人5人に1人)・2012年2,050万人(成人5人に1人)2005年に一般男性の6割、女性の4割が耐糖能異常があるという調査結果もあり、減少傾向は続かないと思います。糖尿病の本当の怖さは、過剰な血糖で坑酸化酵素が糖化されて抗酸化力が大きく落ち、活性酸素が猛威を振るって毛細血管などがボロボロになって発症する合併症で、ガン、脳梗塞、心筋梗塞など多くの病気罹患率が通常の2~3倍にも跳ね上がるそうです。糖尿病は専門医が一生治らないと絶望させる生活習慣病ですし、合併症予防も血糖値のコントロールだけなのでよい結果は期待できません。10年インスリンを打っていた母の糖尿病は、私がサポートしてからわずか2ヶ月で完治して主治医は奇跡だと驚愕しましたが、奇跡ではなく2型糖尿病なら治りますが、予防が大切なのは言うまでもありません。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。糖尿病関連フリーページ糖尿病の治療私がお手伝いした糖尿病症例食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会糖尿病関連ブログ 新しい順玄米が糖尿病予防に効果的 玄米の天然成分が血糖値を下げる糖尿病やメタボの予防、「果糖」を含む甘味料の料理への添加を控えるべし、果物や野菜に含まれる果糖は問題なし世界糖尿病デー 健康的な朝食が糖尿病リスクを減らす薬局でHbA1cを測定したら4人に1人が糖尿病か予備群ダイエット飲料で糖尿病リスクが高まる!? 人工甘味料の“謎”を解く糖尿病リスクは飽和脂肪酸の種類によって上昇唾液で血糖値を測定できる技術を開発 100分の1の精度で測定メタボ、糖尿病で常識覆す研究 スイーツは「昼」より「3時」糖尿病の直接的な原因は、筋肉内に溜まる「脂肪筋」糖尿病の悪玉物質特定 京都府立医大 新薬開発に道糖尿病と認知症 糖代謝異常との関連注目糖尿病疑い950万人 厚労省推計 07年から60万人増11月14日は世界糖尿病デー 世界の1000ヵ所でブルーライトアップ吐いた息で病気わかる? がんや糖尿病診断に期待 ガスの種類や精度、課題に通勤時にしっかり歩けば糖尿病と高血圧のリスクは低下糖尿病 合併症で多大な医療費 症状前に血糖コントロールを赤身の肉で糖尿病リスク上昇食生活の改善 糖尿病予防魚油サプリが糖尿病リスク低減に有効アルツハイマー病、脳は「糖尿病状態」 九大が患者調査水銀曝露が糖尿病リスクを高める速歩きは糖尿病、高血圧、脂質異常症リスク低下に効果的座っている時間が長いと糖尿病 を招く糖尿病の自己管理、上手に 治療のカギは日常生活 患者が意見交換、「やる気」刺激糖尿病 夢の新薬に道筋 「アディポネクチン」研究加速 8月に国際シンポ糖尿病:睡眠5時間以下、リスク5倍 予防「職場環境も重要」糖尿病:中小企業、患者割合高く 経過観察、約7割「何もせず」子どもの糖尿病治療 肥満対策に的 生活習慣を改善****************************【以下転載】**************************** 今や日本人の死亡原因の多くを占めている生活習慣病――。そのひとつである「2型糖尿病」は、自覚症状が乏しいにもかかわらず多くの合併症を引き起こす。さらに高齢になれば、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の両方のリスクを引き上げる怖い病気だ。糖尿病の患者が認知症を発症する割合は、血糖値が正常な人の約4.6倍にもなる。糖尿病は食べすぎや運動不足、ストレスなどの生活習慣の乱れと、その結果起こる肥満が発症に影響を与えていると考えられている。そして、新たな要因に「夜更かし」が加わるかもしれない。そんな研究結果が先日、韓国のチームによって明らかにされた。夜更かし男性は糖尿病+老化の傾向 『Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism』(オンライン版4月1日)に掲載された報告によると、たとえ睡眠時間が同じであっても、夜更かしの人は早起きの人より糖尿病などの疾患を発症しやすいのだという。この研究では47~59歳の韓国人約1600人を対象に、睡眠習慣について聞き取ったうえで健康診断を受けてもらった。ちなみに参加した1600人のうち95人は夜更かし、480人は早起き、残りの人はその中間だった。それによって得られたデータを解析すると、夜更かし群は平均年齢が低かったにもかかわらず、早起き群より体脂肪率や血中脂質が高いことが明らかになった。さらに夜更かし群は、老化によって加速する「サルコペニア」の傾向も高かった。サルコペニアとは、加齢による筋肉量の減少。個人差はあるが40歳ごろから始まり、年を取るほどに加速化する。特に高齢者では、1年で5%以上の減少率となる例もある。タンパク質の摂取量や運動量の減少によって筋肉の合成量が低下し、合成される筋肉と分解される筋肉のバランスが崩れることで現れる。「夜更かし」の人は、その傾向がより強いというのである。さらに男女別に細かく解析すると、夜更かしの男性は早起きの男性より糖尿病やサルコペニアを発症している率が高い。一方、女性は夜更かしのほうが早起きより腹部脂肪が多く、メタボリックシンドロームの傾向が強かったという。概日リズムの乱れが悪影響に? 研究を行った高麗大学校安山病院のNan Hee Kim氏は、「他の生活習慣に関わらず、夜遅くまで起きている人は糖尿病や筋肉量の低下という健康問題を抱えるリスクが高かった」と解説。加えて「夜更かしの人は睡眠の質が低いことや、喫煙、深夜の食事、座っている時間が長いなど、不健康な行動傾向があることに起因するのかもしれない」と述べている。ちなみに昨年、米・シカゴ大学が男性26人に対して行った実験では、就寝時間が不規則な群は、毎日同じ時間に床についた群よりも、インスリン感受性が大きく低下したと報告されている。つまり、交代勤務などによる概日リズムの乱れが糖尿病のリスクを引き上げる可能性があるという。このことは、睡眠の量だけでなく、「いつ就寝するか」が重要であることを示唆している。今回の韓国の研究では、夜更かしと糖尿病リスク上昇の因果関係までは証明されていない。だが、多くの人が夜更かしになりがちな現代のライフスタイルを鑑みれば、早急に取り組む必要があるだろう。若い頃の早寝早起きは糖尿病、ひいては将来の脳の健康に直結しているかもしれないのだから。(出典:ヘルスプレス)
2015/05/24
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地中海式食事法と高血圧を予防する食事法「ダッシュ(DASH)」を組み合わせたマインド食事法はアルツハイマー病を予防する効果が大きいと発表されたばかりですが、地中海食にオリーブオイルとナッツ類を追加することで、高齢になっても高い思考力と記憶力を維持できることが新たな研究でわかったそうです。 「いくつになっても、食生活の改善には意味がある。抗酸化力の高い健康な食事で、加齢に伴う認知力低下の発生を遅らせることができる」と、研究者はいわれいます。「マインド食」では、脳にとって健康的である食品10品目として緑黄色野菜、その他の野菜、ナッツ類、ベリー、豆、全粒穀物、魚、鶏肉、オリーブオイル、ワインを推奨し、健康的でないものとしては、肉やバター・マーガリン、菓子類、ファーストフードが指摘されています。認知症で一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増 し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として「オレンジプラン)」を見直すことが決まりました。 2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているように戦後の日本人らしく自己責任意識が希薄です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、運動することは重要ですね。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。今年の厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、国民皆保険に甘えて世界一医療に依存する自己責任意識が乏しい日本人の一面です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向があるようです。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩がおすすめです。週刊文春2013年11月14日号に出ていたデュアルタスク・心拍数ウォーキングや学習療法がよさそうなので学習療法士の資格を取りました。また、りそなHDが全社員1万6000人を「認知症サポーター」にしようとしていますが、認知症サポーターは全国に550万人おられるそうで、私もなりましたがこれもおすすめします。 ...しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。****************************【以下転載】****************************地中海食にオリーブオイルとナッツ類を追加することで、高齢になっても高い思考力と記憶力を維持できることが新たな研究で示された。地中海食は、果物、野菜、魚、全粒穀類が豊富で、赤身肉が少ないことが特徴。 「いくつになっても、食生活の改善には意味がある。抗酸化力の高い健康な食事で、加齢に伴う認知力低下の発生を遅らせることができる」と、研究を率いたスペイン、ホスピタルクリニック(バルセロナ)のEmilio Ros氏は述べている。 「JAMA Internal Medicine」オンライン版に5月11日掲載された報告によると、研究ではバルセロナに住む約450人(平均67歳)を対象に、2003年から2009年まで食生活に関する介入試験を実施。対象を、地中海食に加えて週1リットルのエクストラバージンオリーブオイルを摂取する群、地中海食に加えて1日30gのナッツ類(クルミ、ヘーゼルナッツ、アーモンドミックス)を摂取する群、地中海食ではない低脂肪食を摂取する対照群の3群いずれかに無作為に割り付けた。対象者はいずれも心疾患リスクが高かったが、記憶力や思考力に問題はなかった。知能面の変化は、記憶力、注意力、思考力をみる一連の検査で経時的に評価した。全対象のうち約350人で解析に利用できる完全データが得られた。被験者は中央値で約4年間、食事の指示に従っていた。分析の結果、地中海食を摂取した2群ではいずれも、対照群に比べて記憶力および思考力における便益が認められた。米ニューヨーク大学医療センター(ニューヨーク市)のSamantha Heller氏は、「ナッツやオリーブオイルなどの健康的な脂質は脳の機能と健康に重要な役割を担う」と説明する。ヒトの脳の神経細胞は、ひとつ1つが髄鞘と呼ばれるごく薄い脂肪と蛋白の層で保護されている。この髄鞘は食物由来の脂肪から作られるため、健康的な食品と脂質を摂取するほど脳も健康になると同氏はいう。髄鞘に最も多く含まれる脂肪であるオレイン酸は、オリーブオイル、アーモンド、ピーカンナッツ、マカダミアナッツ、ピーナッツ、アボカドなどが優れた供給源となる。同様に脳の健康に重要なオメガ-3脂肪酸は魚、クルミ、大豆食品に豊富に含まれる。Heller氏は、「これらの脂肪が精神機能と脳の健康を向上させ、アルツハイマー病リスクを低減させることが明らかにされている」と述べ、バターの代わりにオリーブオイルを、ポテトチップスの代わりにアーモンドを、ミートボールの代わりに野菜を摂取することを勧めている。(出典:HealthDay News)
2015/05/23
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喫煙は何一つよいことはありませんが、悪いことは次々と見つかっています。記憶・言語・認知などの重要な思考プロセスを司っている大脳皮質を破壊することがわかったそうで、認知症にもなりやすいわけです。また、喫煙は免疫システム全体に重大な悪影響を及ぼし、免疫機能が低下するそうです。詳しく調べるとDNAのあちこちが切断されているので、まさに百害あって一利なしです。喫煙の影響はDNAを通じて子孫にまで及び、喫煙者の子孫は生まれつき免疫機能が低下して病気に罹りやすくなるわけです。 タバコの最大の問題は他人を巻き込む受動喫煙で、ガン、心筋梗塞や脳卒中など年間7000人近くの日本人の死亡原因となっている他殺行為であり、禁煙後進国の日本も速やかな受動喫煙対策が望まれます。職場で禁煙・分煙を希望している人が81%、職場やレストランなどでの全面禁煙の義務化には62%が賛成するなど国民の受動喫煙防止の意識は高いのに国の禁煙政策は遅れに遅れている禁煙後進国です。そして喫煙は様々な病気の原因になっています。◆喫煙と関連する病気口腔(こうくう)咽頭がん、喉頭がん、食道がん、気道・気管支・肺がん、急性骨髄性白血病、胃がん、肝臓がん、膵臓(すいぞう)がん、腎臓・尿管がん、子宮がん、膀胱(ぼうこう)がん、大腸がん脳卒中、失明、記憶障害、認知症、白内障、加齢黄斑変性、妊娠中の喫煙による先天性口唇・口蓋裂(こうがいれつ)、歯周病、大動脈瘤(りゅう)、若年成人期からの腹部大動脈の硬化、冠動脈疾患、肺炎、動脈硬化性末梢動脈疾患、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患、結核、喘息(ぜんそく)、その他の呼吸器疾患、糖尿病、女性の生殖機能の低下(妊孕性=にんようせい、妊娠しやすさ=の低下など)、大腿骨近位部骨折、異所性妊娠(子宮外妊娠)、関節リウマチ、免疫機能への影響、健康状態全般の悪化◆受動喫煙と関連する病気子供:中耳の病気、呼吸器症状、肺機能の悪化、下部呼吸器疾患、SIDS大人:脳卒中、鼻の刺激症状、肺がん、冠動脈疾患、女性の生殖機能の低下(低出生体重)なるべくうまく卒煙したい人は、「禁煙セラピー 読むだけで絶対やめられる」という本をおすすめします。世界15ヵ国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラー、読むだけで90%の人がやめられるという話題の本であり、私の周りではこの本で7割が楽に卒煙しています。アルコールにも賛否があり、有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、高リスクな酒やたばこを違法ドラッグと同列に考えよとまで指摘されています。・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減そうと思っています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。日本のアルコール摂取量は増えているのでアルコール依存症も増えているそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの現実があります。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうですし、女性のアルコール依存症患者が急増しているので心配してしまいます。WHO(世界保健機関)の「ICD-10」で定められたアルコール依存症の基準6つ・飲酒への非常に強い欲求・飲酒を開始したり、やめたりするタイミング、または飲酒量について、自分自身で節制できない・飲酒を節制したときに、離脱症状(禁断症状)が起こる・以前に飲んでいたときに比べて、同じ量の飲酒では酔えなくなっている・飲酒以外の楽しみに魅力や興味が見いだせず、飲酒の時間や、それから回復するための時間が長くなっている・飲酒によって、健康や人間関係、経済的な面などに被害がでているにもかかわらず、飲むことをやめられない飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。酒が「百薬の長」になりそうなのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」****************************【以下転載】**************************** アルコール、たばこ、認可されていない精神薬、ギャンブルなど、依存症のデータを世界中から入手した初めての総括がまとまった。最大の問題となる行動は、たばことアルコールの使用で、最も大きな害を及ぼしていると結論付けている。依存症や中毒に関する専門誌アディクションの依頼を受けたオーストラリアのアデレード大学の研究者を中心とする国際的な共同研究グループが、同誌2015年6月号で報告した。億単位でアルコールとたばこの依存研究グループは依存症や中毒に関するデータを、世界保健機関(WHO)、国連薬物犯罪オフィス、アルバータ・ギャンブル研究所から収集した。推計で、世界の成人人口の4.9%(2億4千万人)がアルコール使用による障害に苦しんでいる。男性人口の7.8%、女性人口の1.5%となっている。10万人当たり障害調整生存年数(DALY)が喪失していると見積もられている。障害調整生存年数は、命が尽きるだけではなく、障害が起きて不自由になる年数も加えて人生の損失を計算する方法。さらに、推計で、世界の成人の22.5%(10億人)が、たばこ製品を消費。男性人口の32.0%、女性人口の7.0%となる。1年間の男性の死亡の11%、女性の死亡の6%が、たばこが原因の死亡となっている。ギャンブルは不明「不認可の精神薬」。違法あるいは脱法のドラッグを指すが、これについては、大麻が最も普及している。麻薬を使う成人は世界で1500万人。その3.5%が大麻となっている。普及率や依存症に関連する有害性のデータは調査の質が低いのは問題という。国や地域間の比較を行うのは難しいところもあるようだ。ギャンブル問題は、世界的な推計は不明となっている。研究グループは、研究のデータを、アルコールの乱用とたばこの喫煙削減に使ってほしいと希望する。今後、世界のデータの質を見直しながら問題の所在を明確にするのは重要だろう。(出典:Medエッジ)
2015/05/21
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2000年から始まった健康日本21から健康寿命の延伸が叫ばれています。 健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療費を激減するのは簡単でしたが、国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていません。日本は平均寿命こそ世界一ですが、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の健康度は主要34カ国中34位(2011年OECD調査)と最下位です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。・人生で今日が一番若い。・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・ハーバード大学の研究によれば予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上するそうで、健康管理をすると6倍返しになる。・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減個人的には超健康マニアになって28年間で、歯科、怪我、検診以外には医療機関にかかった記憶がありません。また、私のクライアントもQOL(生活の質)が上がり、医療費は減っています。・病院がないほうが死亡率が下がる! 著効がある劇薬! 国民の健康状態をよくして医療費を減らす著効を見せるこんな最善・劇薬があります。 市民の病気予防意識が目覚めて、生活習慣を改善したことで実現したわけです。 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。 高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。1972年、コロンビアの首都ボゴタで、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、52日間の医療ストライキをしたら、死亡率が35%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻ってしまった。 1973年、イスラエル全土で、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、全国の死亡率が半減した。しかし、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻った。 (エルサレム埋葬協会) 1976年、アメリカのロスアンゼルスで、17の病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、手術が60%減り、死亡率が18%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻りました。現代医療の神は、死に神である。病院は、死の教会である。救急救命以外、9割の医療が、地上から消えれば、人類は健康に生きられる。病院はストを行えば良い。それも永遠に続けば、更に良い。これは、アメリカで、良心の医師と、未だに称えられる、故・ロバート・メンデルソン医師の言葉です。****************************【以下転載】****************************政府は、自立した生活を続けられる健康寿命を延ばす取り組みに力を入れている。治療技術の向上や健康診断の普及によって延びてきたものの、介護などに頼るケースも増えてきたからだ。骨折・転倒予防で効果が出る一方で、個人の生活習慣やこころの問題なども影響しそうだ。健康寿命を延ばす秘訣はあるのか。「いち、に」「いち、に」――。5月上旬、大阪府大東市にある津の辺公民館。約40人の高齢者が体操をこなした。時間は20分程度で、主に椅子に座り足腰や腕などを動かす。体操は週1回。参加者のまとめ役である河合弘さん(88)は「つまずいて転ぶことがなくなった」と笑みをこぼす。同市は大阪市中心部から電車で約20分の距離にあるベッドタウン。人口に占める65歳以上の割合は約25%と高い。同市は独自の体操を2005年に導入。高齢者の1割に近い約2400人が参加する。効果も出ている。05年度の要介護認定率は17.1%だったが、09年度には15.4%まで低下。現在も全国平均を下回る。同市高齢支援課の逢坂伸子理学療法士は「住民自ら参加して続けられるよう工夫した」と話す。体操だけでなくゲーム大会などを組み合わせた。厚生労働省も同市の体操を健康寿命を延ばす効果があると紹介。全国からの視察も絶えない。健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を表す。高齢者などに「日常生活に何か影響がありますか」と質問し、「ある」と回答した人から求める。厚労省が13年に約54万人から回答を得た調査で、男性が71.19歳、女性が74.21歳。平均寿命との差は男性が9.02歳、女性が12.4歳。この差が健康でない状態で、ゼロになれば健康な生活を続けて寿命を終えるピンピンコロリとなる。効果的な方法は何なのか。健康寿命問題に取り組む京都大学の福原俊一教授は「後期高齢者の介護予防が大切だ」と強調する。介護が必要になる原因は65~74歳までは脳卒中など脳血管障害が48%でトップだが、75歳以上の後期高齢者は21%。一方で増えるのが衰弱と転倒・骨折で、34%を占めた。福原教授は「予防は年齢層に分けて行うのが大切だ。後期高齢者は疾患の発症ではなく、転倒や衰弱の予防に焦点を当てる必要がある」と指摘する。これまで病気になった患者の治療や健康診断による早期発見に力を入れてきた。健康寿命も過去12年間で男女とも1.5歳以上延びた。要因について東北大学の辻一郎教授は「禁煙や適正体重の維持、身体活動の習慣、節酒、適切な食事、検診受診による早期発見・治療などがある」と分析する。ところが、10歳程度ある不健康な期間がなかなか縮まらない。10~13年は改善したが、高齢者への取り組み不足などが理由とされる。平均寿命の延びで介護や医療費も膨らみ、政府は「平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加」という目標を掲げ、20年までに健康寿命を1歳延ばすとした。実現に向け大東市のような自治体による介護予防の支援に加え、がん検診や生活の充実などを図る。医療現場では個人の生活習慣や体質を考慮した予防にも力が入る。京大の松田文彦教授らは滋賀県長浜市で約1万人の健康な住民らを対象に調査。約700項目の質問に加え遺伝子検査などを実施し、どんな行動や体質が病気になるかを探る。調査に協力するNPO法人・健康づくり0次クラブ(同市)の辻井信昭理事長は「元気なうちに健康づくりをしなければいけない」と語る。市立長浜病院の琴浦良彦名誉院長も「健康寿命を延ばすには医者だけでなく住民自らの取り組みも欠かせない」と指摘。一人ひとりが自分の生活習慣などを考えた取り組みも必要になりそうだ。高齢者にとって、こころの健康も大切だ。大阪大学の権藤恭之准教授が70~90歳の高齢者約2000人に聞き取り調査をした。80歳を超えると、認知や運動の指標は下がるものの、幸福感が増す人の割合が高くなった。体が不自由でも人生の充実感は増す。権藤准教授は「健康寿命には心の問題も考えるべきだ」と指摘する。欧米でも健康寿命の延伸を目標に掲げる。海外の事情に詳しい日本大学の斎藤安彦教授によると「健康」をどのようにはかるかは各国で異なる。まだ正確なデータはないが、日本の高齢者は海外に比べて寝たきりの人が多いともいわれる。欧州では高齢者の体力などを考えて麻酔による手術などに年齢制限を設ける国もある。医療費削減の視点から日本でも議論されるかもしれない。膨らむ医療費などで制約がかかるなか、本当の健康とは何なのか。健康寿命を通して改めて考える機会にしたい。(出典:日本経済新聞)
2015/05/20
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高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうで、健康・長寿に運動は重要です。健康な心身で長生きするためには、成人は少なくとも「週に150分の運動を行い、そのうち20~30分は激しく体を動かすのがよい」といわれています。そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。 健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」が重要だそうで、米国ボストン大学からも40代の運動が60代の脳の健康につながるという研究報告が出たばかりでした。日本は平均寿命こそ世界一ですが、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。国民皆保険に甘えて世界一医療を盲信・依存して健康管理を怠る日本人の健康度は主要34カ国中34位(2011年OECD調査)と最下位です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。・人生で今日が一番若い。・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)座って過ごす時間が長い人ほど病気、短命になりやすく、一日中座っていると、精神衛生的にも良くないことがわかり、学びは「座って」から「歩きながら」すると教育と健康で効果両立するなど運動のメリットが相次いで報告されています。 座ってばかりの運動不足な生活は、死亡リスクが肥満の2倍とか、座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなるなど、最近は座っていることに関する健康リスク報道がかなり目立ちます。2002年に「セデンタリー・デス・シンドローム」(座りすぎが死につながる症候群)という言葉が作られたほど、座っている時間が長いと生活習慣病や短命化を招くそうで、そのような生活習慣の場合は運動していてもリスクがあまり減らないとも言われ、「立って仕事ができるオフィスデスク」、「歩きながら仕事ができるウォーキングデスク」やスマートフォンをタイマーにして60分置きごとにストレッチしたり歩いたりすることが推奨されたりしています。またバランスボールを椅子代わりにするのもよさそうです。・人財の健康増進と企業業績向上を両立させる健康経営・脳を鍛えるには運動しかない・学力の土台は体力 ・1時間に2分歩くと座りっぱなしの悪影響が帳消しに ・座って過ごす時間が長い人ほど病気になりやすく短命に!?・一日中座っていると、精神衛生的にも良くない ・学びは「座って」から「歩きながら」へ? 教育と健康で効果両立 ・運動不足は肥満よりも危険 死亡リスク2倍 ・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」 ・デスクワーク1時間で寿命が22分縮む!? 座りっぱなしが招く様々なトラブル・長時間座わると足の血管に悪影響 5分間のウォーキングで解消・1日に3時間立って過ごすとマラソンと同じくらい健康に良い ・長時間のデスクワークによる体の不調を軽くする7つの方法 ・仕事に詰まったら、やっぱり歩くのがベスト:研究結果 ・デスクワーク中心の人の運動不足を解消 運動は生産性も高める ・「座る時間」が1時間増えるだけで身体が不自由になるリスクが1.5倍に ・長時間座る高齢女性は死亡リスクが高い・座りっぱなしの生活は早く老ける!?・世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?・長時間座り続けることの弊害・オフィスで立って仕事をする時代がやってくる・座っている時間が長いと糖尿病 を招く・座りっぱなしの生活で高まる慢性疾患リスク・1日11時間以上座る人では死亡リスクが40%以上増大・長時間の座位姿勢は成人病リスク高める、スウェーデン研究医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔しているなら今からやっても十分間に合います。****************************【以下転載】****************************高齢男性を対象とした調査の結果、1日30分の運動を週6日間、取り入れた人は、運動をしない同年代の人に比べて、死亡リスクが40%低下する可能性があるとした調査結果が、15日の英スポーツ医学誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシン(British Journal of Sports Medicine)」に発表された。ノルウェー・スポーツ科学大学(Norwegian School of Sports Sciences)のインガル・ホルメ(Ingar Holme)教授率いるチームが実施した調査によれば、高齢者が定期的に運動を行えば、強度にかかわらず少量の運動で、健康面で禁煙と同じくらい有益な効果がもたらされるという。「オスロ研究(Oslo Study)」と呼ばれる大規模な調査プロジェクトで、健康診断を受けた1923~32年生まれの男性数千人から、生活スタイルと運動について任意で情報を募った。1972年~73年の調査開始当初は1万5000人近い男性が参加し、2000年の再調査の際には対象者1万2700人が存命していた。うち5700人に対して調査が続行されたが、2011年には存命中の対象者が3600人以下となった。研究者らは、調査対象者が70代から80代にさしかかった2000~2011年の間に取り入れた定期的な運動の効果に注目した。運動の強度が軽いか激しいかには関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れることと、死亡率が40%減少することの間に関連性がみられたという。さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて、寿命が5年も長かったという。研究チームは、高齢者の健康についての啓発活動では、喫煙と同様に運動に対しても焦点を当てるべきだと提言している。(出典:AFP)
2015/05/19
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おはようございます。ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。心臓発作や脳卒中の発症リスクを簡単に安価で判定できる方法として、握力検査を用いることができる可能性を示す研究結果が発表されました。今回の研究では最高血圧よりも握力の方が、早死に関する有意な予測因子であることが判明したそうです。2013年の日本人の死因は、・1位:ガン・2位:心臓病・3位:肺炎で、15.5%の人が心臓病で亡くなっています。この心臓病を80%以上予防できるライフスタイルが発表されていますが、5項目全てを実行している男性はわずか1%しかいなかったそうで、私は1%に入っていました。国立循環器病研究センターから10年間の心筋梗塞を発症する確率が分かるスコアが開発されたそうで、試したところ私は38で、10年以内発症率は1%でした。肥満は心血管疾患のリスク要因ですが、この予測モデルには入っていません。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。関連ブログ 新しい順肉好きは要注意 肉に含まれる脂肪は、心臓の筋肉を破壊する90分以上の激しい運動で心臓の機能が低下、右側の心臓に影響脳を育てる「脳由来神経栄養因子」、心臓病の治療の糸口にも? 脳と心臓に共通の仕組み野菜や果物を食べると脳卒中や心臓病のリスクを下げられる男性の5つのライフスタイル 心臓病を80%以上予防できる心房細動 脳梗塞のリスク、軽視せず専門医に相談を10年間の心筋梗塞を発症する確率が分かる 国循がスコアを公開脳卒中再発防ぐ生活習慣 禁煙・節酒、食事健康診断の目的である脳卒中や心疾患など心血管疾患の予防に対する DHA・EPAの可能性脳卒中、治療15分遅れで寿命1カ月短縮運動不足の怠惰な生活は「脳神経にまで影響を及ぼし心臓疾患の原因にもなる」いつもと違う動悸 吐き気や胸の痛み伴うと危険肥満は心血管疾患のリスク要因 死亡リスクが低いのはBMI20.0~22.4血栓症を防ぐ7つの方法 簡単な対策で血栓リスクが4割低下心房細動が国民病に 65歳以上男性の10人に1人が「疑いあり」葉酸やビタミンBサプリメント 脳卒中の発症リスクが低下夏の水分補給が脳と心臓を守る 「水を飲む習慣」で予防被災ストレス高血圧に 脳卒中、心筋梗塞も増 宮城・亘理町若者にも起きる心筋梗塞 メタボな男性だけじゃない冠動脈心疾患、脳卒中患者の健康的な生活習慣の実践状況食物繊維が脳卒中予防に有用脳卒中発症リスク予測モデル作成 血圧など6項目数値化緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割脳卒中ならないために、なった時のために「動脈硬化」自覚症状のなく 突然、心筋梗塞や脳梗塞に脳卒中や感染症のリスクも 自覚ない「隠れ冷え症」熱中症だけじゃない 意外と多い夏の心筋・脳梗塞 脱水、血管詰まりやすくメタボリックシンドローム メタボは心筋梗塞への「爆弾」かんきつ類たくさん食べる女性、脳卒中リスク低下心筋梗塞や狭心症、「心臓リハビリ」で再発防止 医療機関の導入増える脳卒中リハビリ進歩、脳に磁気+訓練で効果心筋梗塞で心停止、冬は夏の5割増 屋内外の気温差注意不意の心筋・脳梗塞 血管年齢知り、予防を脳梗塞 発症を予防するには 一過性脳虚血発作(TIA)急性心筋梗塞、原因のほとんどは動脈硬化心筋梗塞の原因 ・ 動脈硬化は10代から進行?脳卒中や心筋梗塞 食物繊維でリスク減葉酸・ビタミンB6に心疾患死亡リスク低減効果 調査情報伝わらず黄砂で脳梗塞リスク上昇 九大など調査節電の夏、脳梗塞の危険高まる 体重減は危険信号脳梗塞の前兆「一過性脳虚血発作」、中高年の5.8%しか知らず脳梗塞もっと救える 発症6~8時間でも可能に脳卒中 家庭でできる予防法 禁煙・節酒で適度な運動を狭心症の重症患者に対する新たな治療法が承認「悪玉」対「善玉」コレステロール LH比 動脈硬化予防で注目脳卒中 高次脳機能障害 「生きている限り回復続く」脳卒中 「回復期」リハビリ、「3時間」高い効果狭心症・心筋梗塞 カテーテル治療主流 心臓弁膜症は「弁形成術」増加病院の実力 脳梗塞 血栓溶解療法 実施に差脳卒中:親友なき「孤独な酒」 リスク2倍 厚労省調査脳梗塞直後の血栓溶解療法、消防本部の3割が実施機関把握せず****************************【以下転載】****************************心臓発作や脳卒中の発症リスクを簡単に安価で判定できる手段として、握力検査を用いることができる可能性を示す研究結果が14日、英医学専門誌ランセット(Lancet)に発表された。カナダ・マクマスター大学(McMaster University)が主導した国際研究チームは、手を固く握りしめることが、大まかだが信頼性のある健康のバロメーターになるという証拠に関する大規模な調査を実施した。世界17か国の35~70歳の患者14万人近くを対象に、4年間にわたり健康状態の経過観察を行い、検診ごとにジャマー型油圧握力計と呼ばれる機器を患者たちに握らせ、筋力を測定した。その結果、4年の調査期間で、握力が5キロ低下するごとに、何らかの原因による死亡リスクが16%増加する関連性が認められた。またこの握力低下は、心臓発作リスクの7%増、脳卒中リスクの9%増にそれぞれ関連していた。今回の研究では収縮期血圧(最高血圧)よりも握力の方が、早死に関する有意な予測因子であることが判明した。年齢、たばこやアルコールの摂取、教育水準、職業的地位などの健康に影響を及ぼす要因を考慮した場合も同じ結果が得られた。だが、糖尿病、呼吸器系疾患、転倒による外傷または骨折などと握力との関連性は認められなかった。研究を率いたマクマスター大のダリル・レオン(Darryl Leong)助教(内科)は「握力の強さは、個人の死亡リスクや心疾患発症リスクを判定するための簡単で安価な検査になるかもしれない」と語る。「医師や他の医療従事者は、心不全などの重病を抱え、特にその疾患によって死亡するリスクが高い患者を把握するために握力測定ができる」握力の強さは個人の体の大きさや体重、民族によって異なる可能性があるため、さらに誤差を調整するための研究を重ねる必要がある。また、筋力が健康のバロメーターになると思われる理由や、筋緊張を改善することで死亡や循環器疾患のリスクを緩和できるかどうかを解明するにも、さらに研究が必要だ。(出典:AFP)
2015/05/18
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おはようございます。ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。金沢大学の研究で、緑茶の飲用習慣がある人は飲まない人に比べ、認知症や認知機能低下リスクが3分の1だったそうです。私が飲むのは多い順に緑茶、コーヒー、紅茶ですが、カフェインが入っているので快眠のために午後からは避けています。私は茶よりも緑茶の新芽手摘葉から抽出してカフェインを取り除いたサプリメントも毎日愛用しています。茶の中では緑茶の健康効果が一番のようですが、花王ヘルシアの高濃度茶カテキンは有害報告があり、効能も限られた条件下なので効果は期待できないそうです。緑茶カテキンの主要成分は、・エピカテキン(EC) ・エピガロカテキン(EGC)・エピカテキンガレート(ECg)・エピガロカテキンガレート(EGCg)の4つがあり、エピガロカテキンガレート(EGCg)が一番強力と言われています。緑茶カテキンには多様な効能があり、・血圧上昇抑制作用・血中コレステロール調節作用・血糖値調節作用・抗酸化作用・紫外線肌老化抑制作用・美肌作用・老化抑制作用・代謝促進作用・抗癌作用・抗菌作用・抗アレルギー作用・C型慢性肝炎治療薬効果を高める・アディポネクチン分泌を促す・機能性胃腸症に有用・アルツハイマー病予防などがすでに言われていますが、放射線被曝対策にも優れています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。緑茶関連ブログ 新しい順緑茶の健康効果 脂肪の燃焼を促しがん予防の効果も緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割緑茶カテキンの効用続々 コレステロールが低下 アルツハイマー予防も花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々 日米欧研究新茶で放射線を迎え撃つ 茶カテキンの抗酸化作用で防衛緑茶パワー(NHK)の健康情報をどのように受け止めるか緑茶カテキン 新型インフル対策に こまめに緑茶うがいインフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果緑茶やオリーブ油の抗酸化作用は保存期間の長さに伴って消失「お茶の用意をして。体にいいから」 コーヒー大国の米、お茶飲む国に緑茶1日5杯で危険低下 脳梗塞死亡で差緑茶:高血圧などに効果 掛川市立総合病院医療研究センターが発表緑茶に自己免疫疾患の予防効果****************************【以下転載】****************************「夏も近づく八十八夜~♪」-今年も新茶の季節になりました。「八十八夜」は、立春(2月3日)から数えて88日目の日のことをいい、5月2日頃が八十夜になります。昔から、この日に摘み取られた新茶を飲むと、一年間無病息災で過ごせるとのいい伝えがあります。元来、お茶は身体にいいものだ、という認識があったのです。事実、ツバキ科に属し中国南部に起源を持つお茶は、約4000年前、中国皇帝により初めて健康効果がいわれだします。以来、お茶は薬用として利用されてきました。その後、嗜好(しこう)品として生活に溶け込んでいましたが、最近、緑茶に含まれるポリフェノールの一種であるカテキンの健康効果が注目されてきました。たとえば、認知症予防にもカテキンの脳細胞保護作用が確認されました。認知症の代表、アルツハイマー型認知症の方の脳内には、アミロイドβという不要なタンパク質が蓄積されてできる老人斑が多く存在し、発病に関係します。アミロイドβによる老人斑を防ぐのみならず、すでに沈着している老人斑を分解する効果もカテキンにはありそうです。実際、金沢大学が石川県七尾市で施行した研究で実証されています。緑茶の飲用習慣がある人は飲まない人に比べ、認知症や認知機能低下リスクが3分の1だったのです。同じ茶葉から作られる紅茶やウーロン茶は、茶葉を発酵しているため、緑茶ほどのカテキンは含まれていません。■栗原毅(くりはら・たけし) 医学博士。栗原クリニック東京・日本橋院長。前慶応大学特任教授。「血液サラサラ」という言葉を提唱し、著書やメディア出演などを通じて予防医療の大切さを訴えている。(出典:zakzak)
2015/05/16
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脳の健康を保つには、オメガ3脂肪酸の一種のDHAとEPAがよいと言われています。DHA・EPAは血液をサラサラに保ち、脳の血管を柔軟にし、神経細胞が必要とする酸素と栄養を十分に供給できる状態にすると言われています。また、ビタミンEやビタミンCなどの抗酸化物質を豊富に含んだ食材や食品を多く取ることも脳の健康維持によいので、毎日の食卓に野菜も欠かせないですね。今回の研究では合わせてビタミンB群を多く摂って、ホモシステインを抑制することが重要だそうで、私はすでに20年くらい前から取り入れていました。おなじオメガ3系脂肪酸でもエゴマ油、亜麻仁油に多く含まれているアルファ・リノレン酸は、非常に酸化しやすく、複数の変換がされてからEPA・エイコサペンタエン酸に変化するのですが、日本人や島国で魚を食べてきた民族には、その酵素がないようで、DHA、EPAを直接摂ることが必要になります。また、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスが重要で、食事摂取基準では4対1程度の比率が望ましいとしていますが、太古は1対1、伝統的な和食では2対1といわれていますので、私は2対1程度をめざしています。「魚を食べると頭が良くなる」という報告で、世界中の人々を驚かせた英国インペリアル・カレッジ・ロンドン脳栄養科学研究所所長のマイケル・クロフォード博士は、その著書「原動力」の中で次のような興味深い報告をされています。「世界の四大文明(エジプト、インダス、メソポタミヤ、黄河)は、いずれも河川流域に集中して発祥している。農耕技術を持たなかった当時の人々が、その河川で取れる魚介類を主食にしていたことは明らかだ。とすれば、魚介類をたくさん摂取することが、人類の脳の進化に大きな影響を与えてきたと推測できる」「日本の子供が欧米に比してIQが高いのは、日本人が魚中心の食生活を営んできたことに起因するかもしれない」魚油や微細藻類に多く含まれるEPA・DHAなどオメガ3系脂肪酸の世界的な業界団体であるGOED(Global Organization for EPA and DHA Omega-3s)が2013年6月20日、日本で初めてセミナーを開催しました。講演の中で、オメガ3系脂肪酸の日本での認知度は58%と、米国の98%、ドイツ96%、英国95%、カナダ94%など他の先進国に比べて最も低いとする調査結果を公表しました。またサプリメント、機能性食品、海産物を合わせて換算したオメガ3系脂肪酸の利用率は、ロシア77%、ブラジル69%、ドイツ63%、中国61%、英国55%、米国51%などと比べ、日本は30%と低い利用率となっているとし、消費者への広報活動の重要性を訴えたそうで、かつて目標とされていた日本の残念な現実です。オメガ3系脂肪酸は、関節や軟骨の健康、美肌、血液粘度を下げる、健康な心臓機能、健全な中性脂肪値の維持、正常な心拍リズムの促進、最大酸素摂取量向上、血管保護、神経系や脳の機能促進、うつ・認知症・アレルギー・加齢黄斑変性症・糖尿病予防、炎症を抑える、そしてガン予防などの多才な効果・効能がわかってきています。しかし、これだけのメリットが明らかなのに、日本人の魚離れは深刻で、若者はほとんど食べず、全体でも毎日魚を食べる人はわずか2.7%だけで、全年齢で魚離れが進んみ、サプリメントでもわずか0.9%しか摂っていないのは超健康マニアとしては実に不思議に思います。毎日魚を食べる人はわずか2.7%だけと、全年齢で魚離れが進んでいて、サプリメントでも摂らないのは超健康マニアとしては実に不思議に思います。私は1日1回は魚を食べ、さらに最もよいオメガ3脂肪酸といわれている質のよいオキアミオイルと魚油を合わせて毎日4g摂り、DHAは0.4g、EPAは0.6gになります。オメガ3系脂肪酸サプリメントの品質を見極める一つとして魚臭いものは低質だと思って間違いなく、多くの製品はコストの関係から魚の廃材から抽出されているそうです。たった1回限りの人生をどう生きるか自分の食事に関わっているほど生きていく上で食べることは決定的に重要ですが、世界文化遺産登録された和食離れが進み、この遺産は相続拒否されて食生活はドンドン不健康化しています。脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。 そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。***************************【以下転載】**************************** オメガ3血中濃度が低いと効果出ない脳委縮の速度を4割も落とす2つの条件が分かった。英オックスフォード大学のフレドリク・ジェルネレン氏らの研究グループが、栄養学の専門誌アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション誌で2015年4月15日に報告している。70歳以上168人を対象に検証研究グループによると、認知機能障害があり、特に後にアルツハイマー病を発症する人は脳萎縮率が高い。オメガ3脂肪酸とホモシステインは、脳萎縮と認知症に関連している。研究グループは、オメガ3脂肪酸の水準が変わると、ビタミンBが脳萎縮率に及ぼす効果が変わるかを検証した。軽度認知機能障害のある70歳以上の168人を対象として、高用量ビタミンBのサプリメント(1日当たりの葉酸が0.8mg、ビタミンB6が20mg、ビタミンB12が0.5mg)を毎日飲むグループとニセ薬を飲むグループに分けた。試験開始時と2年後に、MRIで脳萎縮を評価した。調査開始時のオメガ3脂肪酸の血中濃度によって分析された。オメガ3脂肪酸も重要脳萎縮率では、ビタミンBと血中オメガ脂肪酸値に関連が認められた。調査開始時に血中オメガ脂肪酸値が高かった場合、ビタミンBを投与したグループではニセ薬のグループと比べて、脳萎縮の速度が40%抑えられていた。血中オメガ脂肪酸値が低かった場合、ビタミンBによる影響は見られなかった。脳萎縮を抑えるには両者が必要。防ぐ方法として有望で、すぐにでも取り入れると良さそうだ。(出典:Medエッジ)
2015/05/15
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健康な心身で長生きするためには、成人は少なくとも「週に150分の運動を行い、そのうち20~30分は激しく体を動かすのがよい」といわれています。そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。 健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」が重要だそうで、米国ボストン大学からも40代の運動が60代の脳の健康につながるという研究報告が出たばかりでした。日本は平均寿命こそ世界一ですが、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。国民皆保険に甘えて世界一医療を盲信・依存して健康管理を怠る日本人の健康度は主要34カ国中34位(2011年OECD調査)と最下位です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。座って過ごす時間が長い人ほど病気、短命になりやすく、一日中座っていると、精神衛生的にも良くないことがわかり、学びは「座って」から「歩きながら」すると教育と健康で効果両立するなど運動のメリットが相次いで報告されています。 座ってばかりの運動不足な生活は、死亡リスクが肥満の2倍とか、座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなるなど、最近は座っていることに関する健康リスク報道がかなり目立ちます。2002年に「セデンタリー・デス・シンドローム」(座りすぎが死につながる症候群)という言葉が作られたほど、座っている時間が長いと生活習慣病や短命化を招くそうで、そのような生活習慣の場合は運動していてもリスクがあまり減らないとも言われ、「立って仕事ができるオフィスデスク」、「歩きながら仕事ができるウォーキングデスク」やスマートフォンをタイマーにして60分置きごとにストレッチしたり歩いたりすることが推奨されたりしています。またバランスボールを椅子代わりにするのもよさそうです。・人財の健康増進と企業業績向上を両立させる健康経営・脳を鍛えるには運動しかない・学力の土台は体力 ・1時間に2分歩くと座りっぱなしの悪影響が帳消しに ・座って過ごす時間が長い人ほど病気になりやすく短命に!?・一日中座っていると、精神衛生的にも良くない ・学びは「座って」から「歩きながら」へ? 教育と健康で効果両立 ・運動不足は肥満よりも危険 死亡リスク2倍 ・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」 ・デスクワーク1時間で寿命が22分縮む!? 座りっぱなしが招く様々なトラブル・長時間座わると足の血管に悪影響 5分間のウォーキングで解消・1日に3時間立って過ごすとマラソンと同じくらい健康に良い ・長時間のデスクワークによる体の不調を軽くする7つの方法 ・仕事に詰まったら、やっぱり歩くのがベスト:研究結果 ・デスクワーク中心の人の運動不足を解消 運動は生産性も高める ・「座る時間」が1時間増えるだけで身体が不自由になるリスクが1.5倍に 心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単でしたので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。****************************【以下転載】****************************健康を維持することで得られるあらゆる恩恵を前にしても、「運動はどうしてこんなに大変そうなのか」という大きな壁にぶち当たります。身体を鍛えるモチベーションと意志を手に入れるのは大変なことです。多くの人にとって、立ち上がってジムに向かうよりもソファで寝そべる事の方が魅力的なのですから。身体を鍛える前の私なら、極端に健康的な人たちがジョギングしているのを見て、自分に無くて彼らにあるものはなんだろうと考えていたはずです。彼らがあんなにうまくいっている理由はなんなのだろう? それを見極めるのが何年にもわたる私の目標でした。ずいぶんたくさんの分析をして、自らも運動をしながら数年間の試行錯誤を繰り返した後、遂に答えを発見しました。健康的な人たちが次に挙げる7つのことを実践していることがわかったのです。1.決まった時間に運動をして、それを持続させる「いつでも時間のあるときに」運動するというのはあまりに抽象的すぎて効果が無く、やらない言い訳を延々と並べることになってしまうかもしれません。決まった日時を設定して、「時間が無い」という言い訳を回避することが大切です。決まった時間を設定することで、自分の行動に責任が生まれます。随時することではなくスケジュールとして設定するのです。最も重要なのは、具体的にスケジュールを設定すると、毎週のルーティンの一部になり、最後には習慣化するようになるということです。一旦そうなってしまえば、その先もずっと続けていける可能性が高くなります。2.活動的でいるのを楽しむ多くの人は運動が骨の折れることだと感じています。しかしそう思ってしまうと、やめても罪悪感を感じなくなってしまいます。結局のところ、辛いことを楽しみにする人はいないのです。健康な人はエクササイズとフィットネスに喜びを感じます。競争意識があるにしろ目標達成から得られる高揚感があるにしろ、健康な人は運動を楽しんでいます。肉体的な健康から得られる恩恵が外見に出れば運動を始める理由になるのかもしれませんが、運動すること自体に喜びを見出せれば、挫折を防ぐことができるでしょう。3.健康的な身体をつくるには時間がかかることを理解する一夜にして結果が出ることはありません。健康になるためには決意と着実さが必要なのです。しかし、はるか彼方のご褒美を目指して頑張ることだけでなく、運動を続ける努力をする自制心を身につけることが大切です。健康な人は毎週運動を続けるのに必要な自制心を大切にしています。進歩し続けようとする決意は、自尊心と名誉の勲章になります。目標に向かって着実に努力を続けていると思うと気分が良くなることでしょう。4.完璧さではなく進歩することに集中する完璧な肉体など存在しません。完璧な運動もダイエットも存在しないのです。実際に、運動はこうあるべきだという期待はすべて捨て去ってください。完璧な結果を出すことに囚われると失敗します。あまりに多くを求めすぎたり非現実的な期待を抱いたりしてしまうからです。完璧さより進歩を意識してください。完璧なダイエットよりも、食生活の向上を目指しましょう。完璧な肉体を求めるよりも、自分が今よりうまくできそうな運動法を探求しましょう。運動はほとんどの人が認識している以上にメンタルが重要なので、適切な枠組みをつくって必ず続けられるようにすることが大切です。5.ヘルシーな食生活を実践する単純な規則に従いさえすれば効果が持続するような、流行のダイエットに夢中になるのは簡単です。しかし、ほとんどのダイエットにまつわる問題は、あまりにも制限が多くて長期間続けるのが難しいことです。そのせいでたいていの人はダイエットを続けられないのです。ヘルシーな食事にするのにもっと良いアプローチは、食事を選択の連続として捕えることです。ゆっくりと不健康な食べ物を減らして、もっと健康的なものを取り入れていくことにより、随所で少しずつ進歩していくことができます。ゆっくりとより良いものを選んでいけば、最後はヘルシーな食生活が定着するはずです。それにより、不健康な食生活に戻る可能性はずっと低くなります。6.睡眠について真剣に考える運動は、適切な睡眠を十分にとっていないと意味が無くなります。睡眠は肉体が筋肉を再構築して新しいエネルギーを充電させる時間なのです。睡眠不足は恐ろしく不健康なことです。新陳代謝や気分、ストレス対処能力にひどく害を与えます。健康的な人は必要な睡眠を確実にとれるように努力しています。寝室が必ず睡眠に最適な状態になるようにしていますし、睡眠を妨害するようなものは摂取しないようにしています。7.肉体的な健康はメンタルによるものだと心得ている運動は発汗や筋肉増強、調整などの肉体的な活動と見なされることがしばしばあります。最初はメンタルよりも肉体によるところが大きいように見えます。しかし、精神的な要素は無視できません。腕力や汗をかくだけの話ではなくて、心と身体の一体化でもあるのです。ヘルシーな食事をするには強い意志と自制心が要ります。運動を毎週続けていくにはくじけない強固な意志が必要です。こうした資質は全て精神面によるものです。精神的に集中することができると、エクササイズやフィットネスはずっと楽になるでしょう。(出典:ライフハッカー)
2015/05/14
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近年、睡眠調節という考え方が注目されているそうです。脳や身体の動きが疲労によって鈍くなったから眠るのではなく、睡眠に向けて睡眠を司る脳の部位が活動をするというのです。睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。日本人は、主要国の中で最も睡眠時間が短く、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、先進国でガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」 ・日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は18年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、2年くらい前から23時には寝て5時くらいに起きる6時間に増やすよう心がけていますし、時々昼食後に30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠なのはiPhoneアプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・口呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気****************************【以下転載】****************************近年注目されている睡眠調節という考え方。これまで、眠気は身体が一日の労働に疲れた結果生じるものだと捉えられてきました。しかし、近年の睡眠研究ではもっと睡眠は主体的なものであるということがわかってきています。つまり、脳や身体の動きが疲労によって鈍くなったから眠るのではなく、睡眠に向けて睡眠を司る脳の部位が活動をするというのです。これは、睡眠に向けて脳や身体が調節を始めたということ。そうした、睡眠調節について、具体的に解説していきます。睡眠調節の仕組み 睡眠への悩みはどうして起きるの?「眠りなさい!」と、脳の睡眠を司る部分が活発化するのは、2つの機構からなるといわれています。その2つを指して、睡眠調節といいます。(1)睡眠恒常性維持機構 疲労を回復させるための脳の仕組みのことをいいます。脳が感じている疲労度に応じて休息させようという働きです。(2)体内時計機構 毎日太陽が沈むと眠くなり、太陽が昇ると目が覚めるという身体に刻まれたリズムのことです。人間には体内時計が搭載されていると見ることができます。この2つの機構が働き、睡眠調節が正常に機能します。しかし、現代人はこの2つの機構のバランスを取りながら、正常に機能させることがなかなかできていません。これが、不眠の原因の一つとなるのです。睡眠調節機能が正常に働かないとどうなるのか?昼間は仕事や運動などの活動をして、夜になって眠るという一般的なサイクルを守っていれば、体内時計機構が連携し、機能しているといえます。これにより、脳や身体の疲れを取る良質な睡眠を確保することができます。しかし、現代人においては、このサイクルを守れていない場合も少なくありません。夜勤の仕事で昼間眠って夜働いている、日中はお昼頃に目を覚まし夜通しあそぶなど、人間の睡眠調節から外れる生活をしている人が少なくないのです。このような人は、夜間活動しているので睡眠恒常性維持機構から脳は疲労回復のため眠りたがっているが、体内時計機構からは昼間には眠気が訪れないメカニズムとなっているため安眠できないという、睡眠に対して問題を来すことになります。こうした生活スタイルが続くと、2つの機構が連動できなくなっていき、どんどん眠りへの満足度が下がることとなるので注意が必要です。睡眠調節機能を整備するための方法不眠などの睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切です。それには具体的にどんな方法があるのでしょうか?睡眠調節は、まず朝きちんと目覚めることから始まります。それには「光」は欠かせない要素。特に、太陽光は体内時計機構を整えるので、カーテンを少し開けて寝るなどして、陽の光で目が覚めるようにしておくとよいでしょう。夜、入眠をスムーズにするために、日中脳と身体を適度に動かすことも大切です。激しい運動をする必要はありませんが、夜の時間とは異なる活動的な動きをしましょう。睡眠調節機能を整備して睡眠へのトラブルを解消し、良質な睡眠を心がけましょう。(出典:ネムジム)
2015/05/13
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百寿者6割が百歳まで三大死因のガンや心疾患、脳卒中にならず、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病にもかからず、防御ホルモンのアディポネクチンが多く分泌されているそうです。そして、食べる意欲が旺盛でよく食べ、興味を持ったことに対して前向きで熱心に取り組むことなどが分かってきたそうです。しかし、8割は認知症を患っているか、寝たきりだそうです。百寿者になっても元気に生きるために、今すべきことは、「40~50代のうちにカロリーコントロールをしてメタボを防ぎ、運動によって筋肉をつけておくことが、人生後半になって効いてくるそうなので、運動は習慣にしています。「ブルーゾーン 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルール」によれば、百寿者が多く住む地域4カ所・イタリア・サルデーニャ島バルバキア地方・日本・沖縄県・アメリカ・カリフォルニア州ロマリンダ・コスタリカ・ニコジャ半島ここに住む百寿者らから得られた健康長寿のための9つの秘訣・適度な運動を継続して行う・腹八分目の食事・植物性食品の勧め・適度に赤ワインを飲む・目的意識を持って生きる(=生きがい)・人生をスローダウンする・なんらかの信仰心を持つ・家族最優先・人とつながる健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療費を激減するのは簡単ですが、国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていません。2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。日本は平均寿命は世界一ですが、日本人の健康度は34カ国中34位(2011年OECD調査)、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようです。・医師の医師が「常用薬あり」の病人・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存「「新厄年」の健康リスク対策」によれば、要支援・要介護の原因となり、健康寿命を損なう7大疾患の75万人以上のレセプトデータから抽出した科学的な分析結果から導き出した現代日本人にとって「本当に危ない年齢」としての新厄年が出ています。新厄年は、・男性:24歳、女性:25歳・男性:37歳、女性:39歳・男性:50歳、女性:52歳・男性:63歳、女性:63歳私は的を射たよい生活習慣のおかげで何事もなく新大厄年63歳を健康なまま通過して5年になります。健康寿命を損なう7大疾患と8つの健康習慣は以下のようです。7大疾患・虚血性心疾患・脳血管疾患・糖尿病・骨粗鬆症・変形性膝関節症・ガン・認知症8つの健康習慣・抗酸化食品をバランスよくとる・「糖化」を防ぐ・「石灰化」を防ぐ・骨・関節成分を補う・適正体重に近づける・SOD活性を高める軽いエクササイズ・趣味に親しむ・健康リスクを把握する超健康マニア暦28年の私からすると物足りないですが・・・・・。・ハーバード大学の研究によれば予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上するそうで、健康管理をすると6倍返しになる。・人生に目的意識をもつ高齢者の脳は健康 前向きの気持ちが脳梗塞を防ぐ・長寿には軽いジョギングが最適 走り過ぎの人の死亡率は運動しない人と同じ・100歳過ぎても自立した生活送る秘訣 慶応大・百寿総合研究センター調査・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があったこれが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減健康管理に努めている人はお互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。****************************【以下転載】****************************できることなら、病気をせずに健康に長生きしたいもの。そのためには、日頃から食生活に気を配り、適度に運動するといいことは常識だろう。しかし、そうした鉄則とは別に、普段のちょっとした取り組みもヘルシーライフに導いてくれるようだ。意外な秘けつを紹介する。1.口の中をキレイに毎晩歯磨きをしているという人も、フロスを活用するなどしてさらに口腔内の衛生度を高めることをオススメしたい。というのも、これまでの研究で歯周病は心疾患や糖尿病に深く関わっていることが明らかになっているから。口の中のバクテリアは血栓を起こす要因にもなる。2.週に2回セックスする英国・ウェールズ地方で行われた大規模調査によると、セックスの回数が1ヶ月に1度の人は、1週間に2回の人に比べ早死にするリスクが2倍であることが明らかに。また、エジンバラ病院の研究によれば、定期的にセックスをする人はストレスが少なく、睡眠もよくとれることから実際年齢より7歳若く見えるメリットもあるとのこと。3.親しい友人を持つ世界的に、女性の方が男性より長生きするのは社交的で、友人が多いからというのが理由の一つなのだという。また、友人を持っている人はそうでない人に比べ、免疫力が高いという研究結果もある。4.教育を長く受ける受ける教育の長さと寿命には相関関係がある。全米保健医療統計センターのレポートによると、最終学歴が大学以上の人の寿命は、高校を卒業していない人より9年長かった。これは、高等教育を受けた人の方がよりいい職に就き、経済的に恵まれることが多いほか、健康的なライフスタイルを送る傾向にあるからだと考えられている。5.1日に20回以上笑う大人が1日に笑う回数は平均5~15回だが、20回以上笑うと心身にいいようだ。というのも、笑うことでストレス発散できるのはもちろん、がんなどと闘うT細胞などを活性化し、免疫力アップにつながるから。まさに、笑う門に”病なし”、かも。6.くよくよしない前述の笑う回数と似ているが、米国・メイヨークリニックの研究によると、楽天的な人は悲観的な人より平均12年長生きするのだとか。反対に、悲観的な人は病気を患いやすく、健康管理に注意を怠る傾向にあるとのこと。いかがだっただろうか。食生活などを見直すとき、上記ポイントも一緒にチェックしてみて。(出典:イロリオ)
2015/05/12
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おはようございます。ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独だそうですが、遺伝子の影響が強いそうで、日本人の98.3%が不安になりがちなS遺伝子を持っているそうです。内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、年々不安を感じる割合が増えています。65歳以上の約7割は今後も働きたいと考えていても65歳以上の就業率は4割弱で、働きたいシニアの約半分は働きたくても働くことができていませんので、「シニア起業」が増えているそうです。・不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独・なぜ日本人は働いても働いても不安しか貯まらないのか・変わる働き方 生涯現役時代 再就職難、定年でいきがいも喪失・10年後の暮らし「悪くなる」3割 仕事や年金に不安 東大、20~40代を追跡調査・働く女性の9割以上「老後資金に不安」・夢持てぬ若者、収入・年金・仕事「不安」8割私も50歳の時に社会貢献できる好きな分野で複業=福業を立ち上げて1年後にリスクなく独立し、起業・独立のお手伝いもしています。シニア起業で年金支給70歳時代を生き抜く日本人は長期戦略が不得意なので将来の不安・リスクに備えない人がほとんどだそうですが、十分な備えのためには、・元気に楽しく働くために健康維持・増進、抗加齢に努める 的を射たことの実践がカギで、意外と簡単・経済力を高める 雇用されない複業=福業を立ち上げる 本業の生産性向上につながり、サービス残業なしで効率よく質の高い仕事をし、見捨てられない働き方にもなり、独立も可能になるこの2つで人生が好転できますので、不安解消のお力になれます。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。健康関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会経済関連フリーページ 新しい順日本は変われない 知日派米国人からの直言瀬戸際40代に忍び寄る「思秋期」の恐怖収入激減! それで人生まで“無意味”になった?貧困ビジネスとは何か? 低所得者を喰う者たち負けても悔しがらない国は、復活できない国民の怒りが爆発する日自滅した日本 「足し算の民主党」では経済は立ち直らない収入は上がらない前提でどう暮らす? 雇われない働き方でパラダイムシフト新政権「限界」後には冬が来る 4年後に直面する! 「国は頼りにならない」現実厚労省の年金試算のモデル世帯 100年安心年金プランは夢物語賃金抑制はもう限界雇用環境も福祉も欧米以下! 日本は「世界で一番冷たい」格差社会「アジアで最も豊かな国」から転落した日本『激論!新しい貧困とニッポン!』氷河期世代を救い、労働市場を正常化する政策提言日本人の8割が「中流の下」以下だという格差社会****************************【以下転載】**************************** ・日本人の9割8分は不安遺伝子の持ち主どうも日本人にはS型と呼ばれる遺伝子が多いらしく、心を安定させるホルモンであるセロトニンの量が増えず、結果として不安やストレスに弱くなるんだそうな。・日本人はほぼ全員が不安になりがち その比率はハンパなくて、日本人がS遺伝子を持つ割合は98.3%(アメリカは67.7%)。つまり日本人はほぼ全員が不安になりがちだと言っていいわけですね。かくいうわたしも、ガッツリとした不安傾向の持ち主であります。・ヒトは遺伝子の奴隷?といっても希望がないわけではなく、年始にやってた特番によれば、あの明石家さんまも不安傾向が特に強いSS型の持ち主なんだそうな。どうやら、決してヒトは遺伝子の奴隷ってわけではなさそう。・不安のメリットを認識するのが大事 「WOOPの法則」で有名なガブリエル・エッティンゲン博士いわく、「弱点と『強み』が表裏一体だと信じれば、弱点を有利に使える」そうなんで、まずは不安のメリットを認識するのが大事。逆に言えば、不安に逆らって強がったり、不安をなかったことにしちゃう方法が一番ムダ。まぁ、不安な人ほどついやりがちなんですけどね。・不安にもメリットがある実際、不安のメリットについては質の高い研究がいろいろありまして、不安は相手の信頼感を増す不安な人は友人関係がよい不安な人は交通事故に合いにくい不安な人は記憶力がよい不安な人はIQが高いなどなど。とにかく不安レベルが高い人はつつましいので他人への印象がよく、心配性のおかげで集中力が高まり、記憶力があがったり上手く事故を避けやすくなるみたい。・人類を危険な状況から避ける役割2012年の実験を行ったジェレミー・コプラン博士いわく、「これまでの研究により、不安レベルが高い人たちは知性も高い傾向が強いことがわかっている。一般的に、過度の不安症はマイナスなものとして扱われ、高い知性はプラスにとらえられる。しかし、「不安」の感情は、人類を危険な状況から避ける役割を果たしてきた」。そもそもヒトの知性は過去や未来の危険を避けるために進化してきたので、そのシグナルとして不安の感情もいっしょに発達したんだ、と。・不安になったら抵抗してもムダ もちろん、できれば不安は避けたいものですが、いったん不安になったら抵抗してもムダなので、まずは「RAIN法」あたりで自分の感情と仲良くしつつ、上記のメリットを活かす方向で考えていく感じですかねー。(出典:バズプラスニュース)
2015/05/11
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健康な心身で長生きするためには、成人は少なくとも「週に150分の運動を行い、そのうち20~30分は激しく体を動かすのがよい」といわれています。そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間あたり2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」が重要だそうで、米国ボストン大学からも40代の運動が60代の脳の健康につながるという研究報告が出たばかりでした。日本は平均寿命こそ世界一ですが、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の健康度は主要34カ国中34位(2011年OECD調査)と最下位です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。・人生で今日が一番若い。・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)座って過ごす時間が長い人ほど病気、短命になりやすく、一日中座っていると、精神衛生的にも良くないことがわかり、学びは「座って」から「歩きながら」すると教育と健康で効果両立するなど運動のメリットが相次いで報告されています。 座ってばかりの運動不足な生活は、死亡リスクが肥満の2倍とか、座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなるなど、最近は座っていることに関する健康リスク報道がかなり目立ちます。2002年に「セデンタリー・デス・シンドローム」(座りすぎが死につながる症候群)という言葉が作られたほど、座っている時間が長いと生活習慣病や短命化を招くそうで、そのような生活習慣の場合は運動していてもリスクがあまり減らないとも言われ、「立って仕事ができるオフィスデスク」、「歩きながら仕事ができるウォーキングデスク」やスマートフォンをタイマーにして60分置きごとにストレッチしたり歩いたりすることが推奨されたりしています。またバランスボールを椅子代わりにするのもよさそうです。・人財の健康増進と企業業績向上を両立させる健康経営・脳を鍛えるには運動しかない・学力の土台は体力 ・座って過ごす時間が長い人ほど病気になりやすく短命に!?・一日中座っていると、精神衛生的にも良くない ・学びは「座って」から「歩きながら」へ? 教育と健康で効果両立 ・運動不足は肥満よりも危険 死亡リスク2倍 ・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」 ・デスクワーク1時間で寿命が22分縮む!? 座りっぱなしが招く様々なトラブル・長時間座わると足の血管に悪影響 5分間のウォーキングで解消・1日に3時間立って過ごすとマラソンと同じくらい健康に良い ・長時間のデスクワークによる体の不調を軽くする7つの方法 ・仕事に詰まったら、やっぱり歩くのがベスト:研究結果 ・デスクワーク中心の人の運動不足を解消 運動は生産性も高める ・「座る時間」が1時間増えるだけで身体が不自由になるリスクが1.5倍に ・長時間座る高齢女性は死亡リスクが高い・座りっぱなしの生活は早く老ける!?・世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?・長時間座り続けることの弊害・オフィスで立って仕事をする時代がやってくる・座っている時間が長いと糖尿病 を招く・座りっぱなしの生活で高まる慢性疾患リスク・1日11時間以上座る人では死亡リスクが40%以上増大・長時間の座位姿勢は成人病リスク高める、スウェーデン研究医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔しているなら今からやっても十分間に合います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単でしたので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。****************************【以下転載】****************************1時間ごとに2分、立ちあがって歩くことで、座りっぱなしでいることによる健康への悪影響を打ち消せることが、「Clinical Journal of the American Society of Nephrology」オンライン版に4月30日掲載された研究結果から示された。毎日長時間座り続けていると心疾患や糖尿病、若年死亡などの多くの健康リスクが高まることは、過去の複数の研究で示されている。現在の運動に関する推奨では、成人は週に少なくとも2.5時間の中等度の運動をするようにとなっているが、米国人の80%はこの推奨を達成できていない。しかし米ユタ大学医学部のTom Greene氏らによる今回の検討では、たとえ短時間の軽い運動でも健康への便益となるかことが示された。「運動はすばらしいことだが、現実的に激しい運動を相当量行うには限界がある。われわれの検討からは、たとえわずかな変化であっても大きな影響を与えうることが示唆された」と同氏。研究では、全米健康栄養調査(NHANES)に参加した3,200人超のデータを活用。運動強度を計測する機器を装着してもらったデータを収集し、歩行などの軽い運動と、立っているなどの低強度の運動のいずれかをより長く行った場合の便益を比較した。3年間の追跡期間中に137人の死亡が確認された。分析の結果、ただ立っているだけの運動では、長時間座り過ぎていることで生じる健康リスクを打ち消すことはできなかったが、歩行や掃除、ガーデニングなどの軽い運動を短時間行うと、1日の半分以上を座って過ごしている人の寿命が延長されることが分かった。1時間あたり2分間、座っている時間を軽い運動に置き換えると、若年死亡リスクが33%低下したという。同論文筆頭執筆者で同大医学部のSrinivasan Beddhu氏は、同大ニュースリリースで、「中等度から強度の運動に国家的な焦点が当てられている現状を考えると、軽度の運動が死亡率低下に関連するという今回の結果は興味深い」と述べている。同氏によると、歩行による便益は日数の経過とともに積み増しになり、1週間に推奨される運動量に近づくという。「この結果からは、週2.5時間の運動といった通常の身体活動に加えて、1時間あたり2分間の歩行を行うことが勧められる」と同氏。中等度の運動は心臓、筋肉、骨を強くし、低強度や軽度の運動では得られない健康上の便益がもたらされるとしている。 (出典:HealthDay News)
2015/05/10
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おはようございます。ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。熱中症は、体内での熱の産出と熱の放散のバランスが崩れて、体温が著しく上昇すると発症しやすくなり、気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日射が強いという条件が揃うと、体からの熱放散を妨げられるので注意が必要だそうです。 熱中症の発症数は、梅雨明け後の7月中旬から8月上旬にかけてピークを迎え、発症時刻は12時および15時前後の日中がもっとも多く、気温が低くても湿度が高かったり、日射が強い、暑さへの体の順化が十分でない場合に発症しやすいそうです。 熱中症シーズンに先駆けて日本救急医学会の熱中症に関する委員会が熱中症の診断や治療などのガイドラインを公表しました。・熱中症診療ガイドライン2015について(日本救急医学会)厚生労働省の調査によると2013年までの10年間に熱中症で死亡した人は7,344人で、その前の10年間に比べて2.7倍に増え、記録的な猛暑だった2010年には1,731人、2013年も1,076人が年間に亡くなったそうです。発症者自体も増え、搬送者の47.4%は高齢者で、炎天下だけでなく夜間も室温が下がりにくいコンクリート造りのマンションも要注意だそうで、最高気温が35度以上の「猛暑日」や、夜の最低気温が25度以上の「熱帯夜」が増えたことと関係があると言われています。熱中症同様に心筋梗塞や脳梗塞も増えます。・熱中症からの脳梗塞・心筋梗塞サイン東大阪市の女子中学一年生が熱中症から脳梗塞になったと訴訟を起こした例があり、高血圧、脂質異常症や糖尿病などの疾患がある中高年は特に注意が必要です。最悪は死を招きますので過信は禁物、十分な水分・塩分補給をしてお互いに十分気をつけたいものです。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。関連ウェブサイト厚生労働省 熱中症を防ごう!環境省 「熱中症環境保健マニュアル」消防庁 熱中症対策リーフレット消防庁 熱中症情報環境省 熱中症予防情報日本気象協会 「熱中症予防情報」日本体育協会 「熱中症を防ごう」関連ブログ 新しい順熱中症「高齢者ほど危険」 75歳では体温上昇幅が20歳代の2倍に「かくれ脱水」熱中症の前兆 「皮膚の乾燥」も暑さ本格化する前に 汗腺を鍛えて夏バテ予防 足湯やジョギングが効果的「サラリーマンの熱中症」 常識のウソ熱中症にご用心 世代別でかかる状況に違い熱中症だけじゃない 意外と多い夏の心筋・脳梗塞 脱水、血管詰まりやすく熱中症、梅雨時も油断大敵 晴れ間の救急搬送、高水準 暑さに体慣れず運動せずに筋肉つくる薬、熱中症予防の効果も 米研究熱中症、今世紀末には3倍? 高齢化と温暖化 今年搬送すでに4万人近く熱中症対策、あの手この手 環境省は「暑さ指数」提供昨年の熱中症死亡者は1718人 65歳以上が8割占める 「暑い日はエアコンや扇風機を」熱中症 どう備える? 体鍛え、服装などに工夫を熱中症相次ぐ 服装に工夫、こまめに水分 暑さ感覚鈍いお年寄りは心がけて熱中症:防ぐ水分補給術 1日1.5~2リットル/渇き感じなくても一口熱中症予防情報発信システムがスタート 熊谷市九州で2人死亡、各地で熱中症相次ぐ日常に潜む 熱中症に要注意全国各地で熱中症続出 意識不明の男性も****************************【以下転載】**************************** 日本救急医学会の熱中症に関する委員会(委員長:三宅康史・昭和大医学部教授)は、熱中症の診断や治療などのガイドラインを公表した。熱中症を重症度による3段階に分類し、「発症したら適切な対処が必要」と注意を呼びかけている。 暑さへの順化が十分でないと発症しやすい熱中症は、体内での熱の産出と熱の放散のバランスが崩れて、体温が著しく上昇すると発症しやすくなる。気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日射が強いという条件が揃うと、体からの熱放散を妨げられるので注意が必要だ。 熱中症の発症数は、梅雨明け後の7月中旬から8月上旬にかけてピークを迎え、発症時刻は12時および15時前後の日中がもっとも多い。しかし、気温が低くても湿度が高かったり、日射が強い、暑さへの体の順化が十分でない場合に発症しやすいという。 ガイドラインによると、2013年6~9月の4ヵ月間に全国の医療機関を受診し、熱中症関連の診断を受けた症例数は約40万8,000人。うち3万5,000人超が入院し、550人が死亡したという。 熱中症の発症例の半数近くは65歳以上が占めるが、スポーツを行っている若年や中年の男性にも起こりうると注意を呼びかけている。 スポーツなどによる熱中症は症状は軽いものが多いが、陸上競技などグラウンドでのスポーツは重症率が高い。運動選手を対象とした調査では、熱中症の約3割は2時間を超える運動で発症するという。 10~60代では男性のほうが熱中症で亡くなる割合が高くなる。男性の方がスポーツをする時の運動強度が高く、中年期にかけて仕事による身体のへの負担が大きいからだ。 熱中症の重症度を3分類熱中症は、高齢者や、高血圧、糖尿病、認知症などの持病があると重症化しやすい。ガイドラインでは、重症度の判定や水分の補給といった具体的な治療方法などを記載。医療や介護の現場に加え、学校や職場などでの活用を呼びかけている。 熱中症の診断については、「暑熱環境における体調不良では常に熱中症を疑う」とし、応急処置や入院加療といった3段階の重症度分類などを提示。「早期認識、早期治療で重症化を防げれば、死に至ることを回避できる」と指摘している。 重症度の分類は、周囲にいる人が早く異常に気付いて治療につなげる目的でつくられた。体温などにかかわらず、めまいや立ちくらみがある状態を「I度」、頭痛や嘔吐があれば「II度」、意識障害や痙攣発作などがあれば「III度」とした。 I度は涼しい場所へ移動し、服をゆるめて体の表面を冷やしたり、水分・塩分の補給など応急手当てをすることで回復する。誰かが付いて見守ることが必要だ。 (1)意識がはっきりしない、(2)自分で水分補給ができない、(3)応急処置によっても症状が改善しない場合は、II度以上と判断しすぐに医療機関へ搬送する必要がある。 熱中症の治療 水分とナトリウムの補給が基本熱中症を起こした人の体では、水分とともにナトリウムなどの電解質が失われていることが多い。こうした「ナトリウム欠乏性脱水」のケースでは、水分に加えて適切な電解質の補給が重要となる。 そのため、熱中症の徴候がみられたときは、塩分と水分が適切に配合された「経口補水液」を飲むと良いという。 予防や治療では、0.1~0.2%の食塩と4~8%の糖質を含んだ飲料を飲むことを推奨。1Lの水に1~2gの食塩と大さじ2~4杯の砂糖加えて飲むと、効率よく水分を吸収できるという。 市販されているスポーツドリンクでも効果はあるが、塩分量が少なく、糖分が多いものが多いことに注意が必要だ。また、梅昆布茶や味噌汁などもミネラル、塩分が豊富に含まれており熱中症の予防に効果的だという。 高齢者は"熱中症弱者"高齢者については、日常生活の中で起こる非労作性熱中症が多く、屋内での発症頻度が増えていることや、高齢者がエアコンの使用を控える傾向があることなどを挙げ、"熱中症弱者"の高齢者に対する効果的な予防策が必要としている。 夏場は特に高齢者で脱水症が生じやすく、また脱水に自分では気づきにくいことも多い。さらにお茶などの塩分が少ない飲み物を好み、水分補給をしているつもりでも結果的に電解質が補給されていない場合もあるので注意が必要だ。 「このガイドラインは医師や看護師など日常診療の中で熱中症を治療、看護する際に有用であるばかりでなく、熱中症に遭遇する可能性がある学校、職場、介護の現場でも役立つものと考えている」と、同委員会の横田裕行・日本医科大大学院教授は話している。 (出典:日本経済新聞)
2015/05/09
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健康に気を使っている人は増えているそうですが、定期的な運動をしている人はまだ少ないそうです。運動が心身の健康維持・増進に必須なことは常識で、運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。健康な体で長生きするには「週に150分の運動を行い、そのうち20~30分は激しく体を動かすのがよい」とのことです。健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」が重要だそうで、米国ボストン大学からも40代の運動が60代の脳の健康につながるという研究報告が出たばかりでした。日本は平均寿命こそ世界一ですが、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の健康度は主要34カ国中34位(2011年OECD調査)と最下位です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。・人生で今日が一番若い。・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)座って過ごす時間が長い人ほど病気、短命になりやすく、一日中座っていると、精神衛生的にも良くないことがわかり、学びは「座って」から「歩きながら」すると教育と健康で効果両立するなど運動のメリットが相次いで報告されています。 座ってばかりの運動不足な生活は、死亡リスクが肥満の2倍とか、座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなるなど、最近は座っていることに関する健康リスク報道がかなり目立ちます。2002年に「セデンタリー・デス・シンドローム」(座りすぎが死につながる症候群)という言葉が作られたほど、座っている時間が長いと生活習慣病や短命化を招くそうで、そのような生活習慣の場合は運動していてもリスクがあまり減らないとも言われ、「立って仕事ができるオフィスデスク」、「歩きながら仕事ができるウォーキングデスク」やスマートフォンをタイマーにして60分置きごとにストレッチしたり歩いたりすることが推奨されたりしています。またバランスボールを椅子代わりにするのもよさそうです。・人財の健康増進と企業業績向上を両立させる健康経営・脳を鍛えるには運動しかない・学力の土台は体力 ・座って過ごす時間が長い人ほど病気になりやすく短命に!?・一日中座っていると、精神衛生的にも良くない ・学びは「座って」から「歩きながら」へ? 教育と健康で効果両立 ・運動不足は肥満よりも危険 死亡リスク2倍 ・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」 ・デスクワーク1時間で寿命が22分縮む!? 座りっぱなしが招く様々なトラブル・長時間座わると足の血管に悪影響 5分間のウォーキングで解消・1日に3時間立って過ごすとマラソンと同じくらい健康に良い ・長時間のデスクワークによる体の不調を軽くする7つの方法 終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔しているなら今からやっても十分間に合います。最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。今後やってみたい運動ではウォーキングがダントツですが、散歩程度では運動負荷が軽くて運動効果が大きく期待できないことから速歩、ノルディック・ウォーキング、ジョギング、ランニングする人が増えているのだと思います。ハーバード大学の研究によれば予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する6倍返しになるそうで、私の28年間の超健康マニアとしての経験から一番効果的だったのは、心身をつくる材料である食・栄養です。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単でしたので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。****************************【以下転載】****************************食事に気をつかっている人は増えていますが、定期的に運動をしている人はそれほど多くないでしょう。しかし、食事に注意するだけでは病気を防ぐには不十分な場合が多いものです。体にさまざまな悪影響を与える運動不足。中でも代表的な病気を紹介しましょう。動脈硬化がもたらす心疾患運動不足は血管内のコレステロールを増やし、血液をドロドロにしてしまいます。その結果、動脈硬化が発症、それが狭心症や心筋梗塞などを引き起こすのです。動脈硬化によって冠動脈が狭くなると、その先の心筋に充分な栄養や酸素が行き届かなくなります。これが狭心症です。また、粥状動脈硬化から発生した血栓が血管に詰まって、血液が行き届かなくなるのが心筋梗塞です。心筋が酸欠になると栄養が届かず、壊死していきます。早急に処置をしないと命にかかわる重篤な病気です。運動をすると血管内の善玉コレステロールが増えると言われています。適度な運動は血管をキレイにしてくれるものなのです。動脈硬化が高血圧を引き起こす運動不足によって起こる動脈硬化は、高血圧も引き起こします。特に悪玉コレステロールや中性脂肪が血管に付着し、動脈硬化が発症すると高血圧症にかかりやすくなります。運動を定期的にしていれば、日常的な血圧や脈拍数が上がりにくくなるのですが、日頃運動をしていないと心臓や肺の機能が低下し、血圧を上昇させやすくなります。そのため、高血圧に至りやすいのです。糖尿病予防のためにも運動が必要運動をすることで、食後に血糖値が急上昇することを抑えられると言われています。運動で血糖コントロールを改善することが可能なのです。軽度の運動を継続することで、インスリン感受性が改善され、細胞へブドウ糖が取り込まれやすくなると言われています。便秘は運動不足から起こる女性に多い便秘。原因の一つはお腹の筋力が弱いためと考えられます。腹筋は便を排出するために必要な筋力。腹筋を使うことで、大腸が刺激されて蠕動運動が促されて便が肛門へと押し出されるのですが、運動不足はお腹の筋力を低下させ、この仕組みを弱めてしまいます。また、運動は副交感神経を活発にして胃腸の働きを高める効果もあるのですが、運動不足に陥ると胃腸の働きが低下して、便秘も起こりやすくなるのです。運動不足がうつを引き起こす?運動はストレス解消、疲労の回復、気分転換などに有効とされています。運動を習慣にしていない人は、ストレス発散や気分転換ができていないため、うつになりやすいとも言われているのです。体の疲労も持続するとうつなどの精神障害の原因となります。適度な運動はむしろ疲労を回復する効果もあるため、定期的な運動は精神面にも好影響があります。このほかにも、運動不足は骨粗しょう症や筋力不足による転倒など、さまざまな病気を引き起こしやすくなると言われています。体や心を健康にしてくれるのが運動です。毎日が難しくても、週に2~3回は定期的に運動を続けることで、さまざまな体や心のトラブルの解消につなげられるでしょう。(出典:ITmedia ヘルスケア)
2015/05/08
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生活習慣病のリスクを高める肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が、感染症発症の危険因子でもあることが様々な研究で明らかになりつつあるそうです。専門家は「肥満は様々な病気のリスク要因であることを改めて認識してほしい」と呼び掛けています。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、肥満も増えるわけです。体脂肪だけを減らす良いダイエットは、やる理由と目標が明確、よい知識、よいコツを知るとむずかしくなく、適正体重を維持するために一生意識・実践するものだと思います。食事量だけを減らし続けると強力な飢餓遺伝子が餓死の危機を感じて省エネのカラダにするために筋肉を減らして体脂肪を温存する傾向になります。バランスのよい食生活と活動的な生活習慣、適度な運動、そして十分な睡眠により体内時計を整えることが重要です。最近の分析によると、加齢で増えた体重を減らすには、食生活よりも活発な運動が効果的であるとわかったそうです。また、ハーバード大学の研究によれば、筋力トレーニングを増やすことが、有酸素運動を行うことや運動を全くしない場合に比べると、胴囲に一番大きな効果をもたらすそうです。いずれにしても肥満はいいことがないようです。・容姿が悪くなる・服飾費がかかる・服の選択肢が狭くなる・食費がかかる・ダイエットにコストがかかる・疲れやすい・生活習慣病になりやすい・様々な病気になりやすい・治療費がかかる長期闘病が必要になりやすい・短命になりやすい・子孫に肥満が継承されやすいなどがあり、なるべくなら避けたいものです。アメリカの12種類の一般的ダイエット後の3年間800人の追跡調査によれば、・ダイエットに成功 5%・現状維持 40%・失敗 55%また加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動、筋トレの必要性が高まります。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめします。私も新たにPolar GPS内蔵スポーツウォッチM400を購入してiPhoneアプリなどと合わせて活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ速く2段登り・近所を歩く時は、足ゆび筋トレに最適な特許草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、加圧ベルトをして20分ジョギング、週末は30分以上ランニング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング程度を楽しく口角を上げて笑顔でこなしています。心身の健康状態をよくし、体力をつけながら適正体重を維持することはむずかしくありませんので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ダイエット関連ウェブサイト肥満ホームページへようこそ 厚生労働省ダイエット関連フリーページ正しいダイエット危険なダイエット食品一覧隠れ肥満の指標子供の肥満は「3歳時の生活習慣の乱れ」が原因食べ方の工夫:ダイエットのカギを握るホルモン、レプチン「よく噛むこと」はメリットがたくさん盛り付けの量ダイエットを効率よく成功させる12ヵ条隠れ肥満が急増している共役リノール酸(CLA)は確かにやせる!騙されるな早食いと肥満肥満と戦うメタボリックシンドローム ダイエットへの近道最近の肥満・ダイエット関連ブログ 新しい順ほとんどのダイエット法は科学的根拠が乏しい!? 本当に効果があるのは2つだけとの研究結果加齢で増えた体重を減らすには、食生活ではなくエクササイズが効果的12年間1万人以上を観察してわかったこと:お腹周りの脂肪と闘うにはやっぱり筋トレ最新研究で判明、長くよく眠るほど体脂肪はつかないダイエットには「食べない時間」の長さも大事減量してそのまま体重を維持するための55の秘訣あなたの糖質制限はここが間違っていた 糖質は「オフ」より「コンシャス」食欲の秋 寝不足は肥満のもとダイエット飲料で糖尿病リスクが高まる!? 人工甘味料の“謎”を解く体脂肪にブレーキ、体の中にあった「やせる仕組み」低炭水化物ダイエットは置き換える脂質の種類に注意を****************************【以下転載】**************************** 生活習慣病のリスクを高める肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が、感染症発症の危険因子でもあることがさまざまな研究で明らかになりつつある。肥満が免疫機能を変化させることが原因とみられる。肺炎などの重篤な症状を引き起こすこともあるといい、専門家は「肥満はさまざまな病気のリスク要因であることを改めて認識してほしい」と呼び掛けている。◆ぜんそくの原因に日本女子大の佐藤和人学長(家政学部食物学科教授)らのグループは15年前から肥満と免疫に関する研究を続けてきた。同大大学院で三戸夏子氏(現横浜国大准教授)らが、高脂肪食を与え高度の肥満状態にしたマウスと普通食を与えたマウスの比較実験を行ったところ、前者の免疫機能が後者に比べて多様に変化していることが分かった。同実験を指導した佐藤学長は「肥満によって免疫機能の調節をするサイトカインという生理活性物質のバランスが崩れ、免疫機能に変調を来した」と分析する。免疫機能の変調は、さまざまな病気につながる恐れがある。例えば、免疫機能が低下し過ぎると肺炎などの感染症を引き起こし、過剰になるとアレルギーの原因になる。特に小児のぜんそくの危険因子になることが指摘されている。◆術後の炎症悪化最近の国内外の論文で、肥満がさまざまな感染症発症のリスク要因になる他、炎症を悪化させたり、がんの原因になったりしていることが報告されている。2009(平成21)年に世界的に大流行した新型インフルエンザでは、死亡者や重症者に占める肥満の人の割合が高かったとする論文が昨年、発表された。肥満による免疫機能の低下が原因でインフルエンザに対する防御力が落ちたことが考えられるという。また、別の論文では、内臓脂肪蓄積型の肥満の人が大腸がんの術後、肺炎になったり、傷が化膿(かのう)しやすくなったりすることが報告されている。人工関節を入れる手術の後、関節に炎症が起きやすくなることも分かった。内臓脂肪蓄積型の肥満の人は、脂肪細胞が肥大化して脂肪組織内で炎症を起こし、感染症を悪化させる可能性があるという。海外の研究では、がんを引き起こすリスク要因となっていることも指摘されている。佐藤学長は「内臓脂肪蓄積型の肥満は認識不足のため放置されていることも多い。正常な免疫機能を維持するためには食事療法と運動療法による肥満の予防と改善が一番」と指摘。「高度の肥満になった人は専門医に相談するといい」と助言している。◆肺炎が再び増加、死因3位に感染症のリスクで怖いのは、子供や高齢者で重症化の恐れがある肺炎だ。抗菌薬の進歩と公衆衛生の向上により、日本では制圧されたと思われていた。しかし、近年は再び増加傾向にある。平成23年の人口動態統計によると、日本人の死因で肺炎は、がん、心疾患に次ぎ、脳血管疾患を抜いて第3位に浮上。25年も同じ順位だった。高齢化の進展により誤嚥(ごえん)性肺炎などが増えていることが主な原因だが、肥満の人の増加も一因とみられている。(出典:産経新聞)
2015/05/07
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認知症は西洋医学では治らないので、予防情報が増えています。今回の記事は、認知症の発症要因が血糖値に大きく関係するとして、40~50代からの生活習慣、特に食生活を見直し、いつもの食事から主食を減らす糖質制限と、ココナッツオイル(またはココナッツミルク)の摂取を勧めています。また、発症前や初期の段階での進行を阻む試みが始まり、認知症予備軍の「軽度認知障害(MCI)」のリスクを調べる血液検査も登場したそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に極めて有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと研究者は指摘されています。認知症で一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増 し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として「オレンジプラン)」を見直すことが決まりました。 2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているように戦後の日本人らしく自己責任意識が希薄です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、運動することは重要ですね。世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。****************************【以下転載】****************************働き盛りの40~50代。この頃から「自分の親に介護が必要になるのではないか」と気になり始める人は増える。また、そうした人たちは、「介護が必要な高齢者の約半数は認知症であり、介護施設にいる高齢者の約80%が認知症である」という統計(「世界アルツハイマー病報告書2014年版」)からみても、親の認知症発症を心配している人が多いといえるだろう。その一方で、自分のこととなると、「まだ若いし、元気に働けているし、自分は大丈夫」と答えるはず。しかし『認知症は脳のメタボだった!』(白澤卓二/宝島社)によると、ショッキングなことに、認知症は40代からじわじわと進行しているというのだ。認知症のほとんどは、アルツハイマー型認知症と血管性認知症そもそも認知症と呼ばれる症状のほとんどは、アルツハイマー型認知症と血管性認知症が占めるという。アルツハイマー型認知症は、脳の神経細胞に異常タンパクが発生し、毒性のある物質がつくられて神経細胞に障害が起こり、脳が徐々に萎縮していくと考えられるもの。しかし記憶障害が起こっても、患者自身が“忘れたことを忘れてしまっている”ために治療に消極的だったり、周りとトラブルを起こしてしまったりするのだとか。そしてさらに進行すると、歩くことも話すこともできなくなり、寝たきりに陥るという。血管性認知症は、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳卒中により、脳の血管に障害が起こることで発症する。認知機能は脳の神経細胞がどの程度壊死したかによって異なり、言語障害や記憶障害のほか、体の麻痺、視覚障害などの後遺症を伴うことも多いそうだ。認知症は「脳のメタボ」であり「3型糖尿病」!?いわゆる「メタボ状態」とは、血液が高血糖、高血圧、高脂質の合併症状を起こした状態を指すという。このうち特に、高血糖が続くことで血糖値を一定に保つインスリンの分泌が悪くなったりする状態が糖尿病だ。そして血管性認知症の原因となる脳卒中は、体がメタボ状態になった結果、動脈硬化が進行して発症するのだとか。また最新の研究によると、アルツハイマー型認知症も生活習慣が関係して発症すること、血糖値の異常は血管性認知症とアルツハイマー型認知症の両方のリスクを高めること、高血圧が血管性認知症のリスクを10倍に高めることなどから、同著では認知症を「脳のメタボ」と位置付けている。さらに、糖尿病には遺伝的に発症する「1型」と、主に食べ過ぎや運動不足といった不摂生により発症する「2型」があるが、糖尿病がアルツハイマー型認知症の発症リスクを50%高め、重度のアルツハイマー患者の脳内のインスリン受容体が健康の人より80%も低いことや、糖尿病の治療薬によってアルツハイマー型認知症が改善したことなどから、アメリカではアルツハイマー型認知症は「3型糖尿病」であると提唱する研究者も複数いるという。脳トレよりも、40~50代の食生活が大事!これまで認知症の予防と言えば「脳トレ」が効果的だと言われてきたが、認知症の発症する要因が血糖値に大きく関係すると思われることから、同著では、特に40~50代(いわゆる中年)からの生活習慣、特に食生活の見直しを推奨している。そこで最も注目しているのが、いつもの食事から主食を減らす糖質制限食と、ココナッツオイル(またはココナッツミルク)の摂取だ。ご飯、パン、麺類といった主食に多く含まれる糖質には、栄養素の中で唯一、血糖値を上げる作用がある(逆に、タンパク質や油は血糖値を上げない)。血糖値が高いうちは血液中にブドウ糖がたくさんあるので、体脂肪がエネルギーとして使われることはないそう。ちなみに「脳はブドウ糖だけをエネルギー源として使っているので、糖質を摂らなければ人間は生きていけない」と思い込み、糖質を制限することを躊躇する人がいるが、実際は血液中のブドウ糖を使い切ると肝臓内に蓄えられた中性脂肪からケトン体という物質が合成され、脳をはじめ体中のエネルギーとして使われるというから安心してほしい。そしてココナッツオイルに豊富に含まれる中鎖脂肪酸もまた、体内で分解されるとケトン体を合成するという。また、認知症が改善した患者の脳内ではケトン体濃度が高いという結果も出ており、ココナッツオイルを毎日摂取することでアルツハイマー型認知症が劇的に改善した例もあるそうなのだ。もちろん、適度な運動により筋肉を付けたり、「脳トレ」をやるに越したことはないし、生活習慣に気を付けていても認知症が発症してしまう例もあるだろう。しかし脳の老化は40代から数十年かけてゆっくりと進行することは動かしがたい事実であり、認知症が進行してしまってから元の状態に戻すことは困難である。だとすれば、発症に抗う術としての糖質制限食や、中鎖脂肪酸の摂取は、今日からでも取り入れたいものである。(出典:ダ・ヴィンチニュース)
2015/05/06
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認知症は西洋医学では治らないので、発症前や初期の段階での進行を阻む試みが始まり、認知症予備軍の「軽度認知障害(MCI)」のリスクを調べる血液検査も登場したそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に極めて有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと研究者は指摘されています。認知症で一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増 し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として「オレンジプラン)」を見直すことが決まりました。 2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているように戦後の日本人らしく自己責任意識が希薄です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、運動することは重要ですね。世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。****************************【以下転載】****************************認知症の予備軍の「軽度認知障害(MCI)」の人は、推計で400万人。放っておくと5~7年で約半数が認知症に進むといわれる。このMCIを早く見つけ、認知症への移行を防ぐ取り組みが始まっている。リスクを調べる血液検査も登場した。「MCIスクリーニング検査」は、血液を調べてMCIである可能性を判定する。筑波大学発のベンチャー企業MCBIと、同大学病院精神神経科の朝田隆教授らとの共同研究で生まれた。認知症の一つであるアルツハイマー病は、アミロイドβという物質が20年ほどかけて徐々に脳内にたまって発症する。これは誰の脳にも発生するが、本来はそれを排出したり毒性を弱めたりする仕組みが備わっている。血液検査では、この仕組みにかかわる3つのたんぱく質を調べ、ごく初期の段階からMCIの兆候を捉える。「435例を対象にした臨床研究の結果、約8割の精度でリスクが判定できた」とMCBIの内田和彦社長は話す。検査に必要な血液は、10ml程度とごくわずかだ。アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβの蓄積やシナプス障害など、脳の変化は発症の約20年前から始まっている。この血液検査では、画像診断などでしか異常がわからない無症状期(プレクリニカル期)の一部、MCI、アルツハイマー病初期までのリスクを判定できるという(データ:Ann Neurol.(2012)改変)血液検査では、認知症の原因物質であるアミロイドβが脳内でたまらないように働いている3つのたんぱく質を調べる。10ml程度の採血ですむ。検査結果は2~3週間でわかる(イラスト:平拓哉)結果は4段階で示される(下表)。費用の目安は問診・相談も含め、2万~3万円。現在、全国100近い医療機関で検査を受けられる(MCIスクリーニング検査導入医療機関はhttp://mcbi.jp/initiative/checkup/checkup.htmlで検索可能)。リスクが高いと判断された人は、早めに医師の診断を受けた方がいいだろう。■専門デイケアで認知機能が向上ではMCIと診断されたら、どうすればいいのだろうか。例えば、朝田教授が協力医師を務める「オリーブクリニックお茶の水」では、2013年からMCIや軽度の認知症患者を対象に、「認知力アップデイケア」を実施している。運動や脳トレ、音楽、絵画、料理などのプログラムを1回6時間程度、毎週行っている。「認知症への不安を抱えて悩んでいるのは自分だけではないと勇気づけられる人が多い」と朝田教授。血液検査でC~Dの判定が出たら、医師の下で詳しい検査を。その後の予防策などの指導も受ける。ただ現状では、早期対応のデイケアを受けられる施設はまだ少ない。楽しくお手玉することも、視空間認知を鍛えることに。認知機能の向上も認められている。何もしないと認知機能テストの点数は低下していくが、デイケア参加者は平均で2ポイント上昇した(下グラフ)。「例えば、抗認知症薬のアリセプトを服用すると、半年で2ポイント上がるが、その後は低下していく。参加者はこの薬も服用しているが、1年半後もなお高い点数を維持している。デイケアの効果は確かにある」(朝田教授)。認知症はいったん発症すると治すのが困難。だからこそ、早く見つけて手を打つことが大切だ。「少し、もの忘れが気になるくらいのMCI初期で発見して、認知力を上げるトレーニングを続ければ、以前の正常な状態に引き戻せると期待している。早期発見が早期絶望ではなく、希望につながるような体制づくりが急務」と朝田教授は話す。筑波大学附属病院「認知力アップデイケア」に週1回通い続けたMCI患者19人(平均年齢72歳)を対象とした調査では、認知機能スコア が上昇した。比較対照データは、一般的に起こるとされるスコアの変化を採用(データ提供:朝田教授)MCIを初期段階で見つけて、認知機能の向上に取り組めば、認知症への移行をくい止め、元の正常な状態に引き戻すことも可能。これが目指すべき、認知症の先制医療だこの人たちに聞きました朝田隆さん筑波大学附属病院精神神経科教授。東京医科歯科大学医科同窓会館にある「オリーブクリニックお茶の水」でも、認知力アップデイケアに携わる。「有酸素運動は認知機能向上に良い。知的活動との組み合わせは、さらに効果的」内田和彦さんMCBI(茨城県つくば市)社長。奈良県立医科大学医学部卒業。2003年にMCBIを設立。「症状が出るずっと前から認知症は始まっている。病気になる前に見つけて治療する“先制医療”が重要です」(出典:日本経済新聞)
2015/05/05
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肉好きは要注意 肉に含まれる脂肪は、心臓の筋肉を破壊するおはようございます。ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。肉に多く含まれる飽和脂肪酸は、中性脂肪やコレステロールを増やし、動脈硬化などを引き起こすことは知られています。さらに、心筋細胞にストレスを与え、細胞を死に追いやることが最近の研究で明らかになったそうです。飽和脂肪酸は肉だけでなく、チーズやバターとなどの乳製品、牛脂やラード、ヤシ油にも含まれします。私は四足肉、乳製品は避けて20年位になります。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と慢性的なカルシウム不足や抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味するとさらによくなりそうです。和食が世界文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。***************************【以下転載】**************************** 脂肪と一口にいっても、オリーブオイルなど植物由来のものはヘルシーであるのに対し、肉に含まれる脂肪を摂りすぎると健康にマイナスであることはよく知られている。肉に含まれる飽和脂肪酸はいいエネルギー源になるが、過剰摂取すると中性脂肪やコレステロールを増やし、その結果、動脈硬化などを引き起こす。しかし、そればかりでないようだ。実際には、心筋の細胞を破壊するなど直接ダメージを与えていることが最近の研究で明らかになった。心筋細胞にストレスカナダ・モントリオール心臓研究所のチームが、オリーブオイルなどに含まれる不飽和脂肪酸と、肉などに含まれる飽和脂肪酸が心臓の細胞にどのような影響を与えるかを比較した。それによると、飽和脂肪酸は心筋細胞にストレスを与え、細胞を死に追いやることが判明。一方で、不飽和脂肪酸は、細胞をダメージから守る働きがあることがわかった。心臓病を招きやすくつまり、飽和脂肪酸をたくさん摂ることで、心臓の細胞にダイレクトにダメージを与え、ゆくゆくは心臓病の発症につながることになるのだという。飽和脂肪酸は肉だけでなく、チーズやバターとなどの乳製品、牛脂やラード、ヤシ油といった油類にも含まれる。今回の研究ではどれだけ摂取すればそうした心筋破壊が起きるのか明らかになっていないが、普段からお肉をよく食べるという人は要注意だ。(出典:イロリオ)
2015/05/04
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「適度な運動」の「適度」がどのくらいなのか研究で判明健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」が重要なことが再確認できたそうです。 米国ボストン大学からも40代の運動が60代の脳の健康につながるという研究報告が出たばかりでした。しかし、運動強度については諸説ありますが、新しい研究で、週にどのくらいの運動を行うのが「適度」なのか判明したそうです。運動し過ぎは体に悪いとは言えないそうです。健康な体で長生きするには「週に150分の運動を行い、そのうち20~30分は激しく体を動かすのがよい」とのことです。運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)座って過ごす時間が長い人ほど病気、短命になりやすく、一日中座っていると、精神衛生的にも良くないことがわかり、学びは「座って」から「歩きながら」すると教育と健康で効果両立するなど運動のメリットが相次いで報告されています。 座ってばかりの運動不足な生活は、死亡リスクが肥満の2倍とか、座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなるなど、最近は座っていることに関する健康リスク報道がかなり目立ちます。2002年に「セデンタリー・デス・シンドローム」(座りすぎが死につながる症候群)という言葉が作られたほど、座っている時間が長いと生活習慣病や短命化を招くそうで、そのような生活習慣の場合は運動していてもリスクがあまり減らないとも言われ、「立って仕事ができるオフィスデスク」、「歩きながら仕事ができるウォーキングデスク」やスマートフォンをタイマーにして60分置きごとにストレッチしたり歩いたりすることが推奨されたりしています。またバランスボールを椅子代わりにするのもよさそうです。・人財の健康増進と企業業績向上を両立させる健康経営・脳を鍛えるには運動しかない・学力の土台は体力 ・座って過ごす時間が長い人ほど病気になりやすく短命に!?・一日中座っていると、精神衛生的にも良くない ・学びは「座って」から「歩きながら」へ? 教育と健康で効果両立 ・運動不足は肥満よりも危険 死亡リスク2倍 ・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」 ・デスクワーク1時間で寿命が22分縮む!? 座りっぱなしが招く様々なトラブル・長時間座わると足の血管に悪影響 5分間のウォーキングで解消・1日に3時間立って過ごすとマラソンと同じくらい健康に良い ・長時間のデスクワークによる体の不調を軽くする7つの方法 ・仕事に詰まったら、やっぱり歩くのがベスト:研究結果 ・デスクワーク中心の人の運動不足を解消 運動は生産性も高める ・「座る時間」が1時間増えるだけで身体が不自由になるリスクが1.5倍に ・長時間座る高齢女性は死亡リスクが高い・座りっぱなしの生活は早く老ける!?・世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?・長時間座り続けることの弊害・オフィスで立って仕事をする時代がやってくる・座っている時間が長いと糖尿病 を招く・座りっぱなしの生活で高まる慢性疾患リスク・1日11時間以上座る人では死亡リスクが40%以上増大・長時間の座位姿勢は成人病リスク高める、スウェーデン研究運動が心身の健康維持・増進に必須なことは常識で、運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、国民皆保険に甘えて世界一医療に依存する自己責任意識が乏しい日本人の一面です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。日本は平均寿命は世界一ですが、日本人の健康度は34カ国中34位(2011年OECD調査)、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単でしたので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。****************************【以下転載】****************************健康や長寿のためには「適度な運動」が必要と言われていますが、この「適度」という量がどのくらいなのか、これまでハッキリしていませんでした。「運動のしすぎは体に悪い」とも言われていますが、新しい研究で、週にどのくらいの運動を行うのが「適度」なのか判明したそうです。病を避けるための薬には「適量」が決まっていますが、同じく病気のリスクを下げるとされる運動は薬と違って一概に「適量」が決められないのが難しいところ。一般的に健康を保つためには週150分の運動が必要と言われていますが、「最低限どのくらいの運動量が必要で、理想はどのくらい」ということや、「どれぐらいの運動が体にとって有害になるのか」「より有効な運動の種類は何か」など、不明点は多くありました。しかし、アメリカ国立がん研究所とハーバード大学の研究チームが中年を中心とする66万1000人のデータをもとに研究を行ったところ、上記の疑問の答えが導き出されたとのこと。研究者らはまず、66万1000人のデータを各人の1週間あたりの運動時間で階層化し、まったく運動を行わない人から、現在推奨されている運動量の10倍以上の運動を行っている人までに分けました。なお、「現在推奨されている運動量の10倍以上の運動」とは1週間に25時間以上の運動を行っているということ。彼らの健康データを過去14年分の死亡記録と比較したところ、当然のことながら、最も早世のリスクが高かったのは「全く運動しない」というグループ。しかし、意外なことに「推奨されている運動量に達しないものの、いくらかは運動を行っていた」というグループでも、早世のリスクは運動をしないグループに比べて20%も少ないことが判明しました。そして週に150分という、推奨量ちょうどの運動を行っていたグループは、全く運動していなグループに比べて死亡のリスクが31%も低かったとのこと。このグループに属する人々は健康な体で比較的長生きできたそうです。一方で、推奨量の約3倍である450分のウォーキングを毎週行っていたグループの死亡リスクは、全く運動しなかったグループより39%低く、3倍の運動量にも関わらず推奨量の運動を行っていたグループと大差ない結果でした。さらに、推奨量の10倍以上の運動を行っていた人々の死亡率は、推奨量ちょうどの運動を行っている人たちとほぼ同じだったのです。つまり、「運動のしすぎが健康に悪い」という結果にはならなかったものの、ある一定量を超えると運動の効果はゆるやかに下がり始め、最終的に推奨量と変わらないところまでくるわけです。別の研究では、20万人のオーストラリア人の健康調査データが調べられたところ、どのくらいの激しい運動と運動量が適切かが判明したとのこと。研究者らが健康調査データと死亡に関する統計を比較したところ、「週に150分」という推奨量の運動を行えば、例えウォーキングという穏やかな方法であっても、早世のリスクを下げられるということが分かりました。この時、週150分の運動のうち30%を激しい運動に変えると死亡率がさらに9%下がり、30%以上を激しい運動に費やすと死亡率が13%下がるとのこと。つまり「激しい運動が死亡率を上げる」という結果は出なかったのです。もちろん、個人差はありますが、上記2つの研究から導き出せるのは「運動しすぎは体に悪い」とは言えないということ。健康な体で長生きするには「週に150分の運動を行い、そのうち20~30分は激しく体を動かすのがよい」とのことです。(出典:GIGAZINE)
2015/05/03
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日本人の腸の老化は深刻な状態 あなたの腸年齢は何歳?日本人の腸の老化は深刻な状態だそうです。腸細菌の研究で知られる酪農学園大学の辨野教授が実施した「腸年齢と健康に関する調査」によると、実年齢20代の平均腸年齢は45.7歳、実年齢30代の平均腸年齢は51.3歳、40代の平均腸年齢は54.2歳。日本人の腸の老化は予想以上に深刻で、整腸力が落ちていることが明らかだそうです。この調査では、腸年齢の若い人ほど脳機能の衰えが少なく、老化もゆっくりと進むことが判明。腸年齢の若い人は、肌の悩みが少なく、健康状態や体力、気持ちの持ち方、外見も若い。腸を若々しく保てば保つほど、何歳になっても病気に罹りにくい健康体を維持できる。腸年齢の若さを保つことは、健康長寿に欠かせないそうです。・あなたの「腸」は何歳?私は23問中チェックは2つでした。チェックが4個以下の人:腸年齢=実年齢,腸年齢は若くてバッチリ合格!人間の腸内にいる多様な細菌のバランスを保つことが、健康維持に重要な役割を果たすと言われています。いろいろな食材を少しずつ食べる和食のスタイルが、腸細菌のバランス維持に寄与しているそうで、専門家は「和食を多く取り入れると、肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防・改善に効果が期待できる」と話しています。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位なので、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と慢性的なカルシウム不足や抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味するとさらによくなりそうです。和食が世界文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。****************************【以下転載】**************************** 腸も歳とともに老化する。腸年齢は、便の色や形、便の中の腸内細菌のバランス、食習慣の状況などをチェックすればよく分かる。腸内細菌の研究で知られる酪農学園大学の辨野義己(べんのよしみ)特任教授が実施した「腸年齢チェックテスト」がある。東京・大阪に住む20代〜60代の女性600人を対象にした「腸年齢と健康に関する調査」によると、実年齢20代の平均腸年齢は45.7歳、実年齢30代の平均腸年齢は51.3歳、40代の平均腸年齢は54.2歳。実年齢25歳で腸年齢が74歳の人もいた。まさに"腸"高齢者。日本人の腸の老化は予想以上に深刻で、整腸力が落ちていることが明らかだ。この調査では、腸年齢の若い人ほど脳機能の衰えが少なく、老化もゆっくりと進むことが判明した。腸年齢の若い人は、肌の悩みが少なく、健康状態や体力、気持ちの持ち方、外見も若い。腸を若々しく保てば保つほど、何歳になっても病気に罹りにくい健康体を維持できる。腸年齢の若さを保つことは、健康長寿に欠かせない。肉類の過剰摂取が大腸がんのリスクを高める急速な高齢化に伴って、毎年約6万人が罹っている大腸がん。罹患の頻度は男女ともほぼ同じだが、罹患者は60代が最も多く、70代、50代と続く。若年者は、遺伝的な要因も関連するという。がんの死因別では、大腸がんは女性の第1位、男性の第3位だ。1960年〜2010年の50年間の大腸がんの死亡率を見ると、男性は人口10万人当たり5人から40人へ8倍に、女性は5人から30人へ6倍に、それぞれ急増している。大腸は、胃、小腸で消化吸収された食べ物を最終処理し、主に水分などを吸収する。大腸がんは、長さ約1.5mの大腸(盲腸、結腸、直腸)に発生する悪性腫瘍だ。日本人は、S状結腸と直腸に発症しやすい。大腸がんは、大腸粘膜の細胞から発生し、腺腫という良性腫瘍の一部ががん化するがんと、正常粘膜から直接、がん化するがんに大別される。大腸がんは、ゆっくり進行する。腸粘膜の表面から大腸の壁に深く侵入しながら、進行に伴ってリンパ節や肝臓、肺などの臓器に転移する。便に血液が混じっているかを検査する便潜血検査が有効だが、早期発見できれば、がんを完全に除去できる可能性は高い。 大腸がんが急増している主因は、肉類、乳製品、ファストフードやスナック菓子などに偏った食生活だ。戦後の洋食化が引き金になり、長年にわたって肉類などの動物性の脂肪やタンパク質の消費量が大幅に増え、野菜などの食物繊維の摂取量が減ってきた。例えば、肉類の1人当たりの年間消費量は、5.1kg(1960年)から29.1kg(2010年)へ、50年間で約6倍に増えていることからも明らかだ。なぜ肉類は、大腸によくないのだろうか? 肉類は、タンパク質や脂肪、鉄分などを豊富に含んでいるので、バランスよく食べれば問題はない。しかし、過剰な肉食中心の食生活が続くと、腸内に悪玉菌が増え、腸内細菌のバランスが崩れる。その結果、大腸がんをはじめ、アレルギー疾患、肥満症や糖尿病、自閉症、パーキンソン病など、さまざまな病気の引き金になる恐れがある。肉類に偏った食生活を改善しよう。肉はバランスよく食べることが、腸の老化を緩和し、腸年齢を若々しく保つためにも大切だ。(出典:ヘルスプレス)
2015/05/02
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実践と指導経験豊富な長寿健康情報 食栄養と運動、抗加齢 睡眠ガン細胞をやっつけるNK細胞は睡眠不足の影響を受けやすいナチュラル・キラー細胞(NK細胞)は、免疫力の要です。NK細胞の弱点の1つが睡眠不足で、NK細胞の機能が低下すると言われています。生活習慣の乱れもNK細胞に悪影響を与えるそうです。ストレス過多な状態や不規則な生活を続けていると風邪をひきやすくなることでもわかります。日本人は、主要国の中で最も睡眠時間が短く、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、先進国でガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」 ・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は18年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、2年くらい前から23時には寝て5時くらいに起きる6時間に増やすよう心がけていますし、時々昼食後に30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠なのはiPhoneアプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・口呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気****************************【以下転載】****************************「睡眠不足は体に良くない」ということはわかっていても、実際に何がどのように良くないのかはあまりわからないもの。今回は、そこのところを紹介したいと思います!NK細胞とは?ナチュラル・キラー細胞(以下、NK細胞)――なんだかとてもかっこいい名前の細胞ですが、私たちの体内で何をしている細胞か、おわかりになりますか? じつはこの細胞、決して名前負けしないぐらい、すご~く大切な役割を担っている細胞なのです。NK細胞は名前の通り「生まれながらにして殺し屋」な細胞で、私たちの体内に存在する悪いウイルスやガン細胞などをやっつけてくれるリンパ球のことを指します。血液中のリンパ球の1~3割がNK細胞だと言われているのですが、この細胞は非常に優秀で、悪い細胞だけを攻撃し、正常な細胞を攻撃することはないようになっているのだそうです。睡眠不足が悪影響を与える?私たちを害悪から守ってくれているNK細胞ですが、弱点もあります。その1つが睡眠不足で、NK細胞はその状態になると機能が低下すると言われています。生活習慣の乱れもNK細胞に悪影響を与えるそうです。ストレス過多な状態や不規則な生活を続けていると風邪をひきやすくなるというのも、NK細胞の機能低下が一因かもしれません。さらに60歳以上になるとNK細胞の働きが弱まると言われているので、高齢の方はより一層、睡眠をよくとって、規則正しい生活をすることが健康でいる秘訣といっても過言ではなさそうです。黙々と働くNK細胞に感謝を睡眠不足は次の3つの悪影響を体に与えると言われています。(1)体内に常に存在しているウイルスが活性化する(2)ガン化した細胞がなくなりにくくなる(3)体内にウイルスが侵入・増殖しやすくなるこれらを防ぐためにNK細胞が存在するわけですが、睡眠不足や生活習慣が乱れていると十分に真価を発揮できずに病気になってしまう…なんていうことも考えられるので注意したいですね。(出典:ネムジム)
2015/05/01
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