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雫達は、河原毛部長留任祝いの宴で、太陽ビール水泳部の汐見と出会う。記録の伸び悩みに苦しむ彼女は、藤枝から勧められたシャブリによって活路を見いだす。一話完結、幕間小話です。藤枝さんは、偶然、雫達に連れられやってきた汐見に出したシャブリに合わせて、どうやって料理を出したか・・・ なんて小さな話は気にしないことにしましょう。(笑一話完結って事で、当然比較は「ソムリエール」になってしまうのは致し方ないこと。やはり、話にキレがない。どれくらい切れないかと言うと、「ソムリエール」が刃物だとすれば、「神の雫」はペーパーナイフ。使い方によっては目的を充分達成できますが、それ以外は切れません。この程度のお話では、ワインに興味の無い人には、全く心には響かないのではないでしょうか。一話完結とはいえ、話に抑揚がなさ過ぎますね。(苦紹介されているワインは文句なし凄いんですけどね。(笑次回は、#208「不機嫌なワインを振り向かせて」です。タイトルから見ると、まだ「第七の使徒」編は始まらないみたいですね。今週号が合併号ですので、来週はお休み。さらに、今までの法則が正しければ、5月7日発売号は休載かと思われます。今週登場したワインは。■ シャブリ・グラン・クリュ・ラ・ムトンヌ ドメーヌ・ロン・デパキ
2009年04月23日
来日した天才ピアニスト ケニー・フランクは、学生時代に彼を支えてくれた恋人を探してスナック経営者 純子にたどり着く。彼を冷たくあしらう純子を、カナはレスポワールのランチに招待する。「ソムリエール」第六十話。先号の欄外予告と内容が違うような・・・カナ、逆転のワイン出してませんよね。ま、いっか。(笑設定は結構ありふれた感じのものですけど、落としどころは上手ですね。ドラマチックな再会が、必ず奇蹟を起こすわけではない。人生なんてそんなものかも。まぁ、私が人生のどれだけを解っているかなんて全く程度の低いお話なんですけどね。(爆それにしても、チンチロリンでヤクザと警察署長から、金を巻き上げている純子ママって、どんな設定なのでしょう。(笑かなり濃い人生がありそうな。この手のキャラは初登場。意外な再登場にも期待したいです。再登場させるには、ちょっと本音を語らせすぎましたか・・・。で、早速作ってみたいですね、「薔薇の椅子」。ネットで探してみると、作り方は世界中で沢山見つかります。詳しい作り方はこちらです。 リンク先は「バッカス・マーケット」さん。 写真入りで丁寧に説明されていますので、これなら誰でも作れそうです。コラムは【パッケージング】私もワインのジャケ買いします。(笑次号は4月15日(水)発売です。今回登場ワインは。■ G.H.マム ロゼ・ブリュット
2009年04月17日
遠峰は最後の一本の勝敗を告げることなく立ち去る。中原は河原毛のワインを飲み、敗北を認めた。「フランス編」第九話。なるほど、遠峰が勝敗を決めないってラストが用意されていたわけですね。ワインに点数を付けないというスタンスは良いですね。あと、確かに遠峰は勝敗を明確にしませんでしたが、語った蘊蓄から、河原毛絶賛であることは明らかでした。そして、渡仏の意味や、そこで結婚式に関わった事も、遠峰の蘊蓄に繋がる伏線だった様です。作者のやりたかったことは解りましたが・・・やっぱり、盛り上がりに欠ける展開でしたね。(苦笑遠峰は河原毛が選んだ3本のワインを絶賛していますが、あの3本を選んだのは単なる偶然だったって気がするのは私だけでしょうか。(爆そして、河原毛部長の留任も決定。中原部長とも和解できて、すべて丸く収まりました。何はともあれ、フランス編は終了。次回は、#207「突然の潮風に、人魚の心は弾けて」です。第七の使徒編、開始でしょうか?今週登場したワインは。■ キンタ・ド・カルモ・レゼルヴァ■ シャトー・ル・ピュイ
2009年04月16日
予約客による投票は全く互角となり、勝敗は遠峰の裁定に委ねられた。遠峰は1本目の白ワインは河原毛、2本目の赤ワインは中原の選択を推薦する。「フランス編」第八話。中原部長の最後の一本は、キンタ・ド・カルモ・レゼルヴァでした。シャトー・ラフィットがポルトガルで造るワインとして名実ともに高く評価されています。まぁ、妥当と言えば妥当。けど、面白くないチョイスですね。お話としては、上の内容が全てで、雫達の最後のワイン、シャトー・ル・ピュイは来週登場、そして、遠峰の最終裁定も来週となっています。雫と遠峰のワインに対する表現が同じというのは、コミックス版ではまだ明らかにされていない、2人は実の兄弟という事への伏線であるわけですが、ここに来て、同じ表現を2度繰り返して聞かされる読者としては、少々クドイ!と感じてしまうのは・・・やむを得ぬ事でしょうか?寸分違わぬ表現。これは、作者の手抜きとも感じられるのは、私だけでしょうか。伏線とは言え、多少の肉付けの違いはあるべきなのではないでしょうか。雫は「完璧な表現だ!!」と妙に納得してしまいますが。いい加減、2人のワインに対する感覚が似すぎている事に気付よ!と言いたくなる。(笑まぁ、漫画だから・・・って言われてしまえばそれまでのことですけど。(爆で、次号で決着となりますが・・・ あまりにストーリー展開が単調です。盛り上げようと思えば、いくらでも工夫は出来たはず。遠峰は各ワインに対して、10点も持っているのですから、見せ方次第で、逆転に次ぐ逆転なんて展開は簡単に仕組めたはず。たとえば、1本目。遠峰の裁定では、「もう一度飲みたい」という魅力がこのレストランに必要という理由で河原毛チームのワインを選びますが・・・客の投票ですでに河原毛チームの1点僅少勝ちとなっています。私だったら、最初は河原毛チームの僅少負けにしておき、集計後に客が、あのワインをもう一度飲みたいからという理由でアンケート書き直しを申し出る・・・なんてエピソードを組み込みたいですね。そうすれば、遠峰の裁定裏付けも出て、効果的だと思います。そして、遠峰も客の投票結果は知らない設定で、自らの持ち点10を両者に配分していく方式なら、客の投票、遠峰の採点で2度盛り上がれます。(笑それが、招待客の投票がそのまま結果と繋がっているし、遠峰は採点方式を放棄する展開で、持論を得々と語って悦に入ってしまいました。カリスマが1人混ざった、ワインオタクのワイン会みたいな展開。(爆こそこそ振る舞う中原部長とソムリエの態度も意味不明なまま。このまますんなりと終わってしまうとは思えない、いや、思いたくないのですけど。さて、次号に大どんでん返しは用意されているのでしょうか。けど、作者お気に入りのシャトー・ル・ピュイを遠峰が貶すとも思えないし、河原毛が負ける展開もあり得ない。って事は、単調なまま終わるぅ!・・・ 最悪。(爆ほか、高級レストランという割りには、冒頭描かれるインテリアは非常に簡素。おまけにVIP待遇であるはずの遠峰は、均等に並べられたフロアど真ん中のテーブル、ティーカップも簡素なデザインで、プティフールも無し。高級レストランでの食事と言うよりは、試食会ですね。(苦笑次回は、#206「語られぬ真実は、総てワインの中に」です。今週登場したワインは。■ シャトー・レイノン・ソーヴィニヨン・ブラン ■ シャトー・ベレール・ラ・ロワイエール■ コノスル・カベルネ・ソーヴィニヨン・レゼルバ■ シャトー・ド・レイニャック■ キンタ・ド・カルモ・レゼルヴァ
2009年04月09日
東西大学の久米医師は、自らの病状から死期を悟り手術から逃げていた。彼を励まそうと同僚達がレスポワールで開いたワイン会、そこに持ち寄られたワインは、久米の嫌いなニューワールドのワインだった。「ソムリエール」第五十九話。あれ?昨日、さらっと流して読んだ時には、いい話だなぁと思ったんですけど・・・今日、レビューを書くためにワインを調べながら読み返していると・・・何だか物足りない。最近、いい話が続いただけに、少々残念だなぁ。う~ん何故だろう。カナが一人でワインの説明をするのには間が持たないから、子供との掛け合いにしたのに無理がある?ただ、手術を勧めるシンプルな話で、話が膨らみ切らなかった?久米がニューワールドを嫌っている意味、3人が揃ってルビコンだった訳、かつて3人でワイン会をしていた意義、それを止めていた理由・・・なにかよく解らないのですけど、どうもチグハグしていて、しっくりまとまらないんですよ。そう、高級ワインを早飲みしてしまった時みたいに・・・もう少し、ネタを寝かせて熟成させた方が良かったかも。(笑コラムは【イングルヌックの系譜】銘柄だけが転売されていくおかしな状況。畑と、決意は本物って事ですね。次号は4月15日(水)発売です。カナが出した驚きの「逆転のワイン」とは!?今回登場ワインは。■ シャトー・マルゴー■ シャトー・ペトリュス■ シャンボール・ミュジニー・レザムルーズ ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ■ グリオット・シャンベルタン ドメーヌ・フーリエ■ ルビコン ニーバウム・コッポラ
2009年04月02日
遠峰をゲスト審査委員に迎え、河原毛の進退を賭けたコンペが行われた。白赤2本を各々サーブし、赤1本残す段階で両者互角の得点となった。「フランス編」第七話。やはり、コンペに突入しました。フランス滞在終了!これ、わざわざ、フランスへ取材に行かなくても、インポーターへの取材だけで描けますね。(爆コンペの内容は予約客90人が1人1点、ゲスト審査委員遠峰の10点、合計100点の争奪戦です。最初の白は予約客投票1ポイント差でワイン事業部の優勢。次の赤は同じく予約客投票1ポイント差でレストラン事業部。3本目の赤の集計を終えた後、VIPルームで遠峰の裁定を聞く段取りです。実に判り易い設定です。もう、レストランだの、アンテナショップだのそんなややこしいことは一切無し。ワインさえ美味けりゃそれで良し。ワイン勝負で盛り上げるためにはこれくらいシンプルな方が良いと言うことでしょう。ちょっと気になるのは、何故ここまで展開が早いのでしょう。フランス滞在もアッという間に終わったかと思えば、コンペも早2本目終了。次号のタイトルを見る限り、遠峰の判定が下されるみたいです。折角フランスまで行ったのに・・・、もう少し引っ張ることも可能なはずでは・・・あと、この設定だと、審査員は遠峰1人で十分ですよね。(爆死いままでに「神の雫」に登場した敵役と同じく、中原部長は基本的にいい人なんですよね。私が中原部長の立場だったら、まず、予約客の中にサクラを仕込みますね。だって、レストラン事業部がソコ握っているんでしょ?で、ゲスト審査員は西園寺。あぁ、こんな事書くと、私の腹黒さが出てしまいます。(苦笑そして、次号は3本目の赤。中原部長の切り札は何でしょう?雫達の切り札は当然・・・ ドラマ版「神の雫」です。次回は、#205「天才の右手は雄々しく揚げられ」です。今週登場したワインは。■ シャトー・レイノン・ソーヴィニヨン・ブラン ■ コノスル・カベルネ・ソーヴィニヨン・レゼルバ
2009年04月02日
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