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リサイクルを進めるにあたって、最近盛んに「分別」が叫ばれています。特に、「分別すれば資源」といわれています。それをきっかけにさらに運動が盛り上がっています。本当に分別は環境に良いのでしょうか、また本当に「分ければ資源」なのでしょうか?現在、私たちの社会で使っているものは、材料に注目して大きく分ければ「生ゴミ」「紙類」「プラスチック」「金属類」「ガラス・陶器など」などですが、形や生活の中の分類にしたがえば、「家電製品」「自動車」「家具」「布団」「食器」「コップ」「ボトル」などになります。本当は材料別に分別するのがよいのですが、それではわかりにくいので、自治体などは「ペットボトル」「牛乳パック」「アルミ缶」「家電製品」などの区分で分別を行っています。ゴミ問題の最初は焼却に注意がいっていましたから、「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」という分類がされました。今でもこの分類で廃棄物処理を行っている自治体も多いのですが、日本語としては「燃やすゴミ」「燃やさないゴミ」といった方がよいでしょう。しかし、それではゴミを資源として利用しにくいということで、鉄とアルミニウム、銅、そして繊維とプラスチック、ゴム程度は分けよう、ということになり、現在の分別が始まりました。しかし、分別によってゴミを資源にすることはできません。まず第一に「材料工学の原理」。つまり使ったものは劣化するということが、分別によってより鮮明になります。たとえば、「繊維」という分別の種類をもうけ、家庭で出る繊維屑を集めて分別回収するとします。しかし、回収された繊維はおおかたはポロボロです。その中にはかなりよい繊維も含まれていますが、ポロボロの繊維と新品同様の繊維をあらかじめ消費者の段階で「分別」することはできません。一方、メーカーに持ち込まれたリサイクル繊維である製品を作るときに、「新品同様の繊維」と「十分に使った繊維」を見分けられないので、製品の設計に当たっては「リサイクルされた繊維のうち、一番弱いものを基準にして作る」ことになります。昔、着物を繰り返し使うときでも、すっかり疲れた布を新しい着物に使うことはしません。雑巾などに使って最後に捨ててしまいます。そして新しい布と古い布を家庭でわざわざ混ぜて悪い布にすることもありません。昔のリサイクルは素性のわかった範囲で行われていましたので、その布の状態にあわせてリサイクルをしていました。しかし、現代のリサイクルは社会規模で行われるので、素性がわからないという欠点があります。国民的レベルで繊維を分別しても再利用できないということになります。現代社会に流通している「製品」というものは案外キチンと甚準が決まっていて、粗悪品はそれほどありません。もし、新しい繊維とポロボロに弱くなった繊維を混合して衣服を作ると、その衣服は強いところが破れるのではなく、弱いところが破れ、そのような製品は信用を失って売れなくなります。特に、日本は非常に品質の良い商品が売られているという点で世界でも誇れる国で、それが私たちの生活を豊かにしています。よく、「どこの国に行ったらいつもファックスが壊れて使えない」とか「どこの国に行ったらホテルのシャワーはいつも壊れていた」という話があります。そんな社会より、日本のようにいつも快適な故障のない国に住みたいものです。そして、そのこと自体は日本が誇るべき製造技術、品質管理技術です。そのような恵まれた環境の中にいる私たちは、衣服の中に容易に糸切れを起こすものを許しません。リサイクルが本格的に進んできたり、分別が進むと日本も故障の多い国になる可能性があります。ゴミの分別がはじまって、繊維を一所懸命に分別している人にとても同情します。その人にとって、また社会にとって意義のあるものなら、人間はどんな苦労も苦労になりませんが、誠意をもって行う行為が報われないときほど酷いことはありません。分別というものがさまざまな問題点を持っていることがすでにわかっているのですから、それを多くの人にやらせているのは問題です。 『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.30
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虎ノ門ニュースや、武田邦彦先生の動画から勉強していた私は、重度の糖尿病患者(最悪な時期で、HbA1c 15超え)にもかかわらず、普通の生活を送りました。現在も同様です。事実に基づいた理論的な説明を納得したうえで、武漢肺炎ワクチンの胡散臭さなども調べて、受けないことを決めたわけです。結論から言えば、武田邦彦先生が武漢肺炎の流行り時期以前から展開されていたことがどうやら事実だったようです。この世界的な騒動の裏側に、巨大利権がうごめいているような気がします。
2022.06.29
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そもそも「リサイクルが環境を良くする」っていうのは、もしかしてNHKの番組が情報源じゃないですか? まず、NHKや政府御用学者の意見は全て忘れてください。例えば、資源ゴミの回収とか言って、近所に住むおばあちゃんから「リサイクル用のペットボトルはここに捨ててね」と言われたら、高学歴の人でも何も考えずに従ってしまう。近所のおばあちゃんに「もったいないから」と言われたからというだけで、何も考えずに「ああここにペットボトルを捨てないといけないんだ」と素直に捨てているようじゃ、どうにもなりません。それではリサイクル業者に天下りしてきた官僚たちをただ儲けさせるだけですからね。中でも一番酷いのは、「ペットボトルのキャップを集める」ってヤツです。あれが、一番典型的な天下りの受け皿になっている。ペットボトルのフタ集めは、ある環境省の課長が退職するときに、「私は退職後にこういう天下り先を作ろうと思っているんだ」と言って、自分たちも天下り先が必要だった文部省から全ての小学校に通達させたことがきっかけで始まりました。この活動は、段ボール1箱分のキャップを子供たちやその家族がタダ働きして集めて、その環境省の役人が作った天下り団体に送るんだよね。段ボールを送ろうとすれば、どんなに安くても1箱600円は送料がかかるわけです。するとその団体は、本当は売れないけど「売る」と称してわずか40円ほどの税金をもらい、それでワクチンを買って開発途上国に渡します。いいですか、600円かけて40円分のワクチンを買うんですよ。それで僕が「無駄な活動だ」と非難すると、その活動に参加した市民は「ワクチンを送るのだからいいことじゃない」と言うのだけど、僕が言っているのは「送料にかかる600円をすべてワクチン購入に充てて、開発途上国に直接送ったほうがよくない?」ってことなんです。そうすれば15倍のワクチンを送れますから。けれどその団体を作った天下り官僚はそもそも、自分が退職した後の人件費分の金を取りたいわけ。ほかにも大勢の御用学者が、同じようなことをやっているわけですよ。ではこうしたカラクリに、日本中の人たちが引っ掛かってしまうのはなぜかというと、NHKが尤もらしい理屈をつけて流す番組に洗脳されているから。けれど一般人は最初から「NHKは正しくて武田は間違い」という視点で見ているから、僕が指摘しても聞いてくれないのです。「エコって本当にいいの?」と疑問を持ったなら、次は自分の頭で真偽を確かめてみてください。『ルネッサンスVol.9』武田邦彦氏 環境問題に答える ダイレクト出版
2022.06.29
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月29日版 #127百田尚樹の新版・日本国紀#127《江戸時代編》第43回「江戸幕府の優柔不断さが国民が目覚めさせた?」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220629(水)百田尚樹の新版・日本国紀#127《江戸時代編》第43回「江戸幕府の優柔不断さが国民が目覚めさせた?」20220628(火)百田尚樹の新版・日本国紀#126《江戸時代編》第42回「黒船に困り果てた江戸幕府、ついに町人にまで意見を求める」20220625(土)百田尚樹の新版・日本国紀#125《江戸時代編》第41回「我々は歴史から何を学ぶのか?幕末の日本にそのヒントがある」20220624(金)百田尚樹の新版・日本国紀#124《江戸時代編》第40回言霊主義に縛られた江戸幕府は、ペリー来航に対応できなかった!」20220623(木)百田尚樹の新版・日本国紀#123《江戸時代編》第39回「ペリー来航で、日本中が大混乱!」20220622(水)百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」20220621(火)百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」20220618(土)百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」20220617(金)百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」20220616(木)百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」20220614(火)百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」百田尚樹の新版・日本国紀#123《江戸時代編》第39回「ペリー来航で、日本中が大混乱!」百田尚樹の新版・日本国紀#124《江戸時代編》第40回言霊主義に縛られた江戸幕府は、ペリー来航に対応できなかった!」百田尚樹の新版・日本国紀#125《江戸時代編》第41回「我々は歴史から何を学ぶのか?幕末の日本にそのヒントがある」百田尚樹の新版・日本国紀#126《江戸時代編》第42回「黒船に困り果てた江戸幕府、ついに町人にまで意見を求める」百田尚樹の新版・日本国紀#127《江戸時代編》第43回「江戸幕府の優柔不断さが国民が目覚めさせた?」
2022.06.29
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【DHC】2022/6/29(水) 大高未貴×江崎道朗×居島一平【虎ノ門ニュース】 日本のエネルギー政策を捻じ曲げている集団の存在が、経済成長を鈍化させ、邪悪な中国共産党の伸長を支援する形となっている。今こそ、国民がそれに気付き、方向転換を図るべし。虎ノ門ニュースは、最近武田邦彦先生が降板されたり、様々動きがありますが、依然としてシナ朝鮮の情報工作機関となり下がり、日本国民を無防備の状態に置かせようとする勢力の目隠し外しを私たちに、啓蒙中です。日本は現在、NHKをはじめ、朝日新聞、毎日新聞、TBSなど主要なメディアがシナ朝鮮のパペットとなって、嘘の情報を垂れ流しています。耳障りの良い、差別とか偏見とか、環境問題に隠れて、日本沈没を狙う勢力の手先の動きを、見極め、日本の消滅が避けられるよう、連帯をお願いしたいと思います。日本の子供たちを守るためにも、嘘を垂れ流し続ける邪悪な勢力と、ともに戦ってください。なお、虎ノ門ニュースのアーカイブは、2週間程度で見れなくなりますが、当方では、過去数年にわたるアーカイブがございますので、ご興味のある方はお問い合わせください。
2022.06.29
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リサイクルを進めるには材料を統一するべきであるという考え方があります。材料の統一には二つの意味があります。その一つは同じ製品で使う材料はできるだけ同じ材料を使うということ。もう一つは大量に生産させる製品の場合にはメーカーが違っても同じ場所には同じ材料を使うということです。最初の例ではたとえば、オートバイに使うプラ スチック材料をABSという樹脂に統一することなどですし、また第二番目の例としては自動車のバンパーが代表的です。オートバイの例ですと、少しの不便があってもオートバイに使う材料をABSに統一しておけば、オートバイをリサイクルするときにどの部分がどの樹脂と考えたり、分別したりしなくてもよいということです。また自動車のバンパーの例ですと、さまざまな材料でできたバンパーがあるとリサイクルしてもいちいち分類しなければならず、とても大変ですし、まして自動車のメーカーごとに材料が違うと下取りで自動車を買い取ってもその処置に困ります。バンパー材料が統一できればということで、自動車メーカーが工夫し、最近ではポリプロビレンという材料に統一する動きが活発です。ABSの場合は二つの理由でうまくいきません。一つは、ABSは優れた材料ですが、テレビのキャビネットに使用するポリスチレンのように熱や光で劣化しやすいので、熱がかかるところが最初に劣化します。それを全部回収すると劣化したものが入ります。第二の理由はABSはゴムとマトリックスと呼ばれる樹脂の部分が強固な化学結合をしてその強度を持たせるようにしてあります。それによってあのきれいな強いプラスチックになっているのです。もし、材料を統一しようとしたら、どこでも使えるような極めて複雑な組成と合成方法となります。これに対して、ボリプロピレンは石油から比較的簡単にできるプラスチックで立体規則性があり、構造が単純で、優れた性質の材料を作れるという点からも、環境負荷が少ないのでよい材料です。この材料を自動車のバンパーに使うのは材料選択としては正しいことだと思います。そして自動車の多くは新しい自動車を買い換えるときに、古い自動車はディーラーに引き取ってもらいますから、そのときにリサイクルに回すことができます。その点でもリサイクルに有利なケースといえます。それでも自動車のバンパーのリサイクルはうまくいっていません。費用がかかるからというのではなく、やはり無意味なのです。この世の中の多種多様の製品の中に使われている材料は千差万別です。その種類は数万ではききません。どうしてそんなに材料が多いかというと、それは「材料は目的があって使用されるから」といえます。自動車のバンパーでは、「毎時一五マイルで衝突しても凹むだけで運転者にはケガがないほどの防御ができること」等の要求があります。昔のバンパーは「車体を守る」程度のものでしたが、時代の進歩によって、バンパーは運転者や乗っている人の命を守るものと考えられるようになりました。それは大きな進歩であり、バンパーは衝突のエネルギーを最大限に吸収してくれなければなりません。そのためには材料がその機能を持っている必要があります。バケツの例で示したように、買ったばかりのバケツは柔軟性に富んでいますが、一年間も外に置いておくと劣化します。バンバーに使用されているポリプロビレンは比較的光や熱に強いものですが、それでも劣化します。そして劣化したプラスチックは衝撃吸収には役立たないのです。自動車の使い方は過酷で、屋外を走りますし、灼熱の太陽の下でも、雪の中でも使われます。そして振動と絶え間ない力がかかり材料としてはとても辛い環境です。バンパーが劣化するのはやむを得ません。しかし、どうしてもリサイクルしたいという人がいるようで、その試みを行っているところがあり、特にアメリカでは相当大きな会社が取り組んでいます。しかし、うまくいきません。バンパーとしての性能を維持するために「包み込み成形」といって古いバンパーの材料を新しい材料で包んでリサイクルバンパーを製造したりしています。しかし、この場合も石油から新しく作られるバンパーの方が性能がよく、しかも環境負荷も少ないのです。バンパーはリサイクルするために車の前に置かれているのではなく、もちろん人の命を守るためです。リサイクルしてポロボロになったバンパーを使っているよりも、リサイクルをやめてバンパーは焼却した方が人命にも環境にも良いのです。石油から作る新しいバンパーの方が石油の使用量が少ないのに、なぜ、リサイクル・バンパーを使おうとするのでしょうか?バンパーの例でわかるように、材料は「適材適所」なのです。もともと「適材」という言葉自体が材料のために作られた言葉であり、その通り材料は適所に使わなければなりません。冷蔵庫は温度が低く、油で汚れます。特に温度が低いところはそれに適した材料を使い、油がかかるところは油に強い材料を使うのが適切で、それによって材料の寿命を延ばし、結局は環境に適した結果になります。テレビのプラウン管が複雑な組成のガラスでできているのは最初のところで紹介しましたが、もちろんプラウン管の前面はテレビがよく見えるために使われるものですし、側面から細い部分は放射線を防がなければなりません。材料を統一しようといってもそれは人間の希望であって、現実的には無理なのです。環境問題が浮上するにつれて「材料を統一しよう」という機運が材料メーカーの方からもあがりました。環境に良いことなので消費者もそれに同調し、材料統一運動が起こりました。メーカーはそれほど作戦的にこの運動を起こしたのではないと思いますが、材料を統一するというのは製造コストを下げ、生産効率をあげるという意味でメーカーにとっても望ましいことなのです。高度成長期以来、日本の企業は激しい競争をしてきました。その結果、無意味とも思われるほどに材料の種類が増えメーカー自身も困っていたのです。そこに「環境のために材料を統一しよう」という機運が生まれたのですから、メーカーにとってはありがたい話だったのです。コストは下げられるし環境に協力する姿勢がとれるからです。メーカーが積極的であったのはいうまでもありません。その結果、無意味なほどに数の多かった材料は少し整理されました。それはそれでよかったのですが、「材料を統一すればリサイクルできる」「材料を統一すれば環境が良くなる」ということはありません。それは別の問題なのです。また、おそらく材料を統一するということは生産効率の向上に役立つので、メーカーの生産量は増えるかもしれません。そうなると材料の統一が結果的に環境を汚すこともあるのです。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.29
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月28日版 #126百田尚樹の新版・日本国紀#126《江戸時代編》第42回「黒船に困り果てた江戸幕府、ついに町人にまで意見を求める」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220628(火)百田尚樹の新版・日本国紀#126《江戸時代編》第42回「黒船に困り果てた江戸幕府、ついに町人にまで意見を求める」20220625(土)百田尚樹の新版・日本国紀#125《江戸時代編》第41回「我々は歴史から何を学ぶのか?幕末の日本にそのヒントがある」20220624(金)百田尚樹の新版・日本国紀#124《江戸時代編》第40回言霊主義に縛られた江戸幕府は、ペリー来航に対応できなかった!」20220623(木)百田尚樹の新版・日本国紀#123《江戸時代編》第39回「ペリー来航で、日本中が大混乱!」20220622(水)百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」20220621(火)百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」20220618(土)百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」20220617(金)百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」20220616(木)百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」20220614(火)百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」百田尚樹の新版・日本国紀#123《江戸時代編》第39回「ペリー来航で、日本中が大混乱!」百田尚樹の新版・日本国紀#124《江戸時代編》第40回言霊主義に縛られた江戸幕府は、ペリー来航に対応できなかった!」百田尚樹の新版・日本国紀#125《江戸時代編》第41回「我々は歴史から何を学ぶのか?幕末の日本にそのヒントがある」百田尚樹の新版・日本国紀#126《江戸時代編》第42回「黒船に困り果てた江戸幕府、ついに町人にまで意見を求める」
2022.06.28
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ここで少し趣が変わりますが、最初に人体に流れる血流の話をしたように、材料の補修という意味で、生物の材料の補修について少し解説を加えます。リサイクルを考えるときには、視野を拡げて見ることが大切であると考えるからです。生物の寿命は、生物を構成している材料ということを考えると、驚くほど長いのです。人間は八〇年ほど生きますし、もっと長寿の動物はたくさんいます。さらに植物となると数千年も生きている木があると報告されています。プラスチックで作られたバケツが外に置いておくと、一、二年でパリパリになるのに、一年中、太陽の光に晒されている植物が数百年も生き生きとしているのは本当に大したものです。どういうわけでしょうか?生物にも材料工学の原理は働きます。生きていけばそれなりに生物を形作っている材料は劣化し、悪くなります。しかし、生物は簡単に死んでしまうわけにもいかないので、全力を尽くして劣化した体の部分を補修しようと試みます。生物の「自己補修機能」がそれです。生物の自己補修機能には二種類があり、一つは有名な「チミンダイマーの補修」で、これは「分子レベルの補修」です。そして二つ目はある特定の構造の補修で、人間の皮膚の再生や木の皮などがその例です。まず、分子レベルの補修の例として、チミンダイマーについて示します。人間やすべての生物は遺伝子を持っていて、その遺伝子はDNAといわれる化合物でできています。DNAはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)という四つの化合物(塩基)を持っていて、その四つの化合物を組み合わせて遺伝情報を子孫に伝えます。DNAは複雑な立体構造をしており、プラスチックと同じような「高分子」構造をしています。外に置いてあったバケツが太陽の光で悪くなるように、DNAも太陽の光に弱く、特に紫外線で被害を受けます。紫外線は太陽からの可視光線より波長が短いのでエネルギーが高く、材料を傷めるのです。夏の海水浴で私たちの皮膚にダメージを与え、ときには皮膚ガンのもとになるのもこの紫外線です。紫外線を浴びるとDNAの中でチミンが隣り合わせになっている箇所が損傷を受けます。チミン同士がつながって「チミンダイマー」という全く別の化合物を合成するのです。DNAの情報はもともとAGCTという四つの化合物の並び方で情報を伝達します 。たとえばCACATTA(ローマ字読みをするわけではないが、「カカッタ」という意味だとする)とGAGATTA(ガガッタ)とは意味の違う情報になります。ところがチミンダイマーが生成しますと、CACA**A(*のところは読めないので、「カカア」)となりますから、もし損傷がないときの「 カカッタ」という文字の配列が何らかの意味(たとえば「風邪にかかった」という意味)があるとすると、「カカア」は別の意味の情報(たとえば「かかあ」)となってしまうのです。つまりDNAの一部が損傷するとDNAの情報系はすっかり乱れて、それによってタンパク質を作って日常的な生理作用を行ったり、子孫を作ったりするときにとんでもない間違いが起こります。現実の補修では、DNAの一部にチミンダイマーができると生物の体に警戒警報が鳴り、その部分を「切り捨てる」作業をする酵素(エンドヌクレクアーゼ)が現場に急行します。そして生成したチミンダイマー部分の近くのジエステル結合を切り取ります。エンドヌクレクアーゼが傷の部分を切り取ると、続いて「DNAポリメラーゼ」という酵素が現れて、切り取られたところをそっくり前の状態に作り直します。実に見事な作業です。これによってDNAは傷害から立ち直り、また正常に働くのです。生物の第二の自己補修方法として皮膚や木の皮の補修があります。私たちが風呂に入って体をこすると垢が出ます。この垢は「劣化した皮膚の表面」です。生物は「材料は使えば劣化する」ということを知っており、悪くなった皮膚を捨てて新しい皮膚をつくるのです。そして古くなり悪くなった皮膚を「垢」というものにして捨てる典型的な例です。「使い終わった材料は劣化して使えない。リサイクルもできない」ということを生物は知っていて、使い終わったものは捨てます。人間の皮膚より定期的に補修しているのが、木の皮の部分です。木は皮の少し内側に「形成層」という層を持っていて、ここで新しい細胞を作ります。形成層で作られた新しい細胞は二つに分かれ一つが木の内部に向かって木を太くし、別の細胞は木の表面に向かって進み、コルク層になります。人間社会でも中枢部にいて、居心地良く過ごす人もいるかと思えば、風雨が吹きすさぶ前線や現場で人の盾になって犠牲になる人もいます。木の細胞の場合も、同じょうに形成層で誕生しても、中に進めば長く木の中に止まりますが、外に行くとコルク層になり、そしてその翌年には皮になります。植物は風雨にさらされ、その表面は常に厳しい環境です。そこで木は皮を毎年作り、外側の皮を環境に捨てながら材料の劣化という問題に対処しています。決して、リサイクルはしません。人間は外で使ってパリパリになったバケツをリサイクルしようとしますが、植物の方がその意味では材料工学をよく知っています。著者の研究室は「リサイクルは成立しない」と考えています。しかし、人類は何とかして資源を有効に使用してこの豊かな生活を守る必要があります。そこで 、研究室では人工的に合成された材料に生物のような代謝機能を導入して、自己的に補修する材料の研究を行っています。まだ研究が緒についたところでとても生物のような見事な作業はできませんが、特定のプラスチックの場合、ある程度の補修ができるようになりました。この本ではリサイクルに疑問を呈しています。そのためにこれまでリサイクルは環境に良いと思って進めてきた人から「環境はどうでも良いのか!」といわれることがあります。著者は「ものを大切にして資源と地球環境を守らなければならない」と確信しております。そのためには、生物のように自己的に補修できる材料を開発することなどが考えられるでしょう。みんながリサイクルというからリサイクルの研究をしたり、リサイクルを標榜すれば研究費が獲得できるというような基準で科学者が動かないことを期待したいと思います。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.28
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家電リサイクル法は一度使った家電製品をリサイクルして、そこに使われている材料をもう一度使おうという趣旨のものです。リサイクルといって焼却するのはあまりに不適切な分類なのでここでの整理では焼却の場合はリサイクルに分類しません。本当に、一度家電製品に使った材料は再び使えるのでしょうか?材料工学には一つの原理があります。それは、「使ったものは悪くなる」というものです。たとえば、買ってきたばかりのプラスチックのバケツは柔らかく、それでいて案外強いものです。しかし、そのバケツを一年も縁側に置いておくとパリパリになり、水を入れて持ち上げようとするとバリンと割れてしまいます。太陽の光で劣化するからです。このように材料は使えば劣化しますが、それはプラスチックばかりではありません。鉄の釘も雨に濡れたりするところでは急激に錆びてボロボロになります。また古代の遺跡を見るとわかりますが、石やセメントなども風化して弱くなっていきます。具体的な例としてテレビに登場してもらいます。テレビの外側にはキャビネットが使われていますが、その材料はボリスチレンにゴムを分散したものです。ボリスチレンだけでキャビネットを作ると強度が弱く、テレビを移動したり、何か上に置いたりすると壊れるのでゴムで補強するわけです。テレビを買ってスイッチを入れますと、テレビはかなり電力を使いますので熱くなります。置く場所によっては多少の振動を受ける場合がありますし、台所や飲食店の天井付近に置いた場合には水蒸気や霧状の油などを少しずつかぶるので、材料の劣化はさらに早まることがあります。「使う」ということはそういうことです。私たちの使っている家庭電化製品でも家具でも、食器でも神棚や床の間に飾っているわけではありません。さまざまな条件、過酷な環境の中で使われるのが普通です。特に自動車などは家の外で使用します。雨風を受け、排気ガスを浴び、ときには灼熱の舗装道路の上、ときには厳寒の雪の上を走ります。絶え間ざる振動と力学的な力を受けます。材料が劣化しないことはありません。テレビのキャビネットのゴムも使っているうちに傷んできます。たとえば、五年ほど使ったテレビのキャビネットはもうリサイクルしても使えません。すでに強度は落ちています。そのままの状態でそっと使えば大丈夫です。それをリサイクルに出し、トラックで運搬し、キャビネットをブラウン管と切り離し、洗浄して熱とせん断力をかけて溶かし、再びペレットにすると使いものにならないほど悪くなるからです。材料は使うと悪くなるのだから、リサイクルを本当にしたければ「使わないでリサイクルに回す」ことになります。新しく買ったものを使わないうちにリサイクルに出すということはあまりに非常識ですが、ある程度使えば材料が劣化してリサイクルの意味がなくなるから、どうしてもリサイクルをしたい場合にはこれしか方法がありません。すなわち、材料寿命と製品寿命との関係では、多くの工業製品が適切な材料を選択しているので製品の寿命が来るときには材料の寿命もきます。そのために、その製品が一〇年の寿命で作られているときに、一〇年使ってリサイクルに出してもその材料が使えないのは当たり前のことです。つまり、家電製品をリサイクルするためには、① 使わないうちにリサイクルに回す、② それはあまりにも非常識なので、リサイクルをしたいという人は家電製品の寿命がかなり残っているうちに買い換える、③ メーカーはリサイクルがしたければ材料寿命が一〇年のものを使い 、部分的に五年で壊れるようにする、等の方法があります。もし、材料寿命一杯に使用したら、もちろんリサイクルしてもその材料は使えません。また、製品設計を合理的にして、材料寿命と製品設計を合わせたらリサイクルして回収された材料は使用できません。もし使用できるとしたら、設計者自らが自己矛盾を来すことになります。こういう意味では目的の不明な研究があります。その研究は「リサイクルして回収された材料が劣化していないかを簡単に判別する機器を開発する研究」です。この研究の真の意図は不明ですがもし「リサイクルした材料がまだ使える」ということなら、その材料を再使用するのではなく、最初の設計を変えなければなりません。材料寿命の設計が間違っているからです。また「リサイクルした材料が劣化して使えない」ということがわかれば捨てなければなりません。目的がはっきりしない研究ですが、この研究は家電製品のリサイクル法の施行にあわせて行われようとしています。そうではないと思いたいのですが、家電リサイクル法は「材料の寿命のあるうちにできるだけ早く家電製品を捨てることを推奨する」という目的を持っていると疑われてもしかたがありません。使って悪くなった材料が再生できれば、再び使用することができます。その例が、アルミニウムや鉄です。アルミ缶や屑鉄は回収して、その一部を再生して使用することができます。特に鉄は鉄橋やビル、大型機械、自動車などに集中して使用されていますし、「塊」が多いので表面の酸化も全体の材料の比率からいうと大したことはありません。そこでリサイクルして再び使うのに大変便利なのです。しかしアルミ缶の場合には別の理由でリサイクルに向きません。それはアルミ缶自体が全国に分散していて集めるのがとても大変なこと、技術が進歩して使用されているアルミの板厚が薄く、表面が酸化して「アルマイト」になった部分が使えないということがあります。それに加えて、アルミ缶のフタの部分はプルトップにするためにマグネシウムの、胴体の部分の合金組成は自立性を持たせるためにマンガンの合金になっているので、フタの部分と胴体の部分を分離することが必要となります。また鉄やシリカは私たちの環境の中にあるので自然と混入してきますし、表面の塗装からチタンが入ってきます。このようにアルミ缶はリサイクルには不向きですが、材料を再生することはできます。アルミ缶のリサイクルについては「間違った数字」が公表されています。それがリサイクルを進めようとしている社会に混乱を招いています。アルミ缶をリサイクルすると天然の原料であるポーキサイトから製造する場合に対してエネルギーはわずか三%ですむ、という科学的に間違った数字が公表されています。この数字は次のように表現するべきです。「アルミ缶を製造して、販売せず、もちろん中に飲料も詰めずに、①アルミ缶を製造した直後に、②同じ工場で作り直せば、三%ちょっとでできる」それとも、このように表現してもよいでしょう。「ポーキサイトからアルミ缶を製造するのに対して、アルミ缶用の地金からアルミ缶を作れば三%ですむ」リサイクルで回収されるアルミ缶はこのどちらでもありません。アルミ缶のフタの部分と胴体の部分を違う材料で作り、ラベルを印刷、飲料を充填し、トラックに載せて全国津々浦々に運びます。そして消費者が飲み終わったら、回収し、選別し、洗浄し、フタと胴体を分け、リサイクル材料として使えるようになるのです。このリサイクルの過程で使われるエネルギーは三%どころか、ボーキサイトから作るエネルギーより大きいのです。その点で、一般の人がわからないからといって、三〇倍以上も違う数字を公表するのは適切ではありません。最近、非鉄金属関係の研究会でこの数字が問題となり、このような誤った数字を公表するべきではない、という点で出席者の意見も一致しました。しかし、依然としてアルミ缶のリサイクルでは三%という数字が一人歩きをして、大新聞もそれを引用しています。アルミニウムやアルミ缶製造メーカーは比較的良心的で、環境問題も正面から取り組んでいますしかし、むしろ世間からのいわれなき非難を恐れてアルミ缶のリサイクルを進めていますが、この際はっきりと態度を決めてアルミニウム地金メーカーとアルミ缶メーカーは「アルミ缶の使い捨て」を標榜した方が日本の環境のためにプラスになると考えます。一方、プラスチック、繊維、ゴム、皮革やガラス、陶器など、悪くなったものを再生することはできません。もし今後、画期的な研究が成功して、劣化したプラスチックを元通りにできれば、材料工学という点では驚くべき発明であり、それならリサイクルが可能になるかもしれません。まだその目途はたっていませんから、その状態でのリサイクルは不可能です。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.27
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鉄鋼を製造するときに「石」のような物質が多くできます。シリカなどが主成分ですが、鉄鉱石中にも含まれていますし、製造にはなくてはならぬもので「スラグ」といいます。鉄鋼の生産高が大きいので、スラグの量も多く、一年に三〇〇〇 万トンも発生します。環境関係の統計を見ますと、日本の鉄鋼生産に使われているスラグは一〇〇%「リサイクルされている」と記載されています。それでは何にリサイクルされているのでしょうか?鉄鋼産業から排出されるスラグはもともと埋め立てに使用されていました。元来、スラグは土と同じものなので海を埋め立てて土地を創生するのは、環境をよく考慮して行えば問題はありません。スラグ中に含まれる毒物を環境基準以下にすることができますし、もちろん天然の原料であり、海も汚しません。リサイクル品を日常生活の中で使う危険性よりずっと安全な処理方法です。しかし「埋め立て」という言葉の響きが悪いというだけで、最近ではこのスラグを道路に敷き詰めて舗装の役に立てています。路盤材としてスラグを使うのは社会にとって有効な使い方と思います。もともと、リサイクルということが関心を呼ばなかった頃は、製造工程から出る副産物を何に使うかという場合はそれを「用途開発」と呼んだものです。もちろん、いまでもそれが正確ないい方です。リサイクルとは「一度使ったものをもったいないから大切にするためにもう一度使う」という内容を持っているものでなければなりません。スラグは鉄鋼生産の副産物であり、スラグは製品として社会で一度も使っていないもので、それを何に使おうがリサイクルにはなりません。鉄鋼スラグの例は「リサイクル」を考える上で別の教材になります。もともとリサイクル率を計算するときに、その人の人生観や社会への価値観が入っては不正確になります。この例では、スラグを埋め立てに使って新しい土地を作るのはスラグの「利用」ではないのでリサイクルとは呼ばず道路を造るために土を覆うのは「利用」であるのでリサイクルと呼ぶのですから、呼び方にその人の価値観が入っています。なぜこのようないい換えが起こるのでしょうか? いい換えによって日本全体のリサイクル率を表面的に高めて自己満足に浸っても意味がありません。このようないい換えが起こる理由は、本来環境を改善するための目的を持っているリサイクルは、生産効率を上げる話とは違うのですから「目標管理」をしても仕方がないのですが、長い間の大量生産、大量消費の生活の間に、目標管理の癖がついてしまったこと、そして他人に迷惑を掛けるという点では、「産業界はこのように鉄鋼スラグも一〇〇%リサイクルしている。だから鉄鋼をどんどん生産してもスラグで社会が汚れることはない」ということになるのです。たまたま鉄鋼スラグのリサイクル一〇〇%の内容を知る機会を持てる人はよいのですが、普通の人はなかなかデータにアクセスできませんので、スラグのリサイクル率が一〇〇%だというと、スラグは何回か使えるようになった、リサイクルはできるのだ、と勘違いすることになります。その結果、本来リサイクルしてはいけないものまで間違えて一所懸命リサイクルすることにつながっているのです。鉄鋼スラグについてもう一つ別の見方を示します。従来はスラグを埋め立てに使って狭い国土を増やそうとしていました。埋め立てに対する環境アセスメントが多少不足してはいましたが、国土を増やすという目的自体はそれほど間違ってはいなかったと思います。しかし風向きが変わって、社会は短絡的になり、単に「埋め立て」という言葉 の印象が悪いというので、路盤材に応用するようになってしまったのです。鉄鋼スラグとほとんど同じことが、建築廃材についても行われようとしています。廃材を「埋め立て」として集中的に格納するかわりに「リサイクル」として日本の国土を廃材で覆い尽くすことになる可能性があります。もしこのような考え方を推し進めると、日本はそのうち路盤材や廃棄されたコンクリートに表面を覆われた国土になるかもしれません。環境に良いだろうと思ってスラグやコンクリートを路盤材に使い、少しずつ日本の国土から「土」の見える風景を少なくしていくことにもなりかねません。その結果、緑豊かで土の香りのしていたこの国土をすっかり変貌させてしまう危険性があります。また、リサイクル品の毒物という視点から考えると、廃棄物はできるだけ私たちの身のまわりから遠ざけなければなりません。そのためには私たちの家の横にある道路に使えば、通行する車のクイヤとの間の摩擦で削れ、タイヤからのゴムとスラグからの粉が舞い上がります。感心した使用方法ではありません。埋め立ての方が環境を守ることになるでしょう。最後に「産業と生活」について短いコメントをします。スラグは鉄鋼生産に必要なものですし、生産には価値のあるものです。そして私たちは鉄鋼生産の恩恵を受けているのですから、何も鉄鋼スラグを目の敵にする必要はないのです。家庭で出たゴミと同じように鉄鋼スラグを「自分のもの」と考えること、そして単に「埋め立て」という言葉に神経を使わず、何が環境に良いのか、自分たちは何を使っているのかを考える時代になっていると思います。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.26
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月25日版 #125百田尚樹の新版・日本国紀#125《江戸時代編》第41回「我々は歴史から何を学ぶのか?幕末の日本にそのヒントがある」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220625(土)百田尚樹の新版・日本国紀#125《江戸時代編》第41回「我々は歴史から何を学ぶのか?幕末の日本にそのヒントがある」20220624(金)百田尚樹の新版・日本国紀#124《江戸時代編》第40回言霊主義に縛られた江戸幕府は、ペリー来航に対応できなかった!」20220623(木)百田尚樹の新版・日本国紀#123《江戸時代編》第39回「ペリー来航で、日本中が大混乱!」20220622(水)百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」20220621(火)百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」20220618(土)百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」20220617(金)百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」20220616(木)百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」20220614(火)百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」百田尚樹の新版・日本国紀#123《江戸時代編》第39回「ペリー来航で、日本中が大混乱!」百田尚樹の新版・日本国紀#124《江戸時代編》第40回言霊主義に縛られた江戸幕府は、ペリー来航に対応できなかった!」百田尚樹の新版・日本国紀#125《江戸時代編》第41回「我々は歴史から何を学ぶのか?幕末の日本にそのヒントがある」
2022.06.25
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本来の「リサイクル」は素朴なものです。そして多くの善意の人たちはリサイクルに素朴に取り組んでいます。その心は「ものを大切にしたい、そうしてかけがえのない地球を守りたい。子孫に迷惑をかけたくない」ということでしょう。その気持ちを素直に表現すれば、「リサイクルとは一度使ったものを、何とかしてもう一度か二度は使いたい。できれば繰り返し……」ということでしょう。著者もそのように「リサイクル」という言葉を使っています。しかし、現代社会では「リサイクル」はそのような素朴な使い方はしていません。著者は廃棄物をリサイクルしないで焼却する方がよいと考えています。それを講演会などで説明すると、「廃棄物を焼却すると二酸化炭素が増えて地球が湿暖化するのではないか、リサイクルをすると焼却が減るからリサイクルを進めているのではないか、その点をどう考えているのか?」という質問を受けることがあります。そんなとき著者は返答に困ります。それは二酸化炭素の問題に答えられないのではなく、実はリサイクルを推進する立場の人が「焼却」をリサイクルの中に入れて「サーマル・リサイクル」という名前をつけたからです。「焼却がリサイクル」と普通の人は素朴に驚くでしょう。とどのつまり、「リサイクルすれば二酸化炭素が増えないが、焼却すれば二酸化炭素が増えると思うがどうか」という質問に対して、「リサイクルは焼却を含むから…」というとますますこんがらがって解答にならないからです。この問題を、順序立てて整理することにします。まず最初に、常識があり誠意がある人なら、「焼却」を「リサイクル」とはいわないということです。リサイクルはリサイクル、焼却は焼却といえばそれで簡単に理解でき、計算も紛れがありません。しかし、焼却をリサイクルの中に入れる「理屈」があります。「廃棄物を単に焼却したのなら焼却に分類するべきであるが、もし、焼却、つまり『たき火』で手を暖めたり、焼き芋を焼いたり、お湯を作ったり、電力を作ったときには、それは『エネルギー』という形で物質を回収したのだからリサイクルといっていい」という理屈です。確かにアインシュクインは物質の質量とエネルギーの等価関係をE=mc2と表現しました。だから物質とエネルギーは同一だ、というのです。このこと自体は科学的に正しいのですが、もしこのように物質とエネルギーを同一に考えるなら、「リサイクルのときに使用したエネルギー」も「リサイクル率」の中に組み込まなければなりません。たとえば、一本のペットボトルを回収したとき、「ペットボトルという物質」の回収だけ考えずに、リサイクルに使用したエネルギーをペットボトルの物質に加えて計算する必要が生じてきます。現在は「リサイクル率を計算するときは物質だけ」、「焼却するときはエネルギーをリサイクル率に算入」するという非常にややこしい計算をしているのです。つまり、ペットボトルのリサイクル率が三〇%だったとします。これは物質だけのリサイクル率です。これを「物質とエネルギー」として合計すると、リサイクルするごとに三・七倍のエネルギーや物質を使いますので、リサイクル率はマイナス八一%になります。あるときに「ペットボトルのリサイクルは増幅係数が三七〇、つまりリサイクルをすればするほど環境を汚す」と発言したところ、「私もそう思います。だからペットボトルは焼却すること、つまり『サーマル・リサイクル』がよいのです」といわれました。漫才のような会話です。現在の日本で進められているリサイクルではこのように物質とエネルギーの両方を計算すると、ほとんどのものは「リサイクル率がマイナス」になります。リサイクルをすればするほど物質が消耗し、ゴミが増えていくからです。しかし、「リサイクル率」を計算するときには物質だけを計算し、「焼却する」というときには物質とエネルギーを同質のものとするのは混乱を深めるばかりになるでしょう。「環境を守る」ということが、これほど不真面目でよいのでしょうか。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.25
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月24日版 #124百田尚樹の新版・日本国紀#124《江戸時代編》第40回言霊主義に縛られた江戸幕府は、ペリー来航に対応できなかった!」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220624(金)百田尚樹の新版・日本国紀#124《江戸時代編》第40回言霊主義に縛られた江戸幕府は、ペリー来航に対応できなかった!」20220623(木)百田尚樹の新版・日本国紀#123《江戸時代編》第39回「ペリー来航で、日本中が大混乱!」20220622(水)百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」20220621(火)百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」20220618(土)百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」20220617(金)百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」20220616(木)百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」20220614(火)百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」百田尚樹の新版・日本国紀#123《江戸時代編》第39回「ペリー来航で、日本中が大混乱!」百田尚樹の新版・日本国紀#124《江戸時代編》第40回言霊主義に縛られた江戸幕府は、ペリー来航に対応できなかった!」
2022.06.24
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工場や事業所でゴミゼロ運動に取り組むのはとてもよいことです。環境問題の基本は使うものやエネルギーを減らし、ゴミを減少することにあるからです。そして、ゴミゼロ運動をしている人の一部は本当にゴミを減らしたいと思っているでしょう。しかし、本当にゴミをゼロにするのはとても難しいことというより、科学的にも絶対に不可能なことなのです。その理由の第一は、この世の中の物質やエネルギーは熱力学的な原理によって支配されるので、「何か活動して後に残さない」ことができないからです。家庭で生活をしていてもお茶碗を一つ洗うにも水道や洗剤がいります。水道の水は二度は使えませんし、洗剤をもう一度使うことはできません。夜、寝ていても汗をかきます。汗は人間が活動するのに必要な体温を保っためですし、汚れは人間の活動の「カス」のようなものです。もちろん、製造現場である製品を作ろうと思えば、電力もいりますし、パソコンを動かさなければなりません。普通は原料の他に補助的な材料も使います。仮にどう見ても何も残さないで、ある活動をしているように思う例の場合には、「物質とエネルギー」を総合して計算するとその内容がわかります。石油という物質を物質として使えば形のあるものになりますが、ガソリンとして使えば人間の目には見えないものですが、結果として「二酸化炭素」という物質が出ます。物質とエネルギーは相互に交換することができますので、見かけ上、物質が少なく見えることもあるのです。このような物質とエネルギーの交換関係を使って物質量を減らした場合には、物質を消費するよりも全体的な使用量はかえって増大するというのが原則です。また、ゴミを工場の中で焼却したり、人間の目に見えないほど小さい粉末にして大気に放出しても、それをもって「ゴミを減らした」ということはできません。自動車のタイヤは使用中にタイヤのゴムの平均一五%が粉となって大気に放出されます。新品のタイヤが一〇キロであるとすると、一般に廃棄されるクイヤの重量は八・五キロになっていて、軽くなった一・五キロは道路との問の摩擦で削り取られ、大気に細かい粉末となって飛散します。「走る」という活動に伴うもので避けることはできません。それが「目に見えない」からといって健康に良いわけではありません。第二の理由は、現実的に現在のシステムそれ自体がゴミを発生せずに活動することができないようになっています。製造工程では原料に対して製品が一〇〇%できるプロセスはなく、その割合を示す「歩留(ぶど)まり」をどの程度まで高められるかが企業間の競争になっているのです。工場で使用する溶液、つまり水などの使用はずいぶん改善されました。最近では環境関係の技術が進歩して、かつては使い捨てをしていた水なども、工場内でほとんど完全に回収し再使用しているところもあります。しかし、工場内で発生する水を完全に回収再使用することはできますが、そのためには回収設備と、その設備を動かすには人手、エネルギー、そして平均的には三%ほどの修繕費用が毎年必要です。工場の中で水を循環するのは環境に良いといってもいいでしょうが、水道局でボンプに使う電力、下水道局で行う集中処理場の環境負荷とどちらが社会全体からみた場合優れているか、という問題に帰着します。もし、「自然の力を借りる方が環境に良い」という論理にしたがえば、工場内で水を循環するより、山に降る雨をできるだけ多く利用するべきということになり、工場内で水を循環することは環境負荷を増大させることを意味します。ここ二〇年ほど、日本の工場は行政の指導や社会からの糾弾を受けるので、工場内の水を循環するようになりました。その結果、工場が使用する電力や設備は増大し、日本全体の環境の大きな負荷になっています。果たして、私たちが二〇世紀に築いた「大量生産の社会常識」にしたがうことが本当に環境に良いのでしょうか?つまり、工場内で人手がかかればそれだけ環境に負荷をかけますし、電力は石油をたいて作り、送電し、変電して工場に来ます。また機械の修繕には人手、交換部品、消耗材料が必要です。つまり、工場内の水を回収するということは環境に悪くないのですが、それは「ゴミゼロ」とか「ゼロ・エミッション」とかいう行為やシステムではなく、環境的には単に「消耗品から設備へ」「電力から人手へ」というような「帳簿のつけかえ」に過ぎないということも考える必要があるのです。リサイクルが現代の日本ほど熱心に行われていない時代には、真面目で効率的な「回収系」が多く採用されました。それは本当に環境に良いものだったのです。しかし最近では、「環境のために無理して行う回収系」も現れてきました。とにかく世間の目が厳しいので、本当は環境の負荷を増やすことがわかっているのに回収系を作る、などの例がこれに当たります。そこまで追いつめると、「ゴミゼロ運動というのは精神的な活動だ」といわれることもありますし、また、まずは「目に見えるゴミをできるだけなくす」という程度のものだとされることもあります。あるとき、「ゴミゼロ」とか「 ゼロ・エミッション」というときの「ゼロ」というのはどの程度の幅を持っているのかを聞いたことがあります。それはある放送局が本格的に「ゴミゼロ」の報道をしたので、その放送局に、「どの程度のことをゴミゼロというのですか。そのときの『ゼロ』というのは五〇%程度ですか、それとも一〇〇%ですか」と問い合わせたところ、実際にどの程度ゴミがそこから出ているのか、記者は取材していないということでした。「ゼロ」というのは数字ですから、ひとこと「どのくらいですか?」と聞けば終わりです。このような運動が本当に善意で行われ、日本の将来のためになるなら、何も目くじらをたてる必要はありません。しかし、ある会社や研究所、あるいは国の機関が「ゴミゼロ」、あるいは「ゼロ・エミッション」ということで、国や自治体の覚えがめでたくなり、その結果、補助金をいただいたり、便宜を図ってもらったりしているとすると、それは問題です。そして、環境を心配する善意の第三者は、ゴミゼロ計画が「ゴミを本当にゼロにしようと努力している」と思うでしょう。また、国の税金をその活動に交付することを決めた人も「実施者がゴミをゼロにするつもりである」と考えたでしょう。「ゴミゼロ」が「ゴミを増やすことだ」と思っているとは誰も信じないからです。すでに多くの税金が「ゴミゼロ」または「ゼロ・エミッション 」に費やされています。この事業が、工場の外に「ゴミの帳簿をつけかえた」のではなく、現実的にゴミをゼロにできたのか、そろそろ調べる時期のようにも思います。社会には環境を心配し、リサイクルを一所懸命にやっている人たちがいます。その人たちは本当に社会において大切な人たちです。一方、「環境」や「リサイクル」を別の目的に使っている人たちもいるということは実に残念なことです。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.24
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月23日版 #123百田尚樹の新版・日本国紀#123《江戸時代編》第39回「ペリー来航で、日本中が大混乱!」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220623(木)百田尚樹の新版・日本国紀#123《江戸時代編》第39回「ペリー来航で、日本中が大混乱!」20220622(水)百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」20220621(火)百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」20220618(土)百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」20220617(金)百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」20220616(木)百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」20220614(火)百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」百田尚樹の新版・日本国紀#123《江戸時代編》第39回「ペリー来航で、日本中が大混乱!」
2022.06.23
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リサイクルはゴミを増やすという著者の話を聞いて、「確かに、そういわれればわかるような気がするが、現実に最初のドイツの例や、自分の自治体でもリサイクルによってゴミが減ったのは確かだ」との疑問を持つ人もいます。この疑問はかなり複雑な内容を持っています。ゴミが減ったように見えるまず第一の理由は、目の前にあるゴミ箱にゴミを捨てるのをやめてリサイクルの箱に入れれば、ゴミ箱にあるゴミはそれだけ減るからということはすでに示しました。「ゴミ箱」だけを見ればリサイクルで確実にゴミが減ります。第二に、自分の会社やある地方自治体だけに注目しますと、従来、ゴミとして出していた廃棄物を分別して「リサイクルが期待できるもの」としてリサイクルに回し、自分の会社やその自治体の外にあるリサイクル工場まで運搬すれば、「自分の会社や自治体のゴミはリサイクルすれば減る」ということになります。つまり、ゴミをある会社や地方自治体から別の場所に移すことによって一時的にゴミが減少した計算になります。しかし、それは「ゴミを他の場所に移した」に過ぎませんから、日本全体としてはゴミは減っていないのです。一種の「ゴミ帳簿のつけかえ」ともいえるのです。こんなことのために私たちはリサイクルをしているのではありません。似たような話に、工場内のゴミを「リサイクル品」や「再生可能なもの」と称して下請けに「販売し」、その結果「ゴミゼロ工場」を自認するところもあります。このような「ゴミゼロ工場」の中にはその言葉を信用して、環境のために本当に「ゴミゼロ」をめざして目標を立てたけれども、途中でそれは無理であることがわかったが、引っ込みがつかないので下請けにゴミを出す、という例もあります。この場合はその会社に悪意はなく、むしろ、リサイクルを信じて汗を流している私たち消費者と同じように本当に「ゴミゼロ」が可能と信じた結果なのです。環境を守ることが本当によいことであれば、別に「ゴミゼロ」を会社の宣伝にしたりせずに、ひっそりとやればよいのです。それなら引っ込みがつかなくなることもありません。本当はゴミゼロではなかったり、本気でゴミゼロをめざしていないのに、「我が社はゴミゼロをめざしている。つまり環境に留意している会社である」というイメージを作り、それで販売量を増やそうとしているのです。環境を守るということと販売量を増やすことは相反する目的になることが多いのですから、このような行為は社会的に糾弾されるべきことかもしれません。リサイクルによってゴミが減ったと見える第三の方法は、家庭から出るゴミをリサイクル品としてリサイクル工場に回し、リサイクル工場の回収工程からゴミとして排出することです。これによってゴミは「一般廃棄物」から「産業廃棄物」となり、一般廃棄物としてのゴミは減少するという別の形の「ゴミ帳簿のつけかえ」が完了するのです。この三つの理由のうち、最初の二つはあまり解説を要さないでしょう。ゴミをリサイクルに回せば目の前のゴミは見かけ上減るのは当然ですし、自分の会社のゴミを「リサイクル品」として下請けに出せば「ゴミゼロ事業所」になるからです。しかし、三番目はかなり手口がこんでいます。日本でもヨーロッパでも、ゴミはその出るところによって区別して分類され、処理され、集計されます。そのうち、家庭から出るものはいわゆる「一般ゴミ」や「一般廃棄物」と呼ばれるもので、日本全体で約五〇〇〇万トンあります。これに対して産業活動から排出されるゴミ、いわゆる「産業廃棄物」はその一〇倍程度の四・五億トンも出ます。産業廃棄物が多いのは、飼育している動物の糞尿やビルを壊したときのコンクリートなどの建設廃材や建築現場からの汚泥など、一種類で膨大なものを含むからです。「ゴミ処理業」としての「一般廃棄物業者」と「産業廃棄物業者」は分離されています。そしてそれぞれが担当するゴミを処理しています。その意味ではしっかりと区分されていますが、肝心のゴミ」の方は分類が明確ではありません。使い終わったペットポトルは「一般廃棄物」で、コンクリート塊は「産業廃棄物」と決まっている訳ではなく、家庭から出れば「一般」、事業所から出ても食堂から出れば「一般」ですが、製造工程から出れば「産廃」となるのです。つまりゴミの分類はそのゴミの性質や物質によって分類されているのではなく、ゴミの出方で分類されているのです。このような分類は「もの」で分けずに「ゴミになる過程」で分ける方法で、それ自体が不適切であるともいえないでしょう。しかし……。ある人が一計を案じて、①庭から出るゴミをリサイクル品と称してリサイクル工場へ回し、②そこでゴミとして出す、という二段構えでゴミを出せば、そのゴミは膨大な産業廃棄物の中に混じるので目立たないですむということに気がついた瞬間、おかしくなりました。このようなことは、およそ環境を守る精神とは関係ないことですし、手がこんでいるだけに面倒な作業です。それでも「環境というものの成績を上げるため」になりふり構わずこんなことをしているのです。「何のためにこんなことをしているの?」と聞きたいくらい不思議です。それは、「我が社は環境に配慮している。だから製品を多く買って欲しい」「リサイクル率の目標値を決めてしまったから、達成しないと怒られる」「威勢よく『ゴミゼロ』を宣言してしまったから、引っ込みがつかない」などの理由なのです。環境を守るために日夜リサイクルに汗を流している人は、そのうちこのような統計のマジックの現実を知ることになるでしょう。良心的な人ほど「何のためのゴミ減量か?」と疑問を持つと思います。さらに、リサイクルに苦労している人はときどき別の悲しい現実に出くわします。せっかく家庭で一所懸命分別して洗い、それをスーパーに持ち込んでリサイクルに出しても、スーパーはもともと分別してリサイクルしようとは思っていないときもあります。それでも見かけは「環境を重んじているスーパー」の印象が欲しいものですから、ときにはお客さんからリサイクル品を受け取ると、それは商売の上だけのことで、スーパーの裏に持っていってまとめて捨てていることがあります。また、「分別しなさい」と指導されるので分別して捨てていたら、「まだ分別回収のシステムが間に合っていない」という理由で自治体がまとめて焼却しているのに遭遇することもあります。もともと、リサイクルは環境に良くないのでリサイクルしないほうがよいのですが、もしリサイクルが環境に良いものであったとしても、「環境に良いことなら人の誠意を裏切ってもよい」という姿勢には賛成できません。分別したものを再び混ぜて焼却しなければならないのなら、それを正直にいった方がよいと思います。日本はリサイクルによって、毒物に汚染された汚染列島になる危険性があるばかりでなく、リサイクルによって人の心が荒廃し、トリックを使うような「心の汚染列島」にまでなってしまうような気がします。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.23
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月22日版 #122百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220622(水)百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」20220621(火)百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」20220618(土)百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」20220617(金)百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」20220616(木)百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」20220614(火)百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」百田尚樹の新版・日本国紀#122《江戸時代編》第38回「1年後に黒船が来ると知らされた幕府は何をしたか!」
2022.06.22
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テレビを見ている数秒間に、リサイクルにこれほど多くのステップ、材料やエネルギー、そして人手がかかること、そして最後に残るものは回収された量の一部にしか過ぎないということを想像することはできません。現実にはペットボトルをそのまま捨てたときのゴミの量を基準として一としますと、リサイクルをして出てくるゴミの量は四倍近くになります。ペットボトルをリサイクルするとよけいに環境を汚すという計算は著者だけではなく、廃棄物やリサイクルのお仕事を長くされている寄本先生、佐伯先生、そして槌田先生なども同様で、おおよそ三倍から一〇倍程度の数値が示されています。一方、「リサイクルでゴミが減る」というような誤解を招くのはテレビなどのマスコミ側にも責任がありますが、ゴミを出す側の私たちやゴミを処理する自治体などの方にも多少の反省点があるような気がします。ゴミを出す方は、ゴミとして出せばゴミ貯蔵所が満杯になるといわれるし、焼却もできない。かといって自分自身ではリサイクルできないので、仕方なくリサイクルの箱に入れます。そして「誰かがリサイクルしてくれるはずだ。まさかゴミにはならないだろう」と信じ込んでしまうのです。また、自治体などは「一般ゴミ」を減量したいと思っていますので、とにかく家庭からのゴミが減ることを第一としています。そこで、ともかくゴミの一部でもリサイクル工場に行けば、とりあえずゴミの量は減ります。そしてリサイクル工場の回収工程から捨てられるゴミは「産業廃棄物」となるので、一般廃棄物としては集計されません。見かけ上ゴミが減ったような計算になるのです。こんな一時しのぎを繰り返し、かえってゴミを増やしていては意味がないでしょう。しかし、わかりにくいことなので、ここでは項目別に整理します。私たちがリサイクルの箱に入れてからリサイクル工場で最終段階に入るまでに、多くの人の手や材料やガソリンを使います。分別して袋に詰めるためには人の手と袋がいりますし、トラックで運搬するにはトラック、タイヤ、運転手、運転手が食べるお弁当の箱がいります。リサイクル工場でも建物、倉庫、電気、水道、暖房、ベルトコンベアーの材料、動力、作業員、パソコン、事務室の机、あげればキリがないほどのものが使われ、その間にガソリンや電気が消費されます。リサイクルに使用するトラックのタイヤも、運転手の弁当箱もやがてゴミになります。フォークリフトのガソリン、ベルトコンベアーの動力はエネルギーとして消費されます。しかし、これらのものは見かけは「ペットボトル」ではありませんし、少なくともトラックのタイヤが使えなくなって捨ててもペットボトルの形をしていません。そのために、「ペットボトルをリサイクルしたら、ゴミの収集場所のペットボトルが少なくなった」ということになります。それは当たり前ですが、だからといって「ペットボトルをリサイクルしたらゴミが減った」ということとは全く違うことなのです。リサイクルによってどのくらいゴミが増えるかは、リサイクルするものによって違いますが、ペットボトルを例にとると、リサイクルすることによって三倍以上ゴミが増えます。この計算は三種類の方法ですることができます。一つは分離工学を使って「混合物から目的のものを取りだすのに、社会全体にその何倍のものを流通させなければならないか」という視点から調べます。この計算には、① もともとペットボトルがどのくらいあるか② 回収されたペットボトルからどの程度の純度のボリエステルを取りだす必要があるか③ 社会全体のペットポトルのうち 、何割を回収するかを決める必要があります。現在のペットボトルの販売量である三〇万トンが社会に出回っているとして、回収したポリエステルの純度が九九・九%、そして社会からの回収率を五〇%とすると、一本のペットボトルを回収するのに、その一八倍程度の流通が必要です。ここでいう「流通」の実態はトラックであったり、倉庫、ベルトコンベアーなどのことを指します。そしてそれらの損耗量や環境負荷の係数を考慮しますと、最低でも三・七倍程度の環境負荷になるという計算になります。第二番目の計算は、石油からボリエステルを作り、ペレットにして成形し、ペットボトルを作り、それを阪売して小売りまで持って来る過程を調べて、ちょうど映画のフィルムを逆に回転させるようにして回収側の負荷を出す方法です。この方法の長所は、現実に現在、ペットボトルを阪売しているので実績があるということ、欠点は石油からペットボトルを作って販売するのと、使ったペットボトルを回収するのではそのやり方が違うということです。そこで、その差を補正して推定することになります。第三番目の方法は「LCA」 (Life Cycle Assessment)と呼ばれる方法で、リサイクルの過程で起こることを一つ一つ積み上げていく方法です。この方法は「積み上げ」なので一見正確に出るように見えますが、実際には「何をどのように積み上げるか」「現実にやると問題点が起こらないか」など未知な部分が多く、計算に大きな任意性が入ってきます。つまり「鉛筆を舐(な)める 」といいますが、途中の計算過程を少し変えると随分違った数値が出てくること、それを計算した当人以外の他の人がわかりにくいことにあります。しかし、だいたいのことをいえば、この一つの方法では同じような結論が出て、「理想的にペットボトルをリサイクルしても、最低三倍程度のゴミは出る」という計算になります。さらに、現実にはリサイクルされたペットボトルのうち、実際に再生されたもの以外のものは直接的にゴミになります。リサイクルにかかったエネルギーやリサイクルされたペットボトルに対してのゴミの量を計算するときは、最終的に再生されたもので「割り返す」ので、再生品あたりのゴミの発生量はさらに膨大になります。目の前にあるペットボトルをリサイクルの箱に入れると、ゴミが増えますので、環境のためならリサイクルはやめるべきなのです。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.22
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月21日版 #121百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220621(火)百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」20220618(土)百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」20220617(金)百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」20220616(木)百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」20220614(火)百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」百田尚樹の新版・日本国紀#121《江戸時代編》第37回「凄い男! 大塩平八郎」
2022.06.21
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テレビにドイツのある町の情景が映り、「家庭から出るゴミが増えて困る。リサイクルをしてゴミの量を減らしたい」、「リサイクルを進めることによって家庭からのゴミが激減した」というナレーションが流れます。テレビ画面にはそのまま捨てるゴミ箱と、その横にリサイクル の箱が並んでいます。ゴミ箱の方に捨てればゴミになるし、リサイクルの方に入れればゴミは一瞬のうちになくなり、リサイクルに回したゴミが資源になるというナレーションが流れます。確かに、まさにゴミ箱に入れようとしているものを「リサイクル箱」に入れれば、その瞬間はゴミが減りますので、「リサイクルでゴミは減る」という話は単純でわかりやすいのです。そして、明治以来、多くの点で日本にとって先進国であり、尊敬すべき存在であったドイツの映像が映ると日本人は思考が止まり、ドイツが進めていることに抵抗できなくなります。日本人は人がいいので、「さすが先進国のドイツ国民は環境に対して意識が高い、こぞってゴミをリサイクルしている」と素直に感心するのです。ゴミの問題のときは、なぜドイツだけが話題になるのか、などと疑うこともしません。本著では、ドイツを無批判に手本にする代わりに、自分の頭を使ってリサイクルとゴミの関係を考えてみたいと思います。自分が使っていたものが古くなったり、故障したりしてやがて捨てる時期になり、ゴミ箱に捨てるとします。そのゴミは自治体に引き取られて一般廃棄物として埋め立てられ焼却されます。埋め立ては環境を破壊する場合がありますし、ゴミの捨て場は満杯になり、そうかといって焼却すると大気を汚染したり二酸化炭素による地球湿暖化が怖いと指摘されます。そこまで追いつめられて、ゴミとして捨てようとしていたもの、たとえばペットボトルをリサイクルの箱に入れることになります。ペットボトルをリサイクル箱に入れると、もちろんその分だけ「見かけのゴミ」は減るので、これで一安心、「リサイクルによってゴミを減らす」ことが達成された感じがします。その先を少し考えます。リサイクルの箱に入れられたペットボトルは、担当の人がある時間ごとに集めてスーパーなどの裏口で最初の分別を行います。この段階でゴミの分別が必要なのは、消費者がリサイクルの箱に入れるのはペットボトルだけではないからです。よほど分別が徹底している場合以外はペットボトルの他にいろいろなものが入ってきます。それはリサイクルに対する意識の問題ではなく、「善意」でペットボトルと思って違うボトルをわざわざリサイクルの箱まで運んでくる人も出てきてしまうのです。ボリ塩化ビニルのボトルをペットボトルに間違えることもあるし、善意でペットボトルをボリエチレンの袋に入れて出す人もいるのです。また、私たちは生活の中でリサイクルをするのですから、忙しいときもあれば、イライラしているときもあります。人間ですから、普段は環境に気をつけていても、「エイッ! 面倒だっ!」ということもあってしかるべきです。かくして、スーパーの裏で分別されたペットボトルはさらにきちんと分別したのち、袋や箱に詰められてトラックで一次貯蔵所(倉庫)に運ばれます。いちいち倉庫に運ばなくてもそのままリサイクルすればよいように思いますが、「もの」というのはいつも一定の量が流れているものではありません。リサイクルする目的はペットボトルを再び石油のような原料として使おうということですから、アラブの油田からタンカーで運んでくる場合と比較してみます。アラプから三〇万トンクラスの巨大タンカーで日本に輸送されてくる原油は一時的に貯蔵タンクに貯められます。巨大な タンカーで運んでくるものですし、輸入の許可も必要ですから、輸送には詳細な計画が立てられています。それでも、石油精製会社は輸入した原油をタンクに貯めないで直接使うほど精密な計画を立てることはできません。この例でわかるように、社会から集められるリサイクル品は回収業者がそれほど計画的に集荷できないので、倉庫に一時的に貯蔵されることになります。倉庫では、ペットボトルを貯蔵するのにトラックからフォークリフトに移し、棚にしまいます。 それらの管理にはパソコンを使い、そしてある程度貯蔵したら時期をみて再びフォークリフトで取りだして、トラックに積み込み、ここでようやくリサイクル工場に運びます。トラックやフォーク リフトの運転手、倉庫の管理人などが活躍し、休憩時間にはその人たちはお弁当を買って食べたりジュースを飲んだりします。輸送のガソリン、トラックやフォークリフトのタイヤ、トラック自体、倉庫の建て替え、パソコンのリース料などがこの過程で消費されます。さて、いよいよリサイクル工場に到着したペットボトルは、そこでまぎらわしいボリ塩化ビニルや着色されたものを分け、フタをはずし、フタの下にあるリングをとりさり、ラベルをはがし、さらにペットボトルの中に汚いものや、ガム、釘などが入っていたりするものを最終的により分けます。リサイクルできないものはこの段階で産業廃棄物に回します。一度、リサイクル箱に入れたからといってすべてがリサイクルされたわけではない原因の一つがここにあります。つまり、リサイクル箱に入れても選別の途中でリサイクルできないボトルは再び廃棄物になるのです。よく、「回収された量」という表示がされても、それは最初にリサイクル工場に持ち込まれた量であって、本当にリサイクルされてその材料が使用された量ではないことがほとんどです。さらに先に進みましょう。リサイクルできそうなペットボトルは工場内に持ち込まれます。そこで(水と洗剤を使って)洗浄し、(空気を送るプローアと加熱するヒークーを使って作った熱風を使って)乾燥した後、(特殊な機械と二〇〇度C以上の温度に保つヒーターを使用して大量の電気を使い)溶融して「再生ペレット」にします。これ以外にも小さな操作はたくさんあるのですが、主な工程ではこのように進みます。そして、再生ペレットがリサイクル工場から出てきます。ペットポトルをリサイクル箱に入れてからここまで随分長い旅でしたが、これがテレビでは、「ペットボトルをリサイクル箱に入れるシーン」が映された後、「このようにまた資源になります」というナレーションとともに再生ペレットが映るのです。製造の経験が豊かな人でしたら、リサイクル箱と再生ペレットまでの長い道筋を理解することができますが、普通の人は、いかにもスーパーに置かれてあるリサイクルの箱に入れたペットボトルが何もしないうちに再生したように錯覚してしまうでしょう。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.21
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ゴミが増える科学的根拠これまでリサイクルによる毒物の菩積について整理をしてきました。今までリサイクルと毒物の蓄積とが結びつかなかった人もいると思います。しかし、このことを知ると、個人レベルで「もったいないから」と思ってリサイクルをするのと、社会全体でリサイクルをするのは全く違うことであるのがわかります。「自分一人でやること」では思いがけないことは起こりませんが、「社会全体」ということになると思いがけないことが起こるのです。このことと同じように、個人でリサイクルをすると「リサイクルをすればゴミが減る」のは間違いありませんが、社会全体でリサイクルをすると「ゴミが増える」ことを示したいと思います。この章でも個人の感覚を捨てて社会全体を見ることにします。そして、このことは遠い将来のことではなく、すでに施行されている「容器包装リサイクル法」、そして施行が迫っている「家電リサイクル法」ですでに大きな問題となりつつあることなのです。実際に、容器包装リサイクル法が施行された後でも、ペットボトルやアルミ缶の生産量は増加し続けていますし、またゴミは増加の一途をたどっています。その理由の一つは、容器包装リサイクル法が施行されることによって、容器のリサイクルが環境に良いというような気持ちが社会に蔓延するので、その結果、ペットボトルもアルミ缶もかえってその生産量が増え、資源を余計に使い、ゴミを増やすことになるのです。また、家電リサイクル法が検討されていた頃に想定されていた四大家電(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)の廃棄物量は約七〇万トン弱でしたが、施行時には実に一二〇万トン程度までになると予想されています。近々、これにテレビの生産高を上回ったパソコンが入ると予想されます。すでに、「事実」としてリサイクルにより資源の消費、ゴミの増加が起こっているのです。それではなぜ、リサイクルは毒物を蓄積するばかりでなく、ゴミを増やすのでしょうか。それを「ゴミが増える科学的な理由」と「社会のからくり」から考えてみます。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.20
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リサイクル社会における毒物蓄積を簡単にまとめますと次のようになります。石油製品の中には毒物がない。それを原料として作られた製品には毒物がゼロです。たとえば、使用中に毒物が一・〇発生しても、そのまま焼却してしまえば、その時点で社会は毒物から解放されます。しかし、その製品をリサイクルすると、「新製品の中に毒物が一・〇」ということになるのです。さらにそれを使うと使用中に毒物が一・〇発生するので、合計二・〇。それをさらにリサイクルすると新製品の中の毒物は二・〇。このようにして毒物が蓄積します。食器などに使われる金属製品の中に毒物はありません。それを原料として作られた製品には毒物がゼロです。回収するときに毒物が一・〇混合しても、それをリサイクルしなければ毒物は社会に戻ってきません。しかし、電気製品や多くの工業製品には毒物が含まれているので、リサイクルすると「新製品の中に毒物が一・〇」ということになります。リサイクルを続けると金属製品の中に毒物が蓄積する量は石油製品の場合と全く同じです。また「リサイクルの深さと毒物の蓄積」という関係があります。たとえばリサイクルする鉄に銅が混入する問題を考えてみます。昔から鉄は貴重なもので、「屑鉄」という名前で釘の一本までリサイクルされていたものです。工業的にも鉄のリサイクルとその利用は完全にできあがっています。それが最近、急激に問題になってきたのです。リサイクルされる鉄の中に銅が混入する問題です。鉄鋼は鉄に炭素が多少混合しているものですが、それは金属材料としての合理性があって作られています。そこに〇・五%程度以上の銅が入ると鉄鋼が作れなくなります。そこで昔から鉄には銅が入らないように注意をしていました。社会全体でリサイクルが進むと、それまでリサイクルをしていなかった製品までリサイクルされるようになります。この場合には、昔は鉄橋や鉄板、釘のように明らかに「鉄」とわかるもの、「鉄の塊」をリサイクルしていたのです。これに対して社会的なシステムとしてリサイクルをすると、電気の配線板やモークーなど鉄の他の材料と一緒のものがリサイクルされ、それが細かく砕かれて工場に入ってきます。工場でも気をつけていますが、とても細かいものまでは排除できません。そこで少しずつ少しずつ鉄の中に銅が混入し、もう現実に困るほどになってきたのです。つまり、これまでにも日本社会はいろいろな形でリサイクルをしてきました。しかし、それは「身の回り」のものであり、リサイクルしやすいもの、つまり「上澄み」だけだったのです。リサイクル率を上げようとして「リサイクルの深さ」を深くしますと、思わぬものが混入し、それが蓄稼していくことになります。鉄の中の銅の混入の問題はすでに起きている深刻な問題なのです。そして、「銅」は鉄にとっては「毒物」です。それは「環境ホルモン」が人間にとって「毒物」であることと同じですから、リサイクルを深くすると蓄積するのです。リサイクル品の中の毒物混入をある程度知っている専門家はどうしているのでしょうか? またその意見をもとにリサイクルを推進している自治体などは「毒物検出、毒物浄化」を全く考えていないシステムを法律をもとに行おうとしているのですが、なぜ、そんなことになるのでしょうか? 本著ではリサイクルが内包する矛盾を「リサイクルでゴミが増えること」「ゴミの専門家の倫理」などを整理することによって明らかにしたいと思います。日本でリサイクルが社会的システムとして大規模に行われるようになった一つの原因が、ダイオキシンの毒性として問題が大きく取り上げられたことにもよります。大量生産、大量消費が続く、廃棄物は出る、廃棄物貯蔵所は満杯になる、埋め立ては環境を破壊する、そうかといって焼却すればダイオキシンが出る。だからリサイクルするのだと、最後の段階で考えが大きくジャンプしてリサイクルを進めることになったのです。あまりにも単純で、ある意味では作為的な道筋で進んできたようにも感じられます。環境問題は私たちの将来の重要な課題ですから、慎重に取り組まなければなりません。特に毒物の議論は慎重の上にも慎重に取り組むべきでしょう。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.19
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月18日版 #120百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220618(土)百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」20220617(金)百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」20220616(木)百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」20220614(火)百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」百田尚樹の新版・日本国紀#120《江戸時代編》第36回「黒船前夜、江戸幕府は大混乱」
2022.06.18
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「杉並病」という「環境病」が知られています。ここでいう「環境病」とは「ゴミの処理やリサイクル、循環型社会を実現することによって、新たに生じる疾病など」と定義しています。昔のように、少量のゴミを集めて燃やしている間は「環境病」などは起こりませんが、大量のゴミを高度に処理したり、リサイクルすると毒物が発生したり、蓄積したりするので、その結果、思いがけない病気になる例です。杉並病の原因は、都の調査委員会の発表によると、廃棄物の中間貯蔵所やその周辺から発生した硫化水素とナフクレンとみられています。さらに硫化水素の発生した理由は、廃棄物の中間処理施設の貯槽の容積が大きかったために、滞留時間が長く化学反応が進んだと推定されています。ことの次第はおおよそ判明しましたが、深い考察は行われていません。杉並病が教えてくれることは二つあります。第一に、病気になった人は苦しみましたが、最初はみんなあまり同情しませんでした。個人的な疾病ではないか、特別に過敏な人ではないかという判断から、中には「大したことがないのに騒いでいるのではないか」という意地悪な見方もあったのです。水俣病やその他の大きな公害のときもそうでしたが、被害者は自分の苦しみを訴えることすらできず、被害者なのに非難されるという苦しい状態に追い込まれます。原因となった工場や行政はどうしても自己防衛的になりますし、周囲も自分のことではないので無関心でいることが多いのです。それが最近でも起こったことに私たちは再び反省しなければなりません。第二に、それが「まさか『よかれ』と思って行っている『不燃ごみ中間処理施設』や中継所のわきの『公園の植栽』から出ている毒物」とは思いもよらなかったのです。このような場合にいつもいわれるように、「まさか、不燃ごみの中間処理施設でこんなに毒性の高い硫化水素が発生するとは思わなかった」というのが今回も見られました。人間は学習する動物ではないのでしょうか。もう一つ、和歌山の金属屑のリサイクル品からラジウム、ベリリウム、セシウムなどの放射性元素(ベリリウムやセシウムは安定な元素がほとんど。原子炉からのものには放射性元素が含まれる)が検出されました。気づかなければ人体に影響があったと新聞が報じています。この場合は多分、海外からのスクラップの中に入っていたと推定され、「〇〇国の管理体制が不十分であった」と解説がついています。さらに最近東京湾のスズキや、琵琶湖のウグイなどとPCBの蓄積が問題になっています。規制が進んだ九〇年代でもこれらの魚介類に含まれるPCBの含有量が減少しないという問題点が指摘されています。現在では単純な環境問題として認識されていますが、このようなPCBはリサイクル社会では生物に蓄積し、堆肥に蓄積していきます。杉並病の原因が解明され、正式な調査報告が公表されたのは二〇〇〇年四月一七日、スクラップのステンレスに放射性物質が混入しているのを新聞が報じたのが二〇〇〇年五月一八日、PCB汚染の報逍が二〇〇〇年六月三日と本著を執筆しているわずか一、二カ月の間にも「考えられないリサイクル品への毒物の混入やゴミからの有毒物の発生」がみられています。まだ日本ではほとんどの物質がリサイクルされていません。二〇〇〇年四月に容器包装リサイクル法が完全施行されたばかりなのに、もうたて続けに毒物混入や毒物発生が報じられているのです。そして、この二つの事件のいずれもが、単に毒物が発生したり 、混入したりしただけであり 、「リサイクルによる毒物蓄積」までは至っていません。しかし、このまま法律が施行され、本格的なリサイクルが始まると、このような毒物がリサイクル品の中に蓄積し、毒物レベルが上昇すると考えられます。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.18
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月17日版 #119百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220617(金)百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」20220616(木)百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」20220614(火)百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」百田尚樹の新版・日本国紀#119《江戸時代編》第35回「知られざる巨人、伊能忠敬」
2022.06.17
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明治の昔まで遡らなくても、少し前の日本の状態は今とはかなり違っていました。子供は多く時間を原っぱで過ごし、真っ黒になって転げ回っていました。ときには実の生った柿をちぎっては一散に逃げ、隠れて固くて渋い柿をほおばったものでした。そんなやんちゃな時間の中で生きるための知恵を授かり、体験を持ったのです。しかし生活自体は必ずしも豊かではなかったので、ときには道に落ちている釘を拾っては少しのお小遣いを作り、駄菓子屋で怪しげな菓子を買ったものです。まだ家庭の風呂は普及してはいなかったので、家庭にある風呂を特別に「内風呂」といっていましたが、燃料には薪を使い、新聞紙を使いました。また、母親は着物を解いては板に張り付け、それをリ“サイクル”着物にしていました。もちろん、布団の打ち直しもありましたし、座布団はときどき布を交換して新しくしていました。リサイクル品は多く使われていましたし、もちろん堆肥も使っていましたが、別に何の問題も生じませんでした。それは江戸時代から続いた日本の生活の習慣であり、特におかしいとも思わなかったのです。もちろん、現代と比べれば何でもリサイクルをしていましたが、それでも安全なように見えたのです。それにはそれなりの理由があります。第一にもともと社会そのものの危険性が高く、寿命が短く、毒物より結核や戦争によって齢をとる前に命を落とす人が多かったからです。人類が誕生してから約四五〇万年の間、人間の平均寿命は三〇歳を超えることはありませんでした。産業革命が起こり、医学が進歩してからの一九世紀の半ば、イギリスでやっと平均寿命が四〇歳を超え、さらに一国の平均寿命が五〇歳を超えたのは一九〇三年のスウェーデンといわれています。現在の日本のように平均寿命が八〇歳、このような安全な社会と常に戦争や飢饉があり、乳幼児死亡率が高い社会における安全性とは全く別物なのです。社会が「危険」と見なすのは案外心理的なもので、全体の危険度が高いと危険もあまり危険には感じませんし、危険度が低くなるといままで何とも思っていなかったものが危険になります。その良い例が戦争後に取り残された不発弾や地雷に見られます。戦争中には自分の周辺に爆弾が落ち、それが炸裂して常に死の危険と隣り合わせにいます。そのような環境では「ああ、今日も死ななくて良かった」と思い、ときにはそれが幸福にも感じるのです。ところが、戦争が終わった途端に、不発弾がそばに転がっているのに気づきます。戦争中は不発弾など注意もしなかったのに、驚いて逃げまどい、大変なことになります。このように、「危険」というものの感じ方は時代やそのときそのときの状況によって大きく異なり、本来感覚的なものであるのです。また、危険とそれを感じる人間の感覚について「リスク・ベネフィット」という整理方法があります。それによると、人間は自分にとって都合の良いもの、メリットのあるものは危険性が高くてもその危険を感じにくく、反対に、自分に何らメリットのないものや自分の意志に関係なく行われることに対しては敏感で危険を感じる、という心理的な面がはっきりと現れます。江戸時代に使われていたからとか、どこかの国はこうなっているからという議論があまり有効でないのは、人間の判断というものがその人がいる環境そのものに支配されることが多いためで、比較するときには十分な注意が必要となります。特に、自分自身の行動を決めるときにはどういう判断基準を使ってもよいと思いますが、他人にある考え方を勧めるときにはよく全体の状況を考えて発言する慎重さが求められます。リサイクルと毒物の関係で昔と違う別の理由は、昔は現在と比較して私たち一人あたりの使うものの量が桁違いに少なかったことです。毒物のレベル自体は同じでも、物質の量が少なければ必然的にそこに含まれる毒物の絶対量も少なく、したがってそこに潜む毒物による障害の出る可能性もまた格段に小さくなります。つまり「リサイクルすると毒物がたまる」ということは基本的には昔も今も同じですが、その影響は全く異質なものになっているのです。「昔と違う」という第三の理由は、近代化によって環境ホルモンなどの「工業化によって新しく作られた難分解性の毒物」が急激に増えてきたことがあげられます。たとえば、プラスチックが発見されたのは二〇世紀のはじめ、ベークランド の発明とそれに続くスタウディンガーの貢献によるものです。多くの種類の金属が使われるようになったのも二〇世紀です。江戸時代にはありません。それでも、江戸時代は、一種のリサイクル社会でしたから毒物の蓄積は多少問題とされていました。それをどのように回避していたのでしょうか。まず、とことん使いましたから多くのものはそのまま捨てられ、危ないものはほとんど焼却していたのです。ときによってはさらに気をつけて塩を蒔いて注意を喚起し、忌み嫌って焼き捨てることもしました。消毒や防腐剤というものがなかった時代には、使ったものに毒が含まれる可能性があること、それが致命的な結果をもたらすことに対する感度は高く、痛いほどわかっていました。そこで定期的に畳を替えたり、少しでも毒物に汚染されていると思われるものは「しきたり」や「迷信」と思われるほどに注意深くしていたのです。 その中でも、「焼き捨てる」ということは「自分たちの世界から消える」ことを意味し、科学的な知識のない時代でも「灰は安全だ」という素朴な真実がわかっていたといえます。江戸時代のもう一つの知恵はリサイクルを自分の世界に制限していたことです。たとえば、母親の着物を洗い張りして仕立てて娘が着る、これはお古だけれど姪っ子の誰々が着ていたものを使う、という感じです。つまり、自分自身の感覚でわかるもの、素性がはっきりしているもの、自分の手でリサイクルをしているものがリサイクルの対象だったのです。現代のようにリサイクルを人の手に委ねて、誰がどこで使ったかわからないものをリサイクル品として使うことはほとんどありませんでした。リサイクルの議論の中には常にある程度の懐古的なものが入ってきます 。たとえば、「江戸に帰れ」とか、「昔は」というような話ですが、現代のように物質使用量が多く、生活水準が高い状態は江戸時代とは基本的に異なることを常に十分に認識していなければならないでしょう。加えて、現代は新しい合成品を使う時代です。新しい合成品は便利ですが、そこから何が出てくるかについて人間はそれほどの経験を持っているとは思えません。そのような知識のレベルでリサイクルをしますと、私たちの身の回りにはどんな毒が入っているかわからないことになります。「生活実感で判断する」「市民のレベルで考える」というのは確かに必要です。特に最近のように専門家というグループの人たちが信用できない時代にあっては、生活実感で、そして市民感覚で判断せざるを得ないこともあります。しかし、単純に「私の小さい頃は」とか「江戸時代は」と考えるのも危険です。現代の社会を見つめた議論が必要であるとともに「生活や市民」と「人間の叡知」は決して相反するものではなく、私たちは人間の叡知を信じ、冷静に考えてよりよい環境、素晴らしい未来をめざしたいものです。人間の叡知の働かないリサイクル社会は、私たちの環境と将来を耐え難いものにしていくでしょう。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.17
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月16日版 #118百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220616(木)百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」20220614(火)百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」百田尚樹の新版・日本国紀#118《江戸時代編》第34回「日本地図を持ち出そうとしたシーボルト」
2022.06.16
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リサイクルと循環系、そしてその中での毒物の蓄積の問題は新しい課題です。しかも毒物がこの社会にどのような影響を与えるのか、にわかに結論を出すのは難しいことです。可能性を示すことはできますが、生物と毒物の関係は複雑で単純には結論を出すことはできません。毒物循環が奥の深い問題であることをこの項で示したいと思います。生物は体の中に浄化系を持っていること、浄化系の方が活動系の三倍も循環量が多いことがわかりました。生物は活動中に老廃物を出すのでこのような浄化系が必要だが、リサイクル社会では活動中に毒物が発生しないのではないか、との疑問もあります。それについて少し別の角度から考えてみます。環境ホルモン、発ガン物質などの新種で強力な毒物の多くは、人間が作り出した新しいものから発生するものです。これらの毒物は、工業製品を製造したときから多少製品に含まれていますが、現在では管理が行き届いていますからそれほど心配するレベルではありません。気をつけなければいけないのは、このような化合物系の毒物の多くは使用中に発生し、それが蓄積していくことです。たとえば、食品の焦げたところに発ガン物質ができることは知られたことですが、真っ黒焦げになった魚やハムは誰も食べずに生ゴミに捨てられますし、部分的に焦げたものも捨てられることが多いでしょう。そのような中には発ガン性物質の含有量が多くなります。このように生ゴミの中の毒物は基本的には「使用」によって増加するものですが、だからこそ生ゴミは汚いのです。その生ゴミを堆肥としてリサイクルすると「人間に都合の良いものだけリサイクルされる」ということはなく、「人問にとって毒物もリサイクルされる」ということ、それよりむしろ環境ホルモンや発ガン物質の性質を考えれば、「人間にとっての毒物が選択的に濃縮されてリサイクルされる」といっても過言ではないのです。魚の焦げた部分についていえば、私たちは生活の中で少し焦がす程度のことは日常的にしており、それが毒物生産過程になってしまっているのです。また、電気製品や台所で使っているもの、タバコと接するものなども混度がかかり、部分的には焦げることもあります。また、太陽の光に長く当たると材料が劣化して分解生成物が発生します。そして、分解生成物の中にも化合物系の多くの毒物が含まれることが実験的にもわかっています。製品の中にはもともとはなかったのに、使っているうちに入る、という点では金属に混入する元素系の毒物、ガラスなどの無機材料の場合と同様です。「リサイクル」を「社会の活動の一つの形態」と考えれば、リサイクルのときに分別が不完全で混じってくる毒物は「使用中に発生する毒物」 区別がつきません。この点を考えるとリサイクルと毒物循環との関係を次のようにまとめることができます。リサイクルは「一度使ったものを、また使う」ということ、そして環境ホルモンなどの化合物系の毒物は「使っている間にも発生し続ける」という特徴があり、さらに「丈夫で壊れにくい」という特徴があります。この三つのことをリサイクルの価値観や環境に対する熱意などの心情的なものを除いて考えてみると、リサイクルは毒物を蓄積する作業ともいえるのです。使っているうちに環境ホルモンが発生し、使ったものを再び使い、材料自体は少しずつ劣化していくが環境ホルモンは劣化しない、という一連の関係がそれを明瞭に示しています。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.16
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月15日版 #117百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」20220614(火)百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220615(水)百田尚樹の新版・日本国紀#117《江戸時代編》第33回「黒船前夜・異国船に振り回される江戸幕府」
2022.06.15
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リサイクル社会のようなある循環系においては、活動によって毒物や不純物が蓄積する。そこで毒物や不純物の濃度を一定のレベルに保つためには、① 循環内に毒物や不純物を除くシステムを持つこと② それでも完全に除きにくいものは外部に放出することが必要です。もし、循環系内に毒物や不純物の除去システムを持っていなければ、毒物のレベルはすぐ上がるので、体内の循環回数が著しく減少します。そうすると循環系内にどんどん新しい水や血液、物質を入れなければならず、同時にその分だけ排泄することになります。これに対して毒物の除去装置を持っていれば、循環回数は増え、新しいものを入れなくてもよくなります。人体の血液循環の量的な関係を体重六〇キログラムの人を基準にもう一度まとめますと、総循環量の全体が毎分一〇リットル。そのうち脳、筋肉、皮膚、骨などの活動をするために供給される血液が二・五リットル、肺、肝臓、そして腎臓などの「廃液処理班」の血液循環が七・五リットルです。つまり、人間はその活動を維持するために、動脈側の流れの量の三倍の量を静脈に流し、活動の結果生じた毒物や、二酸化炭素を除去しているのです。生物がこのような浄化システムと循環比率を保っているのは、それが活動をするものの「循環系」の最も効率的な状態だからでしょう。また生物ばかりでなく、人間が作りだし、活動をしている化学プラントのような製造装置も、「製造」に使われる機器よりも「回収」に利用される機器の方が数も多く、回収系の方がやっかいであるということも経験によってわかっています。これも、長年の人間の知恵の結果といえます。これに対して、現在実施されつつある日本のリサイクル系はどうでしょうか。まずリサイクル系の中に毒物除去システムが考えられていません。たとえば、新品の家電製品の中にはヒ素、塩素系化合物や鉛が入っていますし、使い終わった家電製品には若干ながら環境ホルモン系の毒物が発生したり、リサイクルのときに他のものから混入したりします。それらの毒物をリサイクル系の中のどこで除外していくのか、解毒する方法はどうするのか、それが蓄積してきたことをどういう方法で分析するのか、まだ全くといってもよいほど準備されていません。もちろんこのようなリサイクル毒物の蓄積の問題は家電製品ばかりではなく、ほとんどすべてのリサイクル系統に存在するといってよいでしょう。そして第二の問題は、先に説明したように実際に毒物の検出をしようとしても、リサイクル系の中の毒物の検出が難しいことです。人間の場合には肝臓や腎臓の機能が落ちて、血液中に老廃物が蓄積すると黄疸になったり尿毒症に陥ったりします。これは一種の検出機構であり、それによって人間は休憩したり、症状がひどいときには入院しなければなりません。しかし、人間の社会ではリサイクル品の中の毒物の検出が科学的には難しいことから、おそらくリサイクルによって社会にある程度の毒物が蓄積されたところで、そこに住んでいる人の中で一番弱い人が毒物の菩積で障害を起こし、あるいは犠牲になるまで分からないと思います。すでに地球環境という意味では、「一番弱いものが最初の犠牲者になる」ということは証明されています。レイチェル・カーソンは一九六二年に『沈黙の春」を書きました。彼女はペンシルベニア女子大学を出てバルチモア大学とジョン・ホプキンズ大学で修士の学位をとり、野生動物の観察をしていました。当時は環境汚染という概念自体がそれほど一般的ではなかったので、彼女も最初から環境問題を研究しようとしたわけではなかったのですが、野生動物の観察を続けているうちに、変なことに気がついたのです。ある種の動物に明らかに昔からの観測と違う結果が得られたのです。そしてその違いが人間が排出する環境破壊物質にあること、それによって自然界の動物のうち、弱いもの、それらの物質に感度の高い動物が選択的に被害を受けている実態を捉えたのです。当時のアメリカはまだ大量生産、大量消費のまっただ中にありました。世界全体が「重厚長大」の世界から「軽薄短小」に移る折れ点となる年がちょうど彼女が『沈黙の春』を書いた一九六二年でしたから、そのとき大量生産が悪いなどと誰も思ってはいませんでした。そこで、アメリカの多くの産業界の男性は、「彼女のいっていることはとんでもないことだ。第一、ヒステリックだ」と非難をしたのです。それは「レイチェル・カーソンのいっていることは学問的でも、合理的でもない」といっているのではなく、「彼女のいっていることは私にとって都合の悪いことだ。私にとって都合の悪いことは間違っているのだ」といっていたに過ぎないのです。いつも人間は自分の利害を中心にものを考えがちです。もちろん、ときはいつでも真実に味方しますからレイチェル・ カーソンの見解は次第に認められ、現代の環境時代の幕開けの著書として尊敬を勝ち得ているのです。このレイチェル・カーソンの話は、人間がその立場を離れて対象物を正しく捉えることの難しさを示しています。ともかく、人間社会においてもリサイクルによる毒物の蓄積は進むでしょう。そしてそのような状態のままでリサイクルが実施されれば、この美しい国土が「リサイクル汚染列島」に変貌するのですからとても怖いことです。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.15
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月14日版 #116百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220614(火)百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」百田尚樹の新版・日本国紀#116《江戸時代編》第32回「日本を舐めまくったイギリス船フェートン号」
2022.06.14
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「リサイクル」の意味は「一度使ったものをもう一度使う」ということです。人問の社会でリサイクルを社会的規模で行うのは初めての経験ですが、生物はその誕生以来、「自分の体」という一つの宇宙で、完結したリサイクルをしているともいえます。そこで、「先人の知恵を借りる」という意味で、毒物蓄積について私たち人問の体と毒物の関係を考えたいと思います。私たち人間の体はある活動をしています。肉や野菜、果物などの食料をとると同時に、酸素を肺から取り入れてエネルギーを獲得します。生きるということは物質を取り入れ、それを使うことで活動を行いますから、その点では社会全体と生物の体は類似したところがあります。しかし、生物に与えられた食料はそれほど潤沢ではありません。「 物質やエネルギーを大切に、徹底的に使い尽くす」という方法を採らなければ生存競争に負けるので、徹底的にリサイクルをしています。その意味では、生物はすでに「リサイクル社会」を築いているともいえるのです。そう考えると、生物の循環系を学ぶことは、人間が循環型社会を考えるときによい参考になると考えられます。そのような視点から、「血液の循環と毒物の処理」について簡単に解説します。人間の体には血液が流れ、生命の維持と日々の活動に必要な酸素や栄養などが運ばれていることはよく知られたことです。人問の血は酸素を運ぶヘモグロビンの真っ赤な色をしていて、心臓のポンプの作用によって体の隅々まで循環しています。このことはすでに一七世紀にハービーによって実験的にも証明されています。そして、動脈には酸素に富んだ赤い血が流れ、その血はそれほど汚れてはいません。一方、体の中の細胞で使用されて「ゴミ」となったさまざまなものが、今度は静脈を通じて運ばれます。静脈には酸素が少なく、老廃物も多い汚い血が流れます。「活動をすると老廃物ができる」というのは物質を使用した場合の原則です。活動しても何も後に残さないということは科学の原理に反するので、どうしても何らかの老廃物が発生しますし、そのようなものはだいたい体の害になるのです。そこで、血液の循環系の中では血液の一部を常に肝臓に送り、そこで毒物を分解します。肝臓の解毒作用は強力で、お酒を飲んでそれがアルデヒドのような毒物になっても肝臓がせっせと処理をしてくれるのはよく知られています。その結果、毎日のようにアルコールを飲む人の肝臓は疲れ果て、少し性能が悪くなるようですが、ともかくせっせせっせと休むこともなく解毒をします。肺も同様です。大気から取り入れた酸素は動脈を通って細胞に運ばれ、そこで栄養を燃焼させて二酸化炭素になります。その二酸化炭素は肺から大気に出て代わりに酸素を取り入れ、血液を再びきれいにします。このように人間などの動物の体は「毒物除去、再生機構」を持っていますが、それでもある程度蓄積した毒物は体外に排出しなければなりません。そこで 、最後に腎臓に送られて血液を濾過して、尿として排出します。尿は基本的に汚いもので、正常に腎臓が機能しているときには一刻も早く体外に出したいものです。ときどき、腎臓の具合が悪くなって酷い障害を起こす人がおられますが、まさに毒物を外に排出できなくなるとどうなるかを示しています。腎不全は直接的な死の原因にもなります。ところで、体重約六〇キログラムの人で血液の総循環量は毎分約一〇リットル(体循環菫五リットル+肺循環量五リットル)です。循環系の医学では血液を送る心臓をボンプとみなしますから、圧力がかかる体循環血液と圧力のかからない肺循環血液とに分けますが、本著は循環工学の立場なので体循環と肺循環を分けないで取り扱います。血液は心臓から体の各方面にどんどん送られ、私たちが脳を使って考えごとをしたり、皮膚の代謝をしたり、運動で筋肉を動かしたりします。人間にとっては脳に送られる血液は特に重要で、血液から酸素や栄養の供給を受けて脳は活動をしています。脳の活動を電力に換算しますと二五ヮット程度になります。そして、脳における酸素の消費量はおよそ毎分四 ミリリットル程度で、体全体の約一〇%に相当します。脳の血流量が全身の約七五%であることを考えると、脳は体の中の他の機関と比較して、特別に酸素の消費が活発なことがわかります。また筋肉が運動中に多くの酸素を要求することはよく知られていますが、普段の生活でも筋肉が消費するエネルギーは大切ですし、もちろん皮膚や骨、そして内臓の血液循環も欠かすことができません。そこで、心臓から体に送られる血液の役割は「体の機能を発揮するのに必要である」と教えられます。しかし、実際はそのように直接的に「役に立つ」血流だけではありません。実は、血流はそのうちわずか四分の一が脳や皮膚、筋肉の「活動」に送られているにすぎません。残りの四分の三、つまり七五% の血液は、肝臓や腎臓といった血液の浄化作用、つまり「毒物除去機構」のためにそれを担当する臓器に送られているのです。血液を循環して、ある活動をしているのが人間の姿ですが、その活動を維持するためには「活動によって生じた毒物」を定期的にリサイクル系から除去しなければならないこと、そのためには全体の血液の「七五%を毒物除去に使う」ことを示しています。もし肝臓がすべての毒物を完全に分解でき、肺が完全に不要なガスを置換できれば、血液は永久に体の中を循環できます。そうなると、皮膚などから自然に水分が蒸発する分の水分だけを補うだけで何とか人間は生きることができるはずです。しかし、実際にはいかに優れた解毒作用を持ち、活発な活動を行う肝臓でも、体内に発生した毒物を完全に分解することはできず、徐々に血液中に蓄積されていきます。その濃度が高くなると人間は死に至るので、さらに血液を連続的に腎臓に送って血液を濾し分けて老廃物を尿として排泄します。つまり、循環においては、「外部から新しく入れるものが少なければ少ないほど、毒物などの蓄積が大きい」ことが示されています。そこで外部から水を適切に入れて、尿として出し、更新しているのです。血液をあまり濃くしないように、またある程度交換できるように積極的に水を飲むことが奨励されているのも同じことです。人体で行われているこの血液の「循環システム」は「活動」というものがどういうものか、そこで発生する毒物はどのように処理されるべきかの見本の一つですので、その点では社会全体のリサイクルの毒物蓄積を原理的に示す好例といえるでしょう。そして人間の血液のサイクルと解毒機構を参考にすると、社会のリサイクル系と毒物との関係は次のようにまとめることができます『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.14
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人間は無意識に安全なものと危険なものを区別しています。その例として「燃えるものと燃えないもの」の区別と、それを間違ったために起こった悲惨な事故を紹介します。地表の大気の中の酸素の濃度は約二〇%です。つまり、空気の五分の四は窒素で、五分の一が酸素です。そして、人間や現在の主な生物は酸素を体に取り入れて活動のエネルギーを得ています。その結果、人間にとっては空気中の「酸素」は有用なものですが、「窒素」は役に立たないもののように思います。話は宇宙開発に飛びます。人間の乗る宇宙船は、いろいろな研究が進み、進歩してきました。その一つに宇宙飛行士が生活するキャビンの改良があります。宇宙船は狭く、場所が限られていますので、すべてのものはできるだけ効率的に配置されています。それはキャビンの中の「空気」も同じです。人間は空気中の酸素しか利用しませんので、宇宙 船のキャビンの中の空気は酸素が多い方がよいと考えられました。宇宙飛行士は宇宙で酸素を使うけれども、窒素は使わない。宇宙船に詰め込めるものは決まっているのだから、宇宙船のキャビンでは窒素を使うのではなく、酸素を使ったらよい、ということで純酸素がキャビンに使われました。もちろん純酸素が使われるのですから、量は少なくてよいし、宇宙飛行士も酸素呼吸をすることになるのですから、一石二鳥のように感じられました。ところが、純酸素を使ったところ、「普通では燃えないもの」が燃え上がり、キャビンが火災になってしまい宇宙飛行士は閉じこめられ死亡しました。この事故が起こってわかったことは、「私たちがあるものを『燃える、燃えない』と区別しているのは、私たちの住む世界のこと、つまり約二一%の酸素の状態でのことで、酸素が一〇〇%なら『燃えないもの』も燃える」ということだったのです。科学技術の粋を集める宇宙船開発でも、人間が無意識のうちに区別していることがいかに生活の安全を保つ上で役に立っているかということを教えてくれます。多くの物事がそうであるように、「神様の後知恵」で火災が起こり犠牲者が出れば、そこで何が悪かったのかがわかってきます。「燃える、燃えない」の区別は私たちが生活している条件のもとでの話で、どんな環境のもとでも成り立つ話ではないことに気がつくのです。リサイクル品の毒物の問題でもう一つ危険なのは、このような「人間の生活の常識」による「無意識の選別」が行われないという問題です。人間は無意識のうちに食事に使うものとそうでないもの、外に置いておくものと家の中のものなどを区別しています。たとえば、ものを燃やした後の灰を食べる人はいません。灰の中に具体的にどのような毒物が入っているかということとは関係なく、「何となくイヤ」という感覚で使わないのです。反対にお茶の葉で床を掃除する人はいます。お茶の葉は口に入れても大丈夫ですが、反対に床をなめることは普通にはあり得ないからです。ところが先ほどの例のように、リサイクル品の場合には、目の前にあるバケツが、かつて毒物の入った冷蔵庫からできたものと知ることはできません。この場合には無意識に「何となくイヤ」という直感を持つことができません。考えたくもないことですが、リサイクルでは「電子機器に使ったヒ素」と、「便器に使用した銅」が混じって回収された製品から食べ物を煮る「リサイクル鍋」を作るようなことが起こり得ます。もちろん、リサイクル品を全くもとの原料まで戻して使用すれば天然からのものと同じになりますが、リサイクルではできるだけ「リユースする」という考え方から、すべてをもとの原料には戻しません。途中で引き返すので危ないのです。最近の認識論では、人間が五感と頭脳で論理的に判断できる範囲が予想外に少ないことが指摘されています。人間の判断や行動のうち、頭脳で判断するのはおおよそ二割で、ほとんどは意識をしない判断ともいわれています。日本古来の武道、たとえば柳生流の剣道の奥義には、いかにして意識にない行動をコントロールして敵に勝つかが詳細に述べられています。さらに人間の認識は自分の頭脳の判断、意識していないものの判断の他に、身の回りにあるものから自分に来る情報が重要な役割を果たしているとの指摘もあります。このような認識を「アフォーダンス」といいますが、リサイクルの現状を見ると、社会全体が傲慢になり、簡単な頭脳の判断を信用しているように思われます。その中では人間が無意識に「区別」をしてきたこと、それすらが現代社会におけるリサイクルでは守りにくくなっているように感じます。つまり、総合的な意味での「人間の叡知」が発揮できない構造に変化しているわけです。そして、このようなことは人間の意識の盲点を突いていますし、「リサイクルは良いことだ」「堆肥は健康的だ」というような先入観がそれを支えているのです。リサイクルで徐々に私たちの安全性が脅かされていても、障害が発生しないと社会は気づかず、その中で誰も理解してくれず、苦しい声を上げている人が可哀相に思います。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.13
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毒物の三つの種類、そしてテレビのプラウン管のガラスなどを整理してみたところで、もう一度、リサイクル品に毒物が入るルートを考えてみます。まず「元素系の毒物 」が入るルートとしては、ブラウン管のようにもともと毒物が含まれている工業製品から混じってくるものがあります。鉛を含むプラウン管を使うこと自体は問題がありません。ブラウン管を口に入れる人はいませんし、ブラウン管をはずして食器に使う人もいないからです。しかし、使い終わったテレビを「家電リサイクル法」で回収して、分解し、ブラウン管を「ガラスという材料」として回収すると、その先は何に使われるかはわかりません。リサイクルを繰り返しているうちに、かつてブラウン管に使用していたガラスが食器になり、鉛が含まれた食器が登場することは十分に考えられます。瓶の回収工場に行きますとわかりますが、ビール瓶などの特定のものの場合は別ですが、普通の瓶の回収では大量の瓶が山積みされています。その中に特殊なガラスが入っていたり、瓶ではない工業製品が含まれていることがありますが、それらを四六時中、完璧に見張ることはできません。むしろガラス・リサイクル工場には毒物の入ったガラスが持ち込まれ、それがリサイクル品の中に入ることを覚悟しておくのが適当でしょう。そして、リサイクルしたガラスの成分を厳密に測定して防御する方がよいと思います。ガラスの場合は溶かしたときに分析が可能です。しかし、現実の社会でどうなるか少し不安です。リサイクルが行われていない社会では工業原料は平均的に大きなメーカーで製造されますから、十分な管理がされていますが、リサイクル社会のいいところは使い終わった材料を手軽に少しずつ再使用することにありますから、多くのメーカーが工夫して使うかもしれません。それに小さなところは十分な分析機器を持つわけにもいかないので、その点において不安材料が消えません。元素系の毒物の混入ルートの第二は、小さな電子機器に使用されているヒ素などの強力な毒物がリサイクルの途中で銅などの大量に使う金属に混入して蓄積することです。これもリサイクル工場を見学された人はわかることですが、リサイクルで純粋なものを回収することは不可能に近いといえます。基本的に混合物です。それももともとは何の製品だったかわからない混合物といってよいと思います。回収された銅の中に少しのヒ素が含まれていてもそれを見分けることは不可能です。リサイクル品が運良く大きなメーカーに引き取られればよいのですが、小さなところが「ヒ素入りリサイクル銅」を使って、善意で「ヒ素入りリサイクル銅の鍋」を作ったりすると危険なことになります。「どうも最近、肝臓が弱ってきた」と感じても、それが自分が使っているリサイクル鍋から少しずつ出てくるヒ素が原因となっているとは夢にも思いません。医者に訴えても、病院が食器や生活用品の中に毒が入っているかを調べてくれることは期待できません。杉並病の例でもわかるように、ある程度原因が推定できても、「あの人は神経質だから」といわれるのがオチです。プラスチックの衣装ケースは家庭で多く使われ、セーターなどを収納しています。多くの場合「虫」がつかないように樟脳(しょうのう)やナフクリンなどを入れます。ある程度使われるとやがて捨てられます。農薬散布器も中に農薬が残ったまま捨てられることもあるでしょう。現在はそのまま焼却などされていますので問題はありませんが、リサイクルをし始めるとリサイクルに回されたプラスチックに樟脳や農薬が混入することは避けられません。そして、リサイクル製品が赤ちゃんの口に入ったりしないという保証もありません。リサイクルはそれほど管理を徹底できるシステムではないのです。第三のバイキン系の毒物の場合は、食料品関係からリサイクル系に侵入する場合が多いと考えられますが、それだけではありません。たとえば、「リサイクル布団」などがその例です。布団というものは昔から家の中で寝具として使い、使い方もていねいなので平均寿命は約一〇年ほどであり比較的長く使われる製品の一つです。それでも布団を捨てるときには、中の綿はまだ新品同様のように見えますし、昔は「布団の打ち直し」というのが普通だったので、使い終わった布団はまた使用したい、リサイクルしたい、と心情的に思うのも納得できます。さて実際に布団をリサイクルしようとして綿を持ち込むと、布団屋さんでは古い綿の一部しか使ってくれません。それは綿がプラスチックと同じ「高分子」という構造を持っているので、使っているうちに綿を作っている高分子が切れて劣化するからです。天然の綿を使っていても合成繊維でもすべて「高分子」という点では同じで、使っていくうちに悪くなっていきます。悪くなった綿は保湿力が落ちますので、布団としては商品価値が下がります。また、布団のリサイクル の別の問題点としては、運搬や 一時的に倉庫に入れておくという「物流」があります。布団はかさばるのでトラックで運ぶとき一台のトラックに多くの布団を積めないこと、倉庫も大きくなります。リサイクルでは大きな倉庫は無理だからといって野ざらしでは布団が雨に濡れてどうにもなりません。そのようなハンディを超えてリサイクル工場に持っていかなければならないので、経費が多くかかり、どうしてもリサイクル布団の値段は新品のものの二倍以上になってしまうのです。その上、もっと困ることは、リサイクル布団を損を承知で五〇% 値引きをして販売しても売れ行きがさっぱりだということです。それは「肌着のように自分の肌に直接接触する布団。だれが使ったかわからないものは気持ち悪い」というのがその理由といわれています。この消費者の判断は、尊重して、じっくり考えなければなりません。布団に使う綿はそれほど丈夫なものではありません。天然の綿や羽毛などの場合には虫や細菌がつきますし、合成繊維の場合でも使えば少しずつ高分子という鎖が切れていきます。やっかいなのは綿の中に潜む虫、細菌やウィルスなどです。繰り返しリサイクルをするということを前提にしたとき、布団の中にいるこのような毒になる生物だけを殺すことができるか慎重な研究が必要です。布団をすっかりきれいにするのが難しい理由は「綿」も生物の体からできたものですし、細菌も生物です。特にウィルスなどは生物の中でも頑丈なものです。布団を消毒するときに布団の綿が「鉄」のように頑丈なら徹底的な消毒もできますが、性質が似ているのでバイキン系の毒物だけを殺すのは大変でしょう。理由の第二は布団が「固体」という点です。最初に書いたように固体の材料はそのままでは毒物が入っているかを見極めることもできませんし、内部に殺菌剤も行き渡りません。紫外線などの光を使って消毒しようとしても布団の中までは光が通らないから困ります。このように固体であるということは天然原料の場合と違って、リサイクルでは非常に障害となります。 かくして、リサイクル布団に毒物がないことを証明することが難しく、「リサイクル布団は気持ちが悪いから」という消費者の直感につながっているのではないかと思います。布団とは違いますが、生活の中で進めようとしているリサイクルでは、家庭であまった生ゴミを堆肥にすることも慎重でなければなりません。化合物系の毒物の代表的なものである環境ホルモンやダイオキシン、そして発ガン物質などの毒物は分解しにくいものですが、それに加えてこれらのものは「生物に濃縮しやすい」ものもあります。日本でとれる魚介類、肉、野菜などにダイオキシンがかなり含まれているのは、この「生物濃縮」が原因となっているといわれています。もちろん、現在、市場で販売されている魚介類などに含まれるダイオキシンは環境甚準などで守られていますので、過度に不安になることはありません。ところで、ある家庭で食べ残しの食料を、「生ゴミをリサイクルしよう」と思って堆肥にするとします。それも最近のことですから庭に大きな穴を掘って、草木などと一緒に入れて土を掛けておく、という方法ではなく、小さな「堆肥作り装置」で作るとします。できた堆肥はいかにも「自然の香り」がして、それを肥料として庭で野菜を作ると自然食品として環境に優しく、健康に良いような錯覚に陥ります。しかし、たとえばある家庭で食物から堆肥を作り、それを植木鉢に入れて効率よく野菜を作ったとします。それを繰り返していますと、ダイオキシンは徐々にその家庭の野菜に蓄積します。食物から堆肥に移ったダイオキシンがどの程度植木鉢の土から野菜に移るかは、植木鉢の大きさ、野菜の種類、その家庭が新しい堆肥をどの程度加えるかによって変わりますが、たとえば、頻繁に植木鉢に堆肥を加え、それが十分に循環されたとすると甚本的には加えられた量だけ野菜に蓄積しますから、数ヵ月後には、堆肥の中のダイオキシンは焼却炉の灰の新ガイドラインを超える可能性もでてきます。この厚生省の新ガイドラインは焼却炉の灰に適応されるもので、それと同じ濃度のダイオキシンがこちらは食べる野菜に入ることになるのです。ダイオキシンを分解する働きのある特別な堆肥の作り方をすればよいのですが、化合物系の毒物の種類は多いので、特定の毒物を分解するものは開発されてくるでしょうが甚本的には生物濃縮されやすいものは堆肥の中に蓄積し、それが家族の口に入ることになるでしょう。生ゴミは臭くてバイキンが多いという意味でも汚いものですが、毒物を含むという点でも注意を要します。思わぬところに危険があるという例をもう一つ挙げます。リサイクルに「カスケード・リサイクル」という方法があります。この方法は「材料は使ったら劣化する」という材料工学の原理があるので、一度使った材料をリサイクルしても同じ用途には使えません。そこで、より下位の材料としてリサイクルするという方法です。「カスケード」というのは「小さい滝の群」という意味で、次々と小さい滝となって流れていく滝をイメージしています。家電製品は日本の材料の用途としては主流の一つですが、そこに使われる材料には厳しい品質が求められます。そのために家電製品をリサイクルしても再び家電製品には使えません。そこで家電製品に使った材料はより下位の製品である雑貨などに使用されます。その「下位の製品」というのが「公圏の杭」などであれば問題はないのですが、家庭用の「風呂のフタ」にも使用されることもあるでしょう。リサイクルした材料に毒物がしみ込んでいるとします。しみ込むルートは様々で、研究室で毒物貯蔵に使っていた冷蔵庫の材料であることもありますし、テレビの電子機器の部分で使っているヒ素や鉛がプラスチックに混入することもあります。またテレビが一部熱で焦げてそのときに発ガン物質やダイオキシンができることもあります。しみ込んだ毒物は洗剤と水を使った洗浄では除去できませんので、リサイクルした材料を風呂のフタに成形するときも残ります。かくして「家電製品に使えないリサイクル品は風呂のフタにでも使えばよい」ということが実現します。プラスチックは高分子がぎっしり詰まった構造をしており、中にしみ込んだものが徐々に出てくるのが特徴です。しかも、風呂の場合は「お湯」で暖められます。最悪の条件なのです。かくして風呂のフタの場合には繰り返し、繰り返し湯気がフタに当たり、それが冷やされて風呂の中に落ちますから、フタの毒物を溶かして風呂のお湯に入れていることと同じことになります。プラスチックは水に溶けませんが、少しずつ湯気に当たると「白化」という現象が起こり割れたりします。そして中に含まれているものが徐々に溶け出す性質を持っています。ところで、最近、二四時間風呂の一部にバイキン系の毒物が蓄積し、それで幼児が皮膚病にかかるという事例が新聞で報道されていました。二四時間風呂はお湯を半永久的に循環するのでお湯の劣化やバイキン系の毒物の蓄積には格段の注意がなされ、慎重に研究されてきました。その意味ではよく設計され安全にも配慮された製品であり、環境の改善にも優れているといえます。それでもこの種の病気が発生します。それに対してリサイクルの毒物循環はすべての製品に及び、そしてほとんど研究されていません。もともと人間がすることですから不完全なところがあります。少なくとも危険性のあるものは慎重に取り組まなければなりません。「リサイクルは環境に良い」のではなく、「リサイクルは環境に悪い」のですが、頭の中は何となく「リサイクルは環境に良い」と思ってしまいます。そして、「環境に良いことをしているのだから、リサイクル堆肥もリサイクル・フクも体に良い」というように直結してしまいます。仮に、リサイクルが環境に良いとしても「環境に良いものが衛生的である」とは限らないのです。環境を良くすることとリサイクルが関係がないのと同じで、リサイクルと健康とは直接には関係ありません。それより、現代の社会における毒物というものをよく考え、合理的に行動することが必要でしょう。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.12
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月11日版 #115百田尚樹の新版・日本国紀#115《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220611(土)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第31回「黒船が来る50年も前から日本は外国に狙われていた!」
2022.06.11
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四六億年前に地球ができたときに、現在、私たちが使っている鉄や銅、そして石油や天然ガスはまだ存在しないか、あるいは薄く散らばっていたと考えられています。そして、地球の大気が徐々に変わり、地殻が運動し、海の生物が活動するようになると、気の遠くなるような時間の中で少しずつ少しずつ、人間に有用な資源を集めてくれたと推定されています。鉄は鉄鉱石から取りだされますが、地殻の活動や、海に棲んでいた太古の昔の原始的な生物が鉄を体の中にため込み、ある場所に集中して死んで堆積したものが鉄鉱石になりました。銅も金も地殻運動をとおして鉱石になったものです。石炭は太古の昔の植物が倒れて地中で炭化したものですし、石油は海の生物が大量に死んで堆積したものが、圧縮され高い温度で油になったものと考えられています。このように、油田には石油が、鉄鉱石の中には鉄が比較的高い含有量で含まれていますが、その量は自然界に散らばっている石油や鉄の平均的な量に比べて圧倒的に多いのです。そして、当たり前のことですが、それらの資源は、自然が、人間が使うためだけに集められたものではありません。集める過程では自然の原理が働き、銅の鉱石中には「銅と親しい元素」も一緒に集められました。 つまり、「類は友を呼ぶ」といってもよいですし、「親しいもの同士が一緒になる」といってもよいでしょう。銅の鉱石を分析するといろいろな元素が入っています。日本でおなじみの銅鉱石である「黒鉱(くろこう)」では、わずかではありますが金や銀といった人間にとってはとても貴重なものが含まれています。もちろん、人間が金や銀が好きだから銅と一緒に地中から出てくるのではありません。金や銀が銅の「親戚筋」に当たる元素だから出てくるのです。しかし、同時に三・五% の銅を含む黒鉱には有毒な鉛が五%、イオウは二七%も含まれていますし、少量ですがヒ素もあります。また別の銅鉱石ですが「硫砒銅鉱(りゆうひどうこう)」というものが知られています。これはCu3AsSという組成のもので、もともと銅とヒ素とイオウの化合物です。「どうしてこんなものが含まれているのだ」と疑問に思われるでしょうが、自然は科学的な原理にしたがって、銅と金銀、鉛、イオウ、そしてヒ素を一緒にしているだけで、人間の健康との関係を配慮して銅鉱石を作ってきたわけではないからです。これに対して石油は大昔の生物の死骸(しがい)が原料となって、油化したものですから、銅や鉄に比べれば私たちの体に近いものともいえます。それでも原油にはイオウやバナジウムが多く含まれています。これらの元素は、大昔の生物の体の中にあったイオウやバナジウムが石油の中に入ったもので、その生い立ちから考えれば当然です。現在の多くの生物は私たち人間も含めて、鉄を血液中の酸化還元剤として使っていますが、古代の生物はバナジウムを血液中の酸化還元剤として使用して呼吸を行っていました。美味しい海の生物の一部に今でもバナジウムを酸化還元剤に使用している生物もいます。もちろん、だからといってバナジウムを含む海産物を食べて危ないということはありません。普通は食べる前によく洗いますし、もともと濃度が低いのでさして問題ではないのです。しかし、毒性の弱いものでも蓄積して高い濃度になれば毒性を発揮します。つまり、「生物の体の中にあるのだから」とか、「自然の中にあるものだから」ということとそれが「人間にも安全」ということとは全く別のことです。天然のフグは安全だと思って調理せずに食べれば、死にます。生物は貪欲ですから、人間に有毒な元素をどんどん使って生きているものもいるのです。もともと私たちが使う製品の中には多くの毒が含まれていました。昔は漆(うるし)の薬剤としてウランが使われていたことがあり、女性の化粧品にも水銀などの毒物が使われていました。それでも、さすがに最近では直接肌に触れたり、食器に使うものに毒物を使用することは少なくなりました。すでに水道管に鉛を使うことはなくなりましたし、おもちゃ製品や弁当箱などに使用するプラスチックも注意が行き渡っていてとても安全になりました。その点では、すでに現在、私たちの身の回りにある工業製品の多くが安全な状態で使われているといってもよいでしょう。それでも、電気製品や自動車のように、私たちが食べたり肌に触れたりしないものには毒物が使われています。電線をつなぐハンダには鉛、時刻やチャンネル番号を表示するものにはヒ素、という具合です。特に、毒物が含まれているということがよく知られたものに電池があり、マンガン、水銀、カドミウムなど毒性を持つ元素や、人によってはアレルギーを起こすニッケルなどの元素が多く使用されています。それでも今のところ「電池を使うのは止めよう」という人はそれほど多くありません。肌に直接触れたり、食物に使うようなものを別にすれば、工業製品に使う材料に少量の毒物を使用するのはやむを得ないし、また製造に注意して安全に便利に使うこと自体が人間の知恵だからです。「私たちは毒物とともに生活をしているのだ。毒物の恩恵を受けているのだ」ということを少し踏み込んで考えるために、具体的な例としてテレビのブラウン管を取り上げます。テレビのブラウン管は大きく三つの部分に分かれます。私たちが目にする前面のパネルの部分と、中間のファンネル、そして一番後ろのネックの部分です。それぞれが温度や放射線からの防御などの要求で、ガラスの組成が違っています。前面のパネルに使用されるガラスは普通のガラスの成分であるシリカ(二酸化ケイ素)が六〇%程度入っており、それにストロンチウム、バリウム、カリウム、ナトリウムなどが入っています。透明性、色や光の関係、熱膨張率、そして子供がブラウン管に手をついても、破裂しないような安全性などに工夫が凝らされています。中間部分とネックの部分のガラスは鉛ガラスで、主成分のシリカは半分程度しか使われていない代わりに、鉛が三〇%前後使用されています。これは強度、熱膨張率の他に、テレビから出る放射線を防御する役割も担っています。ガラスというのは粘土や石の成分と同じでシリカでできていますので、それが五〇%というと、かなり低い含有量であり、特殊なガラスがブラウン管には使われていることがわかります。鉛は毒物ですから、このように大量の鉛を含むガラスをテレビのブラウン管に使っているのかと驚く人もいると思います。しかし、一方では鉛は人間の生活にはなくてはならない金属であることも納得できます。テレビのブラウン管ばかりでなく、自動車のバッテリーや金属をつなぐ ハンダから「絵の具」のような日用品まで広く使われています。鉛の製造メーカーや電気製品・鉛蓄電池・自動車メーカーはもちろんそれを十分に理解して慎重に製造し、取り扱っています。昔はなんでも自分で作って生活をしていました。その当時からある程度の毒物は使用していました。フグの毒をさけてフグを楽しむ知恵を持っているように、危ない元素や化合物を巧みに使い分ける知恵を持っていたのです。考えてみると昔は作るのも自分、使うのも自分でしたので、さして問題はありませんでした。しかし、現代は分業が進み、自分の使っているものを自分で作ることは希です。その結果、ときとしてある人が自分で恩恵を受けながら、それを非難するというわがままなことが起こります。もちろん本人も気がついていないのですから悪意ではありません。しかし、「鉛」という材料も現代生活になくてはならぬもので、鉛がなければテレビも見れませんし、自動車にも乗れません。鉛が毒があるからといってすぐには排斥はできないわけです。人間の能力には限界がありますから、自然界から人間に毒でないものだけを取りだして使うことは現実的には無理でしょう。テレビのメーカーも自動車のバッテリー製造会社もそのことはわかっています。私たちにできる最善の方法は、工学を進歩させて徐々に毒物から遠ざかることなのです。本当に重要なことは、「天然からの資源」には有用なものと毒物が混ざっていることを認め、全体として人類の役に立てるには、いかにすべきかということを考えてみることでしょう。鉛はメーカーで十分に注意されて製造され安全な状態にあります。多くの毒物は毒物として管理され、環境を汚さないように十分な注意がされています。そして私たちは毒物はキチッと管理され安全な状態で「毒物の効用」だけを成就できる環境にあります。皮肉なことに、むしろそのことによって、私たちは自然界に毒物がないと錯覚しているところがあります。それが結果としてリサイクル品の中にある毒物の存在を気づきにくくさせてしまっているのです。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.11
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月10日版 #114百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220610(金)百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」百田尚樹の新版・日本国紀#114《江戸時代編》第30回「江戸の庶民のしたたかさ」
2022.06.10
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リサイクル品には毒物が混入し、それを調べることができないことはわかりました。しかし、今でもすでにある程度のリサイクルが始まっていますし、身の回りには工業製品が溢れています。今までは安全で、リサイクルが始まると突然、危なくなるのでしょうか? それを考える前に「毒物」というものを少し整理してみる必要があります。人間の健康を損ねる毒物は大きく分けて三種類あります。一つはヒ素や水銀、鉛といった「元素系の毒物」で、その多くは大昔から人間が使い、毒物であることがわかっていた種類のものです。「毒を盛る」というときの毒の大半はこれにあたります。しかし、最近になって昔はあまり毒として感じられていなかったものも毒物として扱われるようになっています。それは、物質の使用量が多くなったり、安全に対する社会の感度が高くなってきたからでもあります。たとえば、奈良の大仏を建立するときには銅で大仏を鋳造した後、水銀を使って大仏の表面を保護しました。水銀は「金属」ですが揮発性が高く、大気中に出れば極めて有毒なガスになります。また水俣病を起こした水銀は有機水銀で、奈良の大仏の作業で使った水銀は無機水銀ですが、人体の中で一部が変化し、危険な物質を作ります。奈良時代の作業は現代から見るととても危険な作業でしたが、それでも当時はそれほど危険性は意識されていませんでした。同様なことは同じ元素系の毒物である「鉛」にも見られます。鉛は太古の昔から使われていた金属で人間には馴染みが深いものです。それでも、二〇世紀の前半にアメリカの女流研究家のアリス・ハミルトンが粘り強い研究をするまでは人は鉛の毒性に気がつかず、ガソリンの中に「四エチル鉛」という化合物を多く添加していましたし、水道管にも使っていました。現在では、鉛による小児の脳の発育や難聴などの障害が見つかり、有毒な重金属として使用や廃棄が規制されています。このように、毒物といっても時代とともに変化しますし、大量の物質を使うようになった現代では、昔と違った細心の注意が必要になってくるのです。二つ目は「バイキン・ウィルス」の類です。このようないわば「バイキン系の毒物」も人類にとっては昔からの馴染みですし、熱に弱かったり、乾燥した場所では繁殖しないなどあまり強いものではありませんので、加熱したり、消毒薬を使用したりしていればだいたい大丈夫です。しかし、今後はあまり油断できないかもしれません。昔は毒物ではないと考えられていたクンパク質の一種が狂牛病などの病気の原因になるといわれているからです。またウィルスはDNAに殻がかぶった簡単な構造の生物で、生物と無生物の間といわれています。乾燥にも強く保存状態さえよければ、何百年も生きています。火山の近くにはとても熱に強い生物が生息していますので、多少の加熱では死なないものも出現しそうです。そうなると、ますますリサイクル品の中にどんな生物が入ってくるか予断を許さなくなってくるでしょう。一番目が環境ホルモン、発ガン物質、ダイオキシンなどの現代社会で問題となっているもの、それに伝統的なシアン化合物、ホスゲン、マスクードガス、サリン、フグの毒などの有機系のもの、青酸カリ、水酸化ナトリウム、フッ化水素などの無機系の毒物です。さらにこれらほど毒性が強くなくても、メチルアルコール、ホルムアルデヒド、自動車の排気ガスに含まれるノックス(NoX)のように多少の毒性を持つものもあります。これらの「化合物系の毒物」はその数が膨大で、また、ものによってはその毒性が極めて強いものがあります。これらの化合物系の毒物には一つの傾向があります。ホスゲンやシアン化合物に代表されるように昔から知られた伝統的な化合物系の毒物の多くは、毒性が強ければ不安定であり、ある程度安定なものは毒性がそれほど強くない、という一般的な性質です。たとえば、ホスゲンガスは非常に強力な毒物ですが、反応性が高く、容易に分解します。もとも「毒性が強い」ということは「人間の体の中で素早く反応する」ということですから、不安定なものが多かったのです。しかし、最近知られるようになった環境ホルモン、ダイオキシンや発ガン物質などは安定性の点で特異なものです。多くの現代社会の毒物は高温で安定、しかも水や溶媒、酸やアルカリに接しても分解しないというやっかいなものです。焼却炉の中でできるものもあるくらいですから、熱に強いことも確かです。特に、最近注目されている毒物の多くが熱にも化学薬品にも強い、ものによっては生物に濃縮されるという傾向を持つことはリサイクルの安全を考える上でとても重要です。つまり、すぐ分解するような性質を持つ毒物であればリサイクルをする途中に、毒物自体も分解してなくなってしまいますから問題がないのですが、安定した毒物はリサイクルをしてもものの中に残ります。まして、「リサイクルするもの」よりも安定な毒物では「リサイクルを何回かしても、分解しないので徐々に蓄積する」ということになります。以上の三つの種類の毒物はそれぞれが違うところに存在し、また発生します。元素系の毒物はもともと天然にあります。最近では日本に「鉱山」を見ること自体が少なくなりましたが、昔から鉱山の周りには元素系の毒物が飛び散って、それが土にしみ込み、多くの人間を苦しめてきたことを私たちは知っています。銅を手に入れたいと思うと、銅だけではなく、イオウやヒ素が一緒に出てきます。日常生活ではピカピカした銅だけしか目に触れませんが、そんなきれいなものが地中から出てくるわけではないのです。昔の鉱山の毒物管理は少し乱暴でしたが、最近の鉱山では毒物や役に立たないものは適切に処理して捨てたり、再利用したりしています。それには長い間にわたった悲惨な経験を基礎にして研究された「鉱山学」「金属精錬学」が確立しているからできることです。つまり、現在では役に立っている学問も最初からあったわけではなく、安全とも危険とも思わずに鉱山から鉱石を取りだしているうちに、病人が出、付近の草木が枯れ果てる、そういう悲惨な体験の中から生み出されてきた知恵ともいうべきものなのです。頭の中だけで観念論的にできてきたものではありません。私たち人間はとかく自分に都合のよいことだけを考えがちです。目の前のピカピカする銅に目を奪われ、その後ろに控えている毒物に気づかないのです。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.10
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月9日版 #113百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220609(木)百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」百田尚樹の新版・日本国紀#113《江戸時代編》第29回「生涯に53人も子供を作ったオットセイ将軍!」
2022.06.09
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「毒の入ったリサイクル品が売られる?」そんなことはないと思われることでしょう。実際、日本の工業はとても発達していて粗悪品を作ったり、売ったりすることは希になりました。そして役所などの指導や監視体制も諸外国に比較して極めて優れています。役所の指導や監視がいきすぎているという理由で「規制緩和」などといわれていますが、現在の日本の安全な生活にはこのような役所の仕事がとても大きな貢献をしているのです。だから、日本人には確信があります。「もしリサイクル品に毒物が入るようだったら、役所がそれを禁止するはずだ。なんといっても日本の役所はしっかりしている」日頃、役所を非難していても案外、役所を信頼しているものです。もちろん、その通りであって、日本の役所はそんなに杜撰(ずさん)ではありません。ときどきミスはありますが、国民の健康に悪影響を与えることは未然に防ごうとします。しかし、リサイクル品の場合は防ぐことができません。それはプラスチックの中に環境ホルモンやダイオキシン、そして発ガン物質などの毒物が入っているか、残念ながらどんなに優れた分析能力を持った機械を使ってもわからないからです。理由の一つはプラスチックが「固体」であることです。現代のように科学が進歩した時代でも、材料が「液体」や「ガス」のときは比較的簡単な分析でその中に含まれているものがわかりますが「固体」の場合は分析が容易ではありません。固体の中に何が含まれているかを調べるためには、固体をものすごく細かく砕くか、何かに溶かしてしまうほかに方法がないからです。そして現実問題としてプラスチックを細かく砕くことはできませんし、もしリサイクルで回収したプラスチックを溶媒などに溶かしてしまったら、リサイクルをする意味がなくなってしまいます。ただ、もし、リサイクル品の品質が一定であれば、「抜き取り検査」という方法も考えられます。大量のプラスチックを全部検査することができなくても、その一部を抜き取って検査することはできます。事実、現在の製造工程でも固体のものを検査するときにはこの方法が使われています。確かに、石油などの天然原料から新製品を作るときには、大量の原料を一度に使用しますので 、もし毒物が製造の途中で入ったらかなりの量の製品にまとまって毒物が入るので、「抜き取り検査」が成立するわけです。こういった新製品に対して、リサイクル品では使用される原料が種々雑多です。研究室で使われ毒物が付着している冷蔵庫もあれば、一般家庭できれいに使用されたものもあるという具合です。それらの冷蔵庫が隣り合わせになって回収されてきます。結局、リサイクルで回収されたプラスチックは洗浄してペレットにするしか方法がないですし、その過程で毒物が混入しているかどうかの測定は無理なのです。毒物の検査ができないもう一つの理由は現在の私たちの身の回りにある「毒物」というものの種類があまりに多いということです。ヒ素や水銀といった昔からの「元素系の毒物」は数が限られていますが、ダイオキシン、環境ホルモン、発ガン物質などの最近の「化合物系の毒物」は種類が多く、環境ホルモンの疑いのある物質が約六〇種類、ダイオキシン類だけで約八〇種類、発ガン物質にいたってはその数もはっきりしないほどです。もちろんそれ以外の伝統的な毒物やまだ未知のものを加えますと、無限といってもよいほど種類が多いことを意識する必要があります。参考のために環境ホルモンとして疑われている物質を次にあげてみましたが、こうやって整理をしてみると毒物の知識のある人でも、改ためて私たちの身の回りには本当に多くの毒物があることに驚かれると思います。ダイオキシン類、ポリ塩化ビフェニール類(PCB)、ポリ臭化ビフェニール類(PBB)、ヘキサクロロベンゼン(HCB)、ペンククロロフェノール(PCP)、二・四・五-トリクロロフェノキシ酢酸、二・四-ジクロロフェノキシ酢酸、アミトロール、アトラジン、アラクロール、シマジン、ヘキサクロロシクロヘキサン、エチルパラチオン、カルバリル、クロルデン、オキシクロルデン、trans-ノナクロル、一・ニ-ジブロモ-三-クロロプロパン、DDT、DDE、ケルセン、アルドリン、エンドリン、ディルドリン、エンドスルファン(ベンゾエピン)、ヘプククロル、ヘプククロルエボキサイド、マラチオン、メソミル、メトキシクロル、マイレックス、ニトロフェン、トキサフェン、トリブチルスズ、トリフェニルスズ、トリフ ルラリン、アルキルフェノール、ノニルフェノール、四-オクチルフェノール、ビスフェノールA、フタル酸ジシクロヘキシル、フタル酸ジエチル、ベンゾピレン、二・四-ジクロロフェノール、アジピン酸ジ-二-エチルヘキシル、ベンゾフェノン、四-ニトロトルエン、オクタクロロスチレン、アディカーブ、ベノミル、キーボン(クロルデコン)、マンゼブ(マン●ゼブ)、マンネブ、メチラム、メトリブジン、ジネブ、フタル酸ジベンチル、フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジプロビル、スチレンの二及び三量体、n-プチルベンゼン………………………………………………そもそも、ものの中に入っている物質を調べるには「化学分析」や「機器分析」という方法が使われますが、調べようとするものの中におおよそ何が入っているかがわかることが分析の前提条件です。その理由は、分析するものによって使う機器が違い、分析条件も選ばなければならないからです。「どんなものも同じ条件で分析できる」という機械はまだ世の中にはありませんし、たとえばダイオキシンだけを疑っても、それを調べるだけで数十万円の費用と多くの時間を必要とします。それに加えて、毒物の分析は「微量なものを分析する」のですから、分析としてはもともとかなり大変な作業になります。リサイクルするプラスチックそのものですら、いちいち分析しているわけにはいかないので、そこに使われているプラスチックの種類が表示されるくらいです。工業的に使われているプラスチックの種類はたった二〇種類ほどであり、毒物の種類に比べれば種類は少ないのに、それでも表示がないとわからないのです。まして膨大な種類のある毒物の場合には、どんな毒物が入っているかが予想できなければ、すべての分析手段を使い、何度も条件を変えて測定しなければそこに毒物があるかどうかもわかりません。そしてリサイクル品は過去の履歴、それがどのように使われたものかその条件がわかりませんから、見当がつかず、大変な作業になるわけです。また、ここで例にあげた大学で使っている実験室の冷蔵庫のようなものは全体の冷蔵庫に比べれば数が少なく、現実問題として問題ないと考える人もいるかもしれません。しかし、毒物混入についてより厳密に考えると、毒物は単に大学の冷蔵庫などの特別の冷蔵庫に限らず、一般的なものの中にも含まれてくるのです。そして、社会全体に「冷蔵庫や整理棚に汚いものをいっさい入れないで下さい」と呼びかけても、複雑な現実の社会の中で、しかも日常生活においてそれを徹底することは不可能だといえます。かくして、リサイクル製品の中に知らず知らずのうちに毒物が蓄積し、それを私たちは知らずに使うことになるのです。「それは役所が悪い。安全かどうか検査をして下さい!」と叫んでも、現実的な解決策にはなりません。お役所が悪いのではなく、学問的にできない。そのことを最初におさえておく必要があります。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.09
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月8日版 #112百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220608(水)百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」百田尚樹の新版・日本国紀#112《江戸時代編》第28回「田沼意次かわいそう!」
2022.06.08
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毒物がしみ込んだ冷蔵庫はリサイクル工場へ運ばれ、そのポケットは工場で取り外されます。本当はあまり再利用する価値のないものかもしれませんが、家電リサイクル法が施行され「リサイクル率の目標」が設定されていることもあり、何とかリサイクルしようと工夫するでしょう。冷蔵庫からボケットの部分を取り出し、洗剤できれいに洗って、再び成形しますが、すでに材料は傷んでいますので、冷蔵庫には使えません。そこで、きれいなバケツに成形して生まれ変わります。毒がしみ込んだ冷蔵庫の材料から作られたバケツはスーパーの店頭に「リサイクル品」として並びました。さて、子供のために環境を守りたいと思い、そのためにリサイクルを信じ、リサイクル品を好んで使っているある母親が「リサイクル製品」と書かれたそのバケツをスーパーで買い、家に帰ります。夏の暑い盛りだったので、そのお母さんはそのバケツにきれいな水を入れて子供に水遊びをさせたかったのです。お母さんは家に帰ると早速そのバケツを取りだして、庭で水を入れ、子供に水遊びをさせました。お母さんはそのバケツの中に毒物が入っていることなど夢にも思ってはいません。まして、実はバケツに使われた材料が、ある大学の実験室で毒物を入れて使っていた冷蔵庫からリサイクルされてできたものであるなど想像もつきません。ただ、「リサイクル品」という表示を見て、環境に優しい商品だと信じて買ってきただけなのです。そのお母さんにはきれいに見えましたが、買ったばかりのバケツでもあるので、それをよく洗い、水道の水を入れたのです。もし、お母さんがそのリサイクル品に毒物が含まれていることを知ったら、「子供に可哀相なことをした」と悔やむに違いありません。人間はものを使うときに必ずしもきれいに使うとは限りません。この例のように冷蔵庫に毒物を入れることもあるし、それをこぼすこともあります。毒物をこぼしたらきれいにふき取らなければならないとわかっていても、しらないうちに瓶が割れて毒物がしみ出すこともあります。また冷蔵庫の奥の方に入り込んでしまったものがわからなくなることもしばしばです。捨てるときに冷蔵庫の中が空(から)であることを確認するにしても、何万台とある冷蔵庫の中には小さな瓶や袋が冷蔵庫の片隅に隠れていることもあるでしょう。法律で指定されているような毒物ではなくても、使っているうちに腐敗したもの、分解したもの、焦げたものなどいろいろなものが冷蔵庫に貯まることも考えられますし、世間にはいろいろな人がさまざまな使い方をしているものです。当たり前のことですが、人間は「自分が買ったものだから自由に使う」と考えるのが自然です。もちろん、このようなことは冷蔵庫ばかりではありません。プラスチックでできたきれいな小さな整理ダンスも使ううちに次第に汚くなります。整理ダンスは家庭で使われる場合が多いでしょうが、工場で小さな毒物の保管に用いられることもあるでしょう。そういうものが「リサイクル品」として回収され、水で洗浄される程度で再生されます。仮にその毒物が発ガン物質やダイオキシンであるとします。多くの発ガン物質やダイオキシンは水に溶けませんし、プラスチックに混じりやすいものが多いので、もし発ガン物質を溶かした溶剤がこぼれたらそのままプラスチックにしみ込んでしまいます。そして水と洗剤を使った洗浄でも、プラスチックにしみ込んだ毒物は除去することはできません。表面についているものは多少除去できるでしょうが、しみ込んだものは絶望的です。次に、洗浄されたプラスチックは乾燥して粉砕され、ペレットという小さな破砕した球状の粒になり、押出機や射出成型機を使用して成形され、再び形をもった商品になります。このときの温度は二〇〇度Cから三〇〇度Cです。現在工業的に使われているプラスチックで三〇〇度C以上で成形されるものはほとんどありません。一方、大部分の発ガン物質や環境ホルモンは二〇〇度Cから三〇〇度Cという温度ではほとんど分解されません。結局、使い終わったプラスチックにしみ込んだ毒物は洗っても除去できず、成形の過程でも分解されず、リサイクル商品の中に入ったまま販売されることになるのです。こうして、リサイクル品の中に毒物が入ってくる過程を追っていきますと、誰かに悪意があるわけでもなく、むしろ市民は善意で使ったものをリサイクルに出し、それをリサイクル工場では苦労して成形し、バケツを買ったお母さんも「リサイクル品は環境に良いから少し高くても買おう」と思って使うのです。子供もお母さんを信じて無心に「毒入りバケツ」の水を使って遊んでいます。すべての善意がこんな皮肉な結果を生むのです。 『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.08
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2022.06.07
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百田尚樹先生の新版・日本国紀 目次 令和4年6月7日版 #111百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」日本国紀の再生リストHoneyWorksさんの再生リストを発見しました。上記は、見やすく日々更新されています。日本人を目覚めさせない力は今でも働いています。百田尚樹先生の新版・日本国紀に基づいた、youtube版日本国紀が、検索しずらく、何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?米国大統領選の不正に関しても、その情報は、隠されているように見えます。日本国紀ウエブサイトのインデックスをつけました。このページは、日々更改していきますが、参考になさってください。邪悪な勢力によって、嘘の歴史を教えられてきた、それを打ち壊して、真実に近い日本の歴史を知りまししょう。[新版]日本国紀<上> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)[新版]日本国紀<下> [ 百田 尚樹 ]価格:825円(税込、送料無料) (2022/5/10時点)20220607(火)百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」20250529(日)百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」20250528(土)百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」20220527(金) 百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」20220526(木)百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」20220525(水)百田尚樹の新版・日本国紀#106《江戸時代編》第22回「災害からの脅威の復興力」20220521(土)#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気20220520(金)#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!20220519(木)#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!20220518(水)#102 江戸の豪商はスケールが大きい20220517(火)#101 赤穂浪士の隠された真実!20220514(土)#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した20220513(金)#99 江戸時代はスポーツも凄かった!20220512(木)#98 江戸の教育水準の高さは世界一!20220511(水)#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀日本国紀 目次#1 縄文人が素敵過ぎる!#2 縄文時代、世界はえらいことになっていた!#3 弥生人は何者やねん?#4 邪馬台国はどこにあったか?#5 卑弥呼はなんで死んだか!#6 神武天皇は実在した! その理由#7 倭が百済と新羅を破った、という史実に、あの国が激怒!#8 日本と朝鮮を支配した倭の五王とは?#9 勇ましき女性・神功皇后 三韓征伐の謎#10 万世一系はなぜ重要か? 易姓革命の中国との違い#11 仁徳天皇と明治天皇に共通する『大御心』とは#12 五世紀に現れた超巨大な前方後円墳の謎#13 日本書紀最大のミステリー 継体天皇の謎#14 万世一系とは サザエさんを例に学ぼう《明日香〜奈良時代編》#15 蘇我馬子に殺された天皇#16 蘇我 VS 物部 宿命の対決#17 『天皇』という称号を編み出した男#18 十七条憲法がいかにスゴイか#19 天智天皇の律令体制は半島危機対策#20 なぜ、日本は唐と戦ったのか?#21 教科書から消された英雄#22 日本が『小中華』にならなかった理由#23 柿本人麻呂の不気味なミステリー!#24 大和政権の大スター・天智天皇の諡の謎#25 天智天皇と天武天皇の関係 どうなん?#26 日本という国号、日の丸の持つ歴史を知ろう#27 土地・身分制度に「日本」が見える#28 聖武天皇が大仏建立に込めた思い《平安時代編》#29 1000年続いた都#30 平安時代の大発明!#31 平安女流作家のバトル!#32 天下の藤原道長でさえできなかったこと#33 天下の藤原道長でさえできなかったこと#34 祟りの恐ろしさ#35 全国あほバカ分布考!#36 平安時代のLGBT#37 武士の誕生#38 平和ボケの原型がここに#39 学校で教えない 刀伊の入寇#40 歴史の記憶は70年で忘れ去られる#41 Hな上皇が保元の乱を生んだ?#42 鳥羽上皇の強烈イジメに、崇徳上皇の怒り爆発!#43 日本一ついてない男が、日本最大の怨霊となる!#44 平家が滅んだのは、清盛の女好きのせいだった!?#45 現代人をも恐れさせた怨霊《鎌倉時代》#46 平家滅亡から生まれた怪談#47 牛若丸・義経は実は人望がなかった?!#48 ゴッド姉ちゃん政子の大演説!#49 鎌倉幕府の将軍は、ただのお飾り#50 蒙古襲来!#51 百田くん有本さん、教科書に激怒!#52 蒙古軍vs.鎌倉武士団の1回戦!#53 見たか蒙古、これが鎌倉武士だ!#54 日本史上最大の英雄、時宗#55 百田・有本、ブチ切れ第二弾!こんな教科書、誰が書いた!#56 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#57 親鸞、坊主のインチキをあばいてえらい目に遭わされる#58 鎌倉幕府をやっつけてまえ!#59 モンゴルに勝った鎌倉幕府が、あっけなく滅ぶ#60 建武の新政幕府が倒れて都が大荒れ《室町時代》#61 後醍醐天皇、大失敗#62 なかなか誕生しない室町幕府#63 南北朝時代でわやくちゃの時代#64 足利義満の『天皇』乗っ取り計画!#65 金に目がくらんで誇りを捨てた足利義満#66 史上最悪の恐怖の将軍!#67 『わび・さび』は貧乏の美学?《戦国時代》#68 とにかくハチャメチャ応仁の乱#69 応仁の乱から、やがて戦国時代に突入#70 戦国時代に現れた無茶苦茶な男、松永弾正#71 大魔王、信長の登場!#72 信長の魅力#73 ハゲネズミの秀吉、天下を取る!#74 秀吉には指が6本あった#75 鉄砲が歴史を変えた!#76 キリスト教宣教師、日本文化に驚愕!#77 戦国時代の日本は、ヨーロッパも手出しできない最強の国だった#78 キリスト教の宣教師vs.禅宗の坊主#79 蒙古軍撃退の後、借金苦に苦しむ武士たち#80 日本、明帝国を攻める!#81 日本軍の攻撃で、明は崩壊寸前だった#82 半日で終わった関ヶ原の戦い#83 停戦したい!平和が第一!この思想が大坂城を滅亡させた#84 豊臣秀頼は秀吉の子供ではなかった!?《江戸時代》#85 徳川家康、自分の系譜を書き換える#86 徳川御三家・水戸家のミステリー#87 大名行列は見栄張り競争!#88 究極の引きこもり、鎖国#89 江戸時代の琉球とアイヌ#90 士農工商の身分制度はウソだった!#91 サムライの生活も大変!#92 驚異!江戸には水道が通ってた#93 日本人の誇り・犬のお伊勢参り#94 江戸にバカ殿登場!#95 江戸時代にはポルノもあった!#96 脅威の知的レベル、元禄文化!#97 20世紀の大経済学者ケインズを200年も先取りした荻原重秀#98 江戸の教育水準の高さは世界一!#99 江戸時代はスポーツも凄かった!#100 江戸時代の庶民の武術が21世紀の世界を制した#101 赤穂浪士の隠された真実!#102 江戸の豪商はスケールが大きい#103 江戸は世界一のグルメ都市だった!#104 江戸時代、実はけっこう肉も食べていた!#105 江戸時代の恐怖の病気、脚気 #106「災害からの脅威の復興力」百田尚樹の新版・日本国紀#107《江戸時代編》第23回「日本人は何でも水に流す」百田尚樹の新版・日本国紀#108《江戸時代編》第24回「江戸幕府が皇統の危機を防ぐ!」百田尚樹の新版・日本国紀#109《江戸時代編》第25回「暴れん坊将軍、吉宗の功罪」百田尚樹の新版・日本国紀#110《江戸時代編》第26回「??????????」百田尚樹の新版・日本国紀#111《江戸時代編》第27回「江戸幕府の変な将軍たち」
2022.06.07
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第1章 毒物が蓄讀していくリサイクル品の危険性家電リサイクル法の悪夢リサイクルは今に始まったことではありません。むしろ、昔はものを大切にしていましたからリサイクルも盛んでした。しかし、現在私たちが取り組もうとしているリサイクルは昔とまったく違う内容とスケールを持つリサイクルなのです。そこには思いもかけぬことが待っています。一つはリサイクルを進めることによってリサイクル品に毒物が蓄積し、それが私たちの健康を直接脅かすことになると予想されることです。そこでリサイクル品への毒物の侵入ルートを中心に整理してみました。第二に、廃棄物を減らし環境を改善するつもりのリサイクルが、かえって廃棄物を増やし、環境を悪くしているという事実、どうしてそのような変なことになっているのかについて考えてみます。**********************家電リサイクル法が施行されてまもなくのこと――――ある大学の研究室には二つの冷蔵庫がありました。そのうちの一つは先生や学生が本を読んだり、パソコンに向かってレポートを書いている研究室にあり、その冷蔵庫の中にはコーラやアイスクリームが入っています。もう一つの冷蔵庫は実験室に置いてあって薬品や毒物や劇物を入れて研究用に使っていました。薬品は分解しやすいものもあるし、光に弱いものもあるので、悪くならないようにしっかりと冷蔵庫に入れて管理していたのです。研究室の冷蔵庫は、食料品や冷たい飲み物が入っていることや、なんといっても学生が生活する場所にありますから、使い方もていねいで長持ちします。家庭用冷蔵庫は平均して七年から八年使われますが、この研究室の冷蔵庫ももう何年も使っています。一方、実験室の冷蔵庫の中にはプラスチックでできた棚やポケットがたくさんついていて、そこに環境ホルモンやダイオキシン類似物質、さまざまな分解生成物、ときには電子製品を研究するための「ヒ素」が貯蔵されています。そして毎日のように学生がそれらを出し入れするのですが、その間にも薬品をこぼしたり、あるときには瓶を取りだすときに落としてしまい冷蔵庫の中で瓶が割れ、毒物で汚れることもあります。その毒物は冷蔵庫の棚にしみ込んで、そのままになってしまうのです。そんなふうに汚れた冷蔵庫ですが、やがて故障がちになると捨てることになります。そのときも毒物がしみ込んだプラスチックの棚は取り外されません。冷蔵庫を捨てる学生が悪いわけでもないのです。ある学生が冷蔵庫の中で毒物をこぼしたのはもう一年ほど前で、その学生はすでに卒業していましたし、そんな話があったことを聞いた覚えのある後輩もどこに何をこぼしたのか知るよしもありません。第一、捨てるほど汚れた冷蔵庫ですから、ところどころに色がついていますし、それが毒物であるか、どのシミが無害であるかの区別をつけるのはできないのです。毒がついている可能性があるので本当は焼却したいところです。しかし家電リサイクル法が施行されると、そのまま焼却に出したり、廃棄物貯蔵庫に持っていって捨てるわけにもいきません。冷蔵庫をそのまま捨てたら世間から「大学はリサイクルも守らないのか!」と非難を浴びるかもしれないからです。学生は真面目な気持ちで冷蔵庫をリサイクルに出すに違いありません。『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.07
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第1章 毒物が蓄讀していくリサイクル品の危険性●家電リサイクル 法の悪夢●冷蔵庫にしみ込んだ毒物の行方●なぜ毒の入ったリサイクル品が売られるのか●過去の安全性とこれからの安全性●毒物の隣にある日常生活●リサイクル品に琶物が混入する三つのルート●「環境に良いものは衛生的だ」という思い込み●老廃物を分解する“体内のリサイクル”●一番弱いものが最初の犠牲者になる●「毒も一緒にリサイクルされる」という現実●江戸の知恵との決定的な違い●すでに兆候が出ている●社会のシステムに埋没してしまつた“危険”第2章リサイクルするほどゴミが増えていく●ゴミが増える科学的根拠●見かけのゴミだけは減つていくが……●「一般ゴミ」を「産業廃棄物」への愚かさ●帳簿をつけかえてゴミを減らす●「ゴミゼロ」運動への無駄な投資●「リサイクル率を上げる」にこだわる意味●「リサイクル」までが目標にされる時代●寿命がきた製品をどうリサイクルするのか●自己補修のできる材料の実現へ●材料を統一してもリサイクルできない●「燃えるゴ」と「燃えないゴミ」に分別してはいけない●分別すればするほどゴミが増え続ける●ゴミをまとめて燃やしてもダイオキシンは出ない●本末転倒な再生紙自然との共存の誤解●風力発電で環境が悪化する第3章 なぜ「環境に良い」という誤籐が生じたのか●容器包装リサイクル法の隠された負担●いったい誰がやるのか●環境を良くすると景気も良くなる●リサイクルで国際貿易は破綻する●外国製品のリサイクル先は……●資源だけを輸入してゴミは外国へという発想●捨てるより労力を使うリサイクル社会第4章 それでもリサイクルを道める人たちの思惑●「目の前にある」環境にいいこと●背後にある多くの苦労●重たいピンを誰が持つ●リサイクルの箱に入れることはリサイクルではない●学校に行けば机がある●「家で暇にしている人」を頼りにする●“使い捨て社会”から“循礫型社会”への正論●ならば税金を使えの矛盾●静脈産業は環境に良いのか●発展途上の環境問題●「主婦は暇でタダ」が支えるリサイクル法●リサイクルを成長させたがる人々第5章 専門家しか知らないリサイクル社会のタブー●リサイクル背広のスタンドプレー●ヨーロツバはリサイクル社会ではない●リサイクル率わずか二%のヨーロッバ●専門家の倫理●あいまいなリサイクル専門家●国の方針との板挟み●商売となった学問、商売となったリサイクル●リサイクルは目的か、手段か第6章「リサイクル」汚染列島からの脱却●設計寿命まできちんと使い切る●人工鉱山への転換●分別しないで資源を貯める●環境倫理を見直す●「リサイクル」に汗を流さず、「生活」に汗を流す●今こそ、温暖な四季を利用する●「森の生活」より「共白髪」の発想をあとがき『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.06
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ティラミスのゼリー載せ
2022.06.05
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人間はこれまで汗を流して苦労してきたことが何の役にも立たないとわかったときほどがっかりすることはありません。まして「良かれ」と思って進めてきたことがかえって悪かったとわかったときなど本当に情けない気持ちになります。容器包装リサイクル法が予備的に施行されてから四年、二年の四月には「完全施行」の段階になりました。それなのに、すでに処理ができないペットボトルが自治体に溢(あふ)れ、家庭では疲れ切った体にむち打って使い終わったマヨネーズの容器を洗剤できれいに洗っています。続いて二〇〇一年の四月からは家電製品のリサイクル法が施行される予定で、さらに国会には次々とリサイクル関連法案が提出されています。これから私たちは容器や包装だけに気を配るのでは済まなくなります。家庭電化製品、自動車、果ては生ゴミまでもリサイクルを考え、苦労することになるのです。これほどまでに個人の生活を制限する法律も希(まれ)です。本当にそれだけの価値のあるものなのでしょうか。著者は先に『「リサイクル」してはいけない』(青春出版社刊)を出して世にリサイクルの問題点を問い、リサイクルが環境を汚し、資源の枯渇を早め、さらに廃棄物を増やすことを指摘しました。それとともに本当の意味で、環境を大切にする生活とは何なのか、私たちは一体どのような生活を送らなければならないか、について考えてみました。前著の執筆のきっかけはこれほど日本全体でリサイクルに取り組んでいるのに、「リサイクルは環境に良い」という専門家もいませんし、まして「リサイクルが環境に良い理由は」と説明する人もいないからでした。信じられない社会の状態なのです。そして、本が出版され、テレビ、ラジオ、週刊誌などで報道され、ときには「リサイクル賛成派との対決番組」が組まれても、「リサイクルは環境に良い。その理由は……」と発言する人はついに登場しませんでした。それでもまだ私たちはリサイクルを継続するべきなのでしょうか?二〇世紀――――。物質生産量の増加は工場労働者の疎外などを生みましたが、同時に生活水準の向上をもたらし、結果として文化的生活と長寿を前提とした人生設計へとつながったのです。現在の日本に住む私たちはまさに大量生産、大量消費の恩恵をたっぷりと受け、世界一の長寿を享受しています。しかしインド独立の功労者、マハトマ・ガンジーが警告していたように、現在の文明は論理的にいって「終わりのある文明」だったのです。それを私たちも反省しました。バブル経済で浮かれた後、もっと地球環境や資源の枯渇に関心を持たなければならない、それに無関心であることは悪いことだ、と一気に反対側へといきました。数年前は「リサイクルに反対するなど非国民だ!」といわれんばかりの勢いだったのです。しかし冷静に考えると私たちの希望は「リサイクルをすること」ではなく、「これまでの大量生産、大量消費を反省して地球環境を考えて生活しよう。できればあまり生活程度を落とさずに長く続く文明生活を築きたい」ということだったのです。それがいつの間にか「リサイクル」だけが一人歩きし、日本はあらぬ方向に行きつつあります。「リサイクル」が環境にいいというのは幻想です。本著ではむしろリサイクルによってこの美しい日本が汚染される可能性があること、リサイクルによってゴミが増えること、そしてそれは現代の日本全体がさまざまな形で汚染されている結果であることを描きました。そして私たちの願いと違って、なぜ、このような予想もしない方向へと日本が突進しているのか、ということをじっくりと考えてみました。温暖で美しい日本、私たちの祖先がくれた豊かな生活、そして、これからの明るい私たちの未来を真剣に、私たち自身で守りたいものです。知識は私たちを守り、私たちの夢を実現するために手助けをしてくれるでしょう。二〇〇〇年五月五日芝浦にて武田邦彦『リサイクル汚染列島』(青春出版社)武田邦彦著より
2022.06.05
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時々、このような形で訳の分からない記事が載ることをお許しください。実は、自分の勉強などのために、ネット上に「メモ」として残しているのです。以前は、手帳を使っていましたが、今では便利なネットが手帖に代わりました。もちろん、手帳の凄さは変わりませんが、ネットは量や図、絵などそのメディアの種類を問わなかったり、様々な情報を載せられるので、便利に使っているのです。自分の健康状態から、今腎障害を懸念するデータがかかりつけ医から示され、注意を促されました。昔、自分のパートナーが癌になったとき、様々調べて漢方を処方し、朝早く病院に届けて飲ませていました。後で、その主治医から「お前は医者でもないのに、なんでそんなことをするのか?」とえらく叱られましたが、今ではほろ苦い思い出となっています。その昔、今は閉店してしまった秋葉原の「紀伊國屋漢薬局」から生薬を購入して、煎じていました。その方法を自ら試そうとしているのです。今回は、腎障害を防げるかどうかです。そのための、メモですので、悪しからず。漢方薬の煎じ方、飲み方、保存法どびんか土鍋が理想的いちばんよいのは、どびんか土なべです。『本草網目』(1596年、明の李時珍編纂の薬の百科全書)という本には、漢方薬の中には銅や鉄などの金属類を忌みきらうものがたくさんある、と書かれていますし、野菜を煮てもビタミン類がいちばんこわれにくいのは土なべだという実験もあるくらいです。特に地黄などは、銅や鉄のなべでせんじると化学変化を起こして、赤くさびてくることも確かです。その意味では、土器がよいことは確かです。しかし、だからといって土器類でなければダメというわけではありません。土器類は非常にこわれやすいので、せっかく見つけて買ってきたが、たちまちこわれて高くついてしまったという人もいました。土器類は、底がぬれたまま火にかけると、こわれやすいので、よく水分をふきとってから、そして初めは弱火であたためて、少しずつ火力を強めてゆくようにすることがたいせつです。その意味では、瀬戸引きの湯沸かしがいちばん便利で丈夫で入手しやすくてよいのではないかと思います。アルマイトでもけっこうですが、この場合は、必ず火力は弱めに、時間をかけてせんじるようにしてください。一日分を煎じて食前30分~1時間に*普通は、処方の1日分を、そのままいっしょに入れて、水600㏄(約3合)を加えてふたをし、ふきこぼれない程度の火で50~60分煮て、300ccになるまでせんじつめます。*子どもの湯合は、赤ちゃんは大人の1/4、5才前後は1/3、10才前後では1/2程度と心得ておくとよいでしょう。* 急いで、初めからお湯を使ったり、強火で煮立てるのはよくありません。水から少しずつあたためて、弱火でゆっくり煮出してゆくのがよい方法です。*原則としてふたをします。有効成分が逃げ出さないためです。しかし、ふきこぼれるような場合には、半開きにしたらよいでしょう。*水の量が半分まで煮つまったら、液をよくこしとって別の容器に移し、100ccずつ3回に分け、毎食前30分~1時間に、あたたかくして飲みます。*昼間勤めているサラリーマンの場合など、朝夕150ccずつ2回に分けて飲んでもかまいません。*めんどうだからといって、何日分もまとめてせんじるのはよくありません。その日に飲む分だけをその日にせんじるのが原則です。もちろん、その日にせんじたものでなければ、飲んではいけないということではありません。夏以外なら、それでもかまわないこともありますが、もし泡が立ったり、悪臭がしたり、すっばいような場合には、腐敗している証拠なので、捨ててください。*夏は、涼しい場所か冷蔵庫に保存しますが、飲むときには少しあたためることがたいせつです。*せんじる際には、あらかじめ「薬袋」を作っておくと便利です。ハガキ二つ折り大のガーゼの袋を作り、少し長めのひもをつけておきます。そして、ひもはなべの外に出したまませんじ、せんじ終わったら、ひもを持って引き上げます。吐き気や出欠の場合は冷まして飲むせんじ薬はあたためて飲むのが原則ですが、次のような場合は例外で、特に注意してください。*カゼの場合は、もちろんあたためて飲む。*下痢の場合も、あたためて飲みますが、吐きけがひど いときには、冷まして少しずつ飲みます。*鼻血、吐血、喀血などがあるときにも冷まして飲みます。虫がついても大丈夫生薬は、カンなどに入れて保存するとよいが、保存中に虫がつくことがあります。しかし、虫を除いてしまえば、使ってもだいじょうぶです。夏になると、カビがはえやすくなります。その際は、日光にあてて乾燥させ、手でもんでカビを落とし、一、二度水に入れてかきまぜ、洗ってから使えばだいじ ょうぶです。ただし、1年以上たって香りがなくなったものは薬効が期待できないので、捨ててください。附子には猛毒が含まれている漢方には副作用がないので、自分かってに飲めばよいと思っている人がいますが、けっしてそうではありません。附子は、起死回生の妙薬として、昔から陰虚証の心臓衰弱の危篤や、はげしいリウマチ痛などに用いられてきましたが、これにはアコニチンという猛毒が含まれています。もし、しろうとが、まちがってそのまま用いたりすると、はげしい副作用や中毒に陥ることも珍しくありません。すでに、『傷寒論』の時代から、「修治」といって、附子にいろいろと手を加えて、毒性を1/1000から1/2000に減らして用いることがくふうされてきているほどです。本書で使用した附子は、すべて白河附子と称するものです。附子は、いろいろな処方にまざっています。したがって、少なくともこれがはいった処方は、しろうと判断では用いないことです。こわい反面、すばらしい効果を発揮することが少なくないだけに、正しく専門医について用いたいも のです。漢方特有の「瞑眩(めいげん)」について漢方には、瞑眩といわれる独特の現象があります。一定期間、漢方を服用していると、突然症状がはげしく悪化したようになり、その時期を過ぎると、非常によくなるという現象です。体内にたまった病毒や化学薬品による薬毒が、自壊作用を起こすからではないかと考えられています。中国の『尚書』にも、「薬、瞑眩せざれば、その病癒えず」と書かれています。しかし、実際問題としては、そんなに頻々と起こる現象ではありません。したがって、もし、はげしい病状の変化や悪化が起きたら、場合によっては瞑眩ということもあるし、またそうでないかもしれません。したがって、絶対にひとり合点しないで、ただちに医師に報告することがたいせつです。また、これとは別に、長期にわたって、強力な化学剤やステロイド剤などを使っている場合、あるいは神経過敏な人の場合など、ふつう起こらないような過敏な反応が出ることもあります。必要によっては、当分処方の量を1/2から1/3くらいに減らすこともあります。いずれにしても気になることが起こったら、必ず医師に相談してみましょう。P.153 「矢数道明・矢数圭堂博士の漢方処方」 主婦の友社版より腎炎・ネフローゼ症候群急性腎炎は子どもに多く、扁桃炎や上気道炎のあとで発病し、冷え、疲労、カゼなどで起こることもあります。顔などにむくみがあらわれ、頭重、倦怠感があり、尿がにごってタンパク血尿が見られます。また、血圧が上昇します。そして、急性腎炎の一部は慢性腎炎に移行し、その少数は尿毒症などを起こす危険があります。発病の初期には、絶対安静と食事療法がたいせつで、タンパク質や塩分を制限します。慢性腎炎は、急性腎炎から移行するものと、最初から慢性の経過をとるものとがあり、検尿をきっかけとして発見されることもあります。腎臓の糸球体の毛細血管の炎症が強く、タンバク尿と血尿がつづき、高血圧、腎機能の低下などが見られます。ネフローゼは、尿細管の変性で、腎炎と区別されていましたが、最近では糸球体にも変化のあることが普通で、慢性腎炎の一つの病型と考えられるようになり、高度のタンバク尿、全身の浮腫、低クンパク血症、高脂血症が見られ、ネフローゼ症候群というようになっております。しかし、子どもの楊合には、最初からネフローゼとして発病することが少なくありません。食事療法としては食塩を制限し、尿中にクンパクが多量に出てしまうので、タンパク質は摂取しなければなりません。漢方的には、腎炎とネフローゼを区別する必要がないので、治療法はまとめて述べることにします。● 五苓散(ごれいさん)「傷寒論(しょうかんろん)」「金匱要略(きんきようりゃく)」処方:沢瀉(たくしゃ) 6.0g猪苓(ちょれい) 4.5g茯苓(ぷくりょう) 4.5g白朮(びゃくじゅつ) 4.5g桂枝(けいし) 3.0g浮腫、尿利減少、口渇を目標として、急性・慢性腎炎、ネフローゼに用いられます。この処方は、頭痛や嘔吐を治す効果もありますから、これらの症状のあるものに用いてもよいものです。鹿児島大学の小島教授の実験によると、うさぎの大腿部に生理的食塩水を皮内注射し、人工的浮腫を作り、これに五苓散を経口投与したところ、体内の水分量が減少し、水分の偏在に対して効果が認められたということです。私が東京医大薬理で、健康マウスを用いて実験したときには、対照(蒸溜水のみ投与)と比較して著明な利尿効果はありませんでした。このことは、五苓散は健康体に対して利尿効果はありませんが、水分の偏在する病的状態に対して調整的に作用し、それを好転させる効果があることが実験的に証朋されたものと考えられるものであります。◎治癒実例ネフローゼの浮腫と腹水が五苓散で消失10歳の男子。全身の浮腿がはなはだしく、腹水が著明で、腹囲は90㎝にもなり、下肢からは漏液がしたたり流れるほどの浮腫が認められます。尿簸は減少し300-500ccとのことです。呼吸困難、せぎがはげしく、サビ色の痰で、肺気腫を起こしていました。ロ渇と発汗と、口中につばがたまり、吐き出すので、五苓散を与えたところ 少しずつ尿量が増加し、10日後から急激にふえ、最高4350㏄の尿量があり、2 週間の合計が、36ℓに達し、全身の浮腫と腹水は消失しました。●越婢加朮湯(えっぴかじゅうとう)「金匱要略」処方: 麻黄(まおう) 6.0g 石膏(せっこう) 8.0g 大棗(たいそう) 3.0g 甘草(かんぞう) 2.0g 白朮(びゃくじゅつ) 4.0g 乾生姜(かんしょうきょう) 1.0g急性の初期で、貧血はなく、食欲良好で脈に力があり、浮腫、尿利減少、煩躁などのある場合に用いられます。◎治癒実例姉妹の急性腎炎が越婢加朮湯で全治7才と5才の少女。姉妹がほとんど同時にカゼをひき、扁桃炎から急性腎炎になりました。全身浮腫、小便不利、微熱があり、脈が沈んで、越婢加尤湯を服用すると、小便がよく出て、浮腫も全くとれ、20日くらいで尿タンパクも消え、全治しました。●小青竜湯(しょうせいりゅうとう)「傷寒論」「金匱要略」処方: 半夏(はんげ) 6.0g 麻黄(まおう) 3.0g 芍薬(しゃくやく) 3.0g 甘草(かんぞう) 3.0g 桂枝(けいし) 3.0g 細辛(さいしん) 3.0g 乾生姜(かんしょうきょう) 1.5g 五味子(ごみし) 1.5g急性腎炎の初期で、浮腫があって血圧の充進が認められるものに応用されます。浮腫に緊張があり、血圧が高く、せきや喘鳴(ぜんめい)などのあるもの、心下部に抵抗のあるものを目標にします。越婢加尤湯より自覚症状は軽く、煩躁がないものに効果があります。●小柴胡湯加茯苓黄連(しょうさいことうかぷくりょうおうれん)「傷寒論」処方:柴胡(さいこ) 7.0g半夏(はんげ) 5.0g黄芩(おうごん) 3.0g大棗(たいそう) 3.0g人参(にんじん) 3.0g甘草(かんぞう) 2.0g茯苓(ぷくりょう) 3.0g黄連(おうれん) 1.5g乾生姜(かんしょうきょう) 0.5g慢性腎炎、ネフローゼで、浮腫はなく、あっても軽度のもので、胸脇苦満があり、発熱悪心、食欲不振などのあるものに用いられます。この場合には、生姜は抜いて用います。また、柴苓湯、すなわち小柴胡湯と五苓湯を合わせたものも生姜を抜いて用います。●八味丸料(はちみがんりょう)「金匱要略」処方: 乾地黄(かんじおう) 5.0g 山茱萸(さんしゅゆ) 3.0g 山薬(さんやく) 3.0g 沢瀉(たくしゃ) 3.0g 茯苓(ぷくりょう) 3.0g 牡丹皮(ぼたんぴ) 3.0g 桂枝(けいし) 1.0g 附子(ぶし) 0.5~1.0g慢性腎炎、ネフローゼで、浮腿、タンパク尿、尿利減少、口渇、腰痛、高血圧などの認められものに用います。牛膝(ごしつ)、車前子(しゃぜんし)を加えた牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)は八味丸の作用をさらに増強させたものであり、また釣藤(ちょうとう)、黄柏(おうばく)を加えることもあります。●分消湯(ぶんしょうとう)「万病回春(まんびょうかいしゅん)」処方: 蒼朮(そうじゅつ) 3.0g 白朮(びゃくじゅつ) 3.0g 茯苓(ぷくりょう) 3.0g 陳皮(ちんぴ) 2.0g 厚朴(こうぼく) 2.0g 香附子(こうぶし) 2.0g 猪苓(ちょれい) 2.0 g 沢瀉(たくしゃ) 2.0g 枳実(きじつ) 1.0g 大腹皮(だいふくひ) 1.0g 縮砂(しゅくしゃ) 1.0g 木香(もっこう) 1.0g 灯心草(とうしんそう) 1.0gネフローゼで浮腫や腹水があって、 心下部は痞硬(ひこう)し、腹水は勢いがあり、圧迫したくぽみは間もなく元に戻るもの(実腫)を目標に用います。◎治癒例子供のネフローゼが分消湯で治り健康体に4才の男児。扁桃炎からたびたび腎炎を繰り返したことがあり、これが数回目です。全身のむくみがひどく、新しい利尿剤も効かなかったということです。分消湯で少しずつ尿盤が増加し、1か月後には全くむくみがとれて骨と皮ばかりとなりました。クンパク尿は強い陽性でしたが、1年間服薬をつづけて、すっかり陰性となり、健康体になりました。●補気建中湯(ほきけんちゅうとう)「済生全書(さいせいぜんしょ)」処方: 茯苓(ぷくりょう) 5.0g 白朮(びゃくじゅつ) 4.0g 陳皮(ちんぴ) 3.0g 蒼朮(そうじゅつ) 3.0g 人参(にんじん) 3.0g 沢瀉(たくしゃ) 3.0g 麦門冬(ばくもんどう) 3.0g 黄笒(おうごん) 2.0g 厚朴(こうぼく) 2.0g虚証で元気が衰えたもので、浮腫、腹水が長引いている湯合に用います。尿最が減少し、浮腫は力なくプヨプヨで、圧迫による陥没がなかなか元に戻らないもの(虚腫)を目標とします。「医林集要」の補中治湿湯(ほちゅうじしつとう)は、本方より沢潟を去り、当帰、木通、升麻を加えたものです。●導水茯苓湯(どうすいぷくりょうとう)「奇効良方(きこうりょうほう)」処方: 沢瀉(たくしゃ) 3.0g 茯苓(ぷくりょう) 3.0g 白朮(びゃくじゅつ) 3.0g 麦門冬(ばくもんどう) 5.0g 桑白皮(そうはくひ) 1.0g 蘇葉(そよう) 1.0g 大腹皮(だいふくひ) 1.0g 縮砂(しゅくしゃ) 1.0g 木香(もっこう) 1.0g 灯心草(とうしんそう) 1.0g 檳榔子(びんろうし) 2.0g 木瓜(もっか) 2.0g 陳皮(ちんぴ) 2.0g虚証と実証の中間型の人の浮腫で、熟したうりのようにはれ、体を転がすこともできないものに用いられます。ネフローゼで他の薬が効かないものに試みるべき処方です。●木防已湯(もくぼういとう)「金匱要略」処方: 木防已(もくぼうい) 4.0g 石膏(石膏) 10.0g 桂枝(けいし) 3.0g 人参(にんじん) 3.0g慢性腎炎で、浮腫、呼吸促迫、心肥大、喘嗚などがあって、心下部がかたく抵抗感のあるものに用います。●七物降下湯(しちもつこうかとう)「修琴堂方(しゅうきんどうほう)」処方: 当帰(とうき) 4.0g 芍薬(しゃくやく) 4.0g 川芎(せんきゅう) 4.0g 地黄(じおう) 4.0g 黄柏(おうばく) 2.0g 黄耆(おうぎ) 3.0g 釣藤(ちょうとう) 3.0g腎炎または腎硬化症を起こして血圧の高いもの、また、高血圧が慢性化して最小血圧の高いものに用いて効果があります。●当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)「金匱要略」処方: 当帰(とうき) 3.0g 川芎(せんきゅう) 3.0g 芍薬(しゃくやく) 6.0g 茯苓(ぷくりょう) 4.0g 白朮(びゃくじゅつ) 4.0g 沢瀉(たくしゃ) 4.0g虚証の腎炎、ネフローゼ、また妊娠中毒症で浮腫、タンパク尿、高血圧のあるものに用いられます。貧血、やせ型、色白、脈沈弱、腹壁軟弱、心下部拍水音(胃内停 )などを目標に用います。●防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)「金匱要略」処方: 防已(ぼうい) 5.0g 黄耆(おうぎ) 5.0g 白朮(びゃくじゅつ) 3.0g大棗(たいそう) 3.0g 甘草(かんぞう) 1.5g 乾生姜(かんしょうきょう) 1.0g色白で、筋肉がやわらかく、水太りの体質で疲れやすく、汗が多く、小便不利で下腹に浮腫を認め、体が重い、ひざがほれて痛いなどの症状を目標にします。●防已茯苓湯(ぼういぷくりょうとう)「金匱要略」処方: 防已(ぼうい) 3.0g 黄耆(おうぎ) 3.0g 桂枝(けいし) 3.0g 茯苓(ぷくりょう) 6.0g 甘草(かんぞう) 2.0g陰証で手足に浮腫があり、のぼ せ、しびれ、冷え、貧血などが見られるものに用いられます。●真武湯(しんぶとう)「傷寒論」処方: 茯苓(ぷくりょう) 5.0g 芍薬(しゃくやく) 3.0g 白朮(びゃくじゅつ) 3.0g 乾生姜(かんしょうきょう) 1.0g 附子(ぶし) 0.5~1.0g陰虚証で新陳代謝が沈衰しているものに用いられる処方で、小便不利、めまい、動悸などを認め、脈ほ沈微または浮弱で、全身倦怠感、手足の冷え、浮腫などをあらわし、全体的に生気に乏しいものを目標にします。●猪苓湯(ちょれいとう)「傷寒論」「金匱要略」処方: 猪苓(ちょれい) 3.0g 茯苓(ぷくりょう) 3.0g 滑石(かっせき) 3.0g 沢瀉(たくしゃ) 3.0g 阿膠(あきょう) 3.0g本方は主として下腹の熱を去るという意味で膀脱 炎や尿道炎に用いるものですが、相見三郎博士は腎炎やネフローゼに、本方単独または腹証により桂枝衣苓丸料(けいしぶくりようがんりよう)、大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんびとう)、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)、小建中湯(しょうけんちゅうとう)などと合方してよい場合が多いと述べられています。漢薬局
2022.06.04
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電話の向こうで編集長が号泣していた。しばらくしてようやく意味を得た。主幹(社主)内田憲一氏が急逝されたというのだ。一週間前に本書の原稿を読んだ氏は電話で私にこう言った。「この本は日本人に必要な本です。出しましょうよ」日本人に必要などと、氏にしては誇大な表現だなと私は少し奇異に感じたものだった。一時間くらい話したと思う。あれが別れの電話になろうとは知るよしもなかった。氏は病を得て入院の後通院のかたわら社に通っていると、私に語った。病状を聞く私に、逆に私の怪我の治癒経過を心配してくれたものだった。「読むのが遅れてすまなかった」と言い、さきほどの言葉が続いた。前の本は日露戦争で終わっていて、これはその続きなのだから「続・日本人が……」にしましょうよと氏は言った。三年前に上梓した拙書は、原稿が偶然に氏の目に触れて朱鳥社から出たが、氏とのご縁がなければ他社から出ることになっていた。四谷の宿で氏と初めて会ったとき、互いに郷里が福岡であると知り「他生の縁」と笑い合ったものだった。氏は東大入試が「紛争」で中止になったとき京大に入学されている。全共闘とはもろに青春を共にされているわけだ。私がフランクフルト学派やマルクーゼたちの奸智を言うと、遠くを見るように視線を浮かして「そうだったのか」と眩いた。「戦後レジュウムはフランクフルト製なんだ」と氏は低く笑った。最期となった電話で「安倍首相に立ち向かう壁は巨大で根が深いですよ……」と氏は言った。まさにその通りに事態は展開した。私のこの拙書は再び内田憲一氏の手によって世に出た。まるで遺言を執行するかのように編集長以下のスタッフの方々は雑草の草稿を本に仕立ててくださった。感謝の気持ちを記すに適切な措辞のほどを知らない。有難うございました。 桜鉢残してひとが逝きにけり 合掌 若狭和朋七〇年前の八月、蒋介石は上海で決戦に出て、十二月に南京が陥落した。今年は内外ともに騒がしいと思う。 平成十九年九月末日『続日本人が知ってはならない歴史』若狭和朋著(2007年)
2022.06.04
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