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私の好きな甘茶ソウル(11) MY FAVORITE SWEET SOUL (11)【 甘茶偏差値 63 】ATKINS / BABY YOU'RE THE ONE LP(WARNER BROTHERS 3659)'82男女混合のファミリーコーラスグループのグループ名と同名の1982年のアルバム収録曲。このアルバム1枚を残して儚く消えてしまったようですが、当ブログで既出のLOVE IS GROWING STRONGなど良曲が多い。残念ながらU.S.BLACK DISC GUIDE、甘茶ソウル百科事典のどちらでも取り上げられてません。ファミリーというのが甘茶的にそそるものが無いからですかねえ。曲はゆったりとしたテンポのスウィートソウルで、ちょっと悲しげなファルセットリードが特徴的。感傷的な甘いメロディの出来もよく優等生的な内容だけど、70年代スウィート好きにはどこか過剰な何かが欠けている感が否めないかな。とはいえこの内容ですら今では有り得ない古き良き時代のソウルの大切な遺産と感じますね。「YOU TUBE」で聴けます。ツイッター始めました(@zoukyeee)。
2023.10.30
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私の好きなディープソウル2 MY FAVORITE DEEP SOUL 【 ディープ偏差値 67 】JESSE LANKFORD / WHAT'S A MATTER BABY (Polydor PD 2-14025)78? ヒューストンの白人歌手JESSE LANKFORDによる1962年のTimi Yuroのヒット曲のカバー。(secondhandsongs.comによると23ものカバーが存在します。)てっきり黒人歌手かと思っていましたが、どうやら白人のようですね。6オクターブの声域を持つ歌手としてヒューストンでは人気があったとのこと。彼の1978年のアルバム「We'll Take Our Last Walk Tonight」にも同曲のクレジットがあることから(プロデュースは同じHUEY P. MEAUX)1978年頃の作品と思われます。曲は明るく晴れ晴れとした女性コーラスを導入しカバーの中でもかなりポップな内容。JESSEのヴォーカルは瑞々しく明朗で、力強く伸び伸びと実に気持ちよさそうに爽快に歌い上げます。6オクターブの声域の持つ余裕からなのか、流石の歌いっぷりで実に魅力的ですね。快活な曲調&唱法は相性バッチリでメロディの出来も良く、聴いていて楽しい気分にさせてくれます。もっと彼の歌声でこうした明るい良曲のカバーを沢山残して欲しかったですね。「YOU TUBE」で聴けます。Timi Yuro(オリジナル)ツイッター始めました(@zoukyeee)。
2023.10.23
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ギターポップ推薦曲(4) 【 もうすぐランクイン 】Brian / It Never Crossed Your Mind 「Understand」'92ダブリン生まれでロンドンで活動していたというブライアン。90年代に2枚のアルバムを残していて、これは彼の1stアルバム「Understand」収録曲。ブライアンというと日本人にも馴染みのあるありふれた名前だけど、Ken Sweeneyというシンガーソングライターのソロプロジェクトの模様。小山田圭吾のCORNELIUSみたいなもんですね。アコースティックギターに打ち込みドラムという質素な構成ながらも繊細ながらも煌びやかなアコギの音色が印象的。曲全体としては冷静で落ち着いた淡泊なものでサラレコードのような内省的な雰囲気が強く、そこに好感が持てます。メロディも派手さはないけれど良質でなかなか心に染み入ります。打ち込みドラムによりポップな仕上がりとなったけど、ドラムなしのより簡素な内容を聴いてみたいかも、とふと頭によぎりました。「YOU TUBE」で聴けます。ツイッター始めました(@zoukyeee)。
2023.10.16
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ウォール・オブ・サウンド 音壁の世界(1) 洋楽スーパーポップの世界(1) THE WORLD OF "WALL OF SOUND"(1) 【 ポップ偏差値 79 】The Rubettes / Sugar Baby Love (2023 Wall Of Sound Extended Version)【Original】Composer / Bickerton-Waddington, Arranger / Gerry Shury, Producer / Wayne Bickerton 【2023 Wall Of Sound Extended Version】 Vocal, Instrument / The Rubettes Instrument, Arrange, Produce / @otokabe_master名曲「Sugar Baby Love」を2023年に新たにウォール・オブ・サウンド・エクステンデット・バージョンとして作成しました。ベースやドラムなど一部楽器の音を削り、幾つかの楽器を新たに足したもので、所謂二次創作にあたる非公式・未公認の楽曲です。本作は@otokabe_master氏に作って頂いた「ウォール・オブ・サウンド・シリーズ」の7番目の作品となります。「YOU TUBE」で聴けます。(なお、説明欄では@otokabe_master氏に寄稿頂いた解説を読むことが出来ます。)また、こちらでも聴くことができます。以下、ネタバレを含みますので、まずは上記リンクよりお聴き頂くことを推奨致します。オリジナルは1974年のイギリスのバンド、ルベッツのヒット曲。日本でもたびたびCMで使われる大人気曲ですね。明るく元気一杯で高揚感があって、将に当ブログで取り上げるに相応しいスーパーポップな内容。ファルセット遠吠えにワッシュワリワリ(Bop-Show-Waddy-Waddy)コーラスの爽快感はCMソングにうってつけです。ただでさえポップス史に燦然と輝く超凄ポップな曲ですが、@otokabe_master氏にウォール・オブ・サウンド(音壁)化して頂いたら一体どこまでポップになるのだろう?と期待に胸が膨らんでの音壁化です。ただし残念ながらここまでの全6作品と異なり、今回はヴォーカル、コーラス部分を分離・抽出することが出来ませんでした。低音部分(ベースとドラムス)は分離できたので、低音域では完全新規録音でやりたいことが実現出来たのですが、中音から高音域に関しましては、オリジナルの演奏はそのままに、新たに幾つかの楽器を足す形での音壁化となりました。将来的に更なる技術の進歩により完全な抽出が可能となり、全て新録での100%理想の音壁化が出来る日が来ることを待ちたいところです。オリジナル自体グロッケンやピアノなど音壁的側面のある曲でしたが、本バージョンでは、更に高音部において鈴やカスタネットなどを大幅に導入してあります。また、低音部はドラムの4つ打ちを8ビートへ変更することにより、カスタネットが際立つように工夫し、更にティンパニを加え迫力ある重低音が楽しめる内容へ。全体として新たに数多くの楽器が加わることにより この曲の持ち味である爽やかで透明なヴォーカル&コーラスワークが聴こえにくくなった嫌いはありますが(そこを楽しみたい方は是非オリジナルで!)厚みと奥行のあるウォール・オブ・サウンドにより、オリジナルを更なるポップの極みへと昇華させられたのではないかと思います。また、オリジナルではおそらくはラジオでのオンエアを意識してのことだと思いますが、終盤のナレーション後は山場のファルセット遠吠えフレーズが完走されることなく約20秒ほどでフェイドアウトしてしまいます。かなり消化不良な内容でしたので、本バージョンではファルセットフレーズをなんと延々4回、合計2分ほどループさせ、この曲最大の聴きどころをたっぷりと堪能できる仕様と致しました。更にこの終盤部分では、カスタネットの激しい連打が大爆発、これでも食らえ!とばかりに盛り上げるアレンジを追加するなど音の洪水状態。爽やかなファルセット&ワリワリコーラスと共に永遠に聴き続けていたい・・・と思うのはきっと私だけではないはず。是非フルヴォリュームでご堪能ください。@otokabe_master氏による「史上最高のウォール・オブ・サウンド・シリーズ」は他にもとてつもない作品が複数あります。他にも音源の公開を予定していますので、どうぞお楽しみに。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ楽器瑞々しさボーナス(音壁&二次創作)ポップ偏差値合計101010878108879(ご参考)ポップ偏差値上限75とその限界を超える音楽世界初公開! ビートルズをウォール・オブ・サウンドで The Beatles / No Reply (2024 Wall Of Sound Extended Version)世界初公開! 更に説得力の増したネオアコ音壁バージョン The Bluebells / I'm Falling (2021 Wall Of Sound Version)世界初公開 史上最高のウォール・オブ・サウンド Frankie Valli / Can't Take My Eyes off You (2022 Wall Of Sound Long Version)史上最強のウォール・オブ・サウンド 中島みゆき / 悪女 (2021 ウォール・オブ・サウンド・バージョン)史上最高のウォール・オブ・サウンド 村田恵里 / オペラグラスの中でだけ (2022 ウォール・オブ・サウンド・ロング・バージョン)ツイッター始めました(@zoukyeee)。
2023.10.06
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ラバーズロック(2) 【 ラヴァーズ偏差値 60 】PAT KELLY / TWELFTH OF NEVER '69 元Techniquesのリードで後にソロとして活躍したパット・ケリーの1969年のシングル曲。オリジナルは1957年のJohnny Mathis with Ray Conniff and His Orchestraで、バックはストリングス中心でリズム隊の無い質素な内容。他にSonny James、Sam Cooke、Bobby Vinton、Billy J. Kramer with The Dakotas、Glen Campbell、Chi-Lites、Tammy Wynette、Chairmen of the Board、Bee Gees、アグネスチャン、Olivia Newton-Johnなど200以上のカバーが存在する人気曲です。感傷的なメロディに甘い歌声が映える曲ですが、オリジナル同様ほとんどリズムを感じさせない内容が多い。それらに反しパット・ケリー版は実にリズミカルで個人的にはこの曲のベストカバー。プロデュースはBunny Leeで初期レゲエ、ロックステディな内容。溌剌とした躍動感のあるリズムをバックに、しかし歌声は甘く切ない。この組み合わせの妙味もまたロックステディの醍醐味の一つですね。なお、パット・ケリー版のオリジナルは1968年版ですが、1969年にアレンジを変えて再発されています。瑞々しいオルガンなど加えてかなりポップな内容で後者がお勧め。(誤ってMAX ROMEO名義で印字されているので注意が必要)因みに曲名の「TWELFTH OF NEVER」というのは、「決して来ない12=この世の終わり」(まで君を愛す)という意味の模様。「YOU TUBE」で聴けます。PAT KELLY / TWELFTH OF NEVER(1968年版)Glen Campbell / TWELFTH OF NEVERツイッター始めました(@zoukyeee)。
2023.10.02
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