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私の好きなノーザン・ソウル(ノーザン・ダンサー) 2 MY FAVORITE NORTHERN SOUL 2【 ノーザン偏差値 64 】Cliff Nobles & Co. / The Horse (Phil L.A. Of Soul 313)'68 U.S.BLACK DISC GUIDE #76でも紹介されているクリフ・ノーブルズはアラバマ生まれのソウル歌手。ペンシルベニアで結成した彼のグループ名義で一枚のアルバムを残していて、そのアルバムタイトルとなっているのが本ヒット曲。シングルのB面曲として発売されていて そのA面Love Is All Rightのインスト曲という体裁が本来の姿ということになります。どのようにしてこの曲がチャートを上り詰めて行ったのか興味深いところですが、最終的にビルボードホット100で最高2位とのこと。基本はR&BテイストのダンスナンバーでアレンジはBobby Martin、バックは後のMFSBの面々でフィラデルフィア録音。ヴォーカルのクリフ・ノーブルズは基本的に参加してないので実質的に初期MFSBの楽曲と捉えられないこともないのかも。それゆえ単調ながらもしっかりとした黒いグルーヴを感じさせキャッチーなホーンも印象的。リズムもスピード感があるしドラムも躍動感があり、踊るにはもってこいのノーザンダンサーと言えるでしょう。同系統の前年1967年産のインストヒット曲、Archie Bell and The DrellsのTighten Upを彷彿させるものがありますね。なお全くの余談になりますが、ヴォーカルのクリフ・ノーブルズの残した「THIS FEELING OF LONELINESS」は高沢仁氏に「シングル盤中のシングル盤」と言わしめた極上のソウル名曲。「YOU TUBE」でPVが見れます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ楽器快活さボーナス(MFSB)ノーザン偏差値合計77779688564ツイッター始めました(@zoukyeee)。
2023.11.27
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フリーソウルコンピ未収録推薦曲(4) 【もうすぐランクイン】GEORGE MCCRAE / BEAUTIFUL '16 「LOVE」約50年前の1974年に「Rock Your Baby」のヒットで一世を風靡したジョージ・マックレーの晩年2016年発表の14枚目のアルバム「LOVE」収録曲。ソウル的に人気が高い訳でもなく一発屋的印象が強いのですが、晩年になってなかなかいい曲を作ったなという印象。曲は70/80年代製作といっても通じてしまいそうな素朴で軽めのアレンジはフリーソウル的かも。どこか既聴感のある甘く品のあるメロディは出来が良く、ジョージの情感深い歌声も熟練の味わいという感じ。控えめながらもギターのカッティングが往年の南部マイアミのT.K.サウンドを彷彿させて懐かしい。もはやほとんど注目されないジョージ・マックレーではありますが、この隠れた名曲に注目して欲しいですね。「YOU TUBE」で聴けます。ツイッター始めました(@zoukyeee)。
2023.11.20
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ウォール・オブ・サウンド 音壁の世界(1) ギターポップ推薦曲(1) THE WORLD OF "WALL OF SOUND"(1) 【 ポップ偏差値 77 】The Bluebells / I'm Falling (2021 Wall Of Sound Version)【Original】Composer / Hodgens-McCluskey Producer / Colin Fairley & Robert Andrews【2021 Wall Of Sound Version】Instrument, Arrange, Produce / @otokabe_masterネオアコファンにも人気のスコットランドのロックバンド、ブルーベルズのギターポップ名曲「I'm Falling」を2021年に新たにウォール・オブ・サウンド・バージョンとして作成したもの。ヴォーカルだけ抽出し新たなアレンジのもとサウンドは全て新規録音されたもので、所謂二次創作にあたる非公式・未公認の楽曲です。本作は@otokabe_master氏に作って頂いた「ウォール・オブ・サウンド・シリーズ」の2番目の作品となります。「YOU TUBE」で聴けます。(なお、説明欄では@otokabe_master氏に寄稿頂いた解説を読むことが出来ます。)また、こちらでも聴くことができます。以下、ネタバレを含みますので、まずは上記リンクよりお聴き頂くことを推奨致します。オリジナルはギターの刻みとピアノの軽やかな響きが心地よいネオアコ系バラード。恋人への後悔の念が痛々しくも、甘く悲しげなメロディが秀逸な人気曲です。泣きのギターも印象的ですが、個人的にはピアノの切なくも軽やかで感動的な響きにウォール・オブ・サウンド(音壁)的魅力を感じておりました。@otokabe_master氏に作って頂いた中島みゆき / 悪女 (2021 ウォール・オブ・サウンド・バージョン)の素晴らしさに感動し、同じくピアノを主軸としたこの曲の音壁版を是非聴いてみたいという思いから製作を依頼しました。オリジナルではギターの活躍度が高く、それはそれで非常に魅力的なのですが、音壁的にはギターはそれほど相性は良くないので必要最小限にとどめて頂き、代わりにピアノの軽やかな響きをメインとしたサウンドとなりました。他にもカスタネット、カバサ、鈴の音といった高音域の繊細な響きからベースやドラム、ティンパニなどの迫力のある重低音まで、まんべんなく配された様々な楽器が分厚い音壁となって迫るかなりオリジナルとは異なる内容です。特に力強くメインフレーズを奏でるピアノは、音壁の相乗効果でより劇的に変貌しただけでなく、他にも随所で様々な表情を見せ脇役的にも大活躍します。そして圧巻なのは、最初の間奏におけるピアノのメインフレーズをサポートするカスタネットの連打音。ここでの重厚な音壁、軽やかなピアノをバックにカスタが力強く鳴り響くことを夢に見なかったネオアコ系音壁者は私だけでしょうか。実に感動的な瞬間でこのバージョンの最大の聴きどころかと思います。後半でもこのコンボがエンディングまで展開されますが、史上最強クラスの良質な迫力ある音壁により、「I Should Have Known Better」と後悔の念を歌うリードの説得力が倍増したと感じますがいかがでしょう。なお、エンディング近くではカスタネットの鳴り方が変化しますので是非ご注目を。@otokabe_master氏による「史上最高のウォール・オブ・サウンド・シリーズ」は他にもとてつもない作品が複数あります。他にも音源の公開を予定していますので、どうぞお楽しみに。(ご参考)ポップ偏差値上限75とその限界を超える音楽世界初公開 更に爽快な音壁ロング・バージョン! The Rubettes / Sugar Baby Love (2023 Wall Of Sound Extended Version)世界初公開 史上最高のウォール・オブ・サウンド Frankie Valli / Can't Take My Eyes off You (2022 Wall Of Sound Long Version)世界初公開! ビートルズをウォール・オブ・サウンドで The Beatles / No Reply (2024 Wall Of Sound Extended Version)史上最強のウォール・オブ・サウンド 中島みゆき / 悪女 (2021 ウォール・オブ・サウンド・バージョン)史上最高のウォール・オブ・サウンド 村田恵里 / オペラグラスの中でだけ (2022 ウォール・オブ・サウンド・ロング・バージョン)ツイッター始めました(@zoukyeee)。
2023.11.10
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