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2022.06.27
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テーマ: 読書(8559)

本のタイトル・作者



池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」) [ 池上彰 ]

本の目次・あらすじ


introduction そもそも行動経済学とは何か?   
序 章 経済は「人の心」で動いている! ~行動経済学のキホン~
第1章 身近にあふれる! 行動経済学を利用したビジネス戦略
第2章 意思決定をする直感~「ヒューリスティック」とは? ~
第3章 「損したくない」が行動を決める! ? ~「プロスペクト理論」とは? ~
第4章 人は将来よりも「今」を重視する! ~「現在バイアス」「社会的選好」とは? ~
第5章 人を操る魔法の理論~「ナッジ」とは? ~


感想


2022年160冊目
★★★

なんで池上さんが行動経済学の本を…?
と思ったら、これ「池上彰・監修」なんですよ。
「おわりに」に、「私も加わってのブレインストーミングで方向性を定め、竹内孝夫さんらが執筆したのち、私が内容や文章をチェックする形をとりました」ってある。
いやいや…ってなった。著者紹介すらない。ゴーストライターやん…。

薄くてイラストが多くて、内容は分かりやすい。
これまでの経済学が扱っていた前提「合理的で賢い人間」のように人間は行動しない。
それを踏まえて修正したのが「行動経済学」。
人間は「合理的・自制的・利己的」だという経済学の前提は、行動経済学では「ほどよく合理的・ほどよく自制的・ほどよく利己的」となる。
この本は一冊でざっとその内容を摑める。

経済学系の本を何冊か読んでいる人には既出の内容が多いけど、やっぱり楽しい。
仕事のうえでも、行動経済学をふまえ「こういう書き方やアプローチをしたら相手の行動が変わるのでは?」と思える。試してみたくなった。


これほんと、疲れるよね…。
私は決裁権のある立場になってから、もう考えて、決めるのがしんどい。
なるべくヒューリスティックのことに思考のリソースを割きたくない。

だからなるべく日々のルーチンを固定化している。
食べるもの(調理方法)。着るもの。


残ったら朝ごはんや冷凍に。
冷凍が一食分貯まったら炊かない。
「炊く」or「炊かない」にして、「今日は○合炊く」という選択肢をなくした。
そういう積み重ね。

これまでの関連レビュー


無敵の読解力 [ 池上彰・佐藤優 ]
池上彰の世界の見方 東欧・旧ソ連の国々 [ 池上彰 ]




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最終更新日  2022.12.04 00:02:21
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