び〜あらいぶのブログ Be alive  幸せってな~に?

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2016/04/19
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​ブリの刺身 ゴボウとニンジン、アサリの天ぷら ​​

わたしが残せたもの

ベルトコンベヤーで人が運ばれる
施設入居者の生活を1年早送りで想像してみる
例えば、起床AM5:00~就寝PM5:00 営業時間か!?
わたしの知る限り、世界中の施設で徹底さている 
理由は有れど如何なものか?そこを壊す!

​​​ ​睡眠について考える​
​介護編​
施設 では管理上、人の出入りを遮断する為、閉館と消灯の時間を設ける必要が有る​
夕食は17時~18時の時間帯で始まり、開始から1時間ほどで就寝介助が始まる
働く側の基準 なので、疑問に思う人は多いが変わる事なく2022年に至る​
そこで暮らす方にとって 深刻な問題で、時間はたっぷり有るが寝るしかない

​規則正しさ?その人の生活環境や状況によるものでないと意味はない​
眠りダリ.jpg

​​ 意思の尊重
入居と同時に規則的かつ 機械的 に起床就寝介助が行われる
生活意欲がなく寝て食べて排泄するという ​廃用的な本人の意思を尊重する ​​
スタッフ

働く者の心理
食事後、部屋に戻って、そのまま眠ってしまう手の掛からない方は助かる
物分りの良い人​で可愛がられる

眠れず、不穏な行動を起こし、活発なほど危険でもあり、手間がかかるので迷惑な人
コレ、違うよね?


​見る目も変われば言動も変わる​

​​センサー設置なら駆け回ることになり、中にはストレスで切れてしまい暴言や自分の都合をまくし立てるスタッフが出てくる
手におえないからと眠らせるなど 薬を使う基準を間違ってしまう 事になる
​​

​一般的な社会生活を送る人体のサイクル​

おおよその時間 身体状況
   6    コルチゾールのレベル上昇、脳と体が目覚める
   7    メラトニンの分泌が止まる
   9    性ホルモンの分泌がピーク
  11    注意力のレベルがピーク
  14    運動調整力が最も高まる
  15    反応が最も速くなる
  17    心臓血管系作用と筋力が最も高まる
  19    血圧と体温が最も高くなる
  21    睡眠に備えてメラトニンが分泌され始める
  22    体が静まっていき、内蔵の動きも抑制される
   2    睡眠が最も深くなる
   4    体温が最も低くなる

​理想の睡眠7~8時間はこのサイクルが基準だと夜9時過ぎてからになる
寝るのが早すぎたり、日付が変わってからでは当然ズレが生じる
また、夜の睡眠が関与し分泌の限られた 成長ホルモンはアンチエイジングの代表 的なもので、できるだけ分泌を妨げないようにしたい​



就寝介助後、退室する際に消灯
冬なら18時の闇の中、目を開けて天井を見ている人を沢山見てきた
これは、
​​せん妄や幻聴を助長する環境​​
心理的には洗脳や拷問に使うテクニックになる恐ろしい話です

​​ 「何を考えてたんですか~?」 と必ず聞く​
答えにはパターンがあり、ネガティブな事が多い

​​​​​​ ​マニュアルの「電気を消しても良いですか?(消しときましょうか?)」​ などは寝るのが前提の声掛け 誘導​
場所にもよるがカテーンの開閉も同じで、プライバシーが ​​ ​都合よく誇張され​ ​​ 閉めれば良いと言うものではない
退室時 ​「夕焼けが出てますね」​ など声掛けをし、 反応を見ておく と心の状態が伝わってくる
静寂と闇は孤独や恐怖の要因 なので、音楽を流したりとテレビやラジオをさり気なく使う​​​​​



​夜間の覚醒​
​​ 基礎代謝の下降による必要睡眠 は短くなる​​
​​介護現場では早く寝てしまうので、夜中24時を待たず 覚醒 が始まるのは珍しくない​​
訪問活動で【夜目が覚めて眠れなくなる相談】は多く、どんな感じか当てると驚かれる
スタッフも本人も ​​ 「眠れない、寝なくて困る」 ​​ と思いこむ

むしろ、朝まで12時間一度も起きない方が異常と考えることが出来るので、 ​覚醒の状態を確認し行動を知っておく​ ​​ のは大切な要素でも有る

睡眠を妨げる排泄​

病気でない限り、夕方早くから寝て真夜中にトイレに行きたくなるのは当たり前
排泄のメカニズムは複雑
目が覚めると、起床準備などとして習慣的に脳が排泄を促す
眠れず身体がONになれば尿意は起こる

そこの見極めができないと、施設の薬物依存が起きる
​​​機能低下や疾患でもないのに排泄コントール​​​ される

​安定剤​
​​​​​用途や目的が同じような物で安定剤や認知症の薬としてそこら中に出回っている
眠導入剤や優眠剤・袋に眠前薬と書かれて 乱用 されていますが、
副作用の効果 を狙った【偶然の効果】です
​​
薬の乱用は医者の考え方で大きく割れていて、 医者同士の連携を妨げる原因になる
​理由として、使用基準の見直しと新薬で副作用のリスクが下がって使いやすくなった事もあり、お気楽な医者は ​「取り合えず、薬を出す」​
​人を薬でコントロール​
乱用についてはドラッグロック と言って注意勧告がある
​​

​​​​​よくある 施設のパターン 夜のほうが元気が出て寝ない 方や 夜中に覚醒 してしまう方に飲んで頂き ​安静を確保​ する
その前に家族や知り合い、自分に置き換えて考えみる
​眠らない理由に対して ​「策を講じ、より良い選択として残ったものだろうか?」​ ​​

夜間勤務の実証 では殆どの方に ​​ 安定剤は必要なかった  ​​

ただ勝手な自己判断は禁物で、服薬の必要性については多方面の意見を聞き、支障が無ければ検証する
服薬時間のタイミングについては翌日の影響を考え、ぎりぎり24時までとした
例えば、すでに対象者が寝ていたのなら ​​ 起こしてまで服薬することはない ​​

眠り.jpg
​申し送り​
​「Aさんは良眠されていました。」​
根拠の無い個人的な意見は記録してはいけない
眠りの質は専門家でも見た目だけで判断できない​

​​​​ 断続的な眠りであったか?
温度調整が上手くできているか?
身体に一時的な圧迫痕や変色がないか?
寝返りの痕跡
など、眠りの質に影響する事を見ておく​ ​​​


​​​日常生活に個人差があるのは誰もが理解できるが 睡眠に関しては統一 してしまおうと言う姿勢になる施設
​施設の運営の問題と取組み姿勢が分かる​

​ショートスリーパーやロングスリーパー、朝方や夜方が有る​
個人にあった施設生活の実現は難しい
​​​​​​​​​​
わたしが残せたものは、ある施設の就寝時間
夕食後もホールで過ごせるよう流れを作った
5年になりますが、続けられています
もちろん、クリアすべき問題は沢山あります 
そこは企業努力と言うもので、居住者方の残された時間を大切にする思いが前提になる ​​​


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Last updated  2022/08/02 09:10:05 AM
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