動物園・水族館 0
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東京国立近代美術館に行くと必ず寄るのは4階の「眺めのよい部屋」です名前のとおり、皇居の緑やビル群を見渡せる素晴らしいパノラマビュー来館のおりは、いつもここでユックリと寛ぐのが定番です^^先週末、ドイグ展を観た後も「眺めのよい部屋」で、しばし休憩~その後、MOMATコレクションを観て回りましたMOMATコレクション会場: 東京国立近代美術館本館所蔵品ギャラリー(4F-2F)会期: 2020年6月16日(火)-10月25日(日)開館時間: 10:00-17:00休室日: 月曜日[ただし8月10日、9月21日は開館]、8月11日(火)、9月23日(水)※入館は閉館30分前まで※当面の間、夜間開館は無しMOMATコレクション今期はもともとオリンピック・パラリンピックにあわせた特別編を開催する予定でしたが、来年に延期となりました。そのかわり、新型コロナウィルス対策のためほとんどご覧いただけなかった今春の展示を、一部入れ替えてあらためてお届けいたします。(HPより)ほぼ毎回展示されている馴染みの絵画・原田直次郎 《騎龍観音》や岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》などをノンビリと~ 今回の私のお目当ては「バウハウス特集」 展示概要1919年にドイツのヴァイマールに開設された造形学校「バウハウス」は、ナチスの弾圧を受け1933年に閉鎖を余儀なくされました。その間わずか 14年でしたが、バウハウスでは優れた芸術家が教鞭をとり、時代の変化に目を向け、社会と芸術の新たな関係構築を目指したユニークな教育が行われました。 その革新的な理念と実践は、さまざまな人や物を経由し、日本にも直接的あるいは間接的に伝えられました。ここでは、西洋に「モダン」の見本を求めた1930年前後の日本とバウハウスの接点を紹介します。(HPより)パイプの椅子やワゴンって、一時期日本でも流行りましたよねそういえば、2019年はバウハウス創立100周年だったので、それを記念して今後も様々なイベントが開催予定のようです。東京ステーションギャラリーでも7月17日から展覧会がスタート!開校100年 きたれ、バウハウス―造形教育の基礎―7月17日(金) - 9月6日(日)行けるといいな~と、話が逸れちゃった💦今回は特別展を観た後だったので、他の作品は駆け足で~そんななか、脚を止めてジーっと見入ってしまったのは小倉遊亀の《浴女 その一》和みますわ~温泉に行きたくなっちゃいました^^【送料無料+桐箱付】絹のふろしき 小倉遊亀 咲く 68cm風呂敷専門店・唐草屋f 【送料無料】 結婚祝い 出産祝い お中元 風呂敷 正絹 高級品 【つかのま】 小倉遊亀 75cm ふろしき 風呂敷専門店 シルク プレゼント 名入 家紋入
2020.06.24
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先週末、ピーター・ドイグ展に行ってきました会場 東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー会期 2020年2月26日(水) ー 6月14日(日)10月11日(日)休館日 月曜日(ただし8月10日,9月21日は開館)、8月11日,9月23日開館時間 10:00 ー 17:00 金曜・土曜は20:00まで*当⾯の間、⾦・⼟曜の夜間開館は⾏いません(入館は閉館30分前まで)ピーター・ドイグ展ピーター・ドイグ(1959-)は、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家です。今日、世界で最も重要なアーティストのひとりと言われています。彼は、ゴーギャン、ゴッホ、マティス、ムンクといった近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーンや広告、彼が過ごしたカナダやトリニダード・トバゴの風景など、多様なイメージを組み合わせて絵画を制作してきました。私たちが彼の作品に不思議と魅せられるのは、誰もがどこかで見たことのあるイメージを用いながらも、見たことのない世界を見せてくれるからだと言えるでしょう。本展は、ピーター・ドイグの初期作から最新作までを紹介する待望の日本初個展です.(公式サイトより) 今回の展覧会は嬉しいことに会場内撮影OKチケットは「日時指定チケット」ということでしたが、当日券もありスムーズに入場できました。この日は強い雨が降ってたので会場内はガラガラ?と思いきや、ちょうどいいくらいの人出^^ソーシャルディスタンスを保つことのできる余裕もありましたよ。 展示品は幅2,3mの大型のものが多く、しかもユッタリとした間隔で展示されているので、作品のスケール感をたっ~ぷりと感じることができましたそのせいか、大型展覧会にありがちな「作品数が多すぎて途中で疲れ果て~」ということもなく、自分のペースでゆっくりと見て回れましたのが嬉しかったです私がピーター・ドイグを始めて知ったのは昨年の美術展サイトでその後TVで観た作品《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》が実に衝撃的でした星降る夜空の下、カラフルな壁の中央に立つ二人の人物。手前の淡い空間と奥の暗闇に導くかのような道・・・なんとも幻想的な風景で絵の中に引き込まれるよう~音声ガイドの説明によると「この絵は白黒の絵葉書から連想して描かれ、中央の人物はバレーの衣装を着た友人と自分」なんだとか。どこかで見たような光景なのに、全体から漂ってくる幻想的な世界観が印象に残って、ぜひとも実物を観た~い!!と思わされた作品でした。今回、実際に目の前で観ることができて大感動~この作品だけじゃなく、すべて絵の前に立つと物語が湧き上がってくるものばかり!一枚の絵から沸々とストーリーが広がっていくようで、何時間でも絵の前に立っていられそうでした^^第1章は「森の奥へ」1986年〜2002年第2章は「海辺で」2002年~ ↑《天の川》 ↑《カヌー=湖》 ↑《エコー湖》 ムンクみたい~ww↑《のまれる》この作品はクリスティイーズオークションで約2600万ドル(当時約30億円)で落札されたんだとか毒々しいまでの色彩の中、浮かぶカヌー・・・なにか危うさを感じて心落ち着かず、唯一、絵の前に立ってる時間が短かったかも(;^_^一連のカヌーはホラー映画「13日の金曜日」にインスパイアされたイメージだそうです。↑《スキージャケット》日本のニセコスキー場の広告をもとに描かれたものだとか。人物達はどれもへっぴり腰だったり転びそうだったり(^m^) ↑《ペリカン》ペリカンの首をしめて沈めようとした男を見た、という実際の出来事とか。(画面では見えないけど男の右手にはペリカンが下げられているらしい)すごく啓示的な印象の絵ですね。ゴーギャンやマチス風? ↑《ポート・オブ・スペインの雨(ホワイトオーク)》獣舎の檻を見ていて拘置所の檻を連想したんだとか。本来中にいるべきライオンが外にいるという不穏感が漂ってました。拘置所ドア内の人影も不気味他にも印象深かった絵を ↑《赤い船(想像の少年たち》↑《スピアフィッシング》↑《山の風景のなかの人物》↑《若い豆農家》↑《ラペイルーズの壁》トリニダード墓地の外壁を歩く男性。作家いわく、小津安二郎の『東京物語』における「計算された静けさ」を描いた作品とのこと。↑《夜の水浴者》↑《ブロッター》観ているだけで吸い込まれてしまいそうな色彩の美しさ✨↑《コンクリート・キャビン》コルビジェ風?建物と樹の白いハイライトが際立って、技巧的な効果大☆彡↑《赤い男(カリプソを歌う》 《水浴者)カリプソを歌う》↑《パラミン》植民地だったトリニダードに伝わるブルーデビルどの作品もミステリアスなムードが漂っており、想像力をかき立てられ~不穏なイメージも伝わるけど、不思議な温かさに包まれる感もあり・・・・なんだかこれまで他の展覧会で味わったことのない魅惑的な気持ちにさせられました第3章は「コミュニティとしてのスタジオフィルムクラブ 」2003年〜ドイグがトリニダード・トバゴ出身の友人と一緒に開催した映画会のポスター(?)。映画は大作じゃなくて名画座的なセレクトのようでした。40点近く並んでたけど、私の好きな映画をチョイスして~ ↑『ドッグウィル』 ↑『ブルーベルベット』 ↑『真夜中のカーボーイ』 ↑『昼顔』日本映画もたくさん並んでました^^ なかなか真正面から撮ることが出来ず、写真がことごとく曲がってて面目ないですm(__)mでも、こうやって写真で見ると、会場で感じた高揚感はやや萎み~やっぱり生の絵画から発するオーラは写真や印刷物じゃ伝わりませんねお時間があればぜひともナマでご覧になって欲しいです(^^)/遠方のかたは展会場の3DVRをぜひ!(無料公開)細部までアップして観ることが可能ですよ~♪
2020.06.22
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昨日は友人とお出掛けしてきました天気も崩れず順調に・・・・・・と言いたいところだけど、行く先々でトラブル続発~結局予定していた散歩コースの半分も回れず不完全燃焼の一日でした。でもオシャベリだけはタップリとできたので「良し」としなくちゃ(^m^) が、そちらの日記はまた後日<(_ _)>今日は先週行った東京ステーションギャラリー・『坂田一男 捲土重来』を『坂田一男 捲土重来(けんどちょうらい)』会場 東京ステーションギャラリー会期 2019年12月7日(土)-2020年1月26日(日)昨年、アートコミュニティーサイト「シェア・アート」に登録して以来、50展くらい応募を続けてたんですが、なかなか当選ならず(涙)でも、やっとチケット初当選しました\(^o^)/嬉しい~「シェア・アート」様、ありがとうございますただ、もっと早く観に行くつもりだったのにズルズルと先延ばしにしてて、閉幕ギリギリになっちゃいました《キュビスム的人物像》<展覧会概要>キュビスム以降の抽象絵画の展開を核心で理解し、その可能性を究極まで推しすすめた画家・坂田一男(1889-1956)。世界的にも稀有な高い次元に到達していた坂田一男の仕事の全貌を展示し、その絵画に織り込まれた世界の可能性をひもときます。造形作家の岡﨑乾二郎氏を監修者に招き、〈現在の画家としての〉坂田一男の全貌を提示するはじめての展覧会です(HPより)会場内は撮影禁止画像はHPからお借りしました<(_ _)> ↑左は《コンポジション》 右は《アンサン》 ↑左は《コンポジションA》 右は《構成》《静物Ⅰ》実は以前から「キュビズム」「フォーヴィスム」系は大の苦手~(涙)今回もなかなかに手ごわく、私の理解に及ばないものがホトンドでしたただ、初期から後期にわたって、どの作品も「ブレ」を感じないところには驚嘆作品から伝わってくる胆力(?)&強靭さは圧倒的でした坂田一男(さかた・かずお、1889-1956)医学者坂田快太郎の長男として岡山市に生まれる。当初医者を目指すも、中学卒業後ノイローゼの療養中に学んだ絵の道を志す。1921年渡仏。アカデミー・モデルヌでフェルナン・レジェに師事し、のちに助手を務める。滞仏中は複数のサロンの会員となり、国際展への参加やギャラリーで大規模な個展を開催するなど一線で活躍した。1933年の帰国後は 倉敷市玉島のアトリエで生涯制作した。日本の抽象画家の先駆者として高く評価されたのは没後である。(HPより抜粋)展示されていた絵画のなかで私が一番心惹かれたのは「タイトル不詳」というタイトル(?)の作品渡仏中に描かれた作品で、墨で塗りつぶされた部分に日本の家並みが浮かび上がって見える幻想的な絵でした。派手さはないけど、なにやら不穏な雰囲気今展の監修者である岡﨑乾二郎氏をもってしても「謎多い作品」だそうです。ところで、東京ステーションギャラリーは館内のレンガが素晴らしさが特筆もの これまでも展覧会に来るたびに、長い歴史を刻んだ階段レンガの姿に惚れ惚れだったんですが・・・今回、展示室内のレンガにも注目これまでは展示作品に気を取られるあまり、室内のレンガにはあまり注意が向かないままだったことに気づきました。展示作品と室内壁とが、お互いをひきたてあう空間の美しさが東京ステーションギャラリーの魅力でもありますね東京ステーションギャラリーの次の企画展は『奇蹟の芸術都市バルセロナ』またチケットが当たるといいな~ヾ(^^;)会期:2020年2月8日(土)-4月5日(日)《企画展概要》豊かな経済力と独自の言語文化を背景に特異な芸術を形成してきた国際都市バルセロナ。本展は、都市の近代化が進んだ1850年代から、万博開催を経て、スペイン内戦に至るまでの約80年間にカタルーニャに花開いた芸術を紹介します。ガウディやムンタネーら街の近代化を推進した建築家、ピカソ、ミロ、ダリ、サンティアゴ・ルシニョル、ラモン・カザスなど、多才な芸術家による約130点を展示します(HPより)アートコミュニティーサイト「シェア・アート」様、レポートが遅くなって申し訳ありませんm(__)mこの日の昼食は博多うどん立ち食い店「丼拓」で九州育ちなので、東京のうどんや讃岐うどんには違和感のある私ww以前、散策の途中にここの看板を見つけて以来、ずっと食べてみたかったお店です選んだのはもちろん「ごぼう天うどん」関東風の黒いお汁にも最近やっと慣れてきたけど、やっぱり澄んだお汁のうどんは最高ですわ~(≧∇≦)ただし、もうちょっと甘めの汁のほうが私は好きだけどwwそれと、博多うどん風の柔らか麺にすると50円追加だったので、ついついケチって(笑)普通麺にしたけど・・・やっぱりプラス50円すれば良かったと大後悔でした(^┰^)【中古】 まるごと東京ステーションギャラリー 東京駅のなかの美術館 /東京ステーションギャラリー(その他) 【中古】afb
2020.01.25
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今日は友人とファミレスランチしてきました^^昨日は「大寒」とは思えぬほどの暖かさだったけど、今日は風が冷たくて ブルブル~明日からは、お天気下り坂のようですね。予報だと我が地域では日曜日以降、雪マークがズラ~リ積雪はなさそうだけど、道の凍結が少々心配です。 心配といえば・・・ 中国の新型肺炎が拡大してきたようで落ち着きませんね(-"-)春節も近いことだし今後の広がりが問題新型コロナウイルスを治療する特効薬はないということですし。「手洗い、うがい、マスク、水分摂取」など、いつもどおりの対処法しかないのかも。体力をつけて免疫力アップにも励まねば~皆さまも、くれぐれもお気をつけて 今日は代官山散歩の続きをば。代官山ヒルサイドで開催されている「ダ・ヴィンチ没後500年 夢の実現展」へ行ってきました 会場 代官山ヒルサイドフォーラム(代官山ヒルサイドテラス)会期 2020年1月5日(日)~26日(日)開館時間 11:00〜20:30(入館は20:00まで)主催 学校法人桑沢学園 東京造形大学観覧料 無料 主催は東京造形大学。そのせいか、受付や各フロアには学生さん達がまめまめしく立ち働いていましたともすればアカデミックで肩ぐるしい雰囲気になりがちな美術展だけど、会場には若々しさが漂っていて、とても新鮮でした^^ 展覧会概要「レオナルドが思い描いた夢を、500年後の今なら実現できるはず。実現させてあげたい!」という思いでスタートしたプロジェクトです。そのため、本展覧会には「世界初となる試み」が目白押しです。たとえば…・レオナルドが下絵まで描いて放棄した作品を、彩色した状態で見てみたい。・一部が切断されて失われた絵画の、もともとの姿を見てみたい。・完成後に傷んでしまった作品を、完全な状態で見てみたい。こうした願いが実現すれば、展覧会場には彼の絵画作品すべてが、世界で初めて完全な姿で並ぶはずです。他にもたとえば…・彼が制作をあきらめたブロンズ騎馬像計画を実現させたい。・当時の技術では実現不可能だった発明機械の、動く姿を見てみたい。・彼が描いた絵の中に入ってみたい。・彼が夢想していた大建築計画がどのようなものだったか実感してみたい。これらの試みすべてが世界初となります。あなたも一緒に、レオナルドの夢が実現した瞬間に立ち会いませんか(HPより) 館内は撮影OK(一部は除く)おまけに豪華なリーフレットまで無料でいただけました 作品画像や詳しい説明、ダ・ヴィンチの年表なども記載されており、至れり尽くせりのリーフレット これは嬉し~(⌒∇⌒) ダ・ヴィンチといえば、世界中誰一人知らないものはない(たぶん^^)ほどの偉大な芸術家ですよね。「モナリザ」や「最後の晩餐」は世界でもっとも知られた絵画といわれるけど、作品量そのものは案外と少ないんだとか。現存絵画はたったの16点。しかも残された作品は未完成品が多く、完全な姿を残してるものは4点のみ。そんな希少な作品を東京造形大学の学生さん達がヴァーチャル復元作業に挑戦!未着色作品に彩色を施したり、消失部分を復元した絵画が並んでました。 ↑《聖ヒエロニムス》着色されることなく放置された作品。同時代の同主題作品の定番色彩(赤いローブなど)を参考復元されたもの。(リーフレットより) 同様に、下絵の完成後は未彩色で放置されていた《東方三博士(マギ)の礼拝》 ↓ ボッティチェッリの弟子フィリッピーノ・リッピの作品を参考に彩色されてます。多くの作家によって描かれている主題「東方三博士」だけど、この作品では、どれが三賢者だかも判然としいないとか背景として後方に描かれているのは「ヘデロ王による嬰児虐殺」 そうそう! 会場では音声ガイド付きのタブレットも貸し出されてました。 これが、とても優れもの~ 詳しい作品説明はもちろんのこと、要所要所でチェックポイントを教えてくれます 《東方三博士(マギ)の礼拝》の解説では「後方の背景に当時ヨーロッパでは 存在しなかった象が描かれている」ことを知りました 説明がないと見逃すところでしたわ~ 他にも色々と鑑賞ポイントを教えてくれるので、来場のおりはタブレットの貸し出しを お忘れなく~(^^)/ 他にも復元された絵画や建築物、兵器の模型などなど見ごたえタップリ~ ↑ 《サルヴァトール・ムンディ》 オークションで、史 上最高値となる508億円(手数料込み)で落札されて話題と なった作品。サルヴァトール・ムンディとは「世界の救い主=救世主キリスト」の意味。(リーフレットより) ↑ 左《モナリザ》 右は《カーネーションの聖母》 左《聖アンナと聖母子》 右は《洗礼者ヨハネ》 ↓ ↑ 《受胎告知》 《岩窟の聖母》↓ ↑《スフォルツァ騎馬像 初期構想スケッチ》 《スケッチを元に作られた騎馬像》 ↓ ↓《集中式聖堂》と《大墳墓》の模型 ↑《最後の晩餐》 私が一番興味深く観たのは兵器を始め、数々の工学系発明品!発明品の大部分は当時の技術水準や素材では実現できないものが多かった そうですが、3DCGアニメーション技術によって映像化されてたんです ↑工学系発明品の模型と3DCGアニメ この映像がとても刺激的な面白さ 「太鼓自動演奏車」や「マルチキャノンシップ」、「自動ロースト器」(笑)など 奇想天外なアイデアにも驚かされました。 これだけ充実の内容で観覧料無料とは素晴らしい~\(^o^)/会期は今月26日まで!レオナルドの溢れる才能の数々、そしてそれを見事に復元された学生さんがたの力作、 とびきりのオススメです ダ・ヴィンチ天才の仕事 発明スケッチ32枚を完全復元/ドメニコ・ロレンツァ/松井貴子【合計3000円以上で送料無料】 レオナルド・ダ・ヴィンチ ミラノ宮廷のエンターテイナー【電子書籍】[ 斎藤泰弘 ] レオナルド・ダ・ヴィンチ 人体解剖図を読み解く
2020.01.21
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今週も寒暖の差が激しかったですね。東京はお正月からずっと晴天続きの穏やかな新年日和だったのに、週中からお天気崩れて一気に気温ダウンそのせいか、風邪をひいてしまいましたヘアカットに行った日、「春のような暖かさになる」という天気予報を信じて、薄着で外出したのが悪かったようです我が地域は予報に反して終日10度に届かないほどの寒さだったんですよ。天気予報の嘘つき~(笑)昨日は汐留パナソニック美術館の内覧会に参加予定でしたが、体調不良のためやむなくキャンセル楽しみにしてただけに残念です!(美術館様、ドタキャンで申し訳ありませんでしたm(__)m)今後は天気予報に惑わされることなく、己の体感温度を重視して服装選びしなくちゃ!幸いなことに、体調は少し戻ってきたので、今日は先週のお出かけ日記の続きを日本橋から恵比寿に移動する途中、完成したばかりの銀座線渋谷駅を見学しました。 ↑まだ工事中らしきところもありTVニュースで見るとM字型のアーチ構造が、まるでクジラのお腹のようで、SFチックな空間に見えたんですが・・・・実物は案外と天井が低くて、さほど近未来感はなかったです(;^^)でも、以前に比べるとホームの幅は2倍ほど広くなったんだとか。実は渋谷駅って昔から苦手~乗り換えが分かりにくいうえ、駅の出口も色々あって迷うこと多いし、歩く人のスピードの速さにも慣れなくて~最近は工事が続いてることもあって、一段と乗換通路の変更が多いですしね。オリンピック・パラリンピックを控えて、今後も工事はまだまだ続くらしいので、当分の間なるべく避けたい駅です(;^ω^)と、逃げるように(笑)渋谷駅から恵比寿に移動山種美術館の『上村松園と美人画の世界』を観てきました。【山種美術館 広尾開館10周年記念特別展】上村松園と美人画の世界 会期 2020年1月3日(金)~3月1日(日) *会期中、一部展示替えあり開館時間 午前10時〜午後5時 (入館は午後4時30分まで)休館日 月曜日[但し、1/13(月)、2/24(月)は開館、 1/14(火)、2/25(火)は休館]《本展概要》生涯にわたり美人画を描き続けた日本画家・上村松園(1875-1949)。このたび、山種美術館が広尾に移転し開館してから10周年を迎えたことを記念して、当館が所蔵する松園の作品を一挙公開する特別展を開催いたします。当館創立者で初代館長の山﨑種二(1893-1983)は、松園と親しく交流しながら作品を蒐集しました。《蛍》、《砧》、《牡丹雪》などの代表作を含む当館所蔵の作品計18点は、屈指の松園コレクションとして知られます。(HPより)残念ながら館内の撮影はでした。おまけにHP内の画像も「作品画像の転載・流用はご遠慮ください」という注意書きがなので、作品画像は載せられず~(涙)興味おありのかたは山種美術館のページをご参照くださいませ<(_ _)>本展の見どころは代表作《蛍》や《砧》をはじめとする山種美術館所蔵の松園作品をすべて展示美人画の名手たちの作品が勢ぞろい日本画に描かれた多彩な女性像にご注目(HPより)松園の作品以外にも、鏑木清方や伊東深水など美人画も展示されており、多様な女性表現が楽しめました作家によって趣向をこらした美しさは、それぞれに素晴らしかったんですが、今回私が一番印象に残ったのは松園による日本髪の解説^^時代や流行りよって日本髪の形も種々様々だったことに驚きました。松園の描く襟足や髪の毛一本一本の細やかな表現と、目元・指先等、たおやかな仕草の美しさには惚れ惚れ~(〃▽〃)とはいえ、以前、国立近代美術館で見た作品群に比べると、いささか物足りない感もありましたヾ(^^;)2010年の日記『上村松園展』国立近代美術館『上村松園展』は約100点もの作品を見ることが出来たうえ、彼女の画業を初期から後期へと辿ることもできて、充実の内容特に『焔』から立ち昇る「情念」の凄まじさには圧倒されました←焔 東京国立博物館蔵←序の舞 東京藝術大学蔵←母子 東京国立近代美術館蔵←人生の花 名都美術館蔵そういえば、今月末には京都の福田美術館で『美人のすべて ~初公開、松園の「雪女」』が開催されるんだとか本邦初公開の「雪女」は「松園の筆であるとは思えないほど異彩を放つ作品」だそうです。観てみたいけど・・・京都は遠し~ちなみに東京では来月から東京富士美術館で『上村松園・松篁・淳之三代展』が開催予定ですお正月らしい華やぎ感じる展覧会を堪能したあとは、ロビーカフェ「椿」で一息~↑お抹茶(お菓子付き 850円)帰宅後は日本橋で購入した文明堂のカステラで締めくくりましたww慌ただしかったけど盛りだくさんな「お散歩始め」が出来ました今年も都内アチコチに出かけるつもりです。そのためにも健康第一! (*`д´*)ノエイエイオー!!【中古】上村松園全随筆集 青眉抄・青眉抄その後【中古】青眉抄【電子書籍】[ 上村松園 ]【中古】 青眉抄 /上村松園(著者) 【中古】afb岡本かの子/上村松園 (新学社近代浪漫派文庫) [ 岡本かの子 ]【新品】【本】もっと知りたい上村松園 生涯と作品 加藤類子/著
2020.01.11
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昨日、今年初の都内さんぽしてきました。暮れのリベンジ(笑)を兼ねて、まずは日本橋の『三井記念美術館』へ「国宝 雪松図と明治天皇への献茶」《概要》改元にちなみ、天皇に関係する作品を選んでの展覧会です。明治20年2月1日、京都御所の博覧会場で開催された京都博覧会において、三井家が明治天皇への献茶を行いました。応挙の雪松図屏風を囲い屏風とし、床には定家の小倉色紙、北三井家伝来の茶道具の名品を使った献茶席の再現です。ほかに天皇の宸翰や献上品の写しなど、天皇・皇室に関わる作品を選んでの展示は、改元の年に相応しい展覧会といえます(HPより)会場 三井記念美術館住所 東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階開館時間 10:00~17:00休館日 月曜(2020年1月13日、1月27日は開館)、 年末年始(12月27日〜2020年1月3日)、1月14日、1月26日撮影はだったので、画像はHPよりお借りしました<(_ _)>←■志野茶碗 銘卯花墻←稲菊蒔絵鶴卵盃 柴田是真作 1対↑↓明治天皇への献茶の茶道具↑古筆手鑑「たかまつ帖」より「大聖武」伝聖武天皇筆 1葉私のお目当ては、美術本などでは度々見てたものの、実物は初めてだった「国宝 雪松図屏風」「日本絵画史を塗り変えた絵師」と言われる円山応挙の代表作絵画や工芸品などの美術品って、印刷物を見るだけでは伝わってこないものがありますね~!「紙の白地を生かした塗り残しで雪を表している」ということは知識としてはあったんですが、実際に目の前に広がる新雪のふんわり感&下方の金砂子のまばゆいばかりの美しさには屏風から漂ってくる清冽な空気感は圧倒的でしたお正月に相応しい眼福に幸せ~それと、おもいがけず、もうひとつの眼福が↑水野年方の 「三井好 都のにしき」水野年方明治時代の浮世絵師、日本画家。月岡芳年の門人。門下から鏑木清方、池田輝方、榊原蕉園らを輩出した。挿絵画家、歴史人物画家として活躍した水野年方ですが、私の中では鏑木清方の先生として要チェック人物(笑)前々から「どんな絵を描かれていたんだろ?」と気になってたんですよ。今展で彼の作品が出ているということは全く未チェックだったので、目の前に突然現れた水野絵画には心躍り~鏑木さんを思わせるストーリー性豊かな情緒あふれる作品は素晴らしかったです↓『佐藤忠信参館之図』明治31年(1898年)ウィキよりウィキによると「水野年方の活動は、浮世絵師が時代とともに町絵師から芸術家へと変わりゆく時代を示すものであった」とありますが、確かに芸術性豊かな表現力~とても木版画とは思えない繊細なタッチには魅力が溢れてました水野さんの他の作品もぜひとも観てみた~い!!!どこかで展示会やっていただけないかしら~三井記念美術館を出たあとは「ここ滋賀」で利き酒へ~♪【送料無料】 浮世絵シール 11007 水野年方 - 三井好都のにしき 休憩室 133mm x 88mm U133S-11007【メール便発送】浮世絵マウスパッド 11009 水野年方 三井好都のにしき 朝の雪 Japan Ukiyoe MousePad【代引不可】浮世絵マウスパッド 11006 水野年方 - 三井好都のにしき 愛犬
2020.01.05
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今日は2週間ぶりの太極拳教室でした。先週は休館日のためお休みだったんですが、一週やらないだけで身体がなまってるのをヒシヒシと実感「筋肉は使わないと1日1パーセント減る」という説を耳にしたことがあるけど・・・・30日使わないと30%も減少するってこと?恐ろしや~(>_<)かといって、あまりに使いすぎては「怪我の元」になりがちだし、減る分を補いつつ筋力アップするのって至難の技ですねとりあえず「歩くこと」が一番穏やかな筋トレになるらしいので、毎日コツコツ(←これが重要)と歩行距離を伸ばすことに努めたいと思っています今日は先週末のお出かけの続きをば「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」を観たあとは汐留の「パナソニック汐留美術館」へパナソニック汐留美術館「ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン」会期 2019年10月5日(土)~12月15日(日)開館時間 午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで) ※12月6日(金)は夜間開館 午後8時まで(ご入館は午後7時30分)休館日 水曜日展覧会概要華やかで明るい色彩と軽妙な筆致の作品で、現代でも多くの人々を惹きつける画家ラウル・デュフィ(1877-1953)。本展では、モダンで優美な絵画と、 モードの帝王ポール・ポワレが重用した絹織物を含む、デュフィのテキスタイル・デザイン関連作品を一堂に展示致します。陽光があふれる穏やかな 南仏の海と活気ある室内を描いた《ニースの窓辺》をはじめ、音楽や社交をテーマとした油彩画など、生きる喜びに満ちた作品を描いた デュフィは、絵画制作に加えて、リヨンの絹織物製造業ビアンキーニ=フェリエ社のために1912年から28年までテキスタイルのデザインを 提供していました。デュフィによる鮮やかな色彩と大胆なモチーフの布地は、上流階級の女性たちを魅了し大評判となりました。会場では ビアンキーニ=フェリエ社のアーカイヴを引き継いだデュフィ・ビアンキーニから出品されるデザイン原画や下絵、オリジナルテキスタイル、 プリント生地の為の試し刷り、そして復刻生産されたテキスタイルによる衣装作品などをご紹介いたします。絵画とテキスタイル・デザインという二つの 表現媒体を軽やかに越境しながら生み出された作品群を展観し、画家が目指した表現の本質と、デュフィの作品に付随する装飾性の意義に迫ります(HPより)ラウル・デュフィ野獣派に分類される19世紀末から20世紀前半のフランスの画家。「色彩の魔術師」20世紀のフランスのパリを代表するフランス近代絵画家でもある。アンリ・マティスに感銘を受け彼らとともに野獣派(フォーヴィスム)の一員に数えられるが、デュフィのその作風は他のフォーヴたちと違った独自の世界を築いている。(ウィキより)開催前にひらかれた内覧会は、ニャンコの介護中だったので応募できないままずっ~と気になってた展覧会です残念ながら会場内の撮影はなので、今回もHPやネット上からお借りしました<(_ _)>会場は第1章 絵画 生きる喜び 陽光、海、そして音楽第2章 モードとの出会い第3章 花々と昆虫第4章 モダニティという構成になってました。↑第一章≪ニースの窓辺≫1928年 油彩/キャンバス 島根県立美術館蔵↑第二章イヴニング・コート ≪ペルシア≫ ドレス・デザイン原案 ポール・ポワレ(1911年)制作 モンジ・ギバン 2007年 絹 デュフィ・ビアンキーニ蔵↑第三章≪夏〔デザイン原画〕≫ 1925年 グワッシュ/紙 デュフィ・ビアンキーニ蔵↑第四章≪ヴァイオリン≫ 1989年(デザイン1914-20年頃) 毛織物 デュフィ・ビアンキーニ蔵「色彩の魔術師」と言われるだけあって、その輝くばかりの明るい色彩とイマジネーションの豊かさには魅了されました(〃▽〃)斬新なテキスタイルやモード感あるドレスなども素敵でしたが・・・私が一番心惹かれたのは絵画↑《オーケストラ》油彩 1942年 大谷コレクション観てるだけで音が聞こえてきそうなくらい躍動感が素晴らし~い\(^o^)/まさに「音楽と絵画」が共鳴しあってる感じ~↑《黄色いコンソール》 油彩 1949年 大谷コレクションデュフィの頂点ともいえる名品黄色のグラデーションが鮮やか!「海と音楽が私を育んだ」という言葉通り、海を思わせるブルーやカラフルかつ透明感ある色彩が画面を覆い尽くしていて、どの作品からもリズムが聴こえてくるよう!人生を讃えるかのような「生きる喜び」が伝わってきました会場中で唯一の撮影OKコーナーは特別展示「マイフェアレディ」この日は平日だったのに、激混み状態でしたオシャレなテキスタイルもいっぱいだったせいか、女性客が多めだったような?展示終了間近になったら、ますます混みそうですので、早めの鑑賞をおススメしま~すパナソニック汐留美術館に行く前に、イタリア街にある「グランプラス」汐留店で、ひとやすみ~ カフェは白を基調にした可愛いインテリアで、お姫様気分(笑)を味わえました(^m^) パンフには「ベルギー産クーベルチュールを使用して日本人の味覚に合わせて丁寧に作り上げています」と書かれていたけど・・・雰囲気のわりにお値段はお手軽感大~和栗ショコラと柚子のチョコとドリンク(紅茶)で1065円でした。ドリンクにはペカンナッツチョコが三種類サービスされてたしただし、チョコレート自体は比較的庶民的なお味だったかも(;^ω^)グランプラス ベストセレクション[rz][夏季冷蔵便][ギフト ピーカンナッツチョコ トリュフ ベルギー チョコ お歳暮 お菓子 クリスマス お菓子]「グランプラス」 ペカンナッツショコラ2種セット (300g×2種) FJ5021
2019.11.18
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プチお久しぶりです(^^)/朝晩の冷え込みが厳しくなり、日一日と冬に近づいてきましたね!紅葉の見頃を迎えている所もあるようですが、我が地域はまだまだ。彩り鮮やかな紅葉を早く見たいものです今週は一日置きにお出かけしたので毎日バタバタ~あっという間の一週間でした。来月には、市が開催する週一回の健康体操教室に申し込んでるので、よりいっそう慌ただしいことになっちゃうかも(;^^まだ大掃除も手付かずなのに~でも楽しいことは先延ばししない主義(笑)年末に向けて体力アップしながら、残りの2019年を無事に乗り越えようと思ってます昨日は美術館を2つハシゴしてきましたまずは国立近代美術館へ「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」会場 所蔵品ギャラリー第10室会期 2019年11月1日(金)~ 12月15日(日)開館時間 10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00) ※入館は閉館30分前まで休室日 月曜日(ただし11月4日、12月2日は開館)展覧会概要東京神田に生まれ、挿絵画家として画業をスタートさせた鏑木清方(1878-1972)は、美人画で上村松園と並び称された日本画家です。今年、当館では、清方の代表作として知られながら、1975(昭和50)年以来所在不明であった《築地明石町》と、あわせて三部作となる《新富町》《浜町河岸》の3点を新しく収蔵しました。これを記念し、三部作のお披露目と所蔵の清方作品をあわせた特別展示をおこないます。小規模ですが、重要文化財《三遊亭円朝像》や12幅対の《明治風俗十二ヶ月》など、粒よりの名作が並ぶ贅沢な展示です(美術館HPより)鏑木 清方(かぶらき きよかた)(1878-1972)東京神田に生まれ、浮世絵系の水野年方に入門し、挿絵画家として画業をスタートさせました。日本画では文展、帝展を主たる舞台とし、美人画家として上村松園と並び称されました。明治末から大正にかけて、浮世絵をもとにした近世風俗を主なテーマとしていました。しかし関東大震災を大きなきっかけとして、失われゆく明治の情景を制作のテーマに加えます。そうして生まれたのが《築地明石町》(1927年)や、《三遊亭円朝像》(1930年)、《明治風俗十二ヶ月》(1935 年)といった名作の数々でした。また、その頃から展覧会向きの絵とは別の、手もとで楽しめる作品を「卓上芸術」と名づけ、手がけるようになり、晩年は画帖、絵巻などの制作に打ち込みました。 文筆家としても名高く、『銀砂子』、『築地川』、『こしかたの記』などの著作があります(美術館HPより)長く「幻の名作」と言われていた《築地明石町》の44年ぶりの発見をうけ、《新富町》《浜町河岸》と三部作が御披露目されておりました。残念ながら会場内は撮影禁止↓画像はHPやデータベースなどからお借りしました<(_ _)>鏑木さんの作品は以前、鎌倉の鏑木清方記念美術館でタップリと鑑賞したことありその時の企画展では「挿絵画家から日本画家へと転身を図った20代後半から30代にかけての作品」がメインだったせいか、清涼感ある美しさの絵が多かったように記憶しています。 ↑左は「秋宵」 右は「朝涼」なので、今回展示三部作の匂いたつような艶っぽさにはビックリ~(*〇o〇*)印刷物やウェブ画像では、その艶めかしさは伝わらないと思うので、日本画ファンのかたは、ぜひぜひとも実物を観ていただきたいな~購入した絵葉書↓ ↑色彩の鮮やかさと「チラリ」と見える刺し色の対比が素晴らし~い(〃▽〃)明治時代の「生活の息吹」を細やかに描き出している『明治風俗十二ヶ月』も興味深し~ ↑左から2月(梅屋敷)、5月(菖蒲湯)、8月(氷店)、9月(二百十日)別室に展示されていた「隅田河舟遊」は撮影OKでした舟遊びをする人々の臨場感溢れる描写が秀逸↓女性の仕草の美しさや生活情景の細やかさなど、時を忘れて見入ってしまい、気づくと予定していた鑑賞時間をはるかにオーバーしていましたホントはもっとユックリと観ていたかったけど・・・名残り惜しみながらも会場を後に~この日のランチは時間を惜しんで、近美近くのお濠端のベンチで(^m^) コンビニおにぎりも青空の下で食べると、とびきりの美味しさに感じちゃうのが不思議です 食後はメトロに飛び乗って汐留へ~明治時代の築地近辺を描いた随筆集「明治の東京」は、情緒あふれる風情が瑞々しく描かれていて何度も読んでもウットリ(〃▽〃)↓の関連本も読んでみたいです明治の東京 随筆集 (岩波文庫) [ 鏑木清方 ]【新品】【本】鏑木清方 清く潔くうるはしく 鏑木清方/〔画〕 宮崎徹/著 鎌倉市鏑木清方記念美術館/学術協力鏑木清方江戸東京めぐり[本/雑誌] / 宮崎徹/監修・文
2019.11.16
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一昨日の予報だと今週は曇り&雨マークばかりだったのに・・・・なんとなんと、週末にかけて雨マークは消滅してしまいましたねたった一日でこんなに予報がかわるなんてビックリ(;'∀')昨日は雨に備えて折り畳み傘を持参で出かけたんですが、朝から綺麗な青空強い日差しと汗ばむような陽気だったので、日傘として使用しましたそれでも帰宅後は顔がピリピリするほど紫外線を浴びちゃいました。もっと厚塗り(爆)して行くんだったと大後悔(;´д`)トホホホントに最近のお天気は油断なりませんね~でも、澄み切った青空のもとの小金井公園は気分爽快でしたと、そちらの様子は後日アップするとして、今日は先週の「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」を「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」会場: 東京ステーションギャラリー会期: 2019年4月27日(土)-6月16日(日)休館日: 月曜日[4月29日、5月6日、6月10日は開館]、5月7日(火)開館時間: 10:00 - 18:00 ※金曜日は20:00まで開館 ※入館は閉館の30分前まで入館料: 一般(当日)1,100円 高校・大学生(当日)900円 ※中学生以下無料 ※20名以上の団体は、一般800円、高校・大学生600円 色彩の美しさに魅了され、ずっと気になっていたルート・ブリュック今年2月に乃木坂のギャラリー「Books and Modern」で実物を観て以来、今回の展示会を心待ちにしていましたルート・ブリュック(1916~1999)北欧・フィンランドを代表するアーティスト。名窯アラビアの専属アーティストとして約50年にわたって活躍し、初期の愛らしい陶板から膨大なピースを組み合わせた晩年の迫力あるモザイク壁画まで、幅広い作品を手がけました。重厚でエレガントな釉薬の輝きと、独自の自然観にもとづく繊細な図や形態は、今も多くの人々を魅了しています(リーフレットより) 展覧会概要約200点のセラミックやテキスタイルなどを通じて、その多彩な仕事を日本で初めて網羅する展覧会です。初期と後期でドラマティックに変わる作風の謎、たしかな伝統技術に裏打ちされた細やかな凸凹による動きなど、実物の作品はいくつもの発見を促すでしょう。(リーフレットより)会場内は「2階展示室」「3階展示室」と2つに分けられており、作品の変化のさまには驚かされました会場構成1:夢と記憶2:色彩の魔術3:空間へ4:偉業をなすのも小さな一歩から5:光のハーモニー 初期の作品は全般的に明るくかわいい印象で、色使いといい図案といいとてもハートフルいかにもムーミンやマリメッコを思わせるような雰囲気の作品がチャーミングでした。ところが後期作品になると抽象的でアーティスティックな作風へ残念ながら後期作品がメインの2階展示室は撮影禁止当初は全点作品撮影可能だったそうですが、カメラのシャッター音に対する苦情が多いため、撮影可能なのは3階展示室のみとなったんだとか。確かにシャッター音って、案外と耳障りですもんね(-"-)↓2階展示室作品はネットからお借りしてきましたm(__)m 初期中期の愛らしいモチーフと明るい色合い(特に淡いトーンの色合わせが絶妙~)の作品も素晴らしかったですが、私としては、シンプルななかにも力強さとエレガントさを感じる後期作品群に強い感銘を受けました(〃▽〃)と、ひとまず簡単にm(__)mまた時間を作って、ぜひもう一度行ってみたいと思ってますちなみに東京ステーションギャラリーの会期は6月16日まで。その後は各地へ巡回するそうです岐阜県現代陶芸美術館(2020年4月25日~7月5日)久留米市美術館(2020年7月18日~9月6日)伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター(2019年9月7日~10月20日)お近くのかたはぜひぜひ~(^^)/
2019.05.16
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なんだか急に暑くなってきましたね!東京は7月並みの気温だとかそろそろ熱中症に要注意ですね~そんな暑さのなか、昨日、都内まで出てきました。お目当てはこちら「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」会場: 東京ステーションギャラリー会期: 2019年4月27日(土)-6月16日(日)休館日: 月曜日[4月29日、5月6日、6月10日は開館]、5月7日(火)開館時間: 10:00 - 18:00 ※金曜日は20:00まで開館 ※入館は閉館の30分前まで入館料: 一般(当日)1,100円 高校・大学生(当日)900円 ※中学生以下無料 ※20名以上の団体は、一般800円、高校・大学生600円 ※障がい者手帳等持参の方は当日入館料から100円引き(介添者1名は無料)そう以前ご紹介したことのあるフィンランドを代表するセラミックアーティスト、ルート・ブリュックの日本初の個展ですいや~待ちかねていました(≧∇≦)これまで本やネット画像で見たことのある作品も、実物の色彩と輝きは一段と素晴らしくて大感激でしたが、例の如く写真の整理がまだなので、今日は展覧会前に行った三越本店付近を いつもと雰囲気が違うと思ったら・・神田祭の提灯と神輿が飾られていました2019年神田祭の日程は神幸祭:5月11日(土) 神輿宮入:5月12日(日) だとかと、いうことは今日明日ですね。令和初のお祭りだから、さぞかし盛り上がるでしょうね~実は東京に住んではや半世紀近く(笑)経つのに、「神田祭」って一度も見たことないんですミーハーなくせに極度の人混みは苦手なもので室町コレドでお買い物を済ませたあと、ランチを兼ねて(笑)YUITOビル地下の「デリフランス日本橋」でモーニングを~モーニングプレートセット 410円也11時4分前に駆け込んでギリギリセーフ(笑)ベーコン・野菜・ポテトサラダ・ヨーグルト、ジャムorバター付きで、パンの種類はクロワッサンなども選択可能です。私はオリーブパンをチョイス!切れ目がついてたので、野菜とポテサラ、ベーコンも挟んでサンドイッチ風にしていただきました。パンがホカホカ&モチモチで美味しかったですランチ代わりにするには量的にやや少ないけど、気軽に食べられるのがgoodカウンター式のイートインコーナーで、しばしの休憩ができましたが、難点はコーヒーの味がいまいちだったこと(;^^なので、ルートブリュック展を観た後に、タリーズコーヒー 六本木1丁目店(泉ガーデン)で再度コーヒータイムを~ いつも行く近所のタリーズとは全く別世界(笑)のオシャレっぽい店内でビックリ~ 展覧会疲れをたっぷりと癒したあとは・・もう一つ展覧会をww以前、内覧会でいただいた招待券をつかって「華ひらく皇室文化」展を再度観てきました。(^_-)「明治150年記念 華ひらく皇室文化 ―明治宮廷を彩る技と美―」会場 住友コレクション 泉屋博古館分館会期 2019年3月16日(土)~5月10日(金) 前期:3月16日(土)~4月14日(日) 後期:4月17日(水)~5月10日(金)*もう終了しています<(_ _)>この日は最終日だったためか、入場者も多くて大盛況でした1904(明治37)年セントルイス万国博覧会のおり、休憩室「若冲の間」に飾られた「紫陽花双鶏図」川島織物作の下絵など、前期には出展されてなかった作品を主に観て回りました↑橋本雅邦の龍虎図 (1900年パリ万国博覧会出品)と、柴田是伸の「蓬春草蒔絵刀掛」が印象的でした(〃▽〃)泉屋博古館分館さま、招待券ありがとうございましたお礼&ご報告が閉幕後になってスミマセンm(__)m
2019.05.11
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GWも後半に入りましたね。当地は昨日今日と、やっと気温も上昇してきて上着なしでもお出掛け可能なGW日和でした皆様、いかがお過ごしでしょう?昨日、汐留パナソニックミュージアムで「モロー展」を観てきました。いや~、すっごく良かったです以前、ジョルジュ・ルオー展の内覧会に参加させていただいたおり、「ルオーはモローに学んだ」という話を聞いて「絵柄が全く違うのに?」と、と~ても不思議に思ったんですよ今回の展覧会で、その謎が解明できた(我流だけど^^)ので収穫大でした!が、その話はまた後日に<(_ _)>今日は映画「ふたりの女王」を観た日の続きを~銀座シネスイッチは、チケット予約がネットでは不可(今時珍しいですよね(;^_^)そのため、昼前に窓口まで行ってチケットを購入、その後14時半の上映開始まで銀座をウロウロしてましたwwまずは銀座和光へお目当てはこちら山本容子 ポートレート展-本棚の仲間たち-会期 2019年4月25日(木) ~ 2019年5月6日(月) 10:30~19:00(最終日は17:00まで)会場 銀座和光本館6階 和光ホール「Mild Matisse」(1982年、ソフトグランド・エッチング、83×68㎝)(会場内は撮影不可、HPより画像お借りしました<(_ _)>)概要アウトローな生き方が垣間見える「Chet Baker」、バラの香りが漂ってくるかのような「William Morris」、巨匠の愛らしい佇まいに頬も緩む「南仏のマチス」――。銅版画家・山本容子さんが影響を受けた芸術家をこの40年間に描いたポートレート百余点が並ぶ展覧会を行います。題して「本棚の仲間たち」(和光HPより)「南仏のマチス」(2008年、ソフトグランド・エッチング、グワッシュ、38×32㎝)山本容子さんの言葉(HPより)「私の書棚には美術家、文学者、音楽家、演劇人の作品集や評伝がたくさん並んでいます。若い頃から何回も開き、彼らと対話し、直接的、間接的に作品に結びついてきました。そんな彼らのポートレートですから、これを観ていただければ、私の脳内が覗けるかもしれませんね」↑にあるように、いかにも山本さんご自身が楽しみながら制作されてることが、観るものに伝わってくるよう遊び心が満載のステキな作品揃いでした 左は「ERIK SATIE」(2018年、ソフトグランド・エッチング、グワッシュ、48.5×42.5㎝)右は「Mild Matisse」(1982年、ソフトグランド・エッチング、83×68㎝) 販売もやっており、作品の下にはお値段が書かれてました。超ミニサイズだと5万円台からあり絵画を飾るような家に住んでない(笑)関係上、「絵画を買う」という行為は自分とは無縁と思ってたんですが、おもわず一枚欲しい~(≧∇≦)と悩みに悩み・・・結局買わずじまいでした(爆)残り時間は、久しぶりに銀座東急プラザ店内を歩いたあと、マロニエゲート2のB2階へ「ビゴの店(ドゥースフランス)」のパンどれも美味しかったけど、キノコの形をしたシャンピニオン(上段手前)が特に美味しく感じましたバターの香りが濃厚な生地売り場には「キノコは入ってません」と注意書きがあって、ちょっと( ̄ー ̄)ニヤリ実は私も一瞬「具入り?」と思ったものでww「ビゴの店」のパンは以前、二子玉川タカシマヤ地下でも買ったことありマロニエゲート2のB2階はイートインコーナーが広くて居心地良かったです一人でお出掛けのさい、気軽に入れるパン屋さんのイートインコーナーが大助かり!ただ、銀座では適当なお店を見つけられず苦労してました(;^_^これまでは、もっぱら銀座三越や東急プラザ、銀座シックスの屋上を利用してたけど、今後はコチラを多いに利用したいと思ってます【作家名】山本容子 【作品名】ナイトホーク山本容子 「Water」 銅版画山本容子 『ST.STAKES』 銅版画 版画 絵画 エッチング 女性版画家 【中古】 a-1803-
2019.05.03
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全国各地、続々と桜開花便りが届いてますね我が地域の桜はまだまだ固い蕾ですが、都内は今週後半には見頃を迎えそうだとかそういえば、昨年は開花から一気に満開になってしまったせいか、桜散歩に行った先々ですべて葉桜ばかりだったような気がしますはたして今年は満開&桜吹雪を見ることが出来るか否か・・・ちと気がかりです(;^^先週、お出かけのさいに寄った新宿駅東南口広場ではタカトオコヒガンザクラが咲いてました 新宿区の友好都市である長野県伊那市から贈られた桜なんだそうです。ソメイヨシノより赤みが強い可愛い桜でした新宿タカシマヤの入り口にも大きな桜のアレンジがこんな大きなアレンジ、管理するのが大変でしょうね~今日は先週、府中美術館で観てきた「へそまがり日本美術展」を春の江戸絵画まつり 「へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで」会場 府中美術館会期 2019年3月16日(土曜日)から5月12日(日曜日)まで展覧会概要人は、見事な美しさや完璧な美しさに、大きな感動を覚えます。しかしその一方で、きれいとは言いがたいもの、不格好で不完全なものに心惹かれることもあるでしょう。「へそまがりの心の働き」とでも言ったらよいでしょうか。例えば、禅画に描かれた寒山拾得の二人は、不可解さで見る者を引きつけます。また、江戸時代の文人画ぶんじんがには、思わず「ヘタウマ?」と言いたくなるような作品があります。文人画ぶんじんがの世界では、あえて朴訥に描くことで、汚れのない無垢な心を表現できると考えられていたのです。あるいは、徳川家光が描いた《兎図》はどうでしょうか。将軍や殿様が描いた絵には、ときおり見た人が「???」となるような、何と言い表せばよいか困ってしまうような「立派な」作品があります。描き手が超越した存在であることと、関係があるのかもしれません。更に近代にも、子供が描いた絵を手本にして「素朴」にのめり込む画家たちがいました。この展覧会では、 中世の禅画から現代のヘタウマまで、 日本の美術史に点在する「へそまがりの心の働き」の成果をご覧いただきます。へそまがりの感性が生んだ、輝かしくも悩ましい作品の数々を眺めれば、日本美術のもう一つの何かが見えてくるかもしれません。(HPより)人間って、美しいものに心惹かれると同時に「変なもの、不気味なもの」にも魅力を覚えますよね私の場合、昔から「不気味」系列に、よりいっそう心惹かれる傾向あり~↑左上 長沢蘆雪 菊花子犬図(前期・後期展示)左下 歌川国芳 荷宝蔵壁のむだ書(前期展示)右 伊藤若冲 伏見人形図 (前期展示) ↑左 萬鉄五郎 軽業師(前期・後期展示)右上 アンリ・ルソー フリュマンス・ビッシュの肖像 (前期・後期展示)右下 岸駒 寒山拾得図 (前期展示)若冲や芦雪や国芳など「奇想の系譜展」系の大物画家や、仙厓・雪村などに加えてアンリ・ルソーや萬鉄五郎の作品も「へそまがり」というククリの中で、国内外の作品が並んでるのが、とても斬新でしたおまけに徳川家光や徳川家綱などのお殿様たちの作品まであって、意表を突かれ~ww↑左上 徳川家光 木兎図 (前期・後期展示)左下 徳川家綱 親鶏雛図(前期展示)右 徳川家光 兎図(前期・後期展示)パンフレットのセリフじゃないけど、ほんとに「どこまで本気なの?!」と言いたくなる絵ばかり~(*≧д)ノシ彡☆「徳川家光」といえば徳川幕府の基礎固めをした3代将軍。茶道・能楽・和歌なども嗜み、御用絵師の狩野探幽に絵を学んだそうですが・・・絵の師匠である狩野探幽さんは、一体なんと評したのやら?どの絵も独特のゆるさがとても魅力的でした特に「鳳凰」の絵はホノボノとした温かさでチャーミング↓伸びやかに思うがまま描かれたピヨピヨちゃん(笑)が素敵(〃▽〃)ある意味、お殿様じゃないとここまで自由に描けないかも会場内はすべて撮影禁止ですなので、上の作品画像はすべて展示会サイトからお借りしました<(_ _)>ロビーだけは撮影OK「ゆるさ」(笑)漂う絵画の前で思わずニヤニヤしちゃった「へそまがり日本美術」、とても楽しい時間を過ごせました後期もぜひともまた足を運びたいです!だって、2回目は入場料半額だし~2回目特典って、普通は「100円引き」くらいが相場だと思うんですが、府中美術館さんてば太っ腹ですわ~ただ、アクセスが不便なのが少々ネックアクセス京王線東府中駅北口から徒歩17分 ちゅうバス府中駅行き「府中市美術館」 下車すぐ (8:05から毎時30分間隔で運行、100円)京王線府中駅から ちゅうバス多磨町行き「府中市美術館」下車すぐ (府中駅バスターミナル7番、8:00から毎時30分間隔で運行、100円)他にもJR中央線国分寺駅からバスに乗る方法もあるようです。そうそう!「へそまがり日本美術」展のサイトに「へそまがり診断」というのを発見さっそくトライしてみると・・・私はへそまがり度が80%でしたヾ(@>▽<@)ノぶぁっははは皆様もお試しあれへそまがり診断
2019.03.25
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3月になりましたね~♪陽射しも強まり一歩一歩春に近づく日々ですが・・花粉もえらい量に~今年は飛散量が多いという予報どおり、花粉の刺激をひしひしと感じる毎日ですなので最近のお出掛けは必ずマスク着用マスクで化粧がとれてお肌テカテカになるけど致し方ありません(T_T)ま、もともと化粧薄目だし、マスクでシワシミが隠せるからかえって嬉しいかも~(爆)日記更新は一週間ぶり確定申告作業に徹したので申告完了~・・・・・と言いたいところですが今週は映画鑑賞&都内散策2回と慌ただしくて、いまだ完了ならずです来週も予定が詰まってるので、今日明日で頑張らなくちゃ~で、今日の日記は、いまさらながらの「ルーベンス展」です(遅すぎ~)もう終了しているので、簡単に展覧会の概要は1月の日記をご参照ください<(_ _)> 画家・外交官としてマルチに活躍した、画家史上最高の教養人であるルーベンスの作品は「わかりやすさ」が特長かも?どの作品も、絵の前に立っただけで物語や聖書の世界が立ち昇ってきて、まるで動画を観てるような感覚にとらわれるほどドラマテックでした↑ペーテル・パウル・ルーベンス《エリクトニオスを発見するケクロプスの娘たち》ルーベンス絵画についてはネット上でもたくさんの方が書かれているし、関連本もたくさんあるので、私のようなアート初心者が語るのはおこがまくて(*ノωノ)フランス・スネイデルスと共同制作の「ヘスペリデスの園で龍と闘うヘラクレス」が印象的だったので、この作品のみご紹介~ムキムキ筋肉のヘラクレスはいかにもルーベンスらしい逞しさですが、押さえつけられてる龍(?)がルーベンス絵画とは趣が違うような?で、調べてみると、龍を描いたのは動物を得意とするフランス・スネイデルスという画家さんでした。フランス・スナイデルス(スネイデルス) 1579-1657 フランドル画家初期ネーデルランド絵画の巨匠ピーテル・ブリューゲル(父)のの弟子であったことが記録されている。最初は花、果物などの静物を描いていたが、後に動物を描くようになり、狩の獲物や野生の動物を描いた作品を卓越した技術と情熱で創作した。彼は最初期の専門の動物画家といえる。構成は豊かでバラエティに富み、デッサンは正確で勢いがある。タッチは大胆で動物の皮膚や毛皮の異なった質感を非常に良く表現している。この分野に於ける卓越性に感嘆したルーベンスは自身の作品の動物や果物、静物の描写をしばしばスナイデルスに依頼している。(ウィキより抜群)↑『野猪狩り』フランス・スネイデルススナイデルスはルーベンスをはじめヤーコブ・ヨルダーンスなど他の画家の作品製作にも協力しており、その逆にスナイデルスの作品に時折ルーベンスの手が入っているものもあるんだとか当時は大規模な工房での制作がメインだったことでもあるし、そういう合作も多かったということなんでしょうか?スナイデルスとルーベンスとのコラボ作品、「奇想」好き(笑)の私としてはとても気になる一枚でしたwwと、それはさておき、今回のルーベンス展では世界各地の美術館から集められた約40点もの絵画を間近に見ることができて、本当に幸せなひと時でした(〃▽〃)こちらは購入したグッズ展覧会グッズのお菓子って、これまであまりいいイメージがなかった(笑)んですが、このチョコレート菓子は驚くほどの美味しさでしたベルギー王室御用達のヴィタメール製のチョコレート菓子マカダミアナッツの香ばしさと、コーティングされたチョコレートが抜群の相性で濃厚な味わいでしたこれで1100円(税込)は絶対にお安い!もう2,3箱買えばよかったと後悔したほどですこちらは「フランダースの犬」仕様の缶入りリップクリームとメモ帳 メモ帳はミニサイズなので展覧会用として、さっそく活躍させてますリップクリームもコンパクトな缶入りなので便利と、簡単な感想でm(_ _"m)
2019.03.02
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昨日、東京都美術館で開催中の「奇想の系譜展」に行ってきました。奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド会期 2019年2月9日(土) ─ 4月7日(日) ※3月20日(水)はシルバーデーにより65歳以上の方は無料(要証明)。会場 東京都美術館開室時間 9:30~17:30 ※会期中の金曜日、3月23日(土)、3月30日(土)、4月6日(土)は20:00まで (入室は閉室の30分前まで)休室日 月曜、2月12日(火)※ただし、4月1日(月)は開室いや~、素晴らしかったのなんの岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳、白隠慧鶴、鈴木其一と、そうそうたる作家たちの渾身の作品がズラリと並んでおり、圧巻でした(〃▽〃)展覧会概要美術史家・辻惟雄氏(1932〜)が、今から半世紀近く前の1970年に著した『奇想の系譜』。そこに紹介されたのは、それまでまとまって書籍や展覧会で紹介されたことがない、因襲の殻を打ち破り意表を突く、自由で斬新な発想で、非日常的な世界に誘われる絵画の数々でした。それから半世紀近くたった現在では、かつては江戸時代絵画史の傍流とされてきた画家たちが、その現代に通じる革新性によって熱狂的ともいえる人気を集めています。近年の「若冲ブーム」、「江戸絵画ブーム」、ひいては「日本美術ブーム」の実相をご存じの方にも、またこの展覧会ではじめて魅力的な作品に出会うことになる方にも、満足していただける内容を目指しました。現代の私たちの目を通して、新たな「奇想の系譜」を発信することで、豊かな想像力、奇想天外な発想に満ちた江戸絵画の新たな魅力を紹介します(HPより抜粋)案外と空いててチケット売り場もス~イスイただし、会場内は結構な混雑でした特に絵巻物の鑑賞は行列に並ぶので、時間がかかりました今回私が一番衝撃を受けたのは、岩佐又兵衛「山中常盤物語絵巻」描き込みの凄さ・色彩の艶やかさ・画面から迫ってくる熱量に、魂奪われ~(〃▽〃)列に並んで2回鑑賞しちゃいました!会期中には展示替えがあるので、出展作品を全部見るためには2・3回足を運ぶ必要がありそうです。絶対にもう一度行かなっくちゃなので、詳しい感想はまたその時にww前期 2/9~3/10後期 3/12~4/7こちらは展覧会鑑賞前に食した「うな重ランチ」伊豆栄本店の「うな重」松 3240円私は名古屋で鰻を食べたばかりですが、夫は久々の鰻でしたwwで・・・・・鰻の量はこちらのほうが断然大きかったんですが、美味しさ&満足度は名古屋のほうがでした(爆) ↓入り口脇にはお雛様が飾られてました。 ↑こちらは会計時にいただいたパンダ飴<追記>上野公園では桜が咲いてました「カンザクラ」とか今年はソメイヨシノの開花も早そうですね~岩佐又兵衛 浮世絵をつくった男の謎/辻惟雄【1000円以上送料無料】【店内全品5倍】岩佐又兵衛/日本アートセンター【3000円以上送料無料】洛中洛外図屏風舟木本 東京国立博物館所蔵 [ 岩佐又兵衛 ]◆◆岩佐又兵衛 血と笑いとエロスの絵師 / 辻惟雄/著 山下裕二/著 / 新潮社
2019.02.23
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損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の「絵画のゆくえ2019」に行ってきました。「絵画のゆくえ2019 FACE受賞作家展」♦概要♦2013年に創設された公募コンクール『FACE』は、年齢・所属を問わない新進作家の登竜門として数多くの応募者を毎回迎えております。美術評論家による作品本位の厳正な審査によって、真に力があり将来国際的にも通用する可能性を秘めた作品を入選とし、その入選作品の中から各賞を授賞しております。 本展は、FACE2016からFACE2018までの3年間の「グランプリ」「優秀賞」受賞作家たち11名の近作・新作約100点を展示し、受賞作家たちの受賞後の展開をご紹介します。また、当館所蔵作品となった「グランプリ」受賞作品3点も併せて展示します。時代の感覚を捉えたFACE受賞作家たちの数年間に亘る作品によって、絵画のゆくえを探る展示となることでしょう。一部の作品は撮影可能でした↑三鑰 彩音さんの作品に圧倒されました魅惑的な眼差しに吸い込まれるようで、クラクラ~(@▽@)ただ、作家さんのコメントを読むと「一連の人物の作品で焦点をあてたのは『髪の毛』」なんだとか「描けば描くほど自分自身が髪の毛の依存し、埋もれるように浸食されていった」とコメントされてました。確かに髪の毛の煌めきも素晴らしかったけど・・私は問いかけるような瞳に魅了されました彼女のこちらの作品も素敵燃えるような花の下から、なにかしら立ち昇ってくるものが感じられました↓絵のタイトルは「栖 1」「ベコニア園に魅せられて絵のモチーフにした」ということですが、「栖」って、《す。ねぐら。鳥の巣。すむ。また、すみか。》という意味ですよねちょっとミステリアス~ww ほかには、想像力をかきたてられる仙石 裕美さん(↑ FACE2018 グランプリ)の作品も良かったし、青木 恵美子さん(FACE2017 グランプリ)のアクリルを使ったボリュームある絵にも心惹かれました(〃▽〃)←美術館HPよりお借りしました<(_ _)>↑石橋 暢之さんの緻密なボールペン画には、ただただ驚愕w(゜o゜)wボールペンでこんなに細やかな表現ができるなんて素晴らしい若々しい作家さんたちの意慾的な絵画はとても新鮮かつ刺激的でした古典絵画もいいけど、たまには「今」を感じる作品に触れるのもいいものですね「絵画のゆくえ2019 FACE受賞作家展」♦会期♦ 2019年1月12日(土)~2月17日(日)♦休 館 日♦ 月曜日(ただし1月14日、2月11日は開館、翌火曜日も開館)♦会場♦ 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館♦開館時間♦ 午前10時-午後6時 ※入館は午後5時30分まで♦観覧料♦ 600円 ※20名以上の団体は100円引新宿駅から徒歩10分ほどの「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は都内に出たおり、気軽に寄れるロケーションで助かります^^この日は展覧会あとに京王モールにある「俺のベーカリー&カフェ」で玉子サンドを~京王モールを通るたびに気になってたけど、いつも混んでるんですよ、ここは!この日は昼前だったせいかガラ空き~ラッキーでしたこだわりの食パンに特製の厚焼きたまごがミッチリと挟まれてて、値段は680円。 きめ細かでふわふわの口当たり優しい食パンは噂にたがわず美味しかったけど、厚焼き玉子のほうは途中で味が飽きてきて完食ならず~(>_<)私が少食すぎるのかも知れないけど・・・「バター&小倉サンド」にすればよかったかな~(;^_^
2019.01.19
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アッというまに2019年も10日経過ですね時の経つのが、年々早くなるように感じますこのまま気づいたら年末(爆)・・・ということにならないようにしなきゃ~(;^^このところ、2月の父の七回忌帰省準備のため慌ただしい毎日です。溜まりに溜まった昨年のお出掛け日記を早くアップしなきゃと気ばかり焦るんですけどね~なので、今日は一つだけ、ごく簡単にサクサク~と特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」会 期 2018年10月2日(火) ~12月9日(日)(終了してます)会 場 東京国立博物館 平成館 特別展示室第3室・第4室(上野公園)♦概要♦京都市上京区に所在する大報恩寺は、鎌倉時代初期に開創された古刹です。釈迦如来坐像をご本尊とし、千本釈迦堂の通称で親しまれています。本展では、大報恩寺の秘仏本尊で、快慶の弟子、行快作の釈迦如来坐像、快慶作の十大弟子立像、運慶の弟子で、行快とほぼ同じ世代である肥後定慶作の六観音菩薩像など、大報恩寺に伝わる鎌倉彫刻の名品の数々を展示いたします。(トーハクHPより)♦重要文化財 十大弟子立像[じゅうだいでしりゅうぞう]快慶作 鎌倉時代・13世紀 京都・大報恩寺蔵釈迦の弟子のなかでも、とりわけ優れた人物を10人とりあげて、十大弟子と呼ぶ。十体が完存する遺品として貴重で、快慶工房で制作されたことがわかる。本堂の棟木(安貞元年・1227)に残された義空の願文によれば、「等身釈迦如来、弥勒、文殊、十大弟子形像」として安置されたようだ。(トーハクHPより)♦重要文化財 六観音菩薩像[ろくかんのんぼさつぞう]肥後定慶作 鎌倉時代・貞応3年(1224) 京都・大報恩寺蔵貞応3年(1224)、運慶一門の仏師、肥後定慶が主導して造った像。像内に定慶自筆の銘があった准胝観音に、髪束のふくらみや毛先の動きのもつ独特の質感描写や、衣がはらむ空気感を感じさせる衣文表現など、定慶の表現の特徴がよくうかがえる。これまでの平成館での仏像展に比べ、会場が半分(半分は「マルセル・デュシャンと日本美術」展)のため、展示品もやや少なめさほど疲れなくて助かりました(^m^) ササッと一通り会場内を見て回ったあとは、運慶の弟子・肥後定慶作「六観音菩薩像」を改めてじっくりと拝ませていただきました ↑暗かったためスマホでは上手く撮れず(:_;)でも、光輪を外したお背中も見ることができたうえ、髪束の流れや衣の襞などなど、すべてに気配りされた細やか&生々しい表現がとても素晴らしかったです(〃▽〃)ブログ仲間のじぇりねこさんも日記アップされてます!綺麗な画像&詳しいことは彼女のブログをご参照くださいませ~(^^)/って・・・いつも読み逃げしてるうえ、勝手にリンクしちゃってスミマセン<(_ _)>じぇりねこさん、お許しを~こちらは特別展の後に観て回った本館常設展の刀剣コーナー↑上から「綾小路定利」「長船景光」「来国光」「伯耆安綱」「相州正宗(名物 石田正宗)」↑上段左から「黄石公張良図鐔」「亀図笄」「漁舟図鐔」「四君子図揃物」下段は「竹梅図目貫」コチラはいつもより充実した展示だったような気がします特に鐔、小道具は、十二支や富士、鶴など、見ごたえある意匠の作品がずらりと並んでて眼福でした以上、簡単ですが備忘録として~(^^)/今日は内覧会に行ってきました。今年初の内覧会参加久々で疲れたうえ、画像整理もまだなので詳しいことはまた後日~m(__)m内覧会に行く前に青山の「バイキングベーカリー エフ (VIKING BAKERY F)」に寄りました。 ↑プレーン食パンにキイチゴジャムのトースト&コーヒーのモーニングセット想像したとおり「皮はサクサク&中はふんわり」で、私好みのトーストでした(⌒∇⌒)幸せなひととき~
2019.01.11
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台風21号は四国&神戸に上陸あと、すでに日本海に達したとか!?猛烈な強風を伴う大きな台風ということで心配でしたが、皆様地域は大丈夫だったでしょうか?東京も午後から叩きつけるような雨が断続的に降っており、今夜いっぱい要注意のようです。これから通勤帰宅時間でもありますし、交通機関への影響も心配ですよね。すでに息子が毎日乗ってる路線では「一部運休」のお知らせが届いてます。今夜中に帰宅できるといいんですが~(-_-;)皆様も、くれぐれもお気をつけて~!!!先週末、静嘉堂文庫に行ってきました。お目当てはこちら↑HPより画像お借りしました<(_ _)> 河鍋暁斎「地獄極楽めぐり図」明治2~5年(1869~1872)全40図のうちの「極楽行きの汽車」です-明治150年記念-『 明治からの贈り物』<会場> 静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区岡本2-23-1)<期間>2018年7月16日(月・祝)~9月2日(日) <休館日>月曜日(ただし7月16日は開館) <サマータイム開館時間>午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)『 明治からの贈り物』展の他の展示品についてはこちらの日記をご参照くださいpart1 part2河鍋暁斎「地獄極楽めぐり図」は前回も観ることが出来たんですが、全図のうちの最初の「田鶴の臨終と来迎、羅人宮、三途の川の渡し舟に乗る等」の部分だけだったので、一番見たかった第4期の「地獄見物、閻魔大王、極楽行きの汽車、極楽往生等」を観るため、夫と共に再度足を運びました撮影は不可でしたので、購入した絵葉書を↓ 地獄極楽めぐり図河鍋暁斎のパトロンであった日本橋の小間物問屋、勝田五兵衛の依頼により制作されたもので、わずか14歳で夭折した五兵衛の愛娘たつの供養として描かれました。たつが阿弥陀如来と共に冥界めぐりを楽しみ極楽往生を遂げるまでの様子が、暁斎ならではの繊細かつ勢いのある筆づかいや華麗な色彩で表現されています。 (HPより)14歳で亡くなったたつさんのご供養にと描かれた全40図には賽の河原で鬼ごっこをしたり、歌舞伎見学をしたり、地獄の阿鼻叫喚を眺めてみたりと、全編を通して実に楽しげ(^m^)クライマックス画面となるこの「極楽行きの汽車」では、先になくなった家族とも再会できて、ほのぼのとした余韻の残る図になってますおそらくこの図を見たたつさんのご両親の安堵感はいかばかりであったろうかと想像できますそれにしても河鍋暁斎さんのイメージ豊かな絵には感嘆しきり~まるで実際に見てきたかのように細かいところまで描き込まれてあって、細部のアイデアの豊かさにはビックリです汽車のかなたにはテレビ塔のような建物の並ぶ町も描かれているのもSFチックだし、見れば見るほど魅力的~今回も単眼鏡を持参したんですが、夫はこの絵の前で隅々まで舐めるように長時間眺めて楽しんでおりました(´艸`)他の作品は2回目鑑賞だったので、「地獄極楽めぐり図」以外はササッと軽く(笑)見て回ったあと、久々に納骨堂のほうへ回ってみました 納骨堂(静嘉堂文庫内)庭園内にある廟(納骨堂)は、桜井の師である英国人建築家、ジョサイア・コンドルの設計によるもので、明治43年(1910)に建てられました。鹿鳴館の設計で知られるコンドルは、岩﨑彌之助の深川邸洋館(現・清澄公園内、現存せず)や高輪邸(現・開東閣)、三菱一号館(2009年復元、現・三菱一号館美術館)など、岩﨑家ゆかりの建物も数多く手がけています(HPより)納骨堂には2011年5月にも来ています。あの当時はジョサイア・コンドルのことを本で知り、以来、彼の建てた建築から他の近代建築へと目を広げつつあった頃です。ということは私の建築散歩も、もう7年近く続いてるということになりますね都内のめぼしい近代建築は、もうほとんど見尽くしちゃったかも~^^;そろそろ、地方の近代建築にも足を伸ばしたいところなんですが・・・交通費が高くてなかなか~こちらはおまけ画像(笑)7月のブロガー内覧会帰りに寄った「アンテノール 東急フードショー店」のケーキですこの日は暑かったうえに、始めての内覧会参加で少々緊張したため帰りは疲労度マックス~冷たいケーキがことのほか美味しく感じましたでも、ケーキの名前は全く覚えておりませ~んww
2018.09.04
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先々週、六本木ヒルズ・森美術館で開催されている15周年記念展「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」へ行ってきました 概要いま、世界が日本の建築に注目しています。丹下健三、谷口吉生、安藤忠雄、妹島和世など多くの日本人建築家たちが国際的に高い評価を得ているのは、古代からの豊かな伝統を礎とした日本の現代建築が、他に類を見ない独創的な発想と表現を内包しているからだとはいえないでしょうか。日本は、明治維新からの150年間、大いなる建築の実験場でした。幾多の実践のなかで、日本の成熟した木造文化はいかに進化したのでしょうか。西洋は日本の建築にどのような魅力を見いだし、日本建築はそれにどう向き合ったのでしょうか。日々の暮らしや自然観といった目に見えないものの変遷も日本の建築を捉える上で重要な要素となるはずです。本展は、いま、日本の建築を読み解く鍵と考えられる9つの特質で章を編成し、機能主義の近代建築では見過ごされながらも、古代から現代までその底流に脈々と潜む遺伝子を考察します。貴重な建築資料や模型から体験型インスタレーションまで100プロジェクト、400点を超える多彩な展示によって、日本建築の過去、現在だけでなく、未来像が照らしだされることでしょう(HPより)15周年記念展「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」会期 2018.4.25(水)~ 9.17(月)ここ数年、建築に関しての展覧会が増えたようで、建築好きの私としては嬉しいかぎりです(´▽`) 近年出かけたことのある建築関連の展示会は2017年 7月 パナソニック汐留ミュージアム『日本、家の列島 ―フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン』2017年 8月 LIXILギャラリー『武田五一の建築標本 -近代を語る材料とデザイン』2017年 8月 東京近代美術館「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」2017年 12月 国立新美術館『安藤忠雄展―挑戦―』2018年 3月 東京ステーションギャラリー「隈研吾の建築展『くまのもの』 隈研吾とささやく物質、かたる物質」どの展覧会も建築そのものだけじゃなく、建築にいたるさまざまな側面にスポットが当てられており、模型なども多彩に展示されていたので、とても見ごたえあるものばかりでした(〃∇〃)今回の展覧会も力の入った展示ばかり私が行った日は平日だったためか、入場者も比較的少なめでユックリと観て回ることができましたどんなに素晴らしい展示物でも、大混雑に揉まれながら観るのでは興もそがれますからね~今回は写真撮影okの作品が5つそれ以外は撮影NGです北川原温《ミラノ国際博覧会2015日本館 木組インフィニティ》この木組みは構造を支えるための金物は一切使用せず、木材特有の粘り強さを最大限に活かした造りをしているんだとか 《待庵》千利休の作と伝えられ、現存する茶室建築としては日本最古の国宝《待庵》を原寸で再現されたもの。にじり口がかなり狭いので、ふっくら体型(コラコラ)のかたは出入りに苦戦しているようでした^^; 齋藤精一+ライゾマティクス・アーキテクチャー《パワー・オブ・スケール》日本建築の空間概念を大小さまざまなスケールで原寸再現したインスタレーションで、とっても斬新な映像でしたこちらのみ動画撮影もok(1分以内)《住居(丹下健三自邸)》模型丹下健三氏の自邸を1/3スケールで再現した巨大模型です。高床式の純和風建築のようで、とても居心地良さそうな空間でしたモダニズムの名作家具で構成されたブックラウンジ。通常、デザイナーによる名作家具は手に触れることはできないのが相場(笑)ですが、本展では実際に座ることができるようになっていましたもちろん私も椅子に座って、しばし読書タイム~ 手に取った本は「建築巨人 伊東忠太」 【中古】建築巨人伊東忠太 /読売新聞社/読売新聞社 (ハードカバー)ほんの数ページをペラペラとめくっただけですが、わりあい読みやすい文章だったので、建築素人の私でもなんとか読めそうな?と思い、帰宅後、地元の図書館にリクエストしました到着が待ち遠しいです撮影は×だった展示の中で一番印象的だったのは、古代出雲大社本殿の50分の一模型です←ネットから探してきました^^;なんと高さ48mもの巨大建築だったという説もあるんだとかw(゚ロ゚)wもうひとつは次世代建築家・山﨑健太郎氏(1976年生まれ)が作った約40mもの縁側が繋がったような介護施設!デイサービス、宿泊サービス、訪問介護などを提供し、こども食堂や障害者の就労支援スペースなども併設しているんだとか直線的に続くスペースのなかで働いてるスタッフや、介護を受けてる高齢者さん達の映像には驚き~皆さん活き活きとした表情でした(こちらの画像はネットでも見つけられず~)東京シティビューの眺めと共に、とても楽しめた展覧会でしたこの日は森美術館に行くまえに「ラトリエ・デュ・パン」のイートインでモーニングを~ネットで調べたときは、六本木という場所柄「気取ったお店」かな?と予測してたんですが・・・大通りから一本裏の細い道に面した店内はわりあいと庶民的な雰囲気でした並んでるパンもお惣菜パンやアンパンなど気取ってない(笑)ものが多かったですお値段も盛り場価格にしてはリーズナブル~ コーンパンの柔らかさとクロワッサンの美味しさには惚れ惚れ~(〃∇〃)ただし、自家製ヨーグルトは普通の味だったかも帰宅後食べた「六本木あんぱん」もモチモチで美味しかったですアンパンの生地には白玉粉も入ってるんだとかw(゚ロ゚)wアンコは十勝産の小豆で甘さひかえめ~これまで食べたことのない食感のアンパンでしたさてさて、いよいよ明後日九州へ出発です来週まで、ちょっと早めの夏休み~と言いたいところだけど・・義母の法要や実家の母のご機嫌うかがい(笑)などがメインなので、遊び要素はゼロ今週は全国的に暑そうなので、皆様も熱中症などお気をつけてお過ごしくださいませ(^^)/
2018.07.09
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昨日は久々に水族館に行ってきましたイルカショーも久しぶりに見て大興奮~ (≧▽≦)と、その模様はまた後日にして、今日は先週のシネマの続きをば~「恵比寿ガーデンシネマ」を出ると、外では「ほぼ日刊イトイ新聞」主催の「生活のたのしみ展」というのが盛り上がってるようでしたが、そちらには目をくれず(笑)私が目指したのはコチラヱビスビール記念館ヱビスビール生誕120年の節目である2010年2月25日にオープン。日本国内では珍しい、単独商品のブランドを冠した施設であり、ヱビスファン、ビールファンのみならず、幅広いお客様に十分に楽しんでいただけるアミューズメント施設です。(HPより) ガイドツアー(有料)やミュージアムショップ、ティスティングルームなどビール好きにとっては、と~~っても魅力的なスポットですもちろん、これまでにも度々足を運んでる場所ww2012年3月2012年12月ティスティングルームでは販売機でコイン(400円)を買って、カウンターでオーダーするシステムです。今回は「ヱビスビール3種飲み比べ」(おつまみ付き)2コインをチョイス~左から●ヱビスビール ●琥珀ヱビスヱビス ●プレミアムブラックどれも美味しいけど・・私は琥珀ビールが一番好き添えられたおつまみもシンプルながら、いいお味ですでも、これだけじゃお腹が減りそうなので、「クラッカーと豚肉パテ」(1コイン)も追加~wwパテが絶品の味でビールの旨みも一段と際立ち~で、もう一杯欲しくなったけど・・・いやいや、昼間っからダメでしょと自制しました(笑)小さめグラスだったけど3杯飲んでプチほろ酔いに気分よく向かったのは東京写真美術館 ここも久々でした!(前回は「フェリーチェ・ベアトの東洋」を鑑賞)今回はコチラを鑑賞~TOPコレクション たのしむ、まなぶイントゥ・ザ・ピクチャーズ開催期間:2018年5月12日(土)~8月5日(日)休館日:毎週月曜日(ただし7月16日(月・祝)は開館、7月17日(火)は休館)料金:一般 500(400)円/学生 400(320)円/中高生・65歳以上 250(200)円 TOPコレクション今年のテーマは「たのしむ、まなぶ」。 「美術館」という場における学びは、学校や書物による学びとは異なる体験をもたらします。美術館の空間の空気感、壁に並ぶ作品のリズム感、実際の作品の大きさによる存在感などを全身で感じたりすることからの学びは美術館特有のものです。また、ただ作品を時代の資料として見て情報を得るというだけではなく、自分の興味にそって作品の中に写っているものをじっ くり見ることで、それまで気づかなかった作品の別の一面に気づいたり、あるいは「わからないこと」を発見しその「わからなさ」をたのしんだり、ということも美術館での「まなび」です。 本展は、当館の34,000点以上におよぶ膨大なコレクションの中から、古今・東西のすぐれた名品の数々を紹介しつつ、観客の皆様を美術館の豊かで多様な学びへと誘います。写真に詳しい方にも、そして当館を訪れるのは初めてという方にも新たな「たのしみ」と「まなび」がきっとあることでしょう。さあ、どうぞ一緒に写真の中へ!出品作家(計60アーティスト)順不同NASA、W.ユージン・スミス、アンセル・アダムス、アンドレ・ケルテス、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ウィリアム・エグルストン、ウィリアム・クライン、エリオット・アーウィット、ギャリー・ウィノグランド、コンスタンティン・ブランクーシ、ジェイコブ・リース、ジョージ・S・ジンベル、シンディ・シャーマン、ザ・サートリアリスト(スコット・シューマン)、ダイアン・アーバス、ダニー・ライオン、ダン・ワイナー、中平卓馬、新倉孝雄、ビル・ブラント、ブラッサイ、ブルース・デイヴィッドソン 、ベルント&ヒラ・ベッヒャー、ヘレン・レヴィット、ヘンリー・ピーチ・ロビンソン、ホンマタカシ、マイナー・ホワイト、リー・フリードランダー、ルイジ・ギッリ、ロバート・アダムス、ロバート・キャパ、ロバート・フランク、ロバート・メイプルソープ、ロベール・ドアノー、井上孝治、稲越功一、鬼海弘雄、橋口譲二、桑原甲子雄、荒木経惟、高梨豊、三木淳、小畑雄嗣、植田正治、森山大道、石元泰博、沢田教一、中山岩太、中村征夫、長野重一、田沼武能、土門拳、奈良原一高、北井一夫、北島敬三、本橋成一、名取洋之助、木村伊兵衛、林忠彦、鈴木理策(HPより)W.ユージン・スミスやロバートキャパなど、写真に詳しくない私でも知ってるような著名な写真家の作品がズラリと並んでたんですが・・・生徒&学生さんなど若い世代に向けての作品展というせいか、「幅広い写真の世界をザッと紹介」してる感じで、少々物足りない感も^^;もっとも私は「65歳以上 250円」で入場できたので大満足です、ハイちなみに、「7月19日(木)~8月3日(金)の木・金18:00-21:00」の期間は学生・中高生は入場無料なんだとかたくさんの若い世代が写真の世界に接するいい機会かもしれませんねもひとつ、ついでながら・・・コチラは私が行ったときはまだ開催されてなくて、とても残念でした世界報道写真展20182018.6.9(土)—8.5(日)とても興味深い写真ばかりのようなので、学生さん達が夏休みに入る前に出かけてみたいと思ってます
2018.06.14
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<追記>この日記は4月25日にお出掛けした時のものです。一応、↓の出だし部分には「GW前に」と明記してるんですが・・・そのへんを読み過ごされたかたもいるようで、分かりにくいことになったようです。勘違いされたかたにはお詫び申し上げます<(_ _)> ちなみに大観展の会期は5月27日までですが、↓に記載した「彗星」は前期のみの展示なので、今はもう展示されておりませんので、これから行かれるかたはお気をつけくださいませ--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*昨日は暑かったですね~太極拳教室に参加のため、朝8時台に家を出たんですが強い陽射しにクラクラ~((((゜o。)))日傘を差してても、頭上から照りつける強烈な紫外線に日焼けしちゃいそうでした今週は週末まで季節先取りの暑さが続くそうなので、皆様も紫外線対策&熱中症対策にくれぐれもご注意してくださいまし~(^^)/今日はGW前のお出掛け日記をば今年1月に学士会館に行ったおり、お目当てだったレストラン「ラタン」でのランチがだったので、今回は早めに駆けつけました学士会館外壁が昭和初期に流行したスクラッチタイルで覆われた4階建ての旧館は1926(大正15)年6月に着工、1928(昭和3)年5月20日に開業いたしました。関東大震災の教訓をいかした、当時では極めて珍しい耐震・耐火の鉄骨鉄筋コンクリート造りとなっています。建築推進の中心となったのは、日本の耐震工学を確立した佐野利器氏。設計者は彼の門下生でもあり、 日本橋高島屋や帝国ホテル新館などを手掛けた高橋貞太郎氏です。斬新、かつモダンで重厚な雰囲気は、85年以上を経た今も大事に継承されており、2003(平成15)年1月、国の有形文化財に登録されました。宿泊、レストラン、会議室、結婚式場などを完備し、一般利用も可能。(HPより抜粋)母体となる「学士会」は、旧帝国大学(北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学)出身者の親睦と知識交流を目的とした集まりで、学士会館も本来なら学士様しか利用できなかった場所だったとか館内は静謐な空気が流れ、なんとなくアカデミックな雰囲気です ↑フロント上階の宿泊客室は「当時の趣を色濃く残すクラッシックな空間」なんだそうです。アクセスもいい場所だし、一度、お泊りしてみたいものですわ~(〃∇〃)と、それはさておき、学士会館内には和食、中華、フレンチ、カフェと4つのレストランがあるんですが、今回はフレンチの「ラタン」でのランチを楽しみました ↑こちらはHPよりお借りしました<(_ _)> 前回ランチしたカフェ&ビアパブ 「THE SEVENS HOUSE」も重厚なインテリアだったけど、こちらは一段と格調高い雰囲気~ラタンランチ(1,550円) 前菜・メイン・パン・コーヒーをいただきました前菜はスモークサーモン♪よくありがちな臭みは全く感じられず、鮭の旨みが口いっぱいに広がる美味しさ~ ↑夫は羊のソテー、私はカジキマグロのポワレをメインにチョイス羊もカジキも美味しかったけど、野菜の味が際立ってました野菜は日本全国の産地から厳選しているんだとか。パンもコーヒーもすべて美味しかったし、女性限定だというミニデザートも美味しかったです(写真撮り忘れ~)ワインも一杯ずつ飲んだんですが・・・赤ワインが印象的な美味しさ~渋みが少なめで、香り&コク共に程よい濃厚さワインには疎いので銘柄とかは分からない(笑)けど、極上の美味しさでした~(〃∇〃)前回食べた「THE SEVEN’S HOUSE」の「クラークカレー」も美味しかったし、、会館内のレストランはどこも当たりなのかも?次回は和食にチャレンジしてみたいな~大満足のランチのあとは、歩いて竹橋の「国立近代美術館」へ『生誕150年 横山大観展』を見てきました。生誕150年 横山大観展会場 東京国立近代美術館会期 2018年4月13日~5月27日展覧会概要横山大観(1868-1958)の生誕150年、没後60年を記念し開催。東京美術学校に学んだ大観は、師の岡倉天心とともに同校を去り、日本美術院を設立。新たな時代における新たな絵画の創出を目指しました。西洋からさまざまなものや情報が押し寄せる時代の中、日本の絵画の伝統的な技法を継承しつつ、時に改変を試み、また主題についても従来の定型をかるがると脱してみせました。やがてこうした手法はさらに広がりを見せ、自在な画風と深い精神性をそなえた数々の大作を生み出しました。本展では、40メートル超で日本一長い画巻《生々流転》(重要文化財)や《夜桜》《紅葉》をはじめとする代表作に、数々の新出作品や習作などの資料をあわせて展示し、制作の過程から彼の芸術の本質を改めて探ります。総出品数約90点を展観する大回顧展です(HPより抜粋)横山大観の絵画は、これまでも上野の横山大観記念館を始め、野間記念館や東京都美術館での名品展などで何度も鑑賞済みですが、今回は90点もの作品が一挙公開!選りすぐりの大観絵画オンパレードは大迫力でした(もちろん撮影禁止^^; 画像はHPよりお借りしました<(_ _)> )←「夜桜」(展示期間5.8~5.27)↑こちらは後期だけの展示だったので、私は実際に観たわけではありません。でも一応、大観の代表作ということで画像をお借りしました。華やかだし~^^; なかでも日本一長い画巻、重要文化財の《 生々流転 せいせいるてん 》は圧倒的な存在感「生々流転」 1923(大正12)年 絹本墨画 東京国立近代美術館蔵 重要文化財 1910(明治43)年に地球に近づいたハレー彗星を水墨画で描いた作品『彗星』も実に印象的でした《彗星》 1912(明治45)年頃 絹本墨画 (展示期間4.13~5.6)水墨画でこういう画題のものって珍しいですよね横山大観といえば富士山を題材としたたくさんの作品や、朦朧体(もうろうたい)と呼ばれる「色彩の濃淡によって形や構図を表現した技法」を確立した人物として日本美術界に君臨した大巨匠だけあって、堂々とした大作が多かったけど、「山茶花と栗鼠」のような可愛い作品もあって、大観の多様性みたいなものを改めて発見できた展示会でした会場内には動画が見れるコーナーもあったんですが、その中で大観のほろ酔い加減の歌声も聴けましたなんたって、彼の酒好きはお超有名~wwウィキペディアによると「人生後半の50年は飯をほとんど口にせず(たまに食べる時も一粒二粒と数えるほど)、酒と肴(少量の野菜)だけで済ませていた」んですって~しかも、これだけの鯨飲家なのにアルコール中毒にもならず、大病もせず90年近い寿命を全うしたというのにも驚かされます^^;酔漢・横山大観の歌声は朗々として、とても伸びやかでした。歌は「谷中鶯」というもので、東京美術学校の創立者岡倉天心が作ったものなんだそうです。映像の中では歌詞はよく聞き取れなかったんですが・・ネットでアレコレ検索してみると↓だとか谷中鶯 初音の血に染む 紅梅花 堂々男子は死んでもよい 奇骨侠骨 開落栄枯も 何のその 堂々男子は死んでもよいいかにも理想の芸術を追求する骨太な内容ですね~(´艸`)この渋い歌声を聴けただけでも今展示会に行ったかいがあったというものです
2018.05.15
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2年坂「清水 奥丹」の湯豆腐で「はんなり」気分を満喫したあとは、すぐ近くの「清水三年坂美術館」へ~ HPよりお借りしました<(_ _)> 清水三年坂美術館幕末、明治の金工、七宝、蒔絵、薩摩焼を常設展示する日本で初めての美術館です。これらの技術は幕末・明治期に頂点を迎え、海外でも高い評価を受け、多く輸出されていました。同館は、海外に流出していた当時の作品を収集・所蔵し、そのなかから繊細で美しい名品を厳選して館内に展示しています。昨年の秋に三井記念美術館で開催された「驚異の超絶技巧!」ー明治工芸から現代アートへー」で恐ろしいほどの精巧な作品に大きな衝撃をうけたんですが、この時の展示品の多くが「清水三年坂美術館 所蔵」となってることに気づき、いつか行ってみたいと願ってました美術館の一階は常設展示室、2階が特別展という構成で、かなり狭いスペースのせいか、展示作品も思ってたほど多くなく、そのてんはちょっとアテハズレヾ(^^;)ォィォィでも、どの作品もタメイキものの素晴らしさで、しばし時間を忘れて見惚れ~館内は撮影禁止だったので画像はHPよりお借りしました<(_ _)> 特別展は「白の牙彫」2018年2月24日(土)~5月20日(日)概要明治時代、外国人の需要に応えて象牙の置物彫刻が数多く製作され、海を渡っていきました。高度な彫技によりかたどられた人物や動物などの牙彫(げちょう)作品は、象牙特有の柔らかな白色と相まって見た目にも美しく、当時、彫刻の世界は象牙で真っ白になったといわれるほど牙彫が隆盛しました。本展では帝室技芸員をつとめた石川光明(1852-1913)をはじめ、旭 玉山(1843-1923)や吉田道楽らの彫像、また象牙製の自在置物などを展示します。(HPより)これだけ精巧な象牙の彫り物の実物を観たのは始めて特にポスターにも使われてる人物像たちの表情の活き活きとしたさまには心奪われました(〃∇〃)象牙細工って、日本では根付、印籠、櫛、箸などの日常的な生活用品で使われていたし、印鑑などの原材料にも利用されてますよね。でも1990年のワシントン条約で国際取引は原則禁止となったため、もはやこのような牙彫が作られることはありえないこと!なんとも複雑な思いですわ~1Fで放映中だった蒔絵、金工、七宝、京薩摩焼の技法説明のDVD映像もジックリ観たかったんですが、時間がないのでお次の目的地へ京都国立博物館1897年(明治30年)5月に開館。主に平安時代から江戸時代にかけての京都の文化を中心とした文化財を収集・保管・展示するとともに、文化財に関する研究、普及活動を行っている。平常展示のほかに特別展が1年に2~4回行われている展示館は宮内省内匠寮技師片山東熊設計の旧・帝国京都博物館本館である明治古都館(旧称・本館)と、2013年に竣工した平成知新館がある。明治古都館は特別展示館として利用され、平成知新館は平常展示館として利用される。(ウィキより)私のお目当ては展示品ではなく(笑)片山東熊設計の明治古都館宮殿建築に優れた片山東熊の代表作です片山東熊(かたやま とうくま)明治期に活躍した建築家。山口県生まれ。工部大学校の建築学科第1期生。宮内省で赤坂離宮など宮廷建築に多く関わる。職務として県庁や博物館、宮内省の諸施設など36件の設計に関わったほか、公務の合間に貴族の私邸を中心に14件の設計を行った。日本人建築家の養成を行うべく来日した、ジョサイア・コンドルの最初の学生の一人である。代表作である旧東宮御所(現・迎賓館)は、2009年に明治以降の建築としては初めて国宝に指定された。他の代表作は新宿御苑御休所、奈良国立博物館、東京国立博物館(表慶館)など。(ウィキより)「フレンチ・ルネサンス様式」なんだそうですが、なんとも優美な姿が素敵でした正面上部の彫刻モチーフは、建築、美術工芸の神とされる毘首羯磨(びしゅかつま)と伎芸天(ぎげいてん)なんだとかw(゚ロ゚)wところで!!今回、この京都国立博物館ではトラブル発生実は先日買った東京国立博物館のプレミアムパスには「国立博物館4館(東京・京都・奈良・九州)の総合文化展(平常展)を何度でも観覧いただけます」という特典があるんですよ今回、この特典を利用して入場・・・という心積もりだったのに、「特別展のチケットを買わないと入館できません」とストップさせられ~トーハクのプレミアムパスを提示したんですが、チケット売り場&スタッフさんの両方ともここまできて引き返すわけにもいかず、やむなく特別展チケット(池大雅展)を買って入館したんですが・・・・・納得いかないまま~後でプレミアムパス仲間さんに「スマホでトーハクのHPの記載を見せればよかったのに」と言われて、「あ~、そうだった」その場では全く気がつかないままで大失敗でしたでも先日、改めて京都国立博物館の「国立博物館メンバーズパス」のページを見ると※京都国立博物館では、特別展覧会期間中、平成知新館が特別展覧会の会場となるため、名品ギャラリーはご覧いただくことができません(別途特別展覧会の料金が必要となります)という注意書きを発見う~ん??どうせならトーハクの「プレミアムパス」のページにも注意書きを載せるべきではないですか~?どうも釈然としないので、今度、電話でもして確認してみたいと思ってますで、池大雅展のほうは簡単にササッと走って済ませ(笑)、博物館併設のカフェで新幹線までの残り時間をマッタリと過ごしました「前田珈琲 京博店」限定のスイーツプレートどれも濃厚な抹茶味で美味しかったです特に気に入ったのは、抹茶シュークリームとトリュフ、そして求肥に包まれた抹茶アンコ?優美な片山建築と美しいお庭を眺めながらのカフェタイムは、旅の終わりを飾る最高のひとときでした
2018.05.01
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先々週、東京国立博物館内のミュージアムシアターで「風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-」を見てきました。VR作品「風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-」内容自然に翻弄され、雨に濡れ風に揺れる繊細な草花。風の音すら聴こえるような一瞬を切り取った「夏秋草図屛風」を描いたのは、江戸時代後期に活躍した絵師、酒井抱一。大名家の御曹司として生まれた抱一は、絵画だけでなく俳諧の世界にもその名を残した趣味人でした。抱一晩年の最高傑作である「夏秋草図屛風」は、実はある屛風の“ウラ”に描くよう依頼された作品であることをご存じでしょうか。その屛風とは、抱一が長年憧れを抱き、自らの絵画制作の師と仰いだ名匠の手によるものでした。抱一はどのような想いを込めて、その裏側に「夏秋草図屛風」を描いたのか。バーチャルリアリティならではの視点で、オモテとウラの関係性に隠された秘密を探ります。日程 2018年1月4日(木) ~ 2018年4月22日(日) 時間【水・木・金】12:00、13:00、14:00、15:00、16:00【土・日・祝休日】11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00※受付締切は各上映時間15分前会場 東洋館-TNM&TOPPAN ミュージアムシアター所要時間 約40分料金高校生以上:500円小学生・中学生:300円未就学児、障がい者及び介護者1名:無料定員各回90名早めに行って上映前に本館の常設展も見るつもりだったんですが・・・なんと上映開始は12時から(土日祝は11時から)なので、上野駅エキュートでパンを買って腹ごしらえをしてから向かうことにしました^^; 「ラ・ブランジュリ・キィニョン エキュート上野店」のチーズパンとオレンジスコーンこのお店、本店は国分寺にあるんだとか。「キィニョン」「可愛くって温かい、絵本の世界から飛び出してきたような手作りパン屋」というキャッチフレーズがピッタリショーケースに並んだパンはどれもコロンとした形が可愛くて、店員さんもニコニコ笑顔の可愛いお店でしたチーズパンは普通だったけど、スコーンがメチャうまぁ~スコーンってパサパサとした食感になりがちだけど、こちらのはしっとりとした生地で、ホノボノとした温かみのある味いままで食べたことのあるスコーンの中ではピカイチの美味しさでしたミュージアムシアターは東洋館地下にあります。「メンバーズプレミアムパス」購入時についてた「無料鑑賞チケット」をシアター受付で鑑賞券に交換して入場しました(^0-) 残念ながら会場内は撮影禁止ただ、上映後にスクリーン前での記念撮影は可能でしたミュージアムシアターは初体験だったんですが・・・・なにがビックリしたって、一番の驚きは「コントローラーを操作しながら映像を説明する美しいナビゲーターの女性女優さんと見まがうばかりの美しいかただったんですが、原稿もなしに情感タップリに説明を語ってくださるんですよ私はてっきり映画のように音声が流れるだけかと思ってたので、この上映形態に驚愕~w(゚ロ゚)wそのせいか肝心の内容のほうはうろ覚え~(爆)じぇりねこさんも「プレミアムパス」を購入されたということなので、ネタバレになってしまいそうでもありますし、詳しいことはTOPPAN印刷の公式サイトをご参照くださいまし<(_ _)> 公式サイトには告知画像もアップされています(^0-)ちょっぴりだけど覚えてることを「夏秋草図」が描かれたのは酒井抱一が61歳の頃 その頃、上野に近い根岸に住んでいた。「風神雷神図屏風」の裏に描くように注文したのは徳川家斉の実父「治済」 「風神雷神図」の金地の華やかな世界に対して、「夏秋草図屏風」は銀地。など(少なっ)最先端技術を使っての映像はとてもクリアで、拡大画像にしても美しさが全く損なわれないことにも驚かされました上映後の撮影タイムこの撮影画像と「#トーハクで風神雷神 2018」タグをつけてSNSに投稿すると、参加記念のオリジナルシールをもらえるという「SNSキャンペーン」をHPで見たので、私もさっそくツイッターに投稿~意気揚々と(笑)スタッフさんにスマホを提示したら・・・「その企画はもう終わりましたよ」ですって~(゚д゚; )ガーンでも、まだシールが残ってたのか、ちゃんといただけましたよ~ラッキ~~(笑)この日は上野公園やトーハクの庭園で桜の花も見られたし、ラッキー感の一日でした(´艸`)九段下「昭和館」とスイーツタイムへ続く~
2018.04.04
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昨日の雪もあっけなく解け、気温上昇に伴って花粉飛散が中の我が地域ですあ、そうそう!花粉といえば、先日、近所友とランチのおり、耳より情報をゲットしました彼女はここ数年「じゃばらパウダー」を愛飲してるらしんですが、去年から花粉症状がほぼ治ってしまったんだとかw(゚ロ゚)w「べにふうき茶」も即効性あったけど、これは強力おススメだそうです。花粉でお悩みのかた、ご参考までに~今日は先日の都内散策日記をば日本橋「だし場 はなれ」でランチしたあと、徒歩で東証アローズへ日本最大の金融商品取引所「東証」へは昨年も見学に行きました。そのおりの日記はこちら→2017年6月なので、詳しいことは過去日記に任せて(笑)今回は画像だけのご紹介ヾ(゚Д゚ )ォィォィ 東京証券取引所株式会社日本取引所グループの子会社で、日本最大の金融商品取引所である。略称は東証。1949年4月1日に証券業者(後の証券会社、現在の金融商品取引業者)を会員とする東京証券取引所として設立。2001年11月1日に組織変更し、株式会社東京証券取引所となった。ニューヨーク証券取引所やロンドン証券取引所と並んで「世界三大市場」に挙げられ、世界経済の中枢の一角を担ってきた。なお、前身は日本初の公的な証券取引機関である東京株式取引所(ウィキより)今回、偶然にも、初上場会社の祝典に遭遇~初上場の時に鳴らすという「上場の鐘」の音を聴くことが出来ました ↑「鐘」今回もはっきり撮れずに残念会社にとって「上場会社」になることは、とても晴れがましいことでしょうね~上場の祝典に参加されてた皆さんは、緊張&興奮した面持ちでした見学人である我が夫婦からもお祝いの拍手を~( ´∀`ノノ☆パチパチパチパチと、そんな貴重な一瞬を目撃したあと、東証アローズを後にし、私は一人で東京ステーションギャラリーへ向かいました (夫は別行動ww)お目当てはコチラ~隈研吾の建築展「くまのもの」 隈研吾とささやく物質、かたる物質会期:2018 年3月3日(土)- 5月6日(日)【休館日】4月30日をのぞく月曜日【開館時間】10:00 - 18:00※金曜日は20:00まで開館※入館は閉館の30分前まで【入館料】一般(当日)1,100円 高校・大学生(当日)900円概要国内外で膨大なプロジェクトを抱えつつ疾走する世界的建築家、隈研吾。古今東西の思想に精通し、「負ける建築」「自然な建築」などの理念を実践してきた約30年に及ぶプロジェクトの集大成が観られる展覧会。本展では特に、隈研吾が仕事を通じて対話を重ねてきた素材に着目し、建築設計やプロダクトデザインなどの蓄積を、時系列ではなく主要なマテリアル(竹、木、紙、石、土など)ごとに分類・整理することで、“もの” という観点から概観を試みる。“もの” の開放によって、人の感覚や意識、そして環境を媒介する建築の可能性に迫る。中学生以下は無料ということでしたが、この日は異様に若い人が多くてビックリでしたなにごと??と思ったら・・・「学生無料ウィーク」だったんだとか。納得~ww学生無料ウィーク出光美術館、三井記念美術館、三菱一号館美術館、東京ステーションギャラリーの東京駅周辺の4美術館で、2018年3月3日(土)から3月18 日(日)の期間、学生の方を対象に、無料で美術館に入館できる最近、どの美術館に行っても高齢者の姿が多くて、若い人はあまり見ることがないのが気になってました。こういうイベントで若いかたがたも本物のアートに触れる機会があるというのはいいことですよねなにごとも生&本物の迫力は格別ですもの~今回の展示会は嬉しいことに、一部を除いてほとんどの作品が撮影可能なのでスマホで撮影しまくっちゃいましたwwとはいえ、会場はさほど広くないうえ入場者も多かったので稼動域が狭くて、お粗末な写真ばかりですけどこれまで隈研吾さんの作品は「根津美術館」「サントリー美術館」「赤城神社」東大本郷キャンパスの「ダイワユビキタス学術研究館」「ティファニー銀座」「歌舞伎座」「KITTE JPタワー」「高尾山駅」など、をじかに目にしてますそんな作品の過半数が木をメインとする組木細工的なイメージだったんですが・・・今展示会では竹、木、紙、石、土など、木以外のマテリアルを使った作品も多くて、とてもインパクトがありました今日付けの読売新聞の記事によると取り組みの背景には、「その場所の景観や文化に溶け込む軽やかな素材を使うことで、人びとが建物に精神的なストレスを感じず、自然の豊かさを取り戻せる」との考えがある・・・・んだとか。今現在、品川駅~田町駅間に建築中の新駅は、駅舎を半透明の膜などの大屋根で覆うという斬新なもののようです。「障子紙で包んだような明るい内部空間がもたらされるような設計」なんだそうですよ!完成が楽しみです新聞記事によると(人口減少社会を迎え)「高層ビルの必要性が弱まり、都市を縮めて作り替えなければならない難しい時代だ」(若手建築家に)「もっと自由にやったらいいんじゃないか」というメッセージも込められている、と書かれてました。変わり行く世界&日本の将来に向けて、確かな眼差しをもっている隈研吾さんの今後に、これまで以上に注目したいと思った展覧会でした
2018.03.22
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昨日、うららかな陽射しの中、久々に娘とお出掛けしてきました。目指したのは今年1月に両国に移転したばかりの「刀剣博物館」ですでも、この日、まず始めに行ったのはランチ~ww娘のリクエストは「美味しいピッツアを食べたい」ということだったのでネットで調べてみると・・・ピッツアランキングの上位は武蔵小山と永福町に集中してることが判明なぜ~(?o?)武蔵小山はちょっと回り道になるので、今回は永福町へ行ってみましたランキング上位のお店は永福町駅近くに2店あって迷ったけど・・・席数も多い「マッシモッタヴィオ」のほうへ ↑店内画像はHPよりお借りしました<(_ _)> 平日限定の「レディースランチコース」(2名分で税込3,200円)をチョイス~(前菜、パスタ、ピッツァ、ドルチェ、ドリンク付き) 前菜は「カルパッチョ・アスパラガス・フォカッチャの3種類。ピッツァは、マルゲリータと、マリナーラともう一種(名前忘れ~)のハーフ&ハーフ。ドルチェは、エスプレッソジェラード・ミルフィーユ・パンナコッタの3種類。ピッツアの生地はモチモチしてるうえ、焦げてるところはパリパリ&サクサクそのバランスが絶妙でした(〃∇〃)具材とトマトソースも熟成された味わいでチーズとの相性バッチリさすがランキング上位なだけあってバツグンの美味しさでした最近、冷凍のピッツアとファミレスのピザばかり食べてたから(笑)、よりいっそう美味しく感じましたよ~wwただ、女子(笑)二人にはボリュームありすぎて、途中でギブ一切れ残しちゃいました食後、マップを見ながら、もう一店の「ラ・ピッコラ・ターヴォラ」を探してみると、すぐ近くお次はコチラでもランチしてみたいですパンパンに膨れたお腹をかかえて向かったのは両国の「刀剣博物館」刀剣博物館 日本刀を保存・公開し、 日本刀文化の普及のため、日本美術刀剣保存協会の付属施設として昭和43年に開館しました。日本刀は古来武器という性質以外に、信仰の対象や権威の象徴としての側面をもち、また美術品として鑑賞の対象にもなっていました。廃刀令後本来の日本刀の役割を終え、更に第二次世界大戦後、日本刀は武器と見なされ駐留軍による没収の的となり壊滅の危機に瀕しました。しかしながら本間順治、佐藤貫一氏等の活動により戦後の混乱を脱し、両氏を中心として昭和23年に美術工芸品としての日本刀の保存・鑑賞・研究・伝統継承のため日本美術刀剣保存協会が設立されました。当館は刀剣類、刀装、刀装具、甲胃、 金工賞料、古伝書等を多数所蔵し、その中には国宝の太刀 銘 延吉や国行 (来)、国行(当麻)、重要文化財 太刀 銘 信房、重要美術品 太刀 銘 真景など、国の指定・認定物件も数多く含まれています(HPより参照)初台にあった頃の刀剣博物館は建物の老朽化が激しく、始めて行った時は「ありゃま」と驚いたくらいだったんですが・・・昔の姿とは桁違いの現代的なビルにこれまたビックリww初台の刀剣博物館見学の日記は2014年 2月開催中の特別展は現代刀職展ー今に伝わるいにしえの技会期 1月19日(金)~3月25日(日) 概要公益財団法人日本美術刀剣保存協会は、その使命の一つに現代刀職者の育成と技の公開をあげております。その公開事業として、主に現代刀匠を中心とした「新作名刀展」、刀剣を研磨する研師および外装を制作する刀職者のための「刀剣研磨・外装技術発表会」をそれぞれ年一回行って参りました。 昨年十月のここ墨田区両国への移転に伴い、両展覧会を合同で行い、全ての刀職者の作品を一同に展示することで、あらたな時代の刻印を清新な気持ちで打ち始めることが出来ると考えました。そこで、本年度より「現代刀職展」として刀職者全体の一年間の成果を全体俯瞰すべく、両者を合同で展示致します。 「新作名刀展」および「刀剣研磨・外装技術発表会」は両者とも本年で六十回を大きく越え、いずれも伝統と格式を備えたコンクールとなっています。この出品作をいくつかに分割し、期間中全ての作品を皆様に披露して参ります。(HPより) ←こちらの作者はポーランド人現代的な展示室には現代刀職者の方々の作品がズラリ~暗い照明のなか、刀剣の輝きが一段と冴えわたっていました(〃∇〃)ところで皆さん、「太刀(たち)」と「刀(かたな)」の違いってご存知でしょうか?私は以前、見学した時に説明を見たはずなのに、なにひとつ覚えてなくて大焦り~娘の説明によると「刃を下にして飾ってあるのが太刀(たち)」で「刃を上にしてるのが刀(かたな)」なんだとか。娘ってば、さすが刀剣女子~( ´∀`ノノ☆パチパチパチパチ日本刀の歴史などは2014年2月の日記にチョコッと書いてるので、興味のあるかたはご参照くださいヾ(^^;)ォィォィちなみに今回少々残念だったのは、国宝級の所蔵品が全く見られなかったこと現代刀職のかたがたの作品も素晴らしかったんですが、やはり「国行(来)」などの神々しいまでの太刀を拝みたかったですわ~←HPより画像をおかりしました<(_ _)> 今回、いたく感銘を受けたのは1階の情報コーナーで放映されていた「日刀保たたら」の映像です ↑HPより画像をおかりしました<(_ _)> 日本刀の素材となる「玉鋼(たまはがね)」を作る工程の凄まじいほどの厳しさに目を奪われて、娘と二人で50分近いビデオにジックリと見入ってしまいました砂鉄と木炭を交互に入れながら、3昼夜ごうごうと燃え盛る炎と向き合っての作業には真剣勝負の気迫が漂ってましたたたら操業の長である「村下(むらげ)」の言葉によると「マニュアルはない」とのこと経験と熟練がものをいうんでしょうが、灼熱地獄のような作業は、なまはんかなものではないはず「村下」は国から選定保存技術保持者として認定されているんだそうです。そもそも、たたら製鉄は戦後、操業が途絶えてしまったんだとか。昭和51年に島根県仁多郡奥出雲町の「靖国たたら」跡地を「日刀保たたら」として復元・復活させたということです。「現在は村下2名のほか、村下代行2名、村下養成員として9名が技術の錬磨に励んでいる」とHPには書かれてました。日本刀を作るうえで欠かせない「玉鋼(たまはがね)」の製造の技、長く後世に伝えてほしいものです刀剣の美しさを堪能したあとは、蔵前へ~最近、皆様のブログへお邪魔するのが遅れがちで申し訳ありません(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ明日、ゆっくりとお邪魔させていただく予定ですのでヨロシク~
2018.03.03
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先週、東京国立博物館で開催中の特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」 に行ってきました。 平成館 特別展示室 2018年1月16日(火) ~ 2018年3月11日(日)展示会概要御室桜で知られる仁和寺は、宇多天皇が仁和4年(888)に完成させた真言密教の寺院です。歴代天皇の厚い帰依を受け、すぐれた絵画、書跡、彫刻、工芸品が伝わります。創建時の本尊である国宝「阿弥陀如来坐像」や秘仏・国宝「薬師如来坐像」、さらには空海ゆかりの国宝「三十帖冊子」など、本展では仁和寺に伝わる名宝を一堂に紹介します。さらには、仁和寺を総本山とする全国約790箇寺の御室派寺院から、選りすぐりの秘仏や名宝も集結します。天平彫刻の最高傑作として知られる葛井寺(ふじいでら)の国宝「千手観音菩薩坐像」は、千本以上の手を持つ唯一の、そして最古の千手観音像です。江戸時代の出開帳以来、初めて東京で公開されます。また、通常は非公開の仁和寺の観音堂が、33体の安置仏と壁画の高精細画像により再現される特別な空間も登場します(HPより)開催当初は「ちょっと地味では?」と思い、見に行くつもりはなかったんですが、ブログ仲間のマリンさんが日記に「きっともうこんな企画ありえないでしょうね」と書かれてらっしゃるのを読んで飛びつき~ww美術展関連にお詳しいマリンさんのお言葉ですもの!これを見逃してはならじ~ ↑こちらは朝10時前 ↑こちらは昼過ぎ、行列がかなり伸びてて「40分待ち」 だったようです^^;私は朝一で駆けつけたので、10分待ちくらいで入館できました。会場内の構成はおおよそ掴んでいたので、ひとまず撮影可能ゾーンへダッシュ~三┏( ^o^)┛←先日、駒澤大学のガチャでゲットした迦楼羅天のお姿も仁和寺 観音堂創建以降、広大な寺域を誇った仁和寺の伽藍も、京都を戦場とした応仁の乱のさなかの応仁2年(1468)、ことごとく焼失してしまいます。その後、現在のような伽藍に再興されたのは江戸時代初期、覚深法親王(1588-1648)の頃でした。寛永11年(1634)、覚深法親王は将軍徳川家光に働きかけ、仁和寺再興の援助を受けることに成功します。さらに、天皇の御所であった紫宸殿、清涼殿、常御殿も移築され、堂舎に改築されました。皇室ゆかりの仁和寺ならではの特別の配慮と言えるでしょう。江戸時代初期に再建された諸堂のうち、普段は非公開の観音堂の様相を33体の安置仏と壁画の高精細画像で再現するとともに、仁和寺の江戸再興にかかわる諸作を展観します(HPより)33体の仏像たちがズラリと並び、まさにオールスターの大迫力~どうやら仁和寺観音堂の解体修理のため、東京へのお出ましが叶ったようです。仏像だけじゃなく、観音堂内の壁画も高精密画像によって再現されており、こちらも見ごたえある素晴らしさでした 通常は一般人が入ることができない観音堂の佇まいを、こんな至近距離から拝めるとはありがたやありがたや~ (≧▽≦)撮影可能なのはここだけだったので、場内は俄かカメラマンで大渋滞でしたww押すな押すなの大混雑だったせいもあって、ヘナチョコな画像しか撮れず残念です^^;お次は私の一番のお目当て「千手観音菩薩像」へダッシュ~↑撮影禁止のためHPの画像をお借りしました<(_ _)> 国宝 千手観音菩薩坐像奈良時代・8世紀 大阪・葛井寺(ふじいでら)蔵 西国33所第5番札所である葛井寺の本尊で、天平彫刻の最高傑作の1つ。優美な表情、均整の取れた体や衣の表現は、究極の天平美といえる。千手観音像は、40本の手で千手をあらわすのが一般的だが、本像は大手・小手あわせて1041本をもち、合掌した手を中心に千の手が広がる本像の表現は見事である。千本以上の手を持つ千手観音像は、本像しか確認されていない(HPより)1000本以上の手が、それぞれ表情を変えながらワサワサと波打つように広がるお姿には、ただただ呆然と見とれてしまいましたぐるりと後ろまで見てまわれるので、観音菩薩様のお背中までバッチリ拝めるし、手の一本一本の細やかな造形に目を奪われて、一日中でも見ていられそうでした↑グッズの絵葉書写真では伝わらないかも?だけど、仏像から発するオーラは並大抵のものじゃなかったですよ~すっかり魂抜かれ状態になってしまい、残りのお宝群はわりとサラサラっと見て回りましたwwでも仏像以外にも「宇多法皇像」の画や国宝「高倉天皇宸翰消息」や国宝「三十帖冊子」の書などなど、国宝が目白押しなので息継ぐひまなし←「高倉天皇宸翰消息」↑「三十帖冊子」流麗な「高倉天皇宸翰消息」の書に比べて、弘法大師・空海の手になる「三十帖冊子」は「実直さ」が溢れる力強い書でした三十帖冊子弘法大師空海が中国で書写して持ち帰り、真言密教の秘書として伝わる。空海と同じく「三筆」と称される橘逸勢の書も含まれると考えられ、書道史上、重要な作品。納める箱は国宝 「宝相華迦陵頻伽蒔絵冊子箱」(HPより)と、と、紹介しだすとキリがないくらいのお宝の山~目の保養&心の保養がたっぷりとできましたお昼が近づくにつれ見学客が増えてきたためか、会場内は暑くて暑くて倒れそうなくらい大変だったけど、こんなに充実の展示会、確かにそうそうないと思われます3月11日までと会期も短いので、早めに見ることができて本当によかったですマリンさん、教えていただいてありがとうございました感謝の気持ちを込めて( ´`)チュチュグッズ編に続く~ww
2018.02.25
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寒い寒いと言ってる間に、1月もあと1日で2月に突入ですね。今年の立春は2月4日だから節分も間近!春待つ心はいやがおうにも膨らむけど・・・・今週の木・金曜あたりに雪が降るという予報もチラホラあるような?もう勘弁してくれ~の境地です( ;´д`)トホホ…今日は先週の散策の続きをば共立女子大博物館から5分ほど歩いて竹橋の近代美術館へ企画展 「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」を見てきました。 「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」会期 2017.12.1 - 2018.3.21展覧会概要熊谷守一(くまがい・もりかず 1880‐1977)は、明るい色彩とはっきりしたかたちを特徴とする作風で広く知られます。特に、花や虫、鳥など身近な生きものを描く晩年の作品は、世代を超えて多くの人に愛されています。その作品は一見ユーモラスで、何の苦もなく描かれたように思えます。しかし、70年以上に及ぶ制作活動をたどると、暗闇でのものの見え方を探ったり、同じ図柄を何度も使うための手順を編み出したりと、実にさまざまな探究を行っていたことがわかります。描かれた花や鳥が生き生きと見えるのも、色やかたちの高度な工夫があってのことです。穏やかな作品の背後には、科学者にも似た観察眼と、考え抜かれた制作手法とが隠されているのです。東京で久々となるこの回顧展では、200点以上の作品に加え、スケッチや日記などもご紹介し、画家の創造の秘密に迫ります。明治から昭和におよぶ97年の長い人生には、貧困や家族の死などさまざまなことがありました。しかし熊谷はひたすらに描き、95歳にしてなお「いつまでも生きていたい」と語りました。その驚くべき作品世界に、この冬、どうぞ触れてみて下さい。(HPより)熊谷さんといえば仙人のようなフォトが有名かも白いお髭と穏やかな眼差しが、いかにも人生を達観した仙人のようで素敵です熊谷守一(くまがい もりかず)1880年(明治13年) - 1977年(昭和52年)日本の美術史においてフォービズムの画家と位置づけられている。しかし作風は徐々にシンプルになり、晩年は抽象絵画に接近した。富裕層の出身であるが極度の芸術家気質で貧乏生活を送り、「二科展」に出品を続け「画壇の仙人」と呼ばれた(ウキィペディアより)熊谷さんの絵画は以前、千早町にある「熊谷守一美術館」に行った時にたっぷりと鑑賞したことあるんですが、今展では初期の東京美術学校(現・ 東京藝術大学)時代の作品も観ることができたのが大きな収穫です2014年6月「熊谷守一美術館」の日記今回の展示は1章 闇の守一2章 守一を探す守一3章 守一になった守一と、年代ごとに絵の変遷がはっきりと分かる構成でした。画像はHPよりお借りしました<(_ _)> 「雨滴」 「猫」に次いでよく知られるこの絵、どうしても「しいたけ」に見えてしまうのは私だけでしょうか~??晩年の単純化された形と輪郭・クリアな色使いの作品が好きなんですが、今回は作品数も多くて、観てまわるうちに段々眠た~くなっちゃいました(爆)絵から放たれる温かなオーラに子守唄効果があったのかも~wwと、守一絵画に心地よく浸ったあとは白金台に移動「ショコラティ エリカ」でコーヒータイムしましたここ数年、海外ブランドのチョコレートが幅を利かせているみたいですが、正直なところ、高価な海外ブランドのチョコレートって、私の口には合いませ~ん(爆)高級品に慣れない、ってこともあるだろうけど^^;私はやっぱり日本製の優しい甘さのチョコが好き~そのてん、エリカのチョコレートは安心してチョコの甘さに身を委ねられるって感じかも~wwそろそろバレンタイン間近ということもあって、店内は混み合っていました中には一人で2万円以上お買い上げのかたもいて、ビックリ~w(゚ロ゚)w我々はサロンのほうでと「マ・ボンヌ」でブレイクタイム~ミルクチョコレートの中にクルミとマシュマロが入った「マ・ボンヌ」のとろけるような美味しさに・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・この「マ・ボンヌ」とリーフ型のチョコレート「ミント」が、お店の二大人気チョコということなので、今回、初めて「ミント」を買ってみました。キュートなリーフ型が可愛いうえ、チョコとミントの香りが不思議にマッチして爽やかな美味しさなんだかクセになりそうな味わいでした「エリカ」には過去何度か行ってるんですが、最近すっかり忘れてて「家族で眼鏡さん」のブログで紹介されてるのを見て、久々に再訪しましたいつも素晴らしいスイーツ紹介をされている「家族で眼鏡さん」に感謝感謝です~
2018.01.30
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一昨日出かけたのは国立新美術館で開催中のこちらです国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展―挑戦―会 期2017年9月27日(水)~12月18日(月)毎週火曜日休館 展覧会概要元プロボクサー、独学で建築を学ぶ―という異色の経歴で知られる建築家 安藤忠雄(1941年-)は、1969年より「都市ゲリラ」として建築設計活動をスタートして以来、既成概念を打ち破るような斬新な建築作品を次々と世に送り出してきました。1990年代以降はその活躍の舞台を世界に広げ、アジア・ヨーロッパ・アメリカなど各国で、意欲的な作品を実現させています。その一方でさらに、建築という枠組みを超えた環境再生や震災復興といった社会活動にも、果敢な取り組みを見せています。本展では、この稀代の建築家が、いかに生きて、いかに創り、今またどこに向かおうとしているのか―その壮大な挑戦の軌跡と未来への展望を「原点/住まい」「光」「余白の空間」「場所を読む」「あるものを生かしてないものをつくる」「育てる」という6つのセクションに分けて紹介します。模型やスケッチ、ドローイングなど、総計200点余りの設計資料が展示される空間デザインは、安藤忠雄自身の手によるものです。会場を訪れる人は、その空間を巡る中で建築家が歩んできた道程を追体験し、建築という文化の豊かさと、その無限の可能性を再確認することでしょう。(美術館HPより)今展の目玉は安藤氏代表作「光の教会」の原寸大の野外展示です光の教会「茨木春日丘教会」の写真を見るたびに心惹かれ、一度見てみたいものだと思ってたんですが、大阪まで行かずに東京で実物大のものを見れるとは嬉しいかぎり~(〃∇〃)実物大に作られたレプリカとはいえ、法律上は「展示物」ではなく「増築」とみなされて、「増築」という届け出を出したのちに建てられたんだとか十字形にくり抜かれた空間から入ってくる光は、なんとも神秘的でした内部はコンクリート打ちっ放しでシンプルな作りだからこそ、差し込んでくる光や風が一段と神々しく感じるのかもこの十字架状の部分は「風が入って寒さに耐えつつ身を寄せ合いながら祈ること」を意図して作られたそうですが、信者さん達の居心地の良さを優先して、実物の「茨木春日丘教会」ではガラスがはめ込まれてるんだとか^^;そういう意味では、この展示会で再現されたスペースこそが安藤さんが意図していた理想の空間と言えるかもしれませんね今回の展示会場はほとんど撮影禁止撮影可能だったのは、この「光の教会」との「直島プロジェクト」のフロアのみでしたドーム型のスペース内にジオラマや巨大スクリーンが展示されてて、圧倒的な迫力でした直島プロジェクトベネッセ・グループが「直島」を観光やアートの島として再生させるプロジェクト。かつては荒れ放題だった島を、1992年以降、植樹によって自然の姿を再生し、景観を損なわないことに配慮しながら複数の美術館が作られたんだとか。地中美術館、李禹煥美術館、ベネッセハウス ミュージアム、そして屋外に展示されたアートなど、建築ファンやアートファンにとって数日たっぷり楽しめそうな場所となってるようです一度、行ってみたいですわ~この大型展示以外にも、国内はもとより海外の大規模プロジェクトなどなど多数紹介されており、そのどれもが精巧な模型や図面も添えられており、興味をひく展示ばかりでした。建築に興味のある人にとってはもちろんのこと、さほど興味がない人でも充分楽しめる構成になってましたその証拠に、今展は人気がうなぎ上りだったようで、この日も朝イチで行ったにもかかわらず、大混雑~会期が18日月曜までということもあるんだろうけど、観客の多さにはビックリでした人が多すぎて半分くらいしか見て廻れなかったのが残念だけど、満足度はMAX実は今回の展示会、友人が知り合いからチケットを譲ってもらったということで声をかけてくれたんですよ私の「建築好き」は常々ご存知なので~(´艸`)もっとも彼女自身はさほど建築には興味がないはずなんですが・・・・それでも2時間ほど大混雑の中を一緒に付き合ってくれました感謝感謝です鑑賞後は疲れたので、ランチはテラスに面したエントランスカフェ「 コキーユ」で簡単に済ませました食後は六本木ヒルズまで歩いてクリスマスマーケットをチラ見~もっと大掛かりなものを想像してたけど・・・ショップが数軒並んでるだけでいささかガッカリ^^;それとヒルズから見た六本木の風景が以前とは少々違ってるのに大ビックリ一番左の大きなビル・・・こんなビル、前からあったっけ~???角度的にはミッドタウンのすぐ近くなんだけど・・・と、帰宅して調べてみると「トライセブン六本木」ということが判明HPより画像お借りしました<(_ _)> トライセブン六本木オフィス主体のビルで「バーニーズ ニューヨーク」や「ブルーボトルコーヒー」も入り、隣には「天祖神社」があります。だとかいや~、目まぐるしく変化してますね、都内は過去ブログを調べてみると、前回、六本木に行ったのは、2016年3月と8月。ということは、今回約1年半ぶりでした他にも目新しいスポットが色々出現してそうですねそういえば一昨年オープンしたという「ハリネズミ・カフェ」も気になる~ (≧▽≦)来年の「プレ金」は、改めてジックリと六本木散歩をしてみたいです
2017.12.17
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中野京子さんの「怖い絵」シリーズ、大好きです【中古】文庫 ≪日本文学≫ 怖い絵 泣く女篇 / 中野京子【中古】afb【中古】文庫 ≪日本文学≫ 怖い絵 死と乙女篇 / 中野京子【中古】afb怖い絵/中野京子【1000円以上送料無料】 絵画の中に潜む、その時代の背景や闇などを、美術に疎い者にも分かりやすく解説してくれてるので、とても楽しく読めるのが魅力ですそんな「怖い絵」シリーズの中に取り上げられた絵画が並ぶ『怖い絵展』に行ってきました(11月初旬の話です) ひどく混んでるという話は耳にしてたので、いつもより早めに電車に乗ったんですが・・・・上野の森美術館に到着した9時過ぎには既に行列が(゚Д゚)ガーン ま、以前、若冲展で3時間行列を体験したことのある私、さほど動じませんでしたけど(´艸`)ただ、会場内の混雑には当惑しました上野の森美術館には始めて行ったんですが、あまりに狭くてビックリ~これじゃあ、たとえ入館者が少なかったとしても「ゆとりをもって鑑賞」することは不可能なのでは??というわけで、会場内に入った時点で「ゆっくり鑑賞」は諦めて、一番の目玉作品である「レディ・ジェーン・グレイの処刑」に直行 順路に従うと一番最後の展示室だったんですけどね↑館内は撮影禁止のため、美術館前の看板をパチリしました^^;ジェーン・グレイ(1537~54年) 王冠を頭に戴いたあと、わずか数日で反逆罪のため投獄され、カトリックへの改宗を拒んだため7カ月後、ロンドン塔の断頭台に散った。絵の背景を全く知らなくても、ジェーンの白い肌と純白のドレスの美しさ、そばで嘆く侍女、処刑人の持つ斧や血を吸うために敷かれた藁などなど、まるで映画のシーンのような臨場感溢れる素晴らしい作品でした(〃∇〃)ただ、今展では「怖い絵」シリーズで私が好きだった絵はほとんど見られず、少々ガッカリ~「怖い絵 2」に掲載されてる「アルノルフィニ夫妻の肖像」ヤン・ファン・エイク作を観たかったわ~ ↑アルノルフィニ氏がまるで悪魔の化身のよう(^m^)今作品展の中では「夢魔」も印象的でしたヘンリー・フューズリ作 1800-10年頃 中野京子氏の解説文では「眠りはある意味、こま切れの死だ。夜がその黒々とした翼を拡げるたび、幾度も幾度も自我を完全喪失させねばならない。そして疑い続けなければならない」と書かれていました。31.4×22.8cmという小さなサイズなのに、絵から放たれるオーラは凄まじかったです 時間が経つごとに鑑賞する人が激増して歩くのもやっとの状態になってきたので、やむなく早々に退出しました平日だったのにな~土日はもっと凄まじいでしょうね~^^; でも、思いのほか早めに鑑賞を済ませられたので、この日のランチは西洋美術館内の「すいれん」で ル・コルビュジェ設計の西洋美術館を表現した「コルビュジェ ランチプレート」う~ん・・・・残念ながら豚肉の匂いが少々気になり~おまけに満員状態の店内はバタバタしてて落ち着かず(涙)窓から見える庭はまるで絵画のようで素敵だったんですけどね~ と、この時点でもまだ13時前せっかくなので、電車に乗って谷中のほうへ足を伸ばしてみましたが、続きはまた後日に~<(_ _)> 実はモニターレポートの締め切りギリギリのものが一つあるので、そちらを早くアップしなくちゃです レポートには余計なことは書けない(笑)ので、ここでちょっとだけ愚痴をww先日、ファンデーションレポートをアップしたばかりなのに、またまたファンデーションが当選しちゃって困惑~なるべく同種のものを同時期に応募しないようにしてるけど、今回のモニター品は「数種類の中から、どれかを送る」ということだったため、届いてきたのは、またもやファンデということに(‾∇‾;)当選させていただいただけでアリガタイとは思うものの、続けて同種のもののレポートは書きにくいですわ~(爆) 以上、モニター裏話でした(^m^)
2017.11.28
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ついこの間まで暑い暑いと言ってたのに・・一気に季節が深まって寒いほどの陽気になりましたね~我が家も一昨日から厚めの羽毛布団を引っ張り出して掛けてますでも、これからはお散歩に最適なシーズンウエルカ~ムですww昨日は友人と一緒に日本橋まで行ってきましたお目当ては三井記念美術館で開催中の「驚異の超絶技巧!」ー明治工芸から現代アートへー会期:2017年9月16日~12月3日HPより受け継がれる超絶技巧のDNA ─ 明治工芸から現代アートへ近年、明治工芸に対する注目度が急速に高まってきました。七宝、金工、牙彫、木彫、 漆工、刺繍絵画など、これまでアカデミックな美術史の世界では等閑視されてきた、おもに輸出用としてつくられた工芸作品が里帰りして、多くの人が瞠目するようになったのです。2014年から翌年にかけて、東京の三井記念美術館を皮切りに全国6会場を巡回した「超絶技巧!明治工芸の粋」展は、そんな明治工芸再評価の機運を盛り上げるための画期的な展覧会でした。以後、「超絶技巧」というキーワードは広く浸透し、もはや美術の世界における流行語となった感すらあります。このたび、その続編ともいうべき、「驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ」展を開催します。前回に引き続き、村田理如氏による清水三年坂美術館のコレクションを中心として、さらに近年各所での調査によって確認された明治工芸の素晴らしい作品もあわせて展示します。そしてさらに、明治工芸を産み出した工人たちのDNAを受け継いで、超絶技巧プラスαの機知に富んだ現代作家の作品も多数展示します。彼、彼女らの多くは、いまだ一般的な知名度はほとんどありませんが、100年後、200年後にその作品がたしかに評価されるにちがいないと思います。この展覧会では、アカデミックな美術史における評価とも、いわゆる伝統工芸のヒエラルキーとも無縁の、明治工芸と現代作家のコラボレーションが実現します。日本人ならではの超絶技巧のDNAがどのように引き継がれているのか、ぜひ注視していただきたいと思います。展示会場は全面的に撮影禁止唯一、展示会場の前室に飾られた二点は撮影OKでした高橋賢悟 「origin as a human」生の花を石膏で型を取りアルミで鋳造して制作した彫刻。髑髏と花のリアルさがとても魅力的な造形でしたこちらは初代宮川香山の「猫二花細工花瓶」私は以前、サントリー美術館で開催された「宮川香山展」を観たことがあるので衝撃度は薄かったんですが、宮川作品は始めてだった友人は「何、これ~?」と驚いていました(´艸`)立体的な装飾の力強さはインパクト大~続く展示室には七宝、漆工、木彫、陶磁、牙彫、金工、などなど新旧の作品が並列して展示されていました(画像はHPよりお借りしました<(_ _)> ) どの作品も「ひゃ~!?」「ほぉ~!?」「ありゃ~!?」と驚嘆の声があがるような逸品ぞろい!ついついテンションアップしてしまい、警備員さんに「もう少し小さな声で話してください」と注意されたほどです(爆)あまりに衝撃が強すぎて、思わず声が出ちゃうんですもの~ (≧▽≦)会場内の皆様、すみませんでした~(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ中でも印象的だったのは春田幸彦「有線七宝錦蛇革鞄置物「反逆」これ、どう見ても蛇革のバッグに見えるけど・・・なんと七宝焼の置物です!ありえへ~んこちらは前原冬樹「一刻:皿に秋刀魚」ニャンコがいたら、思わず口にくわえちゃいそうですが・・一本の木から彫りだしたものなんですってちなみに↑の2点は現代作家さんの作品↑はポスターにも使われている安藤緑山「胡瓜」象牙で出来てます。ツルや葉っぱなどなど、全てが超超リアル~~安藤緑山大正~昭和初期の彫刻家生没年が確定しておらず、墓の所在地も不明なんだとか。山口英紀 「右心房左心室」どこからどう見ても写真にしか見えなかったけど・・・なんと水墨画車の流れを血液に見立てた作品だとかで、私が一番惚れた(笑)のはこの作品昇竜 「大工図刺繍額」なんとなんと、これ、刺繍ですよ~男気溢れた表情の大工さんがカッコイイ~~~(〃∇〃)他にも一つ一つご紹介したいほど驚き桃の木の作品ばかり全体の作品数はさほど多くはないんですが、どの作品も繊細な作りなので、ついついジーっと見入ってしまい、鑑賞に時間がかかってしまいました細かい細工が多いから拡大鏡が欲しかったな~充実の鑑賞タイムはあっという間に過ぎ去り~いささか疲れたので、この日のランチはミュージアムカフェで済ませましたけんちんうどんと稲荷寿司のセット 1100円なり。食事中も鑑賞の興奮冷めやらず、友人とのオシャベリはとどまることを知らず(笑)でしたよ~ww食事後は室町コレド1,2,3を巡って、少しクールダウン(笑)トップスのケーキセットを食べて大満足で帰宅の途につきましたトップスのチョコレートケーキは久々!懐かしい味でした~~単眼鏡 モノキュラー 美術館用 ギャラリースコープ KM-412S 4倍 12mm スマホ撮影セット 池田レンズ スマホアダプター 単眼鏡単眼鏡 モノキュラー 美術館用 ギャラリースコープ KM-820S 8倍 20mm 8x20 スマホ撮影セット 池田レンズ スマホアダプター 単眼鏡
2017.10.06
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ここ数日続いた猛暑も今日は少し控えめですね。とはいえ、秋にはまだまだ遠し~来週末には法要のため九州帰省の予定なので、西日本のお天気も気になります。暑い時期の喪服は辛いから、少しでも涼しくなって欲しいんですけどね~^^;今日は先週行った東京国立近代美術館の企画展をば日本の家 1945年以降の建築と暮らし会場: 東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー会期: 2017年7月19日(水)~ 2017年10月29日(日)開館時間: 10:00-17:00(金・土曜は10:00-21:00)*入館は閉館30分前まで休館日: 月曜(9/18、10/9は開館)、9/19(火)、10/10(火)観覧料: 一般1,200(900)円大学生800(500)円内容本展は日本の建築家56組による75件の住宅建築を、400点を超える模型、図面、写真、映像などを通して紹介する壮大な試みです。時系列ではなくテーマごとの展示になっているので、「日本の家」の特徴を深く理解いただけます。2016年秋からローマ、ロンドンを巡回し、いよいよ東京で開幕します取り上げられてる主な建築家は青木淳、アトリエ・ワン、安藤忠雄、石山修武、伊東豊雄、乾久美子、菊竹清訓、隈研吾、坂本一成、篠原一男、白井晟一、清家清、妹島和世、丹下健三、西沢立衛、長谷川逸子、長谷川豪、藤井博巳、藤本壮介、藤森照信、山本理顕、吉阪隆正、吉村順三、アントニン・レーモンドなど、日本の建築史に名を刻む建築家たち。著名建築家による75件の住宅建築が「プロトタイプと大量供給」「大地のコンクリート」「家族のあり方」 などなどの13のテーマに分けて展示されてました。広い会場の中に400 点を超える模型、図面、写真、映像などが展示され、見ごたえはあったんですが・・・・あまりにも展示の数が多く、途中で疲れ果て~(涙) 出発前に無料音声ガイドアプリをスマホにDLして、会場内で聞きながら歩いたものの、全体的に説明が少なくて、それぞれの住宅をジックリと理解するには至りませんでした私の理解力がお粗末なせいもあるだろうけど・・・少々残念でしたわ以前行った汐留パナソニックミュージアムでの「日本、家の列島 ―フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン―」と内容的にはダブる部分もあるように思うんですが、「日本、家の列島」のほうは一つ一つの住宅に対して、細かな写真やその住民の生活の有様や感想などがきめ細かく展示されてたのに比べ、今展は内容が広すぎたせいかな?全体的に漠とした印象しか残りませんでした^^;その中で唯一印象的だったのがコチラ←(画像はウィキより<(_ _)>) 新橋にある中銀カプセルタワービル(黒川紀章設計 1972)です。中銀カプセルタワービル黒川の初期の代表作であると共に、メタボリズムの代表的な作品である。鳥の巣箱を積み重ねたような(日本国外からの見学者はドラム式の「洗濯機を積み重ねたような」と表現する)特異な外観は、ユニット製のマンションであることの機能をダイレクトに表現し、そのメタボリズムの設計思想を明確に表現したデザイン性は高く評価されている。ビジネスマンのセカンドハウス・オフィスとして想定されたその内装は、ベッド、エアコン、冷蔵庫、テレビ、収納などが作りつけで完備されており、洗濯機などの日用品は排されている(ウィキより)実はわたし、新婚当時、アルバイト先から書類を届けるため、一度だけこのカプセルタワーに入ったことあるんですよ残念ながらドアの前で書類を手渡して室内には入らなかったけど、「なんなの、このビルは?」と思ったことを今でもはっきりと覚えてます(´艸`)最近は建て替え問題なども持ち上がってるようですが・・・今展で「部屋(カプセル)ごとに交換することが可能な設計」だということを始めて知りましたコストの関係上、現在に至るまで一部屋も交換されたことがなく、しかも、この部屋のサイズは運搬上の問題から「運べることが可能な道路のサイズ」に設定されたんだとか。え~?それって (*_ _)ノ彡 展示を見て歩き疲れたあとは、4階の「眺めのいい部屋」へ~ガラス張りの窓の前に椅子が並び、道路の向こうに見える皇居の眺めを見られるようになってますこの日は雲が多くて暗かったけど、天気がいい日だと目の前に広がる眺めは最高~↓は今年4月に行ったときの眺めです展示作品の鑑賞も楽しいけど、この部屋でのひと時は心休まる癒しタイム~東京国立近代美術館に行くと必ずここにきて一休みしてます東京国立近代美術館は常設展示だけだと「65歳以上は無料」来年からは何度も行くことになりそうですわ(´艸`)
2017.08.27
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高速道路や空の便はUターンラッシュが続いてるみたいですね。そのぶん、お盆期間中の都内の道路はガラスキ~電車も、いつもに比べると空いてようななので、今の時期は都内お出掛けには絶好のチャンス~一昨日、娘と一緒に渋谷に出かけてきました。最近の渋谷は人が多すぎて息苦しいほどだけど、この日は人が少な目で歩きやすかったですよ~今回のお出掛けのメインはこちら「ベルギー 奇想の系譜」ーボスからマグリット、ヤン・ファーブルまでー 2017年 7.15~9.24 (7月18日、8月22日のみ休館)) 会場 Bunkamura ザ・ミュージアム展覧会内容現在のベルギーとその周辺地域では、中世末期に発達した写実的描写のもと、独自の幻想的な絵画が生まれました。ブリューゲルの奇妙な生物、アンソールの仮面や髑髏、マグリットの不思議な風景など、そこにはどこか共通する奇想・幻想の世界が広がっています。本展は15、6世紀を代表するボスやブリューゲルの流れをくむ作品から、象徴主義、シュルレアリスムの作家を経て、現代のヤン・ファーブルにいたるまで、約130点の作品を通して、500年にわたる「奇想」の系譜の存在を探ります。(HPより)6月には「バベルの塔展」、7月には「奇想の系譜展」記念の講演会に行ったし・・・最近すっかりベルギー祭り(笑)の私です←ボス工房「トゥヌグダルスの幻視」の看板に入り込んでパチリww 会場はそこそこの混み具合でしたが、なにぶん前半のみどころ「ボス」や「ブリューゲル」のあたりは小型の作品が多く、しかも緻密に描きこまれているから、見学人の列の動きは実に緩慢!「もっと早く流れて~」と思いながらも、いざ自分が作品の前に陣取ると絵画の中の奇妙なモンスターたちをジックリと探してしまうので足が進まず^^;結局、作品の性格上、列が滞ってしまうのは仕方ないことなのかもしれませんねそれにひきかえ、19世紀末以降の象徴派・表現主義~現代にかけての展示は大ぶりな作品が多いせいかサクサクと進み、案外短時間で見終わることが出来ました今回、私が一番惹かれた作品はこちら「ヤン・ファーブルのフランダースの戦士」タマムシ()でできた像が金属の甲冑を身に着けてるんですが、独特の輝きを放つ像からは不思議なオーラを感じましたヤン・ファーブル( 1958年 - )ベルギー、アントウェルペン出身の美術家、演出家、振付家。アンリ・ファーブルの曾孫。青インクのボールペンで表面を青く描き埋め尽くしたドローイングや、コガネムシを用いて表面を埋め尽くした彫刻、空間演出で有名である。あの有名な「昆虫記」の作家、アンリ・ファーブルのひ孫さんだとかなんとなく納得~wwただ、6月の「バベルの塔展」でたっぷりとブリューゲルの世界を堪能した私としては、正直なところ、今展は少々食い足りなかった感が大「バベルの塔」のような大きな目玉となる作品がなかったこともあって、メリハリがないように感じました(主催者様、勝手なこと言ってすみません<(_ _)> )もっとも、モスやブリューゲルの奇怪な絵画をほとんど見たことのなかった娘は「面白かったよ~」という感想でしたもひとつ残念だったのは「欲しい」と思わせるようなグッズがなかったことガチャもあることはあったけど、中身は缶バッジだったのでパス~(´艸`)この日のランチは「ガレットリア」でいつもは行列の「ガレットリア」も比較的スムーズに入れてラッキーでした 「美味しいもの」って、何度か通うと慣れてきて評価が下がりがちだけど、「ガレットリア」のガレット&クレープは、何度食べても格別の美味しさ~何度でも通いたいお店です美術展&ランチのあとは、渋谷駅近くのカラオケへ~part2へ続く<(_ _)> 今日のモニプラ応募はこちら天然アロマの香り★水ベースのクレンジングでメイクすっきり&肌しっとり★30名水ベースのクレンジングだと使い勝手が良さそうですね♪メイク落としはお風呂場ですることが多いから、クレンジングつける前に、ついつい手が濡れちゃうこと多くて(-_-;)手が濡れててもOKのクレンジング、嬉しいです天然アロマの香りに包まれてのメイク落としは癒し効果も大きそう一日の終わりにユッタリとした気分でメイクオフすると、一日の疲れも吹き飛びそうですね
2017.08.16
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昨日の東京は風も吹いて最高気温も27度と、最高のお出掛け日和でした私の熱中症も治まってきたようなので、久々に友人と都内まで出かけてきました。お目当てはこちら『ヴァージニア・リー・バートンの「ちいさいおうち」 ―時代を超えて生き続けるメッセージ―』会 期 : 2017年6月1日(木) ~ 2017年 8月9日(水)会 場 : GALLERY A4 (ギャラリーエークワッド) 開館時間 : 10:00 -18:00 (最終日は 17:00 まで)休 館 日 : 日曜・祝日入館料 : 無料実は正直なところ『ちいさなおうち』って「挿絵は見たことあるような」程度^^;バートンさんについても、ほとんど予備知識なかったんですよでも、たまたま新聞の記事でこの展示会の紹介を読み、絵本そのものより手彫りプリントのテキスタイルの写真に惹きつけられ~東陽町にある竹中工務店本社内の「GALLERY A4」は少々遠かったんですが、とても見ごたえある展示会でした 竹中工務店本社 大手ゼネコンの東京本社だから、もっと派手派手しい感じ(笑)かと思いきや、意外とシンプルなビルでした本社ビル内1Fのギャラリー会場には大勢のファンが詰め掛けてました ヴァージニア・リー・バートン(1909-1968)米国マサチューセッツ州,ニュートンセンターに生まれ。16歳で両親が離別.カリフォルニアの美術学校で絵画とデザインを学び,新聞のイラストレーターとして活躍したのちに結婚。家族とともに故郷に近いグロスターのフォリーコーブに定住し、子育てのかたわら絵本『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』を発表フォリーコーブ・デザイナーズの活動をはじめ、数々の絵本を発表『ちいさいおうち』で全米絵本の最優秀賞コルデコット賞受賞。会場では絵本原画やスケッチブックなどや、長男で彫刻家のアリスティデス・デメトリアスへのインタビュー映像も流れていました 躍動感あふれるスケッチに惚れ惚れ~会場には絵本『ちいさいおうち』に登場する「おうち」の再現モデルも可愛い~(〃∇〃)スケッチブックの温かみあるタッチや、緻密なデザインも素晴らしかったけど、一番感銘を受けたのは、手彫りプリントのテキスタイルです 緻密な彫りはアートそのもの~プリント布を使って作られた洋服今回、ほとんど予備知識なしでの観覧だったんですが、俄然、バートン女史に興味が湧いてきましたさっそく本日、図書館で絵本も貸し出してきましたよ読むのが楽しみです「ちいさいおうち」展のあとは青山一丁目に移動して、久々にアシモくんのデモンストレーションも見てきました う~ん、やっぱり可愛いな~いつもはさほど人のいないHONDAウエルカムプラザなのに、この日は超満員でビックリどうやらHONDAシビック新型車の発売会のせいだったようです^^; 報道陣が大勢押しかけてました2015年のASIMOくんとの2ショット画像(笑)はこちら~2015年7月この日は団体さんも多くて少々見えづらかったから、また会いに行くね、ASIMOく~ん(^m^)【中古】 ちいさいおうち 岩波の子どもの本/バージニア・リーバートン【著】 【中古】afb【中古】 いたずらきかんしゃちゅうちゅう 世界傑作絵本シリーズ・アメリカの絵本/バージニア・リーバートン【著】,むらおかはなこ【訳】 【中古】afb
2017.07.28
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台風3号は駆け足で過ぎ去ったようですねでも梅雨前線が停滞しているため、西日本では大雨警報が出ている地域があるとか。まだまだ油断禁物お気をつけて~(^^)/七夕7日の東日本は晴れマークのようで一安心ですkちゃんライブ会場である「河口湖ステラシアター」は開閉式の屋根がついてるとはいえ「大雨だと2階席の端っこは濡れるおそれもあり」という情報もあったので、少々心配だったんですよでも、Kちゃんは晴れ男だから、これまでのライブでもほとんど雨なし(大雪だったことはあるけど~^^;)晴れれば富士山の姿も拝めるかもと今から楽しみですというわけで、明日から来週明けまでブログをお休みいたします。明日は某イベントに参加予定これまたとても楽しみですと、お知らせだけでは、あまりにも愛想無しなので(笑)、今日は先月の展覧会のことを少しだけ2017年4月8日(土)~6月25日(日)の間、汐留パナソニックミュージアムで開かれていた展示会です。日本、家の列島 ―フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン―あなたは今をときめく、日本で注目の建築家に家を建ててもらいたいと思ったことはありますか?厳しい制約や難しい条件のもとでも、必ず答えをかたちにしてくれるのが建築家。しかもユニークで新鮮な造形のなかには、日本ならではの感性と住まいの伝統が息づき、あなたの理想の生活を実現してくれるでしょう─そんなメッセージをひそませて、パリやブリュッセル、アムステルダムなどの各都市でヨーロッパの人々を驚かせた、注目の展覧会の巡回帰国展です。企画を実現させたのは写真家のジェレミ・ステラに加え、建築家のヴェロニック・ウルスとファビアン・モデュイ、日本在住30年のマニュエル・タルディッツの4人のフランス人。彼らは日本の近現代の住宅建築から優れた作品を複眼的な視点で独自に選定し、提示しました。戦後社会の成長の一翼を担ってきた日本の住宅建築─この展覧会は多数の魅力的な写真や映像、ドローイング、スケッチ、模型を展示し、それら歴史的な名作住宅から最近の秀作まで約70作品をご紹介します。またゲストアーティストに坂口恭平が加わり、彼の頭の中に建ち拡がる街と家のイメージを、極細ペンで表したドローイングが展示されます。日本、家の列島─ここには、家の数だけ新しい生活と幸せがあります。残念ながら会場内は全面撮影禁止でした展示は「昨日の家」「今の家」「東京の家」の3つに分かれており、「昨日の家」では20世紀の日本を代表する優れた住宅建築の写真と模型20点が展示されてました↑↓画像はHPからお借りしました<(_ _)> 一番大きなスペースをとってたのが「今の家」主催者4人が選んだユニークな住宅がひとつひとつ間仕切りで区切られており、住宅の写真や間取り、生活風景を撮影した動画や住人と設計者へのインタビューなどなど多彩な情報がぎゅっと詰め込まれてて、見ごたえタップリでした ↑隈研吾さん設計の家「今の家」コーナーがあまりにも充実してたので、ひとつひとつ見るのに時間がかかってしまい体力消耗~ww最後の東京近郊の家フォト「東京の家」コーナーは見ないままで会場をあとにしました^^;「今の家」コーナー住民の「住宅」にたいするこだわりの強さに圧倒されたこともあるんですが・・・・・我が家みたいに「こだわり」や「思い入れ」を叶えることもなく、予算ギリギリの建売住宅を購入した者にとっては「そりゃ、予算がふんだんにあればね~(-_-;)」と妬み・ひがみがわきおこったせいかも~(爆)この日のランチは汐留シティセンター地下の「台湾担仔麺」で焼きビーフン、めちゃくちゃ美味しかったですよ~ ではでは、皆様、来週まで再見~(((*'ー'*)ノ~バイバ~イ
2017.07.05
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昨日から7月スタート早くも2017年下半期へ突入ですね各地で山開きや海開きもあり、季節は夏へ~とはいえ、梅雨らしい蒸し暑さ&ジメジメは継続中のため、身体が重くてたまりません( ;´д`)トホホ…昨日は小雨の中、美術展と写真展をハシゴしてきましたまずは神泉にある松涛美術館へ~ 「クエイ兄弟ーファントム・ミュージアム」 渋谷区立松濤美術館会期:6月6日(火)~7月23日(日)休館:6月12日(月)、19日(月)、26日(月)、7月3日(月)、10日(月)、18日(火)。時間:10:00~18:00 *毎週金曜日は19時まで開館。 *入館は閉館の30分前まで。料金:一般1000(800)円、大学生800(640)円、高校生・65歳以上500(400)円、 小中学生100(80)円。 *( )内は10名以上の団体、及び渋谷区民の入館料。 *渋谷区民は毎週金曜日が無料。 *土・日曜、休日は小中学生が無料。「クエイ兄弟ーファントム・ミュージアム」『ストリート・オブ・クロコダイル』(1986年)など、不思議で幻想的、陰鬱、でもどこか軽やかなユーモアも感じられる人形アニメーションで数々の傑作を生み出しているクエイ兄弟。スティーブン・クエイとティモシー・クエイの一卵性双生児として1947年にアメリカ・ペンシルベニア州に生まれた兄弟は、1965年にフィラデルフィア芸術大学に進み、最初イラストレーションを専攻、そして在学中の1967年に大学で開催された「ポーランドのポスター芸術」展に衝撃を受けます。この後、1969年に英国に渡り、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートに進学。カフカの文学やヤナーチェクの音楽、ヤン・シュヴァンクマイエルの映像作品など、東欧文化の色濃い影響を受けつつ、短編アニメ映画制作などにその才能を開花させていきます。現在、クエイ兄弟はロンドンを拠点に、アニメ、映画制作、CM、舞台美術など幅広い分野で活躍し、日本でもカルト的な人気を誇っています。本展は、クエイ兄弟の初期のイラストレーションから、アニメーション制作の舞台装置の精緻なデコール、これまで日本で紹介される機会の少なかった映像作品や舞台美術の仕事、影響を受けたポーランドのポスター作品など、その独自の美の世界の全体像にせまるアジア初の本格的な回顧展です。実はこの日、違う場所に行く予定だったんですが、空模様が心配だったため、急遽予定変更~!比較的、行きやすいこちらへ行ったわけですが・・・正直、クエイ兄弟に対する知識はほとんどなかったので、開けてビックリ玉手箱ならぬ入館してビックリのダークな幻想箱でした^^;館内は撮影禁止でしたが、唯一撮影OKだったのがコチラ 上はクエイ兄弟のフォト、下は「ストリート・オブ・クロコダイル」のデコールです。人形アニメを撮影するさい、オブジェやパペットを少しずつ移動させて1秒間に25コマというスピードでコマ撮りするらしいんですが、その舞台装置となるのがこのデコールなんだとか展示は彼らの学生時代の作品や影響を受けたポスターに始まり、人形アニメーションやミュージックビデオなどの映像作品へ。いつもより少々照明を落としているような会場内は、クエイ兄弟が作り出す奇妙かつ幻想的な世界が広がる異空間でしたこういうダークな世界は嫌いじゃないんですが……残念ながら映像のほうはチープさが気になって、のめり込めず~^^;でも、学生時代の鉛筆&イラストボードに描かれた絵画は心そそる闇が広がり、空想力をかきたてられました 左上は「カフカの夢」右上は「楡の木の向こうからトランペットの音が」、下は「ラボネキュイエール城」独特の世界観に惹かれて、特に若い世代に「カルト的な人気」があるんだとか。う~ん、私は・・・・もっと光を~(爆)という思いが強かったです(´艸`)そんな、いささかピンとこない気持ちを抱えながら(笑)向かったのは日比谷公園内の日比谷図書館文化館ですお目当ては特別展示室で開催中の「世界が見た、驚きと感動の大自然ネイチャーズベスト傑作写真展」ネイチャーズベスト1995年にスタートした世界最大規模の自然写真のコンテスト。毎年、世界中の優れたプロ、アマチュアカメラマンから寄せられる数多くの応募の中から優秀作品を選定し、毎年700万人が訪れるアメリカのスミソニアン国立自然史博物館で展示、表彰するものです。写真のジャンルは、野生動物、植物、風景など自然界のあらゆる営みが対象で、決定的瞬間を捉えた写真は、圧倒的な迫力と驚き、美しさに満ち溢れ、また愛らしく、微笑ましい動物たちの表情は、この地球・自然がかけがえのない大切なものであることを私たちに強く訴えかけます。本展では、展示替えも含め、歴代の受賞・優秀作品など選りすぐりの写真作品約80点を紹介します。こちらは嬉しいことに会場内のほとんどが撮影OKついつい、パシャパシャ撮ってしまいました^^; イルカやウミガメの水中写真などが涼しげで、蒸し暑さを吹き飛ばしてくれましたよ~動物の愛らしい写真だけではなく、「地球上にこんな幻想的な風景が?」と思えるような写真も多くて、まさに「驚きと感動」をたっぷり味わえましたとはいえ、会場はさして広くなく、ちょっと物足りない感もありましたけどね^^;きっと夏休みはチビッ子で賑わいそうだから、ゆっくりと楽しみたいかたは今のうちの鑑賞をおススメしま~す(^^)/「世界が見た、驚きと感動の大自然 ネイチャーズベスト傑作写真展」2017年6月9日(金)~8月9日(水) ※ 休館日 6月19日(月)7月17日(月・祝)、 7月10日(月)は展示替えのため休室します 観覧時間 平日10:00~20:00、土曜10:00~19:00、日祝10:00~17:00 (入室は閉室の30分前まで)観覧料一般300円、大学・高校生200円 千代田区民・中学生以下、障害者手帳及び指定難病受給者証をお持ちの方 及び付き添いの方1名は無料 ※住所が確認できるもの、学生証、障害者手帳をお持ちください。と、この日はダークワールドから輝く自然の世界へと、落差の大きい一日となりましたいや~、我ながら、ふり幅大きすぎ~
2017.07.02
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東京都美術館で「ブリューゲル展」を見たあとは黒田記念館横の「上島珈琲」でサンドイッチランチをしましたうっかりして写真は撮り忘れ~画像はトーハクHPよりお借りしました<(_ _)> ここは今回初めて行ったんですが、黒田記念館とお揃いっぽい(笑)赤レンガ館で2階はソファ席が多め、内装もクラシックで渋めの雰囲気~とても落ち着ける空間でした今回同行した友人は黒田記念館も国際こども図書館も行ったことがないということで、食後はそちらへ私は今月初旬に行ったばかりですけどね(´艸`)記念館&こども図書館については、その時の日記をご参照くださいませで、「国際こども図書館」の麗し空間を巡っているときに、ふと外を見て見慣れない建物を発見すぐ隣なんだけど…こんな建物あったっけな~??とても気になったので、さっそく「国際こども図書館」を出て近くに寄ってみると・・・・東京藝術大学の「Arts & Science LAB.」ということが判明しました「Arts & Science LAB.」1F 拠点公開スペースB1F ロボット・パフォーミングアーツ研究や共感覚メディア研究スペース、2F 文化共有研究スペース、3F 拠点運営や2020構想、障がいと表現研究スペース4F 球形ホール2015年5月に「地域資源等を活用した産学連携による国際科学イノベーション拠点整備事業」として上野キャンパス内に新設されたんだとか。先月、このあたりは通ったばかりなのに全く気づきませんでしたわ(×へ×)しかも、「ブリューゲル展」にあわせた関連企画して「Study of BABEL」を開催中でした「Arts & Science LAB.」の1階会場には立体化されたバベルの塔が! 3メートル超えの大きさで緻密に作られており、窓の中には職人が働いてるような不思議な映像も←動画を撮れば良かったとプチ後悔このクローン「バベルの塔」を制作するにあたっては、高分解能の蛍光X線分析装置を用いて原画の化学調査を行い、その結果をもとに、色味や質感、筆のタッチなどなど組織分布までオリジナルに近づけたんだとか。フロアにはタブレットも設置され、ここで自分の顔写真を撮影すると、塔の中で働いてる人の顔が自分の顔に変わるんですよ~ これまた動画じゃないと、面白さは伝わらないかも~^^;小さくて、どれが自分なんだか少々分かりづらかったですが、友人と一緒に「私はこれじゃない? これこれ」と大騒ぎ(笑)楽しい試みですね~(´艸`)と、しばし、バベルの塔を築く職人になった気分(笑)を満喫したあと、上野公園を離れましたお次に向かったのは笹塚先日、台湾スイーツを検索してるときに、たまたま見つけたお店「台湾物産館」へここにはイートインコーナーがあるということなので、マンゴーアイスを食べる気マンマンで行ったんですが・・・なんと、イートインコーナーはお休みでしたしかも、よくよく見ると「7月末に閉店」という貼紙が~マンゴーアイス食べたかったな~でも、せっかく来たんだから、台湾物産をお買い物~ウーロン茶のティーバッグと「花仁落花生」と「新竹ビーフン」をお買い上げ~♪「花仁落花生」は殻を割るとトラ模様の実が出てきてビックリ小粒だけど存在感のある落花生でしたww
2017.06.29
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前々から友人と「行こうね」と約束してたものの、お互いの都合が合致せず延び延びとなっていた「ブリューゲル展」、やっと昨日、観て来ましたブリューゲル展副題に「16世紀ネーデルラントの至宝―ボスを超えて」とある通り、ブリューゲルのみならず、彼が手本とした先駆者ヒエロニムス・ボスの油彩2点、そして彼らが生きた時代、16世紀ネーデルラントの絵画、版画、彫刻を全体で約90点の出品作でご紹介します。迫真の写実と輝くような美しい色彩が印象的な油彩絵画、ボスの怪物モチーフが所狭しと、描かれる版画作品、そして木彫の粋を尽くした彫刻作品など、16世紀ネーデルラント美術の精華をご覧いただきます。また、今回の展覧会では新しい試みとして作品を美しく見やすく展示することに加え、東京藝術大学COI拠点の特別協力により芸術と科学技術を融合させ、原寸を約300%拡大したブリューゲル「バベルの塔」の複製画を制作・展示します。また、同拠点は「バベルの塔」の3DCG動画も制作し、多様なメディアを駆使してこの傑作の魅力に迫ります(同展HPより)展示会期は7月2日までで、残すところ一週間を切っていたせいか、開室直後に到着したというのに展示室はかなりの混み具合でした(×へ×)事前調査(笑)で「順路はB2階からスタートして肝心の『バベルの塔』は最終室」ということがわかっていたので、友人と協議の結果「前半分は素通り作戦」を決行~(爆)いの一番に第3展示室へ直行しました(´艸`)作戦は見事成功ww第三室はまだ人が少なめだったので、じっくりと鑑賞できましたよとはいえ、『バベルの塔』回りはロープで囲まれていて「立ち止まらないで下さい」と注意されながら、あっという間の鑑賞「思ってた以上に小さい」という話は聞いてたので、「バベルの塔」のコンパクトなサイズに驚きはなかったんですが、描きこみの細かさと絵から漂ってくる強力なエネルギーには圧倒されました一説によると画面上に描かれている人々の数は1,400人なんだとか緻密な描写と壮大な風景の対比が素晴らしかったですそもそも聖書の中の「バベルの塔」って「人類が塔をつくり神に挑戦しようとしたので、神は塔を崩した」という解釈が一般的なようですが・・・この絵を見るかぎり「人間の驕りに対する天罰」という負の要素より、力を合わせて懸命に巨大な塔を建てようとしている人間達の健気さみたいなものが伝わってくるように感じました展示室内の3DCGシアターでは5分ほどの映像を見れるんですが、ここでも同様の解説が流れてたので、我が意を得たり~ww「バベルの塔」をしっかりと堪能した後は、第一室に逆戻りして、ユックリと他の作品も鑑賞奇想の画家ヒエロニムス・ボス&その関連の作品が見ごたえ充分でした(会場内は撮影禁止 HPより画像お借りしました<(_ _)> ) ←ヒエロニムス・ボス《放浪者(行商人)》 ←←ヒエロニムス・ボス《聖クリストフォロス》 ↑ピーテル・ブリューゲル1世、彫版:フランス・ハイス「アントウェルペンのシント・ヨーリス門前のスケート滑り」↑ピーテル・ブリューゲル1世、彫板: ピーテル・ファン・デル・ヘイデン 「大きな魚は小さな魚を食う」 足の生えた魚や空を飛ぶ魚など、ミョウチクリンな生き物(?)が満載の作品は隅々まで見飽きませ~んピーテル・ブリューゲル1525年-1530年頃生農民たちの生活を多く題材にしたことから「農民画家」とも呼ばれた。作品は驚くほど細かい細部まで丹念に描き込まれ、歴史資料、風俗史資料としても貴重な、多くの視覚情報を含んでいる。ヒエロニムス・ボスからの影響が濃いとの見方もある。(ウィキより)ヒエロニムス・ボス1450年頃オランダ生まれで15世紀~16世紀初頭まで活躍した画家。ヨーロッパ各地の王侯貴族たちからの依頼に応じ、多くの作品を制作したが、ほとんどの作品が16世紀の宗教改革運動での偶像破壊のあおりを受けて紛失し、現在はわずか30点ほどの作品が残されているのみである。聖書に基づく寓話を絵にした作品が多いが、同時期の他の初期フランドル派とは一線を画した、シュルレアリスムを思わせるような幻想的で怪異な作風が特徴であり、それぞれの主題や制作意図も謎に満ちている。その作風はピーテル・ブリューゲルを始めとする後世の画家に大きな影響を与えた(ウィキより)ボスってレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年生まれ)と同時代人なんですね~一緒に行った友人はボスや「ボス・リバイバル」旋風の作品群は全く見たことがなかったようで、「なに~、これ?面白い~」と大興奮でした^^;ところで、今回の展覧会グッズ、ことのほか充実してて何を買おうかと迷いまくり~結局こちらをお買い上げちゃおりんさ~ん、私も「スノードーム」買いましたよ~ (^|0|^) キラキラ舞う雪(??)がとても綺麗パソコンの側に置いて、パソ仕事に飽きるたびにフリフリ塔に舞い落ちるキラキラを楽しんでます(^m^)スノードームの手前にあるのは同展オリジナルのガチャで当てたピンバッジ同展キャラの「たら夫」くんが欲しかったけど、出てこなくて残念でしたちなみに一番左が「忍耐」、真ん中が「魔術師ヘルモゲネスの転落」、右のは「大きな魚は小さな魚を食う」の中の怪物(?)たちこちらは「タラ夫」くんの着ぐるみ ←「大きな魚は小さな魚を食う」の左上部分コレを着て、いったいどうやって歩くのやら~???(爆)同展を見終わった時点で、まだお昼前。さ~てお次はどこに行こ~?《つづく~ww》
2017.06.28
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昨日の日記で「西日本は梅雨入り」と、まるで他人事のように書きましたが、夜のニュースで「関東甲信越も昨日梅雨入り」した事を知りましたいよいよ梅雨シーズンですね~もっとも、今日の我が地区は午後過ぎから青空に~あいかわらず目まぐるしく変わる変な天気ですね~(-_-;)今週末にはまた暑くなりそうな予報も出てるし気が抜けなさそう実は明日も都内へお出掛け予定なので、少々心配です。雨も困るけど暑すぎるのも困るわ~ww今日は、溜まってるお出掛け日記の消化のため(笑)、先週末の上野散策をばこの日はよく晴れた日だったので、暑かったのなんの不忍池の蓮は青々と茂ってました蓮の開花は例年7月初旬?8月中旬くらいでしょうか。以前、開花時に見物に来たことあるけど、池一面に広がる蓮花は絶景でした(〃∇〃)久しぶりに今年の夏も見にきてみようかなそれはさておき、今回は横山大観記念館から、鶯谷駅方向にある「国際こども図書館」まで、上野公園の中を大横断しました帰宅後、万歩計を見ると2万歩近くう~ん、疲れたはずだわっこの日入館したのは「横山大観記念館」「黒田記念館」「国際こども図書館」の3つ。駆け足でご紹介すると・・・↑横山大観記念館の玄関脇の水鉢に咲くスイレンの花横山大観記念館については昨年の日記に詳しいので、そちらをご参照ください<(_ _)> 今回の特別展は「記念館名品展」(前期) 4月6日から6月25日2017年2月に国指定史跡及び名勝になったことを記念しての特別展示です。≪神国日本≫≪夜桜≫習作 ≪竹林の図≫撮影禁止のため、画像はHPよりお借りしました<(_ _)> ここは本来ですと、四季折々にあわせた作品を展示してるんですが、今回は名品展ということで「これぞ大観」と思わせる作品を中心に展示してました記念館を出た後は不忍池を横断して、上野バンブーガーデン内の「音音」で限定食「ヘルシー御膳」を~まだ12時前だったというのに「残り2食だけ」というのにつられて友人と一緒にチョイスしたんですが、ほぼ野菜オンリーの真にヘルシーなランチでした(´艸`)食後、お店を出ると黒い雲が広がって、いまにも降りだしそうな空模様予定では上野東照宮を見るつもりだったけど、屋根のある場所のほうが安心かもと思い、公園を縦断して「黒田記念館」へ~ここも以前、行った時の日記をご参照下さいませ(^^)/2015年の日記↑今回は外観を撮らずじまいだったので左上は2015年の画像です。ここは昭和3年に竣工、岡田信一郎設計の建物。外観とともにアール・ヌーヴォー調の階段など建築意匠も見どころいっぱいの素敵な建物です(〃∇〃)ただ、この日はお目当ての特別室が閉まってて見ることができずショック~黒田清輝の代表作である「読書」「舞妓」「智・感・情」「湖畔」はもちろんのこと大作の「智・感・情」をゆっくりと鑑賞したかったんですけどね~この日、展示されてたのは小品が多かったです。羊を抱く少女 野原の立木 昔語り下絵(男) お次は、すぐお隣の「国際こども図書館」へここも何度か来てるんですが・・・過去の日記を見つけられず~^^;国際こども図書館児童書を専門に扱う図書館サービスを行う国立国会図書館の支部図書館。2000年に日本初の児童書専門の国立図書館として設立された。1906年建設の旧帝国図書館の庁舎を利用している(ウィキより)旧帝国図書館第二次世界大戦以前の日本における唯一の国立図書館である。1872年設立の書籍館(図書館の古称)を起源として、戦後の1947年に国立図書館と改称した1949年に国立国会図書館に統合されて消滅し、蔵書は現在の国立国会図書館東京本館に受け継がれた。帝国図書館は上野公園の丘にあることから「上野図書館」の通称で長く親しまれた。上野図書館に通った経験をもつ文豪、学者は数知れず、近代日本文化の歴史に大きな足跡を残している。その歴史ある建物は国立国会図書館支部上野図書館を経て、2000年に国立の児童書専門図書館である国立国会図書館国際子ども図書館として再生する。建物の設計は久留正道。鉄骨補強の煉瓦造りで地下1階地上4階建て。東京都選定歴史的建造物に指定されている。(ウィキより)今の建物は2000年~2002年にわたる大規模改修が行われ、歴史的建造物の部分を保全しつつも近代的な図書館に生まれ変わってます黒田記念館の階段も素晴らしいけど、ここの階段も魅惑の空間ですよ~ 1階から3階まで吹き抜けになってるから開放感大漆喰の飾り天井には明治時代から使われているシャンデリアも下がってます扉も重厚だし、重厚な佇まいにはただただタメ息~と、この日は風格ある近代建築&アートをたっぷりと堪能できましたで、楽しい一日の締めくくりはコチラ上野動物園の出口付近にある「新鶯亭」の名物鶯団子一見、すごく甘そうだったので友人とシェアして食べたんですが、しつこくない甘さだったから、二人ともペロリと平らげ~(笑)一人一皿でも良かったかな?このお店、動物園側とは思えないほどヒッソリとした雰囲気だったので、ま~ったりとオシャベリできて良かったですただ、バイトと思しき女の子が何度頼んでもお茶のおかわりを持って来てくれなかったがマイナス点(-_-;)それと注文時にテーブルで「代金先払い」というのにもビックリ店内のメニューには英語や中国語が併記されていたから、海外観光客にも分かりやすいように前金なのかも?
2017.06.08
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西日本は梅雨入りしたみたいですね!東京も今日は朝からドンヨリとした雲が覆いかぶさって、いまにも降りそうな気配です。そのせいか、昨日から気温も低め~昨日は汐留&銀座にお出掛けしたんですが、風が冷たくて寒いほどでした。この季節、温度調節のための上着&ストールなどの巻物が手放せませんね。皆様も上手に調節して、体調崩すことないようにお気をつけくださいまし昨日は汐留ミュージアムで開催中の「日本、家の列島」を見てきました少々地味っぽいから空いてるだろう、という予想は大はずれ入場者多くてビックリでした昨年、この会場で見た「ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝」のときより、はるかに多かったんじゃないかな?と、その話はまた後日に(←最近、このパターンばかり)記憶が消えないうちに、先月末に行ったこちらを先に~ランス美術館展フランス北東部シャンパーニュ地方にある、ランス美術館のコレクションをご紹介する展覧会です。ランス美術館は、歴代のフランス国王が戴冠式を行った大聖堂で知られる古都ランス市に位置し、初期ルネサンスから現代まで、幅広いコレクションを有しています。本展覧会はランス美術館の所蔵作品から、17世紀から20世紀まで、選び抜かれた作品約70点を展示、華麗なるフランス絵画の歴史をたどります。また、ランス市に縁の深い日本出身の画家レオナール・フジタ(藤田嗣治)の作品群も併せて展示します。(パンフレットより)館内は撮影禁止だったので、画像はすべてHPよりお借りしました<(_ _)> 実は「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」に行ったのは今回初めてです!東京に40年以上住んでるうえ、新宿はよく行くというのに、なぜかここだけは未踏の地だったんですよ見たいと思う美術展がなかったということもあるけど、「東郷青児」の絵が少々苦手ということが大きかったかも^^;今回はヘアサロンの予約時間まで時間があいたので、という軽い気持ちで行ってみました(爆)展示作品はダヴィッド、ドラクロワ、クールベ、ピサロ、コロー、ゴーギャン、ミレー、フジタなどなど、有名どころが多数ジャック=ルイ・ダヴィッド(および工房)《マラーの死》レオナール・フジタ《マドンナ》ジャン=フランソワ・ミレー《男の肖像》 ミレーの「落穂拾い」を代表とする写実主義の絵は、あまり好きじゃないんですが、この絵は男の澄んだ明るい瞳がとても魅力的でした今回私が一番惹かれたのは、平和の聖母礼拝堂(フジタ礼拝堂)のフレスコ画のための素描ですステンドグラスのための下絵も素敵でしたそもそもレオナール・フジタの作品は昔から好きなんです藤田 嗣治戦前よりフランスのパリで活動、猫と女を得意な画題とし、日本画の技法を油彩画に取り入れつつ、独自の「乳白色の肌」とよばれた裸婦像などは西洋画壇の絶賛を浴びたエコール・ド・パリの代表的な画家である。フランスに帰化後の洗礼名はレオナール・フジタ(ウィキより)魅惑的な女性像や妖しげな動物達のいる絵画、そして鬼気迫る戦争画など、多彩な作品のあるフジタだけど、今回の素描は人物達の表情や繊細な動きが生々しい迫力で伝わってきて一段と心揺さぶられましたそして、もう一作ゴッホの《ひまわり》絵から放たれるエネルギーにひときわ圧倒されました(〃∇〃)今回の特別展は際立つ派手さがなかったものの、幅広い年代にわたるフランス絵画が並んでおり、安心して絵画と向き合えてよかったです派手な展覧会だと仰々しさだけが目立って、落ち着かないこと多いんですからねと、ゆったりとアートを楽しんだ後、美容室でヘアカット&カラーをしてもらって身も心もリフレッシュの一日となる予定だったんですが・・・・この日行ったサロンは、長く担当してくれてたスタッフさんが前店を辞めたあと、移ったお店。彼女の腕と人柄を見込んで、始めて行ってみたんですが、子連れのお客様がいて、狭い店内はアニメビデオの音と子供の泣き声が落ち着かないことこのうえなしでした子連れOKのお店は、育児中のママさん達にとってアリガタイ存在であることは理解できるんですけどね~次回はどうしようかと、いまから悩み中です
2017.06.07
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先日、確定申告作業をひとまず休んで渋谷まで行ってきましたおめあてはコチラ渋谷 Bunkamuraで開催中の「ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力」3月23日~4月16日ゴールドマン コレクションとは?ロンドンに住む世界屈指の暁斎コレクター、イスラエル・ゴールドマン氏のコレクション。画商ゴールドマン氏が35年以上に及んで暁斎の作品を収集してきた。その内容は、狩野派の絵師ならではの格調高い仏画から、人気を博した戯画等と幅広い。現在ゴールドマン氏のコレクションは暁斎約800点。今回、そのなかから厳選された約180点を紹介する(リーフレットより抜粋)河鍋暁斎幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師。明治初期に投獄されたこともあるほどの反骨精神の持ち主で、多くの戯画や風刺画を残している。以前、観た2014年『クリーブランド美術館展ー名画でたどる日本の美ー』の「地獄大夫」にも大きな衝撃を受けましたが、今回の多彩な作品にも圧倒されました格調高い狩野派の作品から滑稽な戯画まで、実に約180点にも及ぶ作品がズラリ~出品作品の約半数が日本初公開だとか暁斎ファンにとっては垂涎の素晴らしい展覧会でした今回の展覧会、作品の質の高さもさることながら、展示場のシンプルな構成にも感動~(〃∇〃)最近の美術展のなかには気取ったレイアウトや構成もたまに見受けられるのが、少々気になってたんですよね。オシャレな構成やディスプレイも、観覧者にとって作品が観えにくかったら本末転倒ですもんね素晴らしい作品も、見せ方によっては魅力が増したり減じたり・・・展示の構成方法やレイアウト方法って、学芸員の見識に左右されるところかも?今回は展示の高さと距離感が秀逸とても観やすくて作品に親しみを感じる距離感でした作品の展示構成も「出会い」「万国飛」「躍動するいのち」「幕末明治」「戯れる」「笑う」「百鬼繚乱」「祈る」と6章に分けられてて、絶妙のバランスだと感じましたそれにしてもこれだけの量の河鍋作品を一堂に観れるとは眼福ですわ~出来ることなら、もう一度観にいきたいくらいです今回はグッズ付の前売りチケットだったので、入場のおりに非売品のクリアファイルをいただけて得した気分~こちらは友人用に買った「烏瓜に二羽の鴉」クリアファイルグッズ売り場では、嬉しいことにピンバッチのガチャを発見大喜びで2回トライしましたよ~ww上記8種のうち、出てきたのはコチラ 「家保千家の戯」のカボチャと「鬼を蹴り上げる鍾馗」の鍾馗さま。私としては、まずまずの大当り~wwちなみに「家保千家の戯」と「鬼を蹴り上げる鍾馗」の絵はこちら と暁斎作品を堪能&ピンバッチをゲットできて、上機嫌で向かったのはこちら ガレット専門店の「ガレットリア」ですここは久々~!初めて行った時は美味しさに感動して数回再訪したものの、最近はいつ行っても長蛇の列で諦めてたんですよね ↑画像がいまひとつで美味しそうに見えないですね^^;2011年の画像のほうが美味しく写ってると思われますww以前と違って、時間制限があったりとお店のシステムが少々変わってたけど、ガレットの美味しさは変わらず平日だとなんとか座れそうだから、また通いたいですわ
2017.03.08
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色はただの色ではなく木の精なのです。色の背後に、一筋の道が通っていて、そこから何かが匂い立ってくるのです。志村ふくみ著 「伝書」(ただいま読書中です)より世田谷美術館で開催中の「志村ふくみ ─ 母衣(ぼろ)への回帰 ─」へ行ってきました。会期: 2016 年9月10日(土)~11月6日(日)(前期 9月10日~10月10日、後期 10月12日~11月6日)《母衣曼荼羅》(全体図)2016年↑この作品はふくみさんの母・小野豊が残した糸で作った新作。「母衣(ぼろ)への回帰」という展覧会名は、この作品から名づけられたんだとか開催概要志村ふくみは、現代日本の染織分野に独自の世界を展開する卒寿を超えてなお現役の染織家です。1924(大正13)年、滋賀県近江八幡市に生まれ、母・小野豊の影響で織物を始めました。1957(昭和32)年の第4 回日本伝統工芸展に初出品で入選し、その後も受賞を重ねます。そして、1990(平成2)年には、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。草木からの自然染料で染められた糸によって織り上げられた作品は、多くの人を魅了し、国際的にも高く評価されています。「民衆の知恵の結晶である紬の創作を通して、自然との共生という人間にとって根源的な価値観を思索し続ける芸術家」として、2014(平成26)年に第30 回京都賞(思想・芸術部門)を受賞し、2015(平成27)年には文化勲章を受章しました。志村ふくみさんのお名前は人間国宝に認定された頃から注目していましたが、実際に彼女の作品を目にしたのは昨年夏、国立近代美術館工芸館の展示会が初めてでした深緑色のグラデーションの着物は、草木の香りが立ち上ってきそうに感じるほど艶やかな色合いで、鳥肌が立ったほどです(〃∇〃)それまで何度か写真集などで志村さん作の着物は見てたんですが・・・実物から漂う「香り高さと色の奥深さ」は実際に見てみないと伝わらないものだな、と感じました今回の展示会は代表作を中心に初期の作品から最新作までを一堂に展示されていたので、まさに眼福そのもの当然ながら展示物の撮影は禁止特別展のHPで展示品の一部は見られますが・・・写真では色合いの素晴らしさの10パーセントも伝わらないかもしれません一部分、HPより画像をお借りしました 薫梅 レクイエム 朱茜 光の湖展示構成は単色糸で織った着物から始まって、琵琶湖や源氏物語リルケの詩などに触発された独創的かつ実験的な作品、そして初期の作品などなど、着物の数はさほど多くないものの見ごたえがありましたどの着物からも志村さんの色に向かい合う心の熱さとこだわりを感じましたわ~(〃∇〃)特に薫梅や朱茜など日本の色の名が付いた無地の着物が並ぶコーナーから漂ってくるのは「求道者」という言葉植物や自然への畏敬の念をこめて作品作りされてる志村さんだからこそ表現できる色の世界かも~こちらは特別展を鑑賞後歩いた砧公園に咲いていた「コブクザクラ」遠目で見た時は「ジュウガツザクラ」かな?と思ったんですが・・・八重咲きの「コブクザクラ」とか薄い薄いピンクの花びらが冷たい風のなかで震える様は、まさに「志村ふくみ」さんの世界とリンクするようでしたいや~、本当にいい一日でした
2016.11.02
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秋雨前線の影響で全国的にお天気下り坂ですね東京も今後一週間の予報は、ほとんど全て雲or雨のマークせっかく秋めいた気候になってきたのに、お出掛け好きの私としては残念~と嘆きながらも、昨日はまたもや銀座にお出掛けしてきました先日の銀座散歩で行きそびれてしまった「ウルトラ植物博覧会 2016」を見てきました昨日も曇り空だったんですが、途中で小雨がパラついただけだったので、まずまずのお出掛け日和ただ、昨日は町内清掃の日だったため、午前9時~10時までは公園の掃除に参加草取りや掃除でビッショリと汗をかいたので、シャワーを浴びたあと出発しましたおかげで銀座についたのは、お昼時^^;まずは「お結びカフェ」で腹ごしらえ~こちらは福井県の郷土料理を味わるお店。以前TVでも紹介されてたので、前々から気になってたんです私は「塩こうじ唐揚げセット」を、夫は「越前十割おろしそば(おむすび付き)」セットをおむすびのお米はもちろん福井産!唐揚げは塩麹風味でカラリと揚げられてたし、副菜のサラダとひじきの煮物も美味しくて、大満足~特にひじきが絶品でした(〃∇〃)海の風味豊かな肉厚ヒジキ、これまで食べたことのない味わいお吸い物のトロロ昆布と根昆布の風味も良かったし・・・海藻類の乾物を売ってないかと店内を見回したくらいww置いてたら買って帰りたかったのにな~夫の食べたお蕎麦は平打ち麺だったようで、正統な蕎麦(?)が好きな夫にはやや不評だったようです(´艸`)店内は木のぬくもりを感じるインテリアでとても落ち着けるし、カウンタータイプの席が多めだから、一人で銀ブラする時に最適かもまた来たいなと思わせるお店でした食事後は所用のある夫と別れて、一人でポーラミュージアムへ最近「一緒に出たあと途中で分かれて、帰りは待ち合わせて一緒に帰宅」というパターンが定着しつつありますwwポーラミュージアムはポーラ銀座ビルの3階。1階はポーラ店舗で上階にはレストランも入ってるようでした。「ウルトラ植物博覧会2016」西畠清順と愉快な植物たち2016年8月4日(木)-9月25日(日)11:00-20:00(入場は閉館の30分前まで)入場無料/会期中無休150年続く花と植木の卸問屋の5代目である「プラントハンター」西畠清順さんが、世界各国で収集した不思議な植物がたくさん出展されてました。先日行った代々木ヴィレッジにも「なんじゃこら~??」系(笑)の植物がたくさん植えられていたけど、今回の展示品はよりすぐりの逸品ぞろい 姿かたちもユニークで、存在感がハンパない植物達に目が釘付け~植物を入れてる器は陶芸家の内田鋼一さんがこのイベントのために焼いたものとか。器の佇まいも素敵で、会場全体に不思議なオーラが漂ってましたただ、残念なことに、この日は日曜とあって会場内は大混雑!しかも、会場内は迷路のようにぐるぐる回ってみるようになってるせいで、狭い通路で見学人がウロウロ~ゆっくりと植物を観察する余裕がなかったのが残念おまけに各植物の説明は展示物のそばに書いてなくて、パンフレットに書かれた説明を見ながら回るしかなく・・・歩きながらパンフの小さな文字を読むのは辛かったです(ノД`)会場内は黒い布で囲われてるうえ照明も薄暗かったし~自然光の中で見たかったかも。と、こんな珍しい植物を無料で見せていただいてるのに、不平不満を言うとバチが当りますね(^^; )ゞスミマセン「プラントハンター」西畠清順さんのイベントは銀座松屋でも開催中とか。「世界の植物文様展」9月14日~19日松屋銀座8階イベントスクエアにてちなみに、こちらは入場料一般は800円です^^;愉快な植物を堪能したあとは、前回行けなかったアソコにも行ってきましたよ~続く~ww今日のモニプラ応募はこちらケイ素配合の美肌入浴剤がついに登場♪集中汗だし<レイナチュ 週末のゲルマ熱浴>お風呂でタップリ汗をかいて新陳代謝アップできるのって嬉しいですね!これから寒くなると冷え性対策にも良さそうだし(^0-)
2016.09.12
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九州南部に居座る台風12号、なんともまどろっこしい速度ですね~!数日前から「九州に上陸か?」という予報だったのに、いまだに未上陸あまりに遅い動きのため、風雨の影響も長引きそうですね。西日本地域の皆様、くれぐれもお気をつけて関東地域も台風の影響なのかドンヨリした空模様が続いてますでも昨日は陽射しが強いうえ、湿度も高くて暑い一日でしたそんななか、久々に都内に行ってきました!風邪完治記念(笑)ということで久しぶりに一人でのお出掛け~童画の国から― 物語・子ども・夢2016 年 7 月16 日(土)➡ 9 月4日(日)目黒区美術館一般 600(450)円、大高生・65 歳以上 450(350)円、中小生以下無料主催:(公財)目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館協力:イルフ童画館、ちひろ美術館、弥生美術館大正から昭和にかけて、絵雑誌『コドモノクニ』(1922 年創刊)などを中心に、独特でモダンで、感性溢れる作品を描き、多くの子どもたちの心を捉えた童画家、武井武雄(1894-1983)と初山滋(1897-1973)。この二人の童画家は、それぞれ独自の表現で日本の童画界をリードし、その隆盛に大きな功績を遺したパイオニアです。武井が描いた愛くるしい登場人物と想像力をくすぐる不思議な世界、初山の流麗な線描やみずみずしい色彩による輝くような世界は、時代を超えて、現代でもなお多くの人々を魅了してやみません子供の頃から本が大好きだった私幼稚園時代も月一回配布される「キンダーブック」や「チャイルドブック」が待ち遠しいほどでしたとはいえ、なにせ幼稚園の頃の記憶はおぼろげ~ww本の内容や絵などは、あまり覚えてません確か、あの「チビクロサンボ」も上記どちらかの本で見たような気がするんですが・・虎が木の周りをぐるぐる回ってバターになるというページを飽きもせず見てたことだけは覚えています「虎のバターなんて、毛が交じってて嫌じゃないのかな?」という素朴な疑問で、頭を悩ませてたと思われ~と、それはともかく今回の展覧会では日本の童画界を代表する武井武雄と初山滋、両名を中心とした昭和の絵本が多数展示されていました。ちなみに展示は撮影禁止でした ←初山滋 ←武井武雄展覧会は4つの展示室で構成されており、1では武井武雄、初山滋の戦後期の作品を中心に「物語」・「子ども」・「夢」と いう3つの枠組で「童画の国」を。2では「戦前 ― “童画”のはじまり」3では「版画 ― ひろがる創造性」4では「 1946 年 日本童画会と秋岡芳夫の童画」「コレ、昔見たわ~!」とハッキリといえる絵はなかったんですが、どの作品を見ても「懐かしさ」がこみ上げて、ほのぼのと心和む時間を過ごせました今改めてみると、お2人とも実にモダンな作風ですね武井さんの作品はとてもリズミカルで見てるだけでワクワク~動物や昆虫たちの世界も個性豊かでユーモラス、鳥獣戯画を思わせられます(〃∇〃)いっぽう初山さんのほうは幻想的で、そこはかとなく哀愁漂うものが多いように感じました。ところで!実は我が家にも武山武雄氏の本が一冊あるんです長女が小さい頃、九州で古書店を営んでいた義父がプレゼントしてくれたもの てっきり昭和2年発行の初版本・・・かと思いきや、昭和52年の復刻版でした^^;古本といえば2014年発行の別冊太陽 「武井武雄の本 童画とグラフィックの王様」これ読んでみたいな~武井武雄の本 [ 日本童画美術館 ]価格:2592円(税込、送料無料) (2016/9/4時点)それとコチラは今年発刊したばかりの「武井武雄手芸図案集 刺繍で蘇る童画の世界」武井武雄手芸図案集 [ 武井武雄 ]価格:2160円(税込、送料無料) (2016/9/4時点)これも欲しいぃぃ~ (≧▽≦)と夢と希望に満ちた童画の世界から、通俗的な世界に逆戻り?wwこの日のおやつはこちら目黒 果実園 リーベルのパンケーキです1991年に開業した果実園リーベルは世界各国から取り寄せた果物を用いたデザートや料理を提供するフルーツパーラーとして大人気この日も行列でした^^;でも並んだかいはありましたよ~フルーツがメガ盛りで下のパンケーキが見えないほど梨、桃、ブドウなどなど、10種類以上の新鮮でジューシーなフルーツがタ~ップリフルーツはもちろんの美味しさパンケーキはフルーツの水分でふやけないようにという配慮なのか、かなり固めに焼かれてましたショーウィンドーに並んだフルーツケーキもどれも美味しそうだったけど・・・他のテーブルを見てる食事系のかたが大勢どうやら、このお店、肉とフルーツのコラボということでも有名なようです。なかでもランチメニューの「ローストビーフセット」がイチオシの人気のようす次回はぜひこちらにトライしてみたいですわ~ (^m^)ただし…超混み混みの店内だったせいか店員さんの応対がバタバタしすぎてたのが気になりましたせっかくの美味しい食事、もっとエレガントな接待をしてほしいと思うのは私のワガママかしら~^^;今日のモニプラ応募はこちら【ご飲食券30名様】「秋の気配感じる 特等席はテラス席」行ってみたいお店はどれ? ←参加中はい、またまた新宿タカシマヤレストランズですww私のブログでは、もうすっかりお馴染みかもこれまでにも焼肉、パエリア うなぎ お寿司 と数々のご馳走をいただきましたプライベートでも行く機会の多いタカシマヤレストランズですが、いまだ唯一行ってない場所は…テラス席暑かったり寒かったりと、なかなかコンディションが合わずに、いままで一度も体験してないんですよ(-_-;)これまで伺ったお店も座席からの眺めは最高だったんですが、テラス席だと一段と素晴らしい眺望なのは間違いなし暑さもひと段落してきたことだし、秋の涼しい風に吹かれながらのお食事は最高でしょうね~今回のテーマで選ばれてる各店は「ブレッツカフェ クレープリー」「つばめグリル」「新宿中村屋 オリーブハウス ダイニング」どこも魅力的ですが・・・そろそろ食欲の秋ということで私は「つばめグリル」をチョイス1930年創業 日本屈指の欧風レストラン「つばめグリル」のハンブルグステーキ、最高ですよね~☆以前は新横浜の店舗でよくいただいたものですが、最近、しばらく足が遠のいてます。ぜひともリゾート気分味わえるテラス席で、肉汁たっぷりのハンバーグをいただきたいですわ~
2016.09.04
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昔からよくある質問に「無人島に持っていくとしたら何?」ってのがありますよね?皆様なら何にします?サバイバルのことを考えると、ナイフやライター、鍋や釣竿などなど命を繋ぐためには大切な一品だろうけど・・・それ以外の暇つぶし(笑)道具としては、私の場合、地図か時刻表ですね。この二つがあれば飽きずに暮らせそうだもんそんな地図好きの私にとって憧れの品は地球儀平面の地図でも充分楽しいけど、地球儀をぐるぐる回して世界の様子に思いを巡らせるとワクワクしますただ、実際に地球儀を購入するとなると、なかなか手が出ないお値段特にアンティークっぽい素敵な地球儀って高価ですよね^^;昨日、そんな憧れの地球儀を見てきましたDNP大日本印刷とフランス国立図書館との共催「体感する地球儀・天球儀展」展覧会は予約制(無料)で開館は金・土・日のみ。予約申し込みはコチラで前期はフェルメールの名作「地理学者」と「天文学者」に描かれた≪ホンディウスの地球儀・天球儀≫、後期は銅に彫刻を施した名作≪ヴェルザーの地球儀≫を中心に、時代や地域によって異なる、地球儀・天球儀の代表的な技法・表現方法による作品が展示されてます。今はもう後期なので、前期の≪ホンディウスの地球儀・天球儀≫は見れなかったけど、16世紀~19世紀の貴重な地球儀を見ることができました。↑左はクリストフ・シュニープ《新全世界地図》/アウクスブルグ、ドイツ/1550年/27×36cm/銅・エッチングインド方面への航海やベネズエラの植民地化計画に力を貸していたヴェルザー家のために製作された地球儀で、銅板に手彫り。地図の描き方は同時代の世界地図や地球儀を参考にしているんだとか。脚部などが装飾的で華やか~基部の大理石は後世の後付、ということです右上は《ラロシェットの地球儀》/パリ、フランス/1867年/52×92cm/紙・印刷教材用に製作された大型の地球儀。パリ万国博覧会でメダルを授与され、縮小版は教材としてフランス国内に普及したんだとか。右下は《木製地球儀》製作者不明 《木製地球儀》/ドイツ/1535年頃/21×43cm/木・塗装19世紀末にイタリアで発見され、製作年や製作地も不明。16世紀前半のドイツの地図製作の系譜に近く、アメリカ大陸とアジア大陸がつながって一つの大陸として表されていることから、1535年頃の成立と推定されてるんだとか。地球儀紀元前150年前後にキリキア地方(現在のトルコ)でギリシア人の哲学者クラテスによって作られた地球儀が最古のものとされている(wikiより)古代ギリシアの頃から地球は丸いことを知っていたということだけど、実際に宇宙から眺めた人は皆無だったわけですよねそれなのに、こんな立派な地球儀がすでに16世紀頃から作られていたとは驚きです大航海時代を経て得られた知識と想像力の賜物?当時の人はどんな思いで地球儀を眺めていたんでしょうね ↑会場画像はHPからお借りしました 今回の展示会では高精細3D画像など先端技術が駆使されており、地球儀の映像を回転させたり拡大させたりと思いのまま~一番印象的だったのは、天球儀の中心に入って360度ぐるりと星座を見ることの出来るヴァーチャル体験です大きな眼鏡用のマスクをかけて椅子に座ると、目の前に天球図の世界が広がって驚きの体験ができましたシアターでは「地球儀に見る日本 西洋の地図に描かれた伝説の島」(12分間)を上映。展示会場はさほど広くないし、展示物も多くないんですが、地球儀フェチの人には垂涎の展示会だと思われます ←DNP広報担当(笑)の DNPenguin [ディーエヌペンギン]くん飯田橋の凸版印刷「印刷博物館」も素晴らしいビルだったけど、こちら大日本印刷さんもひときわ目立つ大きなビルでしたロビーでは印刷技術を使った商品などの展示もあって、自由研究目当てらしき親子の姿も見かけましたよ昨日は東京も35度近い猛暑だったけど、展示会場や帰りに寄ったカフェも涼しくて(てか、寒いくらい^^;)、とても快適に過ごせた一日でしたww今日のモニプラ応募はこちら【ご飲食券30名様】真夏の新宿、パワーグルメ!食べてみたい!行ってみたいお店は? ←参加中いつもお世話になってるタカシマヤレストランズパーク!開放的な空間が気持ちいいうえ、どのお店もハズレなしの美味しさで、安心して食事できるから、とても頼りがいのあるスペースです(^0-)今回は夏のパワーグルメということで選んだのは・・・やっぱりお肉~レストランズパーク14Fの「焼肉トラジ」さん!食欲不振の夏でも上質なお肉だったら食欲アップは間違いなし~高麗人参などヘルシー素材をたっぷり詰めた鶏肉で作るサムゲタンもスタミナアップにはピッタリかも栄養たっぷりのスープを飲んで、夏バテを吹き飛ばしたいですわ~ (≧▽≦)
2016.08.07
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暑い陽射しの中、昨日は汐留パナソニックミュージアムに行ってきましたお目当ては「ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝」ミケランジェロといえばダビデ像やシスティーナ礼拝堂天井のフレスコ画などで有名ですよね。私の中では、なんといっても「サンピエトロ寺院のピエタ」がピカイチ~☆大昔(笑)に行ったヨーロッパ旅行のさい、直に見たピエタ像の美しさはいまだに忘れられないほどですピエタ像から漂うオーラに鳥肌が立つほど感動~(〃∇〃)そんなピエタやダビデ像の印象が強いから、彫刻家・ミケランジェロの偉大さにだけ注目でしたが…なんと彼は建築までしてたとは全然知りませんでしたミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニ1475年3月6日 - 1564年2月18日イタリア盛期ルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人。西洋美術史上のあらゆる分野に、大きな影響を与えた芸術家である。ミケランジェロ自身が本業と考えていた彫刻分野以外の作品は決して多くはないにもかかわらず、様々な分野で優れた芸術作品を残した。その多才さからレオナルド・ダ・ヴィンチと同じく、ルネサンス期の典型的な「万能人」と呼ばれることもある(ウキィより)(゚д゚)(。_。)ウンウン、確かにダヴィンチの偉大さの影に隠れてしまいがちなミケランジェロさん。でも彼も超弩級の天才だった!ということを改めて認識した展覧会でした システィーナ礼拝堂の下絵を始め、ミケランジェロの真筆素描も素晴らしかったけど、一番の注目はやはり建築家としてのミケランジェロです 「サン・ロレンツォ聖堂新聖具室」や「ラウレンツィアーナ図書館」など12件の建築作品が紹介されていました。サンピエトロ寺院の大聖堂ドームもミケランジェロの設計だったとはビックリなかでも一番印象的だったのは「ラウレンツィアーナ図書館の階段」とカンピドーリオの丘広場広場のモザイク模様、スケールの大きな美しさですわ~(〃∇〃)最近、建築に興味大の私にとっては、とても興味深い展覧会で大満足でしたが、会場内の冷房がやたらと強すぎて、同伴した夫はクシャミ連発~他のお客さんたちも口々に「寒い」と言ってたし……いくら暑い日だったとはいえ、もう少し空調管理を考慮していただきたいものですわ(-_-;)すっかり冷え切った身体で次に向かったのは築地「土用の丑」用の鰻をゲットしたあと、テリー伊藤のお兄さんがやってる玉子焼き屋「丸武」の玉子焼きなど食べ歩き~ww←かなり甘め^^;帰りには新宿ルミネでもブラブラしちゃったので、さすがにバテました夕食は鰻丼でエネルギーチャージしたけど、今朝もいささか疲れ気味暑い時期の寄り道はほどほどにしないといけませんね~^^;でも、今日の都知事選にはキチンと投票に行きましたよ東京都民の皆様、もう投票はすませましたか~?
2016.07.31
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美味しい鰻重に大満足したあとは、ゲリラ雨の合間を縫って上野公園散歩をしました上野公園は、もともとは東叡山寛永寺の境内だったものの、戊辰戦争のさい周辺一帯が焼け野原となり、そこを公園としたんだとか。寛永寺の境内は膨大な広さだったということですね~不忍池を見下ろすように建っている「上野清水観音」も寛永寺の建物のひとつ 歌川広重の「名所江戸百景」のなかの『上野清水堂不忍ノ池』に描かれている『月の松』で有名ですねこちらは以前参拝したことがあるので素通りして・・・・まだ未踏の地「上野大仏」と「上野東照宮」へ~ 上野大仏現在の東京都台東区上野恩賜公園内にあった大仏。像高約6メートルの釈迦如来坐像だった。度重なる罹災により損壊し、現在では顔面部のみがレリーフとして保存される(ウキィより)横顔がとっても印象的でしたずいぶんとお鼻が高いんですもの~ww上野東照宮1627年(寛永4年)、津藩主藤堂高虎と天台宗僧侶天海僧正により、東叡山寛永寺境内に家康公を お祀りする神社として創建される。現存する社殿は1651年(慶安4年)に三代将軍・徳川家光公が造営替えをしたもの。(ウキィより)雨のそぼ降るなかにズラリと並ぶ石灯籠の佇まいは素晴らしい風情参道から見上げると立派な五重塔が上野東照宮の一部かと思い、近くに行って見たかったんですが、行き道が見つからず~(-_-;)帰宅後調べてみると「寛永寺」の五重塔だったんですね旧寛永寺五重塔寛永8年(1631)、土井利勝が寄進した塔は、寛永16年(1639)に焼失しました。現在の塔は、焼失後に寄進されたものです。五重塔は、上野動物園内に位置しています。(都HPより)五重塔を間近に見るためには上野動物園に入園するしかないようですそういえば、上野動物園にも一度も行ったことのない私これは、ぜひとも上野動物園にも行かなければ~wwパンダはともかく、怪鳥(?)ハシビロコウくんにお目にかかってみたいしww←上野動物園HPより上野東照宮から不忍池に戻って、弁天堂の裏にある堤を歩くとボート乗り場に到着ボート池ってこんなところにあったんですね~以前から「どこにあるんだろう?」と不思議に思ってたんですよ蓮池側から見ると、全然わからないんだもんさすがに雨の中ボートをこいでる人は皆無でしたが・・・スワン型のボートを発見広いボート池を独り占めできて気持ち良さそうでしたわ~wwボート池から不忍通り方向まで歩くと、今回のお目当て第二弾「横山大観記念館」に到着横山大観記念館池之端は横山大観が明治41年より生活し、数々の名作を生み出したゆかりの場所です。大正8年に大観が設計して建築した邸宅は昭和20年に戦災にて消失してしまいます。しかし大観は昭和29年全財産を投入し、以前とほぼ同じデザインで再建しました。その後は亡くなるまでここで暮らし創作活動を行いました。この邸宅を昭和51年より美術館として公開しています。大観の旧居にて、作品とともに安らぎのひとときをお過ごしください(記念館HPより)ここも前々から来たかったんですが、夏季や冬季は休館だったり、通常も月曜~水曜は休館日のため、なかなか訪問のタイミングをつかめませんでした残念ながら館内は撮影禁止せめて京風数寄屋造りの建物を撮ろうと思ったんです、隣のビルなど隣接してて遠景すら撮れず~(涙)400坪近い自然の姿を生かした庭園は素晴らしかったんです横山 大観(よこやま たいかん)1868年(明治元年)生まれ。 1958年(昭和33年)没。常陸国水戸(現在の茨城県水戸市下市)近代日本画壇の巨匠であり、今日「朦朧体(もうろうたい)」と呼ばれる、線描を抑えた独特の没線描法を確立した。(ウキィより)横山大観は無類の酒好きであったことは有名ですよね。人生後半はご飯を全く口にせず、酒と肴だけですませていたと聞いたことがあります。そんなに鯨飲してたのに大病もせず90歳近くまで長生きしたというのは、ある意味、すごいですよね~^^;ちなみに、大観の脳は現在もアルコール漬けにされた状態で東京大学医学部に保管されているんだとかただいま開催中の展示は「花鳥風月」2016年6月30日から10月2日大観が残した花鳥画、美人画を中心に、大観とともに近代日本画壇で活躍した菱田春草、北野恒富らの日本画作品を展示。大観作の「午下がり」菱田春草の「秋の夜美人」一番印象的だったのは長さ40mあまりある大作「生々流転」の習作でした↑は本作。東京国立近代美術館HPよりお借りしました 本作のほうは国立近代美術館のほうにあるようですが、習作のほうからも並々ならぬパワーが伝わってきて圧倒されました墨一色で書かれているのに、絵から放たれる沸きたつようなエネルギーがスゴイ~説明書きによると、この絵に使われている墨は「鯨柱墨」という中国の最高級の古墨を使っているんだとかそんな高価な墨を使っての40m・・・材料費の額スゴイのでは?といらぬ計算をしてしまう私って小市民ですね~wwこちらは記念館で買った絵葉書暑中見舞いに使う予定です
2016.07.17
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5月も残り僅かですね!今日の東京は爽やかな青空ですが、明日は雨だとかいよいよ梅雨も間近に迫ってきそうな予感~昨日は曇り空の下、世田谷美術館に行ってきました。実は世田谷美術館は今回お初の訪問です。これまで都内&都下の美術館はかなり行ってるつもりでしたが、なぜかここだけは未訪最寄り駅から遠いため、路線バスを利用しないと無理ということが原因かと思われます^^;世田谷美術館四季折々の変化が美しい、緑豊かな砧公園の一角に位置します。恵まれた自然環境を存分に生かした建築デザイン(設計:内井昭蔵)は、レストランなどの施設も充分に備え、気持ち良いアートとの出会いの場を提供します。“芸術とは何か”という根源的なテーマのもと、幅広い視野の様々な展覧会や、プログラム、イベントを企画しています(美術館HPより)↑の美術館概要でうたっているとおり、緑に囲まれた美しい美術館でした コレクションはルソーなどの素朴派の作品や魯山人、世田谷ゆかりの作家の作品など、1万5千点を超えるとか今回は特別展である「竹中工務店 400年の夢』がお目当てです。九州時代の同級生から招待券をもらったのでダンナと二人で美術館デート~ww竹中工務店 400年の夢400年を超える歴史ある歩みを土台として、社会的あるいは文化的な諸状況をふりかえることで、日本が近代化していく過程を”建築”という視点から眺望しようとするものです。 そして竹中工務店が長年にわたり大切に守り育ててきた棟梁精神によって創りだされた代表的な建築=作品を「はじまりのかたち」「出会いのかたち」「はたらくかたち」「夢を追うかたち」「暮らしのかたち」「感性を育むかたち」「時を紡ぐかたち」「これからのかたち」という8つのカテゴリーに分類し写真、模型、図面、映像などでご紹介します。(HPの紹介より)残念ながら展示会場内は撮影禁止唯一撮影可能だった「これからのかたち」コーナーをパチリしました スクリーンの前に立って手を振ると風や波が現れたり、スクリーンの鳥や蝶を触るとリンゴやレモンに変化したりと、映像や音楽などの最新技術を使ってのインスタレーションがとても楽しかったです他のカテゴリーフロアには、これまでの代表的な建築物の写真、模型、図面、映像などが展示されていたんですが、私が一番感銘を受けたのは、戦国時代からの竹中工務店の400年の歩みを記した年表です織田信長の時代から続く、長~~~い年表は圧巻でしたそういえば、以前、友人に「竹中工務店の礎を作ったのは、織田信長の元家臣であった初代竹中藤兵衛正高」という話を聞いた時は衝撃でしたわ当初の神社仏閣の造営に始まって、明治時代以降はヨーロッパ型の建築技術を導入しながら今に至る・・・と言ってしまえば簡単そうに響くけど、400年もの間、匠の技を繋いでいくのって、並大抵のことではなかったはずですよね素晴らし~いちなみに「工務店」という名称を使ったのも同社が始めてだそうですよこれまでに施工した建築物は5大ドーム球場(札幌・東京・ナゴヤ・大阪・福岡)を始め、迎賓館、昭和基地、東京タワー、日本武道館、国立劇場、横浜アリーナ、宝塚劇場などなど。施工実績の多さでは国内随一とか。「竹中工務店」の歩みを通して、日本の建築の近代化の過程まで明らかに見えてくる興味深い展覧会でした2階展示室で開催中の「アーティスト・コロニー・セタガヤ」も見てきました世田谷在住の文化人によって作られた「砧人会ちんじんかい」、「自由が丘文化人会」「白と黒の会」という3つの代表的なグループ(コロニー)に焦点をあて、そこに集うアーティストたちの交友が作品や資料で紹介されていました。2階には国内外の近現代の作家、世田谷にゆかりのある作家の画集やカタログを所蔵、公開している専門図書室である「アートギャラリー」も入り口に飾ってるアンリ・ルソー「フリュマンス・ビッシュの肖像」がキュートでしたわww2階の吹き抜けや階段、ソファーなど統一感のある明るい空間もとてもステキ~ と、たっぷりとアート空間を楽しんだあとは千歳船橋までテクテク歩きました行きは千歳船橋駅からバスに乗ったんですが、ケーキ&コーヒーを目指して洋菓子店「ヴォアラ」へ~私は「イチジクのタルト」をいただきました 手前はおまけ(?)としてついてきたフェナンシェ「イチジクタルト」はイチジクが新鮮で爽やかな味~やたらと甘ったるい仕上がりになるお店もあるなか、ここのは花丸です!!ただし、フェナンシェのほうは少々甘すぎかも~^^;美味しさとお値段手頃なせいか、店内はとても賑わってました
2016.05.29
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昨日の東京は最高気温28度という真夏並みの暑さでしたそんな陽射しサンサンの中、上野の東京都美術館で「生誕300年記念 若冲展」を見てきました若冲 生誕300年展伊藤若冲(1716-1800)の生誕300年を記念して、初期から晩年までの代表作を紹介します。若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅(宮内庁三の丸尚蔵館)が東京で一堂に会すのは初めてです。近年、多くの人々に愛され、日本美術の中でもきら星のごとく輝きを増す若冲の生涯と画業に迫ります。(パンフより)開館時間である9時半には到着したんですが・・・噂どおりの大行列~ 結局、展示室に入れるまで約3時間くらいかかったかも木立の下は涼やかな風が吹き抜けて、なんとかしのげたんですが、遮るモノがない日向だとジリジリと照り付けられて暑いのなんの行列の中にはご年配の方も多かったんですが・・・皆さん、我慢強いですよね~^^;と、そんな苦労のあと目にした若冲絵画、なんとも素晴らしかったです私がこれまで生の若冲絵画を観たのは、2014年に山種美術館で開催された「Kawaii 日本美術」の「樹花鳥獣図屏風」のみ「樹花鳥獣図屏風」には正直、そのキッチュ&キュートさにビックリでした今回は水墨画や版画や着色絵画など、多岐にわたる作品が観れて充実の内容でしたなかでも「動植綵絵」30幅の素晴らしさには圧倒されました(〃∇〃) 動植綵絵江戸時代,宝暦7年(1757)頃~明和3年(1766)頃絹本着色 各141.8~142.9×79.0~79.8現在も京都・相国寺に伝わる伊藤若冲筆「釈迦三尊像」を荘厳するために描かれた、30幅に及ぶ花鳥図の大作で、若冲の代表作として名高い。様々な植物,鳥,昆虫,魚貝などの生き物の生命感をいかに瑞々しく描写するかにこだわった若冲によるこれらの作品は,どの作品のどの描写もが,観る者を魅了する。明治22年(1889),相国寺より献上。(宮内庁HPより)上にも書かれてるように、どの絵もすべて細やかに描き込まれいて、息を抜くところが皆無の完璧さな美しさもっとも実際のところ、あまりの混雑ため、絵の下部分は人の頭に隠れてほとんど見えなかったんですけどねダレもいない空間でこの30枚をジックリと観ることが叶ったら、まさに法悦のひとときを味わえることと思いますま、見果てぬ夢ですけどね^^;それにしても、この大行列、なんとかならないものですかね~会期が短いうえメディアでも取り上げられることが多いので、仕方ないこととは思いますがおまけ画像 炎天下の列から館内に入れて「やれ嬉しや」と安心したのもつかのま、館内でも長々しい列が続いてなかなか絵画にご対面できなかったですが、ロビーに展示されていたこのパネル動画には心癒されました~wwあの「樹花鳥獣図屏風」が動いて、鳥の羽ばたきや鹿や白象の仕草が可愛かったですこういうデジタル加工にはピッタリの絵画ですもんね
2016.05.13
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東日本大震災から、はや5年あの日の衝撃は日本全国すべての人が忘れられないことと思いますましてや被災されて愛する家族を失った方々の心痛はいかばかりか・・被災地の方々の心の安寧と復興が少しでも早く進むことを願っています(-人-)地震大国である日本、今後もどこで大地震が起こってもおかしくないという不安が常に頭にありますよねということで、我が家も火災保険の切り替えを契機に地震保険に加入しました。実際に役立つことにはならないで欲しいんですが・・ところで、話はガラリと変わり。。。。コチラの壷以前、TV「○○鑑定団」で紹介されていて、度肝を抜かれたキッカイな造形蟹のリアルな描写と壷の釉薬の美しさに魅了されてしまいました作者は明治期の陶工「宮川香山」以来、彼の作品を、一度自分の目で実際に見てみたいものだと思っていたんですが・・チャンス到来~六本木のサントリー美術館で開催されている「没後100年 宮川香山」展をじっくりと観ることができました宮川 香山(みやがわ こうざん)明治時代の日本を代表する陶工。高浮彫、真葛焼(横浜焼)の創始者、帝室技芸員。天保13年(1842年)に京都の陶工・真葛宮川長造の四男として生まれ、父亡きあとは家を継ぎ、色絵陶器や磁器などを制作。明治3年(1870年)薩摩の御用商人梅田半之助らに招聘され翌年、横浜に輸出向けの陶磁器を作る工房・真葛窯を開いた。「高浮彫(たかうきぼり)」と呼ばれる新しい技法を生み出し、国内はもとより海外でも絶賛され、真葛焼と宮川香山の名を世界に知らしめた(ウキィペディアより)今回の特別展は京都から横浜時代の第一章、独特の表現が確立される第二章「高浮彫の世界」そして第三章は「釉薬と釉下彩の展開」という構成でした。が、どうしても見学人の関心は第二章「高浮彫の世界」に偏りがち^^;私もついつい、この摩訶不思議な造形の魅力に目が吸い付いて離れず、ふと気付いたときにはかなりの時間が経過~実は当選チケットを使っての入場だったので、見学の時間制限ありもっとジックリ観たかったんですが、駆け足での鑑賞となってしまいました館内は撮影禁止でしたが、一部の作品を「撮影可能エリア」で公開していたので、パチリさせていただきました この撮影コーナー脇には「SNSでぜひ広めてください」という表記が!時代を感じますね~^^;高浮彫の作品では動物を使ったものが多かったんですが、細かいところまで実にリアルでした↑ミュージアムショップで買ったクリアファイルよりww彼の作品は輸出されたものが多いため、日本に残るものはごくごく僅かということですが、確かにこのエキセントリックといってもいいほどの超絶技巧、海外の人にとっても衝撃だったでしょうね~そんな迫力の高浮彫作品から一転!第三章「釉薬と釉下彩の展開」の作品は上品で静謐な美しさ優美なフォルムや釉下彩の品の良さは、とても洗練されてて、明治期のものとは思えないほどモダンでした一級の工芸品って時代を超越したものなんでしょうねいや~、ほんとに素晴らしい作品の数々、時間があっという間に過ぎてしまって残念でした時間制限がなかったら、半日くらい眺めていたかったですわ~宮川香山の作品は横浜の「宮川香山眞葛ミュージアム」でも見られるようなので、一度、そちらへも出向いてみたいです素晴らしいお宝の数々を見たあとは六本木&麻布十番をブラ散歩そちらはまた後日~(^^)/
2016.03.12
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先日、TVを観ていると、聞きなれない言葉が耳に入ってきました「コウブツ女子」皆様、ご存知でした?私はてっきり「好物をとことん食べる女子??」と連想したんですが。。。。。正解は「鉱物女子」でした肉食女子だの腐女子だの、すでに定着してる言葉もあるけど、最近では養殖女子(天然を装ってる女子)サブカル女子(「自分は特別だから」感を全面に出す女子)ゴリラ女子(群れを作って、その中で君臨してる女子)な~んてのもあるんだとか他にも山ガール、森ガール、釣りガールや農業ガールなど、趣味でジャンル分けもありますよね。鉱物女子はソッチの流れで「石をこよなく愛する」女子だとか。面白い~ (≧▽≦)私も昔から石には興味大拾って歩くほどじゃないけど、面白い形や色をした石には心惹かれますなので、鉱物女子必見の本「鉱物アソビ」をさっそく図書館から借りてきました【楽天ブックスならいつでも送料無料】鉱物アソビ [ フジイキョウコ ]この本の巻頭の「この本についてのお断り」によると「本書は鉱物の美しさを日々の暮らしの中で愉しむ趣味嗜好をガイドした本です。鉱物的な観点から特性や知識を追求した学術書や、ヒーリング効果をうたった本ではありません」フムフム、なるほどパワーストーンなどのスピリチュアル系とは一線を画してるところが好ましいですわと、前振りが長くなったけど・・本書第4章「鉱物に出会う」に紹介されていたのが、国立科学博物館だったというわけです歴史ある近代建築を堪能したあとは、「日本館」の「変動する日本列島」コーナーへ日本最大の個人鉱物コレクションである「桜井欽一コレクション」が展示されてます。桜井欽一亜砒蘭鉄鋼や湯河原沸石といった新鉱物を発見するなど、日本の鉱物研究の第一人者。小学校時代から収集したという鉱物標本は、日本産鉱物種約1000種のうちの90%以上、世界の鉱物種4000種の約60%を網羅している(「鉱物アソビ」より)仄暗い空間のなか、様々な鉱物がズラリと並ぶ展示棚はとても神秘的~ピンスポットを浴びて浮かび上がる鉱物の様々な色形を見つめてると、異空間に紛れ込んだような錯覚を起こしそうでした回廊のほうには大きめの鉱物がズラリと展示されてます。↑下段一番左は煙水晶。ひんやりした感触がわかるように、触ることができます。ホントにヒヤヒヤ~の冷たさでしたよお次は「地球館」の地下二階にある「地球の生い立ちを調べる」コーナーへ石のヒトツヒトツがとても個性的で、ずっと見てても飽きませ~んなにしろ鉱物って、遥か46億年前、地球が誕生して以来、地球の形をなし、植物や動物を育む環境を作ってきたんですものね。モノ言わぬ存在とはいえ、地球や宇宙そのものの源といえるかも!現在見つかってる最古の鉱物は44億年前のものとか静かにひっそりと佇む石が、地球の歴史を遥か昔から見てきていると思うと、不思議な感慨が沸いてきますわ桜井コレクションの横には日本で発見された隕石コーナーもありましたこのコーナーは人気があるようで。大人も子供もカップルも皆さん、足を止めて見入ってましたもちろん石だけじゃなく、他の展示物も見て回りましたよ!かなり駆け足でしたが^^;「地球館」の屋上にはハーブ園やパラソルガーデンがあって、たくさんの家族連れで賑わってましたこれまで素通りすることが多かった国立科学博物館、またジックリと見るために再訪しなくっちゃ今回ミュージアムショップに寄って、購入したのはこの3つ澄んだグリーンが綺麗な「蛍石」と、濃い青色が神秘的な「ラピスラズリ(青金石)」、そしてお菓子みたいで美味しそうな(笑)「砂漠のバラ(石膏)」小さな小さな石だけど、見てるだけでなにか他の世界に引き込まれるような妖しさが素敵「地球の記憶のカケラ」(←「鉱物アソビ」より)という表現がピッタリの鉱物たちこれからも、少しずつ愉しんでみたいです(^0-)今日のモニプラ応募はこちらなんと、ローヤルゼリーの200倍保湿力を持つ「ツバメの巣エキス」を配合した 「ホメオバウ アイクリーム」です目元の悩みに徹底的に働きかけ、ふっくら明るい目元へ導いてくれるとか「ツバメの巣」って中華料理の食材として有名だけど、美容効果も抜群みたいですよ日本で見かけるツバメの巣は泥や藁で作ってるイメージだけど、食用や美容用の「巣」は中国沿岸に住むツバメの巣で海藻とツバメの唾液で作られてるとか。想像すると、なんだか、ちょっと(-_-;)。。。ですが免疫機能と関わる「シアル酸」や、美容に効果があるコラーゲン、ヒアルロン酸などが豊富に含まれてるんですって。なんたって私は「目元の悩み」のベテラン(爆)年齢的にもう仕方ないと諦めてるんだけど…「ツバメの巣エキス」に大期待です~
2015.08.28
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先週あたりから聞こえていた「ひぐらし」に続いて、数日前からツクツクホウシの声も聞こえてきましたユックリとしたペースながらも、季節は秋に向ってるようですね今日は朝、雨が降ったためか少しだけ気温ダウン毎日このくらいの過ごしやすさだと助かるんですけどね~今日は昨日の続きをば↑竹橋駅近くの青空国立近代美術館工芸館で国立近代美術館との共通券を購入したため、竹橋方向へ移動~この日は36度近い猛暑だったから「徒歩10分」ほどの距離がおそろしく長く感じられました地面からの照り返しに耐えられず、思わず途中にある「国立公文書館」に飛び込み~(←HPよりお借りしました)国立公文書館 日本政府の行政機関等から移管された、歴史資料として重要な公文書を保有し、一般に公開している。所蔵資料は、明治時代以来の公文書が約60万冊(2006年3月現在)、旧内閣文庫約53万冊である。資料は閲覧室において一般の利用に供するほか、テーマを設けた常設展や企画展で公開している(ウキィペディアより)この場所にあることは知ってたものの、少々お堅いイメージだったので足を向けることはなかった公文書館、「人もまばらだろうな~」と思いきや・・・大勢の入館者にビックリ~開催中の「昭和20年 -戦後70年の原点-」を皆さん熱心に見ていました!企画展「昭和20年 -戦後70年の原点-」今から70年前の昭和20年8月15日、玉音放送によって終戦が告げられました。わが国は終戦により大きな転換点を迎えます。本展では、昭和20年の様々な出来事を月ごとにご紹介し、戦後70年の原点となった1年間を描きます(HPより)近衛師団司令部庁舎であった「国立近代美術館工芸館」で玉音放送のことに思いをはせたばかりだったので、なんというジャストタイミング暑さしのぎという不順な動機(笑)で入館したんですが、貴重な資料を見ることができてラッキーでしたなかでも、こちらには終戦の詔書 「堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ 以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス」の文言で知られる8月15日の玉音放送。ポツダム宣言受諾を表明したこの「終戦の詔書」は、前日の閣議において決定されました(HPより)他の展示は複製が多かったんですが、こちらは原本です展示は平成27年8月10日(月)~8月15日(土)の期間限定。館内では「玉音放送」を流してるフロアもあり、多くの方が感慨深げに耳を傾けてましたこうやって美術館や博物館をノンビリと回ることができるのも、平和であればこそ平和を次の世代に繋ぐためにも、過去の戦争の歴史を忘れてはいけませんよねと、少々厳粛な気持ちになりながら公文書館をあとにして「国立近代美術館」へここには過去2回来ています。2010 10 上村松園展2014 3 「MOMAT コレクション」 (←HPよりお借りしました)東京国立近代美術館 明治時代後半から現代までの近現代美術作品を随時コレクションし、常時展示した初めての美術館であり、それまで企画展等で「借り物」の展示を中心に行われていた日本の美術館運営に初めて「美術館による美術品収集」をもたらした。 収蔵品は9000点超におよぶ(ウキィペディアより)企画展「No Museum, No Life?―これからの美術館事典国立美術館コレクションによる展覧会」を開催中でしたが、今回は常設展示だけを観て回りました。なにしろここは所蔵品数が多いので、一度に観てまわれないし、定期的に展示物を変えてるようなので、毎回新鮮な気持ちで観てまわれるのが嬉しいところ館所蔵の選りすぐりの作品を展示してる「ハイライト」コーナーも前回とは違う品揃えだったけど、↓の2点は以前も展示されてました。当館の目玉作品といえるのかも?3度目ということで、かなり端折って観たけど・・・それでもヘトヘトに~(涙)今回一番インパクトありは草間弥生さんの彼女の作品は水玉シリーズやかぼちゃなどが有名だけど、この男根状のオブジェも超有名ですよねww以前、彼女の本を読んで以来、このシリーズの作品を見たいと思ってたので感激でしたわ~と、草間さんの強烈パンチ(笑)を浴びたあとは青山一丁目に移動残念ながらホンダのASIMOくんは、お盆休み中なので目指したのは「トラヤカフェ」先日、入店できなかったのでリベンジですでも・・・あんペーストトーストを食べようと思ったのにメニューに載ってない~「あんペーストコッペ」はあったけど・・・トーストが食べたかったのに~(-_-;)仕方ないから「黒糖とあんのカステラ」をオーダー こしあんと白あんを合わせて焼きあげた黒糖風味のカステラに、黒糖で甘みをつけたクリームとラズベリーペーストが添えられてました美味しかったけど・・・やっぱり「あんペーストトースト」が食べたかったわ~というわけで、瓶詰めの「あんこペースト」を買って、家でトーストに う~ん、これこれあんペーストが上品で極上の美味しささすが「トラヤ」さん、んま~いごちそうさまでした(^^)今日のモニプラ応募はこちら原宿にあるMIZUcafeさんへのご招待!浄水器のメーカー「クリンスイ」さんが運営するcafe、以前から興味大でしたコチラで提供する水は手洗い水以外はすべてクリンスイの浄水とかお冷も2杯目以降からはクリンスイ、アルカリイオン水、炭酸入りクリンスイの中から選べるんですって!さすが浄水メーカーさんですね~今回の招待メニューは水の都オランダロッテルダムの家庭料理「パンネクック」パンネクックって聞き馴染みないですが・・・(?へ?)調べてみたらオランダ風のパンケーキだそうです。わ~、どんなんだろ?レシピを調べてみると小麦粉、卵、牛乳、バター、塩、と、ごくごく普通の材料。モチモチとした食感が特徴らしいんですが・・・これは食べてみなくっちゃ~
2015.08.13
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