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論文の修正作業終了。先週完成した思いきや、さらなる修正要求にブチ切れ。でも素直に修正に応じた原稿のほうが完成度は格段に高かったりする。そんな疲れ果てたボクの元にゆうびんやさんがジュリーのチケットを届けてくれましたよ。なんと前から3列目(笑)。神様っているのね。つうことで宮城県民会館大ホールでボクと握手だ!ウルトラマン 第15話「恐怖の宇宙線」今回も実相寺昭雄・佐々木守コンビによる一本。前回がフェミニストを挑発する内容だったのに対して、今回は完全に視聴者目線のお話。というより実相寺昭雄が子どもを意識した作品って後にも先にもこれ一本のような。しかし、しっかり「ウルトラマン」に対する強烈な批判を反映させていたりする。それを許容してしまう懐の深さが「ウルトラマン」最大の魅力。ある日の小学校。教室にクラス全員が描いた思い思いの怪獣(ミーコちゃんだけベートーベン)が張り出される中、見たこともないはんぺんのような怪獣が。それはムシバが描いたオリジナルの怪獣・ガヴァドンだった。ムシバは土管にガヴァドンを描く。ガヴァドンは宇宙から放射された不思議な宇宙線によって身長50メートルの怪獣に実体化。ムシバを始め子どもたちは大喜び。しかしガヴァドンは何もせず、ただグウグウ寝ているだけ。怪獣出現の一報を受けて科特隊はガヴァドンに攻撃をするが、抵抗することなく夕焼けに向かって姿を消す。このシーン、特撮パートは真っ赤な夕焼けなのに本編は曇り空で全然つながっていない。子どもながらに違和感を覚えた。けど情感たっぷりなので今でも印象に残っている。そんなこんなでフツウなら撮り直しと思われますが、そうならなかったのはスケジュールが既に逼迫していたからだけでなく、監修の円谷英二がこの一本をえらく褒めたらしく「まあいいでしょう」となったのではないかと。グウグウ寝てばかりいるガヴァドンに失望した子どもたちはもっと強くなってほしいと思い、土管に描かれたガヴァドンをヴァージョンアップ。ストロングなデザインに描き直しましたよ。それでもガヴァドンは寝てばかり。街を壊すようなこともしません。ところがガヴァドンがグウグウ寝ていることでいびきがうるさくて会社はお休み、流通も滞るなど日本経済がマヒを起こすことが判明。科特隊は再度ガヴァドンを攻撃することに。必死に抵抗する子どもたち。そしてウルトラマン登場。ウルトラマンはガヴァドンを持ちあげると宇宙の彼方へ運んでしまう。「ウルトラマンのバカヤロー!」と叫ぶムシバ。その夜、悲しんでいる子どもたちにウルトラマンが語りかける。7月7日、七夕の夜にガヴァドンと会わせることを約束する、と。「雨が降ったらどうなるんだよ~」とウルトラマンに突っ込むムシバ。星座になったガヴァドンは流れ星になった涙を流す。お・わ・り
2015年08月30日
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DVDレコーダーが突然故障。ものすごいお宝が収録されているHDもおじゃん。何が収録されていたか今度整理します。後悔と共に。そして全く興味のないブルーレイレコーダーを購入する羽目に。今DVDレコーダーって売ってないんですね。。。ウルトラマン 第14話「真珠貝防衛司令」2クール目突入。トップバッターはTBSの超問題児・実相寺昭雄。しかも脚本は大島渚軍団の佐々木守。普通なら手堅く飯島敏宏か円谷一のはずですが。誰の采配が分かりませんが自信の表れか。それとも不安の反動か。というのも高視聴率をキープしながらも1クール目は平凡なお話が多く、怪獣の存在意義もこれまで指摘した通り。この路線だとウルトラマンが悪者に見えてしまう。つうことで、要するに変化球を投げてみたということですね。真珠を食べる怪獣ガマクジラ登場。おかげで真珠が手に入りにくくなりお値段も高騰。給料が安くて真珠を買うことのできないアキコ隊員はガマクジラを「女の敵」として憎く思う。あとはひたすらガマクジラと科特隊との攻防戦。ブサイク顔のガマクジラは真珠が大好き。これは女性に対する皮肉ですね。初登板ということで先輩たちの顔を立てて大人し目の作風ですが、逆光を生かしたり、わざわざ望遠で撮ったりと早くも前衛的なシーンを観ることができます。子どもの視聴者を意識してません。1クール目からお話の質が一気にグレードアップ。そんなこんなでウルトラマンの勝利(スペシューム光線使わず)。ガマクジラが死んだことで真珠は以前にも増して取れるようになり、科特隊の給料でも十分買えるようになった。銀座までアキコ隊員のお買い物に付き合わされるイデ。「馬子にも衣装っていいますけど豚に真珠ですね。まるで自分のほうがガマクジラみたい」とイデのモノローグ。フランス映画の様な終わり方がおしゃれ。子ども心にも印象的でした。お・わ・り
2015年08月20日
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エライことの連続でちょっと困ってます。論文の修正然り、布団の買い替え然り。。。ウルトラマン 第13話「オイルSOS」よっぱらいの梅津栄(港湾労働者風)が千鳥足。港に目を向けると怪光線。タンクローリー大爆発。翌日、現場検証にて梅津栄の話を信じようとしない刑事たち。ところが目の前でタンカーが大爆発。「俺が言ってたのはアレだっつうの!」。一方中近東でも謎の油田火災が多発していた。今回の事件は中東の一件と関係があるかも。そんなこんなで犯行は油獣ペスターの仕業だった。早速科特隊の出番。東京湾に出現したペスターにガソリンの入ったドラム缶を食べさせながら湾外へ誘導。安全な場所へ移動させたところで攻撃という作戦に打って出る。ただし東京湾内では絶対攻撃しないことが約束。もしペスターが爆発あるいは引火しようものなら東京湾の石油コンビナートも一蓮托生となるからである。しかし焦るあまりイデはミサイルを発射してしまう。ペスターに命中するものの湾内は炎の海に。さらに次々と石油コンビナートが爆発してしまう最悪の事態に。唖然とするイデ。炎に巻き込まれペスターは自滅してしまうが火の勢いが止まらない。石油会社の社長は激怒。そりゃそうだ。イデは責任を感じ、単身で消火活動を行う。科特隊もジェットビートルで消火活動を行うが追い付かない。そうこうしているうちにイデは爆風に吹き飛ばされて気を失ってしまう。そんなこんなでウルトラマン登場。ウルトラ水流で消火(ホース丸見えでした。子どもの頃は気付かなかったのに)。あっという間に鎮火。イデは助け出されたものの朦朧としながら辞職を申し出る。「イデは科学特捜隊員として失格であります。今日限り退職します」。しかしキャップは笑顔でイデを慰めるのだった。つうことで特撮すごいです。コンビナートの爆発シーンは半端ないです。「アイゼンボーグ」でも流用されていました。お話もよかったです。梅津栄のエピソードが広がらなかった点だけ気になりましたが。上原正三だったらそこから一本仕上げるところを、今回脚本を担当した金城哲夫はエンタメ路線へ持って行ってます。しかも三枚目のイデに悩ませる役どころを与えることで単なるエンタメ路線で終わらせないところがいいです。今回のエピソードを契機に「ウルトラマン」の作風が変わっていきますよ。お・わ・り
2015年08月18日
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あまりに忙しく、あまり読めなかった。。。立命館大学生存学研究センター編『生存学 vol.8』生活書院勧められて購入。ヒントになる論文多数収録。なるほどね。細々としたところを大いに参考とさせていただきました切通理作『怪獣使いと少年 増補新装版』洋泉社初版と文庫版あり。とくに初版は当時興奮して読んだものですが如何せんネタが古い。書きたいことはウルトラの作家なのか、宮崎勤なのか、現在の視点で読むとプレまくり。あえて手を加えなかったらしいが別冊映画秘宝編『初代ゴジラ研究読本』洋泉社今頃購入。しかも古本で。驚愕の事実の連発に驚愕しました。ただし巻末のインタビューだけ蛇足。それはともかくちゃんと映画を観直そうと思います佐村河内守『交響曲第一番』講談社モーレツな一冊。編集者バカです。ウソ丸わかりやん。具体的な記述は避け「ある日」とか「ある人物」とかそんなんばっかり。施設でのボランティアは創作。実情を知っている人であればありえないエピソードの連発。でも売れたんですよね。だまされるバカのおかげで石原信一『けれど空は青 飛鳥涼論』八曜社平成3年出版。のちの一件を思わせるエピソードあり。実に興味深いです。芸能人と取り巻き連中は大変ですな別冊映画秘宝編『特撮秘宝 vol.1』洋泉社ネタが濃すぎてもったいない。かといって昨今の出版状況からこういう形でしか商業上難しいんでしょうな。それにして表紙がイカしてます(笑)それだけでも買う価値あり鈴木則文『トラック野郎風雲録』国書刊行会鈴木則文監督自身による痛快エッセイ。「トラック野郎」ってどことなく物悲しい映画なんですがその理由がハッキリ分かりました。監督の狙いはそこだったんですね。。。だからこそ桃さんのカッコよさが際立つ杉作J太郎編『宇宙刑事ダイナミックガイドブック』徳間書店いい仕事してますな。実に暖かく、勇気溢れる一冊でした。読みごたえもあり立岩真也『自閉症連続体の時代』みすず書房比較的読みやすく、分かりやすかった。なるほどね。こんなふうに書けたらなあ
2015年08月13日
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眠いな。ウルトラマン 第12話「ミイラの叫び」ある洞窟から7千年前のものと思われるミイラが発見。生命の謎を解くため早速科学センターに運ばれる。岩本博士役の平田明彦がかっこいいですな。それにしてもこのミイラ。どうみても宇宙人ですよ。とても地球人、しかも我々モンゴロイドの御先祖様とは思えない粗暴な面構え。そんなこんなでミイラ復活。ミイラは死んでいたのではなくただひたすら眠り続けていたのだ。つうことで警官隊が追跡。ただし岩本博士の命令により生け捕りにすること。貴重なサンプルですからな。警官隊と科特隊に追い詰められるミイラ。警官のエキストラが多く投入されているせいか結構迫力あり。ミイラは目から光線を発射して抵抗。明らかに宇宙人でしょ?状況が変わったためキャップはアラシにスパイターショットで攻撃を命令。ミイラ死亡。それに呼応するかのようにミイラ怪獣ドドンゴ出現。山奥の砕石工場を襲撃する。またしてもエキストラ大量投入。セットも火薬も豪華。ジェットビートルの挿演もキレッキレ。本編特撮共に今回やたら気合いが入ってます。いつもと同じ狭いステージのはずなのにわざわざ地面を掘って奥行きを出したとのこと。おかげで迫力が全然違います。つうことでウルトラマン登場。今回も馬乗りになったり首を掴んだりと好き放題。結局スペシウム光線で倒す訳ですが、腕を組んでも発射まで「溜め」てます。妙にリアルなシーンでした。そんなこんなでただ寝ているところを起こされただけのミイラと怪獣が人間たちの犠牲になってしまいました。「7千年どころか一万年でも二万年でも眠らせてあげるべきだった」とアキコ隊員。こういうセリフが一つ入るだけでドラマにも奥行きが出ますな。ここで仮説。今回本編の演出を担当したのは円谷一。特技監督は高野宏一名義ですが実は円谷一が担当したとのこと。飯島敏宏が担当した初期3本も特技監督を実質的に兼ねていたことから、制作に余裕があった1クール頃まではすべて本編の監督が特撮も演出していたのでは?そう考えると毎回トーンがやや異なっていることについて説明がつきます。ただし演出方法を巡って高野宏一と実相寺昭雄が激突する件は有名なので、2クール目以降より完全2班体制になったと考えられます。こういう楽しみ方ができるので「ウルトラマン」は侮れませんな。お・わ・り
2015年08月13日
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腹減ったなー。。。ウルトラマン 第11話「宇宙から来た暴れん坊」謎の隕石が落下。隕石と言ってもソフトボールぐらいの大きさ。ただし意思を持っている。そのため何ごとかを念じれば隕石はそれに応えてくれる。たとえば「ケーキ食いてえなー」と思えば隕石はケーキに姿を変える。そんなこんなで記者会見。青島幸男が「嫁さん欲しいなー」と念じたところ隕石は花嫁に。青島幸男うきうき。でも、ケーキも花嫁も全てまぼろし。念ずることを止めてしまうと元の隕石に戻ってしまう。そんなこんなで記者会見の場に潜り込んだおっさんは隠しマイクをセット。隕石に「液体になれ」と命令。さらに「ロケットになって飛んで来い」と命令された隕石はその通りに応え、まんまとおっさんは隕石をゲット。おっさんは隕石を怪獣にさせる。そして街を大破壊する・・・のではなくプールやリゾートホテルでいたずらし放題。びっくりする人たちをみて大喜び。バカですな。前回の二階堂教授と言い、今回のおっさんと言い、背景がサッパリ分かりません。そんなこんなでおっさんは怪獣に「大きくなれ」と命令。怪獣は大きくなるが建物の中で巨大化したもんだからおっさんは瓦礫に埋もれてしまう。ホントにバカですな。そんなこんなでウルトラマンと対決。慰安旅行でも兼ねていたのか、前回は下田、今回は熱海みたいな感じですね。セットのプールが結構深そう。これはマスクに大量の水がガバガバ入ってるのでは?で、結局助け出されたおっさんが意識を取り戻したことで怪獣は消滅。ウルトラマンは隕石を宇宙へ運び去る。うーん、何かが足りない。というより浅い。お・わ・り
2015年08月13日
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子どもが子どもを作ったり、生んだり、捨ててはいけない。そういう子どもは松方弘樹同様パイプカットすべし。ウルトラマン 第10話「謎の恐竜基地」モンスター博士こと中村博士は恐竜大好き。でも偏屈な人。少年誌の記者が取材に訪れるが、うっとおしいんだか、うれしいんだか、よくわからない。中村博士の近くにある北山湖ではやたらと魚が取れる変な事件が続発。実は中村博士は北山湖でこっそり怪獣を育てていたんだね。しかも、中村博士とは世を忍ぶ仮の姿で、その正体は数年前にネス湖で行方不明になっていた二階堂教授だった。どうやら怪獣は元々ネス湖にいた恐竜の生き残りらしい。そんなこんなで姿を現す怪獣。その名もジラース。見た目ゴジラそっくり。ジラースは二階堂教授を踏みつぶす。そして「快傑ズバット」みたいにウルトラマンと珍勝負。結局ウルトラマンの勝利。絶命したジラースにすがりつこうとする二階堂教授。仰々しい音楽と共におしまい。つうことで凡作以下の出来。二階堂教授の行動がサッパリ分からない。ネス湖から蒸発した理由、ジラースを育てた理由、世捨て人みたいになってしまった背景など一切説明ナシ。おかげでラストシーンは盛り上げているつもりなんでしょうが却って白けてしまう。演出もものすごく雑。指摘すればきりがないぐらい。さらっと観る分には楽しめるんですが・・・。これでは先が思いやられますな。と、約50年前のテレビ映画のことを心配してしまいました。お・わ・り
2015年08月11日
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起伏のない論文と言われた。わかってねーなー。世界の本多猪四郎と同じでソレがいいの!ウルトラマン 第9話「電光石火作戦」台風直撃でボーイスカウトの諸君たちはとある村のバンガローに取り残されてしまう。「みんなー元気を出すんだー」と「おお牧場はみどり」を無理矢理唄わせるおっさん。そんなこんなで台風は過ぎ去ったものの食べ物がもうないよ。つうことで少年二人が代表して調達しに行くことに。その頃、村に怪獣ガボラが出現して大騒ぎ。おっそろしいことにガボラの主食はウランだったりする。さらに村にはウランの貯蔵庫があったりする。なんでそんなもんが日本にあるんだ?場所は何となく伊豆方面っぽい。原発も近くにあるんだろうなあ。そんなこんなでガボラを誘導させるためウランの入ったカプセルをヘリコプターでぶら下げてガボラを誘導することに。ヘリコプターのパイロットはハヤタ。嫌な予感がしますな。こいつの失敗歴は既に相当なもんですよ。子どもの時は全然気がつかなかったけど。で、誘導作戦開始。ミニチュアも登場しますが本物のヘリコプターもバンバン飛ばしてます。結構お値段高いはずですよ。10分で何十万円とか。ノッてるから大盤振る舞いですな。そんなこんなで少年二人を発見。安全な場所へ避難させないと・・・つか作戦の邪魔。というよりもウラン大好きガボラから放射能がたっぷり出まくってて少年二人被ばくしてんじゃね?そうこうしている間に目的地点へ誘導成功。ここでカプセルを切り離すはずが「キャップ!装置が故障して切り離せません!」またかよ・・・。で、ガボラに襲われて少年二人の目の前でヘリコプター墜落&大爆発。奇跡的に脱出に成功したため気絶だけで済みました。そういう問題ではないような気もしますがね。で、ウルトラマン登場。今回は近くにウランの貯蔵庫があることに配慮してか、合成に掛かる費用を節約してか光線技ナシ。その代わりガボラをボコボコに殴って撲殺。いいの?これ?今回のガボラも悪いこと何もしてませんよ。台風の被害で目が覚めて、腹が減ったのでエサを求めてやってきた。それだけなのに一方的にウルトラマンと科特隊から袋叩き。フツウに観てても結構酷い話です。既に番組として限界が見えて来たような。金城哲夫も早い段階からこの限界に気がついたのか、次回作では番組構成上矛盾が生じないよう侵略モノへシフトするのですが・・・。そんなこんなでハヤタも無事生還。それをマジで胡散臭そうに見る少年二人。お・わ・り
2015年08月10日
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「なので~」をやたら使いまくる人間は信用できない。ウルトラマン 第8話「怪獣無法地帯」多々良島に開設された気象庁の測候所。そこへ4人の職員が派遣されたけど音信不通になっちゃった。そこで科特隊に捜査の依頼がありましたよ。音信不通の理由。それは多々良島の火山活動が活発化したことで有史前の環境へ激変、怪獣たちが蹂躙するとんでもない世界へ。で、いきなりレッドキングとチャンドラーが血を流しながら激突。結構怖いですよ。チャンドラーの右腕をちぎり取ってレッドキングの勝ち。つづいて地底からマグラー登場。でもこちらは科特隊のナパーム弾で撃退。そんなこんなでキャップ・ハヤタ組とアラシ・イデ・アキコ組の二手に分かれて捜査することに。二組とも川口浩探検隊のように次々と危険の連続に直面。キャップ・ハヤタ組はレッドキングに遭遇。暴れまくってくれるせいで崖下へ転落するハヤタ。その落ちっぷりは絶対死亡してます。さらに上から岩石がゴロゴロ落下。絶対死んでますよ。第1話につづいてこのへタレっぷり。仕事出来そうに見えて実はただの足手まとい?その頃アラシたちも巨大吸血植物に遭遇したり。でも友好珍獣ピグモンに助けられます。そして唯一生存していた職員・松井さん発見。松井さんもピグモンに助けられていたのだ。それにしても長年の疑問。ピグモンって隕石怪獣ガラモンと瓜二つなんですが何で誰も突っ込まないの?ちびっこい怪獣ですが、ついこないだ東京を大群で襲ったガラモンとそっくりですよ。フツウ何も考えずにソッコー射殺でしょ?そんな真面目な視聴者を置き去りにして物語は進みます。そんなこんなでレッドキングがまたしても大暴れ。人間たちを助けるためにピグモンは犠牲に。そしてウルトラマンの一本背負いであっけなくレッドキング死亡。科特隊と松井さんはピグモンに哀悼の意を捧げる。結構大味なお話でした。お・わ・り
2015年08月09日
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なんでいつもそんなにおどおどしてんの?ウルトラマン 第7話「バラージの青い石」中近東にて各国支部の科特隊が次々行方不明。そして日本支部にも調査依頼がやってきましたよ。アキコ隊員を除いて男連中出発。謎の磁力ゾーンを発見。それは怪獣アントラーが発したものだった。さらに5000年前、伝説の街・バラージを滅ぼしたという。そんな話をバラージで謎の女性・チャータムから聞いちゃった。チャータムは日本人と会ったことは無く、日本語も知らないのにテレパシーで科特隊男連中と会話を交わす。不思議な能力を持つ、霊媒師みたいなものか。そして5000年前の伝説を語る。実はその時アントラーを倒したのは「ノアの神」だという。その像はなんとウルトラマンそっくり。そんな昔から地球を守ってくれていたのか。でも劇中「ノアの神」とウルトラマンが同一人物かどうかは明確に語られてはいない。そんなこんなでアントラー出現、街を壊しまくりますよ。と言っても砂漠の中にぽつんと存在する小さな街。そんな街を破壊して住みあるのかなあ。そんなこんなでウルトラマン登場。しかしアントラーに苦戦。そこでムラマツキャップは「ノアの神」が抱えている青い球体をアントラーに投げつける。すると大爆発。ウルトラマンと人類の勝利。でもバラージはもう年老いた街。放っておいても消えゆく運命。なんだか「スッキリ!」しないまま科特隊男連中は日本に帰還。なんとなく「ウルトラQ」っぽいお話でしたが科特隊やウルトラマンが登場した途端、一気に嘘っぽくなるような印象を持ちました。子どものころはもっと素直な視点で楽しめたのにね。それとやたら特撮ステージが狭いように感じました。カラーだとその辺がくっきり分かってしまいますな。今後の課題です。約50年前のテレビ番組ですが。お・わ・り
2015年08月07日
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ダルっ!!!(怒)ウルトラマン 第6話「沿岸警備命令」ホシノくん(前回はイサムくん。ちゃんと統一しろよ!)たちを中心とした少年冒険譚。「ウルトラQ」のような文明批判はなし。元々は南米に生息するトカゲの一種が東京湾の汚水の影響で怪獣化。ゲスラが誕生しましたよってどんだけ東京湾汚れてるねん。放射能並みやんか。一方ダイヤを狙う強盗・ダイヤモンドキックも登場したりで物語に奥行きを設けていますが、盛り上がっているような、盛り上がっていないような。そんなこんなでウルトラマンと対決。これは第4話(ラゴン)と2本撮りか?今回もプール登場。ウルトラマンもゲスラも頭からプールに潜ったりして怖いもの知らずだなあ。。。マスクに水が入り込んできっと恐ろしいことが・・・。そんなこんなでウルトラマンの勝利。それにしても何かが物足りない。ライター陣は割り切って執筆していると思われるが本当の方向性はそっちじゃないヨと助言してあげたい気持ちになりますな。お・わ・り
2015年08月03日
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洗濯ものがすぐに乾きます。いい季節ですなーウルトラマン 第5話「ミロガンダの秘密」飯島敏宏3本持ちの一本。南洋・オイリス島に生息していた肉食植物ミロガンダが品種改良のため放射能を浴びせられた結果、知能を得て怪獣化。またこのパターンかよ。さらに科特隊の攻撃を受けて巨大化。丸の内のオフィス街を破壊しまくる。それはそれとして今回も狂言回しはイデ隊員。一方ハヤタは空気キャラ。ここぞという時に的確な指示やアイディアを出すのですが人間味なし(郷秀樹みたいにいちいち悩まない)。イデは思ったことを言いまくるだけでなく、視聴者の感情を代弁する役割を与えられている。ウルトラマンが活躍している間「あれ?そういえばハヤタ隊員はどこへ行ったんだ?」とか。ま、ボケキャラと言ってしまえばその通りなんですが、とにかくイデ隊員の言動が見逃せない。そんなこんなでウルトラマンの登場。相手が植物怪獣なので非常にアクションしにくそうです。でも両者の間に時計台を置くことで派手な動きは無いものの緊張感を演出。そんなこんなでウルトラマンの勝利でめでたしめでたしなんですが、東宝の役者を大量投入、今の視点で見ても珍しいアングルの連発(飯島敏宏のセンス爆発)など見どころ満載。地味でベタなお話でしたが飽きさせませんな。お・わ・り
2015年08月03日
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今すぐお電話下さい(激怒笑)ウルトラマン 第4話「大爆発5秒前」木星に向けて惑星探査用ロケットが打ち上げられた。しかし失敗。太平洋上へ落下。ロケットには原爆が5個積まれていた(なぜ?)。その1個がまだ見つからないよ。つうことで科特隊に協力要請が入った。のっけからヤバい設定でスタートです。そのくせ大らかな雰囲気なのは時代のなせる技。つうことで謎の白い航跡を追ってハヤタは千葉へ。その頃アキコは久々の休暇をもらって三浦半島へ。お供するのはイサムくん。前回までホシノくんて呼ばれてたのに誰かちゃんとチェックしろよ。と思いました。そんなこんなで白い航跡の正体は海底原人ラゴンだった。しかも原爆から発せられて放射能の影響で巨大化。さらに行方不明の原爆をぶら下げてるぜ。なんかさ、放射能で巨大化とかさ、いいんでしょうかね?こういう設定。さらにラゴンは元々音楽大好き怪獣だったことから海上自衛隊の協力でクラッシックを流すものの「ムキーッ!」と大暴れ。ムラマツキャップ曰く「放射能の影響で狂ったんだ」。なるほどね。なるほどね、じゃねーつうの。いいの?そういう適当なこと言ってて?そんなこんなでラゴンはホテルに残っていたミチコちゃんを襲う。窓越しからミチコちゃんを覗いてますよ(マーシーのように)。寸でのところでアキコとイサムくんに助けられるがその時点で放射能ピンピンじゃねーの?ハヤタはラゴン出現の一報を受けて千葉から三浦半島へ移動(フェリーで)、アラシはジェットビートルで出撃。そんなこんなでウルトラマン登場。ラゴンを倒すと原爆を宇宙へ運んで大爆発。めでたしめでたし。でもなーラゴンは何も悪いことしてないヨ。そもそも原爆を5個も木星に運ぼうとしたことに問題があるのでは?しかも開発用とはいえ原爆を使うって、何か別の目的でもあったのでは?と下衆の勘繰りをしてしまう。登場人物たちは誰も悩まない。イデに至っては大した働きもしていないのにウルトラマンの助けを願う始末。これでいいのか?お・わ・り
2015年08月03日
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何とか論文完成。近所では夏まつり。研究者は孤独だなあ。ウルトラマン 第3話「科特隊出撃せよ」電気を吸うことで実体化する透明怪獣ネロンガ登場。江戸時代に「むらいせいえもん」というお侍さんに退治されたという記録が残っている。元々水からエネルギーを吸収していたが、いつしか火力発電所から電気を吸収するようになり巨大化したらしい。そんなこんなで火力発電所を守るため科特隊出撃。ネロンガを退治する科特隊の活躍が描かれるが別にネロンガは悪いことした訳ではないのにね。食べ物を求めて山から降りてきた最近の熊みたいなもんです。怪獣に罪はありません。ほどなくして円谷のスタッフはそのことに気づき創作上行き詰ってしまうのですが、かたやピープロのスタッフはそんなちっぽけなことは気にしない。「スペクトルマン」の豪快さには清々しいものがあります。そんなこんなでネロンガ大暴れ。火力発電所を襲撃。電気を吸収して姿を現します。一班体制で作られたせいか本編と特撮のつながりがものすごく自然。流れるように観ることができるのでうっかり見落としてしまいがちですがこれはなかなかすごいことです。反面教師として「スペクトルマン」を観て頂きたいものです。特技監督は大映から招聘された的場徹ですが「怪獣プロレスは演出しねーよ」と言われたとかで実際には本編の飯島敏宏が演出したと思われます。これがまたすごい迫力。円谷英二が東宝のスタッフを差しおいて自分の後継者に考えていたのも頷けます。そんなこんなでウルトラマンの勝利。ネロンガを殺さなくてもよかったんじゃね?という疑問に気づかないふりをして最後まで見続けることに大きな意義があると思いました。ちなみに我らのイデ隊員は前回大活躍したせいか今回はあまり登場しません。なんでも三本同時撮影だったとか。お・わ・り
2015年08月02日
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新しい命を授かりました(笑)ウルトラマン 第2話「侵略者を撃て」かなりハードなお話。でもコミカルに演出することで堅苦しさを払拭。冒頭イデ隊員がカメラに向かって話しかけるアバンギャルドなシーンからスタート。顔に青あざを作った理由を視聴者に語り出す。それは今から33時間前のお話。。。そんなこんなでバルタン星人登場。でも何を要求しているのかよく分からない。政府は対策会議を行うが、とりあえず核ミサイルをぶっ放してやっつけようという恐ろしい意見にまとまりつつある。そんな中ムラマツキャップのみ彼らが何を望んでいるのかまず対話することを提案する。今回の脚本・演出はTBSの俊英・飯島敏宏。のちに劇場用映画「ダイゴロウ対ゴリアス」「ウルトラマン・コスモス」でも同じテーマを扱っていたことに気づきました。異文化との接触。そんなこんなでイデ隊員が先鋒に選ばれる。「アナタ ワタシ トモダーチ」。ところが緊張しまくりのあまり交渉決裂。バルタン星人がものすごい勢いで分身、イデ隊員が翻弄されるする名シーンが必見。これも多分飯島敏宏のアイディアだと思う。この人ホントすごいです。先に潜入して捕獲され、バルタン星人に脳髄を操られたアラシ隊員がハヤタ、イデと折衝。バルタン星人は一体何を望んでいるのか?実は発狂した科学者の核実験によってバルタン星は住めなくなり、放浪の果て地球に辿り着いたという。そして移住を求める。ハヤタはそれをあっさり受け入れる。ただし、地球の文化に順応し、法律を守ることを条件に示す。それがダメなら火星に移住することを進めるが拒否。理由は「火星には我々の嫌いな・・・」とだけ言うとアラシ隊員気絶。そんなこんなで本当に交渉決裂。バルタン星人は巨大化して街を破壊する。そして防衛隊は迷うことなく核ミサイル発射。ところが全然効かない。そんなこんなでウルトラマン登場。バルタン星人と激しい空中戦を展開。真夜中のコンビナート上空をウルトラマンとバルタン星人が飛行。そしてバトル。今見ても斬新なシーン。そんなこんなでバルタン星人はウルトラマンの発する光線を浴びて大爆発。火星にある物質とはスペシュームであり、ウルトラマンが発した光線こそスペシューム光線だったのだ。そしてウルトラマンは20億以上のバルタン星人がバクテリアほどの大きさになって潜んでいる円盤を発見。大気圏外へ運んで破壊する。直接描写は無いが大量虐殺。。。そんなこんなで要するに顔に青あざを作った理由を改めてカメラ目線で説明するイデ隊員。ラストには視聴者に「ねっ!」とウインクまで送る過激でポップな演出。実相寺昭雄の演出が過激すぎるあまり問題視されたそうだが、こっちのほうがかなりアレなんでは?しかも製作第一回目ときている。今回を持ってウルトラマンの世界観は確立されましたな。お・わ・り
2015年08月01日
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