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今日6月30日は、トランジスタの日、アインシュタイン記念日、みその日(毎月)、そばの日(毎月末日)だそうです。キハ181系といえば、昔は非電化区間の至るところで見かけることができましたが、今や定期運用されているのは、特急「はまかぜ」のみとなってしまいました。しかし、それも平成23年(2011)年春には新型車輌に置き換えられることが決定しています。わたしにとって「はまかぜ」は、日ごろからレンズを向けておくべき要注意列車の1つとなっています。現在、「はまかぜ」は大阪と香住・浜坂間を結んで運転されています。京阪神の人たちにとって、夏は海水浴、冬はカニ料理を目当てに日本海側へ足を運ぶのに格好の移動手段となっています。「はまかぜ」用に新型車が開発・投入されるのも、そうした需要があるからだと思われます。わたし自身、冬場のカニ料理を目当てに香住へ何度か行ったことがありますが、復鉄する前のことでしたので、列車の写真は残っていません。今回、「はまかぜ」やキハ47など、純粋に鉄道写真を目的として城崎以西に足を運ぶのは初めてのことです。事前に少し調べてみると、「はまかぜ」を国道から手軽に俯瞰できる場所があることが分かりました。朝一番の撮影はそこから開始しました。
2009/06/30
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今日6月29日は、ビートルズ記念日、肉の日だそうです。城東貨物線では毎日、12時過ぎと13時半前後に吹田から百済に向けてコンテナ列車が走ります。城東線へ行く場合、大体1発目は神崎川と淀川の間にある築堤で撮影し、昼食をはさんで2発目を淀川もしくは神崎川の鉄橋で撮影するというのが、お決まりのパターンです。この日は、1発目を築堤で撮影したのですが、そのあと妻の買い物に付き添い、終わったのでそのまま帰宅しようと思っていましたが、時計を見ると、あとしばらくでDD51貨物が吹田駅を発車する時刻です。そして、なぜだか、私の車は吹田駅の近くを走っていましたので、「あら? もうすぐDD51がやって来るなあ。偶然だなあ」などと言いながら駅近くの線路際に車を停めたのでした。妻は何も言いませんが、何を白々しい……と、目だけは雄弁に物語っていました。この場所で撮影するのは何年ぶりでしょう。少し前、必要に迫られて、手元にある過去のアルバムをひっくり返したのですが、その中にこの場所で撮った写真が混じっていました。そこには、ボンネットの雷鳥や、当時は当たり前だった0番台のEF65が牽く貨物などが写っていましたから、もしかすると20年以上経っているのかもしれません。しかし、その中でも城東貨物線では、今と同じようにDD51が貨物を牽いていました。そうした時空を超えて、今日も目の前をDD51貨物が通り過ぎていきました。
2009/06/29
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今日6月28日は、貿易記念日、第一次世界大戦が勃発した日(1914年)、にわとりの日(毎月)だそうです。梅雨に入り、天気が今ひとつで撮影に出向く意欲が減退することと、ほとんど毎週のように土曜日に仕事が入るため、泊りがけの遠征がしにくい状況にあります。そんなときは地元の城東貨物線へ、というのがお決まりのパターンです。妻の買い物に付き合いながら、カメラを持って出かけています(妻は、撮影に付き合いがてら買い物に行っている、と言うのですが……)。城東貨物線のおおさか東線化は、淀川以北のエリアでも着々と工事が進んでいます。特に神崎川と淀川の間では、築堤のそばに生えていた樹木がたくさん伐採され、景観が急速に変わりつつあります。これまで撮影することのできなかった場所で撮影が可能になっていますが、足回りにはフェンスが張り巡らされていますし、あとしばらくすると、本格的な工事が始まるでしょうから、撮影すらできなくなるのではないか、と思っています。城東貨物線のDD51もいつまで撮影できるのか分かりませんし、今後、撮影条件は厳しくなる一方だと思いますが、折に触れて足を運びたいと思っています。この日の牽引機は750号機。これに出会うのは多分、初めてじゃなかったかなあ?
2009/06/28
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今日6月27日は、日照権の日、女性雑誌の日だそうです。天気予報では、もともとあまり良くない予想が出ていたのですが、晴れ男パワーで何とか雨を止めていたものの、お昼前にはその力が尽きたようです。午後早めのANA便で大館能代空港をあとにしなければならず、雨が降り出したこともあって、お昼前には撮影を切り上げました。2日間の東北撮影行最後のカットとなったのが、本日の「思い出の1枚」である特急「かもしか」です。485系3輌編成というのは、この形式での最短ユニットでしょうが、これはこれで可愛らしい感じです。「かもしか」という名前も、山深い東北の地らしいネーミングで、妙に納得してしまいました。
2009/06/27
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今日6月26日は、国連憲章調印記念日(国連)、国際麻薬乱用撲滅デー(国連)、露天風呂の日、ふろの日(毎月)だそうです。東北朝練3発目は、寝台特急「あけぼの」です。何だかんだと言っても、大阪発着の「日本海」は目にする機会も多く、これまでにもそこそこ撮影してきました。しかし、上野発着の「あけぼの」は、ほとんど撮影したことがなく(と、ここまで書いてきて、そういや、蒸機現役時代の末期にDD51が牽く「あけぼの」を撮影したことがあったよなあ、なんてことを突然、思い出してしまいました)、それだけに、この朝の本命とも言える列車になります。「日本海」を撮影したお立ち台でそのまま待つというのも1つの選択肢で、確かに大半の人は「日本海」通過後も、次の「あけぼの」に備えつつ、そのままのんびりと列車通過の余韻を楽しんでいました。しかし、同じ場所で本命を撮るのも芸がないなあ、と思い、新緑の美しさに後ろ髪を引かれながら、あえて転進することにしました。山から下りて一転、今度は水田の横に伸びる直線コースで待ち受けることにしました。事前に場所の目星はつけていたのですが、今ひとつよく分からず、カーナビの指示に従いながらも、最後は、えいやっ、で適当な場所を選択、線路際に位置しました。しばらくすると、遠くに赤い機影が見えてきました。先ほどの「日本海」はローズピンクでしたが、こちらはワインレッドです。関西在住者にとって、普段あまり目にしないため、この色は新鮮に感じます。そして北へ帰る寝台列車は、王者の貫禄を見せて通り過ぎていきました。
2009/06/26
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今日6月25日は、東京馬車鉄道が新橋・日本橋間で開通した日(1882年)、日本鉄道が上野・高崎間で開通した日(1884年)、住宅デー、救らいの日だそうです。奥羽本線白沢~陣場間にあるお立ち台といえば、まずここが思い浮かぶほどの有名ポイント。はるばる関西から遠征するのですから、この場所での1カットは外したくないところです。「いなほ」を撮影したあと移動すると、現場にはすでに7人くらいの方が三脚を立てていました。この朝、この場所で撮影したのは最終的に10人ほどになりましたから、やはり人気の高さが窺えます。前日の夕刻に大阪を発った「日本海」を翌朝、東北の地で眺めるのは初めての経験です。このところ、北陸路で何度か「日本海」を撮影していたのですが、東北の地で出会うと感慨もひとしおです。「思えば遠くへ来たもんだ~♪」と、思わず口ずさんでしまいます。それにしても、この新緑の美しいこと! ああ、眼福、眼福……。
2009/06/25
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今日6月24日は、UFO記念日、ドレミの日、林檎(美空ひばり)忌だそうです。大館市内に宿泊し、次の日は早朝から奥羽本線白沢~陣場間にあるお立ち台をめざしました。最初は、山から下りてくる特急「いなほ」です。特急「雷鳥」と同じ485系とはいえ、こちらは3000番台のリニューアル車。フォルムが大きく異なります。丸まったおでこ、白と青に塗り分けられたボディ、正面のレイトンブルーもさわやかなイメージです。当初、「日本海」から撮影スタートと思っていたら、予定より早く現場に着き、時刻表で確認すると間もなく特急「いなほ」がやってくることに気づきました。そうか、すでに2人ほどの同業者がスタンバイしているのは、この「いなほ」狙いだったんだ、と納得しました。撮影ポイントに同席させていただき、カーブを回ってくる編成を手堅く押さえて、朝一発目の撮影は無事終了。さあ、次は本命の1つ、「日本海」です。
2009/06/24
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今日6月23日は、東北新幹線、大宮~盛岡間開業(1982年)、オリンピック・デー、沖縄慰霊の日、ふみの日、踏切の日だそうです。五能線では、海を取り入れた写真が有名で、よく紹介されています。なかでも、あきた白神と岩館の間にある鉄橋は「お立ち台」の1つとして、鉄道雑誌の表紙を飾ったりしています。本日の「思い出の1枚」は、その鉄橋を渡る普通列車ですが、サイドから撮った定番のカットではなく、海側から鉄橋の下の町並みと湾を入れて撮影してみました。山陰本線の餘部鉄橋ほどではありませんが、海沿いの高い鉄橋は模型の世界を見ているようで、絵になります。湾内の波打ち際近くに横たわっている大きな岩も印象的です。
2009/06/23
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今日6月22日は、ボウリングの日、夫婦の日(毎月)だそうです。五能線では、快速「リゾートしらかみ」が運転されています(今の季節は観光シーズンですので毎日走っています)。最大3往復の設定で、青池、ぶな、くまげらの3編成が存在します。「リゾートしらかみ」は、できれば日本海バックで撮影したいと思い、深浦まで行ってみることにしました。五所川原方面行きの列車は、深浦を発車してしばらくすると日本海に沿って走るようになります。奇岩が点在する海辺の景色は、車窓の楽しみの1つです。今回は叶いませんでしたが、いつの日か「リゾートしらかみ」のシートに身を預け、お酒などを味わいながらこの風景を愛でてみたいものです。深浦の海を望めるポイントで待っていると、やってきた「リゾートしらかみ」は、白地に青の塗装が施された「青池」編成でした。「曇り時々雨」という天気予報を裏切って、汗ばむほどの陽気。穏やかな日本海が銀色に光っています。
2009/06/22
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今日6月21日は、近畿日本鉄道で冷房特急の運転を開始した日(1957年)、父の日、冷蔵庫の日、交番の日、スナックの日(全日本菓子協会)だそうです。ウェスパ椿山駅前に保存されている78653号機は、現役復帰が検討されるだけあって保存状態は良好です。キャブ内にも自由に立ち入ることができますが、往々にして悲惨な状態になっている各地の静態保存機のキャブと比べて、ここも格段にきれいな状況です。動輪やピストンなどの足回りも、ペンキなどでゴテゴテと厚化粧されることなく、自然な状態で残されています。保存会の方たちが普段から手入れをされていることがよく分かります。先日、JR東日本がC61 20号機の現役復帰を発表したところですし、九州でもハチロクが熊本と人吉の間で走り始めました。走行できる状態で蒸気機関車を維持・管理するのは、大変な労力とコストがかかりますが、走っている蒸気機関車からは無言のうちに歴史の重みを感じることができます。それこそが文化遺産の持つエネルギーなのです。いつの日か、この無骨な大正機のカマの焚き口から再び紅い炎が見られることを心から祈りたいと思います。
2009/06/21
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今日6月20日は、健康住宅の日、ペパーミントデーだそうです。普通列車が通過したあと、さらに北上しました。めざすのはウェスパ椿山駅です。この駅のすぐそばにリゾート施設があるのですが、駅前にハチロクが保存されているからです。このハチロクを走ることのできるようにして、五能線沿線の活性化につなげたいという計画もあるようです。特に飛ばしたわけではないのですが、先ほど撮影した普通列車を途中で追い抜いたことが分かりました。あらら、東北にまで来て追っかけをするの? と自問つつ、五能線は列車運行本数が少ないうえに、遠く関西からやってきているわけですから、1回でも撮影回数が増えるのは大歓迎。というわけで、ウェスパ椿山駅の手前にある跨線橋で待ち構えることにしました。ほとんど駅に到着する直前ですから、列車は静々といった感じで進入してきました。上半分が白で下が青。途中に山形の白い切り込みがあるのは、日本海と白神山地をイメージした塗装なのかもしれません。キハ40形は、各地に「ご当地カラー」が存在しますが、このデザインは清々しい感じがして好ましく思えます。
2009/06/20
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今日6月19日は、京都府開庁記念日、桜桃(太宰治)忌、トークの日(毎月)だそうです。奥羽本線の貨物を2本ほど撮影したあと、五能線へと移動しました。海好き人間のわたしとしては、今回特に五能線で、列車と海辺の景色を組み合わせたカットが撮れる場所を探すことに重点を置きました。五能線は世界遺産になっている白神山地のそばを通り、ここで走っている快速「リゾートしらかみ」は、車窓から山と海両方の景色を楽しめるとあって、人気は上々です。本日の「思い出の1枚」は、日本海を望める場所から五能線の普通列車を入れて撮影したカットです。列車が来るまでの間、犬を連れてビーチを散歩している人を眺めていたのですが、砂浜を全力で駆け回る犬の姿は微笑ましく思いました。
2009/06/19
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今日6月18日は、海外移住の日、頭髪の日だそうです。最近は時折、北海道や九州などへも遠征するようになりましたが、大阪に住んでいると東北エリアというのは、どうしても馴染みが薄くなります。なかでも秋田、青森両県へは、ほとんど足を踏み入れたことがなく、その意味では、わたしにとって憧れの地となっていました。そこで先日、この両県を訪ねてきました。今回、撮影ポイントとして選んだのは、奥羽本線と五能線です。奥羽本線では「日本海」「あけぼの」といった寝台特急を、また五能線では海沿いを走る「リゾートしらかみ」をはじめとする気動車を撮影するのが狙いでありました。さらに奥羽本線では、日本海縦貫の貨物列車もお楽しみの1つとなります。4月、5月と北陸方面へ続けて出かけており、EF510やEF81が牽く貨物を撮影しているのですが、奥羽本線でも両機が長大なコンテナを牽いています。ただ、事前の情報をほとんど持っていませんから、どちらの機関車がやってくるかはよく分からず、ある意味、開けてびっくり玉手箱状態で列車の通過を待ちました。奥羽本線で最初のターゲットとなったのは、レッドサンダーEF510でした。内心ローピンのEF81を期待していたのですが、贅沢は申しますまい。しかし、このあと何回か貨物列車を撮影することができ、全体を通してみればEF81を撮影した回数の方が多かったように思います。EF81、まだまだ健在なり!
2009/06/18
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今日6月17日は、考古学出発の日(大森貝塚を発見・発掘したアメリカの動物学者モースが来日、1877年)だそうです。天気もあまりよくないため、因美線で「スーパーいなば」を撮影したあとは、鳥取砂丘を観光することにしました。その前に鳥取市内で昼食です。食堂を探してウロウロしているうちに偶然、車輌基地の近くに架かっている跨線橋を通りました。下を見ると、たらこ色のキハ47をはじめ、キハ187系などが広い構内に点在して留置されています。思わず車を停めて撮影したのが、本日の「思い出の1枚」です。首都圏色と称されるたらこ色ですが、初めて目にしたのはいつのことだったでしょうか。わたしが学生時代、高知でDF50と一緒に停まっていたたらこ色を撮影したことがありますから、それから考えても25年以上の時が流れています。最初に見たときは正直、がっかりしました。ベージュと朱色のいわゆる標準色からベージュを抜いたように見える朱色一色のボディカラーは、塗装に手を抜いたとしか考えられなかったからです。しかし、今やそのたらこ色も貴重品。嬉々として撮影する自分に、おいおい、お前には信念というものがないのかよ、と自問するもう一人の自分がいるのですが、それはそれ、これはこれ。大切なのは今を写し止めることよ、などとうそぶいているのです。
2009/06/17
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今日6月16日は、ケーブルテレビの日、和菓子の日、かばんの日、ベルトの日、麦とろの日だそうです。折角鳥取まで来たのですから、若桜鉄道だけでなく、JRでも撮影したいものです。若桜鉄道は郡家で因美線とつながっていますので、その隣りの河原あたりで撮影ポイントを探しました。事前に調べていた跨線橋へ行ってみたのですが、木の枝が伸びていたり、プレハブの工事事務所が入ったりで、やむなくパス。ウロウロしているうちに「スーパーいなば」の通過する時刻が迫ってきました。霧雨が降っていて露出も上がらず、仕方がないので線路際かぶりつき、ローアングルからカメラぶん回し作戦を決行することにしました。大出力エンジンを積んだキハ187系「スーパーいなば」は、わずか2輌編成ということもあり、自慢の制御付振子システムを効かせながら高速でかっ飛んでいきました。
2009/06/16
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今日6月15日は、新橋~下関間に初の特別急行列車が運転された日(1912年)、暑中見舞いの日、千葉県民の日、栃木県民の日だそうです。若桜駅での撮影を終え、鳥取の方へ向けて移動し始めると、しばらくして線路際にあじさいの花がまとまって植えられているところがありました。時刻表を調べると、間もなく列車がやってきます。これを見逃す手はない、とあじさい絡みの写真を撮ることにしました。一部まだ色づいていないものもありますが、しっとりとした霧雨に濡れたあじさいは、この季節ならではの味わいを見せています。
2009/06/15
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今日6月14日は、フラッグデー(アメリカ、13邦の星条旗が国旗として制定された日、1777年)だそうです。C12 167号機が保存されている若桜鉄道の若桜駅は、木造の味わい深い駅舎です。全国各地には木造駅舎も、まだまだたくさん残っていますが、無人のために手入れが行き届かず、寂しい状態になっている駅をたくさん見かけるなかで、この若桜駅は駅員さん、若桜鉄道のみなさん、さらには町の人たちの愛情を強く感じる駅舎です。何よりも、駅本屋とプラットホームをはじめとして、物置や灯り室、転車台や給水塔など、あわせて9件の建造物が国(文化庁)の「登録有形文化財」として登録されていることは、特筆すべき点です。「登録有形文化財」は、急速になくなりつつある近代建造物を保護・保存しようという目的で設けられた制度で、軽微な改築なども許されています。難しい縛りをかけるのではなく、まずは建造物を「残す」ことに主眼が置かれている制度です。所有する自社の建造物を「登録有形文化財」に登録しようと考えた若桜鉄道の姿勢は高く評価すべきだと思います。この駅では、駅本屋の外側にある木製の出入口と思われる所に布製の等身大人形が配置されており、こうしたところに、この鉄道会社の遊び心が窺えます。ともすれば、人けのない寂しい場所ともなりかねないローカルの駅舎ですが、こうした人形がいるだけで人の温もりを感じることができ、何やら話し声まで聞こえてきそうな気がします。あ、そうそう、若桜鉄道には「隼」という駅があり、この駅も「登録有形文化財」になっているのですが、立ち寄ってみて驚きました。無人駅であるにも関わらず、ライダーのメッカとなっているのです。というのも、バイクメーカー、スズキの大型ツーリングマシンに「隼」というモデルがあり、そのオーナーたちが全国からこの駅をめざしてやってくるからです。わたしが行ったときも1人のライダーが駅舎をバックに記念撮影をしていました。「鉄」以外の人に注目を浴びる駅があるのだ、と驚くとともに、ちょっぴりうれしくなりました。
2009/06/14
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今日6月13日は、鉄人の日だそうです。思わず、わたしたち鉄道ファンの日かと思ったら、広島東洋カープの衣笠祥雄が2131試合連続出場の世界新記録(1987年)を達成したことにちなんだ日だそうです。C12の展示運転会では、ターンテーブルでの転車体験も行われました。ゆっくりとターンテーブルに乗り、その中央でC12がストップすると、スタッフの人から「どなたでも希望する方は、転車台を回してみてください」と声がかかります。何人かのお父さんと、数人のこどもたちが転車台の両方についている棒を押しはじめました。最初はなかなか動きませんが、一旦回りだすと、あまり力を入れなくても動くようです。大人にとってもこどもにとっても、良い思い出になったようで、みんなのうれしそうな笑顔が印象的でした。わたしは初めての訪問だったので、もっぱら撮影する方にまわりましたが、次回はぜひともC12を回してみたいと思っています(なお、この写真はネコ・パブリッシングのHP「鉄道ホビダス」の中の「今日の一枚」に掲載されました)。
2009/06/13
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今日6月12日は、恋人の日(全国額縁組合連合会1988)、日記の日だそうです。以前から一度、訪ねてみたいと思っていたイベントがあります。鳥取の若桜鉄道に保存されているC12の展示運転会です。月に1、2回しか実施されないため、なかなかタイミングが合わなかったのですが、先日、6月の運転会が行われたので行ってきました。このC12、実は石炭を燃やして蒸気圧を上げのではなく、コンプレッサーの圧縮空気でピストンを動かしています。しかし、構内の短い区間ではありますが、ゆっくりと走りますし、汽笛も立派に鳴ります。蒸気機関車を知らないちびっ子たちの中には、この汽笛の大きさに驚いて泣き出す子もいました。C12といえば、忘れられないのが、今から30年以上も前、わたしが鉄道に惹かれ始めたころに通った加古川線です。当時住んでいた西宮から比較的近い場所で蒸気機関車が残っていたのがこの線区で、少ない小遣いをやり繰りして行ける場所の1つでもありました。C12に貨車数輌という、まるで鉄道模型を見ているようなシーンは、今でもしっかりと思い出すことができます。「鉄」の道にハマリ始めたころに経験した、いわばこの「刷り込み」によって、今でもわたしはタンク機関車の中ではC12が一番好きです。そのC12が汽笛を鳴らし、ピストンを動かして走る! この1点においてでも、よくぞ復活させてくれたものよ、と思わざるを得ません。若桜駅の構内には給水塔にターンテーブル、給炭台と、蒸気機関車にまつわる3種の神器もしっかりと復元されています。願わくば、この展示運転会がこれからも末永く続けられんことを!
2009/06/12
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今日6月11日は、日本初の海底トンネル、関門トンネル下り線が開通した日(1942年)、日本初の銀行、第一国立銀行が設立された日(1873年)だそうです。「雷鳥」で始まった今回の北陸シリーズ。最後も、やはり「雷鳥」で閉めましょう。大阪へ向かって走る「雷鳥」の多くは、先頭車輌がパノラマ車となっています。そのなかで、金沢発午後3時14分の「雷鳥34号」はヘッドマークの入った方が先頭車となる数少ない編成です。午前中、金沢市内でひがし茶屋街や長町武家屋敷跡など、日本の伝統を今に伝える町並みを散策し、さらに新装成った金沢の台所、近江町市場で昼食を味わったあと、大阪への道をたどりました。でも、帰路の途中に少しだけ寄り道をすることにし、加賀笠間と美川の間にあるお立ち台へ行くことにしました。まずは『お立ち台通信』にも紹介されている跨線橋で食パン電車を撮影したあと、線路際におりました。すでに先客も来ています。列車を待つ間、少しお話をさせていただきましたが、国鉄色の「雷鳥」ねらいで東京から来られたそうです。国鉄色の「雷鳥」は、早ければ夏前から新型車への置き換えが始まるだろうとも話されていました。具体的な日程を聞いたことで、わたし自身も、今まで以上に「急がねば」という気持ちになってしまいました。
2009/06/11
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今日6月10日は、路面電車の日、時の記念日(生活改善同盟会1920年)、商工会の日(全国商工会連合会1985年)、キャラメルの日、歩行者天国の日だそうです。ローズピンクの「日本海」が通過したあと、しばらくしてワインレッドのEF81が牽く寝台特急「北陸」がやってきました。何だかんだと言っても、大阪に住んでいますから、ローピン・パーイチの「日本海」は馴染み深く、心静かに撮影できるのですが、ワインレッド・パーイチは新鮮な感覚で、その分、失敗は許されないと気合いが入ってしまいます。ピンクと赤、どちらが良いかは好みによると思いますが、わたしにとってはどちらも捨てがたく、でも、あえて選べばローピンかなあ。しかし、朝もやに煙る中から現れたワインレッドも、これはこれで、うん、良いもんだ。夜行寝台の先行きが不透明な今、贅沢なんて言ってられません。このあとに通過したボンネットの「能登」もしっかり押さえさせていただき、今朝も良いものを見せてもろうたわ、と思いながらホテルへと引き返しました。
2009/06/10
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今日6月9日は、ロックの日、ロックウールの日、ドナルド・ダックが初登場した日(1934年)だそうです。ロックの日は、う~む、そのまんまやないかい!世界遺産の白川郷は、やはり足を伸ばしただけの甲斐がありました。村のはずれにある高台からは合掌造りの集落を見下ろすことができ、ポスターや雑誌で見慣れた景色をお手軽に撮影できるようになっていました。「おお、ここが有名な白川郷の『お立ち台』か!」と言って妻と笑いあったものです。翌朝は夜来の雨に金沢の町は白く煙っていました。午前6時ごろに相ついでやってくる「日本海」「北陸」「能登」は、今回のわたしの「鉄」遊びにとって、メインイベントと言えます。朝食前の一仕事をこなすため、ホテルに妻を残し、倶利伽羅峠のお立ち台へと急ぎました。晴れれば逆光となるため、むしろ曇った方が撮影に適しているこのポイント。雨上がりの朝ではありますが、夏至が近づいているため、露出もそれほど厳しくありません。天気が悪いせいか、同業者も1人見かけただけです。しかも、その方の狙いはどうやら国鉄色に復元された475系のようで、朝の3連荘にはあまり興味がなさそうでした。おかげで、1人ゆっくりと撮影場所を独占することができました。さて、そろそろ時刻が近づいてきたな、と思っていると、背後から列車の接近する音が聞こえてきます。この時間に反対方向から列車が来るはずはないのだけれど……、と思いながら振り返ると、DE10がチキ2輌を牽きながらこちらに近づいてくるではありませんか。おっ、これは! と思いつつ、カメラを反転させて一気に撮影モード突入です。3連荘が思いがけず4連荘になり、朝からアペリチフまで揃ったフルコースのご馳走攻めとなりました。
2009/06/09
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今日6月8日は、成層圏発見の日、鳴門大橋開通記念日だそうです。二塚までコンテナを牽いてきたDE10は、しばしの休憩を取ったあと、再び高岡方面へコンテナを牽いて引き返していきます。こちらのコキは、おそらく出荷の貨物を載せた積車だと思われます。貨物列車が通過する前に高岡行きの普通列車が走るのも、午前中と同じです。先ほどは正面ドッカン的な構図で撮影しましたので、今度はサイド気味に撮ることにしました。午前中、わたしと少し離れた所で列車を見ていた妻が通過後、「水鏡がきれいだったね」と言ったひと言が気になっていましたので、下半分を空け気味にした構図で待ち構えたのは言うまでもありませんでした。
2009/06/08
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今日6月7日は、ノルウェーがスウェーデンからの分離を宣言した日(1905年)、世界最小国のバチカン市国が誕生した日(1929年)だそうです。高岡から二塚までDE10に牽かれてきたコンテナ貨物は、二塚駅で2軸の小型ディーゼル機関車にバトンタッチされ、少し離れたところにある製紙工場まで引き込まれていきます。DE10もさほど大きな機関車ではありませんが、この2軸機と並ぶと大きく見えましたから不思議なものです。工場への専用線の手前で機関車を交換するという光景は、三重県の四日市でも見かけました。専用線なのでJR機が入れないという事情でもあるのでしょうか。しかし、二塚の場合、2軸機はJR貨物の所属機であることがキャブの表示から読み取れます。それぞれに事情があるようです。ただ、2軸機がコンテナを牽いていくとき、専用線では車輪のフランジがレールと擦れ、キーン、リーンとかなり大きな音を立てていました。カーブも急ですし、そのまま引込み線へDE10が入っていけないのは、もしかすると、そのあたりに原因があるのかもしれません。それにしてもこの2軸機、スタイルといい、全体的なくたびれ感といい、なかなか渋い味を出しています。これまでにも、いろいろな所で工事用の2軸機、もしくは小型機を見てきましたが、そのなかでも秀逸です。HOクラスでこれの模型があったりしたら、ああもう、どうしよう。まちがいなく手を出してしまうだろうなあ(笑)。
2009/06/07
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今日6月6日は、芒種(二十四節気の一つ。芒のある穀物の種まきの時期) 、楽器の日(全国楽器協会)、おけいこの日、邦楽の日、ベビーディ(読売新聞社)だそうです。午後から世界遺産の白川郷を訪ねることにして、その前に城端線へ寄り道することにしました。ローカル線の例にもれず、ここでも日中の列車運行本数は数えるほどです。城端線ではキハ47、キハ40が2連で運転されています。ボディカラーは濃いあずき色で、播但線を走っている普通(105系、キハ41形)とよく似た色合いです。どちらかと言うと、播但線の方が赤っぽく、城端線は紫っぽい感じです。ここでのお目当ては高岡と二塚の間を走っているDE10牽引の貨物列車だったのですが、その直前にやって来た普通列車で予行演習をしました。しかし、予行演習とはいっても、列車運行本数が少ないため、これはこれである意味、本番の撮影として気合いが入りました。直線からカーブにさしかかる場所であるため、前の車輌が小首を傾げたような状態になり、その分、画面に動きが出てよかったと思います。
2009/06/06
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今日6月5日は、世界環境デー(国連)だそうです。雷鳥、EF510と続いて、「朝練」の締めくくりはローピン・パーイチが牽く「日本海」です。寝台列車削減という荒波に何とか耐えて残っている、まさしく「西の雄」です。それにしても、最近EF81の衣装がどれも少しくたびれているのは、ちょっぴり寂しい思いがします。特急牽引機はともかく、貨物牽引機にはその傾向が顕著です。しかし、EF81には長年慣れ親しんできた安心感があるのも事実です。たとえていえば、自宅で古女房を見る構図でしょうか。レッドサンダーのような若さはすでに遠い昔に失っていますが、それを補って余りある安定感、存在感を、少しくすんだローズピンクに感じてしまうのです。そんなこんなを考えているうちに、朝の「三本締め」は無事終了しました。
2009/06/05
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今日6月4日は、歯の衛生週間(厚生省・文部省・日本歯科医師会4日~10日)、虫の日(日本昆虫クラブ)だそうです。北陸本線は日本海縦貫の貨物列車が走るため、わたしにとっては電気機関車を撮影するのも楽しみの1つです。国鉄色の「雷鳥」が走り去ったあと、反対側から何やら物音がします。振り返るとレッドサンダーEF510が接近していました。それにしても4月、さらにそのあとの「北びわこ号」と、北陸本線を訪ねるたびにEF510の勢力が着々と拡大しているのに気づかされます。角ばったボディーラインに、ビビッドな紅いドレスをまとっているレッドサンダーを、わたしはきらいではありません。勢力拡大中とはいえ、まだまだ新人。目になじんでいない新鮮さがあります。若さは、それだけで偉大なる武器なのでしょうね。
2009/06/04
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今日6月3日は、測量の日(国土地理院1989)、ムーミンの日だそうです。「6・む」と「3・み」でムーミンなんでしょうね。昨日のブログでも書いたように、国鉄色の「雷鳥」は、今や絶滅危惧種、いや、絶滅確定種となっています。早ければこの夏あたりから、少しずつ新型車輌に置き換わり始めるという噂も聞きました。正直、昔は大阪近郊や湖西線などで「雷鳥」を見かけても、ああ、「雷鳥」か、というくらいの気持ちでした。「雷鳥なんていつでも撮れる」と、「なんて」がつくほど、わたしの意識レベルの中では低い位置に置かれていたのです。むしろ681系や683系の「サンダーバード」などを嬉々として撮影していました。しかし、「廃止」や「置き換え」という言葉に人一倍弱いのが「鉄」の悲しい性。国鉄色の「雷鳥」はいきなり赤丸急上昇となり、今や「要チェック列車」の1つとなってしまいました。4月の福井行きについで、5月は妻といっしょに金沢を中心としたエリアを訪ねてきました。白川郷や金沢市内の観光がメインなのですが、わたしの中では「雷鳥」「日本海」「能登」「北陸」といった列車名称がピカピカと点滅していたのは言うまでもないことでした。
2009/06/03
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今日6月2日は、横浜港開港記念日、長崎港記念日、うらぎりの日だそうです。わたしが普段フィールドとしているJR西日本管内で、すでに絶滅が確定しているのが国鉄色の「雷鳥」とキハ181系の「はまかぜ」です。この2つについては、できるだけ撮影しておこうと、折を見ていろいろな場所へ足を運んでいます。本日の「思い出の1枚」は、播但線で撮影したキハ181系です。天気は、これ以上望むのは贅沢と言えるほどの晴天で、列車を待つ間に薄っすらと汗をかくほどの日ざしです。近くの畑から聞こえる農作業の音が、耳に心地良く響きます。ド順光のシチ・サン編成写真。最近、このパターンが多くなったなあ、と思いつつ、いやいや、これも時間が経過し、キハ181系「はまかぜ」が永遠の彼方へ走り去ったあとには、貴重な記録となるに違いない、そのためにも今のうちに撮影すべし、と自らに言い聞かせているのです。
2009/06/02
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今日6月1日は、日本国有鉄道、日本専売公社発足(1949年)、気象記念日(気象庁)、電波の日(郵政省1951年)、人権擁護委員の(法務省他1981年)、写真の日(日本写真協会1951年)、国際放送記念日、真珠の日(日本真珠振興会)、万国郵便連合加盟記念日、麦茶の日(全国麦茶工業協 同組合1986年)、ねじの日(日本ねじ工業協会1976年)、梅の日(梅研究会1987年)、ガムの日(日本チューインガム協会1994年)、あゆ解禁、衣替え、生糸年度始め、薪能、氷の日(日本冷凍事業協会)、バッジの日(徽章工学協会1993年)、省エネルギーの日(毎月)だそうです。神戸から帰ってきて一息ついたのち、でも、依然として天気が良いため、これは家でじっとしているわけにはゆくまい、ということで、近場のお立ち台、新大阪駅と東淀川駅の間にある陸橋を訪ねることにしました。ここでは午後、岡山の機関車が担当する貨物や梅田の貨物ヤードへ行き帰りする機関車などを短時間に集中して見ることができます。本日の「思い出の1枚」は、そうした中の1カットで、大阪の方へ向けて走る単機回送のEF65 1128号機です。この機関車は以前、北陸本線で「北びわこ号」の回送を牽引しているところを撮影したことがあり、久々の再会に心躍りました。相変わらずきれいな状態を保っています。その姿に思わずフルメイクで、ドレスアップしている妙齢の美人を連想してしまいました(笑)。
2009/06/01
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