平成26年10月5日(日)
西に目をやると、宮ノ森シャンツェが見えました。日の丸飛行隊がメダル三個を独占したジャンプ台です。さあ笠谷、さあ笠谷。懐かしいな。サッポロオリンピック、入学の2年前でした。当時はまだ街に、ジャネット・リンの残り香が漂っていたような気がします、なんちゃって。
テレビ塔も懐かしい。札幌のランドマークです。
名前は忘れましたが、有名なモニュメントです。乙女たちの健康美が素晴らしい。なんだか、釧路・幣舞橋のそれに似ているような。
おっ、時計台だ。朝のこの時刻、観光客は一人もいません。佇む木造建築、日中はビルの谷間にあって寂しい限りですが、この時刻は自己主張が強い感じです。♫恋の町札幌の歌詞が口をつきました。
通りのあちらこちらに交通規制の看板がありました。今日のレース案内です。
ホテルに戻り、腹ごしらえ。ハーフマラソンは11時50分がスタートです。エネルギー充填、満腹の仕儀。写真には写っていませんが、おかずは北海の幸てんこ盛りでした。
大通り駅に向かいました。地下鉄南北線を真駒内向け。終点で下車。シャトルバスはセキスイハイムスタジアム(真駒内屋外スケートリンク)へ向かいました。会場はごった返していました。こんな感じです。向こうの列は10kmのスタート前。
ハーフには7千人近くがエントリー。5kmまでは抜きも抜かれもせずの芋洗いです。タイムは望むべくもありません。そんなこんなでアップは柔軟体操だけ。写真は出発前の自分です。かんまんごしのユニホームがいいでしょう。
友人Kは、厳しい戦いのようでした。走り終えて、両脇に塩をふいていました。お疲れさん。
来た道を、ホテルへとって返しました。スーツケース他をフロントで受け取りました。今日明日の宿はSホテルです。大通公園をゴロゴロ。方にバッグを、手にスーツケースを。着いたら、妻がチェックインを済ませてくれていました。彼女、レースの最中は別行動。弟のマンションを訪ねたんです。義弟は、某医療機器メーカーに勤めています。家族を東京・砧に残してサッチョン族。北大正門近くに一人住まい。羨ましいかぎりです。久しぶりの姉弟再会、北大構内を散歩した由。クラーク先生の像前で写真を撮ったり、博物館を覗いたりしたそうでした。私も行きたかったな。三人のショットを撮りました。シャッターはコンシェルジュに頼みました。レースを終え、ハイになっている私、彼女に「シャッターをお願いします。私、明後日、日本を離れます。今生の別れなんです。もう帰ってきません。兄弟と最後の札幌なんです」コンシェルジュ、感動して曰く「はーっ、そうなんですか。そんな大切な一枚のシャッターを切ることが出来るなんて。私、嬉しゅう御座います」私、嘘をつく癖があります。今日もその病気が出てしまいました。妻が軽蔑の眼差し。ということで写真は今生の別れです。義弟、ハンサムなんです。単身赴任は危ない。
閑話休題。急いでシャワーを浴びました。ロビーに降りました。A先生と同窓のH兄、それにSの三人がホテルへ会いに来てくれました。H兄は生まれたところと一緒、北広島市に住んでいます。苫前出身のSは石狩市に居を構え、余市に単身赴任中。二人とも当時の野球部仲間です。K夫婦も一緒ました。彼の奥さんは室蘭出身、札幌の短大在学中にKとロマンス。二人を皆に紹介しました。久闊を叙しました。
A先生はこの夏、ペースメーカーを埋めたとのこと。足がむくみ、歩行がままならない様子でした。毎日薬を8種類、血液をサラサラにするためだそうです。髭を剃って頬を切ったら血が止まらないと言いました。昨秋お会いし、鹿児島~大分を一緒した折の元気はありませんでした。それでも、して下さるあれこれの話は面白く、皆大笑いでした。84歳。
時間の経つのは早いです。1時間があっという間に過ぎました。先生を見送りました。Sが予約してくれていた居酒屋へ皆で突っ込みました。飲み放題の店でした。サッポロクラシックで乾杯。刺身、鮨、鮭のチャンチャン焼き、蟹クリームコロッケ、焼き鳥などが出てきました。写真は割愛。石狩鍋が美味しかったです。当時の思い出に始まり、その後のこと、近況、家族・・・話題は尽きませんでした。
今日はこれで打ち止め。北口近くのホテルに宿のあるK夫妻と別れ、JR札幌駅でH兄を見送りました。今夜は自宅というSとは地下鉄の改札まで一緒しました。私たちが明日余市のニッカ工場へ行くというと、案内するよと言ってくれました。TELする約束をしました。
今日の一句
真駒内駆ける足音森に消ゆ
鮭美味し国稀流す吾の居り
内村の筆跡残る演舞場
今日の写真は銀行の看板です。学生時代は北洋相互銀行という名でした。ここに口座をこさえ、親に送金してもらいました。函館に移行したとき、利便を考え、拓銀に変更しました。その銀行は破綻、悲しいかなです。
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