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「あなたが投げた、そこが底」などという、格言(?)があるそうですね。下落が続いていても頑張って保持していた持ち株を、ついに諦めて売却したら、そのタイミングから反転上昇し始めた、なんていう経験をお持ちの方も、多いと思います。底値で投げてしまった人にとっては、マーケットには魔物が棲みついていると、感じるかもしれません。魔力により、売らされてしまったのでしょうか?しかし、そんなものは存在しません。底値だから、「あなた」 (注:今お読みいただいている皆さんというわけではありませんが、便宜上「あなた」と書かせていただきます) が投げてしまうのではなく、「あなた」が投げたから、底値まで株価が下がるのです。「あなた」には、株価を動かす偉大な力が備わっているのです。「あなた」が標準的な感性の持ち主であればあるほど、その力は大きくなります。「あなた」は市場の多数派である、Mr.マーケットのリーダーなのです。「あなた」が動くとき、Mr.マーケットも動きます。Mr.マーケットは多数派です。多数派が一斉に同じ行動をとると、株価に大きな影響を与えます。「あなた」が投げる時には、大勢の多数派も一緒に投げますので、株価は一気に下げます。しかし Mr.マーケットが投げ終わると、その後は売る人が少なくなりますので、そこが底になるのです。「あなた」は株価の動きを支配しているのです。それを利用できれば、無敵です。
2008.03.31
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2000年末に、マンションを買い換えました。当時不動産価格は下落を続けており、それまで住んでいたマンションも、安値で売却せざるを得ないことを覚悟していました。結局購入してからわずか5年間で、1800万円も値下がりすることになるのですが、私は不動産価格が下落していくことを、歓迎していました。その理由は、単に売却するだけではなく、新たに購入するからです。より良い物件に住み替えることが目的でしたので、購入する物件の方が、高価になります。一律に不動産価格が下落するのであれば、購入金額と売却金額の差額は、小さくなります。例えば3千万円の物件を売却し、5千万円の物件を購入する場合には、2千万円の追加出費が必要になります。しかし不動産価格が1割下落すると、2700万円で売却し、4500万円で購入するわけですから、1800万円の出費で済むことになります。このように考えて、不動産価格の下落を歓迎していたことを、思い出します。現在の株式市場は、有望な銘柄もそうでない銘柄も、共に大きく売り込まれています。私がマンションを買い換えた時と、似た状況に思えてきます。相場環境が良くなった時に、より大きく株価が上昇しそうな銘柄があれば、銘柄入れ替えをする絶好のチャンスだと思います。持ち株を見直し、有望度が低い銘柄をいくつか、それがたとえ現在割安だとしても、より有望な銘柄と入れ替えたいと思います。(四季報CD-ROM のスクリーニング機能を使ってみたいから、こんなことを書いているわけではありませんよ。)
2008.03.24
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心当たりの無い小包が送られてきました。開けてみたら、中に四季報のCD-ROM が入っていました。IR情報配信サービス登録キャンペーンに当たったそうです。(ラッキー)子供の頃から、懸賞には当たったためしがなかったので、当たるなんて考えてもいませんでした。応募したことすら覚えていません。IR情報配信サービスに登録したら、自動的にキャンペーンにも登録されたような気がします。どう使えば、効果的なんでしょうね。やはりフィルタリングでしょうか?私はこれまで、フィルタリングをしたことがありません。何らかの理由で目に付いた会社を調査し、有望だと思ったら適性株価を算出して、割安ならチャートでタイミングをはかる、という手法でやってきました。7年前までは、紙の四季報を最初から最後まで読んだりもしていましたが。始めにフィルタリングで候補を絞る場合は、どんな指標でフィルターすればいいのでしょうね。いろいろと、試してみようと思います。それ以外にも、便利な使い方をご存知の方がいましたら、教えてください。
2008.03.21
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大敗時の心理状態について書いてから、1ヶ月以上経過しました。その後、投資行動にどのような変化が現れたのか、振り返ってみます。<現在の状況>置かれた状況により、投資行動は影響される可能性がありますので、まずはその後の状況を整理します。・戦況その後も損失は拡大しており、戦況は一層悪化しています。今年に入ってからの損失は、50%を超えました。・心理状態精神状態は、落ち着いています。「大敗時の心理状態」を書いたら、すっきりしました。9年ぶりにスキーに行ったり、高校時代の友人に久しぶりに会ったことも、気分転換になったのかもしれません。・ポートフォリオの状態大規模反攻作戦に備え、予備兵力を集結させました。すなわち、キャッシュポジションを増やしました。久々の大兵力であり、現在はチャンスを伺っています。<投資行動への影響>投資行動に、4つの変化が現れているように感じます。1.配当志向の強まり私はこれまでキャピタルゲイン重視で、配当をあまり気にしていませんでした。しかし最近は、配当志向が強まりました。資金量が大幅に減少したことにより、将来の生活に対する不安が高まったことが原因です。確実な定期収入が欲しくなり、高配当銘柄にも目が行くようになりました。また、現在は割安な銘柄が多いと思うのと同時に、当分不安定な相場環境が続き、いつ好転するのかわからないという相場認識も影響しています。私は1年に1回、生活費を投資口座から引き出します。しかし現在のような割安な状況で引き出すのは、もったいないと感じてしまいます。そのため、引き出す金額を抑えるために、配当金を多くもらいたいと思うようになっています。2.短期売買1年前と比較すると、明らかに短期売買が増えました。もっともこれは、昨年9月以降の基本方針によるものであり、大敗とは関係ないと思います。不安定な相場環境が続き、当分上昇トレンドにはならないと考え、昨年9月以降はゲリラ戦と称して、短期売買に徹しているためです。ただし一方、暴落時には優良銘柄を仕込むチャンスでもあり、本来は長期投資用の銘柄発掘をすべき時期です。しかし現実には、短期売買のチャンスばかりを探している自分がいます。結果を出すことを、あせっているのでしょうか?3.優柔不断普段の私は、思い切りは良い方だと思います。しかし最近は、売った方が良いと思っても、「まだもう少し上がるかな?」と期待して売却できなかったり、買おうと思っていた水準まで下がっても、「もう少し様子を見よう」と買わないことがあります。敗戦が続いているため、自信を喪失したためか、心に迷いがあり優柔不断になっているようです。4.衝動買いそうかと思うと、買うチャンスを覗っていた銘柄を、衝動買いしてしまうこともあります。私の規則では、前日に売買計画を決めてから、実際に売買することになっているのですが、当日の値動きにつられて買ってしまったことが2回ありました。1回は急騰につられて買ったものであり、もう1回は急落時の突っ込み買いです。どちらも、当初予定していた価格よりも上で買ってしまい、現時点では両方とも含み損になっています。予備兵力の出撃準備が整っていることもあり、早く損を取り戻そうと、気がはやっているようです。こうして振り返ってみると、日常生活では精神状態は正常だと思っているのですが、投資行動を見ると、若干情緒不安定なところもあるのかもしれません。攻撃命令を待って待機している機動部隊は、虎の子部隊ですので、慎重に扱いたいと思います。
2008.03.17
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先週の土曜日に、夕凪さんのイベント投資のプレゼンを拝聴いたしました。様々なイベントについての説明がありましたが、その中に日経225への新規採用銘柄の話もありました。三越と伊勢丹の統合に伴い、3月26日に日経225に1銘柄空きが出ますので、その補充としてどの会社が新規採用されるか、注目されていました。夕凪さんのお話では、「SQ週の火曜日の引け後に発表されることがよくある」とのことでしたので、有力候補と目されていたヤマダ電機を、昨日購入しました。夕凪さんの見込み通り、昨日引け後に発表されました。さすがです。しかし新規に採用されたのは、私が購入したヤマダ電機ではなく、ユニーでした。購入理由が無くなりましたので、さっそく昨日のPTSで売却しました。今日の前場は、この全面高の中、ヤマダ電機は3%を超える下落をしています。昨日は欧米株式市場が上昇していたので、一瞬悩んだのですが、昨日売却しておいて良かったです。一方採用されたユニーの方は、ストップ高です。しばらく値動きを観察して、今後の参考にしようと思います。追記:何を考えてヤマダ電機を購入したのか書かないと、意味がありませんね。ヤマダ電機を選択した理由は、指数への寄与度が非常に高くなる可能性があったからです。寄与度が高いと、採用された時の株価上昇率も高くなります。詳細は、、夕凪さんのサイトをご参照ください。採用の発表される可能性が高い日が予測できていたことも、大きいです。最近の株式市場は不安定なため、購入後採用発表されるまでに、大幅下落するリスクもあります。したがって、できるだけ保有期間は短くしたいと考えました。昨日発表される可能性があったので、場中に購入し、万一引け後に発表が無ければ、夜間のPTSで売却するつもりでした。そうすることにより、市場全体が荒れる影響を避けることができると考えました。結局採用されなかったわけですが、ローリスク・ハイリターンだと考えて、昨日ヤマダ電機を購入した次第です。
2008.03.12
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ある人は、市場価格には歪みがあるため、大幅に割安な価格で株を購入すれば、利益を得られると信じています。すなわち、株価は間違っている場合もあるという考えです。バリュー投資家に多い考え方です。またある人は、市場価格は常に正しいと言う人もいます。値動き重視派に多い考え方です。効率的市場仮説信奉者もいますが、今はこの仮説は忘れましょう。この2つの考え方は、どちらも正しい考え方だと思います。ただし視点が異なっているので、永遠に話はかみ合わないでしょう。まず、市場価格は間違っている場合があるという考え方をみてみます。ここで正しいとか間違っているというのは、本来あるべき価格と、現在の価格が近いか大幅に異なっているかという意味です。本来あるべき価格(あるいはその人が想定する価格)とは、何らかの方法でその企業の価値を算出しているわけです。すなわち価値と時価を比較して、それが大幅にずれていると、いずれ一致するように株価は修正される可能性が高い、という考え方です。一方、市場価格は常に正しいという考え方は、何か別のものと株価を比較しているわけではないと思います。投資/投機の目的は、利益を得ることです。利益を得るために、将来の株価動向を想定し、その方向に”はる”わけです。想定どおりに株価が動けば勝ちとなり、逆に動けば負けるわけですから、将来の株価が正解になります。利益を上げるという目的のゲームにおいて、株価は絶対的存在です。サイコロで勝負が決まるゲームをやっていて、出た目が間違っているなんて言う人はいないですよね。(イカサマは除く)バリュー投資家が、「この市場価格は間違っている」と言う場合は、価値の話をしています。それに対して、「いや、市場価格は常に正しい」と言っている人は、「市場価格が常に正しい価値を示していて、バリュー投資家の算定した価値は間違っている」と言っているわけではないと思います。価値は短期間に大きく変動しないですよね。バリュー投資家は、いずれ多くの人が価値に気づいて買い方が増え、株価に反映されることを期待します。キャピタルゲインを上げることを目的と考えると、企業価値を算出することは手段になります。目的の話と手段の話を混在させても、議論がかみ合わないのは当然ですね。
2008.03.05
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「株式市場から資金が流出したため、株価が下落した」 とか、「資金流入が続いているため、株価が上昇している」などと解説されることがあります。しかし売買が成立するということは、購入金額と売却金額は常に等しいため、株式市場内部への資金の流出入はプラスマイナス・ゼロです。それでは資金の流出とか流入とは、どういう意味なのでしょうか?今日はこのあたりの話を、整理してみようと思います。市場参加者(あるいはマネー)の構成要素としては、次の4種類あると認識しています。1.現在の株式保有者(=狭義の株式市場内部のマネー)2.株式を買おうと待機しているマネー3.投資先を求めて彷徨う、現在は当該市場以外にある、余剰マネー4.実体経済のマネー先ほど株式市場内部への資金の流出入は、プラスマイナスゼロだと申し上げたのは、上記1の部分です。株価が上昇したり下落したりする理由は、需給関係に依存します。上記の構成要素で説明すると、1と2の関係です。より厳密にいうと、1の中で売却しようとしている人(株数)と、2の買おうとしている人の関係が需給になります。2が増えれば株価は上がり、減れば株価は下がります。こちらもご覧ください。冒頭で述べた、株式市場に資金が流入しているとか流出しているというのは、2の資金量の増減を表現した言葉だと考えます。2の資金量が増加すれば株価は上昇するわけですが、その資金は3か4から移動してくることになります。3については、銀行預金や商品市場、不動産市場、債権市場などがあります。また同じ株式市場の中でも、日本/アメリカ/欧州/中国などの新興国、などの株式市場間での資金移動もあります。現在の状況は、商品市場と安全資産である国債に多くの資金が流れています。4については、成長が著しい国においては、インフラや設備投資に多大なマネーが必要ですが、成熟してくると投資機会が少なくなり、実体経済からマネーが溢れてきます。またここ数年の商品市況の高騰により、オイルマネーなど資源国に大量の余剰資金が積みあがり、投資先を探し求めています。2月27日の日経新聞によると、中東のオイルマネーは毎日1000億円増えているそうです。4からマネーを意図的に引き出すべきではないと思いますので、3のマネーを如何に日本株式市場の2に振り向けられるかを、金融行政担当者には考えてもらいたいです。 (現実には、日本に来ないようにするにはどうすれば良いかを、一生懸命に考えているように感じられます。)
2008.03.02
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