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仕事やら子供達の運動会、学園際やらで、9月は、なかなな仙台柔友会の稽古に参加出来ていませんでした。で、昨日の稽古に久々に参加しました。27日に、バーベキュー会をしたこともあってか、新加入の子供達も大分、雰囲気に慣れて来ていたように思えます。また、短期間なのですが、成長を感じさせる子も、チラホラと・・・今年の主力だった中学3年生が引退して、どうなるかと思っていましたが、今度は小学生が主体となって、別な意味での元気が出て来たように思えます。特に最後の整理体操では、中学生に頼っていた小学生達に自覚が出てきたのか、大きな声が出ていました。今後、もっと、もっと小学生達に稽古を引っ張って行く自覚が芽生えて来ると仙台柔友会は強くなってきますよ私と言えば、仕事の関係から、週1回の稽古参加程度になってしまうと思います。その立場で、どの様に稽古に関わって行くべきか、その辺は成田先生に相談して考えて行こうと思っています。そうそう、今度、東京都内の道場「穎秀会柔道教室」の特別コーチに就任しました。現実的には名ばかりのコーチなのですが、可能な限り、新井先生のお手伝いをさせていただこうかと思っています。みなさん、「仙台柔友会」と「穎秀会柔道教室」をよろしくお願い致します。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ 少年柔道会員募集 ◆仙台柔友会◆
2009.09.30

今日は、長男の高校の学園祭でした。私の高校生時代の思い出は、毎年開催していたOB戦でした。現役を退いたOBの方々を相手に現役高校生達が対戦するのですが、腹の出たオヤジ達(申し訳ありません)を相手に全く歯が立たなかったことを思い出します。さて、長男の学園祭に話しを戻します。柔道部は、毎年、父母会が焼きソバ、タコ焼き、唐揚げなどの販売を行っています。初参加のカミさんと私は、その規模の大きさにビックリです。担当は、タコ焼きの揚げ方でした。タコ焼きなのに揚げとは、これ如何にあまりの販売量なのと、少しでも安く提供したい思いなのでしょう。冷凍のタコ焼きを油で揚げるのです。ところが、意外にもカラっと揚がって美味しいのです。200円と言う安さもあって、結構、早い時間に完売しました。しかし、カミさんも含めて、奥様方は精力的に働きます。対して、私は、昨日の仕事の疲れも残っていて終盤は、お疲れモードでした。いざと言う時に役に立たずに申し訳ないです。その後の懇親会までには時間がありましたので、長男達の稽古を見学しました。高校生になってから、初めて見学します。ん~、腰を痛めてはいますが、精彩を欠いてました。私なりに問題点を摘出してみて、懇親会の席で先生に質問してみました。先生からいただいたアドバイスは、概ね私の考え方に近いものでした。週末にでも、確認し合う意味でも、久々に打ち込みをしてみようと思います。10月11日は、東京都学年別大会(3人制)です。選手登録はされていますが、ナンバー5なので出場できるのかは判りません。とりあえず、やれることを、キッチリとやってもらいたいと思います。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ 少年柔道会員募集 ◆仙台柔友会◆
2009.09.27

5月のゴールデンウィークに次ぐ大連休という位置付けで名づけられた「シルバーウィーク」。案の定、ETC割引の恩恵などもあって、高速道路は渋滞、各観光地も賑わったようです。さて、そのシルバーウィークも柔道家族の皆さんにとっては、柔道ウィークになったのでしょうか・・・何と言っても、20日は、各地で開催されたマルちゃん杯を勝ち上がったチームが対戦する全日本選抜少年柔道大会が東京体育館で開催されました。小学生の部は、既に常勝と称されそうな勢いの朝飛道場さんが優勝されました。夢を追って敗れた、各チームの皆さん、残念でしたが、次の夢に向って頑張って下さい。その他、全国各地でも、様々な大会が開催されたようです。私は、22日に茨城県古河市で開催された「力善Jトーナメント」に審判員として参加させていただきました。実は、私にとって、この大会は、想い入れの強い大会なのです。何故なら、以前、指導していたクラブの指導者を、この大会を最後に退いたのです。よって、日頃からお世話になっている力善柔道クラブさんに対してと、この様な思い出をくれた大会への恩返しの意味でも、少しでもお役に立てればと思い引き受けました。しかし、審判は1年振りでした。幸い、同じ試合会場は、気心の知れた団長先生や新井先生と一緒に担当させていただいたので、私の技量不足を皆さんに補っていただきました。ありがとうございました。さて、本大会の小学生の部の見どころです。まず、この大会の特徴ですが、高学年(4年生以上)5人制と低学年(3年生以下)3人制が抜き試合の団体戦と言うことです。また、軽王の部と言う団体戦があって、体重で先鋒-25kg、次鋒-30kg、中堅-35kg、副将-40kg、大将-45kgと制限を設けた5人制なのです。正直、どの部門も、どこが優勝するか読めません。一戦、一戦がドキドキものです。また、私にとっては、郷里の宮城県から唯一、七ヶ浜柔道スポーツ少年団さんが初出場していましたので、その動向も気になりました。柔道と言えば、「柔よく剛を制す」と言われるように、小さな子が大きな子を投げ飛ばす場面が魅力の一つです。しかし、そればかりが美化される傾向にあるのもどうかと思っています。日本柔道が国際大会で苦戦しているのは、軽量級よりも、重量級です。この辺のクラスで、将来、日本を背負ってくれるような、堂々とした風格のある選手が育ってくれると良いのですが・・・で、何人か居ましたよ将来性を感じさせる重量級の子供達が楽しみだな~逆に体が小さい子の中には、キチンと組むのが不利であるとの考え方からなのでしょうか・・・結局、相手が大きくなくても、なかなか組まずに、組んでも片手で掛け逃げギリギリの技を繰返す子も見掛けました。見方によっては、組み手が上手いと言えるのかもしれませんが、審判の立場だったら反則を取るかどうかのギリギリの行為であり、考えさせられる柔道でした。で優勝したチームですが、高学年で優勝した大会主催の力善柔道クラブさん、低学年の志陽館さん(埼玉県)、軽王の部の春日柔道クラブさん(東京都)。結局は、どこもキチンと組む柔道をするチームだった様に思えます。この力善Jトーナメントを登竜門として世界に飛び出す選手が現れることを楽しみにしたいと思います。我家では、今日、長男が帰ってきました。実は、このシルバーウィークを利用して、4泊5日の山梨遠征で山梨学院大学などへの出稽古でした。腰痛やらで体調万全ではありませんが、夏休みと合わせて、成長してくれたのだろうか・・・何はともあれ、シルバーウィークも終わり、明日からは、また、仕事です。頑張ろうっとよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ 少年柔道会員募集 ◆仙台柔友会◆
2009.09.23

毎週、楽しみにしていたテレビドラマ「ブザー・ビート」が最終回でした。プロバスケットプレーヤーのナオキとプロのバイオリニストを目指しているリコのラブストーリーでした。誰だラブストーリーは似合わないって言ってんのナオキは、中学、高校、大学と、華々しい活躍を続けて、プロ選手として3シーズン目を迎えようとしていました。しかし、この2年間、体格差ハンデに加え、プレッシャーに弱い精神面の弱さから実力を発揮出来ずに苦しんでいました。一方のリコも、自分の潜在的な素質を開花させることなく、夢を諦めようとしていました。この二人が出会い、互いの夢の実現に歩むと共に恋も実らせて行くと言う物語でした。最終回の今回、ナオキの恋のライバルだったコーチから、タイトルでもあるブザー・ビートについて語られます。バスケットには、ピリオド終了を告げるブザーが鳴る前に放たれたボールが、例え、その後にブザーが鳴ってもゴールは有効となるルールがあります。つまり、ブザー・ビートとは、土壇場中の土壇場での劇的な逆転ゴールになる場合もあると言うことでした。そこには、最後の最後まで諦めない・・・諦めてはならないと言う想いが込められています。正に、「崖っぷちのヒーロー」に捧げられたキーワードなのかもしれません。追い込まれても、最後の最後まで諦めない・・・諦めないからこそ、起死回生も有り得る。ドラマを観て、楽しみながら、再認識できました。スポーツって、そのものがドラマであり、その競技によって、重みのある言葉などがありますね。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ 少年柔道会員募集 ◆仙台柔友会◆
2009.09.21

ポジティブな発想を例える話しにこのような問い掛けがあります。砂漠で一人、オアシスを求めて迷うあなたの水筒の中身は、「1/3残った水」・・・そのシチュエーションに対してどの様に考えますか「もう、1/3しかない。」 「まだ、1/3もある。」 同じ「1/3の水」なのに、これからのモチベーションの在り方を大きく左右する考え方です。最近、ハーフマラソンくらいに出場してみたいと思って、毎週末に僅かな距離ですが、仙台なら河川沿いの堤防、埼玉なら運動公園内のランニングコースを約7Kmほど走っています。しかし、正直、私にとって7Kmは決して楽な距離ではありません。例えば、仙台であれば、3.5Km地点で折り返すのですが、いつも体調が良い訳ではありません。日によっては、その折り返し地点に着くまでが本当にしんどいのです。「今日も、あそこまで走らなきゃならないのか・・・」「まだ、あんなに距離が残っている・・・」なんて、情けないですが、ネガティブな発想が繰返される時も少なくありません。会社にフルマラソンを5回ほど経験している先輩がいます。その先輩に話すと、「距離ではなく、時間で決めたらどうか」と提案されました。つまり、30分走るなら、距離に関係なく、15分走ったら折り返すのです。同じ15分でも、体調が良ければ長い距離を走るし、体調が悪ければ短い距離になる。設定時間内で、どこまで行けるか「モチベーション」が高まる。前半の自分に負けてなるものかと、後半の自分の「モチベーション」が高まる。トータルの時間を長くしてみたいと「モチベーション」が高まる。なるほど、先日、そのやり方を実行してみると、楽しく走ることができた上に、自分なりに良いタイムで走ることが出来ました。目的って、無理に与えられるとプレッシャーになって、達成するのが辛いものになってしまいますが、自ら導き出した目標となると「モチベーション」が高まり辛さを感じないまま、向上できるものと実感できました。これは、自分自身だけではなく、子供達や仕事の上の教育方法にも活かせそうです。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ 少年柔道会員募集 ◆仙台柔友会◆
2009.09.17

柔道が初めてオリンピック競技となったのは、1964年の東京オリンピックでした。その時は、まだまだ、柔道先進国のイメージが強かったのかもしれません。日本は、軽量級、中量級、重量級で圧倒的な実力の違いを見せつけて優勝したと聞いています。しかし、柔道本来の姿であり、日本として最も重要視していた無差別級(体重無差別)では、敗れてしまいました。そして、敗れることによって、「日本の柔道」から「世界の柔道」へと国際化に向けて本格的に歩み出したのだと思います。8月末に開催されたロッテルダム柔道世界選手権。女子の活躍は、素晴らしいものでしたが、残念ながら男子は惨憺たるものでした。そこには、柔道発祥国の威厳はありませんでした。いくつかの敗因が上げられています。女子が初出場あるいは、若手選手の起用が進んでいたのに対して、男子は、ベテラン主体の選手構成でした。結果的に山下泰裕先生などがご指摘される敗因である「体力不足」につながったのかもしれません。つまり、根本的な敗因は、若手の育成が上手く行かなかったことなのではないのでしょうか・・・8月上旬にハンガリー・ブダペストで世界カデ選手権大会が開催されました。カデとは満14歳以上17歳未満の選手が対象となる大会です。今回派遣された16人は、昨年の全国中学生柔道大会の個人戦優勝者を中心に選出されました。結果です。男子が、8階級中、優勝3、三位1でメダル4つ。女子が、同じく8階級中、優勝3、二位2、三位2、五位1でメダル7つでした。確かに優勝は同じ3ですが、メダルの数では、女高男低の結果でした。大会結果に対して、近代柔道にあった総評が大変興味深いものでした。キチンと組んだ柔道スタイルの選手は結果を出しているのに、組まずに一本背負投や肩車ばかりを繰返すスタイルの選手は苦戦したと言うものでした。事実、長男の高校の同級生も見事に優勝したのですが、彼は、キチンと組む柔道スタイルらしいです。このまま、少年柔道の世代が組まない、あるいは組めない柔道になってしまったら、未来永劫、日本柔道は勝てないのではないのでしょうか・・・20歳未満の選手を対象とするパリ世界ジュニア選手権が10月下旬に開催されます。その選手選考会である全日本ジュニア体重別選手権が、12日、13日で開催されました。ご存知の方も多いと思いますが、国際柔道連盟(IJF)では、現在の「組まない柔道スタイル」が柔道の本質や魅力を奪っているとの見識からルール改訂に着手しています。その一貫として、パリ世界ジュニア選手権では「相手の帯より下を腕または手で直接攻撃する」を反則とし、1度目は指導、同じ試合で2度繰り返せば反則負けとなる新ルールを試験的に導入することを発表しています。それを受けての全日本ジュニア体重別選手権です。結果、男女計7階級が行われた第1日では、計9度の指導が宣告された他、同じ試合で2度繰返してしまったための反則負けが1度、宣告されと報告されています。実は、その反則負けをしてしまった選手が、先の世界カデ選手権大会で優勝した選手の一人でした。初戦で2度の掬い投げを仕掛けて「相手の帯より下を腕または手で直接攻撃する」に適用してしまい反則負けを宣告されたとのことです。対して、反則負けしてしまった選手は、「とっさに技が出るので、(極端な改訂は)厳しいと感じる」とコメントしています。良いにしろ、悪いにしろ、少年柔道時代から練習して柔道スタイルです。体に染み着いた動きは、そう簡単に修正できるものではありません。少年柔道から、将来的に応用の利く基本に忠実な柔道スタイルを、身に着けさせることが、大切なのではないかと強く感じます。しかし、足取りは、私も大反対ですが、掬い投げも反則になるとは・・・確かに露骨に片手を差し出したり、自分は仕掛けないで相手の技を待って掬い投げを狙う選手は、どんなものかと思います。でも、掬い投げ自体は、私の得意技でもありましたので反則で敗れてしまった選手の気持ちが凄く判ります※関連記事「e-judo」よりよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ 少年柔道会員募集 ◆仙台柔友会◆
2009.09.14

また、やってしまいました。社業を賭けた、一大プロジェクトにまったくの畑違いの部署から参画する奴がいました。本人の意思ではなく、まったくのトップ人事です。正直、期待されてというよりは、流れで落ち着いた感が否めませんでした。適材適所を無視した様な人事に対して、昨晩、思わず社長に意見してしまいました。これまでも、疑問視した取り組みに対して、社長を始め取締役クラスに何度か直訴をしています。・・・勝率は、5割くらいです。正直、自分の立場を悪くしてしまうような直訴もありました。事実、制裁を受けたこともあります。さて、今回の直訴ですが、冷静に考えると私の方が間違っていた様に思えてきました。勢いで、狭い視野の考えで意見していました。今朝、出社、一番で社長に謝ろうと思います。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ 少年柔道会員募集 ◆仙台柔友会◆
2009.09.11

今日の格言実はあることが機会となり、安田善次郎について調べたことがあります。安田善次郎とは、20歳で富山から上京して奉公人から両替商を経て、後に日本の四大財閥の一つであった安田財閥を築いた方です。その傘下には、現在のみずほフィナンシャルグループ、明治安田生命保険、損害保険ジャパン、東京海上ホールディングスなど金融を主体とした一流企業が連なります。 その日本最大の富を築いた様な方が、この様な言葉を残されています。『独立心と克己心の強弱が人の貧富の岐路となる。』中にある「貧富」は、無粋な表現ではありますが、時代を考慮すれば「成功」と置き換えて良いのかと思います。また、柔道家の多くも、黒帯に刺繍している言葉でもある「克己心(こっき-しん)」という言葉も含まれています。「克己心」とは、「己に勝(克)つ心」「自分の欲望を抑える心」となります。つまり、成功するには、自らの甘えた心を抑え付けた上に、自ら立ち上がることが大切なのだと諭している言葉なのだと思うのです。しかしながら、愚息達・・・次男は、出稽古にまで行って、序盤で突き指をして見学していたと言います。痛いのは嘘ではないでしょうが、見ると腫れている訳でもなく、テーピングすれば稽古を継続できる程度のものでした。長男は、腰が相当痛いようです。足の骨にもヒビが入っている様です。勿論、無理をさせるつもりはありません。しかし、本人は、体のメンテナンスに無頓着・・・見るからに面倒くさそうです。何故、引率の先生にお願いしてテーピングをして再開するなどの意欲が湧かないのか・・・何故、患部を冷やしたり、サプリメントを摂取するなどして、少しでも早く治そうとする姿勢を見せないのか・・・就寝前に二人を強く叱りつけました。自分自身への甘えを克服できない二人・・・二人に「克己心」が芽生えない限り、残念ながら成功は訪れないのだと思います。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ 少年柔道会員募集 ◆仙台柔友会◆
2009.09.06

今日の格言「出る杭は、打たれる」他人事なのに自分事以上に想いが湧くことってあります。特に同じ境遇の方々の想いは、その心境が手に取る様に判るだけに他人事で済む訳がありません。私の柔道仲間は、柔道そのものの発展を願う熱い方ばかりです。逆に私利私欲に偏った利己主義の方とは仲間になろうと思いません。しかし、本当に残念なことなのですが、自分の地位や名誉、威厳を保つために、その様な存在を「出る杭」として抑え着けたり排除しようとする旧態依然の抵抗勢力があるのも現実です。確かに「出る杭」が全て正論とは思いません。しかし、問答無用で抑え付けるのは発展の芽を潰すことになりかねないのに・・・仲間の中には、理不尽な圧力に屈してしまい志半ばで断念した方も少なくありません。だからこそ、この様な仲間達の想いが芽生える柔道界になって欲しい・・・昨晩、思いがけず、そんな仲間の一人から電話がなりました。その方は、全国屈指の強豪道場を育てた立役者であったにも関わらず、理不尽な事情から、数年前に、その立場を辞することになりました。柔道を恨まず、運命を恨み耐えたのだと思います。私には痛いほど、その辛さが判ります。その電話の内容です。自分自身の中の整理も出来て、再び奪われたはずの柔道を取り戻すことが出来る機会を得たとの報告でした。他人事なのに、自分事以上に嬉しい報告でした。出る杭・・・・・・出ているからこそ、問題を素通りすることなく、正面からぶつかることが出来るのであって、新たなる発見、新たなる道へ諭したり、導くことができるのだと思います。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ 少年柔道会員募集 ◆仙台柔友会◆
2009.09.04

志 錬「ジャケットレスリング」最年の国際柔道の姿を皮肉って表現される言葉である。柔道衣を着ているだけで、中身はレスリングそのものという意味である。対して、苦戦する日本柔道界が「組み合う柔道」を掲げていることを、日本が国際大会で有利に進めるために利己的に訴えていると勘違いしている方も少なくない。学生時代にレスリング選手との合同練習を経験したことがある。まず、Tシャツに短パン姿で、レスリングを経験した。柔道との違い・・・持つところがない。相手の腕、脚、脇下などを、ダイレクトに担いでの技を仕掛けるしかない。つまり、一本背負投や双手刈、肩車などに限定されてくる。仕掛ける技も限られる上に、遠間から突然飛び込んで来る相手に対応出来ず、特に双手刈を何発も食らったことを思い出す。寝技は、得意だったこともあって、汗で滑る相手を極めるのが難しかったが意外と対応できた。後半は、レスリング選手も含めて、全員が柔道衣を着て寝技ありの乱取をした。前半の練習が嘘のようにレスリング選手達は弱かった。特に捕まえてしまえば、相手が得意の遠間の間合いを自分の得意の間合いに詰めることが出来たので、双手刈を食らうこともなかった。そして、組んでみて実感できたのが、柔道衣を持った、釣手、引手が如何にセンサーになっているか、相手を崩す上で柔道衣の遊びが如何に大切なのかだった。それは、柔道選手と組み合っている時は、当たり前に思えていたのがレスリング選手を組み合うことで新鮮に感じられた。柔道とは、柔道衣を着ているから柔道なのであって、その特性を互いに理解し合って、技を競い合うことが本当の姿なのだと思う。故に日本柔道が有利だからとかと言った、低い次元の問題ではない。本来の柔道の姿を守るため、国際柔道連盟(IJF)が動いた。遠間のまま組み合わない場合、組もうとせずに最初から下穿き(ズボン)を持つ場合などには厳しく反則を与えるというような柔道本来の姿に戻すべくルール改訂に着手し出した。今回の世界柔道選手権は、その改訂されたルールで行われた。そして、その結果は・・・女子が金メダル3個獲得に対して、男子は、世界選手権が複数階級で実施されるようになった1965年以降、初めて金メダルなしに終わってしまった。日本柔道、特に男子においては、言い訳のできない結果となった。心、技、体の真の強化は始る・・・日本男児よ!柔道本来の姿で蘇れ!※篠原信一監督、まだまだ、これからです。頑張って下さい!よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ 少年柔道会員募集 ◆仙台柔友会◆
2009.09.01
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