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今、明治座の御宿かわせみで大活躍の橋吾さんが、ご自身のブログの中でたすきがけまで、教えてくれました♪♪橋吾さん、得意なのは歌舞伎体操だけじゃないんだ\(^o^)/昔は見たことあるけれど、たすき掛けしている人最近見ないなー。出来る人少ないかも。なので、ご紹介したいです(^o^)橋吾さんって、橋之助さんのお弟子さん。成駒屋さんの歌舞伎役者さんです。たすきがけのこと、御宿かわせみのこと歌舞伎と橋吾さんのことがたくさん載っているのがこちらです。橋吾さんのブログはこちら中村橋吾の橋吾談橋吾さんの体操の動画はこちらじりじり、覚えるとね。歌舞伎を観ている時に「じりじり」を見つけることがありますがちょっとしたシーンでも倍くらい楽しくなりますよ\(^o^)/もっと、しっかり体操を覚えたい人は29日に直接橋吾さんから教えてもらいましょう♪【皐月歌舞伎教室】のお知らせ☆爽やかで気持ちの良い、風薫る5月。当月29日18時半~皐月歌舞伎体操教室 】を開催いたします。特別講座は 『 おこつき 』「おこつき」とは、よろめくような動作です。様々な芝居に度々登場するコミカルな「おこつき」。この機会に是非体験してみましょう☆■日時: 5月29日(日) 18時半~20時半■内容:歌舞伎体操+特別講座「おこつき」■会場:中央区築地社会教育会館3階第1和室 ■アクセス:地下鉄日比谷線・都営浅草線/ 東銀座駅6番出口徒歩5分■持物:運動着、足袋または靴下、飲み物■参加費:大人 3000 円 親子 4000 円(親1人子1人)お茶菓子付■お問合・お申込:はしご車 hashigosya2009@yahoo.co.jp はしご車さんに申し込んで、参加費は当日支払いです。お一人でも、お子様連れでも気軽に参加できますよ(^o^)なりきり歌舞伎体操の最新情報はこちらでご確認ください
May 24, 2016
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21.お役者松 巾着切りと言う言葉を久しぶりに聞いた。スリの中でも、スられたことも気づかせないくらいの腕の良いスリは一目置かれているってのがいいなー。お吉さんの結城美栄子さん。これと「肝っ玉かあさん」しか知らないけれど、ホント ステキな女優さん。見る度に好きになる。そのお吉さんの目が💛になるような男前の板前さんがかわせみに働くことになる。もと、腕の良い巾着切り、「お役者松」とあだ名された色男。失礼ながら、演じている高橋長英さん、二枚目の認識がなかった。どちらかというと演技派の役者さんと思っていたので。ところが目張りのせいもあるんだけど、水もしたたるイイ男。セリフと仕草、行動、何もかも。かたやスリ、かたや与力の弟なのに松と東吾の初対面の会話がいちいち、面白い。三両返してもらうために訪れたのに、冷や飯食いの東吾に遠慮して「二両でけっこうでさ」「ばかやろう スリの上前はねられるか」身分の違い、分はわきまえた上で挑発する松のほうが明らかに上手(うわて)で、悔しそうな東吾が可愛い。このユーモラスな話と組み合わせたもう一つのエピソードは痛ましい。「濡れ手で粟の五十両」なんてセリフがあって放送当時に聞いたら、苦も無く手に入れたのね、と感慨も何もなかったろうけれど(歌舞伎の)貞九郎のセリフだ!と気づいて歌舞伎は江戸の人達の生活に密着していたんだと改めて思う。松は、最後に歌舞伎役者のような所作を見せ、バタバタと附けに乗って去るいつも青い着物が多い(それでキリッと見える)るいさんが淡いピンクの着物、芸者姿のなんとも婀娜っぽいこと。真野響子ファンなので、そんなとこもウレシイ作品だった。[DVD] 御宿かわせみ 選集 DVD第六集22.鬼女 市原悦子さんがコワイ。怖くて可愛そうな女の人だった。なつかしいたこ八郎さんの姿、発見。富士山を信仰するのに、こんな風にしていたんだね φ(..)メモメモ23.花冷え芸者に仕込もうと器量よしの姉ばかり可愛がり、弟の面倒を見ないっていうのは信じられない。その後、自分と息子の生活の為に、娘に客を取らせる母はなお、信じられない。そうして娘が不憫、この息子の事は自分が始末をと母はつらい覚悟をするわけだけど…生活が苦しくなると珍しい事ではないんだと厳しい表情で源さんが唇をかむ。24.人は見かけにこの話は、なんといっても若き日の三津五郎さんがステキ!坂東八十助時代の爽やかな三津五郎さん。優しくて頭脳明晰で、気分よいラスト♪♪第五集も見応えのある作品ばかりでした。ミステリーと人情物を巧く組み合わせてあって悲惨なだけには終わらせない優しさと登場人物の魅力ですっかり「かわせみ」贔屓です。仲がいいのに結ばれない二人。「東吾でもるいでもなく暮らしてみたい」ロミオとジュリエットのようなセリフもあって気がもめます。6巻目。第一集はこちらでオシマイ。
May 21, 2016
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【放送予定】6月5日(日)[Eテレ]前0:50~ ※4日(土)深夜(2時間15分程度)【出演】市川猿之助、宮沢りえ、高橋一生、鈴木杏、段田安則 「元禄港歌-千年の恋の森-」特集ページ猿三郎さんをはじめ、澤瀉屋さんの皆さんもご出演。舞台で観られず、前回の放送も失念したので今度こそ、しっかり忘れないで観なくちゃ!
May 20, 2016
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17.湯の宿なんと言っても伴淳さん。子どもの頃、既にベテランだったのですが、こうして改めて見て偉大な俳優さんだと実感。この回は箱根が舞台です。電車に乗って行くわけはモチロンないけど江戸の大川端から箱根まで駕籠では行かないでしょうから(庶民は)歩いて行くんですよね。半月、箱根へって言ってましたが、そのうち何日かは移動なんだから、レジャーもタイヘン。お吉さんのちょっと色っぽい話と泣かせる父と娘のエピソード。そうそう、東吾さんとるいさん、お部屋で水入らずのところをズカズカと入ってくるおきくちゃんとおもよちゃんを、お吉さんが叱る場面がある。「無粋なことを!あんたたち、いくつなの!」「17!」「13!」(年は間違えて覚えてるかも)ウーっとしかめっ面して「無理か」とつぶやくところが面白かった。18.玉屋の紅 若月純子さんは観たことない女優さんだなーと思ったら「ニュースセンター9時」の人気キャスターさんだったんですね。ほんとにお嬢さんの役が完璧で、かわいらしさ、初々しさ、だからこそのプライド。この回は彼女の存在に尽きます。19.鴉を飼う女 カラスが勘三郎っていうの。この名前が気になって気になって。木村理恵さんは友達の同級生だったので、勝手に親近感。花魁が、かっこいいんだが、悪いんだが、上手なんだか、下手なんだが不思議な人だったので、チェックしたら佳那晃子さんだった。名前は誰でも知ってる有名な女優さんだけど!他の出演作を観ていないのでなんとも言えない。自分の為に死なせてしまった花魁を悼んで、お墓を建てたいと無心をすると理由を一応聞くけれど、すぐに大枚融通してくれる兄上。誠意、命の重さに対する東吾を見て異存はないのよ、ただ、庶民の暮らしとの格差痛感。20.宵節句 若かりし頃の寺田農さん。もうこの方は私の中では、圧倒的 山内伊賀亮。NHKで徳川吉宗(浜畑賢吉)を主人公とした「男は度胸」と言う番組があってそこに天一坊を担ぐ悪人の役だったのです。もうアヒルの刷り込みじゃないですが、最初のインパクトが強かったので冷たい、コワイ印象がつきまといます。今回もやっぱり不運な男じゃのう。憧れ、嫉妬、恋心など寺田さん兄妹とるいとの心理描写、嘉助さんのお孫さんが字を習える嬉しいシーン、るいさんの琴の演奏、と見どころたくさんの回でした。最後、忙しさにかまけて、ようやく夜になって雛人形を飾り終えたるいさん、桃の節句のイヴロマンティックな夜です。【中古】御宿かわせみ選集 第五集/真野響子DVD
May 19, 2016
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「御宿かわせみ」を観た後、浜町公園散策四月の花形の時は桜がキレイだった浜町公園。今は新緑が鮮やか。「御宿かわせみ」の時代は、浜町川という川がちょうど明治座の前を流れていたそうです。喜昇座(きしょうざ)として創建された明治座は、初期には焼失と再建を繰り返しながら成長し、その度に名称も久松座、千歳座と変わりました。千歳座を買収した初代の左團次さんが座元になり明治座となってからも、関東大震災、第二次世界大戦とその度に被害を受けた明治座再建に尽力してくれた地元の有志の方。お陰様で、どの席からも観やすくて、座り心地の良い明治座で歌舞伎を楽しむことが出来ます。6たび、生まれ変わった明治座。「七代目!」今度、明治座へ行く時は、声かけて労いたい(/_;)昔の吉原があったのも、このあたり。葦の原っぱだったところに遊郭を作る許可を取ったそうですが「葦原」→「悪原」に通じるので、縁起の良い「吉」の字を使ったとか。明暦の大火以降、「吉原」は浅草へ移り「新・吉原」となりました。もとの「吉原」は「元吉原」と呼ばれるように。大川端の御宿かわせみ、大川端ってどこでしょう。大川(隅田川)の端、吾妻橋から新大橋のあたりを指すそうです。新大橋が見えるこのあたりも大川端。江戸時代の庶民の暮らしを支えた運河のひとつ、浜町川。現在は埋め立てられて暗渠になっています。平成中村座の建つ山谷掘り、竹屋の渡しのある今戸川も暗渠でした。江戸の町の発展に伴い、多くの人足が必要となり、たくさんの男性が江戸へ集まったので、運河も遊郭も必要だったのです。歌舞伎のお陰で江戸時代の歴史に詳しくなります(^^)/江戸の歴史を知っている人も、知らない人も憩う浜町公園です。
May 17, 2016
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明治座でG2演出の「御宿かわせみ」観劇。橋之助さん×G2さんの時代劇は過去に何度かあるのに残念ながら未見。橋之助さんの歌舞伎は大好きだし、G2さんの現代劇は大好き。「W」「リタルダント」「パコ」などは何度も通ったくらいくらいだけど(最近は、ダブリンを録画したのをずっと観てました。 辻褄が合わないところもいっぱいあったんだけど 不思議な魅力がある作品です)新橋演舞場で歌舞伎の「東雲烏恋真似琴」を観たくらい。出かける前にはTSUTAYA DISCASで「御宿かわせみ」を借りて江戸の風情も人情も事前学習バッチリ、で臨んだのですがえー!ナニ、このアメリカンな時代劇は!こういう料理の仕方もあるわけ?と斬新な演出でびっくりでした。古典だったら置いてけぼりになっちゃうところ、居眠りする暇なしの楽しさ=エンタテインメントになってました。サラッとライトで、テンポも良く、「橋之助さん、素敵!」「高島さん、キレイ」「わー、お姫様カワイイ」「親分、カッコイイ」役者と作品の魅力は、きちんと伝わってるからスゴイ!ちょんまげだけど、着物だけど、時代考証は最小限にして「御宿かわせみ」をモチーフとした若い人にもわかりやすい群像劇。時代劇なら脇の存在の女中さんや岡っ引きさんも、ハイタッチしたり、大切な話に加わったりと、とにかく明るいの。暗いニュースが多いから、その明るさに救われるし、これから橋さんとこの3兄弟を応援してくれる世代のはじめのイーッツ歩♪にはふさわしいカンジ。今までの作品もこの作品も共通して感じるのはその作品にピッタリの舞台づくりに卓越した人だなってこと。宗生ちゃんが子役ではなくて、すっかり凛々しい若者役、橋吾さんがキビキビと頼もしいお役で活躍し、大好きな広岡さんが、大好きなお吉の役で嬉しかったし(パコと魔法の絵本以来です(^^)v)何役も演じる小野哲平さんが、どの役も丁寧に演じていたのが印象的。残念なのは、呉服屋母を演じたのが松永玲子さんと後から知った。まさか、出演していらしたとは…こまつ座の「イーハトーボの劇列車」が良かったのでもっと心して拝見したかった(ノД`)・゜・。並んで観ていた友達と久しぶりに芝居談義が出来た帰り道、再会を約束して別れた後も楽しい余韻が残ったので緑に惹かれて、浜町公園へと足を延ばした。
May 16, 2016
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新豊洲で降りたら、右だよ。すぐ見える豊洲pit。浦和の「らうんじサンアイ」の後、AKKOさんと待ち合わせして行きました。PUFFYの20周年記念ライブ。20年!なんてビックリ。ジーンズはいた若い女の子のユニット、がイメージでしょ。ユル~いまったりした感じの二人がすっかり大人なんだ。パパパパPUFFYもそんな番組で、確かあれに大泉洋さん、出てましたよね。初めて存在を知ったのはあの番組。レーザービーム ビュンビュンオールスタンディングの会場は満員で熱気ムンムン。人と人の隙間から、PUFFYが偶然見えたり、見えなかったり(^^;)「アジアの純真」でスタートしたライブはPUFFYのヒット曲を次々に披露。当時、子どもと一緒に聞いていた曲は、カラオケでも誰かが入れて、みんなで歌いましたっけね。何曲もフリつきで知っているからタノシ♪♪周りも若い人から、私たちより年配だったり、子どももいたり。幅広い年代に愛されていると改めて認識\(^o^)/後半の曲は知らない曲だったけれど、ここらへんはレーザーや照明やいろいろ駆使してカッコイイ映像で退屈しませんでした。そうそう。パンツとかブラジャーと繰り返す歌があったの。「こんな機会でもないと大声で連呼することないでしょ」って。面白いね。おめでとう!PUFFY 奥田さんが最初と最後にちょこっとお出まし♪「20th Anniversary PUFFY TOURISTS社で行く PUFFYTOURS EPISODE 0」 ■日時:5月14日(土) OPEN 17:00 / START 18:00■会場:東京・豊洲PIT ■出演:PUFFY、奥田民生 ドラム・川西幸一、 ベース・木下裕晴、 ギター・フジタユウスケ、 キーボード・渡辺シュンスケ「20th Anniversary PUFFY TOURISTS社で行く PUFFYTOURS EPISODE 0」7月 WOWOWにて独占放送決定!
May 15, 2016
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第二土曜日は浦和へ。情けないことに、先月は筋肉痛でお休みしちゃったので、前の日はおとなしくして、体調を万全に整えておりました。この日はお洗濯ものを干すのも楽しくなる快晴。浦和駅の前の「うなこちゃん」の笑顔もひときわピカピカ。今日のあいマイさんの腹話術は「真田丸」兜や衣装も本格的。お客様も、ステキね!って口々にほめてくださってイイ子イイ子してくれたり、握手したり今日も、皆さんに大好評でしたよ。二か月ぶりにマスターとママさんに会えてそれも嬉しいことでした。会わないと寂しい。ママさんのゴハンが美味しくて、がっついた私はうっかり写真を撮るのを忘れちゃいましたー(^^;)お客様をお見送りして外に出たら、春ですねぇ。サンアイの周りはお花がいっぱい。育てるの名人だから、ママさん。この白いバラ。アイスバーグも、もとは鉢植えのお花でした。こんなに立派なバラの木になっちゃって、ねぇ、スゴイでしょ。※オレンジカフェ(認知症カフェ)とは、「認知症の人と家族、地域住民、専門職等の誰もが参加でき、集う場」です。ステキなお花をもっと見てくださいね
May 14, 2016
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失敗!会社で熊本の義捐金を集めに来た時のこと。どうにか助けになりたいと、いろんな形で義捐金を出した後、早くもお財布がピンチだったのでお給料日までどうしようと無計画な自分にあきれ返っていた矢先だったので集金の係の人に「今月はもう無理です」と言ってしまいました。「百円でもいいから出せば良かった」って。後悔先に立たず。係の人の立場もあるのにね。失敗、失敗。千円、万円単位じゃないといけないって、思いこんでいてバカみたい。そんな時、友達から届きました。南三陸の女性たちが作ったバッグ。「hang in there!」 おらほも あんだほも がんぱっぺし「これが私の復興支援だから受け取って」と。教訓。身の丈にあった支援をして、細く長く、だと反省。南三陸ミシン工房おらほも あんだほも!うんうん。わんだほー で びゅーてぃほー だね。一歩ずつ、だけど 進んでいこうね。
May 14, 2016
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13.女難剣難 今ではお正月でも、めったいに見ない羽つきの場面。嘉助さん、お顔が墨だらけになっていました。お正月の風物として欠かせないものでしたが今の若い人は羽子板市は知っていても、追羽根なんて知らないでしょうね。さりげないシーンですが、るいさんが東吾さんの兄宅を訪ねる場面が。勝手口から東吾の義姉に年始をしようとすると、玄関のほうからどうぞと促され、それでも遠慮する。武家と町人の立場の違い、日陰の身。いつも笑顔、なにがあってもまっすぐなるいさん、珍しく暗い面持ち。姉上が気を遣っても、こわばった表情で気の毒でした。かわせみに戻ると一転、くつろいだ、ふだんのるいさん。いつもは、ホームドラマのように楽しいけれどるいさん達の置かれた立場、現実に引き戻される一瞬。カタブツの畝さん、美女に想われたり、命を狙われたり、山口崇さんご本人がお得意の長唄を三味線弾き語りで披露する場面もありました。畝さんの親代わり、札差役の金田龍之介さんの持ち味がいつも以上に光る粋なラストがステキです。東吾さんが畝さんをからかって、裕福な家の娘で美人に思われていることを「かわせみ」で暴露すると、それを引き取って、嘉助さんがすかさず一日逢わねば千日の、想いにわたしゃぁ患ろうて ですかいと口調も本格的に、まぜっ返し、それを聞いて居合わせたみんなが大笑い。畝さん、大テレ!歌舞伎の『雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)』三千歳が 恋しい「直侍(なおざむらい)」へ向けた口説きの文句です。「一日会わないだけで、千日会わないように感じる」って、意味なんですが、三千歳のセリフがスッと出てくる江戸の町人文化っていいですよねぇ。【楽天ブックスならいつでも送料無料】初春の客 [ 平岩弓枝 ]14.初春の客 悲恋のふたりは、長崎の女郎さんと黒人奴隷のハンフウキさんでした。ちょっと普段の江戸の事件簿とは趣がことなった感じ。社会風刺というか人種差別と言うか。大柄なハンフウキ。「黒い犬」と呼ばれ奴隷扱いされていました。日本でそんなことがあったとは知らなかったのでショック。でも、考えてみれば、逗留して外国人と女郎さんの間に子どもが生まれ、捨てられてしまうのは、「蝶々夫人」で知っていたことでした。人なのに、すべての権利を奪われて「犬」と呼ばれる黒人男性と混血をめずらしがられ、重宝がられる娘と。今は、演技派でセリフも達者な女優さんですが、デビューしたての頃なんでしょうか、寡黙で初々しい角替和枝さんが見られます。「かわせみ」で匿われて、働くようになったハンフウキ。土足のまま上がると「メッ!」と叱るお吉さんがほんとチャーミング。「見つかったら、どうするんです」と諫める人は一人もなく従業員ともども、弱きものの見方になる「かわせみ」だけどシアワセな時間は長く続かない。苦労して苦労して逃げてきた二人は、「かわせみ」でつかの間過ごし、再び…こんなに悲しい話は見たことがありません。今の日本に二人が幸せになる場所はどこにもないと東吾さんはいいどこかにある と るいさんは言います。あると信じたい、ないなんて、ひどすぎると想う るいさんの気持ちが沁みます。15.江戸は雪 牡丹雪 ほんものみたい。 美術さんスゴイさっきの悲しい話のあとにこの話がきて 救われる。確かに悪い奴は出てるけれど、最後にスカッと!\(^o^)/「かわせみ」のお客が50両を盗まれたことが発端。犯人と疑われたのは、昔 若げのいたりで江戸を所払いになった佐吉。真相を追求するため、東吾とるいは金杉橋のお蕎麦屋へ。「何がいいの?」と東吾に聞かずに、「あられを二つください」とるい。それくらいわかり合っているんだーと感心、でも、「あられ」って何だろう。蕎麦通でないので知りませんでしたが、小柱を雪(あられ)に見立てた季節もののお蕎麦だそう。やがて現れたそば屋の主人仙八。佐吉の身元引受人です。貧乏なのが悪い、佐吉はちょっと辛抱が足りず罪人になったが親思いの優しい奴と固く信じている仙八さんがいい。まっとうな大人がちゃんといるのがウレシイです。今は年齢だけの大人ばかり、人間的に大人が少なくなりました。「運が良かったと思いなよ」佐吉が所払いになった時、意外な言葉をかけました。金杉橋を通る罪人は所払い、永代橋を通る罪人は島送り。永代へ行く者は、金杉の者をお仕置きが軽いとうらやむんだと。そして、東吾たちの話を聞いた時も意外な反応。「信じていたのに、佐吉に裏切られたのか」でなく「どんなことがあろうとも信じている人間が三人いる」親と自分で三人。佐吉に伝えてくださいと。この言葉で、盗まれた家族も救われる結末が「かわせみ」だなー。平岩さんって、子どもの頃からお名前だけは存じていましたが橋さんの舞台化がなかったら、知らないままだった。橋之助さん、ありがとう!(T_T)この小澤栄太郎さん@仙八が最高ステキです。「佐吉に限って」とか「佐吉を救って」とは言わない。こうして訪ねて来たってことは、佐吉の容疑を晴らせる可能性はないという現実を見極め、お上には抗わず、けれど自分の信念は曲げず、佐吉に心の持ち方を示唆する仙八「新・平家物語」の信西入道のイメージ=嫌な奴→小澤栄太郎さんでしたが今や、私のヒーローの仙八さん。そして、その仙八を慕う河原崎建三@佐吉さんも素直な若者。私は勝手にこの話の続きを私の心の中でハッピーエンドで書き足しています。16.江戸の怪猫 根岸季衣さんが姉さん想いの、いじらしい妹芸者。こんな風に純粋で、優しい子がつらい思いをすることが多い。「かわせみ」の人は江戸時代の上下関係のしがらみを絶対のものとしてみんな受け身で、その範囲の中のささやかな幸せを大切にしている。どうにもならないことでも、そんなのおかしいアタシはイヤだ!とガンバル根岸さんが愛おしい
May 13, 2016
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チャリティーコンサートがあるので田原町にある「あさくさ劇亭」へ行きました。ヴァイオリニストの穴澤さんは、NHKのラジオ番組の音楽等の作曲家でもあって楽しいMCもこなしてしまうマルチな方。風を感じる、開放感のある演奏は魅力的です。そしてピアニストの野田さんはニコニコしてつかず、離れず ちょうど良い塩梅に穴澤さんに添って演奏してくれてお兄さんみたい。司会は、ハートのTシャツが似合う明るくて可愛いカルーア啓子さん。バルーンアートを得意とする芸人さんで「ラッセンが好き」の永野さんの奥さまですって。「十六桜」の朗読は、桜色のお召し物が良くお似合いの河合盛恵さん。表情豊かでさすが新派の女優さん。穴澤さんが作曲した「十六桜」の演奏とのコラボ。演奏だけでも、朗読だけでも十分ステキなのに、合わさった時の感動は言葉にできない♪河合さん、実は!(^o^)さきほど、歌舞伎座でカッコイイ鳶の姿を観てきたばかりの松也君の母上。私の脳内で時間差共演(^o^)「お母様、おキレイねー」と一緒に来た友達も大喜びのサプライズゲスト。最後、出演者のご挨拶の時に、朗読のこと、松也君のこと、楽しく話してくださいました。トークもお上手ですっかり松也ママのファンです。「あさくさ劇亭」さんのお陰で感動したり、笑ったり、シンミリしたり中身の濃~い時間が過ごせました。アンコール曲、穴澤さんお得意とうかがっていた「リベルタンゴ」が、かかるかなーとドキドキしていましたが夜の部のアンコール曲は穴澤さんのオリジナル曲。ホントは「リベルタンゴ」じゃなくて、がっかりしたけれど、その曲もとっても良かったので、帰りにその曲がはいったCDを買いました♪♪穴澤さんは一人一人、CDのジャケットに丁寧にサインしてくださいました。穴澤雄介 大空遥か「18歳までは普通に見えていたんですよ」という彼の今までのことを書いた本を、同行した友達が買いました。(15日がお給料日の彼女。誘った時はお給料日前だから行かない!と言ってたのにチャリティーだからって来てくれて、本も買ってくれてイイ人だ!)全盲とは知らず、演奏を聴いていた彼女。穴澤さんのトークを聞いて、初めて知って驚いていた彼女は、穴澤さんへの敬意もあって本を選んだようです。CDや書籍の代金の一部も義援金に充てられます。今日のコンサートの入場料は無料。募金箱には、お金に姿を変えた感動や感謝や思いやりがたくさん入ってると思います。【送料無料】見えなくなったら、希望が見えた今日のコンサートは、チャリティーだからと無料で会場を提供してくれた あさくさ劇亭さん目印の宮本卯之助商店太鼓館のところで曲がろうとしたら夜はシャッターが下りていて、こんなカンジ。今日の関係者の皆さま、私達の想いを九州に届けてくださってどうもありがとうございました。
May 11, 2016
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五月は歌舞伎座へ行けないかなーとあきらめていたけど菊之助さんの坊やのお目見えをニュースで観たらあどけない二歳を観たいなーって\(^o^)/行けるのは、予めお休み取ってた今日しかない。それで、夜の部の「勢獅子」この中で、和史君のご披露があるので、そこだけ観て次の用事に。幕見の列に久しぶりに並びました。販売開始時間の1時間ちょっと前に着いて2番目に並びました。お一人が既に床几(ベンチ)に座って待っていらして。係の方にお聞きしたら、平日はさほど混んでいないのでそれほど気合を入れて並ばなくても観られますって。以前は、2つくらいしか床几が並んでませんでした。観る前から疲れたくないので(^o^)座って待ちたいので、最初の8人くらいに入るべく早ーくから並んで大変でしたが、今は、人が増えると、ドンドン床几を増やしてくれます。20人は座れるんじゃないかな。もっとかな。そう言えば、一人用の小さな椅子持参の方を、最近は見かけなくなりましたね〜。写真は床几に座ったままで撮りました。幕見で並んでいる人から見える角度、見える世界(^^)/赤と白のお二人は、列が折り返して、ちょうど私の前に座った人達。大勢並んでいたので、販売時間が5分前倒しで開始されました。前から順に幕見専用窓口へ向かってチケットを買います。席を立って、窓口までは係りの方が誘導してくれますので初めて幕見を観るために並んだ方でも、なんにも心配いりません。後は、入場整理があるので早めに集合するまで、ご自由に。外国からのお客様も大勢詰めかけ、最終的には立ち見もたくさん。一、勢獅子音羽花籠(きおいじしおとわのはなかご)初お目見得を祝う華やかな舞踊 江戸庶民の憧憬の的である鳶頭や芸者たちが勢揃いし、祭りの華やかな雰囲気の中で変化に富んだ舞踊が繰り広げられます。尾上菊之助の長男、寺嶋和史が初お目見得し、豪華な顔ぶれが揃う賑やかな一幕です。さて、松也君の鳶頭、種之助君の芸者などが並んだ華やかな舞台に音羽屋の御曹司が花道から登場。今日もご挨拶はイヤイヤ。ご挨拶はしません。でも、泣いても、笑っても、頑是ない坊やは可愛いいし、抱っこするパパ、取り囲む 人間国宝のおじい様達の姿がほほえましくて、お福分け いただきました。眼福、眼福。最後、客席のどなたが (^.^)/~~~ をしたようでそれを見た和史君。「あ、ボク それは得意です」とばかりサッと手をあげ、張り切ってバイバイ見せてくれました。あまりの可愛らしさにきっと、あちこちのお客様もバイバイしたんじゃないかな。それに応えるように、和史君がまたバイバイして。4階の幕見席からは、そこまでは詳しく見えないんだけど音羽屋の坊ちゃんは、定式幕が閉まるまで ずーっとずっとバイバイをし続けてくれました。あの日、神田明神で祝福した一人としては(*^-^*)見届けられて良かったです。初お目見え、おめでとうございます。
May 10, 2016
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9.女がひとり「御宿かわせみ」三昧の日々です。昼間は仕事に行き、諸々終わった後、夜は寝るまで「かわせみ」仲居さんになりたーい。お吉さん達と働きたい気分になっております。「サインはV!」で大好きだった范文雀さん。あの時は寡黙でワイルドだったのが魅力だったのですが、ここでの文雀さんは色っぽいお姉さん。色男の松橋登さん、誠実な新井康弘さんの間で揺れ動くのですが浮気とか二股でなく、両方を真剣に想っているというか両方捨てられない女の人を好演していました。彼女について、意見を交わすかわせみの人達が興味深いです。それぞれの発言から価値観や生き方が鮮やかに表現されていてほんとに面白い。自分が二人の男を同時に愛することは決してないけれどそういう生き方しかできなかった彼女の気持ちに寄り添うるいさんがステキです。10.女主人殺人事件堀内正美さんもお久しぶりで懐かしく拝見。女主人を色仕掛けでって、なんて嫌な奴!なんだけれど、そのお陰でカッコイイ るいさんが観られます。真野響子さんが昔から大好きなんですが、怒る真野さんは笑う真野さん。たくさん観られて満足。11.山茶花は見た岡本舞さんもなつかし。無名塾の女優さんとして活躍していた。るいの誕生日は、この花の咲くころだから、と山茶花の咲く時期を覚えた東吾。同じ花を悲しくみじめな思いで見ていたのが岡本さん演じる娘。簡単にかどわかす男が多すぎ。江戸には女性の数が少なかったのも原因なんだろうか。いや、何が原因でも、だめでしょ、それは。12.師走の客類まれな美女で三林京子さんがヒロイン。山の中で野点に東吾さんと畝さんを誘うところが歌舞伎の「紅葉狩り」(能がもとですが)を思い出しました。シリーズのあちこちにそういう趣向がはいっていますよね、ソコも楽し。美人の噂をする時、「年は30歳過ぎ」と言ったら「いやだ、年増じゃありませんか」と言ってました。昔の30歳は年増なのねぇ、シミジミ。「千駄ヶ谷から江戸に」って言ってました。電車であたりまえに通っている千駄ヶ谷と日比谷とか大手町だけど歩いて移動の時代だから、千駄ヶ谷も郊外になっちゃうんだと実感。同様に「代々木野」と「代々木」に「野」がついているのも、そうですよね。神宮内苑は,もとは彦根藩主井伊氏の屋敷地で、邸内に江戸随一の古木で、〈代々木〉と呼ばれたモミの老大木があったことが地名の由来といわれる。このあたりは代々木野と呼ばれた鷹場であったちなみにこの木は第二次世界大戦の時に焼失してしまったそう。12 1980年12月24日 師走の客 三林京子、浜田寅彦、仲谷昇、新村礼子、滝奈保栄、山路和弘
May 9, 2016
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自主公演の「カルメン」が完売で、すみださくら歌劇団のオペラが観られなかったお客様に耳よりなお知らせ。団員の横倉さんとピアノの比留間先生の出演情報です。「大ホールにひびけ!わたしたちの歌声」2016年5月21日(土) 18:30 会場19:00 開演 杉並公会堂 大ホール入場料1000円(全席自由)銀色の瞬間 090-3907-8209design by sa-ku-ra*ソプラノの横倉さんに会えます💛 オペラの楽曲をマイクを使わずに歌うコンサートです。「すいれんの会 サマーコンサート」2016年7月25日(月) 18:30開演18:00開場東京文化会館小ホール(上野)入場料1000円(全席自由)すいれんの会&ヴォーチェ・アミーチ090-4053-0536design by sa-ku-ra*ピアノの比留間先生が伴奏です💛 オペラが好きな人も、これから聴いてみたい方もどうぞ(^^)/詳しくはこちら8月にはすみださくらがゲスト出演する墨田区の音楽祭もあります。詳細がわかり次第、お知らせします
May 8, 2016
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ファンケル銀座の空中庭園。6日から始まったばかり。会期の終わる頃よりバラのコンディションがいいはず!とお仕事帰りに寄りました。ファンケルの入り口には黄色いバラ。そして10階のエレベータの扉が開くとそこにも 一面黄色いバラ確かに他の色もあるにはあるのですが今回のローズガーデンはシアワセの国ブータンとのコラボなので圧倒的に黄バラが多いです。春のローズガーデンファンケル 銀座スクエア10F ロイヤルルーム5/6(金)~13(金)11:30~18:30※最終日は16:30までdesign by sa-ku-ra*
May 7, 2016
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モデルでイラストレーターの瓜谷茜さんが阿部知代さんの番組「ホウドウキョク」に出演し、どうして歌舞伎の絵を描くようになったか、どんな風に描いているか、そして、デジタル絵巻のこと等お話してます。説明よりも まずは番組をご覧じろ(^^)/アーカイブがご覧いただけます
May 6, 2016
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一度行ってみたかった、こども歌舞伎。中央区の「鉄砲洲稲荷神社」において毎年2月の奉納歌舞伎を契機に、より多くのこども達に体験してもらうことを目的としている以前から中央区に住む人から噂は聞いていて興味はあったものの、観たことがなかったの。お誘いがあって、ついに実現しました。神社が改修中なので、聖路加にほど近い明石小学校で行われました。晴天の5月5日。出演する小学生の保護者をはじめ、たくさんのお客様が体育館に集まって、いよいよ はじまり、はじまり。演奏するのも子ども達。初めて観る「こども歌舞伎」クオリティの高さにビックリ。低学年の子の健気な可愛らしさもそうですが、高学年は大人顔負け。口上の女の子も三番叟も五人男も、それぞれ素敵、新富座連中として地元の大人の方もお囃子や鳴り物でこの歌舞伎を支えてくれていて、いいですね、こども歌舞伎。終演後、お客様の送り出しに並んだ役者さん達は熊本の被災地へ送る義援金の募金にも活躍。舞台では真剣だったのが、ようやく小学生に戻り元気いっぱい、子どもらしい笑顔を見せてくれました。舞踊はそもそも苦手ですが、この子達には惹きつけられました。「吉野山」をこんなに真剣に観たのは初めてかも。忠信も静も長丁場をりっぱに務め、藤太はユーモア、タップリに「チャリ場」を盛り上げてくれました。同じ役でも、違う役でもいいから、また観たいな。お疲れ様でした。新富座こども歌舞伎の皆さん。
May 5, 2016
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先日の「すみださくら歌劇団」の「カルメン」指揮の大浦先生と連弾で魅せてくれた序曲のほかは最後までたった一人で演奏した比留間先生。ソリストは自分の歌う歌に全てを懸けて臨むでしょ、その全員を相手にするのはどれだけ大変なんだろうと思いながら見てました。その比留間先生が出演と聞いて、5月4日は、すみだトリフォニーホールへ。その日は仕事があったので、最初から最後まで聴くことはできなかったけれど、ちょうどコンサートのことで問い合わせをした時お世話になった関口真理さんの歌が聴けました。lucky!小ホールは満席でした。「VOCE AMICI」は男性三人、女性三人で幅広いレパートリーの歌を歌ってくれるのできっと音楽好きの方、毎年楽しみなんでしょうね。関口さんは、私の大好きな曲を歌ってくれました。リーヴァイ作曲、ミュージカル「モーツァルト!」星から降る金ちょっと甘くて可愛らしい声の関口さんの声で聴く「星から降る金」良かった\(^o^)/そしてサルトーリ作曲 「Time To Say Goodbye(2重唱)」関口さんの隣で歌った男性の声を聴いて おお 会場と私ざわめく。なんて深くて素晴らしい声なんでしょう。関口さんの声と相性もピッタリで、聴き慣れた曲なのに感動。手元のパンフで確認したら、テノールの前迫實さんという方。第一部の終わりに、出演者と会場で「メリー・ウィドウ・ワルツ」を歌いましょうということに。ポピュラーで歌いやすい曲なんでしょうね。いつもなら観客参加型は大喜びなのだけど、オペラは知らないのよ。でも、私が歌わないと、お隣の男性、歌いづらいだろうな。お一人でいらしているのは、よっぽどお好きなんでしょうに。一番の歌詞を読みながら真剣に聴いて、しっかり覚えて歌おう。嬉しいことに、ゆっくり長めに繰り返してくれたのでなんとか後半は歌えて、ホッ(^^;)一緒に歌うのって、やっぱりイイね。第二部が始まって最初の2曲は「こうもり」から。すみださくらのお陰で、私も良く知っている曲。比留間先生も思い出しながら、弾いているかな。ここまで、私が聴けた6曲全部が比留間先生伴奏。こういう時の私の運の強いこと。そして、数日前に「聴きたい」と話題にしていた「リベルタンゴ」をもう一人のピアニストの方(お名前は片岡悦子さん)と連弾してくれたので更に運の強さを実感しちゃいました!ブラボー!バンドネオンのこの曲が大好きですが、二人が奏でるピアノの作り出す世界はまた新たな魅力があって、面白かった。頭の中でタンゴがまだ鳴ってます。オペラの曲のほかにも美輪さんの「ヨイトマケの唄」、チャップリンの映画「ライムライト」から「エターナリー」加藤健一さんと畠中洋さんの二人芝居「詩人の恋」にずっと流れていた「美しい五月に」等など、興味のある曲がたくさんあったので、去りがたかったなー。来年はぜひ、最初から最後まで聴きたい「VOCE AMICI」でした。
May 4, 2016
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いつもありえない失敗が多くてまいっちゃう。5月は団菊祭の歌舞伎座。菊之助さんの坊やのお目見えのニュースで賑わっている。それで思い出したのが、ずっと前の歌舞伎座。夜の部、幕見で観ていた時のこと。隣に外人男性が座り、「これはオペラか?」と聞いてるみたい。英語を使わない生活になってから久しくて、当惑。BUT!せっかく日本の文化、伝統を学ぶべく訪れたお客さんに歌舞伎の素晴らしさを理解せずに帰したら 日本人の名折れ!四苦八苦しつつ、しばし通訳を。筋書の写真を見せて「これが静(御前)」「彼は実際は狐」とカタコト英語で説明。「えー。実はって、in factだっけ? fox、fox」歓んでくれるのはいいけど、声とアクションがデカっ!幸い、すぐに幕が開いたのでおしゃべりはオシマイだ!「そうだ!発音も怪しいことだし、筆談ならいいかも」ってことで、「She is lost.」とかメモに書いて渡した。頼朝から追われて、逃げる中、はぐれた、なんて説明不能!で、作者様、「迷子」とだけ訳した私をお許しください。方向音痴は英語で言えるのよ。学生のころ、自己紹介で覚えたからno sense of direction. でも、静は方向音痴じゃないので使えないね(⌒▽⌒)オペラグラスを貸してあげたら、いたくご満悦。で、筆談しつつ、しゃべるもんだから数列前の女性から3回もにらまれた。(◎_◎;)(ゴメンナサイ。 なんと、私が観劇マナー違反の加害者になるなんて…)件(くだん)の彼は、私の悲しみも知らず歌舞伎見物に夢中。質問が矢のように飛んでくる。親切な異国の女性って思ってくれたんだろうな。帰り際に手渡してくれた自分の連絡先を書いたメモにはハートに矢がささっていて、たいそう情熱的。 「beautiful!」と何度も連呼。「吉野山」一幕観たあと、握手を求め、英語じゃない言語でまくしたて、彼は去った。お、アメリカ人じゃなかったんだ。おー。疲れた!このの絵。私なんていい歳したおっかさんなのにね~。でも、日本人は若く見えるって言うからね。20歳の頃、アメリカから来た中学生を東京案内した時に告白されたことあったっけね。んん!待てよ。 「beautiful!」しか、よくわからなかったけれどこの、菊之助さんのことを言ってたのかもよ。つーか、静御前の菊之助さんだと思うほうが妥当でしょやーねー(≧◇≦)最近、歌舞伎座のそばで道を尋ねられることが多くなったから英語の道案内、オサライしておいたほうがいいかも♪
May 3, 2016
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明治座の「御宿かわせみ」を観る前に予習♪NHKで最初に放送された小野寺昭さんと真野響子さん版です。その2巻目。5.江戸の子守唄かわせみに置き去りにされた女の子を可愛がる るいさんと兄の後を継ぐことを期待されている東吾さんは、兄嫁の実の妹の七重さんとの縁組を勧められて弱っている。るいさんも七重さんも東吾さんを想う気持ちは一緒。引くことができるるいさんと好きな気持ちが空回りする七重さん端で見ていると健気だけれど、東吾さんには生意気に映る。自分への気持ちはないと悟りながらもひたむきな七重さんがいじらしい長谷直美さんが演じている七重さん。可愛くてサッパリした感じのキャラで人気だったので上手な女優さんではないけれど、その分一所懸命な誠実さが伝わってくるような気がする。「ねんねんころりよ、おころりよ。坊やは良い子だ、ねんねしな」この子守唄のタイトルが「江戸の子守唄」だって意外と知られてない気がする。6.夕涼み殺人事件仲の良い姉妹。何も悪いことはしていないのに、痛ましい。語るのもつらい話だけど、犯人を憎み、しっかり懲らしめ残された妹が幸せになるようにと力を尽くす 畝さんとかわせみの人達に救われる思い。7.七夕の客牟田悌三さんのお顔を久しぶりに拝見してウレシ。「幕末太陽伝」で売り出し中の芸者さんだった南田洋子さんはここでは、落ち着いた奥様。江戸時代の人は、自分に厳しい。そのせいか、生き方も美しい。楽な方に流れない。この美意識は廃れてしまうには惜しいな。8.秋の蛍ハナ肇さんと坂上味和さんが親子ですが、実は訳あり。昔の罪の為に離れ離れになるところを、畝さんとかわせみの人達が粋な計らいで救ってくれる。坂上味和さんは確か婦人警官募集のポスターが可愛らしいと人気が出た清純派の女優さんだったと思うのですがなつかしの男優さんの渋い演技、若かりし頃のウットリするような美しさの女優さん、当時、注目された時代の顔のようなゲストを観られるのがこのシリーズの醍醐味。
May 2, 2016
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