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外科室の手術台に横たわっているだけでこんなにも美しいと思わせる女優さんはほかにはいない。原作は1895年(明治28年)『文芸倶楽部』に掲載された泉鏡花の短編小説。坂東玉三郎の映画初監督作品で、高貴な夫人と青年外科医の秘めたる恋を描いたロマンス。小石川植物園、満開のつつじが綺麗な春の日の散策。ストーリーテラーの中井貴一さんは、青年外科医の親友役。玉三郎さんのお眼鏡にかなった美形は加藤雅也さん。画家志望で、あの日の出来事を、庭師なのかな、庭園にいる老人に語る、という設定。本筋から逸れるが、庭師のお役は、伊井義太朗さんとおっしゃるこの方。庭園に白蛇が出て、庭園で遊んでいた子ども達が騒いだ。その時に、「殺生をしなかったか?」と尋ねる調子の穏やかながらも毅然とした様子も、そうだけど一人だけ蛇の姿を見られなかった少年にかける言葉がとても素敵だった。すれ違った瞬間、始まり、熱い視線を絡ませるけれど園を出たとたんに終わりのはずの短い恋だったはず再び出会ったのは外科室。彼女が患者となったことで再会する二人。妖しく美しい、鏡花の世界は玉三郎さんの舞台で何度か観たけれど、映画で観るのは初めて。小説自体は淡々としていた。そこを玉三郎さんの美意識が膨らませ映画としている。上流階級も 明治という時代も 顔を見ただけで恋することもどれ一つ実感がわかないのは確か。では、あるが(^-^;すれ違う人が皆、振り返る美人。世のサユリストの男性の気持ちがわかる耽美主義というのかな。玉三郎さんの審美眼というフィルターを通した美しいものを見られるのは眼福に他ならない。小百合さんの表情も、毬谷さんの柔らかい言葉も、建物も、調度も、丈の長いナース服も病院に集まる上品な人達なにもかもだ。50分。集中するのにちょうど良い時間。回想シーンの庭園の風景など、それはそれで夢のように美しいのだけれど秘密があるから、麻酔は出来ない。麻酔をすると、うわごとを言うと聞いたから。一番強く心に残るのは、冒頭の短い外科室のシーンふだんは従順な奥様だったろうに、夫の言葉さえも、静かだけど低い声で頑なに拒む。冷たい外科室、冷たい声今まで観たことのある快活で優しい小百合さんではない暗い声。深い声。小説の中の「夫人」がそこに居た。後で小百合さんのインタビューを聞いたら低い声は、玉三郎さんのアドバイスによるものだって。さすが!友情出演というべきか、勘九郎時代の勘三郎さんが検校の役でお琴の演奏を聴かせてくれる。弾き語りなんだけれど、歌は玉三郎さんが吹き替え。その演奏がそのまま、小百合さん達のいる庭のシーンのBGMになったり、音楽の使い方も良かった。孝夫さんの仁左衛門さんは、小百合さんの乗る馬車の御者。これには小百合さんも恐縮したそうです。玉三郎さんはタブン、病院に駆けつけた、やんごとなきお方の一人だったような。今から24年前なので、皆さまお若い。貴一さんは、今とあんまり変わらない気がする(*^▽^*)(2016年2月29日 TSUTAYA DISCAS)
February 29, 2016
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「幕末太陽傳」大抜擢なんですって。フランキー堺さんが主役ってのは。しかも、既に大スターだった石原裕次郎さんや小林旭さんを脇に回して。相当、会社と軋轢があったようだけれど。ところが、今、観ると、これ以上ない配役。幕末太陽傳 デジタル修復版 フランキー堺先日BSで放送されたのを録画した舞台の「幕末太陽伝」斬新な演出だったのと、落語をよく知らないので、イマイチ、わかりづらかった。青木崇高、田畑智子、と好きな役者さんだったのにも関わらず。中途半端じゃイヤだ!で、もとになった映画を観よう!と思い立ったのだ。着流しのカッコイイ高杉晋作、三味線を爪弾く姿は色っぽく。どう考えてもこっちが裕ちゃんの役でしょ。「太陽にほえろ」以降の裕さんしか知らぬ世代ゆえ、スッとスマートな美男ぶりは、まーウレシ(*^▽^*)♪♪三千世界の 鴉を殺し ぬしと添い寝が してみたい♪有名なこの都都逸は、高杉晋作が作ったという説があり、この映画の中では、晋作説採用(^^)/「居残り佐平治」をベースに複数の落語をうまく組み合わせてあって元の落語を知らなくても、十分楽しめる。「元結」等、良く知っている落語だと、なおタノシ!「送りませんよ。送るとかえって未練が残るから」とかなんとか、もっともらしいけれど、わけのわからない言い訳。売れっ子女郎、こはるの南田洋子さん当時24歳くらいかな。この頃から、大人っぽくてとっても達者。しおらしい顔をしたのもつかの間、見送る時間も惜しんで、次のお客のところへと走り回る。「居残り佐平次」 という落語は、片手で足りる程度の私の落語経験の中の貴重なひとつ。ききみみや:志ん輔さんの「居残り佐平次」さんざ、遊んだのにお代が払えず、帰れないから居残った佐平治。最初はやっかいものだったけれど、機転が利くわ、面白いわ、、労を惜しまずよく働くわ、でいつしかお店の人気者。重宝されるようになるのが可笑しい。「品川心中」も面白い落語。お染:左幸子さんに騙された貸本屋:小沢昭一さんが傑作。あっちにも、こっちにも「あなただけ」と誓った文をばらまいていたことがバレ、詰め寄られたピンチも、「女郎はだますのが商売」と開き直る売れっ子 こはる。ここらあたりは「三枚起請」から。「起請文」は「心中天網島」の小春と治兵衛も交わしてました。藤竜也さんの奥さんとして名前だけ知っていた芦川いづみさんがお久。ばくち好きの大工の長兵衛さんがお父さんとなれば、これは「文七元結」芦川さんは、お久はこうでなくちゃ、という、そのもの!のお久。(お久は歌舞伎の中村芝のぶさんのお久が一番好きです。 私の中では、お久はそのイメージです)そして、こはる目当てのしつこい客をあきらめさせるため、こはるは死んだと嘘をついたところ、お参りしたいから、お墓の場所へ案内せよと強いられ、他人のお墓を適当に指さして撒こうとするシーンが「お見立て」舞台では、確かお墓参りに来たのは、おばあさんだったような。最後に問い詰められて、答に屈した佐平次。「どうぞお好きなものをお見立て願います」。遊女を品定めさせる時、通行人を呼び止めるための口上が「よろしいのをお見立て願います」それを知っていると「お見立て願います」の可笑しさがよりいっそう、わかります。詳しいサイトがありました。勉強になります。落語「居残り佐平次」「品川心中」の舞台を歩くそういえば、「大江戸りびんぐでっど」では勘九郎(当時勘太郎)さんが居残ってましたね。クドカン、落語も詳しいのかしら。そしてデジタルリマスター修復し、公開した当時に出来たこんなサイトもありました。映画『幕末太陽傳』デジタル修復版 公式サイト - 日活「幕末太陽傳(太陽は当時流行していた太陽族から)」1957年の映画なのに、いや、なのだからか、かな。脚本も役者も揃ったうえに、佐平次や高杉が居残る相模屋の見事なセット。映画史に残る傑作というのもうなづける。川島雄三監督。こんなに傑作を観せてくれたのに45歳という若さで急死。「寛政太陽傳」フランキー堺さんを主演とした写楽の映画の資料を枕元に残し。(翌年、公開予定だったようです)監督になる前に既にALSを発症とのこと。あのアイス・バケツ・チャレンジで話題になった難病だ。それでも、助監督時代は走り回っていたそうなので監督時代、オシャレだったのも、豪儀だったのも、病気に抗おうとした気概なのかもしれない。そして駆け抜けて行ってしまった。(2016年2月22日 TSUTAYA DISCAS)
February 27, 2016
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吉右衛門さんの「心中天網島」が素晴らしかったので二匹目のドジョウを探そうと「歌舞伎の映画、ないかなー」と検索していたらひばり十八番 弁天小僧 あら!美空ひばりさんの「弁天小僧」歌舞伎の逆で、ひばりさんが男役。楽しそう\(^o^)/ って気軽な気持ちで。観たら、ひばりさんの弁天。最高!こんなに自然な男役、観たことない。男装じゃないの、男性役なの。小柄なのに、堂々としているのは演技なのか、大スターだからなのかどっちか、わからないけれどなにしろ、気風が良くて、カッコイイ!ほんとの男優さんより、男前。里見浩太郎さんが若すぎて、誰だかわからず(^^;)義賊の白浪五人男がアクドイ商人から大金をせしめ、町の人々に施す、スカッ!とする申し分ない筋立て。ドーデモイイ ツッコミちょいとひっかかるのが、屋根の上なら いざ知らず目の前にいる人たちに、小判を撒くのはどうでしょう。お金を投げるのも、なんだし、拾いやすい人ばかり占領したり、しませんか?ま、ビジュアル的には撒く、歓声があがって、人々が群がる、ってほうが、盛り上がるからだろうな。二枚拾った人が、一枚も拾えなかった人にカメラに映らないところで、分けてあげるってことで良しとしよう(^-^;(2016年2月22日 TSUTAYA DISCAS)
February 26, 2016
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ここは幕見席へ向かう4階のエレベータ。歌舞伎座の入り口に向かって、左側の入り口にあります。この写真は帰りに撮ったので、こんな風に案内板が撤収されていますがこれらと職員さん達が大活躍して、当日券を買いたいお客様を誘導してくれます。歌舞伎は昼の部も夜の部も、たいてい3幕ずつありますが当日券は、一幕単位で買える(観られる)のがお財布に優しく、時間的にもありがたい。(なので、(一)幕見と呼ばれています)「あ、コレ有名だから、ちょっと観てみたい!」なんて気軽に、歌舞伎デビューだって出来ちゃいます。映画を観るような服装で、気軽にひょいとのぞけるから、思い立ったらすぐ行けます。言葉のわからない外国のお客さまだって観るくらいだもの、それからすれば、ね、そんなに、心配しなくても大丈夫(^^)/舞台からは、ちょっと遠い。ってか、だいぶ遠いでしょ。正面の入り口から入場する3階席までのお客様。その更に上の4階に2列約90席のお席があるんです。予約は出来ず、定められた発売開始時間の前に当人が並んで購入するシステムです。遠いからオペラグラスは必携だけど、全体が観られるので、ストーリーを追う分には問題なし。歌舞伎座内のお土産売り場は利用できませんが、このポスターの貼っているある地下(駅に直結)の木挽町広場の売店だったり、このプリンの売っている歌舞伎座タワーの5階のカフェや、お土産屋さんでのお買い物はOKです。良いお席で優雅に鑑賞、幕見席で気楽に見物。都合に合わせて、自由に使い分けられて便利です。今月は名女形の名跡「中村雀右衛門」の襲名記念の豪華な演目もあり観応え、十分ですので、おススメですよ(*^▽^*)上演時間、発売時間はこちらでご確認ください
February 25, 2016
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先週、「菊之助が最高にイイ!」と歌舞伎に詳しい方からうかがって「行きたい!」矢も楯もたまらず、仕事が早く終わった日に東銀座へすっ飛んで行ったのだ。どこで何がかかっているかも知らなかった二月。歌舞伎座夜の籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)千穐楽まで残りわずか、この機を逃してなるものか!幕見の窓口にたどり着いた時、すでに販売開始してたけど72番。二列目でいいので、問題ない数字。幕見は前列より後列の方がオススメ!前のめりしないと、普通の女性は観にくいから。そして、私の希望は、花道の延長線上の席。何度も観ている「籠釣瓶」八ッ橋が振り向く時の表情が観たい!そこ!後は、これまた、好きな九重さんや初菊が観たいから下手(しもて)!八ッ橋の妹分の九重さん。歌舞伎を観始めた頃、芝雀さんのあったかーい感じの九重さんに惚れました。今回は梅枝君なので期待しちゃう。真っ暗な舞台からまばゆい光に満ちた花の吉原、の演出がいかにも歌舞伎。花魁道中の華やかさ。八ッ橋の名前の入った提灯(藤市(七五)提灯というのだそう)を持って先導しているのは音之助さん♫ 音羽屋さんに詳しくない私だけど伝統歌舞伎保存会の時の公演以来、覚えた音之助さん。その後、いろんなお役で活躍されている様子を観るのが楽しみなのす。菊之助さんの嫣然一笑、拝めて大満足!菊之助さんは柔らかくて華やかで夢のように美しい。次郎左衛門さんでなくとも、見とれちゃう。この出会いのシーンがこの演目の一番の見せ場とばかり、このすれ違うと、まもなく幕。吉右衛門さんの佐野次郎左衛門と一緒になって口をアングリ、呼吸も忘れ、八ッ橋に見入っていた客席もここで、我に返り、座り直すカンジ。九重さんと並んだ新悟ちゃんの七越さん。スラッとした二人が並ぶといかにも平成の女形さんって感じ。並びの美しさは、思わぬ効果がある気がする。劇団四季のCATSが大好きなのだけど私が観ている頃に、マンカストラップが野中さんでタガーが荒川さんの時が好きだった。歌とか演技とか、もちろん他の人もステキなんだけどネコさん達がトライアングルを作って並ぶ時、舞台の一番前は、黒猫のミストフェリーズ。最後列の左端と右端にマンカストラップとタガーが立つと背の高さが揃っているからキレイな三角が出来る。もちろん、その見栄えの為の配役ではないでしょうから偶然の産物ではあるけれど。その二人の時が、ビジュアル的にも歌もダンスも私の中でピタッ!ときてperfect!だったように。と、寄り道過ぎ。(^-^;梅枝君の九重は、優しさにじみ出る芝雀さんとは別のアプローチ。けれど、抑え目ながらも光る演技。吉右衛門さんはもちろん、治六の又五郎さんは言うことなしだし。改めて、この話はスキだと思った。「お咲は誰かしら」と思ったら京蔵さん。こういうお役の時の京蔵さんが特に好きなんですが小山三さんの持ち役の「お咲」だったので出番の度に胸がチクッとして涙がにじむ。小山三さんの当たり役が出てくるたびにきっとこんな風に思い出すことになるんだろうな。中村屋の籠釣瓶の時、勘九郎君の治六をそっと思いやる初菊の鶴松君がいじらしくて印象に残った。今日の初菊は米吉君。タブン衣装も違うんだろうけれど鶴松君の初菊と同じ役とは思えない。治六と年齢差があるせいか、若い恋人のいじらしさという感じはなくてそのかわり、なんと表現したらいいんだろうか。特に何か言ったり、したりするわけじゃないんだけどその佇まいが強い存在感を放っていてうしろ向きに座っている時でさえも!気になる。寂しいこともあるけれど、来月は、オメデタイ雀右衛門さん襲名。古典を大切に継承する一方で新作歌舞伎のヒットも、若手の台頭もあり、と歌舞伎の未来は明るいな、観たいな!と感じた二月大歌舞伎
February 24, 2016
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ただいま、隅田公園改修工事中の為、そばまで行けません。今は、梅のキレイな隅田公園。隅田公園は、毎年お花見の季節に訪れる大勢のお客様のためこの季節は、立ち入り禁止になるところもあります。桜まつりの行われる3月20日頃までには、終わると思います。(※この写真は、2015年の時の公園入口)私もようやく念願かなって、平成中村座の跡地、山谷掘公園の勘三郎さんに会いに来られたので感動の涙、のはずが、無念の涙となってしまいまいた。桜の季節にまた、18代目に会いに来たいと思います。(※鼠小僧の像は、浅草公会堂の前にあるので、そちらはご覧になれます)
February 23, 2016
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田原町で待ち合わせをしたのでわかりやすいように降りてすぐの焼きそば屋さんにはいりました。田原町名物は焼きそばと、前の晩に調べたの。メトロから上がってすぐ!これなら、私もOKだし、後から来る友達にもわかりやすい。湯のみに入ったお茶を出してくれたりお店にはストーブが置いてあったり懐かしさタップリのお店焼きそばとお稲荷さん、と頼む人多いみたい。(このお稲荷さん、私が食べたのが最後の一個。 彼女が頼んだ時には、完売!の売れっ子さんです)甘いソースでベチャベチャした感じでなく、鉄板で丁寧にオジさんが焼いてくれるのが美味しい。お給仕してくれるお母さんは、気さくで長年の常連さんとも、もちろん仲良しだけど私達のような一見さんにも、話しかけてくれて帰りには、近所のシフォンケーキが人気のお店も教えてくれたの近所の仲良しのお家に遊びに来たみたいにくつろいちゃいました。また来てね!って。はい、もちろん\(^o^)/田原町に来たのは、「演芸女子会」を観る為。「ぬけさく芸」の金子ざんさんを観に来たことがある「あさくさ劇亭」さんに行くから。篠笛、落語、腹話術、物真似、朗読、講談。これを6人の芸人さんが見せてくれるという贅沢な催しです。いっぺんに観られるのも魅力的でしょ(^_-)-☆どんなだったかは、こちらでどうぞ 演芸女子会
February 22, 2016
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2月21日、日曜日6人の女芸人さんによる多才で多彩 な「演芸女子会」浅草 劇亭 posted by (C)kikimimiya男性と比べても遜色ないうえ、女の人ならではの良さが加わってどの芸も、見事でした。同性として、嬉しく誇らしく、こんな気持ちになるのは想定外でした。ワクワク、テンション↗↗↗です。「劇亭」さんというハコの魅力もあいまって客席も和やかな雰囲気に包まれていました。母さんに連れられた16歳の男の子、演芸デビューの彼も楽しかったと喜んでいました。2回目、3回目も観たくなる!ただ、この顔合わせでの共演はスケジュール調整が相当大変そうなので今日、観られた皆さんはラッキーでしたね。2月21日(日)会場:浅草「劇亭」開演:1時30分(開場1時) 木戸銭:1500円異次元ギャグ ジュリコさまだジュリコさまだ posted by (C)kikimimiya朗読と大正琴 青山杉子青山杉子 posted by (C)kikimimiya語りと篠笛 鈴木好子鈴木好子 posted by (C)kikimimiya腹話術 あいマイあいマイ posted by (C)kikimimiya講談 中田陽子中田陽子 posted by (C)kikimimiya落語 笹の家小夏笹の家小夏 posted by (C)kikimimiya前の日までの雨や、暗いニュースを吹き飛ばすような楽しい一日をプレゼントしてくださった6人の芸人さんと劇亭さんどうもありがとうございました。
February 21, 2016
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美味しいもの巡りをした2月19日の日の〆は「Cafe Ange」に決定!亀戸天神に「梅まつり」に行き、枝垂れ梅のを愛でた後、船橋屋でくずもちをお土産に買い(友達のリクエストね)その並びの中華屋さんで評判の「菜苑」でランチ。(こちらも友達のリクエストね)「純レバ丼」と餃子を食べて(ネギがたーーーぷりトッピング。 ピリッと辛くて美味しい!お店に来る人、9割がコレ!)それから、今戸神社へ(私のリクエスト)河津桜を観に行った。浅草では「千葉屋」で大学芋を買って、「テラサワ」で生コロネも買いました。(私のリクエスト)ホントは、葛西臨海水族園に二人が好きなエトピリカを観に行くつもりだったけれどお天気予報で暖かい一日と報じられていたのでそれなら、梅や桜を観に行こう、ついでに、美味しいものもねって、「花も団子も」ツアーと相成りました。そして、夕方念願の「天使のパンケーキ」が食べたい!と「Cafe Ange」へGO!「季節のパンケーキ」はティラミス。ティラミス苦手なこともあり、ランチとバータイムの間にしか食べられない「天使のパンケーキ」そうそう。注文してから30分待つしね。なかなか食べられなかったから絶好の機会だものね。「楽しそうにお話していらしたので、声をかけそびれましたが」今日はバータイムがないので、ティータイムで閉店ですって。あら、ま!キッチンには、息子さんもいらしたし、今日は新メニューを検討したりする日かしら?サーターアンダギーをお土産に帰る時、「季節のパンケーキ(今月のパンケーキ)と迷ったけれど いっぺん食べてみたくて、天使にしました」と言ったら「定番にしてほしい」と言われくらい美味しいんだって。私がティラミスは苦手と言ったら、それを覆しちゃうかもとニコニコしながら自信タップリな店長さん。今月中にもう一回来なくちゃならないかなー。(*^▽^*)
February 20, 2016
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河津に行かなくても、東京でも河津桜を見たい人~隅田公園の近く、縁結びの「今戸神社」が今、見ごろです。縁結びの神社 posted by (C)kikimimiya19日、亀戸天神の「梅まつり」の後に寄ったら、ちょうどいいカンジ。空に映える河津桜 posted by (C)kikimimiyaめじろ posted by (C)kikimimiya少し葉も出てきました posted by (C)kikimimiya人力車 posted by (C)kikimimiya招き猫 posted by (C)kikimimiya無料で循環 パンダバス posted by (C)kikimimiya
February 20, 2016
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コートがいらないようなポカポカ暖かな日亀戸天神に行きました。折しも、梅まつりが始まったばかり。平日のお昼頃、あまり混雑せず、ゆったり楽しめました。蝋梅のように終わってしまった花も幾種類がありましたが固い蕾でまだまだこれから、の梅もたくさんありました。期間:2016年2月13日~3月13日場所:亀戸天神社(東京都江東区)
February 19, 2016
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暖かな昼下がり。隅田川で見つけた お花を撮りました。さて、昨日参加した附け打ちのやまさきさんのワークショップのこと。やまさきさん(サキの字が機種依存文字なので、ここでの表記は、平仮名にしました)2月は全国を回って、歌舞伎という伝統の継承をテーマとしたワークショップを展開。精力的に活動されていらっしゃいます。「附けの会」の会場は割と広めの和室。そこが狭く感じるくらいの多くのお客様。期待に満ちた参加者の熱気にあふれていて…いつもながら、下準備しっかり!の進行、なれど、本番はそのまま順調にいくわけじゃないのがワークショップの常。会場の反応に合わせ、より良く説明したい時、うーんと考えを巡らせるやまさきさん。(この誠実な姿に感激します。役者に合わせる附け打ちさん。お客様にもそうなんですね)ゲストの中村橋吾さんが、ビジュアル的に説明したいと思うやまさきさんの意を汲もうと、大きな目を更に見開いてました。視力が悪いので、ひとつも見逃すまいと、一番前の席でそこらへんも、あまさず観察してきました(^^)チームワークが良くて、兄弟というか、親友というかあうんの呼吸が心地良いです。毎回、切り口を変え、ますます工夫されていてどうしたら歌舞伎ファンの人が興味を持ってくれるか、そして足を運んでくれるファンにも満足してもらえるか真剣に取り組んでいらっしゃるやまさきさん。やまさきさんのワークショップは三回参加したので、もしかしたら今回も同じ内容かなと思っていました。それでも復習になっていいかな、とも。それなのに多忙を言い訳にしないやまさきさん。ますます惚れまする!ワークショップ興味があるけれど、気後れして迷う方もいらっしゃると思いますが、お近くで開催されましたら、ぜひぜひご参加オススメします。「附けの会」の皆さま、勉強になりました。ステキな企画をありがとうございました。
February 18, 2016
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今度の日曜日。まだ予定が決まっていなかったら1500円持って、浅草へ行きませんか?女性の芸人さん達がバラエティに富んだ演目を個性豊かに演じてくれます。寄席に行ってみたいけれど、行ったことがないから、どんなところかわからなくて、なんとなく、行きにくいのよね、なんて思う女性にも、最適。浅草 田原町にある「劇亭」は、アットホームなこじんまりとした小屋。一人でも、フラッと気軽に見物できます。初めての人には、特にオススメ♪そして、芸も女も(*^▽^*)しっかり磨いた出演者を観に来てくださいませな、そこの男前の旦那さん♪お話を聞くのが好きなお子さんなら一緒に連れて来ても 楽しめると思いますよ。春もうららの日曜日、寒さも風邪も笑って吹き飛ばしましょう、皆さま、ご一緒に。(当日券の用意もあります)2月21日(日)会場:浅草「劇亭」開演:1時30分(開場1時) 木戸銭:1500円異次元ギャグ ジュリコさまだ朗読 青山杉子語りと篠笛 鈴木好子腹話術 あいマイ講談 中田陽子落語 笹の家小夏
February 17, 2016
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第二土曜日のランチタイムは、浦和のらうんじサンアイ。今日は新しいお客様が多かったみたいでも、すぐになじんで笑い声がたくさん。マスターは、恥じらいとか遠慮とか気後れとか気持ちを隠すコートを着てきた人を北風と太陽よろしく、とっぱらっちゃう名人。腹話術のお人形さんの奔放な発言にハラハラしたり、時には心配したり、驚いたり。見守る優しいお客様と一緒に過ごせるから私にとって、大切な大切な時間。豆まきしたり、ワッハッハと大きな声で笑ったり病気の鬼だって、なんだって退散しちゃうに決まってる。あいマイさんの腹話術。じーっと見入ったり、巧みな会話にホーっと感心したり、今日のネタも、凝っていて面白かった~皆さんをお見送りに外に出たら、ママさんの丹精したお花達が並んでた。お店の玄関にはポインセチアがまだ、生き生きとキレイ。普通は、12月過ぎると褪せて、元気がなくなるのに。植物も人も元気にする魔法を知っているらしい ママさん。大好き!今月もオレンジカフェ大盛況でした。
February 13, 2016
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この時間に開いててくれてありがとう。銀座で歌舞伎の帰りにちょっと寄り道しようと思っても遅くまで開いているところを知らなかったので電源カフェ(パソコン使用可能、コンセントやWi-Fi、OK等)を探している時にココを見つけたのはほんとにLUCKYでした。この場所がなんたって、イイのです。晴海通り沿い4丁目交差点近く、A5出口を右に出てすぐ。日産ギャラリーの角のちょっと先で待ち合わせにも便利。完全分煙だしね。この日は銀座でお仕事していて、お腹ペコペコ。ふだんならお家へ急ぐのですがこの日ばかりは、疲れすぎて ヘロヘロ~だったので「甘いもので癒されたーい」とここまで足を延ばしちゃった(^O^)残業帰りのお疲れは、イチゴのワッフルのおかげで笑顔に変換されました。苺ワッフルは季節限定。コーヒー(紅茶)とセットで1242円。クーポンか、Facebookへのいいね!でドリンクのお替りが無料。今度はモーニングの時間帯にも来てみたいです。OPEN 8:00AM〜11:30PM ノアカフェ銀座店
February 11, 2016
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「ジョンとメリー」ってどんな映画だったっけ?なんとなくオシャレな雰囲気しか覚えない。だいぶ前、NHKで放送されたのを観た気がする。主演の二人のことしか、おぼえていない。なんとなーく、オシャレな映画で最後にやっと名前を名乗り合ってたなって。しばらくぶりに観た。ダスティン・ホフマンのアパートのオシャレさ加減もミアのファッションも当時、相当先端だったのかな?1969年の映画。ダスティン・ホフマンは「卒業」のベンが成長したような真面目だけど、めんどくさいカンジの男。短い髪が似合うミア・ファローはとってもキュート。音楽はクインシー・ジョーンズ。彼以外の挿入曲もいい。ニューヨーク、マンハッタン。女が夕べ出会ったばかりの男の部屋で目覚め、すっかり抜け落ちている記憶を取り戻そうと男が寝ている間に、部屋を物色するところから映画が始まる。職業とか、趣味とか、経済状態とか、手掛かりを探せ!それは、男も同じこと。どんな女性か、今後付き合って行けるのか探り合いの会話が面白い。そもそも、カタブツと自由奔放、対照的な二人はかみ合わなくて。たとえば男の趣味がテニスと言うと彼は冬でも、颯爽と走り回る元気な姿をイメージし彼女は雪の中で凍えそうになってベンチにいる自分をイメージし「テニスはキライ」と。個人的に言えば、可愛いワンピースだけど下着をつけてなかったり、出会ってすぐついて来ちゃう女の子はひいちゃうけどそれでも二人が上手くいきますように!って応援したくなる不器用さ加減、理解していく中で感じる切なさ加減が好きだな!この人と一緒にいたい!と思った二人は最後にようやく、お互いの名前を知る。機会はあったけれど、タイミングが悪く聞きそびれていたから。「ジョン」「メリー」って、オーソドックスな名前。ある意味、名乗らなくてもいいような記号のような男と女の名前な気もする。だって、知らなくても理解し合えたし、ね(^^)/名前には意味がない、中身だと言わんばかり(2016年2月9日 TSUTAYA DISCAS)
February 10, 2016
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笹野さん初主演の「陽光桜」戦地で散った教え子に報いる為、新しい桜を作ることに人生を懸けた男の半生を描いた映画そこで苦労を顔に出さず笑顔で受け入れる健気な宮本真希さん(長男の嫁役)がとっても とっても 可愛かったので宮本真希さんってどんな人かしらと俄然興味が。そこで出演作を探していたら、ありました!!【送料無料】おもちゃ [ 宮本真希 ]「おもちゃ」宮本さんの初主演作。昭和33年の京都。置き屋で舞妓見習いをしているヒロインの時子。「舞子はレディ」でも、女将役の富司純子さんがここでも女将。「陽光桜」の笹野高史さんもご出演。公開時、このタイトルは耳にしていたけれどふーん、芸者さんの話ね、と思っただけだった。タブン、あのころ観ても、今より観る力がないからこの作品の良さはわからなかっただろうな。自分に降った年月があって、その間に観た、たくさんの作品、「陽光桜」と「舞子はレディ」を観た後でこの映画を観ると感慨深い。それにしても「フラガール」あたりからカッコイイ!と思った富司さんだけど(それまでも、いろいろ観ていたから、 好きな美人女優さんではあったけれど)「舞子…」の時のしっかり者でありながらどこか可愛らしい女将さんも良かったけれどここでは、富司さんも南果歩さんもしっかり地に足つけた生身の女だった。そうしてみると「舞子は…」はライトでイマドキのテイストなんだなって思った。「舞子は…」も大好きだけどね。よく考えると、知らない時代の知らない世界。なのに、やたらリアルだ。「おもちゃ」を観て改めて思ったのは深作欣二は天才だ!なんて今更だけどね。暴力シーンが多い、男の映画のイメージでどちらかというと避けていた口だけど(^-^;笹野さんはワンシーン俳優だけあってちょこっとの出演。置き屋に着物を納める呉服屋さんの役。富司さんにやりこめられて、弱っていたけれど流暢な京都弁が素晴らしい。それだけじゃなく、姿勢とかちょっとした仕草もああ、こんなカンジ、カンジと説得力がある。久しぶりに拝見した荒木稚子さんがセリフは少ないけれど存在感があって、ウレシ、懐かし。そして、女将のパトロンの津川さんの憎たらしいけれど人間くさい男の描写たるや!まー、なんなんでしょ!この人。その凄みに圧倒されっぱなしだ。脇役のベテランのことばかり書いちゃってヒロインの感想はどうなんだ! と自分で突っ込む。(^^;)見習い舞妓の時の、ひたむきさかげんを好演したかと思ったら後半、水揚げが決まった後の時子。ここからが真骨頂。宮本真希さんの輝きが加速する。あんな健気な少女が、病気がちの父や失業した家族の犠牲になって好きな人にも想いを告げないままなんて可哀想、じゃないんだな、これが。この絵を撮っていたのは木村大作さん。日本アカデミー賞優秀撮影賞受賞の常連、名カメラマンの名をほしいままにしている。映画女優をスタートしたばかりの宮本さん自身と時子の不安や必死さが重なり合った、その時に生まれたもの、その時しか撮れない奇跡の瞬間をとらえていて面目躍如。このシーンをこんなに美しく撮ってくれてくれたからこの映画の良さが際立つってもんだ。彼女の意志を感じるラスト。この表情で、映画の意味が全く違ってくる。深作欣二は天才だ!残念なのは、この涙が出ちゃうくらいステキな映画が公開当時、さして評判にならなかったんだって。23回目の日本アカデミー賞は1999年公開の「鉄道員(ぽっぽや)」が各賞総なめ。強敵だわ、確かに。もちろん、受賞する作品だけが、良いわけではないけれどこんな素晴らしい作品を観てもらえる機会が少ないのは、モッタイナイ!しかし、この「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影も、木村大作さんとは!恐るべし!(2016年2月9日 TSUTAYA DISCAS)
February 9, 2016
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評判がいいのは、知っていました。ある罪で10年後の切腹を命じられた戸田秋谷(役所広司)。その切腹の日まで秋谷を監視せよとの藩命受けた檀野庄三郎(岡田准一)は、秋谷(しゅうこく)の家族と生活を共にし始める。という妙な設定に興味がわかなかったので観ないでいました。だって、死ぬってわかっている映画を観るのは嫌だから。「キツツキと雨」の役所さんにはまって、やっぱり役所広司は凄いなと、気持ちが動いたので。よし!「雨あがる」が好きなのでその監督さんだから、きっと良いに違いない!と思っていたけれど間違いなし、やっぱり、たいそう良うございました。原作は第146回直木三十五賞受賞作。「深い素養がなくてはかけない作品」(宮部みゆき)、「定められた命を感情表現に頼らずに写し取った技は秀逸」(浅田次郎)と絶賛する審査員とありふれている、出来過ぎていると批判的な票に分かれたそうだが映画を観ていても、それは感じる。私はもちろん、前者だ。小泉堯史(監督)葉室麟(原作)役所広司 、 岡田准一 、 堀北真希 、 原田美枝子 、 青木崇高 、 寺島しのぶ 、 串田和美飄々としているのに胸には揺るぎない信念。こんな風に高潔な人がいるかしら。最初は任務に忠実な庄三郎が共に暮らすうち、少しずつ、秋谷への理解を深め、いつしか尊敬に変わっていく様子が自然でいい。私達は庄三郎を通して秋谷を知る。夫に尽くす原田美枝子さん演じる妻や家族の存在もその一助になっているのは確か。堀北真希ちゃんの硬質な美しさは貴重。松本が出てくるからかしら、所縁のある串田監督が出演されていた。役所さんと岡田君の出演しか知らなかったので嬉しいサプライズだった。ただの悪役じゃないところがいい。松本でなくても、このご家老様は串田さんじゃなくては出来ない役だろうな。同様に寺島しのぶさんや、青木崇高さんも役所さんは覚悟のうえ、岡田君はひょんなことから罪人になるけれど、冤罪ってこんなことから起きているのかしら世の中で起きる事も人物も、ヒトコトでくくれるほど単純じゃない。この映画はそれぞれの心のひだが丹念に表されていて、私が好きな映画。好きなシーンはたくさんあるけれど秋谷の息子郁太郎と庄三郎、そして郁太郎の親友の源吉家族のエピソードが忘れがたい。送料無料。2日以内に出荷。蜩ノ記(特典DVD付き2枚組)(2016年1月5日 TSUTAYA DISCAS)
February 7, 2016
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子どもの頃の夢を叶えて運転士になった中井貴一さんの映画が想像以上に良かったので、続編なのかな、こちらも観たくなった。中井さんと三浦友和さんの個性なのか北陸のせいなのか、重く、深く、こちらはグッとシリアス。望んだ就職でなかったことの違いかな。大好きな余貴美子さんが奥様。定年したら、ゆっくり旅行でもと思う夫なりの妻へのねぎらいの気持ちとずっと家に居たので、働きたいと願う妻の、今まで我慢してきた分譲れない強い想いお互いに、大切に想っているのは同じなのに、険悪になって、別居がはじまって…どうやって修復できるのかハラハラ見守った。小池栄子、塚本高史 の娘夫婦がとってもいい。【送料無料】RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ【Blu-ray】(2015年12月16日 TSUTAYA DISCAS)
February 6, 2016
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1月27日 雀右衛門襲名のお練りのあと、銀座へ。魚竹さんでランチを食べられるのは、平日なので今日は絶好の機会なの。歌舞伎座前は、いつもなら浮世絵の絵看板。1月の歌舞伎の千穐楽が済んで、2月が始まるまではポスターを貼っているのかしら。はじめて気づきました。吉右衛門さんもだけれど隣の梅玉さんも、たいそう カッコイイ正面向きでないのが斬新で、魅力を増しているカンジ。これ、部屋に飾りたい。アメリカンの前を通ったのでここも今まで買う機会を得なかったサンドイッチ購入。「染五郎さんの好きなの、ください♪」「出来立てですよ」って勧めていただいたので黙っていたけれど、おやつかな、ランチかな。許可をいただき、写真をパチリ。染五郎さん、御用達の喫茶店の特大サンドイッチです。フワフワなのでペロッとイケちゃいますが、想像以上にボリューミィ歌舞伎のない日。と言えば、先ほど仲見世で撮った一枚。まだ浅草歌舞伎のメンバーのお名前が残っていました。青空に映えてキレイ!と思ってシャッターを押したのですが出来上がった画像を観たら、両側のお店の屋根が「V」の字に見えませんか?輝かしいVictoryのV。若手のみんなの将来を示すようでこいつは春から 縁起(出演者の演技もね)がいいでしょ\(^o^)/
February 5, 2016
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二度目の観劇が叶い、2階の前列の席から観劇。スキップしたい気分で文化村シアターコクーンへ。唯一、渋谷駅から迷わず行ける(o^―^o)ま、結果的に ご近所のドン・キホーテも覚えちゃったけれどね。二階から見たら盆(回り舞台)のうしろに小さな丸。おお、ひょうたん島のカタチ。そうか、特別席で観た時は、見えなかった。盆の床の部分にある天秤の絵かな、そんな絵が描いてあったから星座と言うか、天体と言うか動くから島にも星にも捉えられるそんなイメージかな、と思って観てた。ココから観ると島。舞台なんだなーと改めて認識。ほら、盆を囲むように並んだ椅子の席は、役者さん達がとてもよく見えたけれど8割、9割が役者さんのアップ、ちょうどテレビの画面を観ているよう。贅沢ではあったが、作品全体は観られなかった。あ、ココ こんなだったのね、とかおお、ココ 好きだったのよ、だったり。最初に観た時に、ステキだけれど、浮いてるなーと思った井上君がカンパニーになじんでいた!うれしい、うれしい。椅子取りゲームの時の息もぴったり(^O^)黒づくめでクールな(そして寂し気)ダンディー。高倉健さんとか渡哲也さんとか、藤達也さんとか今だったら、誰だろ。エンケンさんかなー。そのダンディー役が芳雄君。パステルカラーの服で、爽やか笑顔のプリンスだもの、違和感あり過ぎて(^O^)でも、人形劇を普通になぞったのではないひょうたん島のお話を作りたかったそうだし、なんたって、藤村有弘さんが演じたガバチョが白石加代子さんだもの。白石さんが観られて嬉しかったんです。なかなか白石さんの舞台を観る機会がなかったので楽しみだったんですもの。念願かなって満足♪♪と言いつつも、ガバチョのあの圧倒的な存在感に勝る男優さんはまずいないからあえて女優さんかしら、なんて思ったりもして。私も中途半端にドタバタしたものは観たくないので串田さんのフィルターを通して生まれたこの舞台が好きだけど二階席の後ろの方に居た若い子たちの一人が観終わった後真顔でつぶやいた一言が刺さった。「何を言いたいのか、わからない」そうなんだ。さもありなん。特別席に座っていたのは前売りの時から力がはいっていたひょうたん島世代。観ている間も、終始楽しそう。微笑んだり、声を立てて笑っていたり。観終わって立ち上がる時も、すっかり満足している様子。「ひょうたん島って、こんな話だったっけ」「あんまり覚えてないの、でも、こうだったかも」「なんとなく楽しかった雰囲気だけしか覚えてない」漂流劇ひょっこりひょうたん島、この舞台を堪能していた。誰もはっきり覚えているわけでもないが、何かしら記憶のようなものがある「ひょっこりひょうたん島」の舞台化について串田さんがプログラムに書いていたみんなの記憶の中にあるものだから、どこに焦点を合わせても誰かが文句を言う、いっそ全員が文句を言うものにしよう。そこで、記憶の断片を集めて心に漂う感慨を舞台にしたい。意図したところ、確かに伝わっていたみたい(*^^*)串田さんのフィルターを通した洗練された舞台が(「ファウスト」とか、「空中キャバレー」とか、この系統の作品が)私は大好き。もちろん、「法界坊」や「バンスキング」も好きだけど。昔は、原作のあるものは、その通り描いてくれないと嫌だった。いつからか、映画も舞台も、監督や演出家の感性を通した「感想文」のようなものだと思うようになった。個性の分、自分の感想との距離はあっても、それが作り手の思うところと違いを楽しめるようになったのは年の功かな。劇場の外で「チケットを譲ってくれてありがとう。素晴らしいものを観せていただいて、なんとお礼を言っていいのか」と大きな声で興奮気味に、芝居の感想を長々と話している男性の姿も見た。この人は串田さん世代。電話に向かって律儀に何度も頭を下げていた。実際、毎夕観ていた私も、どんな話かは覚えていない。キャラはちゃんと覚えているけれど。なんだか、にぎやかで、バタバタ事件が起こって泣いたり、笑ったり。博士がしっかり者で、ガバチョの話す調子が面白かったなとかそれこそ断片的。意味のわからないこともたくさんあった。都都逸とかもあったから、ほかにもあったろうし、歌だって、民謡風とか、外国風のアレンジもあったりしたんじゃないかな。子ども向けだから、子どもだましで手を抜いてじゃなくて作家が真剣に書いていたから、面白かったんだと思う。意味なんてわからなくても、十分楽しかったし、成長してから、わかることもたくさんあったしね。ちゃんとわかってなくても、なんだか楽しかった人形劇。そして、あれから、何十年の人生で出会った言葉や音楽の数々。その土壌の上で観ると、この洗練された舞台は最高。ただ、抽象的な部分も多いから評価は分かれるかもしれない。今までの記憶とか感性とか想像力とか観てきた芝居とか、そういうものがあるかないかで、受け取るものが違うでしょうし。小松の親分さんの開演のアナウンスとか、遊び心盛りだくさんなのも親分さんの活躍を知らない人には感動が薄いだろうしね。若くても、経験なくても、わー、面白いって思う人もいるだろうしね。それは、この芝居に限ったことではないけれど。いろんな見方ができる深さが、私は好き。舞台で活躍する出演者はもちろんのことだけどテレビでおなじみの久保田磨希さん(「大奥」とか「花燃ゆ」の泰造さんの妻)とか山田真歩さん(「花子とアン」の宇田川センセイ!)が舞台女優さんとしても素晴らしいと分かったのが収穫♪そして「A-Studio」のアシスタントだった可愛い人、だと全くノーマークだった(ほんとに申し訳ありません)山下リオちゃんの博士が、人形劇の博士とビジュアルからして全く違ったのにもかかわらず、スッゴク良かった。背が高くて、ボーイッシュで声が良くてビックリ!次の舞台はなんでしょ、楽しみ♪♪
February 4, 2016
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「良かったから、じぇりちゃんも観ておいで」と公開直後に勧められてからだいぶ経ってしまったけれど番組欄で見つけた時、遅まきながら約束を果たそうとこの前録画しといた「沈まぬ太陽」を観た。話題作だったのに、全くスルーしてしまったのは、2007年までは映画をけっこう観ていたけれど、2008年から舞台へ興味が移行してしまって映画から遠ざかっていたから。御巣鷹山で墜落したジャンボジェット。ニュース自体は、繰り返し報道されたからもちろん知っているけれど、映画に注目しなかったのは、遺族の悲しさに直面するのを無意識に避けていたのかも。3時間22分、時間も中身も大作!大河ドラマ並みの豪華出演者の数、ホント見ごたえアリで長いから最後まで観る時間を捻出するのに苦労したけれどその甲斐は十分あった!第33回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品。上映時間が3時間を超えた作品が日本アカデミー賞を受賞したのは史上初なんだそう。かつては就職したい企業の上位だった航空会社がこんな中身だったとは!憧れていた分だけ悲しさが増してしまった。香川さんや検事役の上川さんが若いので、あれ、だいぶ前?と思って確認したら、2009年。今、改めて観ると事故(人為的な原因なら事件)当時のことだけでなくそこから、今日までの事など併せて考えさせられた。短い出番だったけれど、乗務員役の松下奈緒さんが印象的。 新品DVD 沈まぬ太陽 スペシャル・エディション(3枚組)奇しくも、この日(2016.2.3)放送されたテレビ番組でゲストの石原良純さんがご自身のデビュー作の「凶弾」について話していて、初主演のこの映画はなんと2週間で打ち切りになったと話していた。私は、この映画をなぜか観ていて…「理由なき反抗」のような感じの作品に切なさを感じて、共演した古尾谷 雅人さんと山田辰夫さんのことも意識して観るようになったのだけど。その山田辰夫さんにとっては「沈まぬ太陽」が遺作だったと知ってビックリ。渡辺謙さんと言い争うシーンは、病気の事など感じさせない迫力があっただけに惜しまれる。この映画の主役の渡辺謙さんと言えば、「凶弾」のオーディションを受けていたそうで「凶弾」の主演が謙さんだったら、その後はどうなっていたんだろう。映画の中で、謙さんは、どんな弊害があったも不屈。「会社を辞めない」と貫きました。謙さんの親友でもある敵役の三浦友和さんは百恵ちゃんとたくさんの作品で共演しましたが「伊豆の踊り子」で抜擢された時、実は「アイドル映画なんて」と不本意だったと聞きました。共演したことでその後の俳優人生が開けたし、今は、本来望んだ役者冥利に尽きる役を演じられるようになったのだから、人生っていろいろ。あ、石坂浩二さんがとっても素敵でした。こんな人がトップだったらね、逆に言うとこの気持ちを持ち続けながら、トップでいられる人がいるとは!なんと!若い検事だった上川隆也さんが主演でWOWOWでドラマ化するんだとか。「組織」に逆らい、左遷され続けた男を観る方もつらいんだけどそれだけの作品じゃないから、やっぱり観たいな!
February 3, 2016
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一番大好きなホームドラマが「ホームドラマ!」です。また、観たくなるんだろうな。きっと、ずっと好きだと思う。この前、「ホームドラマ! Vol.3」迄観たので今回の2本で最後。脚本 - 岡田惠和▼出演者堂本剛、ユースケ・サンタマリア、酒井若菜、井上真央、西洋亮、泉澤祐希、紺野まひる、いしだあゆみ、田村高廣ホームドラマ! Vol.4ホームドラマ! Vol.4堂本剛主演のハートフルドラマの第4巻。事故に遭ったバスのツアー会社に勤めていたあゆみが家族に加わった。人一倍責任を感じる彼女は、悲壮感さえ漂うほどに家事に取り組む。そんな中、将吾らの同居が写真誌にスクープされる。第7話と第8話を収録。ホームドラマ! Vol.5ホームドラマ! Vol.5堂本剛主演のハートフルドラマの第5巻。将吾の亡き妻の父である誠が訪ねてくる。ある小島でフリースクールの設立を目指す彼は、将吾に仕事を手伝って欲しいと頼む。しかし、そのためには1年以上その島に滞在する必要があった。第9話から第11話を収録。この家の家族になりたくなる。人に優しくしたくなる。(2015年12月 TSUTAYA DISCAS)
February 2, 2016
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メイキング、楽しそう。大好きな「パコと魔法の絵本」最近観た映画、シリアスな作品が続いたので、インターバル(幕間・まくあい)みたいな意味で借りました映画、舞台(初演から再・再々演)ともに龍門寺(ミズスマシ君)役で出演の山内圭哉さんのナレーションなのもお気に入り♪山内さんは「あさが来た」加野屋の大番頭、雁助さんでも、あります【送料無料】メイキング オブ「パコと魔法の絵本」と「いつもワガママガマ王子」/メイキング・ビデオ(2015年11月21日 TSUTAYA DISCAS )
February 1, 2016
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