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ガーン。再放送があったのです。この番組。阪神淡路大震災の日のドラマ。つけたままになっていたテレビ。ふと気づいたら、サトエリと末來君が居酒屋で普通に喋っていてドキュメンタリーみたいなつくりドラマ?なに?そうしたら震災15年の特集ドラマだったの。末來君は兵庫出身だからかなと何気なく観はじめたらいいドラマだったんだよ。わー、録画しておけばよかった!と思いつつ、二人が歩くシーンを片づけものしながら観ていたの。震災を機にお金持ちになった若者と多くの人たちがそうだったように被災時、足下を見て1個1000円の焼き芋を売る大人に嫌悪感を抱いていた女の子歩きながら話す二人の会話、心の動き あまり変化のないシーンけっこう真剣に見てたのにトイレから戻ったら 急展開サトエリの号泣の意味はなに?!泣きながらおじいさんに手を振っていた理由はなぜ?その後すぐにドラマは終わってしまった。あー。末來君が出てるからじゃないとしてもいいドラマだったのに。ラストのテロップ見ながら無念さが募る脚本は渡辺あやさん。そうだったのか。いいはずだ!「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」犬童一心監督の映画の脚本家として覚えた名前。その後、観た「天然コケッコー」も彼女の脚本。こうなってくると犬童監督のファンなのか渡辺あやさんのファンなのか微妙だ!いえいえ犬童さんはもちろん素晴らしい監督サンです!天然コケッコーの珍しくカッコ悪い佐藤浩市さんとかジョゼの新井君とかヒミコのルビイとか、忘れられない人がいっぱいだ。再放送があるといいな!と思っていたら、今日見つけました。「その街のこども」再放送が決定しました!1月30日(土) 13:30~ BS2 「あなたのアンコールサタデー」冒頭に番組紹介があり、本編の放送は13:33頃からになります。なんで今日は2月1日なんだろう。また、会えるでしょうか。
January 31, 2010
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「大野和士の魅力」名門リヨン国立歌劇場管弦楽団の首席指揮者となって、ますます世界的な活躍を見せる指揮者・大野和士。子どものためのワークショップやヒップホップ・ダンサーとのコラボレーションなど、意欲的なチャレンジを続ける大野和士の今に迫る。公演コーナー(1)「大野和士指揮/リヨン国立歌劇場管弦楽団 日本公演」が見たい!チャー様が教えてくれた大野さんの魅力は、バルト9で大野さん指揮の「ヘンゼルとグレーテル」※その日の感想はこちらなので、大野さんの"現在"の活躍ぶりが楽しみです。番組の詳細はこちら
January 30, 2010
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チャー様がブログに書いていたダイヤモンド富士。太陽が富士山の頂上の真ん中に重なった状態を言うそうですがチャー様が見たがっているのに、見られない、ならば私が代参しようと思っていたのに、忘れてた!期間中の休みの日に、サンシャインまで行って写真を撮ってチャー様に見せて驚かせようと思ったのにザンネン!検索したら、意外と知られているんだね。サンシャインの展望台も期間中は特別計らいがあるらしいし。来年は覚えていて、ぜひ観に行きたいと思います。ダイヤモンド富士のサイトです。太陽ではなく、満月が山頂にかかればパール富士 と言うんですって。それも素敵だね。高尾山ではクリスマス前、山中湖では2月に見られると記事がありましたが、一年中どこかで見られるのかしら。興味津々。追伸ダイヤモンドやパールにあやかって輝きたい!じぇりです。((o(>▽
January 29, 2010
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Twitter、ツィッター。最近、頻繁に目にしたり、耳にするでしょ。○○ is now following you on Twitter!というメールが時々、届く。知り合いだったり、心当たりのない人だったり知らない人は無視しとけばいいけど、本名に対して届くのが気持ち悪い。知り合いだと嬉しいけど、えー、どこから、どうしたらいいわけ?ってパニックだ。今も、ひらがなタイムス is now following you on Twitter!ってメールが届いた。ひらがなタイムスってなーに?実は、音楽座のサイトで紹介されてたのでTwitter登録はしたんだ。いろんなサイトの横で文字がテロップみたいに流れているのは、見たことあるけれど利用の仕方がわからない。取説アレルギーだし、面倒くさそう。未だにDVDレコーダの操作もボタン3種類くらいしか把握してない。サッチーホッコーさんなんかは早くも取り入れてる?利用している方、感想教えてほしいな♪覚えたほうがいいですか?どう生かせますか?
January 28, 2010
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ブログのたまった分を書きつくせたのはウレシイことですが…それは、音訳ボラが急にお休みになったから時間がいっぱい出来て良かったけれど年末、がんばって仕上げたテープの感想なども聞きたかったところなのでちょっと気が抜けちゃった気もする。いや、いや。来月もあるんだし、有効に時間を使おうじゃないの。今日は、赤ちゃん対象のおはなし会の日。大型絵本とミッキーマウスマーチの替え歌で手遊び、久しぶりにエンディングは「おしまい」駅で、今日手伝ってくれたサッサさんと別れて夕食のグラタンの材料を買ってから、バスで帰宅。ちょっとお昼寝したら、またまた、たまった舞台のチラシ整理して、明日からに備えましょ♪年賀はがきの当選番号チェックとかもして早めに整理整頓、いたしましょう。そのうち、カリスマ主婦でテレビに出るかもよ。いえ、おばあちゃんの知恵袋コーナーだったりしてね
January 28, 2010
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1月7日1月17日1月24日「知らなかったわ!」と、その人は愛おしそうにビルの谷間にある小さな自然をみて小さな声をもらしました。そうしてそのささやかな空間が銀座を行く人に笑顔をもたらす役割までも瞬時に感じ取ってくれました。空も海も 東京よりずっと ずっとはるかに澄んでいるところから来て「すぐに歌舞伎も観られる東京はいいわね」とうらやましそうに言っていたのに「歌舞伎座に来たら必ず寄るスポットなのよ」駅まで送る途中のわずかな寄り道。喜んでもらえて良かったです。おまけMIKIMOTO本店の場所はね、4丁目の交差点、和光、アンパンの木村屋の並びです。木村屋を過ぎて、山野楽器の隣です。この日はショパンの店頭販売。ここでサラ・ブライトマンを売ると、たいそうなセールスを記録するとか。ニュースを見た翌日、ミーハーな私はここで買いました♪そして、その奥に緑の看板がみえる教文館。6階のナルニア国は絵本専門の売り場。クリスマスは特に楽しいこの本屋さん。6階の絵本売り場の奥のコーナーはいつも気になる作家さんの原画展などを無料で気軽に見せてくれて、ホントにありがたいスペースです。と、今まで何回も書いたんだけど、長崎のあなたがまた来た時に、一人でも大丈夫なように書いてみました。出張などで空いたわずかな時間を有効に過ごせますように。お時間のあるときに右にあるカテゴリの中の銀座のところをクリックすると、この付近の低予算で楽しい銀座、まとめて見られますよ♪
January 26, 2010
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昨日は幕見で一番遠くから、一昨日は最前列で一番近くから拝見しました。どちらも魅力的な与三郎さんでした。歌舞伎座最初で、最後、私にとって最上のお席。染様好きを知る友人が三幕めの終わりに「電車がなくなるので 代わりに座って」と(遠慮しないよう気遣ってだと思います)私の席までやってきてくれました。花道がすぐ近くだったので、酔っ払いに絡まれて、首をすくめる仕草にキュンとしたり、戸の外で安を待つ染様を間近にしてドキドキでした。与三郎とお富が恋に落ちる瞬間も見えました❤️見とれた与三郎が羽織が落ちても気づかない羽織おとしのシーンもそれを錦之助さん@金五郎にからかわれて(錦之助さん、ホントに江戸っ子の鳶に見えました。 粋で誠実でこういう役、ピッタリ!)ちょっとむくれて逆さに羽織るところもいろんな表情の与三郎が鮮やかに浮かんできます。花道のほうに向かって立つときは目があってるような気がして心臓に悪いくらいオペラグラスじゃないのに染様しか目に入らないくらいの距離です。最前列はご贔屓の役者さんを観るには至福の席ですね。歌六さんは遠い。良く通るお声だけが聞こえます。(多左衛門の大きさに惚れました!ハイ)蝙蝠安の彌十郎さんと(彌十郎さんって蝙蝠安もできるんだ! いつもお大名とか、お店のご主人とか落ちついてるのに こんな小悪党にもなれちゃうところがスゴイ)染様が相談している間、福助さん@お富は歌六さんの斜め後ろでジッとしているのですが婀娜(あだ)な姿の洗い髪がとっても似合ってこの席からの角度から観ると、ことのほかイイ女。このお富なら、あなたが心底夢中になったのもよーくわかります。番頭の藤八っつぁん、とのやり取りも楽しかった。福助さんは、今回は初めて年下の与三郎と書いてましたが僕を置いて、幸せになっちゃったらズルイ!とすねてる感じの与三郎は、年上姉さんとのほうが、かえっていいのかもしれませんね。いつまでもお席を去りがたく、遅くに歌舞伎座を後にしましたら、お車でお帰りになる染様を一瞬お見かけいたしました。夢のような時間をいただきました❤️来月、博多座の『竜馬がゆく』は観たいけれど、残念ながら行けませんので、(遠距離片思い💔)日生で愛之助さんと共演される舞台を心待ちにしています。
January 25, 2010
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「松浦の太鼓」を観終わって、長崎からの彼女を見送り「勘三郎さんの「道成寺」」も観よう」と幕見に並ぶ。まだ早いから、売り場の前の床几に座った。染さんが縁で出会った染子と最後の幕「切られ与三」を幕見で観る約束をしてたんだ。あら、ドラミちゃんも一緒。「タブン、じぇりさんはそこにいるはず」と幕見の入り口へ向かったところ、染子とバッタリ!数日前の「冬のライオン」鑑賞の際に出逢った二人、ご縁があるんだことヽ(^o^)丿そこへ、ニコニコして近づいてきたのはなんと野分姫!!ほぼ初対面の3人がすぐ意気投合して歌舞伎の話とじぇりさんの悪口をサカナにまー、にぎやかだこと。知らない人が見たら、高校の同級生のようよ。笑顔の中にいるのが心地よかった!(ウソです~。私が先生で他の3人は生徒に見える?)最後の日曜日だからもう一度「道成寺」を観たいと思った野分姫、染様のふくらはぎを見に来た染子、昼の部を観たら帰ろうとしていたドラミちゃんを当然のごとく、他の3人がひきとめて一緒に観ることに。こういう時に、先に並んでいた私の横にはいるのではなくそれぞれ後ろに並んでくれるところも好きだな。価値観の合う人は心地良いわ❤さて、仲良く並んで座ってどら焼き食べました。(もう端しか残っていなかったけど、与三郎が良く見える下手(*^-^)v)私の持っていたどら焼き2個を4人で分けようとしたらドラミちゃんは柚子入りどら焼きを、染ちゃんは亀十のどら焼きを持っていたので一人1個ずつ食べられたの。ちょっとずつ味見しようって、ちぎって食べ比べたのも姉妹みたいで楽しかったよ。席に着いた時にドラミちゃんに「長崎の人にね、歌舞伎座名物のたい焼きを食べさせたかった。でも、幕見だと、売店が利用できないからあきらめたの。だから、「松浦の太鼓」を観ていた時に、ドラミちゃんが『じぇりさーん』って人形焼きを差し入れてくれたのが(3階の一番うしろの席のところにくると4階の前列に手が届くから)ビックリしたけれど、とっても嬉しかった」と言ったら「24日は絶対にじぇりさん、「松浦の太鼓」観るって言ってたでしょ。いるかなってのぞいたんだけど。わー。それを先に知ってたら、たいやき買いに走ったよ」だって。(歌舞伎座名物 めでたい焼き、すぐに売り切れるものね。)走るって、ドラミちゃんには見ず知らずの人なのにさ。ありがとね!「道成寺」小山三さんが勘三郎さんに丁寧に丁寧に烏帽子を渡すところ、胸いっぱいになった!!隣の野分姫も小山三さんに対する気持ちが同じなので、一緒に観られてよかったよ。鱗四天の橋吾さんが綱を引っ張るところは力強く、美しいな~と見おさめなので焼き付けて。ドラミちゃんもいっしょになって「(なりきり歌舞伎体操の)箱割だよね!」ちなみに橋吾さんの本日の「と」尽くしは(花道で四天が「と」にちなんだヒトコトを日替わりで言います)「私の名前は中村橋吾。本名はわだなおと」「道成寺」を観終わって、残念ながら、与三郎は我慢して帰る野分姫。残る3人のためにもっと見やすい席はないかとアチコチ、探してくれる野分姫がいいな~。染子は染子で 浅草公会堂からのハシゴだからと私がお願いしたこと、快く引き受けてくれ…お正月に公会堂で買った赤い金魚のさいふ。「カワイイ!」と気にいってくれたドラミちゃん、お誕生が近いから買ってきてほしいと言ったら「いちばん可愛い柄のをあげたい」と一所懸命選んでくれました。3人とも優しくて可愛くて大好きです。うれしいことに、歌舞伎があわせてくれたご縁です。さよなら公演も100日を切って淋しくなってきました。取り壊す前に「歌舞伎座内部 見学ツアー」企画してくれないかな。私たちが旗を持って、ご案内いたします。なんてね♪1月24日はどら焼きが好きなドラえもんガールズ結成の日。
January 24, 2010
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一幕目だけ見損ねていた歌舞伎座昼の部の『松浦の太鼓』赤穂浪士を応援する松浦のお殿様を吉右衛門さんが演じます。どんな話なのかあらすじを読んで、忠臣蔵のスピンオフの話なら面白いのは確かだろうし、吉右衛門さんだから観たいなと思いつつ行ける日がなく、最後のお休みの24日。「なにがあっても行かなくちゃ。」と決意したところ音楽座を通して親しくなった友達から上京のお知らせ。博物館やら新国立劇場やら、東京に来たからには悔いのないよう好きなところを回るのだという彼女。「彼女に会いたい!」と思いながらも、『松浦の太鼓』への執着に心を乱し、結果。「彼女に選んでもらお!」「実は、建替え前の歌舞伎座にお見せしたく 幕見にお誘いしようと思ってました。 2時前に来てくだされば大丈夫。 もしダメでも 東劇で2時半から始まる シネマ歌舞伎『法界坊』を観られますから つぶしもきくと思って計画したんです。 幕見の列に並びながら、おしゃべりもできるので 一石二鳥と思ったのですが… 他に観たいものがはっきり決まっているなら そちらを満喫してくださいね。 せっかくの機会だから。」って、「未練がましい!」とためらいつつも送ったメール。ところが運命なんでしょうか。「実は最後なので幕見が観たかったのです。 でも、並び方もわからなかったので、あきらめたの」(((o(*゚▽゚*)o)))「実は」「実は」っていかにも歌舞伎でしょ。助六 実は 曽我五郎とか(^^)/そんなわけで、実は孝夫さん(仁左衛門さん)が大好きで昔から観ていた彼女と並んで、当日券(幕見)の列でおしゃべりしてたらあっという間に1時間が過ぎ、4階だけど最前列センター。しっかり座って観ましたよ。『松浦の太鼓』吉右衛門さん、好きだな~と再認識した『松浦の太鼓』吉良さんのお隣なのに、吉良さんの敵の応援するのはいかなものか、とか、ちょっと気になりましたけど(⌒▽⌒)腰元に言い寄って振られた腹いせに彼女に冷たくあたっているのを歌六さん@其角に窘められて、素直に認め謝るところなんかカワイイ。そうそう。ここでもお家再興より仇討を良しとしていましたが先日の浅草の綱豊卿もやはり同じ意見でした。私は敵を討っても、憎しみや悲しみが増えるだけ、なのでお家再興で、平和に幸せになりたいと思うけど敵討ちは江戸時代の人の夢だったのでしょうか。煤竹売りに身をやつした梅玉さん@大高源吾が登場。おお、この長ーい竹、こんな風に売り歩いていたんですね。先日、江戸時代に建てられた名主屋敷の天井裏の掃除を手伝った時に実物を見ました。おおらかというより天然って感じの松浦の殿様がとってもチャーミング。吉右衛門さん、歌六さん、梅玉さん。そして腰元お縫の芝雀さん。みんないいから、またこの顔合わせで観たい!!「良かったね」と感慨深く、うなづきあってお名残りは惜しいけれど飛行機の時間に間に合わせて、足早に階段を降りました。だけど、せっかくだもの、歌舞伎座の前で彼女の写真を何枚か撮りました。普段は慎み深い彼女だけど、私が「記念だから撮りましょう」と提案したら時計の前、絵看板の前と場所を変えて2、3枚。抗わず着いてきてくれて良かった。遠慮してる時間に撮れちゃうものね。「今度はいつ会えるでしょう。」と思っていたら以心伝心。「長崎は遠いです(;_;)」と帰宅した彼女からのメール。「遠いからこそ、今度会えた時の喜びが増しますね」とお返事を返しました。『松浦の太鼓』は忘れられない演目になりました!
January 24, 2010
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今年は昼の部1回、夜は4回。1階席から3階席までいろんな角度から初春浅草歌舞伎を堪能しました。亀ちゃんの「悪太郎」、亀鶴さんの好演もあって一番楽しかったかも。奥州安達原では薄倖の袖萩で勘太郎君の女形の哀しさと安倍貞任の二役の演じ分けの鮮やかさがお見事でした。オメッティの男女蔵さんは袖萩の威厳ある父親でありながらも実は慈愛に満ちた深さをよくあらわしていたと思います。 老けメイクでホウレイ線を描いてましたがそうか、若いので、わざわざ描くのね、私は消したいのに、とヘンなところで反応してしまいました。屋台崩しやガマガエル。将門の娘、七之助@滝夜叉姫×勘太郎も正札附根元草摺もよかったけれど、昼はなにしろ、一回しか観てないしそれも全神経を綱豊卿に集中していたおかげで、印象が薄い。そうそう。訂正、訂正。松竹歌舞伎で愛之助さんと孝太郎さんの正札附根元草摺を観た時に、人力で押しているのは地方公演だから?なんて書いちゃいましたが・・・(※訂正しておきました)朝比奈と曽我五郎の乗った台は二畳台と言うそうで、歌舞伎座でもどこでも、そういう演出らしい。ききみみや にくる 歌舞伎は詳しくないよ、という人のためにちょっと解説。江戸歌舞伎では毎年正月に曽我狂言を上演する習わしがありました。曽我五郎が演じる荒事で悪を払い、一年の平安を祈るってわけです。正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)では、長唄囃子連中が居並ぶ雛壇が二つに割れ、舞台奥から五郎と朝比奈が台に乗って台に乗ってせり出します。工藤祐経(すけつね)を父の敵と狙う五郎が鎧を手にするのを「まだ時期でない」と朝比奈が鎧の草摺をとらえて引き止めます。鎧を引っ張り合う二人の力競べがメインで、途中で力だけでは敵わないと作戦変更のコミカルな(あるいは色っぽい)踊りをはさみ、荒事と舞踊のコラボを堪能させてくれたあと、最後に再び二人で二畳台に乗って引っ張りの見得になるということで、これは「押し出し」といって演出なのでした。五郎と朝比奈バージョンと五郎と舞鶴(朝比奈の妹)バージョンありいやー。イヤホンガイドのおかげで気がついて良かったです。さらに梅玉さんのお弟子さんの梅之さんのブログでまさに私が求めていた解説が写真付きでありました。ありがとうございます、梅之さん ※こちらです来年はどんなお芝居に会えるでしょうか。伸び盛りの浅草のメンバーに会えるのが楽しみです。※写真の丸いものはUFOではありませぬ。ガラスに映った照明です
January 23, 2010
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先におにぎりの話ばかり書いちゃいましたがグローブ座で観た「冬のライオン」かなり良かったです。番号を見たけれどピンとこなかった座席。舞台に垂直に並んだ席の周りを囲むように馬蹄型の劇場の周囲に沿って配置された席。私たちが座ったのはその端っこで、つまり舞台に一番近い席。桟敷席のような面白い席だった。なかなかグッド!今年の初西洋劇です((o(>▽<)o))歌舞伎ばかり観ていたので。1183年クリスマスのシノン城を舞台に、中世のイングランド国王ヘンリー2世と王妃エレノア、その3人の息子とフランス王を絡め、権力と人間関係を巡る愛憎を描く。歴代のエレノア役を演じた女優が常に絶賛され、さまざまな賞に輝く一方で、フランス王フィリップ役には将来が有望な新鋭の美男俳優が起用されることでも話題になる作品である。とウィキで調べてホホーっとわかったくらいで予備知識なしで観ちゃいました。世界史、全くダメです。大河ドラマで名優だな~と思っていた平幹二朗さん、舞台で初めて観るチャンス!と思ったのと「コーストオブユートピア」で最も印象に残った麻実れいさん観たさに行ったのでした。お得だったのは、こまつ座の「あにおとうと」でいいな~と思った高橋礼恵さんがフランス王女の役で出演していたこと。王女、役柄的には好きじゃなかった。だって平さん演ずるヘンリー2世と麻実れいさん夫妻に養女として育てられたのに後にヘンリー2世の愛人になってるんだもん。ヘンリー2世を裏切ったから幽閉されている妻エレノア。ちっとも負けてなくて麻実れいさんの存在感とテレビ以上に迫力ある平さんの駆け引きが面白かった。3人の息子は帯に短し、襷に長し、で壮年になっても安堵して引退できないヘンリーに同情しますわ。歴史は全然わからなくても十分楽しめる心理劇で言葉の格闘技!見応えアリ!ウィキ参照で手抜きですみませんが、NHK大河ドラマでは、1970年放送の『樅ノ木は残った』、1973年放送の『国盗り物語』とで2度に渡って主演。1988年放送の『武田信玄』では、武田信虎役で横暴な支配者と失意の流浪者という全く相反する姿を演じている。1992年放送の『信長 KING OF ZIPANGU』では織田家をかどわかす架空の祈祷師・加納随天役で、不可解さと迫力に満ちた演技を見せつけた。そうそう。特に『国盗り物語』の斉藤道三、油売りの商人で「とうとうたらり、とうたらり」と言ってたのを鮮明に覚えているし、桜が散る中、刀を振り回す信虎は忘れられない。そして加納随天は、一緒に観ていたうちの子が暫くの間「ズイテン」「ズイテン」と唱えてたくらいインパクトがあった。もうすっかり忘れてるけれど。とにかく平さん観られて良かった!歴代エレノアが受賞したのもわかるな~。女優さんが挑戦したくなる役でしょうね。こんな奥さんはほしくない、と男性が思う役で女性から見たら、うらやましい役かな。リア王は三人娘を持ち、自分は三人息子を持った。同じように裏切られたが、自分とリアが違うのはリアは土地を手放したが、自分は手放さないことだのようなセリフがあったけれどリアのような老王と思いきや、50歳の設定なんだよ。平さんの実年齢の76歳!ってのもビックリだけどね。76歳で朗々とあの長セリフを聞かせるのはブラボー!
January 22, 2010
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さて、歌舞伎ばかり観ていたので西洋劇の初観劇はお正月も20日以上、過ぎてから、なんてことになりました。東京グローブ座「冬のライオン」一緒に観る予定の染子さんより早く着いたので「おにぎりやさんで待ってるよ!」とメールしていそいそ、新大久保 おにぎり 吾ん田へ。以前、サッサさんから教わったこのお店。おにぎり2個セット、お惣菜とおみそ汁がついて525円。池袋の東京芸術劇場にもあるから、おにぎりを買ったことはある。しかし、このおみそ汁とお惣菜のおかげですっかりリッチな気分に。汁物の効果って侮れないゾ。おにぎり買ってテイクアウトしたことはあるけどちょっと時間が許せば、ここで食べていくのをおススメ!150円から200円前後、コンビニと価格は同程度。なのに、握りたてのあったかおにぎりはご馳走です。ましてや、仕事が終わった後の疲れと空腹をリフレッシュし晴れ晴れ、お芝居に臨めます。新大久保店で文字通り、味をしめたので、12月に東京芸術劇場で音楽座「泣かないで」観劇の際もドラミちゃんに勧めて、また一人ファンを増やしました。さ、何を食べようかな、とウキウキしていると声をかけられふと、振り向くと ドラミちゃん。「やっぱり、じぇりさんだ!」えー。まさか、新大久保までおにぎり食べに来たんじゃないでしょ?聞いてビックリ。「冬のライオン」を観に来たんですと。白米と十五穀米、お米も選べてるし、大きいし、具の種類も多いから会社のそばにも出店してほしいな、吾ん田。期間限定 たこわさびを十五穀米で握ってもらっているところへ染ちゃん登場。染様ファン仲間の染子さんと「なりきり歌舞伎体操」のワークが縁で仲良くなったドラミちゃん。初対面だけど、美味しいものが取り持つ縁で話も弾む。終演後は、中村屋さんのCMに敬意を表して、マックカフェで染様や歌舞伎の話をして、たいそう盛り上がりましたとさ。
January 22, 2010
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大の愛之助さんファンの方とご縁があってお席は離れていたものの、一緒にお弁当食べて短い時間を惜しむようにお話して、楽しかったです。実は、お友達が急に上京できなくなったので、と2階の席なのに、2000円で譲ってくださったのでした。浅草公会堂の2階席は、ゆったりしていて舞台も近く下手の端、一番後ろでしたけど、よーく見えましたよ。観られたのは、愛之助さんファンのその方のおかげと、この日は他の出演者の時よりも愛之助さん登場の時に大きな拍手を!だけど、浅草は中村屋の兄弟のファンが多いからそりゃ、もちろんそうだけど、私も大好きだけど愛之助さんへの拍手が少ない気がして気になる。上方の役者だからこそ、歓迎したいじゃないのね。愛之助さん、3回くらいバッタリ会ったことがあるけれど裏表なくて、気さくで優しい人だったので、なおさら。きっと大阪とか京都へ行くと逆なのかしら。中村屋のほうが拍手が少ないのかな。今日、いちばん観たかったのは 二、元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿 今日、いちばん観るのが ためらわれたのは 二、元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿 なぜって、歌舞伎座で観た仁左衛門さんの綱豊卿がたいそう良かったのです。もう、ホレボレ!なので、愛之助さん観るのが怖かった。ニザ様の綱豊卿と染様の富森助右衛門、この2人の対決を一度に眺められ、(能の望月の後ジテ姿だそうですが)ホワホワのかぶりものがこんなに似あう人はいまい、とときめき、大好きな演目になったのでがっかりしたくなかったの。、ニザ様自身が監修。なさったので、浅草歌舞伎の筋書きにもお書きになっていました。福助さんのブログには、**ivh**愛之助くんの綱豊卿も、顔見世からお帰りになった仁左衛門兄さんがものすごく厳しく指導なさっていて、それに1つ1つ前向きに応える愛之助くんのガッツが好きでした。 あのようにたくさん怒られてうまくなるんだなぁ…なんてうらやましくほほえましく稽古を拝見しておりました。観て良かった!愛之助さん、堂々とした綱豊卿でした。亀ちゃんの助右衛門も、第三場、綱豊卿との渡り合い迫力があって、見応え十分。浅草は歌舞伎座より狭いから、よりダイレクトに伝わってくる。仇討をさせたいとひそかに願う綱豊卿と、胸の内は明かせない助右衛門。苦し紛れに放つ「作り阿呆にみせているのでは」という無礼な発言にさえも大人の答が返ってくるような応酬が見もの。私の前で観ていたカップルが歌舞伎座のニザ様たちと比較して「染五郎より、亀治郎の方が持ってくわね」と言ってました。確かに、ニザ様×染様の時はまばゆいばかりの美しさが印象的でしたが、愛之助×亀ちゃんはセリフも想いも迫ってくるなと感じながら観ていたので、同感。そして、助右衛門の妹である中臈お喜世の七之助くん。セリフは少ないけど凛として美しいし、目がいいし、第三場は愛之助さんと亀ちゃんと最高のトライアングルで、私は今回の七君はこのお喜世がイチオシです。祐筆江島、亀鶴さんの女形を見るのは初めてだと思うけど、良かったですよ。夜の智蓮坊もそうだけど、亀鶴さんもますますイイ感じでウレシイ。博多に帰る彼女は、公会堂へ着いて早々、愛之助さんと偶然会えたそうで話を聞いてるこっちまで(*^-^)それにしても、(いくら試食したら美味しかったからって)松屋で買った博多のお菓子屋さん製の明太子味ラスクを「おみやげにどうぞ!」なんて、博多へ帰る彼女におすそ分けする私は、「作り阿呆」ではなく「本物の」の阿呆だね(⌒▽⌒)調子にのって、夜の部まで観ちゃいました。この日の「奥州安達原 袖萩祭文」のお君ちゃんは宇都宮知那ちゃん。この子がホントにいいんです。健気!4回観たうちの3回が彼女(^o^)、もう一人の子役の宮永歩海ちゃんもよく声が出ていたし、可愛らしくて上手でしたよ。新婚勘太郎君は、子役に対しての想いが以前と変わったんじゃないかしら、なんて余計なことまで考えて(^O^)この日、別の友人ともロビーでバッタリ(^o^)亀パパ、段四郎さんをお見かけしたんですって🎵🎵コクーンの時の勝村さんや小池栄子さんもそうだけど、見つけるの上手なの彼女。ウラヤマシイ。↑ 3月日生劇場の細川の血達磨。染様×愛之助さんのチラシ
January 21, 2010
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19日に歌舞伎座の夜の部を観たサッサさんがメールをくれました。初日から魁春さんが代役だった春の寿(はるのことぶき)。拍手がひときわ大きかったので驚いたら、雀右衛門さんのご出演でした。歌舞伎チャンネルの収録のため、この日限りだったそうですが。そして、この19日は体調が悪くお休みされていた小山三さんが復帰されたそうなので、19日に昼・夜ご覧になった方はラッキーでしたね。私が大スターなんだと意識してからは、二度めの雀右衛門さんの出演だったので私も交替は正直がっかりでした。一度目の雀右衛門さん・この時はまだ雀右衛門さんの偉大さがわからなかったけどけれど、収録の話は実際に毎日踊られている魁春さんにはお気の毒のような気もして複雑だな、と思っていたら、P子ちゃんもベストの状態でないのに収録も気の毒ですね、と漏らしていました。 大正9年生まれのお二人のご活躍を観て、元気をもらえるおじ様方が客席にもたくさんいるのじゃないかしら。お病気のことは知らずにいましたが、19日の夜も小山三さんの登場シーンに熱い拍手を送っていた私でございます。3日の道成寺終演後、「お身体は大丈夫でしょうか。入院されたとか」と小山三さんとお親しい方に伺った時には「あら、入院なんかしてませんよ。」とキッパリお返事。そう聞いて嬉しかったのですが。元気なお二人を舞台で拝見できるのは歌舞伎ファンみんなの願いです。どうか、お大事にと祈るばかりです。
January 20, 2010
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立見でもいいから、どうしても今日の道成寺が観たかったのは鶴松君の「まい尽くし」が聞きたかったから。会社が終わってダッシュで、幕見(当日券)の列の後ろに着く。どうにか座れる範囲の中にはいれた♪「道成寺」は何度も衣装と小道具を変えて1時間近く踊る白拍子花子役の役者さんの舞踊そのものも、もちろん素晴らしいのですが「聞いたか、聞いたか」と話しながら花道から舞台に大勢ならぶ所化(お坊さん)の珍問答があってそれがとっても楽しいです。冷静に考えれば、花子役の勘三郎さんのお着替えタイムなんだけどね。花子を踊る襲名披露の時などは名の知れた役者さん(幹部)が出演します。それを「ご馳走」というのですが、歌舞伎を良く観るようになってから大御所じゃなくてもあ、巳之助君だ、松也君だというふうに誰だかわかるようになったから所化をみるのがかなりお楽しみです。さて「まい尽くし」とは十数人並んだ所化たちの一人が指名されて舞にまつわるお話をするもの。「そもそも舞の始まりは…」と始まって、舞の由来を語ります。「武蔵坊弁慶は安宅で延年の舞」「一条大蔵卿は曲舞」などと、自分が観たことのある演目の舞の名前が出ると嬉しくてニッコリしちゃいます。その所化の言葉にいちいち、他の所化がうなづく様子がのどかで好きです。そしてその話は「わたしの話はこれでおしまい」と締めくくられます。所化が順番に「まい尽くし」を担当する時もあるようですが、今回の歌舞伎座は日替わりで担当があるようで、「そもそも舞のはじまりは」から「おしまい」までの間にめいめいが考えたオリジナルのフレーズが入ります。18日と19日は鶴松君の番、と情報を得て、駆けつけた次第。さて、前列のいちばん上手(かみて)に座った鶴松@正覚坊。今日は誰が話してくれるのかな~と先輩所化のお決まりのセリフのあとに「おお、ここに当山きっての博識の僧が」と紹介されて鶴松君がちょっと照れながら、「博識ではありませんが」と謙虚に答えて、まい尽くし始まりました。○○の舞、の舞!の部分で他の所化が大きくうなづくのですがワタシまで、鶴松君の言葉に一緒になってうなづいて「おー、ちゃんと言えた!」 アラ、ヤダ!お母さん目線です。「必死でおぼえます」と言ってたそうですが、ちゃーんと覚えられて良かったね。踊りなどでは堂々としているのに、セリフは恥ずかしげでそこがまた可愛かったりしてね。叶姉妹(かのうしまい)は贅沢三昧(ぜいたくざんまい)!などと笑わせてくれました。所化のお話の途中で、黒衣さんが登場し、左右に所化が座るための緋毛氈を敷きます。これが、勘三郎さんの準備OKの合図で、それを目の端でとらえた所化達がホッとした感じで席に戻ります。今日も勘三郎さんの花子を観られて シアワセです。技術も体力もなければならない、そして言いかえれば踊りのすべてが集約されている道成寺。緊張が伝わってきた、浅草の七之助くんの花子シネマ歌舞伎で観た、あでやかな玉様と菊之助さん3階の西の桟敷に座ったので、花道での部分が長かった分見切れが多くて、残念さが募った三津五郎さんの花子いろんな「道成寺」を思い出します。花の外には松ばかり ♪松羽目の背景も桜の飾りもそれに合わせた桜の衣装の囃子方も後から出てくる橋吾さん達の鱗四天も最後の美味しいところ、押戻しで登場の團十郎さんもなにもかも ブラボーなのに これを1100円で観られる!幕見のありがたさがさよなら公演になって身にしみる。写真は幕見へ向かう階段に飾られた提灯。ああ、この階段を4階まで上り下りするのもあとわずか。(2010-01-19)
January 19, 2010
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16日と17日は音楽座ミュージカル「泣かないで」のグリーンホール相模大野公演。東京芸術劇場での公演はダンスが素晴らしくて洗練された作品だったけどジワって泣けなかったのが不思議だった。泣きっぱなしを覚悟して行ったのだし、染子さんなどは泣くのはイヤ!と言ってたので今回は誘わなかったくらいだ。なのに泣けなかった。ハンセン病の患者さんの話。献身的に介護する純真な女の子。その子を棄てる野心に燃えた男。けれど彼も幸福に生きたいと願う普通の青年で、特別悪い人ではない。男なら誰だって…明るくて元気になる話じゃないのでハッキリ言えば音楽座じゃなければパスしちゃったかも。だけど、音楽座だから観たいと思わせるのはそこに音楽座しか作れない命の賛歌があるからのはず。原作者の遠藤周作さんが書きたかった想い音楽座が初演で伝えたかった想いただのお涙ちょうだいでなくメッセージがあったから素晴らしい舞台が生まれ、伝説になったはず。なのに、東京芸術劇場での舞台を観てステキとは思っても心に迫るものが薄かった気がした。「泣かないで」をおススメした方からいただいた感想は(若いパパで、以前は劇団四季の大ファンだった方)「作品もとても良かったと思います。人間の醜さと同時に、得難い美しさの両面が描かれていて、考えさせる作品でした。個人的には、華やかな場面をもう少し減らして、もっと掘り下げても良いかとは思いましたが…。」そうだ、コレだ!掘り下げるより、華やかさが上回っているそうなの、私が無意識に感じていた違和感は。そこへ、相模大野公演を観た友人から届いたメール。「進化(深化)しましたよ。ずいぶん変わりました。 カンパニーはお正月返上でがんばったそうです。」よっしゃ!それでこそ、音楽座ミュージカルRカンパニー大阪公演に行かなくちゃならないかな~。安中さんの吉岡と、宇泰君達のチームをまだ観てないから好きで一所懸命観ているが故に不満が生じるなんて考えてみたら、おかしいね。(^^;)
January 18, 2010
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本日の予定・中村橋吾さんの歌舞伎体操のワークへ・ちょっと大切な友達へのサプライズ計画・最後は浅草歌舞伎 夜の部 もう一回今年は春から歌舞伎だらけ!この日は歌舞伎座の隣の「YOU」で久しぶりのオムライス。お昼時なので、どのテーブルもオムライス。一日何食出るのかしら。歌舞伎手帳を求めようと歌舞伎座へ。ほかでも買えるけれど、歌舞伎座で買いたかった。無事購入し、階段を降りようとしたら 珍しい風景が。前のビルにキレイに映っていた。立つ位置を変えてみたけれど、写真では表すのは難しい。実際に立ってみてください。階段の下では気づかないポイントです。「今まで気づかなかったね」なんていいながら不思議な光景にしばし、見とれつつ、ワークへと。北千住のカルチャーセンターにお誘いした方が今日も同行してくれました。なりきり歌舞伎体操のワークのスゴイところは、参加者が旧知のように仲良くなれることかしら。もうひとつが下の写真。この日のワークのために用意していただいたおやつ。講師の橋吾さんが出演中の「道成寺」では花道で四天の人たち(歌舞伎を見ない方の為に簡単に説明すると、アクションシーンに出てくるお祭りのような身軽な恰好をした人たちですよ。)がひとりずつ「と尽くし」といって、「と」のついたフレーズを自分で考えて発表します。そこで本日、ワークのお世話役さんは「橋吾さん達ががんばっているんだから おやつも「と」尽くしにしましょう」と。とびっきりの笑顔と共に参加者に配ってくださった「おやつ」についた「と」尽くしです。新年歌舞伎体操 ありがとう 程良い疲れに かりんとう 塩分補給は 塩茹でえんどう 今年もよろしく こんぺいとう
January 17, 2010
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2010年は出来ることの充実!を計画、実践中。手始めに年末年始にキレイになった家のキープクリーン!そしてアカネちゃんの分も早起きお弁当づくり復活。もう娘も成長したので(もともと自分のことは自分でする人ですし)好きなことをしていたワタシですがふと気がついた!いつお嫁に行ってもいいように 良い背中を見せようといや、良い背中じゃなくってもマシな背中を見せようとマジ思いました。お料理やお掃除の工夫もそもそも熱中した時代もありなにしろ家族全員が喜ぶので楽しい、楽しい家事の充実を頑張っていたら ブログを書く時間がありません。・゚゚・(>_▽
January 15, 2010
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先週夜の部を先に観たので、今日は昼!一、春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)曽我五郎 橋之助 曽我十郎 染五郎 静御前 福助まさに新春を寿ぐ美しい舞踊。衣装も役者さんもbeautiful!うっとり、うっとり。 二、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)幸四郎さんの梶原平三景時、荒唐無稽だけど、いえ、荒唐無稽だから好きな話。今回はそれに加えて、歌昇さんと左團次さんが出るからウレシイ。さらに、「なりきり歌舞伎体操」でお世話になっている橋吾さんも出るからなお、ウレシ!今回は「供侍(ともざむらい)」役で「高股立ち(タカモモダチ)」という袴をたくしあげた衣装ですが、これは着付けに普段の倍の時間かかるそうです。幕が開いて、居並ぶ供侍の中に早くも橋吾さん発見。目鼻立ちも姿勢もキリリですぐ見つかる。お殿様に何かあったら、すぐ飛び出すぞ!って感じで気合いのはいった様子が、後ろに並んで座っているだけでも伝わってくる!(のは、身びいきでしょうか((o(>▽▽
January 14, 2010
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観音様がチケットを下さったので、連日になるけど、夜の部観ちゃいました。だって、せっかくなんですし。花外だけど、こんなに前のお席ですもん、そりゃ。近くで観たいじゃないですか(*^-^)昨日はどんなストーリーか気になって、細部まで観る余裕がなかったけれど今日は、二度目だけに落ちついて、あちこち眺める余裕あり。公会堂内もアチコチ見て歩きました。お土産売り場に「花やしき」コーナーも。食べたらいいことあるかな? (^^♪浅草なのに草加煎餅とはいかに?さて!今日のお年玉(日替わりのご挨拶)は亀ちゃん。プログラムにも書いてあったけど、浅草歌舞伎も回を重ね、今年はこんな辛口のものをかけられるようになったんだな、って感慨深いと。最初の頃は、お客様をたくさん呼べるようにと派手な演目を並べたそうで、役者で人を呼べるようになったというわけですね。ここ1、2年は歌舞伎をしっかり観てる私も聞いたことのない演目ばかりだと思ったのは、そのせいだったんだ。そう聞くと、心して観なくては!と姿勢を正したりして。さて、亀治郎丈、10分以上かけて、しっかりと「奥州安達原 袖萩祭文」の解説を。「忠臣蔵」などはよく知られているから問題ないけど、「前九年の役」って覚えてました?歴史背景、人間関係押さえてないと、見どころも???あらすじを読み、イヤホンガイドのお世話になり、昨日は、やっとついていけたお話しだったけど、亀ちゃんが筋書きとは一味ちがうオリジナルのご案内。時間いっぱい、珍しく生真面目に語ってました。勘太郎君たちの熱演を余すことなく堪能して下さい!と仲間へのエールを感じたよ。そして、さらに舞台を作るのは役者だけではない、一方通行のものではなく、客席と共に熱い舞台を作りたいと熱く語るもんだから、最初から会場の温度は高め、拍手は大きめ。昨日は、弾いているフリかと思った三味線。近くだと勘太郎君が弾いている音が聴こえました。そういえば、前日は浄瑠璃の三味線奏者の糸が切れたよう。誰にも気づかれないよう、話を止めないよう、真剣な面持ちなれど静かに素早く糸を張っていたのを見てしまい、ドキドキ!しました。力強い演奏だもの、そういうことあっても不思議じゃないね。白い黒衣(くろご)=雪衣(ゆきご)。歌舞伎では黒いものは見えないものという約束があるので、普段は黒装束の黒衣さんが、舞台上で必要のなくなったものを片づけたりしますが、雪のシーンではその役を白い衣装の雪衣さんがする、とガイドブックで読んだことはあっても観たのは初めて!可愛いお君ちゃんと袖萩をかいがいしく手伝ってくれる雪衣さん、親切でイイ人なの\(^o^)/悲しいシーンでも、雪衣さん見ていたらウキウキしちゃって。(^^;)泣いて、泣いて涙で溶けちゃいそうな袖萩とうって変って桂中納言実は安倍貞任への早変わり、全く別のキャラを演じ分けた勘太郎君も、すべてを知りながらも、情け深い対応をする七君演じる八幡太郎も素晴らしかった。確かに浅草の良さは、年ごとの成長ぶりを実感できること。そうそう。安倍貞任はクライマックス、ぶっかえりといって上半身の衣装が下に垂れると、別の衣装が現れる演出があるのですが前の日は、それを持つ手がちょっと内側に寄っていたのかなぁ。耳のたれた犬みたいで、見せ場なのに「惜しい!」だったけどこの日は、ピッとカッコよく決まってました。良かったね!後見さん。そして、悪太郎、昨日より大きかった!楽しかった!大満足!なんだろう。今日は弾けてた感じがしました。もしかしたら、若手だから、毎日どんどん進化してるのかもね。亀ちゃんと亀鶴さんの息もぴったりで、オチを知っててもおかしかった!愛之助さんとオメッティも交えて4人で花道で踊るところ近くで見られてラッキー!でも、そこのシーンの曲がどう数えても3拍子には思えないんだけど(-_-;)(歌舞伎では珍しく3拍子だそうだけど)\(^o^)/愛之助さん、長い袴で踊るのたいへんだったろうな。「袖萩祭文」でタップリ泣いて、「悪太郎」でタップリ笑って晴れ晴れ、お家へ帰れる。昨日は「一回観たからいいや」と思ってたけれど、今日は「もう一回観たい!」に変わってる\(^o^)/※この時の解説のお陰で、目に焼き付けるように観たので 袖萩は美術さんの雪景色共々、今も記憶に鮮やかです。(2010年 新春浅草歌舞伎・夜の部)
January 14, 2010
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浅草公会堂の歌舞伎を観に浅草へ。町ぐるみで浅草歌舞伎を応援しているからあちこちにポスターがたくさん貼ってある。浅草に着いた途端、そこから浅草歌舞伎 「笠入れ」 浅草だな~。よそでは見たことないもん。こんなものも買いました。 歌舞伎好きな人に出すときイイでしょ。 屋根にいるのは、中村屋?高麗屋?おたぬき様。鎮護堂。その昔、戊辰戦争で上野の山を焼け出された狸がこのあたりに逃げ込んで悪さをしたそうなのです。それを鎮めるためとも、複数の僧の夢に現れ、たぬきを祀ってくれたら火事から守ってあげるよって告げたので祀られるようになったとか、諸説。昔のことなので、どちらもありそうね。そして、3月10日の東京大空襲の焼夷弾から鎮護堂を守ったといわれる大イチョウ。今でも、その当時の焼け跡が残っています。お詣りしたら、いよいよ、公会堂へ行きましょう♪
January 13, 2010
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1年ぶりの公会堂。なつかしー。うれしー。3階席から観る舞台、遠いな~。いえいえ、贅沢は言えません。高い席は買えないので、チケット救済でようやく譲っていただいた貴重なお安い席なのでございます。お年玉(ご挨拶)は亀鶴さん。例年通りフランクなご挨拶。亀治郎さんファン!というお客さんのために亀ちゃんのすばらしいところを披露していたけど浅草歌舞伎のファンは亀鶴さんの!話が聞きたいんだから、もっと自分を出してもいいのに!とちょと不満。夜の部最初は勘太郎君の「奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)」勘当されたうえ、盲目となり幼い娘と暮らす薄倖の袖萩。物語の背景の歴史も登場人物も全く知らなかった。敵に嫁いだ娘なので、(いくら健気な孫娘が不憫でも)武家ゆえに名乗り合うことすらできませんとか辛抱強い昔の人が共感して涙したであろうところももー、建前はいいから本音でぶつかろうよ!なんてヤキモキしちゃう。たぶん昔ながらの子役の決まりごとを忠実に演じているのでしょうが、デフォルメしたような動き(特に首を何度も振る仕草)に笑い声が聞こえるくらいの古風なお芝居で懐かしいようだけど逆に新鮮だったりして。子役が光っている。亀ちゃんの子どものころ彷彿とさせる賢くて達者な子。釘づけ。小さな大女優。ほんとに健気で周りからも、すすり泣きが聞こえる。出ずっぱり、セリフもたくさん。段取りもたくさん。子役では、こんな大役はめったにないんじゃないかな。勘太郎君の袖萩登場シーン。花道でのひと声を聞いた時勘三郎さんは歌舞伎座のはず、と疑っちゃうくらいホント、そっくりでした!それでも体型的にはスッとしているから(^^;)お父上より時蔵さんみたいに涼しげで優美だけど。勘太郎君の女形をこんなに長時間観たことなかったかも。そして、夫と娘の板挟みになって苦しむ母親役の歌女之丞さんも泣かせるな。今まで何度も観てたはずなのに、歌女之丞さんの素晴らしさに今頃気づくなんて失礼いたしました!m(__)m(私が観始めてから)3年目、チームワークが良くて元気な浅草歌舞伎が大好きですが、今年は演目も地味だし、悪くはないけどイマイチかな~と思ったりもして…「悪太郎」は大きな松を背景とした松羽目物で、「高坏(たかつき)」や「太刀盗人」みたいに楽しい狂言。「悪太郎」はその系統だと思うけど、小さい感じがかな~。高麗蔵さんと歌昇さんの「太刀盗人」は面白かった。亀ちゃんも亀鶴さんも好きなのでがんばってほしいな。(と、上から目線じゃないよ、心から応援してるんだからね)(2010年 浅草歌舞伎・夜の部)幕間(まくあい)のおやつは、大好きな大学芋。浅草に来たら絶対買うし、これだけは誰にもわけずに独り占めしたいくらい夢中です。袋だと食べにくいのでシール容器に入れてもらいました。歌舞伎を見ながら食べると言ったら(楊枝は落とさぬように、)しおりに貼っておきますねとの心遣いがうれしいでしょ。この容器は100円で「興伸」で買えます。手を汚さずに食べられて便利♪焼き芋もはじめました!「おいもやさん 興伸」の前のお団子屋さんも好き。炭火で焼いてくれて、タレが甘すぎずキリッとしていて美味しい。夕方固くなる、ちゃんとしたお団子。
January 13, 2010
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「パコと魔法の絵本」、公開時に見そびれてDVDで見ようかと思ったけれど録画した番組さえ見られないこの頃レンタルしても見ないまま返却しそうで観るのあきらめてた。ところが、敬愛する ノコギリ演奏家のサキタハヂメさんも登場するという話を聞いたので図書館で予約けど、たいそうな人気で忘れかけてた年末、ようやく番が回ってきた。ノベライズなので読みやすいが物足りない。書いているのは賞を取ったりした人らしい。でも、この表現好きじゃないな~が最後まで続いた。さすがに結末には心をだいぶ動かされたけど。たぶん、この自殺を繰り返す元人気子役が妻夫木君の役?今までの妻夫木らしくない役でファンが観たらがっかりするかもってそこだけ映画の紹介覚えているけれど、後は記憶にない。配役気になるな。いけすかない会長の役は頭の中で勝手に津川雅彦さんになってる。でも、この下品なタマコは一体誰が?中途半端だな~ DVD観たくなった!いい小説、これをぜひ映画にしたい!そんな作品は原作も映画(舞台)もどちらも魅力があるのにね。ノベライズはどうしてやせっぽちなの?逆に「トリツカレ男」の舞台を観て興味を持って読んだ原作は軽いカンジがちょっとヤだったんだけど、読み進むにつれて慣れ、ストーリーに引き込まれた。この人の他の作品が読みたい!迷ったすえに選んだ理由は絵本画家の荒井良二さんの挿絵。「ぶらんこ乗り」私はちっとも知らなかったけれど 作者のいしいしんじさんの知名度をあげた話題の作品だったそうな。いしい しんじ1966(昭和41)年大阪生れ。京都大学文学部仏文学科卒。2000(平成12)年、初の長篇小説『ぶらんこ乗り』を発表。たいへんな物語作家が現われたと大きな話題に。’03年、第二長篇『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞受賞。’04年、第三長篇『プラネタリウムのふたご』が三島賞候補作に。Amazonからちょっとお借りしてきましたプロフィール。賞のあるなしはワタシには関係ないけどみんながすでに認めてた人に今頃気づいたんだなってちょっと世間の動きに疎い自分がハズカシセツナイ イトシイ 話です。最初は違和感があって、さらに言えば拒否反応もあって設定だって、おかしいよ。「トリツカレ男」の時もそうだったけど。「トリツカレ男」は恋しさのあまり好きな女の子の亡くなった恋人になりきる。体型からから声から全て真似てその人そっくりになれちゃうなんてアリエナイでしょ。「ぶらんこ乗り」にでてくる男の子が可愛がる半分、毛の抜けた犬。そんな悲しい犬なんか出てくる話だって好きじゃないはずなのにさ、アタシ。ぶらんこ乗りは手をつないだかと思うとすぐ次の瞬間、離れてしまうでしょ。そんなぶらんこ乗りの夫婦を書いてある個所があって…すぐ離れるのを淋しがる妻に夫が言うんです。「手をにぎろう」「お互いに命がけで手をつなげるのは ほかでもない すてきなことだと おもうんだよ」そして、旅先からのハガキ、そこらを読むときにはすっかり いしいしんじさんの中毒になっているよ、きっと。ぶらんこ乗りファンタジー色の濃い作品の挿絵として私が選んだのはこの写真お菓子の家の屋根になりそう?バームクーヘン(東銀座・文明堂)
January 12, 2010
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テレビの前に座っているのが超楽しかった!というヒトリゴトのような他愛のない日記だったのに興奮と彼らへのお礼の意味で書いた昨日の日記のアクセス数がミュージカルの時より グーンと多かったので ちょっとビックリ!読みに来た方の なんの参考にもならず 恐縮でありんすでも、同じような熱い想いであの試合を観た人がたくさんいたのは仲間のような気がしてそして、鮮やかなゴールを決めた偉大なるレフティーに対し、フツーの主婦の私は、やたら眠い毎日の中で小さなゴールとアクセク!2010年はカッコイイ女になろうと宣言しちゃったので家事もおろそかにしないよう、早起きお弁当づくりまで再開しちゃったせいだろうな~大幅に狂った体内時計の修正にも役立つので、このまま続行主婦を充実させるとブログが遠ざかる…ま、オヤスミの日に書くのを楽しみにガンバローっと!今日は 苦手!な人とナチュラルに会話ができるように努めた自分に満足!前向きになるかも早起きの効果かな♪そんなわけで夜はネムイ!コタツでウトウトして、今目覚めたのだけど、また寝ます。オヤスミナサイ明日も楽しい日にしましょうね
January 11, 2010
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GOAL!の度に 歓声をあげて、ワクワクが名波浩選手の引退試合のテレビを観た。いつも観ない番組なのに偶然かかっていてこのチャンスに感謝!カズが ゴンが ヒデが そして柱谷、井原、秋田、北澤、前園、城、沢登、 懐かしい顔がいっぱいあって99の矢部っち、ミスチルの桜井さん達もね魅せる試合をしてくれてありがとう!お疲れ様、LEFTY ~ 名波浩私が一番サッカーを熱く観ていた頃のヒーロー
January 10, 2010
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歌舞伎座さよなら公演 壽初春大歌舞伎あとわずかになってチケット代が値上げされました。でもファンはどうしても観たい。私のように○○さんのファン、ではなくてみなさん、それぞれステキ!の歌舞伎ファンはなかなか良い席で観られません。それに加えて、企業が自分のところの顧客獲得、宣伝のために買い占めるのでチケット自体も希少になっていきます。だから実際、歌舞伎座に行くともったいない空席がチラホラ舞台で可愛らしく、華やかに魅せてくれる福助さんがお客様のお財布を心配した文章を書いているのを読み、なんとも嬉しい、ありがたい心境です。少ないオヤスミの日も「大好きな土居裕子さんを観に行きました」と趣味と実益を兼ねて?熱心に他の方の舞台を勉強されているので実感なのかもしれませんが…ところで、話をもどして「シェア」ですが浅草歌舞伎のチケット、既に安い席は完売だったのでいつもお世話になっているチケット救済経由で仕事のために都合がつかなくなった方から3階席を譲っていただくことになりました。歌舞伎座夜の部を観る前に、歌舞伎座前で待ち合わせしてお金とチケットを交換した時にその方から聞いたのが「シェア」歌舞伎座は昼の部、夜の部と3幕、もしくは4幕の舞台で構成されていますが、そのそれぞれの主役が3人いたとします。仮に松さんが1幕目、梅さんが2幕目、竹さんが3幕目の主役としましょう。なかなか手の届かない1等席(今は20000円)を買って松さんファンのAさんが1幕を1等席で観て、梅さんファンのBさんが2幕目を、そして竹さんファンのCさんが3幕目をその席で観るのです。次々にリレー形式で幕間に手渡す方法もあるし、3階席など(こちらも値上げして3000円)別の席で観ていてごひいきが主役の時に1等席の友人と交換する方法もありますよね。噂には聞いていたのですが、実践されている由。だいたいは同じ人のファン同士で観に行くので私の周囲では難しいけど好きな人を良い席で観たい!を実現する積極的な方法だと感心、感心。彼女はちゃんとネットワークを持っている様子です。ちなみにその1等席をAさん、Bさん、Cさんでシェアした場合所要時間、出番などが異なると割り勘しにくいだろうと思いきや、料金は幕見料金を参考に換算するそうです。なかなかカシコイ!歌舞伎を観始めたばかり、「勧進帳」の染五郎さんに一目ぼれしたのでたくさん通いたいという彼女から教えてもらったのですが私がチケット救済で譲ってもらうだけでも、年配の方は???とビックリされますが、若い人はさらに先をいってるのね。
January 8, 2010
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一、春の寿(はるのことぶき)梅玉さんと福助さん。春らしい華やかな踊りにウットリ。雀右衛門さんが出演されるとあって期待していたのに休演でガッカリ。お元気なお姿を拝見したいです。二、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)「車引」ずっと「くるまひき」と思っていましたら「くるまびき」でした。この演目は特に好きではないけれど、三つ子の兄弟の末弟「桜丸」を82歳の芝翫さんが初役で演じるのです。その芝翫さんのことは、長男の福助さんの(どうも長女と言いたくなるけど、長男)言葉をお借りするとこんな感じ。「富十郎兄さん、幸四郎兄さん、吉右衛門兄さん、四人並んだ幕切れの引っ張りの見得などは、錦絵のようです。 そんなにスピード出して走れないのは年齢的なものとお許しいただいて、古風な味を楽しんでいただきたいです。」ほんとうにそうでした。大きな吉右衛門さんと並ぶと小柄さが目立つ芝翫さんの初々しい桜丸。「成駒屋!」豪華な三つ子の競演でお正月らしくて満足です。三、京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ) 道行より押戻しまで道成寺は大好きです。踊りや衣装、目に鮮やかなのもステキだけれど「聞いたか、聞いたか」の所化、聞いたか坊主が好きです。3日に幕見で遠くからでしたが勘三郎さんの花子の踊りの素晴らしさに酔いしれましたが今日は、もう少し近くなので、所化をしっかり観られます♪たくさん並んだ所化の中に、私のごひいきの鶴松君。座っているときの姿勢もきれい、着物の着方もスッキリ。若手の中で一番立派に見えました。踊っている勘三郎さんを真剣に見つめるまなざしがほんとうにひたむきで、ますます応援したくなります。浅草で七之助君が花子を演じた時を思い出しました。所化は、花子が踊る時並んで左右に座ります。正面を向いてジッとしています。亀治郎さんはじーっと踊る七之助君を見ていました。自分が踊る時のことを考えて見ているんだろうと思いました。鶴松君もただ座っているだけではなく、花子を踊る日のことを見据えて、少しでも目に焼き付けておこうと師匠の姿を見ているんだ。所化の役だから座っていればいいんだ、と気を抜いている人はいないと思うけど(主役は花子なので、目立ってはいけないから 気配を消すのが、正しい在り方だと思います)踊る日、をちゃんと描ける人の心意気は抑えていても、反映するんだな~と感心した次第。そして花道に四天が並んで「と」づくし。「●●●と~」で終わる四天のみなさん、オリジナルです。一人、一人のセリフが聞けて嬉しいです。4番目に並んだのが橋吾さんだ、と一応チェックはしたものの花道が見えないから、「橋吾さんの声だ!」と気付いた時は覚える暇もなく、言い終わっちゃった。最初に「とづくし」をしますよ、と説明するわけではないので何が起こったのかわからず順番が進むにつれて、だんだん拍手や笑い声が起きました。先頭の人、気の毒だね。花道が見える席で観たいな~。今月の道成寺は押戻しで大館左馬五郎役で團十郎さんがご出演。勘三郎さんと團十郎さんの共演を観るのは、初めてかも…眼福!四、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなよこぐし) 木更津海岸見染の場 源氏店妾宅の場福助さんのお富に切られ与三郎は染五郎さん。 福助さんの相手役、はじめての「年下の男の子」はおり落とし、名セリフ。有名なお話なのでみどころ満載。3階Bは遠いので、もう少し前で染五郎さんが観たかったな~。「道成寺」と染五郎さんなんだから、もっと良い席奮発しとくんだった!(2010年1月7日 歌舞伎座 夜の部)
January 7, 2010
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音訳ボランティアの新年会 いつもの会場が取れないからちょっと離れたコミュニティセンターで行いますってことで地図は見て出たのですでも、やっぱり迷った~何人もの人にたずねながら、向かっても30分かかっても 着かない時点で なかば 開き直り晴れて 気持ちの良い 朝のサイクリング に なってしまいましたとさ足はパンパンになったけど春 たくさん 見つけた!芽吹いたフリージア、光に反射する遊歩道の石、いろいろ「今年は音訳、身を入れてガンバリマス!」と書いた年賀状に「掛け声だけにならないように」と太字で返事を下さった先生さすが、先生。スルドカッタ!1時間後、到着しました。ホントに ホントに 今年は ガンバリマス!
January 6, 2010
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「文七元結」のような貧乏なお話でなければ、余分なものがなくて、清々しい青畳キレイ私もお片づけして こうありたいもんだわ と思うそして使ったもの、用がなくなると 黒衣さんが出てきてサッと片づけてくれるスッキリ
January 5, 2010
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「シネマ歌舞伎・法界坊を観て、そのあと新年会」名古屋の平成中村座行きのきっかけを作ってくださってそのうえ、行き帰り同行していただいた、恩ある彼女のウレシイお誘いです。銀座(築地)にある東劇で12月26日から「法界坊」を上映するこのニュースは知っていましたが、26日は歌舞伎座千穐楽。年末か年始、絶対観に行きたいと機を狙ってはいたのですが…今、を逃したら じぇりさんとユックリお話できる機会がないと思ったので、とおっしゃっていましたが、彼女こそお忙しい方。なのに、大事な一日を私と一緒に過ごしていただけるのは光栄です。最初の「法界坊」は一昨年の11月の浅草。舞台袖の2階に設けられた「桜席」でひとりで観ました。役者さんの演技がつぶさに見られて珍しく、ありがたい体験をしましたが、ラストの背景がパン!と割れるシーンは一部分しか見られませんでした。そして、昨年の名古屋の「法界坊」チケットがどうしても取れなくて、やはり体操教室がご縁で知り合った若いお嬢さんとご一緒に花道の真上のあたりの2階に立ち見で観ました。書き割りが割れ、お城の石垣が見えた時は、うれしくて涙が出そうでした。その日以来、そのお嬢さん、「野分姫」さんと親しくしていただいてます。「野分姫」とはお芝居の中で七之助君が演じるやんごとなきお姫様の名前。そして、年が明け、初観劇が東劇のユッタリ シートに座ってアップも引きも、いいとこどり、オペラグラスいらずのシネマ歌舞伎で「法界坊」が観られるなんて、こいつは春かラ ッキー♪「あ、コレコレ!」と好きなシーンの数々に懐かしさを覚え、また舞台で観た時には気づかなかったところを発見もできて大満足。中村座の「法界坊」はコミカルな部分と最後のダイナミックな殺陣と、どの部分も充実していて最後まで飽きさせません。ラスト、歌舞伎体操教室の橋吾先生の大活躍もしっかり目におさめました。そのあと、歌舞伎座前を通って、急に幕見で「京鹿子娘道成寺」を観ることに。これは想定外だったけれど、新しい演出、罰当たりな破壊僧の法界坊を観た後に古典的、上品な舞踊と様式美の歌舞伎の二面性を味わえたことはなにより嬉しいことでした。翌日からは仕事だけど、楽しく休む(遊ぶ)ためには、しっかりお仕事しなくちゃね!とパワーをたくさんいただきました。そのあと、彼女と入ったお店はね、「サッチーホッコーさんと美女たちの忘年会」の候補に入っていた「紅葉」を眺めながらお食事できるあのお店でした。別のお店に決まったのに面白いね、ご縁があったのね。シネマ歌舞伎の「法界坊」はまだまだ上映していますので歌舞伎に興味がある方、ぜひおススメですよ。舞台と同様、休憩時間もはいり、濃い中身なのに2,000円、オペラグラスなしで気軽に楽しめます。(1月3日 法界坊 東劇 シネマ歌舞伎)
January 4, 2010
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お年玉です。1月3日。勘三郎さん、團十郎さん、小山三さん。歌舞伎全般大好きですが、とりわけ好きな方々に遭遇しました!この日の連れのおかげなのですが、私はほとんど声も発せず、みとれるばかり、夢心地ってカンジです。この日「道成寺」を幕見で観ました。いつもは面白い勘三郎さんの魅力に感動していましたが通りすがりの急な観劇のため、オペラグラスなし、顔は判明できず、イヤホンガイドも借りず、雰囲気を楽しむだけでいいわと軽い気分。勘三郎さんの踊る姿だけを純粋に鑑賞いたしました。(四天の橋吾さんもちゃんと観ましたけど((o(>▽▽
January 3, 2010
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こいつぁ、春から縁起がいいね。ドラミちゃんがメールで送ってくれた仲見世の写真。これは12月の大歌舞伎、宮藤官九郎作「大江戸りびんぐでっど」「歌舞伎者」という役で登場した橋吾さんを思い出します。劇中では「カブキモノ」という役名ですが、国性爺合戦の「和藤内」だそうです。敵の館で虎退治をするんですって。浅草へ初詣や、歌舞伎でお出かけの際は探してみてくださいね♪橋吾さん、演技もいいし、縁起がいいね~。平成中村座の座組総出演のマックカフェのCMでは、勘三郎さんのすぐ、うしろを歩いている爽やか笑顔の橋吾さん。ドラミちゃん、新年早々、ワクワクメールをありがとう
January 2, 2010
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今年はカッコイイ女になる! 予定です 以上♪
January 1, 2010
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