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沈黙守るニューオータニと安倍首相を結ぶ「神」つながりの奇縁 日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年11月29日 9時26分 桜を見る会の「前夜祭」を巡る「1人5000円の会費は安すぎる」との疑惑に、安倍首相はあり得ない弁明でスットボケ。会場のホテルニューオータニの最低料金は1人1万1000円。差額分を補填したなら、違法な企業献金の疑いもあるのに、ニューオータニ側は沈黙を守ったままだ。なぜ、多くを語らないのか。安倍首相とニューオータニとの奇縁を物語る“神がかった”領収書を日刊ゲンダイはとうの昔に入手済みだ。 (後略)何かあるとは思っていたけど、こんなこととは…。まあ、真偽のほどは確かではないが、以前にかつて統一教会だった人が、「安倍首相って、統一教会信者ではないのだろうか」と言ったことを思い出した。〇〇学会の人の雰囲気が何となく共通していることは時たま感じるのだが、このような宗教も似たような雰囲気があるのかもしれない。何度も書いているが、私は宗教を否定していないし、先日来日されたローマ教皇のような方には、心から尊敬の気持ちを抱く。もしも直接お会いして教皇の人格に触れたなら、「この人になら騙されてもいい」という気持ちになるかもしれない。あの親鸞聖人も、法然上人に出会って「この人になら騙されてもいい」と思ったという話を思い出す。何かの宗教に入信する人は、多かれ少なかれそのような気持ちになるのではないかと思うが、オカルトまがいのことまでとなると話は違ってくる。自分には神がついているから、どんなことをしても大丈夫と思ってきたんだろうか。そんな人に心酔している安倍信者の皆さん、目を覚ましてください。
2019年11月29日
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11月20日(水)所属する会の例会日。金曜日に小イベントがあるのでそのリハーサルも兼ねている。 私はこの会の代表を降りているので、通常の例会には出席しないようにしている。しかし、人手が必要な時には協力することにしているので、このような時は参加する。現在の役員を中心にちゃんと活動はできているのだが、この日はメンバーの一人が少し苛立っていた。とても個性的な面々だし、それぞれがプライドを持って活動しているので、今までも結構喧々諤々の話し合いやぶつかりあいはあったし、それを乗り越えることで会としての力も強くなってきていると私は思っている。しかし、この日はちょっとFさんの苛立ちが過ぎていたようで気になった。苛立ちをぶつけられた人の顔を見たら、「やっちゃった!」という顔で「ごめん、ごめん」と言っていたので、彼女の性格からこれは大丈夫だなと安堵していた。例会終了後、新しく事務局担当になった人が、「私、どうしたらいいかわからなくて固まっちゃった」という。それで、今までの私の対処方法とか、それぞれの個性について私のとらえ方を参考までにと話す。なるほどなあ。あのくらいのことで固まっちゃうんだと、私はその人の臆病さに少し驚く。ずっと仕事をしていて、女性としてはそれなりの地位になった人だから、もっと肝が据わっているかと思っていたのだ。どちらかというと上手に調整することで仕事をするタイプと思っていたので、「仕事をしていた時は、もっと修羅場もあったでしょうに」というと、「いやいや、仕事とボランティアでは全く違うよ」という。「まあ、そうかもしれないね」と流したけれど、私はそうは思っていない。仕事であれボランティア活動であれ、基本は同じだと思っているが、まだボランティア活動初心者だからこれから学んでいくのだろうと思う。【11月24日】小イベント当日。先日のリハーサルでは色々とダメ押しが出て、それぞれの担当者は少し焦ったりしただろうけれど、それが功を奏したのかとてもうまくいったと思う。やはり、安易に流してしまうよりは、きっちり詰めた方が良いに決まっている。みんなそのことはよくわかっているので、練習や話し合いの時のぶつかり合いは大切なこととわかっていると思う。ボランティア活動にはそんな厳しさも必要だということを、もっとボランティア活動をする人に認識してほしいと思っている。ボランティアにとって一番怖いことは、「どうせボランティアだし」とか、「誰かが責任をとってくれる」という無責任さが当事者の気持ちに芽生えることなのだ。その意味では、金銭が介入していない分だけ、それぞれの責任感や使命感に基づく、信頼感がとても必要だと思っている。【11月23日】ブドウ畑の作業。小春日和の暖かさの中で、番線上げ作業に汗をかく。【11月26日】知人のYさんから「話がしたい」と誘われ、午後から出かける。彼女は独身で、在宅介護していた父親を春に見送り、母親も認知がかってきていて、もしもの時にと申し込んでいたグループホームに空きが出て、急に12月に入所することになったのだという。両親の介護のこともあり10年前に仕事を辞めて、ずっと在宅で面倒を見ていた。兄と弟が同じ市内に住んでいるのだが、それぞれに家庭もあり、どうしても彼女に負担がかかっていたと思う。それでも両親との関係は悪くなかったのだが、彼女の長年の不満は兄弟の協力があまりないこと。今回の入所にしても、彼女自身はまだ在宅で母と暮らしたい気持ちがあったようだが、お兄さんが「おまえのためでも、母さんのためでもある。入所のチャンスを逃したら、次にどうなるかわからない」と入所を強く勧めたのだという。兄弟の関係を悪くしたくないので入所してもらうことにしたのだが、彼女の気持ちは整理できないモヤモヤが残っているようだった。彼女の気持ちを理解しつつも、「チャンスを逃すと次がわからないのは本当だよ」とか、「お兄さんが貴女に世話を押し付けているという申し訳なさもあるから、お前のためだというのも本当だと思う」などと話す。そして、「まだ若いんだから(と言っても60は過ぎているが)、今までご両親のことで家も空けられなかったのだから、できなかったことややりたいことをして、自分自身の人生を豊かにしようよ」と話す。「そうだねえ」と言いつつも、「でも、私何をやりたいんだかわからない」と呟く。うーん、それについては何もアドバイスはできない。私は彼女と会うのは、ほんの少しだけ億劫になることが多い。彼女は私と会って話すと嬉しそうなのだが、私は少し重い気分になるのだ。それは、彼女がとても人を羨ましがることが多いためだ。「みらいさんはいいよ。いい旦那さんも、立派な息子さんもいるしさ…」なんて言われたら、何と返していいのかわからなくなる。若い頃から彼女はその傾向があり、私が不思議なのはそれなのに私と会いたいということだ。私なら、自分が羨ましく感じる人とは会いたくないような気がするのだけど、彼女は違うようだ。その不思議さを、共通の知人に話すと、「きっと貴女に憧れているんだよ」と言われたことがある。確かに憧れの人とは会いたいかもしれないが、私に憧れているようではねえという気持ちになる。それでも、「みらいさんと話したら、なんだかスッキリした。母が入所したらまた会ってね」と言われて別れた。ちょっぴり複雑な気分ではあったが、会った時より明るい顔になっていたから良しとしよう。【11月27日】次の日から雪が降るというので、また息子の畑の番線上げの手伝い。曇り空で風もあったが、3時半まで雨も降らず、結構はかどった。これで今年の作業手伝いも最後になるかもしれないと思い、頑張りました。【11月28日】一気に真冬日。夕方にはバサバサと雪が降り、雪景色。あー、いよいよ冬になっちゃったよこの日、北海道へのIRの誘致断念とのニュースが流れる。本当にホッとした。道議会の自民党の意見が分かれたのが大きな要因だろうと思うので、自民党でありながら誘致反対や誘致への疑念を表明してくれた議員さん達に感謝したいと思う。
2019年11月29日
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自民会派まとまらず 道議会IR議論、最終局面 26日の再会合が焦点に11/26 05:00 北海道新聞 カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の道内誘致の是非を巡り、道議会最大会派の自民党・道民会議(53人)の議論が最終局面を迎えている。25日に開いたIR検討調査会全体会合では賛否両論が噴出。鈴木直道知事が同会派の意向を判断の前提条件とする中、26日に再び開く会合の行方に注目が集まる。 「環境影響評価(アセスメント)の結果が分かるまでは、誘致への動きを進めるべきだ」。25日の調査会で、推進派のベテラン議員が、誘致を表明して候補地の苫小牧市植苗地区周辺の環境アセスを進めるよう主張した。一方、慎重派の中堅議員は、自然環境への影響を懸念し「環境アセスの結果、IRを開業できなくなったら、IR事業者に損害賠償をする必要があるのか」と質問。道の担当者は答えられなかった。 同調査会は21日の役員会で、会派として誘致の是非の結論を出さず、知事の判断を待つ方針で一致。ところが知事は25日に、会派の意向が前提となると改めて伝えてきた。同調査会の遠藤連会長は「球を投げたら、投げ返される繰り返しだ」とこぼす。喜多龍一元議長は「知事にしろ、議会にしろ、判断する環境に至っているのか」と指摘する。 知事が決断しないのは、「IR誘致に伴う課題があまりにも多すぎ、そのリスクを知事一人で背負うには重すぎる」(道幹部)からだ。一方の自民会派は内部で賛否が分かれ、意見集約が難航。北海道新聞のアンケートで賛成派24人、反対派10人で、「分からない」と無回答が19人に達した。 同日の道議会特別委員会では、IRに関する道民対象のアンケート結果が公表された。野党会派の議員は、住民調査が他県と比べて不十分だと指摘し、「十分な意向把握ができていないのに、知事は判断をするべきではない」と訴えた。(竹中達哉、犬飼裕一)自民党の道議たちも意見が割れているようだ。よしよし、北海道の未来のために目先のお金に惑わされずに、しっかりと考えてください。候補地の近くには、ラムサール条約に登録されているウトナイ湖がある。この大切な自然環境を損なっては、北海道の価値が下がるに決まっている。今朝のテレビで、候補地には貴重な動植物が生息しているとも報道されていた。(当然でしょう)何の動物かちゃんと聞いていなかったが(多分鳥類?)、誘致推進派は巣を移動させるなんてことを言っているらしい。そんなバカな。人間の浅知恵で巣を勝手に移動させて自然保護になるわけないと私は思う。かつて、釧路湿原も網走のサンゴ草の群生地も、よかれと思って人間がいじったことでおかしくなり、その再生のためにどれだけ大変だったかを思い出してほしい。一度失った自然は、なかなか回復しないものなのです。お願いですから、鈴木知事さん、北海道の未来のための決断をしてください。北海道観光の肝は、豊かな自然環境や景観、そして安全でおいしい食べ物に尽きると思います。
2019年11月26日
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核の傘の下で語る平和は偽善 広島訪問のローマ教皇11/24(日) 19:33配信 朝日 訪日中のフランシスコ教皇は24日午後、広島市の平和記念公園で、「平和の集い」に出席した。教皇は「戦争のために原子力を使用することは、犯罪以外の何物でもない」と指摘した。また、「核戦争の脅威で威嚇することに頼りながら、どうして平和を提案できるか」と述べ、名指しは避けながら、核抑止力を唱える国々を批判した。 ローマ教皇が被爆地で平和のメッセージを出すのは、冷戦下の1981年に故ヨハネ・パウロ2世が訪問して以来、38年ぶり。フランシスコ教皇は広島について「大勢の人の夢と希望が、一瞬の閃光(せんこう)と炎によって消された。人類に刻まれた記憶であり、私は平和の巡礼者として、この場所を訪れなければならないと感じてきた」と語った。 教皇は演説で、「核の傘」の下にいながら平和について語る「偽善」を、強い言葉で非難した。「最新鋭で強力な武器をつくりながら、なぜ平和について話せるのだろうか。差別と憎悪の演説で自らを正当化しながら、どうして平和を語れるだろうか」 戦争のために原子力を使用することを、「人類とその尊厳に反し、我々の未来のあらゆる可能性にも反する犯罪だ」と宣言。「次の世代の人々が『平和について話すだけで何も行動しなかった』として、我々の失態を裁くだろう」と警告した。さらに、60年代に核の抑止力を否定し、軍備撤廃を唱えた教皇ヨハネ23世が出した回勅(公的書簡)を引用し「真理と正義をもって築かれない平和は、単なる『言葉』に過ぎない」とも語った。 その上で、フランシスコ教皇は人々に三つの行動を呼びかけた。これからの世代に「二度と繰り返しません」と言い続けるために「記憶すること」。自分だけの利益を後回しにして、平和に向かって「ともに歩むこと」。そして、原爆と核実験、紛争の犠牲者の名の下に「戦争や兵器はもういらない」と叫び、平和を「守ること」。これらが「広島においてより一層強く、普遍的な意味を持つ」と強調した。(河原田慎一)私はクリスチャンではないので、教皇のお言葉が世界の為政者にどれほどの影響を与えるのかはわからない。それでも、ことの本質をズバリと言ってくださったことには、心から感謝する。以前、長崎の人たちはクリスチャンが多いので、原爆の被害に遭っても「神様の試練」のように受け止め、核への反対運動は広島よりも静かだと聞いたような気がする。多くの核兵器廃絶運動に関わる人たちにとっては、クリスチャンであろうとなかろうと、力強い言葉だっただろう。偽善の塊のような安倍首相は、教皇のこのメッセージに対してどのような言葉を発するのだろうか。
2019年11月25日
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小春日和の23日、24日は、息子たちのブドウ畑の後始末作業の手伝い。ワイン用ぶどう栽培は、収穫と仕込みが終了したら一件落着ではない。ぶどうが紅葉し、落葉してからが、またもう一仕事あるのだ。北海道では雪が降る前に剪定し、番線から枝や巻蔓をはずし、番線は支柱の上と地面に上げたり下ろしたりしなくてはならない。ぶどうの木は土の上に寝かせて、雪のお布団の中で眠ることが出来るようにするのだ。ぶどうは番線にクリップや細紐で括り付けてあるので、それを一つ一つ外すことに結構な時間がかかる。実は、先週は夫は21日の午後からと22日の一日手伝いに行っているので、夫は四日連続の畑作業である。私は、所属するボランティアグループの行事の準備やその本番があったので、手伝いには行けなかった。幸いに、この季節にしては小春日和の暖かさで、作業は辛くもなく順調に進む。さらに、24日には四人のボランティア(ワイン愛好家)が手伝いに来てくれて、本当にありがたいことであった。順調に進んだとは言っても、まだまだ始末しなくてはならない作業は続く。例年、12月に入っても作業しなくてはならないので、時には吹雪や積雪を掘り返しながらの作業にもなる。12月に入ってもそんな作業をしているってことを、北海道のワインを飲むときにはちょっと思い出してくれたらありがたいですね。
2019年11月24日
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桜を見る会夕食会、最低1万円超 立憲「ホテルに確認」 立憲民主党の安住淳国対委員長は14日昼の野党共同会派会合で、安倍晋三首相の後援会が首相主催「桜を見る会」の夕食会の会費を5000円に設定したとされることに関し、立憲が会場となった東京都内のホテルに確認したところ「だいたい1万5000円から2万円。立食で150人の場合は1万1000円」と回答されたと明らかにした。 安住氏は「5000円はあり得ない」と語った。首相側が不足分を負担していた場合、公職選挙法に抵触する可能性がある。こんなことより、国会ではもっと重要なことを話し合うべきだというような意見もあるようだが、このことは「権力の私物化」の象徴みたいなものだから、しっかり追及してほしいと私は思っている。首相と自民党のやりたい放題で、首相自身もいつのまにか自分の後援会の行事だと勘違いしたからダメだったわけであり、「桜を見る会」自体はは悪いことではないような気がするのだけど。長期政権はダメだという証明でしょう。織田信成の訴訟の背景は~前代未聞の指導者同士によるモラハラ騒動このニュースには驚いたけれど、スポーツ界にはこれに類することは結構あるのかもしれないと思った。訴訟までするということは、我慢の限界だったのだろうと思うけれど、ネットニュースをチラチラ見ると、なぜか織田氏に厳しい見方があるようだ。あまりキチンとチェックしていないが、私は織田さんの言っていたことはまともだと思うので、学生スポーツのありかたは相当歪んでいるような気がする。時間がないのでこれまでにするが、最近はあっちもこっちもモラルが歪んできてしまって、その歪みにも気付かぬようになっているような気がする。
2019年11月21日
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以下の文章は、私が関わっている不登校関係の会のために書いたものなのですが、自分の覚書として載せておきます。 広木克行先生の著書「子どもは育ちなおしの名人! 見えますか子どものシグナル」という著書を紹介されて、読んでみました。そして、「育ちなおし」という言葉を知りました。。著書の「あとがき」に、その意味が書かれているので、ここに転載させていただきます。 ここに言う「育ちなおし」とは、単に元の自分に戻ることや、以前と同じ発達を繰り返すことではありません。 育ちなおしとは、自己否定や自責などの苦悩によってパニックに陥ったり立ち止まらざるを得なかった子どもが、その苦しみの中で今までの自分を見つめなおし自分の気持ちを整理して、新しい自分を見つけ出し、新しい歩みを始めることです。 そういうことならば、育ちなおしは大人にも当てはまることだし、前向きに生きるために必要なことだと納得しました。わが子が不登校やひきこもりの状態に陥った時、ほとんどの親は「自分の育て方が悪かったのか」「わが子の気持ちがわからない」と苦悩し、時にはパニックに陥ります。そこから少し冷静になった時、自分やわが子を見つめなおすことは、次のステップのためにとても大切なことです。そのために「親の会」はあるようなものですから、私はこの本を読んで改めてその重要性を理解することが出来ました。 ぜひ多くの方たちに読んでいただきたいと思い、ご紹介します。とても平易な言葉で書かれていて、子どもたちへは勿論のこと、保護者や周辺の人たちへの温かいまなざしが伝わってきて、きっと心が穏やかになってくるでしょう。広木先生の講演会は、14年前に聞いたことがありました。もう、そんな年月が経ってしまったのかと驚きます。こんな時、ブログって便利だなと思います。
2019年11月19日
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三回忌の時には、母の親戚にも声をかけたのだが、この四年の間に亡くなった人も多く、それぞれ高齢化も進んだので、本当の身内だけで実家で行う。法要の後は、仕出し屋さんからとったオードブルや寿司・刺身などで会食。気を遣うような人がいないので、本当に気楽に父の思い出話などをしながら楽しむことが出来た。母は耳が少し遠いことや、聞き取ったことを理解することに時間がかかるようになったので、聞きなおすことも多いし、説明しても理解が困難なことも多く少し疎外感を抱いているようだったが、それの様子を見ながら「これが年を取るということなのだな」と思っていた。それでも、93歳になって自宅で家族と一緒に夫の法事ができるということは、一般的に言えばありがたいことなのだと思う。そこに93歳を超える母や祖母・曾祖母の様子を見ているだけで、言葉には出さなくてもそれぞれが色々なことを感じ考えることだろうと思う。その意味では、法事は「生老病死」を考える機会なので、やはり大切なものなのだろう。
2019年11月16日
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父の後輩であり、友人であり、同好の志でもあったMさんが亡くなった。若い頃から仕事をしながら小説を書いたりしていて、市内の「市民文芸の会」の代表も長年していた。実は父も、最初のこの会の代表であり、さらに地元の社会福祉法人の理事長も担っていた。その他にも様々な縁が重なり合って、私達も息子までもお世話になった人でもある。父は脳梗塞を繰り返して失語症の障害が残ったが、最後まで自分の変化を好奇心を持って受け止め、できることを楽しんだ人だった。そんな父を励ましながらも、いつも様々な行事に誘ってくださったMさんもまた、父に通じる波乱万丈の人であった。連れ添った奥さんは認知症を発症し、ずっと在宅で介護して看取り、そのすぐあとにご自身も認知症を診断された。近くに住む弟夫婦や、道内に住む娘さんが時々来ていたようだが、最後まで一人で生活をしながら、ライフワークともいえる物書きの活動をしていた。長年使っているワープロは使えたようで、残されたスケジュールにはこれからやりたいことも書かれていたという。経歴などを葬儀で聞いていたら、誕生日も亡くなった日も、父と同じ月だと知った。縁のある人は、こんなところでも共通項があるんだなと不思議な気持ちになった。きっと今頃はあちらのせかいで、楽し気に会話していることだろう。「やあやあ、Mさん、もう来たのかい?」「Yさん(父のこと)までは生きれなかったけど、もう十分じゃないかい?」「Mさんも、よくやった。最後までボケも楽しんでいたようだね」「そりゃあ、Yさんのお手本を見ていたから、ボケという未知の世界を楽しんだよ」「ああ、頭の腐ったことじゃあおんなじかあ。それでも楽しむこともゆるくなかったしょ」「ゆるくないけど、ボヤクよりボケを笑った方がいいって教えてくれたのはあんたじゃないか」「ここはいいよ。もう、楽に話せるしねえ。知ってる人だっていつぱいいるし、これからはもっと楽しもうよ」「そう思って喜んで来たよ。これからはお互いご先祖様になるんだねえ。楽しみだねえ」なーんて、私の妄想は葬儀のお経をBGMに続くのであった。
2019年11月13日
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父の後輩であり親友でもあった方の葬儀に参列。その人のことも書きたいのだけど、とても懐かしい人に再会したので覚書。またいつ会えるかどうかわからないので。彼女は、私が仕事で高校生のボランティア活動に関わっていたころ、高校のボランティア部員として出会った。元気いっぱいの女の子で、リーダータイプではなかったけれど、みんなの雰囲気をなごませるような明るい子だった。葬儀場で出棺をまつためのロビーでみかけ、一目でその子だとわかったけれど、なにしろ25年ほども経っているのでそれなりの年齢には見えた。風の噂で、シングルマザーとして仕事と子育てに頑張っているようなことを随分前に聞いたような気がしたが、正確な記憶ではないのでそれには触れず声をかけようと思った。「〇〇ちゃんでしょ? 久しぶりだねえ」「あっ、みらいさん!? お久しぶりです」「あなたの高校卒業以来かなあ。元気にしてた?」次の言葉に、私は一瞬戸惑った。「私、元気に見えますか?」昔の彼女のイメージは、もっと天真爛漫に「元気、元気!」というような気がしたので、これは随分苦労してきたのかな…と思いつつ、何とか明るく返そうと思った。「こうやって、〇〇さんの葬儀に来てくれたのだから、元気なんだろうと思って…」故人は長年特養の理事をしていて、彼女はその職員として働いていることはこれも風の噂で聞いていたのだ。「お世話になった人だから…」と言いつつ、彼女は意を決したように今の状況を話してくれた。離婚を期に故郷に戻り、特養に勤めるようになり、その一人息子も最近入籍したこと。でも、色々と嫌なことや辛いことが多かったので、できれば別の仕事をしたいと考えていること。短時間だったけれど、そんなことまで話してくれた。「そうかー、その仕事もなかなか大変だろうね。あの頃、ボランティア活動をしていた子たちが、みんな福祉の道を志したから、その後の福祉の状況を考えた時、みんな苦労していないかと心配してたんだよ」と話す。そして、「自分でこれ以上は無理と思ったら、別の道も探ったらいいよ。お子さんをちゃんと自立させたんだから、これからは自分のために頑張ってもいいんだよ」と。すると、「実は、私運転が好きだから、バスの運転手になってみたいんです」という。「いいんじゃない! バスの運転手が不足しているってことだし、あの仕事もそれだけに大変なのだろうけれど、やってみたいなら頑張ってみなよ。とにかく、まだまだチャレンジするには十分の若さがあるんだから、やりたいことは手をつけたほうがいい。やらないで後悔するより、やってみて頑張って、それでもダメな時もあるけど自分なりに後悔しないで済むよ」そして、私自身がその繰り返しだったんだよと話す。「えー、みらいさんもそうだったんですか?」と目を丸くしていた。その表情は、高校生の頃の表情に重なった。それ以上の話をする時間はなかったが、彼女が自分のためにチャレンジする気持ちになってほしいと思いつつ別れた。
2019年11月12日
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「税金の私物化」についてのブログで、ショコラさんへの返事を書いてからネットを見たら下記の記事を見つけた。もう、底なしの勘違いと傲慢の塊。秋篠宮ご夫妻ですらお手振りはなさらなかったというのに、礼儀知らずも極まれりと思う。即位パレードで安倍首相が“天皇きどり”で窓を開けお手振り! NHK岩田明子記者に事前リークしトンデモこじつけ解説で正当化 リテラ 2019.11.11 12:53(一部抜粋) 即位パレードでは、天皇・皇后のオープンカーの車列の先頭を警視庁の白バイが走り、そのすぐ後ろに官房長官を乗せた車、そして安倍首相を乗せた車がつけたのだが、なんと、安倍首相は車の窓を開け、沿道の人びとに手を振っていたのだ。 言っておくが、前回の平成の代替わりの際、当時の海部俊樹首相もパレードの車列に加わっていたが、窓を開けるようなことはしていない。当然だ。パレードの趣旨は天皇・皇后の即位披露のためであり、だからこそふたりはオープンカーに乗るのだ。実際、昨日のパレードでは、天皇・皇后のオープンカーのあとにつづいた秋篠宮夫妻の車の窓は閉められていた。これは天皇・皇后のお披露目の場であることを踏まえてのことだろう。 にもかかわらず、安倍首相は秋篠宮夫妻でさえ配慮した車の窓を堂々と開け、沿道に向けて手を振るという行動に出たのだ。 ようするに、安倍首相は天皇・皇后の即位パレードを政権PRの場にしただけではなく、まるで自分も主人公であるかのように、自分の顔を沿道の国民に拝ませてやると言わんばかりに窓を開け、車の中から手を振ったのである。 しかも、安倍首相のみならず、白バイのあとをつけた菅義偉官房長官までもが窓を開けていた。つまり、安倍官邸自体が、皇族きどり、いや、もはや“天皇きどり”で即位パレードをおこなったのだ。 国会では何度注意されても品性のかけらもないヤジを飛ばしつづける総理大臣が、よりにもよって天皇の即位披露の場で、国民に対して上から目線でパレードする──。信じられないような光景だが、さらに絶句したのは、NHKの特番における岩田明子記者の解説だった。
2019年11月12日
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下記の本の著者の講演会と、この本を原作とした日ロ合作のアニメを見る機会があった。『一九四五 占守島の真実 少年戦車兵が見た最後の戦場』相原秀起著アニメ「shumshu(日本語字幕版)」は、YouTubeで見ることが出来ます。講演では、かつての占守島の写真や映像、著者が5年ほど前に訪問した時の占守島の写真等も紹介されました。かつて、父もこの地で軍隊生活を送り、終戦後の戦闘を生き抜き、ここからソ連に送られたのだなと思うと、感慨深いものがありました。また、これでは北方領土返還はほとんど無理かもしれないとも…。
2019年11月10日
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カジノ誘致を巡る「利権」という幻想。甘い汁を吸えるのは誰なのか? ハーバー・ビジネス・オンライン 2019/11/10 08:33 (前略)「甘い汁」はすべて海外のカジノ運営会社が吸う さて統合型リゾートに含まれるカジノであるが、日本人には当然にその運営ノウハウがないため海外のカジノ運営会社に「丸投げ」するしかない。そしてこの統合型リゾートで唯一大儲けできるところが、このカジノ運営である。まず統合型リゾート(IR)の運営主体は各自治体であるが、本来はテナントであり家賃を徴収しなければならないカジノ運営会社から家賃も取らず、逆に高額の成功報酬などを支払う契約となるはずである。またカジノ運営会社がこれらハコモノ建設のための資金を出すことなど絶対にない。 確かにカジノ運営とは簡単ではない。世界中から大手客(大金を賭けても平気な大金持ち)を呼び寄せて適度に巻き上げ、同時に世界中から集まってくるイカサマ師を排除しなければならない。日本人には絶対に無理である。 もし日本人がカジノを運営するなら、あっという間に世界中から腕利きのイカサマ師が押し寄せ、たぶん1日で数百億円くらいは持って帰られてしまう。消えた仮想通貨のような問題が毎日起こるわけである。一筋縄ではいかない「カジノ運営」のノウハウ 余談であるが、イカサマ師でなくてもたまたま大勝ちしてしまう大手客もいる。その大手客をあの手この手で帰さずカジノに留め、すっかり取り戻すのも運営会社のノウハウである。実際にラスベガスでは自家用機で来た大手客が大勝ちすると、空港の管制官を買収して離陸許可を出させず、ホテル代も食事もサービスするからと誘われて帰ってきた大手客からすっかり取り戻してしまうことなどお手の物。いくらでも裏技がある。 また大負けした大手客には賭け金を信用貸しすることもある。こうなるともっと負けてしまうもので、その回収もカジノ運営会社の重要な仕事となる。 さらに余談を加えると、こんな大手客の1人に日本人の柏木昭男氏がいた。世界のカジノで大勝ちを続け、映画のモデル(1995年公開の映画「カジノ」にK.K.イチカワとして登場)にもなっていたが、1992年に自宅で何者かに暗殺されており、事件は迷宮入りしている。この柏木氏が訪れたカジノの中にはトランプ大統領が経営していたアトランティック・シティのトランプ・プラザ(2014年に倒産)も含まれる。実際に2人は面識があり、トランプが自分のカジノに誘ったようで、結果は1勝1敗だったはずである。カジノなしでも訪日外国人が増える中、効果はありや? 話を戻すと、カジノはパチンコと同じで運営会社の儲け=客の損失であり、運営会社は顧客の損益(すなわち自分の損益)を自由に調節することができる。つまり、客が日本人なら、日本人トータルの損益がプラスになることは「絶対に」ない。 トランプが大統領選に当選した2016年11月8日からわずか9日後の11月17日、安倍晋三首相は当選したばかりのトランプをNYの自宅(トランプタワー)に訪問している。しかし、安倍首相は(官邸も外務省も)次期大統領はヒラリーと「決め打ち」していたため、トランプとのルートがまったくなかった。両者を繋いだのは、トランプの大スポンサーであるカジノ王のシェルドン・アゼルソン。このとき、安倍首相は「日本も間もなくカジノを法制化(合法化)する」と口をすべらせてしまったはずである。 帰国した安倍首相は早速3年以上もホコリをかぶったままになっていた「統合型リゾート(IR)整備推進法案」を引っ張り出し、会期末の12月14日までに衆参両院で決議するように厳命。衆参両院ともわずか数時間の審議で強引に成立させてしまった。かくして日本でもカジノが法制化(合法化)されてしまったわけである。 当初のIR推進の目的は、「外国人観光客の誘致」だったに違いない。カジノ構想が出てきた2000年代の訪日外国人観光客は年間5~600万人であり、カジノは外国人観光客誘致の1つの目玉となっていたかもしれない。 ところが日本を訪れる外国人観光客は2013年に1000万人を超え、2018年には3100万人にもなり、今後さらに増えそうな勢いである。その日本を訪れる目的は多様化。日本は「親切で安全で文化的な国」との評価が固まりつつある。そこで「カジノができましたよ」と言ったところで、どれだけの効果があるのか?
2019年11月10日
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嵐が熱唱、一同繰り返し万歳で幕 「国民祭典」に3万人11/9(土) 21:42配信 朝日新聞 皇居前広場で9日夕に開かれた、天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」の祝賀式典。芸能やスポーツ、経済界の著名人を含む約3万人が集まり、天皇、皇后両陛下は笑顔で祝福にこたえた。関係者によると、長女愛子さまもお忍びで訪れ、皇居の正門付近から一部始終を見守った。 両陛下は午後6時過ぎから30分ほど出席した。安倍晋三首相が祝辞を述べた後、この日のためにつくられた組曲が披露された。3部構成で、オーケストラの演奏、ピアニストの辻井伸行さんのピアノ演奏に続き、嵐の5人が登場。ダークスーツに黒いちょうネクタイ姿で、深々と一礼した後、第3楽章の「Journey to Harmony」を歌った。作曲はNHKの東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」などで知られる菅野よう子さん。作詞は、NHKの朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」などを手がけた脚本家の岡田恵和(よしかず)さん。歌詞には、天皇陛下が水問題の研究をライフワークとしていることから「僕らの幸せも大河にすればいい」など、水に関連するフレーズが盛り込まれた。嵐のメンバーはいつものダンスを「封印」し、その場に立ったままで熱唱した。両陛下は笑顔で聴き入り、演奏後に拍手を送った。皇后雅子さまは涙ぐむなど感激した様子だった。 その後、ソプラノ歌手が国歌独唱し、続いて、国歌斉唱が呼びかけられ、集まった人らで「君が代」を歌った。都内の主婦(70代)は、「両陛下がとっても幸せそうで、これから日本と世界のために活躍してくれるだろうと思った」と話した。 国民祭典は上皇さまの即位10年、20年を祝してそれぞれ行われた。いずれも超党派の国会議員連盟や、経団連などでつくる「奉祝委員会」が中心となって開催した。 この日の行事の最後は、両陛下に向かって一同が繰り返し万歳をする形で締めくくられた。都内の大学に通う女性(20)は「初めて万歳をした。普段『日本』とか意識していないけど今日は私も日本人なんだーと思いました」。嵐のファンだという別の大学生の女性(19)は「戦争の時代にタイムスリップしたみたいでびっくりした。なかなかできない経験でした」と話していた。(長谷文、中田絢子)私の気持ちとしては、あの万歳三唱の繰り返しには興ざめ。何かやるとしたら、遠くからでも見ることのできる花火でも打ち上げたら良かったのにとは、夫の言葉。同感である。
2019年11月10日
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この質疑だけは見ていた。頭にきた。「桜を見る会」首相の地元後援会関係者招待に「重複、当然ある」 参院予算委11/8(金) 19:47配信 毎日新聞安倍首相「桜を見る会」の税金を使った不正が国会で明らかに!「地元の自治会やPTA役員を招待」と白状 萩生田・稲田・世耕も…2019.11.08 09:45 リテラ
2019年11月09日
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今日は朝から冷え込み、多分5℃くらいまでしか上がらなかったのではないだろうか。午前中は町内会の花壇の花や街路樹の後片付け作業。10時頃には終了したので、雨にあたらずに済んでホッとした。自宅に帰ってから間もなく小雨が降り始めたので、セーフ!という感じ。これから、どんどん冬に向かってゆくのかと思うと、ちょっと気が重くなる。知り合いから「喪中欠礼」のはがきが届く。そんな季節になってしまいました。
2019年11月07日
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ふと思い立って、ブログを始めた年の11月はどんな感じだったかと見てみた。すると「遅咲きのコスモス」という日記に目が留まった。今日は11月6日、コスモスはまだ花がついていたけれど、先日さっさと片付けてしまったので、この年はまだ花が咲いていたのかと思ったのだ。読んでいて、そうか、そうだったんだと思うけれど、そんなことは全く覚えていない。でも、内容については、今私が日頃思っていることとあまり変化はない。自然界に生きている私たちはみんな、それぞれの環境の中で持って生まれた個性の種を精一杯生きようとしているのだということは、年を重ねるごとに強く思うようになっている。このところ話題になっている「大学受験の英語民間試験導入」なんて、高校生の英語教育のためというよりも、教育産業支援のための政策だということはみんなわかっていることだ。つまり、本気で日本の若者をどのように育てようという根本的な信念なんてないに等しい。私は時々このブログで書いてもいたと思うが、人間に一番必要なのは言葉で自分の気持ちを周囲に伝えられることだと思う。そのために必要なのは、伝えたい気持ちと伝えられる相手がいることだ。もちろん、その相手には、今では外国の人だっている。だから、英語教育も必要だと思うが、それにはいつも外国の人が周囲にいることが大切だし、それなしに読み書きだけの教育をしてきたから、6年間学んでも英語が話せなかったにすぎない。私は英語が全く話せない時に外国人留学生のホストマザーを何度か引き受けたけれど、必要ならば身振り手振り、辞書をはさんでのカタコト会話で何とかなった。(留学生だって、母国で日本語を勉強してきたといっていたけれど、込み入った内容なら理解不能)その時、留学生自身が言っていた。「日本の高校生は、辞書も引けるし単語も知ってるから、外国に行っても大丈夫!」と。私は今でも、小学校の英語教育を義務化するのは反対だ。それよりも、母国語の日本語で十分ものを考えたり言葉に出せる勉強が必要だし、英語を教科として導入するなら、外国人が必ず教える側にいることを義務化してほしい。でなければ、先生たちの負担が増えるばかりだし、さらに教育産業を喜ばせるばかりだろう。つまりは、教育の格差が広がるということだ。話はずれたが、子どもは自分の個性に従って育ってゆく。早咲きのこもいれば、遅咲きの子だっている。周囲に関心が強い子もいれば、一点集中タイプの子だっている。どっちがいいとか悪いとかではなくて、個性の種はみんな違うということだ。それをみんな並んで同じようにしようとするから、日本の子ども達の元気はどんどんしぼんでゆくのだと思っている。
2019年11月06日
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11月3日(日)自宅の庭の冬支度。花壇の花は、まだ頑張って咲いているものもあるので可哀そうだけれど、時々この状態で突然雪が降ってきれいにできないままに冬を越すこともあるので、あまり寒くないうちにやってしまおうと「ごめんね」と呟きながらお片付け。ラベンダーやブルーベリーなどは、雪で折れてしまわないようにと麻ひもで縛る。バラやチューリップなどには、冬の間に力を蓄えてもらうように追肥作業。全部終わったわけではないけれど、とりあえず優先順位の高いものから作業する。11月4日(月)息子たちの畑の冬支度作業。この日の私たちの作業は、ブドウの蔓などが暴れないようにとめてある、番線のゴムバンドやクリップを外す作業。気温は6℃くらいだったが、風もなく時折日がさしたりもしたので、ガッチリ防寒対策をしていたので暑いくらいだった。でも、暑いからといって上着を脱ぐと寒いので、防寒着の着脱に忙しかった。畑の端から端まで歩き回り、歩数計は一万歩越え。斜面の畑なので、体力的にはかなりエネルギー消費をしたはずだけど、翌日の今朝、意外と疲れていないので自分でも驚く。私って、結構体力あるなあ。やっぱり、100歳近くまで生きてしまうかも…
2019年11月05日
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「妖怪百歌物語~ホロケウカムイ篇」ブログ仲間のk-nana さんが関わっている演劇で、ご案内をいただいたので知人と二人ででかけた。北海道新聞でもこの演劇のことが紹介されていたので、記事をコピーしておく。アイヌ民族の過去と今、舞台に 「遺言伝える気持ちで歌う」 札幌の劇団「妖怪大縁会」11月上演 10/17 16:27 更新 道内の社会人や学生による劇団「妖怪大縁会」(札幌)が来月、アイヌ民族の過去と今をテーマにした舞台を上演する。劇中の音楽は生演奏で、アイヌ民族の豊川容子さん(41)も歌い手として参加。アイヌ民族の女性と和人の青年の出会いを描き、歴史や差別を巡る痛みとどう向き合うかを問いかける。 同劇団は歌手のモノノケユースケさん(40)と脚本を担当する鷲頭環(わしずたまき)さん(42)が主宰。自然や妖怪など人間以外の視点から社会を見つめる作品などを上演してきた。 今作の「妖怪百歌物語~ホロケウカムイ篇(へん)」は、アイヌ民族の血を引く女性と祖先の歩みを通して、同化政策で生活を奪われた家族やアイヌ語の衰退を描いた。現代のシーンでは、主人公がルーツを理由に職場で中傷されたり、青年の「アイヌでも気にしない」という悪意のない言葉に傷つく場面も。所々に登場するホロケウカムイ(エゾオオカミ)が物語の鍵を握る。 同劇団がアイヌ民族を取り上げるのは初めて。参考文献を50冊以上読み、半年がかりで脚本を仕上げた鷲頭さんは「痛みから目を背けて一緒に歩むことはできないというメッセージを込めた」。主人公を演じる進藤莉奈さん(22)は「和人の自分が演じていいのか」と葛藤しつつ、「過去は取り返しがつかないからこそ、悩みながら今と向き合いたい」と話す。 豊川さんは、ユースケさんとオリジナル曲「ホロケウカムイの謡(うたい)」など5曲を披露する。「自分たちが今、感じている違和感が的確に表現されていて驚いた。(絶滅した)ホロケウカムイの遺言を伝える気持ちで歌いたい」と意気込む。 舞台は11月1日午後7時、2日午後3、7時、3日午後1、5時の計5回。会場は札幌市西区八軒1西1のコンカリーニョ。1日は未就学児のいる家族のみ入場でき、一般千円。その他の前売り券は一般2千円(当日2500円)など。申し込みは、ユースケさん(電)090・2810・5852へ。(斉藤千絵)★「ホロケウカムイ」の「ロ」は小さい字会場のコンカリーニョは初めて行く場所。お昼ごろに琴似駅で待ち合わせ、高架下の「ビックリドンキー」でランチ後、満席だということをnanaさんからメールで知らせていただいていたので、開場前に行ったのだがすでに人が並んでいた。社会人や学生による市民劇団ということなのだが、予想よりとても良かった。アイヌ民族の歴史や、未だにその痕跡が残る偏見など、とても難しいテーマでの内容で、これが完全オリジナルというのだから、どれほど苦労したかがしのばれる。脚本、演出、出演者、音楽、踊り、衣装などすべてが手探りで、きっと喧々囂々の議論を交わしながらの日々だったのではないだろうか。その中で、皆さんの意識が共有され、その思いを多くの人たちに伝えたいという熱い思いが、ビシビシ伝わってくる舞台だった。特に私が感動したのは、ルーツがアイヌ民族である豊川容子さんのアイヌの歌(ウポポというのだろうか)、それが本当に素晴らしかった。参考;アイヌシンガー 豊川容子さん(札幌人図鑑)バンド演奏や電子ピアノの合わせて歌っているのだが、まったく違和感がなくて、まさに現代音楽とアイヌ音楽の融合という感じだった。また、舞台のバックスクリーンに映されるのが、小寺卓也さんの森や木々の写真。公演終了後に、豊川さんと小寺さんのトークもあり、その話にも感動。その後、小寺さんの写真集や絵本、豊川さんや今回のテーマソング(?)のCDやアイヌ刺繍の小物などの販売があった。私は小寺さんの写真絵本「いっしょだよ」などを購入。この絵本を選んだのは、今回の演劇のテーマと合っているような気がしたから。「共生の思想」は、民族問題も自然問題も全部包括されるものだし、その考え方なくしては、人間の未来もないような気がしている。k-nanaさん、良いものを見せていただきました。本当にありがとうございました。
2019年11月02日
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どうしてこんなに英語の民間検定導入を急ぐのかと考えたら、政治と教育産業との癒着ではないのかと考えてしまう。子どもの教育を考えるというより、教育産業で儲けるために子どもたちを利用しているとしか思えない。次々と学校教育に導入されている電子黒板やタブレット利用の推進なども同様である。もう、子育てや教育を金儲けのために利用しようとする、本末転倒政策はやめていただきたい。「2年前ルール」逸脱した文科省 地域・経済格差もネックに11/1(金) 21:16配信 産経新聞 来年度からの大学入学共通テストで導入予定だった英語の民間検定試験をめぐり、萩生田光一文部科学相が実施の延期を発表した1日、高校現場には戸惑いが広がった。大学入試への民間試験活用が検討されるようになって、およそ6年、地域格差や経済格差の問題が明らかとなる中、試験開始まで残り5カ月となったタイミングでの方針転換。大学入試改革の目玉とされた施策への一連の対応に疑問も強まっている。■文科省方針と矛盾? 民間試験の活用は、政府の教育再生実行会議が平成25年にまとめた入試改革の提言に盛り込まれたことから、文科省内で検討が始まった。29年には受験年度に2回まで受けられるなどのスキームが固まり、30年には英検など8種類の試験が認定された(うち1種類は取り下げ)。 ところが、ここからさまざまな懸念が浮上する。ひとつは費用の問題。1回の受験料が最大2万5千円の試験もあり、受験生側の負担は大きい。もうひとつは会場の問題だ。民間が実施するため、多数の受験生が見込める大都市に集中し、地域で会場数に偏りが出ることが予想された。 文科省はこれまで、低所得者世帯を対象に大学などの無償化を図る新法を今年5月に成立させるなど、格差を縮める政策に力を入れてきた。それと矛盾するかのような入試制度に、「このまま実施に踏み切っていいのかという思いが全くなかったわけではない」と、同省幹部は打ち明ける。■2年前ルール逸脱? 最大の懸念は、民間試験の成績が各大学でどう扱われるかの詳細が、なかなか決まらないこと。民間試験の成績を合否判定などに利用するかどうかは各大学の判断に任されている。だが、文科省が8月時点でまとめたところ、私立大を中心に約3割が利用の有無を決めていなかった。 大学入試には「2年前ルール」というのがある。試験方式に大きな変更がある場合、原則2年前までに公表するもので、文科省の要項にも明記されている。 にもかかわらず、一般試験まで残り1年半を切っても詳細が固まらない-。このため全国高等学校長協会が9月、文科省に延期を要望する事態となっていた。 文科省が延期に踏み切った背景には、こうした事情があった。しかし1日は大学入試センターで受験に必要な「共通ID」の申し込みが始まる日。ここまで決定が遅れたことに同省幹部は、「延期すれば文科行政への信頼が揺らぐとの思いもあった」と明かす。 今回の決定に対し、全国高等学校長協会は「抜本的な見直しをお願いする」とのコメントを発表。一方、予定通りの実施を求めていた日本私立中学高等学校連合会は「準備を進めてきた高校と生徒が気の毒だ」と批判した。
2019年11月02日
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バッハ会長が新提案 五輪後に東京で特別イベント11/1(金) 12:24配信 産経新聞 2020年東京五輪陸上のマラソンと競歩の開催地を札幌市に変更する国際オリンピック委員会(IOC)案ついて、1日、IOCは東京都、大会組織委員会、日本政府と4者会談を開き、東京都の小池百合子知事は今朝、IOCのバッハ会長から直接、メールを受け取り、新提案を受けたことを明らかにした。 バッハ会長は今回、マラソン開催地の札幌移転にともない、使用されなかった都内のマラソンコースを活用して、大会閉幕後、「オリンピックセレブレーションマラソン」を開催したらどうかと提案したという。 小池知事はIOCからの突然のコース変更提案に、準備に心血を注いできた都民は失望しているとして、IOC側に「ぜひとも、誠意ある対応を示す必要があると繰り返してきた」と指摘。その上で「(バッハ会長から)真摯なメッセージを頂戴した」と評価して、今後、この新イベントについてIOCとともに具現化していくことに意欲を示した。小池都知事の顔を立てるための「オリンピックセレブレーションマラソン」でしょうけど、関係者は大変でしょうね。受け入れる北海道もこれから色々忙しくなるでしょう。まあ、北海道は大変ではあろうけれど、上手に活用したら悪い話じゃないでしょう。特に4月にオープンする、「ウポポイ」にできるだけ多くの人が足を運んでくださるといいのだけど。
2019年11月01日
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