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にほんブログ村 大阪千日前 法善寺。この寺の水掛不動尊ほど、有名な石仏も少ないでしょう。何度も参拝した水掛不動尊ですが、手元に良い写真はありません。理由は参拝が、決まって夜だったからでしょう。次の写真は、法善寺のホームページから引用しました。私は水掛不動尊に水を掛ける時、これは”苔の水やり”と思っていました。不動明王も、矜羯羅童子(こんがらどうじ)も制吒迦童子(せいたかどうじ)も、皆、全身を苔で覆われています。その苔の種類は、大半はアオハイゴケです。その他に、ヤナギゴケ,ツクシナギゴケモドキ,ジョウレンホウオウゴケ,ゼニゴケが生えています。ゼニゴケ以外は、渓流に育つ苔。特にジョウレンホウオウゴケは、絶滅危惧種です。その苔が街中で、水掛不動尊を覆うのには理由があります。ひとつは、水掛不動尊に掛ける水が、井戸水だということ。水道水の塩素などを含まない、自然な水です。もうひとつは、水掛不動尊が24時間参拝可能なこと。絶えず参拝客が井戸水を掛け続け、渓流に似た環境ができていました。水掛不動尊に水を掛けるようになったのは、戦後間もない頃。焼け野原となった大阪に、寂しくたたずむ不動明王。復興の願いを込め、その不動明王に水を掛けたのが始まりとされます。今は顔も苔で覆われ,眼も見えない水掛不動尊。水掛不動尊が最後に見たのは、焼け野原の大阪なのでしょう。人が水を掛ける限り、水掛不動尊が大阪の街を見ることはありません。水掛不動尊が次に見るのは、人がいなくなった大阪の街。いつか、それほど遠くもないかもしれない、かつて日本と呼ばれた小さな国の、ひとつの街の未来の姿。【 亀 苔盆栽 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.30
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にほんブログ村 みなさんのブログを拝見していた時のこと、1月23日頃、急に楽天ブログにコメントできなくなったとありました。症状から、楽天ブログからログアウトしてしまっていたようです。私も1月23日の午後8:30頃(だったと思います)、楽天ブログから、勝手にログアウトしてコメントできなくなりました。すかさず楽天ブログに再ログインを試みましたがログインできず、楽天からログインし直して復旧しました。症状から、楽天運営者側のメンテナンスだと思いました。実際、1月23日に、楽天メンテナンス情報があります。(ただし楽天ブログは対象外。時間も違い、 情報も24日になって掲示ですが)【メンテナンス情報】 楽天メンテナンスみなさんがブログ閲覧中のメンテナンスは、珍しいと思いました。みなさんもお困りではありませんでしたか?この様な症状になった際は、再度ログインください。楽天メンテナンス情報は、ブログを書き始めた頃は、時々日記でみなさんにお知らせしていました。そんなことを懐かしく、思い出しました。もうあの頃のお友達は、今はほとんど残っておられません。【 訳あり 安価な割れチョコ 送料無料 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.29
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にほんブログ村 実は、馬頭観音以上に、長く気にかけている石像があります。それは、摩利支天の石像。摩利支天の姿が刻まれた石像は、少数しか出会っていません。次の写真は、岩崎御嶽社で撮影した瓦。摩利支天は、実体のない陽炎(かげろう)を神格化した神様です。摩利支天は眷属のイノシシに乗り、弓を引きます。摩利支天には、開運・護身・勝利のご利益があります。戦国武将に人気でした。陽炎は捕えたり、傷つけたりできないため。摩利支天は、山本勘助(武田軍),毛利元就,立花道雪(大友軍)らに信仰されました。戦国時代の史跡が多い愛知県。そこで摩利支天のあまり出会えないのは、よほど巡りが悪いのでしょう。まさに勝負運が悪いのかもしれません。【 摩利支天 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.27
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にほんブログ村 ミニ西国三十三観音札所巡り。ここで馬頭観音を探すと良いと申しました。ただ、ひとつ気になることがあります。それを、愛知県刈谷市の竜江寺のミニ札所巡りを例にお話ししましょう。まずは馬頭観音を探します。しっかり、二十九番としてありました。松尾寺の寺名は、刻まれていません。ここで気になるのは、もう一体、3面の観音像があること。九番とあります。九番札所は、興福寺 南円堂。本尊、不空羂索観音菩薩。不空羂索観音は秘仏ですが、特別公開には私も行きました。不空羂索観音は3目ですが、1面8臂。つまり顔はひとつで腕は8本ですが、3面ではありません。(画像: 「南円堂 不空羂索観音菩薩」 興福寺H.P.)この石仏も、不空羂索観音の特徴、宝冠の阿弥陀如来の化仏はあります。持物の蓮華と錫杖らしきものは見えますが、肝心の羂索は前掛けに隠れて見えません。「羂索」は鳥獣を捕らえる縄で、あらゆる衆生をもれなく救済する法具。ミニ西国三十三観音札所巡りには、時々この3面の石仏があります。なぜ、不空羂索観音が3面で表現されたのか。それはもう少し、学ばなければわかりません。【 料亭の恵方巻 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.24
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にほんブログ村 なぜ馬頭観音が好きなのか?そのコメントがありました。ただ、馬頭観音が好きというのは不正確です。私は文化財鑑賞が好きなのです。文化財を観る時、それに携わった人達の想いを偲ぶことができます。その結果、その地域の歴史や慣習、文化などを知ることになります。ただ、それだけでは十分には、問の回答になりません。説明は難しく、「そこにエベレストがあるから」と答えた、登山家 ジョージ・マロリーの気持ちもわかる気がします。マロリーの遺体は、今もエベレストにあります。滑落したマロリーの遺体を、空気の薄い高山から降ろすことはできません。エベレストには、200体以上の遺体が放置されています。雪面に露出した遺体のジャケットやブーツなどの目立つ色は、今も登山家がルートを確認するための「ランドマーク」となっています。カラフルな装備をまとった遺体が散乱する山頂付近は「虹の谷」と呼ばれています。エベレストに眠る登山家は、峠の馬頭観音に似ています。それらは、後に続く者の安全を守ります。これ以上、事故が起きないよう、哀しい体験を戒めとして。【 ノリタケ 絵皿 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.21
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にほんブログ村 「馬頭観音の見つけ方」をもうひとつ。馬頭観音は、馬と関わりのある場所にあります。例えば、馬が通った街道や、共に苦労して登った峠道など。次の馬頭観音は、岡山県玉野市の尾坂峠の頂上にあります。人気がない峠ですが、今も献花があります。大きな角形の花崗岩に、馬頭観音を刻む珍しいスタイル。馬頭観音の足元には、馬や水桶が刻まれています。大正十年二月に建てられたとあります。馬はこの峠で、命を落としたのかもしれません。今も馬頭観音に花を供える人は、どの様な想いでいるのでしょうか。あの馬頭観音の顔は、とてもやさしく見えました。【 備前焼 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.19
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にほんブログ村 にほんブログ村のバナーは、自分自身でもクリックできます。ただし、1回線からは1日1クリックまで。回線が同じなら、端末を変えてもクリックは無効です。1回だけクリックできるのは、自分のバナーが有効かの確認用。いわゆるチェック機能として、管理側が残した機能だと理解しています。自分の管理画面を見に行っても1クリック入りますので、自己クリック1回/日は多くの方で入っていることでしょう。1回線1クリック/日までのはずが、ある手順で複数回クリックできます。私の知る方法でも、100クリック(1000ポイント)/日以上は可能です。これは独自に見つけましたが、それは驚きました。もちろん無意味なので、そのようなことはしません。ただ、ランクリが如何に無意味かを知りました。クリック数が急増する方を見るたび、私は空しく眺めています。ランクリの順位に、意味はありません。ブログの真価は、ブログのコメントでの会話にあると思います。前にも書きましたが、私は同じカテゴリのライバルのバナーもクリックしています。フォローもしています。良いブログは、ライバルでも良いのです。同じカテゴリのブログは、本来は仲間。ランクリは争うのではなく、仲間を作るためのものです。なぜ、ランクリをするのか。なぜ、ブログを続けているのか。もう一度、考えてみませんか。< ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.18
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にほんブログ村 四国八十八か所や、西国三十三観音巡り。若い時は仕事が忙しいので、隠居して時間ができたら巡りましょう。そう思って、いざ高齢になると、体調や体力に自信がなく、巡れない。札所巡りのアルアルです。そういう方のためにあるのが、「ミニ札所巡り」。札所を表した石仏を札所の数並べ、その場で札所巡りができるもの。三河地区では、特に「ミニ西国三十三観音巡り」が多くあります。例えば、愛知県刈谷市の大宝山永福寺。ここにも、ミニ西国三十三観音巡りがあります。ここまでくれば、私が何を言いたいか、気づいた方もおられるでしょう。思い出してください。西国三十三観音札所には、六観音菩薩が祀られていましたね。そうです。今回お話ししたいのは、「簡単な馬頭観音の見つけ方」。寺院に参拝したら、ミニ札所巡りを探しましょう。もしそれが、ミニ西国三十三観音巡りならラッキーです。西国三十三観音 29番札所 松尾寺を探しましょう。ほら、ありました。松尾寺のご本尊は馬頭観音菩薩です。変わった馬頭観音は少ないですが、確実に馬頭観音に出会えます。馬頭観音攻略法。ひとりで考え、自画自賛する私でした。ただこれを知っても、喜ぶ人はほんのわずかなことでしょう。【 加湿で感染症予防 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.15
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にほんブログ村 観音菩薩の三十三の姿は、日本では定着しませんでした。広く日本で定着したのは、六観音。一方で、日本では観音菩薩を祀る寺院を33ヶ所巡る「〇〇三十三観音巡り」(〇〇は地方名)は人気でした。特に、京都,奈良の有名寺院を含む「西国三十三観音巡り」は、今でも人気です。 寺院は33ヶ所あっても、観音菩薩は6変化。西国三十三観音でも、例えば如意輪観音菩薩は、一番札所、七番、十三番、十四番・・・・と重複します。本来は33の姿の観音菩薩が、日本に合わせて6変化縛り。さすが観音菩薩様、TPOをわきまえていらっしゃいます。「如意輪観音菩薩像 (出典: 岡寺H.P.)」*ようやく前置きが終わりました。次回、本題です。【 入門セット 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.13
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にほんブログ村 この先、ご存知な方が良いので、観音菩薩の予備知識をお話しします。観音菩薩は三十三の姿に変化します。変化するのは、その場にふさわしい姿となって救いを与えるため。日本にも西国三十三観音はありますが、日本で定着したのは六観音。六観音は、六道の衆生を救います。その六観音と、六道は次の配分です。 「六観音」 「六道」 聖観音 - 地獄道 千手観音 - 餓鬼道 馬頭観音 - 畜生道 十一面観音 - 修羅道 准胝観音 - 人道(不空羂索観音) 如意輪観音 - 天道全て観音の変化です。まずはここまで。[六観音菩薩像](左より、聖観音、千手観音、馬頭観音、十一面観音、准胝観音、如意輪観音)(画像出典: 東京国立博物館H.P.)【 特級 鉄観音 台湾茶 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.11
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にほんブログ村 ネット検索で、名鉄東岡崎駅近くに鯖弘法(鯖大師)がおられるらしいと知りました。場所は、愛知県岡崎市の三和山 密峰寺。ただネットには「なぜ鯖弘法?」とのコメントがありました。不安を抱えつつ、密峰寺に向かいました。本殿左の石仏。たしかに、こちらは鯖弘法ではありません。ネットのコメントは、この石仏を見てのことでしょう。しかし本殿前にはこの表示。どう考えても、本殿内に鯖弘法はおられます。ご存じのとおり、私は本殿内の撮影はめったにしません。ご本尊にカメラを向けるのは失礼かと思うから。ただ今回は、本殿の扉も少し開けられています。その隙間から、本殿内部を撮影です。ご本尊は遠く、肉眼ではよくわかりません。コンデジで、ノーフラッシュ、ハイズーム、超高感度ISO、手持ちで限界の撮影。撮影された写真を見るとわかります。たしかに鯖弘法です。ただ、妙に鯖が平面的。ほとんど描かれた絵のようです。三河地区には、有名なご本尊が鯖弘法の寺院が複数あります。いつか参拝をしたいと思いますが、おそらく写真撮影はできないでしょう。みなさんにご紹介する鯖弘法は、おそらく石仏ばかりになると思います。【 干支置物の季節?: 上級者向きレゴ 茶トラねこ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.08
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にほんブログ村 動物供養地蔵塚をご紹介した、愛知県岡崎市の日蓮宗 清信山 円頓寺。このお寺は、もう少し記します。名鉄東岡崎駅近く。地価も高額だからでしょうか、円頓寺の境内はこじんまりとしています。私が好きな竜宮門。綺麗に手入れされています。境内には稲荷社もあります。水子地蔵もあり、女性参拝者も多い円頓寺。小振りながら手入れが良い、好感が持てるお寺でした。【 干支置物の季節?: 信楽焼 ねこ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.05
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にほんブログ村 干支の関係で動物について。愛知県岡崎市の日蓮宗 清信山 円頓寺。ここには動物供養地蔵塚があります。動物供養塔は各地にありますが、このお寺の供養塔は動物が彩色され、亡き動物への想いを感じましたのでご紹介します。まずは(今年の干支の?)猫。そして、犬。鳥。兎。どの子も幸せな生涯だったことでしょう。いっしょの時も、これからも、いつまでも幸せに。【 干支置物の季節: ヘレンド タイガー 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.03
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にほんブログ村 旧年中はお世話になりました。今年の干支にちなんで、台湾高雄の虎です。台湾は再訪したい場所ですが、中国との関係が危ういですね。これからも平和が続きますように。今年もよろしくお願いします。【 干支置物の季節: デコレ フーテンの寅さん 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.01
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にほんブログ村 なぜかこの日記は重複しました。同じ日付のこの後の日記にコメントください。 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.01
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