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新ジャガ前線というのがあるそうです。新ジャガは九州では2~3月頃に収穫されますが、関西地方では4~5月ごろが旬。そして関東地方では6~7月の初夏に旬を迎えます。北海道で新ジャガがとれるのは真夏から秋にかけて。そんな風に、新ジャガ前線が日本列島を北上していきます。で、沖縄ですが、もうすでに旬。今しか味わえない春の味覚です(内地から空輸してくる新ジャガは高いので…)。というわけで、今日は新ジャガの料理です。昨日の天然酵母パンと違って、簡単です。もちろんすぐにできます。お近くを新ジャガ前線が通過するときに、ぜひ作ってみてください。新ジャガの甘みそがらめの作り方1.鍋によく洗った新ジャガを入れ、ひたひたのだしを入れます。しょう油、みりんでごく薄味に味付けをして、落としぶたをして煮ます。2.竹串がすっと通るくらいになったら、砂糖と味噌を加えて一煮立ちさせて絡めます。だし汁が煮詰まったら完成です。シンプルですが、やっぱり旬のものはおいしいです! 最近気になっているもの...丸いかまど型ストーブ謎の薪ストーブレビューも必見?微妙に買えそうな8000坪
2009年01月30日
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沖縄のここ数日の最高気温は20度前後。暖かい日の日中は、うっかりTシャツ姿で歩き回ってしまいます。この時期の沖縄の気候は、自家製の天然酵母を使ったパン作りにぴったり。パンの起源は、今から6000年くらい前の古代メソポタミアにさかのぼるそうですが、その当時のパンは発酵させない平焼きパン(固いパン)でした。その後、古代ギリシャや古代ローマの時代になって発酵させたパンが作られるようになったそうです。このパンは、そんな時代とあまり変わらないのんびりとした時間のかかる作り方ですが、その分味があってとてもおいしく焼き上がります。これが完成したパンの姿。けっこう普通のパンと見た目は変わりませんが、持つとずっしりと重く、味わいも濃厚です。その作り方は、こんな感じです(数日がかりで作っています)。天然酵母パンの作り方:1.よく洗ったにんじんとリンゴと山芋を、ざっと細かく切って、すべて皮付きでミキサーに入れます。2.炊いた玄米と甜菜糖少々、塩少々を入れて、ひたひたのぬるま湯を入れて、ミキサーで粉々にします。3.しっかり熱湯消毒した瓶に2を入れます。瓶の高さの三分の一くらいまでにしてください(写真は入れすぎですね……)。4.その状態で、暖かいところに置いておきます。気温によって発酵完了までにかかる時間は変わります(現在の沖縄の気候なら4~5日)。その間、1日1回瓶のふたを取って清潔なスプーンでかき混ぜます。5.下から泡がわいてきて、しっかり発酵したら発酵完了です。私はさらにここから小麦粉と水を入れて中ダネを作ります。割合は、タネと水と小麦粉が1対1対1になるようにします。6.よく混ぜて半日~2日置いて、中ダネが大きく泡立つまで置いておきます。7.中ダネに小麦粉と塩と水を加えてよくこねます。私は分量は適当にしていますが、最初に、生地が手にべたつかなくなるくらいの配合にします。8.15分ほどのばしては練り…を繰り返し、生地の表面がなめらかになって、グルテンの膜ができて伸びるようになったら、こねる作業は終了です。9.薄くサラダ油をひいたタッパーなどの容器に生地を入れます。10.暖かいところにおいて生地が2.5~3倍に膨らむのを待ちます。だいたい10~12時間くらいかかります(一次発酵)。11.一度全体的に手でぺっちゃんこに押さえてから(パンチング)、好みの大きさに切り分けて、断面をぎゅっと指で閉じて下にして、30分ほど休ませます(ベンチタイム)。12.その後もういちどきれいに成形して、天板に並べて濡れ布巾をかけ、1~2時間置いておきます(二次発酵)。13.ほどよく膨らんだところで、パンの表面に霧吹きで水をかけ、よく切れるナイフで切れ目を入れます。14.200度に予熱したオーブンで15分から20分程度焼きます。手間はかかりますが、一度このパンを食べたらほかのパンは食べられなくなるかも?最後のほうは写真を撮り忘れていて、写真なしですが…。 最近気になっているもの...ホシノ天然酵母パン種このえパン詰め合わせホームベーカリー
2009年01月29日
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今週末は日本中が冷え込むようですが、どうやら沖縄にも本格的なしょうぐゎちびーさー(正月日寒)到来! 明日の最低気温はなんと9度の予報です。ほんの少しの差ですが、石垣島の11度がうらやましい!そんな寒い時期に旬を迎える蕪には、胃腸を温めて冷えから来る腹痛を和らげる効果があると言われています。ビタミンCも多く含んでいて、加熱せずに生で食べると風邪対策にも。というわけで、この時期、うちの食卓にはよく菊花蕪が並びます。さっぱりしていて、おかずにもお酒のつまみにもなるし、4~5日なら問題なく保存もできるので、ちょっと作っておくと便利ですよ。できれば作った翌日に食べると、そのほうがおいしくなっているハズです。菊花蕪の作り方1.蕪を厚み1センチくらいの輪切りにします。中くらいの蕪なら3等分するくらい。2.切った蕪の表面に格子状に細かく切り込みを入れます。その時に、下まで包丁が通ってしまわないように、割り箸をはさむようにします。切り込みはなるべく細かく、縦横がきっちりと垂直な十字になるように。3.軽く塩をして、20分くらい置きます。4.ボウルに甘酢(米酢に砂糖と塩を加え、水少々を加えて作っておきます)を用意します。5.鷹の爪を水で戻して種を取って輪切りにした物を、甘酢の中に入れます。6.蕪の水気を絞って、甘酢に漬けます。7.1時間以上置いてから食卓に。今回は食べやすいように小さく切って作りましたが、お正月の重箱に詰めるのなら、小さい蕪をまるまる1個使ったほうがよさそうです。うちでは、食べやすさを優先して、こんな風に小さくしてあります。最近気になっているもの...ミツバチを飼ってはちみつ作りベビーリーフ栽培キット自宅用ミニ温室
2009年01月23日
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暑いですねー。……といっても、今日の沖縄の最高気温は20度くらい。暑いのは、うっかり「冬だから」と豚キムチ鍋にしてしまったからです。食べながらTシャツ姿になってしまいました。この時期の沖縄は昼間の気温が20度近くまで上がる日が続きます。ただ、この後、旧正月あたりに「しょうぐゎちびーさー(正月日寒)」といって冷え込む日があるそうです。沖縄の暦は結構当たっていて、旧暦の12月13日(今年は新暦の1月3日)の「むーちーびーさー(餅日寒)」の時期にはぐっと冷え込みました。そういう時期には最高気温が12~15度くらいまで冷え込みます。その時に鍋をすればよかったと、後から気付きました。本土はまだまだ寒い、鍋のシーズンですよね。うちで作っている豚キムチ鍋はとても簡単なので、今日はその作り方をご紹介します。材料は、豚肉(薄切り)、豆腐、白菜、水菜、キムチ、エノキダケ、ネギ…と、あとはお好みの野菜をご用意ください。調味料はコチュジャンと、しょうゆ、みりんを使います。キムチはマックスバリュで買った無添加のものを使いました。探せばあるもんですね。豚キムチ鍋の作り方:1.だしをとる。2.土鍋の半分くらいまでだしを入れて、そこにコチュジャンを溶き入れる。しょうゆ、みりんを加えてある程度味を調える。ニンニクのスライスをふたかけ分くらい加える。3.材料を入れて煮込めばできあがり。※お好みでだしやコチュジャン、調味料を足しながら召し上がってください。今日はにんじん(喜屋武の美らキャロット)と大根を入れてみました。豆腐は島豆腐を使っています。そして、もちろん最後の締めは雑炊にしましたよ。鍋そのものよりも、雑炊が食べたくて作っているんだったりして……。 最近気になっているもの...自分で作れるログハウス糸満ワイン(甘口があれば最高)弾けるミニ三線
2009年01月22日
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うちはふたり暮らしですが、沖縄の島豆腐はかなり大きく、いつも食べきれずに残ってしまいます。そんな時におすすめの料理が島豆腐のソテー。今回は豚ヒレ肉のソテーを付け合わせに(普通逆ですね)してみました。島豆腐のソテー、バルサミコソース(1)島豆腐は、重しをしてしっかり水を切ります。(2)水を切った島豆腐を厚さ1.5センチくらいに切って、さらに並べて両面に小麦粉をふります。使う小麦粉は薄力粉よりも強力粉の方がかりっと仕上がっていいと思います。豚肉にも軽く小麦粉をふっておきます。(3)冷たいフライパンにニンニクのスライスを入れてオリーブオイルを加え、弱火でじっくりと加熱します。にんにくがきつね色になったところで、ニンニクだけを別の皿に取っておきます。(4)オリーブオイルの残ったフライパンで、島豆腐をソテーします。火加減はやや強めの中火。表面に焼き色がついたら、あたためたお皿にならべます。(5)フライパンの汚れをさっとふきとって、豚肉をソテーします。豚肉の両面に香ばしい焼き色が付いたら、これもお皿に盛りつけます。(6)お肉を焼いたフライパンに、バルサミコとしょう油とみりん、バター、砂糖(ほんの少し)、水少々を加えて、中火で煮詰めます。お好みでゆでたいんげんを加えてください。とろみがでたらソースの味をみて、島豆腐と豚肉にたっぷりかけます。(7)最後に(3)で取り出したにんにくを上から振りかけます。ゆでたジャガイモを盛りつけて完成です。島豆腐を使っているので、ヘルシーなのにしっかり食べごたえのある料理で、なかなかおすすめの一品です。沖縄に来てしょっちゅう島豆腐を食べる生活になりましたが、本土の豆腐と違って消泡剤などを使っていない、素朴で濃い味が特徴です。昔ながらの豆腐なので、もつとずっしりと重く、食べたときにもしっかりとした食感です。内地の豆腐は、消泡剤を使うことで、なんと分量を20倍くらいに増量しているのだそうですが、確かに味が薄いですよね。沖縄に来たら、ぜひぜひ島豆腐を食べてみてください。神奈川県なら、横浜市の鶴見区に沖縄県人会館があり、その近くにはけっこう島豆腐を売っている店がありますよ。最近気になっているもの...EMBBスペシャル生ゴミ処理器cloerワッフルメーカーkoziol TASCHELINOバッグ
2009年01月19日
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沖縄は今日、最高気温17度と暖かな一日になりました。とはいえ、もうすぐ旧正月。沖縄では年の瀬の夜に、ソーキ汁を作って食べる習わしがあるそうです。で、今日はソーキを使った料理。ソーキ汁ではないですが、山本彩香先生のレシピで作るソーキ煮をご紹介します。ちなみにソーキとはあばら骨のことだそうで、料理に関して「ソーキ」という場合は、あばら骨が付いた豚の三枚肉を指すんだそうです。簡単に言えばスペアリブのことですね。ソーキ煮の作り方:【材料・4人前】・豚の三枚肉 800グラム・かつおだし 5カップ・泡盛 2カップ・黒砂糖(なければ砂糖) 大さじ2・しょうゆ 大さじ3・みりん 大さじ4・塩 小さじ1.5・片栗粉と小麦粉適量・付け合わせ(にんじん、オクラ)適量・揚げ油適量【作り方】(1)肉を食べやすい大きさに切ります。(2)付け合わせのにんじんも食べやすい大きさに切ります。オクラはへたを取って下ゆでをしておきます。。(3)片栗粉と小麦粉を1対1の割合で混ぜ、肉にまぶします。(4)170度の油で、表面がきつね色になるくらいに肉を揚げます。必ずしも中まで火が通らなくても大丈夫です。(5)鍋に肉を並べ入れ、だし、泡盛、しょうゆ、砂糖、みりん、塩を加えて、強火にかけます。煮立ったら弱火にして、1時間半くらい煮込みます。(6)煮汁が半分くらいになったら、にんじんを加えてさらに煮ます。オクラを柔らかめにしたい場合は、煮汁を少し取って別鍋でさっと煮てから盛りつけてください。これで、みんな大好きな(?)ソーキ煮のできあがり。肉は骨から外れるくらい煮込んでしまうと盛りつけ時にちょっと困ってしまうので、その一歩手前くらい。簡単に骨から外れるくらいの柔らかさに煮るのがポイントです。付け合わせは、ここにあげたものだけでなく、旬の野菜をいろいろ入れてみてください。ご飯も進むし、お酒もすすむ一品です。
2009年01月17日
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よく買い物にいくJAの農産物直売所で、めずらしい豆を見つけました。サヤの部分がうっすら紫色をしていて、平べったい豆です。 売り場のポップには「花豆」と書いてあったけど、買って帰って調べてみると、どうやら沖縄では「ふじまめ」と呼ばれている豆らしい。 さて、どういう風に料理しましょうか?まー、だいたい沖縄ではこういうヘンな豆は天ぷらにするのが定石ですね。四角豆(うりずん豆)なんて、天ぷらがダントツにおいしいし。というわけで、簡単ではありますが、スジを取って薄めの衣でサッとあげてみました。 ……やっぱり、天ぷら正解でした!豆のサヤがとっても甘い! スナックみたいでおいしい! 島野菜って、固かったり、下ごしらえが面倒だったり、高かったりで、なかなか日常的には食べないのですが、これはイケますよ。お値段はたっぷり入って110円。写真の天ぷらの3倍は軽く入っています。明日は塩ゆでにしてみましょうかね。
2009年01月15日
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本土は大寒波に襲われているそうですが、ここ沖縄もずいぶん寒くなってきました。宮古島ではあまりの寒さに仮死状態となった魚が打ち上げられたそうです(といっても最低気温が10度以上あったりしますが…)。さて、こんな季節の午後には、暖かい部屋で暖かいお茶とお菓子をいただくのがいいですね。というわけで、お茶に合う簡単手作りスコーンをご紹介します。スコーンの作り方(約10個分)【材料】バター 50グラム砂糖 大さじ1牛乳 150cc薄力粉 200グラム酢(またはレモン汁) 大さじ1ベーキングパウダー 小さじ4パルメザンチーズ(粉チーズもしくはおろしたもの) 30グラム生ローズマリー 2枝(作る直前にみじん切りにしておく)【作り方】(1)砂糖と粉類を合わせておきます。また、バターを1センチ角に切っておきます。(2)牛乳と酢を合わせて5分おいておきます。(3)指先で(1)のバターを粉の中でこすり合わせて、バターの大きな粒がなくなり粉とバターが一体化した感じになるように。パン粉状になったらパルメザンチーズとローズマリーを混ぜ、さらに(2)を加えてさっくり混ぜます。(4)ひとまとまりになった生地を半分に切って重ね、上から押してまたひとまとまりにします。これを4~5回繰り返して、打ち粉をして厚さ1センチの四角型に伸ばします。(5)包丁やナイフなどよく切れるもので(4)の四辺の縁を落としてから10等分し、天板に並べます。切り口をつぶさないように注意しましょう。(6)220度に予熱したオーブンで10分程度(こんがり色がつくまで)焼けば完成です。手作りスコーンはたっぷりいただけるのがいいですねー。
2009年01月14日
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沖縄に来て出会った食材のひとつが、生のうずら豆です。調理する前は、豆の表面に鳥のうずらのようなかわいい模様が入っているのですが、熱を加えると見えなくなってしまいます。豆のディップをはじめさまざまな料理の材料として活躍してくれますが、今回は炊き込みご飯にしてみました。基本的にはグリーンピースご飯なんかと同じレシピなので、うずら豆が手に入らない場合は、ほかの豆類を使ってみてください。材料は、お米とうずら豆と塩。お米は普通にといで、水加減も普通に。普通にご飯を炊くのと全く同じです。お米が白くなるまで、20~30分くらい水に浸すとおいしいです(最低15分は水につけるといいようです)。次に、塩を適量加えて(思ったより少し多めの塩加減がおいしいです)、普通に炊けば完成です。うちでは写真のように鍋を使っていますが、もちろん炊飯器でも大丈夫です。沖縄には他にも、宮古豆や黒豆(丸くなくて長細い独特の黒豆)をご飯に炊き込むことが多いです。沖縄の食材、なかなか個性的で楽しいものが多いですよ。
2009年01月13日
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沖縄本島の南部は農業がさかんです。夏の間はマンゴーなどの特産品がとれるので有名ですが、実は冬のほうが野菜は豊富です。この時期から春にかけて、とくにおすすめは糸満市の南部(喜屋武)でとれる、美らキャロットというにんじん。このにんじんは絞ってジュースにしても驚くほど甘く、どんな料理にしてもものすごくおいしいのでおすすめです。本土のスーパーにももしかしたら並んでいるかも知れません。見つけたらぜひ試してみてください。きょうはその美らキャロットを、長尾智子さんのレシピでにんじんのローストにしてみました。シンプルで、にんじんの味を楽しめる料理なので、美らキャロットにぴったりだと思います。作り方も簡単で、ちょっと時間はかかりますが、手間はあまりかかりません。パスタのとワインの夕食に「もう一品何か…」なんて言うときに最適です。作り方:にんじんを適当な大きさに切ります。目安としては、3等分したものを4等分するくらいでいいと思います(長野さんのレシピでは2等分したものを4等分)。次に、オーブンを180度に予熱します。耐熱容器にオリーブ油を大さじ1杯をたらして、ローリエ5~6枚と、ドライハーブ小さじ1杯くらいを散らします。そこに、間隔を開けながらにんじんを入れます。さらにローリエを5~6枚、オリーブオイル大さじ1を垂らして塩胡椒して、オーブンに。30分間ローストします。↑30分たったらいったん取り出します。長野さんのレシピではここにズッキーニを入れるのですが、今日はなかったので、キャベツを入れてみました。塩胡椒をふって。さらにオリーブオイル大さじ1をたらして、ハーブを小さじ1杯散らしたら、またオーブンへ。野菜が柔らかくなるまで20~30分ローストします。ドライハーブは、タイム・ローズマリー・エストラゴン・クミンシード・フェンネルなどがおすすめです。今日は粟国の塩とクレイジーソルトを半々くらい使ってみましたが、シンプルに塩だけがよかったかも知れません。
2009年01月09日
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初めまして。いつもヨメがお世話になっています。本日はワタクシが夕飯を作りましたので、ブログも代筆いたします。作ったのはお好み焼きです。プロの方もいらっしゃるかも知れないので、自己流を披露するのは少々気が引けますが、昔からずっとコレで作っているというやり方です。おそらく死ぬまでコレを焼くのではないかと、自分では思っております。ワタクシ、出身は関西です。関西の高校生はほぼ全員がお好み焼きをこよなく愛しています。ある日、「で、お好み焼きはどうしたらおいしくできるねん?」という議題で、朝まで生テレビのように激論を交わしました。結論はふたつでした。(1)粉を焼くのではなくキャベツを焼くと考える。(2)卵は思いの外たくさん入れる。それ以来、上記2点をかたくなに守って参りました。参考までに本日のお好み焼き作成の手順をご紹介します。【材料 3枚分】・中くらいのキャベツ半分弱・薄力粉カップ2杯半くらい?・卵4個・山芋4センチくらい?・豚バラ肉(けっこう少なめ)・桜エビ適量・無着色無添加の紅ショウガ(ごく少量)・無添加の出しの素(けっこうたくさん)------------------------------------・水(少量)・お好み焼きソース・鰹節・青のり以上です。なんかテキトウですが、写真でご判断いただければ(汗)。キャベツは2~3センチ角くらいに刻みます。紅ショウガも細かく刻みます。そして材料の上から9個めまでを大きなボウルなどで混ぜます。混ぜ方はテキトウでいいです。このように、案外キャベツだらけになります。なんか不安になりますが、問題なく焼けますのでご安心ください。焼くときは薄くのばさず、このように分厚くぼてっとおいてください。また、まかりまちがってもホットプレートは使わずにフライパン(理想を言えば鉄板)を使ってください。火は弱火です。また、写真の状態で上に豚バラをのせてください(のせてから撮るのを忘れました)。実は、お好み焼きを焼くのには相当な時間がかかります。弱火で気長に焼くことによって、表面がかりかりになります。豚バラ肉が、アメリカ人が朝食に食べるかりかりベーコンみたいな状態になったら正解です。そうすると、外がぱりぱりで中がふわふわのお好み焼きになります。完成しましたら、「塩分のとりすぎは体に悪い」とか思わずに、お好み焼きソースをたっぷりかけてください。マヨネーズと鰹節と青のりもお好みで。以上が大阪府立S高校レシピのお好み焼きです。天かすなどは「卵をたくさん入れたら入れる必要はないはず」と、寿司屋の息子のHくんが結論を出したので、とくになくてもOKだと思います。あと、山芋を入れすぎると逆効果になるのでご注意ください。
2009年01月08日
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ここ沖縄のスーパーには「マグロ天ぷら用芯」というものが売られています。沖縄天ぷらは衣を分厚くしてフリッターのように揚げるので、確かに「芯」といわれれば、芯のような気もして納得。そんな天ぷら用のマグロは、スジスジで刺身には向いていないようです。でも、あのスジはコラーゲンというから、火を通す場合にはむしろ入っていた方がうれしいかも? 味もおいしい気がしますよ。というわけで安いマグロをおいしく食べる、オススメメニューをご紹介します。天ぷら用が近くで売られていなかったら、マグロが安売りの時に挑戦してみてください。 ●マグロのニンニク味噌がけの作り方 1.ニンニク1かけをみじん切りにして小鍋に入れ、ほんの少しの油(小さじ1杯弱)でじっくり香りが出るまで炒めます。極弱火できつね色になるくらいまで。2.そこへダシか水をちょっと(30ccくらい)加え、味噌大さじ1~2を溶き入れます。味噌の種類、量はお好みで。私は今回久米島の白味噌を使いました。とろみが出るくらいまで煮詰めておきます。3.マグロを食べやすい大きさに切って、フライパンで焼きます(私は油を使わなくていいマーブルなんとか加工のフライパンを使っています)。軽く焼き目をつけた方がおいしそうに見えますね。4.温めた器にマグロを盛って、味噌だれをかけ、細ネギを小口に切ったものを散らします。ニンニクを炒める時にちょっとだけ油を使いましたが、それ以外はノンオイルです。ヘルシーでおいしいので、ぜひおためしください。 ○お近くに天ぷら芯を売っていない場合は、こちらで売っているようなマグロ尾肉が使えるかも。お買い得かどうかまではわかりませんので、例によって参考までに…。
2009年01月07日
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お家でパンを焼くと、焼きたてを食べられるのがいいですよね。我が家でよく作るのは、失敗なく作れるコロコロパン。ものすごく簡単に作れるのに、一応きちんとしたテーブルロールで、ジャムやバターで食べるもよし、チーズやカツなどを挟んで本格的なサンドイッチとしてもなかなかのお味です。作り方は以下の通り。 強力粉300gをボウルにいれ、手前にドライイースト大さじ1、砂糖大さじ1と1/2を、奥に室温に戻した無塩バター20g、自然塩小さじ1を置きます。牛乳と水、各1/2カップを人肌に温めたものをイースト部分に一気に注いで、イーストと砂糖を溶かしながら手でまぜます。最初はベタベタしていますが、だんだん生地がまとまってきますので、そこからは強力粉を打ち粉にして、台の上でこねていきます。 手のひらで押しながらのばして、たたんで、のばして、たたんでとひたすらこねること約10分間。 生地がなめらかになり、弾力が出てきたら丸めてサラダ油を塗ったボウルの中に入れて1次発酵させます。 うちではオーブンレンジの発酵機能を使って35度で30~40分くらい発酵させますが、室温でも暖かいところにおけば大丈夫だと思います(ちょっと時間はかかるかもね)。約2倍にふくらんだら、生地の真ん中に指をさしてみて、穴がくっきり残ればOKです。 写真の状態はちょっと発酵させすぎですね(笑)。新しいオーブン買ったばっかりなので、まだ細かい部分を使いこなせてない~。で、ここまで来たら、今度は生地を台に移してから押して空気を抜いて、8等分に切ります。ここで生地を傷めないようにすぱっと切るのがコツ。あとは切り口を内側に丸めるように寄せて閉じて、形を丸く整えてオーブンシートを敷いた天板に並べます。 一番下に来る部分を指でつまんでしっかり閉じてください。 次に15分ほど2次発酵を。これも私はオーブンレンジにお願いしちゃいますが、室温でも大丈夫です。生地がほぼ2倍になったら、一旦オーブンから出して、今度はオーブンを180度で余熱します。この間ヒマだったので、つい生地にクープ(切れ目)をいれたくなりました。その方が見かけがかわいいと思いませんか? 180度までしっかり上がったら、生地の並んだ天板を戻し、約13分間焼きます。焼き上がったら、ケーキクーラーなどにのせてあら熱を取ります。でも、せっかくだから焼きたてを食べてみてくださいね。熱々のパンも香ばしくておいしいですよ~。
2009年01月05日
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あけましておめでとうございます。といっても、ここ沖縄(とくに糸満市)では、新正月はあまりお正月感がせずにしらーっと過ぎていきます。公設市場も普通に営業していますし、家庭でおせちを作る習慣もないようです。そのかわり、「らふてーを作るサー」と公設市場のおばちゃんが言っていました。そこで、今日は簡単ならふてーの作り方を。豚の三枚肉の選び方としては、厚みのあるものをチョイスする事。また、脂身が多い方がおいしくできます。作り方は簡単です。(1)まず最初に、1時間くらいゆでて、油抜きをします。(2)次に、濃いめの鰹だしに、しょう油、みりん、黒糖、たっぷりの泡盛を加えて、柔らかくなるまで煮ます(1~2時間くらい)。(3)こっくりと煮詰まったらできあがり。手間がかからない割に見栄えがするし、何よりおいしいのでおすすめです。
2009年01月01日
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