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2日前にも紹介しました、この本の読書メモを掲載します。思いっきりネタバレですので、買って読むまで内容は楽しみにとっておきたい人は読まないでください。(^^)この本を読んで、芦川政夫さんが亡くなられたことを初めて知りました。芦川政夫さんは、『斎藤一人 無敵の人生』の著者で、一人さんのお弟子さんの一人です。今回紹介する本の著者 芦川裕子さんのお父さん。講演の音声をCDで聴く機会がありましたが、講演内容に、非常に心ゆさぶられました。ご冥福をお祈りします。今回、『斎藤一人 無敵の人生』も読み返しました。これもやっぱりいい本です。================================『斎藤一人 天使の翼』読書メモ・だれだれさんにすべてのよきことが雪崩のごとく起きます、 って、人のしあわせを念ずるといいよ。・「そう簡単には行かないんだよ」・人はみな、ひとしく、しあわせになれる。 だけど、他人にはなれない。・裕子ちゃんは、裕子ちゃんとして生きるしかないんだよ。 そのなかで、しあわせになるの。・「自分にとって、ちょうどういい量だけ(日に)当たりなさい」 自分の好きなものだけをとってもらえば、それでいい。・人を変えようとか、思ってないの、私は。 あなたのその個性のままで、しあわせになってください。・壁の越え方って、壁には一切触れず「横に曲がる」という手段もあるし、 「穴を掘って下に行く」ということもできる。・壁を越える方法はいくつもある。================================『斎藤一人 天使の翼』(芦川裕子(あしかわひろこ)、KKロングセラーズ、2010、1500円)
2010.03.19
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『斎藤一人この不況で損する人この不況で得する人』(斎藤一人、ロングセラーズ、2009年、1500円)一人さんの本を図書館で借りられるのは珍しいのですが、ヨメサンが借りてきまして、昨日・今日とかけて読みました。CDつきの本で、CDもちゃんとついてました。ついてる、ついてる!図書館で借りた本は返さないといけないので(^^;)返却期日までに、恒例の「読書メモ」をブログに書いておきます。==============================『斎藤一人この不況で損する人この不況で得する人』読書メモ(#は個人的なコメントです。)・この不況は、実は心の豊かな人には関係ないのです。・人間の魂の成長を助けているだけなのです。・神の愛をわかっている人にとって、 この不況はなんの問題もありません。#「たましいの時代」がやってきました! 一人さんによると、心の時代、たましいの時代だそうです。 感謝している人、心が豊かな人が優遇されます。 学歴や能力だと、自分でどうにもならないハンデを背負っている人も いるかもしれません。 でも、心はだれでも、平等に、豊かにできます。 考え方次第で、人生、ウキウキワクワク、 周りもそれについてきます。 ついてる、ついてる!(^0^)・「国が無駄づかいをしている」とかいうけれど、 自分たちもそうではないですか?#そう言われると、身につまされます。(>。<;)・国に文句をいう前に、自分が無駄なことはしない、 無駄なお金は使わない。・ほとんどの人は、緊張しすぎか、ダレすぎです。#僕は今、ダレすぎだと思います。 これも、身につまされます。(>。<;)・パニック障害だとか、引きこもりだとかっていう人は、 安静病です。 そういう人は、1日100メートルだけでもいいから走るといいし (自分のペースで”ゆっくり”からはじめてください) それから考え方を変えてみる。 たとえば、朝は起きるなら起きる、水で顔を洗うとか、 メリハリがない生活をしているから、 安静病という病気になってしまうのです。 だから、「メリハリをつけよう」と思えばいいのです。・なにか嫌なことがある度に、 「これはいいことなんだ」と思ってください。 「嫌なことなんだ」と思う前に、 「これはいいことなんだ」って。・部長に怒られて、心のなかで、 「今日は、いい日だ」 というのもいいです。==============================心がしんどい時、一人さんの講演CDを聴きます。車での通勤時間が長いので、音楽を聴くのもいいですが、ときには講演CDでお話を聴くのも「考え方」のリフレッシュになって、いいものです。 ☆ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^) ブログ王ランキング ▲上のバナーをクリックしていただくと、ブログへの励ましの応援となります。
2010.03.06
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福島正伸『キミが働く理由(わけ)』の読書メモ。第8回。(最終回)読書メモの最長記録、更新です。 こんなに何回にも分けて紹介することになるとは思わなかったなあ。『キミが働く理由(わけ)』(福島正伸、中経出版、2009、1300円)==========================『キミが働く理由』読書メモ8 (p202~)(僕が線を引いたところの部分抜粋です。 #以下のミドリ文字は、僕のコメントです。)・働くということは、自分の存在証明・それは、他人との関係の中でできてくる ・うまくいかなくても、やり続けたい。 それが本当にやりたいこと。・人生の中で、最終的に自分の存在価値が見つかればいい・悩みながら生きるほうが、絶対に意味がある ・人を変えようとするよりも、 そばで輝いて生きるほうが、いい・(夢を持てない人には) 私はこうして夢を見つけて、 こうして実現してきたんだよ、と見せる・まず私が 夢を持ってワクワクしながら生きていることを伝える#まず私。 他人に期待したり、伝えようとするよりも、まず私。 たぶん私が私を変えるほうが、 他人を変えるよりも10倍カンタン。(^。^)・アドバイスによってやる気になる人というのは、 実は少ない。 アドバイスといいながら、ほとんど命令である場合が多い。 相手に対する要求になってしまう。・「アドバイス禁止です! 尽くしてください!」・人を信頼し、献身の思いで接すると、 人はコントロールされているという感覚がなくなります。・いつも「ありがとう」と伝えること・経営者同士が相互にアドバイスし、助け合う==========================全8回にわたるこの本の読書メモ、これにて終了です。(^0^)最後にあった、「まず私」「尽くす」ということ、実は、自分のためにもなっています。他人に期待するよりも、自分に期待することで、他人に対するストレスが緩和されます。他人が自分の思い通りになってしまう、と思ってしまうととてもしんどいです。人に誇れる生き方ができるかどうかはともかくとして、まず自分のことをやります、という姿勢は「はたらく」上で、とても大事なのではないかと思っています。 なお、この書籍は「ネット書籍サービス」がついており、本を買えば同内容の電子書籍をPC上でも見ることができるそうです。たった今その申請をしたばかりなのでどんな感じなのかはまだ謎なのですが・・・。この本からは、生きるヒント・働くヒントをたくさんいただきました。皆様にも、おすすめします。『キミが働く理由(わけ)』(福島正伸、中経出版、2009、1300円) ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてもらえると、うれしいです。 ↓ためになった! ↓読みやすかった! ↓おもしろかった! ↓また来るよ! ブログ王 人気ブログ
2010.02.03
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福島正伸『キミが働く理由(わけ)』の読書メモを続けます。 『キミが働く理由(わけ)』(福島正伸、中経出版、2009、1300円)==========================『キミが働く理由』読書メモ3 (p74~95)(僕が線を引いたところの部分抜粋です。)・「私が、この会社を日本一にしたいから やっているんです。 私が就職した以上、この会社を日本一にしたいんです。 会社が自分に何をしてくれるかではなく、 私がこの会社をどうしたいか、 会社のために何ができるかが問題なのです」・子どもではなく、自分に期待をすればいいのです。・どんな仕事も笑顔ですれば 夢になる・思い出すのです。 「何のために目が覚めたのか。 ……そうだ、世界を変えるためだ」・私たちは、世界をよりよくするために 働いている・寝るのは自分のためではなく、 他人のため(p95まで)==========================この本には、他人に依存するよりも、自分に依存しよう! ということがかなり書かれていました。ちょうど他のことで考え事をしていて、同じ結論に至ったところでした。「今まで環境に頼っていて、うまくいかないと環境のせいにしていたなあ。 でも、自分が、環境をよりよく変えていけばいいんだよなあ」いろんな本を読む中で、つながっていって、あたかも、いろんな人からアドバイスをもらっているように、ヒントが連続することがあります。今日読んだ本の中に、僕が目指す「目的」にかかわるものがあり、すべては「そのために」あるのかな、と考えていたところでした。それは言葉で言うと「信頼関係をつくる」ということになるのですが、その言葉だけではピッタリはまらない気もしています。ともあれ、そのためには「環境に期待するより、自分に期待しよう」というのは、とても大事だと思ったのでした。まず自分から動かなくては、信頼関係はつくれないし、気持ちのいい社会はつくれない。 ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてもらえると、うれしいです。 ↓ためになった! ↓読みやすかった! ↓おもしろかった! ↓また来るよ! ブログ王 人気ブログ
2010.01.23
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昨日はブログの更新ができませんでした。でも、実は書いていました。その日の夜にあった、西脇工業高校陸上部前監督 渡辺公二監督の講演のことを書いていました。消えました・・・。 気を取り直して、福島正伸『キミが働く理由(わけ)』の読書メモを再開したいと思います。消えた原稿は、明日気が向けば、もう一回書くかもしれません。(^^;)『キミが働く理由(わけ)』(福島正伸、中経出版、2009、1300円)==========================『キミが働く理由』読書メモ2(僕が線を引いたところの部分抜粋です。)・「制約条件とは、成長条件だ!」・「うまくいかないというのは、成長できるということ」 ・やりたいことができない、というのは、 たいてい過去のやり方でやろうとしているから。☆できるか、できないかではない。 やりたいか、やりたくないか。・アポイントを取る1つのコツは、人数だった。・アルゼンチンでは、生まれたことがそれだけで幸せなこと。・毎日朝から晩まで、すべてのことに感謝・感動することを見つけ出そうとすれば、 毎日が感動でいっぱい・日々の感謝、日々の感動がとても大事 =「感動体質」 ◎ただ生きているだけなのに、毎日が幸せに満ちあふれてしまう☆プラス受信 「これはいったい何のチャンスだろう」 「自分にとってどのような意味があるのか」・「この仕事を面白くしてやろう」と思ったら、 どんな仕事だって面白くなっていく・その管理人のおじさんはいつ行っても笑顔・管理人という仕事を通して、おじさんはみんなに喜んでもらうこと、 笑顔になってもらうことを仕事にしていた・「仕事が夢になるのではない。 仕事に取り組む自分の姿勢が、どんな仕事も夢にするんだ」(p73まで)========================== ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてもらえると、うれしいです。 ↓ためになった! ↓読みやすかった! ↓おもしろかった! ↓また来るよ! ブログ王 人気ブログ
2010.01.22
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とっても大事なことが書いてありました。福島正伸さんの『キミが働く理由(わけ)』『キミが働く理由(わけ)』(福島正伸、中経出版、2009、1300円)========================【内容情報】(「BOOK」データベースより)働く理由を考え続け20万人の生き方を変えた著者が語る仕事が楽しくなる考え方。一生の仕事がみつかる25のヒント。 【目次】(「BOOK」データベースより)毎日仕事をしながら、感動して泣くことが私の目標です。そういうふうに生きられたら、一番幸せではないかなと思っています。/1年間で、私は180人にお会いしました。人生というか、生き方というか、すべてがそこで決まったといってもいいのです。/やると決めて前向きに物事を考えるようにしたら、まわりの人の中傷や批判がアドバイスにしか聞こえなくなってしまったのです。やめないのですから、私に何を言おうがアドバイスでしかないのです。/やると決めたら、どうしたら実現できるかだけを考えればいいのです。それ以外のことを考えても、無意味です。/日本では、多くの人が他人と比較して幸せか不幸かを決めているのです。/自分の人生は自分でつくって、自分がどう考えるかでどんなときにも幸せになれるし、どんなことも可能になる。そういう考え方を、「自立型の姿勢」と呼んでいます。/私には夢がありませんでした。夢がなくて、何がしたいのかがずっとわからなかったときに、夢を教えてくれた人がいたのです。/お父さんが、「今日も仕事が楽しかったな。明日、仕事に行けると思うと、興奮しちゃうな」と言うと、子どもさんは勉強し始めるのです。/仕事というのは、そこにどういう意味があるのか、何のためにやっているかということを忘れると、すごくつまらなくなってしまうのです。/何のために働くのか。何のために生きているのか。それを思い出す習慣をつける。それが大切です。〔ほか〕 ========================読み終わったのはちょっと前ですが、読んでいた時はかなり集中して読み続けました。いい本なので、ここで紹介します。生きること、働くことの意義、原点を問い直したいあなたに。明日元気で働けるために! では、恒例の「読書メモ」の形式で、どうぞ。==========================『キミが働く理由』読書メモ1(僕が線を引いたところの部分抜粋です。 #緑字は、僕の感想・コメントです。)・「何のために 働くのか?」 ・私は感動するために仕事をしたい・私にとって、「人の成功を応援すること」が生きがいであることに気付いた。 ・「こうすると、子どもたちが成長する」と気づいたこと =子どもが宿題や計算ができたら、 子どもよりも喜ぶ できなかったときは、子どもよりも悔しがる ・子どもたちは最初引きます。 ところが、だんだん面白がるようになる。 ・子どもの感情を、私が表現してあげるのです。 ・一緒に悩み、喜びながら生きていくのです。 ↑#子ども以外でも同じだなあ、と思いました。 同じ職場の人など、関わりのあるすべての人に対して。 「ともに悩み、ともに喜ぶ」姿勢。 これこそが、自分の人生も楽しくするのかもしれません。・やると決めて前向きに物事を考えるようにしたら、 まわりの人の中傷や批判が アドバイスにしかきこえなくなってしまった ・「どんなに努力しても、世の中うまくいかないことって、ありますよね?」 「ない!」 「失敗ばかりしていると、人生が楽しくなるだろう?」 ・失敗がひたすら続いたら、 いつか、誰もできないことができるようになる ↑#植松さんと同じことを、おっしゃられています。(^^) ・やめないと決めると、批判してくる人に感謝したくなる。 なぜなら、自分の欠点や何が問題かがわかるからです。・人を励ますと、自分が元気になります。・人を変えようとするよりも、 そばで輝いて生きるほうが、いいのです。 ・信用は、後からつくる とにかく、何でもいいから一緒に関わってもらう・「未熟」という経営資源 「未熟」だから、成長が速い 「まさかここまでやるとは思わなかった」と相手が思ったときに、 自分の支援者、仲間になっていただくことができる・常に「感謝」だけを伝えておきます。 批判は、「感謝」に勝てません。 常に「感謝」の気持ちで接触しておくのです。 「感謝」がすごいのは、最後は周りの人をすべて仲間にしてしまう☆感謝だけをしていると、支援者が増える(p41まで)==========================僕は感情表現が下手なのですが、感情表現をやって、思いっきり喜んだり、悔しがったりした方が多分、人生は面白いし、仕事が面白くなると思うので、僕は積極的に、感情表現をしていきます。(^^)そして、子どもたちと、同じ職場の先生方と、楽しい「お仕事環境」をつくります。(^^)マイナスの感情を出しにくいのが、課題なのですけど。 ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてもらえると、うれしいです。 ↓ためになった! ↓読みやすかった! ↓おもしろかった! ↓また来るよ! ブログ王 人気ブログ
2010.01.20
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自分の成長のための読書記録、『ドリーム』その4(最終回)です。『ドリーム ~成功者が教える魂の富の作りかた』(犬飼ターボ 、飛鳥新社、2007、1500円)==============================『ドリーム』自分用読書メモ4 (第10章「成幸のカニミソ」~)#緑字はにかとま。・君は自分の地図で人生を歩くんだよ。・儲けるためというよりも貢献のために買っているんだ。・君たちにはこれから成功しようと考えている人たちに、 調和した成功を伝えてほしい・「1を与えて1が返ってくるなんて思ってはいけない。 100の種をまけば、何年後かにたった1つが返ってくる。 しかも 大きく育って 帰ってくるのさ」#「教育」と同じですね。・弱者のために奉仕をしたり、 地域のために私財を投じたりした家の子孫は栄える。・分かち合いの中心になる・成功を助けあえる場所を作ってあげるといい。・成功にばかり目を奪われてしまうと、 目の前の喜びを見失う。・成功は結果だけど、プロセスにこそ幸せがある。・資産に夢中になりすぎると 執着してしまう。 資産こそが自分のすべてだと思ってしまうこともある。・「みんなで情報を分かち合う勉強会」・ボランティア団体として活動していることが 人とつながるのには大いに役立った。・分かち合う心がプラスに作用した。・「自分だけ成功したい」という思いを手放すと、 もっと大きな成功を手に入れることができる。・「あなたは ビジネスで成功したいのですか、 それとも 人生で成功したいのですか」============================== 『チャンス』『ドリーム』がとてもよかったので、犬飼ターボのほかの本もネット注文しました。昨日届いたので、さっそくヨメサンが読んでいます。(^。^)こういった本からの学び、一言で言うと、偏っていた考え方を、戻されたところにあると思います。今回紹介した言葉「調和した成功」執着を手放し、大きな、調和した成功(=幸せ?)を目指したいと思います。 (ブログランキングにもこだわらなくなりました。 それでもやっぱりリンクは残していますが。(^^;)↓ ) ブログ王 ○ 人気ブログ (よろしければ応援のクリックを)
2010.01.09
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『煩悩のススメ ~幸福になる49の方法』(中谷 彰宏、阪急コミュニケーションズ、2001、絶版)より、読書メモの続きです。実は前回書いていたときに今回分も書いていましたが長すぎるので2つに分けました。============================『煩悩のススメ』 自分用読書メモ2・「この人は金銭的な煩悩で動いている人だ。わかりやすい。 では、金銭的に満足して幸せになってもらおう」 と考えればいい。 = 相手の煩悩を客観的に認識・ケンカが起こるのは、それぞれの煩悩が認識できないから・アジア社会では、特にメンツを大事にする。 メンツ欲が金銭欲を上回っている。 お金にこだわっているという間違った解釈をしてしまうから、 いつまでたっても物事が解決しない。・あなたは犠牲になっているのではなく、選択をしているのです。・犠牲共同体からは幸福感は生まれてきません。・スランプになったら、今やっていることに集中することです。・「もう結構です」と言われるより、「もっと」と言われたほうがうれしい。・「もっと」という言葉は、人間関係がより深まることでもあり、 1人1人が成長していくきっかけにもなります。・人間という体は、実は煩悩の乗り物にすぎません。・「純粋で単純な」煩悩が、最も強い。・『学問のすすめ』の「天は人の上に人をつくらず」を、 人間はみんな平等であり、上も下もないんだと考えると、 人間の苦労やストレスが始まる。・人間はどこまで行っても努力をしなければならないし、 どこまで行っても自分は最低ではないのだと思えば、 素直に物事を受けとめられます。・「スタートは天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」 だから頑張って勉強しようよ、というのが『学問のすすめ』の本旨・スタートの平等主義であって、決して結果の平等主義ではありません。============================最後に『学問のすすめ』が引用されていました。『学問のすすめ』といえば、同名のメッセージソング(ラップ)があります。これも非常に元気になる1曲です。今夜のBGMにどうぞ。GAKU-MCで『ガク問のススメ』試聴:http://profile.myspace.com/gmc1173■送料無料■GAKU-MC CD【世界が明日も続くなら】09/10/21発売 ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてください。↓ためになった。 ↓がんばってるなあ。 ↓すごいです。 ↓もっとがんばれ。 ブログ王 人気ブログそれでは、また次回!(^0^)
2009.12.18
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『あなたの悩みが世界を救う!』の第4回に行く前に、違う本の紹介をはさみます。かなり関連していると思うので・・・。その本とは『煩悩のススメ ~幸福になる49の方法』(中谷 彰宏、阪急コミュニケーションズ、2001、絶版)です。この本はすごいです。図書館で借りましたが、付箋を貼りまくりました。自分で買って、線を引きながら読みたい!という誘惑にかられました。他の本で「夢」とか「目標」「志」といったキレイな言葉で語られていたことが、「煩悩」「欲」という言葉で語られることで、かえってストンと胸に落ちたような気がします。============================『煩悩のススメ』 自分用読書メモ1・食欲・性欲・睡眠欲にかわる 自分の3大欲を決めよう。・煩悩の大きい人のほうが魅力的な存在だ。・給料の安さが気にならない、 煩悩に結びついた仕事を選ぼう。・好きなことをやらせてもらうかわりに、 評価を受けなくてもいいし、 給料が安くてもいいのです。・好きなことをやりながら、 しかも評価もされたいというのは、 欲張りすぎです。・自分のワザという蓄積をためていきたいと考えるのが大事なのです。・「私はエッチです」と煩悩を口にした人は、楽です。・「私はそんなものには全然興味がない」と言ってしまうから、 グチになり、悪口になる。 エネルギーが曲がっていくと、社会に対しての文句になります。 それが、社会に対してこうしようという提案になったら、 ムーブメントを起こしていけます。・人間というのは、 あなたが生きているというより、 あなたの煩悩が生きているのです。・煩悩を満たすために、あなたの人生があるのです。・「少年よ大志を抱け」というのは、 「でっかい煩悩を持ちましょう」ということ・生活のすべてをあなたの煩悩の役に立てることが、 成功するコツです。・勝つためにはどうすればいいかというところで、 こういう負ける理由があるというムダな議論に エネルギーを使ってはいけない。・現実論から入ってしまうと負ける理由がたくさん見つかるから、 あなたは必ず自信がなくなります。・現実からものごとを発想している限り、 その人はいつまでたっても自身のない状態のままです。・煩悩に根拠はありません。・煩悩には、勝ちしかないのです。・努力することによって自信が生まれるから成功するのです。・自分の煩悩を専門化させていく・より絞り込んだ煩悩を持とう。・「今日のスピーチはとりあえず 1つだけ話そう」 と思っている人は、 1つ言えれば御の字ですから、アガらない。 1つ言えれば、2つ、3つと言えるのです。============================ 続きは又明日。ちなみにこの本、アマゾンの中古本なら、1円から取扱いがあるようです。 ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてください。↓ためになった ↓人柄にひかれた ↓応援したい! ↓もっとがんばれ。 ブログ王 人気ブログ
2009.12.17
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成功哲学とか、幸せになるための考え方の本など、自分の学びのためにかなり読んできました。やはり、読んでいるのと読んでいないのでは、大きな違いがあるなあ、と感じます。自分の生き方ややり方・考え方を反省したり確認したり、方向性を定めたり、本に書いてあることと自分のやりたいことが一致して自信を深めたり・・・。読書のおかげで、ずいぶん「自分を育てる」ことができたような気がします。あるころから、そういうエッセンスをちりばめられた小説を読むのが好きになりました。もともと物語が好きなので、お話として楽しめて、先がどうなるのかワクワクし、時間を忘れてページをめくる、そういう時間がたまりません。(^^)今回紹介するのは、昨晩読み終えた『オレンジレッスン。』著者の犬飼ターボのことを知ってから、一度この著者の本を読んでみたかったのです。なにしろ肩書きが「成功小説作家」というのですから。どんな本なのか、わくわくしながら読みました。『オレンジレッスン。 あなたはどんどん幸せに成功する!』(犬飼ターボ 、徳間書店、2006、1200円)===========================【内容情報】(「BOOK」データベースより)ある日届いたオレンジ色の招待状が、クミの人生を変えた。特別なことをしなくても、幸せに成功できる方法(レッスン)とは。男女五人のハピサク物語。 【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 招待状(隆志は連れて行きます!/ママに付いてきてくれる? ほか)/第2章 自信(1週間の出来事/フォーカスした後の不安の正体 ほか)/第3章 グレ子(人生が前に進んでいる証拠/報酬の決め方 ほか)/第4章 パーティ(イライラ/スピリットが喜んでいるサイン ほか) 【著者情報】(「BOOK」データベースより)犬飼ターボ(イヌカイターボ)ビジネスの成功と心の幸せを同時に手に入れる"ハッピー&サクセス"を伝える成功小説作家。24歳でコネもお金もノウハウもない状態から、愛犬と競争心だけを心の支えに無理やり起業。2年間全く上手く行かずに、生活もままならない状態に。そんなある日、成功者に出会い、「成功したければ、他の人の成功に貢献しなさい」と教わり素直に実行してみる。すると次第にビジネスが上向き、4年後にはマーケティングのコンサルティング会社や投資会社などの複数のビジネスのオーナーとなる。結婚を機会にビジネスを他人に任せ、東京から八ヶ岳のふもとに移住。現在は家族と共に静かに暮らしながら、ハピサクを世の中に広げるための執筆活動やセミナーを開催している。障害児の自立をサポートする「NPOアニーこども福祉協会」の理事===========================主人公に自分と似たところを感じたせいもあり、途中で非常にハッとさせられることがありました。よい小説を読んだ時はそうなのですが、別の人生経験を読書の中で体験させてもらった、そのおかげで自分の気づきや成長につながった、と感じます。がまんしてしまう人、人に依存してしまう人、今そういう状態に陥りやすくなっている人に、おすすめです。 以下の読書メモは、純粋にお話を楽しみたい方は、読まないでください。(^^;)僕が特に自分のためになったという記述を抜粋しています。 ・ ・ ・=============================『オレンジレッスン。』読書メモ・「がまんとくっつき」のバランスを整える。 ※本に、テストが付いています。 僕の結果: 1回目 とってもがまん ちょっとくっつき 2回目 かなりがまん ちょっとくっつき・フォーカスすること・SAM 1)S: サポート 2)A: アドバイス 3)M: モデリング・エネルギー 1) Mars 2) Venus・深いグレ子は、他人の中に見える。 否定する思いが強い。 →子どものときに、子どもの自分を殺して、大人にならなくてはいけないんだと とても強く思ったのかもしれません。・自分にある嫌いな部分を強く否定すると、 他人の中にそれを見つけて許せない気持ちになる。・相手をコントロールしようとする人は、 脅すか味方を装うかの2つです。 味方でダメなら脅す。 脅してダメなら優しく諭す。 そうやって、相手をコントロールするものです。・コントロールするために人間関係がギクシャクして 周りの人と距離が開いてしまったでしょう。 さらに進むと自分が正しいことを証明するために競争に勝ち、 もっとコントロールするための権力を手に入れようとする。 競争相手を無意識に探して、勝つためには手段を選ばなくなる。・競争は内側の自分と切り離されているので孤独です。 内側の乾いた自分は決して潤うことなく、 平和や幸福感は永遠にやってきません。 =============================読書メモ、あとちょっと書きたいことがあるのですが、今日はもう時間がありません。また次回!(^0^) ☆以下のブログランキングに参加しています。更新を応援していただける方はクリックをお願いします!(^0^) ブログ王ランキング
2009.11.22
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今日は、突発的なことがたくさん起きました。ただ、それに対処しているうちに、勢いがついてきて、大変充実感のある1日となりました。忙しいことは、いいことかな。と思った1日でした。それでは、『子どもへのまなざし』の読書メモを再開します。(今回が第4回。 第1回はこちら。)『子どもへのまなざし』==========『子どもへのまなざし』読書メモ4 (p249~276「豊かな社会がもたらしたもの」の章より、部分抜粋)・人は幸福であればあるほど、 そのとき必要な抑制がきく。がまんができる。・自分の欲求をおさえられない両親の子どもに、 思いやりがそだつはずがありません。・できるなら私たちは、 優越感と劣等感という感情はできるだけ小さく、 弱くもちたいものです。・すぐれた人の前にいっても劣等感を感じない、 すぐれていない人の前にいっても、優越感なんか感じないでいられるのがいい と思っているのです。(今回参照したのは「豊かな社会がもたらしたもの」の章より、一部の表記だけです。 次回は「保母さん、幼稚園の先生へ」の章から。)===========================本の中の文を引用しだしてからだいぶたちましたが、「やっぱりいいことを言っているな」と思います。自分の経験に照らして納得できる記述が多いです。みなさんはどうでしょうか?さて、しょうこりもなく、次回へ続きます。もう本の終わりごろを迎えるところですが、付箋を貼ったのは、ここから集中的にございます。「なんでこんなに貼っているのか」と思うぐらい。(^^;)▼子育てにかかわるすべての方に、おすすめです。 なにしろ本当に本気でおススメなので、今日、友人に買って送りました。『子どもへのまなざし』(佐々木正美、福音館書店、1998、1700円) ☆以下のブログランキングに参加しています。日記に共感していただけた方はどうかクリックください。ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^) ブログ王ランキング
2009.10.22
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4日連続。植松さんの講演ブックを部分的に紹介しながら自分の感想をさしはさむ第4弾。 初めて来られた方はまず3日前の日記からお読みください。(^。^)==========================『きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン』 講演録 講演&読書メモ4(#は僕の個人的なコメントです。)・世界初は、すべて個人が自腹でやる。・坂本竜馬は何人いたっけ? 僕たちはインターネットもあります、 飛行機だって乗れます。 だから、せめて坂本竜馬くらいのことはできてもいいんでないの? ↑ ↓・楽をするための汚い言い訳・人を殺すことが罪なのは、もはや人類レベルで大切な 一人の人間の可能性を奪ってしまうからです。 #教師をしていると、「しね」と気軽に口にする子どもに会うことがあります。 #本人の苦しさ、理解されていないという心の叫びの裏返しであるかもしれませんが、 #それに対し、きちんと相対し、話をしていきたいと思っています。 #それは、自分が前任校で学んだ最も大切なことだと思っています。 #前任校は、震災で在籍児童8人をなくした学校でした。 #そのため、震災や防災についての学習、命の大切さを語り継ぐ取組が #継続してなされていました。 #今、「しね」と口にする子どもはどこの学校でも珍しくありません。 #それを見過ごし、笑って済ませるのか、 #本気でその子と向き合う契機とするのか。 #いつもは逃げてしまっている僕がいます。 #時間がない、他にやることがある、と逃げてしまう僕がいます。 #「いのち」のことからは、逃げてはいけないのではないか、 #と僕は思いはじめています。 #近年、学校では「あれも大事」、「これも大事」、と #教える内容がめちゃくちゃに増えてきています。 #でも、本当に大事なことを教えていかなくちゃいけない、と思います。 #「可能性」の話には深く共感します。 #教育の本質とダブる話だと思っています。 #前任校の6年生が卒業する時に書いた「可能性を信じて」という話は、 #そのとき僕が最も信じていた、大事だと思うことの話でした。 #大事なことを大事にしていこうと思います。(過去の日記にも書きました。)・学力とは、学ぶ力と書きます。 今よりどれほど変われるか、という未来の可能性の価値こそが、 本当の学力です。・「夢」はたくさんあっていい。・夢は大いに語り合うべきです。・くふうという生き方こそが、人間の本当の生き方です。・くふうの結果が社会の役に立てば、仕事になります。 #僕は「くふう」が大好きです。 #くふうした事実があってこそ、自分の成長を実感できると思っています。 #僕は「特別支援教育」に生きることを志しています。 #特別支援教育というのは、「くふうの教育」だと思っています。 #壁があって喜べるのは、くふうのしがいがあるからこそに、ほかなりません。 #くふうを忘れた時は、成長が止まった時だ、と思っています。・よりよくしたいというワクワクが、本当のビジネスを生みだします。・Dream can do ! Reality can do ! 「思い描くことができれば、それは現実にできる」 「思うは招く」・子どもは裏切らない、大人が裏切ったのです。・自信というものを失った人が他の人の自信を奪うから、 児童虐待が起きる。・出世払いです。・僕らが、彼らが出世するように助けなければいけないのです。・「僕にもできる」と思った子たちは優しくなります。 ・理想とは、北極星です。・「理想なんか、届かないから」と捨ててしまうと、 見える範囲でしか歩けなくなるのです。・理想は高く高く持つべきです。 届く届かないはどうでもいい話なのです。・明日のために、今日の屈辱に耐える。・人は、自分の愛する人の笑顔が見たくて生きています。・しっかり笑顔を間違わないようにしなければいけません。・「どうせ無理」禁止条例・現在と未来をつなぐ新しい学校「ARCプロジェクト」 ・虹です。 現在と未来をつなぐ虹をつくろうと思っています。・住むためのコストを10分の1にすること・食べるためのコストを半分にすること。・学ぶためのコストをゼロにすること。 ↑ ↓ 日本人だけが、自分の愛する家族の将来の不安を人質に取られて、 ただひたすらゴミをつくるために働かされています。 ・僕が必要とする先生は、自分のあきらめなかった経験を伝えてくれる人です。・よいこともねずみ算になります。 #「ペイ・フォワード」? #僕はこの映画見たいんです。 #映画を見ていない時点で確かなことは言えませんが、 #植松さんの「よいことをねずみ算に」を聞いて、 #「ペイ・フォワード」運動を思い出しました。・NPO法人読書普及協会 (「本との出逢い、人との出逢い、出来事との出逢い」を提供し、 成長しあう仲間の会。植松氏の講演会を各地で開催している。) #植松さんの講演会の実現は、この協会の努力によるところが大きいです。 #大変有意義なコンセプトを持っておられる会だと思います。 #理事長の清水さんは「読書のすすめ」という本屋をされていて、 #おもしろい語り口の本を何冊も書かれています。(以上。)==========================これで、全4回にわたっての内容のご紹介を終わります。この本・DVDとの出逢いに感謝します。『きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン 植松努の特別講演会 北海道の小さな町工場が"知恵"と"くふう"で「宇宙開発」に挑む』(植松努、現代書林、 2009/9、4200円) ☆以下のブログランキングに参加しています。日記に共感していただけた方はどうかクリックください。ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^) ブログ王ランキング
2009.10.17
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前日、前々日の続き。植松さんの講演ブックを部分的に紹介しながら自分の感想をさしはさむ第3弾。==========================『きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン』 講演録 講演&読書メモ3(#は僕の個人的なコメントです。)・欲しいものと出合ったら、値段ではなく「仕組み」を考える ・値段をつける人に自由にやられちゃうからね。 #前日参照の「自分の人生の時間を取り戻す」に通じるところです。 #そうなんです、自分で作ればいいんです。 #「欲しいものは、買う」という思考から、 #「欲しいものは、自分で作る」という発想へ。 #これがほんとの自立型人間です。 #僕は、ゲームソフトが欲しくてゲームソフトを作る会社に就職した経験があるので、 #こういう発想をする傾向は強かったんです。 #でも、大人になってだんだん年がたつと、「お金で何とかすればいい」という #考えにシフトしていったのも事実です。 #「大事なところに集中するために瑣末なことに手間をかけずお金をかける」 #という考えでいるので、自分でやろうという気をなくしたわけではないですが、 #それにしても大事なことを思い出させてくれたと思います。・「こいつのせいかもしれない」というのは、 数字になったりグラフになったりしているけれど、 ただの憶測と偶然でしかないのです。・やったことがないことは、試しにやってみると必ず失敗する。・でも、失敗をデータにして、改良して再挑戦すれば、 どんなことも必ず成功する。・最初から失敗する覚悟を持って準備さえしていれば、 何も怖いものはない。・「信じる」とは、「自分自身の覚悟」である。・自分たちで繰り返し試して、自分たちで信じるしかない。・誰かが保証してくれる人生というものは存在しません。・自分たちで信じるしかない。 それが 自信というものです。・失敗をデータとして乗り越えていったから、自信がついたのです。・失敗するチャンスがないから、子どもたちは自信を持てません。・失敗を伴わない自信というものは、 うぬぼれと言われてもしょうがないのです。・とにかく失敗するチャンス、そして失敗を乗り越えるチャンス、 それが必要だと思います。・自分が何をするかという覚悟こそが、 本当の信頼を生みだします。 #p96,97の見開き2ページに、赤線を引きまくりました。 #本当にそうだなあとうなづける言葉の連続でした。 #元気が出てきました。覚悟が出てきました。 #方向性が定まり、失敗する勇気がわいてきました。 #植松さんの講演の中で、ここの部分が一番自分に響いたところかもしれません。 #「信じる」ことや「自信」「失敗」「覚悟」ということについて、 #これまでも壁にぶち当たる度に考えてきました。 #「信じる」という曲をちょうど1年前、練習し、公開しました。 #この曲の歌詞にふれて以来、「信じる」ということを余計に考えるようになりました。 #今の教育の課題は、「子どもたちに自信がない」ということに尽きると思います。 #それを乗り越えるために、「自信」を生む具体策を展開していかなければと思います。・能力は「してもらう」と失われ、「する」と得られる。・してもらったり、誰かにさせると、能力は失われる一方です。・「する」と能力が得られるのです。・無料でやっても損はしません。 #成功哲学の本によく「行動することが大事」と書かれていますが、 #同じことを言っていると思います。 #植松さんの言葉は、「なぜ行動することが大事か」を、 #端的に分かりやすくスパンと言いきっています。 #座右の銘として、時々思い出したい言葉です。(以上。講演録p106まで)==========================内容が濃すぎて・・・またまた、続きます。(^0^)完璧主義な性格なのか、一度ここまで細かく紹介しだすとなかなか終われなかったりして。少しでも皆さんのやる気につながる内容を紹介できたなら幸いです。そして、もし共感されたなら、ぜひDVDブックをお買いになって、講演をお聴きください。植松さんの姿と声で、この内容に触れるのが、一番衝撃的な体験になることと思います。 『きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン 植松努の特別講演会 北海道の小さな町工場が"知恵"と"くふう"で「宇宙開発」に挑む』(植松努、現代書林、 2009/9、4200円)↑最近のイチオシです。 またまた続く! ☆以下のブログランキングに参加しています。日記に共感していただけた方はどうかクリックください。ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^) ブログ王ランキング
2009.10.16
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前日の続きです。今日も、「楽をすると無能になる」という言葉が帰宅途上の頭に響いていました。最近この言葉がよく頭の中に響いています。苦手なことから逃げていると、無能になるばかりだなあと、今日1日を振り返り、反省しています。(>。<)==========================『きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン』 講演録 講演&読書メモ2(#は僕の個人的なコメントです。)・稼働率を下げる。なるべく売らない。なるべくつくらない。 #これを聞いて、「地球村」の高木善之さんの言われていたことを思い出しました。 #大量生産・大量消費の時代は終わりを迎えています。 #この講演の趣旨とは違うと思いますが、 #植松さんも、非常に大きな目で「仕事」というのをとらえられているので、 #自分たちの子ども世代が幸せに暮らすための「会社」での働き方というのを #考えておられるのじゃないか、と思いました。・僕らは人間です。 知恵があるんです。 だから屁理屈上等なのです。 #僕は昔から、とても屁理屈を言う子どもでした。 #屁理屈上等と言われると、自分が肯定された気がして、ほっとします。(^^;)・何でもかんでも、全力を尽くしてやるべきです。 #「全力で」も、僕が好きな言葉です。 #全力でやるから、「やった!」という達成感があるのだと思います。 #僕の好きな曲は「全力少年」です。(『全力少年』/スキマスイッチ) #この曲で2年生と運動会ダンスをやったこともあります。 #一生の思い出に残るダンスでした。・最低限やらなければいけないことは、最低限の時間で終わらせてください。・自分の人生の時間を取り戻すのです。 #ああ、この人は、自分の「人生の時間」をコントロールされているのだな、 #と思います。 #生き生きと人生を生きるには、自分の人生くらい自分でコントロールしなくては、 #と思います。 #「自分の感受性くらい、自分で守れ、ばかものよ」 #という、茨木のり子さんの詩を思い出します。(出典:『自分の感受性くらい』) #たまに、自分にムチを入れるために、この詩を思い出します。(以上。講演録p74まで)==========================まだ、続きます。(^0^) ☆以下のブログランキングに参加しています。内容に共感していただける方はどうかクリックください。ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^) ブログ王ランキング
2009.10.15
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前日に予告したとおり、植松努さんの特別講演会DVDブックから、具体的な中身を紹介していきます。植松努さんの講演は、かなり評判になっています。最近では、日刊のメールマガジン「てっぺん大嶋啓介の【夢エール】」でも紹介されていました。僕が視聴した時の感想としては、「確かに、日本一の講演会かもしれない。」と思いました。話し方が熱かったり、うまかったりするわけではないです。淡々と話されますが、非常に整理された内容です。「〇〇です。そして、~~です。」と、接続詞でつなげて短文を展開していくその話し方は、非常に分かりやすく、引き込まれます。もっとも、一番感動するのは、話された中身についてですが。感動するかどうかは人それぞれですが、僕は日頃考えていたことや、これまでいろんな方に影響を受けて大事だと思ってきたことと、この方の「生き方」の足跡がリンクする部分が多く、この講演会DVDを見てよかった、と思いました。DVDはなかなか見る時間がとれないので、一度見た後は音声だけCD-Rに焼いて、車の中で聴けるようにしています。座右の銘として覚えておきたい言葉が、いろいろな話の中から飛び出してきます。実際に実践された、事実の裏付けのある話なので、納得します。そして、勇気を奮い起こされます。聴かれたことのない方は、ぜひ。▼『きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン 植松努の特別講演会 北海道の小さな町工場が"知恵"と"くふう"で「宇宙開発」に挑む』(植松努、現代書林、 2009/9、4200円)==========================『きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン』 講演録 講演&読書メモ(講演時間122分 DVDブックは、講演DVDと、講演録のセットです。 #は僕の個人的なコメントです。)・人の輝きを支える活動を続けている ・「どうせ無理」という言葉を世の中からなくしたい・ゼロから1を生みだすキーワード 「だったら、こうしてみたら?」・生まれた時は、本当はみんな前向きだったのです。・誰かがあきらめ方を教えている。・「いい子」=「都合のいい子」 #このあたり、教育関係者には耳が痛い話です。 #「都合のいい子を作る教育をしているのではないか」というのは、 #常に自問自答しておきたいところだと思っています。・僕たちは、宇宙開発を、 「どうせ無理」という言葉をこの世からなくすためにやっています。・誰もがどうせ無理だと思う宇宙開発を僕たちがやってみせることで、 「どうせ無理」という言葉が使えなくなることを祈っています。 #そのためにも、この話を、世の中の多くの人たちに知っていただきたいと #思っています。・ずっとやり続けるためには、 よその人のお金をあてにしない。 #これは、お金だけのことではないと思います。 #他人をあてにするということは、 #それをやるかやらないかが他人に左右されるということです。 #「自分がやる」と決めたなら、本当に「自分でやる」ことが大事だと強く思います。 #それとは反対に、他人任せにして他人に責任転嫁して、 #いいわけをしている自分がよくいます。(>。<)・そもそもなぜ、お金が必要になるのでしょうか。 #これも大事な視点だと思います。 #実は、お金がなくても社会は成り立つということを言われている方はいます。 # 「そもそも」論。 #大前提を疑う。 # 「そもそも」論については、道徳の実践家深澤久先生がよく言われています。 #深澤先生のそもそも論を読むたびに、姿勢や心構えが正される気がしています。 # 「そもそも」を考える癖をつけるのは、大事な習慣だと思っています。・常識って、普通って、ものすごく簡単に変わるのです。・お金というものは、知恵や経験と等価である。 #僕の母の教えは「若い時の苦労は買ってでもしろ」でした。 #お金を使って自分の知恵や経験に変える、ということは、 #ずいぶん前からやってきたような気がします。 #身銭を切って学ぶと、おもしろいです。 #人生のだいご味ですね。 #逆に、それができるのが、「お金」の価値だと思います。 #「モノ」を買えるのは、お金の価値のほんの一部分しか表していません。・学校の評価基準にないものは、「無駄なことだ」と言われてしまう。・小学生の時、プラモデルが作りたくなって、父に言った。 父:「男なら、鉄で作れ」 そんなわけで、小学生のうちから電気溶接とかができるようになっていました。 #これを聞くと、「おもしろい」と思うんだけど、 #「確かにありえる話だな」とも思います。 #小学生ぐらいの年齢で可能なことって、 #本当はむちゃくちゃすごい範囲に及んでいるんです。 #ただ、まわりがさせないだけ、ということがすごくあると思います。・「好き」だとイヤでも努力する・まだまだ発展途上・世界で一番のものは、誰も教えてくれません。・「あなたとは違うんです。」・2番煎じと前例踏襲では、 絶対に世界一になれません。・親がわが子の評価を他者にゆだねるからです。 だから、子どもがゆがんでしまいます。 どこかの誰かがつけた点数で、自分の子どものことを親が評価すると、 大変なことが起きます。 #僕はあと1か月で親になりますが、頭に叩き込んでおこうと思います。 #少し前のところでも「他者にゆだねる」ことへの批判がありましたが、 #ここはもっとも大事なところだと思っています。 #「夜回り先生」の水谷修先生が講演で話された言葉がずっと耳に残っています。 #「自分がやったことの始末は、自分でつけなさい。」 # 子どもには子どもの自己決定があり、 # 親には親の自己決定があり、 # それが責任ということなんだろうから、 # だから人におもねちゃダメなんだ。 # 人の評価を気にすると、自分が弱くなっちゃうんだ。 #というように、理解しています。(^。^)・なぜ、楽をしたいのでしょうか。・楽をすると、無能になるのです。・そして、無能になると自信が持てなくなります。・自信はく奪は連鎖します。・でも、連鎖は切れるのです。 「いやなことは俺のところで食い止めるぞ」という 鋼のハートさえあればいいのです。 #勇気づけられます。 #「嫌な連鎖」はしょっちゅう見ています。 #「嫌な連鎖」を切る能力は、「楽をしたい」という気持ちと反比例して #あらわれてくるのでしょうね。 (^0^)(以上。講演録p64まで)==========================長くなったので回数を分けます。ここまでのところで、どう思われたでしょうか?ではまた次回。 ☆以下のブログランキングに参加しています。内容に共感していただける方はクリックください。ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^) ブログ王ランキング
2009.10.14
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昨日の日記で、「自分に甘い、いいかげんな子」を見ると、自分もいい加減だからなーと反省しています。ということを、書きました。いい加減というのは、一方では非常にいいことです。「いい加減は、よい加減」という言葉があったり、『いいかげんが いい』という本があったりします。僕も、「いい加減」は、非常に大事にしています。『いいかげんがいい』(鎌田實、1000円)そういうバランス感覚はいいと思うんですが、真剣さがないと、成長がない、と思います。このことで思い出したのが、先日購入した「日本一感動する講演会」のDVDブックで植松努さんが言っておられた言葉です。「楽をすると、無能になるのです。」(『「夢」は僕らのロケットエンジン』講演録p60)楽をしようとすることが悪いことだとは思いません。でも、成長しようとするなら、これは自制すべきことだと思います。実はこのへんは細かいことにこだわりすぎると、なかなか理解するのが難しいのです。植松さんは「何でもかんでも、全力を尽くしてやるべきです。」と言います。でも、植松さんの会社の経営方針は、「稼働率を下げる。なるべく売らない。なるべくつくらない」というものです。見据えているものがはっきりしないと、混乱するんです。「いい加減にやる」ということは、必ずしも「楽をしている」ということではないのです。そこで、「何のために」が重要になってきます。「何のために」がはっきりしている人は、「いい加減」にやっているようにみえて、その実、「全力で」やっています。自分が何になりたいか。チームをどんな状態に導きたいのか。迷いがある人は、1つの実践事例として、とびぬけた実践事例として、植松さんの講演DVDブックをご覧になることをおすすめします。僕はこれにかなり感銘を受けました。すごく刺激になりました。「こういうことか」と納得したことが、たくさんあります。今回は、わけのわからない引用の仕方になってしまいましたが、次回、少し整理した状態で、植松さんの講演会を取り上げたいと思います。DVDブックの無料動画の情報等、以前書いた日記がありますので、まずはこちらをお読みください↓▼植松努さんの動画での「可能性の話」に感動しました! ▼『きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン 植松努の特別講演会 北海道の小さな町工場が"知恵"と"くふう"で「宇宙開発」に挑む』(植松努、現代書林、 2009/9、4200円)それでは、また明日!(^0^) ☆以下のブログランキングに参加しています。内容に共感していただける方はクリックください。ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^) ブログ王ランキング
2009.10.13
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先日参加したトークライブから、中村文昭さんの話を。この人の語る「体験談」や「エピソード」はすさまじいです。仕事に対して、生きるということに対して、人と接することに対して、意気込みが変わります。意識が変わります。中村文昭さんのCDを持ってますが、車の中でよく聞いています。車内のHDに入れてます。CDのタイトルは"中村文昭のみるみる元気がわいてくる! PART1 パワーの源"その名の通り、「元気がわいてくる」CDです。==============================■内容 (上記リンクの出版元サイトより)●フミアキ流、朝をスッキリ始める法●落ち込むときは、とことん落ち込もう●犬に教えられた「ボクは人間なんだ!」●人間の悩みは「3つの箱」に分けられる●メッセージとなって現れる苦手なこと●ピンチこそチャンスの芽●成功の気づきがわかる「青虫の話」●たったの1秒で人間は変われる●魂に問いかける「何のために?」●お腹のネジが弛んでいるか、締まっているか●からだの中心に軸をもって仕事をする●DNAに誇りがもてる生き方●動けば変わる、止まれば太る!?●「99日目をもって半ばとせよ!」●師匠が母に問いかけた究極の質問●何でも「楽しみながら」やってみよう●人間は不自由だと努力する●人それぞれのなかに「スイッチ」はある●恩返しではなく「恩送り」をしよう!-ほか==============================フミちゃん節とも言えるその「話し方」にまず魅了されます。生で聴いた「フミちゃん節」は、それこそ最高でした。不特定多数に語りかえられた言葉と分かっていても、「自分に対して語りかけられた言葉」として自分のど真ん中にずしんと響きます。仕事する人、夢を追う人には圧倒的におススメのセミナーです。では、実際に聴いてきた生講演の内容を、メモでお送りします。==========================トークライブでの中村文昭 講演メモ~09年10月3日in京都~・年間300回以上行われる講演会 その3分の1から4分の1は学校での講演。・何のために ・何のために大学に行くのか? ・片腕をとばして教師になった、師匠の父の話 (どうしても教師になりたかったその人の葬儀には、 2000人の弔問客が訪れた。 元教え子たちの連絡網がすごい速さで回った。)・出口を間違わない生き方・素直に「ハイ」・謙虚に「やらせていただきます」<師匠の4つの教え> 1) 返事は0.2秒 ・損得を考えるな。 ・これをやりだすと気持ちいい。 ・「あなたとの間柄にNoはない」 ・自分を捨てる練習 2) 頼まれごとは試されごと ・喜ばせるチャンス! 3) できない理由を言うな 4) 今できることを探して動け☆感動させてはじめて仕事★仕事は心がすべて・どんな世界のものも受け入れろ ・周波数を合わす★経営者はかがやくことや! 「夢」をもつことや!・壁にぶつかったら映像を撮って将来のネタに使おうと思っている。 「ネタ作り ネタ作り」==========================この人の考え方はかなりうなづけるもので、僕が小さい頃や、若いころに考えていたこととも共通します。僕の場合、「考える」のは考えるんだけども、なかなか行動が伴わないんですよね。「ネタ作り」と割り切って、失敗してもいいと踏み出すことがなかなかできません。それが僕の課題です。さて、中村文昭さんの講演は、ネットからのダウンロードでも購入できます。すぐに聴きたい方はこちら。▼中村文昭の「人を活かす人になれ!」▼中村文昭特別セット!龍になれ! プレゼント付!(リンク先で試聴できます。)========================(内容の一部)■ 龍になれ! ・ 中村文昭が語る"坂本龍馬"・ 自分のルーツを知り、役割を考えろ・ 中村文昭が考える自分の一番いいところ・ 中村文昭が一番好きな坂本龍馬のエピソード・ 自分を持っていないということ・ 夢がない人がすべきこと・ 役割が与えられる、"おまえじゃないと"と言われる人生・ 人の心に火をつける・ "No"がない人 ■ 本気で生きる人になれ! ・ やる気と本気の差・ 本気の人 居酒屋てっぺん 大嶋啓介の話・ 本気の人 てんつくマンの話・ コップとおちょこ・ 人のために本気になる?・ 無力と微力■ 応援される人になれ! ・ 人を成長させる出会い・ 出会いがつながっていく、人を惹きつけていく人になるために・ 出会いを生かしたいあなたが今、やるべきこと■ 人を活かす人になれ! ・ 人生を変える「過去」の2通りの考え方・ なぜ、昔の日本は不安が少なかったか?・ 「どうせ僕は・・」という人へ・ 全ての過去に感謝できるようになるには・ 自信をなくす「せめてこれくらいなら」・ 中村流「人を活かす方法」・ 指導ではなく、スイッチを入れてあげる・ 1秒で人はスイッチを入れられる========================自分に元気を生みだすために、ぜひ、だまされたと思って一度聴いてみてください! ☆以下のブログランキングに参加しています。応援していただける方の1日1クリックをお願いします!(^0^)
2009.10.05
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「殺人がいけないのは、人の可能性を奪うから。 言葉で「可能性を奪う」ことも、殺人とおなじ」植松努さんの動画をネットで見ることができました。今人々が迷っているいろいろな問題を整理して、「大切なことを大切にしよう」というメッセージを訴えられているように感じました。「教育」の根本とか、思想とか、目的とか、そういうことにかかわることを言っておられると感じます。僕自身も、2年前の小学校6年生の卒業に寄せてのメッセージに「自分の可能性を信じて」といった寄稿をした覚えがあり、植松さんのメッセージには深く共感しました。動画は、収録時間はちょっとだけですが、僕よりももっと深く、もっと真剣に、「自分の可能性を信じて」ということを強く強く訴えられている、と感じました。全編が試聴できるDVDは有料ですが、ネット動画は無料で見ることができます。一度、チェックされることをお勧めします。▼YouTube「植松努さんの記念講演ダイジェスト版」(DVDブックはこちら)▼『きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン 植松努の特別講演会 北海道の小さな町工場が"知恵"と"くふう"で「宇宙開発」に挑む』(植松努、現代書林、 2009/9、4200円) 「夢」や「志」のある子どもたちを育てたいと思います。また、同時に、自分もそういうことを大事にし、行動していきたいと思います。「教育」と「自分育て」がリンクして、社会の役にも立てることが、至上の喜びです。 (^0^)そのためには、自分自身、まだまだ「甘い」と感じますので、教えを受けたり刺激を受けたりするうえでも、こういう「先駆者」的な方の熱のこもった講演を聞くことは自分自身にとって、とっても楽しみです。(^。^)かなり評判のいいDVDなので、買って損はないと思います。僕は、連休中に妻と一緒に見ようかな、と思っています。☆以下のブログランキングに参加しています。応援していただける方の1日1クリックをお願いします!(^0^)
2009.09.17
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行雲流水順風満帆最近よく言っている言葉です。忙しい時ほどよく言っています。たくさんあったけど、そのすべてが「順風満帆」という意味で唱えています。(^^) 今日は、予定していた仕事がかなり多かった1日でした。さらに、予定していなかった仕事もかなり多かった1日。家に帰って、風呂に入った後、小林正観さんの日めくりカレンダーが目に入りました。「迷った時、 風が吹いていますか。 川が流れていますか。 「風」と「流れ」が答えを示しています。」 行雲流水順風満帆
2009.05.14
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いよいよ夏休みも終わりが近づいてきました。そして私の夏休みの仕事も、ようやくいろいろと片付きだしてきたところです。さて、それでは今回は、 『人生を変える!「心のDNA」の育て方』 の読書をふりかえる2回目です。待っていてくださった方がいるのかわかりませんが、お待たせしました。(^0^)『人生を変える!「心のDNA」の育て方』 (石井裕之、フォレスト出版、2007/7、1300円、CD付き)(以下、読書メモ) 緑字は私のオリジナルコメントです。===============================・”今”が楽しくなければ、続かない 日々の一歩一歩の努力が楽しくなかったら、 やっぱりどうしたって続かないのです。・ 日々の一歩一歩の努力を楽しく感じられるようになるために、 ”想像力”を駆使すべき・日々の努力を楽しむための秘訣は、 ”毎日100点をとること”にあるのです。 = 「毎日がんばった結果を100点と評価する」 ・ほとんど満点ばかりの答案用紙の束を時折パラパラめくってみるのは、 ちょっとした快感です。クセになります。 #↑私も、こういうの、大好きです。 好成績をとった履歴を見て、一人悦に入るという趣味があります。(^^;) 一番思い出すのは、テストの束ではなくて、 「ダイナミックベースボール」という、 私が開発した”想像力を駆使する野球ゲーム”があるのですが、 それの試合結果を後でふりかえって、 1人いろいろ思い出してニヤニヤするのが好きでした。 (「ダイナミックベースボール」はPC上で体験できます。) あと、私は教師ですので、子どもに感想とか書かせることがありますが、 「楽しかった」というような意見がとっても多い感想文の束は、 見るのがとても快感です。 子どもに書かせる感想は、「楽しかった」という感想に限るなあ(^_^;) ・高みに立って理屈を説くのではなく、 クライアントと一緒になって、 ドラマチックな毎日の100点満点に感動しよう! #↑さらっとすごいことが書いてあります。 もしかするとカウンセリングの極意かも!? ☆なぜ、自分の目標を人に話してはいけないのか? ・人からお尻を叩かれないと続かない程度のヤル気なら、 いずれ失速していくに決まっています。・あなたの目標には”愛”があったのに・・・・・・・・ いつの間にか”義務”になってしまっている!! =「義務に化けてしまう」という危険性 #↑職業とかも、そうですよね。 せっかく望んでなった職業なのに、 ”義務”になってしまったとたん、イヤになっていく。 「~すべきだ」「~せねばならない」では、 日常が非常にしんどくなってしまいます。 この場合も、夢をかなえてその職業になったのが悪いのではなく、 好きでやってたはずが、義務と感じるようになってしまった感じ方が 問題のようです。 ・最初は応援してくれていたのに、だんだん構ってもらえなくなることに、 不満を感じてくる。 #↑私の場合、ブログのコメントとかが、そうです。 そんなコメントなんかもらえなくても、好きで書いてたはずなのに、 なんかコメントがもらえると、うれしくなって・・・ そのこと自体はいいのだけど、今度は「コメントをもらう」ことに 目的がシフトしてしまい、 コメントをもらえないと、かえってヤル気がしぼんでしまう。 誰か、私にコメントをください! ・・・って、そういうのを戒めてるのか、この本は。(^^;) 他人がどうあれ、自分が好きで始めたんだという 最初の出発点をわすれちゃあいけませんね。(>。<;)・あなたはあなた自身のためにがんばっているのです。 それなのに、人に構ってもらわなければヤル気が続かないというのは、 どう考えても間違った心の持ちようです。 ハイ、すみません。 ・グループにはグループの潜在意識的な現状維持メカニズムが働くのですから、 あなたがよりよい自分になろうと思って崇高なる目標を口にしたりすれば、 周囲の人たちからの潜在意識はそれを邪魔しようとしてくる可能性も 否定できません。 何かをしようとすると、必ず抵抗がありますよね。 斉藤一人さんは抵抗勢力は自分を上昇させる気流だというようなことを 本に書いておられたりしますけど、 そんなふうに抵抗を「だからやめとこう」というように捉えず、 「しめた」と捉えられるようなへそまがりな余裕があれば、 けっこう上へ上へと上がっていけるのかもしれません。 このことは全然「グループの潜在意識的な現状維持メカニズム」 というのにはふれていないわけですけども、 石井さんの指摘も、大変おもしろい知識として役に立ちそうです。 特に私などのように子どもたち相手の教師などという職業をしていると、 「集団のメカニズム」というのは、敵に回さずに味方につけちゃわないと 自分がやられることになりますので、必死です。(^^;) ・言いたい気持ちをぐっと抑えることで、それはあなたの目標実現のための 圧縮されたエネルギーとなり、大きな爆発力を発揮するのです。 =”モチベーションの圧縮”・目標が実現し、あなたのワクワクが形になったときには、 放っておいても周りの人たちのほうから気がついて、 あなたに声をかけてきます。 楽しみは、後のほうにとっておきましょう。 #私は楽しみは後でとっておかずにすぐに楽しむ派です。(^^;) 子どもの頃は、好きな食べ物は後の楽しみに取っておく派 だったような気もしますが。 「言いたい気持ち」はわざとぐっとおさえてるというよりは、 言いたいけど言えなくて、という感じでただ言えずにいるだけのような・・・。 でも、それだとしても、石井さんのように「モチベーションの圧縮だ~」 とかいう捉えかたをすれば、 我慢していることを自分でマイナスに捉えなくてすみますよね。 我慢もプラスに働くのだ。(^^) こりゃあ、なんでもプラスに捉えるプラス思考に ますます磨きがかかるぞお。(^0^)=================================ここまででp103までを読み返しました。今日はここまでにしておきます。 この本ではこの後、大変に深い「生き方」についての考察が展開されていきます。それはまた次回のお楽しみということで・・・ 今日はたくさん自分のコメントを読書メモに付け加えました。やはり、単に抜粋引用するより、こうやって自分の意見をつけくわえてオリジナル色を出していくほうがいいですね。 これからも、「読書メモ」内に緑(コメント)を増やしていこうかな?(^o^)
2007.08.30
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パーソナルモチベーターの石井裕之さんの本をいくつか読みました。Web上のキャンペーンで「講演の音声ファイルを聴ける」という特典もあり、これがまたかなり新しい示唆を与えてくれるものだったので、CDに入れてよく聴いています。 キャンペーン対象だった本で、一番最近に読んだ本がコチラ。『人生を変える!「心のDNA」の育て方』 (石井裕之、フォレスト出版、2007/7、1300円、CD付き) (以下、楽天ブックスの商品説明より)=============================●「潜在意識」が目標に導く!著者の石井裕之は、「潜在意識」のスペシャリスト、ベストセラーとなった『「心のブレーキ」の外し方』も潜在意識を味方にして、人生をスムーズにする本でした。今回の本は、「潜在意識」を利用して、「夢をかなえる」「目標を達成する」ためのテクニックを紹介。もちろん大好評のCDも付いてきます。【目次】(「BOOK」データベースより) 1 なぜ、小さくはじめることが大切なのか?/2 なぜ、想像力がないと幸せになれないのか?/3 なぜ、毎日100点が取れてしまうのか?/4 なぜ、 自分の目標を人に話してはいけないのか?/5 なぜ、あなたは自分の夢を信じなくてはいけないのか?/6 なぜ、正解を求めてはいけないのか?/7 な ぜ、この1000万円は誰にも盗めないのか? 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 石井裕之(イシイヒロユキ)1963 年・東京生まれ。パーソナルモチベーター。セラピスト。催眠療法家。有限会社オーピーアソシエイツ代表取締役。現在、「週刊ビッグコミック・スピリッツ」 (小学館)、「ゲイナー」(光文社)などでコラムを好評連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)==========================================-個人的には、他の人の本にかいてあった「大きな目標はヒトに話してはいけない」というのがなぜなのかが分かったのが大きいです。著者の石井さんは「潜在意識」のスペシャリストなので、他の本と同じような行動を勧めていても潜在意識的な裏づけをしてくれるので、そこが新たな角度からの話でとても新鮮です。(以下、読書メモ)==============================・ビリー・ジョエルの言葉「夢は大きくもつんだ。 でも、行動は小さくはじめろ、ってことだ」・今、あなたの目の前にある現実をないがしろにしてはいけない。・限定された環境の中でこそ、あなたがGOODになるための ”心のDNA”を磨くということができる。(勉強=「限定されたところ」のエキスパートにしてやろう)・ex.「Mではじまる単語なら誰にも負けない!」 「Phではじまる単語は全て知っている!」 「教科書の42ページに書いてあることなら・・・」 など・沢庵和尚の言葉「その心万事に渉(わた)るゆえ」 小さなことだと思って気を抜いちゃあいけませんよ―― (油断しちゃあいけない)・目に見える行動の大小よりも、 その行動を背後で産み出している、 見えざる”心”を見逃してはならない。=============================ここまでで、2章(セラピー2)まで読み返しました。3章以降も、けっこう「学習」「勉強」に関係することが載っていたり、教育関係の参考書としても、非常に値打ちを感じます。3章以降の紹介はまた次回。 そういえば、この本の著者を初めて知ったのは「勉強」を真正面から扱ったマンガ『ドラゴン桜』でした。(単行本の中で、石井さんがコラムを書いていました、確か。)『ドラゴン桜』もつい先日、マンガの最終巻が出ましたね。運良くその日にマンガ喫茶に行ったので、出て早々読めました。「いよいよ終わりか」と感慨深かったです。受験目指して、長いあいだがんばってきていましたからね。(^.^;)
2007.08.27
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CDもシールもついて、とっても「ついてる」本のご紹介。『変な人が書いた 人生が100倍楽しく笑える話』(斎藤一人、角川書店、2004、CD/シールつき、1500円)ちなみに私は2回読みました。(^^)この本は大変まじめで楽しい本ですが、半分ジョークですので、まじめにメモを読まないでください。では、以下、読書メモです。===================================・人からものをもらったときに、 心から喜ばないと、うらまれる。・「どうしたの?何かあったの?」 って、機嫌をとっちゃダメですよ。 あちらは、あちらの都合で機嫌が悪いんです。 自分の機嫌をとるんです。 それで、自分だけニコニコしているんです。 「悪」に合わせちゃいけないんです。=====================================↑この話と似た話を、 ついさっき「いじめ」に関するレポートで読みました。 いじめられた子が家に帰ってきたときに、 「どうしたの?何かあったの?」 と心配せずに、 めっちゃニコニコして、自分にあった楽しい話を バア~ッと子どもにする、という母親の話です。 子育てのセオリーとはちがいますが、 「その子」はこの母親の対応に救われたそうです。 セラピーやカウンセリングの世界では、 「心配」し、「問題」や「原因」を話題にすることで、 かえってそれが拡大する、という考え方もあります。 ・・・って、そんなに深いことを考えながらこの本は読まなくてもいいので、 気楽に読んでください。 では、次。読書メモ つづき======================================・機嫌が悪いっていうのはね、嵐と同じ。一過性なんです。 常に機嫌のいい人が、世の中をリードして行くんです。 自分の機嫌をくずさなければ、 周りが機嫌のいいほうに合わせてくるんです。 正しいほうが「悪」に合わせちゃいけないんです。・自分で自分の機嫌もとれないやつは失格・自分の能力を出し切っていない 300坪耕せる能力があるのに、200坪しか耕さないような人は、 なぜか不運に見舞われるんです。・100万円を出しても、切られちゃうのはイヤだと思う耳を、 神さまは、タダであなたにつけてくれてる。 空気だって、お勘定を払ってないじゃない? 雨だってタダで降ってくるでしょ。・「アジのひらきでも、おいしいねって、食べなよ。」 アジのひらきだって、アジを捕るのは大変なんです。 ひらきで泳いでたんじゃないんですよ。 捕ってからひらきにしたんだから。 手間ひまかかってるんですよ。・「たましい」って、勝手に成長するんです。 何か特別なことをする必要はない。 まず、門を開ける。 たったこれだけなの。◇第1の門「困ったことは起こらない」って言ってればOK。 それから、人の機嫌を取るんじゃなくて、 自分の機嫌をとる。◇第2の門「出し切る」こと◇第3の門「徳を積む」 自分の周りにいる人たちの心を明るくしてあげる◇第4の門「たましい力」・自分だけでも明るく照っていないと、 世の中暗くてしょうがない。(^^;)・「われわれは、学ばなきゃいけないんだ。 そのいいものは何だろう」って、いったとき、 悪いものなんかに目が行かないんです。 「私が、相手より負けてるところはどこだろう」 ↓ 相手に対する敬意が出てくる。 「素晴らしいな、こんなこと、やってるんだ」 ということが見えてくる。・人のことを注意するのって、つらいんですよ。 それなのに、あえて、いってくれるって、ありがたいことです。・指導のされ方を磨く======================================メモを書くにあたり、この本で線を引いたところをぱらぱらと読み返してみました。斎藤一人さんの本は、こうやって読み返してみただけでもマイナスをプラスに変え、「生きる喜び」、「次へ歩き出す解放的な気分」を与えてくれます。デプレッションな状態のときは、一人さんの本に限りますな。(^_^)
2007.07.05
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大阪市立科学館(http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/)で、いろいろとおもしろいものを見ました。その中でも、「この発想は日常生活に使える」と思ったのは、円を回転させる、つまりハンドルが何サイズも並んでいた展示です。向かい合わせの人で力比べができるようになっています。物理が得意な方はわかると思いますが、このハンドル、大きいハンドルのほうが小さい力で強く回転させることができます。てこの原理の応用のような気がしますが、実際に動かすものが大きければ大きいほど、その力が作用する1点にかかる力は大きくなるのです。車のハンドルがもし今より小さかったら、ちょっと曲がるのにもけっこう力を入れなければなりません。ドライバーをまわす持ち手が小さかったら、めっちゃ力をかけているのに全然まわらず、顔が赤くなるだけです。日常で使われているこの考え方、かなり応用できそうです。 「うん、この考え方を使うと、ふたがなかなか開かないときには・・・」 等々。物理からひろげて、実は、仕事や問題解決にも役立つかも!?物事を動かすには、周囲を大きく動かせば、中心となる1点は、ラクに動くもの。なお、100円玉とハガキでは100円玉のほうが重く感じる、というのも、重さが1点に集中するからということで、同じような気がします。(実際にはハガキの方が重い。) 今回は「操作円を大きく、作用点を小さく」と題してお送りしました。(^^)
2007.02.22
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2日の日に、播州清水寺に行ってきました。(映画『硫黄島からの手紙』を観た帰りです。 場所は兵庫県加東市。西脇市を車で東に出てすぐのところ。)車を登山口に停めて、約2kmの山道をひたすら登りました。やはり平坦な道の2kmとはワケがちがいますね。「まだかいな」と思いながらとにかく歩いて歩いて歩きとおしました。夕方ぎりぎりに行ったので、帰りの山道が暗くなるのをおそれてせっかく行ったのにお寺の施設を全部まわることはできませんでした。(これを欲張って時間をかけてまわってたら、 帰りがえらいことになってました(^^;)それでも、ここでしか見られない貴重な宝物を見て回ることができました。弁慶が碁に負けていらついて碁石をめりこませたという伝説の碁盤も見れましたよ。(かなりいたんでました。)いろいろ見た中でも特に気に入ったのはここオリジナルの「羅漢さんカレンダー」です。心を落ち着かせ、あせりを取り払い、明かりをともす数々のお言葉がひと月ごとに書いてある、カレンダーです。買って帰ることはしませんでしたが、12ヶ月それぞれの言葉にふれ、非常に上手に表現されているな、と感じいりました。こういった言葉にふれただけでもいい収穫でした。宗教的な信仰はなくても、宗教的なものにふれるのはなかなかいいものです。特に、長く続いている教えは、一般人にもわかりやすい言葉であることが多く、たまにふれるとちっちゃな悟りが(^^)ひらけるようです。ゆっくりしてもおられません。帰りは夜更けとの戦いです。完全に真っ暗になると行くことも戻ることもできなくなるので、かなり早足で山道をかけ下りました。最後にはもうすっかり暗くなってしまいましたが、先を歩かれていた男の方がライトを持っていらっしゃったので、最後は走らずにゆっくりと歩いて山を出ました。なお、普通は山道の登山道を使われる場合は昼間明るいときに使うものです。まねはしないでねー。(300円払えば、お寺のすぐ近くまで車で登れます。 でも、健康のため、なるべく山道のくねくね道を登りましょう。)
2007.01.04
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本宮ひろ志というマンガ家がいます。もともと『男一匹ガキ大将』といった、あばれはっちゃくな(?)男を主人公にした痛快もの(こういうジャンルわけはヘンだと思いますけど・・・)を描いていたマンガ家さんですが、最近は『サラリーマン金太郎』などで、ビジネス・政治・経済・環境などの多岐にわたる分野に取材した、怠惰で非生産的な状況に喝を入れるような内容を多く描いています。で、『サラリーマン金太郎』の最近出ている「マネーウォーズ編」が、なかなか主人公の言っていることに共感でき、心を動かされました。(えっと、この作品は、非常に自己流に簡単に言い表すなら、「バーチャルな世界の投機とか先物とかで経済が動いているけど、人が生きるってのはもっと単純なものだろう。」と主人公が怒る話・・・う~む、ぜんぜん要約にも何にもなってない。)で、その流れで、同じ著者の『国が燃える』という昭和2年以降の日本と満州を描いた歴史ものも読んでみました。簡単に言うと架空の主人公を軸に、激動の昭和を生きるその人間像を描く作品ですが、石原莞爾とか松岡洋右などの「日本史」で出てきた有名な人が次々と出てきます。その中で、石橋湛山という方が、「戦前にも、こういう人がいた」という非常に好意的な感じで紹介されていました。「満州は日本の生命線」と言われていた当時の日本にあって、「満州はいらない。それを捨てることで戦争は回避できる」と、結果的には非常に先を見通していたことを公然と主張した人らしいです。戦後は政治の世界で活躍されたとか・・・今まで知らなかったのですが、今でもかなり通用する政治や環境(農業)に関する意見をもっていた方のようです。単純に言うと、「必要でないものをもつな」といったようなことなんですが、これは最近読んだ高木善之さん(NPO「地球村」の代表)とも共通する視点です。単にマンガを読んだだけの印象でしかないですが、石橋湛山は、後に政治家にもなっただけあって、「こうだからこうすればいい」みたいなことを、かなりグローバルな視点で明言していた人、といった感想をもちました。くわしくこの人のことを調べてみたいなと思いました。
2006.10.27
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将棋界の有名人、羽生善治さんの対談集『簡単に、単純に考える』を読みました。問題にぶち当たった時、『簡単に、単純に考える』(Think easily and simply )は、問題を乗り越えるための呪文のような言葉だと思います。問題にのめりこんでいる時はその解法が全然ひらめかずにあせってしまいがちです。しかし、肩の力をぬいて、まるで他人事のように問題を見れたとき・・・問題を簡単に、単純に見て、「こうすりゃいいじゃん」で即解決!ということは、あまりにも多いです。まあ、力をぬいたり問題を客観視するのが難しいのですけど。。。でも、難しいと思えば難しい、簡単だと思えば案外簡単なのかも~~。Take it easy でいきましょう♪ 簡単に、単純に考える(羽生善治)PHP文庫、2004、559円PHP文庫、2004、559円 文庫で出ているので、お安いです。[楽天ブックスの紹介文より]勝者は、複雑なものの考え方をしない!本書は、天才・羽生善治の思考のすべてを、各界の第一人者たちとの対談によって明らかにしたものである。『論理的に思考しないで、バラバラに思考したものをまとめる』『情報は「選ぶ」より「捨てる」』-など、シンプルに考えることが勝負に勝つ直感を呼び覚ますという。ビジネスの環境は常に変化している。柔軟な発想をするための頭脳教科書である。 【目次】第1章 経験、先入観のないことが武器になる(羽生善治×二宮清純)(天才は、二進法で考える/日本人に足りないのは、決断のスピードと精度 ほか)/第2章 論理思考、感性を昇華したものが創造力である(羽生善治×平尾誠二)(勝負の山を意識してつくる/朝、向き合ったときに相手の状況を読む ほか)/第3章 簡単に、単純に考えるだけで、鮮やかに解ける(羽生善治×金出武雄)(詰めの段階に入ったら、コンピュータはプロ級/勝負にこだわるだけならジャンケンでいい。いい棋譜を残すことにこそ、意義がある ほか)/対談を終えて-勝負をあきらめない勇気が、直感を導く(羽生善治)(今はすでに過去である/思考の過程を省略していく方法 ほか)
2006.10.20
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昨日より体調不良です。今週はかなり忙しかったこともあり、帰りの自転車をこぐのもしんどいほど疲れはたまっています。そんななか、斎藤一人さんの『変な人が書いた成功法則』(講談社+α文庫、2003)を読み終えました。終わりごろに、「体ではなく心が主役」というテーマがありました。=========================・病気をしている人は、病気のままで幸せになればいいのです。・神様は試験をしています。 病気になったからといって、陰気になったり、 人にあたりちらしたりするか、否かを。・心の持ち方は、体に左右されてはいけません。 体が主役ではないのです。=========================体の疲れを感じながら、それでも気の持ちようで、気持ちだけでも元気に過ごせると思いなおしました。休日もやることはもりだくさんですが、気持ちで負けずに、楽しくがんばりたいです。(やることのほとんどは趣味の音楽分野ですが・・・)
2006.09.29
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夏休みになってからも土日は気分的にどうもふさぎがち。それを吹き飛ばすようにいろいろ活動しようとしてます。夜、マンガ喫茶で『ブラックジャックによろしく』の精神科医編を読みました。このマンガは、これまでも思いましたが、いろいろ考えさせられるマンガです。さて、「精神障害」という言葉、あなたはどう感じますか。私にはどうにもマイナスイメージしか浮かばないのですが、一方でそれが大変気になっています。ナマの人間像が浮かばないなかで、「きっと理解できない・・・」「たぶん何をするか分からない・・・」などの、差別的偏見で見てしまっている気がします。そんなこともあり、「実際に「精神障害」と言われる人たちに会ってみれば、そういうよくわかない不安や差別的な考えはなくなるんぢゃないか」という思いから、8月に行く予定の北海道旅行では急きょ、「べてるの家」という、「精神障害者の作業所」的なところに見学に行くことにしました。この「べてるの家」は、ここで働いている人が本を何冊も出していたり、全国からわざわざここに働きに来る人や、見学に来る人がたくさんいるという、全国的にも有名なところらしいです。 一番おどろいたのは、「障害」のある人たちが、「障害」について隠したり、暗く受け止めたりするところがなく、明るく堂々としているところです。本は買わずに立ち読みしたのですが、とてもおもしろそうな本でした。もっとここのことを知りたい、北海道にあるのか、よしいくぞ!と思ったのが3~4日前でした。(まだ見学の申し込みはしてないのですが、見学はうけつけているようで 「ほっ。」)で、『ブラックジャックによろしく』精神科医編もそういった知識や関心とつなげて読みました。かなり印象深かったのは、主人公の研修医クンが言われたセリフ、「結局 かわいそうな人が 好きなんだよね」。(本は今手元にないので、微妙に表現がちがうかもしれません。)自分より劣位に見て「かわいそう」「手を貸さないといけない」と思うことそれ自体が差別なんだ、というような主張が、主人公に対して他の登場人物からなされました。わが身をかえりみて、ショックだった言葉です。なお、劇中では、「小学校に刃物を持った男が侵入。精神病のうたがい」という報道がなされたことで、精神病院に入院している人がどう感じたか、が描かれました。そういった視点が今までなかっただけに、大変勉強になりました。読まれたことのない方で、マンガがきらいでない方には、おすすめです。
2006.07.30
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ブリーフセラピーの本、2冊目を読み終わりました。(1冊目は『"問題行動の意味"にこだわるより"解決志向"で行こう』 7/4の日記で超プッシュしたオススメの本です。 これで感激したので本屋でブリーフセラピーの本を探し求めたのでした。)この本も、1冊目の本と同じく大変おもしろい書き方を工夫してあって、かしこまらずに読めました。一部ついていけないところもありましたが・・・。(^^;)この本のあとがきに、「クラス運営の大変さは、おおげさですが 総理大臣の大変さに似ている」とありました。学校現場はとかく大変なことが多いですが、「総理大臣の仕事に匹敵する」と思えば、その大変さに自負も持てるというもの。「自分は総理大臣だ」と思ってひとり悦に浸りながら今日も仕事を遂行しましょう!教師のためのブリーフセラピー著者:若島孔文 /生田倫子 出版社:アルテ /星雲社 サイズ:単行本/189p発行年月:2006年05月本体価格1,800円 (税込 1,890 円) 送料別 教育現場におけるブリーフセラピーの事例と技法を語る!若手心理療法家たちによる臨場感あふれるトーキングセミナー第2弾。 【目次】第1章 ブリ龍学園の困った毎日(ブリ龍学園初等部三年三組「こまっちんぐ!まちこ先生!」/ブリ龍学園初等部五年三組「踊る大論理戦-交渉人押江諭」/ブリ龍学園初等部二年五組「運座利香先生の"間違いのない対応"で間違う日々」 ほか)/第2章 ブリーフセラピーとは/第3章 ブリーフセラピーの技法(MRIモデル/BFTCモデル)/第4章 ブリーフセラピーの理論(コミュニケーションの語用論/語用論の活用-臨床の語用論/システム理論について)
2006.07.27
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「力をぬく」ことの大切さ、これは今までも折にふれて紹介してきました。これをまとめたものとして、今日は林英臣の元氣メール第185号「感動した、これはやらんといかん!」(2006/3/23発行)から引用します。 (例によって部分抜粋です。)====================力を入れたければ、力の抜き方を覚えること。ただし、力を抜くのは余分な力みや肩の力です。腰の力まで抜いてしまえば、腰砕けになってしまいます。その辺が、要注意ですね。====================特に、教育などのように「人を変えようとする」というのは、モトモトかなり無理があることですから、気の持ち方として力が入りすぎるのはかえって逆効果を招きます。「自分を変えたい」というような場合にも通じますね。でも、その場合でも「腰の力まで抜いてはいけない」というのが、林先生流の、みごとな釘の刺し方だと思います。
2006.06.28
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前回の続き。 荻野文子さんの講演の、おまけのような一言二言をひきつづき、とりあげます。会場の方の質問に対しての答え。このときの質問がまた具体的で、講演とは少しずれた視点での質問だったのでよかったです。子どもの前に立った時の立ち位置や服装への配慮について。ぼくは、齋藤孝の身体論なども好んで読むので、こういう視点での一言はけっこう気になります。回答は、・鏡やビデオで自分を客観的に確認する・体をたえず(子どもの側に対して)ひらいているこれって、ベテランの先生はそうですよね。板書のとき黒板のほうを向かないのは難しいのですが、それ以外のときはつねに体全体で子どもたちのほうを向いていないといけないと思います。(基本的に)こういったことは荻野先生以外でもたくさんの方が言われていますね。それ以外に、こんなことも言われてました。・思いつきでやっているわけではない。 当てるのは全員わかるか、全員わからない時のみ。・子どもたちを見る視線は8の字回転で。 目の色で分かる!(親へのメッセージ)・親は教師のように、逆算して計算しすぎないほうがよい。 何か特にさせたい場合は、 本人が興味を持った時に。 ムリヤリもっていかないけれども環境としては整えておく というのがよい。最後のは、今読んでいる障害児教育の本の趣旨とも重なります。「訓練」して「できることをふやす!」ということに躍起になっている親御さんは子どもと楽しくすごす余裕を失ってしまうので、親がさせたいことは、無理してさせないほうが、いいかも・・・?
2006.06.27
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今日は、小学生の時家庭科でやって以来、ずっと苦手意識のあったミシンをしました。土曜日に迫った運動会の「花笠音頭」でつけるタスキをぬわないといけなかったからです。ずっと「できないできない」と思っていたから、できたときはうれしかったです。親切に教えてくださった、4年生の先生のおかげです(^^)さて、そんなことをふりかえりつつ、今日のテーマです。『斎藤一人 黄金の鎖』(宇野信行 著、KKロングセラーズ)より。「かがみをのぞくと、かみさまがみえる」のだそうです。========================『かがみ』という言葉は、まん中に『が』が入っています。自分しか見えない人は、我が強いんです。我が強いと『かがみ』のままで自分が映るんだけど、『我』をぬくと『かみ』という言葉になって、映っている人が『神様』になる。 (p115 斎藤一人さんの言葉)====================すこし解釈が違うかもしれませんが、今日の私のミシンのように、私がなにかできたりするということは、そのバックに支えてくださっているいろんな方の顔があるわけです。そういった存在に気づくということが、「我をぬく」ということでもあるのかな、と思います。自分を見て自分しか見えていない、というのは、そういったまわりへの感謝の気持ちというのが足りない状態なのかもしれませんね。 また、p119にはこんなことも書いています。====================鏡に映るのは、私の顔。これは神様だとすると、いつも磨いていなければなりません。===========================斎藤一人さんには「ツヤコの法則」というのがあるのだそうな。今度お店に行って、くわしく聞いてみたり、実際にやってもらったりしてみようと思います。自分の中の「かみさま」、大事にしてますか?(^_^)↑クリックすると、商品ページに飛びます。
2006.06.07
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最近忙しいです~。というわけで、こんな言葉を思い出しました。 「忙しい」というのは 「心を 亡くす」 と書く「忙しい忙しい」と言っているのは、自分の心をどんどんなくしていってるのと同じ。「忙しい」という今の状況を楽しめるようになったり、「いつまで」という見通しをしっかり持って前向きに取り組めるといいですね。たとえば、自分で自分にごほうび、というのはけっこう有効な手です。この忙しさを乗り切ったら、こんないいことが! と自分の目の前にエサをぶらさげて猛烈に働いてみるのも一興です。あとは、消極的ですが、今までの自分の人生で一番大変だった時を思い出して「あのときよりはましだ」と思ったり、他の人の状況やマンガ・TV・映画などで感じた状況(たとえば戦時中の状況など)と比較して、「それに比べれば・・・」と奮起したり、というやり方も。とにかく、「忙しい」ですが、忙しさに忙殺されないように主体的に忙しさをコントロールして、未来に生かしていきましょう! (^0^)ということです。今日は「忙しい」がテーマでした。ではまた!
2006.06.06
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メールマガジン『教育のまぐまぐ! 2006/06/01 号』が今日届きました。もう6月です。早いものです。この6月は、うちの学校の運動会、キャンプ、水泳開始と行事がたてつづけに続きます。怒涛の6月です。(ちなみに僕の誕生日もあります。)さて、冒頭で言ったMM『教育のまぐまぐ! 2006/06/01 号』に、毎回、■ためそう!「親力」診断テスト というのが載っています。============================現役小学校教師・親野智可等(おやの・ちから)先生が、23年間の現場経験でつちかったノウハウをもとに、あなたの「親力」を診断します。============================というものです。僕は毎回やっていますが、だいたい○とか◎になるのでホッと胸をなでおろしています。ところが今日は×になってしまいました。それはこういう問題です。(一部省略・要約。実際にテストしたい方は下のリンク先へどうぞ)(http://education.mag2.com/oya/index.html)=================================ある日、担任の先生がこう言いました。「来月クラス対抗リレーをやります。選手は男子4人女子4人です。今から10日後の体育の時間に100メートル走のタイムを測って、その記録で選手を決めます」。そして、その日タイムを測ると、クラスで一番速いと思われていたB君が意外と遅くて、5番という結果でした。 実は、B君はそのときお腹が痛くてうまく走れなかったそうです。あなたは、なんと言いますか? Aもう1度測る必要はない BB君のタイムをもう1度測ってやればいい C上位5,6人のタイムをもう1度測ってやればいい D全員のタイムをもう1度測ってやればいい =================================あなたなら、どれをえらびますか?僕は「測りなおさないとB君がかわいそう」という気持ちで選んだら、みごとに×でした。ここが、自分の甘いところだと思います。「これで決める」と一度言ったならば、あとでどんな事情が発覚しようと、(基本的には)決めたことはくつがえさないほうがいいということです。解答を読んでいて、なるほどそうだな~と、自分の失敗を思い起こして反省しました。それはたとえばこういう文です。============================この日のタイムで選手を決めると言って測ったのですから、それを守る必要があります。言ったことを守らないと、集団をまとめていくことはできません。たとえ相手が子どもでも、それが原則です。 もし、B君だけもう1度測って、いい記録が出たとします。それで選手に選ばれることになれば、落とされた子はどう思うでしょうか?その子は、自分ももう1度測ってほしいと思うはずです。その結果、その子がいい記録で別の子が落とされるということになるかもしれません。このように、切りがなくなってしまいます。 2度測ってもらえない子の中には、自分も2回目を測ってもらいたいと思う子もいるはずです。 集団をまとめていくためには、リーダーは公平にして公明正大であることが必要です。たとえ先生と子どもという関係でも、同じです。 このようなことをしていると、だんだん先生の言葉の重みはなくなっていきます。先生への信頼もなくなり、クラスをまとめていくことが難しくなります。 なお、一発勝負で選手を決めることが不安なら、2回記録を取るという方法もいいでしょう。でも、その場合も、あらかじめ決め方をはっきりしておくことが大切です。 ==============================言い訳に耳を貸していると切りがなくなります。すぱっと最初の約束どおりにすると通すことで、集団の規律が生まれます。今日はなんだか別のことを書きたかった気がするのですが、家に帰ってメールチェックしてからブログを書くので、メールマガジンの記事にひきずられて、こういう内容になってしまいました。(^^;)
2006.06.01
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4月29日は授業づくりネットワークのプレ集会in京都に行ってきました。参加費5000円でしたが、5000円クラスで今までで最も値打ちがあった大会でした。講師の先生がよかったことに加え、主催の上條先生がつっこんだことまで講師の先生に訊かれていたことで、普通ではうかがえない講師先生のちがった考え方まで聞けたのはすごかったです。どれもとっても勉強になりましたが、一番勉強になったのは野口先生の講座でした。1.不満自覚が一番の最初のステップになるということは、どんな指導でも、おしきせでなく子どもの側の思いを引き出そうとしたら重要になると思いました。不満自覚(わからなさの自覚)というのは、「このことを自分は知らない/できない」ということがわかっている、ということを自覚できていること、宣言できたことをほめる、というものです。「わかっていないということがわかっている。 すばらしい!」というわけです。そんでもって、2.打開志向へつなげます。「わかりたいよね。わかりそうだよ。 全部分からない? ほら、ここだけなら分かるでしょ?」みたいに、部分的にわかりそうなところや、とっかかりを提示して、「できるぞ~。がんばろうな~」という部分です。そして、「知りたい、わかりたい」という言葉を引き出したなら、「その、知りたいと思っていることが大事なんだ!!」と激賞します。これ、大事です。激賞です!野口先生の持論は、「できることより、かわることが大事」。テストで100点をとっても、それ以上伸びないということだからむしろがっかりしろ、70点なら30点、0点なら100点の伸びしろがある。それだけ伸びる可能性があるということ、伸ばそうという気持ちになっていることをこそほめる、確認するということです。そして3.打開保障で、教師は問題が打開できることを宣言、確約します。これが子どもの希望になります。ただし、4.努力精進すればです。「努力すれば必ずかなう」これを訓示し、激励します。以降、5.支援・教示では、「見当をつけてみて」など、解決の方向性を示したり、教えなければわからないことは教えたりして、問題解決へ向かいます。教室でおこなう場合、つねに全員参加であることをこころがけます。分かる子に手を上げさせたなら、必ず分からない子は誰かを見る。これをしないと、おいてけぼりをつくってしまいます。参加してなさそうな子は強制的に当ててでも考えさせ、参加させます。最後は6.打開の確認です。快感を分かち合い、慰労します。そして、次の不満自覚→・・・(また別のステップで同じ流れをくりかえす)となります。これを、野口先生の説明だけで終わらず、模擬授業として会場の先生方にさせて野口先生が「ちがう」とか「こういう意味があるんだ」と助言、補足されたのがよかったです。やはりくりかえして教えてもらうとさらによく分かりますね。(^^)そんなわけで昨日の講座はとてもよかったです。ラッキーでした。
2006.04.29
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尼崎での「たのしい授業フェスティバル2006」配布資料から続けて。前年の板倉先生の講演記録が載っているのですが、表題の言葉は、この中の言葉です。 ペリーが来たのは明治マイナス15年板倉先生は「こういう表現は便利なのです。」と言っておられます。たしかに、普通はこういう言い方はしないのですけど、歴史というのはあることがらの前にそれにつながる動きがあるわけで、「明治維新」などの大きな変革の何年前か、といったことをかんたんにズバリと表現できるこのような「逆からの思考」というのは便利だと思います。歴史のことに限らず、ほかのことにも応用して、こういう言い方を使ってみてはいかがでしょうか。たとえば、目標を達成する期日をいつも見据えて、「1日前」「2時間前」と常に口にする「目標前提方思考」も意味があるでしょう。未来からの逆思考で、つながりを意識しよう!
2006.04.16
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書店に行くと、「ドラゴン桜」12巻目が出ていました。これを読んで思い出したのは、英語に訳せない単語が出てきたら、別の言い方におきかえて訳すということ。つまりですね、そのままではできないこと、わからないことも、できること、わかることにおきかえて考えようということですね。これは、英作文のときにはとっても重要なテクニックなわけですが、いろいろな問題に応用がきくと思うのです。すぐにあきらめるのではなく、得意分野、すでにわかっている分野にひきつけて考え、解法を見出すということかな。あと、「ドラゴン桜」12巻、時間に追われるのでなく、時間を食べちゃえ、その強気の姿勢が必要だ、と言う部分、言いえて妙だなと思いました。受験マンガ「ドラゴン桜」、受験生だけでなく、いろいろ考える人にとってとっても役立ちます。おすすめです!(^^)
2006.04.02
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教育実習反省録のつづき。年度末ですしね・・・ふりかえりをもつのは大事です。ふりかえりすぎ?(^^;)実は通知表を書かないといけないのでこんなところでふりかえってる場合ではなかったりして。==========================2.教育実習中に受けた指導全般についての反省 (1) 1授業45分間に多くのことをよくばりすぎない教案の最後まで予定通り進行したことはまれであり、多くは途中で時間切れになった。特に、児童の話し合いや作業がある程度スムーズにいくことを見込んで指導案を書いていたところが、見事に見積もりを裏切られ、多くの時間を費やすことになった。 主とすることにしぼって、よくばりすぎず、うまくいかない場合の時間配分で予定を立てるべきであった。http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/6204/text/Edu_Jissyuu.htm===========================教師なりたてのころは、というか今も陥りやすい罠です。特に研究授業とか、自分の得意分野だったりすると先走りして もりこみすぎたりして・・・ しぼりましょう。手塚先生ものせる原稿の10倍くらいの原稿を捨てたそうです。(たしか「まんが道」に載っていた話・・・)教職経験が浅い者は、「本時のねらい」を板書してそれが大事ということをつねに意識しながら授業をすすめるのが無難なやり方かな。それにしても、「見積もりを裏切られる」というのは前に会社に勤めていたときも反省していたことです。未だにそうなので、つくづく、「見積もりを立てる」のは苦手だなあ。
2006.03.19
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この日記は、役立つ内容だけを書こうと思っていたのですが・・・最近脱線気味なのでさらに脱線して、今回はちょっと反省・課題となる点をあつかいましょう。下に書いたのは、私が教育実習に行ったときに感じた課題・問題意識に関する文です。↓================================教育実習中に深く考えた教育の問題点 実習では、本当にいろんな子どもがいて、その個性・個人差というものが多様であり、ひらきがあることを実感した。個にあった教育を考えていくとき、教師には日常すすんで児童と関わろうとする姿勢や、いいところも悪いところもひっくるめてよく観察する眼、そして少しのつぶやきや表情の変化も見逃さずたえず変化していく子どもたちに対応できる柔軟さが求められるのだなと思った。 そのことはとりわけ、私が国語や道徳の実習授業をするときに強く感じた。 3年生の子どもたちは、まだ言語による的確な表現が十分にできない。 ということは、教師は子どもが言おうとしていること、心の中の言葉にならないことを機敏に感じ取って「こういうことかな」と表現を助けてあげたり、また表現すること自体への意欲をもてるように「よく言えたね」「よく発表しようとしてくれたね」といった評価を、完璧にできたことへの評価ではなく、はじめの第一歩を踏み出せたことへの評価をしていかなければならない。 ところがこのようなことが一朝一夕にできるわけではないところが、教育の難しさであり奥深さである。私の授業でも、反省をすぐさま次の授業に生かす、ということがなかなかできない。今まで、テキストや聞いた話だけの勉強であれば、例えば全部の子どもたちの変化を教師が受け止められているか確認するために、毎時間カルテをつけるとよい、ということを知って、「そうなんだな」と思っていた。ところが実際には授業をしながらカルテをつけるというのは至難の業であり、記録どころかただ子どもの顔を見回すということさえ、なかなか余裕をもってできるものではなかった。 一斉授業でもこのように「やろうと思ってもなかなかできない」ことが山積みであるのに、「児童の主体性を重視し活動内容がより柔軟になってくる「総合的な学習」などでは、教師のできることの限界がよりはっきりと感じられるようであった。 教師に求められるレベルは高く、際限がない。場合によっては1人のがんばりではどうしようもないことが多々ある。そのために、教員間の連携・協力や校外との協力も必要になってくる。(元サイト: http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/6204/text/Edu_Jissyuu.htm)==============================教育実習に行ったときにすでにこういったことを感じているのが私のすごさですが、教師4年目が終わる現在、似たようなことを思っていて全然進歩がないのが私のすごくないところです(笑)。このあいだ紹介したヨミウリオンラインの模擬授業でも、「子どもを見る」ということが言われていました。上の反省録ではごちゃまぜに書いていますが、まずは「子どもを見る」その一点だけに集中して教師は修行すべきかなーと思います。あとのことはそれからのことかな。(早く「子どもを見れる」ようになるよう、がんばります(^-^;)
2006.03.18
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この日記で、過去に紹介した陰山英男先生の実践校、土堂小学校の評判を新たに目にする機会にめぐまれました。(といっても、ためていた未読のメールマガジンを読んだだけですが。)どうも、やはりすごいらしい。すごいといっても、すごいことをやっていてすごいのではない。当たり前のことを普通にやっているのがすごいのである!で、どうやったらそんな当たり前のことがふつうにできるのか。そこのあなたも、きっと知りたいですね。どうも、研究大会だからといって、とりたてて特別な用意や、気合の入った準備はあまりしていないらしい。いつも「何か」のときだけはりきって、あとはいい加減になりがちな私としてはこれはきっちり自分の中の反省点と重なるのである!そんなわけで、当たり前のことを当たり前にやって力をつけている土堂小学校の参観記を今日は引用しましょう。(元記事を書かれているのは鹿児島の内山義朗先生です。)=============================(引用:MM小学1708号 内山義朗□お土産を使う授業(1) 2006/02/23(木)発行号 より) 先日1月19日(木)に広島県尾道市に行った。土堂小学校教育研究会に参加した。そう、多数のベストセラー教育書を執筆・出版している陰山英男氏が学校長の高名な土堂小学校の研究公開である。 45分間で四つの授業が公開された。教室を移動しながら、すべての授業を参観した。授業参観をして気づいたことを一部、以下に示す。1 子どもたちに、かなりの力がついている。2 子どもたちの表情が生き生きしている。実に明るい。3 子どもたちが、きちんと肘を伸ばして挙手している。4 子どもたちの発言の声が大きい。どの子も声がよく出ている。うつむい ている子がいない。5~10 (略)11 パソコン・プロジェクター・教材提示装置を気楽に簡単にできることに 使っている。公開とはいえ、手間暇をかけすぎていない。12 当たり前の教育が当たり前になされている。 だから、子どもに力がついている。(中略) 授業・講演以外にも、次の点で「いいなあ。」と感じた。1 (略)2 配布資料がシンプル。その場でさっと目を通せる。これだと、公開する側の準備もたいへんではない。3 学校要覧がシンプル。A3用紙表裏1枚に所在地・学校経営構想図(学校教育目標・ 研究テーマ・重点と努力展)・沿革・週時程表・職員構成・児童数・学校運営組織・年間 主要行事が一目でわかるようにまとめられている。4「教育研究会要項」として配布された研究公開資料がシンプル。内容は、目次・学校長 挨拶・日程・校舎案内図・公開授業指導案のみ。23ページ中9ページは研究発表と講演などをメモできるほどの余白ページ。=============================前半の「力がついている」具体例の列挙は、はっきりいって圧倒されました。1つ1つは、そんなにとりたてて「すごい」ことではないのですが、それが「どの子も」できているというのは、いろんな子がいる教室の状態を考えると、すごいことだと思います。また、最後の引用箇所、「シンプル」という言葉が3連続でつづくのが目につきます。やはり、シンプルなことでないと続けられないし、続けられないと、ホントの力はつけられませんね。
2006.03.14
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最近、ネット上で公開されている模擬授業ビデオを見ました。教師の声がすごくはっきりしていて、授業をテンポよくリードする、緊張感のある授業でした。(読売オンラインで公開されている、和田先生の算数授業です。)http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/index.htmその後、メールで次のような内容に出会い、自分の中でけっこうつながったので、今回はそんなおはなし。MMは『林英臣の元氣メール』第182号「指導者らしく振る舞え!」2006/3/12発行 のものです。=============================(『韓非子』を引用後)心が緩(ゆる)んでいて、成功するまで貫き通す根性がない。軟弱であれこれ迷うことが多く、なかなか「これでいこう」と決断できない。価値観(好き嫌い)に基準がなく、気分に左右されてワガママ。「これだ」という確信がなく、立場がいつも曖昧(あいまい)。君主がこれらのタイプである場合、国は亡びてしまう、という訓戒である。要は、確信とする価値観がなく、ぐらつきやすいトップではいけないという教えだ。=============================ヒジョーによく当てはまります(苦笑)。教師としてどうあるべきかというのは、イロイロ考えますが、非常にシンプルに考えると、リーダーシップというのは、当たり前に考えて、当たり前に、必須中の必須、最重要項目ですね。ただ、林英臣さんは次のようなことも言っておられるので、そんなにヘコまずにすみます。↓=============================韓非子の厳しい教えは尤(もっと)もであるが、はじめから立派な指導者なんていない。心が緩んだ君主では困るものの、だいたい人間なんていうものは、怠け者で気が変わりやすいのが普通だ。韓非子自身、欠点を多く持つ中程度の人間が殆(ほとん)どだと見切っている。放っておけば、何事にもワガママで、迷うことが多い。信念に乏しく、すぐ保身に走る。立場を曖昧にするのも、イザというときの逃げ場を確保しておくため。それが、中程度の人たちの生き方だ。まさに、我々の日常そのものである。==============================はい、まちがいなく私は中程度の人間です。みごとに、迷ったり、めんどくさがったり、弱気になったりして、なかなか考えたことも実行に移せなかったりします。それが、ふつうなのですね。よかった。(^^;)というわけで、林先生の現実的なアドバイスは↓==============================まず、「指導者らしく振る舞う」ことから始めよ。最初は形から入れ。それがトップの「定立」、すなわち「立場を定める」ことにつながる。形には、人を「らしく育てる」力がある。トップにふさわしい服装や持ち物、姿勢と身のこなし。そういうものから整えていき、さらに教養を深め言葉を磨く。そうすれば、自ずと指導者にふさわしい威厳が備わってくるに違いないと。==============================今日はこれを読んでから学校に行って授業をしましたが、こころなしか、うまくいったような気がします。これが1週間続くようにがんばります。金曜に発表会をひかえた、勝負の、そして最後の1週間なので。
2006.03.13
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私はあまり細かいことは気にならない。めんどうくさがりなので、一番大事なところはどこか考えて、そこだけは気にするようにしてきた。で、基本的には、それはまちがいではない(と思う)。何が大事か、大事なところをしっかりと、というのは考え方の基本である(と思う)。ところが、それ一本やりだと、中心をはずしたときにすぐこける。また、中心がぐらついているときに、ぐらついている中心にこだわりすぎるのは効果的でないときもある。たとえば、「やる気がでないから、やる気を出すことが第一だ!」と思っていたとしよう。「やる気アップ」を主眼において、そのための手立てをたくさん打つ。しかしもともとやる気がないのだから、「やる気アップ」を図るのはかんたんではない。手立ての効果が少し合っても、それになれると効果が減少し、結局もとのもくあみ・・・効果は拡散しているのである。お城で言うと、本丸が孤立し、外堀を埋められた状態では本丸を死守するのにも限界がある。さあ、またしても何を言っているのかわからなくなってきました。そろそろタイトルの「枝葉末節は中心・核心につながる」という話に行きましょう。空手家の大山倍達(ますたつ)先生をごぞんじだろうか。知ってなくても話をすすめるが、この人がその著書で、「小指をきたえる」ということを言っています。小指と言うのは体全体で言うと枝葉末節の末端部分です。ここをきたえるということが、臍下丹田(へそ下の、体の「気」の中心部分)をきたえることと同じように、大事だと言うのです。今回はこの辺で。つまり、「細かいところが気にならない」「最も大事なところのみに集中する」というのも実は非効率で、「細かいところを大事にする」と結局効率よくうまくいくんだと、なんとなく最近気づいたことを書いてみました。実践は・・・まだ伴っていません(^^;)
2006.03.04
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3月になりました。今月もよろしくお願いします。さて、書くことはイロイロあるのですが、今日も昔書いたものを転載してみたりして・・・初心に帰るのは大事ですものネ!(^^;)(新しく書くのがめんどくさいからではありません・・・?)======================大事なのは「肝」 頭でよく考えることが大事だとか、心で感じ取ることが大事なのだということをよく思うし、よく教わります。別にそれはもっともなのですが、肝っ玉で勝負することから逃げて、美辞麗句の世界に逃げ込んではいないだろうか、と自問自答します。 辞書で調べると、「肝」には「いちばん大切な点。かなめ。」という意味があります。人間を突き動かすもの、突き動かしているものとは、「肝」だといえます。思っているのに、感じているのに、気づいているのに、わかっているのに、うまく言い表せない、うまくいかないというときに、抜けているのは、まさに「肝」の部分ではないでしょうか。理屈抜きで、「よく言い表せないが、こう思う!こうだろう!こうじゃないのか!?」ということをぶつける、その裏に確かな「肝」の据わり方を見るとき、人は動かされるのではないでしょうか。 頭で考えて実践を伴わないという反省がしきりなだけに、今後わすれずにおきたい大切な「肝」であります。 (2003/05/24に書いたものです。元ページ↓)http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/6204/text/Nikatoma.htm===========================同じ学年の先生がよく「本気でかかわることが大事。 本気か本気でないかはすぐ見抜かれる」と言われます。自分が書いた「肝」という部分も、これと重なるかなあと、今あらためて思ってみたりして。「本気を出せる自分環境作り」も大事です。リフレッシュしたりリラックスしたり、適度に運動したりしながら、 自分の一番の中心で自信を持ってコトにあたれるよう、肝をすえてかかるのが大事ですねえ(なんか、何言ってるかわからない文章になってしまいました。)
2006.03.03
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大学で教育学を学んで、一番気に入った言葉です。今日も、新しく書かずに前に自分が書いたものを転載してたりして・・・。============================= 回り道こそ、重要なものです。1直線に向かって目的に向かってまっしぐら、余計なことにはわき目も振らずに必要なことだけをやる、というのは確かにすばらしいことだし、そういう人を尊敬しますが、あることをなそうとしたときにそのことだけしか見えていないと壁にぶち当たる、というのも事実かな、と思います。他人に対する評価も、目的に対する客観的な到達度だけで計れない。回り道しながら成長していく、ということを認めることは、総合的な学習の必要性につながっていきます。 (2001/2/14にMYホームページに書いたものです。)=============================私も、今、壁にぶち当たっています。予定は山ほどあるのに、消化しようとしない・・・(^^;)これは現実逃避か、それともプラスになる回り道か?
2006.02.25
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ひきつづき[光村メールマガジン * No.124]より、常総学院副理事長・野球部総監督 木内 幸男さんの言葉です。監督に必要な条件とは!?みなさんは、何を思い浮かべられますか?統率力?ひとりひとりをよく見ること?まず自分から模範を示すこと?笑顔?大きな声?周到な準備?念入りな計画?情報収集?収拾がつかなくなったところで、木内さんが言われている3つの条件を見てみましょう。=======================子どもにとって、わかりやすい存在であるということ。 小さなことまで見過ごさないためには、子どもたちが、それを見せて くれる相手でなくちゃあならない。安心して向き合える相手です。指導者の条件は、声が大きいこと、 よく笑うこと、喜怒哀楽が表に出ること。=======================「声」と「表情」は、人の前に立つ人にとって、必須アンド基本なのですね。
2006.01.29
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光村教育図書という、国語の教科書会社があります。そこがメールマガジンを発行していて、ぼくはそれを購読しています。一番新しい号では、常総学院副理事長・野球部総監督 木内 幸男 さんの対談が載っていました。誰ですか、それ?って感じで知らない人だったのですが、なかなかいいことを言っておられたので転載します。================================指揮をとる者は、どんな小さなことでも、絶対に見過ごしてはならないんです。小さなほころびは、間違いなく負けにつながる。だから、子どもたちを見るんです。野球の上手い下手だけじゃなく、何から何まで。================================このつづきも名言だらけでしたが、今回はここだけ。「小さなことを見逃さない、見過ごさない」というのは、たしかに子ども集団を動かすときの、最重要ポイントです。しかも木内さんは、「どんな小さなプレイも見逃していない。」「それでいて、けっして選手を責めない。」という方だそうです。・・・尊敬します。
2006.01.28
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