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2003.06.27
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今日の夕食は失敗。エビとイカとブロッコリとアスパラを炒めて、塩、コショウして、鶏ガラスープを振りかけ、お酒を入れて、冷蔵庫で見つけたナンプラーも入れて、最後にコチジャンを溶いて、水溶き片栗で固めて中華風。

一見美味しそうだけど、辛い・・と言うか塩辛かった。適当に味付けしているから、塩が入りすぎたか・・ナンプラーがどばっと入ってしまったのが悪かったのかも知れない。保険で鰺とイサキのお刺身買っておいて良かった。後はアサリのみそ汁。

夜は、配偶者が勉強会に行ったので、子供3人を連れて近くの茶店へ行き、みんなでケーキを食べて、その後本屋さんで立ち読み。帰りにお菓子屋さんのアイスクリームバイキング。3個100円のアイスを6個ずつ選ばせて、僕は3個150円のを6個。全部で18個が735円って安いと思いません?自家製アイスでまあまあ美味しいのだ。子供達は自分が選んだのを間違わないように2段の冷凍室の別の階に入れていた。

以前6月11日の日記で紹介して、先日までトップに置いてあったマンボウの画像は、うちの診療所のロゴマークである(字は入っていない)。

今日はそのロゴマークの話。

この聴診器をかけたマンボウのロゴは結構評判が良い。皆さん可愛いねと言ってくれる。デザイナーに頼んだの?高かったでしょう?と聞いてくれるが実はタダで作ってもらったのだ。

開業前の準備で、やっぱりロゴが欲しいよなあと思っていたけれど、自分ではある程度のイメージがあっても、それが全然形に出来ない。で、カルテとか、診察券とか、薬の袋を作っている業者がロゴも考えてくれると言うのでお願いしたけど、何個か作ってもらったどれもが今ひとつ・・と言うか今3つくらいなのだ。発送がもう素人と同じ。僕と配偶者のイニシャルを使うとかそんなレベルなのだ。それでデザイン料は数十万円!!!

それでふと思いついたのが、愛ちゃんのこと。


そのお店は「ソロモン」と言う名前で、繁華街の外れにひっそりとある。カラオケの置いてあるスナックだけど、店の壁にはバリ島のお面やガルーダが飾ってあり、カウンターの正面の天井にはマスターのウインドサーフィンのボード、そして店の隅にはピアノが置いてある、そんなお店だった。この店は英語のレーザーディスクのカラオケ(通信衛星のカラオケに比べて音が良い。画像も凝ってるし)が沢山あり、昔製薬会社に勤めていたというマスターは、シナトラの「国境の南」を、僕はイーグルスの「ならず者」やパーシスレッジの「男が女を愛する時」を、配偶者は細川たかしの「望郷じょんがら」を、そして愛ちゃんはマドンナの「ライク・ア・ヴァージン」をよく唄った(後輩には、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディー」を唄う奴も居た)。

愛ちゃんは、身長165cmくらいで、顔が小さく童顔、それなのに、バストとヒップは大きく、足はとても長く、でも太股はしっかり太く、ウエストはくびれて、色が白いという、とんでもないスタイルをしていた。着る服は所謂、超が付くようなボディコン。ショッキングピンクのピチピチミニワンピースで、お臍の周辺に丸く大きな穴が開いてるような服をいつも着ていた。マスターにお使いを頼まれて外に出ると、必ず道行く人に店の名前を聞かれたり、後から店まで付いてくる人が居て、歩く誘蛾灯と言われていたそうだ(これは冗談)。一度税理士さんと、うちの建物を設計した設計士さんを飲みに連れて行ったことがあったけど、愛ちゃんを見た時、二人とも目が点になって15秒くらい言葉が出なかったのが面白かった。

しかし、愛ちゃんは、化粧っけも少なく清潔感があって、よく飲み屋で見る派手な女の子とはちょっと一線を画するようなところがあって、女性からも好かれていた。もちろん配偶者も愛ちゃんのファンだった。

短大を出て、バイトをしながら、写真を撮ったり、パソコンで絵を描いたり、していると言っていた。どんな写真を撮るの?と聞くと、夕暮れの砂浜に、砂でお城を造って、それを波が洗っていく様子を撮るなんて、ロマンチックな(僕にはちょっと付いていけなかったけど)事を言っていたのを思い出して、彼女のセンスならきっと良い物を作ってくれるんじゃないかと思い、飲みに行った時に、是非うちのロゴを・・とお願いした。

自信が無いから、もし出来たら作っておくと、そう言ってくれたけど、次にお店に行った時にはもうそれは出来ていて、見せてくれたのがあのマンボウの絵だった。なんでマンボウなの?と聞くと、僕のイメージで・・と言うことであった。

僕は今まで一度もマンボウに似てると言われたことはないんだけど(笑)・・と言うと姿形じゃなくて(まあその頃は今よりかなり太っていたけど)、ゆったりした、大きなイメージがと言われて、褒められたような気になった。
色は今のと違って、薄い紫や、青から黄色とちょっとグラデュエーションがかかったようになっていて、それはもう少し目立つようにと僕が変えさせて頂いた。

このように本来なら数十万円かかるところをタダで作ってもらったわけで、何かお礼をしたかったのだけれど、彼女は笑って受け取ってくれなかった。その代わり、僕らがソロモンに行く回数が増えたのは言うまでも無いが・・。

愛ちゃんは、突然ソロモンを辞めた。開業直前に、ロゴが入った診察券を持ってソロモンに行った時、愛ちゃんはすでに店を辞めて居なかった。マスターの話では、急にお母さんが病気になって、看病をするために高知の実家に帰っていったとの事であった。マスターが住所も知ってると言うので、お礼状と診察券(病気になったら来てと言うんじゃなくて、こういう形になりましたと言うのを見せたかった)を送るのをお願いした。だから僕は彼女の連絡先を知らない。(あの時に住所聞いて自分で送れば良かったと後で後悔)。

またそのうちひょこりとソロモンに帰ってくるだろうと思っていたけど、それ以来愛ちゃんの姿を見ていない。マスターも、暫くは交流があったけどそのうち音信不通になってしまったとの事であった。

その後も僕らはずっとソロモンの常連だった。同じようにお酒を飲み、同じように古い歌を唄った。愛ちゃんの後、何人か女の子が変わって、マスターは最後の女性と結婚までしちゃったけど、やっぱり愛ちゃんのような女の子は居なかった。


子育ての忙しさにかまけて、暫くご無沙汰していたが、閉店間際は何度か足を運んで別れを惜しんだ。年が開けて、マスターが診療所まで挨拶に来てくれたが、忙しくて会えなかった。マスターの携帯の番号を聞いていたけど、僕の携帯が水に浸かって、それも判らなくなった。

ソロモンのマスターとは、また縁があるかも知れない。
けど、愛ちゃんとはもう会うことは無いだろうなあ。
診察券に、看板に、至る所に付いたマンボウのロゴを見るたび愛ちゃんの事を思い出す。もう一度会いたいなあと思う。もう30歳を過ぎた頃だろうけど、やっぱりスタイル抜群でボディコン着て現れるのかな・・。

愛ちゃん、ホントにありがとう。






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Last updated  2003.06.28 00:31:21
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