大阪府立 花の文化園で、ユーパトリウム・プルプレウムの花にやって来るルリモンハナバチを撮っていると、腹の赤い少し変ったハチの仲間が花の吸蜜に来ていたので、早速撮って帰って調べてみると、かなり珍しい習性を持った「ハラアカヤドリハキリバチ」と判明しました。 ハラアカヤドリハキリバチは、7~8月の夏の短い期間にしか成虫が見られず、オオハキリバチという別の種類の蜂の巣に卵を産み付けるという、かなり珍しい習性を持ったハチで、幼虫はオオハキリバチの幼虫の餌を食べて成長していくようです^^ このように寄生して餌を横取りする蜂を「労働寄生蜂」というようで、成虫は花の蜜や花粉を食べています。 ※Canon EOS R5+RF100-500mm F4.5-7.1 L IS +1.4x 手持ち撮影