全4件 (4件中 1-4件目)
1
株式市場で勝てるルールを見つけようとするな。それは怠け者のすることだ。
2015.02.28
コメント(1)
「投資で一番大切な20の教え」より抜粋。『「知ってる派」の投資家は、未来は知りえると考え、未来の状況を断定し、あるシナリオのもとでリターンが極大化できるように設計したポートフォリオを組む。そして、他の可能性についてはおおむね無視する。一方、次善の策も考慮する「知らない派」の投資家は、実現しそうだと思われる複数のシナリオにおいて好リターンがあげられ、その他の場合でも悲惨な結果にはつながらないポートフォリオを組むことを重視する。』 上の文章は別に特に付け足すことも無いのでそのままのっけます。上昇相場では「知ってる派」が注目を集めることは往々にしてありますが、「知らない派」が注目を集めることはほとんどありません。ざっくり言うと、今注目を集めている投資家は「知ってる派」に属します。「知ってる派」の多くは大暴落相場を経験して「知らない派」に移行しますが、長い上昇相場が続くとまた「知ってる派」に戻ります。 さて、当然ですが、物事は基礎や基本が何よりも重要です。それが揺らいでいると何が重要で何が重要でないのかも分からないようになってしまいます。株式投資では、それらをファンダメンタルと呼びます。「基本の」「基礎の」という和訳そのまま、ファンダメンタルは基本或いは基礎となります。ファンダメンタルは百人いれば百人が同じように理解します。異論を挟む余地はありません。事実がそこにあります。違うのは解釈です。解釈によって、安いとか高いとか、自分の受け取り方に違いが出てきます。自分の意見が正しいのではなく、皆の意見を総合した株価が正しいのです。個人の解釈によって真実が変わるものではありません。真実はファンダメンタルまでで、解釈に真偽を求めてはいけません。
2015.02.21
コメント(1)
仮に、基礎的な株価指標が同程度の水準であれば、成長ストーリーが明確で、足元の業績が好調なほど、株価上昇の期待値が高いとしよう。(この前提には異論しかないのだが、現在、多くの投資家はそのような理解をしているようなのでこの前提を用いることにする。そうしないと僕のような少数派に属する投資家の意見は俎上に乗せて貰えないので仕方が無い)期待値の高い銘柄ばかりを買ったとき。うまく時流に乗れば、上昇相場でとても素晴らしいパフォーマンスを得ることが出来るだろう。何も難しいことではない。多少の差はあれ、誰でも素晴らしいパフォーマンスを得ることが出来る。当たり前だ。買い意欲の大きい上昇相場で期待値の高い銘柄を買っているのだから。多くの投資家が期待値の高い銘柄への投資で素晴らしいパフォーマンスを得ているとき。バリュー投資家のパフォーマンスは見劣りするだろう。何故なら、バリュー投資とは期待値の低い銘柄への投資だからだ。期待値の低い銘柄が大きな変化をしたときに注目が集まり、期待値が高まると共に株価が上昇する。それを見越して先回り買いするのがバリュー投資の目的の一つだからだ。変化と言うのは業績の変化だったり、外部環境の変化だったり、会社の方針転換だったり、色々ある。もちろん時間の経過に伴う業績変動も含まれる。インフレ時ではバリュー銘柄だろうが何だろうが業績はUPして然るべきだ。上昇相場で高いパフォーマンスになったとき、その投資家は期待値の高い銘柄への投資をしている可能性が高い。巧く時流に乗る投資はバリュー投資ではない事に注意されたい。
2015.02.14
コメント(0)
短気な投資家(短気投資家)が増えている。ファンダメンタル投資家の多くが近視眼的になってきている。ある人は、上がらない持ち株にイライラすると言う。右も左も上昇中のなかで、自分の主力としている保有株が上がらない。それにイライラすると言う。上がらない株にイライラすることはない。今は今の時流があり、明日は明日の時流がある。株価は常に適正価格で、手っ取り早く儲けようとするなら時流に乗ろうとする視点が必要だ。慣れないうちにその視点を持とうとすると、結局は注目が集まるところを探す事に繋がる。注目が集まる「材料」を探す。結局は情報を追い求める。振り回されるのも時間の問題だ。材料豊富な銘柄が上昇し易い時もあれば、全く反応しない時もある。貴方が色々な環境下で投資を続けたいなら、一つだけ鉄則がある。たった一つの鉄則。それは今の時流に惑わされないこと。一つのチャートに喜怒哀楽が盛り込まれている。たくさんの投資家の感情。貴方にそれらを読み解く必要があるかどうか。あるかもしれないし、ないかもしれない。自分が何をやろうとしているか。それを分かっていれば軸はぶれない。
2015.02.06
コメント(1)
全4件 (4件中 1-4件目)
1