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お久しぶりです。先週までずっと来年の海外勤務の書類を作成していました。いや~、疲れましたよ。そのためにブログの更新をすっかり怠ってしまいました。今日で、やっとひと段落つきました。実は、今日TOEIC(英語の試験)を受けてきました(笑)。テスト勉強はほとんどやっていませんが、運試しで受験です。やっぱりテストとなると、今でも緊張しますね(笑)。試験時間は2時間1分(中途半端な時間やのぉ…)で、リスニング100問+リーディング100問です。約2時間も集中すると、後で疲れがどっときますね~。困ったのはそれだけではありません。試験開始前にトイレを済ませて、すっきりしたはずなのに、試験が進むにつれて膀胱(ぼうこう)が段々膨れてきました。まるで風船みたいに。試験終了間際には膀胱(ぼうこう)がパンパンに膨れ上がっていて、この歳になっておもらしはヤバイぞと思いながら、試験に取り組んでいました。今朝はコーヒーしか飲んでいないのに…。こういうときに限って、良くないことって起こるんですよね~。試験終了して解答用紙を集めたら解散で、トイレに直行といきたい所ですが……なんか受験生と試験監督の間でもめていて、なかなか退室させてくれません。ある受験生から『試験終了が1分早いのではないか?』とクレームがあり、それに対して試験監督は『間違いなく時間通りに終わった』と言い合っているんです。僕の時計では、ちゃんと2時間1分で終了の合図があり、時間がちゃんと守られているように思いましたが…。僕にとっては、1分でも早く終わって、すぐにトイレに行きたいぐらいなのに…(笑)。で、ちょっと気になったのですが、リスニング中に咳をされると困るんですね。確か、センター試験の英語のリスニングはICプレーヤー(MP3プレーヤー見たいなもの)が採用されていて、つまりイヤホーンでリスニング問題に取り組むことになっているそうです。今後、TOEICもイヤホーン形式にしてもらうと、咳をされても聞き取りに支障は出ないのではないかとかと思います。1ヶ月後に試験の結果が返ってきます。どんな結果が出るのやら…結果次第で、このブログも3ヶ月ぐらい更新されないかもしれません(笑) そう言えば山陰の旅の続きを書いていたんですね。旅が終わったのが1ヵ月半前だって言うのに、まだ書いていますよ~(T_T)。では、また。
September 30, 2007
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今日は山口の湯田温泉について書きます。秋吉台から湯田温泉経由のバスが出ているので、それに乗ってここまでやってきました。そのバスはJRバスなので、周遊切符を持っていればタダで乗れます♪ 湯田温泉はのんびり落ち着いた田舎町にあるのかなって当初思っていたのですが、山口の中心部から近いこともあり、意外と交通量が多く、都市型の温泉地域という印象があります。湯田温泉には足湯がなんと5箇所もあるんです。もちろんすべて無料で入れます。観光客の皆さんは地元の人に混じって足湯を楽しんでいます。僕が訪れたのは高田公園内にある足湯で、お湯の温度は熱めです。それもそのはず、泉温は72℃もあるんです。足湯って本当に不思議で、体の底から温まるんですよ。泉質は無臭無色のアルカリ性単純温泉で、肌によく馴染む、軟らかい湯です。この温泉一番の特徴は1日2000 tも湧き出しているんです。 湯田温泉を歩いていると、このような狐のモニュメントに多く出会います。その理由について、こんな昔話が言い伝えられています。昔、足に傷をおった白狐が、池に足を浸けてその傷を癒していました。それを見たお寺の和尚さんが、その近くに行き、池に手を浸すと、その水が温かいことに気付きました。これが湯田温泉の始まりと言い伝えられていて、温泉の存在を教えてくれた白狐のモニュメントが町をにぎわせているんです。駅前にはこんな大きなモニュメントもあります。ちなみに、ここは中原中也の故郷でもあり、近くにその記念館があります。今回は時間がなかったので、訪問はできませんでした。空模様が怪しくなってきましたが、これから山口では最大級の「関門花火大会」向かいます。その続きはまた明日…。
September 18, 2007
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今日は秋芳台の一番の見所である「長者ヶ森」について書きます。実は、長者ヶ森に行く前に、影清洞と大正洞の2つの鍾乳洞に行ってきたのですが、だいぶブログのペースが遅れているので、それらのレポートの詳細はカットさせていただきます。長者ヶ森に到着したのはお昼過ぎのこと。ここは秋吉台の中でも一番景色の素晴らしい場所として有名です。ここにたどり着くには、長者ヶ森駐車場から往復約1時間ぐらい登山をしなくてはいけません。タクシーを降りると、やる気がなくなるぐらい暑いです。駐車場でカキ氷を売っていましたが、我慢です。幸いにも風が強く、曇っていたので、幾分かは涼しいはずです。しかし、30℃を超える暑さの中の登山は、辛いものがあります。しばらく登っていくと、ブロックが積まれていたので、そこに腰を下ろしてお昼ご飯を食べることにしました。実は、大正洞の近くにあるお好み屋さんで、お弁当を作ってもらったんです。しかも、無理を言って、作ってもらったんです…。ぽんすけ 「お好み焼は、どのぐらいでできますか?」店長さん 「ん~。20分ぐらいかかりますね~。」ぽんすけ 「あと15分したら、タクシーが来るので、何とか間に合わせてもらいますか?」すると、しばらく沈黙…。やっぱ無理かなと思っていたのですが…店長さん 「大丈夫ですよ。注文は何にしますか?」と一言…。それで、豚玉を注文して待つ事10分。ホカホカのお好み焼き(お持ち帰り)が出来上がりました。無理を言って作っていただいた、お好み焼きを持ってタクシーに無事乗ることができました。ところが、タクシーの中はお好み焼きの匂いで充満。タクシーの運転手さん、ごめんなさい。そして、お好み焼き屋の店長さん、ありがとうございました。まっ、こういうエピソードがちょっとあったのですが、眼下に広がる秋吉台の美しい景色を眺めながら、お好み焼きを食べました。本場大阪のお好み焼き屋さんに匹敵するほど美味しかったです。ん?ところで、これって広島焼? まっ、それはいいとして、とにかくこの景色を見てください。 ここ秋芳台にはこのような石灰岩以外に大理石も眠っているんです。行商の間では、「美祢の大理石」と言うブランド名で呼ばれるほどで、あの国会議事堂にもここから産出された大理石が使われているんです。それが理由で、美祢の大理石を別名「議員石」と呼んだりするそうです。国会議事堂は素晴らしくても、そこで働く人達が素晴らしいとは決して思えません… もう一つびっくりなのは、ここ秋吉台は奈良と関係があるらしいのです。そういえば、町の看板などにあの奈良の大仏さんの絵が描かれているのをここへ来る途中に何度か見かけましたが…。なんで、秋芳台と奈良の大仏さんが関係あるのだろう?カルスト台地の東端に、「長登銅山」という良質の銅が採掘される山があるんです。そこの銅の品質があまりにも素晴らしかったため、ここ山口から遥か遠くの奈良まで運ばれました。はい、もうお気づきですよね? 実はここで採掘された銅は遥か昔に奈良で大仏さんを製造するのに使われたのです。それにしても、車もクレーンもない時代に、人力だけで莫大な量の銅を運んだとは、びっくりしますね。今日は、国会の大理石、そして奈良の大仏さんの話をしましたが、全てタクシーのおじさんが親切に教えてくださったのです。ここ秋吉台には「カルストタクシー」という便利な交通があり、車はタクシーなんだけど、バスのように時刻表どおりに運行されているのです。秋吉台の観光には、カルストタクシーがとても便利です。ドライバーの方はとても親切で、懇切丁寧に秋芳の歴史や見所のお話をして下さるばかりではなく、見晴らしのいいところで特別に車を止めてくださって、そこで記念写真を撮って下さいました。カルストタクシーの詳細はを見てくださいね。http://vitallead.sakura.ne.jp/shuyu-walk/次回は、湯田温泉について書きます。お楽しみに…
September 17, 2007
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お久しぶりです。今日、久々にCDを買いました。リムスキー、ベルリオーズ、シューベルト、ヴィヴァルディなどで、どれもこれもクラシックです。実はクラシックのCDを買うのはこれが生まれて初めてで、これにはちょっとした理由があるんです。その理由ですが、クラシックを聞くと集中力がアップするということが科学的に証明されているんです。つまり、それを聞きながら何か仕事をすると、すごく仕事がはかどるんだそうです。さて、山陰の旅のブログに移りましょう。今日は、秋芳洞の話です。洞内の観光コースは約1.5 kmほどですが、総延長は8790mで日本で3番目に長い鍾乳洞として知られています。温度は四季を通じて17℃で一定で、夏涼しく、冬暖かいという不思議な空間です。入り口を入ると、何やら生臭い匂いがします… そして天井の方から「ジ~~、ジ~~」という音が聞こえてきます。何だろう?と思い上を見上げてみると、何か黒いものが飛んでいます。そう…コウモリです。コウモリは哺乳類なので、その糞尿が臭い! 秋吉台には420近くの洞窟があり、ユビナガコウモリ等6種が生息し、総計15,000頭近くののコウモリが生息しているらしいです。さて、秋芳洞の見所はたくさんありますが、その中でも特に印象に残った3つを紹介したいと思います。1.百枚皿水に溶けた石灰分がどんどん沈積して、写真のような棚田のようなものができます。世界においても類のない石灰華段丘といわれ、皿の枚数は500枚を越え、直径4mに達するものもあります。2.黄金柱 …いい写真がないので、お見せすることができません とにかくその大きさにびっくりします。この柱の高さが15 m、直径が4 mもあります。これは大変珍しい大石灰華柱だそうです。天井から石灰分を含んだ地下水が滝のように流れ、10数万年もの長い年月をかけ出来上がりました。3.マリア観音 (左図)地質学的には石筍ということになるでしょうが、つまり天井から石灰分を含んだ水がポタポタと落ち、水が蒸発して石灰分がどんどん沈積してできたものです。これが出来上がるにも莫大な時間がかかっています。人間が彫刻してできたものでは決してなく、本当に偶然にできた観音像で、顔、胴体、腕がはっきり見えます。これを見ていると、自然の力って、すごく神秘的ですごいと感じました。番外.くらげの滝登り (右図)特に解説するまでもないですが、クラゲが何匹も折り重なるようにして滝を登っているように見えることから、このように名付けられました。これもリアルで面白かったです。 鍾乳洞を歩くこと40分、出口に到着。バスの時間まであと30分近くあるので、展望台まで歩いていきました。秋芳洞から展望台まで森の中を歩いていきますが、ここを歩いて行き来する人ははほとんどいないため、歩道には草が覆い茂っています。女性の方が夏場に歩かれるなら、長ズボンとスニーカーを履かれた方がいいと思います。歩くこと15分、展望台に到着。すごいでしょ? でも、この景色で満足していてはいけません。これから、最もカルスト台地の素晴らしい場所(長者ヶ森)に行きます。続きはまた次回に…
September 15, 2007
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こんばんは。来週は3連休ですね♪ またどこかへお出かけしたいところですが、行き先がなかなか決まりません。まっ、秋の夜長ですので、のんびり考えることにします。では、昨日のブログの続きです。山陰の旅2日目を迎えました。特にすがすがしい朝ではなく、雲が広がっていて、昨日の青空はどこへ行ったのやら…。しかも、昨晩はほとんど寝ていないんです。実は、相変わらずの強風が吹き荒れていて、ホテルの窓ガラスがガタガタガタ…と鳴り、外ではビュ~っていう風の轟音と、外の看板がバタンバタンと一夜中鳴り響いていました。この状況でゆっくり寝れるはずがありません。それと、極めつけは、の出そうなホテルだったことも理由の1つです。枕もとの人形が、なんだか不気味なんですと言うことで、実際に寝たのは3時半ごろ。やっと眠れたのに、朝6時の目覚ましで起こされました。実は6:57の列車で美祢駅へ向かわなくてはいけないんです。そのために早起きを余儀なくされました。テンションの上がらないまま1両編成のワンマン列車に乗り、列車の中で朝食のカロリーメイトを食べながら美祢駅を目指します。空はどんどん暗くなり、ポツポツ雨が降り始めました。美祢駅に着いた頃には雨は本降り! 駅構内には立ち食いそば屋さんがありましたが、さっきカロリーメイトを食べたばかりだから、諦めてバスに乗ることに。カロリーメイトって不思議で、ちょっと食べただけでお腹がいっぱいになるんです。ここからJRバスに乗り換えて秋芳洞へ行きます。バスはどんどん山を登っていき、約20分ほどで秋芳洞バスターミナルに到着。幸い雨は止んでくれましたが、空は灰色。秋芳洞の繁華街には、千個近い提灯が頭上を占めています。時折、河童の像が見られますが、ここにも河童伝説があるのでしょうか?提灯を頭上に眺めながら歩いていると、秋芳洞入り口に到着。入場料は1200円で、その金額を見て中に入らずに引き返すお客さんもいました… 折角ここまで来たのだから、中に入ればいいのに…。今日は眠いので、ブログはここまで。次回は秋芳洞の洞窟探検を書きます。お楽しみに…
September 8, 2007
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長門湯本温泉に入って、お肌がスベスベになったようです。実に20分ぐらいも浸かっていましたからね~。これから宿泊先の長門市駅まで引き返します。温泉街を抜けるとさっきまでの華やかさは消え、普通の田舎町に変わります。もう陽が落ちて辺りは真っ暗です。駅に向かっているのですが、段々街灯りから外れていき、駅はこっちでいいのだろうかと言う不安に陥りました。でも、自分の勘を信じて歩いていると、真っ暗闇の中に灯りを発見。そう、それが駅舎です。これが有名温泉の駅なのかって疑いたくなるほど、寂しいです。駅構内に入ると、どこからかニャーニャーと言う声が……。そうです、猫さんが僕をお出迎えしてくれました。 寂しい駅舎 休憩中の僕さて、列車が来るまであと5分ほど。乗客は僕だけのようです。ベンチに腰掛て休んでいると、さっきの猫さんが僕の足元へやって来て、甘えてくるではありませんか。お腹が空いているのかな~。しばらく可愛がっていると…僕から離れ、トボトボ歩いていき、ホームの下を眺めはじめました。でも、もうすぐしたら列車が来る!『危ないからこっちに来て!』と呼んでも、来るはずがありません。仕方がないから、猫さんを抱いて安全な場所に連れて行こうとしました。猫さんを捕まえようとすると、さっきまで甘えていて僕にくっ付いてきたのに、急に逃げ出しました。そして…ホームの下に降りてしまいました。あと1分したら列車が来る!!『早く上に上がりなさい!』と何度叫んでも、言うことを聞いてくれません。遠くで、列車のクラクションが聞こえました。もう列車はそこまで来ている。このままでは、ひかれてしまう。どうしようかと必死で考えました。自分がホームへ降りるべきか…でも、それは厳禁されている行為。最後の手段として、カバンの置いてあるベンチの方へ走りました。その中から取り出したものは……ウーロン茶。そうです。そうなんです。これしか方法がなかったんです。キャップを開けると猫さんをめがけました。 『何するんだ!』って思ったことでしょう。慌てて猫さんが逃げますが、でも、ホームの上に上がってくれようとはしません。もう僕の心臓はドキドキ… もう一度、ウーロン茶をかけるが、ダメ!何度も『上がれ、上がってくれ…』と叫びながらもう一度、もう一度とやっているうちに、猫さんが遠くの方に逃げてくれて、ホームの上に飛び上がってくれました。このとき、本当に力が抜けたって感じです。猫さん怒っていないかなっと思って、逃げた場所に行ってみると、顔を出してくれました。ごめんね。 そして、僕のカバンからもう一つあるモノを取り出しました。それは新大阪駅で買ったポテトチップスです。きっとお腹が減っていて僕に甘えてきたのだろう。迷わず、ホームにポテトチップスをばら撒きました。お腹を空かせた猫さんが1枚づつ、パリパリ食べています。2枚ぐらい食べた頃でしょうか… 列車がホームに入ってきて、その風と共にポテトチップスが舞い上がり吹き飛んでしまいました。びっくりした猫さんは遠くへ逃げていってしまいました……今、元気にしているかな? また、会って一緒に遊びたいです。
September 7, 2007
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今日はブログ友達のchiki_catさんが長湯温泉についてブログを書かれていますが、僕もそれに対抗して温泉ネタを書きます仙崎の観光船乗場から長門湯本温泉経由のバスが出ています。本当はJRの列車に乗ってその温泉に行くこともできるんですが、仙崎駅発の終電が17:47なんです 。終電と言うにはちょっと早すぎませんか? という訳で、バスに揺られること25分、長門湯本温泉に到着。温泉街が音信川(おとずれがわ)沿いに並んでいて、一際目を引くのが公共浴場の恩湯です。さて、この写真の下の方に電気が灯っているのが見えますね。ここは本来洗濯場なんですが、実際は観光客の皆さんが足湯として楽しんでいます。この温泉が発見されたのは1427年で、山口県ではもっとも古い歴史をもつ温泉と知られております。その発見者は、大寧寺の元住職、定庵禅師です。何でお寺の住職さんが温泉を発見したのでしょうか? 実は、このような話が伝えられています。ある月の明るい夜のことです。定庵禅師が寺のまわりを散歩していると、石の上で座禅をしている老人に出会いました。その老人の名前を聞くと、長門一宮(下関)の住吉大明神と名乗りました。やがてその老人は、定庵禅師のお寺に通うようになり、仏道の修行を積みました。その老人は厳しい修行に耐えて、定庵禅師から法衣を贈られました。その時、その老人は法恩に報いるため、「温泉を出しておきましたのでご利用ください。」と告げると、たちまち雷鳴が轟き、老人は大きな竜の姿になって雲の上に消えていきました。すると老人が言った通りに、何と温泉が湧き出ているではありませんかまっ、これは逸話に過ぎませんが、しかし温泉の泉源は定庵禅師が過ごした大寧寺にあることは事実です。さて、長門湯本温泉には2つの公衆浴場があります。恩湯と礼湯で、前者は上の写真の施設です。僕のオススメは、写真の恩湯の方です。なぜなら、恩湯の男湯は源泉掛け流し(女湯は加温掛け流し)ですが、礼湯は加温・加水掛け流しで、つまり水増しされているそうです。恩湯の泉質はアルカリ性単純温泉で、お湯に浸かるとヌルヌルとした感触です。それもそのはずで、ここの湯はpH9.59 これは日本の温泉の中でもかなりの強アルカリ性泉です。お湯の出口から出てくる温泉水を手ですくって飲んでみると、ほのかな硫黄臭がします。お湯の温度は39.2℃で、ややぬるめで、長湯ができます。料金はめちゃくちゃ安く、なんと大人140円です♪人気の温泉と言うだけあって、次から次へとお客さんが入ってきます。温泉を楽しむのはもちろん、川辺で涼を楽しむのもいいと思います。長湯をしたせいなのか、辺りは陽が落ちて真っ暗になっていました。恩湯のネオンサインがいい情緒を出しています。身も心もリフレッシュしたところで、今夜の宿の長門市に引き返します。その時、ちょっとしたハプニングが…。そのことは次回お話します。では
September 5, 2007
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日が沈みかけていた頃、仙崎港(山口県長門市)から海を眺めました。実は海を眺めるのが好きで、ただ何も考えずに見ているだけで、心が落ち着くんです。遠くに小島がいくつも連なっていて、まるで松島のように思えます。近くで釣りを楽しむ親子連れがいます。一体何が釣れるのでしょうか? さて、今日は仙崎のグルメを紹介したいと思います。ここは仙崎イカがとても美味しいことで有名で、特に新鮮なイカの姿造りが絶品だそうです。そのようなウワサを聞きつけていたので、早速イカの姿造りの有名なお店へ行きました。すると、店の玄関に何やら張り紙が…『イカのお刺身、品切れ』 ガ~ン肩を落として、トボトボ歩きながらも、他のお店を探すことにしました。やっぱ、美味しいものは皆よく知っているんですね~。結局、観光船乗場のある観光物産店にやってきました。そこにはおみやげ物屋さんの他、お寿司屋さんが2件あります。そのうちの1件である『千石寿司』で夕食をとることにしました。店内は意外と広く、入り口には『いけす』があり、その中で貝や魚がのんびりしています。好きな座席に座って良いというので、海の見える座席に座りました。やっぱ、イカの造りに未練があったので、イカそうめんとアジの造りがセットになった定食を注文しました。窓から入り込む夕日によってちょっと写真が見難いかも知れませんが…、右下がメインディッシュのイカそうめん&アジの造りです。それ以外にも、ネギトロ巻、ホタテと魚の酢の物、お吸い物などが付いています。実は、仙崎はアジも捕れるんですよ。お魚は鮮度が一番ですね。ちなみにお土産は、蒲鉾がオススメです。でも、仙崎ブランドと言うだけあって、お値段もかなりの高めです。おみやげ物屋さんには干物が多く見られましたが、仙崎産の干物は見られず、島根県の浜田産、下関産の干物が陳列されていました(しかも凍っています)。お腹がいっぱいになったところで、次の目的地のある温泉に向かいます。その温泉については、また次回… バイバイ唐津・呼子イカvs仙崎イカ「イカの姿造り」と言えば、佐賀県唐津・呼子を真っ先に思い浮かべます。唐津・呼子産のイカの姿造りは日本を代表すると言っても過言でもないぐらいで、その透き通ったお造りの味は絶品だそうです。唐津・呼子では、『イカ検定』というものが行われているそうです。イカに自身のある方は、是非チャレンジしてみてください。一方、仙崎で捕れるイカはケンサキイカと呼ばれる種類のもので、イカの形が剣の先に似ていることから、そのように名付けられました。唐津・呼子産のヤリイカに比べ、生時は赤っぽくて、やや太めで、触腕も太くて大きいそうです。 イカ検定 仙崎イカの姿造り (白木屋グランドホテル)
September 4, 2007
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こんばんは。とうとう世界陸上も終わってしまいましたね。大阪で行われていたにも関わらず、一度も見に行きませんでした。閉会式にはちょっとしたハプニングもありました。おそらく関西人しか知らないと思いますが、河内屋菊水丸が閉会式に登場。歌うのは当然、『河内音頭』で、それに合わせて浴衣に身を包んだ女性達が踊り始めました。ところが、雰囲気はまるで「町内会の盆踊り」みたい……。そのノリについていけない大多数の選手達はゾロゾロと競技場の外へ出ていってしまったそうです。まっ、それはいいとして、昨日のブログの続きに行きましょう。青海島を巡る観光船がもうすぐ出る!ゆっくり歩いていては間に合わない!仙崎の落ち着いた街中を、あわただしく走り抜けていきます。走ること5分、ようやく観光船乗場に到着。息を整えてチケットを買おうとすると、「強風のため、東側の海岸線は運行中止です。」とチケット売り場のおばちゃんが言いました。本来なら青海島を一周するのですが、悪天候のために西側だけしか見れないとのことです。でも、これを楽しみに仙崎まで来たのだから、乗らないわけにはいけません。さて、いよいよ出港です。美人のお姉さんがガイドをしてくれます。まるでバス旅行のような感じです。同じ船に乗った観光客の皆さん、なるべく前の席を取ろうとします。でも、一番前に座っても何もいいことがありません!! むしろ、後ろの席に座ることがオススメです。その理由は、後ろのデッキに出やすいからです。僕が乗った船は窓に水しぶきが付いていて、窓の外が見にくいんです。ですから、船内から眺めるよりもデッキに出て景色を楽しんだ方がずっといいんです。と言うわけで、デッキ出ましたが、外にいるのは僕と乗務員さんの2人だけ!? なんでみんな外に出ないのだろう? きっと暑苦しいから、冷房のきいた室内の方がいいでしょう。僕は、海風を肌で感じながら、島の景色を独り占めしています。一方、乗務員さんは、僕が船から落っこちておぼれないように、ずっと見張っています。いやいや、不振な一人旅の客なので、もしや…と思ったのかもしれませんね…(笑)。青海大橋の下を抜けてしばらくすると、『花津浦』に出ます。そこには大きな岩があり、その真ん中にぽっこり穴が開いているんです。この光景を見ていると、和歌山にある白浜の『円月島』で一時を過ごした日を思い出しました。 花津浦の岩 黄金洞黄金洞には2つの穴が開いていて、奥のほうで1つにつながっているそうです。この穴の中を途中まで船で入っていってくれますが、その穴は船がギリギリいっぱい通れる幅です。船長さんの腕がいいので、ぶつからずに奥まで入っていけました。パチパチ…(拍手)。青海島って、その名前の通り、海と空が真っ青なんですね~。なんか神秘的です。でも、1つだけ困ったことが…この黄金洞を過ぎた辺りから、水しぶきがすごくって、デッキに立っていると海水を頭からバッシャーンバッシャーンってかぶるのです 実はカメラを新しく買ったばかりで、海水により故障しないだろうか、それだけが心配でした。やがて、黄金洞をしばらく進んだ辺りから、港へ引き返します。本来なら、さらに東へ進むのですが、この強風の中を進行するのは危険ということです。安全第一ですから、仕方ありませんね。しばらくすると『赤瀬』と言うところを船が通過します。名前の通り、岩が赤いです。この青と赤のコントラストには感動です。この辺りで、最初からずっと目を話さずに監視していてくださった乗務員さんに、室内に戻るように言われました。と言うのも、水しぶき、いやいや、バケツで水をかけられているような感じで、「こんな中、デッキに立ってるのはアホと違うか」なんて思っていたのでしょう(笑)。きっと、そう思って見ていたはずです。船内ではガイドさんが、金子みすゞの詩を読んでくださいました。青海島って、本当にいい所だなぁと感じながら船内で一時を過ごしました。おまけ カメラについて旅行3日前にデジカメの電源を入れました。すると、液晶画面に何本も線が入っているのが確認されました。「まっ、液晶ならいいや~」と思いながら、適当に写真を撮ってみると、なんと撮った画像にまで線が入っているではありませんか!? 何度、カメラの電源を入れなおしても、全く直ってくれる気配がありません。というわけで、仕方なくJoshin電気に行って、キャノンのデジカメを急遽買いました。メモリと予備のバッテリーを合わせて3万円超え! そう言えば、のほほんの「のろっこさん」もデジカメを水没させて壊していました。カメラを買った翌日、壊れているはずのカメラの電源を入れると、昨日まで見られた線が全く見られません。しかも、何枚写真を撮っても、キレイに撮れます。仕舞に、「いいから壊れてくれ」と願う始末。結局…何だったの?? カメラにまで、バカにされたぽんすけでした。シクシク(泣)。
September 3, 2007
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しばらくのご無沙汰です m(_ _)m最近、大阪は随分涼しくなりましたよ。今、窓を全開にしてブログを書いています。盗人さん、来ないでね~(^_^;)。窓の外から虫の鳴き声が、チリリリリ…、ギィーギィー…って聞こえていています。もう秋ですね。最近、お月さんがとても綺麗なんですよ。空を眺め、音を楽しみながら、秋の夜長を過ごしています。さて、ブログのつづきにいきましょう!!『金子みすゞ』っていう童謡詩人をご存知でしょうか?僕が仙崎(山口県の北側です)に来たのは、今から10年前。その時に初めて彼女の名前を聞きました。金子みすゞは、1903年4月11日に生まれから20歳までの間、ここ仙崎で過ごしました。それ以後は下関に移り住み、結婚して娘を1人もうけました。ところが…夫は中央誌への詩の投稿を禁じたばかりでなく、女遊びに明け暮れる生活。しかも、みすゞに性病を感染させてしまう始末。そのような事から正式な離婚が決まりました。それと同時に娘の親権を求めました。ところが、その夫が娘の親権を譲ろうとしません。そのような夫への抵抗心から 1930年3月10日、みすゞは服毒自殺を図りました。享年26歳でした。彼女の遺した512編の作品は今でも多くの人に愛されています。特に『わたしと小鳥と鈴と』、『大漁』などが有名ですね。実は、これらの作品のほとんどが、幼い頃過ごした仙崎を思い出しながら下関で綴ったと考えられています。彼女の作品には、仙崎の想いがいっぱい詰まっているんですね。ちなみにTBSドラマで松たか子が金子みすゞの役を演じました。何となく似ているような…。 さて、この日は長門市にあるホテルでチェックインをして、サンデンバスに揺られて青海大橋にやってきました。途中、仙崎の漁港が見えてきたとき、10年前に訪れたときの懐かしさがよみがえって来ました。仙崎漁港は下関漁港に次ぐ県内第二位の水揚げ高を誇る大規模な漁港となっています。しばらく街中を散歩しますが地元の人ばかりで観光客らしい人は誰もいません。小さく懐かしげなお店が並んでいます。この辺にはコンビにもスーパーもなさそうで、こういった小さなお店が活躍しているんでしょうね。まるで映画のセットのようなお店おじさんがウニの殻を割り、身を取り出している光景も見られます。家の玄関口には、板や紙に書かれたみすゞの詩を見ることができます。詩を読みながらゆっくり仙崎の街並みを楽しむのもいいですね。まるで時間が止まったような、なんだか昭和の時代に戻ったような錯覚に陥ります。しばらく歩いていると、みすゞが眠る小さなお寺(遍照寺)に着きました。小さなお墓には美しい花が飾られていました。下関で亡くなってから、想い出いっぱいの仙崎に帰って来たんですね…。みすゞの生涯と作品については、金子みすゞ記念館 で詳しく知ることができます。外を歩いていたときは寂れた街だなって思っていましたが、中に入ってびっくり!!そこには、たくさんの人で賑わっていました。みんな、みすゞの作品が好きなんだなって改めて感じました。 右の写真は、みすゞの部屋を再現したものです。あまりにも短すぎる生涯でしたが、今でも多くの人々に愛されていると思うと嬉しいですね。僕も観光客の皆さんと共に時間をのんびり過ごしていると、観光船の時間に間に合わない!慌てて記念館を出て、観光船乗場に走りました…はたして間に合うのでしょうか?続きはまた次回。
September 2, 2007
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