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【内容情報】(「BOOK」データベースより)美大生の春川は、気鋭のアーティスト・布施正道を追って、寂れた海辺の町を訪れた。しかし、そこにいたのは同じ美大に通う“噂の”由良だった。彼もまた布施正道に会いに来たというが…。『プシュケの涙』に続く、不器用な人たちの不恰好な恋の物語。【ハイドラの告白】柴村仁 あぁぁ………あの切なさは、あの痛々しさは、いずこへ……!!勿体ない。というのが、読み終えた時の一番の印象です。前作「プシュケの涙」は素晴らしい作品でした。胸が痛くなるほどの切なさと愛おしさ。その続編!と聞いて喜び勇んだのですが、若干肩すかしを食らった気分ですプシュケは、「ちょっと反則じゃない?」と思える程計算され尽くされた構成でした。作者の思惑通りと頭では理解していても、どうしても涙せずにはいられない物語で。そんなあざとさが、この作品の魅力でもあったのですが……。柴村さん、今回は力を抜いて書いてしまったのかなぁ「ラノベらしからぬラノベ」から「ただのラノベ」になってしまいました(笑) ≪オススメPoint≫ 双子の美形兄弟 軽く読める 実際プシュケだけで十分……とまぁ、ボロクソに書いてしまいましたが、勿論良い所もあります前作でも登場した美形の双子・由良兄弟。この二人は相変わらず、、、というよりも前作以上に魅力的かもしれません。実は、この物語の中である仕掛けがあるのですが、これはすっかり騙されました~前作同様、二部構成になっています。前半…美大生・春川がある気鋭のアーティスト布施正道を追う謎。後半…由良兄弟と幼馴染であるグラビアアイドル・Aの淡い恋心。それぞれ、春川とAが主人公になっているはずなのですが、由良兄弟(カナタとアタカ)のキャラに完全に飲まれちゃってますね…(笑)前作に比べると随分と明るい雰囲気なので、もしかしたらこっちが好みの方もいるかも?さて、次は三部作目「セイジャの式日」。これはどんな物語なんでしょう…このシリーズ、表紙はどれも綺麗だなぁ。。。 ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.06.28
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)あの旅から、すべてが変わってしまった。一組の男女が迎えた最期の夜明らかにされなければならない、ある男の死の秘密。運命と記憶、愛と葛藤が絡みあう恩田陸の新たな世界。【木洩れ日に泳ぐ魚】恩田陸 久々の恩田作品です~恩田ファンなので、既刊本は9割方読んでいると思うのですが、、、この作品だけはどうも地味ぃ~~な感じがして、まだ手を出していませんでした(笑)でも、これがまたすごく面白かった!!語り手が交互に入れ替わり、徐々に隠された過去に迫るのは恩田さんお得意の手法。心理描写が巧いのか、はたまたストーリーの運びが絶妙なのか?表紙の柔らかい印象とは正反対で、手に汗握る展開続きで緊張しっぱなしでした ≪オススメPoint≫ ミステリ 男の死に隠された謎 この男女の関係は?一触即発。嵐の前の静けさ。一言で言い表すと、そんな感じかもしれません。一つの部屋で最後の夜を過ごすある一組の男女。この二人の関係性は全く分からない状態。猜疑心。緊張。恐れ。あらゆる感情が渦巻く夜。この夜、二人の心を占めているのはある一人の男の不審死。緩やかに明かされていく過去と二人の関係。まぁある意味恩田さんらしい展開かなぁ(笑)こういう心理戦を読むと、「あぁやっぱり恩田さんだなぁ」と感じます。淡々とした物語ではありますが、最後まで飽きさせず一気に読ませてくれました ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.06.27
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)教室でもチャットルームでも「いるだけの人」トオル、彼にしか見えない親友ヒカル。孤独な少年がマンモス中学の闇に挑む。殺人者が潜み、少女の幽霊が彷徨い、地下にはもう一つの学校が。死の世界の只中へ、希望と想像力だけを武器に降りて行く、初めて愛した人を救うために。少年の奇跡を描ききった傑作長篇。【ピアニシモ・ピアニシモ】辻仁成 お友達のmiwaさんに紹介していただいた作品です~miwaさん、いつも面白い本を紹介していただいて、本当にありがとうございます!!辻作品は、「冷静と情熱のあいだ」を読んだ事があるのみ。その時の印象からか、恋愛小説を書かれる作家さん、というイメージだったのですが…こういうダークファンタジー(?)も書かれる作家さんだったんですねぇ。驚きました。灰色の世界や、地下にあるもう一つの学校、そして死者の組…あらすじから、天沢退二郎さんの「光車よ、まわれ!」を思い出したのですが、この二つは似て非なるものですねぇ。雰囲気は全然違うかもしれません ≪オススメPoint≫ 考えさせられる ダークファンタジー?? 少年達の結末は…児童向けファンタジーだと勝手に思い込んでいたので、あまりの重さに驚きました(笑)クラスの中でのいじめや引きこもり、性同一性障害やネット犯罪。今や既に当たり前のものとなっていますが、若干気が滅入る作品ではありますでも、だからこそリアリティがある。「面白い」だけでは終わらないのですよねぇ。主人公トオルにしか見えない少年ヒカルの存在。スカートを履く美少年(?)シラトの存在。どれをとっても、現代社会の縮図を眺めているような気になるから不思議ですとても考えさせられたし面白かったのですが、一つだけ気になる事が。それは主人公トオルの、妙に大人びた口調です……(笑)「曖昧模糊」。少なくとも私は、中1の頃は使ってなかっただろうな~。。。 ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.06.25
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【ラスト・チャイルド(上)(下)】ジョン・ハート 【内容情報】(「BOOK」データベースより)少年ジョニーの人生はある事件を境に一変した。優しい両親と瓜二つのふたごの妹アリッサと平穏に暮らす幸福の日々が、妹の誘拐によって突如失われたのだ。事件後まもなく父が謎の失踪を遂げ、母は薬物に溺れるように…。少年の家族は完全に崩壊した。だが彼はくじけない。家族の再生をただひたすら信じ、親友と共に妹の行方を探し続ける─早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品。英国推理作家協会賞受賞。はじめまして、の作家さん。本屋さんでこのタイトルを見てビビッときました。自分の目に狂いはなかった(笑)息もつかせぬ展開で、すんごく面白かったです~何が良いって、主人公である少年ジョニーの心意気が素敵なのですよ。13歳の時って何してました?少なくとも私は毎日遊び呆けていたなぁ…(笑)でもジョニーは、運転もできる。酒も飲む。銃を片手に母親を守る。何て子だ…!!でも決して不良という訳ではなくって。ただ彼の環境がそうさせただけ。年齢的にはまだまだガキのはずなんだけど、ものすごく男気溢れているのです ≪オススメPoint≫ ミステリ 家庭崩壊からの再生 失踪した妹と父ある日ジョニーの双子の妹は誘拐され、やがて父親も謎の失踪を遂げる。母親は酒とドラッグに溺れ、父親の雇い主の男が母親目当てに足繁く通うようになる。ジョニーは家族再生を願い、たった一人で妹を探し始めるが……なんでそこまで一人で背負いこむんだ!!ってぐらいジョニーは孤独ですもっと周りを頼れよ、と思う。でも一人で生きてきた少年には頼るという選択肢はない。親友(悪友?)のジャックにでさえ、ジョニーは心を許していない気がします。脱走した服役囚、性犯罪常習犯、彼らを追っていくうちに明らかになる真実。13歳の少年が目の当たりにするには、あまりにも酷ですよぅこれは~先住民の道具や怪しげな書物等、ミステリとしてのモチーフも秀逸です。でもそれ以上に重きが置かれているのが、家族再生と友情……なのかな。一筋の光が差し込むようなラストで、しっとりとした余韻を残しました 余談ですが。。。まぁ、若干都合が良すぎる部分もあるんですけどねぇ。神がかり的なタイミングの良さとか(笑) 気になる人は気になるかもしれません、が。 ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.06.24
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)ホラー作家の道尾は、取材のために滋賀県山中にある仏像の工房・瑞祥房を訪ねる。彼がその夜見たものは、口を開けて笑う千手観音と、闇の中で血を流す仏像。しかも翌日には仏師が一人消えていた。道尾は、霊現象探求家の真備、真備の助手・凛の三人で、瑞祥房を再訪し、その謎を探る。工房の誰もが口を閉ざす、二十年前の事件とはいったい。【骸の爪】道尾秀介 「背の眼」に続く、真備(まきび)シリーズ第2弾です~ 「向日葵の咲かない夏」で、ビミョーに苦手意識を持った作家さんですが、、、この真備シリーズを読み始めてから、グングンと評価が上がっていっています 笑う千手観音、頭から血を流す仏像………前作同様、ビビリの方は躊躇してしまうような設定ですが、安心してください!!実は究極のビビリであるnanacoでも、問題なく読めましたから。(全然あてにならない) ≪オススメPoint≫ ホラーと見せかけて実はミステリ 仏像 消えた仏師滋賀県の山間にある仏像工房・瑞祥房(ずいしょうぼう)。ホラー作家の道尾が体験した不気味な出来事と、仏師が行方不明になる事件。実は20年前にも、若き仏師の失踪事件が起こっていたが…。今回も道尾の友人であり、霊現象探求家の真備が事件の解決へと乗り出します。様々な謎が交錯し、やがてとても切ない真実を導き出します。「背の眼」同様、ホラーとミステリが融合したかのような作品ですが、読了後に、実はきっちりと伏線が張られている事に気付いてビックリしました 余談ですが。。。仏像ってそれだけで何だか怖いと思うのは、私だけですか?先日行った京都の「三十三間堂」でひしめきあっていた1000体の観音立像。背筋がゾクッと凍りつくような感覚。じっと見られているような、ピリピリした感じ。あまりにも精巧な造り、一体一体違う表情に空恐ろしさを感じたせいかもしれません。仏像の中に、仏師の執念のようなものを感じたせいかもしれません。理由は何であれ、それ以来仏像=怖さと結びついてしまいました… ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.06.21
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)京都の大学から、遠く離れた実験所に飛ばされた男子大学院生が一人。無聊を慰めるべく、文通武者修行と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。手紙のうえで、友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れ─。【恋文の技術】森見登美彦 あぁ、笑わせていただきました~恋文の技術?どんな本だよ…と思いながら読み始めてみると、延々とある一人の男性の手紙が綴られているだけなんです。凄いな、この本…。人の手紙をこっそりと覗き見ているような罪悪感が味わえます(笑)第一話 外堀を埋める友へ第二話 私史上最高厄介なお姉様へ第三話 見どころのある少年へ……という風に、友人や先輩、妹に宛てた手紙が載せられています。いつもながら、森見さんのユーモアに富んだ文体にプフッと吹き出してしまいます。こんな阿呆な手紙(褒めてます!)をもらったら、さぞや嬉しい事でしょう。 ≪オススメPoint≫ 恋文 笑える 手紙が書きたくなる主人公の守田クンの意中の人・伊吹さんへの「失敗書簡集」に爆笑気色が悪い、卑屈すぎる…と、いちいち自分で反省ツッコミ入れているのがウケます。確かに、初っ端から「やぷー。こんちは。」なんて出だしだったら…!!(爆)ちなみにこの本、あくまでも守田クンから送った手紙のみで、相手からの手紙は公開されていません。なのに、相手の人柄がハッキリ見えるようで。とても面白かったんだけど、ここまで長くする必要もないような気ももうちょい短くまとめたほうが、メリハリがついたんじゃないかなぁ。でも、良かったです。可愛い便箋と封筒で手紙を書きたくなります~ ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.06.20
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毎月恒例、7月の購入予定本です~【文庫】10日 「マラザン斃れし者の書1 碧空の城砦1」(スティーヴン・エリクスン)23日 「少女Aの殺人」(今邑彩)24日 「遠まわりする雛」(米澤穂信)28日 「蒼路の旅人」(上橋菜穂子)【漫画】 1日 「あめのちはれ」3(びっけ) 2日 「屍鬼」8(藤崎竜)30日 「Dの魔王」3(霜月かよ子)【雑誌】24日 「活字倶楽部2010年夏号」来月はちょっとだけ控えめです。楽しみなのは守り人シリーズの文庫新刊「蒼路の旅人」ですねぇ。毎年夏になると、「そろそろかな…?」と気になるシリーズ(笑)余談ですが、、、7月はnanacoが愛してやまないゲーム「ファイアーエムブレム」の続編が出ます早速楽天ブックスさんで予約しました!!「ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~」公式サイト「新・紋章の謎」って事は、スーファミのリメイクなのね。でも今回は新要素が入っているみたいなので、これまた楽しみです。それと、予約購入したのがもうひとつ。先日映画館に観に行った「ワンピース フィルム ストロングワールド」のDVD。あぁ、あの感動をもう一度……(笑)
2010.06.18
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5月に観たDVDを、観賞メーターでまとめてみました~今回は珍しく邦画も2本観てます。どちらも原作が良かったので興味本位で観賞。。。5月の鑑賞メーター観た本数:6本観た時間:746分あなたは私のムコになる [DVD]笑った~~!!サンドラ・ブロックのラブコメは「デンジャラス・ビューティ」の時以来かな。こういう軽いノリのお話、大好きです。デキる女上司と心優しき(?)部下の偽装結婚。そこからじわりじわりと発展していく恋模様にドキドキ。裸で犬と格闘するシーンには大爆笑。またこういうの観たいな~♪鑑賞日:05月31日 監督:アン・フレッチャー処刑人 [DVD]2が公開されたので、約10年ぶり(!)に再見。あ~~これだよこれ!超美形のマクマナス兄弟に、爽快感すら覚えるほどの銃撃シーン。昔は直視できなかったシーンも、今ならじっくり観られます。ツッコミ所満載なのがまた笑える。無駄なロープのせいで本気で喧嘩してるシーンとか。とにかく二人の仲の良さにニヤリ。そしてこれほどホモを連発している映画も珍しいわ(笑)続編を観るのが楽しみ♪鑑賞日:05月23日 監督:トロイ・ダフィーゾディアック 特別版 [DVD]まさかまさかの2時間半。観終わった後に、肩が異常に強張っている事に気付きました(笑)実話を元にしたお話です。犯行の際に、特殊な暗号を残していく猟奇的連続殺人事件。ある者は射殺、ある者は執拗に身体中をナイフで刺されて。漫画家、記者、刑事・・・皆がこの事件に人生を飲み込まれていく。途中、若干冗長さを感じる部分もあったけれど、説明不足になるよりは良いんじゃないかな?事件にのめり込み、徐々に落ちぶれていくロバード・ダウニーJr.が良い味出してました!鑑賞日:05月16日 監督:デビッド・フィンチャージェイン・オースティン 秘められた恋 [DVD]あぁ、ほろ苦い…想像していた以上に切ない恋愛でした。ジェイン・オースティン自身、「プライドと偏見」のエリザベスに重なる所が多々あって、自身の恋愛観が作品に投影されていたのかしら、と思います。トム役のジェームズ・マカヴォイは、最近やっとタムナスさんのイメージから解放されました(笑)でも正直、トムよりもジェインの兄さんのほうが格好良かったよ…鑑賞日:05月16日 監督:ジュリアン・ジャロルドハサミ男 [DVD]あの衝撃的なトリックを、どう映像化するの?と興味本位で観てみましたが、なるほどこういう展開できましたか。犯人の狂気、痛々しさがきちんと表現されていてなかなか良かったです。でも、やっぱり映像化はこのあたりが限界かな。ラストは原作のまま余韻を残して欲しかった気がします。鑑賞日:05月05日 監督:池田敏春風が強く吹いている [DVD]原作大好きです。ハイジ役が小出恵介?むむむ?と思ったのですけれど、実際に演技を観て納得。熱意、ひたむきさ、笑顔の可愛さ…これはまさにハイジそのものじゃないか!やっぱり原作と比べると、端折られている部分も沢山あったし詰め込み過ぎた感はありましたが、なかなかうまくまとまっていると思います。これは映画よりも、ドラマ化してじっくり観てみたい作品かもしれません☆鑑賞日:05月03日 監督:大森寿美男イチオシは、「処刑人」。(念のため……ホラーじゃないです。笑)約10年ぶり(ひぇ~)に「処刑人2」が公開されたので、久々に観てみることに。まぁ簡単に言っちゃうと、世の中の法で裁けない悪人達を、ある兄弟が片っぱしから殺していく、というとんでもないB級映画ですでもね、この兄弟。あまりにも美形すぎるのでそれだけでは何故か終わらない(笑)かなり悲惨なシーン連発のはずなのに、この美しさのおかげで爽快感すら感じるのです。コメディも入ったバイオレンスアクションって所でしょうか?もしこういうのが苦手でなければ、こっそりオススメしたい作品です。(あくまでもコッソリね…)あ、、、ちなみに「あなたは私のムコになる」も、かなりオススメのラブコメ映画。ホント笑えます。サンドラ・ブロックってだけでもう笑えます。
2010.06.17
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)6つめの「館」への御招待―自分が何者なのか調べてほしい。推理作家鹿谷門実に会いたいと手紙を送ってきた老人はそう訴えた。手がかりとして渡された「手記」には彼が遭遇した奇怪な殺人事件が綴られていた。しかも事件が起きたその屋敷とはあの建築家中村青司の手になるものだった。惨劇に潜む真相は。 【黒猫館の殺人】綾辻行人 館シリーズも、とうとう第6弾まできましたよ~相変わらず、このシリーズは設定が面白くワクワクしながら読む事ができます。でも、高評価までいかないのは、どうしても期待が大きくなってしまうから。「十角館~」「迷路館~」「時計館~」のように、「アッ!」と言わせるような、大掛かりなトリックやどんでん返しを、つい読者は期待してしまうんです…綾辻さんならもっと書けるよ!と、これからの期待を込めての評価です。…と偉そうな事を言いつつも、見事に騙されてしまいましたけどね~(笑) ≪オススメPoint≫ ミステリ 叙述トリック 霧の屋敷 手記の謎「人形館の殺人」同様、この「黒猫館~」もシリーズでは異色ですねぇある記憶喪失の老人の手記から、過去に起きた事件を探っていくという感じ。ある森に囲まれた館で起こった、奇怪な殺人事件の真相とは…?今回は、ラストの真相には至らなかったものの、比較的簡単に違和感を感じました。それも、地元北海道がネタになっていたから。(霧と熊の多い道東の方です)よく知っている地域だけに、「あれ?これは何か変だぞ?」と。。。でも、その小さな違和感がこんな大きな仕掛けに繋がっているとは!と舌を巻きました。相変わらず驚くほどの伏線ですが、今回はちょっと詰め込み過ぎたでしょうか…次の「暗黒館~」に期待したいと思います! ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.06.16
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)本読みのプロが選んだベストはこれ。古今東西の短編小説から不思議な味わいの傑作を集めたアンソロジーシリーズ、第1弾のテーマは「時をかける恋」。タイムカプセルに入った恋人のもとに通い続ける恋、時間と場所をこえて何度もめぐりあう男女の恋、ひとたび眠るといつ目覚めるかわからない彼女との一瞬の再会を待つ恋─。【不思議の扉 時をかける恋】アンソロジー 時空を超えた恋にトキメキを感じる!……と、そう思われている方は是非この作品を読んでみてください。正直、この本の表紙は……まったくもってセンスがないです何故にこんなに味気のない表紙絵にしてしまったのか、理解に苦しみます(笑)でも、この表紙に騙されないで下さい!!古今東西数多ある短編小説から、選りすぐりの恋愛小説を集めた珠玉のアンソロジー。それも普通の恋愛小説とは一味違う、時空を超えた恋を描いた作品集です。【目次】(「BOOK」データベースより)美亜へ贈る真珠(梶尾真治)/エアハート嬢の到着(恩田陸)/Calling You(乙一)眠り姫(貴子潤一郎)/浦島さん(太宰治)/机の中のラブレター(ジャック・フィニイ) ≪オススメPoint≫ アンソロジー 時空を超えたラブストーリー 切なく温かい恩田さん、乙一さんは、それぞれ「ライオンハート」と「失はれる物語」で読んだので再読。 特に恩田さんの「エアハート嬢の到着」は何度読んでも涙します…時を超えて、何度も生まれ変わるエリザベスとエドワード。でも逢瀬は一瞬だけ。出会ってしまった瞬間から、来世での再会だけを心待ちにして人生を終える切なさ。「エアハート~」は、壮大なラブストーリーのほんの一部分なので、この作品の雰囲気がお好きだった方は、是非「ライオンハート」を読んで頂きたいですジャック・フィニイの「机の中のラブレター」は秀逸。古い机の、隠し引きだしを通して、遠い昔の女性からラブレターが届く。映画「イルマーレ」に設定が似てると思ったら、どうやらこれが元だったようです。 個人的には、韓国版オリジナルのほうが好きです。そして、意外にも(?)良かったのが、貴子潤一郎さんの「眠り姫」。美しく成績優秀な彼女の唯一の欠点は、授業中の"居眠り"。やがてどんどん眠りが深くなり…。主人公の決断と、彼女への愛が苦しい。他の作品も、全て甲乙つけがたい秀作揃いです~未読の方は、是非是非読んでみてください。決して表紙に騙されずに…(笑) ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.06.13
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【ゲド戦記】全6巻(アーシュラ・K.ル=グウィン) 【内容情報】(「BOOK」データベースより)アースシーのゴント島に生まれた少年ゲドは、自分に並はずれた力がそなわっているのを知り、真の魔法を学ぶためロークの学院に入る。進歩は早かった。得意になったゲドは、禁じられた魔法で、自らの“影”を呼び出してしまう。(1巻あらすじ)ゲド戦記。……というと、自分の中ではあまり良い印象はありませんでしたきっと、同じように感じている方も沢山いると思うのですが、あの映画のせい。この本の存在を知るまで、原作が長い歴史を持つ作品だという事すら知りませんでした。でも、尊敬するファンタジー作家さんの「人生を変えた本」の紹介で、「指輪物語」「ナルニア国物語」に続き、なんと「ゲド戦記」があったのです(笑)かなり訝しく思ったのですが、まずは一度読んでみなければ!と挑戦してみました。あまりにも壮大な世界観でした。一読では到底理解できないかも~… ≪オススメPoint≫ ファンタジー 映画原作 竜と魔法 大人向け?映画を観た時は「ゲド戦記なのに、ゲドが主役じゃないじゃん!」と思っていました。むしろ、王子アレンが主役みたいなものでしたよねぇ。。。でも、原作を読んで納得。この作品は、明らかに大賢人ゲドの一生を描いたもの。映画化されたのは、シリーズの中でも3巻目のみ。 (しかも内容もかなり違う・・・)これじゃ、原作者が映画を観て怒るのも当然だよなぁ、全く別物だもの!1~3巻目までは、ファンタジーとして素晴らしい出来です~魔法使いの能力ばかりがあり、思慮深さと知恵が足りなかったゲドの少年~青年時代。恐ろしい影を生みだしてしまったり、闇の墓所で囚われた巫女との出会いがあったり。し・か・し・・・!!! な、何て事だ…4巻に入ると、途端に哲学の要素が入り込んでくるんです。正直大人でも難しいです。これを子供に面白く読ませるのは、とてつもなく難しい気がします…(笑)まぁ3巻から4巻が出るまでに16年も経っているというから、ねぇ。個人的には、3巻で完結していても良かったのかなぁと、ちょっぴり思ったけれど、でも王子アレンの逞しく成長した姿を見られたなら、読んだ甲斐があったというものです! ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
2010.06.10
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お友達の柊さんから、バトンを頂いてまいりました~久々のバトンです、、、柊さん、早速挑戦させていただきます!★お名前は?nanaco☆です。★おいくつですか?25です。いつになったら大人になるんでしょう。★ご職業は?会社員です。★今、悩みはありますか?アルコール摂取量がだんだん増えている事。恐ろしい…!衝動買いをしてしまう事。ふらりとどこかへ消えたい願望に駆られる事(笑)★あなたの性格を一言で言うと?自他共に認めるB型人間です。天邪鬼です。地球外生命体の侵略を受けたら、皆とは別の方向へ逃げるタイプです。★誰に似てるって言われたことがある?高島○子さんに似てるらしいです。小学校の頃から言われ続けてます(笑)★社交的? 人見知りしちゃう?表向きは社交的に振る舞いますが、相当人見知り&ビビり屋です。はじっこが好きです。★人の話にはしっかり耳を傾ける?面白いお話を聞くのは大好きです!自分で話すのは苦手です。時々注意力散漫になって、あちらこちらへ思いが飛んでいきます。。。★ギャンブルは好き? 嫌い?嫌いです。でもドラクエのカジノは好き(笑) ★好きな食べ物、嫌いな食べ物は?好きな食べ物…焼き鳥。ツブ。ウニ。雪見だいふく。嫌いな食べ物…ホルモン。ニラの卵とじ。★好きな飲み物は?ビール!最近はハイボール。とうがらし梅茶。ガラナ。★嫌いな飲み物は?ファンタオレンジ。★恋人はいる?付き合って6年半になります。★彼氏、彼女にするならこんな人が理想:(5つ)気分にムラがない人趣味がひとつでも自分と合う人自分の目を見て話してくれる人「何食べたい?」「何でもいいよ」と言わない人そして何より美青年…!! ダーリン君は違うな。アラブだから。笑★彼氏、彼女と喧嘩をした時、自分から謝れますか?自分が悪ければ謝ります。謝りたくないけど!相手が悪ければ、徐々に心理的にじわじわ追い詰め、謝るよう仕向けます(笑)★親友と呼べるお友達は何人いる?1人かな。 ★バトンを回してきたあの人......正直この人のことは○○である柊さん、言葉遣いも丁寧だしあらゆる面で知識が豊富。とっても素敵な方です!!これからも面白い本や映画、沢山紹介してください♪★今までの自分の経歴で面白いことや自慢できることは?面白い事……うーーーーん。旅行会社にいた時、ロシア領事館に通ってた事でしょうか。ちなみにロシア語どころか英語さえも危いので、基本意思の疎通はジェスチャーです(笑)★これのためなら一食抜ける面白い本に出会えた時!!寝食忘れます。★趣味・特技(いくつでもOK!)今更ですが読書、映画観賞。ピアノ。耳で聞いた曲はすぐに弾けます。(これちょっと自慢。笑)どうでも良いですが倒立前転が得意です。★今、行きたい場所は?熊野古道。トルコ。フィンランド。イースター島。★もし自由に使える10万円があったら何に使う?それはもう、思う存分ハードカバーを買います!!★将来の夢を語ってください。周りに流されない人間になりたいです。そして世界中を周って、様々な人達の日常生活を覗いてみたい。★バトンを回す人の紹介を盛大にお願いします♪(印象付き)どなたか、是非是非貰っていってくださーーい☆お願いします!(><)という訳で、どうでも良いnanacoの自己紹介になってしまいました(笑)息抜きになりましたよ~。。。
2010.06.07
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5月に読んだ本を読書メーターでまとめました~な、なんとっ……10冊以下ですぞ(笑)ここ最近のゲーム三昧の日々が祟ったと見えます。5月の読書メーター読んだ本の数:9冊(小説8冊・漫画1冊)読んだページ数:3415ページ告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)爽快な読後感を求めている読者にはオススメできませぬ。でも、好きか嫌いか?と問われれば、私は好きです。ある幼い女の子の死。その子の母親である女教師の独白から物語は始まります。「愛美は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺された」と。少年AとB、その友人、そして少年の母親の手記。様々な視点から真実に迫っていくのですが、物語がどこへ向かうのか予想もできずただただ夢中でページを繰りました!じわじわと伝染していく狂気が生み出すものは、こんなにも救いようのない結末なのでしょうか・・・。読了日:05月31日 著者:湊 かなえ霧越邸殺人事件 (新潮文庫)館シリーズのようにあっ!と驚くようなどんでん返しはないけれど、吹雪の中突如として現れた霧越邸の幻想的な美しさ、北原白秋の童謡「雨」に見立てた連続殺人・・・約700ページもの長編を、中だるみせず一気に読ませてくれました!いつも人物描写が弱いと言われている綾辻さんですが、この作品は人間ではなく霧越邸が主役なのかもしれない。迷い込んだ人間、そしてその鮮烈な死さえも霧越邸の美麗な装飾の一部に過ぎないと思えるほどの美しさがありました。雪の中、一輪の真っ赤な花が咲いたような死。こう言っては何だけど絵になるなぁ(笑)読了日:05月29日 著者:綾辻 行人そして誰もいなくなる (中公文庫)アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」を下敷きにしたミステリ。名門女子校で次々と殺されていく女生徒達。うーん、正直物足りない。犯人は予想通り(伏線が分かり易過ぎ)だし、テンポが単調なので途中で若干退屈になりました。そして最後のどんでん返し!これにはさすがに驚かされたのだけれど、そもそもこちらは伏線が全くないから分かるハズもないです(笑)また「よもつひらさか」のような背筋が凍りつくようなホラーが読みたい!今邑さんは、ミステリよりもホラーのほうが向いているような気がします。読了日:05月22日 著者:今邑 彩風の影 (下) (集英社文庫)面白かった!!これは今年読んだ本の中で最高の1冊になるかもしれない。下巻に入り、物語は一気に加速し始めます。少年ダニエルの現在と、謎の作家フリアンの過去。ある一つの手記により徐々にその境界線が歪み始め、やがて奇妙な平行線を作りだしていく。フリアンの著書を消し去ろうとする顔のない男の正体、ラストで明かされるあまりにも悲しい真実。「忘れられた本の墓場」「ヴィクトル・ユゴーの万年筆」「古書店」こんな言葉にビビッときた本好きさんには是非是非読んで欲しい作品。傑作です!!読了日:05月19日 著者:カルロス・ルイス・サフォン風の影 (上) (集英社文庫)何だこれ、面白い!!久々に本を読みながら鳥肌が立ってしまった。1945年、生々しい内戦の傷跡が残るスペインが舞台。霧の立ち込めたある夏の朝、少年ダニエルは、父親に連れて来られた「忘れられた本の墓場」で古ぼけた一冊の本「風の影」と出会う。その本の作者である謎に満ちた男フリアン、彼の著書を全て消し去ろうとする顔のない男。現在と、徐々に明らかになるフリアンの過去が交錯していく様はゾクゾクしてしまう。登場人物が多いので、人物関係をきちんと把握して読み進めないと訳が分からなくなるかも(笑)面白い!下巻に進みます♪読了日:05月16日 著者:カルロス・ルイス・サフォンハイドラの告白 (メディアワークス文庫)前作「プシュケの涙」のようなキュッと胸を締め付けられるような切なさや痛みはなかったのが残念。(きっとプシュケが素晴らしすぎたんだろうなぁ)でも今回は恋愛要素を絡めた軽いテンポで、由良兄弟が前作以上に魅力的に描かれていますね。最後の最後でやられましたよ・・・ミスリードされていた事に全然気付かなかった(笑)彼方が未だにあの彼女を引きずっている姿が痛々しかったです。さて、最後の物語「セイジャの式日」はどんな展開になるんでしょう?楽しみです♪読了日:05月15日 著者:柴村 仁バクマン。 8 (ジャンプコミックス)蒼樹嬢の魅力全開の巻です♪福田さんと組み始めてからツンと澄ました表情も減ってきて(それはそれで可愛いんだけど)、ますます可愛さに磨きがかかってきました。やっぱり少年漫画で大事なのってパン○ラなんですか?(笑)確かに女の子が描くのは難しいかもなぁ。新妻エイジと岩瀬の最強(?)コンビが、今後主人公達とどう絡んでくるのか楽しみ!そして、何気に毎回平丸さんと吉田氏のやりとりを楽しみにしている自分がいる・・・。読了日:05月15日 著者:小畑 健木洩れ日に泳ぐ魚やっぱり恩田さんの独特の世界観はクセになる!ある男女がひとつの部屋で過ごす最後の夜。二人が共有してきた秘密とは何なのか?語り手が順番に入れ替わり、徐々に過去の出来事に迫っていく。恩田さんはこういう手法上手いなぁ、心理戦というのかな?決して起伏のある物語ではないのに、二人の間に漂う不穏さや巧みな心理描写に引っ張られてグイグイと読ませてくれます。いつもながら、ラストは余韻を持たせていますね(笑)読後感は悪くないです♪読了日:05月07日 著者:恩田 陸ピアニシモ・ピアニシモ (文春文庫)灰色の世界、地下にあるもうひとつの学校、死者の組・・・天沢退二郎さんの「光車よ、まわれ!」を思い出しました。でも、悪を退治するというファンタジーではないのですね。いじめ、引きこもり、ネット犯罪、性同一性障害。正直、結構重いです。孤独な少年トオルの成長物語として読むのが一番しっくりくるかな。トオルにしか見えない親友ヒカルの存在も面白いです。でも、気になったのが主人公達の妙に大人びた言葉遣い。中1で「曖昧模糊」なんて使っていたかなぁ・・・(笑)読了日:05月07日 著者:辻 仁成読書メーター特に面白かったのは、カルロス・ルイス・サフォンの「風の影」!お友達の珂音さんに紹介していただいた作品です。ある少年が一冊の本を手にし、その謎の作家と隠された過去に迫るわけなんですが、交互に描かれる現在と過去が徐々に繋がってくる所は鳥肌ものです。近いうちにレビューUPします。。。ところで、バクマンのレビュー…公序良俗に反するらしく弾かれてしまったので、○に書き変えました(爆)
2010.06.05
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予約していた「グイン・サーガ」豪華限定版3が届きましたよ~~ちなみに……1と2の画像はこちら今回は第101巻から第130巻、外伝1巻から21巻を収録してあります。これでグイン・サーガ全ての物語が網羅された事になりました!!↓グインファンにはおなじみ、外伝1巻「七人の魔道師」の表紙です。読むのは至難の業!と思いつつも、読み始めるとのめりこんでしまう(笑)やっぱグインは最高です。で、今回の特典はグインの挿絵を全て収録した、モノクロ画集です~あれ、見た事のない絵もある?と思ったけど、忘れてるだけかしらね。。。美しいです。そして加藤さんや天野さんの時の絵はすごく懐かしい。こんな時代のイシュトもいたなぁ、アリストートスもいたなぁ、なんて(笑)↓表紙絵は4人の絵師さんのもの。まさかマーロールが表紙にくるなんてね!記念合本1・2・3あわせて大切な宝物になりました。時々取り出してムフフとしながらも、大事に大事に保管しておこうと思います!近いうちにホント再読しよう。。。
2010.06.02
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