Laub🍃

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７月中に終わらせるタイプ

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鉛筆鉛玉　　　（７ｓ）

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かりそめ　　　（君が僕らを悪魔と呼んだ頃　二次SS）

わたしたちは娼婦だ。……いや…それよりもきっとひどい。親にも言えない。他の所に居る友達にも言えない。なにより。「……娼婦なら、金を受け取れただけマシだったかな」プライドでも。物理的にも。「お前らにも報酬はやってるだろ」「……は？」「平穏」平穏を壊す張本人がよく言う。マッチポンプもいいとこ。それにかりそめの平穏なんてわたしたちにとって平穏でもなんでもない。ただの支配だ。この支配に一本の楔を打ってやる。そこから全部、ひび割れていけばいい。

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ちょこらんみ（日常）

一時期チョコランにどはまりしてたからか、日々の状況に変化があるとそればっかり脳裏に浮かんでくる。・新しい仕事・きつい仕事→通常の世界から夢界に行った時とか谷で滝の裏の裏ステージに行った気分（フルボッコ）・厳しい相手でも接し方や仕事の仕方や立場によってかなり変わる→カミガモリのシュンヴァとか・デイリークエストは塵も積もれば山となる→物理（机の上の惨状）・イベントクエスト（期間限定）とストーリークエスト（常時）がある、そしてストーリークエストで何らかのステージまで行ってないと解放されないイベントクエストがある→イベントクエスト：急に入ってくる誰かがやらなければいけない仕事　ストーリークエスト：通常業務、またそれらを通しての勉強、ステップアップ・初心者時代にピヨピヨ（気絶）した場所で、同様にピヨってる他の冒険者を見る、場合によっては蘇生の魔法かけたりアイテム使う→研修中に一時的にワイが下についた鬼上司／同期に愚痴るワイ／笑う同期／俺はそうはならないと笑う同期／最近になって鬼上司の下につき無理ゲーと愚痴る同期／大人なので笑われたことは忘れることにしつつ相談に乗るワイ（誰にも自慢できないので自分で褒めていくスタイル）・属性によって得意分野が変わる→上司、仕事、取引先との相性もろもろ・職業によって戦いやすい場所や戦術、得意な人数が変わる→計算が得意／力技が得意／話の誘導や説得が得意／段取りが得意などなど・LVによって効率のいい狩場が変わる→仕事内容が経験によってステップアップしていく、なおきつい上司だとLV低くても一応できる仕事を凄くバカにしていたりする…・LVの高い狩場に連れて行ってもらってお膳立てされながらLV上げするけど連れて行ってくれた人の防御が切れたとたん死ぬ→サポートされて出来た仕事をどうすればサポートなしで出来るようになるのか手探り状態・気付いたら一部の仕事が素早くなってる→久しぶりに立ち寄った狩場で無双こういうこと考えつつ仕事したり、一年後後輩にどうやって教えていこうか、どんな先輩でいようか想像したりするのが楽しい。あと仕事の話、それも職務と自分の欲求と他の人の言動の間で板挟みになってるキャラの話が読んでてとても楽しくなってきた。その内自分で昇華する側にもなれたらいいなあ。

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旅路　　　　（７種２次短めｓｓ／外伝後・小瑠璃）

空を飛ぶ。ここ数年で色々な人と一緒に空を飛んだ。未来に来たばかりの頃は、夏Aの皆と。日本の７SEEDS計画の全員と合流してからは、要さん以外の全員と、あたしは空を飛んだ。その時の反応はみんなそれぞれで、固まる人、面白がる人、平然としてる人、嬉しそうにしている人、色々居た。これから方舟の子供たちが目覚めたり、海外の人達と会ったらきっと、その人たちとも一緒に飛ぶんだろう。空を飛んでいると、何かとても懐かしい気がする。足元に、大気の中に、みんなが居る気がするから。だから、みんなに、今の仲間たちと会ってほしい。それはきっと、そう遠くない未来の話。

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そうぐう

現実から逃げ惑って今まで踏み入れたことのない地に入ったらそこで神に会ったからもうこれは運命としか言えないいやもう・・・どうやってくどい自分黙らそうと思ってたからもう・・・私に絶望感与えてくれてありがとうでしかない・・・ごめん・・すごいあまかったわたし・・・もう・・・！正体隠すなんて・・・いけず！！なんて・・・もう・・・いかり・・・いかりしんとう・・・げんかいおたく・・・りふじん・・・

対決の朝に浅瀬で鉢合わせた人達（７ｓ食料調達中）

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ピクスケオリキャラまとめ

ピクスケでたまってきたので整理▼物語未定【オウナオキナ】・鬼族・道具屋主人・常に笑顔【イナン】・鬼族・先輩・怒りっぽい【エトリ】・植物族・始末屋・攻撃力は高いが防御力が低い【トリ＝コロル】・人間・斥候・のんびり屋【青山羊】・幽霊・守護霊（バイト）・元気【アクリ＝ルガッシュ】・幽霊・元奴隷商人・サド【たしか　みとめ】・幽霊・門番・無邪気【ホワイト】・付喪神・ホワイト・潔癖【白宮博士】・人間・博士・愉快犯【黒城博士】・人間・博士・強迫観念に弱い【忘獏さん】・獏・不毛な感情を食べてくれる・素敵な悪食さん▼物語あり▽＜＜悪天転向＞＞【歩智】天使／押しかけ守護霊／皮肉屋【珠】悪魔／押しかけ守護霊／姉御肌【天波胆乃】人の巫女／押しかけられてる／お人よし【獅又】守護神／押しかけられてる／ヘタレ▽＜＜夢の少女＞＞【砦谷真雨】運び屋【刺靑砂尋】改造屋【凍飴氷雨】情報屋▽＜＜名前敵＞＞【いつか】キメラ／夢奪い／したたかおばあちゃん▽＜＜御伽噺の裏側＞＞【螽斯さん】蟲／ヒモ／音楽好きすぎて蟻山さんに追い出される【燕さん】鳥／運び屋／尽くし体質

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服

複数推しの難しさ。下手なことを呟けない。Cの為のB不遇は余程ちゃんと考えてないと言えない。そして他の人の呼び方に左右される。結局A推しの俺ちゃん、B推しの俺ちゃん、C推しの俺ちゃん、考察勢俺ちゃんみたいなつぶやき三銃士ができる。 どの俺ちゃんもは？？？？こｒって思うりつもある。同時に俺ちゃんがこう思われてる可能性も考える。痛い目にあったらそれを次に生かさないとね、ネタにしないとね。その想いから出来上がったのが最近の転生パロになります。

３色絵メモ

ぴくすけの色指定お題使用。桃／赤／橙　黄／白黒／灰　青／緑／青紫8/14　01朝日：#ウィンザーレッド #キナクリドンゴールド #インダレンスレンブルー8/15　02遺構を行こう：#ゴールドオーカー #アイボリーブラック #コバルトグリーン8/16　03ログアウト：#ベネチアンレッド #トランスペアレントイエロー #テールベルト8/17　04くらい：#オペラローズ #ベリレーンバイオレット #パーマネントモーブ8/18　05鍛冶：#カドミウムオレンジ #バンダイクブラウン #オキサイドオブクロミウム8/19　06太陽の国の天使：#ローシェンナ #インディゴ #ウィンザーブルー8/20　07綿毛：#ウルトラマリン #ランプブラック #レモンイエロー8/21　08盆：#カドミウムレッド #ビスマスイエロー #コバルトブルー8/22　09ぶらんこ：#オーレオリン #ニュートラルティント #ウィンザーグリーンイエローシェイド8/23　10夏野菜：#ウィンザーバイオレット #パーマネントサップグリーン #スカーレットレーキ これで３０色目使用、残り６６色、２２組み合わせ。前半終了8/24　11褒章:#ニューガンポージ #ローズドーレ #マンガニーズブルーヒュー 8/25　12翡翠の瞳の花嫁:#インディアンレッド #インディアンイエロー #コバルトターコイズ　　　12'仮眠:#インディアンレッド #インディアンイエロー #コバルトターコイズ8/26　13墓石の向こう:#テールベルトイエローシェイド　#ウィンザーグリーンブルーシェイド　#ウィンザーブルーグリーンシェイド8/27　14中華料理:#フーカスグリーン #パーマネントアリザリンクリムゾン #チャイニーズホワイト8/27　15還暦安居:#カドミウムイエローベール　#アリザリンクリムゾン #バーントアンバー8/28　16夢託す:#パーマネントカーマイン #ビリジアン #コバルトブルーディープ8/29　17獣頭:#ベリレーンマルーン　#グリーンゴールド　#ベイニーズグレー8/30　18曙の朝顔:#カドミウムイエローディープ #コバルトターコイズライト #セルリアンブルーレッドシェイド9/2　19握り潰した日記:#ウィンザーレッドディープ #デイビスグレー #セピア9/3　20応援団:#カドミウムスカーレット #マースブラック #フレンチウルトラマリン9/4　21間欠泉の雨:#キャプトモータムバイオレット #オリーブグリーン #プルシアンブルー9/4　22夜遊び（ゆめにっき）:#ポーターズピンク #ウィンザーイエローディープ #ペリレーングリーン9/5　23飛び降り（ゆめにっき）:#ウィンザーオレンジレッドシェイド #パーマネントマゼンタ #イエローオーカーライト9/5　24落とし物:#キナクリドンマゼンタ #ウィンザーオレンジ #セルリアンブルー9/6　25見たこともない景色（イメソン）:#カドミウムイエロー #マグネシウムブラウン #チタニウムホワイト9/7　26仮眠:#ローアンバー #ターナーズイエロー #ウルトラマリンバイオレット 9/8　27正答迷路:#ネイプルスイエロー #ネイプルスイエローディープ #パーマネントローズ9/9　28大地の檻:#イエローオーカー #ライトレッド #ローズマダージェニュイン9/10 29対岸の快事:#コバルトバイオレット #ウィンザーレモン #フタロターコイズ9/11 30熱血極道教師パロ:#カドミウムレッドディープ #バーントシェンナ #カドミウムレモン9/12 31預けて眠る:#ブラウンマダー #ウィンザーイエロー #アントワープブルー9/13 32殺神の同盟:#キナクリドンレッド #ブラウンオーカー #レモンイエローディープ後半終了。次回から新しい色の組み合わせ開始。

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王様の耳はロバの耳　　　　（１次ｓｓ／グモ微グロ注意）

死体は何も語らない。だから秘密を打ち明ける相手としては死体が最高なのだ。＊会社にずっと魂を捧げるつもりだった。けれど、かみさんが僕のいない間に事故に遭った時も、かみさんの葬式の時も、会社は休ませてくれなかった。僕も休めなかった。休んだらかつての先輩や同期のように、今の先輩や同期や後輩を殺しにかかってしまうと分かっていたからだ。そんなことを１１時、会社の帰り道で考えて、帰宅。会社から電車で１５分なのに、最近娘の寝顔しか見ていない。小学二年生の娘はひどく大人びて、僕の買って放置した総菜や放りっぱなしの衣服などを綺麗に片付けてしまうようだった。二台ある冷蔵庫の片方を開けて、そうしてこうべを垂れる。懺悔するように、祈るように。愚痴を吐く。謝り倒す。酔ってはいない。明日の朝起きられない。それでも彼女が目の前に居れば僕は酔うことができた。彼女は僕のかみさんではない。かみさんは遺体も見ない内に灰になってしまった。彼女は最寄り駅で電車に飛び込んだどこかの誰かだ。朝のラッシュ時、僕は彼女のかけらをおにぎりのフィルムやジュースの紙パックの上に詰め込んで、ビニール袋を庇うようにして、家に持ち帰って、そうして素知らぬ顔で自転車に乗って通勤した。帰ると、娘がメモを残していた。『同居する人が増えたなら　書いておいて　びっくりするから』どうやら娘にどこかの誰かのかけらはきちんと人間として映ったようだった。＊僕は人間として欠けているらしい。だからそれを補う為に必死に仕事をしている。僕が欠けているのなら、そのかけらはどこにあるのだろう。総菜便利グッズ書類その他もろもろで詰め込んでいた穴は傾けるとざらざらとごみをまき散らす。僕は新たにそこにどこかの誰かのかけらを詰め込む。家に帰ると娘と彼女が待っている。そう思うだけで今日も、上司の暴言にも無茶な仕事にも我儘な顧客にも耐えられるのだ。

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神じゃん・・・

萌え語りを拝見し、また反応も返していただいた方が神だった。まじかよ。待ってまじかよ。受け容れきれない。私すごい恥ずかしいじゃん。全然何も考えず浅い知識と考察で語ってたよ。すっげえ恥ずかしいじゃん。しかも多分地雷の話とかしちゃってたよ。どうしようもないじゃん。うわもう…何私…かすむじゃん。本物の神様の前ではどう取り繕っても糞になるじゃん。はずかしい。はずかしい。はずかしい。うわあああああああ。

おべやだっしゅつげーむ　　　　（１次ｓｓ）

あなたは　めをさましたら　とてつもなくきたないへやにいた▼きおくはない▼あたまがずきずきする▼あしもすこしひねっている▼どうやらころんであたまをうってきおくをうしなったようだ▼とりあえずじぶんのきおくをおもいだすべく　しょうそうかんにかられながら　へやをたんさくすることにした▼とびらをしらべる▼おーとろっくまんしょんだ▼かぎもけいたいもさいふもみあたらないいま　うかつにそとにでられない▼・・・さんざんさがしたが　どこにもさがしものはない▼とちゅうでみつけたいかにもあやしいこばこもかぎがひつようなようであかない▼こうしたさがしものは　だっしゅつげーむのばあい　きどうできるPCやメモにばしょのヒントをのこしているものだが　そんなきようなことができていたら　このおべやはできていない▼そしてじぶんのあほさかげんをおもうかぎり　こばこのなかにけいたいやさいふやいえのかぎをいれるまめさもない▼かがみでみたじぶん（せいじんずみ）は　すくなくともかぎをなくしやすいじぶんのせいかくははあくしているはずだ▼あきらめて　PCであそぶ▼きおくをうしなうまえのじぶんが　えろさいとめぐりがすきだったとしる▼きおくをうしなってにどおいしい▼ひがのぼってきた　かーてんのおくがあかるい▼PCもあつくなってきた　いちどさまさないといけない▼PCをなにげなくもちあげた▼＜＜PCとおなじさいずのはこが　ぶんりした＞＞なくしたはずのかぎ、けいたい、さいふ、おまけにどこかのかぎがみつかった▼なぞのこばこにかぎをさしこむ▼＜＜つうちょうとかーどといんかんがみつかった＞＞おもいだした▼きのうはよるおそくにATMでかねをおろそうとしたんだ▼しかしいったらATMがうけつけじかんがいで　しかたなくこんびにでのみものとそうざいをかって　つうちょうとかーどをしまって　れいぞうこにのみものそうざいもしまって　PCで　しごとのさぎょうのつづきをはじめた▼のみものをとりにいったあと　うっかりゆかにまきびしのようにおちていた　なにかのぶひんをふんづけて　とびのいて　〇ーそんのびにーるぶくろをふんで　すべってころんだ▼PCをみた▼仕事はもちろんすすんでいない▼どこかでにわとりのなくこえがきこえた▼▼▼～GAMEOVER～＊＊＊＊＊・探し物は他の探し物途中に見つかる現象・探し物は見つけた後に過程を思い出す現象・あらゆるものがコンボを起こし探し物を見せなくする現象・鬼上司の神殿（部署）にてメンタルLVと掃除の割り切りLVだけは鍛えられた気がするワイ・それでもおいつかない掃除の状況

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タイムスリップらくがき

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砂上の楼閣

ぶらっく

じわじわと。本当にじわじわと、姿は見えてくる。上司、同期、先輩、人事担当の人、取引先といった色々な角度から、色々な条件で。……就職した会社でブラック企業のテンプレがちらほらあってブラックジョークきついわ～としか思えない案件。あんまり言うと身バレしそうなので言わないけど、この間「凪のお暇」で出てきたブラック企業に少ししみじみしたくらいは似てる。とはいえ好きな先輩、尊敬する先輩も何人か居るので、頑張り続けてたらあんな風になれるかなあ、と思いつつ頑張ってる。それと口が悪いけど「今のお前なら〇〇（仕事or判断）が出来る筈だ、やってみろ」と言ってくれたりする上司には（ツンデレに惚れる人の気持ちが分かるなあ…）と思う。気分はマギの魔法学校編。私の上腕二頭筋（パシられすぎ）とストレス耐性はなかなか高まってきた気がする。ちなみにおっとり系上司には（仏）話が長い系上司には（僧侶）サバサバ系・気が短い系上司には（江戸っ子）と思ったりしてる。＊来年の後輩にはこういう事は言うまい来年の後輩どんな感じかなあ来年の後輩の目に私はどう映るかなあそういう事を、上司とのやり取りや仕事で気力がレッドゾーンになってる時に考える。来年、先輩ポジションまでたどり着けるか、その前に力尽きるか分からないけどorzただ本当に色々な人が居て。話される内容や軸も様々で。それらを全て飲み込む必要はなくて。いいとこどりでいいんだよ、と言う話を聞いた時は少し気持ちが楽になった。いいとこどりで、そして、できることを、できるときに、やる。モーニングで連載されている「働く細胞BLACK」の如く、労働環境がホワイトになることを祈りつつ、自分に出来る事をしていこうと思う。ハラ…？と思う事含めてあらゆることのメモを取りつつ。

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子々孫々に伝えていく　　　（７ｓ未来捏造）

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君から問いを貰った答えを 送り続けて18年（７種イメソン替え歌／安居＋要）

１年目はがむしゃらだった５年目には粉が付いた９年目は問いが増えた１３年目も僕らは変わらない１７年目俺らは眠りについた１８年目にもまだ会えない毎日が怖くて不安で どうか一目見たかった なにか一言訊きたかった １８年目にやっと会えた全部聴いてかき消したあなたはまたいなくなった 答えはまだ来ない 答えはまだ来ない

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警察官×葬儀屋　　　　　（戦乱転生別ver）

彼が葬儀屋をやっていると知ったのは、殉職した上司の葬儀でのことだった。　僕は彼を知っていた。だからことさらよく話しかけた。　上司とは大して親しくなかったし、そこまで惜しむ相手とも思えなかったけど、正義漢の彼ならきっと好むだろう、いかにも悼んでいるという態度を取った。　実直で素直で、ひねくれた大人にとっては眩しいけれど危うくも思える彼は容易く乗ってくれて、そうして共に犯人ーといっても薬や銃なんかを扱う組織の一員ということしかわかってないがーをとっちめようという話になった。　僕の好きな彼のままだった。　彼の人脈や僕の情報網で、徐々に彼らは追い詰められた。　そうしてハッピーエンド、彼らは全員死ぬかお縄についた。　こうしてこの地域は平和になった。　お互い暇なのはいいことだなんて彼と笑いあって、そうして生きていくつもりだった。　それなのに。「この野郎…よくも……！」　ああ皮肉にも僕は、不相応に高い所に立ってしまったせいで、狙いやすくなってしまったらしい。　町の平和を称え、活躍した者に褒賞を与えるその場で、よりにもよってこんな凄惨な場面が広げられるなんて。　怒号と、捉えられて喚く犯人の泣き声が遠くに響く。　鈍い振動、傾いて直後ぶれる世界に赤い花が散る。　　彩られるのは、倒れた先にある彼の顔。　そういえば彼の葬儀で、赤い花を見たことがないな、なんてどうでもいいことが過る。　群衆の中、酷い顔で手を伸ばす彼は、いつかの彼と重なって。　僕は微笑む。　どうか、君は最後まで生きてと。＊　あいつは手柄を立てたがっていた。　俺に誇れる手柄を。　俺に認められる手段として。　昔の俺はそれに気付けなかったし、気付いたとしても矜持が邪魔して、補佐どころか応援さえできなかっただろう。　負けたくなくて、生きていたくて、そうして俺はあいつを助けなかった。　伸ばした手の中はいつも空っぽで、すり抜けて、どんなに鍛えた腕も役に立たなくて、俺はあいつの頭上で蹲っていた。　だがあそこで死んで生まれ変わってから俺はあいつに本当に会えた。　死体でなく、ゆめまぼろしでもなく。　だから今度こそはあいつを支えようと決めた。　俺を支えたあいつが死んだのなら、　あいつを支えた俺が、今度は死ぬはずだから。　……それなのに、どうしてまたこうなる。　俺の目の前、あいつが倒れている。　昔と同じように血まみれで。　俺も殺されるかもしれなかったのに、あいつだけ。　嘘だ。　震える手を、重ねる。　血が湧き出る腹。　肝臓だとしたら嫌になるくらいいい狙いだ。　近くに居た医者のような人が応急処置をしているが、間に合うかどうか。　それでも握る。　あの日届かなかった手が、今ここで、少しでも温かいものと触れているから。「起きろ」「まだ終わってないだろ、主人公」終わらせない。終わらせるな。今度こそ、一緒にゴールするんだろ。

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ー蓮始開ー蓮池の女神

気まぐれで願いをかなえてくれるのじゃロリ

正義のカード　　　　（１次ｓｓ）

正しいならばなんでもしていいとか、正しいならばなんでも言えるとか、そういうことは強い奴の理屈だ。ましてや、弱い者を庇う為に正しさを守れなかった場合、庇う人と責め立てる人、一体どちらが本当に正しいのか。＊正義のカードを選べ。お前はそうありたいんだろう。言葉に出さず、俺はずいと手札を前に出す。この手の中にはジョーカーとハートのエース、そしてハートのエースが主張するように上に飛び出している。ジョーカーは切り捨てる道だ。父が兄を、そうして俺が、俺を庇って窮地に陥った兄を。ハートは許容と和解の道だ。それなのに、父はカードを振り払い、そうしてジョーカーを奪い取った。どうしようもなく疑り深くなって、そのせいで自分で自分の首をしめる。それは俺にも経験のあることだ。そうして昔俺は友人みんなに切り捨てられたのだ。だが俺は、父も兄も、絶対に手放さない。そうして繋ぐことだけが、たった一つの俺の正義だから。「もう一度勝負だ」今度こそ、心に浮かぶカードだけは、捨てないように守り抜くんだ。

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誰やねんお前

複数推しの難しさ。下手なことを呟けない。Cの為のB不遇は余程ちゃんと考えてないと言えない。そして他の人の呼び方に左右される。結局A推しの俺ちゃん、B推しの俺ちゃん、C推しの俺ちゃん、考察勢俺ちゃんみたいなつぶやき三銃士ができる。

酔っぱらい　　　（SS)

今日はよっぱらいに注意！だなんて携帯の占いを見て、はっと笑ってた。あたしは下戸だ、そもそも酒を飲む機会もない社畜だ、そんなことにならないと思ってた。結果がこのざまだ。あたしが何に酔ったか？自分酔いだ。後輩があまりに聞き上手なもんだから自分に酔ってくそみたいな自分の論を垂れ流してしまった。挙句被害者の後輩は翌日からあたしのことを完全に避けてる。あーくそ。やっちまった。馬鹿だあたしは、どうしようもない馬鹿。夢を語ったんだ確か。その夢がいかに美しいか。そしてその夢とあたしがいかに親和性がいいか。語っちまったんだ。くそったれ。あたしは自分の身のみならず相手のことさえ穢した糞野郎だ。死んだ方がいいんじゃないのかもう。だけど朝は無情にもやってくる。後輩の振る舞いは他の皆にも伝わるだろう、そしてあたしが糞野郎という話に落ち着いてしまうのだ。触れないほうがいい奴、ゲロ野郎、どうしようもないゴミ。いくらあたしがあたしを罵ったところで失った信頼は帰ってこないのに、自己満足の為だけにこうして延々と愚痴を垂れる自分の酔ってるあたしはやっぱりどうしようもない屑だ。

嘘吐きは泥棒の始まり　　　（１次ｓｓ）

俺は人が信じられない。俺は人を陥れるから。俺は人の嘘が分かる。俺は人に嘘を吐くから。俺は人前で泣かない。俺は人前で泣く奴を弱いと思うから。そうすることが俺の生きる術だった。そうすることが家族を守る術だった。だけど、どうしても、じりじりと奪われる。神様は妻の寿命を奪う。会社は俺の時間を奪う。周囲が示し合わせて嘘を吐いても俺達にはどうしようもできないように、人に立ち向かえない相手による暴力には俺達はどうしようもできない。どうしてこの世界には嘘吐きばかりなんだろう。大丈夫、大丈夫と言っておいて結局大丈夫じゃなくて、全て失った後に後悔する。そうしてきっと俺も、子供や部下に同じような思いをさせるのだろう。世界が少しでも何かを変える鍵をくれたらいいのに、今日もそれは見付からない。そうして俺がそれになるには、俺は少し錆びすぎてしまった。

ake

あしあとをたどる

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塾講師×葬儀屋　　（戦乱転生／BL）

沢山の死を見送った。　人の営みの根幹に位置するこの仕事なら、医者と同様に、どこかにいるかもしれない彼らと少しは関われると思った。　……けれど今日も俺は、誰一人として見付けられない。＊　俺はよく、子供から青年の葬儀を担当する。　若くして亡くなった人々やその遺族の痛ましさに耐えきれないという同僚に代わりを願い出る……それだけではない。　俺が昔見殺しにして、弔いもろくに出来なかったあいつらを思い出すから。自然と、俺は前に進み出ているだけの話だ。　むかしむかし、俺がこの世に生まれ出る前、俺は子供がみんな死んでいく世界に生きていた。　そうして俺含め少数の子供だけがやがて青年になり、そうして子供たちを殺した奴らと同じ大人になり、老いて死んだ。　死ぬまであいつらに見立てた墓石への土産は欠かさなかった。　そうして俺は今もこうして生きている。生きているから、弔う。　あいつらに似た子供たちを。「……葬儀屋さん、ですか？」「……ええ、そうですが……あなたは、どなたの……」　振り返ったそこに、赤。　とっさに手を見下ろす。俺を庇ったあいつの赤に溢れているはずの。「ど、どうしました？」「いや、なんでもない」　言いつつ、目の前の塾講師だという彼の道案内をする。　困ったら何でも俺に訊いてきたあの姿があいつに重なる。　幼い、そこまで関りもない人間の為に涙を流す姿があいつに重なる。　頼りなくて優しくて、でも肝心なところは頑固で……　あいつが大人になっていたらきっと、こんな姿だったんだろう、と思わせるその姿。　涙に濡れた目から、その幼い仕草から、俺は目が離せなかった。

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rakugaki

手を伸ばせば届きそうな距離になったからこそ嫉妬してしまう。神と神同士のやり取りを人ごととして眺められない。ああ私は神にとっては民にすぎないのだなあと実感する。何を作っても捧げものにすらならなそうだから祝詞だけ送る。

強者で弱者　　　（１次ｓｓ）

化け物じみて強い自分が好きだ。なのに時々ひどく死にたくなる。小説を読んでいて、人と会話をしていて、看板を見て、ふと蘇るトラウマと脅迫観念。お前さえ居なければという声にならぬ声。記憶はいつもの自分の顔よりはるかに生々しい。自分が傷付けた相手。自分が壊した絆。自分さえ居なければ起こらなかった失敗。自分が間に合わなかった全ての終わり。いっそ子供の頃のように、すべてを箱に詰めて忘れていれば、それらは飛び出すまではなかったことになるのに、そうしない。そうできない。そうしたらきっともっと取り返しのつかないことになる。まずい、どうしようもなくあつくてうるさくてわずらわしい記憶。それでも前に進む糧に使わなければ、それらは延々と金魚の糞のようについてまわるのだ。擦り付ける水草のような相手も居ない。なにより、それらを封じ込め続けたり、何も感じなくなるようになったら、本当の化け物になってしまう。だから食らい続けた。栄養にしたかった。何をされてもいわれても、こたえていないような、それでも身の糧にはしているような、そんな人間が理想だった。泣き上戸のような、あるいは怒り上戸のような、あるいは説教魔のような、そうした、醜いものにはなりたくなかった。だから少しだけ自分の体を、他人に見えない所を傷付けて、そうして笑顔で現実に戻る。がんじがらめの世界で、少しでも長く息をする為に、笑顔の仮面の裏で必死に息をする。いくら造った尻尾を掴まれても、本当の尻尾を掴まれないように。心に響かせようとして、踏み込んで潰そうとしてくる罵詈雑言は出来る限り段階を経て芯に届くように。何層もの障壁を、日々更新していくように。それを嘘吐きと人は言うのだろうけど。