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(氷雪の山河に降り注ぐ朝の光:その3)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回はいよいよ最終回ですが、その他(ビール)をご紹介します。<ビール> 英・Beer 効能:動脈硬化、ストレス解消 ビールは大麦の麦芽とホップと水が原料の醸造酒。ビールの主成分はアルコールと3~4%のエキスで、エキスの大半は炭水化物で少量のタンパク質も含まれる。このタンパク質はビールの泡立ち味覚に大いに関係している。ビールは赤ワインなどと同様に、適度(1日大びん2本以内)に飲むと、動脈硬化を予防してくれる善玉のHDLコレステロールを増やす作用がある。フィンランドのピエトネン博士がフィンランド人男性の食生活を分析した結果、毎日ビールを1~2杯飲む人はまったく飲まない人に比べ、胆石のできる危険性が40%に下がることがわかったとのこと。その理由として、ビールの利尿作用と原料のホップが胆石の構成成分であるカルシウムの排泄を促すことをあげている。 ただし、ビールは尿酸のもとになるプリン体を含むので、飲みすぎると高尿酸血症、痛風になる危険性が高まる。また、体を冷やす「陰性食品」でもあるから、冷え性の人は陽性食品のつまみを一緒に食べるとよい。おすすめなのがピーナッツである。ピーナッツは高栄養食品であり、動脈硬化を予防する作用やアルコール代謝を促進する作用、抗ストレス作用もある。また、冬にビールを飲むときは体を冷やさない黒ビールを選ぶとよい。以上です。食物効能について74回に亘りご紹介してきましたが、とりあえず今回を最終回とさせていただきます。いままで継続して読んでいただき、本当にありがとうございました。少しでもあなたのお役に立ったのなら、これ以上嬉しいことはありません。しばらく休憩してから、新たな題材でスタートするかも知れません。それまでは、先日アメブロ・デビューした下記ブログをご覧いただければ幸いです。http://ameblo.jp/foryou00201000/ 1月23日(土)朝 おさむ
2010.01.23
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(氷雪の山河に降り注ぐ朝の光:その2)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回はその他(日本酒)をご紹介します。<日本酒> 英・Sake 効能:ガン予防 すべてのアルコール飲料は、糖または炭水化物の糖化物を原料にし、酵母によってアルコール発酵させたものである。日本酒、ビール、ワインなどの発酵させたものをしぼっただけの醸造酒とウィスキー、ブランデー、ウォッカ、焼酎など、醸造酒を蒸留して造った蒸留酒がある。醸造酒はアルコール分が低くエキス分が高い。これに対し、蒸留酒はアルコール分が高くエキス分が低い。東洋医学的には、ウィスキーの原料は涼性の大麦であるので、ウィスキーは陰性食品である。日本酒やブランデーは、その原料が陽性と陰性の中間の性質をもつコメやブドウなので、間性~陽性食品ということになる。デンマークでの調査で、ワインを週14杯以上飲む人の肺ガン罹患率は、飲まない人に比べ約50%も低いのに対して、蒸留酒を飲む人は逆に50%も高いということがわかっている。日本でも、秋田大学医学部の滝沢名誉教授が「日本酒にはガン細胞の増殖を抑える働きがあるが、ウィスキー、ブランデーなどの蒸留酒にはその作用がない。日本酒に含まれるアミノ酸や糖類などのエキス分にガンを抑える効果があるらしい」と発表している。従って、エキス分を多く含む醸造酒のほうが、健康効果が高いという結論になりそうだ。 ただし、焼酎は血栓を防ぐウロキナーゼの産生を高める作用がある。以上です。次回はいよいよ最終回(ビール)になります。今週の寒さは厳しかったですが、徐々に和らぐとのこと。健康管理については、些細なことでも油断せず留意くださいね。 1月16日(土)朝 おさむ
2010.01.16
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(氷雪の山河に降り注ぐ朝の光:その1)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回はその他(豆腐、納豆)をご紹介します。<赤ワイン> 英・Red Wine 効能:ガン予防、ストレス解消 ワインの歴史は人類の歴史と同じくらい古い。ブドウにワイン酵母を加えて発酵させた醸造酒がワインである。赤ワインは赤色、黒色のブドウの果実をつぶして、果汁、果皮ともに発酵させて造り、白ワインは緑色、赤色のブドウの実のしぼり汁を発酵させたものである。赤ワインの渋みは、抗酸化作用があるカテキンが、ワイン貯蔵中に重合して醸し出される。さらに赤ワインには、善玉のHDLコレステロールを増加させるポリフェノールが白ワインの10倍もの量が含まれている。 「ワインに含まれるポリフェノールは心臓病、脳梗塞、ガンの予防に役立つほか、ストレスの解消にも役立ち、緊張感を取り去り、血圧を下げる」という発表や、ワインを毎日3~5杯飲む人は、飲まない人に比べて、循環器系疾患での死亡率が56%も低かったとの調査効果もある。さらに、「ワインやブドウに含まれるレスブラトロールという物質が発ガンを抑制し、ガンの転移を防ぐ」という発表もある。古くからワインが「薬」として用いられてきたのも頷ける。また、赤ワインには造血成分の鉄が豊富に含まれている。漢方的にも外観が赤いワインは体を温め、血行をよくし、種々の病気の予防や治療に効果があると考えられる。以上です。赤ワインが「薬」としての効果があることを考えると、もっと愛用すべきでしょうね。次回は「日本酒」をご紹介します。いよいよ、この健康食材シリーズも終盤に近ずいてきました。新たな日に感謝し、今日も「利他行」でいきましょう! 1月9日(土)朝 おさむ
2010.01.09
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(オーストラリアの深海の魚たち:その2)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回はその他(豆腐、納豆)をご紹介します。<ココア> 英・Cocoa 効能:強壮・強精、整腸、ガン予防 古代マヤ人は、カカオビーンズを煎って種皮と胚芽を取り除いたあとのニブ(胚乳)を摩擦し、圧搾したときにできるココアバターの一部を除去して粉末にしたものが、現在のココアである。 ココアは高タンパク、高脂肪食品である。とはいえ、脂肪は植物性脂肪であり、摂りすぎないかぎりは高脂血症を促すことはなく、むしろ抗脂血的に働く。 ココアには、ビタミンA・B群・Eなどのビタミン類、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウムなどのミネラル類も豊富に含まれている。とくに「セックス・ミネラル」と称される亜鉛の含有量の多さは生姜などと同様に特筆に値する。ココアには食物繊維の一種のリグニンも含まれている。腸内の有用菌を育てて整腸作用を促し、便秘を防ぎ、余分なコレステロール、脂肪、糖分、発ガン性物質を排泄し、高脂血症、糖尿病、ガンの予防役立つ。ココアには緑茶、紅茶と同様に、活性酸素を除去するカテキン類も豊富に含まれている。カフェイン含有量はお茶やコーヒーに比べると少ない。またココアは熱帯産だが、体を温める「陽性食品」である。<チョコレート> 英・chocolate 効能:高栄養、強壮・強精 古代マヤ人はココアを強壮・強精剤として愛用していた。南米から欧州に伝わったココアは、やがて粉にして菓子を作る原料にも用いられた。そして、1876年にスイスではじめてチョコレートが作られる。チョコレートは高タンパク、高脂肪、高糖質、高カロリー、高ビタミン、高ミネラルの食品である。 漢方の観点から見ると、ココアは熱帯産ではあるが、体を温める「陽性食品」である。硬い(水分が少ない)種子が原料であることと、外観が濃いこげ茶色であることによる。ココアを原料としたチョコレートは、栄養価が非常に高く体を温めるので、非常食としても最適である。冬山で遭難して救助された人が、「チョコレートと水で飢えをしのいだ」という言葉をよく口にするのもうなずける。 2月14日はバレンタインデー。女性が男性にチョコレートを贈る習慣がすっかり定着した。女性たちはチョコレートが高栄養で、強壮・強精作用、ひいては催淫作用があり、心身の情熱を燃やす食べ物であるということを知っているのだろうか。以上です。次回は(赤ワイン、日本酒)をご紹介します。いよいよ年末ですね。明日からは今年の反省と来年の計画をしたいものです。 12月27日(日)朝 おさむ
2009.12.27
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(オーストラリアの深海の魚たち:その1)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回はその他(豆腐、納豆)をご紹介します。<緑茶> 英・Green tea 効能:殺菌、抗毒、覚醒、利尿、美肌、風邪の予防 緑茶はツバキ科の茶の木の新芽を蒸して乾燥させたもの。漢方では、「血を清め、尿を通じ、食欲を益し、疲れを癒し、心身を爽快にする」とする。 含有成分のカテキンは、脂質代謝を改善し、血中コレステロール、中性脂肪を低下させる働きがある。エビガロカテキンは、殺菌・抗毒作用があり、コレラ菌、赤痢菌、O157、風邪のウィルスを殺菌する作用をもっている。風邪のときののどの痛みには、緑茶でうがいをするとよい。またピロリ菌も殺菌するため、胃潰瘍や胃ガンも防ぐ。 また、これらのカテキン類は活性酸素を除去する作用もあり、緑茶は万病を予防するといえるだろう。そのほか、緑茶に含まれるカフェインには覚醒作用、利尿作用がありストレス解消にも奏功する。さらにビタミンCが豊富であり、風邪の予防や美肌に効果がある。ただし、体をあまり動かさない人が飲みすぎると、有害になることがある。リウマチや、頭痛や神経痛、腰痛や関節痛などの「痛み」の病気は、漢方では「冷え」と「湿気(水)」によって生ずると考える。緑茶は体を冷やす陰性食品であり、体を動かさない人がお茶や果物などで水分を摂り過ぎると、体内に水分過剰=「冷え」を招き、それらの病気の要因になりやすい。<紅茶&ウーロン茶> 英・Tea&Oolong 効能:殺菌、抗毒、覚醒、利尿、美肌、風邪の予防 ツバキ科の茶の木の新芽を萎びさせながらよく揉み、酸化酵素の働きで全発酵させたものがウーロン茶である。発酵させることにより、茶葉に含まれるカテキン類が酸化され、テオフラビンやテアルビジンに変化して、赤色や褐色の色調と香気を持ったお茶が出来上がる。 茶はインドが原産、つまり南方産のものであり、体を冷やす陰性食品である。インドを統治していたイギリス人が緑茶のあまりのおいしさにイギリスに持ち帰った。しかし「体が冷えておいしくない」ことを悟り、やがて体を温める紅茶を飲むようになったわけである。紅茶は紅茶は発酵させて、赤(黒)に変化しており体を温める食品である。ウーロン茶も同じ作用をもつ。紅茶にはカテキンも豊富に含まれている。 紅茶に一つまみのおろし生姜とハチミツや黒砂糖を入れた「生姜紅茶」は体を温め、利尿作用にも優れている。実践した人からは、「体重が減った」「むくみがとれた」「血圧が下がった」「便秘がよくなった」との喜びの声が聞かれる。毎日2~3杯飲むとよい。以上です。次回は(ココア、チョコレート)をご紹介します。ここ2,3日は寒さも厳しくなってきましたが、一日一日健康に留意ください。 12月20日(日)朝 おさむ
2009.12.20
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(朝方の港の光景:その3)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回はその他(豆腐、納豆)をご紹介します。<豆腐> 英・Bean curd 効能:栄養食、抗血栓、健脳 豆腐は中国、漢の高祖の孫、准南王劉安が考案したとされている。日本へは、遣唐僧らによって伝えられた。江戸時代以降になり、一般庶民の口に入るようになった。『豆腐百珍』などの豆腐料理の解説書が出版されたことからみると、当時の豆腐人気がわかる。昔から豆腐は日本人には親しみのある食物である。 豆腐は栄養学的に非常に優れた超健康食品である。優れた植物性タンパク質と高脂血症を予防するリノール酸やリノレン酸などの不飽和脂肪酸、脳の働きをよくするダイズレシチン、カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄などのミネラル、ビタミンB1・B2・Eをバランスよく含んでいる。しかも、消化吸収率がほぼ100%であり、胃腸病の人、赤ちゃんやお年寄りには格好の栄養補給食品である。昔の高僧に、精進料理だけを食べて長寿を保つ人が多かったのも、この豆腐の栄養価のおかげだったと思われる。『本草綱目』にも、「中を寛くし、気を益し、牌胃を和し、血を清め、熱を散ずる」とある。昔から脳卒中や打撲傷には、豆腐の湿布が重用されてきた。 豆腐は白く、体を冷やす陰性食品である。冷え性の人が食べるときは、湯豆腐や味噌汁など熱を加えて陰性食品に変化させてから食べるとよい。<納豆> 英・Fermented soybeans 強肝、抗脂血・抗血糖、下痢、便秘、ガン予防 納豆は、「稲のわら」に包まれた大豆が発酵し偶然できたもので、古く中国から伝わった。日本では、最初寺院で作られ、やがて僧房の納所で作られるようになったため、「納豆」と呼ばれるようになった。タンパク質を分解するプロテアーゼ、デンプンを分解するアミラーゼ、脂肪を分解するリパーゼのほか、カタラーゼ、ウレアーゼ、トリプシンなど種々の消化酵素が納豆が作られる過程で生成される。このため、納豆は消化がよい。納豆には強肝作用や抗脂血作用があるビタミンB2・B6が多く含有され、血栓溶解に役立つナットウキナーゼも含まれている。納豆を食べると大量の納豆菌が腸内に入り、腸内の悪玉菌や病原菌を殺し、下痢や便秘、さらに発ガン物質の発生を抑えてくれる。また、納豆をつまみにすると悪酔いしない。『本朝食鑑』でも、「腹中をととのえ、食をすすめ、毒を解す」とある。 昔から、ネバネバした食品は滋養強壮作用があるとされるが、納豆も例外ではない。またアルギニンも含まれており、強壮・強精作用の一翼を担っている。納豆は体を温める陽性食品である。納豆を食べるときは、大根おろし、ネギ、青ノリ、シソなどビタミンAやCを加えると栄養のバランスがさらによくなる。以上です。やはり、昔ながらの豆腐、納豆の効能は素晴らしいですね。次回は(緑茶、紅茶&ウーロン茶)をご紹介します。来週からは冬将軍、寒さも厳しくなりますが、健康管理には十分留意ください。 12月12日(土)朝 おさむ
2009.12.12
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(朝方の港の光景:その2)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回はその他(味噌&醤油、黒砂糖&ハチミツ)をご紹介します。<梅干> 英・Pickled ume 効能:食欲増進、消化促進、防腐、万病予防 ウメは東部アジア温帯地域原産のバラ科の小高木。日本のウメは、中国渡来のものと原産種。梅干は日本独特の食物である。 梅干に含まれるクエン酸、リンゴ酸、コハク酸などの有機酸は、だ液や胃酸の分泌を促す。それによって、食欲増進、消化促進に役立つ。とくにクエン酸は、疲労物質の乳酸の燃焼を助けて疲労回復を促す。昔のお弁当には梅干が必ず入っていたものだが、梅干の有機酸、とくにキエン酸には殺菌作用があり、またベンズアルデヒドや安息香酸に強力な防腐作用があるためである。抗生物質のなかった第二次世界大戦中の日本では、下痢、腹痛のみならず、腸チフスあ赤痢にも梅干を用いていた。 一日最低1個の梅干を食べると、万病の予防・改善につながる。風邪には、梅干を黒焼きしたものを湯のみに入れて、熱湯を注ぎ飲むとよい。二日酔いや乗り物酔いには、お茶に梅干を入れて飲むとよいだろう。<ラッキョウ> 英・Shallot 効能:疲労回復、血液浄化、狭心症、心筋梗塞 中国原産ユリ科の多年草。日本には、中世に伝わり薬用として用いられた。江戸時代から次第に食用にされるようになった。 ニラ、ニンニク、ネギ、タマネギと同じく、アリウム属の野菜であり、同様の薬効がある。薬効の主役はジメチル・トリスルフィドやメチル・アリルトリスルフィドなどの硫化アリルである。これらはビタミンB1の吸収を助け、疲労回復、こりや痛みを改善する作用がある。また、血液の流れをよくして、血液を浄化することは以前から知られている。心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈に作用して、冠動脈を拡張したり、血栓を溶かすことが確かめられている。 ラッキョウとキカラスウリを酒と水で煎じて飲む、漢方薬の「活呂交白白酒湯」は、狭心症や心筋梗塞に使われる薬である。狭心症の胸の痛みや、心筋梗塞の予防には、ラッキョウ漬けを1日3~4粒食べるとよいだろう。以上次回は日ごろ、お世話になっている(豆腐、納豆)をご紹介します。寒さが厳しくなってきていますが、気持を引き締めて今年のラストスパートをかけましょう! 2月5日(土)朝 おさむ
2009.12.05
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(朝方の港の光景:その1)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回はその他(味噌&醤油、黒砂糖&ハチミツ)をご紹介します。<味噌&醤油> 英・Soybean paste & Soy sauce 効能:防腐、抗血栓、抗コレステロール 日本の味噌は、ゆでたダイズに塩と麹菌を混ぜ合わせ、発酵・醸成させて造る独特の発酵食品である。味噌には炭水化物、脂質や良質のタンパク質が含まれる。コメを主食とする日本人には不足しがちなリジンやスレオニンなどの必須アミノ酸を補ってくれる。また、味噌には強い防腐作用があるため、味噌漬けは冷蔵庫のない時代の貴重な保存食であった。『本朝食鑑』には、味噌は「腹中を補い、気を益し、脾胃を整え、心腎を滋し、吐を定め、腹下しを止め、...病後の痩せ衰えを壮にする...」とあり、まさに万能薬といえる。ニコチンの毒を消し、血中コレステロール低下作用もある。 日本の醤油もまた、ダイズ、コムギ、塩、水を発酵させて造る独特の調味料である。醤油には300種類近くの香りと味の成分が含まれていることがわかっている。食物の臭みを消すのに用いたり、熱い番茶に醤油とショウガ汁を加えて飲むと体が温まり、胃腸病、冷え、貧血に効く。 最近、シンガポール大学のバリー・ハウエル教授が、醤油は「血液の流れをよくし、血栓をを防ぐ作用がある」と研究発表がされた。<黒砂糖&ハチミツ> 英・Brown Sugar & Honey 効能:カルシウム補給、強壮、殺菌、鎮静、入眠、整腸 文明が進むとともに砂糖の摂取量は増えていくものである。ところが、白砂糖はビタミン類やミネラル類をほとんど含まず、99%以上が糖質からなっている。このため糖尿病や肥満、虫歯の要因になるとして忌避されがちである。 しかし、黒砂糖やハチミツには、その脂質を体内で利用・燃焼するのに必要なビタミンB1やB2などのビタミン類やカリウム、鉄、亜鉛などのミネラル分も存分に含まれる。とくに、黒砂糖のカルシウムの含有量は白砂糖の150倍もある。むしろ、黒砂糖摂取は骨・歯を強くする。また、亜鉛には強壮作用がある。 ハチミツは強力な薬効がある。古代エジプト時代より解熱剤、緩下剤、止痢剤、回春剤などとして用いられていた。科学的にも、殺菌効果、脳神経伝達物質、のセロトニンの産生、分泌を促進することによる鎮静、入眠効果、整腸効果などが明らかにされている。最近発見されたイソマルトオリゴ糖が、腸内のビフィズス菌の増殖を助け、腸の免疫細胞を活性化し、ガンを予防することがわかっている。『本草綱目』に、「万病に効く不老長寿薬...」とあるのもうなずける。以上です。次回はあなたの好きな(梅干、ラッキョウ)をご紹介します。今日も感謝、感謝、そして感謝を忘れずに一日を生きましょう! 11月28日(土)朝 おさむ
2009.11.28
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(夕日に赤い帆:その3)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回はその他(ヨーグルト、植物油)をご紹介します。<酢> 英・Vinegar 効能:食欲増進、殺菌 酢は古くから重要な調味料として使われてきた。日本では米酢、欧米ではワインヴィネガーやリンゴ酢が主である。 米酢など醸造酢に含まれる酢酸などの有機酸は、食欲増進作用をもつ。疲労物質の乳酸を分解し、疲労回復効果も発揮する。脂や刺身などの生ものを食べるときに酢を使うのは、殺菌作用があるためである。また、20種類以上のアミノ酸が含まれ、うち7種は抗肥満アミノ酸と呼ばれる。肥満を防ぎ、コレステロールを低下させ、脂肪肝を防ぐ働きがある。 アメリカのバーモント地方には長寿者が多く、ガン、高血圧、心臓病、糖尿病などの生活習慣病者が少ないことが知られている。その秘訣は、リンゴ酢とハチミツのドリンクを飲む健康法にあるとされている。それぞれ小さじ2杯ずつを水に溶かして飲むとよい。 こうした超健康食品である酢も、体を冷やす陰性食品である。冷え性の人は、黒酢を用いるとよいだろう。<塩> 英・Salt 効能:保温、気力・体力向上 塩は旧石器時代より存在する最古の調味料である。貨幣の代わりに使われたこともあり、給料を意味するサラリーの「サラ」とは古代ローマ時代に兵士の給料を「塩=サラ」で支払ったことに由来している。 塩は栄養素として、人間にとってなくてはならないものである。人間は塩分を失うと、食欲不振、消化不良、疲労、嘔吐などの症状をきたし、ひどくなると死につながる。大切な栄養素であるにもかかわらず、現代医学・栄養学では、塩分は高血圧や心筋梗塞、胃ガン、腎臓病を誘発するとして敵視されている。しかし、コーカサス地方の長寿者たちの塩分摂取量は相当なものである。当地の長寿研究者に、この地域の人はこんなに塩分を摂っているのに、なぜ健康で長寿なのか、と尋ねたことがある。すると「塩分は体を温め、気力・体力を増し、健康を保つうえで一番大切な栄養素だ。体内にたまるとたしかに生活習慣病の原因となる。しかし、労働や運動で発汗して排泄すればなんら問題はない。」との答えが返ってきた。つまり、現代人が敵視すべきは運動不足であって、大切な栄養素である塩分を敵視するのは本末転倒も甚だしいといわなければならない。 なお、塩はミネラルを存分に含む粗塩を用いるに越したことはない。以上です。日常使用している、酢や塩について新しい発見がありましたか?次回は「味噌&醤油、黒砂糖&ハチミツ」をご紹介します。 11月21日(土)朝 おさむ
2009.11.21
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(夕日に赤い帆:その2)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回はその他(ヨーグルト、植物油)をご紹介します。<ヨーグルト> 英・Yoghurt 効能:整腸、ガン予防、骨粗しょう症 ノーベル賞を受賞したロシアのメチニコフ博士は、「コーカサス地方(現グルジア共和国)の人々はヨーグルトをたくさん食べ、腸のなかがきれいだから長寿者が多い」という学説を出した。 ヨーグルトは牛乳を乳酸菌で発酵させたものである。牛乳中のタンパク質、ビタミンA・B2などのビタミン、カルシウム、マンガンなどのミネラルをそのまま含んでいる。そのうえ乳酸菌によりタンパク質や脂肪が分解されているので、消化吸収されやすくなっている。また乳酸菌は腸内のビフィズス菌を増やして、整腸作用や大腸ガンの予防をしてくれる。腸内の免疫細胞に働きかけ、インターフェロンを増やして種々のガンの発生を抑えることもわかってきた。ほかに、血中コレステロール低下作用や降圧作用も明らかにされている。また、豊富に含まれるマンガンがカルシウムの吸収を助け、歯や骨を強くし、骨粗しょう症の予防・改善に役立つこともわかっている。<植物油> 英・Vegetable Oil 効能:消炎、美肌、若返り、動脈硬化、抗血栓 人類と油の付き合いは長い。日本では、奈良時代以前は照明用として用いられ、平安時代になって食用になったようである。 三大栄養素の一つで貴重な栄養源であり、皮膚や組織の健常性を保つためにも大切である。植物性のものは「油」、動物性のものは「脂」と書く。 ダイズ油はもっとも消費量の多い油で、次いで菜種油が多い。両者とも不飽和脂肪酸のリノール酸が多く、動脈硬化予防に有効である。ゴマ油はリノール酸、リノレン酸が多く含まれ、しかもトコフェロールや抗酸化物質のセサモールも含まれる。このためコレステロールを低下させ、動脈硬化を防ぐ力が強力である。また消炎作用があり、切り傷や軽いやけどに昔から使われてきた。紅花油(サフラワー油)は、油のなかではもっとも多くのリノール酸を含み、動脈硬化予防に力を発揮する。オリーブ油は、古代エジプト時代から地中海沿岸の国々で薬として用いられたほどである。悪玉のLDLコレステロールを減少させ、善玉のHDLコレステロールを増加させてくれるオレイン酸が豊富に含まれる。またビタミンEも含まれ、若返りや動脈硬化、血管病の予防になる。トウモロコシ油は、トコフェロールが多く含まれ、美肌、若返りに貢献してくれる。以上です。次回は(酢、塩)をご紹介します。今朝はずっと雨ですが、ほどよい気温です。今日も一日、すべてに感謝の気持をもって大切に過ごしましょう! 11月14日(土)朝 おさむ
2009.11.14
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(夕日に赤い帆:その1)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回はその他(鶏卵、牛乳、チーズ)をご紹介します。<鶏卵> 英・Egg 効能:ボケ防止、滋養強壮 鶏卵は昔から、滋養強壮食品として重宝されてきた。卵の卵白は、優秀なアミノ酸をすべて含むタンパク質で、蛋白質の「蛋」とは「卵」と同意である。卵白のタンパク質は、オポアルブミン、コンアルブミン、オポムコイド、オポグロブリンG1などからなる。オポグロブリンG1は、細菌の細胞膜を破壊して抗菌作用を発揮し、卵への細菌の進入を阻止する働きがある。オポムコイドは食欲を抑制し、肥満防止に役立つという研究報告もある。卵黄の成分は、15%がタンパク質、30%が脂質である。脂質のうち、60%が中性脂肪で、30%がリン脂質、残りがコレステロールである。リン脂質は脳細胞や神経細胞の構成成分で、知能や記憶力の向上、老化の改善に不可欠な成分である。リン脂質のなかのレシチンは、体に吸収されると血液中のコレステロールを減少させる作用を発揮する。卵にはコレステロールが多く含まれているため、高脂血症、心筋梗塞の人は忌避すべき食品とされてきたが、最近はこうした疾患に対しても、たいして悪影響がないとする研究も散見される。卵にはタンパク質、脂質のほか、ビタミン類やミネラル類、とくに豊富な亜鉛が含まれていることも滋養強壮作用を生み出している。また、卵は体を温める陽性食品である。<牛乳> 英・Milk 効能:滋養強壮 牛乳は完全栄養食品である。牛乳200ccにタンパク質と脂肪がともに約6g含まれている。ビタミンA・B1・B2、マグネシウム、マンガン、リン、カルシウムなどのビタミン、ミネラルが豊富に含まれている。このため栄養補給に格好の食物とされてきたが、飽食の時代である現代では疑問が残る。 肥満、糖尿病、痛風などは、明らかに摂取カロリー過剰からなる病気である。それ以外も、脳血栓、心筋梗塞、肺ガン、大腸ガン、乳ガンなど欧米型の病気は、「栄養過剰病」の一面をもつ。このような時代には、牛乳を健康食品とみなしていいのだろうか。牛乳を飲むと腹が減り、下痢をする「乳糖不耐症」と呼ばれる症状を起こす人が少なくない。これは乳汁中の乳糖を消化する酵素ラクターゼが小腸内に不足していることから起きる。ヨーロッパ出身の白色人種は、ラクターゼを終生もち続けるが、アジア人は成人になるとラクターゼが消失し、乳糖を消化できなくなる人が多いためだ。 また、漢方では、色彩を陰に大別し、青・白・緑の色を帯びたものは「陰」、赤・黒・橙の色は「陽」の性質をもつと考える。牛乳の色は白く、「陰」の性質をもっている。そのため冷え性の人は、牛乳を飲むと体を冷やし下痢をすることもあるわけだ。<チーズ> 英・Cheese 効能:滋養強壮 前記の通り、牛乳は完全栄養食品ではあるが、体を冷やす食物である。しかし、陰性の食物も熱や塩を加えると、体を温める「陽」の性質をもつ食物に変わる。 チーズは牛乳に熱を加えて作ったものである。色も黄色に変化し、体を温める作用をもつ滋養強壮食品である。高齢者や「冷え性」の人は、牛乳よりはチーズを食べるほうがよいだろう。逆に体熱が高く、赤ら顔の陽性体質の人や、高血圧、痛風など陽性の病を思っている人は、牛乳のほうがよいだろう。以上です。次回は(ヨーグルト、食物油)をご紹介します。2,3日前は冬の到来を思わせる寒さでしたが、昨日からは暖かさが戻ってきましたね。今年の目標到達に向けて、今日も5分の時間をも大切に張り切っていきましょう! 11月7日(土)朝 おさむ
2009.11.07
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(冬の山林の中に流れる小川:その2)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回はその他(牛肉、豚肉&鶏肉)をご紹介します。<牛肉> 英・Beef 効能:保温、体力回復 日本では仏教が伝来してから、肉食の習慣はなくなていた。とはいえ、肉のおいしさの誘惑には勝てない。庶民に肉食を禁じた徳川家康も「薬嫌い」と称して、献納された肉の味噌漬けをよく食していたそうだ。「五段目を 蛇の目に包む 麹町」という川柳がある。五段目とは猪の肉のことで、蛇の目は昔の傘の紙のこと。実際に麹町あたりには「獣肉屋」があったというから、江戸や明治時代の庶民も、時には肉の隠れ食いをしていたのだろう。肉はいうまでもなく、必須アミノ酸を豊富に含む良質のタンパク源である。漢方でも、肉は「胃腸の働きを補い、筋力を益し、排尿を促し、むくみをとる」としている。体を温め、気持を明るくしてくれる作用もある。 牛肉にはビタミンB2や鉄分が多く含まれる。体を温める作用がとても強いので、洋の東西を問わず、病気の回復期には、牛肉スープや牛肉粥が体力回復の妙薬として使われた。明治時代に大流行した牛鍋屋は、家康にならい「薬食い」と称し、体力をつけるための「薬膳料理」として利用されていたそうだ。 日本では肉食など欧米化した食生活により、欧米型の病気が激増している。肉は「薬食い」的にときどき食べるのが、体に適しているようだ。<豚肉&鶏肉> 英・Pork&Chicken 効能:体力&免疫力増強、解毒、解熱 豚肉は洋風・中華風・和風料理と、どんな料理にも合い、ビタミンB1の含有量が抜群に多い。漢方でも、「腎気補益」、つまり体力・免疫力増強と解毒、解熱に効ありとしている。鶏肉はクセのない味で、タンパク質も豊富に含まれ、そのうえ廉価ときている。ささみはタンパク質が100g中24g、脂肪が0.7gと低脂肪食品であり、ビタミンA含有量は、牛肉、豚肉の10倍もある。ヘルシーで格好のタンパク源である。漢方では、鶏肉は「肝、肺、腎を補い、風を除き、湿を遂い、気を益し、気を温める。婦人の諸病、諸傷によい」とされている。 戦後、日本人の食生活は欧米化し、1950年と2000年を比べると、肉9倍、鶏卵7倍、乳製品19倍の摂取量なっている。その結果、、肺ガン、大腸ガン、乳ガン、心筋梗塞、痛風、糖尿病などの欧米型の病気が激増した。現代人の食生活は、人間に適した食生活のバランスを崩しているようだ。肉類は、ときどき食べるのが人間の体に適しているのだろう。そうすると薬のように体に効くといえそうだ。以上です。やはり、肉はときどき食べる程度にしたいものです。次回は(鶏卵、牛乳、チーズ)をご紹介します。いよいよ、来週から11月です。今年やり残したことを確認し、仕上げに注力する最後の時期ですね。 10月31日(土) おさむ
2009.10.30
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(冬の山林の中に流れる小川:その1)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は海藻キノコ(キノコ類1、キノコ類2)をご紹介します。<キノコ類1>(シイタケ・マッタケ・ナメコ) 効能:不老長寿、食欲増進 キノコ類は、担子菌類に属する微生物の子実体で、日本には約3000種のキノコが存在している。『古事記』や『日本書記』にも記録があり、古くから食用にされていたようだ。 キノコの特徴は風味と旨味にある。香気の成分はレンチオニン、メチルシンナメートなどで、旨味の成分はグルタミン酸、アラニンなどのアミノ酸である。キノコは容量が多く満腹感が得られるのに低カロリーである。つまり格好のダイエット食になる。また食物繊維が豊富に含まれている。 シイタケは昔から不老長寿の食べ物として珍重されてきた。ビタミンB1・B2・カリウムが多く含まれている上、血中コレステロールを下げるエリタデニンやガン細胞の増殖を抑制するレンチナンがある。マツタケにはビタミンB2・C・Dが多く含まれるが、何といっても独特の香気と旨味による食欲増進効果は特筆に値する。ナメコ独特のぬめりの正体はムチンで、タンパク質、アミノ酸の吸収をよくしてくれる。<キノコ類2>(マッシュルーム・マイタケ) 効能:ガン予防キノコには食物繊維が40%も含まれており、腸内の有害物、老廃物、毒、発ガン物質を排泄し、血液をきれいにしてくれる。さらに、キノコに含まれるエルゴステリンは、日光の紫外線の働きでビタミンDに変わり、腸内のカルシウムの吸収を助けてくれる。ただし、カルシウム自体の含有量は少ない。 マッシュルームは世界中で栽培されているキノコで、日本のシイタケ、中国のフクロタケと並び、世界の三大キノコとされている。食物繊維がとくに多く含まれている。 マイタケは多糖類のグルカンを含有するので、免疫力を上げ、ガンに効くと喧伝されている。しかし、東洋医学的にいえば、ガンの原因は「血液の汚れ」であり、これをきれいにしない限り本当の予防や治療はありえない。その点、マイタケをはじめキノコ類は食物繊維を多量に含み、胃腸の掃除をすることによって血液をきれいにし、なおかつ免疫力を増強するレンチオニンやグルカンを含むので、「抗ガン食品」の一つであることはたしかである。 なお、東洋医学的にいうとキノコは体を冷やす陰性食品なので、煮たり焼いたりして熱を加えて食べるべきである。以上です。やはり、キノコ類の効能は大きいですね。次回からはいよいよ最終編ということで、<その他>諸々をご紹介します。関西の今朝の天気はどんよりとした曇りです。まあ、気持はいつも感謝、今日も晴れやかにいきたいものです。 10月24日(土)朝 おさむ
2009.10.24
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(オーストラリア・バリアリーフにはこんな魚がいます:その4)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回から海藻キノコをご紹介します。<海藻類1> 効能:降圧、駆虫、整腸、抗血栓、ガン予防 日本人が海藻を食べる歴史は古く、石器時代から海藻を魚介類とともに食料にしていたようだ。『万葉集』にも「藻塩焼く」煙がたびたび登場する。海藻類はコンブ、ワカメ、ヒジキ、モズクなどの褐藻類と、浅草ノリ、テングサなどの紅藻類、そして青ノリなどの緑藻類の3つに大別される。 海藻の旨味のもとはグルタミン酸、アスパラギン酸、アラニン、グリシンなどのアミノ酸である。コンブには降圧作用のあるラミニンが含まれている。ほかに、カイニン酸やドウモイ酸などのアミノ酸には駆虫作用もある。海藻の脂質はEPAなどの魚介類に含まれる不飽和脂肪酸からなっている。炭水化物の大部分が食物繊維で、整腸作用やコレステロールなどの排泄作用を有する。とくに褐藻類のフコダインは、ヘパリンと同じく抗血栓作用を有し、さらに免疫力を高め制ガン効果を発揮する。 海藻に含まれるミネラルとしてはヨードの含有量が多い。甲状腺ホルモンの原料であり、新陳代謝を高めるのに役立つ。なお、ワカメに大量に含まれているクロロフィルムは、口臭予防などのほかに抗ガン作用も有する。モズクにとくに多く含まれるセレニウムにも強力な抗ガン作用がある。<海藻類2> 効能:降圧、強心、強肝、抗血栓、抗コレステロール 海藻は野菜と同じくクロロフィルムを有し、光合成により生育するので、栄養成分は似通っている。しかし、総合的な栄養価、健康に資する効力は海藻のほうが野菜よりずっと上である。 海藻にはタンパク質が平均して10%ほど含まれているが、ノリには40%近くも含まれている。また、ノリにはタウリンが含まれており、降圧、強心、強肝、抗血栓、抗コレステロールなどの作用を発揮する。ワカメ、コンブ、ノリを水につけるとぬめりが出るが、これは多糖類アルギン酸の作用で、コレステロール低下、降圧、塩分や食品添加物の排泄などの作用がある。 また、保存食品、優秀な健康食品として世界に誇り得るものに寒天がある。テングサを煮出して冷やし、ゼリー状にしたものがトコロテンで、これを凍結、乾燥させると寒天になる。過食で栄養過剰に陥っている現代人にとっては、食物繊維を豊富に含み、腸内の大掃除をしてくれるトコロテン、寒天は格好の健康食である。以上です。やはり海藻類は体には最高の効能を発揮しますね。もっともっと意識して毎日の食卓に加えたいものです。次回は(キノコ類1、キノコ類2)をご紹介します。今日の関西はどんよりとした曇り空ですが、気持は晴れ晴れといきたいものです。 10月17日(土)朝 おさむ
2009.10.17
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(オーストラリア・バリアリーフにはこんな魚がいます:その3)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚介類(ウニ、ナマコ、ハマグリ)をご紹介します。<ウニ(海栗・海胆)> 英・Sea urchin 効能:健脳、保温、強壮・強精 ウニは世界中の浅い海に棲んでいる棘皮動物。 旬は夏。「海胆」や「海栗」と漢字で書くが、身がいかにも胆という様子で、外見は栗のイガそのものだからだろう。身はタンパク質のほか、ウニ独特の味を出しているメチオニン、甘味を醸し出すグリシンやアラニン、苦味のもとのバリンなどのアミノ酸が豊富である。脳や神経の働きに重要なビタミンB1・B2、リン脂質やグルタミン酸も多く含まれる。このため、健脳効果があるほか、抵抗力を増し、皮膚・粘膜を強化し、眼の働きをよくするビタミンAの含有量は特筆に値する。 ウニの身の赤褐色は、エキノネノン、エキノクロームAという色素である。保温効果の原動力となっており、海女が冷たい海中に平気で潜れるのもウニの常食と関係しているようだ。ちなみに、身は実は生殖腺であるので、強壮・強精効果があり、酒によく合うのはアルコールを解毒する酵素が多く含まれているからであろう。<ナマコ(海鼠)> 英・Sea cucumber 効能:滋養強壮・老化防止 ナマコ類幅足目。 ウニと同じ棘皮動物。漢字で「海鼠」と書くのは、夜になると海底を動き回り、砂のなかの微生物を食べる習慣からきている。水温が16℃以上になると60cm以上の穴を掘って潜り、夏眠して過ごし、冬になると海底に出てくる。外見はグロテスクだが、中国ではナマコを「海参(ハイチェン)」、つまり海の朝鮮人参と呼び、滋養強壮剤として用いている。身を半分に切られても再生するほど生命力が旺盛なので、この名があるのだろう。ナマコにはカルシウムやヨードが多く含まれるので、体内の新陳代謝が促され、血液も浄化される。外皮に含まれているコンドロイチンは内蔵や皮膚の老化を予防する働きがある。 ナマコは昔から肝臓の働きを強化し、酒毒を中和することがよく知られている。さらに動物性食品としては珍しくアルカリ性で、90%が水分のため硬い割には消化がよく、高齢者や病人の栄養補給にも適している。ナマコの内臓を塩辛にした「このわた」は珍味といわれ、「このこ」とは卵巣を干したものである。 黒っぽいナマコは「アオ」と呼ばれ、関東では最上とされているが、関西では茶褐色の「アカ」が喜ばれる。いずれも突起の少ないものほど上級品とされている。<ハマグリ(蛤)> 英・Hard clam 効能:利尿、強壮、二日酔い、痔 真弁海産二枚目。旬は冬から初春。現在は消費量の90%を韓国からの輸入に頼っている。欧米人が食べる数少ない魚介類の一つで、フランス人は生食する。 日本では、ハマグリはひな祭りや婚礼の席など、おめでたい席のお吸い物によく使われる。これは「蛤の貝殻を合わせるとぴたりと合うこと、合うのはほかになくその一対のみであること」から、永遠の夫婦の愛を誓い合おうという願いがこめられているのだろう。 ハマグリは低脂肪で高タンパク食品である。ビタミンB2・B12の一成分であるコバルト、高血圧や糖尿病を予防してくれる作用を持つクロームなどのミネラルが多く含まれている。昔から、ハマグリ汁は小便の通じをよくし、口渇をとり、二日酔いをよくしてくれるとされている。また、胃腸の具合の悪いときなどにも使われた。1日1杯のハマグリ汁はスタミナの強化と痔疾にも効果がある。以上です。これで魚介類は終わり、いよいよ終盤に近ずいてきましたが、次回からは海藻キノコをご紹介します。暑かった夏もアッという間に終わり、この頃はひんやりとして来ましたね。食欲の秋ですが、量を抑え、バランスのとれた質で健康管理に努めてください。 10月10日(土) おさむ
2009.10.10
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(オーストラリア・バリアリーフにはこんな魚がいます:その2)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚介類(イカ、タコ)をご紹介します。<イカ(烏賊)> 英・Squid Cuttlefish 効能:強心、強肝、防腐、ガン予防 頭足綱十腕目。 旬は春から初夏。アオリイカ、ヤリイカ、コウイカ、スルメイカなど種類が多く、浅海から深海まで幅広く分布している。日本は漁獲量、消費量とも世界一である。イカは「墨魚」とも書くが、「烏賊」と記載されるのが一般的である。これはイカが泳いでいる姿をカラスが見つけて、死んでいると思って食べようとしたら逆にイカに海中に引きずり込まれて食べられたという故事からきているようだ。 イカはカロリーが低く、タンパク質の含有量も少なめだが、アミン酸の組み合わせは大変優秀で、消化吸収も良好である。銅や亜鉛などのミネラルやビタミンEも多く含まれるので、美容・健康食としても、肥満や生活習慣病をもつ人の栄養・保険食としても最適である。 イカやタコはコレステロールが多いとされてきたのは誤りで、むしろアミノ酸の一種であるタウリンが多く含まれており、血中コレステロール低下作用や強心作用、強肝作用など種々の有益な作用があることがわかっている。イカ100g中には約350mgものタウリンが含まれ、とくにするめの白い粉はタウリンそのものである。 また、イカ墨には、防腐作用や抗ガン作用のあるムコ多糖類が含まれているので、健康食としておすすめである。<タコ(蛸)> 英・Octpus効能:強心・強肝、解毒 頭足綱八腕目。旬は秋から冬。世界中に約200種類、日本には約50種類いるが、食卓に上がるのはマダコ、イイダコなどたったの数種。欧米人はタコをdevil fish(悪魔の魚)と呼ぶほど嫌う。英語のoctopusはギリシャ語の「oct」(8)と、「pus」(足)からきている。江戸時代の『私語私抄針』に「タコは多肢からきている」とあり、英語、日本語の語源が一致している。 タコは頭と呼ばれるところが銅で、下部に頭があり、口を中心に腕(足)が出ている。タコは低脂肪、低カロリーでありながら、タンパク質、ビタミンB1・B2、亜鉛、カルシウムなどのビタミン類、ミネラル類が多く含まれている。とくに体内で解毒作用を促し、口内炎や肝臓病に効くビタミンB2は普通の魚の4~5倍も含まれている。また、抗脂血・抗血栓、強心・強肝作用のあるタウリンが多量に含まれている。タコの卵巣は海藤草と呼ばれ、煮付けて食べるとおいしい。ちなみに、タコをゆでると赤くなるのは、加熱によってタンパク質が変性し、オンクロームという色素が出現するからである。以上です。とくにイカは、美容・健康食だけでなく、肥満の人の栄養食に最適だなんて知っていましたか?次回は(ウニ、ナマコ)をご紹介します。今日も朝から雨だけど、10月は温かい日が続くそうですよ。 10月3日(土)朝 おさむ
2009.10.03
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(オーストラリア・バリアリーフにはこんな魚がいます)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚介類(カキ、シジミ)をご紹介します。<エビ(海老)> 英・Lobster 効能:強肝・強精、抗血症、発毛促進 甲殻類エビ目。旬は通年。手長エビ、ザリガニなどの淡水産のエビもいるが、多くは海産である。日本近海には約500種類のエビが生息している。英語では海底を歩いているイセエビのような大型のものをlobster(ロブスター)、海中を群れて泳いでいる小型の桜エビのようなものをShrimp(シュリンプ)、中型の車エビのようなものをprawn(プローン)と呼ぶ。日本では、天ぷらや刺身にされる車エビ、フライなどに使われる大正エビ、加賀料理に欠かせない甘エビ、佃煮に使われる手長エビ、かき揚げ焼きソバ、チャーハンに使われる桜エビなどが有名である。 エビの独特の甘みはグリシン、アラニン、ブロリン、セリン、ベタインなどのアミノ酸で、ベタインは血中コレステロールや血糖を下げる働きがある。また、強肝・強精、抗血症などの働きをするタウリンも豊富に含まれている。また、エビの殻には免疫力を強化するキチン酸が含まれている。中国ではエビは強精食品とされ、頭や胸の後ろにある卵巣を食べると強力な強精効果があり、毛髪の成長も促進するといわれている。<カニ(蟹)> 英・Crabs効能:抗血症、整腸、ガン予防 甲殻類エビ目カニ亜目。旬は冬。毛ガニ、ズワイガニ、ガザミ(ワタリガニ)、サワガニなどがある。ズワイガニがもっとも美味とされ、産地により越前ガニ、松葉ガニと呼ばれる。カニの肉にはグルタミン酸、グリシン、グアニル酸などの甘味成分が含まれる。カニは一般に低脂肪、高タンパクなので、肥満や生活習慣病を病んでいる人には格好の栄養食である。また、糖分の代謝に必須のビタミンB類、貧血を防ぐ鉄、強精作用のある亜鉛、骨歯を強くするカルシウムなども豊富に含まれ、その上コレステロールを下げ、肝臓を強くし、血栓を防ぐタウリンも多量に含まれている。 さらに、殻に含まれる食物繊維の一種であるキチン・キトサンは、腸内の善玉菌を増やして整腸作用を発揮し、腸内の発ガン物質や有毒物質を排泄し、免疫力を高めて発ガンを防ぐといった作用がある。中国や日本では、古くからカニの殻を弱火であぶったあと、砕いてお湯に溶かして飲むと腹痛や腫れ物に効くとされてきた。 カニの内臓には多くの酵素があり、カニが死ぬと酵素群が肉を融解し、底に細菌が付着して腐敗を早めるため、古いカニは食中毒を起こしやすくなる。このため、早めに調理することが望ましい。以上です。エビの効能はスゴイ!ですね。次回は、いよいよ(イカ、タコ)の出番です。今日も気持ち新たに、意義のある1日にしましょう! 9月26日(土)朝 おさむ
2009.09.26
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(久しぶりに行きつけのミュージックホールで歌ってきました)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚介類(カキ、シジミ)をご紹介します。<カキ(牡蠣)> 英・Oyster 効能:栄養食、不眠症、眼精疲労、夜尿症 二枚貝綱イタボガキ科。旬は秋から冬。世界中の海に生息し、その数約80種。欧米人が生殖する唯一の水産物である。ローマではカキの養殖は2000年も前にはじまったとされ、中国ではもっと古くから行われていたようだ。カキは生まれたばかりのころはすべて雄で、成長する間に栄養を十分摂ったものが雌となり産卵し、その後中性となって次の繁殖期に雄か雌いずれかになる、という不思議な生態をしている。 カキは栄養の豊富さから、「海のミルク」と呼ばれる。エネルギー源のグリコーゲンが豊富で、ビタミンB群、鉄、銅、マンガン、ヨード、カルシウム、亜鉛などのミネラルが多く含まれる。特筆すべきは、亜鉛の含有量が全食品中断トツナンバー・ワンということである。不眠症や眼精疲労、精力減退に抜群の効果を発揮してくれる。経験的に肝臓病にもよいとされるのは、かなり豊富に含まれるタウリンのためである。 カキフライは体を温めてくれるので夜尿症や寝汗に効果がある。生ガキは古くなると食中毒の危険があるので、殺菌作用のあるレモン汁をかけるとよい。カキがおいしいのは12月から2月までで、とくに2月はグリコーゲンをはじめ、種々の成分の含有量が最高になるのでもっともおいしい時期である。<シジミ(蜆) 英・Corb Shell 効能:強肝、乳汁分泌促進 ヤマトシジミガイ科の二枚貝。淡水のシジミは最高級品とされ、旬は4~5月。河川の上流や湖沼に棲むマシジミは「寒シジミ」と呼ばれ、旬は冬。海水の混じるところに棲むヤマトシジミの旬は夏の土用のころ。一般的に寒シジミがおいしいといわれている。「土用シジミは腹薬」、「シジミの味噌汁は肝臓によい」、「シジミは黄疸に効く」などといわれる。これらの根拠として、シジミにはタウリンが多く含まれること。メチオニン、コハク酸、ビタミンB12が肝機能を強化すること、肝機能を強化し黄疸を改善するオクタデセン酸が多く含まれることなどが挙げられる。 シジミが味噌汁によく合うのは、味噌汁に含まれる種々のアミノ酸と一緒になると、さらに理想的なアミノ酸構成になるからである。また、味噌の消化酵素がシジミの消化を助けるため、シジミには、カルシウム、鉄、ビタミンB2・B12などの日本人に不足しがちな栄養素が多く含まれている。シジミの味噌汁が、「産後の乳の出をよくする」というのもうなずける。以上です。カキの効能はほんとにすごいですね。次回は(エビ、カニ)をご紹介します。今日も新たな1日を迎えられたことを感謝し、有意義に過ごしましょう! 9月19日(土)朝 おさむ
2009.09.19
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(オーストラリア・バリアリーフの魚はいつも生き生きしています)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回から魚介類、まずは(アサリ、アワビ)をご紹介します。<アサリ(浅蜊)> 英・Short-necked clam 効能:強肝、造血、強精、骨粗しょう症 マルスダレガイ科の二枚貝。旬は秋と春。貝塚からアサリの殻がたくさん出土しており、太古から日本人の栄養食であったようだ。「漁りとる貝」がアサリの語源である。 潮干狩りといえばアサリで、河口が近くにある塩分濃度の低い砂泥質の海で捕れる。しかし、今では海岸や河川の汚染で少なくなり、稚貝を採集して生育に適した海底にまきつけて養殖することが多くなった。シーズンは年2回で、4~5月と10~11月。6~9月の産卵期は、食中毒を起こしやすいので食べないほうがよいとされている。 アサリだけでなく貝類には、一般にコハク酸が多く含まれている。味噌汁やスープの具にすると大変おいしく、アサリはとくにグリコーゲンも多く含まれるので香ばしく甘味さえ感じられる。また、低脂肪、低カロリーなので、肥満や生活習慣病をもつ人の格好のタンパク源となる。そのうえ、強肝作用のあるタウリンやビタミンB2、造血作用のあるビタミンB12や鉄、強精作用のある亜鉛、骨粗しょう症予防に効果のあるカルシウムなど、種々の栄養素が含まれている優秀な保険食品である。<アワビ(鮑)> 英・Abalone 効能:強壮・強精、乳汁分泌促進 腹足綱原始腹足目ミミガイ科の貝。旬は夏。アワビの身は硬いせいか、カキやハマグリを食べるフランス人さえアワビは食べない。しかし最近では、アメリカ西海岸のシーフードレストランでステーキとして食べられているようだ。中国では干したアワビを煮込んで柔らかくして食べるが、日本人は生のコリッとした食感を楽しむ。 アワビはタンパク質が豊富に含まれ、グルタミン酸、ロイシン、アルギニン酸などのアミノ酸が多く含まれるため、あの独特の旨味がある。また、ビタミンB1・B2や、カルシウム、鉄などのミネラルが多く含まれ、アルギニンも豊富である。このため強壮・強精効果がある。アワビの殻は眼病によいとされている。 昔から、産後お七夜までにアワビを食べると乳の出がよくなるといわれており、また肺結核にもよいと重宝されていた。 アワビは「貝の王様」であり、刺身、寿司だね、干しアワビ、粕漬けなどにされる。アワビは硬いが、胃腸での消化は容易なので心配は無用である。以上です。次回は(カキ、シジミ)をご紹介します。魚介類も改めて見直すと、なかなか面白いですね。あなたにも参考にしていただければ嬉しい限りです。 9月12日(土)朝 おさむ
2009.09.12
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(これもこころが洗われる一つです)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(マグロ、メバル、ワカサギ)をご紹介します。<マグロ(鮪)> 英・Tunas 効能:抗血栓 サバ科。マグロには、キハダやホンマグロ、メバチ、ビンナガなどがいる。マグロは海洋性大回遊魚で、太平洋、大西洋、インド洋など世界の海を回遊している。昔、日本では「下衆の魚」とされており、欧米でも赤身のマグロは敬遠されていた。しかし、今日では国際的に市民権を獲得しつつある。 マグロの値打ちはトロの良し悪しで決まる。トロは背の赤身に比べて50倍もの脂が含まれている。ビタミンAやB群も多く含まれているが、特筆すべきは不飽和脂肪酸のEPAの含有量が非常に多いことである。EPAは体に吸収されるとプロスタダランデインという物質に変化し、血液中の中性脂肪の低下、善玉コレステロールの増加、血管拡張、血小板の凝集抑制などの働きをする。それによって動脈硬化を予防し、高血圧を改善し、脳血栓、心筋梗塞の予防などに役立つ。 デンマークの医師が、イヌイットが肉を主食としているにもかかわらず、欧米人に多く見られる脳血栓や心筋梗塞が皆無であることに着目し研究を進めた。その結果、イヌイットの血液中にEPAの含有量が多いことがわかり、それはEPAが多く含まれている青背の魚やアザラシの肉を主食にしていることにあると結論ずけた。<メバル(眼張)> 英・Black rockfish 効能:ビタミンC補給 カサゴ科。旬は晩春から夏。目が大きいので「目張る」という。「メマル」との別名もある。北海道から九州まで、岸辺に近い岩場に生息している。赤、白、黒とい棲む場所で体色が異なっており、黒いものはクメバル、赤っぽいのはアカメバルと呼ばれる。 大衆釣り魚としてもっとも人気があるものの一つである。天気がくずれてくる前には釣れないで、凪の日にはよく釣れるので、「メバル凪」という言葉もある。 メバルは魚類のなかではビタミンCが多く、さっぱりした味である。20cm前後のものが一番味がよい。煮付け、塩焼き、から揚げ、ちり鍋などにして食べられる。<ワカサギ(公魚)> 英・PondSmelt 効能:生殖機能促進、ガン予防 キュウリウオ科。旬は2~4月。江戸時代に宍道湖のワカサギが将軍に献納されたので、「公魚」という漢字が使われる。諏訪湖、山中湖などのワカサギ漁が有名であるため、淡水魚と思われがちだが、サケと同様、川で産卵し海に戻る海の魚である。ただし、そのまま湖に棲み付くものもいる。 ワカサギには、生殖機能を若々しく保ち、発ガン制御作用もあるとして注目されているセレンというミネラルが多く含まれている。天ぷら、飴煮、マリネなどにされるが、から揚げにすると骨ごと食べられるので、カルシウムやリンのよい補給源となる。以上です。今回で魚は終了です。次回からは魚介類、まず次は(アサリ、アワビ)をご紹介します。やっと秋らしくなってきましたね。夏バテで弱っているあなたも、美味しい食材で体重回復に努めてくださいね。 9月5日(土)朝 おさむ
2009.09.05
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(何度見てもこころが洗われるなあ!)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(ブリ、ホッケ)をご紹介します。<ブリ(鰤)> 英・Yellow tail 効能:滋養強壮、抗血栓、ボケ防止 アジ科。旬は冬。体長130cm、体重15kgにもなる。北海道から沖縄までの各地の沿岸で捕れる同遊魚。3~4月ごろ、本州の中部以南で産卵し、ふ化すると北上、秋になると南下する。 栄養を蓄えている産卵前の冬がもっとも味がよい。ブリは「出世魚」で、関東では15cm以下を「モジャコ」、20cm級を「ワカシ」、40cm級を「イナダ」、60cm級を「ワラサ」、90cm以上を「ブリ」という。関西では「ツバス」、「ハマチ」、「メジロ」、「ブリ」と変わる。養殖のブリは成長が早いため、ハマチと総称されている。 年越しの行事に出される「年取魚」は、関東や東北では新巻鮭が一般的だが、関西や北陸ではブリが一般的である。一般に太平洋沿岸より日本海のブリの方が美味で、とくに富山県の氷見港のブリは「能登ブリ」といわれ有名である。 ブリは動脈硬化や血栓予防のEPA、健脳・ボケ予防効果のあるDHAが多く含まれている。グツグツ長く煮ると柔らかくなり、頭も骨も食べられる滋養強壮食品となり、昔から珍重されてきた。<ホッケ> 英・Atka Markerel 効能:ビタミンD補給 アイナメ科。 旬は冬から春。 15cmくらいの幼魚は「アオボッケ」、25cmくらいのものは「ハルボッケ」、それ以上の大きさのものは「ネボッケ」と呼ばれる。ネボッケは沖合いの岩の多いところで生息し、9,10月の産卵期に岸に寄ってくる。このころのホッケは「彼岸ボッケ」と呼ばれる。 刺身、塩焼きをはじめ何でも食べられるが、鮮度の落ちが早いため、干物や冷凍すり身用の加工品の原料にされることが多い。ニシンの卵を食べるため、昔は敵視されることもあったが、戦後の食糧難の時代の日本人の貴重なタンパク源となった。 ホッケとアイナメは同族でよく似ている。ホッケは北海道近海に多く生息し、アイナメは本州以南に多い。見分け方は、昔ビレが一つにつながっているのがホッケで、二つに分かれているのはアイナメである。以上です。次回は(マグロ、メバル)をご紹介します。暑い暑いと言っていた夏に秋の気配が漂ってきたようですね。季節の変わり目は油断することなく、健康管理には留意ください。 8月29日(土)朝 おさむ
2009.08.29
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(おさむのこころ:僕の好きな一枚です)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(フグ、フナ)をご紹介します。<フグ(河豚)> 英・Puffer 効能:血栓症、高脂血症、肝臓・心臓強化 フグ科。旬は冬。その名の語源は、怒るとお腹が「フク」れることからきているという説や、ヒョウタンを表す「フクベ」からきているという説がある。「河豚」とは中国のフグが河に棲み、ブーブーと鳴いていたからこの字が当てられた。 フグは卵巣や肝臓、皮膚や目にテトロドトキシンという猛毒を含有している。味が一番よいといわれるトラフグの肝臓1gの中に5,000匹のマウスを殺す毒が含まれる。このため、「テッポウ」という異名をもつ。これは、「中ると必ず死ぬ」という意味である。フグの毒にあたると口や手足のしびれからはじまり、嘔吐が生じ、全身が麻痺し、呼吸困難、意識不明、最後は死へと至る。菜種のころ、産卵期の3月ごろのフグの毒性は一番強い。俗に「菜種フグは食うな」といわれる所以である。 フグの肉は脂の少ない白身で、グルタミン酸、イノシン酸が多く含まれており、淡白な旨みがある。しかもタウリンが多く含まれ、血栓症や高脂血症の予防・改善、胆石の予防、肝臓や心臓の強化、糖尿病の予防、筋肉疲労の除去・・・などの効果がある。 肉の部分よりももっとおいしいのがシラコ(精巣)である。<フナ(鮒)> 英・Crucian Carp 効能:カルシウム補給、ビタミンD補給 コイ科。旬は冬から初夏。体形がずんぐりと丸みを帯びたマルブナと、厚みのないヒラブナに大別される。一般的にヒラブナはヘラとかヘラブナと呼ばれる。びわ湖特産のゲンゴロウブナは大型のヒラブナで、秋にはヒレが紅色を帯びるので、「紅葉ブナ」とも呼ばれる。ゲンゴロウブナを使った「フナ鮨」は有名である。金魚の先祖であり、春になり水がぬるむと大きな川より、小川やその支流に移動してくる。これは「のっ込みブナ」と呼ばれる。このころの子持ちブナが一番おいしく、秋になって大きな川に戻ってくる「落ちブナ」はあまり味がよくない。 フナはカルシウムとビタミンDが豊富に含まれている。愛知県の熱田神宮や佐賀県鹿島市の「えびす祭り」にはフナが用いられる。大きめのフナはあらいに、小さなフナは佃煮、甘露煮、昆布巻き、味噌汁にされる。以上です。次回は(ブリ、ホッケ)をご紹介します。今日は曇り空ですが、来週からは暑さも緩み、朝晩は秋の涼しさが感じられるとのこと。冬に立てた計画(PLAN)を春に始動(START)し、夏の進捗(DO)遅れを秋に反省(CHECK)、遅れを取り戻すべく冬に計画を立て直す(ACTION)というサイクルから逃れるのは至難なようです。 8月22日(土)朝 おさむ
2009.08.22
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(やはり夏は、深海魚が最高だなあ!:オーストラリア・バリアリーフ)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(ハモ、ヒラメ)をご紹介します。<ハモ(鱧)> 英・Pike Conger 効能:夏バテ予防ハモ科。旬は夏。語源は首を切っても食いついたりするため「食む」という説や、中国語の「ハイマン=海鰻」からきているという説がある。体長は1m以上にもなる。形相が悪いことから、「鱧も一期、海老も一期」ということわざがある。これはハモもエビも同じ海で過ごすのに体形、形相がまったく違う。人間も同じで身分の上下、貧富の差はあっても死ぬことだけは平等であるという意。 関東以北ではほとんど捕れないので関東人には人気はないが、関西ではタイに匹敵する魚である。「祭りハモ」という言葉もあるくらいで、大阪や京都の夏の祭り料理には欠かせない。京都の祇園祭は「ハモ祭り」といわれるほどである。ハモチリ、ハモノオトシ、ハモ寿司などにして食べる。 「ハモは梅雨の水を飲んで旨くなる」といわれるように、旬は梅雨時期から初秋まで。近縁のウナギは下半分がおいしいとされ、反対にハモは上半分のほうがおいしいというのが通説である。 柔らかい白身の肉は脂質が多く美味だが小骨が多く、骨切りをする必要がある。ウナギやアナゴ同様にビタミンAの含有量が抜群に多く、夏バテ予防には最適である。<ヒラメ(平目)> 英・Bastard Halibut 効能:滋養、骨粗しょう症。 ヒラメ科。旬は晩秋から冬。ヒラメは漢字で「平目」と書くように平たい魚という意味がある。樺太から東シナ海までの日本各地、朝鮮半島や中国沿岸の砂地に広く分布している。 俗に「左ひらめ 右かれい」といわれるように、黒皮(目のある側)を上に向けたときの目の位置が左右の目とも左側に集まっているのがヒラメである。そのほか、ヒラメはカレイに比べて口が大きくて鋭い歯をもっている。また、値段もかなり高価である。 ヒラメは味がよく、タイと並んで高級魚の代名詞となっている。また、消化がよく低脂肪で高タンパク、低カロリーで、ビタミンB1・B2も豊富に含まれるので高齢者や病人、胃腸の弱い人などの栄養補給によい。そのほか、カルシウムの吸収をよくしてくれるビタミンDも含まれるので、骨歯の強化、骨粗しょう症の予防・改善にも効果がある。縁側の肉はコラーゲンが含まれるので美肌効果が抜群である。 冬場は海底を徘徊してエサの小魚を捕るので、身が締まり脂がのっておいしくなり、「寒ビラメ」と称され、フグに似た味がする。産卵期は3月から6月までで浅瀬に上がってくるが、脂が落ち味が悪いため、この期のヒラメは「猫またぎ」ともいわれる。以上です。ヒラメに美肌効果があるのは知っていましたか?次回は(フグ、フナ)をご紹介します。盆が終わると、これから徐々に秋の気配が漂ってきますね。とはいえ、残暑厳しいのでお体にはご留意ください。 8月15日(土) おさむ 俗に
2009.08.15
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(何度見ても、心が洗われ、生きる勇気を与えてくれるユーラシア大陸の光景)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(ニシン、ハゼ)をご紹介します。<ニシン(鰊)> 英・Herring 効能:胃腸の働きをよくする ニシン科。旬は春。卵が多いので「妊娠魚」、または「二身=身を二つに割いて料理する」ことに語源があるとの説がある。二つに割いた背側は「身欠き」として食用にし、腹側は肥料として活用されていた。親潮などの寒流に育ち、春になると北海道に姿を現すため、「春告魚」と呼ばれることもある。以前は大量に捕れた魚だったが、今は北海道でもあまり捕れなくなり、ほとんどロシアからの輸入に頼っている。 イワシの仲間なので、イワシ同様に鮮度が落ちやすい。小骨が多く嫌う人もいるが、数の子を嫌う人は少ないようだ。ニシンのことをアイヌ語で「カド」といい、「カドの子」がなまって「カズノコ」になった。ニシンが海藻に卵を産みつけたものが「子持ちコンブ」である。 『本朝食鑑』によると、「陽を助け、陰を補い、腹中を温め、気を健やかにする」とあり、胃腸の働きをよくし、気力・体力をつける効能があることがわかる。昔は房総、上陸、奥羽などの海浜や、利根川の河口でも捕れたという。 ニシンは生でも、燻製でも、酢漬けでも食べられるが、塩、ニシン、コンブ、ジャガイモ、ニンジン、タマネギなどを入れて煮込んだ三平汁は有名である。<ハゼ(櫨)> 英・Goby 効能:強壮・強精、カルシウム補給 ハゼ科。旬は晩秋から冬。種類が多く、世界に約600種。日本には約200種が生息する。マハゼが代表的で、ほかにはトビハゼ、ムツゴロウなどがいる。体長は約20cmになる。名前の語源は、姿が「玉茎に似ている」からという説や、「すばやく馳せる」からという説がある。 味噌汁やフライ、天ぷら、佃煮として食べられる白身魚である。甘露煮にすると骨ごと食べられるので、カルシウムのよい補給源となる。古くから強壮食品として珍重されてきた。ハゼの卵は塩辛にもされる。以上です。次回は(ハモ、ヒラメ)をご紹介します。梅雨が明けたと思ったら来週はお盆、昨日が立秋ですから夏もあっという間に終わりそうですね。今日も健康な一日を過ごしてください。 8月8日(土)朝 おさむ
2009.08.08
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(暑さにめげず、懸命に生きている向日葵)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(ドジョウ、トビウオ)をご紹介します。<ドジョウ(泥鰌)> 英・Loach 効能:強壮・強精、乳汁分泌促進ドジョウ科。旬は夏。本州、四国、九州の河川、湖、水田、沼などに生息する。泥のなかに棲んでいるため、「土生」や「泥生」が語源ともいわれる。ドジョウが一般の料理屋で出されるようになったのは江戸時代になってからである。 卵とゴボウが入った柳川鍋は、栄養満点の鶏卵と強精効果のあるゴボウが入り滋精養強壮作用に優れている。日本橋の「柳川」という料理屋ではじめて作られたのでこの名がある。『本草綱目』では、「体を休め、生気を益し、酒をさまし、痔を治し、さらに強精あり」とあり、『魚鑑』には「血をととのえ、腎精を益す」とある。昔から強壮食品としてウナギと並ぶほど重用されてきた。また産婦が食べると母乳の出をよくするともいわれている。神経痛などにドジョウの皮をはる民間療法もあったようだ。 ドジョウは冬眠するので、冬から春にかけては食べても栄養にならない。夏の産卵期の前あたりが栄養もありおいしい。脂質の含有量は少なく、タンパク質、ビタミンA・B1・B2・Dが多く含まれている。カルシウムはウナギに比べても抜群に多く含まれ、鉄も豊富である。「土用どぜう」は夏の保険食品として重宝で庶民の食べ物だったが、いまやウナギよりも高価である。<トビウオ(飛魚)> 英・FlyingFish 効能:安産、乳汁分泌促進、生殖機能促進、若返り トビウオ科。旬は夏。トビウオは日本の近海に約20種ほど生息しているが、食用となるのはホントビウオをはじめ、数種である。体長は35cmほどで胃はなく、腸も短く、内臓が軽くて体重が少ないので飛べる。別名「つばめ魚」とも呼ばれる。温かい海を好み、春になると北上して岸の近くで産卵し沖に戻る。そしてまた夏に産卵する。 昔はトビウオを食べると安産に効があり、母乳の出もよくなるとされた。骨が多く、カルシウムが多く含まれていることを考えると、トビウオを妊婦が食べると本当に安産や催乳に効果があったのかもしれない。トビウオは脂肪が少なく淡白なので、生食にはあまり向かず、塩焼きや揚げ物にして食べるとおいしい。 特筆すべきことは、トビウオには「生殖機能を高め、血行をよくし若返りの効果あり」とされるビタミンEの50倍もの効力があるとされるセレンというミネラルが多く含まれているということである。以上です。次回は(ニシン、ハゼ)をご紹介します。来週には梅雨明けだそうですが、体調管理には十分留意ください。 8月1日(土)朝 おさむ
2009.08.01
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(荘厳、清涼な夜明けのコスモス)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(タイ、タラ)をご紹介します。<タイ(鯛)> 英・SEa Breams 効能:栄養食品、強肝、強壮・強精、乳汁分泌促進、冷え性 タイ科。 旬は冬から春。マダイ、キダイ、チダイ、クロダイの総称で、代表はマダイ。「百魚の王」と称され、日本では大昔から食べられていたようだ。九州から北海道南部まで分布しており、なかでも瀬戸内海のサクラダイは有名。 タイは高タンパクであるが、低脂肪で消化吸収がよいので、高齢者や病人、生活習慣病をもつ人の栄養源として最適である。味が淡白なわりに旨味があるのは、エキス分としてグルタミン酸やイノシン酸を含み、アミノ酸のバランスがよいため、高度不飽和脂肪酸が少なく、イノシン酸が分解されにくいので、古くなっても味が落ちない。ここから、「腐っても鯛」といわれるのかもしれない。また、タウリンが豊富に含まれており、胆石生成の抑制、強肝作用、血中コレステロール低下、強心作用、アルコール解毒作用、血圧正常化、精力増進、ガンの転移防止に役立つ。タイ頭で作るうしお汁は、昔から産後の乳の出をよくするとして知られているが、ビタミンB2やゼラチン質の補給、冷え性の改善にも効果がある。タイには鉄、カルシウム、亜鉛などミネラルが少ないので、ミネラルをたくさん含むので小松菜や豆腐などと一緒に食べるとよいだろう。<タラ(鱈)> 英・Cod,pollack 効能:ボケ防止、強壮・強精、保温、利尿、二日酔い タラ科。旬は冬。タラは大変な大食漢で、エビやタコをはじめ100種類以上もの小動物を手当たり次第、ときには自分の子どもまで食べる。そのため、「大口魚」、「呑魚」ともいわれる。「鱈腹食べる」もここから来ている。一般にタラとはマダラを指すが、北海道や北陸ではスケトウダラのこと。タラは脂肪が極端に少なく、低カロリーであっさりした味である。このため、肥満や生活習慣病を病んでいる人のタンパク源としては最適である。脂肪中にはDHAが多く含まれ、健脳・ボケ予防が期待できる。タラの肝臓には、多量の脂肪とビタミンA・Dが含まれており、肝油として乳幼児や成長期の子どもの格好の栄養食品となっている。スケトウダラの卵巣の「タラコ」、マダラの精巣の「シラコ」、は高コレステロール食品とされているが、血中コレステロールを低下させるタウリンも多く含まれているので、高脂血症の人も心配なく食べていいだろう。また、漢方の「相似の理論」からすると、タラコとシラコは強壮・強精食である。新しいタラの身はほんのりと紅色をしており、体を温める作用がある。その上利尿を促して二日酔いにも効くので、寒くてアルコール過飲になりがちな冬の料理に適している。以上です。次回は(ドジョウ、トビウオ)をご紹介します。相変わらず蒸し暑い毎日ですが、それも生かされていることの証、感謝の気持ちを忘れないでいたいものです。 7月26日(日)夕方 おさむ
2009.07.25
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なにか忘れていたものを思い起こさせる、広大清涼な富士の山(2))経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(シラウオ、スズキ)をご紹介します。<シラウオ(白魚)> 英・Japanese Icefish 効能:カルシウム補給 シラウオ科。旬は春。シラウオはサケマスと近縁の魚で、シロウオ(素魚)はスズキの親戚にあたるハゼ科の魚。北海道以外の内海に生息しており、春になると産卵のために河口に集まってくる「春の魚」である。 「陰膳の 白魚 もはや 鮭になり」という句がある。「旅に出た夫のための陰膳には、はじめ白魚(春)をのせていたが、今はもう鮭(秋)を食べるようになってしまった」との意味である。歌舞伎の名文句として有名な、河竹黙阿弥の『三人吉三廓初買』の出だしは、「月もおぼろに白魚の、かがりにかすむ春の宵」である。当時は隅田川でもシラウオがよく捕れたことがうかがえる。 徳川家康はシラウオが大好物で、三重県の桑名からシラウオを持って来させて隅田川に放流した。また、佃島の漁師がこのシラウオを家康に献上するために、醤油で煮詰めて作ったのが佃煮のはじまりである。 ちなみに、格好のカルシウム補給源である「シラス」とは、イワシやサバの稚魚を湯通しして乾燥させたもので、魚の名前ではない。<スズキ(鱸)> 英・Japanese sea bass 効能:脂溶性ビタミンの補給 スズキ科。旬は夏。『古事記』にも登場する神代の昔からの高級魚。体表面が銀色の光沢を放ち、「魚の貴公子」とも呼ばれる。スズキの「スズ」は「清」で「スガスガしい」との意。成長とともに名前の変わる「出世魚」である。関東では25cmくらいまでのものを「セイゴ」、30~~60cmくらいを「フッコ」、それ以上を「スズキ」と呼ぶ。関西では特に大きいものを「大太郎」と呼ぶ。 夏、スズキが川を遡るところが旬で、「夏のスズキは絵に描いてでも食え」とか「鯛もかなわぬ鱸のあらい」などといわれる。これは夏場のスズキのあらいがいかにおいしいかを表したものである。10月ごろから川を下り、冬に海で産卵するために味が落ちたものは、「枯れススキ」と呼ばれる。 スズキは白身の魚だが、脂のたまりやすい肉質のため、ビタミンAが100g中180IU、ビタミンDが290IUと脂溶性ビタミンの含有量が多いのが特徴。味は淡白だが、特有の甘みがあり、和食、洋食のどちらにもよく使われる魚である。以上です。次回は(タイ、タラ)をご紹介します。今日も二度と来ない新たな一日、感謝の気持ちとともに過ごしましょう! 7月18日(土)朝 おさむ
2009.07.18
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(なにか忘れていたものを思い起こさせる、広大華麗な富士の山)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(サンマ、シシャモ)をご紹介します。<サンマ> 英・Pacific Saury 効能:栄養食品、骨粗しょう症、ガン予防、ボケ防止、不妊症 サンマ科。旬は秋。「細い身が刀のように光る秋の魚」という意味で「秋刀魚」と書かれる。毎年秋になると産卵のため群れをなして南下し、10月ごろ房総沖に到達する頃が最盛期である。このころの秋刀魚の脂質は20%にも達し、脂の含有量が多くなるほどおいしくなる。また、下あごがオリーブ色の雌のほうがおいしいといわれている。 サンマは栄養価と健康効果の高い魚である。サンマのタンパク質を構成するアミノ酸は、質・量ともに優れており、脂肪の80%を占めるEPA・DHA、オレイン酸などは血栓を予防し、脳の働きを高めてくれる。そのほか、ビタミンA・B12・D・Eが多く含まれ、そのなかでも腸でカルシウムとリンの吸収を促進し、骨を強くし、骨粗しょう症を防ぐビタミンDの豊富さは特筆に値する。また、腸にはレチノールが豊富に含まれており、多食すると免疫力の向上や抗ガン効果が期待できる。ビタミンEも多く、抹消の血行をよくして体を温めるほか、不妊症や精子の機能低下の改善、老化防止に役立つ。サンマのような高タンパク・高脂肪の魚を焼くと発ガン物質が生成される心配があるが、ビタミンCがこれを解毒してくれる。よって、焼き魚には、レモンやダイコンおろしを添えるとよいだろう。<シシャモ(柳葉魚) 英・Shishamo 効能:カルシウム補給ワカサギ(キュウリウオ)科。旬は秋。シシャモとはアイヌ語である。「柳葉魚」と漢字で書かかれるが、これはアイヌの伝説に「柳の葉が落ちて魚になった」とあることに由来している。北海道の太平洋岸に群生しており、10月から11月にかけて川を上り産卵する。この時期が漁期なのだが、期間が短く大量に捕れるため主に干物にされる。 シシャモはビタミンAが豊富に含まれている。また骨ごと食べられることもあり、カルシウム含有量が100g中440mgと多く、格好のカルシウム補給食品である。昔は下魚とされてあまり食べられなかったが、子持ちシシャモが酒の肴として重宝がられはじめてから消費量が急に増えた。今では国産のシシャモだけでは消費に間に合わず、ノルウェーやアイスランドからも輸入している。以上です。なんと言っても、体に万能な魚はやはりサンマですね。次回は(シラウオ、スズキ)をご紹介します。熱帯夜が続く暑い毎日ですが、これも生きていることを実感できる幸せな時間と思えばやはり感謝、感謝ですね。 7月11日(土)朝 おさむ
2009.07.11
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(梅雨の合間に可憐にパッと咲いた花)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(サケ、サバ)をご紹介します。<サヨリ> 英・Haifbeak 効能:ビタミンC補給サヨリ科。旬は春。北海道から中国の東海岸を経て、台湾まで分布している。サヨリは海の表層を泳いでいるため、網での漁は逃げられることが多く、サヨリは猟師にとって労の多い作業のようだ。 「銀の魚 サヨリ おねえさまに にてる...」という北原白秋の詩がある。サヨリは銀色に輝く上品でスマートな魚である。サヨリの語源も、「まっすぐでよろしく魚」にあるらしい。体調は40cmまで成長する。昔、京都ではサンマのことをサヨリと呼んでいた。姿、形は似ているが、じつは、サヨリはトビウオと近縁である。 サヨリは低脂質で、魚には珍しくビタミンCが含まれている。いたみの早い魚なので、新鮮なものを選ぶとよいだろう。三枚におろして、刺身、天ぷら、フライなどにするとおいしい。<サワラ(鰆)> 英・Spanish Mackerel 効能:動脈硬化、高血圧、ボケ防止 サバ科。旬は春。体調1mにもなる。『名産名物図会』によると、「魚大なれでも、腹小に狭し。 ゆえに、狭腹と号く」とある。小さいサワラはサゴシとも呼ばれるが、これは「狭腰」からきている。 牧水の詩で「瀬戸の海や 浪もろともに くろぐろと い群れてくだる 春の鰆は」というのがある。サワラは日本近海のだいたいどこにでも広く生息しているが、とくに瀬戸内海で多く捕れる。相模湾では冬から桜の咲くところよく捕れるため、「寒ザワラ」や「花見ザワラ」といわれるが、瀬戸内海では4~5月のタイ漁が終わるとサワラ漁になる。 サワラに豊富に含まれる脂質には、動脈硬化の予防や血圧降下などに効果のあるEPAやボケ予防効果のあるDHAなどの不飽和脂肪酸の含有量が多い。身は白く、くせのない上品な味わいである。刺身はマナガツオと並んで、「刺身の王様」といわれ、照り焼きやしょうゆ漬けにしてもおいしい。卵巣は干して固めのカラスミにされる。以上です。サワラはボケ防止に効果があるので、特に中高年にはいいですね。次回は(サンマ、シシャモ)をご紹介します。梅雨の天気はわからないので、外出時は傘を携帯しましょう。 7月4日(土)朝 おさむ
2009.07.04
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(梅雨の合間に気高く咲き誇る紫陽花)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(サケ、サバ)をご紹介します。<サケ> 英・Salmon 効能:抗血栓、動脈硬化 サケ科。旬は秋。サケとマスは同じ科で、学問的には区別されているが、流通では広くサケマス類という呼び方がされている。サケは川で産卵し、稚魚はほぼ1年間川に棲んでから海に下っていく。4年で成魚になり、産卵のため自分が生まれた川に戻ってくる。産卵の時にはエサを摂らないので、川に戻ってくる直前の夏が一番おいしいとされている。サケの語源はアイヌ語の「シャケンベ(夏の食べ物)」に由来している。欧米では以前は、サケは川魚という観念があり、まずくて安い魚とみなされていたようだ。サケ100g中にはタンパク質21g、脂肪8.4gが含まれている。タンパク質の吸収をよくするビタミンB2やB6も多く含まれ、脂肪には動脈硬化や血栓を予防するEPAや、脳の働きをよくするDHAが含まれている。とくにサケの卵の「イクラ」や卵巣の「スジコ」には、若返りに効果のあるビタミンEが豊富に含まれている。 漢方的には「相似の理論」からすると、サケの肉は赤いので、体を温め、かつ引き締める効果がある。冷え性、貧血、肥満の人には格好の食べ物ということである。日本ではサケを「鮭」と書くが、この漢字は中国ではフグという意味である。<サバ(鯖)> 英・Mackerel 効能:脳梗塞、心筋梗塞、貧血、美肌 サバ科。旬は春と秋。日本各地にいるマサバと南部以南にいるゴマサバが代表的。語源は歯が小さく、「狭歯」と呼ばれていたことによる。そのわりには大食漢なのは、内臓に酵素類が豊富に含まれているからである。しかし水揚げされると、それらの酵素がサバ自身の腐敗に拍車をかけ、「サバの生き腐れ」という現象が起こる。 サバにはヒスタミンが多く含まれ、腐りはじめるときに多量に生成されるため、食べるとアレルギー様中毒を起こすことがある。それでも味はよく、「秋サバは嫁に食わすな」といわれるほど。秋サバがおいしいのは、秋になると脂質が20%にも達するためである。ただ、関西では産卵後の春が旬とされる。 サバの脂質には動脈硬化の予防、血管の拡張、血小板の凝集抑制、血圧降下、血中の脂肪低下などの作用をするEPAや、健脳・ボケ予防作用のあるDHAなどの高度不飽和脂肪酸が多く含まれている。このため、脳梗塞や心筋梗塞などの予防に効果がある。またビタミンB2や鉄分も多く、美肌や貧血の改善にも役立つ。 ちなみに「鯖を読む」とは、サバが大量に捕れ、腐りやすいため、魚屋さんが数を大雑把に数え「数をごまかす」ことが多かったということから広まったようだ。以上です。やはり、「サバ」の効能はすばらしいですね。次回は(サヨリ、サワラ)をご紹介します。今日も暑いですが、食材選択には気をつけてください。 6月27日(土)朝 おさむ
2009.06.27
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(夏の日差しに誇り高く輝き、咲き誇るひまわり)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(キス、コイ)をご紹介します。<キス> 英・SandBorer 効能:タンパク質補給 キス科。旬は初夏。日本各地からインド、紅海まで分布している。内湾性の魚で岸の近くの砂地に生息している。体調約25cmの白身の魚で脂質が少なく上品な味である。シロギス、アオギス、ヤギスなどがある。店頭に並んでいるのはシロギスでもっともおいしい。周年食べられるが、夏期に産卵するため、夏に脂がのってくる。 樋口清之の『食べる日本史』には「昔の将軍は毎日キスを食べていた。キスは喜ぶ魚と書くためで、おめでたい魚である故...」とある。しかし、キスの「キ」は「生娘」の「生」という意味で、「純粋できれい、まじりけのない魚」という、キスの外観からきているという説に信憑性があるようだ。美しい姿、形は「渚の貴婦人」ともいわれる。 料理としては、塩焼きやフライ、から揚げのほか、吸い物にも使われる。キスは鮮度を大切にしなくてはいけない魚で、キスの本当の味を味わえるのは「死後硬直の前」といわれるほどである。<コイ(鯉)> 英・Carp 効能:強壮・強精、むくみ、利尿、乳汁分泌 コイ科。旬は冬から春。「川魚の長」と呼ばれる川魚の代表である。中央アジア原産だが、今では世界中の河川や湖に生息している。中国では紀元前500年にはすでに養殖されていたようだ。日本では、夏は「あらい」、冬は「コイコク」として食べる。中国ではから揚げ、東欧ではムニエルとして食べられている。 コイは生命力の強い魚で、水から揚げても数時間は生きているほどである。昔から「コイの生き血は精がつく」とされ、結核などの消耗病によく用いられた。事実、コイにはタンパク質や脂肪をはじめ、ビタミンA・B1・B2などのビタミン、カルシウム、鉄などのミネラルが豊富に含まれている。またヒスチジン、グリシンなどのアミノ酸の含有量も多い。 コイは腎炎のむくみを取り、尿の出をよくするとか、産後の母乳の出をよくするといった効果が経験的に知られている。特にコイをぶつ切にして、内蔵も骨も一緒に味噌で煮込んだコイコクは、そうした作用に加えて強壮作用に優れている。以上です。コイの効能はあまり知られていませんが、あなたは知っていましたか?次回は(サケ、サバ)をご紹介します。空梅雨の暑さは大変ですが、カラっとした気持ちで今日も乗り切りましょう! 6月20日(土) おさむ
2009.06.20
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(東京タワー近くの夜景ー火の用心ですよ!)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(カツオ、カレイ)をご紹介します。<カツオ(鰹)> 英・Skipjack 効能:滋養、強精 サバ科。 旬は春と秋。カツオは「鰹」または「松魚」と書き、「干すと硬くなる」ことから「堅魚→カツオ」になったとされる。カツオは南方の海で生まれ、黒潮に乗って春から日本を北上し、秋になると脂ののったカツオが東北沖から南下する。初ガツオは「季節のはしり」として珍重されるが、本当においしいのは秋の「戻りガツオ」であろう。 カツオは鰹節にもされ、コンブとともにだしをとるのに用いられる。鰹節の旨味主成分であるイノシン酸とコンブのグルタミン酸の相乗効果でおいしくなるからである。カツオは脂肪の含有量が少なく、タンパク質含有量が肉以上に多い。しかも中性脂肪やコレステロールを低下させるEPAや脳を活性化させるDHAが含まれている。血合いにはビタミンA・B1・B2や鉄が豊富に含まれているため、体力低下時や病後の滋養食として適している。三浦半島で、昔から血合い部分をキモとショウガと醤油で煮付けて強精剤的に用いていたのも理にかなっている。 カツオに関する川柳は数多く残されており、当時の江戸っ子気質が盛り込まれていて実に面白い。「初鰹 銭と辛子で 二度なみだ」からは初ガツオが高価だったことがわかる。<カレイ(鰈)> 英・Flatfish 効能:美肌、疲労回復、肝臓強化 カレイ科。 旬は冬だが、大分の別府湾で捕れるマコガレイは夏が旬。朝鮮半島近海で多く捕れたことから、「韓えい」と呼ばれていたのが語源である。俗に「左ひらめ 右カレイ」といわれる。黒皮(目のある側)から見て、左に目があればヒラメ、右ならカレイということである。 カレイ100g中に含まれるタンパク質は19gと多く、脂質は2.2gと少ない。淡白な味で高タンパク、低カロリーの健康食である。ヒラメと同様、縁側はとくに味がよく、美肌効果のあるコラーゲンが豊富に含まれている。煮こごりにして食べるとその効果は倍増する。また、カレイにはビタミンB1・B2・Dなどのビタミンや含硫アミノ酸のタウリンが多く含まれているので、疲労回復や肝臓強化のも役立つ。身が柔らかくてくずれやすいので、煮物や揚げ物として食べられることが多い。小さいカレイは、から揚げにして丸ごと食べるとカルシウムの補給にもなる。冷凍切り身としておなじみの「オヒョウ」もカレイの仲間である。以上です。次回は(キス、コイ)をご紹介します。しばらく空梅雨は続くそうで蒸し暑いですが、バテないよう体にいい食材を摂りましょう。 6月13日(土) おさむ
2009.06.13
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(のどかなローカル鉄道の旅(3)ー群馬秩父鉄道)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(ウナギ、カジキ)をご紹介します。<ウナギ(鰻)> 英・Eel 効能:夏バテ、美肌、抗血栓 ウナギ科。旬は夏。ウナギは深海で産卵し、かえった稚魚は何千kmもの海を渡って春に日本の河川に戻ってくる。ウナギの「ウナ」は「ヌラリ、クラリしている様子」、「ギ」は「魚」を意味する。ウナギのヌルヌルはムコプロテインというタンパク質のためで、皮膚を保護する役目をしている。食べると、胃腸の粘膜を保護し、消化・吸収を助けてくれる。 7月の土用の丑の日にはウナギを食べる習慣がある。ウナギには内臓、皮膚、目、粘膜などを強化し、免疫力を旺盛にしてくれるビタミンAやレチノールが非常に多く含まれているためであろう。また若返りのビタミンE、疲労回復に効くビタミンB1、美肌に効くコラーゲン、血栓を防ぐEPA、脳の働きを高めるDHAなども豊富に含まれている。 ウナギは夏バテに効果があることは奈良時代から知られており、『万葉集』のなかでも詠まれている。日本以外でも北欧やドイツ、イタリアなどで食べられている。ウナギのキモ(肝臓や内臓)には、ビタミンAが肉の部分の3倍も含まれているので、さらに優れた栄養効果がある。なお、「ウナギと梅干は食い合わせが悪い」といわれるのは、ウナギの脂が梅干の酸で固まるためであろう。<カジキ(旗魚)> 英・Marlin,Swordfish 効能:カルシウム補給、骨粗しょう症 マカジキ科。作家ヘミングウェイの短編小説「老人と海」の主人公である。マカジキ、メカジキの旬は冬。バショウカジキ、クロカジキ、シロカジキの旬は夏。 カジキの特徴は、何といっても槍のようにとがった鼻である。クジラの腹を刺すこともあり、船に引き上げるときに刺されて死んだ人もいるくらい、硬くて強靭な鼻のようだ。カジキマグロといわれることもあるが、マグロとはまったく別の種類の魚。肉質の感触や色合いが似ているため、マグロの代用品として用いられることもある。 カジキにはビタミンDが100gに250IU含まれており、これは1日の必要量の100IUよりはるかに多い。成長期の子どもや骨粗しょう症が心配な高齢者におすすめの魚である。以上です。やはり、ウナギの効能はすごいですね。次回は(カツオ、カレイ)をご紹介します。梅雨は来週半ばから始まるとのことですが、これも自然の摂理。今日も感謝の気持ちを持って、にこやかに過ごしましょう! 6月6日(土)朝 おさむ
2009.06.06
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(のどかなローカル鉄道の旅(2)ー千葉いすみ鉄道)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(アユ、アンコウ)をご紹介します。<イサキ(伊佐木)> 英・Grunt 効能:カルシウム補給、骨粗賞しょう症 イサキ科。 旬は初夏から夏。比較的美味な中級魚とされ、イサギとも呼ばれる。イサギの「イサ」とは磯、「ギ」は魚を表す。本州の中部以前の海磯に群れをなして生息している。体長は約40cmになる。 イサキにはイッサキ、シャクアジ、カジヤゴロシなどの別名がある。カジヤゴロシとは、「硬い鉄を扱う鍛冶屋でも、イサキの骨の硬さには閉口する」という意味でイサキの骨の硬さをたとえている。またヒレのトゲは鋭く、鶏のとさかに似ていることから「鶏魚」とも呼ばれている。 イサキは旬の6月から8月を過ぎると、極端に味が悪くなる。梅雨のころがもっとも味がよく、「ツユイサギ」と呼ばれて料亭などで高級魚として使われる。味は若干磯の臭みがあるが、タイやスズキに四滴するほどの旨さである。塩焼きのほか、刺身、天ぷら、ムニエルにしてもおいしい。<イワシ(鰯)> 英・Sardines 効能:抗血栓、老化防止、精神安定、骨粗しょう症予防 イワシ科。 旬は初夏。水揚げするとすぐ死に、味もすぐに落ちるため「鰯」という漢字で書かれるのが納得できる。食用となるのがマイワシ、カタクチイワシ、キビナゴなどで、メザシやシラス干しなどの加工品にもされる重宝な魚である。古くから食べられていた魚で、紫式部も大好物であったと伝えられている。 イワシには血栓を防ぐEPAや、脳の働きを高めるDHAなどの不飽和脂肪酸が含まれている。また、カルシウムが豊富に含まれており、骨粗しょう症の予防や精神の安定効果は抜群である。老化予防成分のレチノールや核酸、脳神経の働きを高めるナイアシン、アドレナリンの原料になるチロシンなども含まれるため、健康増進および病気や老化予防効果の極めて高い魚といえるだろう。『本朝食艦』には「労を養って虚弱体質を治し、人を健康にして長生きさせる」とある。これはきわめて正鵠を得た説明であることがわかる。 ほかにも、ビタミンA・B2・D・Eなどや鉄分、アミノ酸のバランスのよいタンパク質が存分に含まれている。まさに栄養素の宝庫というべき魚である。「イワシ1000回、タイの味」といわれるが、イワシは高級魚のタイよりもずっと健康食品である。以上です。イワシの効能についてはいうまでもありませんが、改めて再認識させられますね。老化防止のために、もっと食べるようにしましょう。次回は(ウナギ、カジキ)をご紹介します。今日も健康であることに感謝し、二度と戻らない一秒一秒を大切に生きましょう! 5月30日(土)朝 おさむ
2009.05.30
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(のどかなローカル鉄道の旅(1)ー長野JR大糸線)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は魚編(アユ、アンコウ)をご紹介します。<アユ(鮎)> 英・Ayu Sweetfish 効能:強壮・強精、下痢 アユ科。旬は盛夏。アユは一科一属一種という珍しい魚で、日本以外では朝鮮半島、台湾、中国の一部に多少分布している。アユは「年魚」すなわち、一年で生命が果てる魚という意味の別名がある。『和名抄』にも、「春生じ、夏長じ、秋衰え、冬死す。故に年魚と名付く」とある。一年でパーッと散るアユの「滅びの美学」は、日本人がアユを好む一因でもあるようだ。また、アユは「香魚」ともいわれる。これは石についたケイ藻やラン藻を主食とするため、藻の香りが魚体にしみついているからである。英語でもSweetfishと呼ばれる。アユは100g中にタンパク質約18g、脂質6gが含まれ、ミネラルとしてはカルシウムや亜鉛、マグネシウムが多く含まれる。このため強壮・強精作用が期待できる。塩焼きにしてタデ酢で食べるとおいしい。また、アユの腸を取り出して塩をたくさん混ぜた「ウルカ」は、お湯に入れて飲むと下痢の特効薬になる。 最近は養殖のアユが多く出回っているが、天然アユのほうが全体に身がしまりスマートで香りが高い。<アンコウ(鮟鱇)> 英・Anglerfish 効能:保温、滋養 アンコウ科。 旬は冬。「鮟鱇」の語源は、「エサをとるのに他の魚と争うことなく、安康な生き方をしている」という意味。事実、アンコウは海底にジーッとして、口を空けて獲物を待っている魚である。そのため、怠け者のことを「アンコウの待ち食い」という。 「西のフグ、東のアンコウ」といわれるほどのおいしさで、関東の冬を代表する味覚の一つである。フランス・マルセイユの名物料理、ブイヤベースにも欠かせない魚。アンコウを調理するときは体を7つの部分に分ける。キモ(肝臓、海のフォアグラと呼ばれるアンキモ)、カワ(皮)、ヌノ(卵巣)、ヤナギ(身肉、ほお肉)、トモ(尾ヒレ)、エラ、水袋(胃)の7つに切り売りされる。このため、「娼婦」との別名もある。「アンコ型」とは肥満の力士、「鮟鱇が酒粕に酔ったよう」は酔っ払って醜くなった顔、「鮟鱇武者」は臆病なのに強がりをいう武士のことを指す。言葉としてはあまりよいイメージでは使われないものの、アンコウ料理は体を温め、栄養をつけてくれる冬の活力源である。以上です。次回は(イサキ、イワシ)をご紹介します。一日一日の継続的な努力の蓄積が大切です。今日も生かされていることに感謝し、張り切っていきましょう! 5月23日(土)朝 おさむ
2009.05.23
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(人の心を和ませ、陽春に咲き誇る花々(5))経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回から魚編です。第一回目は(アジ、アナゴ)をご紹介します。<アジ(鰺)> 英・Horse mackerel 効能:動脈硬化、視力低下、肝臓病 アジ科。旬は晩春から晩秋。北海道を除く日本各地の沿岸沿岸に分布し、海岸から50~100mくらいの岩礁や海岸の繁茂するあたりに生息する。ほとんど一年中捕れるが、6月ごろから脂がのりはじまる。マアジ、シマアジ、ムロアジが代表的で、日本近海には約20種のアジが水揚げされる。 アジの名の語源については、「アジの味、鴨のごとし」、「アジは味なり」、「アジは味にに通ず」など、「おいしい魚」にあるとする説がある。ほかには、アジは光に集まる性質が強いので、魚のよく集まるところを意味する、「アジロ=網代」からきているという説もある。 アジにはアラニン、グリシン、グルタミン酸、イノシン酸などのアミノ酸が豊富に含まれている。同じく豊富に含まれるEPA,DHAなどの不飽和脂肪酸と適度に混じりあい、あの独特の味が生まれる。ビタミンとしては、B1・B2が多い。アジは刺身、塩焼きのほか、料理の用途が広い。干物はミネラルに富む。 アジはEPAのほか、タウリンも多く含んでいる。よって、動脈硬化、それからくる高血圧、脳血栓、心筋梗塞、視力低下や肝臓病の予防、治療に有効な魚といえる。<アナゴ(穴子)> 英・Cngereel 効能:夏バテ予防、視力低下、肌荒れ アナゴ科。旬は春から夏。アナゴはウナギに似て腹ビレがない。背ビレ、尾ビレ、尻ビレが一続きになっているため、、「海ウナギ」の別称がある。マアナゴ、ギンアナゴ、クロアナゴ、ゴテンアナゴ、キリアナゴなどがいる。体表はウナギ同様ヌルヌルしている。これはムチンというタンパク質で、食べると強壮効果がある。アナゴにとっては外敵から守る働きをしている。 ウナギとアナゴを鑑別するポイントはアゴで、ウナギは下アゴが上アゴより長く、アナゴは上アゴが長くなっている。アナゴにはビタミンAが豊富に含まれ、またビタミンEも含まれている。このため、夏バテ予防、眼球乾燥症や視力低下、肌荒れに効果がある。アナゴはハモやウナギと同様、血液中に弱いタンパク毒素をもっているため、生食はできないが加熱すると毒素が分解される。とくに焼くと味がよくなるので、寿司だねのほか、天ぷらやかば焼きにもよく用いられる。食通にいわせると、「魚体の前半分のほうが後ろ半分よりも旨い」そうである。以上です。特にアジの効能は素晴らしいですね。次回は(アユ,アンコウ)をご紹介します。では今日も一日、感謝の気持ちをもって過ごしましょう。 5月16日(土)朝 おさむ
2009.05.16
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(人の心を和ませ、陽春に咲き誇る花々(4)) 経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は穀類、豆類・種実類(ピーナッツ、モヤシ)をご紹介します。<ピーナッツ(落花生)> 英・Peanut 効能:ガン予防、高脂血症、糖尿病予防 南米原産のマメ科の植物。紀元前より栽培されている。日本へは18世紀に中国より伝播したため「南京豆」といわれる。花が咲いたあと、土中に子房の柄が伸びて地中に入り結実するので、「落花生」とも呼ばれる。 良質のタンパク質、動脈硬化を予防する不飽和脂肪酸、ビタミンB群、ビタミンE、アルツハイマー病を防ぐとされるレシチンなどが豊富に含まれている。ピーナッツの茶色い薄皮に強力な抗酸化作用をもつレスベラトロールという物質が発見され、その抗ガン作用が注目されている。食物繊維も100g中3gと多く含まれ、脂肪や糖の吸収を妨げ、高脂血症や糖尿病の予防、改善に役立つ。 ただし、栄養価が高いので、1日10~20粒位までが適当である。皮のまま食べると、下痢を止めたり出血を防ぐ効果もある。古くなると肝臓ガンの一因となるカビ(アブラトキシン)が発生するので、なるべく早めに食べた方がよい。<モヤシ(萌やし)> 英・Beansprout 効能:ビタミンC補給 モヤシとは本来植物の名前ではない。植物を日光に当てず栽培すると、白っぽくひょろひょろと成長するが、それを長く柔らかく栽培したものを総称して「モヤシ」という。 栄養がなさそうであるが、実は栄養的にも優れた食材である。モヤシにはタンパク質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどがバランスよく含まれている。また、ダイズモヤシには、ダイズには存在しないビタミンCが100g中25mgも含まれている。冬のビタミンCの補給にはモヤシを食べるとよい。種子から目が出るときこそ、生命活動がもっとも活発に行われる。このときにビタミンC以外にも数々の未知栄養物質が産生されていると考えてもおかしくはない。そういった考えから、欧米の自然療法医はガンの治療食として「芽の出る野菜」を賞用しているようである。 ビタミンCが不足すると出血しやすくなり、感染症、関節炎などが起こりやすくなるし、免疫力も低下する。モヤシは煮すぎたり、ゆでたりすると栄養価が失われるので、半生程度で調理することが大切である。長時間水につけておくのもよくない。保存は密封して冷蔵庫に入れる。以上です。次回からは、いよいよ、「魚」です。初回は(アジ、アナゴ)をご紹介します。楽しみにしていてください。 5月9日(土)朝 おさむ
2009.05.09
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(人の心を和ませ、陽春に咲き誇る花々(3))経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は穀類、豆類・種実類(クルミ、ゴマ)をご紹介します。<クルミ(胡桃)> 英・Walnut 効能:強壮・強精、不眠症、ボケ、脳動脈硬化 ペルシャ原産のクルミ科。ヨーロッパでは古くから栽培されており、日本へは江戸時代に伝わった。 古代ギリシャやローマでは、「クルミの実には歳淫性がある」とされていた。実際、クルミには、多量な良質の脂肪、タンパク質、ビタミンEが豊富に含まれることから、強壮・強精作用がきわめて強い。 イギリスではクルミの形が人の頭に似ていることから、「頭の病気に効く」とされ、中国ではクルミの形が脳に似ているので、「クルミを食べると頭がよくなる」といわれている。これこそ、東洋医学の「相似の理論」である。クルミはまさに健脳食であり、不眠症、ボケ、能動脈硬化を予防、改善してくれる。『開宝本草』にも、クルミは「元気をつけ、肌を潤し、髪を黒くする」とある。毎日2~3個食べるとよい。ただし、栄養価が高く、1個で約35Kcalもあるので、食べすぎには注意。<ゴマ(胡麻)> 英・Sesame 効能:強壮・強精、ガン予防、肝臓病、二日酔い エジプト原産のゴマ科の一年草。 成分の約半分がリノール酸やオレイン酸などの動脈硬化を予防する脂質である。良質のタンパク質、ビタミンB群、ビタミンE、鉄や銅、亜鉛、カルシウムなど、ビタミン、ミネラルもほとんどと言っていいくらい含まれている。よって、老化予防、強壮・強精などに効果のある長寿食となる。 最近、発見されたゴマリグナンは強力な抗酸化作用により、ガン予防、肝臓病や二日酔いの予防、改善に効果があることがわかってきた。軽いやけどや切り傷にはゴマ油を塗るとよい。 やけど、切り傷、痔、湿疹・・・など、あらゆる皮膚病に効く漢方唯一の外用薬の紫雲膏には、紫根、当帰のほかにゴマ油が多量に含まれている。以上です。クルミやゴマの効能を見直したいですね。次回は<ピーナッツ、モヤシ>をご紹介します。昨日からまさに初夏の日差しです。新たな今日一日を感謝の気持ちで行動しましょう! 5月2日(土)朝 おさむ
2009.05.02
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(人の心を和ませ、陽春に咲き誇る花々(2))経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は穀類、豆類・種実類(ダイズ、ギンナン)をご紹介します。<ダイズ(大豆)> 英・Soybean 効能:利尿、老化防止、骨粗しょう症、乳ガン・子宮ガン予防 中国北部原産のマメ科の一年生。日本へは縄文時代に伝わった。明治18年のウィーン万博で日本は大豆を出品した。そのときドイツの科学者からその栄養の豊富さを絶賛され、「畑の肉」と呼ばれた。 事実、ダイズには牛肉と同様の必須アミノ酸が含まれている。脂質は血中コレステロールを低下させるリノール酸やオレイン酸を多く含み、ビタミンB1・B2・E・Kなどのビタミン類、カルシウムや食物繊維も豊富である。また、肝機能を高め、利尿を促し、高脂血症を防ぎ、老化の予防に効果があるサポニン、脳の働きをよくするレシチンなど、健康増進成分が存分に含まれている。さらに、ポリフェノールの一種であるイソフラボンが含まれる。イソフラボンは女性ホルモンに酷似した作用を有し、乳ガン、子宮ガンの予防、骨粗しょう症の改善に有効である。 ダイズタンパクに含まれる、リジンやスレオニンなどの必須アミノ酸は、白米にはほとんど含まれない。そのため、ご飯と味噌汁、納豆、豆腐、醤油などの組み合わせは栄養学的にも最高なのである。<ギンナン(銀杏)> 英・Ginkgo nut 効能;鎮咳、去痰、夜尿症、頻尿 イチョウ科の落葉高木の種子。 咳を沈める効果がある。日本では煮て食べると肺を温め、咳や痰に効くと経験的に知られていたため、昔、国民病といわれた結核によく用いられたようである。漢方でも咳止め「定喘湯」の成分でもあり、鎮咳・去痰作用があるのはたしかである。また、膀胱の括約筋を強くする成分が含まれており、夜尿症や頻尿にも効果がある。 気管支炎、咳止め、頻尿には焼いたギンナンを毎日5~10粒食べるとよい。ただし、青酸が含まれているので、食べすぎには注意。食べ過ぎると消化不良を起こし、まれに死亡することもあるので要注意。『本草綱目』によると、1000個で死ぬと書いてあるそうだ。以上です。ダイズの効能はほんと凄いですね。次回は(クルミ、モヤシ)をご紹介します。今日は朝から強烈な雨が降り続いています。雨の効用にも感謝しながら、新たな今日一日を過ごしたいものです。 4月25日(土)朝 おさむ
2009.04.25
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(人の心を和ませ、陽春に咲き誇る花々(1))経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は穀類、豆類・種実類(ソバ、アズキ)をご紹介します。<ソバ(蕎麦)> 英・Buckwheat 効能:血管強化、ボケ防止、脂肪増加抑制 バイカル湖から中国の東北地方が原産のタデ科の一年生作物。『続日本紀』に「722年は夏の日照りがひどく、稲が枯れ、大飢饉になったので、ソバを植えるように命令が出された」とある。「ソバ75日」といわれるように、種をまいてから50~70日で収穫できる。あまり労力がいらず、やせた土地でも栽培できるため、当時から救荒作物として重宝された。特産地は信州、出雲など寒冷地であり、しかも濃い色をしていることから、ソバは体を温める陽性食品である。関西より関東で好まれ、ロシアなど寒い国でソバ料理が存在するのもこの理屈からうなずける。 濃い色のソバのほうが栄養分を多く含み、薄い色のソバよりも鉄、カルシウムなどのミネラル、ビタミンB1・B2などのビタミン類の含有量が多い。また、ソバは8種類の必須アミノ酸を含む良質のタンパク質と、デンプン、それに血管を強化するルチン、脳の記憶細胞の破壊やボケを防ぐソバポリフェノールやコリンを含む。またソバに含まれるアミノ酸には、脂肪の増加を抑える作用があることがわかっている。 『本朝食鑑』に、ソバは「気分を穏やかにし、腸を寛げ、よく胃腸のつかえ(老廃物)をこなす。また、水腫、泄痢、腹痛、上気を治す」と効能が並べてある。<アズキ(小豆)> 英・Small Beans 効能:利尿、疲労回復、脚気、心臓病、腎臓病、便秘 中国東北部原産のマメ科の一年草。日本へは3世紀ごろ伝わった。大豆と同様に栄養価が高く、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富である。ほかの豆類に比べると、脂肪分が少ないのが特徴である。 漢方では、生薬名を「赤小豆」といい、脚気、心臓病、腎臓病、便秘に処方している。アズキに含まれるサポニンは、ポリフェノールの一種で、体内の水分量を調節し、むくみがあると強力な利尿作用を発揮する。また、血中コレステロールや脂肪を低下させる作用もある。サポニンは、皮の部分に多く含まれるので、アズキは皮も食べたほうがよいだろう。ビタミンB1も多く含むため、疲れや脚気に効果がある。 むくみや二日酔いには、アズキ50gと水600ccを半量になるまで煎じたものに、ハチミツか粗塩を加えて飲むと効果がある。また、おできや吹き出物には、アズキをつぶして粉にしたものに水を加えて練り、患部にはるとよい。以上です。ソバは石原先生も絶賛されているようにボケ防止のほかいろんな効能があります。一日一回は食べるといいです。(例えば昼食)次回は(ダイズ、ギンナン)をご紹介します。今日もあなたにとって素敵な一日を過ごしてください。 4月18日(土)おさむ
2009.04.18
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(オーストラリア・バリアリーフに生息する魚たち(3))経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は穀類、豆類・種実類(コメ、コムギ&パン)をご紹介します。<コメ(米)> 英・Rice 効能:コレステロール、血糖、血圧の低下 東南アジアからインド原産のイネ科の稲の果実。日本へは弥生時代に伝播している。「い=息または命」、「ね=根」で、文字通り「生命のもと」という意味である。日本人はおめでたい行事のときにはもちや赤飯を食べ、コメの酒を供えるなど、コメを大切なものとして扱ってきた。コメは稲からもみ殻だけを取り去ったものだけが玄米で、玄米からぬかを取り除き胚芽を残したものが胚芽米、さらに胚芽を取り去ると白米になる。玄米をまけば芽が出るが、白米はまいても芽が出ない。玄米は「生き米」、白米は「死に米」といわれ、含有する栄養素は断然玄米のほうが優れている。コメの炭水化物が体内で消化、吸収されてエネルギーに変わるときに必要なビタミンB1・B2をはじめとしたビタミン類、カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル類、そして血中コレステローールを下げてくれるリノール酸、腸内の余剰物や有害物を大便とともに排出してくれる食物繊維が、玄米には白米の数倍も含まれている。 白米ご飯を食べるときは、黒ゴマと塩を煎って砕いたものをふりかけて食べるとよい。最近はコメのデンプンに含まれるレジスタント・スターチにコレステロールや血糖、血圧を下げる作用があることがわかった。<コムギ(小麦)&パン> 英・Wheat&Bread 効能:主食 イネ科のコムギは稲と並ぶ人類の二大食用植物である。1万年以上も前から栽培されてきた最古の作物の一つ。世界の半分の国で主食にされている。 古代エジプトなどの地中海沿岸では、小麦粉に水を加えてこねたものを主食にしていた。あるとき、主婦がブドウのしぼり汁で小麦粉をこね、放置していた。太陽にさらされた穀粉が夜になると芳香を放っていたので焼いてみると、膨らみ、味も香りも格段によくなっていた、という偶然からパンができたといわれている。日本では明治時代に「あんパン」が考案されて人気となった。コムギはコメに比べるとタンパク価が低い。精白したコムギはビタミン、ミネラルの含有量が少ないが、精白前の小麦胚芽にはビタミンやミネラル、食物繊維が存分に含まれる。欧米では最近、全粒麦のパンを食べる人が多くなっている。コムギは、漢方では体を冷やす陰性食品であるため、陽性食品の肉と合う。しかし肉食の量がすくない日本人が、体を冷やす牛乳や生野菜とともにパンを食べる現代の食事は体温を下げる要因となる。現代人に多いアトピーや喘息、高脂血症、そしてガンも、漢方では体温低下からくる陰性病で、このような食生活もその原因の一つだと考えられる。以上です。次回は(ソバ、アズキ)をご紹介します。2,3日前から初夏の日差し、今日も暑そうですね。二度と来ない今日の日を感謝の気持ちとともに過ごしましょう! 4月11日(土)朝 おさむ
2009.04.11
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(オーストラリア・バリアリーフに生息する魚たち(2))経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回から穀類、豆類・種実類をご紹介します。1回目はお馴染みの(インゲンマメ、エンドウマメ)です。<インゲンマメ(隠元豆)> 英・Kidney Bean 効能:糖尿病 南アメリカ原産のマメ科の一年生作物。日本へは17世紀に中国を経て伝わった。「隠元豆」という和名は隠元和尚が中国から持ち帰ったからとされているが、実際は隠元和尚が持ち帰ったのはフジマメだったようである。 世界中で栽培されているが、日本では主に北海道で作られ、あん、煮豆、甘納豆などに使われている。ヨーロッパでは、未熟のむき身や柔らかいサヤを料理に使っていることが多い。 インゲンマメには糖質、タンパク質、ミネラルなどがバランスよく豊富に含まれている。特筆すべきは糖尿病に効果があるということである。ヨーロッパの自然療法病院ではインゲンマメが糖尿病の治療に使われている。サヤのなかにミネラルの亜鉛が多く含まれており、インシュリンの合成材料となっていることと、インシュリン様物質も含まれていることがその理由のようである。糖尿病の患者は、ニンジン、リンゴにインゲンマメのサヤを加えたジュースを作って毎日飲用するとよい。<エンドウマメ(豌豆豆)> 英・Peas, GardenPeas 効能:滋養強壮 マメ科の越年生つる草。原産地は東ヨーロッパからアジアとされている。古代ギリシャ時代より栽培されていた。日本には明治時代初期に欧米より伝わった。このころ、「蜜豆をギリシャの神は知らざりき」という句ができたほど、エンドウマメの入った蜜豆が愛用されていた。エンドウマメといえば、メンデルが遺伝の実験に用いて、「メンデル遺伝の法則」を発見したのが有名である。イギリス王朝では、エンドウマメの花が寵花とされ、ジョージ5世の戴冠式の花として選ばれている。 エンドウマメの実は熟す前に青エンドウとして食べられる。シスチン、リジン、アルギニンといった良質のアミノ酸を豊富に含むタンパク質とビタミン類をバランスよく含んだ優秀な滋養強壮食である。サヤエンドウにはビタミンA・B2・Dに加え、ビタミンCが100G中55mgと豊富に含まれる。食物繊維も多く含まれるので、サヤも食べるとよい。 なお、完熟して乾燥豆にするものは赤エンドウと呼ばれ、いり豆、煮豆、菓子の原料、あんみつ、味噌の原料などとして用いられる。ちなみにエンドウの花言葉は「幸福な結婚と多産」である。以上です。血糖値の気になる方はインゲンマメがお薦めですよ。次回は(コメ、コムギ&パン)をご紹介します。漸く春めいてきましたね。今日もハリキッテ行きましょう! 4月4日(土)朝 おさむ
2009.04.04
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(オーストラリア・バリアリーフで生息する魚たち)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は果物(モモ、リンゴ、レモン)をご紹介します。<モモ(桃)> 英・SPeach 効能:寝汗、多汗症、むくみ、血液の循環 中国原産のバラ科の落葉小高木。モモは生命力が強いことから邪気を祓う力があるとされ、中国では昔から「長寿の果物」とされてきた。モモは栄養満点の果物である。果肉中にはタンパク質、脂質、糖質、各種ミネラルやビタミン類、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸がバランスよく含まれている。便秘に効果があり、血液中のコレステロールの低下に役立つ食物繊維のペクチンも豊富に含まれている。また、寝汗を止めることが経験的に知られており、バセドウ病をはじめ多汗症の人には格好の果物である。 モモの種子は漢方で「桃仁」と呼ばれ、血液の循環をよくする作用がある。女性の生理不順や肩こり、頭痛に効く漢方薬「桂枝ぶくりょう丸」の主成分である。モモの開花直前のつぼみは「白桃花」といい、含有成分のケンフェロールが利尿を促す。このため、むくみに効果があるので、1日3~5Gを煎じて飲むとよい。あせもや湿疹には生の葉を湯船に入れて入浴するとよい。<リンゴ(林檎)> 英・Apple 効能:万病予防・改善、炎症疾患、便秘 コーカサス原産のバラ科の落葉高木。日本には古い時代に中国から伝えられたが、当時は普及しなかった。その後、明治時代にアメリカから伝えられた紅玉やスターキングなどが一般に普及した。アダムとイブの「禁断の実」がリンゴであることは有名な話である。ほかにもいろいろな国の民謡や神話に登場する。 イギリスには「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」ということわざがある。実際、リンゴにはビタミン類、同化されやすい糖類、酵素、有機酸、ミネラル類がバランスよく含まれている。便通をよくし、血液中のコレステロールを下げるペクチンや腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖、活性酸素を除去するポリフェノールなども含まれており、ガンや炎症、アレルギーなど種々の病気の予防、改善に役立つ。 また、リンゴ酸には体内の炎症を癒す作用があるため、気管支炎、肝炎、膀胱炎などの炎症疾患の治療を早めてくれる。漢方でも、リンゴは元気をつけ、だ液を出して渇きを止め、胃腸の働きをよくする作用があるとしている。全世界から集まってくる難病・奇病を食事療法で治すことで有名だったB・ベンナー病院の主療法はニンジン2本とリンゴ1個で作るジュースを毎日作ることであった。このジュースを毎日飲むことをおすすめする。<レモン(檸檬)> 英・Lemon 効能:風邪予防、美肌、口渇、むくみ インド原産のミカン科の常緑低木。レモンの酸味はビタミンCとクエン酸によるものである。この酸味は疲労回復、二日酔い、風邪の予防、美肌作りに役立つ。レモンにはビタミンPも含まれている。これは高血圧、動脈硬化、出血、紫斑病、凍傷などの血管性病変の予防、改善に効果がある。また、体内の水分の貯留や排泄のバランスを司る作用があり、口渇やむくみに奏功する。 風邪や二日酔い、ストレスにはレモンとハチミツを入れたホットレモンが有効である。冷え性や肌荒れにはレモンの薄切りを湯船に入れて入浴するとよい。以上です。今回は果実の最終回にふさわしいリンゴをご紹介しました。文中にあるように1日1個は食べたいものです。次回から穀類・豆類・種実類をご紹介します。最初は(インゲンマメ、エンドウマメ)です。では、気持ち新たに二度とない今日一日を精一杯生きましょう! 3月28日(土)朝 おさむ
2009.03.28
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(インド洋モルデイブのサンゴ礁に生息する魚たち(2))経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は果物(ミカン、メロン)をご紹介します。<ミカン(蜜柑)> 英・SatsumaOrange 効能:胃液の分泌、便秘、出血性の病気 アジア南部原産のミカン科の植物。一口にミカンと言っても、温州ミカン、夏ミカン、ハッサク、ダイダイ、ユズ、イヨカン、サンフルーツ、ポンカン、セミノール、レモンなどがある。昔は「橘」や「柑」と呼ばれ、日本には6世紀に伝わった。「蜜柑」という名は室町時代、品種改良により甘いミカンが現れてからつけられた。 果実にはビタミンA・C・E、カリウム、カルシウム、リンなどが多く含まれている。また、クエン酸や芳香性精油も含まれているため、胃液の分泌を促し、アペタイザー的効能がある。さらに、ビタミンPも含まれるため、ビタミンCと共同して血管の老化や出血を予防する働きがある。最近、ミカンのオレンジ色を醸し出しているβクリプトキサンチンに強力な発ガン抑制効果があることが解明された。便秘を解消し、血中コレステロール低下作用を有する食物繊維のペクチンは、ミカンの袋に多く含まれているので、袋ごと食べるようにするとよい。 ただし、ミカンは南方系で多汁でカリウムが多いので、体を冷やす作用がある。そのため、冷え性の人は食べ過ぎないようにする必要がある。<メロン> 英・Melon 効能:利尿、解熱、口渇、むくみ、夏バテ インド原産のウリ科食物。有史以前からエジプト、ギリシャで栽培されていた。日本へは弥生時代にはすでに伝わっていたようである。 メロンは摘み取ってから追熱させなければならない。細胞のなかに不溶性のプロトペクチンが含まれていて、これを分解させて可溶性のペクチン類ペクチン酸にして果肉を柔らかくするためである。メロンはスイカ同様、利尿作用があり、むくみ、高血圧、腎臓病に効果がある。解熱作用もあり、口渇にも奏功する。しかし体を冷やす作用があるため、冷え性の人は多食しないよう注意が必要である。 メロンの主成分はショ糖、ブドウ糖、果糖などの糖類で、その上にビタミンB1・B2・C、カロチン、カリウムが含まれている。署気払いや夏バテの回復には有益である。なお、プリンスメロンなどの露地ものはビタミンCやカロチンを多く含み、マスクメロンなどの温室ものはタンパク質やビタミンB群が多いようである。以上です。ミカンに発ガン抑制効果があることは知っていましたか?食物繊維も多く含まれているし、ほんとに優れものですよね。次回は(モモ、リンゴ、レモン)で果物の最終回になります。今日の奈良は澄み切った快晴です。あなたの充実した一日を祈っています。 3月21日(土)朝 おさむ
2009.03.21
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(インド洋モルディブのサンゴ礁に生息する魚たち)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は果物(マンゴー、ブルーベリー)をご紹介します。<マンゴー()> 英・Mango 効能:ビタミンC補給、美肌、風邪予防 北インド原産のウルシ科の常緑高木。約4000年前から栽培され、現在は世界各地の熱帯、亜熱帯地域で栽培されている。高さが40メートルにもなる木に実をつけ、果実は卵くらいの大きさのものから1キロを超えるものまである。 マンゴーにはビタミンCが多量に含まれるのが特徴。未熟果ほど多く含まれている。熟するとビタミンCが減少していくが、逆にビタミンAが増えてくる。 マンゴーは熟した果実を生食するほかに、未熟果を刻んでいろいろな材料と一緒に漬物にするマンゴーチャツネやマンゴーを粉にして料理する方法がある。また、ジャム、缶詰などにも使われている。 マンゴーを買うときは、においをかいでから決めるとよい。そのときアセチレン臭のするものは、カーバイドを使って熟成させたものに比べると味が数段落ちる。マンゴーはウルシ科の植物なので、かぶれやすい体質の人は要注意である。<ブルーベリー> 英・Blueberry 効能:目のトラブル、ガン予防、老化防止 アメリカ原産のツツジ科のコケモモ属の低木。ネイテイブ・アメリカンが食用にしていたものを改良し、20世紀はじめにアメリカ北東部で栽培された。日本へは1951年に伝えられ、約20年後に栽培されるようになった。 ブルーベリーには独特の甘酸っぱさがあり好まれている。第2次大戦中にブルーベリージャムを多食していた英空軍パイロットの視力が向上したことから、「効能」の研究が始められた。今日では医薬品としても使われている。 ブルーベリーに含まれるポリフェノールの一種のアントシアニンが網膜の視覚にかかわるロドプシンの再合成を促したり、網膜の血流をよくする。このことにより、眼精疲労、老眼、白内障、視力低下など、目のトラブルの予防、改善に役立つ。アントシアニンには強力な抗酸化作用があるので、活性酸素を除去し、ガン、心筋梗塞、脳卒中、炎症性疾患、老化などの予防もする。乾燥させたブルーベリーを一日20~~30粒食べ続けるとよい。以上です。ブルーベリーの効能ってすごいですね。特に抗酸化作用があるのは老化防止には効果がありますよね。次回はお馴染みの(ミカン、メロン)をご紹介します。関西は朝から雨ですが、来週あたりから春めいて来るような予感がします。今日も新しい一日を精一杯感謝しながら張り切っていきましょう! 3月14日(土)朝 おさむ
2009.03.14
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(久しぶりにミュージックホールを訪ねて見ました)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は果物(ビワ、ブドウ)をご紹介します。<ビワ(枇杷)> 英・Loquat 効能:健胃、整腸、去痰、鎮咳、抗ガン、強壮・強精 中国原産のバラ科の常緑高木。果実にはカロチンが多く含まれ、葉にはサポニン、タンニン、ビタミンB1が含まれている。このため、煎汁は健胃、整腸、去痰、暑気払いの目的で重用されてきた。 種子は「枇杷仁」と呼ばれ、アミグダリン(ビタミンB17)を含み、鎮咳や抗ガン作用がある。葉にもアミヅダリンがあるため、「ビワの葉温灸」はガンに有効だといわれている。 このほか、果実は口渇に効果があり、ビワ酒は強壮・強精作用がある。あせもや吹き出ものには、乾燥したビワの葉を風呂に入れるとよい。<ブドウ(葡萄)> 英・Grape 効能:疲労回復、利尿、不眠症、心臓病、ガン予防 コーカサス原産のブドウ科のつる性落葉木本。紀元前2000年から栽培されていた。日本には12世紀に伝えられ、平安時代には栽培が行われていたようだ。 ブドウの主成分はブドウ糖と果糖である。ブドウ糖は疲労回復に効果がある。医療用に使われ、注射や点滴されるとすぐにエネルギーに変わり、元気が出る。また、鉄、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ヨウ素、ホウ素、臭素などのミネラル類、ビタミンB1・B2・B3・C・Eなどのビタミン類も豊富に含まれている。まさに「栄養剤」として面目躍如のフルーツである。 クエン酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸は胃液の分泌を促し、食欲増進剤としても役立つ。最近発見された、皮に含まれるレスペラトールは活性酸素を除去し、心臓病やガンをはじめ種々の病気の予防に有効であることがわかった。イギリスでは熟した実の汁は「マスト」と呼ばれ、疲労回復、不眠症、利尿の妙薬として民間では広く使われてきた。また、オーストリア、北イタリア、ドイツなどの保養地や自然療法病院では、ブドウの収穫期に4~6週間ほどブドウだけを食べて過ごす「ブドウ療法」が行われている。これは肥満、高血圧、心臓などに効果があるといわれている。以上です。今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ビワはいろいろな効能があるので、もっと食べたいですね。次回は(マンゴー、ブルーベリー)をご紹介します。奈良の朝は昨日の大雨で洗われたのか、久しぶりに澄み切った快晴です。 3月7日(土)朝 おさむ
2009.03.07
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(大和川辺りの朝の風景にはいつも清新で厳かな気持ちになります)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は果物(バナナ、パパイア)をご紹介します。<バナナ(甘蕉)> 英・Banana 効能:栄養食品、便秘 マレーシア原産のバショウ科の大形多年草。人類最古の食物の一つ。学名のMusa Paradisiacaとは「楽園の実」という意で、エデンの園でヘビがイブを誘惑した時、バナナの陰に隠れていたという伝説からきている。バナナという名はアフリカのコンゴ地方の呼び名である。 バナナに含まれる炭水化物の量は30%近くもあり、熟するにつれて果糖、ブドウ糖、ショ糖が増えて甘くなる。バナナ2本でご飯一杯分にあたるカロリーがあり消化もよいので、病人や子供の栄養食品として適している。ビタミンB1・B2・Cなどのビタミン類、カルシウム、カリウムなどのミネラル類もバランスよく含まれている。塩分と水分を排泄して血圧を下げる作用のあるカリウムは大量に含まれている。そのため体を冷やす作用もあるので、冷え性や貧血の人は多食を慎むべきである。 バナナには、食物繊維も豊富に含まれているので、便秘の人は常食するとよい。最近では、バナナのなかのファイトケミカルが血液中の白血球を増やし、免疫力を上げることがわかってきた。<パパイア(蕃瓜樹)> 英・Papaya 効能:ガン予防、皮膚病 熱帯アメリカ原産のパパイア科の常緑の草本状小高木。沖縄では青パパイアの味噌漬けやぬか漬けがあり、瓜と同じように使われるため、「木瓜」とも呼ばれる。 果実には独特の臭みがある。栄養上の特徴はパパイアにはカロチンとビタミンCが大量に含まれ、タンパク質分解酵素のパパインや、抗ガン効果のあるカルパインが含まれていることである。1982年に米国科学アカデミーが、ビタミンA(カロチン)・C・Eはガン予防ビタミンであると発表した。これにカルパインも加わるので、パパイアはガン予防効果の高いフルーツといえる。ただし、熟するほどパパインの含有量は減ってしまうので注意が必要である。 パパイア果汁に肉を2~3時間つけると、酵素の力で肉が軟化する。肉食の多い人はデザートにパパイアを食べるとよい。フィリピンでは、イボや魚の目を取るのにパパイアの乳液を使い、ニキビやソバカスにも効果があるとして化粧品にも使われている。以上です。バナナは特に便秘に利くというのは知っていましたか?食物繊維も含まれているから1本位は常食すればいいと思います。次回は<ビワ、ブドウ>をご紹介します。今日も新たな気持ちで、健康に感謝してチャレンジャブルに過ごしましょう! 2月28日(土)朝 おさむ
2009.02.28
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(真冬の夜の御堂筋(4))経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は果物(ナツミカン、パイナップル)をご紹介します。<ナツミカン(夏蜜柑)> 英・Watson Pomelo 効能:疲労回復、脚気、動脈硬化 日本原産のミカン科の常緑小高木。別名「ナツダイダイ」とも呼ばれる。後に、大分県で甘ナツが発見され、広く普及するようになった。ナツミカンは5月ごろ開花して、秋に実を結んだものを、摘み取らずにそのまま年を越させ、翌年の4~6月に収穫する。 ナツミカンにはクエン酸や酒石酸などの有機酸が多く含まれており、強い酸味がある。これらは疲労回復を促進させる働きがある。ビタミンCも多く含まれ、ビタミンA・B1・B2なども十分に含まれている。このため、夏バテ防止に効果があるばかりでなく、脚気や動脈硬化などの予防にも役立つ。また、皮を湯船に入れるナツミカン風呂は、入ると湯冷めがしにくいといった効果もある。 果皮で顔や手足の皮膚をマッサージすると滑らかになる。皮を乾燥させて煎じて飲むと健胃作用があるので、食欲の減退したときなどに利用するとよいだろう。ジュースやマーマレードの原料にも使われ、精油は香料に用いられる。未熟果はクエン酸の含有量多く、クエン酸製造の原料にも使われる。<パイナップル> 英・Pineapple 効能:新陳代謝、疲労回復、去痰、食欲増進 ブラジル原産のパイナップル科の常緑多年草。Pine(松)とapple(りんご)合成語で、外見が「松ぼっくり」に似ていることからこの名がつけられた。1502年、ポルトガル人がヨーロッパのセントヘレナ島に持ち込んだのがはじまり。ここからアメリカ、インドなど全世界の亜熱帯へ広がった。 パイナップルは糖分の含有率が10%と多く、ビタミンB1・B2・Cも多く含まれている。このため新陳代謝を促進し、疲労回復に役立つ。また、クエン酸やマロン酸などの有機酸も含まれ、胃液の分泌をよくし食欲を増進する作用がある。タンパク質分解酵素プロメリンは、肉を柔らかくして消化を助けるので、肉料理を組み合わせて食べるとよいだろう。さらに、プロメリンは肺、気管支の痰を分解し、出しやすくする働きがある。西洋医学の去痰薬「キモタブ」はパイナップルだけから作られている。 ただし、これらの酵素作用は、60℃以上の熱が加わるとなくなるので、缶詰のパイナップルには薬功はない。以上です。次回は<バナナ、パパイア>をご紹介します。寒さ厳しい折、より一層の体調管理(適度な食事と運動)をしましょう! 2月21日(土)朝 おさむ
2009.02.20
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(今回もまた御堂筋の夜景です)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は果物(スモモ、ナシ)をご紹介します。<スモモ(李)> 英・Japanese Plum 効能:疲労回復、貧血、便秘、出血性の病気 バラ科の落葉高木。コーカサス南部原産の西洋スモモと中国原産のスモモがある。スモモは日本に古く伝えられ、『古事記』や『日本書記』、『万葉集』にも登場する。大型の欧米種は生のものが「プラム」、乾燥させたものが「プルーン」と習慣的に呼ばれる。 中国では古くから健康を保つための重要な果実として重宝されてきた。漢方の最古の古典『黄帝内径』には「肝を養う」とあり、『医林纂要』にも「肝を養い、肝熱を治し、」とある。これは肝臓の働きや血液の循環をよくして、血行不良の諸症状に効くということである。 酸味成分はクエン酸、リンゴ酸、コハク酸などの有機酸で、糖分と同様に疲労回復に効果がある。また、鉄の含有量は果実のなかではずば抜けており、貧血の予防、改善に最適である。プルーンはビタミンA,鉄、カルシウム、カリウムなどのビタミン、ミネラル類が多量に含まれた優れた健康食品である。食物繊維のベクチンも多く含まれ、便秘の解消にも効果がある。また、活性酸素を除去するクロロゲン酸などの存在も確認されている。そのほか、毛細血管を引き締める作用のあるビタミンPも含まれ、外傷や出血性の病気にも有効である。<ナシ(梨)> 英・Sand Pear 利尿、去痰、食欲増進、のどの痛み、風邪、発熱性疾患 日本、中国、欧州原産のバラ科の落葉高木。イタリアの医学校の教科書には、「ナシを食べれば小便、リンゴを食べれば大便」とある。中国の古書にも、「ナシは大小便を利し、熱を去り、渇を止め、痰を開き、酒毒を消す」とあり、「百果の宗」と呼ばれていた。咽頭炎や気管支炎のこえがれの漢方の特効薬「雪梨膏」にはナシが用いられている。のどの痛みや風邪のときに、ナシは効果がある。 『本草綱目』には、「ナシは利で、その性は冷利なり」とあるように、ナシは体を冷やす作用があり、種々の発熱性疾患に対して、解熱を促してくれる。『神農本草経』には、ナシが薬として記載してある。 ナシには果糖、リンゴ酸、クエン酸などの有機酸、ビタミン・ミネラル類、精油などが、微量だがバランスよく含まれている。このため、夏バテ時の食欲増進や、疲労回復薬としての効能が期待できる。また、肉料理の消化を促進する消化酵素が含まれているので、肉料理後のデザートとしても重宝である。果実がザラザラした感じがするのは、石細胞と呼ばれる繊維の魂のためでもあり、これは便秘に効果がある。以上です。ナシはお馴染みだけど、スモモはなかなかの優れものですよね。同じく可愛がってあげてくださいね。次回は<ナツミカン、パイナップル>をご紹介します。 2月14日(土)朝 おさむ
2009.02.13
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(今回も御堂筋の夜景です)経済が病んでいる中、心と体はいつも健康でありたいものです。そのためには、自分の強い意志をもって食材選択に努めてくださいね。今回は果物(サクランボ、スイカ)をご紹介します。<サクランボ(桜ん坊)> 英・Cherry 効能:利尿、消炎、疲労回復 カスピ海沿岸原産のバラ科の植物。日本へは明治時代初期に伝わった。和名は「桜桃」、別名「セイヨウミザクラ」と呼ばれる。サクランボは「桜ん坊」の意味がある。花がサクラに似ているので、「桜」が冠され、赤い宝石のような果実に愛称をこめて「坊」がつけられたのであろう。 果実は成熟期に雨に当たると割れてしまうため、雨の少ない山形県や北海道などが栽培の中心になっている。実の形が愛らしいので、フルーツサラダやゼリー、カクテルなどの飾りに添えられる。品種では「佐藤錦」が味、質、量の点で一番人気がある。 サクランボはリンゴ酸、クエン酸、酒石酸、コハク酸などの有機酸を多く含んでいるが、酸味は少なく口当たりの良い果実である。また、体に同化されやすい果糖、ブドウ糖が甘味を醸し出している。そのほかにはカロチンが多く含まれている。薬効としては、利尿作用や気管支炎の消炎作用があることが知られている。この効果は果実より柄の部分の方がより強いとされている。サクランボとグラニュー糖、ホワイトリカーで作ったサクランボ酒は疲労回復に効果がある。<スイカ(西瓜)> 英・Water Melon 効能:利尿、解熱、高血圧、心臓病 アフリカ、カラハリ砂漠原産のウリ科のつる性一年草。紀元前2000年にはエジプトで栽培され、種子を食用にしていたとされる。日本へは17世紀頃に伝わったようだ。中国で西のほうから渡米してきた瓜という意味で「西瓜」と名ずけられた。貝原益軒は『大和本草』で、「残暑いまだ退かざる時にこのもの盛んに出ず。世人これを食いて暑を消す。」と述べている。また、『空華集』には、「人を益すること強し、麦門冬(滋養強壮薬)に似る」とある。以前より、夏の暑気払いと夏バテ防止のために食べられていたようだ。そのほか、多くの本草書(食べ物の薬効を書いた書物)に、「渇きを止め、暑を消し、酒を解し、能く小水を利す」と紹介されている。このことからも、スイカは排尿を促すことにより、種々の症状に効くことがわかる。スイカに含まれている、尿を作る成分であるシトリンやカリウムが強力な利尿効果を発揮し、むくみ、高血圧、心臓病、腎臓病に奏功する。スイカは漢方でいう、体を冷やす「陰性食品」である。このため解熱作用があり、発熱性の病気、とくに利尿と解熱が必要な膀胱炎によく効く。そのほか、スイカにはリコピン、カロチン、ビタミンB1・B2・Cなどのビタミン類、少量のリンゴ酸やアルギニンが含まれている。90%以上は水分であり、夏場の水分補給にはもってこいの果実である。以上です。スイカが高血圧、心臓病に効くなんて知っていましたか?サクランボは疲労回復に効くので、可愛がってあげてください。次回は<スモモ、ナシ>をご紹介します。それでは又、一週間後にお会いしましょう。 2月7日(土)早朝 おさむ
2009.02.07
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