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毎年、いつもなら、桜の開花情報にソワソワする時期。でも今年は、この時期29日から孫が来て、30日には、親戚が集まって会食。8人分の料理を作ってバタバタした。でも、みんなの喜ぶ顔が見られたら、疲れも吹き飛ぶ。このときに作った料理は、野菜が中心。いちおう、エコロジストですから・・・。 ↑をクリックすると、エコロジストのブログにとびます、とびます♪1クリックで10ポイント。■□■書き残したネタ帳■□■*「ちりとてちん」。*桜。*「リボンの騎士」*近江八幡のいらないネタ*孫のオタクぶり*料理ネタ*竹の道具■□■過去の書き残しネタ帳■□■*近江八幡の土産*「ALWAYS 続三丁目の夕日」にみるエコ。*中国輸入食品■□■2008.3月に見た映画■□■11■チームバチスタの栄光■2008.3.112■エリザベス/ゴールデンエイジ■3.113■君のためなら千回でも■3.514■スタンドアップ■3.515■胡同(フートン)の理髪師■3.1216■潜水服は蝶の夢をみる■3.1217■トゥヤーの結婚■3.1918■マイブルーベリーナイツ■NYから5603マイル。あなたのブルーベリーパイが恋しい。*3.2619■魔法にかけられて■3.26・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月28日*えらいぞ草木灰!/*UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.31
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■魔法にかけられて:あらすじ■アニメの世界の中で生きる、プリンセスのジゼルが、魔女にだまされて現代のニューヨークへ追放されてしまう。見た目もリアルな姿に変わり、アニメの常識が通用しない世界に戸惑う彼女は、弁護士ロバートと出会う。アニメと実写映像を融合した、ディズニー製作のファンタジー。プリンセス、王子、魔女など、アニメの世界のキャラクターが、現実のニューヨークに現れ、大騒動を繰り広げる。☆☆☆ファンタジー世界のお約束☆☆☆☆プリンセスの親友は、かなりおせっかいな、「森の動物たち」。☆プリンセスと王子は初対面なのに、いきなり「デュエット」で歌える。☆歌い終わったふたりは、瞬時に恋に落ち「結婚の約束」を交わす。☆「魔女」は魔法が使えるのに、プリンセスに使うのは、なぜか「毒りんご」。☆「真実の愛のキス」は、どんな「呪い」も打ち砕く「最強の魔法」。 見ている間中、くすくす笑ってしまった。「毒りんご」、「王子様のキス」、「脱げた靴」など、物語の中におとぎ話のパロディがいっぱい。おとぎ話では、お姫様は、白馬にまたがった王子様を待ち、結婚というのが定番。魔法使いがきたら、「あれ~~~」と気絶する。ところが、現代のNY(ニューヨーク)に現れた、プリンセスは、魔法使いが好きな男を連れ去ると、ガラスの靴風、ハイヒールを脱ぎ捨て、刀を振りかざして、高いビルを登っていく。( ̄▽ ̄)ありえな~~い。王子の助けを借りずに、自ら魔女と闘った、ジゼルを演じるのは、三十路女優。大人が楽しめる、大人の方が楽しめるディズニー映画だ。★第80回アカデミー賞■歌曲賞■ ノミネート作品。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月27日*行楽シーズン到来♪ *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.29
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■マイ・ブルーベリー・ナイツ:あらすじ■♪音が出ます。失恋したエリザベスを慰めてくれたのは、ジェレミーの焼く甘酸っぱいブルーベリーパイだった。でも、失恋から立ち直れなかったエリザベスは、旅に出る。失恋から57日、NY(ニューヨーク)から1120マイル、メンフィス。過ぎ去った愛に束縛された夫婦に出会う。失恋から251日、NYから5603マイル、ラスベガス。人間不信の美しいギャンブラーに出会う。彼らの人生を自分のと照らし合わせ、エリザベスは、思う。人を愛し、信じることって、いったい何なんだろう? それを真っ先に伝える相手が、NYにいるジェレミーだった。「あなたのブルーベリー・パイは世界一おいしい。」エリザベスは、NYに戻りたいと思い始めた・・・。・・・・・目にいいという理由で、我が家には、ブルーベリーの鉢植えが5つもあり、青紫色の実をつける。その青紫色で、タイトル「マイ・ブルーベリー・ナイツ」が書かれていた。気がつけば、写真のエリザベスの着ているTシャツもブルーベリー色。「ホリデー」以来、大ファンになった、デリ(食堂)の店主、ジェレミー役のジュード・ロー。見るからにイギリス人な彼がアメリカ人?と思っていたら、やっぱり、イギリスから来たことになって、なぜかホッとしたり・・・。ブルーベリーパイに上に乗ったアイスクリームがトロリと溶けるシーンが何回か出てきて、二人の心をとろけさせるような映像だった。テーブルの上にもたれて眠る、エリザベスにそっと、寄り添うジェレミー。それを真上からカメラがおっていて、これも美しい映像・・・。王道ラブストーリーで文句無くよかった。がしかし、やっぱり、気になる。ジェレミー、タバコ吸いすぎ!!(`ヘ´)エリザベスが、旅先でガンバッテ働く理由が、「車を買うため」なこと。ラスベガスからNYまで、帰って来るのは、車。どんだけ~~、CO2を出したら気がすむねん。 (ノ`Д´)ノ彡┻━┻こんだけ、車に乗りまくったら、地球温暖化にもなるわな・・・。 _| ̄|○それと、ジェレミー、残ったパイを捨てるんじゃない。路上生活者している人に配れ。っていうか、余るほど、作るんじゃない。(`ヘ´)ほんと、いろんな、意味でアメリカを見た映画だった。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月26日*父の麦わら帽子*UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.27
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2002年2月26日、死んだ父。故郷で納骨の儀と「お別れ会」をしてもらった。今、父は、故郷の小高い山の中腹に眠っている。3月22日、その墓に参った。お墓に行くと、うちの前に住んでいたおばあさんが、娘と墓参りが終わったところだった。このおばあさんは、嫁との折り合いが悪くなって、長女の家にいるという。気が強い人だったのに、久しぶりに会ったら、急に小さくなっていた。足元もおぼつかなくなっていた。「また、会おう。」と母に何度も涙声で繰り返した。父のお墓には、親戚が、供えてくれたのか、新しい花が供えられていた。お礼を言いに、親戚の家に。その途中にある、無人の私が生まれた家。思わず、息を飲むほど、みごとに、梅の花が満開・・・。そういえば、この梅の木は、父と母が出て行った後、5~6年前に植えたもの。梅の咲く季節に、この家に来た事がない・・・。人が移り変わって、人が死んでも、この梅の木は、変わることなく季節を告げていたのか・・・。黙って、いつも、こんなにきれいに咲いていたのか・・・。そう思うと、あついものが、こみ上げてきた。来年、また、お墓参りにこようと思う。この、梅の花に会いたいから・・・。人はいさ 心もしらず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける 紀 貫之(きのつらゆき)■03.03.26●「◎日本ちょっと昔話◎」の方に移していたのですが、あちらは、サイトが不安定で、消えたりします。(ノД`)こちらに再度、移し変え。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月25日*こって牛/ちゃんちゃんこ *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.26
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自信なし。特技なし。将来の夢なんてわかんない。悩める{へたれ」な女の子、落語家をめざす!好きなものには、まっしぐら!なのに後、一歩の肝心なと「もしうまくいかなかったらどうしよう」と立ち止まってしまう・・・。バラ色の未来を妄想しては、現実とのギャップに凹んでしまう・・・。そんな心配性でコンプレックスだらけの女の子が、高校卒業を目前に一大決心!故郷、福井県小浜市から大阪へと飛び出し、そこで上方落語と出会います。やがて彼女は、落語家を目指すことに・・・。「ようこそのお運びで、厚く御礼申し上げます。」という口上で始まる、NHKの朝のドラマ、「ちりとてちん」が今週で終わる。。・゚(´□`)゚・。最近、これほど、はまったドラマはない。朝、出勤前に見て、仕事のない日は、昼も見る。なのに、ブログに書かなかったのは、書きたいことがありすぎて、書けなかったのだ。★登場人物が面白い。主人公、和田喜代美(徒然亭若狭)は自意識過剰のマイナス志向で、不器用な性格。動作が大げさで何かにつけて「(゚∇゚ ;)エッ!?」と驚く癖があり、妄想癖がある。主人公をとりまく人々も面白すぎ( ̄▽ ̄)★週ごとのタイトルが面白い。2週目のタイトルが「身から出た鯖」。福井は鯖が有名なので、サビを鯖にした身から出たサビのパロディ。( ̄▽ ̄)4週目「小さな鯉のメロディ」。言うまでもなく「小さな恋のメロディ」。この他にも、「子はタフガイ」とか、「蛇の道はヘビー」などなど、ほんと、タイトルだけで、笑える。最終週は「笑う一門には福来(きた)る」。ちなみに、小学生の喜代美が、福井県小浜市に引っ越してくる最初の週は、「笑う門には、福井来(きた)る」。★上方落語。ドラマの中には、上方落語が沢山出てくる。しかもちょんまげをつけた、劇中劇というサービスで。「愛宕山(あたごやま)」、「ちりとてちん」、「饅頭こわい」、「はてなの茶碗」・・・。これらの落語が、ドラマの流れに絡んで出てくる。★その他。関西の大手芸能プロ「天狗芸能」は、吉本興業か?草若の息子で三番弟子、喜代美にとっては、兄弟子の小草若の「そこぬけ~~に~」は、オネエまんのイッコウさんの「どんだけ~~」から考え付いたのか?喜代美のように妄想してみるのも面白い。このドラマを作ったのは、BK(NHK大阪放送局)。なんでNHK大阪放送局がBKなん?ある人に「馬場町角にあるからや」と教えられた。ほんま?01年に大手前4丁目へ移転し、「馬場町の近所」となったが、実は大阪放送局のコールサイン「JOBK」からきている。上方落語は、戦後、四天王と呼ばれた師匠方が復興させたが、それに大きく貢献したのがBKのラジオ放送だという。現在、東京NHKのプロデューサー90人に対して、大阪のそれは3分の1以下。視聴率が伸びない「ちりとてちん」だが、数字より中身、伝統のBKエキスがぎゅッと詰まった名作だ。 ・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月23日*めだかの学校/赤い鼻緒のじょじょ *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.25
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いつも使っている、生協から、「お詫び」の手紙が来た。「再生水切りごみ袋の再生原料比率が、76%ではなく、65%でした」というもの。私は、排水の中にごみが混じらないようにと、使用済みのペットボトルをリサイクルしているという水切りネットを使っている。私は、映画に行く時には、水筒持参する。醤油やみりんなども、なるべく、ビン、それもリターナブル瓶を使うなど、なるべくペットボトルを使わないようにしている。しかし、ペットボトルに入ったジュースやお茶をもらうことは、あるし、まったく使わないというわけにはいかない。せめてものつぐないと思い、再生された水切りネットを使っている。しかし、再生率が65%ということは、35%も新しい材料が使われていることで、それを使い捨てするのは、気がとがめる。話題になった、食の偽装は、紙の古紙配合率にいって、とうとう、水きりネットにまできたかという思いだ。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月23日*めだかの学校/赤い鼻緒のじょじょ *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.23
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若者の車離れ」が進んでいるという。理由として、*車より、ゲームやケイタイなどに使うお金が増えた。*都市圏では、車の必要性を感じない。*車を持つことが、かつてのようにステイタスではなくなった。などがあるという。でも、最大の原因は、*格差社会が広がり、車を購入する余裕がなくなった。ということではなくだろうか。自動車産業は、この若者の車離れ対策を真剣に考えているという。マツダのデミオのCMに「最近ハマっているのは 夜お茶ですね 。車があるんだったら長電話するより会ってお茶するほうが早いかなぁって・・・」というのがあるが、これも、その対策なのかな? 若者の車離れは、二酸化炭素が出ないということで、大いに喜ぶべきこと。いや、あるときは、殺人を犯し、なにもしなくても、走っているだけで、地球温暖化をまねく車は、使わないように、国が指導するのが、普通の考えだと思う。車産業も、このさい、若者に媚びるよりも、CO2を出さない車の開発に力を入れて欲しいものだ。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月20日*雨の名前:菜種梅雨/お彼岸のトリビア:お彼岸は、ピクニックの日であった。*UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.21
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■トゥヤーの結婚:あらすじ■若く美しい女性トゥヤーの夫が事故で下半身不随に。夫と幼い子供を一人で養う彼女は、次第に疲労の色を濃くしていく。それを見かねた夫は離婚を提案するが、トゥヤーは彼を見捨てられなかった。2007年のベルリン映画祭金熊賞に輝いたヒューマン・ドラマ。環境破壊が進む内モンゴルの草原を舞台に、家族を背負って奮闘する女性の生きざまを力強く描く。 *****『トゥヤーの結婚』の撮影が行われたのは、中国内モンゴル自治区の西北部、アラシャ盟。中国で最も降水量が少ないとされるこの地域は、近年、乾燥がますます強まり、草原の砂漠化がすすんでいる。トゥヤーの物語の舞台として選ばれたのは、中国政府が環境の劣化に対してここで生きる遊牧民を強制的に都市へ移住させる、“生態移民”と呼ばれる政策をすすめる“苦難の地”なのである。そして、ワン・チュアンアン監督は、“生態移民”がすすみ、遊牧民の生活が永遠に失われてしまう前に、彼らの生活を、この土地で生きる彼らの喜び、悲しみ、怒りをフィルムに定着させようとしたのだ。2ヶ月にわたる撮影の後、遊牧民たちは移住させられ、この映画に記録された人々の暮らし、風景は、永遠に失われる事となった。 *****内モンゴルは、砂漠化が進んでいる。どこまでも続く、砂漠の中をラクダや馬に乗って移動するトゥヤーは、かっこいい。頭に巻いたスカーフもかっこよくて、私もやってみようかと思ったくらい。でも、生活は、苦労の連続。毎日の飲み水や暮らしの水を汲むために、遠く離れた井戸まで、一日に何度も通う。その井戸さえも、枯れかけていた。ああ、モンゴルに雨が降らないかな・・・。10日、いえ一週間でも雨が降れば、あの乾ききった大地が、潤い、草が生える。枯れた井戸もまた、水が蘇る。けれど“生態移民”という中国の政策で移住させられた人たちは、もう二度と帰ってこない。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月17日*セピア色の入学式/あそび唄:お手玉の唄2 *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.19
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近江八幡市の歴史民俗資料館は、八幡商人の往時を偲ぶ帳場風景、生活様式を館内に再現し、商人の生活資料館として見応えがある。また、市内各遺跡からの出土品や水郷地帯の農具なども展示している。国指定の重要文化財である旧西川住宅(旧西川利右衛門宅)や県指定の文化財である旧西川庄六宅なども、これらの資料館を中心に立ち並んでいる。 そんな歴史民俗資料館に上の写真のような石があった。 これは、からうすという道具の一部。からうすとは、米を精米する時に使う道具。この写真の石の上に、木を置いてシーソーのような形を作る。先に、臼を置いて、シーソーのように、上げ下げしながら、米を精米する。昔の道具はこのように、人力が多かった。今、体を使わなくなった人間は、メタボなどと騒いで、わざわざ、電気を使ってジムに通っている。なら、いっそ、今、機械がやっていることをジムで、人力でやってみてはどうだろうか。自分のうちで食べる米をジムで人力精米なんて、環境にも、体にもいいと思う。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月14日*イースターカラー/ なにか、ひとつ新しいもの・・・。 *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.18
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近江八幡は、近江商人のまち。近江商人とは、近江国・滋賀県出身の商人。鎖国成立後は、京都・大坂・江戸の三都へ進出して大名貸や醸造業などを行ったり、蝦夷地(北海道)で場所請負人となったりするものもあった。明治以降には西川産業など企業として発展し、今日の大企業の中にも近江商人の系譜を引くものは多い。近江商人の家訓に「売り手よし、買い手よし、世間よし」というのがある。自分も儲けて、取引先も儲けて、その上、世間にも、役にたつ、三方よしという考え方。今ならさしずめ、無農薬野菜が三方よしだ。作る人もそれを買って食べる人も農薬の心配がない。その上、水や土がきれいだから、川や田んぼに生きものが増える・・・。安全な自転車の開発もそうだ。今、自転車の3人乗りが危険だからと、規制がかかっている。しかし、安全な自転車の開発が進むと、三方よしとなる。売り手も、新しい市場が出来、買い手は、安心して乗れ、世間(環境)は、車よりもいいというのは言うまでもない。この他、自然エネルギーの開発など、自然と共存できることを考える会社が今、求められている。目指せ、21世紀の「三方よし」!!・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月14日*イースターカラー/ なにか、ひとつ新しいもの・・・。 *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.17
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■潜水服は蝶の夢を見る:あらすじ■ 雑誌編集者のジャン・ドーは、脳梗塞に倒れ、全身が麻痺して動かなくなる、閉じ込め症候群に陥ってしまう。絶望状態の中でも、周りの人々に支えられた彼は、唯一動く左目を使って、自分の半生をつづり始めていく。 順風満帆な人生から一転、身体の自由を失った男が、唯一動く左目の瞬きだけで自伝を書き上げた奇跡の実話を映画化。「ミュンヘン」のM・アマルリックが難役の主人公を熱演。・・・・・話す、書く、読む、歌う、食べる・・・。何気なく行っている、毎日の動作が、どんなに大切なものか、思い知らされた。ジャン・ドーは、たったひとつ動く、左目を使って、合図を送り、自分の半生を綴ったのだ。辛い映画だった。■第80回アカデミー賞■■監督賞■ノミネート■脚色賞■ノミネート■撮影賞■ノミネート■編集賞■ノミネート・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月14日*イースターカラー/ なにか、ひとつ新しいもの・・・。 *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.15
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「美の壷」は、谷啓さんがナビゲーターをつとめる新しい美術番組です。テーマは「くらしの中の美」。伊万里や盆栽、アールヌーボーの器など、人の暮らしを彩ってきた美のアイテムを取り上げていきます。番組ではそれぞれのアイテムの選び方・鑑賞法を、いくつかの「ツボ」に絞ってわかりやすく解説していきます。目指すは実際に使える「美術の鑑賞マニュアル」。この番組で紹介したツボを覚えていただけば、これまで敷居の高かった骨董店や美術館でも、ひとかどの「通」として振る舞うことができるかも・・・。:::::::「美の壷」というテレビ番組がある。この番組がいいなと思うのは、テーマが「くらしの中の美」ということ。いくらいいものでも、飾るだけでは、面白くない。使ってナンボだ。最近の使い捨てのものには、美が感じられない。やはり、長く使えるものは、美しい。いや、美しいから長く使うのか・・・。番組の中で紹介された古伊万里、アールヌーボーのガラス、織部焼、友禅などが「美のツボ」を押さえながら見ることが出来る、「美の壷展」が大阪で19日から開かれる。 ■美の壷展■◇会期:平成20年3月19日(水)~3月31日(月)[13日間]◇会場:高島屋大阪展 7階グランドホール◇主催:NHK大阪放送局、NHKきんきメディアプラン ◇企画協力:NHKエデュケーショナル◇開場時間:午前10時 → 午後8時、最終日3月31日(月)は午後5時閉場。 (ご入場は閉場30分前まで)◇入場料:一般800円(600円)/ 大学・高校生600円(400円)/ 中学生以下無料 ※( )内は前売り及び団体10名様以上の割引料金。 ※「障害者手帳」をご提示いただいたご本人様、ならびに、ご同伴者1名様まで入場無料。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月12日*大阪の地名:「御祓筋/あそび唄:お手玉の唄 *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.13
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■胡同(フートン)の理髪師:あらすじ■♪音が出ます。北京の胡同に暮らす93歳のチンおじいさんは、現役の理髪師。古くからの顧客には出張サービスを行なうなど元気に働く彼だったが、周囲の老人たちが死を迎えることで、自らの死を意識するようになる。 伝統的な建築様式の家屋が残る町を舞台に、そこで生きる老理髪師の日常をドキュメンタリー・タッチで描く。実際の理髪師のチン・クイが抜群の存在感を見せる。 ドラマなどなくても骨董品のような、チンお爺さんとアジのある胡同(フートン)とを描くだけで、この映画は、成り立っている。北京の胡同(フートン)で暮らす、チンお爺さんの暮らしは、質素。新しいものなど、なにもない。毎日、5分遅れるネジ巻き時計を時計屋に修理を頼んでも、断られるが、諦めず、毎日ネジを巻き、5分進めて使う。毎日、決まった時間に起き、身支度をして、3輪自転車で、数十年来の顧客の家を訪問し、散髪をして、収入を得る。決して、裕福ではない暮らしだけれど、仕事の合間に、マージャンを楽しむ。チン爺さんのまわりは、ゆっくりと時間が流れているようだ。マージャンの時、疲れた様子のチン爺さんに大丈夫かと気遣う仲間。「(散髪の後、サービスで)指圧で使うのは、体力で、マージャンで使うのは、頭だから」と言って、わらう。また、引篭りの老人には、「暇なら、マージャンでもしたらどうだ。マージャンは、頭を使う、脳の運動になるんだ」と誘う。かつては、店を持ち、権力者や金持ちやスターの客があったとチン爺さんの客が言うと、「有名人も金持ちも一生は一回きり」と言う。朝、起きると、白髪に櫛を入れ、体力にあった仕事をし、行きつけの店に数十年来通って食事をし、趣味のマージャンを仲間と楽しむ、チン爺さん。人付き合いが好きで、今、あることに満足し、でも決して、怠けないチンお爺さんは、足るを知る人生の達人だ。**胡同(フートン)**とはハスチョロー監督によると「胡同(フートン)」という言葉の語源はモンゴル語の「井戸」という言葉の「huto」からきているそうだ。胡同は、大通りから一歩入った横丁や裏道のことで北京の街を縦横に走る毛細血管のようでもある。胡同には四合院という数世帯が中庭を囲むように一緒になっている伝統的な家屋があり、今でも昔ながらに多くの庶民が暮らしている。古くからの北京の街並みが残っていることから、最近は観光スポットとして中国国内はもちろん、海外の観光客からも注目を集めているが、この映画で描かれているように近年の経済発展や来年の北京オリンピックに向けての再開発に伴い、昔ながらの街並みは姿を消そうとしている。2002年夏、初めて、胡同(フートン)を題材にした映画、「少年の誘惑」を見た。以来、胡同(フートン)大好きになり、2006年には「胡同(フートン)のひまわり」を見た。歴史ある胡同(フートン)を取り壊すのは、愚考だ。■チンお爺さんが絵のモデルになる場面がある。私の父は、写真のモデルもやったが、絵のモデルもやっていた。「H氏の肖像」と名づけられた、その絵は今も妹の家のあるが、ポーズがそっくりで、ビックリした。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月12日*大阪の地名:「御祓筋/あそび唄:お手玉の唄 *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.12
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先月、行った、近江八幡市は、琵琶湖の東岸にあり、「八幡堀」が残っている。八幡掘は、安土・桃山時代に豊臣秀次の八幡城居城のもと、城下町が栄える原因となった町の一大動脈。車のない時代、近江商人の発祥と発展、また町の繁栄に八幡掘は大きな役割を果たした。堀に沿って、白壁の土蔵や旧家が立ち並び、華やかだった当時の様子を良く伝えている町。 昭和初期までは、常に町の人々の経済・流通路だった八幡堀は、今は観光用。堀に沿って、白壁の土蔵や旧家が立ち並び、華やかだった当時の様子をよく伝えているので、時代劇などが、よく撮影されているとか。今では、整然とした古いまちなみの残るこのまちも、かつては、てんでバラバラの看板を掲げていたらしい。が、しかし、古い町並みを残そうと「保存会」を作った。清掃・水質保全、ヨシ群維持、景観啓発などの活動を定期実施した結果、国土交通省から、平成18年*「美しいまちなみ大賞」*を受賞した。 近江八幡の町のいたるところに今、雛人形が飾ってある。古い町並みには、これまた古い雛がいとおかし。この雛飾りは、3月16日(日)まで。また、このまち、一番の祭、「左義長まつり」は3月15日(土)、16日(日)に行われる。**「美しいまちなみ大賞」**行政と民間が協力し、ハードとソフトを含めた総合的なまちなみづくりが行われている地域を積極的に評価しようと、国土交通省が推進する制度。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月10日*トウがたつ。/*UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.11
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約30年にわたってコミックマーケットの代表をつとめ、2006年10月に急逝した著者の、伝説のデビュー作。戦前からの少女文化の流れの簡単な解説も付し、1980年までの戦後少女マンガの全てを概観する唯一の通史。的確でバランスのいい記述は、著者のマンガ全体に関する幅広い知識と深い理解に裏付けされたものである。【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 少女マンガ前史(明治~戦後)キーワード:戦後、闇市、手塚治虫、あんみつ姫、松島トモ子第2章 少女マンガ幼年期の始まり(昭和26年くらい~)「リボンの騎士」、貧乏と金持ち、貸本少女漫画第3章 密室の構築(昭和32年くらい~)華麗なる高橋真琴、日本的感性と西洋趣味/わたなべまさこ牧美也子の端麗さ月刊誌から週刊誌へ第4章 生活の中の少女群像!(昭和36年くらい~)学園、ロマンス、貸本少女漫画の終焉第5章 おしゃれとラブの時代(昭和38年くらい~)西谷祥子ショック、学園の少女達、週刊誌時代の幕開き第6章 少女マンガの完成に向けて(昭和43年くらい~)スポ根ブーム、GSの登場、「セブンティーン」、一条ゆかり第7章 少女マンガ黄金時代(昭和46年くらい~)衝撃の萩尾望都、少年たちとギムナジュウム第8章 モブシーンの開幕(昭和49年くらい~)SF少女漫画、24年組、「はいからさんが通る」、「ガラスの仮面」第9章 限りなく今 この本は、戦後に生を受けて大きくなった私にとって、本当に貴重な本だ。昔過ぎて、もう、うろ覚えだった漫画も、蘇ってきた。ということで、漫画バトン風に書いてみた。1■小学生の頃の漫画で、好きなものや作家、印象に残っているもの?★*「コタンの口笛」*石森延男タイトルは覚えているけれど、内容は忘れた。昭和30年頃のものだと思う。★「フイチンさん」上田としこ*1957(S32)年女流漫画家の草分け的存在・山田トシコの作品。おてんば娘・フイチンの明るさが周囲の人々を変えていく様を描く。戦前の旧満州、ハルピン。屋敷の門番の娘で、明るく誰からも愛される女の子・フイチンが、ひょんなことからご主人様に見込まれてリイチュウ赤ちゃんの世話をすることになるが・・・。この漫画は、よく覚えている。漫画に出てくる中国語を覚えるのが楽しかった。★「山びこ少女」わたなべまさここれもうろ覚えですが、わたなべまさこの作品は、どれも好き。★高橋真琴1960年代以降、少女漫画誌や学年誌のイラスト・絵物語から、文房具のデザイン画にいたるまで幅広く活躍し、「瞳に星、花にリボン」という少女漫画の意匠を定着させたといわれる高橋真琴。その独特な「高橋ワールド」は、多くの少女漫画家やイラストレイターに強い影響を与えてきました。★牧美也子この人抜きに少女漫画は語れないというくらいに活躍していた。2■大きくなったから読んだ漫画。★「つる姫じゃ~っ!」土田よしここの漫画は*「あんみつ姫」*の流れだという。★「ガラスの仮面」美内すずえテレビでもドラマになった、長編。3■好きな作家と作品。★「ポーの一族」萩尾望都昭和30年頃から漫画を読んでいた私。漫画を読んでいたのは、小学生まで。中学生からは、小説に夢中になってしまった。大人になってから読んだ、「ポーの一族」や「ガラスの仮面」、「アラベスク」で漫画の面白さに再び目覚めた。昭和30年代は、まだ日本が貧乏だった時代。34(1959)年の赤松セツ子の「青いひとみ」は、混血の少女が主人公。孤児院、友人の、足の不自由な少女等がエピソードとして、扱われ、友情の大切さをている。贅沢なムード(?)をかもし出すために使われているセリフは、「文明堂のカステラの一番大きいのを買ってきて」だそうだ。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月9日*こんな公園あったらいいな・・・。 *UP
2008.03.09
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去年は、 琵琶湖がピンチだった。湖底で魚やエビ類が死ぬ異変が起きていた。原因は、温暖化。琵琶湖では 冬に上層の水が冷やされて湖底に移動。1年かけて上下層の水が循環し 湖底に酸素が供給される。この循環を「琵琶湖の深呼吸」という。だが 温暖化が進むと 循環が十分に起こらず酸素不足になってしまう。酸素濃度が低いと 湖底に蓄積された有機物の分解が進まず水質悪化につながるところが、今年は、冬の冷え込みが厳しかったために、深呼吸ができ、ある程度、回復したという。「全循環」とは、琵琶湖の北湖で例年1~3月にかけて起きる表面と深層の水の混合現象。湖全体に酸素が行き渡ることから「琵琶湖の深呼吸」とも呼ばれるこの現象が、前回調査の結果によって、昨季は極めて小規模だったことが裏付けられていた。今回、酸素濃度が一定回復したことにより、今季はすでに、ある程度の全循環が起きていることが明らかになったという。同センターは「この冬の冷え込みが厳しかったことと、強風が続いたことの影響ではないか」と分析。温暖化がこのまま進めば、琵琶湖の魚は、激減し、琵琶湖は関西の水がめ、飲料水も水質が悪化する。温暖化とは、北極の氷が解けることでも、遠い南の島が海に沈むことだけではない。私たちの暮らしに、大きくかかわっている。◆写真は、「休暇村・近江八幡」から見た琵琶湖。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月8日*トリビアの井戸:おでんは地震で復活した*UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.08
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政治・経済等を扱う討論を風したバラエティ番組、「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」、略して『太田総理』を毎週のように見ている。先週の「太田総理」の提案は、食料は国内産だけで賄うというものだった。東京オリンピックの年には、日本の自給率は80%だったという。現在、日本の自給率は40%を割っている。外国から食料を買うのではなく、日本で作る。そうすれば、安全だというのだ。すると、さっそく、反対派から 「自給率40%以下の国、日本が、国内だけで食料をまかなうなんて不可能だ」とブーイングの嵐。「貿易はどうする」とう言う意見もあった。日本は、車は電気製品を輸出している国。その相手国からは、野菜や米を買うのは当たり前というのだ。太田総理側は、*日本で農作物の方が安全。*食べ物を大切にすることにつながる。などと反論した。そんな時に、思い出したのが 麻野 吉男の「ギンヤンマが翔ぶ日」<富民協会>という本に書かれていたことだった。僕ら百姓の目からみると、アメリカ式農業に未来はないとはっきり断言できる。いたる所で地下水は枯渇し、表土は流失し、地表には、塩分がふきでているのだ。石油で自然の面(つら)を張ってきたアメリカ式農業の末路は見えている。にもかかわらず、農業経済の学者も財界も政治屋も農協でさえも、そんなアメリカ式農業に近づけるために、規模を拡大し、コストを下げろという。しかし、それは、土建屋を儲けさせ、政府の望む内需拡大には貢献するかもしれないが日本の農業の未来にとっては、けっしてプラスにはならない。規模を拡大して、ダムの水を引いても、ダムの寿命は人間の命より短い。地下水とて大量にくみあげれば枯れてしまう。それより、今のままの自然の循環に逆らわない引水法を守ることだ。そして、日本の地形や風土に合った小規模農家の生きる道を考えるべきだ。それこそ、文化というもので、生命を扱う農業にふさわしいのは、文明の瞬発力ではなく、文化の持続力である。人が生きていく上で、もっとも大切な水や空気や食料は、健全な農村の機能によって支えられているのである。■朝まで生テレビ体験記「なにぬかしとるんでぇ」■(1987.11)・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月7日*父の麦わら帽子:大地に帰る/「芋たこなんきん」:カリモク60 *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.07
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中東の音楽と共に、現れるタイトルは、アルファベットなのに、妙に、イスラムの文字っぽい。その雰囲気に、まず、感心した。「たまらんなァ。」映画が終わった後、私の後ろに座っていた、ハンカチを握り締めた、二人の女性がもらした感想。「たまらん」とは「たまらない」。悲しくてたまらない。切なくてたまらない。「心からあふれ出す涙がとまらない…」静かに号泣した映画だった。第80回アカデミー賞■作曲賞■ノミネート作品。■君のためなら千回でも:あらすじ■1970年代の平和なアフガニスタン。裕福な家の少年アミールは、召使の子供ハッサンと兄弟のように育てられてきた。ある日、凧揚げ合戦で優勝したふたり。凧を追っていた途中、召使の子、ハッサンが街の不良から暴行を受ける。それを見たアミールは勇気がなく、助けることが出来なかった。それ以来、アミールは、ハッサンを遠ざけるようになる。その頃、ソ連軍が侵攻、アミールは懺悔の気持ちを抱いたまま、一家はアメリカに亡命する。それから20年後アミールは、、恩人からの電話で、「まだ、やり直す道はある」と言われ、タリバン政権下の故郷に向かう。そこに待ち受けていたのは、衝撃の真実だった。 書きたいことがありすぎて、まとまらないので、メモにしておこう。★友人ハッサンの息子を救うべく、激動のアフガニスタンへ向かったアミールが、言われた言葉が「彼を救えば、君の気はすむかもしれない。でも、アフガニスタンは変わらない。」これが現実。★物語は、1970年代のアフガニスタンから、2000年のアメリカ。9.11後、彼らはアメリカで、どうなったのか。8年後のアミールたちのことが、気になった。★タリバンという言葉やアフガニスタンという言葉は知っていた。そこで繰り返し行われる、目を覆いたくなるような、事件も知っているつもりだった。でも、映画で見ると、それは、事件ではなく、ひとりの人とそれにかかわる人の悲劇だということが分かる。★誰もが少なからず抱いている後悔の念。だが、償いのその一歩を踏み出すのに遅すぎることはない。過去のあの日の過ちを正し、「許し」を求めたいと願ったことのある、全ての人に通じる物語である。時代や運命に翻弄された2人の少年の友情を軸に、愛、信頼、絆、過ち、後悔といった人間の本質を鋭く描き出している。少年時代に後悔という十字架を背負った主人公が、過去の過ちを償うため、自らを犠牲にする悲痛な姿は見る者の涙を誘う。根底に流れるものは、運命によって引き裂かれた少年たちの悲しみではあるが、2人の誓った絆の深さは暖かい感動さえ感じさせる。そして、物語は最後に、いつでも強い信念と勇気を持って一歩を踏み出せばもう一度やり直すことができる、と希望に満ちたメッセージを送っている。★アミールとハッサンが、子ども時代にした凧揚げ大会。それは、タリバン政権になって、禁止されたという。★ソ連軍の侵入によって、街の木が伐られた。なぜ、伐ったのだろう?木々があって、凧揚げの出来る幸せが、またアフガニスタンにもどることを願わずにはいられない。第80回アカデミー賞■作曲賞■ノミネート作品・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月5日*春を告げる、ネコヤナギ *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.06
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度重なる夫の暴力に耐えかね、故郷の北ミネソタの町に戻って来たジョージー。10代で父親のわからぬ長男サミーを出産し、今また父親の違う子供を連れて出戻って来たジョージーに周囲の視線は冷たい。ベテラン鉱山労働者である父親もまた理解を示さず冷たく一瞥、母親も夫とやり直すよう諭すばかりだった。だが、ジョージーの決意は固く、ふたりの子供を養い生きて行くために、旧友グローリーの勧めで町の男たちに混じって炭鉱で働くことに決める。しかし、そんな彼女を待っていたのは、男の職場に入り込んで来た女に対する剥き出しの敵意と露骨な嫌がらせ、子供じみた悪戯に卑猥な言葉、そして息子までがいじめられ、家族の絆さえ壊れて行く過酷な毎日だった・・・。耐えるしかないのか。諦めるしかないのか。自分の無力に打ちひしがれそうになりながらも、ジョージーは心に決める。ひとりでもいい、とにかく立ち上がってみよう、と。1984年に全米で初となる集団訴訟を起こし、1997年に画期的な勝訴を勝ち取った実話に基づいた衝撃作。鉱山労働者となったシングルマザーが、強烈なセクシャル・ハラスメントを受け、立ち上がるまでを実話を基に描いた衝撃作。**********他の仕事よりも、賃金がいいと炭鉱という男社会で働く物語の女性の受けるセクハラは、ひどい。まず、働きたいというと、妊娠していないかどうか、産婦人科医が調べる。こんな会社は、ないだろう。その産婦人科医が彼女の体のことを、べらべら喋る。体に触られたりすることも日常茶飯事。彼女の父親までも、炭鉱で働くことに、露骨に嫌がる。彼女が父親に、「私もパパと同じように働いているのよ」と言う。「同じだって?」と父親が怒ると彼女は言う。「パパ以上に働いているわ。パパは、職場で、レイプされないか、なんてビクビクしなくてもいいでしょう?ロッカーにワイセツな言葉を書かれないでしょう?」と女が働く時、今でも仕事以上のことでも気を使う。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月4日*ため息の雛祭*UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.05
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■エリザベス:ゴールデン・エイジ:あらすじ■♪音が出ます。1585年、イングランド。プロテスタントの女王・エリザベス1世は、カトリック派からの暗殺の危機にさらされていた。そんな折、彼女は航海士のローリーにひかれるが、未婚の誓いを貫くため、侍女のベスを彼に近づける。 歴史大作「エリザベス」の9年ぶりの続編。前作に続き主演するケイト・ブランシェットが、せつない恋路を経てスペイン無敵艦隊との戦いにのぞむ、激動の時代の女王を熱演! こういうドラマ、大好き。 歴史ものの好きな私は、前作の「エリザベス」も見た。映画を見て、「へ~~!」と思ったことがある。それは、船乗りのローリーが、女王にいうところ。「女王陛下にちなんで、新大陸の町を「バージニア」と名づけました。エリザベスは、独身。世間から「バージン(処女)クィーン 」と呼ばれていたのだった。なるほど、アメリカのバージニア州の名前の由来は、そういうところにあったのか・・・。圧倒的に優勢だったスペインの無敵艦隊が敗れたのは、風向きが変わってイギリス軍が風上になり、火船攻撃が効を奏したからだと、この映画を見て初めて知った。自然の力で勝ったなんて、まるで蒙古襲来の時の神風か、潮の流れが勝敗を決した〈壇ノ浦の戦い〉みたい。これだから歴史物は面白い。「YAHOO映画」より。「何日も、何日も海ばかり。航海中、嵐がこないか、病気にならないかと不安でしょうがない」と船乗りローリーが女王に新大陸、アメリカへの航海を説明するシーンがあった。この頃、イギリスからアメリカに行くには、今の月に行くよりも不安と恐怖があったに違いない。だから、しっかりと、風を読み、天気を読んで航海した。今は、そんな恐怖がなくなったので、イージス艦「あたご」のような単純なミスが起こる。そんなことを思ったりもした。第80回アカデミー賞■主演女優賞■ノミネート。★ケイト・ブランシェット 「エリザベス/ゴールデン・エイジ」 ■衣装デザイン賞■受賞★ 「エリザベス/ゴールデン・エイジ」 アレクサンドラ・バーン ・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月3日*雛祭*UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.03
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■チーム・バチスタの栄光:あらすじ■“チーム・バチスタ”と呼ばれるエリート医師集団。彼らの手術中に3件連続で患者が死亡した。内部調査を任された心療内科の女医・田口は事故と判定するが、報告書を読んだ厚労省の白鳥は、田口と共に再調査に乗り出す。現役医師が書き下ろしたベストセラー・ミステリー小説を映画化。大病院で仕組まれた犯罪の真相を、竹内結子と阿部寛演じる女医&役人コンビが、コミカルな掛け合いで探る。*****現役の医者・海堂 尊が書いた推理小説の映画化。バチスタ手術とは、 肥大した心臓を切り取り小さく作し、心臓の収縮機能を回復させること。創始者であるR・バチスタ博士の名を取って、一般的には「バチスタ手術」とも呼ばれる。 専門的なことを扱っているのに、ぜんぜん、難しくない。ミステリーなのに、笑える。事件を解決する人物に医師の田口公子役の竹内結子、厚生労働省の役人、白鳥圭輔役に阿部寛。特に、阿部寛が演じる、厚生労働省の役人、白鳥圭輔 が面白い。彼が通った後はぺんぺん草も生えないとの評判を持つ、やり手だ。がしかし、役人面をして威張るのも、笑える。例えば、病院対薬局チームの野球のシーン。まったく、関係ない 白鳥圭輔(阿部寛)は、突然、バッターボックスに立つ。名刺を見て厚生労働省の役人と知った野球チームのメンバーは、文句を言わない。明らかに、ストライクをわかる球も、彼がボールと言えば、ボールになる。もちろん、オーバーに描いているのだけれど、役人のエゲツナい描き方が笑いを呼ぶ。映画が面白いので、続編があるとか。■バチスタ■・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月2日*流し雛 *UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.02
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若草の緑、花の色で、景色が一気にカラフルになった。<弥生野>の眺めは、心おどるもの。<初燕>がそこに飛んでくるのも、きっともうすぐ。21日ごろには<春分>、昼と夜の長さが等しくなる日があります。「暑さ寒さも彼岸まで」とむかしからいわれる節目の日です。少し寒さが残る日があって雪がちらついても、すぐに<泡雪>と消えてしまいます。けれど、<春風>に乗って花粉、それから<春埃>も運ばれてきます。暖かくなったからといってほっとしていられない、3月です。「サルビア歳時記」 木村衣有子 3月1日と2月29日は、たった1日しか違わないのに、なんだか3月というだけど、急に春という気になってくる。寒さは変わりがないけれど、ニットの帽子は仕舞った。心はすでに春。 「サルビア歳時記」 木村衣有子乙女な切り口から見た京都の本など、私は、木村衣有子さんの本が大好き。その大好きな、木村衣有子さんの「サルビア歳時記」という本を買ったのは、数年前。場所は、京都の乙女な本屋さん、「恵文社」。乙女と歳時記。これが、「サルビア歳時記」のキーワード。・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★3月1日*昭和恋々:産湯*UP・・・・・・・・・・・・・
2008.03.01
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