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堀江本。ライブドア社長の堀江貴文さんのブログ本である。ブログを書籍として出版することに疑問を感じている自分だが、案の定、本書の内容はウチの子ども(7歳)の日記と同じレベルである。読んでいてイタすぎる。通勤電車の片道(30分)で読み飛ばせてしまった。本書の冒頭に、「若い人は、やっぱり早くに起業すべきだと思う。これは持論、というより確信」(39ページ)と書いてありますが、労働人口すべてが起業しちゃったら困るでしょ(笑)。私のように、上司を支えるのが好きでサラリーマンをやっている人間だっているわけですから。いろいろな仕事をしてみて、自分のキャラクタを熟知した上で、起業したい人は起業すればいいと思う。それにしても、「私が講演で話すことなど私の本に全部書いてあるに決まっている」(74ページ)と仰るなら、私は一生、堀江さんの講演には足を運ばないでしょう。サラリーマンにとって、ブログと同じ程度の内容の講演を聴くのは時間の無駄だから(笑)。本書の収穫といえば、ニッポン放送株取得騒動のスタートの時点で、「朝一の取締役会でCB発行を決議する。これまでの人生で一番大きな意思決定をした瞬間かもしれない」(206ページ)という思いがあったことが分かったこと。堀江さんでも覚悟するときは覚悟するのですね。■メーカーサイト⇒ゴマブックス 堀江本。
2005.09.26
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震災時帰宅支援マップ 首都圏版今日は「防災の日」である。それにしても最近、大地震が多い。そんな中発刊された本書は、30万部を超えるベストセラーとなった。私は仕事柄、一定の場所で長期間作業するということがない。災害発生時には、首都圏のどこで仕事をしていても、家族を守るために家に帰る責任がある。そこで、店頭で本書を斜め読みしてみた。第一印象だが――帰宅支援マップとしては大したものではない。だが、普通の地図として非常に役に立つ。それで購入した。というのは、山手線の内側が4ブロックに分かれて掲載されているのと、山手線の外側が幹線道路に沿って掲載されており、これが意外と便利なのだ。たとえば深夜にタクシーで帰るとき、土地勘がない場所では、北が上になっている一般的に行政区分地図では帰宅経路がイメージしずらい。その点、この地図は、幹線道路の順番に地図をめくっていけば、自宅までたどりつける。だから、この地図は細長い(縦210ミリ×横95ミリ)。地図の下から上へ向かって幹線道路がのびているので、かならずしも北が上とは限らない。カーナビ感覚で利用ができるので、自動車や徒歩で移動するときには役に立ちそうだ。掲載範囲は、山手線を中心に、西は横浜、八王子、北は川越、上尾、東は柏、千葉に及ぶ。新宿スタートだと、八王子は箱根ヶ崎より遠いという事実にも驚かされた。災害時に限らず、深夜タクシーで最短コースで帰りたいという人にもお勧めできる。■メーカーサイト⇒昭文社 震災時帰宅支援マップ 首都圏版
2005.09.01
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