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プロジェクトはなぜ失敗するのか筆者は「プロジェクトは本来、何もコントロールしないと失敗するものである」と語る。そのことを認識しない限り、スタートしないとプロジェクトは成功しないというのである。本書を読んで、これはプロジェクトの定義そのものなのだが、「プロジェクトは終わりなき業務でなく、期間が決まっていて、始まりと終わりが明確に定義できる活動」であることを、あらためて認識させられた。私たちは普段、プロジェクトのエンドをしっかり認識し、クロージングを行っているだろうか。また、「プロジェクトの成功は何?」という言葉にも、ハッとさせられた。プロジェクトをはじめるに際し、メンバ、顧客と成功の定義を共有しているだろうか。日常業務を省みて、いろいろ考えさせられる点が多い作品である。■メーカーサイト⇒http://bpstore.nikkeibp.co.jp/item/main/148222817790.html
2005.07.29
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学力があぶないベストセラー「日本語練習帳」と数学教授の共著である。対談形式の部分は、お互いの主張が不明瞭で読みにくかったのだが、「差別じゃなく区別」(11ページ)、「平等というのは政治的な権利が平等だということ。つまり社会的に平等に存在しているのだということであって、人間の一人ひとりの個性とか能力が同一だとか、均一だなどということはないのです」(141ページ)には賛成である。私は、能力別クラスは必要だと思うし、男女雇用機会均等法はおかしな法律だと考えている。それにしても、本書を読むと、大学の講義は惨憺たる有様のようだ。日本の未来が悲観的になってくる。■メーカーサイト⇒http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/0/4307120.html
2005.07.07
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