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ハイエンド空冷CPUクーラー「ASSASSIN VC ELITE」 フラッグシップ空冷クーラー製造/販売アスク製品情報ハイエンド空冷CPUクーラー「ASSASSIN VC ELITE」価格比較ここをクリック DeepCoolの新モデル「ASSASSIN VC ELITE」は、TDP 300Wに対応する高い冷却性能を誇るフラッグシップ空冷CPUクーラーだ。ベース部には高効率ベイパーチャンバーを搭載し、熱伝導効率を大幅に向上。デュアルタワーヒートシンク構造と7本のヒートパイプ、さらに120mm・140mmファンの組み合わせにより、高い冷却力と静音性を両立している。
2025.10.31
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27型有機ELゲーミングディスプレイ「GIGABYTE MO27Q28G」 有機ELパネル採用の27型ゲーミングディスプレイ製造/販売GIGABYTE Technology製品情報27型有機ELゲーミングディスプレイ「GIGABYTE MO27Q28G」価格比較ここをクリック 2560×1440ピクセル表示に対応した27型ディスプレイで、第四世代WOLEDパネルを採用し高輝度/高彩度表示と省電力設計を実現。リフレッシュレートは最大280Hz、応答速度は0.03ms(中間域)となっている。映像入力はHDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4×1、USB Type-C×1を利用可能だ。
2025.10.30
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14.5型液晶ディスプレイ「XENEON EDGE 14.5 タッチ操作対応の14.5型の超ワイド液晶ディスプレイ製造/販売アスク製品情報14.5型液晶ディスプレイ「XENEON EDGE 14.5価格比較ここをクリック HDMIおよびUSB Type-C接続に対応したウルトラワイド14.5型液晶ディスプレイで、2560×720ピクセル表示に対応し横置き/縦置きレイアウトでの利用に対応。5点マルチタッチ操作もサポートした。着脱式の専用スタンドが付属。また本体に計14個のマグネットを内蔵しており、さまざまな場所に取り付けることが可能だ。
2025.10.29
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グラフィックスカード「GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC WHITE PLUS」 NVIDIAの最新アーキテクチャ「Blackwell」を採用した次世代GPU「GeForce RTX 5060 Ti」を搭載するグラフィックスカード製造/販売エムエスアイコンピュータージャパン製品情報グラフィックスカード「GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC WHITE PLUS」価格比較ここをクリック 「GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC WHITE PLUS」は、安定したパフォーマンスを実現するために“シンプルさ”を重視して設計されたモデルだ。MSIオリジナルのデュアルファン構造と「STORMFORCEファン」を採用し、冷却性能を効率的に強化。長時間の高負荷動作でも安定した動作を維持できる。さらに、RGB LEDをあえて搭載せず、清潔感のあるホワイトカラーで統一。クリアサイドパネルやホワイト系の自作PCビルドとの相性も抜群だという。カードサイズは幅約227mm × 奥行126mm × 高さ41mm、重量は約600g。多くのPCケースに収まりやすく、取り付けも容易だ。保証期間は従来より長い2年間に設定され、品質への自信も伺える。性能とデザイン性のバランスを求めるユーザーにぴったりのモデルといえる。
2025.10.28
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三体 史強「地球人を虫けら扱いする三体人は、どうやら、ひとつの事実を忘れちまってるらしい。すなわち、虫けらはいままで一度も敗北したことがないって事実をな」著者・編者劉慈欣=著出版情報早川書房出版年月2024年2月発行1967年の中国――文化大革命の嵐が吹き荒れる中、大学教授で理論物理学者の葉哲泰 (イエ・ジョータイ) は、反動的学術権威として紅衛兵になぶり殺しにされた。告発したのは妻で物理学者の紹琳 (シャオ・リン) だった。天体物理を専攻していた娘の葉文潔 (イエ・ウェンジ) は、ただ見ていることしかできなかった。2年後、生産建設兵団に入った文潔は、内モンゴルで森林を伐採し、開墾を進めていた。だが、それはただ破壊しているだけのようにみえた。文潔もまた濡れ衣を着せられ、監禁された。時間が流れ、文潔は雷志成 (レイ・ジーチョン) と楊衛寧 (ヤン・ウェイニン) によって救出された。彼女の論文に価値があることが知られ、紅岸基地の最高機密レベルの研究プロジェクトに参加する資格が与えられたのだ。ただし、一生そこを出ることができないという条件で。四十数年後、ナノマテリアル研究者の汪? (ワン・ミャオ) は作戦司令センターに連れてこられた。そこで、高エネルギー粒子加速器を使った実験を行っている〈科学フロンティア〉に関わった多くの科学者が自殺したことを知らされる。葉文潔の娘で理論物理学者の楊冬 (ヤン・ドン) もまた、「すべての証拠が示す結論はひとつ。これまでも、これからも、物理学は存在しない。この行動が無責任なのはわかっています。でも、ほかにどうしようもなかった」というメモを残して自殺した。汪?は、楊冬の恋人で理論物理学者の丁儀 (ディン・イー) を訪ねた。酒の匂いをプンプンさせている丁儀は、ビリヤード台を高エネルギー粒子加速器にみたて、汪?に、新しい加速器で実験したところ、同一の粒子、同一の衝突エネルギー、同一のパラメータだったにもかかわらず、違う結果が出たことで、物理学者たちがパニックを起こしたことを告げた。丁儀は、「それは、宇宙のどの場所においても適用できる物理法則が存在しないことを意味する。ということはつまり‥‥物理学は存在しない」と言った。汪?は、ライカM2にモノクロフィルムを入れ、趣味の写真撮影のために街に出掛けた。1本分を撮り終え帰宅して現像してみると、写真の真ん中に奇妙な数字の列が写っていた。それはカウントダウンする時間のようだった。汪?は、それらの写真を〈科学フロンティア〉会員の申玉菲 (シェン・ユーフェイ) に見せた。彼女は理由も示さずに「研究を中止しなさい」と言った。やがて、汪?はカウントダウンの数字が見えるようになった。病院を受診すると、飛蚊症という診断だった。医師は心の問題だと告げた。汪?はナノテクノロジー研究センター向かうと、超強度ナノマテリアルの実験装置のシャットダウンとメンテナンスを命じた。すると、カウントダウンが止まった。汪?はVスーツを着ると、申玉菲がプレイしていたVRゲーム「三体」にログインした。そこは3つの太陽がある世界で、惑星の運行に法則性がなかった。汪?は葉文潔を訪ね、楊冬が子どもの頃に書いて日記帳を見せてもらった。そして、宇宙背景放射の観測施設を紹介してもらう。中国科学院国家天文観測センターの電波天文観測基地に到着した汪?は、突然、宇宙背景放射のゆらぎが大きくなったことを確認した。カウントダウンは続いていた。作戦司令センター所属の警察官・史強 (シー・チア) が汪?を尾行していた。史強は汪?に「科学で説明がつかないように見える出来事の背後には、かならずだれか黒幕がいる」と告げ、彼らに反撃するために「仕事に行け。研究をつづけろ」とアドバイスする。汪?は再び葉文潔を訪れ、紅岸基地の思い出を聞かされる。紅岸基地の真の目的は――。数学の天才にして三体問題の特殊解を次々に発見した申玉菲の夫、魏成 (ウェイ・チョン) は殺害予告電話に怯え、史強に助けを求めた。汪?も呼び出され、3人で申玉菲の家に行ってみると、玉菲が殺されていた。汪?が「三体」バージョン2をプレイし終わると、オフ会に招待された。辺鄙なところにある静かで小さな喫茶店で、参加者はたった7人だった。汪?が「三体」に5回目のログインを行うと、そこは情報化と原子力文明に到達した世界だった。ゲーム内でアインシュタインは「三体問題に解は存在しない」と言った。汪?がログアウトすると、突然、「緊急事態につき、『三体』のサーバはまもなくシャットダウンします。残っている時間で、自由にログインしてください。『三体』はこれから、最終ステージへと直接ジャンプします」というメッセージが表示された。汪?が「三体」にログインすると、三体艦隊が4光年離れた恒星系へ向かって出発するところだった。ログアウトした汪?に、地球三体協会への招待メールが届く。地球三体協会の集会には300人以上が集まっており、多くの著名な科学者や文学者、政治家が含まれていた。地球三体協会反乱軍の最高司令官は葉文潔 (イエ・ウェンジエ) は、?せ細った拳を振り上げ、意外なほどの力と決意がこもる声で「人類の専制を打倒せよ!」と叫んだ。葉文潔は紅岸基地における研究で、太陽鏡面が電波を1億倍にも増幅できることに気付いた。地球文明はおそらく、カルダシェフの分類におけるII型文明のエネルギーレベルでメッセージを送信できる。1971年秋に文潔が送信した1万2千メガヘルツの電波は、光速で宇宙全体へと広がり始めていた。8年と数ヶ月後、「応答するな! 応答するな!! 応答するな」という警告メッセージが届いた。それは、約4光年離れている太陽系にもっとも近い恒星系で三重星系として知られるケンタウルス座α星 (アルファ・ケンタウリ) からのものに違いない。文潔は「来て! この世界の征服に手を貸してあげる。わたしたちの文明は、もう自分で自分の問題を解決できない。だから、あなたたちの力に介入してもらう必要がある」と返信を打った。まもなく、文潔は楊冬 (ヤン・ドン) を産み、山の中で一人で暮らしながらツバメの命を救おうとしているマイク・エヴァンズに出会う。数年後、文潔は西ヨーロッパのある大学に客員研究員として招聘を受け、ロンドンにヒースロー空港に到着した。彼女はヘリコプターに乗せられ、巨大なパラボラアンテナが並ぶ巨船〈審判の日 (ジャッジメント・デイ) 〉に着陸した。エヴァンズは彼女を出迎え、三体艦隊が450年後に地球に到着することを告げた。そして、文潔は地球三体協会(ETO)の総帥に就任する。地球三体協会は、人類文明に絶望し、みずからの属する種に憎しみと叛意を抱き、自分とその子孫を含む人類すべてを滅亡させることを最高の理想としている人々の集まりである。ETOはVRゲーム『三体』を使って三体文化を広め、プレイヤーが一定のレベルに達し、三体文明の魅力に惹かれはじめると、三体協会が直接連絡をとる。プレイヤーの思想傾向をテストし、最終的な合格者を地球三体協会のメンバーとして迎え入れる。人類に絶望した学識者が集まり、三体協会は大きな組織となり、やがて内部は3つの派閥に割れ、対立するようになる。,三体世界は、千年以上前から、他の星系の知的文明の情報を監視していた。そして地球という世界の存在を知った。そこにはひとつの太陽が存在し、恒紀が永遠につづいている。つねに気候が温暖で、作物がよく育つそのパラダイスだった。だが、地球までの距離がわからない。そこで、監視員は「応答するな! 応答するな!! 応答するな」という警告メッセージを送った。もし返信が来れば、地球までの距離がわかる。三体世界の元首は監視員に向かい、「おまえが送信した警告メッセージは、三体文明から生存の機会を奪うかもしれない」と断罪した。そして、光速の100分の1の速度が出る三体艦隊を地球の方角へ向けて出撃させた。8.6年後、地球からの返信が来た。地球の位置を把握した三体世界は、三体艦隊の第二陣をキャンセルし、科学執政官は陽子1個からなる人工知能「智子 (ソフォン) 」を開発した。2つの智子が地球へ向けて放たれた。智子は光速に近い速度で地球に到達し、粒子加速器の中に潜み、誤った実験結果を導きだし、宇宙背景放射全体をちらつかせる。著者は、中国の劉慈欣 (りゅう じきん) さん。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を執筆。本作は2006年から連載され、2008年に単行本として刊行されると、人気が爆発。中国のみならず世界的にも評価され、2015年、翻訳書として、またアジア人作家として初めてヒューゴー賞を受賞した。訳者の大森望さんは、あとがきで、「小説のテーマは、異星文明とのファーストコンタクト。カール・セーガンの『コンタクト』とアーサー・C・クラークの『幼年期の終り』と小松左京の『果しなき流れの果に』を一緒にしたような、超弩級の本格SF」と絶賛しており、英語圏でもブームになったそうだが、はたしてそうであろうか。英語圏でブームを巻き起こした発端が、オバマ大統領(当時)、マークザッカーバーグCEO、ジェイムズ・キャメロン監督。日本では、新海誠監督が話題にしたり、『ダイヤモンド』『日経サイエンス』が取り上げたというから、そこにビジネスの臭いがしてくる。葉文潔が紅岸基地でみたFORTRAN、汪?が思い出したMS-DOS――このあたりはリアルな技術史を下敷きにしたハードSFらしい展開なのだが、出だしが文化大革命なので、外国人としては、この世界に没入しにくい。VRゲーム『三体』も、世界史とは違う中国古典を読んでいないと面白みがわからない。とはいえ、SFによる登場する太陽系に最も近い恒星系「ケンタウルス座α星 (アルファ・ケンタウリ) 」の異星文明を、「三体文明」として、ここまでリアルに構築した作品は初めて読んだ。また、三体艦隊が太陽系に到達するのに400年以上かかるという設定もリアルだし、そのために人類を絶望させる戦略にも「なるほど」と感嘆した。シリーズものとして、400年にわたる大河SFを書けるようにするための伏線であるような気もするが‥‥。三体シリーズが「超弩級の本格SF」になるかどうかは、今後の展開次第だろう――と思いつつ、気が向いたら、次回作を買ってみようと思う。
2025.10.27
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密閉型ヘッドフォン「HDB 630」 ハイレゾサウンドの再生をサポートする密閉型ワイヤレスヘッドフォン製造/販売ゼンハイザー製品情報密閉型ヘッドフォン「HDB 630」価格比較ここをクリック Bluetooth 5.2接続(Type-Cトランスミッターが付属)およびUSB Type-C/3.5mmアナログ有線接続に対応した密閉型ヘッドフォンで、Bluetooth接続時にはaptX HD/aptX Adaptiveコーデックにも対応。Type-C有線接続時には96kHz/24bitまでのハイレゾ音源の視聴も可能となっている。外部の騒音を低減できるアクティブノイズキャンセリング機能も搭載。バッテリー駆動時間は最大60時間となっている。重量は約311gだ。
2025.10.26
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骨伝導集音器「400-HABC1」 骨伝導技術を採用した集音器製造/販売サンワサプライ製品情報骨伝導集音器「400-HABC1」価格比較ここをクリック こめかみ付近の骨の振動で音を伝える骨伝導式の集音器で、話し声などをクリアに聞き取りやすくするノイズ除去機能を搭載。利用シーンに応じて“室内モード”“屋外モード”“声量強調モード”の3モードを切り替えできる。
2025.10.25
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ノートPC「FMV Note M」(FMVM55K3) 軽量・コンパクトで、こだわりの使いやすさ製造/販売富士通製品情報ノートPC「FMV Note M」(FMVM55K3)価格比較ここをクリック LIFEBOOK AHの後継モデルで、前モデルに比べ、CPUを強化し、付属するMicrosoft Ofiiceを「Microsoft 365 Personal(24か月版:Office Home and Business 2024 オプション付き)」に変更したよりシンプルなデザインを追求し、キーボードから画面までの段差の削除、側面パーツ分割ラインの削除、スピーカー開口部の移動(キーボード奥から目立たないヒンジ部へ)を行った。OSは Windows 11 Home。「Microsoft 365 Personal(24か月版)」「Office Home and Business 2024 オプション付き」のほか、セキュリティ対策ソフト「マカフィー リブセーフ」や日本語変換ソフト「ATOK for Windows」、映像・音楽編集ソフトなどもプリインストールする。【主な仕様】基本ソフトWindows 11 Home 64ビット版CPUAMD Ryzen 5 7535U(6コア / 12スレッド2.9GHz(最大4.55GHz))グラフィックAMD Radeon 660M(CPU内蔵)表示14.1型ワイド液晶 1,920×1,200ドットスーパーファイン液晶(高輝度・広視野角)主記憶16Gバイト(最大 16Gバイト;LPDDR5-5500)補助記憶SSD 256GBネットワーク無線LAN Wi-Fi 6E(2.4Gbps)対応、IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠(MU-MIMO対応)×1Bluetooth 5.3×1インタフェースUSB 4(Gen3)×1USB 3.2(Gen2)(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)×1マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子(ステレオミニジャック)×1HDMI出力端子×1サウンド機能チップセット内蔵+High Definition Audio コーデック×1ステレオスピーカー×1デジタル(ステレオ)マイク×1Webカメラ約207万画素(プライバシーカメラシャッター付、Windows Hello対応)×1バッテリ駆動時間 約9.9時間(動画再生時)充電時間 約1.9時間本体サイズ(幅)313.4×(奥行)223×(高さ)19.8~20.4×(直径)×(全長)ミリ本体重量約1.3キログラム付属アプリケーションMicrosoft 365 Personal (24か月版) Microsoft Office Home and Business 2024マカフィー リブセーフ 3年版i-フィルター for マルチデバイスATOK for WindowsCyberLink PowerDirector筆ぐるめカラーバリエーションFMVM55K3BAFMVM55K3SA
2025.10.24
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ノートPC「FMV Note U」(FMVUXSK3) コンパクトなボディに高性能。Copilot + PC 向けの追加機能も利用できる製造/販売富士通製品情報ノートPC「FMV Note U」(FMVUXSK3)価格比較ここをクリック 前モデルに比べ、ボディー構造を刷新し、キーボードのキー配置を一部変更。CPUは Core Ultra 255U にアップグレードした。「Copilot+ PC」に準拠しており、Copilot +PC向けの追加機能も利用できる。メインメモリは16GB(LPDDR5規格、増設/換装不可)を備える。ストレージは512GBのPCI Express 4.0接続のSSDを搭載する。OSはWindows 11 Proをプリインストールし、Microsoft 365 Personal + Office Home and Business 2024のライセンスが付属する。ディスプレイは14型のTFT液晶で、最大解像度は1920×1200ピクセルとなる。超狭額縁設計とロゴ類の場所移動により、設置面積は旧来の13.3型UHシリーズとほぼ同等に抑えている。Webカメラは約207万画素で、顔認証とフルHD撮影に対応する。スピーカーはステレオ(2基)構成であることに変わりはないが、ボックスの容量を25%大きくすることで低音域の再生能力が向上している。Dolby Atmosによる仮想サラウンドも利用可能だ。電源ボタンには指紋センサーを統合し、顔認証と指紋認証のどちらでも生体認証を行えるようにした。【主な仕様】基本ソフトWindows 11 Home 64ビット版CPUCore Ultra 7 プロセッサー 255U(Pコア:最大5.2GHz、Eコア:最大4.2GHz低消費電力Eコア:最大2.4GHz12コア(Pコア:2 Eコア:8 低消費電力Eコア:2) / 14スレッド)キャッシュメモリ 12MBグラフィックインテル グラフィックス(CPU内蔵)表示14.0型ワイド液晶 1,920×1,200ドット高輝度・高色純度・広視野角(ノングレア液晶)主記憶16Gバイト(最大 16Gバイト;デュアルチャネル対応 LPDDR5X-8400)補助記憶SSD 512Gバイト(PCIe Gen4)ネットワーク有線LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(Wakeup on LAN機能対応)×1無線LAN Wi-Fi 7(5.76Gbps)対応、IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠(MU-MIMO対応)×1Bluetooth 5.4×1インタフェースUSB 3.2 Type-C(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)×2USB 3.2 Type-A(うち1ポートは電源オフUSB充電機能付)×2マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子(ステレオミニジャック)×1HDMI出力端子×1サウンド機能チップセット内蔵 + High Definition Audio コーデック×1ステレオスピーカー×1デジタル(ステレオ)マイク×1スロットmicroSDメモリーカード対応×1Webカメラ約207万画素(フルHD、プライバシーカメラシャッター付)×1センサー指紋センサー(電源ボタン,Windows Hello対応)×1照度センサー×1バッテリ駆動時間 約7.0時間(JEITA 2.0)充電時間 約2.1時間本体サイズ(幅)308.8×(奥行)209×(高さ)16.3~17.8×(直径)×(全長)ミリ本体重量約634グラム付属アプリケーションMicrosoft 365 Personal + Office Home and Business 2024ラインナップFMVUXSK3 (1色)Core Ultra 7 プロセッサー 255UFMVU77K3 (3色)Core Ultra 7 プロセッサー 155H
2025.10.23
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ノートPC「FMV Note A」(FMVA77K3) Office・映像・音楽編集ソフトなどプリインストール製造/販売富士通製品情報ノートPC「FMV Note A」(FMVA77K3)価格比較ここをクリック LIFEBOOK AHの後継モデルで、前モデルに比べ、CPUを強化し、付属するMicrosoft Ofiiceを「Microsoft 365 Personal(24か月版:Office Home and Business 2024 オプション付き)」に変更したよりシンプルなデザインを追求し、キーボードから画面までの段差の削除、側面パーツ分割ラインの削除、スピーカー開口部の移動(キーボード奥から目立たないヒンジ部へ)を行った。OSは Windows 11 Home。「Microsoft 365 Personal(24か月版)」「Office Home and Business 2024 オプション付き」のほか、セキュリティ対策ソフト「マカフィー リブセーフ」や日本語変換ソフト「ATOK for Windows」、映像・音楽編集ソフトなどもプリインストールする。【主な仕様】基本ソフトWindows 11 Home 64ビット版CPUAMD Ryzen 7 7735U(8コア / 16スレッド2.7GHz(最大4.75GHz))グラフィックAMD Radeon 680M(CPU内蔵)表示16.0型ワイド液晶 1,920×1,200ドットスーパーファイン液晶(高輝度・広視野角)主記憶16Gバイト(最大 64Gバイト;DDR5-4800)補助記憶SSD 512GB光学ドライブBlu-ray Discドライブ(BDXL対応,スーパーマルチドライブ機能)ネットワーク有線LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(Wakeup on LAN機能対応)×1無線LAN Wi-Fi 7(5.76Gbps)対応、IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠(MU-MIMO対応)×1Bluetooth 5.4×1インタフェースUSB 4(Gen3)×1USB 3.2(Gen2)(うち1ポートはUSB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)×2USB 3.2(Gen1)×1マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子(ステレオミニジャック)×1HDMI出力端子×1サウンド機能チップセット内蔵+High Definition Audio コーデック×1ステレオスピーカー×1デジタル(ステレオ)マイク×1スロットメモリーカード(SD/SDHC/SDXC,著作権保護機能(CPRM)対応)×1Webカメラ約207万画素(プライバシーカメラシャッター付、Windows Hello対応)×1バッテリ駆動時間 約6.7時間(動画再生時)充電時間 約2.5時間本体サイズ(幅)360×(奥行)243.5×(高さ)26.8×(直径)×(全長)ミリ本体重量約1.9キログラム付属アプリケーションMicrosoft 365 Personal (24か月版) Microsoft Office Home and Business 2024マカフィー リブセーフ 3年版i-フィルター for マルチデバイスATOK for WindowsCyberLink PowerDirectorCyberLink Power2GoCyberLink PowerDVD筆ぐるめラインナップFMVA77K3 (3色)AMD Ryzen 7 7735U + RAM 16GB + SSD 512GBFMVA75K3 (3色)Intel Core i7-1355U + RAM 16GB + SSD 256GBFMVA53K3 (2色)Intel Core i5-1335U + RAM 16GB + SSD 256GB
2025.10.22
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ワイヤレスマウス「MX MASTER 4」 3年ぶりにフラッグシップモデルを刷新製造/販売ロジクール製品情報ワイヤレスマウス「MX MASTER 4」価格比較ここをクリック PC用マウスの最高峰とも称される同社の「Master」シリーズの新型2022年発売の前モデル「MX MASTER 3S」は、さらにその前のモデル「MX MASTER 3」からセンサー精度向上と静音クリック化などの小幅な改良にとどまったが、今回のMX MASTER 4では触覚フィードバック(ハプティック)機能や「Actions Ring」のサポートなど、大きな進化が図られている。一般的なゲーミングデバイスとは一線を画し、「最高のワークフローを実現する」ことを目的に設計されており、高負荷なクリエイティブ作業やビジネス用途で生産性と快適性を極限まで追求するプロユーザー層が主なターゲットとなっている。
2025.10.20
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CPUクーラー「MAG COREFROZR AA13」 AMD AM5/AM4・Intel LGA1851/1700対応製造/販売エムエスアイコンピュータージャパン製品情報CPUクーラー「MAG COREFROZR AA13」価格比較ここをクリック 高さ152mmというコンパクトサイズが特徴。多くのPCケースに容易に組み込めるよう設計されているという。さらに120mmのARGBファンを標準搭載しており、MSIのライティングソフト「Mystic Light」に対応。ユーザーの好みに合わせてRGBイルミネーションを自在にカスタマイズできる。冷却面では、CycloBlade 7ファンと高効率ヒートシンクを採用。これにより、静音性と高い放熱性能を両立している。特にCPUダイレクトタッチヒートパイプ技術により、CPUからの熱を素早くヒートパイプに伝導し、フィン全体で効率的に放熱。長時間の高負荷環境でも安定した冷却を実現するとしている。対応ソケットはAMDのSocket AM5/AM4に加え、IntelのLGA 1851/1700もサポート。最新世代から従来世代まで、幅広いCPUに対応可能だ。外観デザインにもこだわり、カラーはブラックとホワイトの2種類を展開。トップカバーにはレーザー刻印によるMSIの象徴「ドラゴンエンブレム」が施されており、ゲーミングPCや自作PCに洗練された印象を与える。
2025.10.18
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ATXマザーボード「X870 Pro-A WiFi」 AMD X870チップセット搭載のATXマザーボードで、コストを抑えつつも安定した性能を求めるユーザーに向けたモデル製造/販売ASRock製品情報ATXマザーボード「X870 Pro-A WiFi」価格比較ここをクリック 耐久性:高耐久コンポーネントを採用し、長時間稼働でも安定性を維持。機能性:PCIe Gen5x4対応M.2スロットやUSB4ポートを搭載し、ハイエンドモデルに劣らない拡張性を確保。ネットワーク:2.5GbE LANポートを1基装備し、Wi-Fi 7およびBluetoothを標準搭載。価格を抑えつつも最新規格をしっかりと押さえた構成で、幅広いユーザーにとって導入しやすい選択肢となるだろう。
2025.10.17
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ATXマザーボード「X870 Taichi Creator」 AMD X870チップセット搭載のATXマザーボードで、クリエイターやハイエンドPCユーザー向けに設計された上位モデル製造/販売ASRock製品情報ATXマザーボード「X870 Taichi Creator」価格比較ここをクリック 電源設計:21フェーズ・80A SPS構成により、VGAの2枚差し環境でも安定した電力供給を実現。ストレージ性能:PCIe Gen5x4対応のM.2スロットを2基搭載し、大容量かつ高速なSSD環境を構築可能。拡張性:最大40Gbps(理論値)の転送速度を誇るUSB4ポートを2基装備。ネットワーク:10GbEと5GbE LANを各1ポートずつ備え、さらにWi-Fi 7とBluetoothも標準搭載。これにより、動画編集や3DCG制作など高負荷なクリエイティブワークに対応できる環境を提供する。
2025.10.16
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プリンタ・スキャナ複合機「PIXUS TS8930」 スマホからの多彩なプリントが楽しめる「おうちでスマホプリ」製造/販売キヤノン製品情報プリンタ・スキャナ複合機「PIXUS TS8930」価格比較ここをクリック A4出力に対応したインクジェット複合機で、6色ハイブリッドインクを採用する。4.3型タッチパネルを内蔵し、IEEE 802.11acワイヤレス接続をサポートする。【主な仕様】プリンタ機能6色ハイブリッド(C/M×各1536ノズル、Y×512ノズル、GY/染料BK/顔料BK×各1024ノズル)最高解像度 4800×1200dpi最大用紙サイズ A4判後トレイ(最大 普通紙 100枚/ハガキ 40枚)給紙カセット(最大 普通紙 100枚)L判1枚あたり印字速度 約10秒L判1枚あたりコスト 約22.9円CD/DVD/BDラベル印字機能 あり(12cmメディア対応)カラー液晶モニター 4.3型(タッチパネル)消費電力 約27W(待機時 約1.1W)スキャナー機能最大解像度 主走査2400dpi×副走査4800dpi(CIS)階調 RGB各色 8bit(グレースケール 8bit)最大用紙サイズ A4判スキャン速度 1.5msec/line(カラー、300dpi)スキャン速度 3.5msec/line(カラー、300dpi)インターフェースUSB 2.0×1無線LAN IEEE802.11n/g/b/a/ac×1メモリカード(SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード/miniSDカード/miniSDHCカード/microSDカード/microSDHCカード/microSDXCカード)本体サイズ(幅)372×(奥行)345×(高さ)142×(直径)×(全長)ミリ本体重量約6.6キログラム消耗品等ホワイトモデルBCI-331+330/6MPマルチパック
2025.10.14
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プリンタ・スキャナ複合機「PIXUS XK140」 L判フチなし印刷時は約10円と低コスト製造/販売キヤノン製品情報プリンタ・スキャナ複合機「PIXUS XK140」価格比較ここをクリック 5色ハイブリッドインクを備えるモデルで、家庭のインテリアにも調和する高品位デザイン筐体を採用した。A4カラー文書で約4.1円/枚の低ランニングコストでカラー出力が可能だ。【主な仕様】プリンタ機能5色ハイブリッド(顔料BK/C/M×各1024ノズル、Y/染料BK×各512ノズル)最高解像度 4800×1200dpi最大用紙サイズ A4判後トレイ(最大 普通紙 100枚/ハガキ 40枚)給紙カセット(最大 普通紙 100枚)L判1枚あたり印字速度 約16秒L判1枚あたりコスト 約10.0円CD/DVD/BDラベル印字機能 あり(12cmメディア対応)カラー液晶モニター 4.3型(タッチパネル)消費電力 約27W(待機時 約1.0W)スキャナー機能最大解像度 主走査2400dpi×副走査4800dpi(CIS)階調 RGB各色8bit(グレースケール 8bit)最大用紙サイズ A4判スキャン速度 3.5msec/line(カラー、300dpi)インターフェースUSB 2.0×1無線LAN IEEE802.11n/g/b/a/ac×1メモリカード(SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード/miniSDカード/miniSDHCカード/microSDカード/microSDHCカード/microSDXCカード)本体サイズ(幅)372×(奥行)345×(高さ)142×(直径)×(全長)ミリ本体重量約6.6キログラム消耗品XKI-N21+N20/5MPマルチパック
2025.10.13
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プリンタ・スキャナ複合機「PIXUS TS7630」 基本機能+高コストパフォーマンス製造/販売キヤノン製品情報プリンタ・スキャナ複合機「PIXUS TS7630」価格比較ここをクリック 5色ハイブリッドインクを搭載し、2.7型の有機ELパネル(タッチ操作非対応)、スタイリッシュなデザインなどを引き継ぎつつ、ボディーデザインは一新された。【主な仕様】プリンタ機能5色ハイブリッド(C/M/顔料BK×各1024ノズル、Y/染料BK×512ノズル)最高解像度 4800×1200dpi最大用紙サイズ A4判後トレイ(最大 普通紙 100枚/ハガキ 40枚)給紙カセット(最大 普通紙 100枚)L判1枚あたり印字速度 約16秒L判1枚あたりコスト 約22.2円カラー液晶モニター 2.7型(有機EL)消費電力 約27W(待機時 約1.0W)スキャナー機能最大解像度 主走査1200dpi×副走査2400dpi(CIS)階調 RGB各色8 bit(グレースケール 8bit)最大用紙サイズ A4判スキャン速度 3.5msec/line(カラー、300dpi)インターフェースUSB 2.0×1無線LAN IEEE802.11b/g/n/a/ac×1メモリカード(SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード/miniSDカード/miniSDHCカード/microSDカード/microSDHCカード/microSDXCカード)本体サイズ(幅)372×(奥行)345×(高さ)142×(直径)×(全長)ミリ本体重量約6.5キログラム消耗品BCI-331Cマルチパックホワイトモデル
2025.10.12
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Wi-Fi 7無線LANルーター「WSR6500BE6P-BK」 Wi-Fi 7接続に対応したホーム無線LANルーター製造/販売バッファロー製品情報Wi-Fi 7無線LANルーター「WSR6500BE6P-BK」価格比較ここをクリック 家庭での利用を想定したWi-Fi 7対応無線LANルーターで、5GHz帯最大5746Mbps、2.4GHz帯最大688Mbps(ともに理論値)のデュアルバンド接続をサポートしたモデルだ。国内の主要IPv6サービスに対応。対応機器同士を用いてメッシュWi-Fiを構築できる“EasyMesh”も利用できる。有線ポートは2.5GbE対応×1(WAN側)、ギガビット対応×3(LAN側)を備えた。
2025.10.11
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忘れ去られたCPU黒歴史 ゴーレムは「カバラの呪文」を胸のスロットに入れると動き出し、その小さく丸められた羊皮紙を子供に抜き取られてパタリと止まるのだ。それとまったく同じようにして動くものが作りだされ、たかだか50年前の人たちにすら信じられないようなことを可能にしている。その根幹にある、現在の「秘術」がCPUの世界である(2ページ)著者・編者大原雄介=著出版情報角川アスキー総合研究所出版年月2012年7月発行著者は、ASCII.jpで「ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情」を連載している大原雄介 (おおはら ゆうすけ) さん。8ビットCPUの時代からパソコンを使っている身としては、黒歴史と呼ぶには懐かしいCPUばかりで、当時を懐かしみながら一気に読んだ。サブタイトルに「Intel/AMDが振り返りたくない失敗作たち」とあるとおり、前半はIntelのCPU、後半はAMDのCPUが並ぶ。そして最後に、マイナー系 x86 CPUと、次世代Macintoshになり損ねたCPUを取り上げる。トップバッターは「Timna (ティムナ) 」は、Pentium III時代の自作ユーザーに期待されながら、ついに市場に出なかった幻の統合型CPUである。なぜ黒歴史として葬られたかは本書をお読みいただくとして、設計を担当したのは MMX Pentium で統合のお手本をつくったイスラエルのハイファにあるデザインセンターである。Timna は無かったことにされているが、その後、Pentium M で大成功を収め、Coreプロセッサーへの道筋を開いた。二番手の iAPX 432 は、8086アセンブリを書いているとき、その塩っぱさに辟易としているときに知ったCPUである。型番を見れば割るように、8086/8088は8080の延長線上にあるアーキテクチャなのだ。乗除算命令があるとはいえ、加減算を繰り返しているだけだから遅い。一方の iAPX 432 は、電算機概論で学んだメインフレームの流れを汲む32ビット・アーキテクチャだ。ただし、21世紀の現在も実現できていないCPUレベルでのオブジェクト指向を目指すなど、理想的な機能・仕様を目指したため、1981年に出荷開始されたものの、高い・遅いとの悪評を逃れることができず、1984年に 80286 が登場すると、早々に姿を消した。この頃のインテルは、32ビット・アーキテクチャへの中継ぎに過ぎなかった 8088 が IBM PCに採用されたことで大化けし、iAPX 432 の赤字を補って余りあるほどで、インテル単独では 8086/8088 の受注に追いつかなかったという。そこで、NECなどにセカンドソースした。NECは 8086 を改良して V30 という名品を生み出し、PC-9801シリーズは国民機へと成長していく。1980年代半ばから、CISC 対 RISC が話題になった。インテルがRISCに手を出して作ったのが i860 である。命令を単純化することで、ひたすら実行速度を稼ごうという RISC は、除算命令すら持たずにソフトウェア側に実装を要求する。その点で 1989年に登場した i860 は徹底しており、パイプラインの各ステージの状態をソフトウェアから見ることができる。CPU側で並列処理は一切行わず、ソフトウェア側に丸投げするための仕組みだ。しかし、予測分岐が店宿な時代のことなので、せっかくのパイプラインが全く役に立たず、ハンドアセンブルでも理論値の半分のベンチマークスコアしか出なかった。にもかかわらず、浮動小数点演算性能が買われ、アップルを追われたスティーブ・ジョブズが作った NeXT Cube 用のグラフィックカードに利用されることになる。高速にPostScriPt の実行が可能だったからだ。インテルとシーメンスは Ada をシステム言語として使用するハイエンド・フォールトトレラント・オブジェクト指向コンピュータシステム開発プロジェクト「BiiN」を立ち上げ、金融、原発などのインフラ系に加え、軍用にも耐えうる RISC CPU「i960」を設計した。i860 よりも筋がよく、1986年に販売開始されるのだが、BiiN に進捗が一向に進まない。このため、組み込み用として販路を開拓するのだが、インテルもAMDも、じつは組み込み系ビジネスを理解していない。こうして1990年に終焉を迎える。2000年代前半、AMDとクロック数争いを続けていたインテルは、第三世代の Pentium 4 として2004年に Prescott を発表する。前世代の Northwood に比べてパイプラインの段数を20から30段へ増やし 5GHzを目指したのだが、膨大なリーク電流と発熱で自作界隈を賑わせた。この煽りで、マルチスレッドを目指した次世代の Tejas もキャンセルとなる。1997年に、DEC が持っていたRISC「StrongARM」の資産を継承したインテルは、2002年に「XScale」として三度 RISC に挑戦する。今回は、PDAや携帯電話をもターゲットにしていると話題になり、実際に XScale を搭載したPDAが登場した。ところが、携帯電話に押されて PDA 市場が失速。一方の携帯電話は、PCとはまったく異なるビジネスモデルで成り立っており、インテルがそれを理解する間もなく XScale は終焉する。2001年に登場した Merced は初代「Itanium」である。64ビット・アーキテクチャの本命として設計されたのだが、iAPX 432 の時と同じく、理想を追い求めすぎた。トランジスター数3億2500万、ダイサイズは 300mm2 という化け物になってしまい、配線遅延から、クロック数をあげることができなくなってしまったのだ。加えて、コンパイラの最適化に時間がかかり、Pentium III よりも性能が劣る有様になってしまった。インテルは諦めず設計を一からやり直し、翌年、第2世代「Itanium」の McKinley を発表し、メインフレーム市場に食い込むことに成功した。お次はAMD――。1988年に登場した Am29000 は素直な RISC CPU であった。その素直さがゆえに、PostScriptプリンタには必ず搭載されるほどの市場を獲得したのだが、1993年にインテルが出荷回した Pentium に対抗するため、AMD は Am29000 のサポート技術者までを引き抜き、対抗 CPU「AMD K5」の設計に取りかからせる。これが悪手だった。組み込み系 CPU は、PC向け CPU に比べてライフサイクルが長いうえ、機器メーカーへのテクニカルサポートが欠かせない。AMDもインテルもこうした事情を理解しておらず、Am29000 はその素性の良さにもかかわらず廃番となった。Pentium II/III 対抗の切り札となる K7(Athlon)登場までの時間稼ぐとするため。AMDは 1999年に K6-III を販売開始する。K6-II の機能に加え、CPUコアの動作周波数と同じ周波数で動作する2次キャッシュを搭載したのだが、これがアダとなった。ダイサイズが巨大化し歩留まりが上がらず、クロック数をあげることもままならなかったのだ。1900年代最後の年、「SledgeHammer/ClawHammer」の開発コード名で、K8 アーキテクチャがお披露目された。その理論性能は Pentium 4 はもちろん、ワークステーション向けの Xeon も凌駕するものだった。これに慌てたインテルは Prescott の開発を急ぎ、黒歴史に突入したのは前述の通り。ところが、Hammer シリーズのの進捗状況も思わしくなかった。アーキテクチャの変更と、130nm SOIプロセスへの変更という2つの変更を同時に行ったのが悪手だった。2003年4月になって、ようやく Opteron が発表になる。動作周波数は最大でも 1.8GHz というお寒い状況だったのだが、インテル陣営が Prescott で自滅したため、Opteron と Athlon64 はそこそこ市場を獲得した。AMD は K9をキャンセルし、Barcelona という開発コード名の初代「K10」を2007年に発表する。これもアーキテクチャとプロセスの変更を同時に行うという悪手の見本で、莫大な消費電力と発熱に悩まされる、同一クロックなら Core 2 Quad といい勝負だったのだが、肝心のクロック数をあげることができず、姿を消すことになる。AMD は1996年に1チップCPU「Elan」を発表し、再び組み込み市場に打って出るのだが、2003年に National SeIIliconductor の Geode 部門を事業部ごと買収すると、Elan を廃番にしてしまう。Am29000 の失敗を繰り返したことで、組み込み市場から総スカンを喰らい、素性がいいはずの Geode はまったく売れず、市場から撤退することになる。マイナー系 x86 CPU として、Intel 486 をデッドコピーした出自がまっ黒な台湾 UMC 社の「UMC U5S」、設計だけで市場に出なかった「AMD K9」「Cyrix M3 Jalapeno」「MemoryLogix MLX1」「Elbrus E2K」が並ぶ。最後に、モトローラーが独自開発したRISCプロセッサ「MC88100/MC88110」である。とくに MC88110 は、アップル や NeXT の次世代マシンへの搭載がほぼ確定しており、開発環境まで用意された。ところが、リリースが遅れに遅れ、1992年になった。ここまで遅れると、MC88110 の性能では他社を上回ることができない。ちょうどその頃、IBM は Powerアーキテクチャをベースとして CPU 開発を持ちかけ、アップルがこれに乗った。CPU を作る仕事はモトローラーに任され、モトローラーは仕方なく Power PC の開発へシフトしていくことになる。21世紀の入った現在も、CPU市場は熾烈な競争を繰り広げている。AMD の悪手を手本にしたのか、Core プロセッサではアーキテクチャとプロセスの変更を互い違いに行うチック・タック戦略をとり、PC市場を占有するまでになったにもかかわらず、その慢心か、AI技術で出遅れ、NVIDIAの資本提携を余儀なくされている。一方の AMD も、Zenアーキテクチャでインテルをしのぐまでに成長したものの、AI性能では NVIDIA にはかなわない。アップルは、iPhone で培った技術をベースに、悲願だった Macintosh 向けCPUを自社開発できるまでになった。たいへん素性のいいCPUであるのだが、アップルは Macintosh 以外に展開するつもりはないようだ。また心配なのは、複雑になりすぎた CPU/GPU/APU は、常にバグやサイバー攻撃のリスクに晒されているということだ。最近のPCはディープスリープにしても、ある程度の電力が消費される。市場の声が怖いからといって、バグをサイレント修正しているようでは、製造メーカーとして図体が大きいだけで、ガバナンスは創業当時と変わらないのではないだろうか。いつまでもCPU開発を「秘術」とするのではなく、エンドユーザーに安心と満足を提供する企業に成長してほしいと切に願う。
2025.10.10
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プリンタ・スキャナ複合機「PIXUS XK510」 フラッグシップモデルながら1枚約11.1円と低コスト製造/販売キヤノン製品情報プリンタ・スキャナ複合機「PIXUS XK510」価格比較ここをクリック プレミアム6色ハイブリッドインク(6色独立タンク)を採用したA4インクジェット複合機で、高画質写真プリントと低ランニングコストを両立しているのが特徴。本体前面に大型液晶パネルを搭載、トリミングや加工などをPCを通さずプリンタ本体で行うことができる。家庭のインテリアにも調和する高品位デザイン筐体を採用した。XK510はL版(フチなし)で約11.1円/枚の低ランニングコストでカラー出力が可能だ。接続はUSB有線および無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)に対応。SDスロットも備えており、SDカードからのダイレクト印刷も行える。【主な仕様】プリンタ機能プレミアム6色ハイブリッド(C/M×各1536ノズル、Y×512ノズル、PB/染料BK/顔料BK×各1024ノズル)最高解像度 4800×1200dpi最大用紙サイズ A4判後トレイ(最大 普通紙 100枚/ハガキ 40枚)給紙カセット(最大 普通紙 100枚)L判1枚あたり印字速度 約10秒L判1枚あたりコスト 約11.1円CD/DVD/BDラベル印字機能 あり(12cmメディア対応)カラー液晶モニター 4.3型(タッチパネル)消費電力 約27W(待機時 約1.1W)スキャナー機能最大解像度 主走査2400dpi×副走査4800dpi(CIS)階調 RGB各色 8bit(グレースケール 8bit)最大用紙サイズ A4判スキャン速度 3.5msec/line(カラー、300dpi)インターフェースUSB 2.0×1無線LAN IEEE802.11b/g/n/a/ac×1メモリカード(SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード/miniSDカード/miniSDHCカード/microSDカード/microSDHCカード/microSDXCカード)本体サイズ(幅)372×(奥行)345×(高さ)142×(直径)×(全長)ミリ本体重量約6.6キログラム消耗品XKI-N21+N20/6MPマルチパック
2025.10.09
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ポータブルBluetoothスピーカー「JBL Go Essential 2」 小型デザイン筐体を採用するポータブルBluetoothスピーカー製造/販売ハーマンインターナショナル製品情報ポータブルBluetoothスピーカー「JBL Go Essential 2」価格比較ここをクリック Bluetooth 4.2接続に対応するポータブルスピーカーで、本体サイズ86(幅)×71.2(奥行き)×31.6(厚さ)mm、重量約177gの小型軽量設計を実現。IP67準拠の防水/防塵(じん)性能を備えている。40mm径のフルレンジスピーカー×1+パッシブラジエーターを内蔵、内蔵バッテリー駆動時間は最大5時間だ。カラーバリエーションはブルー、レッド、ブラックの3色を用意。
2025.10.08
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23.8型モバイル液晶ディスプレイ「DMBG25HBK-4K」 4Kパネルを2基を備えたデュアル23.8型モバイル液晶ディスプレイ製造/販売サンコー製品情報23.8型モバイル液晶ディスプレイ「DMBG25HBK-4K」価格比較ここをクリック 3840×2160ピクセル表示対応の23.8型液晶パネルを2面備えたデュアルディスプレイで、折りたたみにも対応した薄型デザインを採用。最大270度まで展開することができ、対面利用などに適したテントスタイルでの利用も可能だ。接続インタフェースはUSB Type-CおよびDisplayPort/HDMI入力に対応、出力2W×2のスピーカーも内蔵した。本体サイズは542(幅)×17(厚さ)×650(高さ)mm、重量は約5kgだ。
2025.10.07
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ワイヤレスマウス「感動ホイールマウス」 多機能ホイールを備えたワイヤレスマウス製造/販売ナカバヤシ製品情報ワイヤレスマウス「感動ホイールマウス」価格比較ここをクリック ラインアップはSサイズ/Mサイズ/Lサイズ(品番はそれぞれMUS-DKF239、MUS-DKF242、MUS-DKF243)の3タイプを用意、カラーバリエーションはブラック/ホワイトの2色展開となっている。2.4GHz帯無線およびBluetooth接続に両対応したワイヤレスマウスで、ホイールを含む計5ボタンを搭載。ホイールは左右チルト動作に対応する他、回す速度で“精密モード”と“高速モード”に自動で切り替わる設計となっている。センサー解像度は1000/1600/2400/3200dpiの切り替えが可能。対応OSはWindows 10/11、macOS 10.15以降、ChromeOS、iPadOS 16以降/iOS 17以降。
2025.10.06
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ワイヤレスマウス「感動ホイールマウス」 多機能ホイールを備えたワイヤレスマウス製造/販売ナカバヤシ製品情報ワイヤレスマウス「感動ホイールマウス」価格比較ここをクリック ラインアップはSサイズ/Mサイズ/Lサイズ(品番はそれぞれMUS-DKF239、MUS-DKF242、MUS-DKF243)の3タイプを用意、カラーバリエーションはブラック/ホワイトの2色展開となっている。2.4GHz帯無線およびBluetooth接続に両対応したワイヤレスマウスで、ホイールを含む計5ボタンを搭載。ホイールは左右チルト動作に対応する他、回す速度で“精密モード”と“高速モード”に自動で切り替わる設計となっている。センサー解像度は1000/1600/2400/3200dpiの切り替えが可能。対応OSはWindows 10/11、macOS 10.15以降、ChromeOS、iPadOS 16以降/iOS 17以降。
2025.10.05
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ゲーミングモニター「MPG 271QR QD-OLED X50」 長時間のゲームプレイや作業でも疲れにくい環境を提供製造/販売エムエスアイコンピュータージャパン製品情報ゲーミングモニター「MPG 271QR QD-OLED X50」価格比較ここをクリック 2,560×1,440のWQHD解像度に対応したQD-OLEDパネルを採用。鮮やかな色彩表現と深みのある黒で、従来を超える臨場感を実現する。さらに、500Hzという超高速リフレッシュレートと0.03ms(GTG)の応答速度により、FPSや格闘ゲームといった動きの激しいシーンでも滑らかでブレのない映像体験を提供するという。NPUベースのAIセンサーを内蔵し、周囲の環境に応じて自動で明るさやリフレッシュ設定を最適化。プレイヤーは常に快適な視聴環境でゲームや作業に集中することが可能だ。OLEDモニターにおける弱点である焼付き問題に対しては、MSI独自の「OLED Care 3.0」を採用。パネル保護機能や静止画検出によって、長時間の使用でも安心して利用できる。KVMスイッチやUSB PD機能を搭載し、PCとスマートデバイス間の切り替えや充電をスムーズに。効率的な作業環境を実現。また、FPSゲーマー向けに最適化された24.5インチモードを搭載し、競技シーンでのパフォーマンス向上もサポートする。アンチフリッカー技術、ハードウェアブルーライトカット、反射防止コーティングなど、目に優しい設計を採用。長時間のゲームプレイや作業でも疲れにくい環境を提供する。
2025.10.02
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バックパック「MNL CITY PACK LITE」 ビジネス利用にも適したコンパクト設計のバックパック製造/販売エレコム製品情報バックパック「MNL CITY PACK LITE」価格比較ここをクリック スタイルを選ばず利用できるミニマルなシルエットを実現したバックパックで、14型ノートPCまでの収納に対応(BM-MNLBP01NBKは15.6型ノートPCまで対応)。上部には小物の収納が可能なファスナーポケットを備える他、内部にはメッシュポケットやオープンポケットを装備している。外装生地として、BM-MNLBP04BK/BM-MNLBP01NBKは高い耐摩耗性を持つCORDURA re/CORファブリックを、BM-MNLBP05BKは引き裂き強度に優れたCORDURA Ballisticファブリックを、BM-MNLBP06BKは防水性と強度/軽さを実現したX-Pac生地を採用した。背面には摩擦の少ないストレッチ素材を使用、背面パッドにより体圧分散と通気性の確保が可能となっている。ラインナップBM-MNLBP04BKBM-MNLBP01NBKBM-MNLBP05BK
2025.10.01
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