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昨年の11月上旬に開催された航空自衛隊 小牧基地 (愛知県小牧市)のオープンベースイベントの様子をご紹介する記事です。2つ前の日記の続きになります。ブルーインパルスはいったいどれぐらいの速度で飛んでいるのかと、ふと疑問に思いました。最高速度はマッハ約0.9(時速 約1040km)だそうで、展示飛行のときはだいたい時速 約800~900kmぐらいなのでしょうか?マッハ1とは音速のことで、秒速340mです。秒速340mは分速にすると340×60=20400(m)で、分速20.4km、そして時速では20.4×60=1224 で、時速1224kmです。地図で直線距離を調べてみたら、例えば名古屋城からこの小牧基地までは直線距離で約8.65km(8650m)でした。時速800kmを秒速にすると、800000÷60÷60≒222(m)となり、8650÷222=38.96 で、約40秒でした。展示飛行の時間はだいたい25~30分です。6機の飛行機がどのあたりまで飛んで、どこで合流して編隊を作るのか、せめて自分の地元の濃尾平野ぐらいは位置確認できたらいいなあ、なんて思ってます。ブルーインパルスの性能等については航空自衛隊のHPをご覧ください。 ⇒ ⇒ こちら では、小牧基地オープンベースの画像です。13時20分過ぎ、大空に飛び立った6機のブルーインパルスが展示飛行を始めました。2機ずつ飛び立っていったのが合流して編隊を組みました。次々とフォーメーションを変えていきます。簡単そうに見えるけど、飛行して隊形を整えるなんて、私には絶対にできないことです。この日は青空だったので、ところどころにある白い雲も、機体から出るスモークも、青空に映えて本当に綺麗です。2機でハートの形を作りました。(何番機と何番機か忘れました)※パイロットの紹介は航空自衛隊のHPをご覧ください ⇒ こちら 6機でほぼ正三角形を作って飛んでいます。どの方向から見てもほぼ正三角形なのがスゴイ!13時44分、いよいよフィナーレです。何が始まったかというと・・6機で大空に桜の形を作りました。桜のマークは自衛隊のシンボルマークです。桜の飛行が終わったらクルーが動き出しました。このぴったり揃った行進、さすがは自衛隊です。整列して、これから戻ってくる6機を出迎えます。※クルーについては航空自衛隊のHPをご覧ください ⇒ こちら 1番機が帰ってきました。帰るときも1番機から順番です。こちらは5番機です。この日は滑走路の南側から離着陸を行っていました。1機ずつ着陸して帰ってきたのに、また2機ずつ並んで観客のほうに戻ってきました。
February 29, 2020
2020年NHK大河ドラマ 『麒麟がくる』 の感想です。色使いが鮮やかなのが特徴のこのドラマ。中盤での殺陣のときに庭一面に散らばる赤い紅葉を、私は最初は、この家はなぜ庭を掃き清めていないのか、いくら演出とはいえ落ち葉の上で殺陣なんて過剰ではないか?と思ってました。でも見直したらこれは、連歌の会のための演出でした。なるほどと納得しつつ、衣装の色が一段と映えるこの場所に殺陣シーンを持ってくるとは、面白い脚本と演出だと思いました。そして後半の、細川藤孝(眞島秀和さん)が十兵衛を見舞うシーンでは、この戦乱の世を平らかにしたいと願う持つ者同士が語り合い、それまでは戦うしかないと互いに納得しました。特に眞島秀和さん演じる細川藤孝が、我が思いを熱く語るとき、セリフに心がこもっていて感動でした。さて、『麒麟がくる』の全国巡回展が始まっています。 ⇒ ⇒ 全国巡回展 こちらは今週も面白い・素晴らしい投稿がいっぱいです。 ⇒ ⇒ #麒麟がくる 天文17年(1548)秋、京では管領家の細川晴元と、その細川家の重臣である三好長慶が京の覇権をめぐり一触即発の状態でした。そんな折、明智十兵衛(長谷川博己さん)は鉄砲職人の伊平次(玉置玲央)から、恩人の松永久秀とその主君の三好長慶を討つ計画をしている者があると耳にしました。そのころ室町幕府13代将軍・足利義輝(向井理さん)は幕臣の三淵藤英(谷原章介さん)の館に招かれていて、能を鑑賞していました。ホントに色使いが鮮やかなドラマで、高位の衣装の華やかさが一層引き立ちます。伊平次の案内で三淵の館に来た十兵衛は、急な訪問の無礼を詫び、しかし三好と松永を急襲する計画があることを伝えに来たと、十兵衛は三淵に話しました。三淵は、今日の連歌の会は細川晴元が裏で動いて行うものなので急襲の首謀者は細川だと見抜いているけれど、所詮は細川家の内輪揉め、将軍に仕える自分たちが動けば将軍の上意とも受け取られてしまうので手を出せないと言いました。そんな三淵に十兵衛は、将軍は武家の棟梁、武士を一つにまとめ世を平らかにするお方、将軍のお膝元のこの京でも家臣同士が争い武士が一つにまとまっていない、将軍が一言争うなとお命じにならねば世は平らかにならない、三淵殿が将軍の側近ならばそのように将軍に進言いただきたい、と強く訴えました。三淵が動かないならせめて自分だけでも松永の助太刀にと十兵衛は飛び出していきました。十兵衛の必死の訴えを陰で聞いていた将軍・義輝は、細川藤孝(眞島秀和さん)ら側近に十兵衛の後を追うよう命じ、藤孝は十兵衛に追いつきました。(皆さん、駆け足が速い。それに藤孝さん、戦用の籠手をちゃんと十兵衛の分までもってきてくれました)晴元の手の者がこれから襲ってくることを知らない万里小路家(までのこうじけ)では連歌の会が静かに優雅に進んでいました。(こういう会では笛の演奏とかをする人がBGMで入るのですね)万里小路家に賊がなだれ込み、三好のお供をしていた松永久秀(吉田鋼太郎さん)ら護衛は奮戦しますが、あわや!というときに十兵衛や藤孝らが助太刀に駆け付けました。激しい斬り合いが続く中で三淵も後から駆け付け、三淵は三好と松永に馬を貸して二人をなんとか無事に逃がしました。ただこの戦いのときに十兵衛は思いのほかの深手を負い、治療のために訪ねた望月東庵(堺 正章さん)の家の前まで来たら失血と高熱で気を失ってしまいました。美濃を去るときに会えなかった十兵衛、もう会えないかもと思っていた十兵衛が今、自分の目の前にいて、駒(門脇 麦さん)は無我夢中で看病しました。それからしばらくして藤孝が松永の代理も兼ねて十兵衛の見舞いに訪れました。十兵衛が三淵に訴えた、将軍様が争うなとお命じにならなければという話を藤孝もあの時一緒に聞いていて、十兵衛の考えをその通りだと思っていました。しかし今この京でそう思う武士はごくわずかで、明智殿のようなお方が2人でも3人でもいて自分の味方をしてくれたら、そう思うと口惜しいと心情を吐露しました。藤孝は十兵衛にしばらく京にいればと提案しますが、内情が不安定な美濃に帰ってやらねばならぬことがあると、またの再会を約束して十兵衛は京を発つことにしました。そんな折、東庵が駆け付け、美濃の大柿城で戦が始まったと知らせを持ってきました。斎藤道三は西美濃の大柿城を急襲し、天文13年に織田信秀に奪われたこの城を奪回し、豊かな穀倉地帯で交通の要所である大垣を再び手にいれました。さて美濃に帰ることになった十兵衛ですが、駒がどうしてもと十兵衛についてきました。途中の寺で宿を借りた夜は冬の暴風雨で、建物の中に冷たい風が吹き込んできます。1枚しかない筵を自分だけ風よけして使うわけにはいかない十兵衛は駒を呼び、一緒に中に入るよういつになく強引に言い、駒の肩を抱きよせました。とはいえ駒を異性として全く意識していない十兵衛は、純粋に女子の駒を寒い中に一人にできない&物理的に一緒に寒さをしのいでいるだけ・・のようです。内心は十兵衛のことが好きでたまらない駒ちゃんは、こんな状況になってしまって心臓バクバクで、たぶん一睡もできなかったと推察いたします。
February 26, 2020
昨年の11月上旬に開催された航空自衛隊 小牧基地 (愛知県小牧市)のオープンベースイベントの様子をご紹介する記事です。前回の日記の続きになります。さて昨日と今日、愛知県蒲郡市で開催されるはずだった護衛艦『いずも』の訓練見学会が、仕方のないことではありますが、やはり中止となりました。 ⇒ ⇒ 自衛隊 愛知地方協力本部 昨日の名古屋での陸上自衛隊 第10師団の音楽まつりと今日の蒲郡港での公開訓練が、先日買った新しいカメラ(SONY、ILCE-6100)の本格的なデビューとなる予定だったのになぁ・・。でも陸上自衛隊 中部方面隊が今日のTwitterで訓練の様子をちょっとだけ見せてくださいました。 ⇒ こちら また世の中が落ち着いたときに、イベントを楽しませていただくことにしましょう。では、小牧基地オープンベースの画像です。航空祭のメインといえば、やはりブルーインパルスの飛行展示でしょう。午後1時頃から出動するのにあたり、12時15分くらいにパイロットやクルーの隊員の皆さんが機体のほうに出てきました。搭乗の前に機体の点検や給油を行っています。展示飛行そのものは高い空を飛ぶのでどの場所にいても見ることができるのですが、こういった作業は前のほうの場所でしか見られないので、早く行ってよかったです。12時40分頃、パイロットの皆さんが1列に整列しました。3名が一組となる整備員の方々は、そのまま受け持ちの機体のところにいます。※クルーについては航空自衛隊のHPをご覧ください ⇒ こちら パイロットの皆さんが自分の飛行機のところに移動を開始しました。ぴったり横一列での移動は、さすがは自衛隊です。※パイロットの紹介は航空自衛隊のHPをご覧ください ⇒ こちら 6名のパイロットが1番機から順に自分の飛行機のところに行きます。ずっと歩いていても脚の運びもそろっています。さすが!13時07分、いよよ1番機から動き出しました。13時09分、1番機と2番機が滑走路の北側に入り、この後は順に3番機と4番機、5番機と6番機が、TAKE OFF のために滑走路の南側に移動していきます。展示飛行を終えて帰ってくるまで、クルーは一旦退避します。6番機の位置までかなり離れているので、皆さん駆け足で集合です。クルーが整列して行進していきます。ここでも動きがピッタリ。13時17分、滑走路の南側に着いた1・2番機が TAKE OFF しました。ブルーインパルスなら滑走路から2機同時に飛び立てる・・のですね。続いて3・4番機、5・6番機と飛び立っていきました。離陸する瞬間の位置がパイロットによって少しだけ違うのですね。この日は本当に一日中、快晴の青空でした。陽の光が反射した機体が美しいです。
February 23, 2020
昨年の11月上旬に開催された航空自衛隊 小牧基地 (愛知県小牧市)のオープンベースイベントの様子をご紹介する記事です。2つ前の日記の続きになります。まずお知らせです。明日の2月22日(土)に名古屋・金山の日本特殊陶業市民会館で予定されていた陸上自衛隊 第10師団の音楽まつりが中止になりました。 ⇒ ⇒ 陸上自衛隊 第10師団 このことは私は Twitter のほうのお知らせで知っていて、あー、やっぱりダメだったかと思っていました。閉鎖された空間でのイベントだから、これはもう仕方がないことですね。ただこの中止になったことを、昨日の夜、第10師団の広報の方からわざわざお電話をいただきました。(申し込みハガキに住所・氏名等が書いてある)そして今日の昼に再度、別の隊員の方から明日が中止になったことのお電話をいただきました。お忙しい中、ご丁寧に連絡をありがとうございます。本当にお疲れ様でした。次回のコンサートを楽しみにしています。では、小牧基地オープンベースでの画像です。戦闘機のファントム2、F-4EJが展示してありました。※もっとカッコイイ画像は航空自衛隊のHPをご覧ください ⇒ ⇒ F-4EJこれが非常時に脱出するための射出座席でしょうか。空中での爆発等やむを得ずとはいえ機外に脱出するのは、別の危険が伴うとのことです。偵察機のファントム、RF-4EJです。航空自衛隊のHPによると、大規模災害時には各種レーダーや高性能カメラで被災地での撮影で力を発揮したそうです。 ⇒ RF-4EJここからは各種ヘリコプターです。対戦車ヘリコプター、AH-1Sです。戦闘時の被弾面積を小さくするため、スリムなボディーです。AH-1Sの後ろの滑走路を、イベント用の車両が走っています。ヘリコプターについては、陸上自衛隊 明野駐屯地のHPを参照ください。 ⇒ こちら 三重県の明野駐屯地の航空祭では、各種ヘリコプターの大編隊飛行が見られるようですね。我が家からはちょっと遠いけど、いつか行ってみたい、大迫力の編隊飛行を見てみたいと、強く願っています。多用途ヘリコプター、UH-1J(ヒューイ)です。航空ファンに可愛いと大人気の観測ヘリコプター、OH-6Dです。OH-6Dは「フライング・エッグ=空飛ぶ卵」と親しまれています。多用途ヘリコプター、UH-60JAの正面の顔です。後ろの滑走路を県営名古屋空港発着の民間機FDA機が移動しています。自分の場所に戻って待機してたとき、UH-60JAが動き出しました。メインローターとテールローターが回転して排気口からかなりの熱が出ています。
February 22, 2020
2020年NHK大河ドラマ 『麒麟がくる』 の感想です。今回は明智十兵衛(長谷川博己さん)が京に行き舞台が京に移った後半で、松永久秀を演じる吉田鋼太郎さんの動きから目が離せませんでした。ちょっとした動きや表情が、面白いです。よく演劇で言われることで、演じる役の解釈や演じる人によって登場人物の印象がガラリと変わるとありますが、吉田鋼太郎さんの松永はまさにそれです。今までの戦国ドラマでは、松永久秀という人物にはそれほど良い印象がありませんでした。でも吉田鋼太郎さんの松永は、なんか違います。どこか憎めない松永なのです。この先、室町幕府との関わりや織田信長との関わりの中で松永がどう動くのか、ますます楽しみになってきました。さて、お知らせです。『麒麟がくる』の全国巡回展が1月からすでに始まっているのですが、4月以降の予定も決まりました。※スケジュール ⇒ ⇒ 全国巡回展 こちら名古屋は6月5日からの開催です。『西郷どん』と『いだてん』では行きそびれたので、『麒麟がくる』では行けたらと思っています。今回もこちらは盛況です。 ⇒ #麒麟がくる 天文17年(1548)秋、明智十兵衛(長谷川博己さん)が京より持ち帰った鉄砲という新しい武器を、最初は興味がなかった美濃国城主・斎藤利政(本木雅弘さん)。でも十兵衛に手ほどきを受けて試し撃ちをしてみたら、水が入った大甕が1発で粉々になるのを見て、すっかり鉄砲に興味を持ったようです。「何故、京の公方様が鉄砲にご執心なのか」ーー利政は十兵衛に課題を与えました。家臣の藤田伝吾から、昔この近くにいた伊平次という男が鉄砲に携わっていて、今は近江の国友村にいるらしいと話を聞き、十兵衛は早速国友村に出かけていきました。そして京に帰ることになった駒(門脇 麦さん)は出立の前に十兵衛に挨拶をしようと家に立ち寄りましたが十兵衛は不在で、母の牧(石川さゆりさん)が対応しました。牧は駒の十兵衛への思いを感づいているようだけど、駒がここに残りたいと言っても引き止めることはなく京へ帰るよう諭しました。(名門・土岐家の流れをくむ明智家・嫡男の十兵衛のお相手には・・と想像しました)伊平次を求めて国友村まで行った十兵衛でしたが、伊平次は今は京の本能寺にいると聞いたので、一旦美濃に戻ってきました。城主の利政にその旨を報告し、今度の京行きは旅費をしっかりともらっていきました。京の本能寺に着いた十兵衛でしたが中へは入れず、しかも鉄砲を持っていることで話がこじれ幕臣の細川藤孝(眞島秀和さん)と太刀を交えることになりました。そこへ室町幕府13代将軍・足利義輝(向井理さん)が通りがかり、藤孝をたしなめ、十兵衛の剣術の腕前を褒めて去っていきました。将軍・義輝の後から幕臣の三淵藤英(谷原章介さん)が寺から出てきて十兵衛と再会し、弟・藤孝の無礼を詫び、弟を十兵衛に紹介して互いに和解しました。(この30年後に、十兵衛さんと藤孝さんはご親戚になります)本能寺にいるはずの伊平次が1か月前にいなくなったと三淵から聞きいた十兵衛は、三淵がこれから会うという松永久秀(吉田鋼太郎さん)に一緒に会いに行きました。鉄砲のこと、これからの戦のことなど、三淵と松永の間で腹の探り合いが始まりました。鉄砲がこのまま戦で使えるとは思えない、何故公方様が鉄砲集めに躍起になっているのかわからないと言う十兵衛に対し、松永が不意に銃口を向けました。弓や槍ならかわすことができるが鉄砲の弾はかわせない、それを知っているから銃口を向けるだけで相手の動きを封じられる、もし相手の鉄砲の数が多ければ自分なら戦をやめようと思う、戦は減る、三淵はそれに気づいている、と十兵衛に教えました。伊平次の居場所を実は知っているという松永に付いて十兵衛は伊平次に会いに行きました。でもその場所は色町で、遊女たちが着物の裾をはだけて足相撲をしたり、男が入ってくると誘ったりとか、そういう場所でした。(そして松永さまは言葉を交わす女には必ず「また今度♪」でした)伊平次はやはりここにいました。松永は伊平次に賃金をはずむからどうしても鉄砲を作ってほしいと頼みますが、伊平次は一人依頼を引き受けるとあっちもこっちもで面倒になるからと断りました。そんなとき十兵衛が伊平次のことを「昔、瓜泥棒をしようとして井戸に落ちたのを助けてやった伊平次だ」と思い出し、伊平次も恩人の十兵衛のことを思い出しました。(このシーン、右の二人がキャッキャッやっている間、松永@吉田鋼太郎さんは遊女のタケ(町田マリーさん)に酌をして、右の二人を邪魔しない程度の動きがあります)松永と一緒に来た若侍が恩人の十兵衛とわかったとたん伊平次は威儀を正して十兵衛に相対し、鉄砲の仕組みを知りたいから組み分けてほしいという十兵衛の用件に耳を傾け、道具が預けてある近くの寺ですぐにやりましょうと快諾しました。伊平次が着替えて支度をしている間、伊平次を動かせるのは十兵衛だと考えた松永は、鉄砲を作るよう伊平次に頼んでくれと、自分が下段に下りて十兵衛に頼みます。自分は山城守様(斎藤利政)のように必ず大名になる、その折にはあふれんばかりの恩を返す様から今自分に恩を売っておけと十兵衛に迫ります。(松永久秀という人物は今まであまりいい印象はなかったけど、吉田鋼太郎さんの松永はどこか憎めないお方です)
February 19, 2020
昨年の11月上旬に開催された航空自衛隊 小牧基地 (愛知県小牧市)のオープンベースイベントの様子をご紹介する記事です。前回の日記の続きになります。まず、再度のご案内です。今度の土日の 2月22日(土)と23日(日・祝)に、前回の日記でも書きましたが 愛知県蒲郡市の11号ふ頭岸壁に海上自衛隊の護衛艦『いずも』がやってきます。今回は『いずも』等の自衛艦の見学はありません。あくまで岸壁からの訓練見学です。⇒ こちら 詳細のポスターは ⇒ ⇒ こちら あと今度の土曜日(2/22)には、名古屋の金山にある日本特殊陶業市民会館で、陸上自衛隊第10師団の音楽隊による師団音楽まつりがあります。こちらは事前申し込みが必要で、私は当選しているので土曜日は名古屋のほうに行ってきます。暑いのが苦手な私は春が来ると若干憂鬱になる部分もありますが、同時に春になればこうして各種のイベントが動き出して楽しみな部分もあります。では小牧基地のオープンベースの画像をどうぞ。大型輸送ヘリコプターCH-47Jが展示飛行に入りました。航空自衛隊のHPに鮮明な画像と説明があります ⇒ ⇒ CH-47J これから消火活動の展示のようです。会場内を旋回して南側に来ました。火災の消火のときに使うバンビバケットは容量が7,600L(7.6t)あります。実際の消火活動では、周辺に高圧線があったり、火災による煙や乱気流等があるので、飛行展示とは異なる任務になります。(陸上自衛隊のHPですがご参考に ⇒ こちら )自衛隊機の展示飛行の合間に民間機が TAKE OFF していきました。自衛隊機と民間機が同時に撮れるのは、このイベント時ぐらいしょうね。お昼になり、午後からのブルーインパルス展示飛行に備えてぼんやりとしていたら、何か飛んできたので慌てて撮ってみました。帰宅して確認したら、戦闘機ではなくて偵察機のRF-4Eでした。航空自衛隊のHPをご覧ください ⇒ ⇒ RF-4E ここからは、2019年3月のときの画像です。小牧基地の開場内をあちこち歩いていたら、航空祭なのにレッドサラマンダーがいました。災害発生時に全地形対応車として活躍する、通称 "レッドサラマンダー" です。フロント部の顔は武士の兜をイメージしているらしいけど、なんか可愛い。レッドサラマンダーはもっと大きいイメージがあったけど、意外に小ぶりでした。で、ここで何をやっていたかというと、大規模災害時にサラマンダーをC-130Hで運ぶときに、サラマンダーを機体に格納するところを実演していたのでした。C-130Hについては航空自衛隊のHPをご覧ください ⇒ ⇒ こちら レッドサラマンダーの隊員が乗る前の車両はこうなっていました。もっと計器類がいっぱいあるのかと思ったら、意外にシンプルな作りでした。救助された人が乗る後部の車両です。レッドサラマンダーがC-130Hに格納されるところを私は見そびれたのですが、私が消防隊員の方とお話していたら、隣りにいた見ず知らずの男性がデジイチで撮った格納と出庫の連続画像を見せてくれました。ありがとうございまーす。
February 16, 2020
昨年の11月上旬に開催された航空自衛隊 小牧基地 (愛知県小牧市)のオープンベースイベントの様子をご紹介する記事です。2つ前の日記の続きになります。今回もまた画像でのご紹介となりますが、それとは別にウレシイ情報が入りました。来週の土日の 2月22日(土)と23日(日・祝)に愛知県蒲郡市の11号ふ頭岸壁に海上自衛隊の護衛艦『いずも』がやってきます。これは南海トラフ地震の発生を想定とした、在日米軍、関係省庁、関係地方公共団体等との協力対処能力の維持・向上を目的とした日米共同統合防災訓練です。ただ今回は『いずも』その他の自衛艦の見学はなく、あくまで岸壁からの訓練見学です。⇒ こちら とはいえ、護衛艦『いずも』を画像とかじゃなく自分の目で間近で見る機会など、海上自衛隊の基地がないこの愛知県ではめったにないことです。これで私のスケジュールに蒲郡行きが入りました。 ⇒ ⇒ こちら では小牧基地のオープンベースの画像をどうぞ。空中給油・輸送機のKC-767が空中給油の実演をしていました。私は実際にやっているところを追うことができなかったので、航空自衛隊のHPに紹介されているこちらの画像をご覧ください。 ⇒ ⇒ KC-767 この小牧基地の滑走路は、お隣の県営名古屋空港と共有なので、自衛隊機の合間に民間の飛行機も離着陸します。救難ヘリコプターUH-60が動き出しました。これから何か始まるようです。上空を少し旋回した後、ブルーインパルス側のスペースで訓練展示です。隊員が下に下りた後、ヘリに上がってくるときに姿勢が違うように見えて、拡大してみたら救助用タンカで救助した人を吊り上げていました。タンカがヘリに収容されるときの様子です。救助の任務が完了し、基地に戻るところです。自衛隊機とはうってかわって、色鮮やかなヘリが飛来しました。愛知県防災航空隊の防災ヘリコプター『わかしゃち』です。こちらでも救助活動の訓練展示です。『わかしゃち』号の紹介パネルです。(これは3月のときの画像です)「高い士気と強い使命感」ーーイザというときに頼りになる皆様です。『わかしゃち』号の救助活動の紹介です。日々の訓練、皆様お疲れ様です。
February 15, 2020
2020年NHK大河ドラマ 『麒麟がくる』 の部分的な感想です。今年の大河ドラマはメインテーマの音楽がいいなあと、私は番組の初めにいつも聴きいっています。静かに流れる感じでインパクトは薄いけど、逆に抵抗なくずっと聞いていられる感じです。作曲はアメリカの作曲家で ジョン・グラム さん。日本史にも興味があるというグラム氏が戦国時代を勉強して、『麒麟がくる』の物語をイメージして作った曲なのですが、外国人であるグラム氏のほうが当時の日本人の心を理解しているような、そんな思いさえします。そしてNHKの大河ドラマでは、メインキャストでなくても要所要所で場面を盛り立ててくれるバイプレーヤーさんが本当にたくさんいるのだと『西郷どん』『いだてん』で実感していましたが、この『麒麟がくる』でもそうでした。今回は叔父の明智光安役の西村まさ彦さんや、番組ラストで登場した日蓮役の有福正志さんなど、出番も少なくて格別目立つ演技ではないけど、いや、そうじゃなくて目立たないくらい自然な流れの立ち居振る舞いやセリフ回しがいいなあと思ってドラマを見ていました。こちらは今回も楽しい感想や歴史話がいっぱいです。 ⇒ ⇒ #麒麟がくる 天文17年(1548)春、織田と今川が激突した小豆沢の戦いの後、織田軍の消耗が酷いことを斎藤道三利政(本木雅弘さん)は情報でつかんでいました。そのころ正室の小見の方が快方に向かい、利政は望月東庵に礼を伝えるために東庵を呼び出していたのですが、実の目的は、織田信秀に借金のある東庵を使って信秀の健康状態を調べさせることでした。望月東庵(堺 正章さん)がそれを断ると、利政は「美濃の内情を知っているそなたを生かしておけない」と明智十兵衛(長谷川博己さん)に、東庵を連れてきたそなたが東庵の首を今すぐはねよと命じました。十兵衛が困っていたら東庵が、織田方の内情をお知らせする、代わりに自分の借金を払って欲しいと利政に交渉し、利政もそれを認めました。利政は十兵衛を別室に呼び、あちこちの大名や公家衆とつながりのある使い道のある医者を連れてきた、と十兵衛を褒めました。そして東庵が織田方に行ってもちゃんと美濃に戻ってくるよう、一緒に連れてきた駒を人質にすることを命じました。二人が別室で話している間、事の成り行きが心配な叔父の明智光安(西村まさ彦さん)は落ち着かない様子でした。(セリフはなくとも扇子等で動きがあるのがいいですね)織田信秀(高橋克典さん)がいる尾張の古渡城に入った東庵は、信秀が蹴鞠の稽古をしている間、家老の平手政秀(上杉祥三さん)と親し気に談笑していました。その折に東庵は信秀が先の戦で矢傷を受けたことを聞き、信秀が水分を欲しがる様子を見てとりました。(当時の瓜は皮ごと食べていたのですね)美濃の斎藤利政が東庵のことを調べ尽くしたように、尾張の信秀も東庵がここに来た目的を察していて、双六をしながら話を振りました。東庵は問われるまま正直に話し、信秀もそのことにはさほど気に留めなかったものの自分が最近よく夜中に寝汗をかくことなどを東庵に打ち明けました。十兵衛は利政から、尾張に潜入して信秀の様子を東庵から聞いてくるよう命じられ、菊丸(岡村隆史さん)を伴って薬草売りに扮し、古渡城に入っていました。そのとき自分を刈谷の城まで連れてって欲しい、母上に会いたいと言う身分の高そうな少年(松平竹千代;岩田琉聖くん)に出会いました。十兵衛は少年を探す近習たちから一旦は隠したものの、その後で少年を諭しました。この館は守りが堅いからここからは連れ出せない、城に戻れても辛い思いをするだけ、時がたてばいずれ母上に会える日がくる、無理をせず待つことーー食べれば気が晴れると十兵衛からもらった干し柿を食べながら、少年は十兵衛の言葉を受け入れました。そして大国二つに挟まれて常に戦場となり田畑を荒らされる三河者の自分は、あのお方の気持ちはよくわかると菊丸は言葉を添えました。十兵衛は東庵と会い、見張りの目をかいくぐって信秀の情報を得ましたが、最初から怪しいとにらんでいた信秀は十兵衛たちを捕えるよう家臣に命じていました。十兵衛は必死で抵抗しましたが多勢に無勢、あわや!というとき、林の中から石つぶてがあちこちから飛んできて信秀の家臣を襲い、十兵衛たちはなんとか逃げ切りました。(織田領内で信秀の家臣に石つぶてを投げさせることができるのは”あの人”しかいない、と思ったのですが、世間では菊丸が実は素破で仲間に投げさせたのでは?とも)美濃に戻った十兵衛は早速、東庵から伝え聞いた信秀の様子を利政に報告しました。矢傷を受けた信秀は思いのほか重篤でいつ倒れてもおかしくないと知った利政は、今度は美濃から織田に攻めると上機嫌です。そしてこれにより東庵と駒は自由放免にすると、十兵衛は利政より許しをもらいました。すっかり鉄砲に興味を持った利政は、十兵衛には鉄砲のことならなんでも直々に自分に言うことを許していましたが、それ以上に自分で手配を進めていました。常在寺の住職・日蓮が鉄砲の話をするために稲葉山城に登城することがあり、利政は十兵衛にも同席するよう命じていました。日蓮(有福正志さん)は利政に、京の本能寺は種子島にある末寺を通じて密かに鉄砲を作らせている、本能寺を使ってそうさせているのは将軍家と幕府の主だった者、将軍・足利義輝は鉄砲を弓矢に代わる恐るべき戦道具と考えてるという話を報告しました。あのような難しいものを誰が作っているのか、十兵衛はとても気になりました。
February 12, 2020
昨年の11月上旬に開催された航空自衛隊 小牧基地 (愛知県小牧市)のオープンベースイベントの様子をご紹介する記事です。前回の日記の続きになります。この記事を書くにあたり、3ヵ月前の画像を見直しているのですが、自分はいったい何を撮ってきたのか??思い出すのが大変な状態です。自衛隊に関する知識も乏しく、航空機を見ても機種とかもわからなくて、画像を拡大して機体番号から検索して調べています。でも同時に、ネットがなかった時代のことを考えれば、PCで検索できてすごく便利だと実感しています。私のあやふやな説明よりも、航空自衛隊がHPでUPしてくださっている説明のほうが断然わかりやすいし、写真も自衛隊ならではの美しいものです。どうぞご参照ください。 ⇒ 主要装備 展示飛行が順に始まり、観客はまだあちこちの出し物に分散しているので自分の周りの人混みは少なく、確保した場所からズームで撮っています。手前に見えるのは救難操作機のU-125Aで、向こうに3機見えるのは救難ヘリのUH-60Jと思われます。航空機が出動するときに助ける「働く車」たちです。8時半にオープンして、8時46分、何かのアナウンスで紹介があり、私は意味がわからなかったのですが、突然これが動き出しました。翼のところに “ experience amazing ” (素晴らしい経験)と書いてあります。たしか観客の前で機体をクルクル回すようなことをしていたと思うのですが、その後滑走路に出る態勢に入り、ブルーインパルスの前を通過していきました。どの機も名古屋空港を発着するFDA機(フジドリームエアラインズ)の前を通って、滑走路に入っていきます。そしてこの飛行機は飛び立ってから大空で何か観客を湧かすパフォーマンスがあったと思うのですが、私は動きを追ってなかったので撮れませんでした。後で調べたら 室屋義秀 さんというエアロバティックパイロットの方でした。室屋さんが飛んでいる様子は こちら をどうぞ。パフォーマンスの後、9時7分、再びここに戻ってきました。よくわからないのですが、レクサスと共演のようです。戦術輸送機C-130Hと、本物の翼を持つ鳥との大空での共演です。そのC-130Hが駐機している場所です。ここから3枚は、2019年3月のときの画像です。C-130Hの正面のお顔です。人と比べるとこの大きさです。ズラリと並んでいると壮観です。しかも同じライン上に1列に。さすがは自衛隊です。このようなカートも飛行機発着の合間をぬって滑走路を走っています。こどもたちに大人気です。(これは11月の画像です)
February 9, 2020
昨年の11月上旬に開催された航空自衛隊 小牧基地 (愛知県小牧市)のオープンベースイベントの様子をご紹介する記事です。約3ヵ月前の話ですが、このままお蔵入りも寂しいと思い、UPいたしました。2018年10月に初めて自衛隊イベントを見て以来、すっかり自衛隊イベントのファンになってしまった私。陸上自衛隊の守山駐屯地と航空自衛隊の小牧基地は我が家から近い場所にあるのに、ホント今まで、ナゼ見に行かなかったのかと激しく悔やんでいます。そんな思いもあり、以来イベントはできるだけ行こうと心に決めて、昨年11月に小牧基地に行ってきました。小牧基地は昨年3月にオープンベースイベントがあって、そのとき初めて基地内に入りました。そして航空祭でファンが大勢の人が集まると、こういうスゴイ事態が起こるのかを知ることになりました。この日の開門は8時半だったので、1時間半前に着けばそこそこ場所が確保できるかと思っていたのですが、まず名鉄の小牧線の駅近くの探しで一苦労。なんとか車を停めて、予定より遅れて基地内に入るとすでに黒山の人だかりでした。まさか8時半のオープニングに合わせて人々のダッシュが始まるのか?と鈍足の私は不安になったのですが、そこは小牧基地の方々が配慮してくれていました。隊員の方による規制線が張られていて、8時半になったら人がダッシュしないよう注意喚起しながらロープを張って、観客を制御しながらゆっくりと歩いて会場近くまで誘導してもらえました。大人のダッシュに巻き込まれて体の弱い人や子供たちが大怪我でもしたら大変なことになりますからね。小牧基地の皆様、優しい誘導をありがとうございました。規制線の前にはこんなにも人が集まっていました。基地の門の前に大勢の人が待ち続けると近隣の迷惑になるため、小牧基地側の配慮で観客を中で待たせるようにしたのでしょう。そしていよいよ、8時半のオープニングフライトが始まりました。開場が8時半で、オープニングフライトが8時半というのはこういうことでした。この後、ゆっくり歩いて観覧の場所まで行くことができました。この日は朝から快晴で、最高の写真日和でした。なんとか2列目のスペースに自分の場所を確保しました。3月に初めてここに来たときは小牧にこれほど人が集まると思わなくて、人垣の後ろから見ていて、機体を近くで見ることができませんでした。今回はなんとか撮れそうです。ブルーインパルスの向こうに民間機が停まっていました。青空だから黄色が映えます。(これは後でゆっくりとご紹介します)いろんな飛行機が集まっている航空祭です。イベントでは展示飛行、音楽や記念撮影など催し物がいろいろあるので、観客の皆さんはプログラムを見ながらそれぞれのお目当てのものを見て回っています。これは対潜哨戒機のP-1で、総重量が80トンあります。救難飛行艇US-2です。海上自衛隊 岩国航空基地の第71航空隊です。人の大きさと比べると、かなり大型の飛行機です。任務は、洋上救難、離島等からの患者輸送等、その他特例となっています。パネルではUS-2の救難実績や、波の衝撃を緩和するために極力低速で着水することなどが紹介されています。ところで、航空自衛隊の基地らしからぬものがありました。(これは2019年3月のイベントのときの画像です)本格的な説明がちゃんとついていました。ふだんは厳しい緊張の任務をこなし、各分野の専門家の集まりでもある自衛隊ですが、ときどきこういうお茶目なこともやるようです。
February 8, 2020
2020年NHK大河ドラマ 『麒麟がくる』 の感想です。今回は前半は女性陣のお話あれこれが中心に、そして後半は本木雅弘さん演じるモックン道三(斎藤利政)と美濃国守護の土岐頼芸(尾美としのりさん)のクセ者同士の本音見え隠れトークと、土岐頼芸が若い斎藤高政(伊藤英明さん)をそそのかして斎藤家に内紛の種をまいていくなど、戦国らしい見所がいっぱいでした。モックン道三、随所でいい表情をしますね。時には笑えるほど白々しかったり、ナイショ話のときはスゥーっとすぐそばにきてたりして。また尾美としのりさんは『直虎』の榊原康政のように、よく通る声でキビキビした行動が見られるかと思ったら今回は逆で、抑えめの声で、でも裏で人を操るクセ者感いっぱいの、ぞくっとする演技でした。存在感バツグンのモックンと尾美さん。同年代のお二人の、今までとは違った演技がこれからどう展開していくのか、楽しみです。こちらも盛り上がってます♪ ⇒ #麒麟がくる 天文17(1548)春、明智十兵衛(長谷川博己さん)が住む明智荘では田起こしの季節を迎えていて、十兵衛も泥にまみれて農作業をしていました。そこへ、かつて野党から助けてやった三河の農民の菊丸(岡村隆史さん)がお礼の品を持って十兵衛を訪ねてきたのですが、思いがけずに出会ったカワイ子ちゃんの駒(門脇 麦さん)に菊丸は心を奪われています。幼い頃に十兵衛の家でしばらく暮らした帰蝶(川口春奈さん)は、伯父上の見舞いと称して十兵衛の家を訪れ、しばし伯母の牧や駒と歓談していました。しかし帰蝶の本当の目的は、半年前の加納口の戦いのときに父・斎藤利政に毒殺されたと言われる亡夫・土岐頼純のことを十兵衛がどう思うかを聞くことでした。十兵衛はやむなしと返答し、夫と父の間に立った帰蝶様の気持ちは皆が承知していると言葉を添えました。(帰蝶様、じきに「夫vs父」第2弾が違う場所でまた・・)美濃の守護・土岐頼芸(尾美としのりさん)の元に斎藤利政と高政の親子が訪れました。頼芸は一見道楽に見える鷹の絵描きは実は苦であるとぼやいています。この後、頼芸が利政に頼純毒殺の件を聞き出そうとしますが、利政はどこまでも自分ではないとスッとぼけます。(この間のモックン道三の顔芸が最高!・笑)斎藤利政(本木雅弘さん)が頼芸を訪ねたのは、頼芸に美濃の次の守護になってほしいという相談のためでしたが、頼芸は「そなたに毒を盛られたくない」と断ります。それを利政は「操り人形に毒は盛りませぬ」と。利政が退出した後で頼芸は高政(伊藤英明さん)を呼び止め、高政だけに内々の話をして斎藤家の内部攪乱を図ります。(でも背後には、いつの間にかお部屋を回り込んだモックン道三が・・)そしてこの後、頼芸はすぐに家臣に尾張の織田信秀へ使いを出すよう命じました。高政の母で利政の側室である深芳野(南 果歩さん)は、かつて土岐家で仕えていて、頼芸の寵愛を受けていました。(このシーンの構図がいいと評判です)高政は、自分の本当の父親は頼芸では?とずっと気になっていたことを問うと・・きっぱりと否定する母、そして雷鳴とともにモックン道三が襖の向こうから登場です。「殿!」と嬉しそうに出迎える母の姿を見て、高政は退出していきました。(こうなってくると、このドラマでのモックン道三の次の盗み聞きはいつ・どこで?と妙な楽しみができてしまいました)後日、十兵衛は急ぎの用で高政に呼ばれ登城しました。稲葉山城内を表すシーンは、全体のセットもすごいのですが、背景にいる武芸を鍛錬する人たちとか、細部にまで当時の雰囲気を作っていて見入ってしまいます。高政は父・利政から、先日十兵衛が堺から求めてきた鉄砲の威力を調べよと命じられ、自分ではどうやら面倒なので十兵衛に任せるということなのですが、十兵衛にとってはやっとの思いで求めたものなのに適当に扱われて、高政に怒ってしまいました。大事な友・十兵衛が怒ったのを見て悪かったと思ったのか、高政は裏山で試し打ちをしようと提案し、その道すがら十兵衛に、他の者には言えない心の内を明かしました。高政は父・利政が、戦には強いが治世は下手なことを見抜いていて、また守護の頼芸が父・利政を見限っていて(と思いこんでいる)自分に肩入れしていることもあり、この美濃の国をそう遠くない先に自分が治めようと考えている、そしてその折には自分の力になってほしいと、十兵衛に語りました。土岐頼芸の使者は尾張の古渡城に入り、城主・織田信秀(高橋克典さん)に再び美濃を攻め込むよう書かれた文を渡しました。家老の平手政秀(上杉祥三さん)とどうしたものかと相談していたら、近習が「駿河の今川義元が大軍を率いて三河に侵攻してきた」と急ぎの知らせを持ってきました。織田と今川の両軍は三河の小豆坂で相対し、激戦を繰り広げました。ちなみにこの小豆坂の戦いを含む計9年に渡る安城合戦では、やがて徳川四天王となる本多忠勝のお祖父さんの本多忠豊とお父さんの本多忠高が戦死しています。※3年前の2月に行ってきたときの話です。 ⇒ 安城合戦の地に行ってきました
February 5, 2020
昨日の夜、宅配を受け取りました。送り主は関西在住のYさんでした。もしかして・・・と思ったら、やっぱりでした。15年前の6月に、奈良県からネットで里親募集されていた5匹の仔猫がいました。で、その中に私がどうしても欲しかった茶トラの子が2匹いたので、私は奈良県まで迎えにいきました。そして茶トラ兄弟(小太郎・康太郎)を我が家に迎え、他の3匹の子たはそれぞれ別のお宅に迎えられました。その中のお一人がYさんで、Yさんは白黒の子を迎え「ファースト」君と名付けました。先日Yさんに出した寒中見舞いの中で、年末に康太郎(=ファースト君には兄弟ニャン)が虹の橋に逝ったことを報告しました。そしたら、康太郎のためにこれを贈ってくれたのです。石鹸で作ったお花(ソープフラワー)です。「ファースト君のママが贈ってくれたよ」と、ファースト君と康太郎の兄弟である小太郎に報告しました。メッセージカードには「康太郎くん、たくさんありがとう。またね」とありました。この兄弟たちは不思議なくらい可愛くて可愛くて、私も小太郎と康太郎をいっぱい甘やかしたけど、ファースト君はたぶんそれ以上に愛されていると思います。でも、今これに一番興味があるのは、やはり若いスモモちゃんです。スモモちゃんが飽きるほど見た後で、隣りの神棚の部屋に移動しました。Yさん、いつも何かあるたびに、素敵な心遣いをありがとう。話は変わりますが、ついでに近況を。昨年の秋に今まで使っていたデジイチの連写機能が壊れ、同時に動画用で使っていたその前のカメラが、とうとう動かなくなりました。こうなるともう、買い替えるしかありません。連写機能が壊れたデジイチはこれからは動画用とすることにして、イロイロ悩んでこれを買いました。SONY のお買い物券が5000円分あったし、ソニーストアの会員なら1割引きなので、名古屋のソニーストア栄まで3回通って話を聞いて、購入しました。予算厳し過ぎる中なので、本来は絶対に付けたいレンズカバー等のオプションは後日買い足すことにしました。1月半ばにこれを買ったのだけど、それ以降は忙しいのに加え、風邪で1週間以上酷い咳が続いて不必要な外出はできなかったので、まだほとんど使ってません。今までのはレンズも本体も私には重たかったけど、これは今までよりうんと軽くて持ちやすいので、外で撮るのが楽になりそうです。また何か撮りたいものが出てきたら、ちょっと試し撮りしてこようと思います。
February 2, 2020
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