全59件 (59件中 1-50件目)
庭の植木で獲物を探す「チョウセンカマキリ」を見つけました。木の葉や枝の間にいると、よく観ないとカマキリだと判らないですね!チョウセンカマキリ;カマキリ目、カマキリ科、L=70mm
2021年07月31日
コメント(0)
秋の雑歌、次は第1562首です。巫部麻蘇娘子(大友家持の近くにいた、奈良時代の歌人)が作った歌です。「誰聞きつこゆ鳴き渡る雁がねの妻呼ぶ声のともしくもあるを」誰か聞きましたか、ここを鳴いて渡って行く雁の、妻を呼ぶ声が羨ましいほどですよ。と歌っています。
2021年07月31日
コメント(0)
畑に咲く百日草で蜜を吸う「キアゲハ」を見つけました。蜜を吸った後、ニンジンの周りを飛んでいましたが、卵でも産みつけるのかと思います。キアゲハ;チョウ目、アゲハチョウ科、L=90mm
2021年07月30日
コメント(0)
岐阜県警察所有の防災ヘリ「らいちょうⅡ」です。出動中か、訓練中かは不明ですが、上空を北の方角へ飛んで行きました。夏休み期間中は川や山の事故も多くなりますから出動の回数も多くなると思いますが、皆さまご安全に!らいちょうⅡ;機種=Bell_412、機体番号=JA110G
2021年07月30日
コメント(0)
秋の雑歌、次は第1558首です。作者は沙弥尼(女性の出家者)となっていますが不詳です。「鶉鳴く古りにし郷の秋萩を思ふ人どち相見つるかも」鶉が鳴く古びた里の秋萩を、好きな者どうし、一緒に見ましたね。と歌っています。「鶉鳴く」は「古」にかかる枕詞です。
2021年07月30日
コメント(0)
畑の横の草にとまる「ヒメジャノメ」を見つけました。「コジャノメ」に似ていますが翅裏の縦帯の色が「コジャノメ」は紫藍色味を帯びていますが、「ヒメジャノメ」は黄色味を帯びています。なかなか翅を広げないチョウで図鑑にも翅表の画像が少ないですが、僅かに広げたところが撮れました。ヒメジャノメ;チョウ目、タテハチョウ科、L=45mm※_翅表の画像です
2021年07月29日
コメント(0)
秋の雑歌、次は第1556首です。忌部首黒麻呂(奈良時代の官僚、万葉集に4首が載せられています)が作った歌です。「秋田刈る仮蘆もいまだ壊たねば雁が音寒し霜も置きぬがに」秋の田を刈るための仮蘆(仮小屋)もまだ取り壊さないのに、雁の鳴き声が寒々と聞こえる。霜も降りそうなほどです。と歌っています。
2021年07月29日
コメント(0)
道端の笹の葉にとまるハチを見つけました。少し小振りの「キボシアシナガバチ」に似ていますが、腹部第3,4節に黄色の帯斑がある「コアシナガバチ」です。コアシナガバチ;ハチ目、スズメバチ科、L=12mm
2021年07月28日
コメント(0)
秋の雑歌、次は第1545首です。湯原王(天智天皇の孫、志貴皇子の子)が詠んだ七夕の歌です。「織女の袖つぐ夕の暁は川瀬の鶴は鳴かずともよし」織姫が夫と袖を触れ合って寝る夜の明け方は、天の川の瀬にいる鶴も鳴かないでよろしい。と歌っています。
2021年07月28日
コメント(0)
午後四時ころ、電線に数羽の「ツバメ」がとまっていました。日本で生まれた若鳥たちが巣立って、餌を獲る練習をした後での、休憩中かな?ツバメ;スズメ目、ツバメ科、L=17cm
2021年07月27日
コメント(0)
秋の雑歌、次は第1543首です。三原王(奈良時代の皇族、舎人親王の子)が作った歌です。「秋の露は移しにありけり水鳥の青葉の山の色づく見れば」秋の露は染料であったのだのだなあ。鴨の羽のような青葉の山が赤く色づくのを見ると。と歌っています。「移し」は染料のこと。「水鳥」は鴨で羽の色が青葉の様だと詠んでいます。※_「マガモ」のオスの頭部は濃い緑色光沢です。
2021年07月27日
コメント(0)
川近くの雑木林の午後は、「ニイニイゼミ」と「アブラゼミ」の鳴く声が騒がしいです。「ニイニイゼミ」はあちらこちらに見つけれますが、「アブラゼミ」は中々見つからず、やっと一匹を見つけました。アブラゼミ;カメムシ目、セミ科、L=56mm
2021年07月26日
コメント(0)
秋の雑歌、次は第1539首と第1540首です。聖武天皇の御製の歌です。1539;「秋の田の穂田を雁がね暗けくに夜のほどろにも鳴き渡るかも」秋の穂が出た田を刈っている。そこに雁がまだ暗いのに、夜が明けきらぬ中を鳴いて渡っていく。と歌っています。1540;「今朝の朝明雁が音寒く聞きしなへ野辺の浅茅そ色づきにける」今朝の明け方に、雁の声を寒々と聞いて、野辺の浅茅が色付いたことです。と歌っています。「浅茅」は丈の低いチガヤのことです。
2021年07月26日
コメント(0)
畑の水桶に、また虫が落ちて溺れていました。今日溺れていたのは「エンマコオロギ」の幼虫です。暑いので水を飲みに来て落ちたのかなと思います。「アシナガバチ」も水を飲みに来ますが落ちずに上手に飲んでいきますが何故でしょうか?_なおコオロギは助けてあげました。エンマコオロギ(幼虫);バッタ目、コオロギ科、L=90cm、L=20mm
2021年07月25日
コメント(0)
秋の雑歌、次は第1515首です。但馬皇子(天武天皇の娘)が作った歌です。「言繁き里に住まずは今朝鳴きし雁にたぐひて行かましものを」人の噂のうるさい里に住んでいるくらいなら、むしろ今朝鳴いた雁と一緒に飛んで行けばよかった。と歌っています。「但馬皇子」は異母兄の高市皇子(一時期は妻だった説もあります)や穂積皇子らとの相関歌があります。複雑な時代だったのですね。
2021年07月25日
コメント(0)
竹藪の草にとまるミズアブを見つけました。複眼に縞模様があるミズアブで図鑑で調べると外来種の「アメリカミズアブ」と判りました。アメリカミズアブ;ハエ目、ミズアブ科、L=18mm
2021年07月24日
コメント(0)
秋の雑歌、最初は第1513首です。穂積皇子(天武天皇の第五皇子)が作った歌です。「今朝の朝明雁が音聞きつ春日山もみちにけらし我が心痛し」今朝の明け方に雁の声を聞きました。春日山は黄葉したようです。私の心は痛みます。と歌っています。「春日山」は奈良市東部にある山で若草山も含まれています。「春日山もちにけらし」は春日山が黄色に色付いたの意ですが、万葉の時代は紅葉より黄葉の方を愛でたようです。
2021年07月24日
コメント(0)
川近くの雑木林で「アオスジアゲハ」を見つけました。翅を広げたところを撮ろうと待っていましたが、何処かへ飛び去っていきました。アオスジアゲハ;チョウ目、アゲハチョウ科、L=60mm
2021年07月23日
コメント(0)
夏の相聞、最後は第1509首で、大友家持が詠んだ第1507首の長歌の反歌です。「反歌」は長歌の内容を要約した短歌です。「妹が見て後も鳴かなむほととぎす花橘を地に散らしつ」あなたが見た後で鳴いて欲しかった。ホトトギスが橘の花を地面に散らしてしまった。と歌っています。次からは秋の雑歌になります。
2021年07月23日
コメント(0)
畑の水桶の中で溺れている「アオドウガネ」を見つけて、いつものように助け上げてあげました。少しの時間、周りの様子をうかがってから飛び立って行きました。アオドウガネ;甲虫目、コガネムシ科、L=25mm
2021年07月22日
コメント(0)
夏の相聞、次は第1507首です。大友家持が坂上大嬢に贈った歌です。「いかといかと ある我がやどに 百枝さし 生ふる橘 玉に貫く 五月を近み あえぬがに 花咲きにけり 朝に日に 出で見るごとに 息の緒に 我が思ふ妹に まそ鏡 清き月夜に ただ一目 見するまでには 散りこすな ゆめと言ひつつ ここだくも 我が守るものを うれたきや 醜ほととぎす 暁の うら悲しきに 追へど追へど なほし来鳴きて いたづらに 地に散らせば すべをなみ 攀ぢて手折りつ 見ませ我妹子」どうだろう、どうだろうと花の咲くのを待っている私の家の庭に、沢山の枝が出た橘、実を玉に貫く五月が近づき、こぼれるように花が咲いた。毎日出て見るたびに、命をかけて思うあなたに、綺麗に澄んだ月夜の、ただ一目だけでも見せるまでは、決して散ってくれるなと、私が見守っているのに、憎いホトトギスが、明け方の物悲しい時に、追っても追っても、やって来て鳴いて、むなしく花を地面に散らすので、しかたなく、枝を手で折ってしまった。ご覧ください、あなた。と歌っています。
2021年07月22日
コメント(0)
「コムラサキ」が庭に飛んで来て、ハナミズキにとまったのを確認し、急いでカメラを取ってきて数枚撮りました。光線の加減で翅が紫色に輝くところも撮れました。なお、紫色に輝くのはオスだけの様です。コムラサキ;チョウ目、タテハチョウ科、L=40mm◆_ハナミズキにとまったところです◆_翅表の模様です◆_翅裏の模様はこんな感じです◆_サッシ枠の上からこちらを見ていました◆_翅が紫色に輝いていました
2021年07月21日
コメント(0)
夏の相聞、次は第1506首です。大伴田村大嬢(大伴宿奈麻呂の娘)が異母妹の大伴坂上大嬢に贈った歌です。「故郷の奈良思の岡のほととぎす言告げ遣りしいかに告げきや」ふるさとの奈良思の岡のホトトギスに、あなたへの伝言を頼みましたが、どうでしょうか。本当に伝えてくれましたか。と歌っています。「奈良思の岡」は藤原京か明日香京と思われます。
2021年07月21日
コメント(0)
夏の相聞、次は第1505首です。大神女郎が大友家持に贈った歌です。「ほととぎす鳴きしすなはち君が家に行けと追ひしは至りけむかも」ホトトギスが鳴いている時、貴方の家に行って鳴きなさいと、追いやったのですが、もうそちらに着いたでしょうか。と歌っています。恋する人にホトトギスの声を聞かせたかったのでしょうか?_恋の歌として、鳴き声の「♪キョッキョッ、キョキョキョッ」≒「東京特許許可局(トウキョウトッキョキョカキョク)」の様なのが良かったのかな???
2021年07月20日
コメント(0)
散歩道横の雑木林で鳴く「ニイニイゼミ」を見つけました。木の幹の色に同化していて、何処にいるか中々判らなかったです。その後、畑でも違う「ニイニイゼミ」を見つけ近距離で撮ることも出来ました。ニイニイゼミ;カメムシ目、セミ科、L=90cm◆雑木林で見つけました・・・◆畑で見つけました・・・
2021年07月19日
コメント(0)
夏の相聞、次は第1501首です。小治田朝臣広耳(奈良時代の歌人)が作った歌です。広耳は夏の雑歌に1首、夏の相聞に1首、計2首を詠んでいます。「ほととぎす鳴く峰の上の卯の花の憂きことあれや君が来まさぬ」ホトトギスが鳴く山の嶺の卯の花の、心が憂うことがあるのかな、貴方が来てくれないのは。と歌っています。
2021年07月19日
コメント(0)
わが地方は17日に梅雨が明けました。平年にくらべ2日早い梅雨明けでした。今日は朝から「クマゼミ」が鳴きはじめていて、午後には30℃以上の真夏日となりました。クマゼミ;カメムシ目、セミ科、L=70mm
2021年07月18日
コメント(0)
夏の相聞、次は第1499首です。大伴四縄(奈良時代の官吏)が宴会で詠んだ歌です。「言繁み君は来まさずほととぎす汝だに来鳴け朝戸開かむ」人のうわさがうるさいので貴方は来てくれない、ホトトギスよ、せめておまえだけでも来て鳴いてください。朝に戸を開きますから。と歌っています。作者の「大伴四縄」は大宰帥大伴旅人の下で防人司佑を務めています。名前の四縄は四綱とも書かれています。
2021年07月18日
コメント(0)
夏の相聞、最初は第1498首です。大伴坂上郎女が作った歌です。「暇なみ来まさぬ君にほととぎす我かく恋ふと行きて告げこそ」暇がないからといって来て頂けない貴方に、ホトトギスよ、私がこんなに恋しく思っていますと、行って知らせてください。と歌っています。
2021年07月17日
コメント(0)
田んぼの水路の土手の草にとまる「ハグロトンボ」のメスを見つけました。翅を広げる動作を撮ってみました。 ハグロトンボ;トンボ目、カワトンボ科、L=60mm
2021年07月16日
コメント(0)
夏の雑歌の最後は第1497首です。高橋連虫麻呂(奈良時代の官吏・歌人)が作った歌です。「筑波嶺に我が行けりせばほととぎす山彦とよめ鳴かましやそれ」筑波嶺に私が行っていたら、ホトトギスは山彦を響かせていたのだろう。と歌っています。「筑波嶺」は茨木県つくば市にある「筑波山」のことです。※_夏の雑歌の次は、夏の相聞になります。
2021年07月16日
コメント(0)
散歩道にある雑木林で「ハグロトンボ」と「ヒメウラナミジヤノメ」を見つけました。ハグロトンボ;トンボ目、カワトンボ科、L=60mmヒメウラナミジヤノメ;チョウ目、タテハチョウ科、L=35mm
2021年07月15日
コメント(0)
夏の雑歌、次は第1494首と第1495首です。どちらも大伴家持がホトトギスを詠んだ歌です。1494;「夏山の木末のしげにほととぎす鳴きとよむなる声の遥けさ」夏山の梢の繁みに、ホトトギスが鳴き響かせるその声の、遥かに遠いことよ。と歌っています。1495;「あしひきの木の間たち潜くほととぎすかく聞きそめて後恋ひむかも」木の間をくぐるホトトギス、こうして初声を聞いた後は、待ち焦がれるようになるのだろうか。と歌っています。
2021年07月15日
コメント(0)
川崎重工業㈱がC-1の後継機として開発した国産輸送機C-2です。全長=43.9m、全幅=44.4m、全高=14.2m、積載量=約30トン、乗員数=110人、航続距離=6500Km(12トン積載時でハワイまで飛べる)。2017年3月より航空自衛隊に配備されている中の最新の14号機(機体番号;18-1214)です。KAWASAKI_C-2;航空自衛隊所属
2021年07月14日
コメント(0)
夏の雑歌、次は第1493首です。大伴村上(奈良時代の官吏、万葉集に短歌4首あり)が作った歌です。「我がやどの花橘をほととぎす来鳴きとよめて本に散らしつ」我家の庭の橘の花を、ホトトギスが来て大きな声で鳴き響かせて、根元に散らしてしまった。と歌っています。鳴き声の響きで花が散ったようですが、本当かなぁ?
2021年07月14日
コメント(0)
堤防道路上に「スズメ」を見つけました。何か蝉のような昆虫を捕らえて食べる様子でした。近付くと捕らえた昆虫を咥えて飛び去って行きました。スズメ;スズメ目、ハタオリドリ科、L=14cm
2021年07月13日
コメント(0)
夏の雑歌、次は第1488首、第1491首、第1491首の3首です。どれも大伴家持がホトトギスを詠んだ歌です。1488;「いづくには鳴きもしにけむほととぎす我家の里に今日のみそ鳴く」どこかでもう鳴いたのでしょうか、ホトトギスは我が家に今日やっと来て鳴いている。と歌っています。1490;「ほととぎす待てど来鳴かずあやめぐさ玉に貫く日をいまだ遠みか」ホトトギスはいくら待っても来て鳴かない。あやめ草(菖蒲)を玉に刺す日はまだ先だから。と歌っています。1491;「卯の花の過ぎば惜しみかほととぎす雨間も置かずこゆ鳴き渡る」卯の花が散ってしまうのを惜しんでか、ホトトギスは雨が降る間も休まずこの辺りを鳴いてゆく。と歌っています。
2021年07月13日
コメント(0)
田んぼの蒲の枯れた葉にとまる「シオカラトンボ」を見つけました。シオカラトンボ;トンボ目、トンボ科、L=55mm
2021年07月12日
コメント(0)
夏の雑歌、次は第1486首と第1487首です。大伴家持がホトトギスが晩くに鳴くのを恨んで詠んだ2首です。1486;「我がやどの花橘をほととぎす来鳴かず地に散らしてむとか」我が家の庭の橘の花を、ホトトギスが来て鳴きもせずに、地面に散らしてしまうのか。と歌っています。1487;「ほととぎす思はずありき木の暗のかくなるまでになにか来鳴きぬ」ホトトギスよ、思ってもみなかった。木々がうっそうと繁るまで、どうして来て鳴かないのか。と歌っています。
2021年07月12日
コメント(0)
堤防の土手の草にとまった「アオメアブ」のオス見つけました。その近くにメスもとまっていました。アオメアブ;ハエ目、ムシヒキアブ科、L=オス25mm、メス28mmオス;メス;腹部が膨らんでいました。
2021年07月11日
コメント(0)
夏の雑歌、次は第1484首です。大伴坂上郎女が作った歌です。「ほととぎすいたくな鳴きそひとり居て眠の寝らえぬに聞けば苦しも」ホトトギスよ、そんなにはげしく鳴かないで、ひとり寝が覚めて眠れないので、聞くのが苦しい。と歌っています。岩波文庫の解説では、ホトトギスや鶴や鹿の鳴き声は人の恋心を募らせて、眠れなくなると考えられていたようです。
2021年07月11日
コメント(0)
夏の雑歌、次は第1483首です。奄君諸立(奈良時代の歌人のようですが未詳です)が作った歌です。「我が背子がやどの橘花を良み鳴くほととぎす見にそ我が来し」あなたの家の庭の橘の花が良いので、来て鳴くホトトギスを、私は見に来ました。と歌っています。「我が背子」は、招いてくれた家の主人のことです。
2021年07月10日
コメント(0)
畑で草の葉にとまる「オンブバッタ」の幼虫を見つけました。オンブバッタ;バッタ目、オンブバッタ科、L=40mm
2021年07月10日
コメント(0)
庭にチョウが飛んで来て、アガパンサスの葉にとまったのを見つけました。急いでカメラを取ってきて写真を撮りました。このチョウは「ダイミョウセセリ」で、後翅に白色帯があるので関西型になります。ダイミョウセセリ;チョウ目、セセリチョウ科、L=35mm
2021年07月09日
コメント(0)
夏の雑歌、次は第1482首です。大伴清縄(奈良時代の官吏)が作った歌。万葉集には、彼が詠んだ歌はこの1首だけです。「皆人の待ちし卯の花散りぬとも鳴くほととぎす我忘れめや」皆が待っていた卯の花が散ってしまっても、卯の花で鳴くホトトギスのことを、わたしは忘れません。と歌っています。
2021年07月09日
コメント(0)
畑の風よけネットに、今日は背面が白い「ヒシバッタ」がとまっていました。どんな条件で体色が変わるのか不思議ですね?ヒシバッタ;
2021年07月08日
コメント(0)
夏の雑歌、次は第1480首と第1481首の、大伴書持(大伴家持の弟)が作った2首です。1480;「我がやどに月おし照れりほととぎす心あれ今夜来鳴きとよもせ」わが庭に月が一面に照っています。ホトトギスよ心配りして、今夜は来て声高く鳴いてください。と歌っています。1481;「我がやどの花橘にほととぎす今こそ鳴かめ友に逢へる時」わが庭の花橘に、ホトトギスよ今こそ来て鳴いてください、友に逢っている時なのだから。と歌っています。大伴書持は、「わが庭の一面に月が照ったので」、「わが庭に花橘が咲いたので」と二つの場面でホトトギスに来て鳴いてくれと歌っていますが、ホトトギスは庭に来て鳴くのでしょうか?_調べてみるとホトトギスはウグイスなどの巣に卵を産む托卵をします。だからウグイスが沢山いる所に居るのかと思うのですが、我が地方では見かけたことがありません。東京都や大阪府などの都市部で撮影事例が多いので田舎より市街地の方に居るのかなと思いますが・・・?
2021年07月08日
コメント(0)
畑のニンジンの葉と、風よけネットにとまる、色の異なる「カマキリ」の幼虫を見つけました。圧倒的に緑色が多いのですが、薄茶色のもいます。聞くところでは周りの環境に合わせて体色を変える保護色のようです。カマキリ;緑色カマキリ;薄茶色
2021年07月07日
コメント(0)
夏の雑歌、次は第1477首です。大伴家持が詠んだ有名な歌です。「卯の花もいまだ咲かねばほととぎす佐保の山辺に来鳴きとよもす」卯の花もまだ咲いていないのに、ホトトギスが佐保の山辺にやって来て鳴きたてている。と歌っています。「卯の花(=卯月の花)」は「ウツギ(アジサイ科ウツギ属の落葉低木)」で白い花をたくさん咲かせます。花期は5月~7月、ホトトギスは5月~9月に渡って来ますので時期はピッタリです。誰もが知っている童謡の「夏は来ぬ」には、この家持の歌を引用したような歌詞になっていますね。♪卯の花の 匂う垣根に ホトトギス 早やも来鳴きて 忍び音もらす 夏は来ぬ_「忍び音」はその年に初めて聞かれるホトトギスの鳴き声です。
2021年07月07日
コメント(0)
夏の雑歌、次は第1476首です。奈良時代の歌人の小治田朝臣広耳が作った歌です。「ひとり居て物思ふ夕にほととぎすこゆ鳴き渡る心しあるらし」一人で座って物を思う夕方に、ホトトギスが来て鳴いて渡って行く。わたしの気持を分かってくれる心があるようだ。と歌っています。
2021年07月06日
コメント(0)
全59件 (59件中 1-50件目)