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日本のプロバスケットボール、bjリーグの河内オーナーが自叙伝を出すそうな。彼の意気込みが見えるのならそれはいいのかもしれないが、「ビジネス書としても注目される1冊になりそうだ。」という紹介はちょっと微妙に感じる。リーグを作った功績は大きい。ただ、それは土台を作っただけでまだ彼らは何も成し遂げていないことを忘れてはいけない。そもそも、リーグは成功どころか開幕すらしていないのだから。そういうくだりは彼らがJリーグのように根付く方向に向かってから言おうよ、とも思う。では、その開幕直前のリーグを巡る状況はいかがであろうか?残念ながら前途は多難だ。例えばメディア露出。10月の掲載誌が上のリンクには出ているが、今後掲載予定の雑誌▽「オレンジページ」=10月2日発行▽「Seventeen」=同15日発行▽「ぴあ」=同25日発行▽「Sportive」(集英社)=同25日発行▽「日経トレンディ」=11月4日発行こんなのでどれだけの人が認知するのか。現時点での認知度調査でもやるとどんな結果になるのだろうか。少なくともこの楽天においては、bjどころかバスケへの興味は薄い。開幕前の状況について。プラス材料は、地方での支持がそこそこは得られそうな感じということだ。先日の大分の練習試合は立ち見もいて1700人動員の大盛況だったそうだ。地域密着を売りにするとやはり新潟を始め地方は強い。ただ、例えば東京アパッチなど都市クラブがどうなっていくか、これは微妙だ。今のFC東京と手を組むならともかく、東京と名前をつければ都民が来る、そんなことはないとFC東京サポーターの一人として言っておこう(そういえば私は当時、立ち上げに関わっていた友人に「東京より下町をホームにしたら面白いと思うんだけど」と言ったことがある)。ホームが有明コロシアムというのも誘致が難しいかもしれない。また、あまり知られていないが、アパッチのメインスポンサーはあのインボイスである。ここの社長がバスケクラブを前から持ちたがっていたことが反映している。しかし残念ながらそれがあるからか、彼らがFC東京と組む可能性は低そうだ。また、選手の問題は深刻かもしれない。私が8月にバスケの日本代表を観戦したときに、一緒に行ったバスケに詳しいM嬢にこのことを聞いたのだが、「知っている選手がいないのと、代表になれないのはかなりマイナスになると思う」と言われた。これまでの日本リーグJBLの選手には人気のある選手もいるが、彼らが移らない限りは見たいともそんなに思わない、とのことだった。マネジメントがどうとか考えない人の意見としてある意味貴重である。これが一般バスケファンの心理なのかもしれない。選手も、明日が保証されない状況に踏み入るのにためらいがある人が多いという。社会人リーグはどんなプレイでも給料がもらえる(だからなかなか真剣にプレイしない選手が出たりするのだが)、そこから脱却するのは大変かもしれない。私の先輩で、大学時代や他のクラブでの活躍が認められて、2次のトライアウトに招待された人がいた。彼も悩んだが、しかし仕事を取ることを決めて辞退した。プロというのは理想のカタチだが、身近に聞いていているとこれが現実かと思ってしまった。テレビ放映権については未だに決まっていない。というか、多分放映できないと思われる。昨年、協会を敵に回すのは不利益だという現状を書いたが、それが変わったとの声は聴いていない。どうしてこう、無理、無理になってしまうかの全てが結局はbjリーグと協会の仲の悪さに帰着してしまう。元々それを承知の上で河内氏らがリーグを立ち上げたのはよくわかる。しかし、両方の運営が厳しくなり、バスケ界が共倒れするのは最悪のパターンである。今後双方はどうする気なのか、真意が聞きたいものだ。bjリーグがどうなるか、私は初戦に大きくかかっていると思う。満員になるだけではダメだ。長期的にも大事にしなければならないのだから、それほどのインパクトが欲しい。頑張ってくれ。まぁその開幕戦、私は自身のバドミントンの大会に出て行けないのだが(第2戦は観戦する予定)
2005.09.30
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T先輩に突っ込みをもらったので、新しいフォントを試すついでに上げてみた(笑)楽天へ野村氏条件「即戦力エースと4番」楽天が監督就任を要請しているシダックスGM兼監督の野村克也氏(70)が28日、東京・府中市民球場での練習試合後に会見。早くも「条件」を出した。近日中の正式要請があった場合「失礼ながら弱小球団なので、条件を出したい。中心選手がいないと機能しないのでエースと4番、何とか即戦力が欲しいと言うつもり」と語った。 楽天再建に必要なのは何より戦力整備と考える。エースの条件には「即戦力で、とにかく速い投手」を挙げた。理想の4番像として「王さん、長嶋さんみたいな人」とした。楽天が獲得を目指す巨人清原の名が挙がると「まだ監督も決まってないよ」と、不敵に笑って受け流した。 3年間、アマの現場で幅広く選手を見てきた。社会人・学生ドラフトの即戦力獲得には絶対の自信を持つだけに、補強・編成にも影響力を持つ監督権限を求める。3年連続最下位だった阪神監督時代は、監督就任時に全面的バックアップを約束されながら、現実は違ったという。「阪神での失敗を生かして、優勝するのにふさわしいチームをつくりたい」。近日中の楽天からの正式要請を受け「条件」についても話し合う。---------------------------------------------------------------------こちらは9月11日にここで紹介したノムさんの履歴書より。『「とにかく、エースと4番を獲って下さい。大リーガーでも、FAでもなんでもいい。チームは中心選手がいないと機能しませんから」とお願いした。オーナーは「毎年、たくさん新人を採っているんだから、野村さんなら育てられるでしょう」という。「やはり」と思った。オーナーはわかっていないと。「プロのエースとか4番とかいうのは育てられない、連れてくるものですよ。阪神の歴史を振り返ってみても、自前で育てた4番打者というのは掛布くらい。バース、オマリーら、みんな連れてきたじゃないですか。田淵だってドラフト1位で強行指名して引っ張ってきたんでしょう。(中略)だから優勝するにはお金がかかりますよ、今の野球は」私がそういうと、久方オーナーは顔を真っ赤にして「それじゃあ、君は巨人のやっておいることが正しいというのかね」と言い返してきた。私が「ある意味で正しいと思います。時代に合っていると思いますよ」と答えると、オーナーは黙り込んでしまった。』おぉ、本当に同じこと言っている(--;)でも現実、楽天の得点力、守備力レベルに耐え切れるエースは、岩隈レベルでは勤まらない。海外ならともかく日本では数人だと思われ…。井川とか?(笑)しかし、本当に就任する気ですか。阪神での失敗をどれだけ活かすか、それとも変わっていないのか、見てやろうじゃないですか。
2005.09.30
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イングランド・プレミアリーグが苦しみ始めている。(リンク先はuefa.com)13年間、スタジアムが埋まり続けていた、「世界で最も臨場感のあるリーグ」がついに停滞期に入ったようだ。確かに私がたまに読んでいた現地新聞サイトの記事などで、昨シーズンの頭くらいにそんな話を目にしていたけれども、当時はあまり気にもしていなかった。それは2年前のプレミア三昧旅行のときにチケットの人気ぶりを目にしていたからというのもあったし…。なんで、ちょっと驚いた。とはいえ、停滞の理由は多い。1 1強時代の到来など、上位と下位の差の広がり2 フットボールの質の低下3 チケット価格の高騰1は、チェルシーがイングランドにおけるフットボールという市場を壊してしまったことによる。って今更なので省略。2についてだが、よくプレミアリーグのサッカーを手放しで絶賛する人がいるけれど(Jリーグと比べる人とか多いですよね)、正直そんなに質の高いものでもないと思う。彼らのフットボールの特徴として、ロングボールを多用してフィジカルを活かして走りまくり前へ前へ、そしてミドルなどシュートを多用するスタイルがある。それ自体が観客から好まれるのであれば、それはそれでいいし、私も好きだ。でもあれを「高レベル」と呼ばれるのも何だかなぁ、という感じだ。で、それが進んでというか、レベルの高低差が大きくなってから中堅以下のクラブは、特に上位陣との試合では中盤省略型がますます増えている(中田のいるボルトンを前から見ている一人として言わせてもらえば、ボルトンはオコチャがいる時点でプレミアではちょっと異色のクラブだと思います)。多分海外のプレミアファンが見る試合は上位VS下位か上位同士だが、一部の上位同士の試合を除いて魅力は失われかけている。私はプレミアを見るときは以前はボルトンとかボロとか中堅以下が上位を叩くのを楽しみにしていたが、最近は下位同士の方がまだ面白いとすら思い始めている。サポーター連盟のブラウン会長が「世界で最も見られているのがプレミアリーグだが、実際に世界のトップではないと思う」とコメントしたのは興味深い。3は、1.2によりプレミアが最早今の対価を払う価値がないと判断した結果だ。もちろん、「若く元気のあるサポーターが消えてしまった」という理由もあるはずだ。でも、それであっという間に客足が遠のくという現実はやはり驚く。ビジネスというのは本当に恐ろしいと思う今日この頃。とにかく、欧州は観客ではブンデス一強時代に突入するけど、それもいつまでなのか…。
2005.09.29
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トヨタカップが拡張されて行われる、FIFAクラブワールドチャンピオンシップ・トヨタカップジャパン2005のチケット価格がひどい。詳しくはこちらの一覧を参照。こちらにシングルチケットの価格を簡単に書くと、1回戦と5位決定戦 3000円~7000円2回戦(準決勝) 7000円~18000円3位決定戦と決勝セット 9000円~30000円これまであまり気にしていなかったのだが、今日たまたま別の目的でぴあを読んでいたらこれを見つけて愕然とした。FIFAは一体この大会に、金以外の何を見出そうとしているのか。トヨタカップ(正式名称インターコンチネンタルカップ)の廃止については、FIFAのジョセフ・ブラッター会長は「サッカー界全体の連帯感の意識の表れだ」として、こうした構造の変化はだれもが納得できる形の妥当な選択だと主張している。これはFIFAに加盟している全大陸連盟の優勝チームが参加するという意味での連帯感である。インターコンチネンタルカップの日本開催は、元々安全面の問題で、欧州と南米の中立国としてふさわしい国として選ばれたのがきっかけだった。冷戦もなく、その日本開催を変えよう(例えば再びホーム&アウエーにする)という意見はまぁわかる。しかし現状を拡張して、FIFAが無理に収益を増やそうとする戦略に同意する人は現在のところ少ない。で、チケット価格がこのようになった。ちなみに来年のドイツW杯のチケット価格についてもそうだった。皇帝ベッケンバウアー会長は当初、どんな人でも見られる価格を、ということで最低ラインを20~30ユーロ(2600円~3900円)にしたいと言っていた(2003年頃)。しかしFIFAの意向はそれより高く、昨年終わりに決定された価格は35ユーロ(4500円)になってしまった。まぁ、W杯はそれだけの需要があるし、それでも売り切れるからまだわかる。しかし、今回のトヨタカップのチケットは誰に買ってもらうためなのか?私はこれまでのトヨタ杯も何度か現地で見ているが、そこまで大量のサポーターが来日することは多くない。2001年に来た、私の熱愛するバイエルンの現地サポーターは100人くらいと本当に少なかった。ものすごい数で印象に残っているのはやはりボカだろうか。とすると、金を集める先は日本人しかない。しかし、かといって日本で絶大に人気のあるクラブが来日するわけでもない(リバプールに至っては辞退したいと言い出している。最もこれはCLには出たいと言っていた彼らだから彼らもおかしいが)。日本で人気のあるクラブでさえ夏のツアーの観客は減っている。私は夏の海外クラブのツアーについても何か書こうと思って途中まで書いて、未だ止まっている。でも、今回の件とあわせてとりあえずこれだけは言わなければならないだろう。日本をなめんなよ!!!いくら私がコアサッカーファンだろうが、こんな価格でサッカーを見に行くほど頭は悪くない。Jリーグでも、普通の何でもない試合だったら正直2000円がボーダーライン。2500円以上は東京戦だったり何かのプレミアムがないと絶対に買わない(この前のバイエルンは最大限の妥協と感謝の気持ちで9000円を投資した)。そもそも、昨年の「伝説の11.3決勝」は1500円なんだから。もし、こんな大会に5万どころか3万の観客を集めようと思っているのなら、それは金を目当てにして、選手の日程や興行の何たるかを全て見失ってしまったとしか言いようがない。この値段じゃなければできないのであれば、こんなものやらなくていい。日本の味噌汁で顔を洗って出直して来い、関係者。
2005.09.28
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東京もどうやら寒かったようですが、山梨はもっとだった…かも。ともかく円滑に終了致しました。で、みんなを車から降ろしたらどっと疲れと頭痛が出てきて、途中パーキングに車を止めて熟睡。そして今に至る。どうも最近、こうやって毎回潰れている気が…。さて、東京戦は結果と「見に行かなくても同じだった」との悲しい友人コメントだけ聞いています(汗)あとは何か田尾が解任されたり、Jリーグの首位決戦が大変なことになったり、阪神のマジックが3になってたり、そろそろプレーオフだったりいろいろしているようですが、よく考えてみると一週間くらい世間から取り残されたようで、ペースを取り戻すには少々時間がかかりそうです。
2005.09.27
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最近はとにかく本業(研究)に追われております。しばらく迷走してましたが、とりあえず合宿では何とかなりそうです。(本当の意味では全く迷走から抜けていないですけど)でも、おぉ、あと3日しかない…。昨日はギド・ブッフバルトと湯浅健二の講演に参加しました。そこでFC東京フロントの「あの人」に遭遇。挨拶したら覚えていてくれて(照)、講演会後にもいろいろお話をしてくれたり、意見を聞いてくれました。以前からずっと言いたかった「チケット」の話もできました。こうして常に絶えずサポーターの声を聴いてくれるところ、物事をリアルに見られること、浮き足立たないことがこの人の素晴らしいところなんだろうと思います。こういう方がいて、東京は本当に幸せ者です。ありがとうございました。私自身どれだけ力になれるかわかりませんが、絶対に残留しましょう!!
2005.09.22
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レアルが負けるのは勝手だけど、そろそろいい加減にして欲しいと思うことがある。何って、サッカー選手の過密日程である。そもそも、スポーツ選手に労働法が確立されていないというのは、なかなかどうしておかしな話でもある。それとも私が知らないだけなのか。これがレアルの負けにつながるのはレアルがまぁ悪いのだが、欧州サッカー界全体の人気低下に繋がっているのはいただけない。過密日程というのはまず選手のパフォーマンスの低下につながる。ジダンやヴェロンなど、クラブ・代表などで年間70試合以上出場している選手も多い。週に3試合なんて「権藤、権藤、雨、権藤」じゃあるまいし。彼らには明らかに無理がたたっている。その証拠に、筋肉系の怪我が全体的に多くなってきている。また、試合数が多くなることがいわゆる「ターン・オーバー制」の誕生につながった。だからチェルシーなどのように大量の選手を獲得することにもなっている。これは中堅以下のクラブの戦力をそれだけ吸い取っているわけであって、クラブごとのレベルの格差が出たこともこれが関係していると思う。また、現在のサッカーは全体的に走る量を多くしてきている。そういったタイプのサッカーがファンに広く受け入れられているのは事実だし、それを止めろとはいえない。ただ、今の試合数で全試合そんなことは無理になっているのも事実だ(先日のバルセロナのCLブレーメン戦を観たが、今年のバルサはそういったことで怪しい気がする)。本気でこれを思ったのは、今季のCLのグループリーグの組み合わせを見てだ。今回のグループリーグ、波乱や混戦と呼べる展開はなかなか期待できそうにない。第1戦もこれといって波乱はなかった(レアルが負けたが、リヨンの今の実力から言えばエッシェンがいなくなったからって勝って当然という人も多いだろうし、選手もそう思っていたそうだ)。こんな試合がグループの合間を縫ってあと5節も続くのである。いい加減、FIFAとUEFAが共同で強引な世界基準のルールを設けて欲しいものである。私は以下のルールを提案する。-----------------------------------------------------1.各国トップリーグの編成を16チームまでとする2.1人の選手の1シーズンの出場試合数の限度をクラブで35試合、代表の親善試合を10試合までとする(W杯予選や本戦は特別)3.CLの縮小。1次リーグ廃止で初めからトーナメント。-----------------------------------------------------クラブと代表というのはなかなか相成れないものもあるが、これまではどちらかといえばクラブに有利な状況であった。代表は給与がほとんどないとか、ブラジル潰しなどによって起こっている(2年くらい前の、国際試合における選手の召集を48時間以内にするというジーコも激怒した決定は、UEFAが海外選手の多いブラジル潰しのために圧力をかけた結果と言われている)。代表は「出たくて」出る選手が多いのだから、もっと優遇されてしかるべきだと私は思う。しかし、クラブは「契約すればいくらでも選手をこきつかえる」という精神が抜けない。なら、それを法で抑えるしかないと思う。1人の選手が年間出られる試合数はせいぜい50くらい。だから上のように、「年間のクラブの選手への報酬」=「35試合の出場分」とわかりやすくすることが重要だと思う。35試合という根拠は、リーグ最大30試合、カップ最大5~10試合、欧州カップ最大5~10試合で、これでは多すぎるからである。少しずつ休みながらなら、とすると多分このくらいがいい線だろう。これくらいの策を練らないと、1試合の中でのサッカーの面白さは激変するだろうし、W杯でもメキシコクラスが優勝することになる。メキシコが優勝にふさわしい強さを発揮すればいいけど、でも、今のままではW杯が2002年のようにつまらない大会と言われても仕方がない。現実今の協会ではこんな改革は無理だろうが、多分一度欧州サッカーは低迷するだろうし(現にイタリアなどは客が激変しているし、私は確信している)、潰れかけた状況になったら本当にこういう改革が起きて欲しいと願っている。☆追記☆さきほどTSUTAYAへ行ったのだが、スポーツ雑誌コーナーを見ると驚くほど欧州サッカーに侵食されている。既に代表以外、日本国内のスポーツの生き場所が減っている。そして、欧州サッカーは日本国内のスポーツじゃないのだから、かつての野球のように板につくわけがない。野球は既に廃れ、もし欧州サッカーの波が消え、もし代表がW杯出場を逃す…そんなことが起こると、スポーツ雑誌コーナーそれ自体がなくなるか縮小してしまうようで怖い。日本のスポーツ人気は本当に大丈夫なのだろうか。
2005.09.19
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小泉首相が大勝した記事が、スポーツ紙ですら紙面の大半を埋めている。日刊を買って、もうわかったよくらいで読んでいると、その隣にスポーツビジネスのビッグニュースを発見。残念ながらネット上に上がらない「見た聞いた思った」というコラムなのでおそらくほとんどの人は知らないまま過ぎていくと思われ、すごくもったいないのでここに書いておきます。-----------------------------------------------------------------栗原弘明の「見た聞いた思った」(日刊スポーツ9月12日付)小泉構造改革の一環が、日本のプロ野球を変えることになるかも知れない。そう思える出来事が、目立たないが起こっている。千葉市は今月初め、千葉ロッテマリーンズの本拠地である千葉マリンスタジアムの管理、運営を民間に託す「指定管理者制度」を適用させることを明らかにした。その候補にロッテ球団と現在、同球場を運営している千葉市の第三セクター、千葉マリンスタジアムの2社を挙げた。今まで同球場は、土地は千葉県、所有は千葉市、運営を第三セクターが行っているという構図だった。ロッテは今季、開幕前から積極的に県、市、マリンスタジアム社に対し協力要請を行い、さまざまな改革を行ってきた。敷地内での屋台の出店、外野フェンスの広告、周辺道路への縣垂幕設置、街頭の照度アップ、そして、来季からのフィールドシート設置などなど…。それでも、球団経営の収益構造を根本から変えるような抜本的な改革には遠く及んでいないのが実情のようだ。だが仮に球団が管理者に指定されれば運営そのものを一定の枠の中で自由にすることが可能になるのだ。集客作戦、広告業、グッズや飲食店の営業を行い、収入も球団のものになる。球場周辺には広大な土地があるが、有効利用はされていない。ロッテは球場を含めてボールパーク化構想を持っているが、指定管理者の実績が足がかりとなれば、再開発も可能になるかも知れない。ビジネスの領域だけではなく、今後球団が「プロ野球」というソフト(ゲームやチーム)とハード(球場)を最大限活用した地元密着の新しいモデルが生まれるかもしれない。「地域にとってメジャーチームが地元にいる誇り」が浸透している米国のように。昨年、球界再編騒動の中で、球団の赤字体質が問題となった。球団の球場運営が可能となれば、経営が根本から変わることになる。野球の場合は本拠地で毎日行われるわけではないから、球団がコンサートなど、さまざまなイベントを仕掛けることが可能になる。まだロッテが千葉マリンスタジアムの指定管理者に決まったわけではないが、市が同制度の適用を発表したこと自体、前向きな姿勢であると解釈しても強引ではないだろう。指定管理者制度そのものは、一昨年に地方自治法の一部が改正され、公共施設の新たな管理方式として導入された。自治体としては民間企業の持つ活力を利用できるメリットがあり、小泉構造改革の一環として実現したといえる。日本の野球、サッカー場は自治体が所有しているケースが多い。球団が直接球場を建設するには膨大な費用がかかるし、リスクも大きい。そんな中で同制度が適用されれば、プロ球団と自治体との協力の中で、地域に根ざした文化的な可能性も広がる。今回のケースでロッテが指定管理者になればプロ野球、Jリーグを含めたプロ球団の適用第一号となる。制度そのものについては、まだ様々な意見があるだろう。だが日本の球団経営を根本から変えるスポーツビジネスの「タイムリーヒット」として今後の展開に注目したい。---------------------------------------------------------------指定管理者制度を知らない人はこちらを参照。指定管理者制度とは?私はここ最近、日本スポーツの「ハード面(=スタジアム、アリーナなど)」に非常に大きな関心を持っている。いくらいいスタジアムがあってもそこで行われているスポーツの質が低ければ意味がないのと同様、いくらいいスポーツが行われていても、スタジアムの質が低ければ意味はない。そして、現在の日本スポーツ、ソフトに関してはプロ化だとかJリーグ活性だとかプロ野球改革だとか言われていて、少しずつにしろ質の向上は行われている(というか関心が高い)のですが、ハード面の質に関してはなかなか変わっていないのが現状。多分、ここまでソフト面の充実で比較的順調であるJリーグの成長を今後阻害するのが、このハード面になることは確実だと私は思う。宮城スタジアムをこれからどうするのか?日本中の赤字のスタジアムをどう収益を出していくのか?これに対して自治体の長期的な回答は現状、なかなか見られない。宮城については日本代表戦をやったところでそんなのは延命策にしかならない(「あの試合の収益は解体資金だ」というのなら納得するのだが)。宮城は極端な例だが、日本中にそんな施設がある。そこで重要になりそうなのが、この指定管理者制度なわけだ。簡単に言えばこれは「スタジアム、施設運営の民営化」。建物を建てるのは自治体や国だとしても、収益を上げるためには商売のノウハウを持った民間でやった方がいいだろうという考え方だ。経費の節約にも力を入れるだろうし、積極的な運営が出来るようになるはず。もちろん、問題点はいろいろある。例えば料金設定は持ち主が決められるので使用料が高騰してしまう、他には雇用者の労働条件が過酷になるなどが考えられる。ことスタジアムにおいて最も大きな問題は、スタジアム運営という特殊な形態の経営において、「日本にスタジアム運営のノウハウを持っている人があまりに少ない」こと。以前出たセミナーで、広瀬一郎氏も指摘していた。しかし、どうにかして利益の出る施設にしない限り、この国の公共事業は衰退するしかない。これまでのなぁなぁな時代と違って、赤字になるとわかっている施設を誰が作ることをOKとするだろうか?施設を作ることを良しとする環境(=利益の目処がつく環境)がないと、スポーツ界で新しい施設を作ろうにも誰も納得しない。ともかく、今回の千葉マリンの場合は現状を打破するために大きな一歩を踏み出せそうな話なのである。ぜひ、日本のスタジアム運営のパイオニア的存在になって欲しいと思う。(2005.9.15更新)
2005.09.12
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さて、前回の続き。野村氏のチームの考え方は見物なのだが、阪神で失敗したことについて彼がいくつかここで言っていることがあった。まとめると、・選手が阪神の価値観に染まり、阪神という小さな蚊帳に埋もれてしまっていることが本質なようだ。彼は阪神の監督を退任するときに、久方オーナーに「今すぐ星野さんのところへ行ったらどうですか」と進言した。上記の本質を変えるには、厳しい親父タイプの監督でないといけないと感じたから、とこの履歴書には書いてあった。自分にはそういう力はないと。結果、これが功を奏するのであるが…ここまで書いてみると、巨人の衰退の原因も見えてくる。やはり、巨人という蚊帳に埋もれて、野球の本質を見逃してしまっていたのだ。ただし、阪神と決定的に違うのが、それでも戦力の獲得には余念がなく、それだけでも勝つことができた時期があった、だからそれが見えにくかった面にある。で、星野仙一のこの騒動である。体制をぶっ壊す人材として星野氏は理想だと言う人は多い。そしてここまでのことを踏まえると星野氏が巨人を改革することが必要だと訴えやすいのだが、私は星野巨人監督は断固反対だ。そもそも星野氏は改革者面に見えるが、一方で結構古い体質も持っている。中日時代は「鉄拳制裁」なんて昔の日本の教育者がやっていたことをするので有名だった(それにしても高校で駒大苫小牧とか明徳などの教育者が暴力をするとみんなで犯罪者扱いをするくせに、プロで鉄拳制裁をする星野氏が父親みたいでいいとか男だとか賞賛されるのが、私には本当に納得できない)。彼はそして何より「バカみたいに金を使うタイプ」である。彼は巨人は大嫌いであるが、そういう所は実は巨人と似ている。体制が内寄りな面は阪神と酷似しているのだが、先にも書いたとおり阪神と決定的に違うのは、阪神は選手をそれまで選手獲得に力を入れなさすぎた。だから星野氏が入って生え抜きと獲得選手のバランスが上手く取れた、という面が大きい。じゃあ巨人はどうかと言えば、巨人は逆に選手獲得に力を入れすぎたのだ。だから生え抜きで試合に出られない選手が増える一方で、ローズ、清原系の選手が成績も出していないのに試合に出続けて士気が低下する悪循環になっている。ここに旧来の体質の星野氏を入れるとどうなるか?間違いなく選手獲得に再び走り始めるであろう。多分、体質改善によってそれで来年は優勝できるかもしれない。しかし「選手を過剰に獲得して優勝する」なんて、ここまで巨人を批判してきた人や野球がつまらないと言う人が挙げ続けている理由だ。それでいいのだろうか。私は絶対にそういうのは反対である。巨人を見続ける人にとっては、生え抜きを大事にしてほしいし、それで優勝できる戦力はある程度は揃っているんだから。本当に足りないときに1人2人連れてくればそれでいい。しかし星野氏が改革しようとしても、そういう青写真は少なくとも私には見えてこない。それでいて巨人大嫌い人間だったわけだから、彼を連れてこなくていい理由なんていくらでもある。星野がいいと言っている人の多くが「たまに巨人を見たときに面白いと思える」くらいにしか考えていない巨人ファンではないか。では、どういう監督が今の巨人に必要か。私は「体制を打破できる」プラス「野球の本質を見ていて、それを教えることができる」人であるべきだと思う。この2つを踏まえると、私が日本人で思いつく該当者は江川卓しかいない。巨人と喧嘩別れ状態でいて勉強熱心な彼なら、巨人OBでありながらそれをやってくれる可能性を秘めていると思う。で、もし彼が駄目なら、海の外からそれができる外国人監督を引っ張ってくればいい。言い方は悪いが、誰もいなかったときに原氏を連れてきてほしい(彼にはある程度チームが立て直ってから10年くらいやってほしいのだが)。先の野村氏の「私の履歴書」を読むと、彼が33歳でプレイング・マネージャーに就任したときに、過去日本でプレーしていたブレイザー(名前間違ってたらごめんなさい)をヘッドコーチに連れて来たとある。彼はキャンプの中で当時メジャーでやっていた、本質の野球を選手に徹底的に教えたそうだ。「バントをするときは一塁手と三塁手のどちらの守備力が落ちるか考えろ」とかそういうもの。「自分達だけ違うスポーツをやっているようで、優越感でいっぱいだった」と語っているこういう戦術は、ここ数年打撃中心で守備も個人任せだった巨人に最も欠けている類のものである。それさえ補って投手をケアできれば、優勝には大きく近づくと思うのだ。ともかくとして、星野氏が就任したら今度こそ本当に16年間続けてきた巨人ファンを辞めようと思っている私である。-----------------------------------------------------------…と、これを書いたのは金曜日なんですが、昨日土曜日に星野氏が阪神残留を表明したので一件落着です。ホッ…。
2005.09.11
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チームはどうすれば機能するのか、どう作ればいいのかという話で、何ヶ月か前に非常に興味深いものを読んだ。日経新聞の「私の履歴書」というコラムで、野村克也氏が連載していたときのものだ(6月くらいだっただろうか)。これには彼の生い立ちから現役時代、引退後の監督その他のことが書いてある。私は20代前半なので、彼の現役の話というのは全くわからなかった。だからここで初めて知った話も多く、彼の野球の視点、彼が日本野球に与えてきた影響も興味深かったので非常にありがたい連載だった(ぜひ本にして欲しいものだ)。ここにはチーム運営を考えるヒントになることがいろいろある。中でも「エースや4番」の話は驚いた。野村氏は監督として「お金がなくても選手をやりくりしていくタイプとして最強の監督」というイメージがどこかある。確かに、彼は「強いものが必ず勝てるとは限らない。野球の本質を心の支えにした」と言っている。しかし、その野球の本質というのは選手を育ててやりくりする、というだけではないことを彼は知っていたのだ。私はこの「本質」の意味を取り違えていた気がする。野村氏が阪神の監督に就任し、2年目に突入しても一向に結果の出ないチームに対して野村氏が久方オーナーに直訴したときでの話である。以下、『』内は引用。『私は「成績が悪いと監督をコロコロ代えてますが、チーム運営で一番大事なのは監督だと思っていませんか?」と質問した。「違うのかね」とオーナーはやや気色ばんで言う。「いいえ違います、編成部ですよ」』当時の阪神の編成部は、巨人やダイエーと有力選手を取るのに争うことはせず、かといって選手の掘り当てをしようともせず、「獲りやすい選手」だけ獲っていたそうだ。しかし野村氏は「そんな方法では本当にいい選手を獲れるわけがない」と一蹴。この後だ。『「とにかく、エースと4番を獲って下さい。大リーガーでも、FAでもなんでもいい。チームは中心選手がいないと機能しませんから」とお願いした。オーナーは「毎年、たくさん新人を採っているんだから、野村さんなら育てられるでしょう」という。「やはり」と思った。オーナーはわかっていないと。「プロのエースとか4番とかいうのは育てられない、連れてくるものですよ。阪神の歴史を振り返ってみても、自前で育てた4番打者というのは掛布くらい。バース、オマリーら、みんな連れてきたじゃないですか。田淵だってドラフト1位で強行指名して引っ張ってきたんでしょう。(中略)だから優勝するにはお金がかかりますよ、今の野球は」私がそういうと、久方オーナーは顔を真っ赤にして「それじゃあ、君は巨人のやっておいることが正しいというのかね」と言い返してきた。私が「ある意味で正しいと思います。時代に合っていると思いますよ」と答えると、オーナーは黙り込んでしまった。』実際、久方オーナーはその後、選手獲得に力を入れるようになり、星野監督のときに優勝することとなる(ただし、久方オーナーは野村氏に、「あなたはエースと4番を取ってくれとだけ言ったが、星野氏は具体的に誰が欲しいとか、これだけお金がかかるということを明白にしていた差があった」と指摘していること、野村氏は「私の性格ではそれ以上はできなかった」と言っていることも記しておく。)。球界において、選手をお金で取ってくる野球というのは批判が大きい(現在の巨人に対する批判の半分くらいはそんな話だろう)。実際に巨人はそれで潰れてしまっている。しかし、野村氏は必ずしもその全てを否定しているわけではないことがわかる。編成部こそ要だと指摘し、「育てられるタイプの選手」と「連れてくるべき選手」を弁えていたことこそ、彼の最も優れていたところなのだろう。実は今年快進撃を続けている千葉ロッテや福岡ソフトバンクの選手構成、特に打線はまさにこのカタチをしている。中軸は外人に任せてその外を育てる方法を取っている。それこそ今の日本野球においてバランスのいい戦法なのではないか。そして、現在の巨人。ここ数年と今季前半までは、結局中軸レベルが2番~7番くらいまで中ぶくれする状態が続いていたことが低迷の原因の一つにある。それを変えるにはとりあえず清原、ローズを切るところから始めるべきなのだろう。あとは投手陣の構成、育成をどうするべきであるが…星野氏の巨人監督就任の話が流れているが、それも含めてまた後日。
2005.09.08
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以前やったイベントについて、記事を投稿してほしいという依頼(自分の近くの人、10月1日発行なのでよろしく)があり、8月の終盤に試行錯誤しながら作成していた。ところがどうも満足が行かない。7月に、イベントに使う文についてはすぐにいいものが書けたのだが、どうもこうやって書けと言われて書くものは思うようにいかない。周りからもいろいろなことを言われ(ありがたいものもあったけど、理不尽なこともいくつか)ものすごくストレスが溜まった1週間であった。別に自分の書いたものを誰にも見られないで出す気はないで、ここを直したほうがいいという指摘は甘んじて受け入れるのだが、自分には書けないからと依頼している人間が、根本から否定したりヤジ入れるだけで改善案も出さないってのはどうなのでしょう?じゃあ、自分でやれって。こういう俺の意見が「日本人的」っていう意味が今の俺にはわからない。にしてもこういう愚痴を溜めてしまうあたり、やはり私はライターには向かないようだ。実はこれまでに1度だけ、スポーツ批評の集合サイト運営者に会ったときに投稿してみないかと言われたことがあるんだけど、あの時やめといて正解だと改めて思った(苦笑)私はここで気楽にblog書いているだけでいい。いよいよこのblogは楽天に移籍してから3年目に突入してます。更新しない時期もありながら、よくここまで続けられました。前のも含めればもう4年目。一時は3万アクセスが目標でしたが、達成してしまった今、アクセス数はもはやどうでもいいです(消しちゃおうかな)。ちなみにこちらでは私が好きで書いているので、不満や批判、批評その他は荒らし以外は拒否いたしませんので、これからもよろしくお願いいたします。P.S超まったりモードの音楽ブログもよろしく。
2005.09.08
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とりあえず細かいことについてはいろいろあるけれども、調整試合でいくら完璧な試合をしたところで本番は必ず勝てるわけでもなく、ならば今のうちに悪い面をいくらでも出してしまえ的なものが私の中ではある。だって、W杯予選は内容はどうでも最終的に負けられないわけで、変な話「負けられる」時期はW杯後の次の予選前と今しかないのだから。いや、今日のは2点差を逆転したという事実がすごくいいとは思うけど。とりあえず今はどうやって点を取られたか→少ない人数でも一瞬の切り込みで、またはサイドのスピードを生かされて取られたどうやって点を取ったか→セットプレイ、カウンター気味の早い展開、ミドルがきっかけで押し込んだという結果、他にも点にならなかったけれどもいい展開、悪い展開がいろいろあって、そういうものを見ていけばいいんではないか。そう考えれば、コンフェデレーションズ杯のときにあれだけ決まらなかったカウンターから2点も決まったし、ミドルがきっかけでリズムのいい攻撃もできた。まぁ、ホンジュラスのDFは○○だったけど…とりあえず実戦でこういうものを見せられるかが重要だし、私は喜んでいます。もちろん失点のカタチを考えれば今後修正すべき点はある。でも、サイドの選手の責任だけではないし(てか、実は三都主の評価が最近少し上がってきている…。まぁ代わりがいないというのはあるけど)、こういう運動能力を活かしてオラオラ突っ込んでくる相手にボール回しをどうするかとか、その修正を見てみたい。てことはやはり本番までに最低あと一回は中南米とかアフリカのチームとやってみたいものだ。次はラトビアとウクライナ…まぁ勝ち負けそれ自体はそこまで気にせず。実際日本にとってはイングランドとかより嫌な相手だろうし。P.S今初めてジーコの前日会見を読んだけど、ジーコは「集中の切れから来るミスをいかに失くすか」をテーマにやっていたのね。それは完全に落第点だったけど、むしろわかり安すぎるくらい落第だったならかえっていい。次頑張ってくれ。
2005.09.07
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1日の入場者数表私達が行ったのは9月3日。約25万人(最高記録)てなわけで萎えました。
2005.09.05
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今夜から車で(今更)愛☆地球博に行ってきます。日記もようやく再び軌道に乗ってきたのですが、まぁ仕方ないです。弁当は…買っちゃいけないんでしたっけ?
2005.09.02
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以前書いた通り、初めて甲子園に行って来た。神戸、大阪、京都を巡るまる2日の観光の1プログラムという位置づけだったので、観戦したのは一試合、準々決勝の京都外大西-樟南だけだったが。甲子園という球場は見るだけでいろんな感銘を受ける球場である。いくらきれいに整えられているとはいっても、ツタの緑色だけでもこの球場の伝統を表している。2008年にも改修されるが、ツタはそのままにする計画だそうだ。立地にしても、目の前に高速があるのはどうかと思うが(笑)、阪神電車の目の前であり、住宅地の中に球場が自然と聳え立つ。よくサッカーでこんなスタジアムが欲しいと思うことがあるけれども、昔だから出来たことなのだろうし、街や住宅地や球場が一体となって潜り抜けてきた歴史があるからこんなものができるのだろう(おそらく今無理やりこういう施設を作ろうとしても、住民の反対に遭うのが関の山だ)。欧州でもこんな雰囲気と立地は、(何箇所も巡ったわけではないが)ハイバリーくらいしか私は知らない。野球を知らない欧州人から見ても、この球場は何かしらの感銘を受けるのではないかとすら思う。高校野球があれだけの感動を生むのも、それだけの歴史があってのことなのは今更というものだ。さて、ここから本題なのだが、こういった伝統が生み出す感動も、甲子園の持つ未来への不安を加味すると複雑な心境になる。実際観戦して改めて思ったが、あの猛暑の中で何試合も行うのはやはり異常そのものだ。今大会も好投手は何人も出てきたが、彼らのどれだけがプロで今の力を伸ばすことができるのかはわからない。こうしたシステムについて、高校サッカーみたいに「準々決勝以降を期間を空けて行う」案はいいと思う。とりあえず夏の甲子園を2部構成にして、3回戦までを2週間くらいでこなし、その後で阪神戦を何試合かこなす。2週間後くらいに準々決勝からの3試合を1週間かけて行えば、多分中2日でこなせるので負担はかなり減る。プロ野球も1週間くらいなら空けられるはずだ、ということだ。かといって、このシステムなら大丈夫かといえばそうも思わない。結局真夏のデーゲームは変わらないわけだし、予選の日程も考える必要がある。そしてそれよりももっと肝心だと私が考えることがある。それは「1人の投手に全てを任せる」チームが多い今の構造である。当然ながらトーナメントは他がいかに駄目であろうが、絶対的なエースが1人いるチームが勝ち抜きやすい。甲子園に出てくるチームもレベルが一個上がるだけでやはりそんなチームが多数派だ。それでも何とか大会中に1試合だけ休ませる監督もいないわけではない。ただし、肩は連投で酷使しても壊れるのだが、1試合であまりに多く投げても壊れるものだということを忘れてはいまいか。メジャーリーグ系の、スカウトか誰か忘れたが、「1試合でも150球以上投げた投手は肩が壊れる危険性が高くなるから、メジャーはそういう投手はあまり獲らない」と言っているのを聞いたことがある。もしそうだとすると、高校時代から投げまくり(鹿児島実業ととんでもない死闘もやった)、プロでも西武で150球以上を何度も投げている松坂は危険ラインだし、上原もそうとは言い切れない。松坂については敬遠し始めたスカウトもいるらしい。確かに、松坂の肩の調子は年々おかしくなっている雰囲気がある。そう考えると、甲子園を始めとする高校野球では、もし投手を壊さないようにするには「何が何でも完投」を止めさせるシステムを作らないといけない。複数の投手を育てさせるようにするとか、極端な話「120球を越えたら投手は交代しなければならない」くらいのルールを持ってくるとかしない限りは危険は減らないことになる。こうしたルールはいろいろ作ればそれだけ感動が色あせる危険性もないとは言えない。ただ、私も目の前で見てきた「感動」が「未来」を覆い隠したまま80年が経ってしまったのは間違いない。あと何年、それとも永遠にこの「未来」は覆い隠すままなのだろうか。P.S世間はやはり大阪桐蔭の155キロのエース、辻内に注目が集まっていたが、彼も準決勝まででかなりの酷使をしていた。今のままでは寺原の匂いがして怖い。私は3回戦くらいから毎試合3~5回から出てきて最後まで投げていた京都外大西の1年生、本田くん(新聞では本田大魔神と言われていた。何か阪神初期の中込を思わせる雰囲気があった)に期待したい。とはいえ、来年以降、他の投手と同じように投げさせられたら意味はないのだが…P.S 2甲子園の戦い、というかトーナメント戦の怖さは、攻撃でなく守備のミスが負けに繋がることだ。私の見た試合も、両チームで拙攻はいくらでもあったのだが、樟南の投手のスクイズ時の失策(記録は安打)が試合の全てを決めてしまった。制球は非常に良い彼(私というか一緒にいた友人が絶賛していたのだが)も、野球はこれで終わりではない。またどこかで見たいものである。
2005.09.02
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