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本日のワインは、小城プチ・ヴェルド2009年、生産者はスズラン酒造さんです。召し上がれ、と書かれたエチケッタは黒主体でとても格好のよいデザインなんですが、写真に写って葡萄の世話をしている人、地元のおばちゃんなんですよね(笑)。さて、感想です。エッジはまだ赤紫、暗い色合いながら透明感のあるルビー色。グラスからの香りは濃厚そうなインクや墨汁、そしてスミレっぽい香り。よく香っています。口に含むとグラスからの香りよりもあっさり目、野生のグミや木の実、ブルーベリーの果実味など、他には赤胡椒、土っぽさや塩分系のミネラル。味わいはまず渋みを感じますが、果実味ときれいな酸がそれに追いついてくる感じです。中盤からまったりとした重厚感も出てくるものの、複雑さがもうちょっと欲しかったかな。
2014.02.23
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本日のワインは、レ・セッレ・ヌォーヴェ2010年、生産者はオルネライア、彼のオルネライアのセカンドワインとなります。それにしても、あんなに好きだったオルネライア。ボトル単位では10年位飲んでいない、と思います。丁度、モンダヴィ&フレスコバルディによる買収あたりからでしょうか。すっかりブランド戦略により庶民では買えない価格になってしまいました。それ以来、フレスコバルディも買ってないです。さて、感想です。グラスからは、ハーブっぽいバニラ香、それに通常の黒果実系の香りが漂ってきます。でも、口に含むと、ブラックベリーやブラックカラント、プルーン等の黒果実に熟れた、いやコンポートに近い洋ナシ、ハーブ、リコリス、オレンジピール、ミックススパイスにドライフラワー等の複雑な香りがするではありませんか。旨味はしっかり、口当たりはベルベット、酸はとてもキュートで、こりゃ美味しいわ。昔飲んだオルネライア、濃すぎずとてもエレガントなりりた♂の好きなオルネライアに近いレベルにまで上がっているのではないかと思います。やはり10年も経つと、レ・セッレ・ヌォーヴェもグッと良くなってきていますね。
2014.02.18
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本日のワインは、コステ・デッラ・セシア・ネッビオーロ2010年、生産者はアントニオーロです。コステ・デッラ・セシアD.O.C.ってあまり聞きませんが、同生産者のガッティナーラは大変美味しく頂いた覚えがあります。(コスパも良かった・・・記憶)さて、感想です。暗めのガーネット色、ネッビオーロらしく透明感は高いです。グラスからの香りは青インク、それからちょっとバラっぽい花の香り。口に含むと、マラスキーノチェリー、アメリカンチェリー、アプリコットに生のザクロ、赤系果実のピュアな果実味を感じます。余韻は中程度だけれど、舌の上にキュートな酸を伴ったちょこっとした甘さは、何故か梅ガムを連想させられるのが面白いですね。
2014.02.16
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本日のワインは、ロザート2009年、生産者はリ・ヴェーリです。プーリア州のワインで、人口2万人の知る人ぞ知るグルメな村、チェーリエ・メッサーピカの名店チーブスでおすすめのワインを頼んだら、ここのパッサマンテ2004が出てきました。とても美味しくて、料理に合っていました。それ以来、日本で見かけたら飲んでいるワイナリーです。これは地元の近くのスーパーで見つけました。安かった(896円)・・・。さて、感想です。鮮やかな紅茶色、すこし薄レンガ色がかっています。果実味はプラム、洋ナシ、桜桃に柿。鉄というか錆っぽい香り、そして色と同様少し紅茶っぽいニュアンスがあります。少しの枯れ感もありますがこの価格なら上等でしょう。それにしても、30%OFFのシール、エチケッタの上に貼って欲しくないなぁ(笑)。
2014.02.12
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本日のワインはシャトー・ダルマイヤック1999年、フランスはボルドー5級ワインです。カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フランが使われていますが、詳しいセパージュは知りません。キャップシールを外すとコルクから少し水(ワイン?)が染み出ています。熱劣化?少しコルクが痩せている感じがします。さて、感想です。エッジに赤茶色が入った濃いガーネット。グラスからはちょっと湿った苔のような香りがします。口に含むと、オレンジ、ネーブル、青りんごと柑橘の酸を感じるような果実味。それに腐葉土や落ち葉のような熟成からくる香りがします。酸は強いのだけど完全に落ち着いたというか、ちょっと勢いがなくなった感じがします。タンニンも細かくなった・・・というよりも、溶け込んで存在感が希薄になっている感じです。全体的にちょっとピークが過ぎたかな、という気もしていたのですが1~2時間経つとだんだんと生のプルーンやプラムのような香りにラテっぽいクリーミーな香りが立ってきて、最後はまずまず美味しく飲めました。
2014.02.10
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本日のワインは、ソーヴィニョン・ブラン2013年、生産者はニースリングホフで南アフリカの生産者です。リリタ♀のお土産ワイン2種類目となります。ニースリングホフはこれ以外にもベースラインのソーヴィニョンブランを造っており、こちらはシングルヴィンヤード分ということでちょっと上位のワインとなっています。(と言っても500円と700円位の差だったとのことです(笑))さて、感想です。グリーン&グレーがかったライトイエロー。グラスからは、白い花、素朴な草花の香りが漂ってきます。口に含むと金柑、桜桃、蜂蜜レモン、パイナップル、ソーヴィニョン・ブランでも香り強く果実味が豊かなのは新世界の特徴のひとつなのでしょうか。オイリーでミネラル感もしっかりあり、さりとてどこか透明感もある味わい。現地価格とはいえ、これが千円しないワインとは・・・。
2014.02.09
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本日のワインは、マウルス2008年、生産者はヴィエ・ディ・ロマンスです。いうまでもないヴィエ・ディ・ロマンスの造る唯一の赤、メルロ100%です。※上級キュベのヴォースダイチャンプスは2003年モノ以来、出荷されていません。といってもこのワインもこれが最新。今年は2009が出るようですが。さて、感想です。ダークルビー色のグラスからは、すみれ、グミ、インク、カフェラテの香り。開栓直後からすごく香ってきます。口に含むと、生の熟したというかコンポートに近いすもも、それからブラックベリーな感じで、果実の完熟の甘味ニュアンスが満開です。また酸も果実味と完全な一体化、果実をそのままワインにしたような自然さを感じます。余韻は中程度だったですが、3千円しないワインであることを考えると充分。いま、ちょうど第一次の飲み頃を迎えているのではないでしょうか。
2014.02.02
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