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本日のワインはバルバレスコ・ガッリーナ1997年、生産者はラ・スピネッタです。今年(多分)最後のワインはちょっといいのを開けようとこれにしました。スピネッタが最初に生産した単一畑バルバレスコがこのヴィネート・ガッリーナです。ネッビオーロ100%。因みにガッリーナとはイタリア語で「鶏(にわとり)」の意です。さて、感想です。エッジがレンガ色がかった深めのルビー色。ネッビオーロにしては濃いです。グラスからはバニラ、ドライフルーツ、ペパーミントの香り。口に含むと、とにかく(やっぱり)ミックスドライフルーツ。杏、無花果、プルーンなどの香りが口蓋を支配します。クミンの様なスパイス香、重厚なエスプレッソ、コーヒー香もとてもいい感じですが、主役はやはり17年も経ったとは思えない凝縮した果実味だと思います。あと、タンニンが柔らかく暖かくなっており、その「うま味」が舌の上からどくどくと泉のごとく湧いてくる感じなのもいいですね。最近いろいろなお店で、スピネッタの高級ラインの(定価が高すぎるが、それからしたら)割引販売が目立ちます。大丈夫か?スピネッタ。ところでこのワイン、コルクがボロボロになってて上手く抜くことが出来ませんでした。たいていの場合は、細やかな欠片は落としながらも抜いていたのですが、今日はどうしようもなくなって瓶中に落とし込みました。今後はこのようなボトルも増えてくる(はず)なので、対策を考える必要がありそうです。今回は金属製の珈琲フィルターの素晴らしさを実感しました。(笑)それでは皆様、よいお年を。
2014.12.30
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本日のワインは、タウラージ2009年、生産者はフェウディ・ディ・サングレゴリオです。カンパーニャ州の貴品種アリアニコ100%で醸造されています。奇しくも前回のスプマンテと同じワイナリーですが、意図はありません、好きですけど。さて、感想です。全体的に紅紫をの押した濃いルビー色。グラスからは、セージなどの少し青っぽいハーブ、インク、白粉、バニラ。口に含むとプルーンやブルーベリー、黒スグリ等の果実味です。他にはやはり白胡椒系のスパイス、そしてナツメグのような東洋系香りも、そしてエスプレッソ等。まずまず美味しいのだけど、やはりちょっとブーケに単調さがあり、またタンニンはまだ大分と強く頑ななためあと数年は置いてた方が良かったな、と思います。ところで昨日は仕事納めの日でしたが、納会準備で16時頃宅配ピザ屋さんに注文済みのピザ取りに行きました。すると、店の前に駐車場があるのですが、そこに長テーブルが出され納品コントロール本部が設置されておりました。その前には出来上がったピザを納品先毎にスタックする重量棚が設置され、スタッフが沢山いる配送バイト君に次々に指示を出していました。まさに戦争状態です。ひょっとしたら1年で一番忙しい時期なのかな?
2014.12.27
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本日はドゥブル・グレコ・メトド・クラシコ・2009?です。普段スプマンテはあまり飲まないのですが、誕生日やらクリスマスのように泡ものを飲む!となると割とこのドゥブル・グリコを飲んでいます。2009年のクリスマスには2004を、2012年のクリスマスには2006を飲んでいます。今年のものはバックラベルにヴィンテージが書かれてありませんが、刻印等から2012年出荷が想像できるため、恐らく2009年モノだと思います。さて、感想です。泡は細やかで少しガス圧が高めに思います。グレーがかった少し濃い目のライトイエロー。グラスからは黄色の花、イースト、ハチミツレモン、金柑など。口に含むと黄桃、枇杷。熟した果実とラストの果皮の淡い苦味がいい感じにバランスとれています。例年よりトロピカルな印象が少し弱めかな?とも思いますが、ドライ過ぎず柔らかで果実そのもののほんのりした甘さ、華やかな香りをもっています。二千円台ではお買い得だと思います。
2014.12.24
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本日のワインはドゥトゥン2010年、生産者はヴィエ・ディ・ロマンスです。ソーヴィニョン・ブランとシャルドネが50%づつの混醸でヴィエ・ディ・ロマンスのトップワインとなります。さて、感想です。輝く黄金色。香りはすこし青っぽさもありますが、レモンやグレープフルーツ、白い花などの流石の複雑さ、口に含むと白桃やきんかんも。北っぽい冷涼な印象を持ちながらも種までもの完熟によるスパイス感やほっこり感(トロピカル感も!)も持ち合わせています。今回は、百貨店でいいオニオコゼがありましたのでアクアパッツァにして、このワインに合わせました。まんぞく、まんぞく。
2014.12.21
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本日はウイスキー、竹鶴17年です。例によってもう殆ど無いのでブログに記録しておきます。製造元は、今マッサン人気で売れて売れてしょうがない、ニッカです。大大大好きだった竹鶴12年が廃版になり、手に入らなくなって大分経ちました。スモーキーさやソルティさがあまり感じられなくなった代替え商品の竹鶴ピュアモルトは飲む気になれず、17年を買いましたがやっぱりすこし重い感じがします。まぁこれも十分に美味しいのですが2千円で買える、あの素晴らしいバランスを持っている12年の代わりにはなれないですもんね。続けて買うのはもう少し待って、色々試したいと思います。
2014.12.14
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本日のワインはカサノーヴァ・ヴェルメンティーノ2013年、生産者はラ・スピネッタです。スピネッタは元々ピエモンテ州のワイナリーですが、トスカーナ州のピサ南西30kmあまりの所にワイナリーを建造しサンジョベーゼのIGTやキャンティ、珍しい処ではコロリーノ100%なんかのワインも造っているようです。さて、感想です。グレー掛かったとても淡いライトイエロー。グラスからはラムネや白い花。口に含むと(あまり甘くない)レモネード、オレンジ、ビワ、少し青っぽさを残したラ・ルクチェ、香草。ミネラリーな切れ味がありながらも余韻は長く続きます。かなりオイリーなので白身魚のカルパッチョとかオイル系のパスタ、トマトソースもいいと思います。まさにイタリアンの為の白ワインですね。
2014.12.09
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本日のワインはサンクト・ヴァレンティン・ゲヴェルツトラミネール2012年、生産者はサン・ミケーレ・アッピアーノです。アルト・アディジェ州にある協同組合となります。造られるワインは、大きくクラッシック、セレクション、とこのサンクト・ヴァレンティンシリーズに分かれており、コチラのものが最上の畑からのワインです。当然、ゲヴェルツ100%となります。さて、感想です。グレー掛かったライトイエロー。グラスからは白い花、バニラ、トロピカルっぽい果実の中に若干青いニュアンスも感じられます。口に含むと黄桃、はちみつ、ライチ、マンゴスチン等の心地よい果実味。まず、甘さを感じオイリーさとフルーティーさが口蓋に溢れ、熟れたタンニンのスパイス感へと続いていきます。アフターは華やかな印象へと変化。いや、美味しいです。
2014.12.07
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本日のワインは、カベルネ・ソーヴィニョン・コレッツィオーネ・デ・マルキ1997年、生産者はイゾレ・エ・オレーナです。トスカーナ(というかキャンティ地区)の代表的な生産者の一つであると共に、りりたがワインを飲み始めた頃からの長~い付き合い(ワインとね)のあるワイナリーです。フラッグシップのチェパレッロ、甘口のヴィン・サントも素晴らしいけど一番お買い得なのはやはりノーマルなキャンティ・クラシコです。価格も手ごろなので見かけたら是非、買ってみて欲しいと思います。さて、感想です。グラスを傾けても向こうが全く透けて見えないほど暗く深いルビー色。14年を経て未だエッジには紅色が残っています。グラスからはバニラ、墨汁とスミレ。口に含むと、ブラックベリーが中心な黒果実、黒胡椒、セージ、バターなど。酸がそれなりにこなれてきており、タンニンも細かくエレガント。そんなで「ちょっと古酒」を感じますが、果実味はまだまだ元気な状態でした。
2014.12.03
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