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本日のワインは、バローロ・リゼルヴァ・コルダーナ2004年、生産者はテッレ デル バローロ協同組合です。激安銘酒シリーズ、税別2Kで2千年台屈指良年である2004のリゼルヴァです。安っ。ネッビオーロ100%。さて、感想です。茶色がかった暗めのガーネット色。グラスからはフレンチタラゴンのようなハーブ香、果実の皮、インク、セメダインの香り。少しビオっぽい還元香もあります。果実味は生のプラムやプルーンなど。そして赤胡椒等のスパイス、バニラ。全体を酸が支配していますが、果実味とタンニンはそこそこの厚みでバランスはぎりぎりOKかな。バローロの優良年のリゼルヴァという意味ではイマイチですが、2千円台前半の価格なら文句は言えない感じでしょうか。
2014.10.28
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本日のワインは、ロッソ・ディ・モンタルチーノ2009年、生産者はチェルバイオーナです。チェルバイオーナを初めて知ったのは2000年、高木幹太さんのイタリア銘醸ワイン案内という本を読んでから。その本ではブルネッロのセカンドとしてロッソは造らず混醸のIGTチェルバイオーナしか造って無いと書かれてました。造りだしたのは最近なんでしょうね。(ここ10年?)さて、感想です。ほんの僅かに小豆色がかったているガーネット色。グラスからはイチジク、カラメル、バニラ香、そして紅茶やほうじ茶のような焙煎香も。口に含むと、杏をはじめとするドライフルーツのバスケット、オレンジピール、インク、それからブルネッロらしい土っぽい香り。エレガントで、出汁っぽい旨味を感じます。それにしても、エチケッタカッコいいです。ブルネッロは同じ柄の白黒反転バージョンなのですが、ロッソの方がいいですね。
2014.10.24
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本日のワインは、ピエーレ・ソーヴィニョン2012年、生産者はヴィエ・ディ・ロマンスです。こちら、ステンレス熟成のソーヴィニョン・ブランで、イタリアのクローンを使っています。もう一つ、樽熟成のヴィエリスというワインがあるのですが、こちらは畑違いだけなくクローンもフランスの物を使っているそうです。でも、共通のヴィエ・ディ・ロマンス香があるのが、面白いですね。さて、感想です。グレーがかった淡いイエロー色。黄桃、グレープフルーツや青りんご。そしてトロピカルフルーツや洋梨、あんず、ビワなど色々な果実味があります。それから、ヴィエ・ディ・ロマンスの独特なハーブ香はいつもより少な目、普通のソーヴィニョン的な要素が強く感じます。でも、この芳醇さと厚みは流石ですね。
2014.10.21
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本日のワインは、ロッカメナ・デル・カルディナーレ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2006年、生産者はグルッポ・ヴィーニ・セレジオナティです。こちら、ブルネッロあり、タウラージあり、モンテプルチアーノ・タブルッツォありの広域生産者協同組合です。激安銘酒シリーズということで、とあるデパートで税別2千円で売っていました。安っ。さて感想です。エッジが少し茶色掛かった深めのルビー色。グラスからはタラゴンやデイルのスタンダード系ハーブ、そしてバニラ。口に含むと巨峰(←そのままやん)プルーン等の黒果実系、ブルネッロっぽい土、そして鉄分を感じます。それらを柔らかな樽香が取り巻いている感じですが、酸がかなりしっかりしており、あまり冷やしすぎると酸が立ちすぎると思います。ブルネッロさはしっかりあるので、税別2千円は上等でした。
2014.10.16
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本日のワインは、シャルドネ・フリッツァンテ・ヴェネトNV、生産者はヴァルパンテーナです。ヴェローナに本拠を持つ協同組合の様ですが、そのHPをみてもこのフリッツァンテは掲載されていませんでした。結構いろいろ作っているのですが、よっぽど裾もの?感想です。明るく淡いライトイエロー。泡は非常に細かく暫くたつと殆ど立っているようには見えません。(飲むとしっかり効いていますが)グラスからは、グレープフルーツの皮、ビワの香り。口に含むと先の香りに加え、蜂蜜(甘い訳でない)、ライム、そしてローズマリーやデイルのようなハーブ香。酸は柑橘系、かなりドライでサッパリした味わい。キンキンに冷やして飲むととても美味しい。千円台半ばちょっととしては上々でした。
2014.10.13
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本日のワインは、バルバレスコ・リゼルヴァ・テッラ・デイ・チェルティ2006年、生産者はロベルト・サロットです。激安銘酒シリーズ、税別1.5Kで2千年台屈指良年である2006のリゼルヴァです。安っ。ネッビオーロ100%。さて、感想です。全体的にレンガ色かかっているガーネット色、というかハイビスカス+ダージリンの中間的な色合い。グラスからはハーブ、そして少し焦げたようなバニラ香。口に含むと赤い果実群やスパイス、少し酸化鉄、それらをカカオやコーヒー等の香りが包み込んでいるような感じです。タンニンは強め・少し荒めで、繊細で複雑味をもつバルバレスコのイメージとちょっと違うのだけど、この厚みのある構成は2千円台前半でも十分OKな感じがします。
2014.10.12
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本日のワインはピニャコルッセ2006年、生産者はシルヴィオ・イエルマンです。フリウリ=ベネツィア・ジューリア州の土着品種ピニョーロ100%で造られています。イエルマンといえば、ドリームスやカポ・マルティーノ、ヴィンテージ・トゥニーナ等白ワインに定評がある生産者ですが、このワインの他に、ブラウフランキッシュ(フランコニア)とブラウブルグンダー(ピノ・ネロ)を使ったブラウ&ブラウ、ピノ・ネロ主体のレッドエンジェル・オン・ザ・ムーンライトを造っています。さて、感想です。エッジの紅紫がレンガ色の色調を帯び始めています。グラスからは、墨汁、松脂などハーブ香、そしてアミノ酸(?)な香り。果実味は小さな赤い果実系、湿った木、柔らかなスパイス、すり胡麻、ハーブ、ミントチョコレート。タンニンはビシッと細かく敷き詰められている感じ、でも舌触りはとても柔らかく感じます。北のワインらしい繊細さだと思います。
2014.10.04
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本日のワインは、ペルラート・デル・ボスコ2011年、生産者はトゥア・リータです。サンジョヴェーゼ75%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%のセパージュです。価格は、レディガフィやシラー、ジュスト・ディ・ノートリよりも安めなので低く見られがちだけど、こちらもトゥアリータにおけるサンジョベーゼ主体のフラッグシップです。さて、感想です。暗く深い色合いのルビー色。エッジもかなり暗めな紅紫色。グラスからは、洋ナシのタルトやコンポートのような甘い香り。口に含むと、ブラックベリーやブルーベリー、ダークチェリー、洋梨な果実味。加えてペパーミント、シナモンなどのハーブ香とスパイス、そしてカラメルを甘くパウダリーなチョコレートとココアが包み込んでいます。酸味はさわやかな青りんご系で結構強めなのにするっと飲めてしまう優しい舌触り。ホント、美味しいワインです。レディガフィになるかもしれない、トゥアリータのメルロ。こちらはこの夏訪れた時に、タンクの説明をしてくれるステファノ・フラスコッラさん。コチラはセラー。このあと、たっぷり色々・・・頂きました。
2014.10.01
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