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本日のワインはカベルネ・ソーヴィニョン2010年、生産者はテヌータ・レガレアリ、すなわちタスカ・ダルメリータです。前回の北カベに対して今回は南のカベルネ、シチリアにおける最大手(かな?)の生産者になります。さて、感想です。グラスから香ってくるのは、スパイシーな胡椒、そしてプラム。口に含んでも、やはりプラムな果実味は同様、他には黒スグリかな。クローブやシナモン、東洋系のスパイスなど主張が豊かなワインな印象。それを包み込む、ミルキーな、かつ濃厚なチョコレート。果実味は十分で酸味も強い、タンニンもしっかりしている、しっかりしすぎている。あと2年位後に放っておくのがいいように思う。あと1本は当分セラーの肥し(涙)。
2014.07.28
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本日のワインは、カベルネ・ソーヴィニョン1997年、生産者はダリオ・プリンチッチです。このワインすごく気に入っていて、これで3本目になりますが最後の一本となってしまいました。フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州のカベルネ・ソーヴィニョン100%となります。さて、感想です。深く暗いガーネット色だけど、エッジに紫色が見える若々しい色合いをしています。グラスからは、甘草やタラゴンなどのハーブ香、口に含むとインク・墨汁系、白胡椒のニュアンスと共にブラックカラント、赤スグリの王道的な果実味がするのは、同じフリウリでもグラヴナーやラディコンと方向性が全然違います。色合い程の若々しさは流石にない。緩やかな長い下り坂の中盤あたりになるのかな。古酒好きにはもう一歩という感じだけど、長い余韻のあと味に響くようなこの酸味は今が最後のきらめきなのかな、とも思う。
2014.07.23
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本日のワインは、デジデリオ1999年、生産者はアヴィニョネージです。エチケッタの動物は?正解は正統ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナたるキアーナ牛です。ということで前回からキアーナつながりでした。メルロ85%、カベルネ・ソーヴィニョン15%。さて、感想です。エッジは小豆色。非常に濃い、向こうの見えないダークガーネット。墨汁のような香りをもち、むしろシラーに近いような印象をうける。流石にシラーで有名なコルトーナ産。口に含むと、柔らかく厚みを持っているけど、すこし単調な印象を受けるスタート。果実はブラックベリーはプルーン、複雑なスパイスの香りが全体を引き締めています。酸は大人しめですが、しっかりフィニッシュまで残るしたたかなもの、時間が経つにつれ、土やクチナシのような、そしてバラのような芳醇な香りが増してきました。まだまだ、元気なワインでした。今回のトスカーナ旅行において、アヴィニョネージは訪問予定、そしてキアーナ渓谷にIGPキアニーナ牛を食べに行ってきます!また、レポートします。
2014.07.04
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本日のワインは、ブラマソーレ2008年、生産者はラ・ブラチェスカ(アンティノリ)です。トスカーナにおけるシラーの銘醸地コルトーナで作られたシラー100%のワインです。コチラのワイナリーはモンテプルチャーノにも畑を持っており、素晴らしいヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノを造っています。さて、感想です。シラーらしいとても濃厚なルビー色、エッジは赤紫をしています。グラスからはミルク、インク、放牧系のハーブの香りがしますが、全体的にとても柔らかいタッチの香りとなっています。口に含むと、ブラックカラントやブラックベリー等の黒果実が満開。黒コショウや炭の香り、全体をカカオやチョコレートで覆われています。しっかりとした構成ですが、飲み口はとてもシルキーでエレガントさを持っています。さてコルトーナといえばキアーナ渓谷。キアーナ渓谷といえば有名なアレですね。次回はそれにちなんだワインを。
2014.07.01
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