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こういった大勢の知らない人の集まりがあまり好きではないわたしですが、
いつまでもそうも言ってはいられないので、
時々は行ってみることにします。
帰りは 誰かが送ってくれる
って言うし。
場所は 「アフリカ地区」
と呼ばれるところの大きなピッツェリアで、
このあたりの道々にはアフリカの国の名前が付けられているのです。
ローマの中でもあまり行かない、
わたしにとってはなじみのない地区です。
インターネットで調べた地図を持って
バスで行ってみました。
噂では聞いていましたが
なんと 地下鉄B1線
の工事が行われていて、たまげました。
保険会社に勤めるファビオは
イタリア人にしてはとても真面目です。
イローナの方が身長が20cmくらい大きいという、
凸凹カップルです。
イタリアでは 女の子の方が背が高いカップル
をよく見かけます。
もっともイローナはドイツ人ですが。
結局集まったのは20人くらいだと思います。
わたしの隣に座ったのは
ファビオの幼なじみの彼女でコンゴ人の女の子。
一人で来ていたわたしを気遣って
(たいていがカップルで来ていたので)、
いろいろ話してくれました。
14歳の時からイタリアに住んでいるので
イタリア人のように話します。
コンゴはフランス語圏
なのであまり苦ではなかったそうです。
わたしと同年代ですが、
立派なことに大学を卒業していて(イタリアでは珍しい)、
今はIKEAの経理で働いていると言っていました。
向かいはイローナの今の仕事のボスであるM.B.。
彼女はいつもよくしゃべるしゃべる。
アクセントはおもいっきりアメリカ人のそれだし、
決して上手いと言えないイタリア語だけど、
しゃべりたいという欲望が前に出ているので、
相手にはきちんと伝わります。
とてもうらやましいです。
反対側の隣はファビオのお姉さんのマヌエラ。
ちょっとドジでかわいらしいので大好きです。
既に何度か会ったことがあります。
東南アジアへの新婚旅行にて、
タイのホテルの浴室ですべって転んで
頭を縫って入院し、 結局その人とは離婚した
ので
アジアを思い出すと悲しいそうです。
ドジ度はちょっとわたしに似てるかも。
みんながフライやらピッツァやらを食べ終えた頃に、店の電気が消えて、
ワム!の曲が音量最大で聞こえてきました。
「何だ?何だ?」と思っていると、ケーキの登場!
花火が刺さっています。
とっても楽しい演出です。
イローナも今月頭が誕生日だったので、
ファビオとイローナ、2人の前に 花火付きのケーキ
が置かれました。
わたしはイローナへはカラフルなストッキング、
ファビオへは「ロボ」とか「ジー」とか片仮名で書いてある
マジンガーZのトランクス
をあげました。
ファビオの家は三姉(兄)弟。
こうして友達同士で集う時にも三人とも揃うので
仲がいいなーといつも思います。
その一番上のお姉さんで、 ちょっとドジ
なマヌエラに、
家が近いので送ってもらいました。
ピッツェリアを出て車まで行くのに、
6歳下の弟のファビオに
「エンジンかからないと嫌だからとりあえず車まで付き合って」と言うのです。
お茶目でしょ。
その車で帰るのは2人だけなのに、
結局ファビオとイローナとマリーアの3人も
ぞろぞろマヌエラの車まで付いて行く羽目になりました。
無事にエンジンもかかったところで、金曜が土曜に変わったのでした。
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