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しかしながらこの日皮肉なことに嫌な前触れが。
レセプションのフランチェスコとメイドのアンナに話を聞いたところによると、
「お湯が出ない!」とか「なんだこのホテルは!」とか叫びながら、
部屋のドアを足で蹴っているポルトガル人の客
がいるというのです。
確かに叫び声が聞こえるし、
昨日から同じ階の他のお客様に迷惑をかけているというのです。
最悪。
わたしが これから行くのはポルトガル
なのです。
さて気を取り直して、早めではありましたが、
職場のシャトルバスに便乗して空港まで行きました。
リスボン経由ポルト行き、TAPポルトガル航空の845便に乗ります。
定刻通り午後6時40分発です。
リスボンに行くのは去年の4月に続いてこれで2度目です。
ところでまたまた嫌な感じ。
乗客にポルトガル人中年男性3人組がいて、大声で話したり笑ったり。
まるで日本人の 酔っぱらいオヤジ
のように、
わたしたち周りの乗客に不快な思いをさせているのです。
客室乗務員も嫌そうにしていましたが、
直接被害を与えているわけでもないので追い出すわけにもいきません。
この2件のせいでちょっと悪い予感というか、
ポルトガルに対するなんとなーくイヤーな感じが
わたしの中に入りこんできました。
ま、それでも旅のワクワク期待感には勝てません。
今回は飛行機に乗る前にちゃんと 酔い止め飲んだ
から大丈夫だし!
リスボンの空港は市の中心から車で20分ほど。
町中にある空港と言っても決して過言ではなく
着陸数十分前からリスボン市上空を飛び回ります。
こんなにも町の 中心地に近い空港
は他にないのでは?
(注)4ちゃんが昼間に撮ったリスボン空港
オレンジの街灯に彩られた夜のリスボンはとても美しく、
あまりに近いので空から見下ろしているという感じがしません。
まるで品川から東京駅に向かう新幹線の車窓から
東京の街をのぞいているような気さえします。
全長2キロ以上もある 4月25日橋
と、
手を広げた高さ100mのキリストの像 クリスト・レイ
が見えた時には、
一人なのに思わず「あ」と声をあげてしまいました。
それほどきれいなのです。
日中には4月25日橋とクリスト・レイはこんなふうに見えます。
(注)これは飛行機から撮った写真じゃないよ。
デパート、エル・コルテ・イングレスも見えます。電光掲示板の店の名前もいちいち読めてしまうくらい低空飛行です。
さてさてまったく酔いもせず空港に着きました。
あのポルトガル人3人組を含めた乗客のほとんどが ポルト
まで飛ぶらしく、
リスボンの空港で出口に向かう人はほとんどいません。
わたしは手荷物だけだったので
さっさと出口へ歩いていきました。
TAPの乗客なら無料の、市内行き空港バスに乗るためです。
しかし残念ながら旅行のローシーズンである今の季節は、
空港バスは9時に終わってしまったのでした。
空港の係員に「バスは?」と聞くと、
「あそこだよ」と普通の市内バスを教えてくれました。
言葉はイタリア語を スペイン語っぽくする
とポルトガル人に伝わります。
スペイン語っぽくするというのはよく
語尾にSを付ければいいだけ
といいますが、
それも言い得て妙です。
ただポルトガル人が話しているのを聞くと、
時々フランス語に聞こえないこともなくて、
こんな時に ラテン語から派生
したこれらの言語の共通性を
ひしひしと感じるわけです。
バスを レスタウラドーレス広場
で降り、
先にチェック・インしているはずの4ちゃんに電話をしてみました。
地図は持ってきていたのですが、
サイトをプリントアウトしたごくごくアバウトなものだったのです。
しかしながらまったく初めての土地というわけでもないので
ホテルはすぐに見付かり、4ちゃんとかすみに無事合流したのでした。
今回のホテルは リベルダーデ通り
(面してはいません)の
4つ星 リスボア・プラザ
。
仕事でお世話になっているおにいさんにとってもらいました。
予約係の人とあらかじめメールでやり取りしていたのですが、
ホテル業界の共通の知り合いがいたこともあって、
とてもいい部屋、いいい待遇にしてもらえました。
ただでさえ特別料金だったのに…。
部屋は障害者設備のあるゆったりした広い部屋。
テレビはNHKもイタリアのRAI1も入っているし、
バスルームの アメニティも充実
しています。
VIPサービスの ポルトワイン
も部屋に入れてあって、
リスボン1泊目の夜、乾杯!でした。
夕飯はカテドラル方面に坂を上っていき、
昼に2人が食べたところの隣のお店へ行ってみました。
10時過ぎていたけれど、
サッカーを見ている地元のお客さん
がまだちらほらいました。
海の幸のリゾット
、いろいろな 魚のグリル
、デザートを頼みました。
ポルトガル料理は日本料理に似ているのでとにかく食べるものに困りません。
イタリア料理のように飽きる、ということがないと思います。
食い倒れの旅になりそうです。
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