空港は小さくて拍子抜け。
ですが、街へ出るのは本当に分かりやすく、
地下鉄B線の終点Zlicín駅まで 市バスの100番 ですぐでした。
わたしは100番に乗りましたが、
この他にA線の終点Dejvická駅まで行く119番と、
B線の途中の駅Nové Butoviceまで行く179番というのがあります。
市バスなので チケットは26kc のが1枚だけ。
チケットを買うところも、バスの停留所表示もとても分かりやすく、
某FCO空港と違い、観光客に優しい街だと思いました。
その辺を歩いている人みんな英語話せます。

100番で着いたZlicín駅にはショッピングセンターがあって、
もちろんH&Mも入っているので、いつか来ようと心に決めました。
そこから地下鉄B線に乗ってAndel駅まで行きます。

ここから歩いてすぐのところに
予約したホテル La Boutique はありました。
住宅街にあるこぢんまりしたホテルで、
大したことはないのだけれど新しくてきれいです。
部屋はけっこう大きくてよかったです。
プラハの中心地からは外れたところにあるのですが、
それでも地下鉄で3、4駅の距離です。
頑張れば歩いても行けますし、他に路面電車もあります。
予約してくれたJくん、どうもありがとう！

ホテルでは、
先に来ていたヴェネツィアから来ていた友人Fと合流しました。
この日、本当は国立オペラ劇場で
モーツァルトの『魔笛』 を観たかったのですが、
わたしがホテルに着いたのが開演時間の19時だったので、
残念ながらあとちょっと少しのところで間に合いませんでした。
『魔笛』にはちょっとした思い入れがあり、
いつか観てみようと思っていたのです。
ローマではここのところ上演されていないみたいなのです。
本当に残念でした。
ごめんね、F。

さて、部屋にスーツケースを置いて、いよいよプラハ散策です。
地下鉄で街の中心の
Námesti Republiky（ 共和国広場 ）駅まで出てみました。
ここの駅には構内と Palladium という
近代的なショッピングセンターがつながっており、驚きの美しさです。

こんなにたくさんの店があるのならここに住みたいと思いました。
スタバ もあります。

Palladiumと共和国広場をはさんで
反対側にある 市民会館 はとても素敵です。
1911年に建てられたもので、
それ以前は歴代の王の宮廷があったところだそうです。
隣にはかつて火薬倉庫だった塔がそびえたち、

そこからStaromestské námesti( 旧市街広場 )まで延びる
Celetná通りは
ちょっとしたショッピングストリートです。
おみやげ屋さんが軒を連ねています。

旧市街広場に着くと、
串焼きとホットドッグ、ビールの屋台に並ぶ人で賑わっており、
とても楽しそうでした。
広場にはチェコの偉人 ヤン・フス の像とともに、
特設巨大テレビが置かれています。
EURO2008の試合を明日みんなで観るためなのでしょう。

夕食は、先々週ここを訪れていた友人アレクサンドラに勧められた
U Medvídku で取ることにしました。
土曜の午後ですからとても混んでいて、
オーダーをなかなか取ってくれません。
団体もいくつか入っていて、彼らの前では
アコーディオンとヴァイオリン弾きのねえちゃんが
民族衣装を着て演奏していました。

それを聴いていたら飽きませんでした。

わたしははじめにガーリックスープを頼みました。
メインは 豚肉のステーキ に付け合わせがフライドポテトです。

付け合せのビーツの西洋わさび味は癖になる味です。
にんにく もそのままでたっぷり。
ほとんど食べましたので臭いです、わたし。
F氏、スマン…。

（まだまだプラハの夜の話は続くのじゃ）