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何だか得した気分になって、それならこちらも、と
同行のF氏が行きたいと言っていた、
川の近くの 美術工芸館
にまで足を伸ばしました。
ここでも入口で、
この日だけ無料のチケットを配っているスタッフがたくさんいました。
「ボヘミアの美術と文化、1814~48年」という企画展をやっていて、
ウエストの細い結婚式の衣裳だの、
どこかにあった椅子だの
箪笥(って言わないのかな…)だの何だのがありました。
「美術工芸」ですので、
宮廷や貴族のお屋敷にあった
豪華な飾り付けの時計や置物が多いです。
この企画展は特に服飾史を勉強している人には
おもしろいのではないかと思いました。
とても古い建物を利用していて、建物自体がまさに美術品です。
建物を出た中庭ではサックスの4重奏が
デューク・エリントンのスタンダードをブカブカ演奏していて、
老いも若きもそれを楽しそうに眺めていました。
文化的国家
ってこういうのなんだろうな、と思いました。
日本ではどこの美術館に行っても入場料は高いし
(今となってはヨーロッパもそれに追い付いてきてはいます。
その点、王立美術館が無料のロンドンはありがたいです)、
その辺の公園で
無料のコンサートを楽しめるなんていうこともあまりありません。
たまにあっても催し物自体が少ないので人でいっぱい。
楽しむなんてどころじゃなくて辟易しちゃいます。
わたしはヨーロッパのこういうところが好きです。
日本には娯楽はたくさんあるけれど、
お金がたくさん必要で、どこに行っても混んでいて、
簡単に庶民がみんなで楽しめるという雰囲気がありません。
そこが違うと思います。
この日は特別に市内の美術館をつなぐ深夜バスも
複数便、頻繁に出ており(だからか空いている)、
移動にも困らないのです。
見えますかね、 MUSEUM NIGHT
と書いてあります。
わたしたちは地下鉄で帰りました。
もちろん地下鉄も0時過ぎても頻繁に出ていて、
イタリアと違って危険ではないのです。
若いカップルや親子連れ、女の子だけのグループも、
そしてもちろん観光客らしき人たちも移動しています。
さらに驚いたのが、こんなに遅いのに、
地下鉄駅の窓口が営業していることです。
思わず2人して写真を撮ってしまいました。
左上の時計が確かに0時半
を示しています。
(注*それでも普通は日本人の女の子だけの観光客が
夜中に出歩くことは危ないです。
わたしたちは超危険な国イタリアから来たので
免疫があるということを忘れないで下さい。)
それから一つだけ気になったのが、
ハンガリーのブダペストもそうでしたが、
駅のエスカレーターがめちゃめちゃ速い
ことです。
なぜでしょう。
日本でこんな速さだったらすぐにクレームが来てしまうでしょう。
しかしながらここではじいさんもばあさんもガキんちょも、
ほいっと平気で乗っています。
慣れってすごい。
駅前の ケンタッキーフライドチキン
に立ち寄りました。
イタリアにはないんです!
ポテトと頼んだらフライドポテトではなく マッシュポテト
が来ました。
ホテルに着いてから気付いたので
少し食べただけで泣く泣く捨てました。
あーケンタッキーのフライドポテトが食べたい!
無知と無礼を承知で書きます。
東欧の国々ってひらけていないというイメージがわたしにはありました。
しかしながらイタリアの方がよっぽど世界におくれを取っています
(それがイタリアのいいところなのかもしれませんが)。
ブダペストに行った時も思いましたが、プラハもそうです。
とても便利な国です。
もちろん住んでみないと分かりませんが、
生活に不自由を感じない国だと思います。
日本とあまり変わらない生活ができると思います。
まあ、これがいいか悪いかは賛否両論なのでしょうが、
とにかくイタリアとそれ以外のヨーロッパの国を旅すれば、
何となくわたしの言いたいことが分かって頂けると思います。
共産政権崩壊後、多くの外資系企業が容易に流入できたのでしょうか。
TESCO
などのスーパーや
ケンタッキー、マクドナルド
などのファーストフード、
Marks & Spencer
などのデパートが街にあふれていました。
では共産政権下ではどうだったのかというのも知りたくはあります。
何もなかったのかなあ。
こんなわたしたちの「プラハの夜」、
同行の友人 Fの日記
もぜひご覧下さい。
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