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今日、書店で手にとってみて、面白そうだったので買ってきました。クリエイティブアカウンティングに関する本です。日本コーリンやエンロンのような毒キノコを食らってしまうと、せっかくの複利の威力が激減してしまいますので、この手の会計操作を見抜くスキルは、投資家にとって有益なものではないかと思います。なので、この本を読んでそのようなスキルを身につけることができればと思います。特に私の投資対象は、EPSが毎期着実に増加していくような成長株が中心ですので、会社に何か問題が発生した場合、経営者には会計操作で利益を膨らませようとするモチベーションが働きやすいのではないかと思います。気をつけたいところです。
2004.11.28
4502 武田薬品工業4668 明光ネットワークジャパン4703 住商オートリース4724 シチエ6418 日本金銭機械7296 エフシーシー7617 オオゼキ8683 テンプルトン・ドラゴン・ファンド8877 日本エスリード9944 インパクト217617 オオゼキを、売出しによる需給の崩れに乗じて、100株だけですが、2380円で買いました。下がったら下がったで、買い増しできるのでOKです。オオゼキの週足のチャートを見ていると、去年の3月頃は信じられないような捨て値で買えたみたいで、改めて当時の逆バブルぶりを実感しました。
2004.11.19
買い注文を発注して以来、オオゼキについていろいろ調べていましたが、どうもこれは只者ではないということが最近分かってきました。小売チェーンの効率化といえば、素人の私に思いつくのは、・規模のメリットを活用した一括大量仕入・卸を排除した直仕入・PB商品の開発などですが、オオゼキの場合、これとは真逆ともいえる個店主義を貫くことにより、結果として群を抜く効率経営を実現しているようです。例えば、お客さんが欲しいと言えば1個でも商品を仕入れるというようなことを行っているらしいです。(オオゼキではこれを客注と呼んでいる)これは一見採算が取れないように思えますが、お客さんは近隣の他店に無いからこそリクエストするわけであり、オオゼキにあって他店に無いという状況が続く限り、そのお客さんは継続してオオゼキの顧客であり続けるのです。創業者の佐藤会長は、客注の商品は売れ残ることがないと言っています。これもいわば逆転の発想で、なるほどと思いました。また、生鮮品は翌日の売場に持ち越さず、必ず売り切るという考え方も素晴らしいと思います。オオゼキと他の食品スーパーの貸借対照表を比較してみると、オオゼキの資産に占める棚卸資産の割合の小ささが分かりますが、これは上記の考え方が実践できている証だと思います。過去を遡って見ていくと、毎期確実に投資は営業CFの範囲内で行っており、在庫に対する考え方もそうですが、キャッシュフローを意識した経営を行っていることが分かります。オオゼキのいう個店主義を実現するためには、仕入れノウハウ(商品、数量の目利き)を持つバイヤーの育成が重要になってくると思いますが、この辺にオオゼキの強みがありそうです。株価は四季報の今期業績予想でPER13.6倍、新規に買うにはなんとも微妙で迷っているところです。一応PER12倍以下を買いの基準としているので。
2004.11.14
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