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「真の指導者を出でよ」 我が国には真の指導者が居ないのか。震災の復興もしかり農産物、生乳、水、土壌は原発の影響で国民の生活に深刻な影響が出ています。 こんな時期にペットボトル、トイレットぺーパ―の買い占めは慎んで下さい。そうした要請をしても国民の不安が解消できなければ、それは無理であろう。 今の日本にはこうした事態に対し、強力なリーダーシップを発揮する指導者がいないのだ。情けなく悲しいことであるが、これが日本の実態である。 菅政権にはこの国難の収束は無理であろう。まずは原発の復旧が急務であるが、しかし原発事故の状況は日を追って悪化の一途である。 東電も政府も現状を把握し、適切な対策をうつ能力がない証拠である。 誤報、情報開示の遅れ。これらが政府と東電の実態を明白に表している。 東京から情報を開示し、「認識してます」とか「そうした問題は確認してません」 そんな会見をしている枝野官房長官も東電も怠慢極まりないことである。 こうしたなかで原発の復旧作業者の劣悪な環境が顕かとなった。一日400カロリ-の食事を摂り、毛布1枚で過酷な状況下で懸命に働いているのだ。 こうした状態を菅総理は知っていたのか、知らなかったら指導者の資格はない。今頃になって人手不足で日当40万で避難作業に対し再募集をしていると新聞紙上をにぎわしている。まさに後手後手の対策であろう。 またアメリカからの原発支援要請を断ったり、フランスの専門家の派遣、原発事故に対応するロボットを含む、資材と救援計画を日本政府は拒否したと言う。 これは原発事故を過少に評価した菅総理の無能を示す問題である まさに危機管理能力の欠如を世界に宣伝したに等しい行為である。 昨日からブルトニュムの漏出が顕かとなり、フランス政府に救援を要請したとの報道があるが、恥のうわのりの繰り返しを世界に見せつけたのだ。 だがこの決断は正しいものであろう。世界に救援要請をし、その道の専門家の英知を結集し一日も早く原発事故の収束を図ることが、今の日本に課せられた緊急の課題である。最後に小沢一郎が国許の岩手に出かけ、菅総理の政策を痛烈に批判したそうだが、馬鹿な話である。 意見があるなら国難と言うべきこの事態に、同じ民主党の一員として率直に自分の考えを述べ話し合う、大人の対応こそが必要であろう。 馬鹿な国会議員は半分にし、霞が関の官僚も大幅に削減し、真に国民を思う議員を我々が見極める必要があろう。 そして真に指導者として優れた人材の現れることを切に願うものである。 まだまだ憤りが治まないが、今日はこの辺りでお仕舞とします。
Mar 29, 2011
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「菅総理辞任せよ」 菅総理、貴方は日本の総理ですか?国難と言える大震災、それに未だ終息の見えない原発事故。貴方はこれら対策に何処まで係っておられます。 我々国民から見たら貴方の存在が全く見えないのです。 対策や情報は枝野官房長に任せ、貴方は何をしているのですか? 総理とは日本のリーダーシップをとる最高責任者でしょう。その資質が全くない人ですね。 今の日本の対策は最悪のシナリオを想定し、それに対応すべき組織を作り機能させるべきことです。遣ったことは自民党の谷垣総裁を副総理にすべく話し合いをしただけですね。これは政権延命策ですね。 そんな事ではこの国難は解決できませんよ。原発に詳しい科学者を招集し、物流のプロを招集し、速やかに被災地に物資を送り込み被災者を守ることです。原発事故を東電にすべて任せている状況ですね。彼等は営利会社ですよ、だから情報を掩蔽し、ますます現場は混乱させ事態は悪化するばかりです。 思い切って国営にする、そして原発事故が一日も早く終息に向かうような対策本部を作り、そこに各専門家を本部に集め機能的に動かせる体制を作るべきでしょう。 菅政権下の枝野官房長は良くやっていますが、「ただちに口にしても心配はありません」等々の回答が多く何をとうしたら良いのか国民は全く分かりません。 この「ただち」とは日本語でどういう意味でしょうか。 また震災後、被災者は家を流され家族を失いながらも健気なに老人や子供、女性など弱者の救援活動に精をだしました。 そして「有難うございます」とお礼の言葉を述べていました。 また国民も略奪もせずに行儀良く並んで商品を買っておりました。 そうして国民を見た世界各国の人々は、日本という国を見直し讃辞を送ってくれました。世界の人々が「頑張れ日本」の言葉を発し、援助の手を差し伸べてくれました。だが政府の怠慢で日本は情報を掩蔽していると非難の言葉が出ています。 今こそ政府は原発事故は地震が原因ではなく、大津波によるものと世界に向かって表明すべきです。さらに情報を収集し現在の原発の状況をタイムリに世界に発信しましょう。それが日本の外交ではないでしょうか。 菅総理、貴方には何も打ち手がないのでしょうね、それは貴方が国のトップでないということです。リーダーシップなき貴方は一日も早く辞任して下さい。 それが我国にとって最良の道なのです。 肝に銘じて熟慮して下さい。
Mar 27, 2011
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「東日本大震災」 東日本大震災が発生してから、わたしは何も書く気が起こらずテレビの前に釘付けとなっておりました。襲いくる大津波の自然の驚異の前では人間がいかに小さな存在か実感しました。 家屋、自動車、船が奔流に次々と流され倒壊するさまは地獄絵を見ているようでした。その後に起こった原発の事故、被災に遭われた人々の胸中を思うと何も言葉がでません。 こんな未曾有の大災害に対する政府、東電の対応の不味には怒りが込み上げてきます。命懸けで原発を守る東電の五十人の人々が被曝を覚悟で必死で復旧作業を行っているというのに、テレビで説明する菅総理、東電関係者の緊迫のない様子は、まさに危機管理能力の欠如そのものを映しだしています。 東京は若干の被害はあったものの、西日本各地は健在でした。 何故、そうした各地から、復旧に必要な資材、機材、人材を速やかに送り込まないのか素人のわたしでも不思議に思いました。 そうした危機に民主党の幹部は何をしていたのか、担当大臣に任せきりで小沢一派も止めた前原前外務大臣も何を考えていたのでしよぅか。 宇宙人と異名された鳩や、無能な政治家はいりません。 家族を失い生活物資もない被災者、必死で原発を守る人々の思いを共有する心の痛みを感じなかったのか。被災者は悲しみを胸に秘め泣き言も言わず寒さに震いながら、必死で他人を労わり政府の救援を待っていたのです。 世界の人々は日本人の我慢強さに驚嘆し、讃辞の目で見ているのに、肝心の政府、東電の幹部は適切な情報開示もせずに「現場からの報告」説明するだけでどのようなプロセスで災害の復旧をするのか、被災者の方々や国民、世界になんの発信もせずに数日を空費し、あのロシヤからも我国の対応を非難されました。なんと情けない現状でしょうか。 我ら日本人のDNAは健在です、我慢をしつつ必ずや見事に復興をするでしょう。それが戦後の復興から不死鳥のように我国を蘇させたのです。 それは政府や国会議員なんぞでなく、我々、国民が一人ひとり努力した結果です。復興の槌音が響き被災者の方々が安心できる生活が出来たら、彼等に鉄槌を下しましょう。 菅総理、貴方に防護服を着用し、原発の電力が上手く稼働するか観る覚悟がありますか?それが一国の総理という者ですよ。
Mar 20, 2011
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「黄昏の末(6) 三人は閑にまかせ、昔話に花を咲かせた。 つまらない昔の女の話ではあるが、おいら達にとっては懐かしい思い出である。「もう一度、あの頃に帰りたいね」 宮ちゃんがぽつりと呟いた。「皆がそう想っているよ。・・・でも昔には帰れない」 山ちゃんが応じた。一瞬、店内に沈黙が漂った。三人とも分かっているのだ。「ああ・・遣りたいよ」 宮ちゃんが往事を偲ぶような大声をあげ、照れたようにピールを飲み干した。「そうだね、皆に隠れ女漁りに行ったら宮ちゃんもお忍びで来たよね」「そうそう、宋ちゃんが店に居て驚いたね。皆、よく遊んだよな」「北陸では穴兄弟になるしね」 また山ちゃんが口を挟んだ。「そうそう、あの時は誰が兄貴なんだろうね」 山ちゃんが、今頃になって不審そうにしている。「それは宮ちゃんだよ。あちらのお兄さんが未だ遊ぶと言ってましたよて、女がそう言うから、おれもその気になった。ようするに女に騙された訳だ」 おいらの言葉に山ちゃんが、「歳の功だね、宮ちゃん、宋さん、そして俺だね」と、締めくくった。 馬鹿話にいちだんつき熱燗を頼んだ。外は風が強まってきた感じだ。暖簾がばたばたと揺れている。「宋ちゃん、最近、おれは斎場に行ってきたよ」 ビールから熱燗にかえ、宮ちゃんが話題を変えた。「・・・」 「俺ん家の婆さんは九十五歳だ、もうそろそろ心構えをしなきゃあね」「そうか、もうそんな歳か」「最近は核家族だし、近所付き合いも希薄になったしね。それで家族葬にしょうと相談に行ってきたのさ」 宮ちゃんは屈託のない口調で告げた。「おれもね、時々、死を考えるよ。なんせ病持ちだからね」「そうだね、あんたは脳梗塞を患ったからね。その考えは分かるよ」 急に現実に引き戻す話題となった。「延命措置なんぞせずに、ぽっくりと逝きたいね」 山ちゃんが同意するようにおいらを見つめた。「おれの故郷は遠いから、家族葬なんかより直葬にしてもらいたいよ。誰にも内緒でさ、それに桜の木の根元に骨を埋める葬儀の方法もあるそうだ」 これはおいらの本音である。生まれ故郷より今の場所が長いのだ。従ってこちらには親戚がほとんどない、わざわざ知らせては相手は困惑するだろう。 だから自分の死を考えると真っ先に浮かぶことは葬儀のことであり、残された家族の心配であった。出来るだけ迷惑をかけなくあの世に逝く。「宋さん、分かるよ」 妻女を亡くした山ちゃんが納得顔で頷いた。 女の話から死後の話へ話題が変わっていた。三人とも内心では同じ悩みを抱えているのだ。 滾ような女への欲望と裏腹に死に対し、向かいあう自分が居るのだ。 恐怖ではなくどのように逝くかが問題なのだ。黄昏の末
Mar 11, 2011
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「まだ死ねないようです」 二月二十一日起床時、左足に奇妙な違和感を感じました。 足の小指と中指にかけて感覚が全くなく、その部分が欠落した感覚です。 可笑しいと思いつつ午後を迎えましたが、一向に改善の兆しがみえません。 過去に三度、脳梗塞を患い心配になり行きつけの病院に電話を入れました。「すぐに病院に来るよう」 担当医からお話があり、タクシで向かいました。 診察の結果、脳梗塞と診断されました。これで四度目となります。 午前に三時間、午後も三時間の点滴治療を二週間受け、昨日に退院の許可が出まして自宅に戻ってきました。またしぶとく生き残ったようです。 人間はなかなか死ねないようです。「黄昏の末」を書き始めたばかりで病気になるなど皮肉の感じもしますが、この病気を患い、物の見かたが変わりました。 病床にありながら、死と女のことしか脳裏に浮かばないとは、なんとスケベな病人かと苦笑いが浮かびました。 灰に埋まった熾火に、また火が点いたようです。 まずは近況報告まで・・・
Mar 8, 2011
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