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2日前の夜、気になって外したプラグがこれである。(写真1)ツーリングから帰ってきたあとで、黒い排気ガスと同じくプラグは左右とも真っ黒だ。CRキャブのニードルクリップ位置を左右とも上から2段目に替え、送られる混合気が薄くなったはずである。薄くなればくすぶりも解消しプラグの焼けも改善されるはずだ、と20kmの試乗から帰って外したプラグがこれである。(写真2)左のプラグが右シリンダである。わずかに右プラグが焼けている。試乗距離が少ないのでわかりにくい。さて、今日は早朝に試乗に出かけることにした。先日とほぼ同じコースをとったが、高速の割合を少し増やし、高速・下道半々くらいだった。5時半に出発、高速に入り帰ってきたのが7時45分、2時間15分で150kmを走ってきた。アクセルのツキは以前とあまり変わることはなく、快調に走ることができた。途中何度か急加速を試みる。急加速しながらバックミラーで排気ガスの情況を見る。車体にしがみつき前方も見なければいけないし、ミラーをじっと見つめることができない。あまり気にすることのないレベルだろうと思われた。まあ、黒煙は大丈夫だろうと早朝の冷気の中を快調に走る。3,000回転以下はトルクも少ないしエンジンがぎくしゃくするので、気持ちの良い3,500~4,500を多用して走る。しかし混合気が薄くなっているはずなのでエンジン音や振動に気を配りながら走る。今日の吉備高原はうっすらとした霧がかかり、まことに気持ちがよい。エンジン音や振動に大きな変化は感じられず2時間の試乗はあっという間に終わる。帰ってきてから早速プラグを外してみる。(写真3)今度は右のプラグが右シリンダだ。前回よりかなり改善したが、やはり左右プラグで少し焼け具合が違う。右の方がいいかんじだけど、もう少し焼けてもいいかなと思われる。あとはプラグの番手を下げてみるか。今8番が付いているけど7番にしてみたらどうなるだろう。写真1写真2写真3
2012.05.31
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次はCRキャブだ。CRキャブをばらすのは初めてである。通常ジェットニードルはキャブのピストンを外さなければ取れない。ピストンを外そうと左キャブのフタを外してみた。(写真1)おや、ニードルのクリップが見える。ストッパーをずらしニードルをピンセットでつまみ持ち上げるとあっさり出てきた。(写真2)長い!定規を当てるのを忘れたが10cmくらいはありそうだ。ピストンは外す必要がない。これなら簡単にニードルの位置を変えることができる。クリップを確認する。目の薄くなったオッサンには溝が見えにくい。目を凝らして見るとクリップを留める溝は7カ所あった。真ん中の上から4番目の溝で止まっていた。これを1段あげろってことか。目をこすりながらクリップを上げて上から3段目で留める。さて次は右のキャブだ。同じようにニードルを引っ張り出すと、あれ、上から3段目で止まってる。何で左右違うのだろう。セッティングでわざとこうしたのだろうか。悩みながら1段上げて、上から2段目にして組み込んだ。(写真3)左のクリップも右に合わせてさらに1段上げた。キャブのフタをしてエンジンをかけてみる。調子は良さそうであるが走ってみないと分からない。そこで夜ではあったが試乗に出かけた。遠出はできないが20kmほど回転を上げ気味に走ってみた。急加速で最初のころは黒煙を吐いていたが、次第に薄くなったような気がする。後方の車が照らすヘッドランプに映る排気がそのように見えたのである。帰ってきてプラグを外してみた。距離が短いのですぐには分からないが、少し焼けたようなプラグになっていた。いずれ高速を200kmほど走ってみよう。燃費も改善されるかもしれない。写真1写真2写真3
2012.05.30
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先日のツーリングの時、後を走るドカ氏が「急加速時BMWのマフラーからディーゼル並に黒煙を吐く」と言われた。帰ってプラグを外してみると真っ黒だった。走っているときにかぶるような状態ではないので何か他に原因があるのかと、修理したフジイにメールして尋ねてみた。フジイの返事は、1,点火時期の確認。2,キャブのニードルを1段あげて混合気を薄くしてみる、だった。そこで先日作業をしてみた。まず、点火時期である。めったに出番のないタイミングライトを取り出し、あてがってエンジンをかける。ン、何かおかしい。点火時期ではなくて、タイミングライトの動作がおかしい。いろいろやってみるけど時々しか発光しない。なんせかれこれ30年前のライトである。そろそろ寿命か。しかたなく原始的方法をとることにした。まず、オカメと言われる電装パーツを覆っているカバー(クランクケース先端のカバー)を外す。(写真1)上に見えるのがクランクシャフト先端に付いたオルタネータ。その下がカムシャフト先端に付いた進角装置。(写真2)ポイントはこの進角装置の奥にある。気になるのは周辺にオイルが付いていることだ。どこから漏れたのだろう。クランクシャフトのオイルシールからだと大事だ。プラグも外し、キャップを付けてシリンダの上に置く。スイッチをONにしクランクの先端にヘキサゴンレンチを付けて静かに回す。クランクケース左にある小穴のフタを取り、奥に見えるSマークを探す。Sマーク上の-印が小穴の真ん中に来たときが点火時期。果たして…プラグにパチンと火花が飛ぶ。ということは点火時期は合っている。ついでにポイントギャップを磨き、周辺のオイル汚れをクリーナで流してオカメを閉じる。その時オカメの内側に73の鋳込み発見。(写真3)このBMWは1974年型だから、その前年に作られた部品だ。BMWの部品には製造年の鋳込みがある部品が多い。写真1写真2写真3
2012.05.29
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TY50のオイルタンクを外した。中には赤いオイルが満タンになっている。表面は小さなサビや傷が所々にあるが、そう悪くはない。裏面はオイル汚れと錆がかなりある。さて、どうしたものか、サンドブラストで塗装を全て剥離するには根気がいりそうである。裏側の錆の多い所だけブラストをかけて、残りの塗装面はペーパーで地ならしをして黄色を塗ってしまおうか。それとも、磨いて終わりにするか。もう少し錆が多ければ剥離に決定なのだが....。何れにせよ塗装する事になるのだが、TRIAL50のデカールが上手く剥がす事ができるかどうかも問題である。まあ、ダメな時はまた、パソコンで作れば済む事だが....。
2012.05.28
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TY50のエアークリーナーボックスの塗装に掛かる。当初は黒色に塗装されていたのであろうが、オイルと錆で酷い状態になっている。ボックスは凸凹が多く、ナイロンディスクでは錆取りは難しいので、サンドブラストをする事にした。ビニールハウスの中で珪砂を吹き付けると、細かな所まで綺麗に仕上がった。後は、安物のブラックスプレーを吹いて乾燥。この後クリアーを吹けば完了である。塗装をすると見違えるように綺麗になる。BeforeAfter
2012.05.27
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5月23日快晴。氷ノ山ツーリングの幕が切って落とされた。朝はまだ肌寒いので、長袖シャツの上にフカフカのベストを着込み、その上からメッシュの夏用ライディングジャケットをはおり出発する。予定時刻の10分前に吉備SAに到着。既に藤さんが到着していた。途中で、昨日外した左ミラーのボルトが緩んだので、締め付けようと14ミリのスパナを取り出すが、ボルトは17ミリ。藤さんに借りる事にした。BMWの車載工具は大きな収納箱に入っている。まるで工具箱だ。ミラーの締め付けも終わったところで、福さんのモンスターが重低音を轟かせながらやって来た。強烈な音だ。3人揃ったところで、定刻出発。備前ICまで快適に走り、R2へ船坂峠を越えて兵庫県へ入る。このあたりを通るのは久しぶりだが、道路の狭さは昔と全然変わっていない。有年原でR373に入り千草川に沿って北上。河川改修のためにダンプの通行量が多い。川沿いのGSに寄ってBMWとドカに給油。上月でR179に入り、佐用方面へ。佐用でR373に入り、中国道を潜り更に北上。新緑が美しく気持ちが良い。再び岡山県に入り、大原でR429に入る。コーナーの続く日名倉峠を越えれば再び兵庫県の千草である。斉木口でR29通称若桜街道に入る。音水湖を過ぎたあたりから、気持ちの良い高速コーナーが続く。峠のトンネルは寒いの一言。トンネルを抜けると鳥取県である。若桜中学校でR462に入り10キロで氷ノ山到着。時刻は12時20分。何十年振りかに訪れた氷ノ山。記憶は全く無かった。丘の上に建つ天空のリゾート 高原の宿「氷太くん」でランチタイム。大きな食堂に客は我々3人だけ。オフシーズンとはいえ、大丈夫なのだろうか。こちらが心配してしまった。藤さんと福さんはカツカレー、私は四季彩弁当を注文。山菜が色とりどりで満足のランチであった。お腹が一杯になったところで、直ぐ上にある県立氷ノ山自然ふれあい館響の森に寄ってみる。子供向けに氷ノ山の自然を紹介する展示物などがあり、観察会などもやっているようだ。そこにライディングジャケット着た暑苦しそうなオジサンが3人どう見ても場違いだ。早々に退散して、R29まで戻り、若桜街道を鳥取方面へ、安井宿で若桜鉄道の阿部駅方面へ折れ、R482で隼駅に到着。スズキの隼乗りの聖地となっている駅舎でミーハーよろしく記念撮影。隼ではなくGSXであったが、そこはご愛嬌。鷹狩でR53を少し走り用瀬で直ぐにR462に入る。つづら折りのコーナーを抜けると県境の辰己峠だ。藤さんがそろそろガソリンも少なくなった頃ではないの。と声を掛ける。その通りであるGSを探さないと。峠を下ると恩原湖が見える。このあたりはまだ、木々の芽が芽吹いたばかりである。どうりで肌寒い訳だ。上斎原で給油を済ませる。何と L/22キロも走っている。R179通称奥津渓バイパスに入り、一気に院庄へ。院庄ICで中国縦貫道に入り、北房で岡山道と乗り継ぎ各自流れ解散となった。今回のツーリングは午後少し雲が広がったものの、午前中は晴天に恵まれ、新緑の中を気持ち良く走る事ができ、満足であった。それと全員無事故無違反。これが一番。ツーリングの様子は下記動画をご覧下さい。http://youtu.be/NMvIOGBuQL8高原の宿「氷太くん」駐車場にて自然ふれあい館響の森 本物の用に見えますがイノシシも木も全て模造です。隼駅で隼ならぬGSXで記念撮影
2012.05.24
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恒例のイベントもやっと終わったので、梅雨が来る前に今年最初のツーリングを計画しましたが、日にちが切迫して申し訳ありません。今回は、兵庫県の氷ノ山に行ってみたいと思います。奮ってのご参加をお待ちしています。記1.日 時 平成24年5月23日(水)2.集 合 山陽自動車道 吉備SA 午前8時30分 山陽自動車道 備前IC 午前9時3.行 程 山陽自動車道---備前IC---R2(上郡駅方面)---373---179(作用)---373(大原) 429---29(若桜中学)---482---氷ノ山4.連 絡 参加者はメールか電話下さい。5.その他 雨天中止。中止連絡は当日7時に行います。 今回は高速を使ったオンロードです。
2012.05.21
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最近日の出が早くなった。5時になるともう明るいし、お日様も上がってくる。久しぶりに早起きしてBMWを引っ張り出した。仕事前にプチッと走ってみた。近所のCB750K0オーナーを誘って出かけた。今日のコースは、足守から賀陽にぬける吉備高原広域農道と久しぶりに開通した豪渓を通る県道だ。立夏も過ぎて暑くなりそうなので、比較的薄着で出かけた。午前5時半K0氏とおちあい高速に入る。総社までは高速だ。薄着でもちょうど良い気温で、天気も快晴だし気持ちがよい。K0氏はなんと素手である。仕事柄冷たいのは慣れているらしいが・・・。総社からR429を北上し、空港を経て広域農道に入る。この道路は山の中を適当なカーブとアップダウンで賀陽まで約17km。以前はよく走っていたが、奥吉備街道を走るようになってからはしばらくご無沙汰だった。と、なんと寒い。薄着が裏目に出た。山の中はかなり気温が低い。賀陽から県道を下り豪渓で写真をパチリ。(写真1)秋の紅葉がきれいなところだが切り立った垂直な岩肌に朝日が映える。垂直な岩肌ゆえ、崖崩れでかなり長い間通行止めだったところ、道は狭いが通行できるようになっていた。薄い手袋のためカメラを持つ手が凍えそうであった。さすがにK0氏も寒そうだ。豪渓を抜け、岡山道の見延橋(76m高!)の下でまたパチリ。(写真2)上を通ることは多いが、下を通るのもまた久しぶり。総社まで出てくると気温も上がってきた。総社でモーニングコーヒーを飲みながらバイク談議。K0が美しい。(写真3)備中国分寺を横に見ながら倉敷ICから高速で自宅へ。120km、3時間のプチツーだった。写真1写真2写真3
2012.05.21
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ぼちぼち草刈りシーズンだ。梅雨の前に草の伸びること伸びること。冬の間しまっておいたHONDAの刈払機を引っ張り出し、草刈りの前に整備を行う。まずは刃を研ぎ直す。ダイヤモンドの円盤でチップを研ぐ。刈払機が3台あるので時間もかかる。以前買った2台の刈払機はもう13年経過している。グリップは割れてタイラップで留めている(写真1)し、ガソリンホースが固くなり折れそうだ。(写真2)先日いつものバイク屋(!)にパーツを注文。次の日にはほとんど揃った。ホンダのパーツ入荷は速い!今日はこれらを交換する。まずは固くなったホースを替える。固く黄色くなっているのがガソリンのリターン側のホース。(写真3)これが折れそうである。黒いホースはガソリンが行く側。これはそんなに固くなっていないのだが、ついでに交換した。また、グリップは大小の穴が開いていて、小さい穴は始動・停止の電気コードとアクセルワイヤが通る。大きい穴は刈払機のU字型のハンドルパイプに入る。刈払機といえども凝った作りだが、この大きい穴とゴム外側との厚みが少ないため割れるのだ。(写真4)ちなみに反対側のグリップゴムは中心部分に大きい穴が一つだけ。だから割れない。CRCを吹いてパイプに通す。これはバイクのグリップゴム交換と要領は一緒だ。そんなこんなで3台の刃研ぎ、2台のパーツ交換、ついでにチェンソー刃の目立て、4台の試運転をして作業は3時間で終了。写真1写真2写真3写真4
2012.05.18
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シャリィの調子がまた悪くなってきた。どうもエアーが少ないような感じがしたので、エレメントを外してみると調子が良い。装着する前にコンプレッサーで綺麗に掃除したのだが、長年の埃で詰まっているのかも、と思って、新品を注文した。比べてみると色が全然違う。やっぱり汚れていたのだ。
2012.05.16
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TY50を直している話しをしていたら、近所の写真屋さんが塗料を持ってきてくれた。数年前に家からお嫁に行ったTY175のレストアに使った余りだそうであるが、何とも大量にある。ウレタン塗料のシルバー系が5缶、プラサフとシンナーまで付いている。TY175のフレームなどを塗装する時に純正色に合わせようと5缶買い込んで混ぜて使ったそうである。完璧主義者だ。折角頂いたので、色合わせをしてみようかな、とも思うのだが全体がサビで元の色が良く分からない....。思わぬところで、塗料が手に入ったので、浮いた分部品代に回せそうである。
2012.05.12
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TY50からミクニのキャブを外してみた。中はどうなっているのだろうか。フロートチャンバーを分解すると、中は意外と綺麗。チャンバーの底にオイルが溜まっており、フロートやジェット類もオイルで濡れている。このオイルのお蔭でガソリン不純物の固着から免れたのであろう。しかし、キャブの中に何故オイルがあるのだろうか。混合仕様にしていて、キャブの中のガソリンだけが蒸発したのか。それともリードバルブ側から2ストオイルが流れ込んだのか。良く分からないが、この状態ならジェット類は洗浄のみで、交換しなくて済むだろう。
2012.05.10
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TY50のエアークリーナーを調べてみる事にした。クリーナーボックスを外すには、先にオイルタンクを外す必要がある。この頃のビスはプラスネジが多用されているので、錆び付いたネジはナメないように気を使う。クリーナーボックスの蓋を開けて、エレメントを取り出してみると、なんじゃこりゃー。腐ったスポンジにゴキブリの卵が付着しているではないか。当然スポンジはボロボロで変色している。スポンジを取り除いて、新しいスポンジをハサミで切ってプラスチックの骨組みに巻いてタイラップで留めて出来上がり。あっ。スポンジにオイルを染み込ませるのを忘れた。まあ、取り付ける時でも良いか。ゴキブリの卵付きエレメント新しいスポンジを巻いたエレメント
2012.05.09
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TY50のタンクの錆取りを行ったが、錆が酷かったために、完全には取り切れなかったので、内部をコーティングする事にした。POR-15 Fuel Tank Sealer100mlの缶を開けてみると、飴色の半透明の液体だった。何だかポリエステル樹脂のようだ。ガソリンコックの穴をビニールで塞いで、1缶丸ごと流し込む。タンクキャップを閉めて、上下左右にタンクを傾け全体に満遍なくシーラーが行き渡るようにする。時々、キャップを外して中を確認しながらコーティングして行く。100mlが丁度適量だったのか、ガソリンコックのビニールを外してもシーラーは出てこない。説明書によると4~5時間で硬化が始まり、24時間で完全に硬化するとあったが、このまま3日程放置して乾燥させる。タンクの中を触ってみると、シーラーがガッチリと張り付き、つるつるの表面になっているのが確認できた。藤さんが買ったPOR-15は銀色だったので、それを予想していたのだが、どうも成分が違うようだ。ネットではポリエステル樹脂でコーティングしている者もいるようだが、耐ガソリンに疑問があるとの記述もある。POR-15 Fuel Tank Sealerはタンク専用なので問題はないだろうが、ポリエステル樹脂でも問題が無いようなら持っていたのに....。POR-15 Fuel Tank Sealer飴色の液体だ。コーティングが終わったタンク。艶が出ている。
2012.05.08
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5月4日写真撮影を兼ねてTLM220Rの走行テストを行った。前日の天気予報では雨は心配ないようだったので、以前から気になっていたR53の県境付近にあるループ橋から山へ分け入る林道へ行ってみる事にした。午前5時30分、ボンゴフレンディーにバイクを搭載し、ループ橋へ向けて出発。時間を節約するために、山陽ICまで高速を利用。通勤割引で500円だ。山陽から湯郷を経て、奈義でR53に合流。何だか雲行きが怪しい。那岐山は雲に煙っている。ループ橋手前からとうとう雨が落ちだした。お目当ての林道入り口に到着するも、雨は止みそうもない。近くに奈義八景「屋敷の滝」の案内看板があったので、行ってみることにした。車で1Kmほど山道を登ると行き止まり。歩いて滝まで30m程だ。戦国時代の武将の屋敷跡ということで「屋敷の滝」と名付けられたようである。先日来から降った雨のせいか、水量も十分で見事であった。しかし、雨はまだ止まないので、菩提寺の大銀杏を見に行く事にした。樹齢900年と言われるイチョウの木は国の天然記念物に指定されており、県内最大の巨木である。さすがに大きい。枝から垂れ下がった気根は、鍾乳石のようだ。菩提寺の駐車場で朝ご飯のサンドイッチを食べながら雨が止むのを待つが、止まない。もう諦めた。奈義に下って、地元の人に場所を聞きながら数カ所写真撮影。折角の休み。これから帰るのも面白くない。西に行けば天気は回復するかもと、思い、R180で大佐山方面に向かうことにした。丁度正午に大佐山到着。しかし雨だ。車を駐めて少し待つと、雨がだんだんと止んできた。折角バイクを乗せて来たので、少し走ってみる事にした。思いキックを踏み降ろすとエンジンは一発で目覚めた。去年セローで走った千石林道を目指して山を登る。雨のためか林道はかなりぬかるんでいた。一寸気を抜くとタイヤが草や土にとられて転けそうになる。バイクは汚れるし、ズボンの裾は泥だらけになるし、やっぱり雨の日は乗るのは止めようと思った。林道終点近くのTさんの家にまた寄って台所で、1m50cmのヘビが卵を食べに台所に毎日やって来るので、東京育ちの奥さんが名前を付けている話しや、先日はそのヘビがテレビを見ていた話しなどを可笑しく承った。Tさんの家にはヘビの他にも、イノシシ、キツネ、タヌキ、イタチが毎日のように訪問するそうである。今回は、天気予報を念入りに見ていなかったために、バイクで走るよりは車のドライブの方が遥かに長かった。あ~あ晴れた日に乗りたい....。屋敷の滝菩提寺の大銀杏雨の千石林道にて
2012.05.05
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TY50のタンクの中が酷いサビだったので、まずサビ落としから始める事にした。大きめのナットを6ヶ放り込み水を入れてガラガラ。ゴロゴロ。ナットと一緒に壁面から剥がれたサビがポロポロ出てくる。剥がれたサビが一応おさまったところで、水洗いをして、燃料コックの取り付けネジをビニールで塞ぎ、針金と輪ゴムで留める。ゼファーのタンクの錆落としに使った後、ポリタンクに取っておいた花咲かGをキャップギリギリまで入れて蓋をして4日間ほど放置する。花咲かGは一度使っているので、処理時間を長めにしてみた。取り付けネジのビニールを外して、中の液をペットボトルにあけると、半透明の液は真っ黒に変色していた。水道水で洗い流し、キャップの穴からドライヤーを突っ込み強制乾燥を行う。乾いたところで、懐中電動でタンクの中を確認。サビが酷かったせいか、点サビが残っており、底の方はまだサビの塊が残っている。これ以上やるとタンクに穴が開く可能性があるので、錆取りは終了とする。後はコーティングで何とか誤魔化そう。アストロプロダクツにコーティング剤を買いに行ってみると、POR-15 Fuel Tank Sealerがあった。これは高価なものだが、0.8平方メートル2回塗り100ml入りの缶を見つけた。1,417円だ。一回使い切りなのでこれで十分である。錆取り前のタンク内。花咲かG処理後のタンク内。まだ、少しサビが見える。POR-15 Fuel Tank Sealer100ml
2012.05.02
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TLR200にシフトリンクを取り付けようと思って、TLM50のシフトリンクを外してみたものの、ピロボールが壊れていた。ピロボールだけを替える事も考えたが、リンク構造が異なるので更に取り付けするのに加工が必要である。これは中古を買った方が早いと思い、ヤフオクで探してみたら1ヶ出品されていた。入札で競って何とか落札する事ができたので、早速取る付ける事にした。北海道から届いたリンクは思った物より綺麗なものであったが、一応ピロボールとリンク部分にグリスアップして取り付けてみた。もとから付いていたシフトレバーはアルミの社外品であったため、リンクにセットすると、足が掛かりづらい。そこで、倉庫に仕舞ってあったTY125の部品取り車からシフトレバーを外して取り付けてみた。試乗してみると、今度は大丈夫である。鉄製なので少し重くなったが、仕方ないだろう。これで公道を走るのが楽になった。ヤフオクで落札した純正のシフトリンク装着したTY125のシフトレバーと外したアルミのシフトレバー
2012.05.01
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